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2023-10-08

あなた当選しました!おめでとうございます

これで、冷奴ごま油と塩で食べられる権利を手に入れました!

ぜひ権利行使してください!

埼玉の“子供留守番禁止条例案"まとめと対処方法

埼玉で、とんでも条例案県議会委員会自民公明の賛成多数で可決された。10月13日本会議でも可決される見通しとのこと。

改正条例案の内容は、小学3年生以下の児童の養護者は住居などに児童を残して外出することを禁じ、4~6年生については努力義務罰則規定は設けず、虐待を受けた児童発見した場合、速やかに通告・通報すること義務がある。


定義も決まっておらず、条文がザルでこのままでは運用に耐えないし、罰則規定もないので、埼玉県のエレベーター条例徳島県ゲーム時間制限条例と同じように無視しておけばいいと思う。一方で、改正案提出を主導した自民党党議員団団長田村琢美県議は、報道によると、将来的には罰則を設ける意向も示したため、罰則を設けられた時が県民としては本気で戦う時だろう。もっとも、県民に遵法意識があるから議論になるのであり、条例が成立しても無視する提案県民の遵法意識を低下させることにもなり懸念点はある。


戦い方について

ネット署名活動が始まっているが、ちょっとポイントがずれているように思う。もっと廃止にできる可能性あることをやるべきだろう。


1)憲法訴訟

罰則が設けられた段階にはなるが、地方公共団体の定める条例の制定範囲は国が定める法の範囲である必要がある。テレ朝報道によれば、憲法学者の名古屋市立大学大学院小林直三教授は「条例文言上、広範に外出等を制限するのは過度な制限であり、憲法違反の疑いがある」と言っている。とはいえ、誰が憲法訴訟をするのかという問題がある。


2)選挙落選させる

埼玉県議会議員選挙は、今年の4月に終わったばかり。任期は4年なので、しばらくは落選させられないし、4年後には風化してるだろう。


3)県議会議員を辞めさせる

地方自治法に基づき議員を解職させる方法がある。いわゆるリコール。その議員を選出した選挙区の有権者一定数以上の署名を集めることで解職請求をすることができ、その選挙区での住民投票を行った上で過半数同意があった場合に失職することになる。県議会自民党・公明議員全員のリコール現実的ではないので、誰かに特定する必要がある。その議員選挙区で署名を集める必要があるので、全員が参加できるわけではない。


4)県知事一般的再議請求権行使してもらう

条例の制定に関して、県知事に異議があるとき県知事理由を示して再議に付することができるもの。再議の結果、出席議員3分の2以上の多数で再度賛成で議決されてしまうと、県知事は何もできない。ただ、これはあまり使われていないらしい。議会対立することになるので、世論の後押しがないと県知事も難しいだろう。


5)報道に期待

夕刊フジ10月7日付の報道によれば、自民県議団内では「国政を目指す一部の幹部が『全国初』で実績をつくろうとしている」という意見もあるようで、これが事実であれば、マスコミにこの幹部が誰かを特定してもらい、報道してもらうことだろう。ある程度のプレッシャーになると思う。


6)他県に引っ越し

持ち家のない家族は、身も蓋もないが、他県に引っ越すのが最も現実的だろう。行き先は、差し当たり、ライバル千葉あたりどうだろう。

7)結論

引っ越すのが一番簡単なのは明らかだが、翔んで埼玉がヒットしたくらいの県なので、埼玉愛があるのだろうから

是非実行力の高い方法を試して欲しい。

2023-10-06

anond:20231005163509

40年以上選挙権行使してそんな国を作ってきたんだから責任取らせろ

anond:20231006020518

いや、声のでかい連中は口を揃えて「通貨発行権行使しろ!」「MMT!」だのとジンバブエ理論を唱えているよ

2023-10-03

佐賀の駅員「フル規格新幹線が出来るまでストライキだ」 JR九州市民の皆様のためになるようなことをしてください」

JR九州労働者権利行使されていますので、普通列車はもちろん特急観光列車また貨物もあらゆる列車佐賀の駅には止まりません、また乗降も取り扱っていませんのでご容赦ください」

こういう世界もいずれあるんだろうな

2023-10-01

anond:20231001202730

真面目に共同親権を推進して、つまり親権という代理権」を離婚後も「2人の共同行使強制される」ように変えたいんだろ?

「何をしたいのか」を教えてくれよ

他国共同親権は、場所にもよるけど実態的には日本とほぼ似た状況の場所多いぞ

anond:20231001202744

真面目に共同親権を推進して、つまり親権という代理権」を離婚後も「2人の共同行使強制される」ように変えたいんだろ?

「何をしたいのか」を教えてくれよ

2023-09-30

國體蔑ろにする高学歴女性

40代独身男性

高校卒業後はアルバイトなどを転々としていたもの現在工事現場ビル派遣され警備員をしながら実家暮らし

最近生活の苦しさ、経済状況の悪化女性への怒りなどから政治社会歴史に興味を持ち独学で勉強を始めた。それまで知らなかったこの国の歴史政治について知った。

そして怒りが湧いた。

君が代を歌わない、立ち上がりもしない、あえて顔をしかめ背ける教員がいること。男に甲斐性を求め多くの日本人男性が生涯未婚であるのに経済的に日本よりも厳しい韓国渡り韓国男性に尽す女がいること。帝国軍自衛隊という不名誉な枠組みに押し留め、その自衛隊にすら抗議活動を行う集団がいること。天地開闢以来万世一系現人神であり全権の保持者、行使者であらせられる天皇陛下に対して不敬を行うネットユーザー日本さらなる凋落國體崩壊を目論み公金と権利を蝕む在日三国人たち。

SNSでこの問題に対する喚起を行ったところリアル関係を持つ5人の仲間ができた。今では週に一回はお互いの中間地点にある居酒屋に集まりプライベートな話をして飲み食いしつつ政治社会問題歴史問題に対する談義をしている。ちなみにメンバーは全員男性大学卒業者、女性若者は誰もいない。

今日も相変わらず、若者たちは政治に無関心であり、若い女性は海外にばかり目を向け國體蔑ろにし(最も怒りを感じている。傷痍軍人を冷たい目で見ながらGIと腕を組む女性の白黒写真を見た時と同じような強い怒りを)、高学歴エリートたちは目先の金と保身のために外国に媚を売る。

