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2022-05-16

姉妹の子どもが暴れ回って帰っていく。

の子どもが休日に来ては、夕方まで暴れ回って帰っていく。

我が家に子はいないが、祖父母が同居しており、子守をあてにしてやってくるのだろう。たまには夫婦水入らずで息抜きしたいのだろうか、細かな事情は分からない。

子どもたちは言うことを聞かず、家中を走り回り、プライベートなどお構いなしにあらゆる部屋へ入ってきては、ときたま猫の置物などを壊して去っていく。上は小学校中学年、下は低学年。やはり自制心などはまだないのだろう。

可愛いところもある。懐いてくれるし、老けた祖父母の刺激になればとも思っている、来るなとは言わないが気が休まらない。

もともと我が家と姉夫婦はあまり良い関係ではない。祝い金なども返さなかったりと、こちから非常識に見えてしまうことが多かった。

きっともう良好な関係は無理なんだと感じているが、諦め切れない自分もいる。

盆と正月しか顔を出さないのも、こちらと関わりたくないのだろう。

ならばせめてもう関わることなく、静かに過ごさせてくれると嬉しいのだが。

2022-05-05

加藤純一がなんで人気かわかった気がする

コンプラで人を叩きのめす息苦しい社会で、加藤純一は息抜きできる駆け込み寺になってるんだな。

いまプロゲーマー差別発言炎上してるじゃん?

それに対して「スポンサーいる奴は燃える」「"コミュ障"や"脳死"が許されてるし、結局はバレるかどうか」とコメントしてて、結構納得した。

で、何が良いかって「差別は許されません」みたいなことを一々言わない所。

最近はもう、差別はいけないって正論で人を叩く奴らに嫌悪感だよ。

岡村隆史ラジオで「コロナが明けたら可愛い人が風俗嬢やります」と言って炎上し、サッカーグリーズマン日本人差別して炎上したけどさ、

燃やした奴は普段からラジオ聞いてないし、サッカーも見てないだろ?

どこからともなくやってきて、絶対反論されない正義で人を叩いてさ、いい加減そっちにムカついてきたわ。

はいはいはいあなたが言ってることは正論ですよ。でもお前誰だよ。

普段からゲームに関心ないくせに、ここぞとばかりに正義ヅラして寄ってくんなよ。

そんな感じで苛ついてる時、やらかし人間に寛容な加藤純一と、同じようなタイプ視聴者を見てると安心する。

行き過ぎた正義に嫌気が差してる時、あの手の破天荒さに救われるし、同じタイプが集まってんじゃないかな。

2022-04-19

anond:20220419114952

同じ境遇なのでよく分かるし、「こうあるべき」っていう強迫観念は捨てようと思うんだけど、どれも自分にとって大事から無下に出来ないんだよ。だから自分の事は二の次にしてしまう。自分で望んでやってるんだから仕方がないんだけど、どこかで息抜き必要かと思う。代休が有った頃は出勤するフリして一人で一日中ドライブしてた。休み公言するとどうしても家族を優先してしまうから

2022-04-17

エロ漫画を読んでいる女として一部のアホという脅威

コミックLOをオナネタとして読んでいる喪女です

なんで男性ものをオナネタにしているのかについては下記

コミックLOを読んでいる私のおすすめ漫画家 https://anond.hatelabo.jp/20200916190052

たわわ問題過去被害に遭った女性体験談がバズっており、曰く、取っ捕まった痴漢犯は「漫画で性を教え込んで快楽堕ちしているのを見て、喜ぶと思った」とのたまったそうで、それを読んでスッと血の気がひくというか、青ざめてしまった。

快楽堕ち漫画オナニーしている張本人だったかである

性奴隷快楽堕ちはエロ漫画ではほとんどの話に入っていると言っていいくらい頻出の表現で、セックスと遠そうな女の子セックスが見たい、しかし最終的には和姦じゃないとかわいそうで抜けない、という読者にとって非常に都合の良い装置である

が、エロ漫画で描かれていることを本当だと信じるアホが存在するとしたら、そしてそれを現実欲望を実行する言い訳にするドアホがいるとしたら、もうそれは本当に悲劇発生装置しか無くなってしまう。

実際に自分股間の穴を探ってみれば、抜き差ししてみても特に快感は発生しないし、実物の人間というのはもっと醜悪であって、いやな臭いや妙な味、重たい手足や体力の限界など、セックスというもの漫画で描かれるほど単純で面白いものでは無さそうなことは想像がつく。(処女だけど)快楽堕ちなんてほぼ存在しないし、存在したとして互いを愛し信頼し合う関係の中で生まれものであると思う。

大体、好きな相手じゃなくてもいい、自分人生ちょっとでも真剣に向き合ったことがあれば、生きていくことの複雑さはすぐに分かるし、そうした一筋縄いかない世界の一瞬の息抜きとしてフィクション存在しているのであって、現実と地続きじゃないことは成人を超えていれば分かるはず…という現代日本の「18禁ゾーニングが間違っていたのかもしれない。

正しくは「この世の複雑さに耐えうる人以外エロコンテンツ禁止」なのかもしれない。

が、そんなゾーニング現実問題無理なので、コンテンツ側の問題にされ、コミックLOのような雑誌は早晩消されてしまうのかもしれない。

そうなったら痴漢するドアホを刺して自分も死のうと思う。

2022-04-15

anond:20220415093943

これは本当そう。経験あるから、血が滲むほど同意

「なんらかの組織帰属して、自分が人の役に立っている」感覚が無いと、人は一瞬で壊れる。

老害が生まれるのも、定年退職後に有り余る時間の中で「自分は役立たずだ」と強制的自己認識させられるからだ。

「は?自分は平気だけど(意訳)」と宣ってるブコメ大勢居るが、以下のどれかに該当するだけだと思う。

体験したのが堅牢心理的安全性担保され、なおかつ期限付きの孤独だった。

 (親元かつ20代前半以下、手に職が有り次がいつでも決まる状況での数ヶ月程度の息抜き離職、育児期間による離職など。)

自分孤独だと認定する閾値おかしい。(俺・私は人付き合い苦手だし〜→普通に彼氏彼女居る、みたいな。)

・平均より知能が低い。(オタク趣味があれば平気!とか言ってるタイプ障害者作業所で延々と単調な軽作業してても狂わないのと同じ理屈。)

強がり・虚勢。(大半がコレ。狂わない為の自己暗示。そもそも孤独が至高ならば、SNSの類なぞめんどくてやらないし、コメントも書かない。)

2022-04-14

一汁三菜ってそんな難しい事なのかな?

