はてなキーワード: めでたしめでたしとは
私も部署のみんなも幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。
〜END〜!全米が泣いた!
(BGM)エンダァああああ(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
実際は、私が辞めなかったことによってあるひずみが生じた。
前職の会社の社長だが、(上から目線になってしまうが)彼は義理と人情をとても重んじる人だった。
彼は私に起きた一連の出来事を知り、来年度に配属する予定だった新卒社員の配属を取りやめた。
「あれ、話がちがうぞ。辞められたら自分の責任になってしまうからひきとめて異動させようと思ってたのに、新しい新人が来なくなってしまった。せっかく上位私立帰国子女男性社員がくるはずだったのに。やっぱこいついらないな。」
そこからななんと、
「異動させよう運動」がはじまった。
社長や総務部への世間体上、無理やり異動させるのはまずい。なんとか自分から異動届を出してもらおう。←???(正直この発想が未だによくわからない)
ただ彼らは何故だか、本当に何故だか
場を設けて
話をして納得した上で
異動させようとするのではなく、皆で
聞こえるように言葉の暴力をふるってメンタルをフルボッコにし、負けを認めさせ自ら
異動届を出させようとし始めた。
もうここまできたらコントだ。
その時私は思った。
しばらく様子をみて改善の余地がないと考えた私は、再び決意した。
辞めよう。もう無理だ、辞めよう。
私の手に負えるところじゃない、
それもできるだけ早く。
私は再び、笑、異業種出向課長を呼び出し、退職交渉をはじめた。
ここまできたら開き直り、度胸もついてきたため言いたいことははっきりと言えた。
今まで受けたパワハラセクハラ、退職時に嘘八百並べ立てられたこと、部署の雰囲気、
将来性、などなど。
また似たような理由でひきとめられ、
今度は
「3年経たないで辞めるのはだめ。今までどれだけの金をつぎこんだと思ってる。無責任だ。新人また入ってこれなくなるだろう??お前の大学のやつもうとらなくなるよ??」
などと一見正しく(でもないが)聞こえることをもう耳にタコじゃなくてたこ焼きができるんじゃないかってぐらい何度も聞かされた。私はひるまなかった。
正直、今だからいうが最後の方はわざとケンカ腰で話したりわざとミスしたり、
仕事をちゃんとやらなかったりした。
話にならなかったため、異業種出向課長を通り越し本部長、総務部長に話をつけようと場を設けたが言葉を濁されたり、
時間がないといい話を切り上げられたりして終わった。
そこで私がとった行動は、
総務部長に話し、
社長と話をつけることだった。
どうしても私が話すと上から目線のように聞こえてしまうが、いつも社長は社員一人ひとりを見てくれている他社でも評判の
凄腕社長だった。
たかだか新入社員一人が辞めようとしているだけでわざわざ翌週の月曜日に時間を作り、夕食をご馳走してくれることになった。
ただ、ただなんですよ。
社長の立派さと人の良さがこの場合悪い方向にでちゃうんですね。
私はすでにみんやにフルボッコにされて、
もう辞めたくて辞めたくてたまらないのに、辞めずに済むようにものすごく配慮してくださったんですよ。
まず、
どこでも異動したいところに異動させてあげるよ。
いや。正直泣きました。優しすぎて。
ただ、あからさまに特別扱いされている私が面白く思われるわけもなく、
辞められるぐらいなら解雇にしてやる!!
運動に発展したのだ。
いや、もう文字通り
近くの席の人が私にわざと聞こえるように
「この会社から解雇が出るのは悲しいことだけど、あいつは裏切り者だから。」
「同業に転職されても困るから、出社拒否にして懲戒解雇にして、日本で就職できなくしてやろう」と
話すのだ。これ見よがしに。
しつこくひきとめられた理由としてはいくつかあり、ただでさえ離職率の低い部署でこれ以上新人がやめられたら、それこそほしい新入社員がいれられなくなること、今まで育てるのにかかったお金が無駄になること、同業に転職されたくないことと色々あるが、嬉しいことに部署の人たちが少なからず私のことを評価してくれていたからでもあったようだ。退職交渉の合間に提案し、チームで仕上げた案件で大額の利益を出したのだ。
(これについては今でもそれ見たことかと思っている。)
でも実際、使い物になってなかったので
次に私がとった行動は、知人の人事職につく法律に詳しい人に助けを求めることだった。
当初私は相談のみのつもりだった。社名は出さず、あくまでも退職交渉に使える法律事項の確認のみのつもりだったが、担当してくれた職員の方の反応をみて決断が変わった。
なんで?おじさんが会社に
電話してあげるよ、
そしたら一発だよ。」
すると本当に一発だったのだ。
期間に直すと、退職交渉が堂々巡りですすまず2ヶ月ぐらい停滞していたが、
1日で決着した。
ただ、これはハッピーエンドでは決してなかった。だって、実質わけわかんない理由で会社に振り回されて実質解雇にされてるわけでしょ?
でも、退職願だしたはずなのに解雇通知書出されたとかいう理不尽の極みな結末よりかは、自分の意地を通せたのではと思う。
多分、もうすぐ働き出すと思う。
この文章を書くにあたって、名前や役職や若干の流れをかえ、個人や会社名を特定されないように配慮しましたが、
私のこと自分の保身のためにフルボッコにした人たちは反省してください。
人はあなたの思うように必ずしも動きません。いらないというのなら、さっさと
(てか、とりあえずせめてもう少し人と対話して物事を解決しようとすることを学びましょう。)
そして、私のことを心配してくださっていた方は、ありがとうございました。
そして最後にこれから就職を控えている人たち、または新卒3年以内の方へ。
どんなに頑張ってホワイトな企業を選んでも、ホワイトじゃなかった、
どブラックでした、ってことは
でもそれはあなたのせいではありません。
限界が来る前に逃げてください。
世の中、話が通じない、他人のことをまっく思いやらない無関心な人間は結構多いです。思いやってもらっても、それがうまくいかないことだってあるしね。
願って。
以上
他の作品も、結局最後は主人公が主人公補正で事件解決してめでたしめでたしヒロイン達とハーレム結成というオチになるのばかりじゃん。
それをわざわざ余計な要素で水増しする必要がある?
