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2024-06-19

先輩(49)の娘(21)が、大学卒業したら一般企業就職せずに夜職になるとか言ってるらしい

超売り手市場就活戦線

我々氷河期おじさんにはうらやましい限りだが

そんな就活事情異変が出ているらしい

twitterなどで夜職の華やかな生活をみる女性たちが増えて、キャバクラなどの夜職ブームになってるそうなんだ

生活に困っているとか就職が厳しいからでなく、憧れで夜職に行く人が多いらしい

先輩は一人娘が夜職になることをすごく落ち込んでた

仕事辞めるの怖い

仕事で疲れてて疲れた作業遅くなってまた残業してまた疲れてっていう負のループに入ってしまってたぶんもう1年半くらい経った

そんで本当に辞めたいんだけど辞めるのが怖くて辞められない

今は31歳で、残業賞与含めて年収600万強貰ってるんだけど運だけで受かった企業から同じくらい年収をもらえる企業につけるとは思えない

家も家賃補助なくなるからお金かかるようになるだろうし、実家はあるにはあるが田舎すぎてまともに就職口があるとは思えない

親は短期間なら頼れるが、そのほかに頼れる人はいない、つくる予定もない

一生独りで生きていくのにお金が足りないかもとか思うと辞めるのが怖い

でもこの仕事を一生続けていくのも怖い

いつか折れてしまいそう

清涼飲料水会社係長だけど左遷されるよ(コピー

【注:以下の文章は全てフィクション創作)です】

 子会社に出向してそこの課長になるけど、そのいきさつを説明するよ。守秘義務があって詳細は書けないから、わかりにくい説明になると思うけどごめんね。

 うちの会社は、商品の開発や製造以上に広報宣伝に主力を置いた会社なんだよね。自分で言うのもなんだけど、私は広報宣伝部門係長から出世コースに乗ってたんだよね。それで、つい直近までは、商品プロモーション活動の一環として楽曲タイアップ広告代理店に依頼してたよ。

 それにしても、広告代理店の人は優秀だね。どんな曲が作りたいですかってヒアリングを受けて以下のように要望を出したら、その通りの曲を作らせちゃうんだもん。

ターゲット10から20代の男女。

明るく楽しくポップな雰囲気で。具体的には、ホームパーティーBGMとして流すのに相応しい曲だとなお良し。

炭酸飲料炭酸感を、歌詞効果音さりげなく散りばめてほしい。

アメリカ発祥商品からアメリカイメージがあるといい。

露骨会社名や商品名が出るのは避けたい。タイアップとは関係なしに曲単体でも魅力のあるような曲にしてほしい。

アーティスト歌手)やレコード会社にはあまり詳しくないので任せる。

 完成した曲を受け取った時にはレコード会社の人と歌手に会えたよ。歌手はぱっと見でホストっぽい雰囲気の人だったけど、真面目で礼儀正しい好青年だったよ。事前に見ていた公式WebページとかYouTube動画雰囲気全然違ってギャップはあったけれども、要望通りの曲を作ってくれたのも納得だったね。

 それでそのままMVミュージックビデオ)はどうするかって話をしたよ。MVの作り方なんて全然からいから任せるつもりでいたけど、レコード会社の人から

基本的にはホームパーティーの場面をメインで行こうと思います

「そこでさりげなく御社炭酸飲料も入れていきます

衣装や小物などにも、御社イメージカラーを入れるつもりです」

とか言ってくれたよ。タイアップする当社への配慮完璧すぎて思わず苦笑いしちゃったけど、これなら全面的に任せて大丈夫だと思ったよ。

 完成したMVを社内プレゼンしたけど、評判はおおむね良好だったよ。ただ、嫌味を言う役の先輩から

大航海時代ちょっとイメージ悪いんじゃない? 大航海時代アメリカに到達した人たちがサルだか原人だかを使役しているみたいで悪趣味と思う人もいるんじゃないかな」

って言われたのは、今思うとターニングポイントだったけどね。でも当時は、曲を社内プレゼンした時に文句がなかったのだからさら蒸し返すなよ、としか思わなかったよ。だから

大航海時代舞台なのは曲の内容に沿っていると思いますけれどもね。それに、以前曲を聴いてもらった際は特に反対意見などなかったのですが、ここで曲の是非を問うのですか?」って反論したよ。そしたら先輩は、

「いや、曲はいいと思うんだけどね。ただ、歌詞のほんの一部にあるフレーズからサルみたいなのを登場させて、しかもメインに据えるのはちょっと違うんじゃないかなと思うよ」と言うと、会議が少しざわついたよ。

 でも、ざわついたのは先輩の発言に納得をしたからではなくて、「また、面倒ないちゃもんを付けたよ」などと多くの人が思ったからなんだけどね。会議なんて、何かを決める場ではなく、決まった事を確認する場なのは常識でしょ。決まった事を蒸し返すなんて普通ありえないでしょ。それで、上司たちが以下のようなことを言って、ようやく先輩は矛を収めたよ。

部長曲名からして大航海時代舞台から登場人物服装や振る舞いか征服イメージが付いてしまうのは仕方ないんじゃないかな。どうしたって血なまぐさい印象の拭えない時代だけれども、それを言ったら日本戦国時代だって同じようなものでしょ。それでも戦国武将は老若男女に人気のキャラクターなんだからいいでしょ。今でもドラマ化されたりして……ちょっと前だと家康だったよね? だから戦国武将と同じ時代を生きた大航海時代偉人だって、人気キャラクターとして扱うのに問題ないでしょ」

次長「いわゆるアンチだとか、うがった見方をする人はどうしても出るけど、こんなことまで気にしていたらきりがないですよ」

部長「今後のプロモーション活動スケジュールも決まっているから、ここであえてストップをかけたらそれこそイメージが悪くなるよ。コスト時間を余分にかければMVを作り直させることはできるけど、こんな些細なリスクを気にしてプロモーションを中断してイメージを悪くしたら本末転倒だよ。だから、もうこれでいこう」

 こんな感じでMVが社内で承認されたから、広告代理店レコード会社OKを伝えたよ。もちろん、先輩がいちゃもんを付けたようなことは伝えてないよ。社内でも評判だったとか、当たり障りのないことしか言ってないよ。

 それで予定された日にMV投稿されたけど、すぐに削除されることになったよ。原因はMV差別的な内容が含んでいるとのことで炎上たから。まさか先輩の言う通りになるとは思いもしなかったよ。まあこれも仕事かと思って戦後処理(?)をしていたけど、その翌日に部長から直々に呼び出されたよ。そこで部長に言われたのが、

「例のMVについてだが、当社としては事前に把握していなかったと発表することが決まった。その他のプロモーション活動は、人員を再度割り振って継続することにする。君はひとまずは待機してくれ。しばらくしたら今後のことを伝える」そう聞いて、全てのことに納得のできなかった私は、

曲作り最初から関わっておきながら知らんぷりはどうかと。当社としても謝罪文を出すべきです。そうした対応も私の仕事だと思いますが、なぜ人員の振り直しを?」と反論した。

MVに関しては広告代理店の計らいによってレコード会社が気を利かせてくれたよ。まあ、当社の立場を考えたら、つまりウチが金を出していることを考えたら当然のことだろう。この件に関しては決定済みだ。だからMVに関してはWebアップロードされるまで知らなかったと答えるように。絶対にだ。いいね

「……はい、わかりました」自分仕事全否定されたことと、知らなかったと嘘を付かなければならないことに衝撃を受けたよ。けれども、上司の指示に抗う術もなかったので従ったよ。

「わかってくれてありがとう。だが、社外への言い訳とは別に、社内の対応として担当者責任を負ってもらわなければならない。それもわかるね」

責任……ですか。わかりました」

(なんで私が責任を!? 会議の場で全会一致で決まったことなのに! 反対意見もあったけどそれに抗って積極的承認したのは部長じゃないですか!)

