はてなキーワード: 文化系とは
ちなみに自分の所属はプログラマーでした。ゲームを開発していました。
→これは嘘です。チームメンバー全員何かしらの深夜アニメを見ているようなオタクばかりでした。オタクなので文化系だと思います。
→これも嘘です。サイゲームス所属ではないだけで正社員はいます。多分メンバーの半数以上は正社員かもしくはそれに近い形の雇用だったのではないでしょうか。
→これも嘘です。サイゲームスは大企業なので、全員が全員フルスピードで働いて仕事をこなすっていう感じではありません。コードの一行を迂闊に変更してリリースして不具合が発生してうん億円、みたいな事故があまり起こらないように、
また、一般的なベンチャーのようにいつまでに全くの新規機能を~のような大きな作業はそもそも無いです。データの入れ替えだったり不具合改修がプログラマの仕事です。
なので、作業のクオリティ・量と給料のバランスという意味では相対的に多く貰い過ぎているのではないか? とすら思います。
・ネガティブなことを言うと注意されるって本当?
→そもそも人格的にネット中毒的な人が大勢を占めるような環境です。そういった環境で個人のエゴを制御できると思いますか?
以上が僕のみたサイゲームスの中身でした。
ギャルゲの攻略対象、乙女ゲーの攻略対象、そんなものを想定してもらえればいい
フェミを自称する人の中には、男女を問わず、男性向け作品のヒロイン像に辟易する人がいるらしい
でも私は、女性向け作品に登場する俺様男子にも辟易するんだけど、そんなことない?
描きたい作品として煮詰めて凝縮されている、なろう作品がわかりやすいけれど
万能超絶イケメン
文化系優男
腹黒俺様
こういうのを、メガネとか記号を加えたり、配合を変えたりしつつつ配置するのだけれど
でも、腹黒俺様系がどうにも受け付けない
これが出てくると読み飛ばしたくなる
なのに、この設定、人気あるんだよね
だから、結構な尺をあてがわれるし、ルートがそっち行くことが多い
「not for me」と言えばそれまでなのだろう
それはしょうがない
続き書くよ
いやもう書かないっておもったけど582ブクマで神連呼だからもうちょっとだけ続くんじゃ
前回のラストにRTFM(説明書嫁)とあるように炊飯器、ユニットキッチン、洗剤、衣服などの説明書を熟読するとこうなっただけなんじゃ。
紙の説明書がなくても型番さえわかればネットにはなんでもある。
(キッチンだって引き出しの中やシンク下のU字管あたりに手がかりラベルがあるかも)
あと100均とホームセンターで買う前にいろいろ説明読んで悩んだ さすがに全部買って試すわけにはいかないからスポンジ一つでも迷っちゃう
お察しの専業主婦(これいうと荒れるから黙ってました!)(意外と荒れないっぽい?)
病気がちで握力は鍛えて右ようやく20キロ) 50m11秒 そんな文化系スペックで手抜き家事をもとめていた専業美主婦
いうの忘れてたけど100均でどのサイズでも買える洗濯ネット便利
手洗いモードでもセーター同士の毛羽が脱水のときに互いについてしまって愉快な色味になるのがネット一まいで防がれるし毛玉もできにくい
お父さんの3万円で2本ついてくるウォッシャブルスーツのズボンも洗濯ネット+手洗いモード+エマール
どんな衣服もそいつだけ一段階丁寧に扱いたいときに洗濯ネットはつかえる
洗濯機の横にs字フックとかでさげとこうぜ
ステンレス+ハイターブリーチはほぼほぼ錆びない そもそもステンレスってのが錆び(stain)ない(less)っていう英語
ステンレス以外の金属製品はたしかにのきなみ錆びる プラスチック、布は錆びないしキレイに白くなる
カネさえあればおすすめ わしも誕生日のお祝いにダスキンメリーメイドを呼びたいんじゃ
ついでにアレもいいよ、ヨシケイだかタイヘイだかショクブンだかの
飯たいておかず茹でて皿にあけるだけでかあちゃんの味
今はコンビニのお母さん食堂っていうレトルトとかアイスのとなりの冷凍食品でもだいたい同じ感じ
楽しろ
目に見えないサイズで崩れて排水口に流れるマイクロプラスチックのもとなので少しずつ削減してこうな
プーさんの大掃除っていう絵本の冒頭にあったので目からウロコがばっさり落ちたんだがイギリスとかは春が大掃除なんだなhttps://www.japanjournals.com/culture/ruriko2/7689-ruriko268.html
だが冬にスーパーや薬局いくと掃除用具セット売って豆知識パンフなど無料配布してる
(ダスキンの大掃除セットは訪問販売で2000円払わないと入手できないプレミア物だがパンフと箱がよくできてる)
昼のテレビもレタスクラブもオレンジページもみんな大掃除の豆知識言うからちょっとやってみようかなって気分がふらつく
あまりに片付けモチベがなさすぎる時期はメンタル弱りかけてるとかADHDとかホーディングという症状を疑ったほうが良い