外国人が國體理解できないのはわかる。しかし、女性エリートがなぜ日本人でありながら國體理解できないのか。

娘を持つ親や大卒の親は子供たちにどういう教育をしているんだ。塾で英語数学やらせるより先に教えなければいけないことがあるんじゃないか。画面の向こうにいる朝鮮人の男にキャーキャーするより、目の前にいる大和男児を支えることを教えるべきじゃないのか。

2023-09-29

対馬に在住している増田として、核廃棄物最終処分場の話をしたい

正直に言えば、どこか残念でありほっとしている。

対馬市長は先日、最終処分場への文献調査候補地として、応募しない旨の宣言をした。

全国ニュースで少し流れたので見た人もいるかもしれない。

もともと、核廃棄物処分場はもう十五年くらい前から誘致をしてはどうかという動きがあったのだ。当時は調査を受け入れるだけで10億円が支払われると言われていた。

しかし、前市長はこれをバッサリと切り捨てた。このとき市民運動というほどでもない、変わり者が少数でわめいていただけだったので、それですっかり火は消えてしまった。その後、前市長の後継を取った現市長就任

二期目の市長選では対抗馬として核廃棄物処分場の誘致を謳う候補立候補したものの大差で現市長当選したのである

ただし、この時の対立候補対馬となんの関係もない大阪右翼活動家刑務所服役復帰戦のような様相があり、本気で当選する気はなかったと思われる。

いずれにせよ、現市長は『最終処分場誘致派を下しての当選』という事実を得てしまった。実際は堅実な市政への評価と、なにものともしれない右翼活動家への嫌悪もだいぶんあったのだけど。

ともかくそういう民意に押されて当選した市長である

一方、市民代理人たる市議会議員たち。

彼らの何人かが青森旅行をしてきたのかは知らない。

しかし、原子力に関するどこかの組織に旅費を全部出して貰って、どこかを視察してきたらしい。

日本最終処分場などないのに、何を見てきたものか。酒宴などの歓待を受けたのか否か。日当や土産代などの現金を受け取ったのか。

それもしらない。

しかしたら、貧しい旅行勉強だけして帰ってきた可能性もある。

それでも旅費を利益関係者に出させたというのはいかにもまずかったのではなかろうか。議会でも反対派議員から突っ込まれていたし、それはそれとして今後揉めるかもしれない。

とにもかくにも、議会正式な議題として『処分場の誘致』が上がってしまったのは事実である。もちろん、誰だって別に廃棄物処分場が欲しい訳ではない。それに伴ってついてくる金が欲しいのだ。

その額たるや、文献調査を受け入れるだけで20億円。

これが微妙なのである

ざっと検索したところ、対馬市の年度支出額はおよそ250億円程度であることがわかる。

すでに文献調査受け入れを表明している北海道寿都町の年間予算規模が60億円ちょい、神恵内村に至っては20億以下だ。

対馬市が20億円貰ったとて、インパクトが弱いのだ。

これが500億円とかなら、もっとグッと賛成に傾いたかもしれないが、提示額がいかにもしょっぱすぎる。

中には「文献調査だけやって20億を貰い、本格的な設置は断ればいい」と堂々と言うものもいたが、それで国から怒られるくらいなら最初から応募しない方が市長としても、市役所としてもいいだろう。

なんせ、国境離島として国から沢山の税金を貰ってどうにか回しているのだ。国の機嫌というのは、往々にして自治体を殺すことがある。

まり20億円があまり見合っていない気がする問題があるのだ。

から推進派がいくら勢いを出しても、反対派を黙らせることはできない。

なんせしょっぱいのだ。

20億あればあれもこれも、とはならない。少なくとも市民に実感のある使い方は全くできないで消える金額しかないのだ。

さらに、対馬住民の半分くらいが水産観光で飯を食っている島だ。

この人たちの家業にはマイナス補正がついて回る。なんせ、処分場や核廃棄物記念写真をとりたい。推したい、みたいな変わり者はとても少なそうだ。最大限、好意的にみて「気にしない」。最悪「対馬産の物は徹底的に避ける」人が出てくる。実際はその間のグラデーションのどこかに皆が分布される。

逆に、仕事恩恵を受けそうな土木業者兄弟なり親戚、友人などの近しい者がかならずそういった職に就いている。

から、みんな微妙なのである。推進派議員はあまり勢いが出せない。

対して、反対派議員は誰はばかることなく大声で反対運動を展開する。

それに伴って、推進派議員が「心ない言葉を投げかけられたので、市民を訴える」だのワケのわからない展開に発展したのだが、それは横枝だ。

結局、賛成も反対も普通住民はあまり口にしなかった。

対馬という島は歴史的に、ずっと国家中央差し出す意向を飲んだり誤魔化したりして過ごしてきたのだ。騙したことは沢山あるが、面と向かって国家に反逆したことはないし、大きい島には必ずついて回る独立運動も皆無である

推進派議員も熱心に燃えさかり続ける老婆などがいたが、全体的にはトーンダウンしていき、最終的な採決では賛成10、反対8で決定した。

とにもかくにも市民代表である市議会は賛成を決めた。

『核廃棄物最終処分場として、文献調査の受け入れを進める』のが議会結論となった。

議員各自収賄問題訴訟問題は枝葉として省く。

しかしながら、そもそも市議会の権能として。

今回の議題は議決権行使ではない。調査権や同意権でもない。

意見書提出権にもとづいた市長への、議会としての意見の提出』であったわけだ。

実のところ、市議会でどう決定しようとそれは、『市議会としてはこう思っていますよ』という枠をはみ出ないのだ。

もちろん、市政というもの市民の為に行われるものであり、市民代表する市議会意見というのはかなり重要な物だし、常に尊重されている。たいていの場合においてはそのまま通る。

それでも対馬市長はこれを突っぱねた。

理由として、風評被害がすでに起きかけていること。市役所に様々なところから苦情の連絡があっているらしい。

そして、観光水産業が年に200億円近い経済規模を持っている点。風評被害で一割売り上げが減れば、それで20億の交付金は吹き飛んでしま計算になることを上げ、最後住民合意形成がなされていないと告げた。

かに現状で推進派と反対派が分かれているのなら、当然まずは見送ってみるというのは一般的判断だろう。

もっとワンサイドに推進へ傾けばともかく、議会でさえ半分に近い票が反対だったのだ。仮に市民の半数が内心的反対者なら、市長の経緯と立場から現状維持が当然だと思う。

利益を得る者は一部で、大勢不利益を被る危険があるのだから

これは、まあ逆に言えば市民もっとずっと大勢賛成して誰も反対など言えないほどの金額約束されるのなら受け入れに傾いていた可能性は高かろう。

要は、20億という金額いかにも見合わなかったのだ。

対馬といえば小さな離島と思われがちだが、長崎県の面積の2割以上は対馬が占める。案外にデカいのだ。経済規模もそれなりにデカいし、特産品もある。マグロアナゴは景気も良い。