どうせ雑魚モンスターなんて一瞬で吹き飛ぶんだからスマホポチーで倒せばいいじゃん。
遺跡を見つけるための聞き込みなんて別に面白くないしスマホポチーでいいじゃん。
敵との死闘なんて言っても主人公補正であっさり勝つやらせ同然の無駄バトルなんだから魔法ポチーで終わりでいいでしょ。
様々な要素でハーモニーを形成できる作品は否定しないけど、本題を水増しして尺だけ稼ぐようなブリーチ系作品なんかよりも異世界スマホの方が面白いよ。
高額転売のチケットがたくさん出ている人気がある公演で、転売屋からでなく譲って貰えてめでたしめでたし、と言いたいけど違うような気がする。
私は元々高額転売に反対でもない。2倍くらいまでならいいかな?て思う。当選運なんて努力でどうにかできないのに、抽選一本やりって公平どころか随分な弱肉強食だと思う。そんな私が運良く定価のチケットを掴めた。
Twitterではお譲りを探しているファンが大勢いて、勿論高額転売されてるチケットの事も知っててあんなモノ買うのは駄目と学級会をしながらチケットを探している。
私が定価のチケットを買ったのは出さずに済むお金は出さずに済ませたいだけで、定価のお譲りが無ければ定価以上のチケットを買ったと思う。
今回私が高額転売のチケットを買ったら彼女達は私を責めるだろうけど、私が定価のチケット買わなければ彼女達に回ったかもしれないと思う。そして私が定価以上のチケット買ってたらどちらもチケットを買えたのに。
最近、「シンデレラガールズ」を追いかける事が、しんどくなってきた気がする。
私の担当アイドルには今現在のところ声がついていないが、いつかは更なる活躍を見られるかもしれない、と、私がその子を知ってから5年間、がむしゃらに追いかけてきた。
Mobage版しかなかった時代は、まだ堪える事は出来た。総選挙で中々結果が奮わずとも、私の担当アイドルには、一定期間でしっかりとした出番が与えられ続けた。幸せだった。
アニメが始まり、デレステが始まり、いつしか「声」は、活躍の必須条件となった。
『「声」があればボイスが聴ける』
は、
『「声」がなければ外部展開に参加出来ない』
になった。
実際は、そんな事はない。
デレステには183人全員が実装された。まだ全員ではないが、デレステでのSRも出揃いつつある。参加出来ないという事はない。参加していないという事もない。
しかし、リズムゲームたるこのゲームでは、楽曲を使ったイベントの参加条件は、今のところは「声」がついている事である。「声」がついているアイドルは、時には新規の楽曲が与えられ、イベントコミュで絡みが見られ、新たなつながりと新たな一歩をもって、次のステージへと進んで行くのであった。めでたしめでたし。
いいなぁ。
いいなぁいいなぁ。
という愚痴を言っていたら、「お前には努力が足りない」と言われた。ぶん殴った。
このコンテンツからもそろそろ去り時なのかもしれないな、と、この2年間で何度も思った。いや実際にそう思ったのはこの1年少しの間ぐらいだったかもしれない。でも離れられなかった。この子は、私の担当アイドルは、ここにしか居ないからだ。当たり前だ。
惚れた弱みというやつだ仕方ない、と疲れきった心を起こしつつ、今日も1日、いつか来るかもしれない担当アイドルの出番に備えて、頑張って働いて、頑張って稼ぐ。
寄る年波には勝てぬのか、最近どうにも愚痴っぽくなったし、私がシンデレラガールズを知った時よりも、私は随分と老けてしまった。ついには自分の中で愚痴を押さえ込んでおく事も出来なくなり、こうして匿名で想いを綴るまでになった。情けない。
と、あれこれ述べても止まる理由にはならず、今日も1日頑張る、ぐらいしか選択肢は見えない。なので頑張ろう。担当アイドルが待ってる。
いつか私は擦り切れて、担当アイドルに見向きもしなくなるかもしれない。担当アイドルに向き合う事が苦痛でしかなくなる日だって、来るのかもしれない。
でも、少なくとも、今はそうではない。まだ、そうではない。だから進む。進むしかない。止まれないのだから。退がれないのだから。
周りにほめられたいという見栄っ張りな主人公の女が、自分以上にちやほやされてる男子に敵愾心抱くけど、
とりあえず漫画よんでみるかと思って読み始めた
一番驚いたのは展開の速さ!!!
1話ラストで早速バレて2話でそれをネタにおどされて3話でちょっと距離あくけど仲直りして・・・
これから20巻分もなにやんの?って感じ
バレそうでバレない、みたいなシーソー展開をだらだらやる漫画だと思ってたけど違った
君に届けも割と早い段階でくっついたと思ったけど(くっついたのに今なにやってんの?と疑問)
こっちは比べもんにならんわ
トラブル読み始めたら1話ラストではるなちゃんに告って2話からララとのはるなとの取り合いが始まる感じ
少年漫画のラブコメのテンプレを無意識に想定してるから、展開の速さとかマセた話とか男に対するあまりにもあまりな理想、描写がでてくると、やっぱちょっとウッときちゃうなあ
(男向けの漫画を女が読んだときも同じようなこと思ってんだろうなあ)
でも動物のお医者さんと比べると、やっぱり少女漫画感が強くていまいちのめりこめないなあ
(裏の顔ばれて脅されるところとか、ちょい悪っつうかそういうシチュがいいのか?っていうのが男からだとどうも共感できない。
こわく感じる
あとアニメも見てみようかなあ
あんたら、と言われるのは心外ですが、確かに他者のプライベートの問題について差別のロジックを用いて指弾するものはたくさんいます。
例えば欧米ではジェンダーに対する差別の是正の為に、街中やネット、テレビの広告の中にジェンダーロールを強化するような思想を入れ込んではいけない、と言う考え方が最近とても根強いようです。女性は痩せていてかつグラマーでなければならない、男性は勉学に励んで要職に就く努力をすべきだ、そのようなストーリーを内包する広告は全く歓迎されず、場合によっては規制されます。
そういう話を聞くと我々などはあまりに過激だと思うものですが、これもパブリックとプライベートの問題なのです。広告というのは黙っていても目に飛び込んでくるものでしょう? その様に個人の意志で選択ができない情報なので、これは大いに公共的な性質のものだとされています、この様な性質の情報をpush型の情報と言います。自分から好んで選択しなければ行きあたらない例えば書籍などのpull型の情報とは違うという事ですね。ゾーニングの問題というのも実にこの様な話と関わるものです。
とはいえ先にも述べた様に、どこまでがパブリックでどこからがプライベートと言えるかは難しい問題になります。映画はパブリックかプライベートか? 大々的に公開されるビックバジェット映画はパブリックで、細々とした単館上映はプライベートかもしれません。でもどこで線引き出来るかは決めきるのは無理でしょうね。曖昧さはどうしても残ります。
しかしどうでしょう?公私の線引きをしようという努力はなされるべきで、それは正当だと思いませんか?そして公私の線引きのない差別根絶の指摘はそれ自体無意味だというのは前のエントリでもしていますし、貴方も同意見かと思います。とかく日本人は何が"公共"なのかという事に対する意識が著しく低いのだと思います。それには様々な理由もあるのだろうと思いますが、しかし差別というロジックをこの社会にインストールしなければならない以上、それについてをこそ考えなければならないという主張に、元増田は反論できますか?特に反感を覚えるところはないと思いますけどね。
そうして元増田は差別差別と喧しく他者を指弾するヒステリックなプライベート侵害野郎とは決別して、決然と賢くなる道を歩み始めることができるのでした。めでたしめでたし。
└◯夫の急な気の迷いによる家庭への反発だよね
└△当日に頼むのか?