 そんなことを思ったよ。というより、今でもそう思っているけどね。まあ、それを口に出すつもりはなかったけどね。

 そして後日、部長から子会社出向の辞令を受けたよ。

「君には責任を負ってもらうとは言ったけど、つまり人事異動ってことだ。ちょうど君はプロジェクトから外れているから、手続きスムーズだ。異動先では管理職としての経験を積んでもらうけど、わかるよね?」

 部長からそう言われたよ。私がこのまま順調に広報宣伝部門係長を続けたとして、管理職になれる(課長に昇進できる)のは2~3年後のことだよ。だから部長の言う管理職ってのは、当社の管理職ではなくて子会社に出向してそこで管理職をやるってこと。それでも、子会社への出向とはいえ管理職になるなら栄転になるんだけどね。ただ一社を除いては。その会社は……

「……ボトルズですか?」

「そうだ。来月からボトルズへ出向してもらうよ。そこで君は課長だ」

 ボトルズとは自動販売機へのドリンク補充(ボトリング)を事業とする当社子会社通称名だよ。平均年収は当社グループの中で最も低いから、さらなる異名として「ボトムズ」とも呼ばれているよ。つまりは最底辺ボトム)の仕事ってことだね。そこでの課長仕事は、自動販売機補充員の管理。つまりエリアマネージャーみたいなものだよ。基本的エリアマネージャーたる課長自らが自動販売機に補充することはないと言われているけど、慢性的に補充員不足で課長自らが補充をしているといううわさもあるよ。そうなると勤務時間必然的に長くなるけど、悲しいことに課長管理職から超過勤務手当(残業代)が一切つかないんだよね。これもまた「ボトムズ」と言われる所以なんだよね。

 私は広報仕事を続けたかったのに。大卒後の就職先として広告代理店テレビ局といった大手メディア希望しており、それらの会社には落ちたけど、それでもなんとか清涼飲料水業界トップクラス広報に強い会社入社できたのに。入社して10年以上も広報担当として前線に立ち続けていたはずなのに。いったいどうしてボトリングなんかやる羽目になったんだ……。

清涼飲料水会社係長だけど左遷されるよ

【注:以下の文章は全てフィクション創作)です】


 子会社に出向してそこの課長になるけど、そのいきさつを説明するよ。守秘義務があって詳細は書けないから、わかりにくい説明になると思うけどごめんね。

 うちの会社は、商品の開発や製造以上に広報宣伝に主力を置いた会社なんだよね。自分で言うのもなんだけど、私は広報宣伝部門係長から出世コースに乗ってたんだよね。それで、つい直近までは、商品プロモーション活動の一環として楽曲タイアップ広告代理店に依頼してたよ。

 それにしても、広告代理店の人は優秀だね。どんな曲が作りたいですかってヒアリングを受けて以下のように要望を出したら、その通りの曲を作らせちゃうんだもん。

 完成した曲を受け取った時にはレコード会社の人と歌手に会えたよ。歌手はぱっと見でホストっぽい雰囲気の人だったけど、真面目で礼儀正しい好青年だったよ。事前に見ていた公式WebページとかYouTube動画雰囲気全然違ってギャップはあったけれども、要望通りの曲を作ってくれたのも納得だったね。

 それでそのままMVミュージックビデオ)はどうするかって話をしたよ。MVの作り方なんて全然からいから任せるつもりでいたけど、レコード会社の人から

基本的にはホームパーティーの場面をメインで行こうと思います

「そこでさりげなく御社炭酸飲料も入れていきます

衣装や小物などにも、御社イメージカラーを入れるつもりです」

とか言ってくれたよ。タイアップする当社への配慮完璧すぎて思わず苦笑いしちゃったけど、これなら全面的に任せて大丈夫だと思ったよ。

 完成したMVを社内プレゼンしたけど、評判はおおむね良好だったよ。ただ、嫌味を言う役の先輩から

大航海時代ちょっとイメージ悪いんじゃない? 大航海時代アメリカに到達した人たちがサルだか原人だかを使役しているみたいで悪趣味と思う人もいるんじゃないかな」

って言われたのは、今思うとターニングポイントだったけどね。でも当時は、曲を社内プレゼンした時に文句がなかったのだからさら蒸し返すなよ、としか思わなかったよ。だから

大航海時代舞台なのは曲の内容に沿っていると思いますけれどもね。それに、以前曲を聴いてもらった際は特に反対意見などなかったのですが、ここで曲の是非を問うのですか?」って反論したよ。そしたら先輩は、

「いや、曲はいいと思うんだけどね。ただ、歌詞のほんの一部にあるフレーズからサルみたいなのを登場させて、しかもメインに据えるのはちょっと違うんじゃないかなと思うよ」と言うと、会議が少しざわついたよ。

 でも、ざわついたのは先輩の発言に納得をしたからではなくて、「また、面倒ないちゃもんを付けたよ」などと多くの人が思ったからなんだけどね。会議なんて、何かを決める場ではなく、決まった事を確認する場なのは常識でしょ。決まった事を蒸し返すなんて普通ありえないでしょ。それで、上司たちが以下のようなことを言って、ようやく先輩は矛を収めたよ。

 こんな感じでMVが社内で承認されたから、広告代理店レコード会社OKを伝えたよ。もちろん、先輩がいちゃもんを付けたようなことは伝えてないよ。社内でも評判だったとか、当たり障りのないことしか言ってないよ。

 それで予定された日にMV投稿されたけど、すぐに削除されることになったよ。原因はMV差別的な内容が含んでいるとのことで炎上たから。まさか先輩の言う通りになるとは思いもしなかったよ。まあこれも仕事かと思って戦後処理(?)をしていたけど、その翌日に部長から直々に呼び出されたよ。そこで部長に言われたのが、

「例のMVについてだが、当社としては事前に把握していなかったと発表することが決まった。その他のプロモーション活動は、人員を再度割り振って継続することにする。君はひとまずは待機してくれ。しばらくしたら今後のことを伝える」そう聞いて、全てのことに納得のできなかった私は、

曲作り最初から関わっておきながら知らんぷりはどうかと。当社としても謝罪文を出すべきです。そうした対応も私の仕事だと思いますが、なぜ人員の振り直しを?」と反論した。

MVに関しては広告代理店の計らいによってレコード会社が気を利かせてくれたよ。まあ、当社の立場を考えたら、つまりウチが金を出していることを考えたら当然のことだろう。この件に関しては決定済みだ。だからMVに関してはWebアップロードされるまで知らなかったと答えるように。絶対にだ。いいね

「……はい、わかりました」自分仕事全否定されたことと、知らなかったと嘘を付かなければならないことに衝撃を受けたよ。けれども、上司の指示に抗う術もなかったので従ったよ。

「わかってくれてありがとう。だが、社外への言い訳とは別に、社内の対応として担当者責任を負ってもらわなければならない。それもわかるね」

責任……ですか。わかりました」

(なんで私が責任を!? 会議の場で全会一致で決まったことなのに! 反対意見もあったけどそれに抗って積極的承認したのは部長じゃないですか!)

