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イカのさばき方を知ればもっと楽しい! イカマニアによるイカお取り寄せのススメ&食べ尽くしレシピ - ソレドコ (rakuten.jp)
https://srdk.rakuten.jp/entry/2021/02/24/103000
こんな記事を読んで、ふと昔の記憶がよみがえったので記録しておく。
私が中学1年生の夏。
荷をほどくと、中には胴体だけで70センチほどもある大ミズイカが包まれていた。
私は、途方に暮れた。
失踪と言っても、いつものとごく、アルコールで金を使い果たして、
いつものごとくだと、1週間は帰ってこない。
仕方ない。捌くしかない。
どうやって捌いたら良いかわからない、なんならどうやって食べるかも知らない。
もしくは白くて四角い刺身であったり塩辛として瓶詰にされているものだ。
こんなにデカくない。
拳ほどもある眼がデローーーーンとこっちをみている。しかも2つもっ!!!!
仕方ない。捌くしかない。
泣きそうだった。つか泣いた。
ようやく冷蔵庫に入る大きさになって、私は安堵した。
もちろん、イカ墨袋も肝臓も、皮も口も頭の軟骨も、内臓と共にすべて捨て去った。
家の中が生臭くない明日に、私は安堵したのだ。
普段なら、家出をしたら1週間は帰ってこない母が目の前にいる不思議。
今思うと「イカを送ったよ」と通知を受けて帰ってきたのだと思う。
そんなこと思いも浮かばない私は、もう少し早く帰ってきてくれれば、
あんなに怖い思いをしなくて済んだのに、と昨夜のイカとの格闘を思った。
母は、私に「昨日は(家出して)ゴメン」とも言わずに、開口一番「イカの内臓は?」と私に問い、
捨てたと言うと大層がっかりした顔をして「イカはワタが美味いのに」と言った。
私は、捌き残った真っ白なイカの残骸を、決して口にすることはなかった。
こんなに大きなイカ、食べないともったいない、美味しいのに、腐ってしまうと言われても、
腐ったらいいやんとしか思わなかった。
その後、1杯のイカすら、自分で買って調理することはなかった。
今回この記事を見て、イカの皮も肝も全部食べられる事を知って、そして冷凍できることも知って、
あの時恐怖におののいて捨てた巨大なイカの肝達にすまない事をしたと思った。
なので、今度丸ごとのイカを買ってきて、捌いてみようと思う。
きっとすごく美味しいと思うんだ。
SFロボットもので異星人による遺伝子改良で大型の宇宙船のようにつくりかえられた人間や、
通常の人間より遥かに優秀な人類種となったジーンメジャーが支配する世界に、
普通の人間ジーンマイナーの少年が立身を夢見て悪戦苦闘するジョブナイル小説。
2巻だけ刊行されてるんだけど、ムチャクチャいいところで終わってるんだよ。
続き読みたい。
日本ファンタジーは元祖にしてハイファンタジーではなくて、異世界ものというのが面白い。
現代日本から召喚されたものの、役に立たない勇者だと悪口を言われたりするが、
異世界の中に遺跡として残っていた科学文明の機械をあやつりだすことでリスペクトされたりする。
その小麦の絵をトレースして美術の授業の課題として提出したら、
すぐトレースとバレたが。
最近発表されたプランではキャリアメールが使えないみたいなので、新プランへの移行に向けて少々気が早いがキャリアメールとおさらばしようと毎日せっせと作業している。
あらゆる会員サイトにログインしてメールアドレスの変更もしくは退会作業を繰り返しやっていると、ログイン→マイページ→メールアドレス変更(退会)のページを見つけるまでの時間が徐々に短くなっているのがわかり自分の成長を感じると共に、数十年使用したキャリアメールとの別れが近づいていることに一抹どころではない寂しさを味わっている。
さて、作業の最後の砦はゆうちょダイレクトと楽天銀行であるが私には倒し方がわからぬ。
悪戦苦闘しているうちに、プランに加算すればキャリアメール使用可になりそうでもあるが、ここまで来たからにはいつか倒してみせよう to be continued...
在宅勤務になって自分の方が妻よりも早く風呂に入るようになったせいで、妻に「あなたが入ったあとの風呂のお湯が汚い」と指摘を受けた
とはいえそんな言い方はないだろうと思い、風呂から上がる際に浴槽を見てみたら確かに垢やいろんな毛が大量に浮いていた
これはまずいと思い、洗面器を使って鍋のアク取りのような感じで必死にゴミを取り除きつづけた
すくってもすくっても綺麗にならない風呂に苛立ちながらも、悪戦苦闘すること5分ほどで浮いたゴミを取り除くことが出来た
しかしすくい過ぎたせいで風呂のお湯がかなり減っていたので湯を追加で入れた ここまでするなら沸かし直した方が早いのかなとも思った
裸で湯をすくい続けたせいで湯冷めしてしまい、翌朝は少しだけ鼻水が出た
(追記)
当然ですが浴槽に入る前には体を洗っています
ただ垢すりを使うと肌が赤くなってヒリヒリするので、てのひらでボデーソープを泡立てて体をごしごしと洗っています
その後湯につかると皮膚がふやけてくるので、くるぶしのあたりとか腹回りとか玉袋のあたりとかをこすって垢をおとすようにしています
解決策として近所のスーパー銭湯の回数券を昨夜購入し、「今度から自分は銭湯に入るよ」と妻に告げたところ、
「あなたは在宅勤務であまり疲れてないでしょう 私が銭湯でゆったりします 自分の風呂が終わったらお湯抜いてバスタブ掃除しておいて」と言われ回数券を没収されました
何のジャンルかも分からない、同人小説作者に勝手に敗北した気分になった。
ということを書こうとして、初めてアカウントを作ったはいいが、人間失格とみなされてしばらく書き込み出来なかった。
そのおかげで少し頭が冷えた。
今日、アラフォーで小説同人誌を通販だけで出して初動60部、というエントリを読んだ。
私が同人誌を初めて出したのはアラフィフだ。コピー本の無配20部。厚意で委託を引き受けて下さった方のおかげで全て頒布できた。
ただ、そこから部数は下降する。敗因はいくつもある。魅力的な文章が書けない。ジャンル規模が小さい中でもどちらかといえばマイナーなCPで、しかも恋愛描写が苦手だ。
それでもCPで小説を書く理由は、その世界観の中での恋愛と恋愛じゃない紙一重の関係に惹かれているからである。
さらに経済的な問題もある。ワープアに限りなく近いシングルマザーで、コピー本しか出したことがない。イベントも出たことがなく、いつも親切な同ジャンル者にお世話になりっぱなしだった。
そんな中、色々都合がついて初めてイベントに出ることになった。本はまたコピー本だが手売りできることにワクワクしていた。
結論から言うとイベントには参加できなかった。去年の台風である。