└×正しいに決まってるだろ
└×え、"いいパパ"の概念を元に演じてたの?!心底愛してないんだこの人、、、(=実は元々"いいパパ"をやってないと解釈)
└◯"自分の親父"を考えると急な気の迷いによる家庭への反発もまぁあるかもね
└△軽鬱派
└△当日に決めるのか?
└×ケーキのことを考えろ
└◯親父みたいにカッコつけたいのね
└◯夫の急な気の迷いによる家庭への反発だよね
└△後輩気を使うだろう
└×家でパパを今か今かと待ってるのに鬼畜過ぎ
└◯夫の急な気の迷いによる家庭への反発だよね
└後輩気を使うだろうな
└×パーティの用意までしてあるし「パパもうすぐ帰ってくるよ〜」とか言って、おかしーなーって電話までしたのに、中断して子供寝ちゃってるなこれ
└×子供かよ怖い
└◯夫の急な気の迷いによる家庭への反発だよね
└△軽鬱派
└×「急に風呂に入りにいってごめんね」だけに謝ってるわ、飲みに行ったり電話取らないの謝ってねぇぞ
└◯ちゃんと謝って改心したので偉い
└◯ハッピーエンド
└△夫婦関係終わってるからこれくらいしかやり取りしないんだ怖い
└△奥さんは、夫をそういう人だと分かってて受け入れてるのね
└×え?ハッピーエンドなの?なんで?
(ケーキ、グローブの買い物1h、飲み1.5h、電車0.75h、風呂0.75hで4時間、定時18時なら22時過ぎてるから寝てたんじゃ)
└×なんにも解決してねぇし、勝手にスッキリしてんじゃねぇよ。子供も妻も、「誕生日をないがしろにした」不信感はずっっっと残るからね(妻目線だと浮気も疑える)
└×解決した風だけど「よし、これからも"いいパパ"演じていこう」みたいに見えるんですけど旧時代かよ
└◯気の迷いは洗い流されたね、良かった良かった。優しいね牛乳石鹸。
└△夫婦関係終わっても日常は続いていくよね諦めて頑張ろうね俺たち
└×△結局、キャッチコピーがそもそも合ってないから違和感を生む
└×CMやめろ
└×意味不明
└◯意味は分かれよ
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その他たくさん
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"製作者の意図"としての正解はあると思いますが、あえて?説明や状況を端折ってある映像なので、
複数のルートに分岐出来るかと思うので、どちらが正しいかとかはないのではないでしょうかと思いましたが
いかがでしょうか。
「クソ」
「下手」
も
「良いCM」
も、相互理解の一助にはならないかと思いまとめました。否定派バイアスありますが。
そして、みんながどのルートを辿ったか聞いてみたいと思いました。
私は3児の父で、家族を溺愛し妻と仲良くやってますが、全て×ルートを辿ってしまいました
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この物語は伝承などに従ったフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
また、伝承は諸説有り、違った見解や物語を持っているものがありますが、これはそれらを否定するものではないことをあらかじめ申し上げておきます。
昔々ある所に、地域に貢献しながら元気に頑張っている2人家族がいました。一人は雅、もう一人は晴と言います。
体力に自信がある雅は、山(※この家族は入会地の権利を持っています。許可無く私有地・共有地に立ち入ることは法により罰せられる場合があります)に芝刈りに、晴は川へ洗濯へ(※この家族は水利権を持っています。安全上問題の無い処置の他、特別な訓練を受けています。もし真似をしたことによる損害が発生しても責任は追いません。また環境に配慮した石けんを使用しており、環境に影響を与えることはありません)出かけました。もちろん、二人の役割は固定されているわけではなく、ジェンダーに捕らわれない公正な考え方、ジェンダーではなく個々人に目を向けた正統な役割分担によって相談し当番制を敷いていて、今日はたまたまこの役割だった事は、言うまでもありません。
すると、川の上流から大きな桃ののようなものがどんぶらこどんぶらこと流れてきました。晴は桃を拾い上げると、警察に届けました。警察は、桃はそのままで保管する事は困難であると判断して、遺失物法に基づき手続きを実施、売却をしてその代金を保管することにしました。
雅と晴は二人で相談して、合議の上でお互いの財産から半分ずつお金を出し合い入札をして、桃を手に入れました。入札額は桃の価値に対して十分な金額でした。
持ち帰った桃をわってみると、なかから元気な子どもが! 二人は大変驚きましたが、子どもが生まれたことは事実であり、桃から生まれたと言う一点だけで差別したりはしません。二人は適切に子どもの世話をすると共に、役場の担当者に連絡、村長が棄児発見調書を作成して戸籍がつくられ、児童相談所に預けられました。この時、従来からの慣例に従い、子どもの命名は発見した保護者が行う事にもなっているため、二人は悩んだ末、ジェンダーニュートラルな名前「桃」と名付けました。(※なお、桃は二人でおいしくいただきました)
その後、これも何かの縁(※特定の宗教を意図したものではありません)と考えた二人は、正式な手続きを経て、桃を特別養子縁組の仕組みをつかって引き取るり、大事に育てました。もちろん、二人は養子として迎えられなかった子ども達が一律に不幸だと考えてこの行動をとったわけではないのは、言うまでも無いでしょう。
時は流れて、大きくなった桃(※事実を述べたに過ぎず、病気あるいは遺伝的特徴から大きくなれない事を揶揄する意図はありません)は、鬼ヶ島へ鬼退治(※法的処置に基づく、強制行動のことをさします)に行くことになりました。
もちろん、鬼たちは、鬼というだけで差別されているわけではなく、特定の島を不法占拠した上で、強盗・誘拐など、日本国法、並びに国際法、国際通念などと比較して、多くの人が反社会的行為だと言うような行為を集団的に実施している上に、暴力的な行為によって不当に取り締まりを逃れているため、対処の必要があると判断されているものです。
法的な召還にも応じず、命令にも従わないため、強制捜査や代執行などが決定されたものの、治安機関による取り締まりや、軍隊の出動などを実施した物のいずれも失敗したため、法的な手続きを踏んだ上で実施されています。一方的に鬼の人権を排除するような点については違憲の可能性も考えられるため、国会では議論に議論が重ねられ、特別立法によって、一連の鬼退治を桃に委託することに決定されました。報道各社の世論調査でも、読売新聞の調査で支持する、どちらかというと支持するを併せて8割以上が賛成、朝日新聞の調査でも7割以上が賛成するなど、世論の支持も得ています。
