はてなキーワード: 醜聞とは
1980 年代後半くらいにとある出版社でアルバイトしていました。
その頃には、雑誌の編集などにもワープロが使われるようになっていました。
でも、デジカメはまだ一般的ではなく、現像してからスキャナで読み取るというまわりくどいことも行われていました。
政治家や芸能人の醜聞などがあるとその作業がやたらと増えます。
自動送りもなく、読み取りにやたらと時間がかかるのでひどくダルい作業でした。
スキャンがダルいのでいつしか醜聞のことをスキャンダルというようになりました。
という与太話を考えたのだけどどうかな?
Document ID: f2d1a3c9c494b645df1703545d8cf70e
一体あんたどうしたんだ?
最近の元CTOの騒ぎに紐づいて、いろいろはてなの醜聞が聞こえてくるんだけど。かつては日本のウェブを引っ張ると期待されたはてなが、今や知名度で若い女の子引っ張って食い散らかすだけの組織になっちまったみたいじゃん。
2000年代初頭、俺はあんたが最初に東京にきた頃にあったことがある。その時のあんたはみんなのヒーローだったし、穏やかな語り口に好感の持てた、極め付けの好青年だった。ところが今やなんだ。ヒットが出ないだけでなく、組織まで制御できないダメ社長(会長)になっちまった。美味しいところはFacebook始め海外勢に持ってかれて、俺も増田くらいしか使わなくなってしまったよ。このまま消えても、ほぼ誰も困らないだろうな。
もしまだ人の話を聞く気があれば、今すぐ第三者による社内調査を行って、問題のある人物を追放しろ。
「それはプライベートなこと」「他でもよくある」なんていうなよ。
特に女性問題は徹底調査しろ。これを放置することははてなのためにも、日本の将来のためにもならない。過去に組織に関わった女性全員に連絡を取り、弁護士なりなんなりの元に報告をまとめて、公開しろ。追放する人物は名前を出したって良い。
もしできないなら、会社を畳んだ方が世の中のためだ。
怪文書言われちゃっているけど、俺はこれを見て言っている。
https://twitter.com/Artanejp/status/890096607487832064
この「何個かあって」は、結局俺は見つけられていない。
また、地位のある人がFacebookで「今回の件で書きたいことがあるけど黙っておく」「ああ、あのことね」みたいなやりとりしている(その後「芸能人」云々言ってた)のを見かけて、噂レベルではかなりやばいんだな、と思っただけ。
彼は一部で知名度はそれなりに高いが、知名度で食べていっているタイプではない。ブログもTwitterもたまに更新する程度、フォロアー数も「まあ、普通のエンジニアにしては多いかな」くらいである。講演をしたり、文章を書いたりしているが、それも通常のエンジニアの業務の範囲内くらいだ。
ただ彼が関わっていたサービスがあり、そこのユーザーたちにとっては有名な人、というだけである。言ってしまえば、ほとんど「普通のエンジニア」みたいなもんなのだ。普通の一般人である。
そんな彼がリベンジポルノの被害にあったときに、さもそれが当然のように語られている。恐ろしすぎる。たとえば以下のようにである。
→これに関しては、ある程度なんて問題じゃない。性行為の状況から、LINEのやり取りまでさらされている。不倫だとはいえ、恋人同士のプライベートなやり取りが晒されるのは、本当にある程度なのか。少なくても芸能人でもなんでもない、少し有名なだけのエンジニアが受けるにはあまりに大きい程度。しょうがないなんて、よく言えるなとびっくりする。
さらに「不義があったのは明らか」というのもおかしい。不倫で不義があったとしても、過剰な復讐が許されるわけではない。
イメージだけでいっているのだろうけど、彼が遊んで暮らせるほど稼いでいるという思い込みがひどい。はてな上場時の株式比率や、今の会社での年収などの話を総合するに、ほとんどたいしたことがない金額しかもらっていない。もしほとんどを使っていなかったとしても、せいぜい1億もいかないくらい。だいたい、もし金をもっていたとしても、仕事や今後の生活に支障がでるほどのプライベートをさらされることは大問題なことは明らか。
講演とか著書とかで稼いでるんだから正直まったく同情できない。芸能人までとはいかなくてもある程度知名度で食ってるんだから醜聞も騒がれるのは当たり前
これもかなりひどい。講演や著書で稼いでいるといっても、エンジニアの仕事の範疇レベルであり、たいした金額でもないだろう。エンジニアの講演なんて、せいぜい1回につき1万〜5万だろうし、それも頻繁にやっているわけではない。自分の知る限り、1年に5回もやっていないのではないか。執筆もたかがしれていて小遣いレベルだろう。
ほとんどが今いる会社の仕事だろうから、知名度で食っているというにはほど遠いはずだ。そして仮に醜聞が騒がれても仕方ない、となっても、リベンジポルノを拡散する理由にはならないだろう。
これはすべて、リベンジポルノについてはてなブックマークのコメントであり、つけている人たちは、リベンジポルノの拡散に協力しているのだ。
一つだけいっておきたのは、不倫をしたのは悪いことであり、不倫の結果、相手とトラブルになるのもしょうがない。申し訳ないが、非があるといってもいい。ただし、私刑はダメだ。当時者でないものたちが、おもしろ半分で制裁を加えるのは本当によくない。
普通のエンジニアに毛が生えた程度の一般人の生活をこれ以上脅かすことはやめてほしい。取り返しのつかないことになっても知らんよ。
・一緒に住むことによってかかるお金が少なくなる(生活費、税金)
・精神的に安定できる
・子供ができる:お金がかかる、子供がちゃんと育つかはギャンブル
ではなぜ昔は結婚できていたのか?