とても悲しかったが、飛行機代その他のキャンセルでお金が若干浮いた。そこで初めて、コピー本として作った小説を印刷してみることにした。
判型が違うのでデータを修正し、表紙作成に悪戦苦闘しながらどうにか本が完成した。印刷所から納品された本はとても美しく、やっぱりコピー本とは違うなぁとしみじみ感動した。
その本は、今も納品時とほとんど変わらない状態でうちにある。売れていないのだ。
献本を除くと2部しか売れていない。もちろん、過去最低記録である。
つまり、私は委託を引き受けてくださっていた同ジャンル者に頒布の実務ばかりでなく「頒布実績」そのものもおんぶしていたことになる。芸人さんとかで言うところのバーターだ。
今後どうしよう、と思っているところにコロナが来た。幸い私の仕事には影響なかったが、県外で大学に通う子どもがあおりでバイトが激減し、家計が厳しくなった。
本を作るどころか、Wワークで働くことになりSSを書く時間すらままならない。
というような「理由」をもってジャンル撤退しようという思いと、まだこのジャンルで書ききっていないことがあるからという未練との間でどっちつかずのまま。気が付くと同人用として開設したツイッターのアカウントは、ただのRT用雑多アカウントになっている。この1年、創作活動といえば短いSSをいくつか流したくらいだ。
そんな折、例のエントリを読んだ。眩しいほどの実績と希望に満ちた文章。読みながら気分が沈んでいくのがわかる。
これがいわゆる「闇堕ち」というものなのかな、と思った。まったく知らない人相手に、勝手に敗北した気になって落ち込んでいる。
まともな思考ではない、ということは理屈では分かっているので、エントリの方への攻撃心は起きない。ただ、自分の状況が悲しかった。
そこで、エントリを知ったこの匿名ダイアリーにその悲しみを書き連ねてすっぱり撤退しようと思った……のだが、初めてアカウント作って認証クイズで足止めくらったあげく「混雑中で入れません」と言われ「人間失格 グッドバイ」と表示されてしまった。
このタイミングでこんな表示が出るなんて。
戒められた気分になった。
結局、私の中で見知らぬ相手に勝手に盛り上がった敗北気分は、人ですらない機械的な表示のおかげで勝手に収束した。
よそはよそ、うちはうちだ。
3年6ヶ月という短い期間だが、
私にも結婚していた時期があった。
恥ずかしい話だが、独身の頃まともに料理などをしたことの無かった私は
それでも、どうにか自分なりに主婦業とパートの両立に慣れてきた頃、
ところが最近になって、
「拘束されて生活するのが嫌だった」
「俺が稼いだ給料から生活費を出さねばならず、自分だけで使えないことが嫌だった」
そう言えば、寝室の件で
「自分は幼い頃からずっと、自分の部屋でひとりで眠ってきた。同じ部屋に誰かがいる状態で眠るのが、ストレスになる」と言われたことを思い出した。
ところで、私は夫の預金通帳を見せて貰ったことが一度も無かった。
更に謎なのは、毎月50万が払い戻されていた。
何に使っていたのか?と義姉に問いただされたが
それはこちらが訊きたいことだ。
私は、夫の本当の姿を見ることは無かったのだなと思い知らされた。
どうやらAさんが日常的に繰り返していた悪事がオーナーにバレたらしく、私の方に事実確認のLINEが来た。
Aさんの悪事とは、わりと下らないことで、FF商品の販売は品物が残っていれば22時までは続けることというオーナー命令を破り、20時にもならないうちにさっさと商品を廃棄して、何なら廃棄品の一部を夕飯のおかずにしていた、ということだ。
FF商品の廃棄については、私どもアルバイトは廃棄した商品名をメモに残すだけで、ストコンなどで廃棄処理をすることはない。だから、オーナーが廃棄時間を知ることは、監視カメラの映像を確認すること以外では出来ない。そして、オーナーは監視カメラで私どもアルバイトの働きぶりを見ることは多分ほとんどしていないはずだ。もしもオーナーが監視カメラ映像を頻繁に確認していれば、Aさんなんてとっくにクビにされている。Aさんは他にも細々と、法に触れない程度の不正やサボりをしているのだ。
監視カメラを偶々見たんじゃなければ一体、何でAさんがFF商品を20時前に(私の記憶だと、19時半にはFF商品ケースの電源が落とされていて、ケースのなかにはまだ商品が残っていた)廃棄したのがオーナーにバレたのだろう? お客様からの苦情でもあったのだろうか? 例えば、「商品ケースにまだ揚げ物がいくつもあるのに店員は売ってくれなかった」とか、あるいは「既に電源を落として廃棄を待つ商品を、店員が他の客に売っているのを見たが、それは問題があるのではないか?」とか。どっちもありそうな事だと思う。けれど、私はその時間帯には丁度、バックヤードに大量に納入されていた品物の検品と仕分けと整理に悪戦苦闘していたので、一体何が起きていたのかは知らない。
よくわからないことなので、私は「私は廃棄をしていないので知りません。廃棄はAさんの担当です」とだけ、オーナーに返信した。余計なことを言うより、Aさん本人に丸投げした方がいいだろう。どうせAさんなら適当な言い訳をひねり出してオーナーを丸め込むはずだ。
検品中にレジが混んでヘルプのブザーがなったので、一時的にバックヤードを出てレジに戻った。その時タイミング悪くいつものストーカー客が来店して、しかもすれ違いざまに目があってしまった。うわっ、また来てる!と思うとついストーカー客の方を向いてしまうし、ストーカー客の方はいつも私をねっとり観察しているので、私が顔を向ければ目が合うのは必定。と、わかっていてもつい、うわっ!と思うとそっち見てしまうんだよなあ。危機回避のための本能なのかもしれないが、完全に裏目に出ている。
私がレジに入ると、ストーカー客はいつものように店内をうろうろしたり、レジ待ちの列に並んだり列から外れたり後ろの人に順番を譲ったりして私のレジの方に行けるように画策している(Aさん談)ので、私は二人くらいのお客様の対応をしたあと「レジ休止中」の札を立ててさっさとバックヤードに戻った。
後にAさんが言ったことには「ヤツは本当に増田さんからじゃないとタバコを買わないですよね! 今日は俺のレジに来て、いつものタバコの方をジーッと見てるから、ついに妥協して俺からタバコを買うのか!? と思ったら、おもむろに視線をタバコから外して、『ホットコーヒーのでけぇヤツください』っつってタバコ買わずに帰りやがりました」だそう。ストーカー客は冬場はホットコーヒーのLサイズを必ず買うのだけど、そういうシーズンになると私には「タバコください、あとホットコーヒーのLください」とは言わなくなり、「お願いします!」の一言でいつものタバコ二箱とホットコーヒーLを出させようとする。とAさんに言ったら、Aさんはゲラゲラ笑っていた。