(なお、この文章は、現在国会で行われている、組織犯罪処罰法(通称、共謀罪)や、改憲論議に対して、何らかの意見、影響を与えることを意図した物ではありません。)
当日の料理当番だった雅が作った(※雅はジェンダー的役割の押しつけによって料理当番を実施しているわけではなく、個人に着目した能力に応じ、二人で決めたルールによって自発的に実施しているものです)きびだんごを腰にぶら下げて鬼ヶ島へと出発しましたが、道中、犬、猿、キジが現れました。桃は、彼らに、脱酸素剤などをつかい、添加物などを使わずに適切に保存したきびだんご(※動物に有害なものは入っていない特別な物です。一般的なきびだんごを動物に与えると動物の健康に悪影響を与える場合があります。また、野生動物に食べ物を与える事は、条例によって罰せられる場合があります)を、アレルギーなどがないかを確認した上であたえ、動物愛護法などに定められた、また、社会的にも正しい動物福祉の元で彼らの協力を得て、鬼ヶ島へと渡ります。
鬼ヶ島では、鬼たちが【青少年の健全育成に不適切な表現。ゾーニングされていないバージョンは正式な手続きにより読む事ができますので、検閲ではなく、これは自主規制です】の最中でしたが、人道的に問題があるとされる奇襲などは行わず、あらかじめ用意された裁判所からの令状を、十分に聞こえる様に読み上げ、鬼たちがそれに従わないことを確認すると、法令に則り代執行を宣言、【青少年の健全育成に不適切な表現。ゾーニングされていないバージョンは正式な手続きにより読む事ができますので、検閲ではなく、これは自主規制です】の末に、鬼らを後からやってきた治安機関の職員に次々と引き渡していきました。この時の罪状は公務執行妨害の現行犯逮捕です。鬼たちは今後、弁護士がついて公正な司法のもと、裁かれることになりますが、罪が確定して有罪になる迄は、あくまでも罪人ではない事に配慮し、実名は記しません。
また、この行為について、鬼側に死亡者が発生しているのではないかという指摘がありますが、事実無根であり、ここで行使された武力は正統かつ、やむを得ない範囲で十分に配慮されたものでした。
鬼たちが悪行で集めた金銀財宝などは、特別立法に基づき、国が指定した弁護士、管財人によって管理されます。有罪が確定したあと、確認が行われた後に被害者に分配されることがきまっています。故に、桃らが横領したという指摘にはあたりません。桃はここから報酬を受け取るのではなく、国から各種規定に基づきあらかじめ定められた報酬を受け取りました。これは桃が果たした社会的な役割を鑑みると正統な報酬であると考えられる範囲の金額であり、会計検査院の監査を受けた上で、妥当だと証明を受けているものです。
個人のプライバシーがあるため詳細は省きますが、報酬の用途は、実家のすぐ隣に新たな家を構え、その後は自立した大人として暮らすために使われ、桃はこれが国民の血税であることを十分に認識しながら、感謝の気持ちを忘れることなく、決して不当な事に当てられたことはなかったということだけは記載しておきます。
被害に遭われた方々の事を思うととてもめでたしめでたしなどと言うことはできない凄惨な出来事ですが、それでも、桃が自らの役割を果たしたことで、社会秩序・治安といったものが守られ、公共の福祉が成されました。今回は暴力という手段によってしか解決ができなかったことは大変に不幸であり、桃、または登場する人物もその点に遺憾を表明しており、やむをえずおこなったものです。
これは、桃は特別な訓練と、公正な立法措置によって行われた事であり、通常行うと重大な事故に繋がったり、罪に問われる場合がありますので、真似をしないでください。
https://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/self_all_01.html
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1707/04/news117.html
http://www.huffingtonpost.jp/2017/07/05/ac-japan-ad-campaign_n_17389562.html
https://srad.jp/story/17/07/06/047224/
私にとって「けものフレンズ」のどこがそんなに好きなんだろう、っていつも考えているけれど、
その答えの一つに「RPGっぽい」っていうのがあると思う。
何も出来なくて何もわからない状態から、サーバルちゃんと一緒に変な名前を付けられて旅をするの。
途中敵も出て来るんだけどそんなに強くなくて、いろんなイベントが起きながら、まあ、いい意味でだらだら旅が続くんだよ。
でもある日とんでも無いことが起こって、行くことになるとは思わなかった「山」へ登りそこで…
自己犠牲や友情の分量のバランスが良くて、それがここぞという時にだけ出て来るところも上手く出来ている。
でも、めでたしめでたしで終わるんじゃなくて、ちゃんと新しい旅が始まるところがいいんだよね。
ぼくはまた、サーバルちゃんと一緒に旅をするんだ。
http://isumi.rail.shop-pro.jp/?eid=2918
「腑に落ちた!」
「結論出たね」
「人の気持ちに寄り添った優しさ」
「すばらしい」
「完全に同意」
「もやもやを代弁してくれた」
「中立的」
怖いんですけど。
中立?記事の入り口でちょちょっとバニラの非を指摘しといてるだけじゃん。
何と何の中に立ってるの?
事前連絡あったら断っていたらしいけど?そしたらはいじゃあ諦めますと言うのがあるべき姿ってことか。
最後のほうの「今回限りということにしましょうね」って言い方、
小さい子に「おりこうさんにしましょうね」と言うかのような言い方でゾッとする。
おりこうさんにしといて変わる社会ならよかったね。
先日のPRつけるつけない騒動のときの徳力氏エントリ思い出して、
え、まさかこれでめでたしめでたしって収束してしまう?と怖かったけど、
いまだに騒動おさまってなくてほっとした。
実際、この社長が身近にいたらいい人なんだと思うよ。
同業者の事情とか、健常者への迷惑のことはすごく考えてくれてるもん。
正しいものとは思えない、
そんな意見が半分くらいあってもいいと思うのに、
こんなにも絶賛の嵐なことに絶句。
優しい文章って、多数派にとって気持ちがいい文章、ということ?