一汁三菜」とは、主食汁物にメインのおかず(主菜)、野菜海藻などの小さなおかず2品(副菜・副々菜)を加えたものです。ちなみに、読み方は「いちじゅうさんさい」となります

ぐぐって最初に出てくるページのこの文章定義採用するとして…

さなおかず2品ならスーパーで買ってくる些細なおかずで何も問題ないよな

それこそ買ってきたキムチをそのまま小皿盛るだけでもいい

そう考えると一汁一菜一汁三菜も大して手間は変わらん気がする

増える手間の多くもスーパーでの買い物時間になる訳だが買い物って息抜きに丁度いいと自分は思ってしま

ただ食費をそこまで増やしたくないという人には全く反論は出来ないしそれなら一汁一菜でいいか

2022-03-14

ピアノ20年がカシオCT-S1000Vセンヴィーに触ってきた

anond:20220307132812

この熱いレビューを読んで、まともなシンセサイザー触ったことがなく細かい部分はよくわからんピアノ奏者が感じたセンヴィーの感想を共有してみる。

やっぱりまず気になるのが鍵盤で61鍵の5オクターブ鍵盤だね。
タッチ感はリアル鍵盤に比べると非常に軽く安っぽい。とは言ってもおもちゃ売り場にあるようなアンパンマンとかハローキティのようなトイピアノよりは断然良い。
鍵盤の幅や長さは標準的トイピアノみたいに大人和音を弾くのがツライってことはない。

リアルグランドピアノとかって鍵盤が電子キーボードよりも重いわけだけど何で重いかって言うと重力使って連打できるようにしてあるから重い。
そしてあの重さによって繊細な叩く強さを調整しやすくしているのだけど、センヴィーというか鍵盤が軽い電子キーボードピアノ奏者からすると連打がしにくい。
トリルなんかすると鍵盤が指へ追従して来ないことへ凄く違和感があるのだけど、世の中にはキーボーディストって言われる電子キーボード奏者も居るのでこれは慣れの問題もある。

鍵盤の表面のサラサラとした加工は結構高印象だった。プラスチック製鍵盤ってツルツルしていることが多いんだけど、激しく弾いて手汗かき始めるとツルツルした鍵盤は妙に手へ吸い付いちゃって嫌なんだよね。
その点このサラサラとした加工はプラスチック製鍵盤にありがちな妙な吸い付きを抑えるだろうから悪くない。
ピアノ奏者って鍵盤を上から下へ押して弾いていると勘違いされがちなんだけど、実はイメージとしては鍵盤を引っ掻いて弾いているんだよね。引っ掻いているとき手汗で吸い付いちゃうブレーキが掛かってしまって上手く弾けないんだ。

次は音の種類の話で、私が一切弾いたことのない音がいっぱいあって楽しいのはもちろんなんだけど、ピアノ音のバリエーションいっぱいあってピアノ奏者からしてもこれは非常に楽しい。気分によってピアノの音を変えられるのは良いね
流石にリアルピアノには劣るけど音のクオリティもまったくオモチャっぽくなくて良い。音色選択の8番に入ってたAdvPianoPadってのが面白くて、単音でメロディ弾いてると普通ピアノなんだけど伴奏和音を弾くとフワァっとゴージャスな音が重なってくるんだよね。
楽器店の店頭に置いてあったセンヴィーにはペダルが付いてなかったんだけど店員サンに聞いたらセンヴィーはペダル対応していると言いつつ取り付けてくれた。差し込み口があるので当然だけどダンパーもしっかり効く。

そして元増田が言っていたシンセサイザー機能の部分だ。
申し訳ないけれどシンセサイザーにはまったく詳しくなくて全部の機能を試すことは出来てないんだけど、物凄く機能がいっぱい付いてるのはわかった。
私みたいにシンセサイザーまったく詳しくなくてもノブを回せば初期状態であっても取り敢えず音が変わってくれるだけでありがたい。
初期状態で割り当てられてる機能ノブを回すとミョンミョンするカットオフって機能なんだけどコレはピアノ音よりもいっぱい色んな音が鳴る電子音みたいなものに向いた機能だね。ピアノはそんなに音が変わらない。

私が気に入ったセンヴィーの機能リズム
これ良いね!色んなジャンルリズム隊が鳴ってくれるんだけど練習にも息抜きにも丁度良いわ。これだけで買う価値があるんでないか?と思うくらい豊富バリエーションがあるから私がやってるピアノ教室に起きたくなってしまった。
しか電池で動くんだよねセンヴィー。持ち運びが出来ると。

そう考えるとボーカロイドみたいに歌ってくれる機能子どもたちの興味を惹けるのではないかと頭の中でソロバンを弾いてしまう。
価格は五万五千円、今回行った楽器店のキャンペーンでは1%ポイント消耗品の割引付きなので実質五万円を下回る価格に。
よしココは度胸が大事だ。

「すいませーん。このカシオキーボード欲しいのですがぁ?」
「あーお客様・・・すみません売り切れです。いま入荷待ちなんです」
「えっ・・・

買えなかった😫

2022-03-04

発売日にいそいそと買って読んだBLと、がんばって少しずつ読んでる非BL

ボーイズラブアンソロジー Canna』vol.82

 偶数月の末日頃発売。電子版は基本的に翌月の10前後に発売なのだが、今回は4日発売と、いつもより早かった。今回も私の推し作家・座裏屋蘭丸先生はお休みだ。ひぃん。しかし『Daria』で連載中の『コヨーテ』が佳境なので仕方ない……。再来月まで待てがんばる……。

 そして今回は前号で最終回を迎えた、『 鴆(ジェン)  天狼の目』(文善やよひ)の記念特集が紙本版にはドドンと入っているはずなのだが、電子版には文善やよひ先生コメントまでひっくるめて一切掲載されていない。悲しい。なんでそんなに電子派を冷遇するの……。Canna公式Twitterによれば、特集記事のほかに各鴆シリーズの第1話も一挙再掲載されているらしい。

  鴆シリーズ獣人鳥人ものという、BLの中でも特殊ジャンルではあるけれども、とても漫画の上手な作家さんの描いた漫画で読みやすいので、BL初心者ジャンル不問で漫画好きの人におすすめ個人的に好きかと問われると、微妙なのだが……(単純な好みの問題)。

 ということで、 鴆特集電子派の私には読めないので、それ以外の掲載作の感想をば。


ブランクコード』第1話(サノアサヒ)

 新連載きた! バンドマンBL主人公性的トラウマ持ちでしか感性が周囲とズレていて浮きまくる系の人。ゆえにすっかりメンヘラに成長しており、おそらく攻めであろうバンド仲間(ベース担当)に面倒を見られてなんとか生きてる感じ。