今月からタバコが50円くらい値上がりしているけど、ストーカー客は相変わらず「タバコください」とだけ言って、銘柄と数量を指定しないのだけど、私は黙っていつものやつを二箱出す。元々はマルボロなんかよりは安い銘柄なのだが、50円上がっちゃ安いものとは言えず、二箱買えば先月までより100円多く支払うことになるというのに、ストーカー客は文句も言わずに私が出した二箱を買っていく。
ところで二年半前、私は以前勤めていた店で初めてのコンビニアルバイトに慣れるのに苦労していて、当時中々タバコの銘柄と置場所を覚えられず、当然、お客様の誰がどのタバコを買うなんてことは覚えてはいなかった。そんな時期に例のストーカー客は、いつも私のレジに来て「タバコください。◯番のやつ二つ」と注文し、それが徐々に「タバコください、◯◯◯(銘柄)二つ」、「(指二本立てて)タバコください」「タバコ、あとホットのLも」「タバコとコーヒーください」「いつものください」「お願いします!」と注文が簡素になっていったのであり、私は全然気付かずにめちゃめちゃ調教されていた。それに一年十ヶ月くらい気付かなかった私とは。
最近、なんかディズニー映画に出てくる悪役をイケメンキャラ化したやつが流行っているらしく、当店でもそのグッズやお菓子などを取り揃えている。本部の差金なのか、鬼滅の刃と合わせてひとつのコーナーを占拠している。同人イベントでいえば「お誕生日席」のポジションだ。
ところが当店に来るお客様の多くが中高年男性とお年寄りなので、他のお店ほどはディズニー悪役のイケメン化のやつはそんなに売れるスピードは早くない。だが近頃ついに当店が「穴場」だと気付かれたようだ。
常連の中高年男性な客様がAさんに、例のイケメン化のグッズを「もしかしてこれって売れてるの?」と聞いて、Aさんが「売れてますね。最近女性に人気みたいです」と答えたら、お客様はその場で10個くらいそのウエハースか何かの菓子を買って帰り、しばらくすると家からお金を持って戻って来て、更に10個くらい買っていった。
Aさんが言うには例のイケメン化のグッズを求めるお客様の電話がよくかかって来るらしく、「一番くじはいつ入荷しますか?」という問い合わせもよく来るらしい。Aさんはオーナーに確認もせずに「一番くじは入らないです」と答えているらしい。
実のところ、オーナーは「一番くじは意外と売れないから嫌い」と言ってあまり仕入れない。だが、そう言うわりによりによって物凄く売れないディズニーの一番くじだけはよく仕入れているという不思議。本部からごり押しでもされているのだろうか? ディズニーなら売れなくてもくじが入荷するというなら、ディズニーの悪役をイケメン化したやつの一番くじというのがもしも発売されるとしたら、オーナーの意思に関わらず入荷しそうなものだが?
Aさんが言うには、オーナーは一番くじの中でも女性客をターゲットにしたものは毛嫌いしていて絶対に入れないとのことだが、果たして。
私が仕事と家庭問題のダブルパンチで弱り切っていた頃のことだ。職場で一人きりで機材の手入れをしていたのだが、どうしても汚れが落ちなかった。今思えば、こびりついた数年分の水垢をママレモンを塗った食器洗い用スポンジ(柔らかめ)で擦りながら、汚れ落ちないああ落ちないって悪戦苦闘してることそのものが気狂い沙汰なんだが……。
二十分くらいそうしていたのかな(そんなことにむきになって二十分も取り組んでる自体が狂気)、ふと雷に撃たれたかのように名案が降ってきたのだ。
そんなことしたらどうなるかくらい常識として知っていたはずなのだが私は笑いながら酢酸とキッチンハイターを機材の中にドボドボと注いだ。水垢ではなく自分を消してしまうところだった。
10年以上前になります。友人Aが自殺を図りました。結果は未遂です。
Aとは高校時代にあるアーティストを通じて知り合い、以後お酒を飲める年齢をすぎる頃まで友人でした。
お互い初めての社会人生活に悪戦苦闘していた時期でもあり、時々飲みに誘い合っては楽しいこと辛いことを語り合い、まあ良い関係で過ごしていたと思います。
ありがちな表現になりますが、「そんな素振りはなかった」というやつです。
それでもAは私の与り知らないところで追い詰められ、勤め先の屋上から飛び降りたそうです。
病院へ見舞いに行ったとき、頭部はなんともなさそうでしたが車椅子すがたで、足腰を相当に砕いたようでした。
私は報せを受けてからも、病院で顔をあわせてからも、「馬鹿野郎」という気持ちしかありませんでした。
本人にも言いました、この馬鹿野郎がと。こんな馬鹿の見舞いなど時間の無駄だったとまで言い放ちました。
最低最悪です。当時の私は「自殺の否定が叱咤激励になる」と信じていたのです。書いてて頭いたくなってきた、馬鹿は私だよ。
Aは怪我と心の療養を経て社会復帰しましたが、もう私とは友人ではなくなりました。
ただ否定するばかりの私に友情など感じなくなって当たり前です。
元気になったAは「こっちだってお前みたいなやつに見舞いにこられて迷惑だった」と言い残し去っていきました。以後お互いどこでどうしているかは知りません。
そんな経験があったからこそ、三浦春馬さんの選択を否定したくない……などと180度回転できるか。
春馬さんと友達になりたかった!(※一般人なので可能性のかの字もない)
悲しい最後を選びおって、と同時に、彼は30年を生き切ったのだブラボー!という気持ち。
私はかれこれ9年ぐらい絵を描いてるオタクだけど、自分にははっきり言ってイラストの才能がほとんど無い。人よりは絵が描ける、というだけ
でも昔よりは上手くなったし、自分の絵に自信はある、自分の絵柄も好きだけど、実際描けてない部分の方が多くあって画力はない、いわゆる底辺絵描きである。
絵を描いてると気になるのはまあ他人からの評価で、好きなジャンルの絵を描いてSNSに投稿したり、中高生の頃は文化祭のポスターとか会報のイラスト、文集のイラストに描いたりしてた(全部投票で決まる)が、どんなに自信があっても自分の絵は万人受けはしないようで、SNSでは雀の涙の評価、学校で出したものは投票で選ばれなかった まあその理由はわかってて、自分より上手い人がゴロゴロいるから、そういう人(万人受けするイラストを描ける人)が評価されるのが当たり前だと思ってた
それでも絵を描くのが好きで、描くのをやめなかったしこんな底辺でも絵を好きって言ってくれるフォロワーや友達が少しでも居るから描いてこれた フォロワー外からも、あなたの絵を見てメッセージを送りました!って人が居て、本当に嬉しかった
