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2018-03-09

[]浦島太郎

むかしむかし、あるところに浦島太郎という釣り好きの男がいました。

浦島がいつものように海辺釣りをしていると竿がピンと張り詰めました。大物の予感です。

浦島が渾身の力で釣り上げると「どんぶらこ、どんぶらこ」という謎の音とともに大きな桃が釣り針にかかっていました。

桃を割ってみると中から男の子が出てきたので、浦島は「桃太郎」と名付け大切に育てました。

 

すくすくと育った桃太郎に浦島は言いました。

「おい桃太郎、遠いところに悪さをする恐ろしいやつがいるらしいんだ。退治してきてくれないか?」

「父さん、それならもう征伐してきたよ」

「え?」

「や、なんか、こないだ釣りをしてたら犬・猿・雉が亀をいじめてたんだ。亀を助けてやると『ご招待します』とか言って、どこかに連れて行かれたんだよ。そこでヒーローみたいに崇められてさ、美味い食事や豪華絢爛なダンスパーティーがあったりして。とても美しい女性もいたな。贅沢は敵だって、父さん、よく言ってたよね。ぼく、そいつらを全員ぶちのめしてきたよ」

「え?」

「で、この箱を持ち帰ってきたんだ。開けるよ」

「おいおい、やめろ」

桃太郎が浦島の静止虚しく箱を開けると、中からは大量の煙が出てきて桃太郎はおじいさんになってしまい、山へ芝刈りに行きました。

めでたしめでたし

[]犬・猿・雉に育てられた桃太郎

むかしむかし、あるところに犬・猿・雉がいました。

三匹が川辺で遊んでいると、川上から「どんぶらこ、どんぶらこ」という轟音を立てて大きな桃が流れてきました。

犬・猿・雉はごちそうとばかりに桃を食い尽くすと、中から男の子が出てきました。

犬・猿・雉は男の子におそらく「桃太郎」と名付け、大切に育てました。

 

「犬・猿・雉さん、ぼくは鬼退治に行ってくるよ」

「ワンワンワン」

「ウキキキキ」

「ケーンケーン」

犬・猿・雉は桃太郎にきびだんごを渡しました。

 

道中、川辺洗濯をしていたおばあさんが桃太郎きびだんごに気づくとこう言いました。

桃太郎さん、お腰につけたきびだんご、一つわたしにくださいな」

桃太郎はこう言いました。

「鬼の征伐についてくるならあげましょう」

おばあさんがパーティーに加わりました。

 

桃太郎とおばあさんはさらに進むと、山で芝刈りをしているおじいさんに出会いました。おじいさんは言いました。

桃太郎さん、お腰につけたきびだんご、一つわたしにくださいな」

というわけで、おじいさんも仲間に加わり、進軍を続け、桃太郎とおばあさんとおじいさんは見事に鬼を退治しました。

めでたしめでたし

2018-03-07

[]かぐや姫桃太郎

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

ある日、おじいさんは山へ芝刈りに行きました。芝を刈っているついでにその辺に生えていた竹を割ってみると中から女の子が出てきました。

折りしも、おばあさんが川で洗濯をしていると中に男の子が入っていると思われる大きな桃が川上から「どんぶらこ、どんぶらこ」と明瞭な音を立てて流れてきました。

おじいさんとおばあさんは、竹からまれ女の子には「かぐや姫」と、桃からまれ男の子には「桃太郎」名付けて大切に育てました。

 

二人はすくすくと育ち、同時に愛情を育みました。そんなある日のこと。

 

桃太郎「かぐちゃん、何か様子がおかしいよ。これから僕たちの結婚式だってのに」

かぐや姫「あのね、私、隠していたことがあるの」

桃太郎「え?」

かぐや姫「私、帰らなければならない場所があるの」

桃太郎「え?」

かぐや姫「もうすぐお迎えがくるわ」

桃太郎「え?」

 

桃太郎は衝撃のあまり「え?」としか言えない病気にかかってしまいました。

「おい、待たせたな、かぐや

結婚式場の扉を破って現れたのは鬼でした。

「ああ、お迎えがきてしまいました。さようなら桃太郎」鬼と共に去ろうとするかぐや姫

 

そこに、おじいさんとおばあさんがきびだんごで買収した犬・猿・雉がやってきて鬼をこてんぱんに叩きのめしました。

泣きわめくかぐや姫。「なんということでしょう。私にはもうあなたしかいません、桃太郎さん。私を幸せにしてください」

桃太郎「え?」

一悶着のあいだにおじいさんとおばあさんは鬼不在の鬼ヶ島から金銀財宝を略奪していました。

皆は一つ屋根の下で幸せ暮らしましたとさ。

めでたしめでたし

[] #51-7「ノットシューゴ」

≪ 前

某日、『ハテアニ』の親会社にて。

「これを見てください」

フォンさんはそう言って、ダンボール箱を机に勢いよく置いた。

その中には、シュー監督降板に対する抗議文メールで届いた写しなどが大量に入っていた。

「もちろんこれだけじゃありません。まだまだ持ってきていますからね」

父たちの打開策はこれだった。

シュー監督降板に対する抗議文を、ひたすら募ったのだ。

重役たちは机の上に積まれ抗議文の山を、ただ黙って見つめていた。

それには理由があった。

「更に付け加えるなら、この抗議文スタジオにきたものだけです。皆さんの会社にも同じくらいの……或いはそれ以上の抗議文が届いたのではありませんか?」

親会社スポンサーにも、メールなどで抗議するよう世間に促していたのだ。

臭い方法だが、これが意外にも効果的だった。

そもそもシュー監督降板の要因は、親会社世間の風当たりを気にしていたからだ。

その世間が味方について、逆に親会社たちの敵になろうとしているならば、方針を変えざるを得ない。

「確かにシューゴさんの言動は反感を買いやすいです。色々とコンプライアンス違反やらかしています。でも、それは彼なりに作り手としての矜持が常にあったが故です」

「もちろんアニメというのは監督一人で作っているわけではありません。それを踏まえてなお、今の『ヴァリオリ』があるのはシューゴさんの存在が大きいですし、そしてこれからシューゴさんなしの『ヴァリオリ』なんて考えられません!」

当然、これは側面的な話でしかない。

抗議文を書いた人間の多くは『ヴァリオリ』のファンである人たちが多く、シュー監督を嫌う人たちは依然変わりない。

それでも、シュー監督が『ヴァリオリ』に必要であるという声も強いことを、否が応でもからせるにはベター手段だったのだ。

「皆さん、いま一度考えてみませんか。所詮アニメビジネスです。コンプライアンス大事でしょう。でも同じくらいクリエイター本位であることも大事なのです。それがアニメクオリティにも繋がり、売り上げにも繋がりやすくなる。なぜなら彼らが見たいのは、こんな水面下のトラブルではなく、あくまアニメなのですから


…………

こうしてシューゴさんは、今も『ヴァリオリ』の監督を続けているってわけだ。

ここで話を終えて、めでたしめでたし……でもいいかもしれないが、現実というものは綺麗に終わらないことが多い。

視聴率は下がっちゃいましたね……それでも十分に、人気と呼べる程度ではありますが」

「まあ、作り手が同じだからってクオリティが安定するかはまた別の話だからな。同じ監督が作っても続編でコケるなんてのは、よくある話だ」

シューゴさんはそう言っていたが、実際の出来はこれまでと変わらなかった。

大きな要因は他にあったのだ。

今回の一件は世間を大いに賑わし、大分ゴタゴタしてしまった。

そういった情報に敏感な人間バイアスがかかってしまい、アニメを楽しく観れなくなっていたのだ。

着ぐるみの中に人がいることを分かっていても、その中身を見せ付けられると興ざめする人間が出てくるみたいなものですね」

「マスダさん、あなたの例えは分かりにくいです。それにしても、作品の内容自体問題ないのに、こんなに顕著に反応が変わるんですねえ」

内面問題ばかりはどうしようもないさ」

「そうです。小便を完全にろ過しても、それが元は小便だと分かってたら嬉々として飲みたいとは思いません。変態でもない限り」

「マスダさん、あなたの例えは分かりにくいです」

「えー、つまり大半の受け手にとって、アニメってのは“現実から離れていて欲しいってことです」

「“現実”なしにアニメは作れないのに?」

「そんなものと向き合いながらだと、アニメを楽しめない人間だってたくさんいる。そして俺たちはそんな人間区別してコンテンツ提供することはできない。物理的に不可能なんです」

不条理ですよ、そんなの。じゃあ今回の一件で誰が得したんですか」

「そんなのオレだって知りたい。まあ、ちょっとやそっとのことでゴタゴタしたりガタガタになるってことは、そのコンテンツ自体が実は大したもんじゃないってことの証明ではあるわな。今回、馬脚を露わしただけのことだ」

なんだか釈然としない話だが、とどのつまりアニメは観たいやつが観たいようにしか出来ていないってことなのだろう。

そして、そんな人間のために父やシューゴさんたちが日々翻弄されているのを思うと、アニメ関係仕事は割に合わないなと俺は思った。

(#51-おわり)

