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2024-01-27

NHKバレエ饗宴」の永久メイに、拍手を送ってはならない理由

来る1/27(土)、東京渋谷NHKホールで「バレエ饗宴2024」が開催される。

これはNHK主催となり毎年行っているバレエのガラ公演で、海外ダンサーや、海外カンパニー活躍中の日本人ダンサーを呼ぶことが多い。

チケット代も他のプロモーターに比べてお値打ちで、本来だったらありがたい企画だ。

が、今年はこの公演が全然ありがたくない。

ウクライナ侵略中のロシアからマリインスキー・バレエ所属する永久メイが、パートナーとして同じマリインスキー所属するダンサーを引き連れて来日・出演するのだ。

NHKはなぜ彼女招聘したのか、なぜ彼女を「バレエ饗宴2024」で踊らせるのか。主催者に姿勢を問いたい。

想定問答その1.永久メイは「バレエ饗宴2022」にも出演している。出演実績のあるダンサーを再度呼んでなぜ悪い。

――2022と今回では状況が違う。ロシアウクライナ侵略した後の2022の時点では、永久メイはマリインスキー・バレエを離れていた。

そう、プーチンの盟友として今や世界中悪名が響き渡ってしまった、ヴァレリーゲルギエフ総監督をつとめるマリインスキー劇場バレエカンパニーを。

どうして戻ったのかの詳細は明らかになっていない、が、2024年永久メイは、ブチャの虐殺マリウポリ劇場爆撃による鏖殺で名高いロシア所属するダンサーなのだ

想定問答その2:永久メイは23年11月の「バレエ美神」にも出演している。なぜ今回はダメなのか

――「バレエ美神」は民間プロモーター、光藍社が仕切ったバレエ公演だ。だが「バレエ饗宴」はNHK主催だ。

NHK主催の何が問題かって、「バレエ饗宴」は後日NHK総合で放映されるのが通例なのだネット配信も行われる。

まり全国の視聴者公共放送侵略国家ロシアダンサー映像を見せ、侵略国家ロシアイメージ向上に手を貸すことになる。

ホワイトウォッシュならぬバレエ・ウオッシュというわけだ。

想定問答その3:ステージ幻想を見せるもの現実戦争を持ち込むな。

――なるほど、ステージの上はこの世の理に支配されない、いわば聖なる空間だろう。うつし世は夢、夜の夢こそまこと、だ。

から私は永久メイを責めるつもりはない。ロシアに戻った彼女決断自体を責めはしない。

ダンサー生命は短い、いわんやその全盛期をや。踊れる時に踊らずに何がダンサーものか。

永久メイ以外にも、一度は出たが結局ロシアに出戻った日本人ダンサーはいる。

 侵略が始まった当初からロシアを離れないウクライナダンサーもいる)