「クリーニングはカネだせば全部他人がやってくれるけどそこまで服運ぶ移動コストが面倒。開いてる時間にたどりつけないし。
買い出しは移動コストが面倒。でもネットスーパーは時間指定再配達と受け取るとき服を着ないといけなくて面倒。
ダスキンメリーメイドがいるあいだ自宅で裸族ゴロゴロできないの?何してればいいの(とりあえず服キロ)
売り込みセールスええいウンコ長期連戦中にピンポン鳴らすな!!居留守最高!(私怨)
しゃーない自分で最低限自分がいやにならないレベルでやったほうがまだましか。」これがわしのモチベの大部分。
でも高校指定制服はウォッシャブルじゃないっぽいウールだったから流石にクリーニングでプレスしてもらった
3年でおわってよかった
若い内はいいけど継続的に考えると夫婦のどっちかとか老母とかに同居ついでに分担してやってもらえ
男性でも家事できる人(知識はまだなくてもモチベもってくれる人)はそれなりにまじってるし
人間は1人で1人の面倒みきれるようにはやっぱりできてないんだろ たぶん
今日歯磨きしながら無意識に手拭きで手拭き掛けと鏡ピカピカにして思ったんだけど
すぐ捨てられるもので拭くか、今は洗わないまま使い続ける覚悟でその辺のもので拭くかするだけならやりやすいよ
拭いたらすぐそれ洗わないとと思ってると掃除に終わりがなくなる
高校生の時在籍してた文化系の部活に、暴力を振るってくる先輩がいた。
あ、暴力って書いたけど、これはちょっと大げさで、挨拶程度のどつきと言ったほうが正しいようなかわいいもんだ。
挨拶の時とか、部室でダラダラ喋ったりゲームしてる時とかに、腕とか足とかを拳や足でどついてくる。
その程度のコミュニケーション的な、じゃれ合い的なやつでも、まあ痛くないわけではないのでやっぱちょっと身構えてた。
こういう事をほぼ毎日やられてると、仲が良いのか悪いのか分からなくなってくるんだよなー。痛いからやめて欲しいが3、絡んできてくれて嬉しい6くらいだったからやっぱ混乱してたと思う。
じゃれ合いレベルでも上下関係ある所で暴力的接触をするべきではないんだな、とその先輩が卒業してしばらく経ってから気づいた。
7月に久々にその先輩と会うから、なんとなく思い出してとりとめもない文を書いてしまった。まだ元気に騎空士やってるのかなあ。
anond:20190515082746 の続き。
学校の枠組みによる部活動の縮小やレベルダウンが起きた後は、学外のクラブチームによる課外活動への移行が起きる。
クラブチームになると、環境整備にとにかく金がかかる。練習場も機材も指導者も全部自己資金で賄う必要がある。
そうなると何が起きるか?
これが既に起きているジャンルがある。マーチングバンドの世界である。
吹奏楽コンクールを主催する吹奏楽連盟とは別の団体が主催している「マーチングバンド全国大会」の一般部門は、創価学会系団体と天理教系団体の2つだけで優勝を争っている状態がもう20年以上続いている。続いている理由は、資金力の違いにより環境面で他の一般団体の追随を許さないためだ。特に創価学会は発言力が強く、創価学会系団体に有利になるようなルール改正も行われている。
創価系列は吹奏楽でも成績が急上昇しており、大学部門では全国金賞常連になった。
この流れが中学高校でも今後起きていくのは確実だ。既にアメフトの日本一を決めるライスボウルのハーフタイムショーは創価学会の独断場であるが、ブラスエキスポや博多どんたく、横浜国際仮装行列などの大型イベント出演団体が創価・統一教会・天理・幸福の科学などの宗教系団体で占められる未来が見えている。
四月になって、新卒の後輩ができた。OJTっていうの?後輩と僕と二人でお客さんのところに行ったら書類作成したりして毎日過ごしてる。この後輩とウマが合わない。
彼は野球経験者で体育会系出身、やたら声が大きくて自信がある。野球ばっかりやっていて体育会系の枠で採用されたような人。別に体育会系を差別するつもりはないんだけど、とにかく文章が下手(てにをはが滅茶苦茶)で漢字が読めない。打ち合わせに行っても見当違いなコメントを連発して調子が崩れる。
ただ、お客さんからの評判は悪くない。とにかく声の大きさと雰囲気でコミュニケーション取ってる感じ。僕は糞真面目だからたまに笑いは取るけど、基本丁寧に仕事するように心がけてる。下準備して話題も幾つか持っていって、ちゃんと話をまとめるように努力してる。
新卒の子と3年目を比べるなんて馬鹿らしいとは思うけど、なにか釈然としない。仕事のアドバイスしても、〇〇さん(ぼくの上司)はこう言ってましたのでこうしますね!とか、丁寧に時間とって書類の作り方を教えてあげてもまるで同じミスを何回も繰り返す。そうしてぼくに雷が落ちる。
まぁ、ぼくも昔ああだったとは思うから仕方ないんだろう。けれど、もっと新人らしくしてほしいというか、言われたことはまず試してほしいと思う。文化系だから、それとも丁寧語だから舐められてるのかな?
