はてなキーワード: 最後とは
情報と存在の関係を数理化するために、高次圏論、ホモトピー型理論、および量子場の理論を統合した形式化を提案する。
まず、(∞,∞)-圏 C を考える。この圏の n-射は n 次元の情報構造を表現し、これらの間の高次の関係性を捉える。存在を表現するために、この (∞,∞)-圏上の (∞,∞)-シーフを考える。
(∞,∞)-シーフ F: C^op → (∞,∞)-Cat を定義し、これを「存在の超シーフ」と呼ぶ。ここで、(∞,∞)-Cat は (∞,∞)-圏の (∞,∞)-圏である。F(X) は対象 X に関連付けられた存在の可能性の (∞,∞)-圏を表す。
このシーフ F は以下の超層条件を満たす:
任意の対象 X と X 上の ∞-被覆 {U_i → X}_i に対して、以下の ∞-極限図式が (∞,∞)-圏の同値となる:
F(X) ≃ lim[∏_i F(U_i) ⇉ ∏_{i,j} F(U_i ×_X U_j) ⇛ ... ]
次に、ホモトピー型理論 (HoTT) の拡張として、∞-累積階層理論 (∞-CUT) を導入する。これにより、以下の型構成子を定義する:
さらに、高次 univalence 公理を採用し、以下を仮定する:
(A ≃^n B) ≃^(n+1) (A =^n B)
ここで、≃^n は n 次の同値関係を、=^n は n 次の同一性型を表す。
量子場理論の概念を取り入れるために、圏値場の理論を拡張し、(∞,∞)-圏値場 Φ: Bord^(∞,∞) → (∞,∞)-Cat を導入する。ここで、Bord^(∞,∞) は無限次元ボルディズム圏である。この場は以下の公理的場論の条件を満たす:
Φ(M ∐ N) ≃ Φ(M) ⊗ Φ(N)
Φ(∅) ≃ 1
Φ(M^op) ≃ Φ(M)^*
ここで、⊗ は (∞,∞)-圏の対称モノイダル構造を、* は双対を表す。
情報と存在の動的な相互作用を捉えるために、導来高次代数の概念を用いる。C の導来 (∞,∞)-圏 D(C) を考え、F の導来関手 LF: D(C)^op → D((∞,∞)-Cat) を定義する。情報の流れに沿った存在の進化は、以下の超越的余極限として表現される:
hocolim^∞_i LF(X_i)
最後に、情報と存在の根源的な関係を捉えるために、トポス理論を無限次元に拡張した ∞-トポスの概念を導入する。∞-トポス E = Sh^∞(C) 内で、存在を表す対象 Ω^∞ を定義し、これを無限次元部分対象分類子とする。
俺は射精のことを「虹の瞬間」と呼んでいた。
今でもよく覚えている。自分が小学校の低学年だったとき、俺は橙色に染まった空を飽きることなくずっと見つめていた。
夕立が止み、雲が退いていくと橙色の夕日が辺りを照らし、その空には大きく立派な虹が掛かっていた。
虹は太く、巨大で、俺は見惚れるように虹を見つめた。
「美しい」といった言葉だけでは言い表せない、神々しさのようなものを感じたのだと思う。
まるで自分が、自分だけがこの光景と共にこの瞬間を生きているような。そんな倒錯感を覚えた。
俺はあの時、歴史から切り離された瞬間に立ち会ったのだと思う。
それから数年後、俺は精通し、そして自然とオナニーをするようになった。
すると射精の瞬間、決まってその瞬間にはあの虹の光景が脳裏に浮かぶのだ。
大学生になると俺は熱心なオナニー信者になっていた。朝昼晩。一日三回は基本として、プラスアルファが週に何日かあった。
しかしそれは単に性欲を満たすためではなかった。
俺は必死だったのだ。射精の瞬間に訪れるあの瞬間を、あの虹を捉えようとしていたのだ。
射精の快楽。虹の瞬間。大学時代、俺はそんな事ばかりを考えていた。
なぜ射精で快楽を感じるのか。なぜ射精のときのあのときの虹を思い出すのか。
その理由を知りたかった。俺はずっと、あの虹を追いかけていたのかもしれない。
転機が訪れたのは二回生になった頃。友人たちとの飲みの席で、俺が童貞であることがバレた。
当時はそのような話題が上がれば「とりあえず風俗で済ませて来いよ」というのが普通だった。
だが金はない。すると友人たちがカンパを募り、俺のソープ代を集めてくれた。
正直それでも戸惑いはあった。だが彼らの友情を反故にはできない。
俺は意を決するとその金を握りしめ、ソープへ向かった。
結論をいえば駄目だった。
初めてになるはずの女性はバストが大きく、小型の南瓜ほどの大きさがあった。
乳房はとても柔らかく、彼女は人柄も良かった。俺が初めてであることを伝えると彼女ははにかむように笑い、「緊張しないで、大丈夫。私に任せて」と言ってリードをしてくれた。
店を出ると友人から連絡が来た。どうだったかなと聞かれ、俺は正直に駄目だったと伝えた。
友人は「最初はまぁ、そういうもんだ」と言って俺を責めることはなかった。
俺は女性の身体に慣れていないことや、緊張のせいだと言い訳したが、違うんだ。実際には違っていた。
勃起はしたのだ。挿入も出来た。
だが彼女の中で射精しそうになると、不意に虹の光景が俺の脳裏に浮かんだ。
その瞬間、俺の物は干からびた薔薇のように萎れ、それから一切合切駄目だった。
虹の瞬間は俺にとって至高の瞬間であったが、同時にそれは呪いでもあった。
その後、俺は何度か店に足を運んだもののやはり駄目だった。
橙色の空に浮かぶ、巨大で、太く、美しいアーチを浮かべるあの虹が。
俺は虹に恋をしていたのかもしれない。虹は、俺にとってのファム・ファタールであったのだと思う
次の転機が訪れたのは4回生になったばかりの頃。
合コンで意気投合した女の子は、俺の性格とは真逆で、明るく、ハキハキしていた。
クラスで人気者のタイプの女子だ。実際、彼女は明るく、美人で聡明。周りに人が絶えないような人だった。
そんな女子がどうして俺とそういうことになったのか未だに不明だ。
俺は酒に酔いに任せて彼女を誘い、酔っていた彼女はそれに応えた。
俺たちは抜け出し、コンビニでチューハイを買い、飲みながら千鳥足で当てもなく歩き、面白いことがないことに笑ってホテルへ入った。