だが、ステージ拍手を送る客席は現実と地続きだ。

NHKホールが建つ渋谷の地面は、ユーラシアプレートを通じて遙か遠くのウクライナとつながっている。

(修辞的表現:実際の渋谷北アメリカプレート

多くの罪なき血が染みこんだ大地の上で、その罪なき血を流した国のイメージ戦略にうかうかと乗って良い訳がない。

そして、客席の自分たちがうかうかと戦略に乗ってしまえば、

ゲルギエフのお友達のそのまたお友達インテリジェンスな人々は、永久メイを「バレエウォッシュ有効カード」と見なすだろう。

利用価値を見いだされてしまえば、永久メイには国家によるさまざまなステージが用意されそのラインナップには間違いなく、

鏖殺された子供達の死体を回収せずコンクリートを流し込んで固めた上に建設された、新マリウポリ劇場ステージがある。

私たち拍手が、永久メイに赤い靴を、血塗られた赤い靴を履かせてしまうのだ。

明日、いや、もう今日になってしまったが、NHKホール座席に座る人々に問う。

あなた達は、舞台の上で美しいものを見たいという単なる欲望のため、

ソ連を知らない23才の若者を、

かつてボリショイ・バレエ所属して、ドンパスで踊った岩田守弘氏同様に

ウクライナペルソナ・ノン・グラータにするつもりなのか

2023-12-18

anond:20231216182609

好みとか見ずに書くけどムソルグスキー展覧会の絵」(ラヴェル編曲)のゲルギエフ指揮のやつが凄く好き

カラヤン指揮のと聞き比べるのもたまら

2022-04-03

生き残るための手段としての「ロシアに対するキャンセルカルチャー

原文

https://lb.ua/culture/2022/03/18/509953_cancel_russia_yak_instrument.html

ヴォロディミール・シェイコはウクライナ研究所日本国際交流基金にあたる)の長で、ウクライナ文化外交責任者訳者感想最後に。

ロシア侵略開始からわずか数日後、ウクライナ文化関係者および団体は、国際社会に対してロシアに対する「文化制裁」を実行し、プーチン政権ロシア資本から直接的・間接的に支援されている人物団体に対する協力の停止を呼びかけるアピールを出した。

ウクライナ研究所は、国内海外パートナー団体専門家ネットワーク代表500人以上に対してアピールを送って拡散することを依頼し、それとは別に欧米学術団体大学に対しても書簡を送ってみた。この「文化制裁」に対する公開書簡には3800人以上のジャーナリスト人権活動家教育関係者文化人たちが署名していて、在外ウクライナ人たちも同様のアピール拡散している。

ウクライナの主張に反論することはできないだろう―――ロシアによって仕掛けられた戦争は、明らかに国際法違反しており、罪のない人々を数千人も理由なく殺害し、歴史的建造物意図的破壊しているのだから。この状況で侵略者と文化的に協力することは戦争犯罪正当化することであり、ロシアによる印象操作のために新たな場所提供することに他ならない。ウクライナ研究所声明の中で、ロシアが数十年もの期間にわたって文化政治的プロパガンダ手段として利用して国際的評価を高めることで、世界の注目を他国への戦争犯罪から逸らしたり、人文学において帝国植民地ヒエラルキー体制確立してきたことを指弾した。このロシア行為に高名な学者キュレーター美術史家、財団理事美術館フェスティバルフィルハーモニーたちは加担してきた。彼らは2014年以降もロシア政府機関に進んで協力してカネの出所無視して見なかったことにしてきたし、そんなロシア芸術的プロジェクトを通じて広められた有害非科学的な主張に対して反論することもなかった。その象徴的な事例が、ニューヨークMoMAロンドンの王立芸術院パリグランパレ十月革命百周年の2017年に開かれた「ロシア芸術」の豪奢な展覧会だろう。ロシアから最恵国待遇」を受けてコレクションを借り出したキュレーターたちは、ロシアウクライナその他の国の芸術を盗み出してきたことを見なかったことにしたし、その全体主義的な芸術を無批判に美化することを止めようとしなかった。

ウクライナ爆弾が落ちた2022年2月24日、「素晴らしいヒューマニズムロシア芸術」というメタファーはようやく消し飛んだ。それでも、文化プーチン政治戦争責任と切り離して考えることができるという信じている数百万の海外の人々にとって、トルストイドストエフスキーショスタコーヴィチあるいは「ロシア・アヴァンギャルド」は心の中で生き続けているようだ。

世界ウクライナとの連帯過去に類を見ないほど広がっており、世界文化界は言葉と行動によってウクライナに大きな支援を送っている。しかし「ロシアに対するキャンセルカルチャー」に対して西側が示した反応は、ウクライナ文化外交課題を投げかけた。

メトロポリタン歌劇場カーネギーホールバイエルン歌劇場などの多くの団体は、指揮者であるゲルギエフ歌手ネトレプコとの契約を打ち切って、ロシアアーティストと協力しないことを公表した。カンヌ映画祭ロシア代表団と政府関係者の参加を拒否した。それとは裏腹に、ロンドンロイヤルオペラハウスウクライナ戦争を「人道危機」とした上、ロシアについては何も言及しないという恥さらしの声明を発表した。私たちコンタクトを取った人々の多くは、ウクライナ難民支援することを口約束する程度で、ロシアとの協力を停止する呼びかけには大した反応を見せなかった。思っていた通り、ポーランドリトアニア団体が最も毅然とした態度をとって、ドイツペンクラブは「真の敵はプーシキンではなくプーチンだ」という声明を出し、フランス人たちは沈黙した。