 1話目なのでなんとも言えないが、バンドマンBLというと『ギヴン』という超人作品存在がよぎるので、チャレンジャーだなと。


『ヤクマン♂』(アオネ)

 去年の暮れ辺りに完結した『ヤクヨメ♂』のスピンオフ作品。ヤクヨメ♂の攻め・いわおの子分的な人のツレが主人公タイトル主人公職業漫画であるためにバクマンみたいになったようだが、かといって主人公ちゃん漫画稼業に励んでいる描写があるわけではない。カップリングが替わってもなお、作者の例のあの性癖てんこ盛りに盛った内容である。まあ幸せそうでなにより♂♂♂

『さかさまのマーチ』(柴田文)

 読み切りパン屋×米屋幼なじみBLエロはない。ピュアラブ系。絵柄が『この世界の片隅に』のこうの史代先生的なふんわり系で、ストーリーにも尖ったところはない。最初から最後まで可愛くほわほわしていた。たぶん、二次創作しかBLを知らない人の漠然と思う「BLってこんな感じ」に近いんじゃないかと。なごむ。


逃避行じゃあるまいし』中編(タクアン)

 逃げる相手を追うのが好きな男×逃げ癖のある男。あ、攻め受けこれで合ってるかな?

 前編から間が空いてしまったので、どんな話だったっけな……。出来れば短い話は毎回掲載されるといいんだけど、BL読みにおいては短気は損気だ。

 絵柄がリアル寄りでがっつりと大人の男同士のゲイものって感じ。

 フラッととんずらをこく方もこく方もだが、昔とった杵柄とコネ相手の居場所特定してくる奴もだいぶヤベェ。もはや犯罪だし。でも追う方からターゲットはびびりながらもちょっと嬉しそうに見えたらしい。うん、それって幻覚じゃないかな。



『積み木の恋』第3話(漫画 黒沢要/原作 凪良ゆう)

 今となっては一般ジャンルでも大人小説家BL小説家でもある凪良ゆう先生の人気作品コミカライズ版。世間知らずの坊っちゃん医者×詐欺師

 毎度思うけど、凪良ゆう先生小説は大部分が心理描写に費やされているし、分かりやすくてノリのいい文体が魅力なので、それを絵で見せられてもなぁ……という感じ。いくら上手い絵でも。凪良ゆう先生小説が好きだが『積み木の恋』は未読の私としては、ただ原作を読みたくなるだけ。凪良ゆう先生を全く知らない人が読んだらどう思うだろうな? 一読してスルーかな。

 まあ、コミカライズ担当漫画家が悪いんじゃなくて、いくら出版不況小説が売れないからってこんな企画立てちゃう編集部がよくないんだ。

 

『 鴆(ジェン)』特集は冒頭に書いた通り電子版には載っていないので、省く。

侵略! 宇宙猫チャン!』第7話(元ハルヒラ)

 ゲイカップル・いまぢとほづつみの家に猫に擬態した宇宙人のサンが転がり込んできて、地球侵略の為の情報を得るためにいまぢとほづつみの暮らしを観察しているという話。

 痴話喧嘩回。今回はサンの出番が多くてよかった。自転車をこぐいまぢの後頭部に貼り付いているサンの後ろ足がとってもキュートサンは中身が宇宙人なだけあって人の心を解さないかと思いきや、人間の夜の営みをガン見で観察した結果、恋愛アドバイスができるまでに成長してしまった。すごい猫だ。釈迦に説法感のあるアドバイスだったけれど。

 ラストの引きが強い。これは続きが気になるぞ……。


『ジャルディニエの愛した毒花』第14話(椛島リラコ)

 旅人×猫耳獣人旅人のオルは癖の強い城塞都市国に入国するなり引ったくりに遭い、無一文身元不明人になってしまう。なり行きで働くことになった、猫耳獣人ばかり売っている娼館で、美しい娼夫アコニと出逢う。

 ハーレクインのような美麗な絵とストーリーしかBLである意味がもはやなくないか? というほどに娼夫達の見た目が女性的。

 今回はあまりストーリーに進展がなかったな……。オルが重大な決断をしただけで(それが「進展」というやつなのでは?)


BLACK BLOOD』第7話(琥狗ハヤテ

 サイボーグ×人間酸素濃度のやたら高い星に来た元軍用サイボーグが、植物調査研究をしている人間の護衛だかお守りだかを担当する話。

 もはやハードボイルド可能性はすっかり消し飛んでしまった……。人の心を薄くしか持っていないサイボーグが、ワンコキャラ人間に恋してしまい、誰が見てもほわほわと浮わついているという話。これは温かく見守るしかない……。正直、もっと渋いのを期待してたのだが。山なしオチなし意味なし略して「やおい」まさにこれ。


『嘘つきな愛を買う』第6話(ポケラふじ子)

 オメガバース作品政略結婚人身売買中間みたいなカップルなんだけど、買った方の攻めは受けの事を好きなわりに受けの愛を信頼してはおらず、買われた受けの方は実は真っ直ぐ攻めを愛している。猜疑心故に素直になれない攻めと、惚れた弱みで腹を割って話すことが出来ずに攻めの顔色をびくびく窺い続ける受けの、ディスコミュニケーションぶりが、読んでて非常に辛い。

 現代的な人権意識家庭内の前時代的な価値観による閉塞感のギャップえげつない。ていうかこれ完全にDVじゃん。受けの人全力で逃げて!

 ……と思うんだけど、逃げねんだよなぁー。それでも攻めを愛してるからってよー。

 そんな古風なストーリーなんだけど、今回は実在の最新型避妊薬「インプラノン」が登場する。えっこれもう認可されてたっけ? と思わずググってしまった。マッチ棒くらいの長さの筒の中にホルモン薬の仕込まれ避妊薬で、二の腕の皮下に埋める。三年くらい避妊効果が続く。飲み忘れリスクがないので、99%くらいの確率避妊効果があるそうだ。

 そんな文明の利器を受けの人は良かれと思って攻めの人と相談せずに独断使用してしまう。そしてそれが新たな修羅場を生む。

 あのさぁ、そんだけの行動力があるなら事前に攻めの人とよく話し合おうよ。とも思うけど、攻めは攻めで支配欲と嫉妬の塊で受けとの約束をあっさり覆してくるやつなので、話し合ったところで受けにとって良いような流れには、ならないんだなあ。

 今時こういうストーリーはただ只管に辛いばかりなのだが、このギチギチに古風なDVカップルがどのように軟着陸するのか(Cannaからバドエンではない、と信じたい)、興味はある。

スリピングデッド』第9話(朝田ねむい)