ベッドの上に俺は倒れ込んだ。多少の眠気があった。でもそれは途中で買ったミネラルウォーターで多少緩和されていた。
仰向けになって寝ていると、口を塞がれた。目を開けると彼女がそっと俺に口づけをしていた。
彼女は既に下着姿だった。舌を入れられ、グレープの味がした。チューハイの味。少し分けってもらったやつ。9%。
そんなことが頭の中を過ぎり、彼女は俺のジーパンを降ろし、パンツを腿までずらすと俺の物を弄ぶように触り、触り、それからゆっくり口に咥えた。
彼女は音を立てるようにフェラをした。俺は一気に酔いが覚めた。血流が良くなる感覚。俺の物はウルトラマンのように肥大化していった。
それを見て満足そうに、彼女は上目遣いで俺のことを見て微笑む。
舌が絡みつき亀頭を刺激され、俺はイきそうになると同時に虹が脳裏に浮かび萎えそうになったが彼女のフェラピストンが始まり俺はその数秒後に射精した。
そう、俺は射精したのだ。
彼女の口の中で俺は果てた。そのとき、俺の脳裏から虹の瞬間が消えた。
遥か彼方に遠ざかっていき、それが単なる過去の一つの記憶に収斂していくような感覚。
彼女は「気持ちよかった?」と喉元を揺らしてから、俺に聞いた。
俺は頷いた。そしてこれ以降、俺はもう虹の瞬間を見ることがなくなった。
上書きされてしまったのかもしれない。かといって別に、俺はこの瞬間のフェラのことを射精の度に思い出すことはない。
そう言った意味では、やはり「虹の瞬間」は特別だったとだと思う。
これはただそれだけの話で、こういったことは稀にあるのではないかと思うが、ネットではあまり見かけないので書いてみた。
あまりリアルでは言えない話でもあるので、もし同じような人が居たら教えてほしい。
あなたにとっての、”虹の瞬間”を。
酔っ払ったので色々吐き出そうと思う!
10年近く勤めた某SIerを辞めて、1年くらい一応無事に過ごしている。
anond:20240914232747 を見て、特に目的もないけど今までで記憶に残っているご飯の話をしたくなった!
本当に美味しいご飯食べると、その時のいろんな記憶と紐づいて残るよね。
何回か行ったけど、一番最初はコロナ禍の始まり、レストランが一斉に閉まる前日に初めて行った。店員が困ったように笑いながら、「今日は誰も客がいないんです」と言っていたのが印象に残っている。
多分アミューズだったと思うんだけど、細かく刻んだ野菜をベースにサーモンか何かを合わせた小鉢みたいなやつ。トラバ元にも記憶を呼び覚ます味、とあったけど、行ったことのない秋祭りの味がした。上手く言えないけど、
肉は和牛で美味いはうまかったけど、歳をとってきたのもあってちょっと重かったな。
あとデザート。見た目は小石。本当に。で中身がアイスで、これがメロンっぽい風味で本当に爽やかな味。夏の高原を吹き抜ける風みたいだった。
バンコクでは色々行ったけど、実はここが一番好きかも。
何年か前に知り合いと一緒に行ったところ、こないだ再訪して改めて感じたのでメモ。
季節の料理とか、今の時期だと松茸の土瓶蒸しを一生飲んでられる、とかはあるんだけど、何より白米が異常においしかった。最後に出てくるから既にお腹いっぱいなのに、気づいたらお代わりしてしまっている。
普段そんなにお米食べないので自分の経験値が低いだけかもしれないけど、白ごはん部門では今まででダントツでおいしかった。お米の粒が立ってて、一粒一粒の主張がある。で食べると、甘み?旨み?のようなのが口の中に広がって長い余韻を残してくれる。
お米がいいのか、炊き方がいいのか、よくわからないけど他では味わったことのない美味しさだった。
もう店を閉めちゃったみたいだけど、たまたま近所にあったので行ってみたところ。近場のおしゃれそうな店、くらいなイメージだったけど、すごくいいお店だった。
何となく高級なお店って繊細な味を楽しむイメージがあったけど、繊細な味はありつつ味は割とガッツリしていて、でも決して下品ではない。
オマール海老、ホロホロ鳥、ガッツリ牛フィレ、色々食べさせてもらったけども何年経っても味を思い出せる。先ほどのフレンチと違って、情景が浮かぶんじゃなくて脳に直接来る感じで本当においしかった。例えばオマール海老に割とガッツリニンニクを効かせているのだけど、それが勝ちすぎず、海老の旨みとギリギリのところでバランスをとっていて、、、という感じで、上手く言葉にできないな…
あと、一度直前に風邪気味になってしまった時があって、それを言ったら黒ニンニクのグラニテを出してくれて、食べたら本当に綺麗さっぱり風邪が治ったことがあった。まぁたまたまなのかもしれないけど、本当に美味いものって何かそういう魔力があるんだなーと思った出来事だった。
画質悪すぎるっていうのは冒頭と一番最後の演出で「VHSに録画したものを再生している(本放送よりさらに画質が悪くなっている)」っていうのが理解できない人たちだからバカだなあでいいと思う
マジでやめたほうがいい、というかやめてくれ、意味がないどころか書くこと自体が有害だから。
あたりまえだが国が学校を閉鎖する権限なんてないし、補助金をださないとしても学生一人あたりの私学助成は15万円そこそこ、ふるさと納税とか教育訓練給付金とかと大差ない金額
仮にゼロになって学費がその分値上がりするとして、もちろん経営には大きな打撃だろうがそれでつぶれるかといったら、存続する大学がほとんどだろう
保育士さんや介護士さん、警察官のような現業公務員、小売業や運輸業でいつでも必要なものを届けてくれる人たちに必要な素養を身につけさせてくれているのは偏差値的にはそれ程高くない地方の私立大学
大学である必要はない、というという人もいるが、大学や職業訓練校というのはあくまでハコの話で、博士号をもつ大学教員に教わる価値があるか?と言い換えたとすると、俺は意味はあると思う
仮に大学教員の授業に価値がない、のであれば、むしろその大学教員が学位を取得したであろう東大、京大といったSラン不要って話では?