さっきも述べたけど画力が無い底辺と感じているなら努力すれば?という話だが、私は性格上負けず嫌いでも何でもない根性なしだから、描く量を沢山増やしたり練習したりとかは全くしてなくて、それでも9年分の積み重ねもあって自信はあるし少しでも自分の絵を気にいる人がいれば評価なんて関係ないやと最近は思ってる...というか妥協してしまってる
絵描き仲間の友人達は、SNSで評価を貰える人が多くて、画力もあって上手い。それは皆努力しているからこそのことでもある。でも皆揃って「ジャンル自体人口が少ないから評価されただけ」または「評価されたけど自分の理想に近づいていない」と日々悪戦苦闘してるようで、私は自分と違って評価されてるんだから素直に喜んで良いと思うのになーと思うが、自分の絵に妥協してしまっている私とは絵との向き合い方が違う、これだから自分は画力も評価も伸びないままなんだろうな止まり
Twitterに長文を連ねても邪魔だし、総選挙へのニヒリズムを同担と共有したくないので増田で壁打ちさせていただく。
まずは私のPとしての自己紹介をば。
シンデレラガールズに興味を持ったのはちょうどアニデレの頃だ。TwitterのTLでオッドアイなスレンダー美女の絵を目にし、
「この美女はどのコンテンツにいるんだろう」と思い、話題になりつつあったデレステを始めた。
無数の曲の中から強い曲を浴びるように聞き、叩き、コミュでのアイドルの口調に惹かれて今の担当アイドルに行き着いた。
Twitterで同担のコミュニティを見つけ、コミュ障ながら話に加わったりオフ会に参加したりもした。多くもないバイト代をやりくりし、思い切って遠方のライブにも行った。
ここに入り浸っている方々はデレマスに思うところがあるんだろうし、私も多少の不満を抱くことはあるが、担当アイドルへの扱いを含め全体的には満足している。
ここまで書けば、デレステから始めた典型的な数年来のPだとお分かりいただけるだろう。
そして担当アイドルについて軽く申し上げる。彼女はデレステが始まった時点でボイスが実装されており、持ち曲もSSRも複数ある。また、ライブにも度々出演する。
モバマス時代の総選挙では上位にランクインしたことがあるようだが、ここ数年は圏内入りするかどうか陣営内で注目されている程度だ。
さて、私が言いたいのは「モバマスからの古参PとデレステからのPとで総選挙に対する価値観が異なり、陣営としての大意を見いだせなくなったのではないか」ということだ。
クソデカ主語で大別してしまったが、古参の同担からの伝聞を念頭に主観で殴り書きしているため、違和感のある点があったら是非とも指摘していただきたい。
デレステはなんといってもコミュにおけるプレイヤーの存在感が薄い。
アイドルコミュすら「観葉植物」や「天井のシミ」のようなポジションからスマホの大画面で俯瞰しているようなスタイルであり、
また強い曲から興味を抱くという経路もあるためユニットの存在感が大きく、デレステにおける多人数担当の素地が生まれると思われる。
対するモバマスはプレイヤー=プロデューサーのような描き方で、ガラケーの小さい画面にアイドルがアップで映されるスタイルであり、
そうなれば、一人のアイドルに大量投下するモバマス勢と複数のアイドルに案分するデレステ勢で差異が生じるのではないだろうか。
そもそもシンデレラガール総選挙は純粋な人気投票としての側面と、ボイス争いとしての側面が大きい。課金票による集金やユーザーによる宣伝というメタ要素はここでは省く。
モバマス勢にとっての総選挙は、シンデレラガール選出によって「シンデレラガール」としてのSRが実装されるほか、
上位陣ユニット(声なしアイドルがランクインすればボイス付与も確約される)によるオリジナル曲(そもそも曲自体がモバマスでは貴重)もリリースされ、名実ともに大きい利益がアイドルにもたらされる。
かつてはアニバーサリーイベントの上位報酬への選出という実益もあったが、サービス体制縮小により実装されるかは未知数だ。
一方、デレステ勢にとっては、先述の総選挙曲と、声なしアイドルへのボイス付与しか実益がない。
さて、先述した通り、私の担当は既にボイスが付与されている総選挙下位のアイドルである。
声優の方が比較的若くマイナーということもあり、デレステやライブにおいても総選挙の結果に見合わないといっていいほどの出番を得ている。
イベント曲やSSRは近年の順位に関わらずリリースされるので、万年下位の声ありアイドルの担当からすれば圏内入りさせたところで名誉以外に得るものがない。
ライブでは順位を問わず若くて元気な方々が登用され、ニュージェネはじめ古参の方々は上位でも歳波とともに出番が減っていくだろう。次のライブがいつになるのか知らんけど。
そもそも総選挙で圏内入りさせたところで一月もすれば話題に上がらなくなるので、次に向けた宣伝につながるかどうかも疑問だ。
以上のことから、デレマス総選挙は目的を失い、制度疲労していると言わざるをえない。
現に、総選挙によって得る物がない自担では活動も弱く、良くも悪くも和気藹々とした雰囲気となった。
それはそれで居心地がよかったのも事実だし、必死なダイマを通じて問題を起こした陣営と比べればよほど幸福度が高かったはずだ。
悪戦苦闘している声なし担当からすれば、こんなぬるま湯陣営を知ったらズルいと感じるに違いない。
そして、モバマスのサービス終了は遠からず訪れるだろう。先述した通り、モバマスはサービス体制を縮小した。そして今年末にはFlashが廃止される。
アクティブ数減少とコロナ禍の中で膨大なゲームデータのHTML移行という大事業を敢行するとは考えにくい。。
この二点からするに、デレマス総選挙はキリよく来年の10回目をもって終了するのではなかろうか。
「最後の総選挙」を懸けた血みどろの戦いになれば焦土戦になりかねないので、再来年に「総選挙?今年からはありませんよ」とアナウンスして静かに廃止となるだろう。ってかそうあってくれ。
総選挙というヒリつきをもたらすスタイルではなく、プレイ状況やSNSへの書き込みといったビッグデータ(当然、可視化されてほしい)によって実勢を反映した運営となることを望む。
客観的に見ると、かなり素っ頓狂なタイトルだと思う。けれど私は、今五目並べに狂うほどハマっている。
ステイホームが続いた連休。極限まで暇を持て余した私は、意味もなくスマホのゲームをインストールし続けていた。何をやってもつまらない。飽きては消し、飽きては消す。終いには、インストールの途中で飽きて消す。もはや何がしたいのか分からない。間違いなく、世界で一番無駄な時間を過ごしていた。
派手なゲームばかり触っていた反動だろうか。おそらく、「シンプル」を求めてだと思う。よく分からないが、私は「五目並べ」を始めていた。インストールしたのは、「五目クエスト」というアプリ。レート制でオンライン対戦ができるようになっている。しかし、UIはかなりシンプルだ。無味乾燥と言ってもよい。派手なエフェクトやキャラの類は一切出てこない。ただ、五目並べをするためだけのアプリだ。
