はてなキーワード: 観光地とは
観光地でのクレジットカード決済(VISA/MASTER)を普及させるべきだと思う。
歴史ある観光地(大聖堂や博物館、王宮など)の入場料もカードOKだった。カード使える?って聞いたら「もちろんよ!」と返された。
サインじゃなくて暗証番号入力で本人確認するから、それほど手間もかからないし。
ポーランドでは、路面電車の停留所にある自動券売機もカードが使えた。
屋根もない吹きさらしのホームに設置された、小さな白黒液晶パネルとボタンがいくつか配されただけの武骨な自動券売機なのに、クレジットカードが使える。暗証番号用のテンキーも完備。
現金使ったのは、屋台でケバブとかアイスクリーム食べだときと、怪しいマッサージ店に行ったときぐらい。
いざという時のために現地通貨は必要だけど、基本的にクレジットカードで払えるというのは、旅行客にとってはすごくありがたい。
いままで台湾や香港には何回も行ったことがあったけど、どうしても中国本土に対する悪いイメージが拭えずに(人の多さとか、サービス精神の欠如とか、大気汚染とか)、今までどうしても行く気になれなかった。
ところが最近、気が変わった。
思っているほど酷い場所ではないのかもしれない、と。
むしろ、スマホやIT技術の活用など、日本より進んでいる面もあるのではないか、と。
ほら、最近、ニュースやメディアでも中国独自のスマホサービスを取り上げてるじゃないですか。
「スマホアプリのQRコードでコンビニでも屋台でも支払いができるので、中国人は現金を持ち歩かなくなっている」とか
「街中にはシェアサイクルがあふれていて、スマホでQRコードをスキャンするだけで簡単に使えて、移動がすごく便利になった」とか。
現金嫌い&便利でラクなの大好きな私としては、もう気になると実際に試してみたくてしょうがない。
というわけで、嫌がる友達を説き伏せて、野郎二人で上海へ旅立った。
だって、クレジットカードのVISAやMasterが基本的に使えない(外国人向けホテルとか空港はOK)んだよ、あの国。
その代わり、中国で使えるクレジットカードは中国独自の「ユニオンペイ(銀聯カード)」。その隙間をスマホ決済が埋めている感じ。
そのQRコードを使ったスマホ決済にしても、基本的には中国国内に銀行口座を持っていることが必要、、、って旅行客には無理じゃね?
しかし、この現代社会でいまさら現金だなんて面倒くせえ!デジタル決済最強!
なんとか抜け道はないのか、といろいろ調べて頑張った結果、以下の「ツール」を手に入れた。
【スマホ決済サービス】→「微信支付(WeChat Pay)」
中国国内に銀行口座がなくても口座を開設OK。チャージは香港の代行業者経由でやった。(気にる人はググって)
※もう一つのスマホ決済サービスである「支付宝(Alipey)」は、中国の銀行口座がないとダメでした。
日本のクレジットカード会社(クレディセゾン)が発行する旅行者向けのプリペイド・クレジットカード。
こうした有力な武器を携え、勇者(?)2人は上海へと旅立った。
===1日目===
空港に到着。
友は、空港内の両替所で1万円を人民元に両替。人民元をゲット。
俺は、空港内のATMでクレジットカードで人民元を引き出そうとするが、何度やっても、また別のカードを試しても、エラーでダメ。一人旅だったら焦るとこだけど、とりあえず人民元を友だちから借りる。現金最強。
空港からリニアモーターカー&地下鉄で上海中心部へと向かうべく、リニアの窓口で交通系ICカードを買う。
「銀聯カード」のステッカーが貼ってあるので使おうとしたら「ごめんね、現金だけ!」だってさ、、、またしても友達から人民元を借りる。
銀聯カードが使えるのはリニアの乗車券だけで、ICカードの購入はキャッシュオンリーっぽい。
早速クレジットカードでキャッシングを試すと、今度は無事に引き出せた。人民元ゲット!
外資系ホテルだけあって、Visa / Master カードOKでした。JCBはダメだったけど。
QRコードをかざしてる人がいたので「お、WeChat Pay使える!?」と思ったが、Alipayだけだった。
おとなしく現金で払う。
Alipayのステッカーしか貼ってなかったので念のため確認したけど、やはりWeChat Payは対応していないとのこと。
その代わり、銀聯カードはOKだというので、カードで払ってみる。ようやくキャッシュレスで支払!
カードの暗証番号を入力した上に、伝票にサインまでするという、安心だけど面倒くさい手順だった。不正利用防止?
===2日目===
お支払は現金で!
こちらもAlipayのみ対応でWechat Payは不可。お支払は現金で!
業界2番手のWechat Payは対応してない店が多いみたい。(特に老舗は)
喉が渇いたので、商業ビル内のフードコートでフルーツジュースを飲む。
店員に指差しで「Wechat Payで!」と伝えてから、レジ横のQRコードをアプリで読み込み、自分で金額を入力して支払い完了。
やっとQRコードで支払えた、、、
上海市内の地下鉄やフェリーに乗る。交通系ICカードでピピッとお支払。
自動改札だけど、自動扉じゃなくて回転棒(?)を一人ずつ回して通過するタイプ。
あと、地下鉄の改札口には必ずセキュリティーチェックがあって、大きな荷物(スーツケース)はすべてX線チェックされる。
日本が安全すぎるのか、中国が疑い深すぎるのか、よくわからなくなる。
スマホ画面に表示させたWechat Payのバーコードをコンビニ店員がレジのバーコードリーダーで読み込むだけで支払い完了。
これはラク。日本のコンビニで「Suicaで!」と言って支払うのと同じ感覚。
大手チェーン店の対応が進んでいるのは、日本も中国も同じなのね。
さすが観光客向けの殿様商売。レジのお姉ちゃんもやる気なさそうだったし。
===3日目===
歩いてみた範囲だと、地元民向けの屋台なWeChat PayのQRコードを貼っている店が多かった気がする。
みんながみんなQRコードでキャッシュレス、というわけでもなさそう。
空港で昼食。
だけど悔しい(?)のでWeChat Payで払ってみる。POSレジでスマホ画面のバーコードを読み込んで支払い完了。
アプリ内に店名や金額など支払いの記録がいちいち残るので、証拠や記録を残すには便利かも。
===結論===
いろいろ準備したのに「ツール」の出番が少なくて残念でした。
地元民向けのお店ならもっとWeChat Payの出番があったかもしれないけど、こっちは観光客で、地元民じゃないからねぇ〜
俺もちょっと期待しすぎた部分があるし、実際に現地に行ってみて「こんなもんか」とわかったのも良い経験だったかなと。
過去の蓄積とブランド力と一部の得意なジャンルだけ、なんとか海外でモノが売れてる。
観光地とか、都会の一流店が並ぶ界隈には外国人がいっぱい。金を景気よく使うのは外国人とごく一部の金持ちだけ。
なにかというと政治がぐちゃぐちゃして、外からよくわからん。。