分散した20億円の余波など個人はいくらも入らない。今時は田舎集会所を建て替えるのにも一億円がかかる時代だ。

もっともっと巨大な、皆が涎をたらして狂う対価が必要だったのだ。

そうして、それが提示されない以上、対馬市には縁がなかった。保守的田舎住民が変化を突きつけられて、ストレスに耐えられなかったというのもある。

個人的には、誘致が決まればいち早くニューモに手紙を送るなどして、自分の山を買わないかアピールするつもりだったが、土地成金の夢はあっという間に醒めてしまった。

2023-09-28

フェミニズムへの反発の理由

日本男性とりま環境レベルが3(男性主観的生活のしやすさは15〜30くらい。搾取で成り立ってるなど民度レベルが3。下位+高齢男性民度は3だが、上位/若い賢い男女の民度水準は15〜30に近づいていると思う)、

日本女性とりま環境レベルが-15だとすると(特に性の扱いや妊娠出産において地獄)、


日本フェミニストが参考にして取り入れようとしてるアイディアというのは民度20とかなんだよね。もちろん、自ら望み行動し勝ち得るのが民主社会なので、当たり前の権利行使しかいから何の問題もない。

ただまあそうすると日本高齢男性が自ら作り上げてきたバカ国家民度3世界を民度教養という水準で大きく上回る。生活のしやすさが高いだけに変わる気にならないのだろう。これも、自ら望まず変化を実現しない自分たち民主選択であって悪いことでも何でもないのだが、民主主義を理解できない知能や教養に乏しい男や下位男性は自らの低い民度のせいで民度3世界に住んでるわけだから変に見えるのかもな。側から見ると自業自得自分らで作った地獄を自ら喜んで維持存続してるだけなのだが。フェミニズムへの当てこすりみたいなアホ願望を実現させようとする輩もいるが、とにかく思想民度が低い。経済でもそうだが、人を喜ばせない民度低いビジョンや変化は反対に合うので実現しない。



まあ、このまま、女性たちが高い民度20生きやす20くらいの社会を作り上げると、日本全体の教養常識や考え方を大きくレベル上げすることに繋がって民度自体高まることができるんじゃないかなと思ってる。今の日本はアホすぎて生活保護叩きとかしてる民度3多すぎだから

フェミニズムの実現によって、日本社会多数派生活保護の意味などの現代人類常識理解できるようになり民度が高まったら、そこから男性社会民度底上げされていくかなと未来予想している。

とりあえず、日本がマトモ国家になるためには、戦う相手は多すぎるのだが、そのほとんどは老害男性なのだが、フェミニズムを進める男女や有識者が、フェミニズム普及のプロセスを経るうちにいかにして有識者社会に貢献すべきだったのか、今から何をするべきなのか、民主主義はどうすればよかったのか、に気付いてくれて他の分野の問題解決もつながる可能性に期待している。

2023-09-26

anond:20230926155846

モルガンエンゲルス

ここに欠けているのは、人類進化についての真の理解である。第3章で、G&Wは、人類学の主流派コンセンサスとされる、現存するアフリカ狩猟採集民-「小さな移動集団」で生活する素朴な民-に私たちの採食祖先をなぞらえたことを批判している。そして第4章で、彼らは考えを変える。人類学の主流派コンセンサスとは、オーストラリアアボリジニのような狩猟採集民のことである

大陸を半周し、まったく異なる言語を話す人々の間を移動しても、キャンプ自国と同じようなトーテムの部族に分かれている。このことが意味するのは、住民の半分は彼らに歓待義務を負いながらも「兄弟」「姉妹」として扱わなければならず(そのため性的関係は厳禁だった)、もう半分は潜在的な敵であると同時に結婚相手でもあったということだ。

ルイスヘンリーモーガン1877年)は、いわゆる「分類的」親族関係発見に基づいて、私たち学問分野を創設した。その原理は「兄弟の同等性」として要約できる。たとえば2人の兄弟は、その関係性に関して互いに相手立場に立つ。ある女性は妹に、『あなたの子どもは私のもの、私の子どもはあなたのもの』と言うでしょう。だから子供に関して『私有財産』という概念はない。家族生活は『核家族』ではない。すべての子どもは、数多くの異なる「母親」や他の支援者である親族の間を自由に行き来することができ、大人になるまでそのような自由享受し続ける。

人生がこのように構成されるとき、その結果は並外れたものとなる。誰もが、広大な地域に広がるつながりの鎖の中で、形式的には互いに同等に扱われる「兄弟」や「姉妹からのもてなしを期待できる。この結果のひとつは、国家が成長する土壌を持たないということだ。人々が自主的組織化され、互いに同盟を結び、育児セックスダンス、家庭生活の喜びがより共同的に経験されるようになれば、国家が入り込んで埋めるべきデッドスペース、つまり社会的空白はなくなる。国家に取って代わることな国家廃止することはできず、共同体的な家族生活今日世界では、自己組織化された近隣地域やその他のより広いコミュニティ)は、そのためのひとつ方法なのである

不思議なことに、グレーバーとウェングローはその長い著書の中で、親族関係についてほとんど何も語っていない。グレーバーとウェングローは、モルガンエンゲルスパラダイム批判する代わりに、『家族私有財産国家起源』(エンゲルス1972[1884])におけるエンゲルスヴィジョンをひっくり返している。彼らの言う「はじめにあったもの」は、私有財産宗教、そして国家である。第4章の結びの言葉引用すれば、「私有財産に "起源 "があるとすれば、それは聖なるもの観念と同じくらい古いものであり、おそらく人類のものと同じくらい古いものであろう」。マーシャル・サーリンズとの共著『王について』(2017年)では、神の王や森の精霊のような想像上の超自然的な存在が常に人々に対して権威行使してきたのだから国家原理人間の条件の不動の特徴であるとさえグレバー示唆している。

アナーキスト私有財産国家必然性を受け入れるのは逆説的に思えるかもしれない。しかし、『万物黎明』はそのメッセージに重みを加えている。そう、著者は言う。アナーキスト的な自由は実現可能だが、それは貴重な瞬間や飛び地に限られると。個人的には、すでに燃え尽きようとしている惑星に、どのような「飛び地」があるのか想像するのは難しい。グレーバーとウェングローは、「もうひとつ世界可能だ」という革命スローガン放棄したようだ。代わりに彼らが提示するのは、「階層平等は、互いに補完しあうものとして、ともに出現する傾向がある」という悲痛なメッセージだけである(p.208)。(p.208)彼らは、どこか別の場所で抑圧を受け入れなければ、ある場所自由を手に入れることはできないと言っているようだ。

ここからどこへ行くのか?