3/31付で高校を退学することになった。こうなったのも全て自分の責任ではあるけれども、やはり割り切れない気持ちもある。自戒と気持ちの整理を兼ねて駄文を垂れ流してみようと思う。お目汚しで本当に申し訳ないが良ければ読んでいただければ嬉しい。もっと言えばこれを他山の石としてくれたらもっと嬉しい。(そもそもこの年代の増田は居ないだろうと思うけれども)
私が在籍していた高校は完全中高一貫校で卒業生の半分は有名私大に推薦で、残りは東大京大東工大旧帝大や医学部に進学していて、東大進学ランキングにも毎年掲載されている。
元々私が中学受験をしたのは一回り年の離れた従兄が中学受験をして進学したのを見てそれに憧れたからだった。そして、一人で読書をする方が友達と外で遊ぶよりも好きだったり、学校のヤンチャな奴らに若干イジメられたりしていて、荒れ気味な地元の公立中学に向いていなさそうだったのも理由である。
小4の終わりにSA⚪IXに入り塾通いをする中で、私はある文化系の部活に憧れた。そしてその部活の活動も活発な学校の中で一番偏差値の高い学校を第一志望にした。(ちなみに塾内偏差値では大体55~60を上下していた。)
小6の1月。まずは滑り止め2校に難なく合格し、チャレンジ校(親は行かせたかったらしいが自分はそこまで行くつもりは無かった。)の一次に不合格。そして2月1日に第一志望を受け、2日にチャレンジ校の二次を受けた後に第一志望の合格がわかり、無事に中学受験は終わった。
受験が無事に終わり、やる気が失せてしまったのだろうか。その後、学校から新年度の教材や課題が送られてくるが適当に処理してしまい、入学。憧れていた部活にも入り順風満帆に事も進むかと思っていたが、最初の中間試験で大爆死してしまう。この時にしっかり勉強してれば良かったのに大して何かをするわけでもなく、学校では授業に出席するものの寝てばかり、家でもアニメと当時流行っていたお船のゲームにハマって平気で徹夜をし、小言を言われれば暴れるといったような荒んだ生活を送り、唯一まともにしていたのが部活だった。当然勉強もろくにせずに中学生活が終わった。
高校に進み進級の判定がされることで一応勉強せざるを得なくなり、一応頑張るようにはなった。しかし2学期に部活で仲良くしていた先輩達が部活から引退し自分達が部の運営をしなければならなくなったことで一時的に病んでしまう。結局なんとか持ち直してギリギリで進級する。
しかし春頃から後輩との事や部の運営の事、人間関係などで悩み始め段々とマトモな思考が出来なくなっていた。(と今思い返すとそうだったんだろうと思う。)
一学期には授業にも出席出来なくて保健室にいた事も多く、学業には全く対応出来ずに酷い成績を叩き出してしまう。二学期の途中、部活を引退するまではそれを引きずってしまい、その時点ではとても進級できない成績だった。
その後状態も快方に向かい勉強に専念出来るようになったことで、今までの酷い成績を挽回するべく頑張るようにすることを担任の先生と話し合った。しかし二学期末の試験の結果は芳しくなく、三学期には奮闘しようとはしたものの結局は上手くいかずに英語・数学・物理を落として原級となり、高校を退学することとなった。
今の私の経歴は高校中退、つまり中卒無職だ。在学当時から大学は目指していたので今年1年間で高卒認定を取り、大学受験を目指す。高卒認定の学力はなんやかんやであるようなので1年間、1年早い浪人生として⚪合塾高校受験科で浪人生活を送る予定だ。なんとか頑張って中高の友人、恩師に胸を張って報告できるようになりたいと思う。
当時の女叩きの激しさは虐めと言って差し支えないレベルだったと思うし、それ自体を正当化するつもりはないんだけど、元増田読んでなんか噛み合わねーなと思う部分があったんでちょっとだけ言わせてくれ
多分増田は
「男オタクは女を見下してるから虐めてた」と思ってるかもしれないけど
実際は逆で「女という強力過ぎる存在から守るために虐めてた」っ感覚が正しい
より正確に言うと、女そのものではなく、ネットに「モテ」という価値観が産まれることを防ぎたかった
当時のインターネットは例えるなら男子校のようで、「モテ」の価値観から解放された楽園だったんだよ
そいつが何ができるのかだけで評価され、「キモい」とかいう(少なくとも異性経験のない男オタクにとっては)自分の努力ではどうしようもなく、他者の気分次第で決まってしまう意味不明な価値観で排除されたりしない楽園
こうして男性向けエロに異常に寛容なネット社会が出来上がったんじゃないかと思う
当時の俺たちにとってネットに女が入ってくることは、文化部が盛んな男子校がサッカー部やバスケ部だけがデカイ顔してる共学になってしまうような恐怖があったんだよ
だからといって女というだけで問答無用で人格否定していい理由にはならないし、最初に書いたとおりその行為を正当化するつもりはないよ
ただ、最近ネット上での女性排斥論調が弱まったのって、個人的にはリアルで「モテにこだわらない人間」が許容されてきたのと、ネット上で「モテる」ことができるようになったからじゃないかなと思ってる
例として挙げると
「文系女子」「文系お姉さん」「文系痴女」「文系淫テリ女子大生」とバリエーションは様々。