 そんなことを思ったよ。というより、今でもそう思っているけどね。まあ、それを口に出すつもりはなかったけどね。

 そして後日、部長から子会社出向の辞令を受けたよ。

「君には責任を負ってもらうとは言ったけど、つまり人事異動ってことだ。ちょうど君はプロジェクトから外れているから、手続きスムーズだ。異動先では管理職としての経験を積んでもらうけど、わかるよね?」

 部長からそう言われたよ。私がこのまま順調に広報宣伝部門係長を続けたとして、管理職になれる(課長に昇進できる)のは2~3年後のことだよ。だから部長の言う管理職ってのは、当社の管理職ではなくて子会社に出向してそこで管理職をやるってこと。それでも、子会社への出向とはいえ管理職になるなら栄転になるんだけどね。ただ一社を除いては。その会社は……

「……ボトルズですか?」

「そうだ。来月からボトルズへ出向してもらうよ。そこで君は課長だ」

 ボトルズとは自動販売機へのドリンク補充(ボトリング)を事業とする当社子会社通称名だよ。平均年収は当社グループの中で最も低いから、さらなる異名として「ボトムズ」とも呼ばれているよ。つまりは最底辺ボトム)の仕事ってことだね。そこでの課長仕事は、自動販売機補充員の管理。つまりエリアマネージャーみたいなものだよ。基本的エリアマネージャーたる課長自らが自動販売機に補充することはないと言われているけど、慢性的に補充員不足で課長自らが補充をしているといううわさもあるよ。そうなると勤務時間必然的に長くなるけど、悲しいことに課長管理職から超過勤務手当(残業代)が一切つかないんだよね。これもまた「ボトムズ」と言われる所以なんだよね。

 私は広報仕事を続けたかったのに。大卒後の就職先として広告代理店テレビ局といった大手メディア希望しており、それらの会社には落ちたけど、それでもなんとか清涼飲料水業界トップクラス広報に強い会社入社できたのに。入社して10年以上も広報担当として前線に立ち続けていたはずなのに。いったいどうしてボトリングなんかやる羽目になったんだ……。

anond:20240618093503

1点だけ補足しますと、「東京大企業就職」するよりも「地方で全国レベル大企業本社待遇家賃補助以外の給与体系が東京同等)のところに就職」するほうが

可処分所得結婚可能性・人生設計・余剰リソース子育て難易度などのあらゆる面で東京のそれよりもQOL上回ります

市が会社名前とまるで一緒みたいになってたりするやつとか、電力や鉄道などのインフラの子会社じゃないとこが該当しま

2024-06-18

anond:20240618221717

そういう頑なに東京営業しない企業ってなんなのって思うが。

結局都民から就職場所奪ってるだけだろうに。

国益的に何のプラスもない

発達障害水泳平成不況リーマンショック、30代

・これは何か

私の半生を占める水泳と、それがその後の人生に及ぼした影響について整理するために書いた記録である

なお、当時は強いストレス下に置かれていたため、詳細を思い出せなくてぼんやりしている部分もある。

・なぜこれを書いているか

私は現在休職状態にあり、ADHDの診断を受けたところである

精神科に通いつつ、投薬とカウンセリング治療をおこなっている。

そしてカウンセリングを受けつつある今、自分がいまこうなっていることの底にはあまりに苦しかった水泳記憶があり、それを直視することは避けては通れない道ではないかと思ったからだ。

(先生に直接「直視しろ」と言われたわけではない。ただ、「あなた言葉あなた感情をひとことも説明しませんでしたね」、と言われ、その原因を自分で考えていたら、勝手にそこに行き着いたという話である)

正直に言えばそこに目を向けるのはめちゃくちゃ嫌で、前回のカウンセリングを受けてから2週間くらいメソメソメソメソメスティーソ泣いていたのだが、友達と遊んで少し息抜きをしたらちょっとした気づきと癒やしがあり、なんとか気力を振り絞れそうなので書いてみた。

水泳のこと

3歳から高校2年まで水泳をやっていた。

早いうちに才能を見出され、小学校1年か2年くらいでヘッドハンティングのような形で選手育成クラスに移った。

当時、肉体にすごく負荷を掛ける練習方法流行っていた時代だったから、シンプルに肉体的につらかった。スパルタが主流で、体罰は当たり前だった。

楽をしようものならコーチにも怒鳴られ叩かれ全員の前で吊し上げられた。そこまでは周りのみんなと条件は変わらないのだが、私の場合母親ほとんど毎日練習を見にきていて(それほどに熱心な親は他にはいなかった)、仮にコーチに怒られなくても、母親の目から見て私のパフォーマンスが悪ければ、そのことを帰りの車の中で詰められる日々だった。

行き帰りは車で母親に送迎してもらっていたが、車の助手席に乗り込むと母親の「今日練習について」の裁判が始まるので、毎日まるで犯罪を犯して法廷に立たされるみたいだった。キツい負荷の練習をこなしてやっと家に帰れるのに、すこしも安らいだ気分になれなかった。

でも、私は無理にでもやらせればやらせただけ、負荷をかければかけただけ、結果が出せてしまタイプ人間だった。

父親も叔母もスポーツ学生時代成功した経験があって、家系としても肉体的に優秀だったのだと思う。

それが母親成功体験になってしまい、尻を叩けば叩いただけ結果が出るという思い込みを強化したふしがおそらくあるんじゃないかと思う。

長期休みに入るたび、朝夕2回の練習では足りないと別のプールに連れて行かれ泳がされた。この習慣は我が家では「こそ練」と呼ばれていた。

ただでさえキツい練習をしてるので嫌だったが、嫌がれば母親から「速くなりたくないの?」と頷くまで詰められる。

こうやって追い込めば追い込むほど結果が出たので、母はどんどんエスカレートしていった。

極め付けはようやく出来始めた友人関係破壊されたことだった。

中学に上がると、小学生選手育成クラスから中学クラスに上がって、ここがジュニア女子選手としては一番上のクラスだった。その上に、高校生の男子さらにその上澄みだけが入る、一番練習ハードクラスがあった。

いま振り返ってみると、私はかなり発達障害的な特性のはっきり出た子どもであり、周りと関わるのがかなり下手だった。だから、キツい練習を何年も毎日一緒にこなしてきたというのにチームメイト連帯感を育めなくて、ずっと浮いていた。浮いているのに才能だけあったから、周りからすると目障りな子どもだっただろうと思う。選手育成クラスというだけあってそこそこ実力主義ではあるので、幸運にもいじめられこそしなかったが(あるいは特性上あまり他人に興味がなく嫌がらせに鈍感だっただけかもしれない)、やっぱり浮いていた。私は人生を通してずっと普通になりたい、と漠然と願ってきたが、その願いはこういう環境のなかで醸成されてきたように思う。

(ちなみに、当時どのくらい浮いていたかというと、なんか男子たちが私に話しかけるのを何かの罰ゲーム一種として扱っているな、と気づいたことがある程度には浮いていた)

けれど、ここで話の合う友達ができたことで、この一瞬だけ練習に行くのが楽しかった時期があった。

私はもともと才能があったので、中学生のクラスを受け持っていたコーチにも期待されていたし、たくさん話を聞いてもらえて、私自身もコーチのことを頼れる大人だと思っていたし、期待に応えたいと思っていた。信頼関係を築ける大人との出会いがここであった。だから、このクラスちゃんと私の記録は伸びていた。

だけど母はその伸びでは満足できなかった。

母にはいわゆる白雪姫の母コンプレックスみたいなものがあって、私が楽しそうにしていると不安になる性質だった。不安を感じやすく、その解消のために誰をどれだけ振り回しても良いと考える傾向があった。

私が楽しんで練習に行き始めた時、母は不満だった。私が苦しんでいないから、きっと負荷が足りないのだと考え、「娘の才能が無駄に消費されている!」と強く不安を感じたのだろうと思う。これでは速くなれない、と母は考えた。