そして、西側文化学術団体ウクライナロシアの「和解」や「異文化交流」を推進する事業を始めたようだ。注目すべきは、彼らがどうやら戦争が始まって4週間でのウクライナにとっての「和解」の必要性への無関心だろう。ロシア人を「プーチン政権犠牲者」と位置付けることで、戦争犠牲者となっているウクライナ人と同じ「犠牲者」として等しくとして扱うような形で、ウクライナ人、ロシア人、ベラルーシ人を一緒くたにした沢山の事業が始まった。

こうして、23もの長期にわたってプーチン政権継続してきたことや、ウクライナでの起きている戦争や、ロシア社会政治的受動性、あるいは市民抵抗が失敗し敗北してきたことにに対して全てのロシア人の責任をなかったことにしたいのだろう。他にも図々しい連中はいる。フリードマンカーンというロシアオリガルヒによって資金提供を受けたことにより度し難い妥協施設となったバビ・ヤールのホロコーストメモリアルセンター芸術監督イリヤ・フルジャノフスキープーチン犯罪と戦うことを要求する書簡署名した。これがウクライナ世論の怒りに火をつけたことは言うまでもないが、逆にブリュッセルワシントンベルリンでは歓迎されたようだ。

これは偶然そうなったわけではない。西側ウクライナロシア関係を完全に誤解してるし、ウクライナには独自文化アイデンティティもない軽視すべき存在だという考え方を持っているのだから。よって、国際社会にはロシアによる戦争が新たな植民地主義であることや、ウクライナが脱植民地を目指して何世紀にもわたって独立運動を繰り広げてきたということを理解してもらう必要がある。ロシア帝国主義とウクライナ独立絶対に両立しない。ウクライナ武器で遊んでいるのではなく自らの独立をかけて戦っているのである。だからこそ、軍事だけではなく文化も同様に重要最前線なのだ

ウクライナロシアへのボイコットを呼びかけていることへの見下した反応や、侵略者とその犠牲者を「和解」させようとする一際魅力的な欲望は、西側が持つ植民地主義的な考え方を強く反映している。この考え方の根底にあるのはロシアが中心でウクライナ辺境であるという先入観で作られた世界観だ。これは権威あるロシア文化は周辺の人々の生死よりも重要なことで、ロシアの言うことは聞くべきだが、周辺の人々の言うことに価値はないという考え方だろう。そのようなパラダイム解体なくして「和解」や「対話」もあるべきではない。

ロシアとの和解は遠い遠い未来に始まる―――まずはロシアドンバスクリミアを含むウクライナ領土から完全に撤退し、国際法廷で戦争犯罪が裁かれ、ウクライナ賠償金を支払わなければならない。プーチン政権は打倒しなければならないし、その後に生まれ民主的政府市民社会メディアウクライナへの犯罪を認めて謝罪しなければならない。そのようなロシア社会自己批判深い反省があって、ようやくその時になって始まるのである

もちろん、こんなバラ色のシナリオが待ち受けていることは分かっているが、だからといってウクライナ今日にでも妥協しなければならないということでもない。ロシアとの「和解」を急ぐことは危険なことだ。それは旧来の考え方に基づいたロシアによるウクライナの再植民地化が開始されることを意味している。要するに、ウクライナを再び文化辺境へと押し戻し、ロシアが「スラブ」「ポストソビエト」「ユーラシア」の中心であり続けるということだ。世界ロシア帝国主義や植民地主義の知識人さらに深く和解することを望むだろう。そうすれば、ウクライナ自分たち意見を反映した和解のあり方を作るチャンスを失ってしまう。

戦後ロシアをどうするか」は、ポストコロニアル研究には重い宿題となる。ロシアは脱植民地化の苦痛という歴史経験しなかった不幸なほど時代遅れの国だが、なぜかは分からないが西側はそのことをよく理解していないらしい。この戦争はそんな西側の目を覚ます機会となるだろう。新しい視点コミュニケーション共存の新しい在り方を作っていく機会なのだ。それは理論だけではなく、より重要なのは法的、経済的、人道的な政策として具体化されるべきで、ウクライナはその創造者の一人とならなければいけない。

これが現在ウクライナ文化外交が目指すべき到達点だ。これは長期的な目標になるだろう。ロシアとの戦争という状況下においての文化外交は、対話和解を促進するべきではなく、ロシア文化的・言語的な支配という脅威に対して抑止力として機能することで、私たちアイデンティティを守らなければならない。