このような批判はあるが、本書の重要な点は、振動提唱していることである。すべての生物には脈動がある。生きては死に、目覚め、眠り、息を吸っては吐き、季節の移り変わりや、私たち生命に優しい地球太陽・月の軌道系のその他多くの周期性によって動かされているのだ。

私たちは、物理的にだけでなく、社会的にも政治的にも、惑星地球をもう一度回転させる必要がある。これは、人々に配慮支配や統制を混同するなと言うことでできることではない。それは、学校ストライキ支援し、そのピケラインで歌い、職場まで行動を広げ、通りで踊り、交通遮断し、資本主義を完全に停止させることによってなされるのだ。

しかし、いったん主導権を握ったら、次はどうするのか?ストライキが長引けば、すぐに飢餓に陥る。だから、揺り動かそう。例えば、週1回の学校ストライキもっと長くし、月に1回実施し、賃金奴隷から人類解放するまで世界中に広げよう。炭素排出量は即座に50%削減される。それから仕事に戻り、必要に応じて再編成する。資本主義に逆戻りしないと確信できて初めて、仕事に戻るリスクを冒すことができる。そして、次の新月には子どもたちとともにピケラインに戻ると誓い合って初めて、それを確信できるのだ。世界が再び揺れ動き、息を吹き返すまで、私たち権力を奪い、それを放棄し続けるのだ。未来を取り戻そう。家父長制でも母系制でもなく、月による支配のようなものを。

それは、最初人類革命階級ジェンダー力学を、今度はより高い次元で繰り返すことだ。このようなことは可能なのだろうか?みんなに議論を開いて、何ができるか見てみよう。それはきっと、活動家であり人類学者であるイヴィッド・グレーバーが望んだことだろう。

万物黎明』は人類歴史を誤解している

はじめに

急進的な著者の本が主流紙で書評されることは、ましてや好意的評価されることは滅多にない。デヴィッド・グレーバーとデヴィッド・ウェングローによる『万物黎明』は例外であるわずか2ヶ月前に出版されたこの本は、すでに世界で最も影響力のある英字新聞雑誌の多くから賞賛を受けている。

著者のアナーキズムの主張に疑問を呈する書評家でさえ、「3万年にわたる変化に関する岩盤の前提を覆す見事な新説」(アトランティック誌)、「多くの大陸と数千年にわたる文明に関するめくるめく物語の数々、そのすべてが自由であることの意味に取り組んでいる」(ワシントン・ポスト紙)と称賛している。また、ソーシャルメディア上の左翼的投稿者たちからも、好意的コメント-場合によっては絶賛!-が寄せられている。

しかし、以下に掲載する2つの書評は、いずれも唯物論人類学者によるもので、この本の人類史に関する記述は、大量の反対証拠無視しており、その政治的主張観念論的で自発主義であると論じている。どちらの書評特に女性抑圧の原因を考察していないことに批判である

クリスナイトはユニヴァーシティカレッジロンドン人類学上級研究員で、アフリカにおける人類起源研究するチームの一員である。著書に『Blood Relations(血のつながり)』など:Menstruation and the Origins of Culture』、『Decoding Chomsky: Science and Revolutionary Politics』などがある。The Dawn of Everything』の書評はTimes Higher Education掲載された。

ナンシーリンディスファーンジョナサンニールはともに人類学者として訓練を受け、人類進化階級社会性的暴力についての本を執筆中。ナンシーの近著は、リチャード・タッパーとの共著で『Afghan Village Voices』(アフガニスタンの村の声):Stories from a Tribal Community, 2020』であるジョナサンの近著は『Fight the Fire: Green New Deals and Global Climate Jobs』。The Dawn of Everything』の書評エコロジスト誌とブログ『Anne Bonny Pirate』に掲載された。

どちらの書評も著者のご好意により再掲載されている。

根本的に支離滅裂で間違っている byクリスナイト

本書は楽しく、有益で、時には爽快である。また、根本的なところで支離滅裂で間違っている。ヨーロッパ洞窟壁画が現れ始めた頃からの、比較最近先史時代について学びたいのであれば、必読の書であるしかし、人類最初に笑い、歌い、話し、芸術儀式政治創造し始めたのはなぜなのか、どうしてなのかを知りたければ、きっと失望するだろう。

この本のタイトルは深刻な誤解を招く。『万物黎明』? 『お茶時間』の方が正確だろう。ホモ・サピエンスヨーロッパに到着する何万年も前にアフリカで始まった文化の開花を体系的に横取りし、この物語はあまりにも遅く始まる。

欠点はあるが、この本は広報勝利であるフリードリヒ・エンゲルスが『家族私有財産国家起源』を出版して以来、左翼知識人活動家人類社会的起源先史時代過去について学ぶことにこれほど興奮したことはない。

短い書評では、本書の幅の広さと博識を伝えることはできない。その核となる政治メッセージ露骨だ。平等主義狩猟採集民が生活の中で共産主義実践したというエンゲルスの話は神話である。『万物黎明』はエンゲルスを見事にひっくり返している。第4章の結びの言葉引用すれば、「私有財産に "起源 "があるとすれば、それは聖なるものの考え方と同じくらい古いものであり、おそらく人類のものと同じくらい古いものであろう」。デヴィッド・グレーバーは、マーシャル・サーリンズとの共著『王について』の中で、神の王や森の精霊のような想像上の超自然的な存在が常に人々に対して権威行使してきたこから国家権力の原理人間の条件の不動の特徴であると主張している。

よりによってアナーキスト国家必然性を受け入れるのは逆説的に思えるかもしれない。しかし、本書はそのメッセージに重みを与えている。そう、著者は言う。アナーキスト的な自由は実現可能だが、それは貴重な瞬間や飛び地に限られると。もうひとつ世界可能である」という革命スローガンはもうたくさんだ。その代わりに、グレイバーとデイヴィッド・ウェングローは、「階層平等は、互いに補完し合うものとして、共に出現する傾向がある」と主張している。ある場所自由を手に入れるには、別の場所での抑圧を受け入れるしかない、と彼らは言っているようだ。