そして結婚している方が社会的地位が上であり昇進などプラスな部分が多かった
客観的に見て結婚によるデメリットがメリットを大きく上回ることがわかる人間が増えており
結婚という名の幻想を抱けず現実を直視してしまう人間が多くなった為結婚をしなくなったのではないか?
では結婚を促進させる為にはどうすればいいのか?
若者達の給料を上げる・・・現実的でない できるのであればやっているだろう
インターネットを制限する・・・現実的でない 時代を逆行することになる
ではどうするか?
独身税・・・子供を社会で育てるという名の下 独身の人間から税金を徴収し子育てをしている家族へ配布する
子ナシ税・・・独身税回避の為に形だけ結婚をする人間が増えそうな為 ただ望んでも子供ができない夫婦から反感はきそう
子育て世帯に配布・・・全体に増税を行いその増税分を子育てをしている世帯へ再配布
結婚しないデメリットを結婚した場合のメリットを上回らせればよいので
職場で実際にあった事を書く。
どっかで聞いた話だなとか実際に知ってる事業所だと思った人は、フィクションだと思おうね!
レディ、ファイッ!
コネで管理職待遇中途入社のモンスター管理職がおよそ二十年近く、女性職員達へとパワハラセクハラを繰り返す
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何人も辞めていったが問題化せず、次第に地元学校の保護者間に事業所の悪評が知れ渡っていく
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保護者質問会で名指しで非難され、地元学校複数の就職担当教師も、就職を希望する生徒に対して難色を示したり、求人の事実自体を伏せたりするようになる
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新卒が入ってこなくなって女性職員専従業務の人手が足りなくなる
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女性職員の仕事ぶりにさらに不満をこぼすようになったモンスター管理職からの当たりがきつくなる
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それまで我慢していた女性職員達もついに我慢の限界に達し、別の管理職へ問題解決を依頼する
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別の管理職はトップに相談しようとしたが、過去に話が漏れて女性職員が犯人探しの名目で詰められた経緯もあり、
過去の失敗を恐れた女性職員達の足並みが揃わずに「トップに相談しろ」「するな」で意見が割れた結果、何もできず終わる
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半年後に娘の愚痴をたまたま聞きつけた女性職員の親が事業所へねじ込んでくる
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トップが知る事態となり状況をこれ以上放置もできず、女性職員に聞き取りの上、モンスター管理職に訓告処分が行われる
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これまでも散々職員への暴力行為などで別の処分を受け、ある意味謝罪慣れしていたモンスター管理職はあっさり謝罪する
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しかし後日、モンスター管理職は訴えと事実とは異なるという主張のもとに女性職員を一人ひとり呼び出して事実確認を行う
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社内のみで収集が付かないので、モンスター管理職と女性職員と社労士とトップと別の管理職立ち合いのもと、直接対決が行われる
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大事になっている以上、女性職員達はモンスター管理職の懲戒解雇を求めていたがそれが受け入れられなかったので心情的にもう仕事はできない、と女性職員の一部が即日離職
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モンスター管理職はそれを聞き、当日有給申請、一週間ほど地元に帰る
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男性職員の手も足りなくなった上、女性専従業務が全くこなせず、繁忙期中は客に謝罪しつつ業務する形に
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別のお偉いさんに依頼して女性職員の自宅訪問させるも門前払い食らう
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社外役員会議を開催する事になり、トップが職員の意見聞き取りを行い、おおむね退職を勧奨すべきという意見でまとまる
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社外役員会議では「これ以上の処分は下せないので退職の勧奨はせず、女性職員達に弁護士を雇わせるよう勧める」という謎結論が出される
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女性職員が復職してきて業務は平常通りとなるものの、トップが「弁護士雇って対応を相談すれば」と通達しかけていたので別の管理職が止めに入る
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残りの女性職員に対して今後の対応方針をトップが指南するが、「何を言われてるのかわからなかった」との談
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人手不足の解消を理由に、もっとブラックで有名な別の事業所の娘であるトップの後妻が、事業所に来るようになる