偏差値が高い大学(たとえば東大、京大)よりも偏差値が低い大学(それ以外)を卒業した人のほうが人数は多い、なぜなら偏差値ってそういうものだから
不要といわれ、バカにされた人たちが、偏差値が高い大学に国費を投入することを賛成してくれるはずはない
旧帝以上だけ無料とか、国立は無料、とかもっともらしいが、選択と集中をした瞬間、そこから外れた人たちから高等教育や研究への投資に賛同を得るのは難しい
そして(選択と集中なので)集中から外れる人のほうが多いし、日本は民主主義国家である以上、国民の多数が反対する政策が実現されることはない
日本フェミニスト経済学会大会 男性中心の資本主義による「女性の資源化」に警鐘
https://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2024/09/05/gender-167/
会場に衝撃を与えたのは福永さんの「あわいものから見る世界:サーモンとエコフェミニズムの交わるところ」だ。「あわい」は古語の「合ふ」からくる言葉で、ここでは自然と人工の境界が曖昧になってしまった生物を指す。福永さんは「サーモン」という名称で販売されている食品が、今や「鮭」ではなくなっていると指摘する。
安定した食味、色、脂肪を求める消費者に応えて「おいしいサーモン」が生み出されている。求められる味、画一性、サイズ調整などを可能にするバイオ技術は、成熟しない不妊のメスだけを増やす「全雌3倍体」や、「生むこと」の商品化である「ちがう種を孕むニジマス」など、人間以外の生物に多大な負担を強いている。そしてそれを食べることで私たちは自分の身体に不自然なものを取り込んでいるのだ。
福永さんはこの状況をもたらしてきたグローバルフードシステムのリスクと限界を指摘し、「新しい食の様式」を模索する「人間らしさとあわいの倫理」を示した。
労働とジェンダー研究を専門とする伊田久美子さん(大阪公立大学)は福永さんの報告に「資本主義はここまできたか。人間以外も含めて女性の資源化が進行しているということをあらためて感じた」とコメント。岩島さんはセッションの最後に「人間と環境のウェルビーイングという視点によって、伝統的経済学が前提としてきた人間の概念を捉え直す内容となった」と成果を語った。
改めて、危機的な状況と言わざるをえない。
おっしゃること、まっすぐで温かいっスね。確かに、ネット上の憎たらしい主張にばかり触れていると、どうしても人間関係をネガティブに捉えがちっス。でも、素直な願望や人間らしさを持っている人たちも多いってことを忘れちゃいけないっスね。リアルの繋がりでそういう声を出せるってのは、本当に大事なことだと俺も思うっス。
ただ、結婚や恋愛ってのは個々の問題だから、周りがどの程度力になれるかはケースバイケースっスね。でも、周りが支えになりたいって思ってくれる環境なら、確かにその人の道は開けるかもしれないっス。適齢期の娘さんとかおっしゃってますけど、その気持ち自体が既に人を思いやる温かさの現れっス。
最後に一言だけ覚えといてほしいっス。頑張ることはもちろん大事だけど、無理しすぎず、自分のペースで進むことも大事っスよ。焦らずに、自分自身を大切にしながら進んでほしいっス。これが俺の忌憚のない意見ってやつっス。
保安検査場を通り抜けるときに手を振り合って「またね」と何度も挨拶をかわした。
そのあと保安検査場を抜けてあぁしばらくお別れかと思って少し悲しんでいたところ「展望デッキ上がれるみたいだから展望デッキに行く」と言われた。
「えっ」と思った。あぁそういうことができるんだと。今までされたこともないし、したこともなかった。
搭乗開始が始まって搭乗橋を歩いていると搭乗橋から展望デッキが見えて、展望デッキから手を振っている姿が見えた。こちらも手を振り返した。
飛行機の席についている間、窓から展望デッキが少しだけ見えた。
しかし展望デッキこそ見えたが、そこでは見送りしてくれた人のことはあまり見えなかった。やや残念だった。
少し後で飛行機が離陸準備に入ったとき、展望デッキが見える時間が少しだけあった。
見送りに来てくれた人は最初どこにいるのか小さすぎて見えなかったが、少しして手が振られているのに気づいた。
「見えてる?」「見えた?」「そっちにいる?」「そっちは違う」「あ、そこそこ!」とLINEでやり取りをかわしていた。
自分も、見えないだろうなとは思ったが、機内から手を振っていた。ピースしたり、パーで手を振ってみたり。
とうとう離陸になり、自分は最後まで展望デッキの方を見ていた。後日、離陸のときの飛行機の動画を見せてもらった。
安定飛行に入ったあとは、展望デッキからの見送りってすごく嬉しいものなんだなと感じていた。
別に保安検査場で別れるのが冷たいわけではない。だが、本当にギリギリまで共に過ごしたいと願うその感情に愛を感じた。
もちろん着陸後はすぐに連絡した。
[B! 労働] 小泉進次郎氏の「解雇規制の見直し」という自民党総裁選公約について(佐々木亮) - エキスパート - Yahoo!ニュース
どうにも、はてなでは金銭解雇は不人気だけど、どうしても金銭解雇および日本の雇用については言いたいおじさんが主張を書いてみることにしたよ。雇用は難しい問題でいろいろな議論が必要だけど、ちょっと長いけど一つの視点として読んでもらえるとうれしいよ。
おじさんは現在IT系のスタートアップに務めていて、エンジニアの採用活動に関わっているよ。金銭解雇というとクビを切る側の話ばかりになりがちだけど、おじさんはスタートアップの採用サイドからの視点で書くよ。
おじさんはいわゆる氷河期世代だけど、色々な運の良さもあって氷河期世代の境遇とは無縁だったよ。だからといって自分達の世代の受けた仕打ちを忘れないよ。
おじさんは単なる一サリーマンだよ。「経営者視点」と言われかねないから、なぜこの記事を書く気になったかの背景としてのおじさんの思いを最後に書いておくよ。