旧DMM(現FANZA)ビデオを「文系」で検索すると86タイトルが出てくるが、このうち41作が2018年以降に配信されたものである。さらに今年2019年に絞れば19作が発表されている。たった3ヶ月で22%を占める量が配信されていることになる。これは「文系女子」ブームといっていいのではないか。
AVにおける「文系」とは単純に文系理系の「文系」という意味だけではなく、他に
去年から今年にかけての作品パッケージを眺めると、主演女優が本を持っている写真が多く、今回は「文学好き女子」という意味での「文系女子」ブームだとわかる。
もう一つのパッケージからわかることはメガネと髪型。今年発表の19作中11作品がメガネ着用している。髪型はストレートのロングの黒に近い色が多い。制作陣にとっては、「文系(文学好き)女子=黒髪メガネ女子」というイメージなのか。
内容にも特徴がある。ジャンルが痴女、お姉さんものばかりということだ。今年の作品では痴漢ものは一つだけ。陵辱ものなどは一切ない。AVを見てると「文系女子はエロい」というイメージが刷り込まれる。
これだけ「文系」タイトルが制作されているということは、それだけ売れているからだろうが、この「文系女子」ヒットの理由が知りたい。
匿名ラジオは、オモコロライターでお馴染みのARuFa(目線の人)とダ・ヴィンチ・恐山(仮面の人)がトークするラジオ。
これがすごく面白かったので魅力を紹介したい。
個人的には数多の面白記事で有名なARuFa目当てで聞き始めたのだが、実は、オモコロ記事だけでは計り知れなかったダ・ヴィンチ・恐山の天然の魅力やトーク能力もすごいラジオだった。
もっとクールで冷めたタイプかと思っていたら、ノリノリで話を盛り上げてくれる温和な変人だった。
匿名ラジオは芸人のラジオのようなガツガツ感とは違い、なんとも言えないユルさがいかにもwebラジオで、まったりと聴いていられる心地よさがある。
このユルさを許容できるかどうかで、結構好き嫌いは分かれるかもしれない。
ARuFaの話し方は、意外にリア充系というかテンションが高めの勢い重視系で、意味がわからない面白ネタをノリだけでボンボンぶつけてくる。
普段の記事スタイルから話を丁寧に組み立てて進めるタイプなのかと思ったら、ものすごく適当なことを放言していくスタイルだった。
頭がブッ飛んでいるのは各方面の証言からも本当のようで、急に突飛なことを言いだして恐山が引きながら突っ込みを入れるのがお馴染みのパターン。
ARuFa単体でも面白いのは間違いないのだが、ラジオ番組としては適切なパートナーがいないと成立しないタイプかも。
恐山は、知識が広く言葉選びのセンスが抜群で、与えられたお題の中で面白い展開を探っていくタイプ。
小説家でもあるため想像力も豊かで、視聴者がついて行ける範囲で話を膨らませていくのが非常に上手い。
ラジオ的なことを言えば滑舌にほんの少し難はあるが、ARuFaの破天荒な暴走を的確にいなしたり、コンビとして物凄くうまくラジオをまわしている。
恐山独特の才能が良くわかるのが、
#34「この世で一番かっこいいアルファベットを決めよう!」の回。
比較的地味な回だが、アルファベットだけでこんなに笑える話を展開できるのかとビックリする、ザ・文化系と呼ぶにふさわしい傑作だと思う。
持ち込み企画なので冷静に理論武装してくるのかと思えば、「第五位、J。一角で書ける割に、かっこよさがすごい」「Uは正直恋人としては、無い」などユルめながら変幻自在のコメントをしてくる。
文字にすると伝わりづらいのだが、音声で聞くとそのおっとりした口調もあいまって思わず笑ってしまう下らなさ。
こんなしょうもない話に同じ温度で付き合い、ランキング結果に本気で一喜一憂してはしゃでるARuFaも流石。
といっても、基本はアニオタ思考のラジオなので、オタク文化に親しみがない人にはいまいち良さがわからないかも知れない。
逆にいうと、アニメ系に親しんだ人なら抱腹絶倒できるトークスタイルである。
#101「世間知らずのお嬢様になりきれば、つまらない夏も楽しくなる!」」の回では、お嬢様視点を実演する恐山が、独特のたどたどしい口調でチョコバナナを「ショコラ・バナーヌ・・?」と呼んでみたり、さらっと「花火が見えないのであの公園を買収いたします」「ベトコンの再来ですわ!」というセンテンスを挟む「お嬢様ネタ」がオタクのツボで面白い。
また、#109「それは決して叶わぬ夢、お姉ちゃんが欲しい!!」の回では、
ARuFaの出した「ガサツな姉」「甘々な姉」などの欲しいお姉ちゃんのパターンの他に、恐山が速攻で「ギャルねえ。」という回答を出していて、その的確すぎる言葉選びには感動すら覚える。
二人の掛け合いのテンポ感は是非実際にラジオを聞いていただきたい。
#29「理想的な将来のビジョンをさらけ出そう」で披露した、「将来は探偵事務所を開き、猫を探していた女子中学生と意気投合して彼女を助手として雇い、二人で解決した事件の顛末を小説にまとめて暮らしたい」というボンヤリ妄想も、オタク濃度が高すぎて天才かと思った。
匿名ラジオは、あるあるネタやシチュエーションネタを語るパターンが多いので、恐山が女役を演じる機会もやたらあるのだが、これが妙にしっくりくるのも個人的にツボ。
#65「子どもの質問にすぐさま適当に答えよう!」の謎の女児「すぎやまみお小学三年生」は、恐山のふにゃふにゃした喋り方がぴったりハマっていて、最強の当たり役だと思う。