2018-03-04

[]逆桃太郎

むかしむかし、鬼ヶ島に鬼がいました。

鬼が海辺洗濯をしていると、どこからともなく「どんぶらこ、どんぶらこ」と擬音が聞こえ、その方を見てみると大きな桃が漂着しつつあるところでした。

鬼は桃を持ち帰り、鋭い凶器で割ってみると中から男の子が出てきました。鬼は男の子に「桃太郎」と名付け、大切に育てました。

すくすくと育った桃太郎はある日言いました。

「パパ、海の向こうにパパを退治しようとしている輩がいるらしいね

「そうなのかい?」

「僕は奴らを征伐しに行こうと思うんだ」

「だけど、あれだね、波風は立てないほうが。せっかく今は平和なんだし」

「何を言っているんだい。奴らはいつ攻めてくるかわからないじゃないか。僕はパパが心配なのだよ」

桃太郎意気揚々と旅の準備をしています

「そうかい、じゃあこれを持っていきなさい」

鬼は桃太郎謹製鬼饅頭を渡し、桃太郎は旅立ちました。

 

旅の途中、「桃太郎さん、その鬼饅頭ひとつ私にくださいな」というのを三回繰り返し、犬・猿・雉を仲間に従えて、桃太郎目的場所へとたどり着きました。

「じじい、ばばあ、覚悟しろ

「おや、桃太郎かい?」

じじいとばばあはわけのわからないことを言っていましたが、構わず桃太郎はおじいさんとおばあさんを征伐し、きびだんご鬼ヶ島に持ち帰りました。

めでたしめでたし

2018-03-03

学歴性別フィルターなんて昔からある。

https://togetter.com/li/1204475

毎年恒例だけど、また騒いでる。

こんなの昔からあるよ。

そもそも新卒向けの採用サイトからの応募って、本気度の低い就活生があちこち投げ込んで来るから企業側も迷惑なんだよ。

入社してきた新人に聞いたら、周囲が「とにかく数を打て」と教えるわ、システムが「去年内定した先輩は、○○○通出しています」と煽ってくる。

結果、真面目な生徒ほど、バカみたいな数の申し込みをするらしい。

  

(この応募数によって、企業サービス会社に支払う金額も変わってくるような話も聞いたことがある。つまり、我々はサービス会社に踊らされているのだ)

  

大昔のような、ハガキ会社案内請求して、書類選考はすべて直筆で学校一括か個別郵送った時と違って、ボタン一個で済むからやみくもに応募できるのも問題

これもさ、学歴フィルターとかかけられる原因の一つだと思うんだよ。

あいサービスを作った会社も罪な手法を作ったもんだ。

…とは言いつつも、そういう罪作りなサービス使わないと、ウチみたいな最弱中小企業なんてマトモに新卒採用できないんだけどさ。

ウチの会社中小なんで、学歴フィルターなんてかけてないようだけど、それでも毎年大変。

会社説明会のために、スーツ着て昼食も早めに済ませて、13時開始でも30分以上も早く来る非常識就活生のために、出入り口直立不動のまま、人事はずーっと待ってるのよ。

なのにさ、連絡もなくドタキャンしやがる。それも一人や二人じゃない。

いつだったかは、参加予定者全員ドタキャンだよ。あまりのことに笑うしかない。

さらに、面接も連絡なくドタキャンする学生もいるもんだから、そういう学生出身校を調べるわけよ。

そしたら、ほとんどが名前も聞いたこともない大学だったりするんだよね。

中小のウチでもそうなんだから大手企業なんてそういう学生死ぬほど沸いているはず。

学歴フィルターでもなんでもかけたくなるさ…。

社会に出てだいぶ経つけど、学歴じゃないとは思いつつも、やっぱりたまーにおかしいのがいるわけよ。

実際、部下にもいた。

やってはいけないと言ってることはやるのに、やってねと言ってもやってない。息を吐くように平気で嘘もつく。

こいつは一応大学卒なんだけど、とにかくダメだった。

第二新卒だったから、新人教育しなくていいはずだよね?と思っていたら、新人教育の枠に収まらないやつだった。

面接とかではハキハキ話せるんだが、本当に何もかもダメメモも満足に取れない。

何度か指示した後にメモ確認したが、こちらが一言も言ってない文言が並んでいる。

理由を聞いたら「言葉をど忘れしたので、似ている言葉で書いた」とほざきやがった。

から、毎回指示内容と違うことしやがったのか!って思ったよ。

要領がわかっていないのか、指示をしだすと、要点をメモするんじゃなくて全部メモしようとする。

メモに気をとられるから話を聞いていない。

観察すると本当にダメダメなので、メモは大切なキーワードを書き留めること、相手の話に追いつけなくなったら、一度話を確認させてくださいって話を切って、そこまでの内容を確認するんだよ?と教えたら「なるほど」って返事しやがった。

なるほどじゃねえ、あほんだら

こんな懇切丁寧にメモの取り方教えたのオマエがはじめてだ!

新人でさえ自分で工夫するから、教えたことないというのに!

色々手を変え品を変え、色々やってみたがダメだった。

なんかの病気でいてくれた方が、ずっと楽だと思えるほど。

以前いた会社で、ろくな教育も授けられないまま「力不足」の烙印押されて、前職では社員になれなかった若者第二新卒で入ってきたことがあった。

みんなで寄ってたかって教育したら、あっというまに仕事ができるようになった。

入社したての頃はオドオドして挨拶するのがやっと。電話応対もまともにできないし、気遣いもできなかった。もう、生きているだけで精一杯という感じ。

でも、3ヶ月も経たないうちに電話対応完璧、誰よりも気遣いできるようになり、「能力不足」で社員になれなかったのが嘘のような若者になった。

から当人のせいだけにして、前の職場はなんにもしないまま放り出したんだなーって怒りが湧いたことがあったのよ。

この仕事のできない部下も、前職で正社員になれなかったもんだから最初は同じパターンだと思っていたんだけど、コイツは違った。

本当に仕事できないうえに、「自分はできてる」って思えるプライドがどこから湧いて来るのか?って思えるほど酷かった。

なんか、話が大幅に脱線した。

本当にね。大変だったんだよ。

から、思い出すと止まらなくなる。困ったクセだ。

ウチの会社は、能力不足では社員見送りとか解雇とかないので、本当に悪い意味で良い会社なんだけどさ、それゆえに、入り口でこういうヤツを阻止しようっていう考えが働くようになる。

多分、他の会社もそうだと思う。

変なの入れると人事は責められるし、配属先探すのも一苦労、解雇だって簡単じゃないからね。

で、一番簡単なのは、やっぱり学歴フィルターだ。

もちろん、名の知れた国立大学卒でも困ったヤツはいるので、一概に学歴けが問題になるわけじゃない。

でも、そういう困ったヤツは、底辺に近づけば近づくほど遭遇率が高くなる。

遭遇率を低くするためには、ある程度はフィルターかけるしかないんだよね。

学歴性別だけで足切りされることに屈辱を感じるのはわかる。

でもさ。

自分フィルターかけた会社、そんなに行きたいの?って思う。

そういう会社希望の会社なんだろうし、大手だったりするのかもしれないけど、自分足切りしようとする会社入社できたら、人生バラ色になるの?気持ちいい?

会社学校と違って能力差が歴然とするし、仕事できる奴は目に見えて優遇される(こともある)。

大きな会社は、優秀な人間も多くなる。

その中で実力発揮するのは、生半可な努力では済まない。

それに、卒業大学別の派閥がある会社もあるから、どこの派閥にも入れず辛い思いする可能だってある。

学歴フィルターしょうがないじゃん!って言ってる私も学歴はない。専門学校卒だ。

新卒で入った会社は超零細企業で、就職氷河期+景気の悪さで社員になるのも数年かかったし、待遇ブラックに近い超グレー企業だった。

周囲を見渡せば、苦労して入社しても1年後には能力不足でリストラとか普通にあった時代だ(マトモな教育してないんだから能力不足はしかたないのだが)。

今やったら、即SNSに晒されて速攻炎上だ。

でも、それから幾年も経って。

転職を幾度かして、やや大きめの中小企業管理職をやっている。部下は全員大卒だ。

技術系の職業なので経験ものをいっている部分はあると思うけど、ここまでくると学歴もクソもなくなってくる。

様々な会社渡り歩くには、その会社で吸い取れるだけの能力を吸収して、入った頃とは比べ物にならないスキルを得るしかない。

必要なのは自分能力一つだ。そこまでくると学歴関係なくなってくる。

学歴学歴って言ってるのは、新卒とその直後くらいなもんだよ。

良い会社に入れば、めでたしめでたしで終わるわけじゃない。

エスカレーターみたいに、一度乗っかれば、なにもしなくても幸福最上階まで連れていってもらえるものではないし、誰もがハッピーエンドになるわけじゃないんだよ。

学校とは違った、いつ終わるとも知れない超絶競走が始まるんだよ。

楽しいことや嬉しいこともある反面、ものすごい不条理理不尽に彩られた世界

自分の考え方・行動の仕方一つで、どんなに環境が良くてもバッドエンドになることだってある。

から最初から自分を受け入れない会社なんて無視すれば良い。

あなたのことを教えてください、一緒に働きましょう。という企業を探すべきだ。

あと、大手の方が安定していて福利厚生もしっかりしてると思っているなら、企業研究に失敗していると思う。

ウチは中小企業なので、大手のような給料は望めないかもしれない(悪くはないが)。

が、会社もそれをよく知っているので、大手顔負けの福利厚生を用意していて、それをウリにしている。

育休なんて男も女も使ってるし、すべての制度はしっかり運用されている。

そういう中小企業もいっぱいあるから、名の知れた大手だけ行こうとすると結構もったいないことになる。

フィルターはいっぱいある。それは仕方ないことだ。

これは不公平ではないし差別でもない。

会社が今欲している人材を得るための分別だ。

就活生が会社を選ぶように、会社就活生を選んでいる。お互い様だ。

からこそ。

差別だなんだと思う前に、自分足切りした会社など無視すればいい。

諦めなければ、自分にふさわしく、すばらしい会社が必ず見つかる。

胸張って新卒採用受けてください。健闘と幸運を祈ります

2018-03-02

[]桃太郎殺人事件その2

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

ある日、おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんがおじいさんの汚いふんどしを洗っていると、川上から大きな桃が「どんぶらこ、どんぶらこ」と言いながら流れて来、おばあさんがそれを持ち帰り、おじいさんが日々の芝刈りで鍛錬された肉体でその桃をかち割ると、中から男の子が出てきました。