社長が言う「他の人に迷惑をかけないように」をすべての障害者が遵守していても、障害者に迷惑のかからない社会がどんどん勝手に実現したらいいのにね。
むかし猿と蟹がいました。
猿は無職だったのでだらだらと過ごしていました。
そこに塩おにぎりでご機嫌の蟹が通りかかったので、空腹の猿はたまたま手に持っていた柿の種と塩おにぎりを交換しようと言いました。
塩おにぎりは食べたらおしまいだが、柿の種は植えて育てれば沢山食べれると。
蟹はそれはいいと言って種をもらいました。
それから8年後。
柿の木は身を収穫出来るまで大きくなりました。
しかし蟹はご覧の通りの姿なので木に登ることができません。
猿は驚きました。こいつあの時の種を植えていたのかと。
見ると確かに柿木は立派に育っていました。
こいつはいいや。
猿は快諾したフリをして木に登り、柿の実を食べ始めました。
しかし猿は、
「これでも食いな!」
「ぎゃぁぁぁ!」
まだ青い柿を蟹に向かって投げました。
蟹は死にました。
「許せないウス!」
「復讐だビー!」
「こらしめるクリ!」
「天誅だモー!」
話を聞いた蟹の友達、
臼、ハチ、栗、牛は猿に仕返しすることを決めました。
蟹が生前猿の為に用意したご馳走があると猿に伝えると、早速ノコノコとやってきました。
「ごめんよっと」
猿が引き戸を開け中に入った瞬間に、上から臼が落ちてきました。
臼の下は真っ赤に染まりました。
ハチ、栗、牛の出番はありませんでした。
こうして猿も死に、家の裏手の墓地に猿と蟹は一緒に葬られました。
あいつらは「批判」をすっごい悪いことって意味で使ってるの。
「批判」は和を乱すとか喧嘩を売るって意味でしかない。ケチをつける。因縁をつける。人の気分を悪くする。
批判は、すごくネガティブな、ピースフルでない、縁起の悪い行いなわけ。喧嘩とかケチ付けってことなわけ。
と、ここのコメントの1つ
研究者の頭脳と時間を、違うことに使いすぎている - 日経テクノロジーオンライン → ブコメ
基礎研究と応用研究、政治家はアカデミズムと算数ドリルがまだ区別できておらず「基礎なんかすっ飛ばして最初から応用問題が解けた方が効率よいし偉くね?」って本気で思ってそうなくらい、基礎研究軽視だからなー
2017/06/24 17:10
なんで歴代ノーベル賞受賞者の面々が口を揃えて異口同音に「日本は基礎研究に予算かけなさすぎ」って叫んでるのに、政治が一向に基礎研究への予算配分増に対して及び腰なのか、
一方で金欠だ振興費はもう頭打ちだと言う割に「チョコレートで脳が若返る」とかいう、明治のPRにノせられスライドだけ無駄に立派なトンデモ似非研究に内閣府が飛び付いて、予算がすんなりタンマリ通るのか、自分の中で勝手に謎が氷解した。
いつもなら「選ぶ側の政治家が科学や研究学問に対して無知無理解だから」「真偽を判断するだけの科学リテラシーと知識が無いから」で済まされて、最終的に「日本の政治家がバカばかりなのが悪い」と結論づけられるが、
多分それだけじゃない。使ってる言語体系と価値観の相違も勘定に入れるべきだったんだ。
つまり、内閣府の皆さんや現行の政治家の皆さんの多くが「基礎研究」「応用研究」の頭に付く「基礎/応用」という修飾語を、我々と違うニュアンスで捉えてるかもしれない、ってことだ。
・「基礎研究」と「応用研究」(大学や研究機関)
・「基礎問題」と「応用問題」(数学の問題集)
似てるようで全く異なる両者を、同じ意味でイメージしていらっしゃる可能性が非常に高いかもしれない…ってことだ。
つまり
「基礎研究というものは、延々と3+(-4)=-1… みたいな、計算ドリル初歩の練習問題を繰り返してつまづいている段階であり、それすらすぐ正答できないという事は無知で後進的で恥ずべきこと。
基礎なんかはもうとっくに出来てる前提で、応用研究(問題)がスラスラ解けるようになる事が到達目標であり良いこと。だから限られた研究予算は、基礎研究(問題)なんかをいつまでもダラダラやってる子(大学)よりも、
成果がすぐ見える応用研究(問題)をいっぱい手がけてる優秀な子(大学)に優先して配分するよ!」…という盛大な勘違い価値観のまま、表彰対象を選んでる可能性がある。
…いやそれも「連中が無知なのには変わりないだろ」と突っ込まれるかもしれないが、純粋に知らないのと、知ったつもりで誤解したままなのでは話が別だ。
もし「基礎<応用」という上記のニュアンスで捉えている人が多かったら、科学者の"基礎研究を大事にしろ"の声が政治家に届かない理由も分かる。
"基礎研究なんて膨大な無駄の中からほんの少し凄いものが出てくるって世界(id:k_oniisan)"っていう正論も、「基礎の段でつまづいてるような出来の悪い子が、こづかい減らされるのを恐れて出来ない理由と言い訳を並べている」
としか受け取られていないかもしれんわけだ。たまーに偉いノーベル賞受賞者の先生が擁護して同じことを言っても、「出来の悪い子を、自分の身内やお友達や生徒だからって庇い立てしてるだけだ」と見做されているわけだ。
他方、基礎を終わらせて、もしくは基礎を飛び級して、成果の出る研究、金になる研究、応用研究に軸足を移し、先駆けて沢山手がけている子こそが優秀であり、高効率であり、限られた科研費の優先投資先として
相応しいのだと。そういうロジックで選んでるのだとしたら、民間企業協力のキャッチーな予備実験や仮説もどきの方が最先端研究だと持て囃されるのも実に納得だ。
そりゃ平行線にもなるわ。
書いてて絶望的になってきた。自分だけの思い込みかもしれないけど、これで科学立国とかマジで無理ゲーじゃね?