この子に対して急に「泣いてみて。」と言い放つARuFaも頭がおかしくて好き。
二人のトークはどれを聞いても笑えるのだが、ラジオの初期ではまだお互いに探り合っていて当意即妙の掛け合いにはなっていないので、はじめは#20以降を聞いた方がいいと思う。
月ノ美兎(!)などのゲストを呼ぶ回もたまにあるが、二人だけでグダグダと話をしているときの方が特有の安心感があって面白いので、最初に聞くのはあまりオススメしない。
(※この回では恐山がまったく発言せず、女性ゲストが出るから緊張したんだね~とコメント欄でからかわれていたのだが、あれは口内炎のせいで喋れなかったんですよ!と大声でブチ切れる次週のトークが面白い。怒った恐山は貴重である)
個人的に初見の人にすすめるなら、アニメあるある話を展開する、#32「ラストバトルでOPテーマが流れる演出は最高」が聞きやすいかと思う。
アニメ好きの人だったら誰もが「あるある!」と共感しつつ、二人の空気感に親近感を覚えるはず。
オタク話なので趣味が合う人には親しみやすく、かといってトガり過ぎてもいなくて、入り口としては結構いい回だと思う。
#39「もし自分が主人公になったら、きちんと物語を回せるのか?」も、話してる内容はまさに痛いオタクの会話なのだが、動画の演出が異様なほど凝っていて痛さが芸に昇華されている回。コンテンツを作れるオタクの底力を堪能できる。
萌えアニメに特化した回なら、
#93「アパートの管理人になったら、どの部屋にどんな萌えキャラが住んでほしい?」がツボを突いている。
ARuFaの妄想の完成度が研ぎ澄まされていて、自分で考えた幼馴染の名前が「ひなた あおい」、酒飲みのお姉さんが二階に住んでいて、ロリの双子が部屋に押しかけてくるなどのダメな暴走っぷりに、オタクならば「俺もこの会話に参加して~!」と悶絶するはずだ。
#13「一度は言いたいセリフ『とにかく服を着てくれ~!』」
#89「さえないオタクが眼力だけで不良をビビらせろ!『殺す眼』のコーナー!」
などがある。
さらに、二人のトークの関係性がわかってきたところで聞くと最高に気持ち悪くて面白いのが、
#127「モテモテになるために『俺様キャラ』になってみよう!」なので、これは後の楽しみに取っておくことをオススメしたい。
#75「ちびまる子のクラスメートとサバイバルした時の必勝法とは?」
#86「マリオが主催する立食パーティに誘われたらどうすればいいの?」
#44「エナジードリンク、どれも同じ味じゃない?」
#35「決定!野原しんのすけ達と飲み会をする時に最適な席順」などは、それぞれの作品を知っているほど「こんな語り方もありなのか!」と興奮する面白さだと思う。
「マックグリドルのソーセージエッグがショタキャラっぽい」という話から、ARuFaが「レースのきん○ま袋」を想像して一人で勝手に爆笑してる#103「マクドナルドのハンバーガーで友達になるならどれ!?」も、マクドナルドに行ったら思い出し笑いしてしまう傑作。
二人の愛すべきダメさがよくわかる、
#108「行かない旅行の予定だけを立てるとすごい楽しいね!」は、放課後に友達のグダグダ話を聞いている雰囲気で楽しい。
いい歳した大人2人が「理想の友達」について延々と話し合う様がシュールな、#63「全人類から好かれる『最強の友達』を作り上げよう!」も傑作。
妄想で作り上げた恐山の友人に、ARuFaまでもが徐々に惹かれていく流れが楽しいしよく考えると異常だしで、とても素晴らしい。
妄想の友達と4人で遊びに行くオチの部分で、恐山が見せるリアクションの巧みさにも笑った。
仲の良い友人が楽しんでいる空気が満載、ついでに二人の演技力も満載の、#52「祝一周年!忘れもしない、あの日起きた大事件を振り返ろう!」も、webラジオという舞台で二人が真剣にふざけ合っていてとても面白い。
マンスーンがゲストで登場する、#118「モテるために自分の『ヤバい部分』を他人から指摘してもらおう!」が聞きやすいかもしれない。
ARuFaがモテない理由を知人にアンケートし、その調査結果を元にARuFaをイジる内容。勝手にこんなことをすると恐山が「ARuFaにビンタでビン殺される」可能性があるため、年長者のマンスーンが参戦。オタク属性が強いためか、二人のトークスタイルにも一番馴染んでいるゲストで、この回もいい味を出している。
#77「ごめん!ARuFaがお腹壊しちゃった!」も、お腹を壊したARuFaと恐山がトイレ越しに4、5分会話するだけのラジオで、いかにも昔のオモコロっぽいテイストかも。
「なんなんですか本当に!もう帰りますよ」「いや帰んないで帰んないで、近くにいてくれ」「気持ちわる」等のやり取りが聞ける。
ARuFaの作曲能力の異常な高さが後半で判明する、#88「確信はないけど『恐らく自分が得意なこと』に挑戦してみよう!」もオススメ。
「ちょうどアイス」という本来存在しない「けいおん!」の曲を即興で作って披露するのだが、まず普通にクオリティが高すぎるのが逆に面白い。繰り返し聞いてもやっぱり良い曲だし、アカペラなのに曲のアレンジすら想像できるレベルで、その作曲センスに驚かされること間違いなし。
お題として出された「エロエロバナー広告」が爽やかな少女漫画原作のアニメ主題歌っぽくなっているのは腹を抱えて笑った。