おじいさんとおばあさんはその子桃太郎と名付け、大切に育てました。

なんやかんやで桃太郎はすくすくと育ち、犬・猿・雉を連れて鬼退治に行きました。

「鬼め、ここで会ったが百年目、意味はよくわからないが覚悟しろ

小僧(とその他3匹の動物)め、終の棲家(意味はよくわからないが)を荒らすな、覚悟しろ

鬼は桃太郎完膚なきまでに叩きのめし桃太郎は死亡しました。その他動物三匹はその怠慢によって命からがら逃げ出しました。

動物三匹から事情を聞いたおじいさんとおばあさんは烈火の如く怒り狂い、鬼ヶ島に乗り込み、鬼を完膚なきまでに叩きのめした末に金銀財宝を持ち帰りました。

めでたしめでたし

2018-02-26

[]桃太郎殺人事件

むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。

ある日おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。

おばあさんは洗濯をしながら川上へ目配せをしていましたが、桃太郎は何者かに殺されていたので、大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてくることはありませんでした。

「あれれー、おかしいな」大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてくると聞かされていたおばあさんは、洗濯をしながらその場で5年間待ち続けた末、結局大きな桃は流れて来ず、そのまま亡くなりました。

おじいさんは、おばあさんが帰ってこないので着替えることもできず同じパンツを履いたまま5年間待ち続けた末に、おばあさんと同じ日に亡くなりました。

めでたしめでたし

2018-02-17

ヤンキーとかではなく、地味な真面目ちゃんだったけど高校入って引きこもり的になって

高校中退して、通信制高校に入って卒業して、アルバイトして結婚して、今パート主婦

まあごく普通に暮らしてる

うちは両親とも別に毒親とかではない、ごく普通に善良なほうの親で、夫婦仲もかなりよかった

特に父親は、非常に寛大で優しくて、高校辞めた時も、怒るようなことは全然なく、理解のある人

すごく人として尊敬してる

母親は5年ほど前、私が30歳手前くらいで亡くなった

もともとC型肝炎キャリア肝硬変になってって流れで

今でもすごく悲しくて辛いんだけど、ある意味もっとしかったのは

5年たって父が、ふと、ちょっとお酒も入ってる時にもらした

「お母さんの病気は、お前のことでストレスたまってたっていうのも原因の一つかもしれないな」って言葉

息が止まるくらいショックだった

そうだったの?というショックもあるし、仲良くやってて、普通に尊敬してる父に、ずっとそう思われてたのかというショックもすごかった

亡くなった当初に言われたとかじゃなく、このタイミングでしみじみ言われるその感じ

同時に客観的視点別にあって、いやお父さん、それ思ってても言ったらアカンやつじゃないの?とか

C肝を無治療でいたのはお母さん本人の責任じゃないの?と思ったりもしたけど

でもなにか、その一言の手前とこっちで、すごく自分人生にたいする気持ちが変わってしまった

あー…ダメじゃん私、みたいな

いろいろあったけど普通にささやか幸せ暮らしてるやん、めでたしめでたしやんて思ってたけど、

お父さんは私のことそういう目で見てこの何年も過ごしてたんじゃん、みたいな

それ一生消えないやつじゃん、みたいな

よき娘っていう立場は、もうあの時点から絶対手に入れられなくなってたものなんじゃん、ていう

しんどい

2018-02-07

一ノ瀬志希考察しようかな

どーも、デレステやってる志希Pです

これは私が「志希は格好良いよな!」「志希はホント乙女だな!」「お前は志希の事何にも分かってないなぁ!?

という風に好き勝手に喚き散らしてスッキリとするための文章です。

気を付けて読んでね。

さて、私が書きたい事は幾つくらいあったか

〇前提として、一ノ瀬志希キャラの変化とそれに伴う少々

〇頭が良い人間勉強が出来る人間は違うから

子供人間子供にもなれる人間

〇ここまでを踏まえて、一ノ瀬志希人間関係について

〇私と貴方は違う人間、これ常識から

まあこんなもんでいいかな?日記に書く内容ではないけど、見た感じ皆も書きたい事書いてるし私も書くよ


〇前提として、一ノ瀬志希キャラの変化とそれに伴う少々

志希が登場するssで、フレデリカが鬱になるやつあるよね。結構評価だったと思う。

私も読んだけど、中々ピンとこなかった。皆は高評価だけど。なんでだろうね?

わかったからココで紹介するよ。

ズバリ犯人は、「秘密のトワレ」(作詞作曲:ササキトモコ)だ!

あの曲は本当に素晴らしい。そして、それ故に志希に影響を及ぼした。それこそ彼女が別人になるレベルで。

まず、秘密のトワレは『藍原ことみさんが志希の声で歌った曲』ではなく『藍原ことみさん演じる志希が歌った曲』である理解しておくれ。

あの曲は志希の色を濃く映し出している、という事ね。

それでは、秘密のトワレの歌詞とササキトモコさんのブログを拝見してこの曲のストーリーを描いてみたので、読んで頂戴な。

一ノ瀬志希恋する乙女で、相手は志希の好意に気づいていました。しか相手は中々一歩を踏み出しません。

ああじれったい。そこで彼女自分フェロモンを用いて惚れ薬を作ってしまます

投与してみれば効果はてきめん!もう彼には志希以外の女の子は目に入りません。

ねんがんの かれを てにいれたぞ! 周囲からなんと言われようが構いません。方法はどうあれ勝ったのは彼女なので。

だけどもちょっぴり後悔。やっぱりフツーに段階を踏んだ恋愛もしたかったなー…彼が正気なら「愛情化学で作るなんて狂ってる」ぐらい言うだろうし。

まあ、しょうがいかめでたしめでたし

はい、どうだった?大体こんなもんでしょ。

では本題だよ本題。「私の中の志希と他の志希Pが考える志希は違う」について。

まあ当然の話だよ。これまでの志希は”知識豊富で観察力が高い、しかし「空気」が読めない自由少女”だった。

対する「秘密のトワレ」以降はアップデートされてるんだよ。”知識豊富、高い観察力、相手理解した上で自由振る舞う少女”になっている。

トワレ以前の例を出せば、「つぼみ」がいいかな?

つぼみ志希は、「花の歌詞ねー。ボタニーから、つかみやすいはずなんだけど…」(原文ママ

ボタニー植物学とか、そんな意味言葉

そりゃあ収録も苦戦するでしょ! みんなは「これから成長していく歌」歌ってんのに一人だけ「植物の歌」歌ってるもん。

最初ボタニーって聞いて「何かの花か?それを想像して歌ったから上手くいかなかったのか?」とか思ったんだぞ!

それが! 私の想像以下だと!? ふざけんじゃねえええ!! ”つぼみ”が比喩表現なことぐらい気づけえええ!!

で、トワレだけども。

歌詞比喩表現普通に込められてるし、「申し訳ないけど、私の好きにやらせてもらうから」みたいな感情も見え隠れ。

こっちは、「自由振る舞う」ではなく「相手理解した上で自由振る舞う」という特徴がある。

ちょっと違いを比べようか。

志希がみくにゃんに「ネコらしさ」の質問をし、結果みくはとても傷ついた。志希はみくに謝罪しようとする――

つぼみ志希「(――で傷つくなんて思わなかった)みくちゃん、ごめんね」

トワレ志希「(ここまで傷つくとは思わなかった)みくちゃん、ごめんね」                          ???解散だにゃあ!!」

これ、とんでもない違いである。”相手気持ちを考える”そのレベルが、トワレ以降大きく成長しているのだ。

我々一般人は、正直一生変わりえない事さえある「相手を思いやる」レベル。ハッキリ言って別人だよ!

※作者の体感、30代以降なら数年は普通に掛かる。その人が今まで蓄えてきた経験と比例し、その期間は伸びる。間違い認めるのは恥ずかしいからね。

間に「あしたま」もあったけど…あれ、志希が成長してるか確認しづらいんだよねぇ…桃華と話す以外おふざけしかしてなかったし。

まあ例えるなら、チョコレートの包装はそのままで中身がクッキーに入れ替えられてるようなもの

中身を確認できなかった以上はね…キツイのよ…

ハイ、次行こうか! 一番長いの終わったからね!

〇頭が良い人間勉強が出来る人間は違うから

2018-02-01

anond:20180201185706

お袋の話を思い出した。

俺のお袋も中卒で働いてた。でも、ある日会社の人から夜間高校に通うことを勧められたらしい。夜間でも高校出てたら給料高卒レベルにできるからって。

で、お袋は夜間高校卒業した。給料も上がった。めでたしめでたし、と言う話。

増田がそれができる環境にあるかはわからんけど、夜間高校とか通信制高校とか、探してみるのも悪くないんじゃね?