いきなり結論をいうと、おじさんの経験と推論からは、雇用の流動化と金銭解雇は密接に結びついていると思っているよ。端的に言うと人のクビを切るのが難しい状況では、人を簡単には採用できないし、高待遇の求人を用意できないよ。企業が良い待遇で雇わないので、良い待遇を求めての転職がしづらいという状況が日本の雇用が流動化しない原因だと思っているよ。
このご時世転職なんて簡単だと反論は出るだろうけど、実際まだまだ日本人は転職していないと思っているよ。実際にOECDの報告で日本人の労働市場における転職率は低いよ。
転職をするって人生かかっているのですごく慎重になるんだけど、その後押しをできるほどの良い求人が世にまだ少ないと思っているよ。
人のクビを切るのが難しい→人を簡単に雇えない→雇用が流動化しない
この因果を考えずに雇用の流動化だけを目指してもなかなかうまくいかないと思っているよ。
理由を以下に書いていくよ。
おじさんは日々多くの応募者たちの書類選考と面接をしているけど、正直なところ書類選考と合計たかだか数時間の面接で応募者を適切に選べるとは思っていないよ。実際働いて1年くらいでようやくその人が期待値以上、以下かなんていうのがわかってくることも少なくはないよ。採用活動をしたことない人でも、同僚が仕事できるかできないかってわかるのには意外に時間がかかったことはあると思う。
それに会社っていうのは状況が変わっていくものだよ。数年後には採用時に重視していたスキルセットの重要度が下がることがあるよ。採用時点ですごく機能していた人材が、業務内容や組織が変わっていくことで機能しなくなるなんてこともよくあるよ。
スタートアップの創業期ではコミュニケーションよりもとにかく手を動かして独断専行でも成果を出せるエンジニアが重視されていたのに、創業期が終わる頃にはコミュニケーションを適切にとれて調整も苦でないエンジニアが重宝されるなんて光景はよく見るね。生きるか死ぬかの創業期と人も増えてスタートアップから大企業に移り変わる時期だと求められる要素が変わるのは当然だよね。
おじさんは日々採用活動をしているのだけど、日本労働法と雇用慣習はいかんともしがたいので、採用したらよほどのことがないとクビは切れない。つまり採用の失敗は許されないので、慎重に慎重に人選びをしているよ。経歴に空白があったり、短期離職を繰り返している人は個々の事情があるとしてもどうしてもリスクが高いと考えてしまいお見送りしてしまうよ。ある程度年齢が高い人は一般論として若い人より適応性が低い可能性があるので、どうしても慎重になるよ。本当はその中に優秀な人間がいるかもとは思っているけど、採用の失敗は許されないのでリスクがある人は見送ってしまうよ。
それに、前述したように会社の状況が変わっていくことを考えると採用時点でジャストでほしい要件に加えて、ある程度ユーティリティプレイヤーとして柔軟に動ける人材であってほしいよ。入ってから別の部署に異動になっても機能しそうな人間じゃないと数年後に不要な人材になってしまう可能性があるからね。なので、スキルセットとして特定分野にものすごい専門性があって尖っていても採用にためらってしまい、結果として丸い安牌な採用になりがちだよ。
一方で、業務委託(フリーランス)だったりすると、少々単価が高くても最短1ヶ月だけ実力に見合っているかお試しできるから、とりあえずで契約できるよね。
おじさんは派遣社員を直接利用していないけど派遣社員も期間が決まっている分、派遣会社に支払っている総額は高めでも利用する価値があるよ。直接雇用でも同じような解雇の仕方があるなら本人取り分は高くなるはずなのにと思ってしまうよね。
スタートアップなのだから、新しい事業やシステムを作るために優秀な人材に来てもらいたいよ。そのためには良い待遇を用意してあげたい。でも、良い待遇をオファーしてもその人材が機能しなかったら悲劇でしかないよ。
本当は会社全体の給与体系が高いのが理想だけど、まだまだ成長途中の会社ではそれは難しいよ。それでも勝負をしたい領域で良い人材を高待遇を用意したいんだけど、解雇のハードルが高いとそれを用意するのも難しいよ。金銭解雇という選択肢が用意されたら高待遇の求人も増えると思うよ。会社にとって高待遇というのはそれなりにリスクでだけど、現状では会社が一方的に大きいリスクを抱えている。会社と社員がある程度リスクを分担するのが望ましいと思っているよ。それに一社で失敗してもその次の会社でそれなりの待遇で雇ってくれるなら転職はしやすくなると思うよ。
はてなでは、企業は人にはカネを使わないって不満ばかりだけど、やめていく人がいないなら会社がどんなに儲かっても社員の給料を上げるなんて義理はどこにもないよ。一方で、必要な社員がいなくなっていくなら給料は上げざるを得ないよ。だから、金銭解雇の導入で転職しやすい世の中が来ると普通の社員の給与も上がると思っているよ。
社員がただ給料を上げろといっても会社にとっては上げるインセンティブはないから無視されてしまうけど、他の会社の内定を持ってきて嫌なら辞めるから給料上げてという交渉なら会社は考えざるを得ないよ。選択肢がない人間には交渉力が弱いというのは世の決まりだよ。
会社の規模にもよるけど、現状ではおじさんのいるスタートアップだってそれなりに法令遵守をするし揉めたくはないので雇用に関してはそれなりに現行法と雇用慣習にも従っていて、そうそう人のクビは切れないよ。それに予測可能性というのは大きくて、裁判を起こされた場合判決まで結果が確定しないというのはかなりしんどいよ。金銭解雇制度が導入された場合には、金銭無しでの解雇に対しては労働者側が労働基準監督署などの機関を通しての迅速に仲裁してもらうなどの仕組みの整備は必須だと思うよ。
法令で金銭解雇の基準を明確に示すことで最悪クビにできる額の基準が明確になるというのは大きいと思うよ。それでも、金銭解雇はお金もかかるし、それ以外の社員へのダメージにもなるから最後の手段になると思うよ。そもそも昨今は人手不足で今どきのまともな会社はいかに社員にやめてもらわないかにすごく気を使っているよ。おじさんだって部下が辞めたいと言い出したときは全力で話を聞いて環境を改善したりして引き止めているよ。