(いまさらだが、「ちょうどアイス」を豊崎愛生がカバーしていた)
他にも、回によってはループものアニメの演出を活かした動画なんかもあったりして、ARuFaの器用さや芸達者ぶりがよくわかる。
ARuFaの母親が弟の○○○をARuFaのランドセルに入れた話をヘラヘラと話してるのも気が狂いすぎててやばい。
これがタダで聞けるのは本当にすごいことだと思う。
(面倒くさくてARuFaが設定していないため)広告も入らないので途中で邪魔される事はなく、1本あたり10分~30分程度で楽しみやすいので、是非聞いていただきたい。
同じく地方出身者はなんとなくわかると思うんだが、高校は「地元では自慢できる」レベルのとこに通っていた。
県下一、というわけでもないけど、地元で一目置かれるようなそんなところ。東大進学者を毎年1名出したり出さなかったりするような。
自分はというと文化系と運動系の狭間みたいな部活にがっつりのめり込みつつ、子供の頃から親の影響で続けていたとある楽器と寺社仏閣が好きな、自他ともに認める「変わった子」であった。学力でいえば中学までは特に勉強しなくてもまあまあいい成績が取れる、中途半端に器用な子だった。
親は勉強については大してうるさくなかったが(むしろ楽器の練習をしない方が厳しく怒られたし、数学で10/100点をマークしようが音楽の成績が満点じゃない方が嫌な顔をされた)、お金には厳しく、「大学は国公立しか許さない」と宣言されており、真に受けた私は私立のすべり止めも一切受けなかった。だが高校3年間を部活に捧げた、数学のテストで毎回赤点叩き出すような人間にそのルートは厳しかった。見事に滑りおち、進学先を失った。進学校に通っておきながらこの体たらく。
これから1年浪人するしかない、と思ってふさぎ込んでいたが、そこで偶然にも某専門学校の「大学編入コース」なるものを知る。専門に2年通った後、大学へ3年次編入するというコースだ。ははぁ、よくできてるなあ、と思いながらも学校の担任と両親に相談し、その専門学校へ進むこととなった。
正直入試はあってないようなものなので割愛する。学力レベルからペーパーテストは免除され、英語面接だけだった。まあまあ緊張したが絶対うかると半ば解っていたので強気でいった。ちなみに高校時代苦手にしていた教科は数学と英語だ。瞬間的な暗記力となんとなくで世界史及び国語で高得点を叩き出す完全なる文系である。妙にコアな知識を植え付けてくれたラノベや推理小説たちとヘタリアには今も感謝してる。日本史は文化史だけ異様にできた。
身バレが怖いので色々伏せるが、駅チカでこぎれいなビルがキャンパスだった。キャンパスと言っていいのか?
専門学校内での大きな学科のくくりとしては「英語学科」に属することになり、その中で「英語を使った仕事に就きたい人のコース(翻訳・通訳など)」と「海外の大学に行きたい人のコース」、あと「大学編入したい人のコース」に分かれる。
なんで大学編入が英語学科に属するかというと、ほとんどの大学の編入試験の科目が「英語」「小論文」「面接」のみだからである。(学科によっては専門科目の試験がある場合もある)
授業は9割は英語の授業だった。ネイティブ講師も日本人講師もいたが、とにかく英語。リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの授業がそれぞれあり、それ以外に大学編入のための英語試験対策授業がある。少人数にこだわってて、基本の4つの授業はそれぞれTOEICや学内試験の結果から5段階にレベル分けされていた。私は入学時のペーパーテスト免除、しかも学費も一部免除の特待生扱いで入学したので、「は~やっぱこの程度か専門」とか思っていたが、最初のTOEICテストで300点台叩き出して5レベルあるクラスの下から2番目に入れられる。「出身校」の学力が高かっただけで「私」の学力はクソだった。ただ真面目に授業を受けていればクラスはすぐに上にあがり、最後は一番上のクラスに所属していた。この基本の4つの授業は大学編入以外のコースの人もいた。
残りの1割は資格の授業(英検、ワー検、秘書検、漢検など好きなものを選択できる)の他、第二外国語、小論文対策、PC(というかOffice)など……まあ大学1年生の一般教養と似たような感じだろうか。選択で教養の授業もあったが種類は2,3種類しかない。しかも大して面白くない。
大学1年生と違うのは、自分で授業を選ぶ幅がとても狭いところ。というのも学年によってどの授業を受けるか、カリキュラムが既に綿密に組まれており、「朝ゆっくりしたいから1コマなくそ~」というのは全くできない。選択授業も「とってもとらなくてもいいよ」ではなく「この中からどれか選べ」という選択。なので学期はじめにコースの人間全員集められてHRみたいなことをして、時間割を配られたりしていた。
【学生】
上記の通り様々なコースの人間が入り混じって授業を受けていたので、通っている人は本当にいろんな人がいた。アンタこんなしょぼい専門いていいの!?っていうような頭のいい人から、クソほど簡単なテストを「難しくてヤバかった~」という人まで、本当に様々。Lv.2→Lv.5まで駆け上がるといろんな人と話した。超絶パリピ野郎もいたし、内気で根暗で今にも引きこもりになりそうな人もいた。