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栃木市議会のページから出力しました。

平成26年  6月定例会(第3回) - 06月12日-04号

P.145

○議長(関口孫一郎君) 4番、針谷育造議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.145

◆4番(針谷育造君) 栃木新風会、4番、針谷育造でございます。通告に従い一般質問をいたします。質問の要旨は、1番といたしまして、栃木市総合計画への岩舟地域の位置づけについて、2番、小野寺北小学校旧校舎の保存と活用について、3番、岩舟地域の獣害対策について質問をしたいと思います。

  それでは最初に、栃木市総合計画等への岩舟地域の位置づけについて伺いたいと思います。私は、今回の市議会選挙に当たり、大岩藤の発展なくして栃木市の未来は語れない。そのためには、発展の可能性が高いこの地域が将来の栃木市の鍵を握っていること、つまり栃木市の南西部、大平、岩舟、藤岡地域で連携したまちづくりが必要であると訴えてきました。その理由は、地形、地勢的にも発展可能性の地域として最適のところであり、さらに交通の要衝であることであります。群馬県、茨城県を東西に結び、両毛地区の主要都市をつなぐ国道50号線、さらに50号線に並行する県道小山岩舟線、桐生岩舟線の幹線道路が走っております。南北には、栃木市内を走る県道栃木藤岡線、さらには高速道路東北自動車道、佐野藤岡インターがございます。さらに、鉄道では、JR両毛線、東京と栃木市内をくまなく結ぶ東武日光宇都宮線の有機的結合による開発を進めるべきだと訴えてまいりました。交通の要衝であるこの地が、なぜ開発されなかったのかと考えてまいりました。幸い、手つかずの広大な平地林がこの地域にはございます。一方、市長の岩舟地域マニフェストでも、佐野藤岡インター周辺の産業団地の整備の推進、そして岩舟町・藤岡町大規模開発計画を再スタートさせ、地域産業の振興を図ります等とあります。

  そこで、このような状況を踏まえ、栃木市総合計画等に岩舟地域をどのように位置づけるのか伺いたいと思います。

P.146

◎市長(鈴木俊美君) 栃木市総合計画への岩舟地域の位置づけについてでありますが、4月5日の岩舟町との合併に伴い、合併協議会で策定をいたしました新市まちづくり計画を踏まえ、新しい総合計画の策定に向けて現在改定作業を進めているところであります。主な作業といたしましては、岩舟町合併に伴う各種数値、数字の見直しに加え、岩舟地域のまちづくりの方向性を地域の姿としてまとめていくものであります。特に、地域の姿につきましては、岩舟地域におきましても、既存の総合計画と同様に、地域協議会の協力を得ながら策定をしてまいります。岩舟地域の地域の姿策定に際しましては、岩舟地域の資源や特性を生かしつつ、市町村合併のメリットであります広域的視点に立ったまちづくりが進むよう、まちづくりの方向性を描いてまいりたいと考えております。その上で、旧岩舟町時代に推進が図られなかった事業、例えば市域、市の領域の東西を走る国道50号線沿線、南北を走る県道栃木藤岡線沿線などは、大平地域、藤岡地域並びに岩舟地域を一体的に結びつけ、各地域の個性や特色を生かした土地利用構想をつくり上げ、栃木市南部、ひいては市域全体の発展へとつなげてまいりたいと考えております。なお、岩舟地域の施策の一部、具体的には岩藤大規模開発は、既存の総合計画における藤岡地域の地域の姿の中で、既にインターチェンジ周辺活用エリアとして位置づけております。さらに、私の今回のマニフェストの施策として具体的に織り込み済みでもありますので、現在改定作業を進めている総合計画の策定に当たりましても反映されておりますし、さらに追加して反映をしていく所存でございます。

  以上であります。

P.146

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.146

◆4番(針谷育造君) 大変前向きに、そして建設的な市長の答弁、ありがとうございました。それでは、この計画策定に当たりまして、今後の日程、方法も若干述べられましたけれども、どのような手順でなるのかをお伺いしたいと思います。

P.146

◎総合政策部長(赤羽根正夫君) 具体的な今後の岩藤大規模開発の手順ということでよろしいでしょうか。

               〔「はい」と呼ぶ者あり〕

P.146

◎総合政策部長(赤羽根正夫君) そこまでの具体的な、現在の段階では、そこまでは至っておりませんが、まずは総合計画を今年度岩舟地域を中心として改定いたしますので、その中で、地域計画の中で十分、既に藤岡地域の中でもインター周辺ということでの位置づけはされておりますけれども、岩舟地域を含めた中での整合を図った中で、エリアどり的なものも含めて概要は詰めていきます。その後に具体的なエリアとか、既に現在も協議会等はございますが、休止状態というようなこともありますので、その協議会をどういうふうに立ち上げていくかということも含めて、詳細を詰めていく形になろうかと思います。

  以上です。

P.146

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.146

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。それでは、ちょっと角度を変えまして、再質問になりますけれども、ご承知のように、4月5日に合併を果たしました。この合併によるメリットは、まさに市長の答弁のようにはかり知れないものが私はあるのではないか。栃木市の総合計画の基本構想や土地の骨格、土地利用構想の完成度は、大幅にアップをするのではないでしょうか。今まですっぽりと抜け落ちておりました岩舟地域が埋まることにより、岩舟地域は栃木市の南部の中心に位置することになります。栃木市は、将来的には大きな財産を得たと思う、私はそのように考えております。たびたび申しわけありませんが、このことについての市長のお考えを聞かせてください。

P.147

◎市長(鈴木俊美君) まず、今回岩舟地域が栃木市と一緒になることによって、栃木市の全体の形としては大変成形、縦長といいますか、長方形の形になったところでありまして、形の上でも、まず岩舟地域が加わっていただいたということは、栃木市にとって大変大きな意義がございます。それから、岩舟地域の持っておられる、いわゆるポテンシャル、将来への可能性あるいは魅力、こういうものについても議員がおっしゃるとおりではないかと思います。これからは、栃木市の、とりわけ南の地域の一角を占める岩舟地域としてのさまざまな発展が考えられるところでありますので、このことについても議員がおっしゃられるとおりかと思います。ただ、栃木市にとりましては、失礼ながら岩舟地域だけではなくて、他の地域も全て魅力的なところでございます。そういう意味においては、これからは栃木市の一角を占める岩舟地域の持てるポテンシャルを十分に引き出していくことができるように、そしてそれが栃木市にとって魅力となっていくように、いろんなことを手がけていかなければいけないというふうに思います。その手がけていく中では、まだまだ地域としてやり残している課題あるいはこれから充実させていかなければならない施設や、いわゆるインフラの整備などもやっていかないといけないこともありますので、これらについても他の地域と同様、これから内容の充実に努めていくことが大変必要だろうというふうに思っております。そのようなことを通して、何度も申しますが、栃木市にとっての全体の発展に、岩舟地域のポテンシャルが貢献してもらえるように、そして岩舟地域そのものがこれまでやり残していたものをきっちりとやり遂げていくことが、これからは大切になっていくだろうというふうに思っております。

P.147

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.147

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。それでは、少し具体論に入りまして、2番目の質問に入らせていただきたいと思います。岩舟・藤岡地域住民にとって、大規模開発計画は、まさに悲願50年の課題であります。この大規模開発計画の経過をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。

P.147

◎総合政策部長(赤羽根正夫君) ご質問の岩舟町・藤岡町大規模開発の経過についてお答えを申し上げます。

  本開発は、針谷議員もご承知のとおり、旧岩舟町、旧藤岡町にまたがる地域における大規模な住宅地開発と同開発に伴う東武日光線の藤岡駅、静和駅間に新駅を整備するというものであります。本開発の経過でありますが、今から48年前の昭和41年に、東武鉄道株式会社より東武日光沿線開発に関して旧岩舟町、旧藤岡町への意思表明がなされたことが始まりでございます。しかし、同年10月に勃発した第4次中東戦争に端を発した第1次オイルショックの影響を受けて、東武鉄道株式会社による開発計画は、一時後退を余儀なくされました。その後、昭和50年には、開発手法として土地区画整理事業が検討され、東武鉄道株式会社より計画工程表が示されるとともに、昭和59年には同社から合計274ヘクタールの開発計画が提示され、地元説明会が開催されました。これを受けて同年、旧岩舟町の地元、御門地区において、岩舟御門土地区画整理準備委員会が発足され、委員会から町に対して技術支援の要請がございました。昭和63年には、行政側の事業化推進の母体として、県、旧岩舟町、旧藤岡町の関係者をメンバーとした岩舟町・藤岡町大規模開発連絡協議会が発足し、開発の推進に向けて、旧岩舟、旧藤岡両町の協力体制を整えてまいりました。

  また、翌年の平成元年3月には、栃木市、小山市など当時の2市7町1村圏域を範囲として、栃木・小山定住圏計画、いわゆるトナンプランが策定され、岩舟町・藤岡町大規模開発区域については、豊かな自然環境のもと、産業と居住機能が複合的に整備される地域として位置づけられました。そのほか平成6年には、栃木県南部地方拠点都市地域の指定を受け、翌年3月に策定された栃木県南部地方拠点都市地域整備基本計画においては、この大規模開発を市町別の整備方針の中で、緑豊かな自然環境を生かし、居住機能を軸に「産・緑・住」の機能からなる複合都市開発を推進し、住宅・宅地と新たな産業集積による就業機会を提供していくものとして位置づけ、開発面積を旧岩舟町、旧藤岡町合わせて137ヘクタールと定められました。このような中、岩舟町・藤岡町大規模開発連絡協議会では、協議会が主体となって各種の調査を実施するとともに、地域内への説明会、関係者向けパンフレット配付、アンケート調査、先進地視察、東武鉄道株式会社との事業推進打ち合わせを実施するなどの活動を独自に推進してまいりました。しかし、1986年代から始まった好景気も、4年後の1990年代にはバブル崩壊により景気の後退を迎え、景気の悪化とともに活動が低下し、平成12年3月に協議会が主体となって実施した岩舟・藤岡大規模開発産緑住複合都市開発推進事業調査が完了すると、翌年3月29日開催の協議会総会及び推進事業調査報告会を最後に、現在まで協議会の活動は休止状態となっております。