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後妻、労働力の補充として求められた持ち場を放棄し、自由に職場内を動き回り話しかけまくりきわめてフリーダムに仕事を展開しつつ、実家であるハイパーブラック企業のやり方を推奨したり、この事業所では選択されていない眉を顰めるようなサービスを自分勝手に展開し始め、とてもイキイキ(職員は総スルー)
↓
今ここ
これまで職場の体面をずっと気にし続けていたトップが、いきなり醜聞を恐れぬがごとき対応に出始めた理由がよくわからない。
やるなら自分達で弁護士雇ってやってね!職場関知しないから!で済む話ではすでにないんだが。
後妻は子育て終わってこれまでもちょくちょく旦那の職場で働きたがっていたんだが、内助すらまともにせず働く以前から人格を問題視されていたレベルなので全員から避けられていた。
もうあの議員のニュースは見飽きている聞き飽きているだろうし、議員辞職がおおよそのグランドフィナーレだろう。
まだ続報の醜聞を期待している悪趣味な連中もいるにはいるだろうが、このゴシップが鮮度を保てるのも長くて今月いっぱいに違いない。
だから俺は今さら彼の人間としてのモラルを論じるつもりはない。不倫は許されない、最低のモラルだ、そんなことはわかってる。
俺がいいたいのは、妻の妊娠中に不倫する人間が男性の育休取得を主張することが、いつの間にか社会的な死に直結する国になっている、
憤り嗤って制裁を下すことが当たり前になっている。これはすごい恐ろしいことなんじゃないか、ってことなんだ。
俺よりもっとうまく表現できるやつは百万といるんだろうし、同じことは何度も言い尽くされているんだろうが、まあもう少し続けさせてくれ。
一連の報道やSNSの投稿を見ていると、よってたかって罵倒し嗤い批判し、彼を許せない奴が多すぎてすごく怖いんだ。
彼は何回か当選経験もあるみたいだから政治家として全く役立たずだったわけじゃないだろう。(俺も知らんが)
でも不倫騒動が出ると、彼の人間性そのものが簡単に否定される。自分は否定していい、否定できると思っているやつが山ほど出てくるんだ。
誰だって後ろめたいことの一つや二つはあるだろう。しかし、典型的な惡に対してはこの国ではだれもが正義の審判を下せる聖人になれる。
コメンテーターだって週刊誌の記者だって悪平等の世間でなんとか自尊心を保ちたい凡人の癖にだ。気持ち悪くないか?
不倫議員を社会的に殺してそれで終わりじゃないぞ。これからもそういうやつはどんどん出てくる。ずっと続けるのか?
恐らく彼が政治家として復活できる可能性は限りなくゼロに近いだろう。だから彼の政治家としての国民に対する最期の言葉は会見の言葉になるだろう。
今回の会見は彼自身の社会的な自殺だったし、彼もその覚悟だったはずだ。会見の途中、彼は子供のことは最後に触れるとしていた。これはその最後の一文だ。
「わが子の顔を見て、最初に喜びと同時に罪悪感を感じました。
子どもは親を選べない。
その直後に子どもは保育器に入りました。なので私は、その日に子どもを抱けなかったのですが翌日、翌日、病院に戻り夜中に子どもを抱いた瞬間に、
子どもは親を選べないけれど、親は子どものために変わらなければならないと思いました。
子どものために私は、生まれ変わって、もう二度と、これから同じ過ちは絶対に繰り返してはならないのだと、父として、父として…、出直していきたいと思います。
いつか、もうこの時計の針は巻き戻せませんので、いつか本当に残酷な話ですが、私の子どもは今回のことを知ることになるでしょう。
そう考えたら胸が張り裂けそうになります。でも、これは私のまいた種であり、身から出た錆であると思っています。
だから、子どもを始めて腕に抱いたときから、決心をした気持ちを忘れることなく、務めを果たしていきたいと思います。
私はこれ以上、責任のとり方は私のない知恵では思い浮かびません。
どうか妻の体調もあります、子どものプライバシー・将来のこともあるので、私の辞職に免じてご容赦いただけますように、ご配慮いただけますようにお願いいたします。
最後になりますが、この度、日本中の、また世界中の皆様に対して多大なるご迷惑をおかけしたことに対しそして妻と子どもに対し、心から深く深くお詫びを申し上げます。
本当に申し訳ございませんでした。」
もういいじゃないか 許してやってくれ 頼むから彼に彼の家族を守らせてやってくれ
妻の妊娠中に不倫する人間が男性の育休取得を主張すると殺される国、仮面をかぶって聖人なフリをし続けないといけない国なんてうんざりなんだ。
父の身分が農民で母と結婚が許されなかったために駆け落ちしたが、東京で成功して士族にまで成り上がる。
樋口一葉は首席卒業するほどの才媛だったが女に学はいらない母の方針で進学できず、娘を可愛がっていた父が歌塾に入れる。
兄が病気で亡くなり、新事業に全財産をつぎ込んで借金までしていた父が大失敗をして失意のまま亡くなり、わずか17で大借金と母親と妹を背負う女戸主になる。
父親が病の床で娘を頼むと懇願して婚約した相手が、困窮する樋口一葉に莫大な結納金を求めてきたので婚約解消。
一緒に和歌をやっていた女性が小説で大金をもらっているのを見て和歌をやめて小説を始める。
紹介された10年上の男やもめのイケメン小説家に師事恋をする、雪だから泊まっていかないかと誘われても家に帰るなど、あまり進展しないまま結婚してない男女と言うことで醜聞になり決別するが数年間は想いを引きずる。
小説で成功できず家族を食べさせていけないので諦め、住居を引き払い貧困地区で荒物屋を始めるが士族や小説家のプライドが鼻につく樋口一葉は受け入れられず商売失敗、借金をしまくり踏み倒しまくる。
店をたたんで相場師になろうと50過ぎの海千山千相場師に借金を申し込むが愛人になるよう求められる。
樋口一葉の才能を惜しまれ小説家に復帰させてもらえる、わずか14ヵ月の間に立て続けに代表作となる傑作を発表し天才女流作家として人気を博し多くの一流小説家と交流する。
ここ1年イライラしたり不安になったりすることが多い。何もかも広がりすぎた世界のせいだ。
ネットがこんなに身近になるまでは、
そういった国々で虫けらのように扱われ顧みられない庶民も、
今や毎日どころか朝晩いつでも醜い世界を見る羽目になってしまった。
見なけりゃいいなんて無理な話だ。
糞だ嫌だ見るだけで吐き気がするといいつつ、
どんな人でも多かれ少なかれ同じだろう?