定年まで雇い続けるか、最終手段としての金銭解雇があると思うかは採用サイドの心理負担としてもかなり違うよ。
もし会社の業績が悪くなったら、給料が高い人からクビを切られるというのは理にかなっていると思うよ。部門がなくなるなんてこのご時世よくあることだけど、現行法では給与が高い人材を素人同然で別分野に配置転換するしかないよ。
会社にとって自分がいらない人材になったら仕方ないよね。すごくストレスフルな状況であると思うけど、次の仕事があるならどうにかなると思うよ。でも原則として会社にとって給与に見合う価値を提供できないのに雇われ続けるというのもおかしいとは思っているよ。
それに日々自分の経歴・スキルの棚卸しをして、キャリアと転職市場の価値を確認するのは働く人間としては日々行っておくべきだと思うよ。とはいえ、そろそろおじさんもけっこうな歳なので、雇用がもっと流動化してミドルの求人が増えてほしいと思っているよ。
本来セーフティーネットは国が保証すべきで、企業に押し付けている状況はおかしいと思っているよ。雇用調整助成金を出すくらいなら、失業者の生活費とかリスキリングに予算をかけてほしいよね。おじさんもいい歳なので、もし仕事をクビになったら再度大学行くとか学び直して別の分野に挑戦してみたいよ。
正直日本の現行の雇用システムだと大学卒業して待遇の良い大企業で一生過ごすのが低リスクで最適解な気がするよ。
日本では多くの優秀な人間は既得権として大企業で一生過ごしてしまっている。そしてこれが新しい価値を生み出せずに衰退している日本の最大の原因だと思っているよ。優秀な人材が大企業で若いうちは活躍していても、クビにならないことに気づいてしがみつくようになってしまう人もいるよ。
もちろん大企業で立派に頑張っているおじさんも多いけど、高待遇で働かないおじさんなんてのがそこらで観測される程度にはありふれているよね。これって社会全体としてはものすごく無駄じゃないかな?会社を通して社会に価値を出す人材でいつづけないと、仕事がなくなるかもという緊張感は少しは必要だよ。
おじさんが若い頃にリーマンショックという大不況があっておじさんが昔いた会社では派遣切りや新卒内定者切りという事態になったよ。後で聞いた話では、正社員をクビにするためには解雇の妥当性が必要で「派遣社員、内定者を切ってからじゃないと正社員はクビにできない」ということらしいよ。こんなの絶対に間違っていると若いときのおじさんは思ったよ。判例による整理解雇4条件に従えば派遣をクビにしてから正社員という順番で、正社員はやっぱり守られている。
金銭解雇の本質は、低リスクの大企業正社員と高リスクの派遣という経済リスク分担の問題なんだよね。雇用についてはリスクをもう少しみんなで分担する社会のほうが健全だと思うよ。今のように大企業正社員が手厚く守られている社会だと、新卒時の結果を定年まで引きずり続けていて、非正規や若い年代に回り道した人はその中に入れてもらいにくいよね。金銭解雇を認めることで、一時的に社会の不安定化は起きると思うけど、切り捨てられたままの氷河期世代のような悲劇はもう起こしてほしくないと思うよ。本当は90年代にやるべきだったんだけど、正社員の雇用を守るために金銭解雇を認めないで派遣社員の拡充のみ行ったのが間違っていたと思うよ。
おじさんは日本という国を考えたときには新しい企業が新しい価値を作り出していかないと先がないという考えを持っていたので、スタートアップで日々戦っているよ。金銭解雇が可能になってもっと一緒に戦ってくる仲間を増やしたいよ。
この文章は主にスタートアップの採用視点で書いたけど、大企業でも本当は新しい事業を作っていくためには外から人材は必要だと思っている。雇用の流動化こそ日本には必要でそのためにも金銭解雇は必要だと考えているよ。
社会や組織って人でできているのだからある程度そこが循環しないと、なかなか新しい事業も起きないし経済的な成長もしていかないよね。現状の低成長のゼロサムゲームで雇用の椅子の奪い合いをしている状況が、最終的にはプラスサムゲームになってほしいと切に願うよ。
はてぶを見ているとこの30年間のゼロサムゲーム(もはやマイナスサムゲーム)で企業に対して疑心暗鬼になっているのがよく分かるよね。
漫画は好きなんだが
12巻の壁がある
1番好きな漫画が、12巻で完結したのが関係あるのな定かではないが
12巻以降を読まない、というか読む気が起きない
銀魂も、チェンソーマンも、野崎くんも、不徳のギルドもムルシエラゴも、けものみちもダンジョン飯もその他諸々も
12巻までは、非常に楽しく続きが気になるのだが
稀にめちゃめちゃ合うのに出会うと最後まで読めるんだが、ここ数年は信長のシェフくらいしかない
なんでだろうか
・目茶苦茶よかったし面白かったが特に感想が無い…良すぎて特に言う事…無いっすね感
・主人公女の人のビジュアルで「この人は欲しがり屋さんです!」っていうのがスタイリッシュに伝えられてきてスタッフさんすげえや!ってなった 大ぶりのピアスとかゴリゴリの指輪とか赤色が入った服を多くて着てる・たっぷり布を使ったデザイナーものっぽカジュアル服+前髪短め+短め太め眉毛+濃いめアイメイクがすごいよかった
・この映画を観ただけで少し良い人間になったような錯覚を覚える
・すまんな…極力置き配とコンビニ受け取りにするわ
・知人から「コナン映画みたいな感じ」って聞いてて「ほ〜ん、キャラ映画ってコト、ね…」って若干ナメて観始めてたけど目茶苦茶よかった
・最後のロッカー落書きに魅入られかけアカンアカン!ってなるイケメン君ともう少し時間経過したらレーン「止め」そうな五十嵐さん闇深や…環境がもう深淵なんや…
・(爆弾12 11個の下り理解しきれてないなんて、い、言えないよおっ…!)