  以上が現在までの経過でございます。

P.148

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.148

◆4番(針谷育造君) 大変詳しい経過をありがとうございました。ここで、次に移りますけれども、今の状況で岩舟町・藤岡町大規模開発計画の見通しについてお伺いすることも極めて困難かなと思いますけれども、とりあえず上げておりますので、ご回答をお願いしたいと思います。

P.148

◎総合政策部長(赤羽根正夫君) ご質問の岩舟町・藤岡町大規模開発計画の見通しについてお答えを申し上げます。

  本開発計画は、先ほどの開発の経過に関する答弁の中でお答えいたしましたとおり、1990年代のバブル崩壊による景気後退や社会情勢の変化等により、平成13年3月の岩舟町・藤岡町大規模開発連絡協議会総会を最後に、協議会の活動は休止状態にあります。活動休止から13年が経過した現在、現行の栃木市総合計画においては、針谷議員の言われる大規模開発を藤岡地域の地域の姿の中でインターチェンジ周辺開発エリアにおける産業基盤整備地域として位置づけ、大規模開発の当初の目的である居住機能を中心とした複合都市の開発の趣旨からは方向転換をいたしました。少子高齢化が進む中、社会情勢の変化に伴い、交通の要衝である佐野藤岡インター周辺や国道50号線に隣接しているという地理的好条件を生かし、企業誘致を推進することは雇用の確保による若い世代の定住や新たな人口流入の促進及び市の財政基盤強化など、多様な効果を担うことから、事業推進に当たっては、製造業や物流関係の産業団地の整備なども今後視野に入れる必要がございます。今後は、当該地区の地理的条件等を考慮すれば、産業団地開発への可能性はあると考えられますので、具体的な整備区域や方針等を周辺地域最大の地権者である東武鉄道株式会社との折衝を踏まえ、地域の皆様や関係機関と協議しながら検討してまいりたいと考えております。

  以上です。

P.148

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.148

◆4番(針谷育造君) 大変ありがたい、産業団地の可能性は十分にある、そのようなことを聞きまして、非常に地域の皆さんも喜ぶ回答であったというふうに思います。私は、この産業団地等の雇用の確保の場の開発について、いささか角度を変えてお伺いをしたいと思います。よろしいでしょうか、議長。

P.149

○議長(関口孫一郎君) 再質問ということですか。

P.149

◆4番(針谷育造君) はい。

P.149

○議長(関口孫一郎君) はい。

P.149

◆4番(針谷育造君) 私は、この大規模開発計画を達成するために、実は栃木市役所1階へ東武宇都宮百貨店をテナントとして市長の英断で入れたということを聞いたときに、これは何かの布石ではないのかなと感じました。私が勝手に思っていることでございますけれども。承知のように東武鉄道は、資本金1,021億円、明治30年設立され、地元密着でその業績を伸ばし、現在は関連グループ93社を有する大企業であります。幸い栃木市内には、地域ごとにそれぞれ駅があり、多くの市民の足として利用し、親しまれております。この岩舟・藤岡大規模開発に栃木市の命運がかかっていると思ってもいいのかなと私は勝手に思っております。この計画は、先ほど赤羽根部長から言われましたように、137ヘクタールのうち、東武鉄道所有地55.3ヘクタール、内訳は山林が40.46ヘクタール、原野14.7ヘクタール、全体の40%を占めております。残りは岩舟、藤岡地域の地元地権者の所有あるいは町外の方、あるいは市外の方もいらっしゃると思いますけれども、81.67ヘクタール、これは山林と農地であります。東武鉄道は、平成25年6月、7月に、農業委員会の許可を得て農地を原野に変更いたしました。つまり農地が14.7ヘクタールだったものを原野に地目変更いたしました。東武の準備態勢は整ってきたのかなと思います。この開発は、東武鉄道抜きには前へ進まないと思います。たびたびで申しわけありませんけれども、市長のお考えを、簡単で結構でございますからお考えを聞かせてください。

P.149

◎市長(鈴木俊美君) まず、東武鉄道との連携という点に関し、議員からご指摘をいただきました本庁舎1階に東武宇都宮百貨店栃木店が入店をしていることについてでありますが、まずは栃木市の魅力を高めるには、どんな商業施設がよろしいかという観点から、あくまでそれを中心として選考した結果、東武宇都宮百貨店栃木店さんが入店をしていただけるということになりまして、このようないわゆるデパートの様相を呈する商業施設が1階にあるということは、栃木市にとっての魅力を必ずや高めていくであろう、かつまた中心市街地の活性化への、必ず少なからぬ好影響を与えてくれるだろうという思いであります。と同時に、東武鉄道というのは、我が栃木市を南北に貫く大動脈としての鉄道でありますから、かつその鉄道の存在を通して栃木市の観光の面でも、それから多くの人に来ていただくことをこれから考えていかなければならない上でも東武鉄道の協力は必要不可欠でありますから、そうした東武鉄道グループとのよりよき関係を築いていくことができるなら、それにこしたことはないということでございます。

  一方、いわゆる岩藤開発における東武鉄道様の存在意義ということになりますが、まず第一は、何といっても対象となる面積の4割を占める大地主であります。したがって、これから開発計画を栃木市が本格的に進めていこうとするならば、まずはこの大地主の東武鉄道さんの協力がなければ、これは立ち行かないことであります。と同時に、他の地主、地権者の皆さんの協力もいただかなければならないのは、これはもう当然でございますので、その中でもとりわけ大地主としての東武鉄道さんにはご理解をいただくとともに、ご理解というのは従来の住宅地を中心とした整備開発ではなくて、産業団地等の造成を中心とした開発へと進めていく上でのご理解、そしてご協力が得られるかということが大切になります。この点、従来の岩藤開発で目標としていました新駅の設置、そして住宅地を中心とした緑の環境豊かな一大エリアをつくっていくということについては、恐らくこれからは無理だというふうに思います。新駅の設置ということに関しましては、東武鉄道さんはその後、板倉東洋大前駅をおつくりになりました。そして、住宅地等の造成についても、これまた板倉東洋大駅前に広大な住宅地をつくっておられます。失礼ながら、しかしその現状については、ご案内のような状況でありますから、経済状況等も考慮すれば、東武鉄道さんが再びこの地において、そうした計画をみずから実行していくという可能性は極めて低いだろうなと思わざるを得ません。

  したがいまして、これからはやはり地元行政あるいは他の企業などの協力をいただかないと、なかなか厳しいだろうというふうに思っております。その点からも、東武鉄道さんにはご協力をいただくということは、ぜひともこれから求めていかなければならないところだろうなというふうに思っております。ちなみに、東武鉄道様が持っておられたこの地の一部が今は東武藤が丘カントリーになっているわけですね。ゴルフ場へと一部は変えておられたりしているわけでございます。そうした地域であることのご理解と、そしてそれには何度も申し上げますが、東武鉄道の協力なくしては、いずれにしてもなし得ないであろう計画になることは間違いのない事実でございます。東武鉄道とのよりよき関係を構築していく中で、そうしたことへのご理解とご支持、ご支援をいただけるようなことを目指していかないといけないだろうというふうに思っております。

P.150

○議長(関口孫一郎君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.150

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。

P.150

○副議長(海老原恵子君) 一般質問を続けます。

  針谷育造議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.150

◆4番(針谷育造君) それでは、栃木市総合計画等への岩舟地域の位置づけについての最後の質問でございますけれども、トナンプラン等の経過と現状について、先ほど回答をいただいたというふうに理解をしておりますので、今後精いっぱいの努力と、そして全市的な合意を得ながらやっていただくことをお願いをしたいというふうに思っておりますので、この質問については割愛をさせていただきたいと思います。

  最後に、要望ということで、栃木市総合計画に岩舟・藤岡大規模開発計画を含め、地域協議会、地元地権者の皆さんの意見を反映させ、16万4,000人の栃木市民の将来のためにも、揺るぎない計画を策定することを要望したいと思います。悲願50年の課題に明るい兆しが見えてきたと私は感じました。きのうの市長の答弁ではございませんけれども、死に物狂いで頑張るとは私は言いません。政治生命をかけて、ともに汗をかく覚悟でございますので、確実な歩みの一歩をお願いをしたいというふうに思います。

  それでは、2番の小野寺北小学校校舎の保存と活用についてに質問を移らせていただきたいと思います。小野寺北小学校の保存について、栃木市の考え方を伺いたいと思います。最初に、小野寺北小旧校舎の沿革と保存運動の経過について申し上げ、議員各位の皆様にもご理解をぜひいただきたいというふうに思います。小野寺北小旧校舎の場所は、県道栃木佐野藤岡線の西側に隣接し、村檜神社、大慈寺の南約1キロ、小野寺地区の上耕地というところにございます。その歴史は古く、明治6年、大慈寺を仮校舎として開校、明治27年、ちょうど日清戦争の時代でありましたけれども、ここに旧校舎が建てられ、明治33年には南校舎を増築、明治41年には玄関と2階建ての校舎がつくられ、現存するのは明治27年と明治41年の校舎でございます。平成元年、新校舎の完成により、学童保育、地域の研修所、高齢者のふれあい館として地域に開放して現在までやってまいりました。この旧校舎は、県内では現存するものでは最も古いものでございます。120年の時を超え、6,000人の卒業生を送り出しました。