これまでの人生、五目並べに特段の思い入れはなかった。五目並べやリバーシ。誰だってルールぐらいは知っているし、やってみればまあそれなりには面白いだろう。だけど、それなりはそれなり。別に、目の色を変えてまでやるものではない。そんな認識だった。
飽きることにも飽きた。そんな虚無の精神に包まれながらパチパチと石を放つ。ルールぐらいは知っている。それと、初歩的なことぐらいなら分かる。相手の石が3つ並んだら、片方を止めないといけない。4つ並ぶと、もう五目を防げなくなってしまう。その程度のことである。虚無の中、石を放つ。弱いbotも常駐しているから、素人でも勝てる。それに、一戦が短く、テンポもよい。そこまで面白いというわけではないものの、気付けば、虚無のパチパチはだいぶ長く続いていた。しかし、繰り返す中でふとあることに気付く。ある程度レートが高い相手には、ほとんど全く勝てていなかったのである。むろん、偶然そうなっているわけではない。
幸い、このアプリには対局を振り返ることのできる便利な機能が付いていた。そこで、敗れた対局を振り返ってみた。強い人は何を考えていたのか。振り返ると、ぼんやりとだが見えてくることがあった。なるほど、どうやっても五目が防げないように、強い人はいろいろと考えている。例えるなら、罠や伏線を張るようなイメージか。そして、強い人の手は、攻防によく効いている。私の手は、攻か防、どちらかしか考えていない。なるほど、なるほど。
(これに関しては、いろいろと定石なるものがあるようだ。少しずつ調べ始めたところなので、まだ詳細なことは書けない)
私は、おもむろに立ち上がり、お湯を沸かしていた。熱いコーヒーをすする。頭が冴えた。よし、もう少し考えてやってみるか。気付けば、虚無の時間は終わっていた。
試行錯誤、悪戦苦闘。苦労はしたが、着実に勝率は上がっていた。強い人の思考をイメージする。定石は分からないが、ここではこう指す、そんな感覚ができてくる。相手の考えが、少しずつ読めるようになる。
もちろん、強い人は簡単には勝たせてくれない。お互いの狙いをひたすら潰し合う。神経が削られていく心理戦。一手一手が重い。ミスは即死を意味する。手の震えまで出てくる。いやあ、参った。
しばらく黒星を重ねた後、ついにその時は来た。はるか格上相手、長い手数の果てに、ようやく勝ちが見える。相手が投了。私は思わず声を出し、拳を作ってしまった。手は汗で滲んでいた。
何が「別に、目の色を変えてまでやるものではない」だ。気付けば目の色を変えてやっていた。五目並べに夢中になり、勝利に咆哮する男。正直、絵面としてはかなりシュールだと言わざるを得ない。しかし、これは楽しい。楽しいのだから、仕方がない。外に目をやると、いつの間にかすっかり日は暮れていた。
病的な飽きっぽさのある私だが、連休明けも「五目ライフ」は続いてしまっている。小さい頃から、考えることは好きだった。だから、ハマる土壌はあったのかもしれない。そうとはいえ、最近は歯磨きでもするような感覚で五目が始まっている。自分でもなんだか可笑しくなる。
無味乾燥だといった「五目クエスト」。このアプリがまたいいのである。派手な要素は一切ない。ただただ、五目。その無骨さが、かえってクセになる。石を打つ時の「カン」という打音がまたよい。愛想も何もない無機質な音。だからこそ、勝負に集中できる。最初こそ物足りないと思ったが、本当によくできている。対戦に関するストレスはほぼ全くない。唯一挙げるとすれば、接続数が少なく、同じ人と頻繁に当たること。ようするに、過疎っているのである。地味なゲームであることは否めないけれど、過疎というのはやはり寂しい。
突き詰めていくと、五目並べは本当に奥が深い。「棋は対話なり」、これは将棋の言葉だけれど、五目並べにおいても本当にそうだと思う。対戦は声のない対話である。相手の性格のようなものが見えてくる。イケイケドンドンな人がいれば、石橋を叩いて渡るような慎重居士もいる。そして、強い人はいつもナイフで後ろから刺してくる。目に見えない相手のことを考え、声のない対話をする。たぶん、この営みにハマっているのではないだろうか。
長く書いてしまったが、ゲームの過疎っぷりから推察するに、五目並べに狂うほどハマっているというのはかなり希少な人種だと思う。「最近五目並べにハマっててさ」そんな話はまだ他人に言い出せていない。そんなことを言うとポカンとされてしまいそうである。それで、ここに書き連ねることになった。
虚無の連休中に突然目覚めた私はかなり極端だと思うが、五目並べは本当に面白い。ハマる人はハマると思う。そして、やはり過疎は寂しいので、できればもう少しアプリが賑わってほしい。よかったら、遊びに来てみてください。
30代。若いころから恋することもなく、セックスで快感を感じたこともなく、最終的に生活が料理と筋トレと仕事だけで完結するようになってしまった。
生活以外にはガジェットと住環境くらいにしかお金の使い道が無いので、貯金は貯まっていく一方。人並みに恋愛ができていれば家族にお金を使えたんだろうなと思うと悲しくなってくる。
コロナ前まではパパ活っぽいことをしていた。若い女の子に適当にスイーツを食べてもらってそれを眺めているだけなのだけど、存外楽しい。あと、「世間にお金を回す」という貢献ができてる気がして満足感もあった。
しかしコロナ騒ぎで外に出ることがなくなり、パパ活もどきも中断。暇なので料理と筋トレと仕事により打ち込んだら、パパ活のモチベーションは消えていった。緊急事態宣言が終わったとしても、しばらくそういうことはしないだろう。
友人からは女嫌いなのかと疑われるが、そんなことはない。パパ活もどきをしていたように、他人が楽しそうにしてる姿を見るのは好きなんだ。ただし、恋愛的に、性的に興味が無いのだけど。
10代で初体験したとき、ゴムにモノが入らずに悪戦苦闘し、最終的に生で致したが何十分経っても達することができなかったことを思い出す。
経験を重ねていくうちに、どうも国内では自分のモノが入るゴムが生産されていないことと、手でも口でも達することができないくらい感覚が鈍いことが分かった。
20代中盤で性欲はほとんど無くなった。生まれて20年以上少しも満たされたことがない欲なのだから、量が激減したことには納得している。
人物そのものを愛せればそんなことは対した問題ではないのかもしれないけど、残念なことに生まれてこの方他人に対して愛着とか独占欲みたいなものを感じたことがない。
こういうのって動物の本能の一部なんだろうか? 個人的にはそう感じないのだけど、他の人間は自然にそういう感情を覚えるものなんだろうか?