ちょっと長めで安定した政権が生まれるときは、リーダーがちょっと変。
なお、イタリア人は「陽気でいい加減」とおもわれがちだが、北イタリアの工業盛んな地域にいくと、驚くほど真面目できっちり仕事してる。欧州でも屈指のクラス。
日本人は「まじめできっちり」と思われてるが、その実、ルール破りが常態化していることが時折企業不祥事で明らかになる体質。
ここは、ちょうど表裏かもしれない。
タイトル通り。
10年ほど前に愛知で数年間暮らした経験から、日本で一番病んでる地域は愛知(特に名古屋)だと思って生きていたが、
相模原の事件や座間の事件があり、前から愛知に似ていてやばいと思っていた神奈川も相当やばいな、神奈川の方が病んでるのか? と思いかけていたが
教師が生徒と性交に及んだというニュース、しかも1人ではなく複数人がロリコン行為で逮捕されているのを見て、やはりこっちの方が病んでいたか…と。
・愛知
・神奈川
・大阪
・京都
・香川
愛知→日本で一番病んでいる。劣等感の塊の田舎。何もない、文化も名物も有名人も何もないのに地理的な要因と経済的な要因で五大都市に入れられてしまった、ただの田舎。
東京・大阪・福岡・北海道・沖縄 などの他の都市に負ける、トヨタがあるだけのただの田舎だが、それを受け入れられない模様。
トヨタがあるというプライドとトヨタ以外に何もないという劣等感が、病んでいる原因。変質的な事件が多い。
見栄っ張りなのにケチ、田舎で車社会(だから車のマナーが悪い)、学歴や見た目や年収といった目で見てはっきりとわかることでしか、人を判断できない。
劣等感が強く、大阪・福岡などの他の大都市と張り合う。勝てるわけがないのに。劣等感が強いゆえ、ディスられることに過剰に反応する。なので腫れ物扱い。痛々しい。
他の都市に負けているという劣等感をごまかすために、名古屋以外の市町村を見下す。名古屋の人間は名古屋が一番、愛知が一番だと思いこむことで、精神の安定をはかっている、痛々しい。
都会の嫌なところ(人口密度が高い、競争意識が強いなど)と田舎の嫌なところ(排他的、車のマナーが悪い、男尊女卑、保守的など)の両方を兼ね備えた地域としては日本一かも。
日本で一番、痛々しい、病んでいる、暮らしにくい、嫌われているという点では、誇ってよいのでは?
香川→上に書いた、愛知の特徴と一致する部分が多い。人口39位という田舎ながら、人口密度11位という、田舎なのに都会並の人口密度という点が、病んだ地域となった原因か。
車のマナーの悪さは日本一だと思う。香川から出てこないで欲しい。県外にいても、度々、香川ナンバーの車に危険な目に遭わされる。もう一度言う、香川から出てくるな。出てくるなら外のマナーに合わせろ。
面積の狭さ「日本一」といったプライドと四国の田舎にすぎないという劣等感から、おかしくなっていると推測。愛知もそうだが、下手にプライドがあると劣等感をこじらせる。
トヨタだとか、面積の狭さだとかがなければ、ただの田舎に過ぎないのに、優越感を感じられる部分があるせいで、しかしそれ以外に何もないという劣等感を強く感じ、病む。
名古屋の人間が名古屋以外の愛知県を見下すように、香川の人間は香川以外の四国を見下す。
それゆえ、香川以外の四国の人間からは嫌われている、こちらは競うつもりがないのに、勝手に「香川の方が優れている」アピールをしてくるから。
勝手に言ってろ。そのアピールや、うどん県といったアピール、ディスられると過剰反応する劣等感の強さが痛々しいと思われていることに、気付け。香川から出てくるな。
神奈川→深く関わったことはないが、神奈川出身の人で狂った人を見たことはない。(愛知出身や香川出身ほど狂った人間には出会っていない)
ただそれは、外に出てくる選択をした人間としか関わっていないからで、神奈川から出ない選択をした人間は、愛知や香川の人間と同じぐらい狂っているのかもしれない。
マツコが、「横浜嫌い」を訴えているように、神奈川も調べれば調べるほど病む要素は多いのだと感じる。
東京への劣等感(横浜の人間が劣等感の解消のために横浜以外の神奈川県を見下す(名古屋や香川と同じ…)、出身地を聞かれたら「神奈川」ではなく「横浜」と答えるほど横浜市民のプライドは高いが
東京には勝てないので、プライドの分だけ劣等感が強くなる)、米軍基地、日雇い労働者が多い地域など、一般的に病んでいると認識されている愛知や大阪以上の問題要素を抱えていると思う。
それゆえの、相模原の事件であったり、座間の事件であったりするのだろうが、横浜の人間は自分たちには関係ないと思っているんだろうな…。このまま、神奈川には深く関わらずに一生を終えたい。
大阪→ネットなどで日本一の嫌われものとされているが、実際に嫌われているのは名古屋や横浜の人間だと思う。大阪が「嫌いな都道府県1位」などに選ばれるのは、言っても過剰反応しないから。
大阪の人間は神奈川や愛知の人間ほど劣等感が強くないので(実際、東京の次の大都市だし)、外野にディスられたところで、流せる。
ただ、神奈川や愛知ほど病んでいないにしても、クセは強い。在日朝鮮人問題や、日本一のドヤ街など、病む要素は十分にある。橋下徹が知事になるぐらいだから。
関西の他の都道府県からも、全国的にも、嫌われ者であるが、実際に東京に次ぐ大都市であるから、大阪の人たちはある程度のディスも有名税として仕方ないと思っているのでは。
変な人間、クセの強い人間の多さは、愛知や神奈川と同じぐらい。特に、大阪が一番だとは思わない。
京都→観光地としては好きだが、階級社会の名残である洛内・洛外の差別など、京都でしか通用しない常識を未だにやっている、特殊な地域。
特殊すぎて他の地域と同列に語れない。ただ、京都に生まれなくてよかったな、と思いますが…。イジメの多さは日本一、だとか…。そりゃ、出身地での差別が当たり前の地域なら、そうなるわ。
ベスト5ほどではないが、軽く病んでいて関わりたくない→滋賀・三重・岐阜・千葉や埼玉(など東京周辺で東京へのコンプレックスが強い地域)・広島・岡山・富山 など。
病んでいる地域の近くであったり、中都市のなかでプライドが高い地域(広島や岡山)が入ってくる。プライドの高さは劣等感に繋がる…。
そう言う意味では、なにもない田舎は平和。四国(香川以外)や九州は平和な地域が多い。長野・静岡も中部地方のなかでは病んでいない方なので、嫌いではない。
大都市のなかでは、福岡や北海道が劣等感が強くないので、好き。沖縄も好きだが、本土の人との間には距離がある、歴史的経緯や基地問題などがあり、仕方ないことだが…。
出身地などの自分ではどうしようもない属性で差別してはいけない、という社会的合意があるから、この地域が病んでいる・やばいなどと表立って語られないのであろうが、そういった態度をとりながらも
沖縄・北海道に対しては、特別扱いをして特別な地域として扱うのが、日本社会の欺瞞だと感じる。