  次に、保存運動の経過を若干述べたいと思います。平成21年、この周辺の山側が土砂災害特別警戒区域等に指定されました。当時の町長は、建物の老朽化等を理由に、平成24年12月議会で解体を明言し、平成25年度予算に新研修所の新築予算、同時に旧校舎の解体費を計上しました。旧小野寺北小校舎を保存する会は、このときに結成され、運動を始めました。旧校舎の学区内の90%を超える867人の署名をつけて陳情し、その活動状況が新聞各紙で報道されました。しかし、町は文化財的価値がないと解体の方針を変えませんでした。何度かの交渉を重ねましたが、意見は食い違い、そのまま経過が過ぎました。この新聞報道を見た宇都宮大学、梶原教育学部教授が現地を調査したことから、多くの専門家が強い関心を示しました。平成25年の10月3日には、東京芸術大学大学院教授、上野勝久氏、これは栃木県文化財保護審議委員会、この先生が足利の鑁阿寺を国宝にしたときのリーダーでございました。その先生が現地を調査し、文化財的価値を認め、メモという形で町長に提出されました。さらに、10月30日、小山高専の苅谷勇雅校長が、永峰助教と学生50人で現地調査を実施し、このような立派な報告書をつくっていただきました。さらに、小山高専苅谷校長は、12月8日、栃木市文化大使にもなっておりますけれども、講演会を開き、歴史的建造物を生かすことの重要性を、そして必要性を保存する会の皆さんは学んだと思っております。さらに、年が明けた平成26年の2月2日、東京芸術大学大学院教授の上野勝久氏の講演会を実施し、今やらねばいつやるの、今でしょうと保存する会のメンバーは、文化財的価値を再確認し、運動への成功をこのとき確信しました。私はそのように思っております。その後、小山高専名誉教授の河東義之氏、栃木県文化財保護審議委員並びに栃木市の文化大使を兼ねております。の現地調査と文化財的価値についての意見をいただき、このような中で、ついに町も解体しないことを決断いたしました。この間、全国の建築士会、文化財専門家から保存要望等が町に多数寄せられ、その結果、解体しないで栃木市に対応を委ねるということになりました。

  そこで、この旧校舎保存の栃木市としての考え方を伺いたいと思います。

P.151

◎市長(鈴木俊美君) 旧校舎保存の考え方についてでありますが、4月、岩舟町の栃木市への合併に伴いまして、小野寺北小学校の旧校舎も当然ながら栃木市の所有と現在ではなったわけであります。旧小野寺北小校舎を保存する会の皆様からは、文化財の価値判断といたしまして、建築がご専門の先生方が調査した資料を提供いただきました。先ほど議員もお示しになったようなものであります。また、一方では、建物が土砂災害特別警戒区域に位置しており、利用者の安全確保の面からは、使用を控えなければならない状況であることも事実であります。引き継ぎました栃木市としては、まず改めて市として建築関係の専門家等に依頼をして調査を実施していくことから始まっていきたいと考えております。何分旧岩舟町からは、栃木市に対応を委ねるということになっておりますので、委ねられた栃木市としては、改めて栃木市としての認識を持つことから始めていかないといけないというふうに思っております。

  具体的には、専門家による第三者的な調査を実施をし、建物の調査だけではなくて、その重要性や具体的な保存の方向性なども検証、検討していただくことになろうかと思います。その後において、その調査の結果報告等に基づきまして、残すべきかどうなのか、残す場合はその残し方はどうすべきなのか。つまり、現場に今のままで残していくのか。ただ、その場合は何度も申し上げますが、土砂災害の警戒区域ということもありますので、それらとの整合性をどう図っていくのか、あるいは財政的な負担は市にとってどのくらいになっていく可能性があるのか等々、栃木市の例といたしましては、旧栃木駅舎を、その部材などを残して、従来の駅と異なる場所に部材を利用して復元をし、現在に至っているという例もありますので、そういうふうな可能性なども含めて、要はもう一度全ての問題を検証するための調査をしていきたいということでございますので、少し時間をいただいて、今のような調査から実施していくことを始めたいというふうに考えております。

P.152

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.152

◆4番(針谷育造君) 全てはその調査にかかっていると思いますし、私は非常に文化財的価値が高いということは、専門家も申しておりますので、その調査に委ねるということで、私も了解をしたいというふうに思います。それらのこととは若干異なりますけれども、次の質問に移らせていただきたいと思います。

  栃木県の文化財指定をお願いしたい、このことでございます。文化財価値については、建造物が専門の東京芸大の上野勝久氏は、県内で確認された明治期の小学校は、佐野市にあります三好小学校旧校舎、小野寺北小旧校舎、那珂川町にあります小口小学校旧校舎、これは希少な明治期の木造校舎として歴史的価値があり、この3校を栃木県文化財指定も考えてもよい、このような評価をしていただいております。ちなみに、建造物専門の河東義之小山高専名誉教授、同じく建造物で、那須烏山市にお住まいの文化財保護審議委員の斎藤弘江氏も同様の意見でございまして、県の文化財保護審議委員の中の4人の建造物の先生がいらっしゃいますけれども、そのうちの3名の方はこのようなことで意見は一致している、このようなことも心強いお話をされておりますので、ぜひともその専門家の皆さんにもぜひ入っていただきながら調査をしていただきたい。そして、あわよくば、私はなると思いますけれども、県の文化財としての指定をお願いしたいことをここでお願いをしたいと思います。

P.152

◎教育副部長(小林敏恭君) ご質問の栃木県指定の文化財登録についてお答えを申し上げます。

  栃木県の指定文化財となる場合、所有者からの申請に基づき、県も調査を行い、その後、県の文化財保護審議会の審議と答申を経た上で、栃木県教育委員会が指定を判断いたします。指定された建物は、復元修理を基本として保存し、内部も復元し、保存することが原則になってまいります。県指定文化財の修理には、県の補助金が交付されることとなりますが、建物の利活用は限られたものとなります。一方、国の登録有形文化財という登録制度がございます。ご質問の県指定文化財に比べると、建物の外観の保存をメーンとする制度であり、外部についてもその4分の1が変更可能であり、内部については改装が自由で幅広い利活用が可能なものとなっています。ただし、文化財としての修理に対する補助金の制度はないことから、景観などの補助制度の活用の検討が必要となってきます。

  小野寺北小学校旧校舎の文化財としての指定や登録についてでありますが、先ほど市長が答弁いたしましたとおり、少し時間をいただき、市の考え方がまとまった時点で、今後の利活用や建物の文化財としての価値を踏まえて、市や県の指定文化財がよいのか、国の登録有形文化財がよいのかは、適宜判断してまいりたいと考えております。

  以上でございます。

P.152

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.152

◆4番(針谷育造君) 大変適切な答弁いただいたというふうに思っております。

  3番の明治の小野寺北小校舎、これは私とすれば、地域の人もそうでありますけれども、活用して初めて生きるというふうに考えております。調査の結果がどうなるかわかりませんけれども、今のお答えの中では、解体するという話は出なかったものですから、次に移らせていただきながら、(仮称)歴史と文化の道ということで、観光、地域活性化の目玉になるのではないか、そんなところで意見を申し上げたいと思います。

  ご承知のように、この地域は、慈覚大師円仁を生んだ地でございます。慈覚大師円仁は、794年、「鳴くよウグイス平安京」と覚えましたけれども、平安初期に下野の都賀郡で生まれたとされています。私は岩舟、つまりこの栃木市で生まれたことは、歴史的にも文献的にも確認できると考えております。9歳から15歳まで大慈寺で修行し、その後比叡山に登り、最澄の弟子になりました。42歳のとき、最後の遣唐使として唐に渡り、10年に及ぶ困難な旅を続け、その時代の国際情勢、政治経済、宗教、文化、風俗、人々の暮らしを自分の目と足で、旅をしながら書き続けた日記がございます。現在は国宝に指定されておりますけれども、「入唐求法巡礼行記」、膨大な、文庫本でしか私は読みませんでしたけれども、大変な10年間の唐の時代の生活や今言ったことが、元駐日大使のライシャワー博士により翻訳され、世界に発信をされました。ご承知のように、世界三大紀行文、マルコ・ポーロの「東方見聞録」、玄奘三蔵の「大唐西域記」の三大紀行文の一つとして紹介をされました。帰国後は、比叡山の3代座主となり、天台宗の中興の祖とも言われておる円仁でございます。また、大慈寺に隣接して村檜神社がございます。三間社春日づくりの社殿は、国の重要文化財に指定されております。また、全国に住んでいる小野寺氏を名乗っている人たちの発祥の地としても、小野寺は有名でございます。その小野寺氏の菩提寺の住林寺には、県指定文化財の平安期の阿弥陀如来座像が指定をされております。このように小野寺は歴史の宝庫でもあります。

  このような地域の中で、小野寺地区を、小野寺地区に限らなくても構いませんけれども、歴史と文化の道としての観光地域活性化の方策を私はお願いしたい、そのように考えておるものですから、お考えを伺いたいと思います。