そして、「上のクラスに上がりたいと言いなさい」と母は私に強要した。

私はかなり嫌がった。もともとジュニア女子が入れる中で一番上のクラスではあったし、せっかく話の合う友達ができたのに、その子たちと話せなくなってしまうことも嫌だった。先生の期待を裏切ってしまうことにもなる。すごく抵抗があったことは覚えている。

母は私に、「あん肥溜めみたいなクラスにいたら、あなたダメになってしまう」と言った。

嫌だった。泣いて抵抗した気がする。あまり覚えていない。でも、最終的には「上がりたい」と言わされた。コーチはショックを受けていたと思う。でも最終的には上のクラスコーチに頼んでくれて、私の(母の)要求は通った。

中学1年の女子高校生の男子クラスに入れられて泳ぐことになった。毎日階段をまともに降りられないくらいの筋肉痛になった。まわりはひと回り年の違う高校生の男子しかいないので、友達と話せる機会は減った。肉体の負荷は上がるのに、心の支えは何もなくなり、ただ苦しかったしつらかった。

私が苦しんだので、母の不安は解消された。

そして、精神とはうらはらに、私の肉体はそれに応えた。

実際に大幅に記録が伸びた。一緒に泳いでいた高校生の男子より私は上のタイムを叩き出し、彼らにもよく頑張ったと認められた。中2のころにはジュニアオリンピックで決勝に残り、関東中学で優勝し、全国でも10本の指には入った。国体にも県代表で選出された。県で私より速い選手はいなくて、私がベストを出せばその度に大会新記録、県の新記録だった。母はこのことについて、自分が尻を叩かなければ結果が出せなかったはずなので、自分の手柄だと考えた。

注意して欲しいのは、これらの成果を私自身もまた喜んでいたこである。才能や能力があると見做されることは、特性持ちの人間にとっては他人から受けるマイナス感情を弾く盾にもなる。母の手柄は、私を絞り上げ、苦しめて作り上げられたものであるが、同時に私を守るものでもあった。

あなたは結果で他人を黙らせなさい」というのが、母の持論だった。母は私のために、心を鬼にして私を苦しめていたはずである。叩けば結果が出ることがわかっていたのだから

この頃から試合合宿遠征先に行くと、夜中にこっそり抜け出して、当て所もなく歩き回るようになった。特に裏道や暗い道を選んで歩いた。いま考えると、間接的な自傷だったと思う。酷い目に遭いたかった。私という価値が一気になくなってしまうくらい、誰かに酷い目に遭わされたかった。母が守る『私』という価値と、それに伴う苦しみが分かちがたく結びついていたために、母の目の届かないところで地味な自傷行為に走っていたのだと思う。

体に傷を残すようなことはできなかった。そんなことをした日に母を襲う衝撃と、その衝撃の余波を受ける自分のことを考えたら、とてもではないが無理だった。

しかし、こういう無理は続かないものである。ほどなくして精神的に破綻して、泳げなくなった。中3の秋ごろだったように思う。喘息悪化させ、負荷のキツい練習から逃げ、最後は何か喚き散らして家に帰り、そこからしばらく練習に行けなくなったように思う。詳細は覚えていない。

だけど、そこで辞めるには水泳は私の人生で大き過ぎた。人生の大半を占める一大事業に等しかった。だからそこから高校2年の夏まで、通うスクールを変えて足掻きブランクを取り戻し、記録は少し伸びたし、インターハイにも出た。

ただ、大学受験に切り替えるならこの辺りがタイムリミットだった。結局、わたしはここで引退して受験に切り替えた。水泳のために自分学力よりかなり下の高校に行ったので、辞めてから予備校漬けになった。

受験勉強は圧倒的に楽だった。体の負荷も消えたし、学業自分特性から見ても結果の出しやすい分野だった。あまりにも結果が出やすくて、母も不安にはならなかった。躓きや苦しみも多少はあったが、水泳で受けたそれとは比べ物にならなかった。この時期、私と家族はかなり明るく過ごした。

大学には簡単合格した。願書を出した大学ほぼ全てに受かった。

とにかく家を出たかったので、その名目が立つ大学を選び進学した。

ここから水泳を辞めた後の話に入る。

友達が作れない、学業に身が入らない問題が出る大学1年目

ひとり暮らしをはじめて、やっと手に入れた自由を楽しんだ。でも1年目、ぜんぜん他人との関わり方がわからず、友達が作れなかった。小中高と水泳にかまけていて、相変わらず発達特性的な部分で学校でも浮いていたし、そもそも自分偏差値より随分下の学校に行った(水泳にはリレーメンバーの都合がある)ため、頭の程度が均されている環境でほかの人間と接して友達になる機会がまったくなかったのだ。県大会で何度も優勝し、実家に腐るほどトロフィーがあっても、友達の作り方がわからなかった。この時点で、私の能力は社交性に比して随分歪だったと言えると思う。

ひたすら学校と家を行き来して、家ではゲームばかりやっていた。

1年の後半の方になってようやく所謂オタクサークルに入って、対人能力に似たような問題を抱えた人たちに出会い、それでやっと少し友達ができた。ここから就職活動が始まるまでは、楽しく過ごせていたと思う。彼氏もできた。

とはいえ、あまり成績は良くなかった。勉強したいと思って進学したはずなのに勉強に向かう気力が湧かなかった。どころか、水泳を辞めたことが傷になっていて、「どうせ最後には全部台無しにする、水泳だってあれほどつらい思いをして人生を捧げてきたのにそうやってダメにした」と囁く声が頭から離れなくて、あまり集中できなかった。

漠然と、卒業したら死のうかな、と思っていた。

就活ができない問題が出る大学3年生

学業もそんな感じだったので、いざ3年になってもぜんぜん就職活動を進められなかった。というか授業もギリギリラインだった。

振り返ると、つらい思いをして思春期を生き延びた先に、ようやく手に入れたご褒美としての『自由』がたった4年で終わることに全然納得が行っていなかったんだという気がする。他の人たちは将来を考える精神の準備ができていたのに、私には何もできていなかった。こんな人生の先に、また何十年も続く苦痛が待っていると思って、絶望感があった。

就職留年

このあたりのことはぼんやりしているが、就職活動が出来なさすぎて就職留年した。ちょうどリーマンショック東日本大震災の影響があった時期で、特に女子就活は周りを見渡しても厳しかった。なので就職留年という言い訳は通った。

でも、留年したのに就活全然ちゃんとできていなくて、とうとう親が乗り込んできた。希望する企業の傾向は決まっていたので、母親マイナビリクナビエントリーする企業を選んでくれて、エントリーシートや履歴書に書く志望動機などの文章としてこちらで考えたら、それを母が手書きで代筆してくれたりして、こんな大学生はおそらく他にいないなと思うほど過剰にサポートしてもらった結果、なんとか書類選考が通るようになり、面接を受けたりと就職活動らしいものを進めることができた。

面接が苦手すぎて苦戦はしたが、なんとか内定をもらった。たた、周りがちゃんとこなせていることも自分にはろくすっぽできないとわかって情けなかった。

卒論が出せなくて2度目の留年

このあたりもぼんやりしている。夏くらいに内定が決まって、そこからしか全然ゼミに行かなかった。いや、たぶん特性的に並行してふたつのことができないので、就活中はゼミにも授業にも行けていなかった気がする。内定が決まった後、バイトしろと言われてしていて、必要な授業の出席とバイトくらいはしていたが、ゼミに出てないので卒論が当たり前に書けなかった。英米文学専攻なので卒論英語で書く必要があった。ぼんやり決めたテーマがあるくらいしかなくて、そのまま冬になった。ちょっと書こうとしたけれど当たり前に書けなくて、でもそれを就活を熱心にサポートしてくれた親には言えなくて、卒論提出の日に失踪した。1〜2週間家に戻らず、銀行口座の金が尽きたら死のうかなくらいの気持ちでいた。漠然と死のうと思っていたし、その時が来たのかと思っていた。