怒りだろうがカタルシスだろうが、自分の見たいと思うものは見てしまうんだ。
そしてそういう記事を見るそのたんびに、
アホみたいに反応してどんどん無駄に神経すり減らすのが嫌だ。
なあイケダハヤトさん、アンタだったらどうすんだ?
まだネットで消耗してるの?ってか?
なんか見かけたので自分用も兼ねて訳してみた。良作映画と同時に良作小説も摂取できるすばらしいリストです。
ちなみに意訳多いので「許す」と「赦す」を正しく使い分けたい向きは原文にあたってください。あと個人的には『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』も結構楽しみにしてます。
元記事:
http://litreactor.com/columns/5-most-anticipated-book-adaptations-of-2015
毎年この時期になると、「今年期待できそうな新作映画のリスト」が各所でアップされますよね。そういうリストに載せられた作品のうち何本かは、小説本から脚色作品です。ところが、彼らが取り上げるのはなぜか『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』ばかり。アホか。誰がンなもん楽しみにしとるねん。というわけで、ここにあなたが本気で楽しみにできる小説原作作品のリストを用意してみました。
去年『アイ、フランケンシュタイン』観た人はわかると思いますが、まあフランケンシュタインものってどうしても現代の視聴者のお口にはバッド・テイストすぎますよね。しかしですよ、『クロニクル』の脚本家であるマックス・ランディスが脚色を担当した本作は、いい意味で予想を裏切ってくれるんではないのでしょうか。本作はフランケンシュタイン博士の助手であるイゴールの視点から、彼とまだ若き医学生だったころのヴィクター・フォン・フランケンシュタイン博士との馴れ初めを描いた、メアリー・シェリーの原作の前日譚的ストーリーです。
フランケンシュタイン博士を演じるのは『shameless/シェイムレス』、『X-Men:ファースト・ジェネレーション』のジェイムズ・マカヴォイ。イゴール役には『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフ。映画の公開は十月二日予定となっております。
訳者の雑感: せむしの助手イゴールは原作には登場しない人物で、出典はボリス・カーロフ主演の『フランケンシュタインの復活』(1939)です。この時点で「本が原作」と言い張るのはどうなのかな。そもそも学生時代のフランケンシュタイン博士が題材ってどこに需要あるんだって思われそうですけど、なにせ『キル・ユア・ダーリン』のラドクリフと『X-MEN: FC』のマカヴォイですからね、濃厚なBLが期待できそうです。脚本家も『クロニクル』の人だし、なおさら……ねえ?
ちなみに、監督のマクギガンは『PUSH 光と闇の冒険』などいくつか映画も監督していますが、日本で有名なのはなんといってもドラマ『SHERLOCK』の「ベルグレービアの醜聞」と「バスカヴィルの犬」でしょう。
日本ではなぜかDVDスル―になりがちなマカヴォイ&ラドクリフコンビですが、今作はどーなるでしょうか。やっても単館系かな。
去年は『ゴーン・ガール』がやってくれました。いいことに本作の原作はですね、その『ゴーン・ガール』より面白いんですよ。良い映画にならないはずがない。原作者のギリアン・フリンはいまや犯罪小説界のトップランナー、映画化にもひっぱりだこです。『ゴーン・ガール』のファンは『冥闇』もきっと大好きになることでしょう。なぜなら、『ゴーン・ガール』よりイカれたお話だから。
これは子供のころに両親を殺されたある女性のお話です。彼女は自らの証言で実の兄を監獄送りにした過去を持っているんですね。で、それから二十五年が経って、「キルクラブ」と名乗る殺人狂同好会の助けを借りて、事件の真相を探ろうとします。
公開時期は未定ですが、二〇一五年のどこかにはなるはず。出演はシャーリーズ・セロン、クリスティーナ・ヘンドリクス、ニコラス・ホルト、クロエ・グレース・モレッツです。
訳者の雑感:原作の『冥闇』(小学館文庫)は、個人的には『ゴーン・ガール』には及ばないものの、上に書かれているとおり傑作ミステリです。いわゆるイヤミスです。捕捉しておくと、主人公がなんで「キルクラブ」の連中と絡むようになるかといえば、過去の事件によって人生を破壊された彼女が日々の生活費を得るために家族の遺品や体験談なんかを好事家に「切り売り」しているからです。そうです、クズ野郎です。『ヤング=アダルト』でいかんなくクズ女っぷりを発揮したシャーリーズ・セロンにはまさに適役なんじゃないでしょうか。