 『嘘つきな愛を買う』のDVカップルでがっつりテンションを落とされた後で、今度は陽気に? サバサバしたディスコミュニケーションカップルのやつですよ。ゾンビ佐田×マッドサイエンティスト間宮日常BL

 前回、一泊温泉旅行(+一泊)にて、恋バナで盛り上がった佐田間宮佐田の独特な恋愛観……実は世間一般でいう所の恋愛というもののべたべたしているところが苦手で、それよりセックスの出来る友達くらいの距離感で人と付き合えるといいなと思ってる(間宮と付き合いたいとはミリも言っていない)……を聴いた間宮は、じゃあセックスしよう(もう友達から)と提案(という名の強制)をしてきて、佐田ピンチ

 『スリピングデッド』上巻のレビューには「受けの間宮がだいぶ無理。これで萌えろと言われても」的なことが書かれていがちなのだが、主人公佐田にとっても間宮はかなり無理だったというのには笑った。正直に「たぶん無理……」と言ってしまBLの攻め様ってどうなのw

 そんな佐田に好かれようと一生懸命間宮がとても可愛かった。まだ3月なのに可愛い受けオブ・ザ・イヤーが来てしまったぞ大変だ。思いがけない佐田の行動にびびった時の間宮が、死ぬほど驚き怯えた時のハムスターみたいに両手を胸の前で縮こめて目を見開く姿が可愛くて可愛くて可愛くて可愛い

 一方、佐田はといえば間宮がツンツンしまくりながら無茶な要求暴言暴挙をぶつけてくるのに案外律儀に応える体でいて、最終的には首尾よく間宮丸め込んでちゃっかり自分の身を守り切るところが、学校先生って感じだった。お前そういうとこやぞ……。

 もはやゾンビ物とは? って感じのストーリーで今回は特に息抜き回色が強かったが、次回からはどう話が転がって行くのだろうか。ずっと間宮純愛ネタばかり描かれる訳じゃないだろうし。もうすでに単行本1冊ぶんくらいの分量は書かれたわけだし。既刊が「1巻」ではなく「上巻」なので、あと1、2話で完結して下巻が出るか、1回くらい休載して中巻が出るかかな。

 男同士でがっつりド派手に致しているところが見たい人には物足りないんだろうけど、大人恋愛漫画としてとても面白いので私は好きだな。

以上でCannavol.82の感想はおわり。



長野まゆみ偏愛耽美作品集』(長野まゆみ編)

概要

 耽美SF少年愛BL小説家長野まゆみ先生が十代の頃に心ふるわせた珠玉小説随筆詩歌のなかから耽美入門に相応しい全26作を精選。全作品長野先生コメント付き。巻末に解説もあり。


 目次を見渡すと錚々たる顔ぶれに眩暈がするけど、幻想文学好きは必ず履修する作家ばかりだ。

 が、私は現代幻想小説はわりと好きなんだけど(長野まゆみ先生のほか、川上弘美先生金子先生今村夏子先生とか)、明治昭和前期の幻想小説はあまり得意ではないんだよなあ。三島由紀夫は『潮騒しか読んだ覚えがなかったし、泉鏡花戯曲海神別荘』しか読んでいないという体たらく。なお内田百閒は開始十行で寝落ちした。

 そんな私が、いくら長野先生ファンからって、本作品集を買っても最後まで読み切れるのか、甚だ疑問だ……。

 では、頑張って読めたぶんだけ。

孔雀』(三島由紀夫

 トップバッターからパンチの利いた人選でやばい

 遊園地で二十七羽ものインド孔雀が殺される事件があって、その重要参考人富岡の家に刑事が訪れる。富岡はただ前日に公園孔雀達を長時間眺めていたというだけで犯人ではなさそう。だが富岡家の応接間の異様さと、壁にかけられた美少年写真のことが、気になってしま刑事だった。


 冒頭を数行読んで、長野まゆみ先生文体がよく似ていることに驚いた。もしも著者名を伏せられたまま読んでいたら、長野先生が書いたものかと容易く信じそう。文体が似るほど三島由紀夫に影響を受けていたとは。『潮騒』を読んだ時は、似てるとは思わなかったけどなぁ。

 かつては美少年だったことを誰にも信じて貰えないほどに老いた男が、孔雀の羽の輝きに魅せられる。(孔雀の羽の色は色素で染まったものではなく、羽の構造が光を反射したものなので、永久劣化しないのだ。)何者かの起こした事件により、孔雀の美を完成させるには死が不可欠だと気づいた男は、自分こそが事件犯人ではないのかと妄想をし始める。

 ラストシーンは男の美への執念が具現化したみたいでぞくりとした。

『蔵の中』(横溝正史

 雑誌象徴』の編集長・磯貝が出勤すると、先ほどまた蕗谷から電話があったという。蕗谷というのは筆書きの原稿を持ち込んだ美少年だ。日頃からどんな無名作家の書いた作品でも必ず目を通すことにしている磯貝は、さっそく蕗谷の小説『蔵の中』を読み始めた。

 冒頭は蕗谷の自伝風で、亡き姉との思い出を書き綴ったものであった。だが、姉の死後に蔵の中に独り引きこもるようになった主人公とある楽しみを見出だした場面から物語は思わぬ展開に……。


 『偏愛耽美作品集』のどこら辺が「偏愛」なのかといえば、美少年が登場するものばかりをピックアップしているところで。さすが長野先生なだけあって。

 無名作家小説『蔵の中』と現実出来事交錯し、やがて殺人事件真相を描いてゆく、と見せかけて……。という現実虚構入れ子状になっていてしかもその境界曖昧な感じ。長野まゆみ先生の『左近の桜』に受け継がれているよなぁ。

 蕗谷が女装にハマって鏡の前で表情を作るシーンがとくに印象に残った。

美少年』(岡本かの子

 山の手に生まれ育った令嬢のとく子は、眼病の治療のために下町病院へと入院する。その病院の近所には時春という下町っ子でぽっちゃりめの美少年が住んでいて、しばしばとく子を遊びに連れ出すのだった。

 縁日の夕にも時春はとく子を呼び出し、つれ回した。あまりの美しさにどこへ行ってもモテモテで人気者の時春がわざわざとく子を連れ回す理由は見栄のためと、とく子は見抜いていた。とく子の令嬢然とした着物姿を見せびらかすために時春は彼女の手を引くのだと。そこに本心からの労りや思い遣りはない。

 時春はとく子を火事現場の跡地に連れ込んだ。「君にほんとうのことを聴いて貰う」と時春は言うが……。


 顔が美しいのが唯一の美点の少年。美しい顔はそのままで素顔ではなく見栄の一部となってしまい、その口から出てくる言葉の全てが人の気を惹くための嘘っぽくなる。美しい顔というのは実は醜い顔と同じく異形の一つなのだ