結局親に口座の金を引き上げられて、無様にも死ねずに戻った。怒られ、殴られ、彼氏にも心配をかけまくり、色々あったとは思うのだが、この辺りの記憶ぼんやりしている。

ひとり暮らしの家を引き払い、実家カンヅメになって母親監視のもと卒論を書いた。足りない単位のための授業とバイト以外の外出はさせないくらいの感じだったと思う。

ひとり暮らしの家を引き払った時、この時も家がゴミ屋敷になっていたので、ゲーム依存病気だと親に疑われたが、ゲームは単なる逃避行動で、やれない環境であればあっさり辞められた。振り返ってみれば、何らかの支援の網に引っ掛かっておくタイミングがここだったような気がする。ただ、スポーツで結果を出し、世間的には良い大学に行ったような人間が、ゲーム依存なんかで病院に罹るのは外聞が悪い、という意識がなんとなく家族全員にあったのか、結局ここでは必要だったであろう支援とつながることはできなかった。

この環境でなんとか卒論を書いて卒業した。就職は結局バイト先に拾ってもらうかたちになった。

新社会人として

もう一度実家を出てひとり暮らしをはじめた。

働き始めるととにかく眠かった。ひたすら眠かったことを覚えている。仕事でも会議でも寝てしまい、怒られて、怒られたあとは体が一時的闘争反応というか覚醒状態になるので、それで過集中を起こし仕事を進めてなんとか巻き返す、みたいな感じだったと思う。昼に寝てしまうので夜は眠れなかった。その悪循環で昼にまた意識を失った。

本当は病院に行くべきだったと思うが、家に帰るとその気力もなかった。家の電球が切れて、ほとんど暗闇だったのにも関わらずその家を引っ越すまで電球を変えられなかった。1年以上真っ暗闇で生活した。歯が折れて激痛でも病院に行けなかった。ぎっくり腰でも行かなかった。ゴミ屋敷はここでも生産された。

この時期私は相当な困難を抱えていた気がするけれど、同時にどこか安心しているような部分があった。自分価値がこうやって毀損されていくことに対する「ざまーみろ」という気持ちがあった。ちょうどこの頃、母親と完全に連絡を遮断して、実家と絶縁状態になった。直接のきっかけはなんだったか覚えていない。ただ、自分価値ボロボロと溢れ落ち、人生ダメになっていくことについて、母親への不健全復讐欲求が満たされるように感じていたのは覚えている。

この状態を5年くらい続けて、3つくらいの現場経験した。就職先は人売りのSESだった。

コロナ禍でリモートワークが開始する

これは自分にとって大きな転換点だった。寝ているところを他人に見られないのでストレスが大幅に減り、なんとか自分が起きていられる時間帯に仕事を進め、眠りたい時は寝ていることができた。とても褒められた就業態度とは言えないが、それほど能力的なハードルが高い客先でなかった幸運もあって、なんとか巻き返しが効いた。この時期が一番平穏だったように思う。この現場自分にとって一番長く続いたし、終わり方も案件ごと終了ということで円満だった。

この現場が4年くらいで終わり、本社に戻ることになる。

本社に戻る。眠気の問題ふたたび

リモートワークが終わり片道40分くらいの通勤生活が数年ぶりにスタートする。10年近く戻っていなかった本社に知った顔はほとんどなく、コミュニケーションが得意そうな子たちの若い顔が並ぶ。すでにこの時点でうまくやっていけるか不安ではあった。

自社開発の案件アサインされるも、やはり眠気の問題が復活し、怒られる。仕事客先常駐とは違い、粒度の粗い仕事を上手いことやっておいてというような感じで振られるため、勝手全然からず、先の見通しが立たない。作業をうまくこなせず、進捗が出せない。学歴スポーツの成績だけ見れば能力はあるはずだと思われているので、サボっていると見做される。寝てるよね?なんでコミット全然出ないの?

年次だけは無駄に高いので直属の上司もおらず、まともな相談先もなく、周りの子たちは若くてこんなことを相談できる相手ではなく、結果誰にもうまく頼れずにひたすら信頼を失い続け、頼みの綱だった週1回のリモートワークも許可を取り消される。

社長から新卒みたいなことを注意させないでくれる?」と言われる。怒られて、闘争反応になった勢いで、なんとかメンタルクリニックの予約を取った。

そうやって通院治療を開始したのが、2023年10月ごろ。

日中の眠気、夜の不眠、集中困難、ゴミ屋敷などの問題が主訴。

これらの問題は通院治療を開始したところでたちどころに解消するようなものでもないので、年末年始休みを挟んだ後、ボツボツ休みが増え、雪崩れ込むように職場に行けなくなって休職開始。

心理検査(WAIS-Ⅳ)の結果、言語理解ワーキングメモリ・処理速度の間で有意差50を超えた。言語理解・知覚推理凸、ワーキングメモリ・処理速度凹のタイプだった。

この結果と、現在社会生活が送れていない実態をもって、5月ごろにADHDと診断された。

現在は、投薬治療カウンセリングを受けている。

・総括

概観してみると、今の私を状態説明する要点は、下記のようなものであると考えられる。

特性を持って生まれ子どもが、いわゆる体育会系世界に入れられ、なまじ才能があったがために、支援 Permalink | 記事への反応(21) | 22:15

anond:20240618114715

就職して3年目くらいか投資して、8年で500万以上(含み益)増えたけど、こんなんじゃ人生全然変わらないなーと思う。若い頃は少額で買える個別株をちょこまか売買していて、時間の貴重さを理解していなかった。

まんこ枠で大学に入るような厚かましバカまんこがおとなしくSTEM分野で就職するとは到底思えんのだが

ぜったいSTEMなんも関係ない会社に入ったのち3年くらいで孕んで産休育休フルでとって復職直前に辞めるぞ

まあ見とけって

anond:20240618093503

地方の優秀なやつは数少ない地方の優良企業就職する

地方面白い仕事があまりにも無さすぎるんだよな。

収入がいいというだけならまだ無くもないけど、面白くてかつ収入もいい仕事となると本当に無い。

大学教員くらいか。でもそれはあまりにも椅子が少なすぎるからな…。

陶芸家の家に生まれ自分もそれを面白いと思えてそのまま仕事にした、みたいなケース以外で地方に住む理由がどうしても無いんだよね。

失敗してしまった人生の続きが長すぎる

貴方会社エクセルバージョンはいくつだろうか?

我が社は2013を未だに使っている。

貴方会社PCメモリはいくつだろうか?

我が社は4GBメモリラップトップを未だに使っている。

貴方会社ではネット検索をしたい時どうするだろうか?

我が社は談話室まで行ってからスマホを弄っている。

氷河期正社員で入り、正社員椅子を守るために頑張ってこの会社に居座った。

手書きEXCELに打ち替えるブルシットなジョブをダラダラと続け、Word縦書きの時に数字を横にしたら褒められて暮らしてきた。

生産性を極めながらダラダラ続いてきた我がJTCも、いよいよ潰れる日が近づいてきているのを感じる。

転職をやってみた。

主な業務EXCELの打ち込みです!経験を活かして事務職をしたいです!