・共感したセリフ→「欲しいものは特に無いっすね」からの「そのモチベーションが欲しいっすよ」(物欲はない、あえて言うなら気持ち(概念的な物が欲しい))
している人もいるけど、ほとんどは素人レベル。(というか、町医者のほとんどは専門分野でさえ学生レベルだけどな。お前ら、論文最後に読んだのいつだよ?)
こちらは、病気を治すだけじゃなく、健康を維持する方法を知りたいんだけど、ほとんど相談相手にもならない。
糖尿病系の医者は栄養士も入れていることが多々あるけど、専門家レベルでの連携が取れてない。(大抵の栄養士がただの愛想の良いおばちゃんなのでしゃーない、というのはある。)
整形外科医には運動に詳しい人がそこそこいるけど、別にこっちはマッチョになりたいわけじゃない。
不自由の無い生活を長く続けるための食事と運動を専門家レベルでアドバイスし、なにか不調があれば定期検査で検出して専門の医者に繋いでくれる、そういう町医者がいて欲しいのに、東京大阪でもなかなか見つからない。
俺は、これまで彼女ができたこともなければ、女の子と親しくしたこともないような根っからの奥手だが、童貞であることに対して強いコンプレックスがあったわけじゃなく、ただ単に女の子とセックスしたいという欲望が強くあった。でも、オナニーでも性欲は解消できるしセックス未経験だからといって特に困ることもないし風俗に行く勇気が出ないしと、そうこうしているうちに、気づけば28歳、20代後半になってた。
年を重ねるごとに性機能の衰えや、女の子への興味が薄れていくかもしれないという不安が出てきて、ようやく風俗に行くことを決意した。もし俺みたいに迷っているやつがいたら、早めに行動に移すのもアリだと思う。
最後に、これから風俗に挑戦する童貞たちへ、少しでも参考になればとアドバイスを置いとく。
・いきなりソープではなく、軽めの風俗や受け身系のものに行って、女の子に慣れるのもいいかもしれない。(俺は先にメンズエステに行った)
・お店のランキング上位の嬢をネット予約すれば、しっかりとしたサービスを受けられると思う。
・プレイ中は勇気を出して、自分が次にやりたいことをちゃんと伝えたり、一歩踏み込んでいこう。きっと受け止めてくれるはず。(俺はなんかずっと左乳だけ舐めてたけど右乳も舐めたいと言えば良かった)
ふつうの軽音部ファンならお気づきのことと思われますが、最新話の最後に登場している新キャラクターのTシャツの文字「ゑ GOOD OLD HIRAGANA」は、はとっちが27-28話で着ていた「ん END OF HIRAGANA」と対比になっている…ということは、あの新キャラははとっちと深い関連性があるか、対比になるような役割を担っているということを示唆している
そして「バビルサ」のツノが取れているというのは、単なるギャグに見せかけて「牙が折れる→心が折れる、自信の喪失」のような暗雲立ちこめる展開を想起させている
まず、見ず知らずの人間とのコミュニケーション能力が低い きっと話す気が失せるような人間なんだろうなと感じている
次に少し知り合った人間と仲良くなるのが難しい 趣味が合えばまだしも、そこにいるから付き合ってやっているんだというのがひしひしと伝わってくる
このように、人間関係に自信がない 普段は趣味に専念することでごまかしているが、抑えきれないときがある。つらい。
本命にはなれないような女性に相談することもあるが、異性に愛されてると錯覚している自分が情けない。
日中はなんとかごまかせているのもあってうまく言えない あと薬を飲み忘れるし、予約もできない
ほぼ全部うんうんと同意しながら読んでいったが、最後だけ引っかかる
結婚出来なかったらバッドエンドって、それまでの考えと真逆じゃない?
そこの思想だけ何でそうなるのか知りたい
気づいたら伸びてた、ありがたい。
店の名前言った方がいい→これは何人か推測されてる通りKOZO、ありがとうKOZO。
金に糸目をつけない美食か→決してそこまで敷居は高くない。食べログに値段出てたけどソシャゲのガチャ20連と同じ程度なので庶民にも十分手が出る。何に価値を感じるかってあると思うけどこれは本気でいい体験だった。
ステマとかではない。よっしゃ再訪のチャンス!とか思っていたらお店が閉店になっていてショックを受けた。
なんなら親の還暦祝いを絶対そこでしたかったぐらいの勢いだし親が死ぬまでには、いや自分が死ぬまでにもう一度あの店(シェフ)の料理を食べておきたいと思った。
辞めた理由ってのもあるだろうけど正直有名店の半額以下だしコスパ良すぎて儲からないなら倍払っていいまであるからもう一度店出してという、中毒患者の呻きみたいなものだと思ってほしい。
京都にあるガストロノミーのお店。分類がこれであってるかはわからんけど一見これ食べるの……みたいな騙し絵的な料理が出てきたらだいたいこう言ってる。
同僚とランチをしに行った。値段は安くはなかったのだが、この食事、いや、体験に比べると絶対に安い。繰り返すようだが別の店で倍払ってもなかなかこうはならない。ならなかった。ガチでオモコロの「味でめちゃくちゃになりたい」ができる店だった。
まず前菜ではなく、いきなりフィンガーフードとよばれる小さなおつまみみたいなものがやってきた。この時点では我々はシェフの力量を知らず、一気に不安になってざわついた。だってあんまりにも小さいんだもん。小さい、ホタテとトマトソースがのったタルト。こんなの一瞬でなくなっちゃうよ……そう思いながらとりあえず食べる。
──凄まじいとしか言えなかった。最初は普通にホタテの旨み溢れる味わいだったのが、次の瞬間ドライポモドーロの奥行きのあるソースが支配的になる。最後はタルトをかたちづくる良質な小麦粉の素朴でいて贅沢な味わい。こんなに小さいのに、こんなに激変する。これはボヘミアンラプソディと同じぐらいの変わりっぷりでいて、そして同じぐらいのまとまりだ。