フランス資本で規模的は大作と言いづらいでしょうが、出演陣がかなり豪華なのでフツーに日本でも公開されそうです。
実質去年公開作なんですけど、ズルしてもぐりこませてみました。だって、映画祭でしか上映されてなくて、筆者はまだ観てないんだもん。っていうか、ほとんど誰も観てないし。原作は記憶喪失の化学者を題材にしたクレイグ・クレヴェンジャーのカルト小説です。
出演は『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のジョセフ・モーガン、『Justified 俺の正義』のウォルトン・ゴギンズ、『ヘルボーイ』や『パシフィック・リム』のロン・パールマン。
まだ公開時期は公式にアナウンスされていませんが、推測するに、今年中には拝めるんじゃないでしょうか。っていうか、そうじゃなかったらキレる。
訳者の雑感: 未訳作品な上に原作者自体が数年前に一作ちょこっと訳されてそのままなカルト作家なんで、どうにも前情報がない。ある朝、記憶喪失の化学者が麻薬密造に関わった容疑で監獄にぶちこまれたと思ったらこれまた唐突に解放され、失われた記憶と失踪したガールフレンドを求めて彷徨う話らしいです。元記事に引用されてる画像がいかにもいつものロン・パールマンってふてぶてしさで好印象ですね。http://litreactor.com/sites/default/files/imagecache/header/images/column/headers/487195087_640.jpg
ロス・クラーク監督はドキュメンタリー中心に撮ってきた人で、本作が劇映画初監督。トレイラーをみるかぎり、なかなかシャープな画作りしてます。日本では公開されるかなあ……ロン・パールマン効果でDVDスルはギリギリ保証されそうではありますが。
J.G. バラードは難儀な小説家だ。『ハイ-ライズ』はおそらく彼の最高傑作でしょう。ちょっと前にこの小説が映画化されるって聞いて、マジビビりましたね。原作を読んだことのない人たちに説明しておくとですね、タイトルにもなってるハイ-ライズとは超豪華高層マンションの名前で、その内部では文字通り階層によって分断された住民たちによる血で血を洗う階級闘争が勃発しています。高層マンション版『蝿の王』みたいなもんです。とってもバイオレントでとってもクレイジーで、とってもワンダフル。映画もおんなじくらいクレイジーであってほしいですね。
主演は『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー』でお馴染みトム・ヒドルストンと、『バットマン vs スーパーマン』でバットマンの執事役が決まっているジェレミー・アイアンズ。公開日の九月十七日をお楽しみに。
編集者のコメント: !!!!! ベン・ウィートリー監督作じゃん!!!! よっしゃあああああああああ!!!!!!
訳者雑感: ベン・ウィートリーは第二のデヴィッド・クローネンバーグの座を狙っているんでしょうか。せいぜいブランドン・クローネンバーグと争ってほしいものです。他に誰もそんなポジション欲しがらないでしょうけど、がんばれ、応援してるぞ。
ともかく、『キルリスト』や『サイトシアーズ』で日本でも熱狂的なファンを生み出した「奇妙系スリラー界の風雲児」ベン・ウィートリーが、あのバラードの、あの『ハイ-ライズ』を映画化する、これは期待しないわけにはいきませんよね。原作はおなじみハヤカワ文庫SFからですが、当然のごとく絶版なので、なんとか日本でも映画を劇場公開までもってって復刊の一助となっていただきたいものです。DVDスルー(『キルリスト』)→アートシアター系公開(『サイトシアーズ』)と順調? にステップアップしているので芽はありそう。
アンディ・ウィアーの『火星の人』は、二〇一四年に筆者が読んだ本のなかでもマイベストな一冊です。クソみてえな『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の記事を山ほど読んで損した時間の埋め合わせに、ちょっとこの映画化作品について調べてみましょう。ちなみに私は先月作った「今年のマイベストリスト」にも『火星の人』を選出しております。
概要はこうです。ある宇宙飛行士が火星で一人、遭難します。もしかすると、そこから永久に脱出できそうにないかもしれない。彼は生き延びるために「科学」と呼ばれるふしぎな力を行使することを強いられます。自らの命をかけて惑星に戦いを挑む男と、全力で彼をぶち殺しにくる惑星との、知的で、ユーモアに溢れたアツいバトルがはじまる!!!