 時春の見栄っ張りを女の子の目敏さで見抜いてしまうとく子だが、時春の美貌の下に隠れた本当の孤独の寂しさには触れようとしない。そんな憐れな話。

 ラストシーンで、時春の本心ちゃんととく子が見抜いていたというのが明かされるのが切ない。なんかこれじゃ、時春死んじゃってよかったみたいじゃん……。



はぁ、まだあと23作品もある……。これを私はあと何百年後に読み終わるんだろうか。しか岡本かの子の次は泉鏡花だし。開始数行でうっ、苦手かも……と思い、もう数日放置している。

2022-02-22

anond:20220222131214

向こうの連中のギーク共のメシネタや息抜き提供してやってるじゃんね

2022-02-02

(追記)ゆっくり解説動画人生変わった

タイトル通り、ゆっくり解説動画YouTube投稿するようになってから人生好転した

ので動画編集の息抜きに書く。

ゆっくり解説とは、凄いはしょると「ゆっくりと呼ばれるキャラクターに喋らせて何かを解説する動画」のこと

ポピュラーなのは霊夢と魔理沙というキャラクター2人が話しながら進めていくというスタイル

例:https://youtu.be/PIyzWR5vFA0

(俺じゃないよ。尊敬してるチャンネル)

YouTubeで気軽に楽しめるので見たこと無い人もぜひ自分の興味あるテーマのものを見てほしい

コロナが出始めてすぐに在宅勤務に切り替わってマジで暇になりYouTubeばっかり見てた

その中でもダントツでよく見てたのがゆっくり解説

本当に時間を吸われすぎててはこのままじゃヤバい勉強でもしないとと思ったけど試聴を辞められなかった

ある日急に「自分が作る側に回れば今までの怠惰時間勉強時間に変換できるのでは?」と思い制作を始めた

簡単だろと思ってノリでやってみたらまあめちゃくちゃ難しい。

何より土台となるテーマというか知識自分の中に入れ分かりやすいように噛み砕き台本を作るのにかなり時間と根気が必要だった

なんだかんだ数十時間かかり初めての動画が完成した時の感動はマジで忘れられない。YouTubeアップロードした時の我が子のような制作物がネット世界に漕ぎ出していく感覚も最高だった

もっともっと最高の気持ちを味わいたく毎日動画制作に励むようになった

休日は布団の中でYouTube見るだけの日々だったのに、気がつけば平日休日関係なく

情報収集(本読んだり図書館行ったりSNSリサーチしたり行ったことない街に行ったり色んなサイトを見たり)

デザイン動画編集スキル習得

ライティング勉強

が習慣になっていった

その結果

リサーチプレゼンスキルがかなり上がり仕事でも苦労しなくなった

・さまざまな知識をつけることにより世の中をフラットな目で見れるようになり自分の気も楽になった(ごめん、ここ上手く言語化できない)

・色んなものへの興味が高まり、人の話も偏見を持たず興味深く聞けるようにになったりなんでも経験したいと人の誘いに積極的に乗るようになった

それにより前より上からも下からも信頼されるようになり対人関係スムーズになったり友達が増えたりした

・身につけた動画編集スキル副業ができるようになり生活が充実

・今まで消費するだけの趣味が多かったのが生産にハマることでメンタルが安定した(これは人によると思うけど)自信も持てた

YouTube広告収入で月約20万、動画編集バイトで月約10万稼げるようになった

元々あんまりお金使わないか生活は変わらないけど高めのキーボードパソコン友達への結婚祝いなんかを悩まず買えたのは嬉しかった

穏やかな気持ちで親に仕送りしてる

関係ないが俺の親もYouTube大好きで幸い陰謀論には興味ないみたいだけどアレン様にハマっててそれはそれで心配

そんな感じ

全然まとまらなかったけど、ゆっくり解説動画色んなタイプのものがあって楽しめると思うからぜひ見てみてね

(追記)

動画編集の商材宣伝とかじゃないか安心してね

しろ完全ビジネスでやるなら顧客絞れたり営業上手かったり…ではない限りコスパ悪めのスキルな気がする

自分楽しい根本にあるから続けられてる

2022-01-28

あかん

昼飯食ってたら涙でてきた・・

 

年に1回か2回あるんだよな。

こうなると10日ぐらい死んだ感じになるんだよな。

 

手帳見返すと、12月中旬からずっと働いてきた。年末年始は一番忙しいけど、わりと充実感もあるからよかった。

去年はその後一休憩したけど、今年はその流れでここまできた。先週辺りから少し落ちてきた感じもあったけど、

先週から仕事の合間の息抜き楽しいことがあったので、息抜き時間を確保すべく猛烈に効率をあげてきた。

もう限界だったけど、その息抜きを頼りにやってきた。その息抜きも終わって、なんか全て切れた。

まぁ本当は先週ぐらいに終わってる感じだったけど、ここまで無駄延命してきたんだよ。

から別に推し活が悪いわけではない。

 

はぁ・・・

 

この状況でSNS見るのは一番悪いんだよ。だから旅行に行って暇だからスマホ触りまくるのが逆効果って前に気づいたんだよな。

それでどうやってこの状況を解消すべしか・・・

美術館行くか、その辺の寺社周りでもするのがいいんだけど、それができるのはもう一つ前の段階であって、こうなるとどっか行くエネルギーすらない。

2022-01-19

子育てママを狙った悪質な宗教勧誘について

数年前に妻がだまし討ちのような宗教勧誘に遭ったのを思い出したので書いてみる。

子が1歳前後の頃、嫁と子が近所を歩いているときに人の良さそうなおばさんに声を掛けられた。

曰く、近所の区民センター子育てママ向けのお茶会というかレクリエーション的な催しが行われるので都合が合えばどうか、と。

これだけ書くと酷く怪しげに感じるかもしれないけど、子連れで歩いていると年配の方などからかわいいねぇ」と好意的に声を掛けていただくことは驚くほど多いし、また子育てママ向けの息抜きママ同士の交流目的とした催しはたくさん行われていて(生協さんやアクティブママさんや保育施設行政?が主催してる)この件もそれらのうちのひとつ錯覚してしまった。

区民センターで行われるというのもなんだか安心なような気がしたが、後になって思えば区民センターのスペースをレンタルするだけなら誰でも出来るし、行政公認みたいな意味合いは一切なかった