思った以上に賛否色々とブコメ、トラバを頂き、話題をすぐ畳むのが勿体なくなったので折角もう少し風呂敷広げてみよう(広げた後に収拾する気があるとは言ってない)
・id:outalaw 「予算」という言葉がすれ違っていそう。科学者たちは恒久的な人件費を含めているが、行政は一時的な雇用費や物品費こそ予算と捉えており、行政のいう予算は横ばいだが科学者のいう予算は減り研究時間も減っている。
・id:death6coin トランプアメリカはもっと低い次元にいそう/http://www.nistep.go.jp/archives/32530によれば予算的には減っていないが出どころが変化しており、研究者に成果へのプレッシャーがあるのではないかとの分析がされていた。
確かにその可能性も高そう。年度毎に補助金申請書を書き直さなくてもよい永続的フローが保障される事を要求する研究者サイドと、◯期活動分のキャッシュを確保することに奔走し、科研費増なんて出来るわけがない現実を見据えてる政治家サイド。
かたや「基礎研究への予算が増えない」と嘆き、かたや「予算は水準維持してる」と主張するのも、どちらかが嘘付きって事ではないはず。おなじ「金」のことを話してるんだからすれ違うはずがないと思いきや、両者の中で定義が違うままと。
で、河野太郎の研究者の皆様シリーズもまた、ブクマ上位によく来る人気エントリだが、結局できる事は"成果を生まない大型プロジェクトをつぶしてほかのことに振り替えるか、または成果を生まない研究者の予算をほかに振り替えるか"
実際上記の通りプレッシャーかかってますね
*id:kaeuta 馬鹿にしたい気持ちはわかるが、今の政権は経済産業寄りという点に尽きる気が。国民感情的に「膨大な無駄」が許される状況ではなく、基礎研究がすぐに金を生まない以上、金になりやすい応用研究が推進されるのだろう
*id:mainasuplus 増田にもあるけど、短期的に金になると想定される分野にしか研究費を突っ込みたくないのだろう。基礎研究や文系学問に研究費が落ちてこないのはほぼこれに尽きると思う。
予算は限られてて、社会保障費並の伸び率で野放図に増やすわけにはいかない。じゃけんせめて、振り分ける対象の厳選仕分けと優先順位付けくらいきちんとしましょうね~ という大筋は正しい。
が、それでも「基礎研究に割り振る比率はもう十分与えたから、与えられた枠内で工夫するか減らすかしてね」には強く反対する。
また抽象的な例え話に飛ぶが、国民も政府も喉が渇いてて、収穫すればすぐ生食できて喉が潤う万能フルーツ『成果』の大規模栽培を皆が渇望しているわけで。
収量予想や収穫期限コミットまで厳しくガン詰めされているので、使える湯水(金)も限られ、なおさら『成果』を優先栽培する以外に選択肢はないわけで。
でも、その『成果』を栽培するにあたって必須となる土づくりと肥料、その名も『基礎研究』…これは今すぐ食えるモノじゃないし成功の保障も低いから、金かけるのは後回しにしてね。そう言ってるわけだ。
もしこれから科学事業を再び仕分けていくにしろ、まかり間違って奇跡が起き科学振興予算が倍増するにしろ、上記の思想ベースである限り、どれだけ湯水の如き金があっても、きっと土壌と肥料は最後まで後回しで、
皆こぞって効率良い『成果』の密植技術開発に明け暮れるのだろうね。やがてサイエンスという土壌は、キャパを超えて過剰密植された『成果』に養分を吸われて徐々に痩せてゆき、追肥もされないので
最期は何も生えない不毛の大地だけが残りましたとさ。めでたしめでたし。
これには強く同意する。事業仕分けとかで管轄範囲の権益を侵さない限りは、知った上で正しく確信犯として野放しにしてる感
「ボケ、痴呆→認知症」っていう事例もあることだし、たかが言葉遊されど言葉遊び、形からでも変えてみる意味はあるかもね。
但し、「障がい者、子ども、メクラチビゴミムシダマシ」のように、無理に言葉狩りして理念が追い付いてない、仏像彫って魂入れずだと反感を買うおそれもあるね
一度流行ったネタはフォロワーが出るのか同じ展開の話ばかりがグルグル回っていた。
泥ママが泥棒した物を勘違いして使い負傷、怒った泥棒ママの旦那が抗議にくるが泥棒したものと解ると泥ママをとっちめてめでたしめでたしみたいなのとか
泥棒したボタンをコンタクトと間違え無理矢理目に突っ込んで失明みたいな有り得ない話でも「やたらに泥棒ママの話を見るし女は泥棒ばかりなんだな」とか真面目にコメントしてる人がいて不思議な空間だった
綺麗な人が電車で騒ぐ子供と親をとっちめて車内の乗客が一斉に拍手みたいなのも流行りまくってた
そういうののコメントでも「ネットでマナーの悪い子持ちの報告がある限り全ての子持ちは反省するべきだし自分は子持ちを叩く」とか息巻いているのが居た
あれは本気で思ってたんだろうか
むかしむかしあるところに、おじいさんがいました。おばあさんもいたような気がします。
おじいさんは犬を飼っていました。
名を平八といい、それはそれはとてもかわいい犬でした。
ある日、おじいさんが畑仕事をしていると、
平八の命令通りに地面を掘ってみると、大量の小判が入った壷が見つかりました。
おじいさんはその小判でもう一生働かないで暮らしていけるようになりました。
このことを隣のおじいさんとおばあさんに自慢したところ、
「それなら私達にもその犬を貸してくれないか」とお願いされました。
おじいさんは快諾しました。
「しめしめ。これで私達も大金持ちだ」
おじいさんとおばあさんは平八を自宅の裏庭に放ちました。しかし平八は寝転んでしまい、やがて鼾をかいて寝てしまいました。
翌日も、その翌日も平八は寝たままで、いつまで経ってもお宝の場所を教えてはくれませんでした。
「むむ!このクソ犬め!」
おじいさんとおばあさんは平八を棒で叩きました。
「キャイン!」
平八は叩かれたくないので、
「ここを掘れ!」
と渋々言いました。
「ひぃやったぁ!」
おじいさんとおばあさんは狂喜乱舞。
一心不乱に掘り続けました。
すると大きな大きなつづらが出てきました。
「ひゃぁぁぁ!!」
おじいさんとおばあさんは妖怪と一週間戦いました。
そして、
「このクソ犬がぁ!」
ついには平八を叩き殺してしまったのです。
「なんてことだ……」
「ふん!このクソ犬がいけないんだ!」
隣のおじいさんとおばあさんは悪びれる様子もなく、唾を吐いて帰っていきました。
「平八……」
おじいさんは大変悲しみました。
涙を流しながら平八の亡骸を燃やしました。
そして平八が大好きだった桜並木を歩いたのです。
「わしは平八と共に居たい。金はあれども大切な者はみんないなくなってしまった」
おじいさんは叫びながら灰となった平八を撒きました。少し疲れていたのです。
でも、撒かれた灰は風にのり、冬にも関わらず桜を満開にしたのです。
「こ、これは!」
『おじいさん。僕はここにいるワン』
平八の声が聴こえたような気がしました。
おじいさんは笑顔になりました。
この気持ち、みんなに分け与えたい!
「この灰さえあれば、枯れ木だって花満開じゃ!」
おじいさんは練り歩きました。
「枯れ木に花を咲かせましょう!」
おじいさんは叫びながら練り歩きました。
村民達は静かに見守りました。
しかし!