映画はリドリー・スコットが監督予定で、主人公のマークを演じるのはマット・デイモン。十一月二十五日公開予定です。
訳者の雑感: 原作の『火星の人』はハヤカワ文庫SFから絶賛発売中。「ライトなハードSF」と称される軽妙な作風も相まってか、最近のSFにしてはめずらしく幅広い層から広範な支持を集めています。今年の「SFが読みたい!」のランキングでも票を集めるんじゃないんでしょうか。いっぽうで監督のリドスコは『悪の法則』、『エクソダス:神と王』と近作がこのところ立て続けに興行・批評両面で失敗してやや低調。『ブレードランナー』の続編を作ると宣言して即監督を降りたりと何かとケチがついてますが、『プロメテウス』以来のSF回帰作は吉と出るか凶と出るか。日本ではおそらく二〇一六年公開でしょうね。
さて、以上が私が最も期待している今年の小説原作映画作品です。ほんとは他にももっとあることはあるんでしょうが……でもまあぶっちゃけゴミばっかなんで語ったところで意味ないでしょう。上にあげた五作品は「すくなく見積もっても傑作になりそうなチャンスはある」作品です。とりわけ『ダーマフォリア』は僕達を導く希望の光なんで、今年公開してくれないと困る。
ところで、リストにあげた五作品の原作小説もぜひ読んでみてください。どれも一読の価値がある逸品ばかりです、たぶん映画もね。
この問題の本質が全く見えてないのだろう。
でなければ、塩村文夏都議の粗探しするより吉原修幹事長を締め上げた方が国際世論としても万歳三唱だろうに愚かな事だ。
それ以上に塩村都議の吊し上げに躍起な文春と新潮は、このままでは先日彼女がツイートした「2~3台の車に尾行されている」との証言が
事実であると国際世論は見て文春と新潮は自民党お抱えの週刊誌であると喧伝されても仕方ない。
一番アホなのは、都議会が塩村都議の醜聞を焙り出す事で事態を収拾させようとしている事だと思う。
女性差別問題が全く片付いていないのにこの対応なのだから、文春と新潮がグルでしかもこの二誌もまた女性差別に理解を示しているという事実が残ってしまう。
普通なら、塩村都議でなく鈴木章浩都議の過去の盗作問題や尖閣諸島の無断上陸を取り上げて今回の事件もまた愚行であると批判するものなのだが、
捏造常習犯のサイコパスで格闘技界の寄生虫として悪名高いライターの小島一志(悪名の内容に関してはwikiやググったりして調べればごろごろ出てくるし、吉田豪が今月のゴング格闘技でも書いてるので割愛)が自分のブログで空手、キックボクシング団体の士道館と暴力団の関係を裏付ける写真を載せて「清濁あわせ呑む」だのとドヤ顔で語ってしまっている。
http://blog.livedoor.jp/samurai_mugena2/archives/4688868.html
内容は士道館が住吉会系暴力団十三代目幸平一家総長の加藤英幸から送られた道場太鼓の写真を掲載し、それについて自慢げに語っているもので、PRIDEの醜聞なんかに比べたら茶飲み話レベルでしかないのかもしれない。
ただ古き、良かったかどうかはわからない昭和の芸能界や格闘技界等あらゆる興業にヤクザが半ば公然と関わっていた時代とは異なり暴対法の締め付けが厳しくなり、暴力団のスティグマを逃れる為に半グレなんてものが出てきた上に、悪評が即時に共有されてしまう現在のネット社会においてこういったものを写真を撮らせてしまう危機管理に対する意識のなさはヤバイと思う。
ただでさえ士道館の最高師範でMAキックボクシングのトップでもある村上竜司(この人も正道会館の角田同様、ヤクザなキャラを売りにしている人なので今更ヤクザとの関係とかいうのも野暮な話だとは思うが)が青少年教育の為の団体を立ち上げたばかりなんだから。
数年前に代表がヤクザとつるんで外国人の国籍取得目的の偽装結婚の仲介をやっていたのがばれてぶッ潰れた全日本キックの例もあるんだし。
正直、格闘技の興行がヤクザをすぐに完全に排除するのは極めて難しいとは思う。
古くから興業に関わってきたのを今更「ハイ、さようなら」と言えるわけもないだろうし、ジャンル問わず格闘技の道場やらジムに通った事のある人ならわかるだろうけど、格闘技やってる人なんて自分もそうだけど半数ぐらいがどチンピラ、というかヤクザ予備軍みたいな人達だし(オールラウンダー廻をよんで格闘技始めようと思ったみなさん、あんな素敵ジムは基本的に存在しません)。
そもそもヤクザを排除した所でよくなるかと言えば、国家公認のヤクザともいえる警察とズブズブの柔道があの体たらくなんだから中々そうとも言い切れない部分もある。
ただ格闘技が定着せずにバブルとしてはじけたのはヤクザとの関係がばれて崩壊したプライドと、それによるテレビの格闘技からの撤退もあったんだから、これからはこういった写真の一枚でも団体にとっては致命傷になりかねないんだし、なるべく慎重になってほしいものです。
http://anond.hatelabo.jp/20130331034659
http://b.hatena.ne.jp/entry/ameblo.jp/marehitomikagami/entry-11499736332.html
同業者であります(書き手側)。面識はありません。電撃さんとはお仕事したことありません。
という設定でコメントですが、これに関しては、結論として運が悪かった……に尽きるかと思います。