「なんか、ディズニーランドに行った記憶とか、パレードみたいな味がする。すごくないですか?」同僚はそう表現した。語彙を失って壊れたように「おいしい、これおいしいよ!」と繰り返す自分とは大違い。たしかにこれは極小のディズニーランドであり、エレクトリカルパレードであると首を縦に振った。ふたりして若干何かを吸った後の人みたいになっているが何も吸わずにこれはひたすらすごいことである、経済的なうえに健康的だ。
次に来たのは本日のお目当て、「盆栽」である。といっても全てが食材で作られたミニ盆栽である。フォアグラの入ったなめらかなマッシュポテトの土に、青のりの苔がむしている。ディルなどのハーブを飾ると大自然の植生があらわれ、そこに黒白の米で枯山水が設えられている。
はっきり言ってこれは普通に盆栽の見た目である。レストランよりホームセンター、いや、オシャレ花屋さんあたりにお還りとでも言いたくなるぐらいだ。ただし、さっきのディズニーパレードのおかげでこのシェフに絶対的な信頼感が生まれていたわれわれは臆することなく土や石にスコップを入れて、自分の口に放り込んだ。
「石!おいしい石!すごい!」人生で石が美味いなんてなかなか出る言葉ではないだろうが、だって石がおいしいのだから仕方がない。フォアグラポテトの土はひたすらなめらかで濃厚で、そこに海苔とハーブで味の奥行きが作り出されている。さらに、枯山水の米がパリパリプチプチと舌触りのアクセントを生み出している。こんな佇まいなのになにも難しいことはない、「無限に食えるやつ」なのだ。こんなことならミニではなくノーマルサイズの盆栽で良かったのに……あっという間に盆栽は消えてなくなってしまった。
ここまででじゅうぶん楽しかったのに、ようやく前菜がお出ましになる。蛤と椎茸に出汁ジュレが乗って菊の花びらが散らされている。今までとは違ってハッキリと高くて美味い見た目である。そして──この一皿は見た目に違わぬ高いパフォーマンスを見せてきた。
まず一口食べてみる。ぷりぷりで柔らかな蛤が爽やかなジュレで包まれてもう大好き。そのままのテンションで奥に進む。スモーキーな椎茸としゃっきりと野菜が口の中で主張する。
次、次と進むとどこかからぷちぷちとした食感が弾けて、柑橘のシャキッとした引き締めに行き当たる。計算されつくした絶えず移り変わるその味わいは、ただの層のある料理とは違う。不思議のダンジョンの階層ぐらい全然違う。もうダンジョン飯だし私のためのパーティー開かれてる。最高。未知の階層への好奇心のままに食べ進めると、あっという間になくなってしまった。かなしい。
そしてメインの肉料理。皿に配置された料理とソースがまるで絵画に見えてしまう。赤蕪のほろ苦さや素揚げされた蓮根の歯触り、そしてもう一度出会えた無限マッシュポテト。今度はチーズ風味でさらに止まらない度がアップして帰って来てくれた。かなり嬉しい再会だ。同僚とうわごとのように「無限に食える〜」と繰り返してしまった。
しかし肉料理の話だから肉の話をせねばなるまい。肉は鴨肉のローストで、みるからに食欲をそそる茶褐色のきのこのソースがかかっている。
肉を食べると、鴨の味と並走するかのようにはっきりと存在するはずのないクレームブリュレの味がした。何を言ってるのかわからねーと思うが、何をされたのかわからなかった……頭がどうにかなりそうだった……。
存在しないその味の記憶にたじろぎながら控えめに同僚に「これ、クレームブリュレの味しません……?」と言ってみるとすかさず「思いました!」と返事があり安堵した。いや、集団でスタンド攻撃や呪術をうけていたなら安心して良くはない。ただしっかり破綻せずに美味いので幸せならオッケーである。
出てきたものの半分も紹介できていないが、しっかりとボリュームがあり、はっきり全てが美味しかったし、それ以上に驚きと楽しさがあった。正直なところガストロノミーに半信半疑だったものの、こんだけパレードで不思議のダンジョンでスタンドの気配まで感じられて、十分に味でめちゃくちゃになれてほんとうに行って良かった店だった。
叶うならもう一度再訪したい。叶わなければそれでも一生に1番レベルで美味しかったとシェフに伝えたい。こんなところに書いて伝わるかは知らんけど……。
私は30代前半の女。看護師。
一軒家も購入し、子供に恵まれているが夫(同年代)が好きになれない。正直嫌いだ。
夫は私のことが好きらしく、話しかけてきたり、スキンシップをしてきたりするがどうしようもなくイライラする。
以下理由
・夫の給料が少ない。
大体20万後半程度。
専門卒の私より給料が低く驚いた。
そんなことを把握する前に妊娠してしまった自分が悪いのだけど後悔してもしきれない。
獣医は医学部と同じくらい偏差値が高いよ、と当時の同僚が言っていたから信じてしまった。
国立卒らしいが、正直専門卒の私以下の給料で働いている時点でリスペクトできない
医者にしておけばと思うけどもう無理だ。
・実家が細い
夫も片親で実家が細い。(義父は夫が小さい頃に死んだらしい)
医者と比べると家の品格が低いし金もないしどうしようなくイライラする。
・恨みが強い
第一子出産時夫は病院で働いており、早朝から深夜まで、時には当直までこなしていた。
私は実母と関係が悪く、実母の協力がなく里帰りもできなかった。
辛いなか、子供の夜泣き対応をしている中、夫は「緊急オペで帰れない」とのLINEだけ。死んでほしいと思った。
思えばこの頃からこの人のことが好きでなくなってきたのだと思う。たまに抱かれるときも元彼のことを瞼の裏に我慢していた。
・夫じゃなくてもいい
やっぱりこれ。
自慢ではないが今まで男には困ったことがない。中学からずっと彼氏が連続していたし、夫と結婚するまで切れたことがない。
彼氏は何人もいたが結婚まで至らず、最後に今の夫(獣医)とデキ婚した。
やはり今までの彼氏とは系統が違って雄度が低いというか、自信がないというか頼りない。