同じ大学編入を目指すコースの中だと、まあまあ頭いいけど大学入試では一歩及ばなかった、みたいな人がほとんど。大体がプライド高くてそれを一度へし折られてしまった人、という印象。(私もだけどさ)すべり止めの私大に受かってたけど行きたくなくてこっちを選んだ、という人もいるにはいた。あとは行ってた大学が嫌になってやめて再チャレンジしたいとか……。比較的頭のいい人は多かったけど、それでもやっぱ学力でいうと「まあまあできる」か「いまいちできない」のどちらかだった気がする。コース内で一緒に行動していた友達は国公立に受かっていった人から最後の最後どうにか推薦で滑り込めた人までいた。
コースの人間の数は結構多かった。高校の一クラスくらい……?もっと少ないと思って入学したので意外だった。やっぱり学力レベルでつるむグループが分かれる。男女比は男子の方が圧倒的に多かった。3分の2くらい。でも学年全体で見ると女子の方が多かった気がする。
あと意外といろんな地方から集まってた。やっぱり学校周辺の人が多いのだけど、隣県や新幹線で帰省するくらい離れている土地から来る人もいた。私はかろうじて同じ県ではあるが学校までは通学に2時間かけていて、隣県出身で学校近くに一人暮らししている友達がうらやましかった。
【学費】
高い。私大に2年行くとのかわらん。でも高校時代まあまあ成績取れてたら学費免除は簡単に取れる。(模試の点数とかセンターの点数を基準に学費免除とかしてくれる学校もあると聞く)
本来国公立にしか行かせてくれなかったはずの両親があっさり行かせてくれたので、絶対に学費を無駄にすまいと2年間は真面目に必死に授業や資格取得に打ち込んだ。その後まあまあ就活に有利そうな資格とかちょいちょい取れたので、短大とか他の私大行って仮面浪人するよかよかったなあ、と思った。けどその辺って結局当人の努力次第なので、学校の授業の時間を使って資格取得や受験対策に打ち込める環境にお金払ったと思っている。払ってくれたのは親だが。でも無利子の奨学金も2年次から勝ち取って少し貢献できた。と思いたい。今返済しんどいけど。
1年間みっちり英語を叩き込まれたあと、2年生からいよいよ編入試験が始まる。
3年次編入試験は多くの大学がやっているが、大学によって受けられる条件は様々。私が行きたかった大学は他の4大からの受入のみで、専門卒は受け付けていなかったので諦めた。(でもそういう学校の方が少ない印象)
編入試験の日程は学校によってかなりばらつきがある。早いところだと6月くらいで、遅いところだと2月くらい?私は全部で3つ受けたが、ひとつは8月で、残りのふたつは12月だった。やっぱ秋~冬にかけてが多い。
面接の練習なども授業でしながら、それぞれの試験日に向けて準備を重ねていく。8月に試験を受けたところが第一志望にして最難関の大学だったが、ものの見事に落ちてしまい、泣きながらそのあと友人らとカラオケに行った思い出がある。編入試験は受験科目が少ない分やりやすいと言われるが、その門はかなり狭く、私が受けたところも倍率は5~10倍くらい(だったと思う、もう記憶があいまい)最終的に編入浪人の道を選ぶ人もいる。専門→大学編入のいいところは浪人などの1年のロスを出さずに大学を卒業できる所だが、結局編入試験の壁が高くて編入浪人したりレベルを落としてD~Fラン大学に入ったりと、メリットが活きないことも多い。でも努力してそれが実ればいい大学に入れるのも事実なので、そこは編入にチャレンジする人次第なのかな……とも思う。専門入って遊んでしまった人たちは上位クラスの人でも結局ランクの低い私大に行った人が多く、しっかり努力し続けていた人は国公立や偏差値高い私大に進んでいった。英検1級取得したり、TOEICでマックススコア出した人もいる。
あとTOEICのスコアで試験免除がある学校とかあって、TOEICマジもっと気合入れてやればよかったな、と思った。試験免除にならなくても入学後の単位に換算してもらえたりした。
英語はもうとにかく授業をガンガンうけてガンガン問題解くだけ。喋る・聞くは捨てて、ひたすら読むにステータスを振り続けていた。(書くは申し訳程度にやった)9時半から15時まで授業を受けた後、18時まで学校に残り友達と多少ぐだりながらも勉強(というか課題)、家に帰ってからも英語の長文読解とひたすら向かい合う日々。
小論文は書き方の作法を徹底的に叩き込まれ、あとは個人の文章センスや知識量がモノをいう感じだった。国語と世界史、そしてラノベから影響を受けた文化史系に強かった私には最高の科目だった。
編入試験の過去問も一応あって、見せてもらうためにその大学に足を運んだこともある。(コピーはさせてもらえないので、目で見て出題傾向を把握するのが精一杯だが)あと学校で過去問を回収して過去問集みたいなのを作っていたので、行きたい学校が人気校ならそんなことしなくてもコピーできたりした。英語試験はどの学校も長文読解系が多く、TOEICをそこそこにして英検受けまくっていた自分にはありがたかった。
面接指導は就活とほぼ一緒、だと思う。なんでこの大学に行きたいのかをはっきりさせろ!と言われ続け、「御校に在籍の〇〇先生の研究室で●●について研究したいです!!理由としては!!」みたいな答えをガチガチに固めていった。これはのちの就活に活きたと思う。
【試験】