P.153

◎産業振興部長(早乙女洋君) ご質問の小野寺地区の歴史、文化の道として、観光活性化についてお答えを申し上げます。

  議員ご指摘のとおり、岩舟地域小野寺地区につきましては、慈覚大師円仁が修行をしたと言われる大慈寺を初め、国指定重要文化財に指定されている村檜神社など、歴史、文化的観光資源が集積している地区でありまして、合併前の岩舟町におきましても、これらの資源を活用した観光振興を図るための施策を進めてきたところであります。このような中、市では旧岩舟町を含めた新しい栃木市全体のさらなる観光振興を図るため、本年3月に栃木市観光基本計画を策定したところであります。この計画の中では、岩舟地域における具体的な施策の一つとして、小野寺地区を中心に慈覚大師円仁を初めとする地域の歴史、文化を伝え、観光情報を発信していくことを掲げております。このほか、この計画では、周遊観光モデルルートづくりを今後3年以内に優先的に着手するスタートアップ事業と位置づけておりまして、各地域が有する観光資源の特徴を物語としてつなぎ、周遊観光モデルルートとして設定してまいりたいと考えております。小野寺地区が有する歴史、文化的観光資源もこの重要な素材の一つと考えられますので、観光による地域活性化の取り組みとして、周遊観光モデルルートに組み込んでまいりたいと考えております。

  以上でございます。

P.153

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.153

◆4番(針谷育造君) ご答弁ありがとうございました。周遊観光ということで、実は夕べ私のところにファクスが入ってきまして、地域協議会の委員の中から、ふれあいバスを使いながらこのことをぜひ地域の発信網、そして地域との、あるいはその地域外の人たちとの交流の場としてのふれあいのバスをぜひ利用したらどうだろうという提案を、夕べ協議会があったようでありますけれども、メールで私のところにいただいていることも申し伝えておきたいと思います。

  最後の、非常に現実的な問題でありまして、早急にお願いしたい。4番の雨漏り等の修繕を早急にお願いしたい。保存するには調査が必要だ。しかし、現在の建物には雨漏り等修繕が早急にしなければならない必要性がございます。特に玄関等々、校舎の間の谷間、谷の部分であります。さらに、教室の雨漏り数点、校舎西側の堀ざらいと排水、校舎南側の雨水排水、雨どいの設置等、早急にお願いをしたい。また、地元には保存する会や地元老人会の皆さんが既に敷地の管理等に積極的に協力を申し出ており、除草や草刈り、清掃等も既に実施をしております。そのためにも、早急な修繕をお願いしたいと思いますので、ご回答をお願いしたいと思います。

P.154

◎岩舟総合支所長(大島純一君) ご質問の雨漏り等の修繕についてお答えを申し上げます。

  小野寺北小旧校舎につきましては、これまで学童保育館、高齢者福祉施設、小野寺ふれあい館や地域公民館として利用をしてまいりました。しかし、土砂災害特別警戒区域内に位置し、老朽化も進み、利用者の安心、安全を確保するために、代替施設として近隣に小野寺地区公民館が整備されたことによりまして、現在は閉鎖をしている状況でございます。雨漏り等の修繕につきましては、雨漏り等の状況を早急に調査し、小規模な修繕等は早急に対応させていただき、大規模な修繕等が必要な場合は、先ほどの市長答弁で旧校舎保存の考え方についてお答えしましたとおり、市としての方向性が決まり次第、対応していきたいと考えております。

P.154

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.154

◆4番(針谷育造君) とにかく雨漏り等、家屋そのもの、校舎そのものが壊れるようなことのないようなことを早急に実施することをお願いしたいと思います。

  それでは、次の質問に移らせていただきます。岩舟地域の獣害対策についてであります。まず最初に、岩舟地域と栃木市の実態について伺います。岩舟地域の実情を述べたいと思います。ご承知のように、岩舟の地域は、小野寺、岩舟、静和の旧村に分かれ、主に山間地帯の小野寺地区に被害が集中しています。主な被害は、稲、野菜等の農作物だけでなく、水田の掘り起こしを初め、畦畔、畑の土手等、被害は甚大であります。農地は、メッシュ状の金網で囲われ、電気牧柵等で囲われ、その費用は1戸当たり20万円を下らない、そのように申しておりました。何よりつらいのは、丹精込めた作物の無残な姿を見ることであります。近い将来は、イノシシの数が上回り、イノシシにじゅうりんされる様子が目に浮かび、人間がおりの中で生活する、そんな逆転が起きるのではないかと地元では大変嘆いております。岩舟地域と栃木市の実態についてお伺いしたいと思います。

P.154

◎産業振興部長(早乙女洋君) ご質問の岩舟地域の獣害対策についてお答えを申し上げます。

  岩舟地域と栃木市の実態についてでありますが、市内でのイノシシ、ニホンジカ、ニホンザルなどによる農作物被害につきましては、猟友会の駆除従事者の方から四半期ごとに提出される報告書や農業共済組合で把握されている被害状況等についても確認いたしまして、それらのデータと地元からの情報を加え、被害を把握しているところであります。平成25年度の具体的な被害につきましては、岩舟地域では、ただいま議員がおっしゃられたように水稲の被害が多く、特にイノシシの被害が拡大しておりまして、ニホンジカ、ハクビシンの被害も増加しており、面積では約2ヘクタールの被害となっております。

  次に、栃木地域や都賀地域、西方地域では、水稲や芋類などの被害があり、面積は約26ヘクタールで、前年度に比べまして19ヘクタール急増しており、そのほとんどがイノシシの被害となっております。

  また、捕獲頭数につきましては、岩舟地域分で、イノシシが162頭で前年度比81頭の増、ニホンジカにつきましては9頭でございまして、前年度の捕獲はありませんでした。岩舟地域以外の栃木市分につきましては、イノシシが504頭で前年度比81頭の増、ニホンジカが105頭で51頭の増、ニホンザルにつきましては、捕獲はありませんでした。全体を通してイノシシの捕獲が大幅に増えている状況であります。

  次に、有害鳥獣対策としまして、岩舟地域では捕獲用の箱わなを設置し、地元猟友会へ駆除の業務委託を行ってきております。合併前の栃木市では、個体数を減らすための捕獲駆除のほか、荒廃した里山の手入れによる生息地域の環境の整備、それから被害農地を守るための侵入防止柵設置による被害防除の3つの対策を基本として実施してきているところであります。

  以上でございます。

P.155

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.155

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。

  それでは、次に移らせていただきたいと思います。鳥獣保護法改正案等をどのように考えておるのかを伺いたいと思います。佐野市葛生地区の例を若干申し上げたいと思います。山からイノシシが出られないように周囲を金網で囲っています。金網は市が負担し、住民の手で設置しているようでございます。小野寺地区とは違い、農地の囲いはありませんでした。イノシシの行動は制限されているようですが、金網の設置できないところから時々出没するようですが、大きな被害はない、このように申しておりました。新聞報道によれば、2011年度現在、全国で鹿が323万頭、イノシシも88万頭に上ると推定され、農産物被害は200億円を超え、そのためにはこれらの数を管理せざるを得ないのが現実だと新聞は報道しております。そこで、2008年から市町村が中心に、銃やわなを使った集中的な捕獲や侵入防止柵が中心だったが、被害を減らすまでには至らなかった。そこで、国は2013年12月、鹿、イノシシ等の生息数を10年後までに半減するとした目標を設定し、鳥獣保護法改正案も国会で審議されているようであります。現在のところ、これは可決をして法案ができたようでございますけれども、保護するだけでなく、鳥獣の生息数を適正な水準まで減少させる管理の政策も導入するという大改正のようでございます。対策の柱は、市町村の境界を超えた広域的な捕獲事業を集中的に実施するとした。実施主体は猟友会、自然保護を行うNPO法人、警備会社等と書かれおりました。被害防止には、捕獲以外にも柵の設置や見回り等も述べられておるようでございます。さらに、補助金は、自治体実情に応じた頭数管理が進められるように一括して任せる等も必要であると提案されております。この改正案をどのように考えるのか、お伺いしたいと思います。

P.155

◎産業振興部長(早乙女洋君) ご質問の鳥獣保護法改正案についてお答えを申し上げます。

  まず、今回の鳥獣保護法改正は、農作物に深刻な被害を与えている鹿やイノシシなど、有害鳥獣を捕獲することにより、鳥獣の数を適正な水準に減少させ、生息地を適正な範囲に縮小させるために必要な措置を講じることとされ、従来の保護政策から管理へと大きく方針を転換するものであります。ただいま議員がご紹介いただいたとおりでございます。具体的な施策といたしましては、国や都道府県が鳥獣の管理に関する計画を定め、鹿やイノシシなど、その数が著しく増加し、またはその生息地が拡大している鳥獣の捕獲事業を直接実施できるようになります。また、一定の技能を持ち、適切な安全管理ができる捕獲の専門業者、例えば株式会社などもこれに含まれるというようなことでございますけれども、それを都道府県知事が認定する制度も創設され、その認定事業者は自治体の委託を受けて捕獲事業を実施することができることになります。さらに、法改正とともに、国の鳥獣捕獲目標として、10年後までに鹿、イノシシの数を現在の半分に減少させることが示されました。このように、今回の法改正によりまして、国、県が直接有害鳥獣の捕獲を行うことができることになりますので、現在市町村で行っている事業と相まって大きな効果を上げるものと期待をしているところでございます。

  以上でございます。

P.156

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.156

◆4番(針谷育造君) ありがとうございました。頭数管理の方法ということで、国、県が有効な、そして政策あるいは責任を持ってやっいてくということでございまして、まさに今そのことを実施していただきたい。そして、地域の方々も協力しながら頭数管理に邁進していって、農作物等が被害に遭わない農村や山村をつくっていただきたいというふうに思っております。