で当日、区民センターに出かけると会場の部屋の前にプレイマットがひかれた簡易キッズスペースが設営されててそこに子を預けて部屋に入れと。

子を守る親としてそこに預けるのは迂闊ではないか。という手厳しい意見もあるだろうけど、自分もどちらかといえばNOと言えない日本人的な気質が強いので…

部屋に入ると長机が並べられていて、年配のジジババが大勢居て、後ろの方の席に二人だけママさんらしき若い女性がいてその時点で聞いてた話とだいぶ違うなと。

で、講師風のおじいさんが登壇してセミナーぽいのが始まりそのおじいさんが身分名前を名乗ると、明らかに某教団の関連大学先生かなにかで嫁さんが「やられた!!」となり、慌てて「用事があるのを失念さてました!帰ります!」と慌てて退出し子供を受け取って帰った。というのが事の経緯(引き止めはなかったらしい)。

なので、厳密にいうと勧誘を受ける前に逃げ出せた。

けども「教団名 勧誘」で、検索すると子連れママを狙った似たような事例がたくさんヒットするので、あの場に留まっていればそのうち勧誘が始まっていたものと思われる。

この一件を妻が友人に細部をボカして話すと意外にも少なくない人数がこういう事例がある事を知っていた。けれども、宗教というデリケート話題でもあり友人同士でも気軽に注意喚起するのもちょっと…と情報共有され辛い状況らしかった。

この体験談が誰かの役に立つかもと思い書いてみた。

特定団体貶める意図はありません。

2022-01-17

どうしたらいいのか分からない

23卒。どうしたらいいのかわからない。

小学生。近所に住んでいた友達些細なことでもめ、いじめられた。幼稚園までは親の転勤で新しい環境に飛び込んでもすぐに友達を作れるくらい明るかったが、いじめられたことで私の強みは潰された。自分が何を言っても誰にも聞いてもらえないが、言動で私を傷つけようとしてくる人があまりにも多く、少しでも人に話を聞いてもらいたくて異様なほどの早口で話したり傷つかないために自分に対する悪口を軽く受け流したりする癖はこの頃ついたと思う。

中学生音楽部に入った。ピアノ等未経験音楽初心者で入ったなりに努力して1年生の頃の顧問先生にはたくさん褒められていたが、2年になってその先生退職し、新しい顧問には嫌われ、3年生になっても自分だけ役職につけてもらえないなどの仕打ちを受けた。

家に帰ると勉強はあまりせず、全然楽しくない部活憂さ晴らしとしてアニメばかり見て絵を描いていた。

そのせいで親にはよく怒られており、小学生の頃いじめてきた子を引き合いに出して〇〇さんよりいい高校に行きなさい、悔しくないのなどと言われ続けていた。

高校受験では3年夏には国際系の行きたい高校を見つけたものの、内申書数学理科最後まで振るわなかった。本命1校の公立高校に落ちたら私立に行かなければならない県に住んでおり、私立に行かせる金はないと毎日気が狂いそうなほど言われた。やる気のない生徒が集まる塾に通っていて、講師いかにも大学生バイトという感じであまり教えてくれないし、親に塾を変えたいと言ったものの、お金がかかると言われて叶わなかった。

最終的に家から近い、自分偏差値で行けそうな公立高校受験し、合格した。通っていた塾にも私と同じ高校受験した人が何人かいたが、私以外は落ちたようだった。私より高い偏差値高校に行った生徒はいなかったらしい。

高校生。トラウマと化した中学とは180°違う運動部に入った。先輩の中にも初心者で始めた人がいて、とても優しく教えてくれた。友達もでき楽しくて良い環境ではあったが、初心者だったこともあり周りと比べて体力もなく競技は全く上達しなかった。そのうち教えてくれる先輩とか友達にも引け目みたいなものを感じ始めた。先輩や友達は強かったため地区大会や県大会応援に行くたびに交通費がめちゃくちゃかかり、お小遣いでは足りなくなった。親からは毎月のように応援に行くたびにそんなことをして何の意味があるのと言われた。もうお金は借りられないと思った。

親に黙ってアルバイトを始めた。部活勉強との両立はとてもキツかったが、将来のために少しでも働いて、お金を稼いでいると思うと何か安心感のようなものがあった。この頃にお金を稼ぐことの楽しさを覚えた。

特に頭がいい高校ではなかったからか高校時代友達は美醜の話で盛り上がる人が多く、昼休みのたびに誰が可愛いとか誰がブスとかそういった話ばかりしていた。ブスで恋人もいなかった私はそういった話を聞くのも嫌だったが別の話題に持っていく力もなく、適当に相槌を打つことしかできなかった。

高2の3学期に大学受験に対して危機感を持つようになった。前述の部活バイトの掛け持ちで学校勉強は疎かにしており、特に2年生の頃は学校サボりがちで午後から高校に行ったり部活だけ参加したりしていた。そのため、親が最も期待していた指定校推薦は望めそうになかった。

高3になる直前くらいに部活バイトもやめ、親に頼み込んで塾に入れてもらった。部活バイトも辞めるのはすごく気が引けた。親のせいと周りには話したものの、全部自分で決めたことだった。子供の頃から学歴コンプ貧困などの話を読み漁っており、親から絶対私立には行かせられないと言われたことも相まって絶対お金のない大人にはなるまいという思いが強かった。

大学受験では入りたかった塾に入れたが、中学時代から得意だった国語以外あまり成績は伸びなかった。英検をとれば有利になる大学が多数あることを知り、受けた。検定には合格したものの一番行きたい大学英検利用はスコアが足りず諦めざるを得なかった。

受験の前、大学全落ちしたらどうするかの相談を親に持ちかけたところ、お前は女なんだし、落ちたら浪人しないで働け、結婚して早くいい旦那さん見つけろと言われた。自尊心がズタズタになっていた私はつらくなって泣いた。

その頃は12月だったためなんかもう全てのやる気を失ってしまったが、英検と得意だった科目を活かしなんとか2月一般受験世間的に有名な大学合格することができた。

親も喜んでくれた。塾の先生高校先生も喜んでくれた。見返せた気がして嬉しかった。

大学が決まると以前働いていたバイト先に戻り、たくさんシフトを入れて働いた。その頃の店長や先輩がいい人だったこと、先輩に同じ大学同じ学部の人がいたことも私のバイト先への帰属意識を強めた。他のバイトを探すなど考えられなくなっていた。

4月になり大学入学した。東京大学だったためダサいのは恥ずかしく、今まで友達が本当に少なく親からあん親友いないよね、と毎日馬鹿にされていたので東京でも生きれる普通女の子になってみたいという気持ちがあり、大学デビューしたいとの思いから服や化粧に金を注ぎ込んでバイト代は一瞬で飛んだ。家では夜10時までに帰ってこいと門限が決められ、お金もなかったためサークル部活新歓期間は逃したまま結局入らなかった。