どの大学も小論文は楽勝だった。8月に受けたところは英語で予想外の作文が出て動揺し、読解問題では時間が足らず、涙を呑んで不合格を覚悟した。翌日即結果発表だったが、当然私の受験番号はなかった。
第二志望の大学の前に第三志望の国公立を受けにいったが、家から遠く深夜バスでの移動となった。しかもバスからまた電車で移動するが乗換をミスり試験に遅刻。席に着くために荷物を通路に置いたら試験管に怒られ、萎縮しながら受験したが英語は予想できたレベルでむしろ楽しかった。1週間後には結果が開示され、無事合格。
そして満を持しての第二志望。同じ学校から他にも2名受けることになっており、一緒に移動。英語試験はやや苦戦した覚えがあるが、それよりも面接がしんどかった。大学に、特にその学校に入りたい理由を述べ(行きたい研究室があるでゴリ押しした)、なぜそれに興味を抱くに至ったかなどを話したが、とにかく緊張して噛みまくり、面接官に不審な顔をされ落ちたと悟った。しかしその試験当日、夜から私の受験期を中学から支えてくれた某バンドのライブがあり、普通に間に合わなさそうだったので走って会場を後にした。ライブはギリギリ間に合った。そして入試も無事にパスできていた。
進学先が二つ用意されたわけだが、もちろん第二志望を選択。一応国立大なのと、高校時代から学びたいと思っていた専攻があったのが決め手だった。思う存分研究に打ち込めたと思う。嘘。2年では足りない。もっとやりたかった。でも取りたかった単位や聞きたかった講義はほぼコンプできた。
上記でも少し触れたが、入学時に専門学校の授業の単位を大学の単位へ変換してもらえるため、本来4年で取る卒業単位を2年間で全部とれ、ということにはならなかった。特に私は人文学系だったので、変換がスムーズにいったというのがある。法律や経済系の学科は専門科目の変換が難しく、卒業単位を取れなくて留年した人が多かった。(と後に聞いた)
1年大学ライフを満喫したのちすぐ就活なのはきつかったが、興味のあったサークルにも在籍し2年間最初から最後まで活動できた。でもいくら単位変換してもらったとはいえ他の3年生に比べると圧倒的に単位は足りてない(その上私は卒業単位にならない資格系の講義も取っていた)ので、ほぼ毎日1~4コマ、そのあとサークル!バイト!みたいな生活をしていたし、就活の時期は本当にしんどかった。英語の資格(TOEICスコア700前後と英検準1級)と進級のために取らざるを得なかった数々の英語以外の資格、そしてあの日の面接対策と小論文対策が活きたのだろう……と思うと私はこのルートをたどってきてよかった。他の短大や4大出身の編入生は就活で軒並み苦労していた。でも専門より大学の方が圧倒的に楽しかったです。普通に1年生から大学入りたかった。
大学編入後で一番しんどかったのは、3年生でありながら1年生に交じって体育やらされたことかなあ。
色々書いたけどあくまで文系の話です。理系の編入はもっと大変と聞くし、そもそも専門→理系学部編入というルートが恐らくない。
東大や京大に比べたら底辺もいいとこだけど、こういう抜け道もあるよっていう話をしたくて。でも根っからの文系だった私だからこそうまくいった裏ルートみたいな感じではあるんだけどさ……。うまくいかなくってせっかく編入した大学やめて引きこもりになってしまった知り合いもいるし、正直この専門→大学編入というルートを誰にでもお勧めできるかというとそうでもないけれど。
あと社会人なってから編入で大学入って、教員免許だけ取って中退した編入生の知り合いもいる。社会人なってから大学で学びたいという人で4年は長いという人にもいいんじゃないかな。あと大学とりあえず入ったけどつまんなくて他の学科行きたいとか他の環境行きたいって人。
私は本当は大学院に進みたかったのだけど、やっぱり学費の関係で諦めて就職した。研究してた分野とも全然違う仕事をしているけれど、趣味としてまだその分野についての情報収集や勉強は続けている。なお英語をかなり使う仕事だし専門時代に取った資格もそれなりに活かせてはいるので業務内容には満足している。
いよいよセンターが近づいてきて、不安な受験生たくさんいると思うけど、どうかここだけが人生の決め手とは思わずに気楽に頑張ってほしい。案外人生どうにかなることの方が多い。
相変わらずネットで起きまくってるしょーもない男女のイザコザや恋愛に関する喧々囂々たるミソジニーミサンドリー…
これら全て結局の所「恋愛に向いてない人間が恋愛しようとする」から発生するのではないか?
向いてない、本来すべきでないスキルに才能を振ってるから間違いなのではないか?
みんな一斉に「やーめた!」でとっとと恋愛なんて諦めてしまえば、世の男女の諍いなぞ簡単に無くなるのではなかろうか?
野球やサッカーとか体育会系から音楽や小説とか文化系から数学やプログラミングとか理系まで、
「得意な人だけやればいい。苦手な人はやらなくてもできなくても問題ない。努力次第ではどうにもならない」となる。
だがこと「恋愛」となると
「恋愛は得意苦手とか関係なく絶対すべきもんだ!恋愛は無理とか、やること全部やったのか!ちゃんと努力しまくってんのか!?」
…なノリのことを言う輩がわらわら出てくる。
いやもうそのほとんどとはどの程度かと言うと、もしや99%以上の人間が恋愛に向いていないのでは?