全ての住民がここに書いた特徴に当てはまるとは言わないが、そういった、病んだ人間が多い地域(地域性ゆえに劣等感が強くなったり暮らす上でのストレスが大きい地域)というのは、確実に存在する。
大多数の人間は、見て見ぬふりをしているだけ。
有名な観光地である豫園(よえん)近くを歩いていると、後ろを歩く友達が誰かに話しかけれれたようで、立ち止まっている。
横には20代と思しき中国人の女性。スマホを渡しながら「写真を撮ってくれ」と頼んでいるようだった。
話しかけられた友達のことを「若い女性に頼まれたんだから撮ってやれよ(笑」とからかいながら様子を見ていると、写真を撮られ終わった女性が「あなたたちの写真も取りましょうか?」と聞いてきた。それも英語で。
シャイな友達は「いいです、いいです。ノーサンキュー」と断ってしまったが、自分は(まぁこういうときはお互い様だ)と思いながら、自分のスマホを渡して写真を撮ってもらった。
あとになって考えれば、これがすべての始まりだった。
「写真撮って」をきっかけにして、相手の中国人女性が英語で色々話しかけてくる。
聞けば職業は幼稚園の先生で、2年前から上海に住んでいるという。日本語はちょっとだけ勉強したことがあり、この前の夏にはクルーズ船で福岡に行ってきたとか。
今度はこちらに質問してきて、いつから上海にいるのか、何日間いるのか、今日はどこに行くのか、どこどこ(上海の有名スポット)には行ったのか、などなど色々聞いてくる。
私のほうが英語が得意なので(そう、中国人女性との会話は英語で行われている)、相手の質問に答えつつ、友達との間に入って通訳っぽいこともしながら、5分ぐらいは路上で立ち止まって話していただろうか、さり気なく女性が「お茶は好きですか」と聞いてきた。
「ええ、お茶は好きです」
そう、私は中国茶&台湾茶が好きだ。大学生のころには、毎月のように横浜中華街の馴染みの台湾系茶屋に通っては、いろいろなお茶を買いつつお店のご主人の講義(?)を聞いたりもした。今でも台湾に行けば、台湾茶を大量に買ってしまう。そんなお茶好きと知ってか知らずか、相手がお茶の話を振ってきたので、私はすっかり警戒心が薄れてしまった。
「この近くで、年に一度の茶道(ティー・セレモニー)をやっているのですが、一緒に見に行きませんか?」
うん、見てみたい。それが、その時の正直な気持ち&答えだった。
ティー・セレモニーとは、なんだか仰々しい動きをしながら中国茶を淹れるパフォーマンスで、いわゆる「ザ・観光客向け」のショーなのだが、実は一度も見たことがなかった。それは、私自身がひねくれた性格(あんなもんは観光客向けの見世物だ!)だからわざわざ見ようとは思わなかったし、今までに日本や台湾で行ったお茶屋さんが本気の真面目な(?)お店でそういうショーをやっていなかったこともある。
しかし、この時ばかりは、どういうわけか、暇つぶしというか見世物として、そういうのを見てみるのも悪くないなと思ってしまったのだった。
「じゃぁ、一緒に行きましょう」というわけで、女性に連れられて(今思えば”釣られて”だ)上海の街中を歩いて行く。
歩きながらも女性は、こちらの年齢やら職業やらホテルの場所やら、なんやらいろいろと聞いてくる。私は他人からプライベートなことを根掘り葉掘り聞かれるのが嫌な性格なので、多少は誤魔化しながら適当に答えていると、今度は干支やら星座なんか聞いてくる。てか、干支はともかく星座の英語名なんて知らんがな!このお姉さん、英語力はかなりのものだった。
まぁそんな訳で、移動中もずっとしゃべりながら5分ほど歩いただろか、着いたのは(連れてこられたのは)裏通りにある間口の狭い古道具屋?お茶屋?のようなお店。
お姉さんは、店頭に立っていた赤い民族衣装を着た老女に「ティー・セレモニーはやっていますか」と話しかけ(いま思い出したが、英語で話しかけていた。老女は英語はチンプンカンプンのはずなのに)、そのまま我々を店内へと導く。
店の奥には、壁にやいかにも中国っぽい書や絵が飾ってあり、一通りの茶道の道具(茶葉やらお椀やら急須やら薬缶やら)が小さめのテーブルの上に置かれ、その周りを囲むように椅子が5脚ほど並んでいる。
ここでもまた世間話のようなものが交わされ、茶屋の赤い民族衣装を着た老女は「ティー・マスターの先生」だと紹介される。
ティーマスターの老女が中国語で話し、それをお姉さんが英語に訳し、我々がそれを拝聴するという翻訳リレーのティーセレモニーが始まった。
最初は茶道の歴史やらウンチクやらを語っていたのだが、おもむろに老女が”メニュー表”を出してきた。
内心で「あーやっぱり金とるのか」と思った。ここまで一切お金の話は出ていないが、こちらはなんとなくタダで見れるものだと思い込んでいた節がある。
しかしまぁ向こうも商売なわけだし、中国人がタダでわざわざショーを見せてくれるとも思えない。まぁそれ相応の金額であれば払っても仕方ないかと気を取り直して、メニュー表を見てみる。
メニュー表といっても、白黒印刷のちゃっちいものではない。それなりの厚紙にカラー印刷され、製本されている。背景には、茶器や茶葉の写真が印刷されており、まるでどこか高級料理店のメニューのようだ。おまけに、すべて英語表記。
老女がメニューの1&2ページ目を開き、お姉さんがメニューの一部を指して話しかけてくる。「この料金だけどいいですか?」
お姉さんの指の先、2ページ目の中ほどには「RMB48 / kind / person」とある。(RMBは人民元の英語表記)
一人48元。日本円だと約1,000円だ。高いとも言えず、かといって納得もできない、絶妙な値段だ。
普段はお金にうるさい私も、この時ばかりは、納得はしていないけどこの値段なら仕方ないという感じで「ああ、構いません。OK」と受けてしまった。
しかし、はて、見開きページの左下には”ルームチャージが20元”やら”テーブルチャージが30元”やら、なんやら書いてあるのだが、この説明はなし。
すっかり警戒心が薄れていた私は、(取り立てて説明しないということは、きっとこの表記は関係ないのだろう)と思い込んでしまった。
また、2ページ目のタイトルが「1.高麗人参茶」で、2番以降の続きがあることを思わせる表記だったが、メニュー表は老女が持ったままページをめくるでもなく閉じてしまったので、その先は見ていない。
そんなこんなで、ティーセレモニーが始まった。が、茶道の詳細は割愛する。
パフォーマンス自体は面白かった。合計で6種類のお茶を飲んで、それぞれの茶葉の解説。その間に、金運を呼び寄せる(?)ガマガエルの置物を撫でたり、お茶の淹れ方を教わったり、内容自体は悪くなかったともう。
パフォーマンスが終わると、老女が、先ほどとは別のメニュー表を出してきて、茶葉のお土産はいかが?と売り込んできた。
値段を見て、私は「むむむ、、、これはボッタクリやな」と思った。
ジャスミン茶やら鉄観音やら10種類ほどの茶葉が載っており、それぞれ大・中・小と3種類のサイズが有るようだが、小サイズの一番安いやつでも380元、なんと7,600円もする!