驚くほどこてんぱんになった。

今どき事務職なのにCopilotを使ったことがないと言えば引かれ、そもそもEXCELネット接続できないと言ったら逆に尊敬された。

就職市場における俺の価値は下手すりゃ最低賃金も払えないレベルだったらしい。

コストセンターの省コスト化として設備投資をしないことを選んだ会社判断に、俺の人生はまるごと巻き込まれゴミになった。

だが、もしも省コスト化を本気で進めていたら、我々のようなオフィス目コピおじさんなんて速攻で追い出されていただろう。

昭和時代喫煙室に入り浸ってそこで得たコネノルマの最低ラインをすり抜けるようなオッサンでも定年まで居られたという話の延長に俺の人生はある。

今は令和だ。

無能レイオフされる時代

俺の人生はもう詰んでいる。

俺の職歴は「意地でもクビにしないといけない問題社員ではない」ことしか証明してくれない。

終わったあとの人生なんだ。

人生の亡骸なんだ。

この会社が潰れた後、どうやって生きていこうかな。

いっそ潰れる前に早期退職退職金を多めに貰えないもんか。

次の職場はかなりの薄給だろう。

デスクワークばかりで腰を悪くしてるし体力もないか工場でも働けない。

まれつき顔に清潔感がないから客商売全般は難しいだろう。

ビルメン業界レッドオーシャンになってなければそれ一択だったんだがなあ。

やりたい仕事とかもないしなあ。

子供の頃はアカレンジャーになりたくて、中学高校の頃は魔王隠し子覚醒したらオッドアイになる感じのを夢見ていた。

大学じゃ現実ってのに押しつぶされそうで、いつもパラレルワールドや生まれ変わりのことを考えていたな。

なろう小説はもちろん嫌いだぜ。

俺と同じようなことを考えていた連中がただペンを取ったというだけで不当なバズりと実益を得ているなんて嫉妬しかいからな。

この人生、あと何十年あるやら。

どうしたらいいんだろうなあ。

anond:20240618184212

一般的に使われる合計特殊出生率は年齢ごとに比率を出してから足し合わせるので、基本的に年齢構成には影響されない

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E8%A8%88%E7%89%B9%E6%AE%8A%E5%87%BA%E7%94%9F%E7%8E%87

期間合計特殊出生率

女性出産可能な年齢を15歳から49歳までと規定し、それぞれの出生率を出し、足し合わせることで、人口構成の偏りを排除し、一人の女性が一生に産む子供の数の平均を求める。

大学生の時にほとんどバイトしたことがないというとドン引きされる

勉強結構好きだったから頑張ってたけど、欲しいものとか行きたい場所とかが皆無だった。

今考えると勉強以外の何かに対する興味関心がものすごく薄かったと思う。

好きになるきっかけ?になるような出来事そもそも無かった。

仲がいい友達あんまりいなかったから大抵一人で授業受けてたし、当然のように恋人もいなかった。

ただ大学院に進学したとき地方学会発表きっかけで旅行の楽しさに目覚めてちょっといいカメラが欲しくなって

一時期だけ日雇いバイトしたことがあった。大学時代バイト経験まじでこれだけ。

というか厳密にいうと学内バイトめっちゃしてた。TAは上限ぎりぎりまでやってたし自習室の受付?とかオープンキャンパスの手伝いとか、、

タイトルみたいな反応する人の中で学内バイトってきっとバイト経験に入らないんだろうな、と思うからなかなか言えないけど。

その収入自分の小遣いとか食費はギリギリ賄ってた。家賃は親に出してもらってたからそれで問題なかった。

あ、映画は好きだったから月一くらいで観に行ってたな。逆に言うとそのくらいの頻度でしか観に行く余裕がなかったんだけど、、、

でもそれでなんの問題もなかった。映画に行ったときに一緒にドトールとかベローチェに寄るのが数少ない楽しみだった。

金が無いからめちゃくちゃ図書館利用してたけどあれも楽しかったな。図書館の前にでっかいブロッコリーみたいな木が生えてて可愛かった。

図書館選書ツアーもよく参加してて、本屋さんに行って自分が読みたい本を片っ端からかごに入れてくのが最高に楽しかったし嬉しかったな。

大学院卒業して就職した後にあたりまえなんだけど月に数十万単位お金が振り込まれるのが衝撃だったな。

そのあとで大学院時代に使ってた銀行の残高見たら2万円くらいしかなくて笑ったのを覚えてる。よく生活できてたよな、っていう。

大学生の時に当たり前のよう異性とくっついては離れてを繰り返して、バイトも沢山して、友達飲み会して、旅行行って、、みたいな生活

当たり前(かつ最上?)だと思ってる人が現実にもいんたーねっつにも多すぎる気がしてなんとなく自分大学生活を書いてみた。

これはこれで楽しかったんだよ。本当に。タイトルみたいな反応をする人たちには信じられないんだろうけど、、、。

地方から女が流出してくるが東京出生率は上がらない理由

anond:20240618093503

進学のタイミング地方から東京にきて東京就職したけど、中小でも地方中小勤めの友人たちより良い生活してると思う。

本当にしてよかったオナニー

学生時代女の子と話したこともなく童貞だった。

童貞のまま就職した会社の受付の女の子がめちゃくちゃえっちな顔をしていて、身体ラインが出る制服もまたエロい

来訪者を会議室に案内する姿をたまに見かけると、お尻のラインが本当にエロくて、童貞だった俺はそれだけで前屈みになった。

会社自社ビルで、地下に倉庫があった。ほとんど人はこないその地下にもトイレはある。

仕事中、こっそり抜け出して、地下のトイレの個室に入り、さっき見た受付の彼女のお尻のライン想像しながら、もしかしたら誰か来るかもしれない、いや、その誰かが受付のあの彼女かもしれない、彼女もまた仕事中にムラムラして地下のこのトイレの個室に入ってオナニーしに来てるかもしれない、隣の女トイレで今、受付のあの彼女オナニーしてるかもしれない。そんな妄想しながら果てたあのオナニーは本当に気持ちよかった。

童貞妄想の中でさえセックスできない。

日本人口に関する統計的に、地方若い女性が都会へ流出する動きは見られますか。

統計的に見て、日本地方から若い女性が都会へ流出する傾向は顕著に見られます。以下は、その動きを示す主なポイントです。

### 人口流出実態

1. **人口移動報告**:

総務省人口移動報告によると、地方から都市部への人口流出は続いており、特に若年層の女性流出が目立っています東京都を含む首都圏への転入超過(転入者が転出者を上回る現象)は顕著です。

2. **若年女性流出**:

若い女性(15~29歳)の流出は、地方にとって特に深刻な問題となっています。これは、進学や就職の機会が都市部に集中しているためです。また、都市部生活利便性や多様な就業機会、文化的な魅力などが地方に比べて高いと感じられることも要因です。

### 統計データの例

内閣府の「地方創生に関する現状と課題」によると、地方人口減少は若年層、特に若年女性流出が大きな要因であるとされています都市部特に東京都区部)への流入は続いており、地方の若年女性人口が減少していることがデータで示されています

総務省の「人口移動報告」によると、毎年多くの若年女性が進学や就職のために地方から都市部へ移動しています東京都への流入特に顕著で、これが地方人口減少に拍車をかけています

### 地方創生の取り組み

政府自治体は、地方創生の一環として、若年層(特に女性)の地方定住を促進するための様々な施策を展開しています。これには、地方での就職支援子育て支援、住環境改善などが含まれます

### まとめ

統計データは、地方から都市部への若年女性流出が続いていることを明確に示しています。この傾向は、地方人口減少や少子高齢化の一因となっており、政府自治体にとって大きな課題となっています地方創生の施策成功するかどうかは、この人口移動の流れをいかに緩和するかにかかっていると言えます

2024-06-17

anond:20240617221121

そもそもそこで言う「地方」というのが「田舎」なのか「東京以外全部」なのか

前段の引用女性は「田舎」という意味で言っているが

そもそもその記事も「2050年までに若年女性人口が半数以下になる自治体」を指して「地方」と言っているようだし)

https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu927/で「地元就職したい」答えている若者の指す「地元」はそうとは限らない、

というか普通に人口比考えたら「そこそこでかい地方都市」が多い、ってだけじゃなかろうか

「そこそこでかい地方都市」の若者地元就職したいけど「消滅可能自治体レベルだと出ていきたくなるって話じゃ?