記事だけ読んでみると、言葉はきつくなってしまいますが、担当編集氏は腕が悪かったです。売り上げが上がらなかったという点を取ってもそうですし、このようなトラブルが表面化し、編集長に持ち込まれている時点で、担当作家の手綱も握れないのか、と編集長としては叱責をせざるを得ないでしょう。Web上にこういった醜聞が出ているのは、明らかにレーベルイメージにたいしてプラスにはなり得ません。これは編集氏の失点であり、どう見たところで手柄にはなり得ないでしょう。
しかしでは悪なのかと問えば違います。無能と悪、あるいは悪意の存在は違います。担当編集氏はおそらく悪意の人ではないでしょう。電撃も悪意の編集部ではありません。
作者氏も。こう書くと言葉はきついですが、力及ばなかった。良いものを書くためには戦略と書くための環境が必要です。そのためには、担当氏との関係性を構築するのは必須です。その段階で敗北していたというのが後々にたたった。国内世論をまとめきれなかったために遠征軍の戦力がそろわなかった→結果として軍事的敗北。というような種類のトラブルです。それは担当編集氏のみの責任に帰せるものではない。作家業は個人事業主です。小説を書くというのは個人事業の一部であって、中核ではあってもすべてではありません。営業力や交渉力が足りなかった。
その力不足が、悪かと言えば違います。作者氏は悪ではなかったと思います。むしろ読者によいものを届けようとした、善であろうとした事に疑いはないかと思います。
しかし結果、売れなかった。悪意など無くても、結果として負けると言うことはあります。両者の言い分を妥協させることが出来なかった。
担当氏の力量の問題もありますし作者氏の力量の問題もあります。相性の問題もあるでしょう。2人の戦闘能力を足した結果(おそらく足の引っ張り合いになってしまい)、コンビは空中分解、醜聞事例がひとつ出来た。別に誰が悪いと言うことではなく、運が悪かった。
今回の件はこの距離から見る限り、担当氏と作者氏にコミュ能力(説得能力)が欠けていたのが、第一の躓きのように思われます。
コミュ能力や信頼関係というのはトラブルを表面化させないためのクッションとして有用です。クッションですから根本解決はできませんが、トラブルが爆発するまでの時間を引き延ばすことは出来る。またトラブルの目を小さなうちに摘むことも有用です。今回の件でいえば、たとえば担当氏は作者氏の反感を買うことなく、新しい魅力の付加という形で作風変化を促すことも出来たと思います。作者氏から見れば、担当氏の要望を受け入れつつも自分の書きたいことを守るというような結論の出し方はあったはずです。
そのように信頼醸成をしつつ、引き延ばした、もしくはチャレンジの時間でなにをすれば良かったのか? 根本解決の手法はなにか?
というと、それはおそらく部数を積み上げ売り上げを上げることでした。利益というのは様々なトラブルを癒すことが出来ます。利益的な意味での成功というのは、なによりも「次のチャレンジの機会」を保証してくれます。食い違った担当氏との視点についてゆっくりと話し合い精査をする時間です。たとえば、担当氏の方針で一作書いてみる、作者の方針で一冊書いてみる。2シリーズやって確かめてみる、というようなことでもいいですし。そもそも、出版社が求めているのは利益なので、利益さえ十分に上がっているのならば、編集氏から作風への口出しはずいぶんと減ります。編集部から作者への信頼の究極的な形のひとつが「1人で稼げる作者という評価」です。その場合、担当編集の仕事は、原稿の受け取りと事務連絡、取材の中継くらいになります。
本人にとっては(作者氏のみならず、おそらく担当氏にとっても)辛い件だったとは思うのですが、余り珍しい事でもないな、というのが本音です。表面化しないだけで、おそらく年間十件以上、類似の事例が発生しているでしょう。
ラノベ界隈の新人賞システムというのは「今まで一冊も本を出したことのない素人、下手をすると社会常識もわきまえぬ素人」を、いきなり「プロとして扱いデビューさせる」という乱暴なシステムです。おまけに作家業は前述の通り個人事業であり「就職」ではないので、オリエンテーリングもガイダンスも新人研修も教育も、公的には一切存在しません。作者は個人事業主として「自分をプロとして教育する」事も大事な仕事として求められます(1年目はそれに忙殺されるといってもよいと思います)。
耳によい話ではないですが、こんな事例はごろごろ転がっています。ですからやはり、健康、社会常識、コミュ力の3つは、どうあっても必要になってしまうかと思います。
もしかして見てるかな
まぁ、それはいいや
知りあって数年の異性と約束をした
あちらには「居てくれること、傷付けない事、受け入れる事」を
こちらは「自身を相手の一部とすること、自我を与えること、依存を受け入れること」を
こうして文字にすると、その異常がより際立つ
人に言わせれば「気持ち悪い」の一言で一蹴されるような、おそらく汚い関係
青年期におけるアイデンティティの確立と拡散の発達課題に支障が出ている
ここで躓くということは、きっと以前の発達段階に積み残しがあるんだろう
せいぜいが、基本的信頼と不信の乳幼児期だろうが
話を一般の方に帰納する
相手の存在に自分の存在意義を委ねていない人がどれだけいるだろうか
「あなたのために~~」とキャラクターに言わせれば美談になるくせに
病的とさえ言われる
その時の恋人や伴侶の必要性とは何だろうか
社会的ステータスか、生殖のための遺伝子供給装置か、共同育成者か
感情の含まれない、役割と機能のみの道具の為が自然と思うのだろうか
自立していない、人間として終わっている、理性持つ存在として堕落しきった姿勢だ