普段から飲む中国茶は100g 1000円もあれば十分、と思っている私の味覚&金銭感覚からすれば、これは完全に予算オーバーだ。
いや、もちろん超一級品の茶葉には驚くほどの高値がつくこともあるだろうが、私の感覚ではナシだ。それに、いま飲んだやつにそこまでの価値があるとも思えない。
「わー、美味しいお茶だった。私はお土産に少し買っていくわ」というお姉さんに影響されたのか、財布を取り出して買おうかどうか迷っている友達に小声て「買うのやめとけ、高すぎ」と耳打ちする。
お姉さん、こちらの戸惑う様子に気づいたのか「ああ、いいのよ、買う買わないは自由だから。私は買うわ。んで、あなたはどうする?」とあくまで買う雰囲気を作り出そうとする。
なんか嫌な流れになってきなたなぁーと思いつつ、「悪いけど、やめとくよ。最近は紅茶にハマっててねぇ、まだまだ在庫がいっぱいあるから」と半分本当・半分ハッタリの話をしてお土産購入は断った。
なんか早く帰りたいなぁと思っていると、店の老女、もといババアが勘定書を持ってきた。
おい、1,280元って、日本円でざっくり2万5千円だぞ。本気か、こいつら。
一瞬にして頭に血が上った私は、思わず「これちょっと高すぎない?」と文句を垂れる。
いわく、お茶1種類1人あたり48元で、3人で6種類飲んだから
48元 × 3人 × 6種類 = 900元 だという。(実際には48元より高いお茶もあったので、大雑把な計算で)
そこに、客引き女のお土産代が加算されて、締めて1,280元だという。
金額にピンときていないのか、財布を取り出して札を数えようとしている友達の動きを慌てて止めて、スマホの電卓アプリで日本円に換算した結果を見せて「高すぎだろ、こりゃ」とキレ気味にいう俺。
敵に向き直って「最初のメニュー表をもう一度見せてくれ」という俺。
奥から取り出されたメニューには、確かに”それぞれの茶葉のページに”「RMB48 / kind / person」、つまり「茶葉1種類当たり お一人様48元」とある。
あーそういうことね、このおちょこ口一杯にも満たないお茶一つに約1,000円を課金し、それが6種類だから6,000円だと。
あーそうですか、確かに書いてありますね、はい、そうですか、って納得できる訳がない。
「こんなの高すぎだろ」
「いや、ティーマスターの先生がこれだけやってくれたんだから、決して高くはない」
「日本でもこんな高くねぇぞ」
「茶道のパフォーマンスを受けたのは認めるが、この価格には納得できん」
「お茶一杯の値段は高いかもしれないが、ここ上海では、急須にお湯を継ぎ足しながら何倍もお茶を飲んで、何時間もおしゃべりできるシステムなのです。ほら、メニュー表のここにも書いてあるでしょ」(確かに英語でそう書いてある)
「そんなこと言ったって、こちとら、メニュー表の1&2ページ目しか見せられてないし、そこにある『一人48元』だけ払えばいいのかと思っていた」
とかなんとか、英語で喚き散らして少し興奮が収まった俺は、勘定書を手に取って冷静に考えてみる。
合計金額は2万5千円だが、そこには客引き女のお茶代とお土産代も含まれている。純粋に我々が払うべきは、相手の言い値では1万2千円、一人あたり6千円だ。
さて、この茶道パフォーマンスにそれだけの価値があるだろうか?いや、ない。払いたくない。だからといって、払わなくて済むわけでもない。
俺は手を顎に当て、少し考えながら、黙り込む。
客引き女が何か話しかけてきたようだが、怒りのあまり全然気づかなかった。
しばらくすると、敵も「面倒くせえ客だな」と思ったのか「じゃあ、いくなら払うのか」と態度を軟化させた。
なーんだ、やっぱりボッタクってる意識があるんじゃねぇか(笑
ここはあくまで、当初の理解どおり「一人48元」で押し通そうと、「3人分で150元なら払う」と言ったつもりが、相手は「1人あたり150元」と誤解したようで、「ならそれで構わない」ということになった。
横でポカーンとしていた友達に、小声で「悪いけど100元払ってくんない?」と言って、財布から100元札を取り出してもらう。
この時、財布の中に、100元札が2〜3枚と、日本円で1万円札が2枚、さらにパスポートまで入っているのが丸見えだったので、財布をさっさと仕舞わせる。
「んじゃ2人分で100元ね」
「え、いや、1人150元でしょ」
「いやいや、だから、最初から言っているとおり、1人48元だと思っていたの。だから、細かい端数は無視して、2人で100元!」
これには、さすがの店のババアも客引き女も怒ったらしく「そんなの少なすぎよ!」とかなんとか言っている。
「そんなのってあり?もう、まったく。せめて部屋代としてもう100元出しなさいよ」
(あーあ、面倒くせえなぁ。でも、あと100元でケリがつくなら)と思ってもう100元を出した。締めて200元のお支払だ。
この期に及んでも、客引き女は演技(?)を止めないらしく、
「あなた達が200元しか払わないなら、残りの分は私が全部払うわ」といって、本当に財布から100元札を取り出して払っている。
疑い深い私は、この光景を黙ってボーっと見ながら、頭の中は「なんだ見せ金か。払うふりして、あとで取り戻すんだろうな。わざわざこんな演技しなくても。」と冷めていた。
でも、この見せ金に釣られて、やっぱりお金を払ってしまう人もいるんだろうなと思った。
まぁ、兎にも角にも、支払いを終えて、そそくさと店を後にする。