著者たちはダーウィン自然淘汰理論違和感を抱いており、現代進化論を「社会進化論」と混同している。現代進化論は科学であると主張するが、実際は純粋神話であるグレイバーとウェングローは、進化論をまったく認めない人類起源についての視点を、読者が真剣検討することを期待しているのだ。

彼らが認める唯一の科学応用科学であり、この場合は「考古学科学である。彼らは、政治社会生活については、古代人類の「頭蓋の遺骨と時折出てくる火打石のかけら」からは何も読み取れないと主張することで、「万物黎明」の年代わずか4万年前とすることを正当化している。この言い訳は、人類の最もユニークな特徴である芸術象徴文化が、これまで考えられていたよりも3、4倍早くアフリカで生まれたという、説得力のある最近証拠に照らすと、弱々しく見える。その証拠とは、骨や石だけでなく、ビーズ幾何学的な彫刻、埋葬品、砥石や絵の具壺などの工芸である

彼らが "フェミニスト "と呼ぶ人物(実際には進化人類学第一人者サラ・ハーディ)が、現代人の本能心理形成する上で集団的育児重要役割を果たしたことについて興味深いことを言っていることは、グレーバーとウェングローも認めている。しかし彼らは、「エデンの園存在せず、一人のイヴ存在しなかったのだから、そのような洞察部分的ものしかなりえない」とコメントしている。この種のトリック--この場合は、ハーディ研究が "アフリカイブ "の年代測定より200万年前にホモ属が出現したことに焦点を当てているという事実無視すること--は、明らかに人類起源研究が追求する価値があるという考えそのものを損なわせることを目的としている。

グレーバーとウェングローは、初期の平等主義を "有害神話 "として否定する一方で、狩猟採集民の多くが "自称自慢屋やいじめっ子を地上に引きずりおろすために、嘲笑羞恥心敬遠など、他の霊長類には見られない戦術を総動員している "ことには同意している。ではなぜ彼らは、私たち人間性規定する本能能力平等主義的な生き方によって形成されたという考えに敵対するのだろうか?

私たちは皆、社会的政治的に対等な人々と笑い、歌い、遊び、交わることができるとき、最も幸福を感じる。しかし、グレイバーとウェングローは、この事実を土台にする代わりに、狩猟採集民の祖先も同様に、攻撃的な男性による嫌がらせ虐待支配を選んだかもしれないと言っているようだ。進化人類学クリストファー・ボームが描く、反権威主義抵抗の中で形成された道徳意識の高い社会に対する反論をまとめると、狩猟採集民の祖先は一貫して平等主義を好んでいたという彼の考えを、彼らは「初期の人類さりげなくエデンの園に投げ返している」と表現している。

グレーバーとウェングローの基本的論点は、政治選択の自由に関するものである。彼らの考えを説明するために、人類学古典であるエスキモー伝統的な生活説明を思い起こさせる。アザラシを狩る彼らは、夏の間は家父長制的な家族構成確立し、冬の間は共同生活(夫と妻を含むすべてを共有する)に戻るだけである私たち人類は、その本性上、大胆な社会実験に駆り立てられるのだと著者は結論づける。その結果、奴隷制度や人身御供、大量殺戮といった極端なヒエラルキー形成され、破滅的な結果を招くこともある。しかし、遠い過去の良い点は、少なくとも現代のようにひとつシステムに縛られることはなかったということだ。

この歴史対立と交替に満ちているが、その周期性はエスキモーの周期性に倣ったもので、一方的な季節性であるグレイバーとウェングローは、ほとんどの狩猟採集民が季節だけでなく月の周期にも従っていることを知らないのだろうか。月経の満ち欠けと結びついた女性儀式は、基本的に月によって予定されている。

著者たちが問いかける重要な問いは、"なぜ不平等になったのか?"ではなく、"なぜ行き詰まったのか?"である。彼らは自らの問いに答えられるところまで来ているだけに、そこにたどり着けないことに深い苛立ちを覚える。自らに課したハンディキャップひとつは、女性人類学者による狩猟採集民の研究を見落としがちなことだ。例えば、適切な参照もなしに、彼らはモーナ・フィネガンの共産主義概念に触れている。彼女は、コンゴ熱帯雨林に住む女性たちが、男性たちが筋肉質な勇気と優位性を発揮する可能性を示すよう意図的に促していることを記録している--男女間の「力の振り子」で優雅降伏する前に、「ンゴク」と呼ばれる女性だけの儀式男性たちをあざ笑い、反抗するのだ。しかし、グレイバーとウェングローは、この政治的知性の表現を認める代わりに、ここでの成果やパターンを見出すことなく、それに言及している。

なぜ私たちは行き詰まったのか?正しい答えは、人類が農耕に依存するようになり、太陽暦が月暦の儀式よりも執拗に優先されるようになったからだ。私が最もよく知る先住民タンザニアのハザ族の弓矢猟師たちは、今でも彼らの最も重要宗教儀式であるエペメを、新月前後の最も暗い夜に毎月行っている。

太陽と月の中間的な存在であり、世界中でたどり着いた無数の妥協案のひとつが、中世ヨーロッパで毎年行われていたカーニバル伝統である庶民が今でも大切にしている伝統は、家父長制の秩序を逆転させるこのライセンスだった。

残念なことに、この「新しい人類史」は、その始まりがあまりにも遅く、アフリカ物語から切り離されているため、女性の抑圧とマンネリ化した現在の苦境との因果関係説明することができない。

すべての条件が同じだとすると byナンシーリンディスファーンジョナサンニール

グレーバーとウェングローの新著は、エネルギッシュで、献身的で、万華鏡のようだが、欠点もある。これは私たち問題を提起している。

デヴィッド・グレーバーわずか1年前に若くして亡くなった。彼の代表である『Debt』は、部分的には思わせぶりかもしれないが、その野心は当時としては刺激的だった。活動家として、またオキュパイ運動社会正義運動リーダーとしてのデイヴィッド・グレーバー活動は異例であり、模範的であった。LSE人類学部門の同僚たちからの彼への尊敬愛情は、そのことを物語っている。そして、彼の心は常に虐げられた人々とともにあった。

しかし、グレバーが善人であり、つい最近この世を去ったばかりであったからこそ、多くの人々にとって『万物黎明』が、今後長い間、不平等起源に関する理解の枠組みとなってしま危険性がある。

本書の裏表紙には、レベッカ・ソルニットパンカジ・ミシュラ、ノーム・チョムスキーロビン・D・G・ケリーといった、著名で立派な思想家たちから賞賛言葉掲載されている。ケリーはその代表的な例として、「グレーバーとウェングローは、私がこれまで世界歴史について考えてきたことを、事実上すべて覆した。この30年間で読んだ本の中で最も深遠でエキサイティングな本だ」。