結婚も子を作る気も無い連中への少子化対策する合理性は皆無

https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic101.html

こう言う記事あるけどさ。。最初に「地方女子プロジェクト」なる偏った思想の連中から話を聴いて煽るのやめない?

そんなのより、地元暮らしたいけど就職先がないとか、働く場所が無い人たちに力を入れようよ。

ノイジーマイノリティに踊ったプロパガンダ記事やめろ

取材を受けた人々がノイジーマイノリティであること、これは本人も認めていて、記事にはこうある。(強調は増田による)

地方から女性が出ていってそれが人口減につながっている、みたいな課題を見たときに、投げかけられているのは『地元に戻って子どもを産め』ということなかなみたいな。
そういう圧みたいな、あおりみたいなものに感じ、地方女性にとって生きづらい場所になっているのではないかという疑問があって。

でも報道とかレポートとかを見ていても、そこに当事者である女性の声が全くない。私たちの思いは統計数字になっていない感じがするので、それを示したいです」

正直NHKよくこんなもんで記事にしたなと思う。

個人の感想を言うのはいいよ。そりゃ大事意見だ。だけどそれがまるで主流か何かの様に報道するのって何がしたいわけ?

悪質なプロパガンダじゃん。

私たちの思いが統計数字になってない」のは、あなた方が「当事者である女性」を代表できるような存在ではないからであって、主語を「女性」ではなくて「私」に置いて活動しろと。

典型的ノイジーマイノリティではないか

自分たちが主流だと主張するならちゃん統計とってこい。話はそれからだろ?


彼女らはは田舎を捨てて外にでること、外に出たら結婚もせず子どもも作らないことを決めてるわけだよ。

それは別に悪い事じゃないよ?好きにすりゃいいのよ。好きに生きたらいいのよ。そんな人たちが作ってきた文化世界は間違い無くあるから悪くはない。

繰り返すが好きにしろ。好きにしろ


でも、こいつら主流派じゃないでしょ。典型的ノイジーマイノリティ

たぶん彼女たちに少子化問題予算はもちろん、人口減少対策の金をつぎ込んだって何にも起こりゃしないよ。コスパ悪すぎ。

記事中でこんな意見がある

地元を離れた女性たちからは、国や自治体が行う支援結婚子育てを前提にしたもので、独身女性へのサポートが少ないのではないかという声も

逆に言おう。「独身女性」という属性だけでなぜサポートしろという話になっているのか?

例えば貧困であるとか、病気をしているとか、そういう話があるならがそちらの属性は当然社会的支援がいるだろが、そのような話が一切なく、なぜ突然字独身女性サポートするのが本来であるというような謎の概念が出てくるのか。

男女逆にして「独身男性へのサポートが少ないと言う声」なんぞNHK絶対記事にしないだろ。

取材したやつはこの記事を書いていて何の疑問も感じなかったのか?

地元志向は変わらないかより強まっている

記事への突っ込みはこれぐらいにして、ではどうしたらいいかを考える。

実は、若者地元志向というのは、ほとんど変わらないというか、徐々に増えているという事実がある。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu927/

取材の基になった調査の最新版はこれ

https://career-research.mynavi.jp/reserch/20230509_50051/

これを見るとわかるのだが、定量的に見ると、都会に出て就職希望する人は増えている訳ではないのだ。

では何故駄目か

それは一言仕事が無いかである

これは記事中でも一応出てくる。統計では主因なのになぜか扱いが小さいが。

東北から東京圏に移動した理由複数回答で尋ねたうえで、インタビュー調査で最も重要視する項目を順位付けしてもらったところ「やりたい仕事やりがいのある仕事地方では見つからない」ことが地方から転出した主要因だということが分かりました。

そこを改善していくことが第一

実は有効求人倍率地方就職率は緩やかな相関があって、有効求人倍率が上がると地元で暮らす人が増えるという関係にある。事実、数ではなく率という点では地元就職する人は、わずかではあるが増えているのだ。


示されている、本当は地元暮らしたい、地元家族を作っていきたい人を支援することが最優先であって、地元を捨てて出ていったノイジーマイノリティに金を流し込むことではない。どうせ連中はひとり暮らしになる高齢期にじゃぶじゃぶ社会福祉費を使うのだ。今銭を食わせる理由はない。

産む機械扱い? 誰が言ってるのかそれは。妄想じゃないのか。統計に載ってこない声とやらを発するノイジーマイノリティではない。彼女たちが極端に偏ったおかしな話をばらまいて分断を煽る事ではない。好きに生きて好きに死ね。ただ少子化人口減少対策予算はお前らには出ない。それだけ。


NHKよ。なぜこのような記事を作ってしまうのか。

いい加減にしてほしい。

追記

https://anond.hatelabo.jp/20240618093503

担任教師 - 現代教育界の超上級特殊

担任教師とは、現代教育界におけるスーパーヒーローであり、彼らの役割はただ教室で教えるだけに留まらない。実のところ、担任教師カウンセラー社会福祉士、進路アドバイザーなど多岐にわたる役割兼任する、福祉教育系の超上級職なのである

カウンセラーの顔を持つ担任

担任教師は、生徒の悩みや問題に耳を傾けるカウンセラーとしての役割を果たす。恋愛問題から家庭内トラブル、そして進路の悩みまで、何でも聞いてくれる。その相談内容はまるで有名芸能人のゴシップのように多岐にわたり、時にはドラマのような展開になることも。

社会福祉士の顔を持つ担任

生徒の家庭環境社会的背景にも敏感な担任教師は、社会福祉士役割も担っている。生徒の貧困問題家庭内暴力、虐待などに対応するため、まるで敏腕探偵のように情報収集し、適切な支援を行う。その対応力はまさに超人的で、地域福祉機関との連携スムーズにこなす

進路アドバイザーの顔を持つ担任

生徒の将来についても担任教師は大きな役割を果たす。大学進学、就職専門学校など、様々な進路の選択肢提供し、その一つ一つに対して適切なアドバイスを行う。進路相談の際には、まるで株式アナリストのような情報収集能力を発揮し、最新の情報提供する。

正規過程を通っていないスーパーヒーロー

担任教師は、教育正規過程を通っていないため、時には定石無視法律無視も辞さない。そのため、彼らの行動はしばしば福祉教育界隈の特殊部隊と称される。彼らはルール規範に縛られず、生徒のために全力を尽くす姿勢が求められる。

担任教師の一日

担任教師の一日は、朝の挨拶からまり、授業、カウンセリング福祉活動進路指導多忙を極める。まるで一人で何役もこなスーパーマンのように、彼らは生徒のために日々奮闘しているのだ。

以上のように、担任教師現代教育界における多才で多忙な超上級特殊職であり、その活躍はまさに教育界の縁の下の力持ちである

anond:20240617145936

学校という場所が、

効果的な人材を生み出す場所ではなく、

個人勉強スキルアップする場所に変化した。

そのときに産まれた歪みだよね。

 

勉強効率という意味では、自由に水とか、なんなら間食もあったほうが効果が出ることが実証されている。それ故にアメリカ学校では、結構そこらへんが自由にされているわけだが。