客引き女は相変わらず話しかけてきたが、もう俺は怒りと情けなさとで、会話する気力もなかった。
「この後はどうするの?豫園を観光?」とかうるさいので、とにかく客引き女と離れたかった俺は「いや、ホテルに戻るよ。だから地下鉄の駅まで。」と言った。
本当は歩いて帰れる距離のホテルだったのだが、一緒に歩く友達に「余計なこと言うなよ!」と目配せしながら、「地下鉄でホテルまで戻る」と言い、客引き女とは駅前で別れた。
さて、結果的に2人で200元。1人あたり2000円弱の被害額(?)で済みましたが、百歩譲っても適正価値は半分の1000円ぐらいだろうと思っています。
ネットで検索すると、同様の被害例がこれでもかと出てきます。引っ掛けのパターンとしては、典型的な手口なのでしょう。
それは、相手が片言の日本語ではなく、英語でベラベラ話しかけてきたことも大きく影響していると思います。
ネイティブ日本人の私達にとって、片言の日本語にはとても違和感や警戒心を覚えることでしょう。しかし、相手が流暢な英語を話すとなると、日頃の英語コンプレックスも相まって、相手が対等もしくは上等の立場にすら覚えてしまいます。
もしかしたら、このボッタクリ集団の元締めは、そういった日本人の英語コンプレックスを付け入るために、あえて日本語を使わず、英語で商売をしているのかもしれません。
・英語が完全に理解できなくても、とりあえず「OK」と言ってしまう日本人(なまじっか少しは分かる言葉だけに、タチが悪い)
・英語で書かれたメニュー表をよくよく見てみれば確かにそう書いてあるので、仕方ないかと思ってしまう
・もし不満があったとしても、英語では言いたいことも言えずに、泣き寝入りするしかない
日本の振り込め詐欺のように、ある程度マニュアル化&パッケージ化されているのかも。
写真を撮ってくれと頼まれること、また旅行者同士で世間話や情報交換をする、それ自体はとても楽しいことです。
また、善意の現地民がおすすめの観光地に連れて行ってくれることも、本当にあるのかもしれません。(滅多にないからこそ、メディアが美談として取り上げる?)
・お茶屋に連れてこられた時点で「このお店は大丈夫なのか?」と、自分で立ち止まって考えなかったこと
・メニュー表を見せられた時点で、「総額はいくらなのか?」と相手に確認しなかったこと
要するに、自分自身でよく考えて、納得してから行動する、という基本原則を疎かにしてしまったことが、今回の失敗につながってしまったのでしょう。
がとっさにできなかったことです。
私の場合、スマートフォンをネックストラップで首からぶら下げていたのに、いざパニックになっていまうとスマホのことなどすっかり忘れてしましました。
今回の場合は、まぁしょうがねぇかーという感じで、いい勉強になったと思っています。
これが下手にマッサージ店とかに連れていかれたら、それこそ身ぐるみ剥がされていたかもしれませんし、被害額も少なく済んだと思って諦めつつあります。
同様に被害にあう方が一人でも減ることを願うばかりです。
渋谷にゴミ箱がないからゴミだらけになるのも仕方無い、という話が燃えてるけど、大貫先生ですら良いって言ってるんだから若者がやってしまうのも仕方無いね
昔、ある観光地で、自動販売機で飲み物を買い、その場で飲み干して缶を捨てようとしたところ、見回してもゴミ箱がない。自販機の横に置けば回収されるだろうと思い置いたところ、近くにいた観光協会係員に「ゴミを捨てるな。あそこのトイレにゴミ箱がある」と叱られた。以来、あそこへは行ってない。
https://twitter.com/ohnuki_tsuyoshi/status/883893841098457089
まず移民したのは仕事がなかったから、大学は出たけれど派遣しか働くところがなかった。
派遣で働いたことある人は分かると思うんだけど派遣は人扱いされない。
将来に悲観してこんな生活を続けるぐらいなら移民しようってことで移民した。
【移民前】
移民前は心が踊った。平均GDPは日本より高く、写真で見る綺麗な町並み。仕事も日本より楽と聞いて喜んで移民した。
【移民後】
不味い食事に、観光地以外の汚いローカルの町並み、とんでもない高給取りも多いが一般人は日本人と同じか似たような給料、それでいて高い物価
クリーンな政治を詠ってはいるが実際は一族間で都合のいいように利益を合法的に回している。
他の国からの移民に聞いても政治はどこも大体同じ感じだ。中国もロシアもフランスもアメリカも北朝鮮も特定の人たちが利益を回している。本質的にはあまり違いはない。
仕事も日本的な嫌な感じのイベントは少ない。だけど状況が変わるとすぐに首になるので気は抜けない。
【政治への期待】
色んな国の人を見てきて思ったが無能な人ほど政治への期待が大きい。国はこうすべきだ。こうして欲しい。とか要望が強い。
そこそこ能力のある人は政治など期待せずに国が駄目なら移民を考える。選挙なんてあまり期待していない人が多い。
【総論】
政治に期待しても無駄、それよりは英単語でも覚えて移民の準備をした方がいい。
移民先でもきついことも嫌なこともある。
2
2日目 午前
ホテルの朝食の後、午前のおやつの蛋餅を食い、猫の村 猴硐→九份に向かうことにした。
まず地下鉄での行き先は台北車站(セントラルステーション)だ。
着いたら、駅周辺を散策する事にした。
すぐ近くに市場があり、その中ではここでも屋台的なものがあった。
台北では其処彼処で料理をして、其処彼処で誰かが何かを食っている。