この本は最近マスコミでかなり注目されているが、このような賞賛一般的見方になったら残念である

人類進化歴史における不平等起源という問題は、私たちがどのように世界を変えようとするかという点で、非常に重要であるしかし、グレイバーとウェングローは平等階級に目を向けることなく変化を求め、環境生態系説明を敵視している。これらの欠点保守的意味合いを持つ。

では、ここから。これは膨大な本の、乱暴部分的書評である私たちは、グレバー知的議論の切り口を愛し、得意としていたという知識自分自身を慰める。

ジレンマ

この本の最後段落、525-526ページで、グレーバーとウェングローは自分たち立場を明確に示している。彼らはこう書いている、

例えば、他のあらゆる点で厳密な研究が、人間社会には何らかの「原型」があり、その性質基本的に善か悪かであり、不平等政治意識存在する以前の時代があり、このすべてを変えるために何かが起こり、「文明」と「複雑さ」は常に人間自由と引き換えにもたらされ、参加型民主主義は小集団では自然であるが、都市国家のようなものまでスケールアップする可能性はない、という未検証仮定から始まる場合

私たちは今、神話を目の前にしている」

まり神話を打ち砕く者たちは、人間社会の原型は存在しないこと、不平等政治意識が生まれる前の時代存在しないこと、事態を変えるようなことは何も起こらなかったこと、文明や複雑さが人間自由制限することはないこと、参加型民主主義都市国家の一部として実践可能であることなど、正反対のことを言っているのだ。

このような断定的な声明は、非常に大胆に述べられ、新しい人類史を書いたという彼らの主張を魅力的なものにしている。しかし、2つのつまずきがある。

第一に、彼らの主張そのものが、彼ら自身政治プロジェクト対立している。第二に、証拠が彼らが言おうとしていることにそぐわない。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143527

2023-09-25

チー牛が嫌いすぎて警察に頼った

とあるチー牛が目について、ムカついてムカついて仕方がない。

大声で女叩きまでするものから我慢ならない。

腹に据えかねて、警察に「あの人が近くにいることに不安を感じている。職務質問をしてくれ」と頼んだ。

警察ははじめ渋っていたけれど、きちんとした手続きを踏んで依頼をかけたらちゃんとチー牛のところに職務質問しに行ってくれた。

こういう依頼の仕方、諸事情ちょっと詳しいんだよね。

 

警察職務質問をして持ち物を検めている間、「もしかしたら危ない武器とか児ポエロ本とか持ってるかもしれないよねー!」と大声で言いまくった。

だって実際、可能性まったくゼロだなんて誰にも言えないよね?

周りに集まった人も私に同意して、そうだそうだと大声で囃し立てた。やっぱりあのチー牛が嫌いな人は大勢いたみたい。

警察職務質問してくれたってことはあいヤバいもの持ってるってことじゃん!と先走る人もいた。肯定否定もしないでおいたけど。

 

警察があれこれ探ったけど、決定的にヤバイってものはでてこなかったみたい。

でもどうしても見せられないって書類を抱え込んでた。顧客プライバシーに関わるんですとかなんとか言い訳してた。

「ほらやっぱり!見せられないものがあるんだってーー!」って大声で言ってやった。

 

私はさ、あいつがもう絶対に女を叩いたりしませんって謝りさえすれば、

即座に警察に「やっぱり大丈夫です、怖いと思ったの勘違いでした」って言ってあげる気があったんだよ?

でも謝らないんだからしょうがないよね。

警察治安の維持を求めるのは一民の当然の権利だもんね。

当然の権利行使しただけだよ?

警察が動いたのは私がちゃんと法的に正しい手続きを踏んだからだし。

私が正しい手続きで当然の権利を使ったことに、文句言う方がおかしくない?

 

それにしても正義通報者扱いされてすごいいい気分。

分目立って私にカンパしてくれる人も大勢いるから、ウザいこと言ってきた人たちをどんどん訴訟ちゃおうかな。

カンパは余ったらお友達弁護士山分けするよ!

anond:20230925175132

フェミニスト女性自己決定権を重視するからAVへの出演も権利行使と考える派閥もいるはずなんだがな(日本ではほとんどいないけど)

anond:20230925110647

本人申し立て運営にも認められた正当な権利なのに、普段申し立てすることを茶化してるせいで自分がそれを行使できないだけのアンフェブクマカ自爆やぞ

あのビッグモーターだって社是経営理念ではそれなりにごもっともそうなことを書いているんだろう

ルールと実情は乖離する

ルール執行力を行使する大義名分しかない

執行なきルールは無力だ

2023-09-24

anond:20230923141933

最初こっち見て、「そうだよな国民権利行使することに、その人を支持してるかどうか関係ないよな~でも中盤から何言ってるかよくわからないな~」とおもって言及先見たら、

批判されてる方が「国民権利行使することに、その人を支持してるかどうか関係ない」って主張してるのかよ、びっくりしたわ

「支持している」の使い方が矛盾してる、って言ってるけど、暇(っていのが人物でいいんだよな?)の主張全般を支持するか、暇が権利行使することにとがめられる理由はないという主張を支持するのかじゃ意味全然違うが、

増田はこの区別をしていない(意図的に?)

たぶん自分自分が何言ってるかわからないんじゃないだろうか

言及先と暇を批判したい気持ちが先走りすぎ、その結果自分が正しいという結論だけ先にあってそれっぽい文章を間に埋めてるだけのように見える

2023-09-23

国語増田なのでCapricornusの日本語添削しま

お前って「支持」という言葉の使い方がおかしいね

情報開示請求住民監査請求住民訴訟も、全ての国民に等しく当たり前の権利なのよね。

すべての国民に等しく当たり前の権利が認められるべき、だから当然暇にも認められるべき

っていうのは暇を支持するということにならない

お前の謎理論で言うと、たとえば「青葉真司被告日本法にのっとり即射殺ではなく裁判を受ける権利がある」=「青葉真司被告を支持する」とか「晒し増田日本日本国籍でないならその国家)の行政サービス恩恵に与る権利がある」=「晒し増田を支持する」になっちゃうわけ

意味わからん。多分だけどお前は青葉真司被告とか晒し増田を支持してないと思う。

これは単純に国語問題

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%94%AF%E6%8C%81/

2 ある意見・主張などに賛成して、その後押しをすること。「民衆の―を失う」「政府見解を―する」

からヴォルテールっぽい人の名言「私はあなた意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」は「私はあなた言論の自由擁護します」であっても「私はあなたを支持しています」ではないの。