ザっと前提を書き殴ってきたが、本題はそんな人生にどんな社会的意味があるのだろうかということ。最近そればかり考えている。
一個体としては自分の好きなように生きていけばいいのだけど、社会の構成員としては「他人と関わり合う活動をせず」「自分のためにしか金を使わず」「子孫を残さず」みたいなのって失格なんじゃないかと思っている。
社会なんか知らんと開き直ってもいいのだけど、今自分が衣食住に困らず好きなものを好きなだけ買えるような生活ができているのは社会のおかげなわけで。社会に価値を還元しないライフスタイルを続けるのにうしろめたさがある。
どうしたもんかね。
なぜここまで酷いサービスが作れるのか?
1. 見掛け倒しのUI。
支払い時のクリック数がムダに多い上に、クレジットカードからチャージするのにも悪戦苦闘するから初回は10分くらいはかかる。
使った人ならわかると思うが、Line PayやPaypayと比べて2段落ちる使いづらさ。
他の電子マネーをYoutubeに例えたらau Payは正直ニコニコ動画にも及ばない。おもしろフラッシュが良い所。
しかも入金額は3000円から上は順に5000,7000,10000円。区切りが意味不明。
3. キャンペーンが酷かった
auユーザー→本来ならユーザーに還元されてたはずのお金が転売ヤーに大流出
店舗→大混乱
au Payを使った人たち→au Payの使いにくさを実感し、ポイントを使い切ったら二度と使用しない事を決意
・ECサイトで1mmたりとも使えない。au Payマーケット(au wowma)は何とau Payが使えません
・プリペイドカードに頑張ったら紐付けられるらしいが、これも何故かauジブン銀行のアカウントが必要
まとめ
au Payはヤバいです。こういうサービスを作って社会の生産性を下げたKDDIにはキャンペーンで内部留保を吐き出してもっと弱って欲しいです。
「なあ、今すぐじゃないとダメなのか? また次回にでも……」
「頼むよ。こんなチャンス、二度とこないかもしれない」
ガイドたちは、今までフラッガーの犯行に悪戦苦闘していたらしい。
フラグを立てられたら修正して、他の世界が分裂したら繋げて……
だがフラッガーを捕らえることができれば、その“ごっこ遊び”も風化していく。
俺の世界でも転売ヤーとかがイタチごっこに興じているが、もしいなくなったら世界はより良くなるかもしれない。
次元の分裂だとかは壮大すぎてピンとこないが、そう考えると躍起になるのも分かる気がしてきた。
「さあ着いたよ、この辺りだ」
移動を始めて数分、あっという間に人気のない森深くまで辿りついた。
船には窓がついていないので分からなかったが、とてつもないスピードで走っていたようだ。
「ステルス機能で隠していたようだけど、場所さえ分かれば関係ないね」
ガイドが手元の端末を操作すると、目の前にフラッガーの船が現れた。
俺たちが乗ってきた船とフォルムが似ている。
だが、こちらは全体的にチグハグなデザインで、機体に見合わない部品が至る所に取り付けられている。
たぶん改造しているのだろう。
つつがなくフラッガーの船を見つけたはいいものの、肝心の本人がいない。
「こんな大きな痕跡を残したら、見つけてくれと言っているようなもの。ただでも防護バリアを破るために、一刻も早く船に乗って脱出したいはずなのに」
「一刻も早く船に乗れない事情でもあるんじゃないか? 昼寝の真っ最中とか」
「昼寝……そうか、それだよ!」
一体どこに行くかと思いきや、そこは俺たちが先ほどまでいた、次元が分裂した場所だった。
「現在進行形でね」
しばらく経っているはずだが、信者達は未だ痺れて動けないようだ。
ガイドはまたも珍妙な装置を取り出すと、彼らにそれをあてがう。
「お次は何だ?」
「この中にフラッガーが紛れてるってのか?」
「いま考えると、辻褄は合うよ。この世界はボクたちに敵意を感じるようルールが設けられていた。次元を元に戻そうとする者たちの妨害、あわよくば排除が目的だろうね」
「この世界の俺が粛清されたのも、フラッガーの思惑通りだったってわけか」
ルールを作るには裁定者に取り入って、内部から民意をコントロールする方が合理的だ。
もし俺たちのような存在が別次元から来て、偶然かち合ったとしても逃げる時間を稼げる。
しかしガイドが世界全体にバリアを張ったことで、早期の脱出が困難になってしまった。
そこで俺たちを排除してから、ゆっくりと時間をかけて脱出することにしたんだ。
「確実に始末するため、念には念を入れて自ら前線に出たんだろうね」
「周りくどい割に、強引なやり方だな。クレバーなんだかクレイジーなんだか」
「それほど追い詰められていたってことさ」
そして、俺たちを捕らえる寸前までいったはいいものの、ここでも誤算が起きる。
あえなく他の信者共々、スタングレネードの餌食となってしまう。
こうして俺たちが世界を元に戻すのに必死だった間、フラッガーはずっと地面に突っ伏していたわけだ。
「いたよ、こいつがフラッガーだ!」
違う職場にいる男性のことが気になっている。かなり年上の先輩で、わたしとは性格も体格もぜんぜん違う。かなり年上といっても、わたしが社会人の中ではかなり若い方(大卒未満)なので、そんなにおっさんというわけでもない。肌の感じは20代くらいかな。
会話をするチャンスはほぼないけど、話しかけられると顔を斜めに向けながら、そっけない返事をしてると思う。
その男性Kさんは、会社での評判がよくない。仕事はできるけど、なんか業務中の態度が悪いみたい。わたしにはそんなことないけど。
同じ部署の先輩もKさんの悪口を言ってるのを聞いたことがある。「偉そうで、自己中で、社会性がない」んだって。そういえば思い当たる節がある。
わたしの鈍い脳みそで考えても、どうでもいい人のカテゴリーに入れるべきだと思う。
できない自分に腹が立っている。2週間に1回くらいしか会話しないのに。忘れても、ある時フッと思い出して、今来たらどうしよう、という思いがよぎって、髪型を直そうとしている自分に気が付く。
嫌だ。なんとかしたい。できれば年内には。
こんなに悩んだことはない。増田の皆さんに相談したいので時系列にまとめる。もちろんぼかしてるよ。
半年以上前、会社のイベントに動員された。パイプ椅子を運んだり、大きい机を運んだり、子どもがバルーンの中に入って遊ぶ装置を組み立てたり、射的の道具をセットしたり…同じ職場の後輩Mちゃん(でも年上)と一緒にイベント会場を回って手伝いをしてたんだけど、手持ち無沙汰になった。
