はてなキーワード: 「文系女子」とは
アダルドビデオに『全肯定』というジャンルがある。同棲中の彼女が『仕事で嫌なことあったの?』『あなたは悪くないよ』みたいに慰めてくれるところから始まってイチャラブセックス、、、って流れの作品である。シリーズ化されてるくらいは売れてるジャンルである。てかこの「全肯定」ジャンルって、「女は自分の話に共感してくれる人を求めている」って定説と表裏一体やん。この「全肯定」はなろう系ラノベだと「奴隷ハーレム」と言い換えられる。「男は自分を全肯定してくれる人を求めている」ものであって、結局「話に共感を求める女」と変わらないってことね
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「ジャンル」という言葉を使ったのが悪かったかな。書いてる時に他に言葉が思いつかず「ジャンル」と書いちゃったけど「ジャンル」とは少し違うよな。「全肯定」という言葉は、ここんとこAVのタイトルや説明文で目にするようになったワードのことな。この記事→みたいに「プチブーム」ワードとか「プチ定番化」したワードとしとけば良かったか(→AV業界でプチブームとなってる「文系女子」というワード)。スカトロものの話をするコメントがあったけど、別にスカトロでも「全肯定」をつけられる。全肯定は作品世界の要素の一つでしかないし。これもコメントであったけどASMRの存在があったな。AV作品は他のオタエロ分野の流行り物をどんどん取り込んで作品を生み出すわけで、その1つに「全肯定」があるわけな。主観やVR作品がメインだしな。「全肯定」以外にもここのところ「優しい」とか「母性」とかいうワードもよく目に止まるな。「全肯定」は昨今のママキャラブームの亜ワードの一つとも言える。ママキャラブームに関してはTwitterでもプチトレンドになってtogetterにまとめられたりネットメディアで取り上げられてるし「バブみ」という言葉も流行って久しく、増田諸氏も認知していることだろう。主語が大きいというが何も老若の全男を主語にしたいとも思ってないし、現役エロ世代の若者の間に「優しい」「母性」「ママ」といった甘え言葉が少し前から流行の一つになっているのは事実であって、何でも受け入れてくれる女性を求めるという枠の中にママキャラと並んで「全肯定」「奴隷ハーレム」も入るという話だ。
例として挙げると
「文系女子」「文系お姉さん」「文系痴女」「文系淫テリ女子大生」とバリエーションは様々。
旧DMM(現FANZA)ビデオを「文系」で検索すると86タイトルが出てくるが、このうち41作が2018年以降に配信されたものである。さらに今年2019年に絞れば19作が発表されている。たった3ヶ月で22%を占める量が配信されていることになる。これは「文系女子」ブームといっていいのではないか。
AVにおける「文系」とは単純に文系理系の「文系」という意味だけではなく、他に
去年から今年にかけての作品パッケージを眺めると、主演女優が本を持っている写真が多く、今回は「文学好き女子」という意味での「文系女子」ブームだとわかる。
もう一つのパッケージからわかることはメガネと髪型。今年発表の19作中11作品がメガネ着用している。髪型はストレートのロングの黒に近い色が多い。制作陣にとっては、「文系(文学好き)女子=黒髪メガネ女子」というイメージなのか。
内容にも特徴がある。ジャンルが痴女、お姉さんものばかりということだ。今年の作品では痴漢ものは一つだけ。陵辱ものなどは一切ない。AVを見てると「文系女子はエロい」というイメージが刷り込まれる。
これだけ「文系」タイトルが制作されているということは、それだけ売れているからだろうが、この「文系女子」ヒットの理由が知りたい。