仁藤夢乃が突っ込む側であっても、こんな風に一民の権利自称左派政党左派マスコミ彼女性格は難があり全てデマであり攻撃と一蹴する事態だったら仁藤氏を支持したろう。

論理が混乱しているのでもっと具体的に言い直してほしい。

まず、仁藤が情報開示請求住民監査請求住民訴訟をするのを「デマ」として批判するとはどういうことなのか。それらはデマではない。

また、「攻撃」として批判するのは仁藤の国民としての権利否定したことにはならない。

なぜなら、

仁藤の請求訴訟攻撃として機能し得る

仁藤の請求訴訟実在し得る

仁藤は請求訴訟をする国民としての権利行使できる

というわけで仁藤の国民としての権利肯定はむしろ前提となる。

仁藤の国民としての権利否定したといえるのは

・仁藤はそもそも開示請求したり住民訴訟をしたりする権利を持っていないと主張する

・仁藤が開示請求したり住民訴訟をしたりするのを妨害する

そして役所が仁藤の請求訴訟無視しないで実行した以上国民としての権利侵害されてない。自称左派政党左派マスコミは仁藤と国家の間の権利と義務の関係に横から茶々入れてるだけで、「一蹴」なんてする権限は持ち合わせていない。

多分お前が言いたかたことは「仁藤の日々の行いが悪いからといって、言ったことを全てデマとして一蹴したり請求訴訟を起こすのを批判したりするのは仁藤の請求訴訟を起こす権利侵害である」ということだろうけどそんなことないから。もしそういうことが起こっても仁藤の支持なんてする必要ないよ。仁藤の出した訴訟書状を破り捨てる左派政党が出てきてから出直して。

つかお前は自分自身文章の中ですら「支持」の使い方がブレてるんだよね

朝日毎日やらの左派マスコミや民の味方ですとしてる左派政党やらが正常に機能するなら、こんなにも私は彼を支持する必要はなかったよ。

あのさあ

左派マスコミとか左派政党とかが機能してようが機能してまいが、お前の謎語法に則れば「暇の一民の当たり前の権利保障すべき」=「暇を支持すべき」だ

朝日毎日機能してたら暇は訴訟する権利を奪われていい、なんてお前が思っているはずがない

そうではなく、お前はここで支持を急に本来意味「ある意見・主張などに賛成して、その後押しをする」で使い始めただけ

「暇は国民としての権利を持ってる」というごく当たり前な主張で心のドアをちょっと開けさせた後に「暇の意見と行動に賛同する」と足を挟むフットインザドア

全然別のことなのにどちらも支持という言葉で括って同じものかのように見せかけた、バイアスで飲んで日本語を読ませない文章


ところでお前は

彼の性格に難があるところはそれはそれで突っ込めば良い

と言っているけれども、暇にツッコミを入れるには暇がしたことを晒さないといけないよね

お前はブコメ晒し上げ、リアル凸や別垢特定じゃなくてその垢でやった言動晒し上げを卑怯だと批判してるけど、それができないならどうやってお前の性格の難にツッコミ入れればいいの?

お前が発言したソースを出さずにツッコミだけしたらそれこそ冤罪可能性がある(「お前暴言吐いただろ」「してないって!ソース出してよ」)から卑怯

暇が東野かに暴言吐いてたのを証明するのに暇の住所を割る必要はないけど暇の暴言ツイは晒す必要があった

https://anond.hatelabo.jp/20230921213642

室井佑月については「味方」の意味するところがよくわからないので賛同も反対もできない

暇のする一部の行動に賛同してるのか、一部ならどれとどれに賛同してるのか、それとも全部の行動に賛同してるのか、それか意見賛同はしないけど心情や立場共感するというのもありうる

しかしたら金銭などの具体的援助をしてるのかもしれない

からなんともいえない

室井の言動普段から追ってればわかるのかもしれないけど追ってないから知らないし、暇に嫌がらせを受けた人に室井がなにかしてあげたのかどうかも知らない

こういう意図不明なツイに真面目にブコメつけるとどうあがいても室井を藁人形化する(室井がどういう意図で味方と言ったのかを勝手想像する)ことになってしま

ここで一部ブクマカは「暇の妄言賛同してる室井」という藁人形を作って室井を批判した

お前はその一部ブクマカ批判するときに「暇の人権否定し、訴訟を支持しない人間」という藁人形を作り「私は暇の人権擁護し、暇の訴訟を支持している」と食い違ったことを強弁して無事その藁人形実在すると信じさせることができた

しかしそれは幻で、本当は反論として成立してない

成立するのは「室井は暇の妄言賛同してない、お前は藁人形を作った」のみ

こんなツッコミどころ満載のネタにまともにツッコミもできないなんて、私ちゃん以外のはてサは堕ちたもんだよね〜

Capricornusは今からでもいいからその増田書き直してきなよ

anond:20230922112500

誰がどんな風に妨げるの?

本当にアウトなのはそもそも行政キックするなり、法律なりで縛るべきよね?

現状そうなってないのであれば正当な権利行使しかない、「妨げられるべき!」は個人の感想

2023-09-22

anond:20230922202053

住民監査請求住民訴訟をする権利が、重要市民権利であるのはそのとおり(濫訴にあたるような例外的事例を除く。)。

でも、他人過去行為や主張を指摘・論評する権利だって名誉毀損等に及ばない限り、同じくらい重要権利ですよね。

あなたブコメをまとめた増田だって、そういった適法権利行使範囲でしょう。

なぜその権利尊重しないのですか?

個人攻撃云々言ってますけど、「私怨動機適法権利行使をする」って、住民監査請求してる人とやってることは同じなのではないですか?

「当たり前の権利」の行使は支持しましょうよ。

10年以上前ブコメを引っ張り出してくる行為は、あまり品が良いとは言えませんが、「それはそれ」ですよ。

なお、はてな社は、増田他人idを出すことを推奨しておらず、削除対象になりますが、規約違反とは明言していません。はてな社は、増田自己idを出すこともまた推奨していないと思われます

anond:20230921213642

いくつか明らかな誤りを指摘しておきます

住民監査請求が通るほどの不備を無かったことにして良いのか?