「あ、あれを見ろ!」
「は、花がぁ!」
そうです。そうなんです。おじいさんが平八の骨をまいた木は、すべて桜の花が咲いていたのです。
この噂を聞きつけたお殿様はおじいさんと城へと招待しました。
「一体何をしているのだ?」
「花です。花を咲かせているのです」
「大丈夫か?」
「大丈夫です!これをごらん下さい!」
おじいさんはリズミカルに灰をまきました。
すると、城の庭に植えられていた枯れ木が
見事な桜になりました。
「す、すごい!」
「でしょう?」
「ほうびをやろう!」
その噂を聞きつけたお隣のおじいさんとおばあさんはその灰を少し分けてくれとお願いしてきました。
大事な大事な平八を叩き殺した張本人達でしたが、おじいさんは快諾しました。
「これで今度こそ……」
隣のおじいさんはおばあさんは手始めに自宅の裏庭にある木に灰をまきました。
すると花が咲きました。灰色の花が咲きました。
その花は直ぐに地面に落ち、無数の触覚が生えてきたのです。
「ひっ」
灰色の花達から伸びた触角が隣のおじいさんとおばあさんに突き刺さりました。
血が垂れて、触角づたいに花に触れました。
全ての花は赤く染まりました。
「これはこれは。見事な花を咲かせましたね」
平八の飼い主であったおじいさんの言葉が、二人に聞こえることはありませんでした。
追記
これを書いた後に答え合わせをした。
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=21
大体当たっていてよかった!
まず彼女とKの関係は大きく改善され、彼女もKを好きだとはっきり言えるようになった。「今までで一番好き」だと。そしてKが彼女のことを一番に思ってくれることを感じるから本当に今幸せだと。今までKに対して抱いていたモヤモヤを僕のおかげで形にすることができ、そして本当の意味で互いに好きだと言い合えるようになったと。
それと同時にKは僕が彼女に手を出したことを知ってもう二度と関わりたくない、顔も見たくないと言っていることも知った。もう長い長い、本当に長い付き合いだった大切な友人が消えた。覚悟はしていたけれど、本当に心が痛んだ。ズキズキと痛んだ。そして僕がKの彼女に手を出したと言う情報は一部の間で広まっていて、僕は同期数人の信頼を失い、また友人を失った。
僕は彼女に対し、今でも好きだということを伝えた。伝えなかったら絶対に後悔しただろうから。それに対して返って来た答えは、「それは嬉しいけど、今はもう自分のKを好きだという感情がゆるぎなくなっていて、今まで見たいな不誠実なことはできないから、君の感情を受け止めることはできない」との答えだった。だから、「受け取っておく」と言う表現で終わった。
全てが終わったんだと僕は思った。僕は最大限の努力をもって、そして最大限の自己犠牲によって、当初達成する予定だったKと彼女の関係改善を見事達成し、それどころか彼女の中の「好きという感情は何なのか」という疑問に対する大きなヒントを与えることに成功した。そして二人は真実の愛で結ばれたんだ。めでたしめでたし。
僕は当初達成する予定だった目標を達成したに過ぎない。そう、そうなんだ。僕は立派に任務を果たした。
僕は彼女のことが本当に好きだったし、どんな話題に関しても面白い着眼点を与えてくれ、聡明な彼女のことを一種の尊敬の念も含めて本当に心から愛していたし、彼女も僕のことをほぼほぼ好きになりかけていた気がしたけど、そんなものは幻想だったんだ。
彼女の大学受験に関しても心から応援していたし彼女の夢を語る横顔も、彼女が自分の状況に苦しむあの涙も、楽しそうに笑うあの笑顔も、そして時に僕を強い言葉で注意するあの強い眼差しも、何もかも僕は受け止める努力をしたけれど、そんなものは全部最初からあくまで添え物の一つでしかなかったんだ。
あくまで僕は主役じゃない。主役級の脇役に過ぎなかった。
もう終わったんだよ、僕と彼女は。
だってそうじゃないか。どんなに幸せにイチャイチャしてても、喘ぎ声の中にKの名前がなんども混じってたじゃないか。彼女は僕とKのことを何度も間違えたじゃないか。結局僕は永遠の二番手に過ぎなかったんだよ。なんでそれに気づかないふりをしてたんだ、僕は。結局代用品だったんだよ。そこにツッコミを入れると虚しくなるから、結局僕が代用品に過ぎないことを思い知るだけだから、見て見ぬ振りをしただけじゃないか。ヒントは最初から出てたんだ。
僕はやるべきことをやって、その結果いろんなものを失った。僕と彼女の関係は友人関係に戻ったに過ぎないけれど、思い出までリセットされるわけじゃない。複雑な感情を抱えたまま元に戻れと言われて、仕方なく引っ込んだに過ぎない。
僕はカッコつけて、「君が幸せならそれでいいよ」とか言って、「君が僕に身を引けというのなら素直に身を引くよ」なんて言って。本当はそんなはずないのに。一歩たりとも引きたくなんかないのに。本当に好きで好きで仕方ないのにな。なんでそんなこと言ったんだろうな。多分嫌われたくなかったんだよな。優しさなんて糞食らえだ。なんでそんな状況に至ってもまだ僕は彼女に優しくしようとするんだ。
「今も僕は君のことが好きだ」って、なんだそれ。未練タラタラのしょうもない男じゃねえか。本当に本当に大好きなんだよ。どうすればいいんだよ、この感情は。
彼女との思い出は僕の中でずっと色褪せないし、忙しくて本当につらかった時も長期休暇で帰省してまた彼女と会えると思ったらどんな苦労も乗り越えられたし、僕はそのために必死になって頑張っていたのに。大学を辞めたいと思っていた僕は必死に勉強する彼女を見て大学を卒業するために努力したし、仕事だって残業も休日出勤も耐え忍んだのに。彼女と見たい映画もあったし、彼女に仕事の愚痴だって話したかったし、彼女の学校の話や思い出話を聞きたかった。
僕は遊びなんかじゃなかった。本気だった。でも同時に、彼女を落とす直前まで行ったのにそこであともう一押しができなかった。最後の最後に日和った。イチャイチャしてる時も、「早く私を落としてよ」って言われてたのに、最後の一手が指せなかった。
世界に女が何人いるかなんて考えても仕方ない。ここまで僕が好きになった人はいないし、一つ一つ、日常のつまらないことすらも共有し合って心から面白いと思えたのも彼女だけだ。他の女性とそんなことしたって、ただ退屈なだけなんだ。
でも僕は変なところで真面目と言うか、まあヘタレだから、Kと彼女の関係を引き裂くために努力することは絶対にできなかった。そんなことは僕の良心が許さなかった。その中途半端さ、中途半端な優しさが、結果として全てを失う結果を招いたんだ。
人の彼女に手を出しておいて何言ってるんだという話もあるだろうけれど、そんなこと言えるのは同じ状況に陥ったことがない人だ。ただのイマドキのJKに興味本位で会ってみたら、そのJKが本当に僕と気があう人だったんだ。そんな状況で、しかも彼氏との関係は冷え込んでいる。そこでそれでも手を出さずに努力できる人は尊敬するし、聖人だとも思うけれど、同時に僕は信頼できない人だとも思う。
女子高生だったから、可愛かったからじゃない。彼女が彼女だったから、僕は好きになったんだ。
好きになってしまったことが悪い。でも好きになる以外選択肢がないと言う状況だったんだ。
でももう、全ては終わった。
もう僕はいつ彼女とまた恋人関係になっても構わないように、僕は自分の人生を生きることにした。虚しい希望かもしれないけれど、今の僕にはその虚しい希望にすがりつくしかないんだ。彼女との関係が切れたわけでもない。僕はただ彼女に相応しい人間になることだけを目指そう。そうして生きていく中でいつかまたいい出会いがあるだろう。そう思うことにした。あの時の占いは正しかったのかなと思う。
こんなことになるぐらいならあの時連絡が来た時に無視していれば良かったとも思う。でもそうしたら僕は大学を卒業することもないままフラフラしていただろうし、こんなにも自分が成長することはできなかった。父から「お前はこの数ヶ月でずいぶん成長した」なんて言われたけども、それだって結局は彼女と出会えたからだ。彼女にとって相応しい男になろうと必死に努力した結果だ。
運命の出会いなんて信じていなかったし、運命の出会いなんて僕は一生使うことがない単語だと思っていたけれど、確かに彼女との出会いは運命の出会いだった。そして彼女と出会えたことで僕は大きく変わることができた。
だから僕は彼女に出会ったこと、そして彼女に恋に落ちたことについて全く後悔はない。手を出したことについても何一つ後悔の念はない。
今はまだ全く諦めがつかないし、毎日LINEで「ただいま」って言う相手がいないというのは非常に寂しい。でもいずれこの寂しさにも慣れて諦めがつく。そうやって人は生きていくんだって。そうやってみんな少しずつ日常に戻っていくんだって。でもそうやって寂しさに慣れて諦めるということは、僕はそれをとても悲しいことだとも思ってしまうんだ。
それでも僕は、悪いですか?