別に理性を廃せよと言いたいのではない
「否定するな」と行動の制限をしたいわけでもない
ただ単純に、誰もが発達課題をきちんと積めるわけではないと言いたい
隙間の開いたジェンガのように、まばらでふらふらと安定しない存在でも、不安になりながら生きている
積み残しを補完するには、その上に積んだものも積み直しを迫られる
それは、きっと苦痛だ
それが出来ないから、他のジェンガに寄りかかって、集まって、倒れにくくする
きっとそれは、恋人や伴侶の話に限ったことではないだろう
きっと寄りかかり合って積んでいく
隙間一つ無いジャンガなら、そんな必要もないだろうが
だから、あらゆる関係において「依存」という形容詞が適応されるだろう
きっと本来は、依存は「良悪」で判断されるべきで「善悪」で判断されるべきでは無いんだろうな
演繹する
自分と相手には、それが必要だった
大きな依存を結ぶ必要が
そうでなければ、ジャンガを全て崩す他なかったのだ
初めから積まなければいいのだ
崩してしまえば、崩れることはない
それは、自殺だ
呆れてきたので原因を考えてみようと思った。
日本における、一票の格差は恒常的に最大5倍に達したままである。先の参院選で高知の広田一氏は13万7千票で当選したが、神奈川の千葉景子法相(民主)は69万7千票を集めて落選している。全体にとって不利益な政策がとれられたとしてもフェアな競争がなされていないのであればいたしかたないというものだ。
政治への新規参入はほとんど成功しない。政治家家業の大抵は世継ぎかのれん分けだ。
有権者は投票すべき政治家がいかな人物であるのかという品定めを行う機会というものをほぼ得ることができない。政見放送は粗さえ出さなければ話題にもならないし、見られもしない。文書図画は決められた枚数しか配ってはならないし、選挙カーは名前の連呼しか許されてない。選挙期間中はWEBの更新はダメだとか本当に意味がわからないが、そうした現状を是とするのは既存の政治家だ。新規参入を防ぐための策はきちんと機能しているといっていい。
選挙前に配られる官報?には学歴と略歴とがんばりますぐらいのことしか書いていない。しかもみんな自由形式で書きたいことしか書かないから比較もできない。地獄の業火に焼かれろ的な「とんでも」は発見できても、普通の候補者だと違いがわからない。ネットショップで価格もスペックも比較できず写真だけで選べという店であたり商品が引けるわけがない。この場合消費者がとりうる選択肢は限られる。どこかの既知のブランド品から無難な商品を買うか、さもなくば買わないかだ。
結果、約半数が投票に行かないし、地方の首長選挙は現職が9割の勝率となる。保守的なのではなく、新規が得体が知れなすぎるのだ。誰に投票していいかもわかっていない有権者など、確率的な数でしかない。だから当選するために確実に投票してくれる組織を囲い込むことに政治家は腐心する。そのために地盤やお金が必要となり、結果、特定の組織に利益誘導的にならざるを得ない。たとえその組織の利益が大多数の利益を損ねるものだとしてもだ。バラバラに動く有権者は特定の利益のために組織だって行動する人たちのまえに為す術などあろうはずがない。
もっといえば罪刑法定主義なのかも怪しいところだ。判例主義といったところで検察と裁判の判検交流に代表されるように三権分立など建前になってしまっている。厳密にしてしまえば、物事なににつけても対立がうまれ滞ってしまうので、そのような体制のほうがいいこともあるだろう。だがバランスは重要だ。現状は人治が法や道理を押しのけるまでになっているのではないかと思う。
例えば先日可決された東京都の青少年保護育成条例の改正に代表されるように、法は立てるが、運用するのは、お目こぼしをするのは我々だという暗黙の権力行使を許していてはそもそも政治家は必要ではない。議会も必要ではない。
政治家自身、何を議論して、何を決めて、それがどんな結果を及ぼしているのかにまで想像力が働いていないのだろう。やはり局所利益誘導的なのだ。決定には関与しても、立ち上げにも、運用にも、またそれが為されているのかの確認にも公正に関与できていない。政治家がただの多数決要員なら無差別に選出された陪審員でやったほうがよほどいい。
以上の原因と仮定から、スキャンダルや醜聞にまみれ、日本の政治の質が低かったとしても致し方ない。
自浄効果も期待できず新規参入も無理なら当然の帰結だ。絶望した!
ほにゃららでふがふがな社会に絶望した!と、いうところで思考を停止して右派左派同様ギャーギャー騒ぎたてるのも無理からぬこと。実際、じゃあ他に何か手立てあんの?と聞かれてもお手上げだ。誰か政治家の代わりをやれよといわれても、多分同じことをやらざるを得ないだろう。日本の政治はもはやこれで完成品なのだ。アラブでは、民主化民主化と騒いでいるが、日本には閉塞感はあっても打ち倒すべきシンボルもテーマもない。やはり行き止まりだ。
基本に立ち返る。
最大数の幸福を追求したいと考えるならば、人ではなく仕組みに裁量を持たせたほうがよい。そのためには公正な競争がなされなければならない。公正な競争がなされるためには、新規参入や撤退に自由度をもたせればいい。
既存の仕組みでも運用する人さえ違えば充分なのかもしれない。既存の政治市場と、並行稼動で仮想市場をつくっておいて、実際の議員の投票はこうだったけど、その地域の有権者の実際の意見はこうでした!的な仕組みがあるだけで、何がおかしいのか評価はできるようになる。というわけでYouつくって。