不備は監査が入って修正されたので無かったことにはなっていません。

加害性も良い勝負だろう。寧ろその加害性から経済的損失や実害で言えば仁藤氏に軍配が上がるんじゃないか町おこしやら潰してる常習者なんだから

藤氏町おこしを常習的に潰しているという事実はありません。

何よりその権利行使で飯食ってきたような左派がさ、どんなに不備の証拠を揃えても、そいつは嘘つきだと言う言葉で一蹴してしまう事を是としていいのか?

これまで暇空氏が不正会計証拠を一つでも提示できたことはありません。不備については修正されたので一蹴されてはいません。

id:Capricornus には不正会計とは「意図的に虚偽の会計を行うこと」であって不備とは別物であることの理解必要です。

anond:20230922111601

概ね同意するけど現職行政職員として言わせてもらうと、

情報公開は確かに権利だしやればいいと思うよ。

ただ、世の中には想像を絶するやべーやつがいて、毎年毎年、年間数百件の情報公開請求する奴がいる。

んで、情報公開たから何か建設的なことに使われているかっていうとそうじゃない。

わかるよ。知りたいよね。権利だよね。ただ、請求あるとその分業務が増えるって実態があるんだわ。

職員一人を専属させないと仕事が回らないレベルの奴がいるんだわ。(実際には専属させると人員が足りなくなるからみんなで残業だよ)

権利ではあるけど、行き過ぎると結果的行政サービスの低下を招く現実があることだけは理解してほしい。

人増やせ?増やせたら苦労しないんだわ。

解決策としては1回いくらか金取ればある程度は緩和されるかも。ほかには年間の行使回数を制限するかだね。怪物が群れをなしたら厄介だけど、本物の怪物孤独であることが多い

anond:20230921213642

一連の議論の中でも相当まともな部類の言説だと思うんだけど、正気を疑うようなブコメトラバ散見されて、あまつさえ星がついて注目コメントにすら載る現状に目がくらくらする

信者とかなんとかアノンとか共産党とか関係なくない?どんな性質人物であれ定められた権利行使するのを妨げる謂れはないって話でしょう。

人間全部を嫌っている愉快犯が悪意を持って事態をめちゃくちゃにするためにコメントを書いていると言われるほうがまだ納得できる。でもそういうことを善意や何かしらの正義感を持ってしている人が相当数いると考えると、かなりつらい気持ちになる。

荒しの類なら無視が一番だけど、まがりなりにも物事を良くしようと思ってい人達だとしたら切断処理はしたくない。意見を違えていても、少なくともまともな対話ができるようにしたい。けれども俺はそういう人に対してどんな言葉をかければ良いんだろう。

社会は良くならないのかもしれない。どんよりとした気持ちになる。

2023-09-21

何より一民の当たり前の権利保障されるべきとして暇空茜を支持する

id:Capricornus です。

バイアスに飲まれ日本語が読めない人が増えたね。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/YuzukiMuroi/status/1643929160480620544

“少なくとも私は”とした私の個人的コメントに星をつけてくれた人は皆わかってくれてると思うんだけどさ、

情報開示請求住民監査請求住民訴訟も、全ての国民に等しく当たり前の権利なのよね。

何なら普段政府監視は我らの役目と自負してる左派マスコミ日本共産党こそが行政公文書数字の不備に率先して突っ込んできたわけで、例えばそこで原告性格がどうのこうのなんてスキャンダラスな話があったからと、原告悪人からこの訴訟は認められない、行政は正しいなんて馬鹿げた人治主義判断をしてきたのかって話でもあるのよ。

寧ろ本件のウェイト、それがでかすぎる。

暇空氏の性格に難がある事くらい全ての人間がわかっとるわ。

からと言って彼の言ってることが全てデマと宣い、住民監査請求が通るほどの不備を無かったことにして良いのか?その監査結果のおかし結論スルーして、彼が犯したわけでもなければ寧ろ予め批判してた現地妨害やらも彼のせいにして、全てをデマだの攻撃だのとするバイアスの狂いぶりは何なんだよ。

逆に言えばさ、彼の性格に難があるところはそれはそれで突っ込めば良いし、最もたる誹謗中傷被害者に訴えられて裁かれても当然だけど、それとはまた別の話である彼の行政の不備へのツッコミは確かなものだと、いつも通り“これは行政杜撰仕事なので正されなければならない”と、朝日毎日やらの左派マスコミや民の味方ですとしてる左派政党やらが正常に機能するなら、こんなにも私は彼を支持する必要はなかったよ。

彼は公金事業なのにちゃん行政監督出来ていないと言う確かな行政の綻びに突っ込んだんだよ。

もっと言えば例えばこれが逆の立場、仁藤夢乃が突っ込む側であっても、こんな風に一民の権利自称左派政党左派マスコミ彼女性格は難があり全てデマであり攻撃と一蹴する事態だったら仁藤氏を支持したろう。

性格で言えば暇空茜と仁藤夢乃どっちもどっちだ。根底自己中で嫌いなものを手前勝手こき下ろす

加害性も良い勝負だろう。寧ろその加害性から経済的損失や実害で言えば仁藤氏に軍配が上がるんじゃないか町おこしやら潰してる常習者なんだから

人物としてはどっちも好きになれる人物ではない。

でも一民の権利権利だ。人物がどうとか関係ない。

行政の下の公金事業に不備を感じて情報公開請求行使するのも、それで不必要なところまで黒塗りだらけののり弁が届いて声を上げるのも、やっぱりおかしいからと住民監査請求行使するのも、その結果がやっぱりおかしければ住民訴訟行使するのも、全部性格属性云々に寄らない平等に法に守られた民の権利だ。

本来それを何に代えても守ってこその左派じゃないのか?

何よりその権利行使で飯食ってきたような左派がさ、どんなに不備の証拠を揃えても、そいつは嘘つきだと言う言葉で一蹴してしまう事を是としていいのか?

法の下にそんな前例を作って良いのか?

今のColabo側に寄った言説はとどのつまり全てそう言う人治主義的な方向に働いてるんだよ。

から私は今、公的措置の部分においては暇空氏を支持してるよ。

Colaboは良いことしてるのにとか、散々見たけどさ、福祉施設不正請求処罰されてる報道とか、見た事ない?

やってる事が良いことだからとか、あいつは悪い人間からとか言う意見も飽きるほど見てきたけど、人治主義は勘弁してくれとしか言えないわ。

暇空氏の加害性に言及して文句つけてるのも、つまりは仁藤氏の加害性には無自覚なわけで、もうこれ、純然たる差別とかファシズムとかそう言うレベルの話だからね。

2023-09-19

anond:20230919184748

一発殴られたら一発殴り返すのと同じ原理行使しただけだぞ

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