市場を出ると小雨が降って来たので、近くにあった美術館に入ることにした。
美術館はひんやりして心地いい。
照明を落とした展示室では、赤と青の幻想的な浜辺で艶めかしく肌をさすり合う男2人と、それを覗く小太りな水兵の映像作品が放映されていて、よくわからないけど南国を感じた。
勝手な印象だけど、中華圏の現代アートは男の性を描いたものが多い気がする。
美術館をでたら、むしろ雨は強くなっていたが、3分もしないうちに止んで、強い日差しが古式ゆかしい建築様式の美術館を照らしてきた。
きっと今日もまだまだ暑くなるんだろう。
2日目 午後
台北車站に戻り、台鐵で猫の村として名高い猴硐に向かう。
この途上でも旅の目的の一つがあった。
台鐵弁当だ。
台湾鉄道には日本統治時代からの伝統で駅弁があるそうで、これは蚵仔煎と並んで是非食べなくてはいけないものだった。
どこで売っているのかわからず、改札を通ると、改札のすぐ脇に売店があり、そのまえの待合所で、老若男女が弁当をガツガツ食っていた。
きっと、現地人も食うために生きているし、旅行者もここに何かしら食いにきているに違いない。
排骨(スペアリブ)弁当がイチオシのようだったが、暑さにやられたのか、少し重い気がして、なんだかわからない別の弁当を頼んだ。
でてきたのは、角煮弁当だった。
温かく、蕩けるように柔らかい角煮を口に含んだ瞬間、思わず「うまい」と呟いた。
台北の食い物は、不味いものこそなく、むしろ多分ずっと食べても嫌になる事は無いだろうと思うくらいには美味いが、「びっくりするほど」とまではいかなかった。
しかし、別に飯屋でも屋台でもなんでもない、駅の待合所で、遂に美味くてびっくりするものに出会った。
台鐵を乗り継ぎやがて猴硐に着くと、ホームには猫ならぬ、猫耳のついた麦わら帽子を被ったお嬢さんがいた。
ここに来る人は、自らも猫になって来るらしい。
改札を出たらさぞかし猫だらけなのだろうと思ったら、改札を潜る前にすでに1匹、窓際で寝息を立てている。
一枚写真に収めて改札を通ると、其処彼処に猫が。
観光客にすっかり慣れているのか、どいつもこいつも写真を取られようが撫でられようがどこふく風。南国は猫も呑気なもんだ。
カフェに入って一息つく事にした。
大きなテーブルでアイスコーヒーを飲んでいると、4人客が入ってきて、マスターが「席をかわってくれないか?」
いいよ、と窓際席に行くと、椅子の上に寝息を立てた白猫が。
と、少しすると、不意に便意をもよおしてきた。「やっぱエリーさんの言った通りだったかな?」とも思ったが、一昨日の飛行機から寝不足気味ではあったし、正直台北の食に関しては衛生的に完璧といったものは少なかったので、何が原因か特定が難しい。
そんなに深刻な不調でもなかったので、トイレを借りて用を足し、「もっとまずくなったらその時は台北に引き返そう」位で、旅程を続ける事にした。
お土産の猫型パイナップルケーキを買うため、また筆談メモを描いていると、ブレスレットが何処かに行ってしまった事に気付いた。
頻繁にカバンに手を突っ込んでいるうちに外れてしまったのだろう。
少し探したが見つからない。
そうこうしているうちに雨が降ってきたこともあって、諦めて駅舎に向かう事にした。
「山の天気は変わりやすい!」
猫型パイナップルケーキを売っているお土産屋さんのおばさんは日本語が堪能で、結果としてメモは無駄だった。
目当ての品も手に入ったので、駅前を散策していると、「ブーーーーン」という音。
猫の写真を撮りきにて、実に珍しいものをカメラに収めることができた。
まだ日は高い。エリーさんのオススメに従って、猴硐から遠く無い、十分の瀑布を見る事にした。
十分駅に着いたは良いが、急に決めて下調べがないので、滝までの行き方が分からない。
とりあえず人並みに従って歩くと、沢山の人がいろんな国の言葉で天燈を空に飛ばしていた。
十分は、色々な願いが書かれた天燈が宙を舞う事でも有名な村だ。
天燈の翔ぶ界隈を過ぎれば、川沿いの通りに出た。
さあどうしよう。
これに乗れば確実だ。
メモに滝の絵と「十分瀑布」と書いて、運転手のオッチャンに見せる。
すると、呆れたような顔で「歩いた方が早いよ」
そうなのか。
ワンメーターでも乗せて、良い加減な値段でもふっかけりゃ稼げるだろうに、正直というか商売っ気が無いというか。
でもよくよく考えれば、そんな客を乗せるより、ここから直接九份や台北に行く客を待った方が良いのかもしれない。
オッチャンが指差す方向にしばらく歩くと、「十分瀑布公園」に到達した。
渓谷にかかる吊り橋を2つ渡ると、遂に大瀑布が見えてきた。
滝の飛沫と折から降ってきた小雨であたりはビショビショ。
傘をさしてカメラを構える訳にもいかないが、幸い雨ガッパを持ってきていた。
用意周到。エリーさん、そんなに迂闊な男でも無いんだぜ。
飛沫と小雨に濡れながら、十分の瀑布をカメラに収めることが出来た。
さあ九份だ。
2日目 夕方
十分から九份最寄り駅の瑞芳に向かう車内、向かいに座っていた女性2人の親子連れ、娘さんの方が騒ぎ出した。
言葉を聞くと韓国からきたようで、どうもこの列車が瑞芳に留まるかどうかがどうしても気になるらしい。
手元にスマホがあるので調べれば一発なのだが、なぜか地図アプリなどを見ていて要領をえない。
英語でお互い話そうとするも伝わらない。
お姉さんが先程の女の子に聞いた。「あなたは何処から来たの?」「I'm chainese.」大陸の人だろうか?