それは、自由である反面、個人効果的に勉強たからといって、社会の役に立つ人間になるかどうかが投げっぱなされているという事なんだよね。

 就職を確実にするとか、後から余計な軋轢を起こさないとか、実生活の面に立つならば、増田の言う通りマナーとしてそれを身につけておいたほうが良い。

 その点、学生他人を投げっぱなしたくないという精神に基づいて話しており、言葉の厳しさに反して優しい奴だと言えるね。

田舎庶民人権意識マジで終わってるから舐めないほうがいいよ

田舎引っ越してきて2年

最近つくづく思うんだが、ネット上で露悪的に言われるような差別的言葉を悪意なくリアル言い放つやつが田舎には多すぎる

ポリコレうっざいわ〜」といつも思っているような俺ですらドン引きするレベルの会話が行われまくってるんでその実例をご紹介したい

なお、訛りは標準語に変換

あんなカマホモみたいな競技の何がいいんだろうね」

会社の昼休み中、俺の妻はフィギュアスケートにハマってますよと話題に出したときに言われた一言

マホモってリアルで言えちゃうホントやべぇなってドン引きしてたんだが周りの同僚も「ですよね〜」みたいな反応していた

事務のA子さん、無駄大卒なんですよw」

会社飲み会で言われた一言

自己紹介時間みたいなのがあったんだが、A子さんの自己紹介が終わったあと隣に座ってた同僚がこそこそこれを言ってきた

その後、「A子さんは勇んで東京大学行ったんですけどこっちに戻ってきていまは事務ですからねw普通に最初から地元就職すればよかったのに無駄っすよねw」といらん補足説明までしてくれた

「まぁ要は最近オカマの人増えてるんでいらんこと言わないように気をつけましょってことですw」

東京本社リモート繋いでコンプラ研修やっていたときのこと

一通り研修が終わってから社内で振り返りをしていたとき課長から出た一言

お前は一体何を聞いていたんだと心の中でツッコまずにはいられなかった

あんたは子供作らないの?あん美人奥さんいるのにもったいないね!」

いわゆるDINKsをやっているんだが近所のおじさんにニコニコ言われた一言

この地域にはデリカシーという概念はないのだなと察したきっか

「はぇ〜、ずいぶん尻に敷かれているんだね!」

リモート勤務の日は私が夕飯作ってますよと言ったときの反応

男が料理するものではないという考え方は余裕で現役のようです

田舎なめてた

これらの発言の怖さはマジで欠片も悪意がないということ

東京上記のことを言えば上司から戒告処分の一つでも余裕でくだされると思うが田舎ではそんなことはない

故に普通に生きてりゃ身についていくであろうデリカシーも全く身についていない

そしてこの地域ではそれが当然なわけである

正直異星に来た気分だった

ちなみに俺は再来月にこの田舎からさらばしてまた東京に戻れる予定

ありがとう田舎価値観アップデートされたよ

地方の個々人の人権意識東京平成初期くらいの基準です

なぜ少子化は止められないのか

少子化問題 非正規雇用女性結婚出産の意欲が低い理由

https://bookplus.nikkei.com/atcl/column/042800240/042800002/

斎藤 財源をどうするかとか、金額いくらにするかとかの問題はあるけれど、藤波さんは、若い世代賃金水準を引き上げたり、経済支援を充実したりすれば、ある程度、少子化問題解決すると思っているわけですね。

藤波 いやいや、それほど簡単ではないでしょう。まず1つ、雇用環境改善重要です。ご存じの通り、女性過半数非正規雇用で働いているわけですが、彼女らの結婚出産に向けた意欲、私はこれを総称して出生意欲と呼んでいますが、この出生意欲の低下が顕著です。

 図表1をみてほしいのですが、これは、雇用形態別に、未婚女性希望子ども数を表しています正規雇用女性に比べて、パートアルバイト派遣など非正規雇用女性のほうが、希望子ども数が顕著に低下していることが分かります。将来、結婚をしないと考える女性比率も、非正規雇用のほうが高いことが分かっています

斎藤 女性雇用形態によって、明確に結婚出産に対する意識に差が生じているというのは驚きです。

藤波 最近若い世代価値観の変化から、生涯未婚を希望する人が増えているという状況にはあるわけですけれど、18~19歳の女性に聞けば、そうした意向を持っている人は、10%台にすぎないことが分かっています。すなわち、多くの女性が、社会に出て働いているうちに、特に非正規雇用女性で、結婚出産への意欲を失っているという状況にあると考えられますあきらめが広がっているということなんでしょうね。不安定雇用環境改善は欠かせません。

斎藤 そういえば、以前、連合日本労働組合総連合会)に取材したことがあるんですが、女性最初就職するときに、正規雇用非正規雇用かで、その後の結婚出産の状況が大きく変わってくるといっていました。初職が非正規雇用の人は、結婚出産をする割合が明らかに低くなるそうです。

藤波 私もあれには驚きました。あのデータレポート引用させてもらったことがありますよ。ちょっと待ってくださいね、ああ、これこれ。図表2は、連合2022年実施した、現在非正規雇用で働く20~59歳の女性対象としたアンケート調査の結果です(連合非正規雇用で働く女性に関する調査2022」2022年3月31日)。

 「配偶者あり」は、初職が正規雇用場合63.6%でしたが、非正規雇用では34.1%にとどまっています。また、「子あり」は、初職が正規雇用場合は57.7%でしたが、非正規雇用では33.2%です。


最近やたらとまだ学生を含む年齢層に対するアンケートの結果を用いて「Z世代子供を欲しがっていない」と聞くが、現実はこれである

収入と未婚率に関係があるのは男だけであり、女は収入雇用形態に関係なく結婚できると思い込んでいる人が多いが、現実はそうではない。

この斎藤藤波って人もヤバい非正規雇用の女が結婚出産の意欲をなくすなんて当たり前なのに、一体何処に驚く予想があるんだ?

女が結婚出産しない、できないのも明らかに金の問題なのに、

少子化の原因が未婚率の上昇にあると着目されてもなお、世間で叫ばれるのは「未婚男性収入を!」ばかりであり、

相変わらず独身女性貧困無視されているのに絶望しかない。

2024-06-16

ネットが女と負け犬文系のものになる(そして陳腐化する)理由

今のネットを見ているとわかるが、女と負け犬文系だらけ。

他人の後追いでコピペをする奴ばかりでオリジナリティのある奴なんか居なくなった。

なぜか? 簡単だ。理系またはまともな職業人またはその両方を備える人間ほど、仕事関係ネットになんておいそれと書き込めなくなるからだ。

かく言う俺も、理系大卒だが友人たちと違って不安定な進路を選んだために、ネットの使い方は学生時代とあまり変わらないままでいる。

しかし、当時の同級生、その頃は学生プログラマーとして名を知られたり、趣味ゲーム活動で全国(の同好の志)に名前を知られていたようなネットで輝いていた奴らほど、大企業勤めのエンジニアになって、ネット特にツイッターみたいな不特定多数に見られる活動ほとんどやめてしまっている。

 

そういうことなんだな。

ネットコミュニティというのは、面白い「上澄み」ほどまともな職を得て辞めていき、パッとしない後追いの真似事しかできない奴ほどリアルでもパッとしないから残っている。

結果として、女、負け犬文系の濃度が濃くなる。(女については、男女の教育就職格差がなくなれば消えていくのだろう。ネットで今女が声高に主張して居られるというのは、ある意味責任ある職についている女が少ないからだ。)

俺たちはみんなそういう残りカスに過ぎない。

そして、この論理で考えるなら、現実社会が変わらない限り、この状況が改善する理由もない。

ネットはもう昔のように輝くことはない。

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