大学で最も楽しかたことは(私の周りだけかもしれないが)人を容姿揶揄する子がいなかったことだ。周りはみんな頭のいい高校卒業した子ばかりで、発言強要が含まれていて聞いてるだけで面白かったし、オタクでも1人でいても陰口たたかれないし後ろ指を指されることもないしすごく快適だった。プライベートでは相変わらずバイトばかりしていた。

秋になり、バイト先では私がお世話になった店長が別の店に飛ばされた。そのころからバイト先の環境は少しずつ悪くなっていった。めちゃくちゃ気が強い先輩が何人も入ってきた。今思うとここで辞めておけばよかったのだが、当時のバカな私はそれをしなかった。

2年生になった。コロナ流行り、授業は全部オンラインになった。生活リズムはグチャグチャ、なんのために生きているのかよくわからなくなったが、2年から入ったゼミの授業が週2であり、カメラオンのzoomで同期や先輩と話ができたことだけが精神安定剤となった。この頃には授業とバイトの両立が不可能と親に訴えたことで門限はなくなり、2年生からやっとサークルに入り直せると思ったがコロナのせいでできなくなった。

というのも親はとてもコロナを気にしており1年くらいバイト以外の外出ができなくなった。友達と遊ぶというとものすごく苦言を呈され、一緒に住んでいる人のことも考えてと言われた。落ち着いた頃友達チケットを取ったディズニーランドもバレて延期せざるを得なくなったし、成人式もそのあとの友達との軽い夕食の話も断らざるを得ず、そのあとだんだんと誘われなくなっていった。

唯一の息抜きゼミ教授きっかけで始めた昆虫観察だけだった。自然がたくさんある郊外に住んでいるため、邪魔されずに散歩だけはできた。自然の中を歩いて、虫を観察している時だけは面倒な親のことも溜まっている課題のことも忘れられ、癒された。そうして私のつまらない大学2年は終わった。

3年生になり対面授業が再開し始め、相変わらず親は文句を言っていたものの少しずつ大学に行くことができるようになった。

5月ごろに就活意識しいくつかの長期インターンに応募したが全て落とされた。夏休み、やっと参加できた地元ボランティア活動期間はまたしてもコロナが猛威を振るい、親にはまた文句を並べられた。東京に行くなんてもってのほかで、ずっと地元から出られなかった。ボランティアコロナのせいであまり活動できなかった。

8月に親の職域でワクチンを打つことができ、9月から感染状況の落ち着きもあって割と自由に出歩けるようになった。1年も延期していたディズニーランドゼミの同期との飲み、泊まり、1年生から憧れていた「大学生らしいこと」をやっとできた。

さらに転機が訪れる。大学でやっていた勉強会に参加し、そこで今まで会ったことないくらい頭がよく、私に色々な世界を教えてくれる人たちに出会った。そこで初めて勉強の楽しさを知った。なんでこんなに楽しいのに今まで気づかなかったんだろうと思った。高校受験で諦めさせられて以降嫌になっていた外国語も、友達と一緒に高校の時履修したけど知識は身についていなかった政治経済も学び直し始めた。遠くへ行って、知らない世界をたくさん見たいと思った。生まれ直した気分だった。

しかし、11月ごろから周りは一気に就活ムードに入りそれどころではなくなる。夏からインターンには応募していたが、1年次から興味のあることが一切できておらず、環境は最悪だったが6年続ければ何か足しになるだろうとしがみついていたバイト先でも、社員や先輩に嫌われ責任者にはなれなかったため、俗に言うガクチカ自己PRもなく、落ち続けた。周りには何人か休学して長期インターンボランティアなどをする人も出始めた。私も一度きりの新卒就活、後悔しないように休学か就留か就浪して長期インターンをし自分のしたいことを見つけたい、ちゃんと何かに打ち込みたいと相談したところ親にこっぴどく怒られた。家を出てってくれと言われた。インターンも何も参加できず、就職先が決まらいかもしれないと言うと、女なんだからバリバリ働けないでしょ。就活なんか適当地元ですればいい、それより男に好かれる、愛されて結婚するための努力しろと言われた。あまりに呆れてしまい、返す言葉がなかった。私の人生ってなんなんだろう。

実は大学に入り、見よう見まねで都会の女子大学生としておしゃれをしてみて何か嫌悪感のようなものを感じるようになった。女として扱われるのが嫌だ。バイト先で自己肯定感の低い私をたくさん褒めてくれる先輩が入ってきて仲良くなったが、軽く肩を叩かれる程度でも体を触られたり、下ネタの話をされると途端に気持ち悪くなり、おまけにとんでもないクズだったので、関わるのをやめた。親とか同性の友達かにも体を触られるのが嫌で喧嘩になったこともある。飲み会で酒が進み、恋バナや性行為みたいな話になっても嫌悪感があった。そのせいか恋人は今まで一度もできたことがないしま処女だ。

それなのになぜ女として振る舞い、男に好いてもらうために努力しないといけないのだろう。憤りしか感じなかった。自分のためだけに生きたい。

この間中時代友達と話す機会があったが、彼氏同棲するなら〜とか、結婚を考えると全国転勤ありは嫌だよね〜とかの話をされ、私はやっぱりそういう考え方はできないなと思ってしまった。

年が明け、またコロナ感染者が増え始めた。親は毎日毎日感染者数をLINEで送りつけてきて、外出しているとどこにいるの早く帰ってきなさいと頻繁に連絡してくる。もう外食もできない。

こないだ休日ランチタイムバイトしていたら普段担当しないホールに回された。満席になった店で楽しそうに食事をする家族連れを見ているとなんだか辛くなってきた。コロナがなければ、もっと自由に生きられたのだろうか。誰も何も悪くないけど、涙を堪えながら接客をした。

人をまとめる力もなく、卒業見込みの大学に見合った頭もなければ普通に女として愛嬌を振りまくこともできない、これからの私はどうしたらいいのだろう。

今興味があるのはコロナ禍で始めた一眼レフでの写真撮影昆虫小学生の頃から好きだった自然、あとは自分が悩んだジェンダーとかお金とかの問題で、私みたいにやりたいことを諦めなければならない女子もいるだろう現状の社会には割と不満を持っているけど、別にものすごい性差別を受けたとかめちゃくちゃ貧しかったとかではないから何かの志望動機にするにしても説得力ないなと思っている。志望動機を書いていても自分ごとにできてないってキャリアセンター職員には言われた。多分大学時代にあまり興味のあることも好きなこともしてないしどこにも行けてないからだと思う。