「ここに日本人もいますよ」シャイな日本人らしく、心の中だけで言った。
2日目 夜
瑞芳に着く頃にはすっかり日も落ちて、九份観光には絶好の時間帯だ。
駅前で張っていた兄ちゃんに「九份」伝えると、すぐに車を紹介してくれる。
タクシーのオッチャンに行き先を伝えると、出発進行。
しばらくすると九份老街に到着した。
中国語は発音がダメ、英語も中学生レベル、日本語だって怪しい。
台湾は人気の観光地だから日本人が沢山いると思ったら、これが意外と会わないもので、むしろ白人の方がよく見かける位だったが、ここ九份ではちょっと歩くとすぐ日本語が聞こえる。
しかし、良い加減、歩き通しで疲れてきて、少し具合も悪くなってきた。
脱水症状かな。
九份ではお茶でも飲もうかと思っていたのだが、人ですごいし、都合よく茶藝館も見つからない。
写真も撮ったし、もう切り上げようか。
ふと茶器の店が目に入ったので入ってみると、幸運な事に、茶藝館が併設だった。
茶藝館では店員さんがお茶の淹れ方を流暢な日本語で説明してくれる。
赤く光る街を見下ろして、ゆっくり金萱茶を飲んでいると、果たして大学生か若手社会人と思しき兄ちゃん3人連れが、賑やかにやって来て、日本語で高山烏龍茶とお茶菓子を頼んでいた。
諦めかけていた目的が果たせたので、会計の際に店員さんに伝えようと思い、「旅行の目的の一つが九份でお茶を飲む事だったんです。」と言ったが、さすがに日本語で複雑な言葉は伝わらないようだった。
説明の日本語が余りに流暢だったので油断したが、あれは決まり文句なのかも知れない。
「最高だ。」
「謝謝!」
秋葉原のビラ配りがここ数年で異常に増えた。
ケンタッキー秋葉原店からAKIBAカルチャーズZONEまでの道(通称:メイド通り)が特に酷い。
メイドだけでなく、忍者、女子高生風(最近は規制により私服)姿の女で埋まっていて、通行の妨げになっている状態。
男性歩行者にはしつこく声をかけてくるし、無関係な一般の店の出入り口前に平気で立ち尽くすこともあって、迷惑この上ない。
ガラの悪い元締めの男の監視の目もあり、風俗店街かと思うほどに酷い景観を呈している。
そもそも、千代田区は2014年4月1日に施行した「公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例」で客引き・客待ちを禁止している。それにもかかわらず、3年が経過した現在も変わらない状況が続いている。(道路使用許可証があれば客引きOKという矛盾)
秋葉原の通称メイド通りで写真撮ってたらメイドバー元締めみたいな男に「メイド撮んな」って絡まれて、メイドじゃなくて景色撮ってると写真見せて説明したら「…けど道の邪魔なんだよ!」ってさらに怒られたんだけど、「どう考えても公道で客引きしてるメイドのほうが邪魔」って言いそうになった pic.twitter.com/JU6oxjuN34— ヤコー (@yako_FLPR3) 2017年9月28日
印象的なアキバの写真を添え、1万3000RT、1万8000いいねを獲得しているこのツイート。どうやら、メイド通りの景色を撮影していたら、メイドバー関係者の男に絡まれたそうだ(togetterにもまとめられている)。リプライ欄を見ると他にも経験談多数。
「スーツの若者」がやってきて写真を見せるよう強要、見せなければ警察に通報するなど、かなり強引なやり方で脅迫してくるという。
実はまったく同じ目にあったことがある。
2017年4月8日、JKビジネスの客引き一斉補導が実施され、警察の見回りが“一時的”に強化された時期があった。そんな補導後で少し落ち着いたという秋葉原を確かめるため、買い物ついでに現場に足を運んでみたときの話だ。
確かに、JK風の格好をしている客引きはあまり見当たらなかったが、私服に変えただけで、道のど真ん中にそこら中に湧いていた。
とはいえ、少しでもマシになった景色を写真に収めておこうと、ケンタッキー秋葉原店前から、ベルサール秋葉原方面を向いて撮影していた時である。
突然、20代前半ぐらいのスーツ姿の男、ビラ配り達の用心棒が名乗りもせず話しかけてきた。撮影した写真の中身を見せるよう要求してくる。声色はチンピラのそれ。
画像にビラ配りは写り込んでいないし、個人が特定できない範囲で普通に“秋葉原の街”を撮っている。この男含め、女側もその店で働いていること、違法行為の証拠となる写真が残るとまずいのだろう。
ツッコミどころはあったが、絡まれても面倒なのでその場を去ろうとした時、いきなりリュックの持ち手を掴まれた。
絶対に離さない、という意気が伝わるほどかなり力を込めており、顎をしゃくりながらものすごい形相で凄んでくる。
こちらも応じて引っ張ると、リュックが崩壊しそうな勢いで引っ張り返してくる。相手はかなり荒れており、一触即発の状況だった。
そこで男はリュックを掴んだまま手元のスマホを取り出し、番号を押すフリを始める。
写真にビラ配りの女が映っていないか絶対に確認が必要だと言い張り、それが確認できないなら警察に通報するという。
他の用心棒達もこちらを伺っており、警察が来るまで何が起こるか分からない。まずはここを離れる必要がある。言葉で伝えても仕方ないので、試しにカメラの液晶モニターで画像を確認させると、やっと掴む手を離した。
そのあとは無表情で棒立ちのまま。無言でこちらを見ながら突っ立っている。
さすがに、強引すぎるやり方に呆れと怒りが込み上げた。秋葉原は常に観光客で溢れていて、カメラで街を撮影する人はいくらでもいる。
他の人にも同じことが起こる可能性がないとは言えないし、この状態を放置するわけにはいかない。その足で万世橋署に通報することを決意した。
一方、男は店の名刺を持っていなければ、身分を証明するものがないと言い張る。
場所は昌平橋交差点の建物(東京都千代田区外神田2丁目3-9古室ビル 2、3階)であることが判明。
ちなみに、ここは同じ建物内に複数の系列店を構えている。2chあたりにも詳しく書かれているので、調べてみると良いだろう。
今回のケースに対して、万世橋署がどういう対応を取るのか個人的にも気になっていた。通報ついでに秋葉原の客引きに関してどう思っているのか、聞き出せたら良いだろう。
なんてことを思っていたが、先方の意外な対応に度肝を抜かされるとは、このときは思ってもいなかった。
まぁ、前述のツイートを見れば分かるように、現状は何一つ変わっていない。
とりあえず、受付で暇そうに会話している年配の男性2人に事情を話してみた。
すると、返ってきた返事は
「風景撮っていて絡まれたなんて通報は今まで一度もないですよ」
「それで何か怪我をしたわけじゃないでしょ」
だった。
今まで通報がなかったから何だと言いたいのか?目に見えるような大怪我してから出直してこいと?
初っ端から対応する気ゼロ。会話の邪魔だから帰ってくれないか、という無気力さも伝わる姿勢。開始数分で詰みの雰囲気を感じ取る。
そうは問屋が卸さんぞ、ということで“威嚇しながら相手の物を強引に掴んだりする行為”は何か抵触しないのか、被害届は出せないのか、などを聞いてみる。
「秋葉原以外の観光地でも、人がたくさんいる中で風景を撮影しちゃいけないんですよ」
「盗撮されてネットで公開される恐れがあるから、彼らも女の子達を守らなきゃいけないんですよ」
「被害届?無理なんじゃない?」
「で?あなたはどうしたいんですか?」
予想外の返答に結構驚いた。街でカメラを構えること自体が間違い、強引な手段で絡まれるのは仕方がないという。まるで警察があてにならない。
肖像権絡みのことを言われるのは予想できていたが、観光地の風景でも撮影するなとかそれはいくら何でも無理ゲーすぎないか?
被害届を出すことを何度も何度も繰り返し伝えると、なんとか3階の犯罪対策課に案内された。
だが、ここで返ってくる言葉は受付で言われたこととまったく変わらない。
「特に何かできるわけでもない、用心棒も彼女たちを守る必要がある」 と。
なるほど。
では、今回のような大事に発展しかねない彼のやり方には問題がないのか?