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。
おじいさんは山へ芝刈りに。
おばあさんは川に洗濯に行きました。
おじいさんは芝狩りに行く途中、景色が綺麗だなと思いました。
おばあさんは川で洗濯をしていました。
すると、上流からどんぶらこっこ、どんぶらこっこと大きな大きな桃が流れてきました。
「あら」
おばあさんは驚いて洗濯物を全て川に流してしまいましたが、気付きませんでした。
「よいしょ」
おばあさんは勇気を振り絞って上流から流れてきた大きな桃を掴み、岸にあげました。
「ふう。こりゃ大きい。これでしばらく食べ物には困るまい」
おばあさんは桃を家に持って帰りました。
「ひゃあ!なんだいこれは」
大きな桃を見ておじいさんは驚きました。
「なにって、桃だよ」
「はあ。こんなに大きな桃があるんだねぇ」
「とりあえず、食べましょ」
おばあさんは大きな鉈を取り出して、真ん中に切り込みを入れた後、
すると、桃が一度大きく揺れて、中からなんと赤ん坊が出てきたのです。
「「どひゃぁぁぁ」」
「おんぎゃあ!おんぎゃあ!」
「あ、赤ん坊じゃと?!」
おじいさんとおばあさんはそれはそれはとても驚いて腰を抜かしましたが、
桃から生まれた赤ん坊を桃太郎と名付けて育てることにしました。
それから桃太郎はおじいさんとおばあさんに育てられ、すくすくと成長しました。
しかし、その間に鬼が度々世間を賑わせており、何度かおじいさんとおばあさんの家には来て、
幼心に桃太郎はそれを覚えていて、鬼は悪い奴という認識を持つようになりました。
そして物心がつくと、桃太郎はおじいさんとおばあさんに言いました。
「僕、鬼を滅ぼします」
「えっ」
「も、桃太郎!」
「おじいさん。おばあさん。今まで育ててくれてありがとう」
「……そうか」
「わかったよ」
おじいさんとおばあさんは桃太郎の話を聞いてなんと無謀なと思いましたが、
村の相撲大会ではいつも熊を倒していたので、ひょっとしてと実は期待していました。
「よし!わかった」
「これを持っておいき」
おばあさんはご自慢のきび団子を渡しました。
「ありがとう!おじいさん!おばあさん!」
そうして桃太郎は家を出ていきました。
「鬼倒すとかさすがに草」
「桃太郎さん。桃太郎さん。お腰につけたきびだんご。ひとつ私にくださいな」
「むむ」
歌い喋る犬を前に桃太郎は大変驚きましたが、一呼吸置いてこう言いました。
「わかった。君は大変かしこい犬だ。このきびだんごをあげるから、鬼と戦いなさい」
「わかりました」
そしてまたしばらくすると、桃太郎の前に雉が現れました。
「桃太郎さん。桃太郎さん。お腰につけたきびだんご。ひとつ私にくださいな」
「むむ」
歌い喋る雉を前に桃太郎は大変驚きましたが、一呼吸置いてこう言いました。
「わかった。君は大変かしこい雉だ。このきびだんごをあげるから、鬼と戦いなさい」
「わかりました」
「桃太郎さん。桃太郎さん。お腰につけたきびだんご。ひとつ私にくださいな」
「むむ」
歌い喋る猿を前に桃太郎は大変驚きましたが、一呼吸置いてこう言いました。
「わかった。猿は大変かしこい犬だ。このきびだんごをあげるから、鬼と戦いなさい」
「わかりました」
こうして桃太郎は、犬、雉、猿という心強い仲間と出会ったのです。
しばらくすると港町に着きました。
「鬼ヶ島に行きたいのですが」
その後も何人かの漁師に聞きましたが、いい返事はもらえませんでした。
しかたが無いので桃太郎は漁師から安い船を購入し、それで鬼ヶ島へと向かいました。
鬼ヶ島に上陸すると、直ぐに鬼の形をした大きな門がありました。
「ようし。ここだな。ここに鬼がいるんだな。行くぞ!」
「はい」
「ええ」
「いきましょう」
桃太郎は勢い良く門を叩きました。
「はい。どなたですか?」
門の中から鬼の声が聞こえました。
「はあ。今開けますね」
すると門が開き、中から大きな鬼が現れました。
「どちらさ……ひゃぁ!」
「くたばれ!」
「ワン」
「ウッキー」
桃太郎は刀を鬼に向け、犬は牙を向け、雉は目をつつき、猿はひっかきました。
「うわぁ……ちょ、まってwwww」
鬼は言いました。
「それなら」
桃太郎達はつづらに入っている綺羅びやかな物品を目にして、刀を下げました。
「あっはっはっ!」
「ワン」
「ウッキー」
桃太郎達は手に入れたつづらを荷台に乗せて、おじいさんとおばあさんの所に帰ってきました。
「やや!」
「も、桃太郎!」
「おじいさん!おばあさん!つづら貰ってきました!」
「鬼を倒したんだね!」
「これで安泰だ」
「いや。鬼はまだいますよ」
「えっ」