みんな一生懸命に動いてるのに、わたし達だけ暇な感じでどうしようとか思ってると、Mちゃんがわたしを引っ張ってくれて、券のようなものを仕分けている男の人のところに行った。
それがKさんなんだけど、わたし達を見ると、何も言わずに引換券の整理のやり方を教えてくれて、自分はサッとどこかに行った。
いい人なんだな、とその時思った。Mちゃんも同じこと言ってた。
半年前、Kさんが職場の窓口に来た。うちの職場はいろんな課で使う情報を取り扱っているので、他部署の人がそれを求めてやってくる。Kさんが来たのは初めてだった。後でわかったけど、異動したばかりだった。それで、「○○を印刷して欲しいんですが」と声をかけられた。はい、と答えて顔を上げた。
病気かと思った。わたしの心臓が痛くなって、ちょっとの間、声が出なかった。Kさんの手にあった地図を受け取ってもう一度、顔を見上げた。もうダメだった。
手馴れた作業のはずなのに、何度も何度も聞きなおした。プリンタで印刷された物を手に取ったわたしは、「個人情報なので慎重に取り扱ってください」というルール通りの言葉と一緒に手渡した。顔は見なかった。倒れるかもしれなかった。
それから数週間置きにKさんが来るようになった。心臓はだいぶ楽になった。一度だけ、倉庫で二人きりになったことがあったけど、その時は会話にならなかった。小学生みたいな片言しか喋れなかったよ……
またちょっと後、Kさんがやって来た。今度は隣の席にいるMちゃんに声をかけて、参考の地図を渡していた。
Mちゃんは颯爽とパソコンに向かったけど、苦戦しているようだった。声をかけたかったけど、接客中だったのでそれもできず。
結局、宿題になった。Kさんは「お願いします」と言って帰った。
「無理だ」と思った。わたしでも2時間はかかる。Mちゃんがやると途方もない時間がかかると思ったので、わたしがやるよと言ったけど、Mちゃんは譲らなかった。
翌日、夕方までかかって作業を終えたMちゃんは、Kさんの部署まで届けに行った。すごく満面の笑顔で帰ってきたのを覚えてる。帰る時、Kさんの職場をちらっと眺めた。Kさんが廊下を歩いている後ろ姿が見えた。
なんとなく観てると、いきなり振り返ってUターンした。驚きすぎて固まってしまった。いや、歩いてたけど。ぶつかりそうになった時、「お疲れ様です」と言われた。無視した。
5ヶ月前、Kさんが用事でうちの職場に来た。今度は誰かに依頼するんじゃなく、自分が直接パソコンを操作するか、台帳を見て欲しい情報を書き留めていくパターン。
わたしは髪を切っていた。バッサリと。今思えばとかじゃなく、Kさんに気付いて欲しかった。今までが地味すぎたんだなって思ったから。
それで、斜め向かいの位置に座ったKさんが操作を始めてからちょっと経つと、視線を感じた。Kさんの視線。わたしをちょっと見ると、またパソコンの画面に視線を戻す。それで、またわたしを見る。
ドキドキしてた。それで、ああ、やっぱりそうなるのかなと思って目線を下にした時、「○○さん」とわたしの名前を呼んだ。
もの凄い勢いで立ち上がって、Kさんのところに行った。すると、基本的なところが分からない様子だったので、手短かに教えて席に戻った。
また時間が経った。4分くらい? またKさんがわたしを見た。悪戦苦闘している様子だった。どうしよう、自分の仕事をやめにして、声が掛かるのを待ってた方がいいかな、と思った。
でも、時が経つうちに心臓の鼓動も大きくなって、ああもうどうしようってなって、席を立ってトイレに行った。髪を直して、二重になってるかとか、唇も大丈夫なのを確かめて職場に戻った。
KさんがMちゃんと仲良くしていた。そう見えただけかもしれない。知りたい情報の検索方法を聞いているようだった。
でも、Kさんが変だった。すごく笑顔でMちゃんと話していた。わたしの時と違って、おどけた感じでMちゃんの説明に関心してた。
席に着いて、自分が今やっている業務に心を向ける。しばらくキーボードを打っていると、まただ。またKさんがわたしを見ている。ドキドキが戻ってきた。え、これからどうなるの、って思った。
「○○さん」て呼ばれた時、人生で一番飛び上がるような勢いで席を立った。Kさんのところに行って、質問を聞いた。
自分の席で、その質問に答えるために必死でキーボードを打つ。たくさん打って、たくさんの画面を開いた。
わからなかった。どうしても。え、なんで? なんで、って思った。簡単そうなのに。わたしならできるはずだって思って、何度もチャレンジした。
休憩のチャイムが鳴った。Kさんがわたしの席に来て、慰めの言葉をかけてくれた。
Kさんを睨んでいた。涙が滲んでいたかもしれない。それからなんて言葉を返したのかは覚えてない。
しばらく、Kさんが毎週のようにうちの職場に来るようになった。あの時と同じ目的で情報を取りにきてるらしい。
ある日、またKさんはわたしを呼んだ。質問の内容は……こないだと一緒だった。追加のヒントもなし。そんな、誰が作ったのかもしれない文書見せられてもわかんないし。こっちの身にもなってよ。
結局、頑張って調べたけどダメだった。か細い声でKさんに声をかけて、すいませんと謝った。すると、「いいよいいよ」って感じで、わたしから文書を回収した。
こいつクソ野郎だなって思った。
それからも、Kさんは何度もわたしに質問をした。例の件以外にも、いろいろなことをわたしに尋ねるようになった。態度がおかしかった。最初はもっと堂々としていたのに、急に窮屈そうな態度になって。言葉もたどたどしい。
あ、この人、あの連中と一緒だったんだって思った。身体が目当てで接してくるあいつらと一緒なんだって。そういう人って、態度でわかるから。おどおどしながら懐に入ってくる感じ。気持ち悪い。
Mちゃんが居なくなった。わけは言えないけど、とにかく居なくなった。
なんで? って思って、知らされた次の日に職場で塞ぎこんでいた。すると、その日に限ってKさんが来た。
それで、また何度も質問をしてくる。
気持ちが悪い。そういう嫌悪感を込めて接した。とにかく、あなたが嫌いっていう気持ちを込めた。
チャイムが鳴った後だった。こっそりと、アドレスを教えてと言われたのは。
死ね、と思った。どうやら大きな仕事が終わったみたいで、あなたのお蔭だよって言われた後だったから、余計に腹が立った。
……Mちゃんが居ないのに。それでこんなに苛々してるのに。あなたが彼女がいた位置に立って、そんなふざけたことしないでって、そう思った。