それが私たちが生き残るための手段だ。

解説感想

訳は下訳を作って機械翻訳とも照らし合わせて作りましたが、あいにく初学者なので文責は持ちません。

ウクライナ研究所はそのブリティッシュカウンシルに範をとった機関として2017年設立されました。ヴォロディミール・シェイコはブリティッシュカウンシルで働いた経歴のある人物ですが、日本wikipediaで所長として示されている指揮者の人とは同姓同名の別人です。

lb.uaはそこそこウクライナでは有名なニュースサイトで、元々は週刊誌web版です。

で、このコラムは前半はアリキタリで面白くないんですが、後半から西側批判面白い部分かなと思います特に文化界にありがちな既存ヒエラルキーを温存した形の「和解」を強要しようという流れを戒めているわけですな。

最近流行りのネオナチ問題に絡んでウクライナ右翼問題言及しておきますと。

途中のバビ・ヤールについてですが、このメモリアルセンター地元ウクライナユダヤ人たちによって反対運動が起きたほど国内では評判の悪い施設です。要するにロシアによる情報操作の一環として「ウクライナ反ユダヤ主義的な国であるかのような展示」をするのではないかと考えられていたようで、ウクライナ情報機関SBUが「その証拠は今のところ存在しない」という文書を出すに至り、センターがその御墨付をWebページに掲載しているほどです。フルジャノフスキーセルフプロモーション目的クズ扱いされてました。まあドンバス内戦やらせてる奴の身内連中が集まってきて虐殺を記念するセンターを作ろうなんてグロテスクな話ですわな。

それと、元からウクライナユダヤ人というのはロシアはもちろんのことイスラエルを中心とした西側ユダヤ人社会とも折り合いが悪く、この反対運動の先頭に立っていたYosyf Ziselsなんかは西側ネオナチ扱いされているほど評判が悪いようです。なぜかといえば、このYosyf Ziselsを始めとしたウクライナユダヤ人というのはソ連時代反体制派の経歴を持つことも多く、独立以降はウクライナ意識が強烈だったりするんで、平気でWW2時代の「ナチス協力者」を擁護しちゃったりするんですな。まあ自分たちユダヤ人建国した国という意味ではイスラエルに負けてへんぞ!みたいな意識があるんでしょうな。

なのでウクライナ右翼の金主の一人であるコロモスキーユダヤ系だったりするのは、それほどおかしなことではありません。

よってウクライナ極右というのは、西側ネオナチよりも、日本の「任侠右翼」と類似しています靖国神社とか橿原神宮に集まってる右翼のお兄ちゃんが数年後に民団役員やってるのとかと同じで、思想的背景にはほとんど意味ありません。欧米学者ジャーナリストは「犯罪組織公然部門としての右翼団体」みたいなもの理解できないので頓珍漢な「サッカーフーリガン起源説」を唱えるのですが、そんなものコロモスキーが金主になるわけもないし、戦闘力が高い説明がつかないでしょう。要するに軍事経験のある右翼アニキ愚連隊を抱えて作ったお国のための組織という説明日本人ならすぐ分かると思うのですが、これが西側の人には理解できないようです。

鈴木智彦さんがちょっと笑い話みたいな形で織田絆誠のPMC構想をウクライナと絡めて話していましたが、ウクライナ極右グループは実際にチェチェングルジアで得た戦闘経験を元に国家機関までのし上がったわけで、割と笑い話にもできません。まあ日本暴力団と同じで、なんだかんだお上には絶対に逆らえない性質があるので、ナチス紋章がどうだとかは暴走族旭日旗振り回してるのと同じだし、奇妙な儀式とかやってるのはヤクザ盃事みたいなものだと思って受け流せばよいと思います

というわけで反乱の懸念もないどころか、国家親衛隊普通大隊の方がヤバい奴多いと思ってるんですよ。なんせ2014年には自腹でも戦争したいって連中が集まってたわけで、金目当てだの兄貴分に言われて参加しただのの方が理由としてはいくらかマシでしょう。ただまあ、いつか武装解除した時には犯罪者を野に放つようなものなので、単純に治安悪化することを懸念してなくもないです。