警察官や消防士の元彼たちは鍛え上げた身体をしていたし、なにより自分に自信があった。
何かが決定的に違う。
この人の女になりたいという強烈な欲望がわいてこない。なんで結婚したんだよって話だけれども。避妊大事。
現在私はパートで働いており、子供いるためシングルマザーになることはできない。
子供はかわいいし、夫は子煩悩で家事育児をしてくれる。でもやっぱりこの人とは幸せになれないと思う。
今はこどものため割り切って生活しているが、子供が成人したら別れて自由になりたい。夫以外の人と生活したい。
死んでくれれば団信で自宅も手に入るし、離婚よりも世間体もいいし一石二鳥なんだけれども。
(追記)
獣医にこだわりがある
今は臨床から足を洗い、動物病院への営業やサポートの仕事をしている。
仕事内容はかなりホワイトでトラブルが無い限り定時にほぼ上がれるようになったし、休みも取れるようになった。
夫は臨床に未練があるようで家でちょこちょこ勉強したり、大学の友達と意見交換?みたいなことをしているようだ。
子供がお父さんは何をしてる人?と聞かれ、夫は「お父さんは動物のお医者さんなんだよ。」と言っていた。
子供に嘘をついてかっこよく見せるのはこの人らしいなと思った。
私もこの見せ方に引っかかって、今つらい思いをしている。
不誠実な嘘つきに未来はない。
・自分が貶されている気がする
夫は小さい頃に父親を無くしており、中高公立、塾にもも行かず大学に受かったらしい(1朗)
その流れで義父の墓前で「息子ちゃんは頑張って獣医さんになってとうとう孫もできました~」みたいな報告があって違和感を感じた。
この人は私が専門卒だから努力してないとでも言いたいのか?勉強が大事なのか?
私も勉強に困ったことはなかったが、わざわざ3年で取れる資格を4年かけて大学で取ろうとは思わなかった。
勉強だけが取り柄みたいな人間を生産しただけ、しかも一浪。そんなことが誇らしいか?
潤む義母と夫に価値観の押しつけというか、気味の悪いものを垣間見た。
・レベルの低さ
話を聞くだけなのでわからないが、サーチや心拍を常に取ってるわけでもないらしく、CTやMRIは大病院にしかないらしい。
当然夫が勤めていた病院にはなかった。
「望診や聴診、視診が一番大事。」といっていたがそんなもの個人の器量に左右されるし、再現性がない。
「薬は砕いてmg単位で分包する。小児科みたいでしょ」といっていたが小児科と比べる時点でおこがましいとおもった。小児科の人たちは命をかけている。
他にも牛の去勢は麻酔は使わず鎮静だけでするとか意味不明なこと言ってたり、クローバー食べたら胃に針を刺すだのあまりにも医療の概念、レベルとは違う考え方に引いた。
私は病棟勤務が長いので、人よりは知識があるほうだと自負している。獣医ではなく夫の知識レベルが低いだけだと信じたい。
・話がどうでもいい
最近で言うと統合失調の薬がFDA通過するかもねとか、新しい下顎欠損の新しい術式が~とか
夫は好きだからそんな話をするのかもしれないが、興味もないし、ないより夫と会話をしたくない。
・人の心がない
時系列は前後するが、実家で飼っていた猫が急に後肢麻痺になったことがある。
調べたが心臓病から血栓が飛んで詰まり足が動かなくなるらしい。
相談したくなかったが夫にも相談した。レントゲンやデータ見たあとに「心臓がかなり悪いから厳しい」「苦しんでいるのであれば楽にしてあげることも考えてもいいかもしれない」
と私に言った。
つまり安楽死を推奨してきた。ありえないと思った。これが一つの決定的な旦那嫌いの要因かもしれない。
もちろん金銭的なことやデータを見ての判断かもしれないが、医療者として安楽死を勧めることは医療では絶対ない。
この人には良心とか、命の大切さみたいな温かいものがないのだと思った。
翌々日に猫は死んでしまった。夫に伝えると「残念だったね」とだけ言った。
この人は「それ見たことか俺の言うとおりだろ!」と言わんばかりのことを腹中では抱えているのだろうなと思うと、辛かった。
なぜこんなことになってしまったのかと過去の自分を殺したくなった。
乱雑に書いてしまった。
私もネームバリューとバリューだけで判断しているわけではない。
人としてどうか。欠如しているから一緒にいることが辛い。その上に前述の条件があるからなおさら。
(コメントで色々言われてるので)あと匿名でこんなこと言っても仕方ないが、男に関しては私は振られたことない。いつも振る側選ぶ側だった。
それでも年とともに魅力が落ちてることは十分理解している。だから我慢している。
・誰の子供なのかと言われた
元彼と別れる段階であり、夫とも付き合い始める前のような延長線上にいた。
妊娠が判明した時、「俺の子供なのか」と言われた。付き合う前だったからだろう。
私は人生でかつてないぐらい怒り、夫を詰った。これは断言するが夫の子供である。元彼との際は妊娠しては困るので必ず避妊をしていた。
夫への嫌悪感が初めて顔を出した。この違和感を正確に探知し対処していればと思う。
そもそも獣医自体、人間関係をうまく醸成できない人が代償行為として動物を治す仕事をしてるっていう精神病院的な意味合いがあると思う。
毎日精神療法できていいのではないだろうか。毎日60分以上で660点加算。もう人格荒廃済みなので不可逆か笑セレネースが処方される案件だ笑
みなさんが心配するように夫にばれることはないだろうがバレても問題ないと思う。
夫は私なしでは生きていけいない。
おそらく幼少期に愛情不足だったのだろう。相手の気持ちに敏感であるし、自己主張が強くもない。そして自己評価も低い。
まあ自己評価は適切なんだけど笑
幼少期に我慢することに慣れてるから、私が命令してもよく従属する。そして家族に強いあこがれがある。自ら壊すことはしないだろう。
自らを壊してくれれば一番望む形になるのだが。