結局は3年前の取り締まりと同じで、ビラ配りの補導も一時的に取り組んでいるものなのかと聞き返した。
そこでやっと重い腰を上げた。
具体的には、生活安全課にも今回の件を共有し、担当者が店に電話で警告するという。
結局、署では15分程の時間を過ごしていた。
帰りに出口まで見送られると、さきほどの受付の2人が訝しげな顔でこちらを見ているのが印象に残った。
とんだ事態に遭遇したわけだが、ここ何年か見かけるビラ配りと用心棒の行動は目に余るものがある。
今回通報したことで、警察が本当に実行するかは分からないし、注意してもなあなあで終わるのだろう。
今回のケースは、“今まで通報がなかった”ということで足蹴にされた感じでもある。
それでも、こういう通報案件の積み重ねで一斉摘発に繋げられる可能性はあるかもしれない。
秋葉原の街を少しでも安心して歩けるようにするには、こうした地道な行動が必要だと思う。
ちなみに、威嚇してくるスーツの男は新入りのようで、その強引な行動はTwitterでもここ1年くらい報告が増えているのを確認できる。(そもそも他が私服姿なので余計目立つ)
それ以前にメイド通りエリアを担当していたのは共同経営者の男で、こっちは最近新店舗ができたジャンク通り付近にいることが多いらしい。
とまあ、Twitterで検索をかけていると思いもよらないものが引っ掛かった。
2つの垢を見たが、用心棒を始める前からHNで情報を発信しているようだ。
メイド通りの歩行者の顔が写り込んでいる写真などが確認できるが、これでも宣伝用垢なのである。
このツイートに至っては、裏オプションを仄めかす内容になっている。
県内はもちろんのこと、
南は熊本と、
また、県内のおおよその地域からは特急や高速バス利用で博多へのアクセスがいいので、新幹線や発着数の多い福岡空港から全国へ行きやすい
もちろん佐賀空港も使える
多分これがキッチリ交際したい向きにもご納得いただける告白ライン
二人きりで食事を3回ほど(これは学食でも可)繰り返した後、映画館・水族館などの初心者用デートコースに誘う(当然二人きり、グループならOKと言われたらノーカン)
↓
上記の初心者用デートを3回ほど行い、相手が次の約束を断ったり日程の摺り合せなどをしない等のお断りサインを出してこないのを確認の後、遊園地や観光地を日帰りで散策などの中級者コースに誘う
↓
中級者用デートをまた3回ほど行い、またお断りサインが出てないか確認した後、相性が良さげかどうか自己確認。<<ここが告白ライン
月2~3回のデートで大体3ヶ月から半年くらい。これくらいしてたら真面目な交際。
「○○ちゃんのこと好きなんだ。今彼氏とか好きな人いないんだったら付き合わない?」と告白すること。
多分それでも断られる可能性は充分にあるが、デートをこの回数してくれるなら少なくとも嫌われていないし、徐々に異性として意識してもらえば現段階で断られてもあとでワンチャンある可能性は大いにあり。
効能以前の問題、お風呂に入るという行為に効能がおまけで付いてくるから温泉はセーフ。
ああいうのって効能の為に余分な何かをプラスさせられるからめんどくせーんだよ。しかも副作用まである。水素水は単なる水だから副作用もクソも水自体が常時服用者の何人かは殺人鬼になっているからな。水怖いわ。
だからキレるっていうより頼らない方がいいよって感じだし、それと比べて温泉が齎すリラクゼーション効果や経済効果は観光地の活性化も相まって最適というワケ。
8月初頭に書いてたやつ
去年ポケモンGOが日本で配信された前後に、広島・長崎の平和公園を含むいくつかの観光地からポケストップが削除された
そして当時それに対し「観光地からポケストップ外すのはおかしくね?」みたいなコメントをニコ百かどこかで見かけた記憶がある
(ソースや正確な発言内容はうろ覚えなのでどういう文脈で批判してたのかは忘れたが、なんかポケストップ除外に否定的だったのは覚えている)
他観光地は知らんが少なくとも広島平和公園に関しては英断だったと思うよ、早めのポケストップ削除申請
まず観光客が大量に押し寄せる、次に小中学生も大量にやってくる
その上いくつもの平和団体反原発団体左翼団体右翼団体ネトウヨ団体街宣車新宗教団体がビラ配りや署名クレクレやパフォーマンスをやっているんやで
長崎の方は行ったことないがおそらくあっちも9日近づくと大体同じだろうし
カレンダー見てふと去年の今頃こんなこと考えてたなーと思い出したので書いてみた
その考え方もわからないんじゃないんだけど、例えば旨い寿司を食べる。
なんなら酒やタバコでもいいんだけど、次の日には糞や尿として排出されてしまう物に人類が安くない支出を続けて来たのは、結局満足感の為だよ。
生物としては最低限の栄養素で生きていけるとしても、人間はそうじゃない。
だから太古の昔から装飾品で身を飾り、絵を描いて、珍味を食べてきた。
それで元増田が言う通り、いい靴を買うのも多分そう。
碌な思い出がないとして、ポジティブな思い出を獲得するために盛り場に繰り出す。
いい女を抱いて、高級な車に乗る。
葉巻をくゆらせる。オシャレな雑貨を買う。
私の通った道なりに咲き誇ってて
壮大!
まあ使い込んでるから仕方ないんだけど。
もう何年も前に買った物だから、
買ったお店に行ってもおいてなくて売ってないのよね。
お気に入りだっただけにね。
そういう時は
でもこの際、
背に腹はかえられないわね。
同じ形だし。
食わぬタヌキの高楊枝とも言うじゃない。
こないだ届いてルンルンだわ。
でも鞄の入れ替え面倒くさくてやってないと言う始末よ。
うふふ。
混ぜご飯美味しいわよね。
なしウォーラー。
秋の果物も美味しくなってきたわ。
柿、ってなるといきなりお婆ちゃん臭くなっちゃうわよね。
好きな果物なに?って
柿!って答えると、
なんか変な空気になるわ。
覚えてね!
うふふ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
「海、似合ってないね」インドア派の青年が本物のサーファーになっていく『成長の記録』がステキ -http://corobuzz.com/archives/86161
内容については記事を参照してほしい
この記事についてある人がツイートしていた。内容は非常に息苦しいもので、噛み砕いて説明すると「性的隠喩を使わなくても観光地PRできるじゃん」と言った趣旨のものだ。一応リンクを貼っておく(https://twitter.com/katepanda2/status/900245111484727296)
このツイートを見た時、すでに僕は幻滅していたのだが、問題はこのツイートへのあるリプライだった。このツイートだ。(https://twitter.com/lunarainbow8/status/900430990069309440)
本当に意味がわからない。そもそもこの記事をこんな息苦しい解釈をしながら見られる神経がよく分からない
何故、太っている人間が「海が似合わないね」と言われただけで差別表現なんだ。
僕は肌の色や、ハンディキャップの有無、出生地や性別等で差別する事は好まないし許せない。だけど最近ネットの奴らはあまりに過敏じゃないか?おかしいだろ、普通に考えて。