次の週、わたしはさらに塞ぎ込んでいた。Mちゃんがいないうえに新しい人も来ないので、仕事がそのままぜんぶわたしに降ってきていた。
深夜帰りの生活になった。帰りの風は冷たかった。家に帰って毎日泣いた。
その月末だった。Kさんが職場に足を踏み入れたのは。まっすぐにわたしのところに来て、仕事の依頼をした。1分で終わる仕事だ。
さっと終わらせて、プリンタから出てきた用紙を彼に渡すと、会話が始まった。
ごめん、ほかの人達にも聞かれてたから、ここで話すことはできないんだ。
でも、それが終わる頃には、ちょっと自信を取り戻していた。自分は必要とされてるんだ、わたしを応援してる人がいるんだ、頑張ってこの苦難を乗り切ろうって思えた。
ありがとうございますって言った。自分の職場に帰るKさんの後ろ姿を見送った。
そんな気分はあっという間に醒めた。
やっぱり、毎週とまでは言わないけどKさんが来る。
不自然な笑顔で「あれを借りてもいいですか?」なんて言いながらわたしの席に来る。
それで、パソコンを操作した帰りに、たまにわたしに声をかける。
その頃には、職場の中で、わたしとKさんのことが噂になりつつあった。
ある先輩は、「Kさんのこと好きなの? 彼があなたを褒めてたよ」と密かに伝えてくる。
また別の先輩は、(わたしを心配して?)Kさんが過去にした悪いことを教えてくれた。前の部署で暴力事件を起こしたことがあるとか、反りが合わない先輩をわざを煽り続けて心を病ませ、病院送りにしたとか、いろいろと聞いた。
でも、ちょっとだけ思ったんだ。そういう悪いことが堂々とできるKさんがカッコいいかもって。その病院送りになったという先輩はわたしの近くに座っている人で、口が立つ感じで、よく後輩にマウンティングするし、嫌な人だと思ってたのもある。
数日前のこと。
最近は来てないな、と思って彼の顔を見た。
笑ってた。わたし。何も考えずに、笑顔で「お疲れ様です」って言った。
珍しくスーツだった。一般入札をする時にそういう格好をするんだ、と以前に彼から聞いた。
「髪型変えた?」て聞かれた。「はい、変わりました」って答えた。口の形が変だったのは間違いない。
明け方が近い。
とりとめのない長文でごめんなさい。
でも、本当にどうしたらいいのかわからない。
年が15も離れてるのに、恋愛なんてできるの? というか、そもそも相手のことが全然理解できてない。
理解しようにもチャンスがない。
どうすればいいの?
・うんち
そうだね、うんちだね(泣)
・超怖い。 暴力と人を入院させるほどの言葉の暴力を平気で使う男と付き合ったら死ぬ思いをするだろうけど、死ぬ思いをしたいなら止めない。 Mちゃんが消えたのはその人関係なの?
彼の関係かはわかりませんが、Mちゃんは彼のことが好きだったかもしれません。視線の感じでそう感じたのと、職場の年配の人がそういう噂をしてました。Mちゃんは辞めてません。病気なので、いつか帰ってくると信じてます。彼のことがわからないんです。わたしには優しいけど、あれはクズっていう人もいます。でも、彼が前にいた職場がブラックなところで、これまで何人も心の病気になっているみたいです。今年入った新人がもう辞めています。そういう部署に何年も居たら、クズにならないとやっていけなかったのかな、と思うこともあります。でも、彼がどういう人なのか分かろうとしても、そもそも接点がない……
12年の長きを同じ1台のガラケーと共に過ごしてきた母がもはやこの機会しかあるまいとほとんど決死の覚悟でもって
ねばり強く袖を引くらくらくホンの誘惑をも断ち最新のスマートフォンに機種変更したのは増税前の9月末
悪戦苦闘しながらなんとか電話メールかんたんな検索それに誤字まじりのLINEの操作を覚えなんとなく楽しさを覚えたらしい11月、
ふらりと帰省した姉にこれはかわいいよ、とそそのかされ母はねこあつめを始めた
始めて1日目でもう母はそのかわいらしさ、人生で一度もやったことのないゲームの新鮮さのとりことなって
数日後にはさながら年季の入ったゲーム廃人のごとく暇さえあれば小さな庭にやってくるさまざまの猫たちを眺めてはにこにこし餌をやりにぼしをもらい
えーこんな子もいるんだほらボールで遊んでるかわいいあーでもこのでぶ猫がにくたらしい、いやそうじゃない金をくれ金をなどと言いながら写真をぱしゃぱしゃ撮っている
休日に数えてみたら母は起きているその間16回も画面を確認してはかわいいねかわいいねかわいいねと言っており
浮力で立ち上がる髪の毛の先までも知らぬ間に落ちた沼の水にすっかり漬かりきりたゆたっているかのごとき様相である
ゲーム画面を閉じるときにはなんとなく後ろ髪をひかれているような感じでほーっと息をついているがまたぞろアイコンをタップし眺めてはまた閉じ息をつき
そのたびあーかわいかった、でもやっぱりうちの猫が一番かわいいね、とにこにこしながらつぶやいて
部屋の中のどこかしらで食べたり歩いたり寝たり姿の見えなかったりする本物の猫を探し見つけてはその額を撫でにいく 猫は静かである
やっぱり数えてみたら同じ休日に母はそれを14回やっていて以降もねこあつめを開き閉じては判で押したようにあーかわいかった、でもやっぱりうちの猫がいちばん、とにこにこする
日を同じくして反復される同じ文句同じ動作のその様がなんとなく昔語りのおしまいにきまって現れるしわがれた結びの定型句を思い起こさせ
もう長いことこんな場面を見てきたような気もすれば初めて聴いたような気もする古いような新しいような形容しがたい既視感のようなものをもってそれを眺めさせる
画面の中からほかの猫が一度に大量に我が家へとなだれこみそれが日常のうちの一つの場面になったことで
うちの猫が家に来たそのときからこの十数年の間に蓄積され続けて減ることのなかった母の爆発的な「うちの猫がいちばん」が
突如噴出孔を見つけ質量をもって物理の世界にいっぺんに溢れ出てきたところにちょうどいま遭遇したのだなと思った
あらゆる次元の猫はみなかわらず猫で等しくかわいくそのすべてのうちで今この家にいるこの猫こそがもっともかわいいのだという気持ちを
疑うべくもなく当然だとしても何度でも確かめたくなるささやかだが圧倒的な事実としてうまく言葉にならないままいつも持っていて
そのなんだかでかいものの一端がぽろっとこぼれ落ちてしまって止まらない母とそれを母にいつでも口に出させてしまう猫がいっそう愛らしく思え
ある日そんな風に可視化されただけの決して新しくない習慣に頭の中でほんとそうだよねー、と何度でもそっと同意してそっと祝っている