2022-03-03

anond:20220302171738

話の前提としてその指揮者の話持ち出すのが間違っているから、記事全体が成り立たない。

指揮者ゲルギエフプーチンと親交があった、程度の話ではない。プーチン政策支持を公言し、支援コンサートを開き、選挙キャンペーンに協力しテレビCMにも出演した。クリミア半島併合の際には賛同署名もした。

(但しのちのインタビュー自分署名はしてないが、勝手署名したことになっていたと語っている。しかし取り下げの要求などはしていない)

ゲルギエフゴリゴリプーチン宣伝員なのである。以前からその点はクラシック界でも何度も取り上げられているし、プーチンから暗殺されかけた反プーチン活動家からも名指しで「彼を(ドイツに)入国禁止にすべき」と言われるくらいの人だった。

からゲルギエフプーチン支持するか聞くのならサッカー選手にも聞けよ」というのからしてもう全然話が違うのである

プーチン政権人間プーチン支持なんだからロシア人一人ひとりにも聞けよ、くらいの話を元増田はしているのだ。

そんな話で「そうだよねー」とか言ってるブコメもアホである

2022-03-02

過剰なロシア人排除は何なの?

ロシアのやってることはまずいし、戦争あかんのはもちろんそう

でも、ロシア人を全員排除したり攻撃したりするのはおかしくないか

我々は、そういう差別はよくないもの、として日々アップデートを重ねてきたはずだ

それが、何なんだ?

ロシア排除ドーピングと同じだ!」露カーリング連盟会長が怒りに任せて驚きの問題発言!「きっと後悔する」

https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=53259

ミュンヘンフィル首席指揮者ゲルギエフ解雇 プーチン氏と親交

https://www.asahi.com/articles/ASQ31669VQ31UHBI04X.html

スポーツからも、音楽からも、関係のない人たちが排斥されている

それは違うだろう

プーチン資産凍結や、ロシアという国への経済制裁などは、国民への影響は出たとしても国際ルール上ある程度仕方ないだろう

しかし、個々人のロシア人を排斥することは、ただの差別じゃないのか?

欧米人差別心の強さをここ数日で見せつけられちゃってる気がして、正直、ちょっと引いている

戦う民主主義自由

ミュンヘンフィルロシア人指揮者ゲルギエフ氏を解任したということでニュースになっている。はてブでは否定的意見が多数。(個人的にも否定的)

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20220301/k10013508791000.html

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASQ31669VQ31UHBI04X.html

これはドイツの戦う民主主義から帰結なんだよね。民主主義敵対するもの自由は、刑事罰を課してでも認めないって考え方。

からナチスに関する表象ホロコースト否定・懐疑、いわゆる歴史修正主義についても認められない。

特に左派の多いはてブだと、これに反対する人はそんなに多くないんじゃない?(個人的にはこれらも自由権の行使であり尊重されるべきだと思う)

今回の解雇もこの流れの延長で、プーチン、そしてそれを肯定するもの民主主義の敵であり、社会から"積極的に"排除すべしって考え方だよね。

戦う民主主義ってどうしてもこうなるから嫌いだけど、これまでブコメ見てきた限りだと親和性高い人多そう。

ゲルギエフプーチンサポートをしていた

ゲルギエフ解任について案の定ロシア人からってだけで」「ノーコメントでも解任かよ」とコメントされているが、ゲルギエフプーチン宣伝担当員のようなものであった。

プーチン支持を表明し、選挙の際にはキャンペーンに協力しCMにも出演、プーチンシリアウクライナクリミア半島への態度を支持すると表明していたし、クリミア半島併合の際には賛成署名をし、プーチン支援コンサートも開催した。

露の文化人104人、「プーチン支持」署名

https://www.sankeibiz.jp/smp/express/news/140314/exf14031410550000-s.htm

この姿勢は以前より問題視されており、ロシアの反プーチン活動家アレクセイ・ナヴァルニが暗殺されかけドイツ病院治療後に受けたインタビューではゲルギエフプーチン取り巻きとして名指し、入国禁止にすべきだと語っていたそうだ。

おそらくウクライナ侵攻もゲルギエフは支持する立場である。聞かれて何も答えられなかったのは不支持からではないだろう。

今は身を護るためにも今はロシアに帰るべきかもしれない。

 
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