強みは今でも偏差値が70以上ある国語と、性格面では小学生の頃いじめられたからか自分と違う意見でも人の話をよく聞こうと意識しているのと最近いろんな友達との交流を経てやっと取り戻した明るさ、あと昆虫について詳しくなろうとする探求心だと、友達とか教授に教えてもらった。これが活かせるところがあれば知りたい。

それか生まれ直した私でもう一度勉強し直したい。もう4年生なので、そのためには社会に出てお金を貯めてからもう一回大学に入り直すか大学院に行くことかなと思う。

もう自分人生において、お金にこだわる私はいない。今までは親の影響でコスパばかり考える気味が悪い子供だったが、たくさん遠回りをしてこそ学べることがあるのではないかと考えるようになった。

一度自立し、一人暮らしをしてからであれば親からはなにも言われないだろう。けれど1人で生きていくにあたってやっぱり職がないのは困るし、20代後半で大学卒業してもちょっと貯金ができ、一人っ子なので自分しか頼れない両親の老後の面倒を見れるようなお金がもらえるところに就職できるかが不安だ。それかとりあえず行けるところに就職して、後々自分の興味関心があることができるところに転職するか。転職のことを考えると気が重くなる。新卒キャリアがどんなものでも、そこから転職ってできるものなんだろうか。

とりあえず早く親元を離れたい。

であることからも離れたい。

私の大学生活を返して欲しい。

本当に無知すみませんが、向いてそうなものとか、どこに転職するにしても役立つスキルみたいなものがあれば教えて頂きたいです。

あと色々フェイクを入れてます

長々とすみませんでした。自己分析の一環みたいなものです。

2022-01-12

ゲーム友達ができた瞬間に思ったことは、しまった だった

だらだらとシステム相手ぼっちプレイするぐらいのつもりだったか

きちんと挨拶されて友達追加された時、ネガティブ感情が先に来た

このゲームを誘ってきた友人には思ってもみないことなんだろう

ゲーム内で別の人間関係できることが楽しい息抜きになるという子だから

ゲームに限らず、現実でも少し仲良く話す人ができた時の自分感情ネガティブな気がする

まったくの孤立じゃなくなることで少し安心する反面、面倒が増えるし疲れる、と思ってしま

2022-01-03

[] そのひゃくろくじゅうろく

タレーッス

 

測量の凄さを実感するとニヤニヤしちゃいますよね

ちゃんと導かれるし現実にもピッタリ合うようになるじゃんって思います

そうならないのは不確定要素があるからなんでしょうけど、その数が少ない場所で求めたいものがわかりやすものであれば無理せず簡単に導けたりします。

逆を言えば、そうやって簡単に導けるものすらよくわからない理由が重なると導かなくなったりするんですね。

こんなことやってる意味があるのかってのは意味があるんです。

不確定要素を潰すことにはなるんですから、毎回毎回対症療法してたら薬の効きも悪くなるってもんです。

そして根本が夜になったら暖かくして寝れば代謝が高まって病気にならなくて済むとかならいくら効果が高くてもアホらしくて仕方がないです。

でもそんなことが山ほどあります

そんなことで参りそうになった時はちょっと息抜きをするのも大事でしょう。

一文目からここまで訳のわからないことを書き続けてみました。いつも通りでした。

 

というとで本日は【単純明快いか】でいきたいと思います

単純明快いか単純明快ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2021-12-30

Twitterで「プロフ最後に」みたいなやつを見ると悲しくなる

Twitterみたいな息抜きの場でビジネスしないといけないって

どんだけ因果生き方なんだよ

友達の家で集まってゲームしてるのを尻目に塾の宿題広げるやつかよ

2021-12-25

ゴールデンカムイも7巻で止まったままだし、宝石の国の話だって覚えてないし。息抜きにならないんだよ!パズドラしか、やる気しないの!!

映画館号泣したよね

2021-12-10

anond:20211210123500

何の後ろ盾もない人間に才覚を求め過ぎだと思うのよ

まぁこれが「はてな毎日日記を書いてる人が息抜きに使うページです」に変わったらもうちょっと内容も変わってくると思う

俺、増田以外に積極的はてブ使ってないしね

2021-12-01

「頑張りすぎない」ができない

あとその結果頑張るべき時に頑張れない。余力が残らない。

一度スイッチが入って頑張ろう!ってなると、もう睡眠食事も忘れてとんでもないのめり込み方をしてしまう。

まあそれでも目標を達成出来たら問題はないけど、体とか心を病んで現状:最終学歴中退就業経験なし。

それで1年くらい休んで今就職活動を頑張ってて、これがまたぜんっぜん成長してなくて余裕で朝昼ごはんを抜いてしまう。

普通に朝起きてPCに向かって気づいたら17時。

いや熱中できるのも真面目なのも取り柄なのかもしれないけどいらん。ここまで来たら短所

中退にまで発展した時にめちゃくちゃ反省して「無理はしないようにしよう、三食食べてちゃんと寝よう、息抜きもしよう」って決めてちょっとずつ学習したつもりだったのに。

お前1年前にそれやって寝たきりになったんじゃん!?!?!?!?内定がゴールじゃないじゃん!?!?!?!?!?

寝るのは睡眠薬でなんとかなってるけど、これじゃまじで中退前のわたし睡眠薬を手に入れただけの状態ウケる

あと仕事選びも。こんな状態ならかる~いデスクワークにしときゃいいのに気づいたら激務感満載のとこばっか見てる。

そこ行ったら残業まみれ・業務時間外も勉強勉強勉強で心が死ぬぞ…って冷静になると思うのに実際に探してるときアドレナリンがどばどばで止められん。

でもだからと言ってこの人間がこの先数十年同じ会社に勤めるとか絶対に無理なのもわかるから経験を…でもでもでも。

みんなどうやって無理せず生きてるの…?無理してごはん食べたりとかしてるってこと?無理。

2021-11-12

anond:20211112131038

あんたは考え方が優しくていい人な感じする。

個性と捉えられる人は多くない。

俺も個性と割り切って会話したりするが、完璧割り切る能力なんて持ってないわ。

チャット見ても「こいつ言い方考えろよマジで」って思う。

個性からといって割り切って無視していけばみんな疲弊していく。

また、個性から諦めて離れるしかないってなるんじゃないか

まぁ、ここらへんの問題完璧にすることは不可能だし、ある程度の我慢ってのはわかる。

まあ、ただの愚痴と、他のキチガイと戯れるための息抜きだと思ってくれ

2021-11-11

anond:20211111084723

それなりに息抜きしてるし睡眠もしっかりとってるんだけどねぇ

なんでだろ。生きてる気がしないわ

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