  最後に、非常に難問でありますけれども、法改正を踏まえた抜本的な今後のイノシシ対策、今のお話で大分イメージはわかりますけれども、具体的にどのような状況になるのか、もしわかっておりましたらご回答をお願いしたい。以上です。

P.156

◎産業振興部長(早乙女洋君) ご質問の抜本的な今後のイノシシ対策についてお答えを申し上げます。

  現在岩舟地域では、猟友会2団体により、有害鳥獣の捕獲を実施しておりまして、捕獲要の箱わなをイノシシ用に24カ所、鹿用に2カ所設置しております。また、岩舟地域以外の栃木市におきましても、先ほど述べましたように、捕獲、駆除、これはわなを合計で87基設置しておりますが、とあわせまして、生息地域環境の整備、それから侵入防止柵の設置等によりまして対策を講じてきているところであります。しかしながら、イノシシなどの有害鳥獣による農作物被害は増加傾向で、なおかつ広域化しており、抜本的な対策とはなっていないものと考えております。抜本的な対策といたしましては、先ほど議員からの質問にありました鳥獣保護法の改正による個体数調整が最も効果的ではないかと考えるところであります。この改正法が施行されますと、国や県の新たな施策である捕獲事業者の認定制度や、わな猟の免許取得年齢の引き下げなどによる捕獲従事者の育成、確保が期待できますことから、市といたしましても、国や県、猟友会などと連携をしながら対策を強化してまいりたいと考えております。

  以上でございます。

P.156

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.156

◆4番(針谷育造君) それでは、再質問というか、希望も含めて再質問したいと思います。

  確かに先ほど言いましたように、この対策のために農家1戸当たり20万円前後のお金を使いながらやっているということになりまして、新しい法改正ができた後に農家の負担、個人負担というのはどのようになるのか、その辺のことがわかりましたら、あるいは今年度の栃木市の予算事業等がありましたら、お伺いをさせていただきたいと思いますので、ご答弁をお願いします。

P.156

◎産業振興部長(早乙女洋君) ただいまの再質問にお答え申し上げます。

  農家の負担ということでございますけれども、現在行っている制度につきましては、市の制度であります獣害対策設備設置費補助金というものがございます。これにつきましては、イノシシの被害防止柵設置の場合は2分の1の補助ということでございまして、ただし上限が5万円というようなことでやらせていただいております。また、これとは別に国の制度で鳥獣被害防止総合対策事業費補助金というものがございます。これにつきましては、野生獣侵入防止柵を設置するというものでありまして、国の補助金、これが10分の10の補助でございますけれども、これにつきましては資材費のみの補助となりますので、施行については地元の方々にお願いするということになるものでございます。

  以上でございます。

P.157

○副議長(海老原恵子君) 針谷議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.157

◆4番(針谷育造君) 確かに農家負担というものは莫大になってきておりますので、ぜひこれらの制度を使いながら、そして地域の皆さんと市役所の担当者あるいはその関係者の皆さんで、よりよい対策を最後にお願いをし、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

                                                   

            ◇ 広 瀬 昌 子 君

平成26年  9月定例会(第4回) - 09月03日-03号

P.83

○議長(関口孫一郎君) 一般質問を続けます。

  4番、針谷育造議員。

               〔4番 針谷育造君登壇〕

P.83

◆4番(針谷育造君) 栃木新風会、針谷育造、通告に従い一般質問をいたします。1番、非核平和都市宣言について、2番、県内への指定廃棄物の最終処分場について、3番、下野新聞の集団的自衛権アンケートについて、4番、地方教育行政法の改正について、4点を伺いたいと思います。

  私は今回の質問に当たり、大人の責任とは何かについて考えました。将来の子供や孫たちのために今私たちがやらなければならないことは、平和な社会を残し、子供たちに引き継ぐことであると思います。この議場にいる皆さんはそれぞれ親であり、お父さん、お母さんであり、おじいさん、おばあさんの方もいると思います。普通のこととして、当たり前のこととして平和についての質問をただいまより始めたいと思います。

  1つ、非核平和都市宣言について。私は1945年、昭和20年の終戦のときに生まれ、69年間戦争のない時代を生きてきました。国民への平和への強い意思と戦争は二度とするべきではないとの理念で大人たちが憲法9条を守ってきた結果であると思います。平成24年3月1日、本市は Permalink | 記事への反応(1) | 00:26

2018-01-21

キラキラプリキュアスワンプマン

地球が一度消されてしまったので、皆のキラキラから地球スイーツとして作り直しました。めでたしめでたし。いやーいいプリキュアだったな。心があたたまるなー。

って、んなわけあるかーい!

唐突に人体錬成してるねん。しかプリキュア以外は記憶を消されて何もなかったかのように日常に帰っていくし。この体験プリキュア関係者に深刻な心の傷を残すと思う。だってこんなのがまかり通るなら地球5分前誕生説ですら容易に成立できるんだから哲学的な難問を少女たちの心に残してハッピーエンドってのはどうなんだ。

2017-12-27

ハッピーエンド賞賛したい

https://anond.hatelabo.jp/20171227113317

 

俺は昨今のハッピーエンド傾倒を評価したいと思ってる

 

一度自分ストーリーを作ってみるとわかるが、安易なバッドエンドは非常にやりやすいんだ

基本的に、ハッピーエンドというもの凡作になりやす

パターンが少ないし、視聴者簡単に結末を予測できるんだ

昔話の「めでたしめでたし」で終わるもの想像すればわかると思う

仕方ないから、何とかインパクトを出したいからと「一風変わったバッドエンド」で締めくくる

これは視聴者の裏をかくことには成功するが、気持ちいいものではない

「何か事件が起きて、結局解決できませんでした」だから、虚無感がすごい

とは言え昔の作品ラストインパクト重視のバッドエンドが多かったと思う

漫画アニメもそうだし、映画なんかバッドエンドだらけだった

 

しかしそうなると視聴者が慣れてくる

いつしか「どういうバッドエンドになるか」が予測されてしま

なので何とか「バッドエンド以外で凡作にならないような工夫」をし始めたと思う

・基本バッドエンドだけど、救いがある(ちょっとだけハッピーエンド

・基本ハッピーエンドだけど、誰か一人だけバッドエンド

みたいに

これなら予測されにくい

この風潮は最近まで続いていたと思う

 

しかしそれも視聴者は慣れてくる

いつしかバッドエンド役とハッピーエンド役が分けられ、バッドエンド役の言動死亡フラグとされるようになった

テンプレを避けるには「視聴者の予想を超えるハッピーエンド」を用意しなければならない

でもこれはあまりにも難題だ

「誰もが想像をする幸せな結末を超える」というのは何かしら魔法を使わなければならない

 

ここにトライしている作品最近チラホラ出ていると思う

手法は様々模索されている

 

例えばけものフレンズがそれをやっていた

視聴者想像力を丁度良く刺激するだけの「バッドエンドフラグ」を用意し、目線をバッド寄りに下げたり

思考を奪うようなほのぼの展開を用意したり

最終回間際で「バッドかハッピーか」のラインを忘れさせる事件を起こしたりと、工夫がすごかったと思う(※解説

想像を超えたハッピーエンドを目撃した視聴者は結果、心を奪われた

 

こういったハッピーエンドへのチャレンジもっと評価したいと思う

 

もちろん、それを真っ向から裏切るバッドエンドも良いが

テンプレバッドエンドを見せられても苦い顔になるだけだ

 

解説

 10話時点でのハッピーエンドは「ふたり一緒」、バッドエンドが「離れ離れ展開」だったと思う

 11話終了時点で、ハッピーエンドが「かばサー救出」、バッドエンドが「救出ならず」に上書きされ

 12話で「かばサー救出」+「ふたり一緒」でハッピーエンド×2状態になった

 

2017-12-26

anond:20171226114233

ざっくりいうとあのストーリーって、

朝敵利権もってたか征服したいです。

その途中で地元民を買収しました。

勝ちました。

朝廷利権を手に入れました。

めでたしめでたし

ってことでしょ

2017-12-23

anond:20171223084314

そして誰も質問しなくなり、誰も回答しなくなったとさ。めでたしめでたし

2017-12-20

話題スターウォーズを観てきた。

みんなに嫌われているアジア人女の子は割と頑張っていたし、映画としてもそれなりの完成度なのに、

なんでみんなに不評なのか分かった。

旧作では、

ジェダイダースを倒して、帝国軍の滅亡はほぼ確定、レジスタンス共和国軍)の勝利は間近で、めでたしめでたし

だったはずなのに、ルークレイアが爺さん婆さんになってもまだ、戦争は続いていて、

また、新たなジェダイ自称最後ジェダイ)とホモ顔のダースが登場して、

俺たちの戦いはこれからだ!的なストーリー展開にうんざりしたんだ。

2017-12-13

日本が没落するのなんて想像できなかった

90年代には日本が没落するのなんて全然想像できなかった。バブルが弾けても、世界経済ビッグプレイヤーといえばアメリカ日本EUと(少なくとも日本では)考えられていた。高齢化問題は当時からとっくに共通認識で、非常に深刻な問題だったけど、まだもうちょっと先のお話だった。日本お金がある国という認識だった。

それがデフレ不況経済成長せず、ボリューム層の団塊ジュニア世代就職氷河期に当たり、そのまま棄民されて社会保障の重荷になることが見越され、日本で働くことがアジア労働者から見ても魅力的でなくなりつつあるとはねえ。他国に優る経済的繁栄が昔話として若い人たちに語られることになるとは。

80年代から90年代には中国貧困暗黒大陸のように見えた。当時から経済特区というのはあったけど、第三世界(という言葉は知ってる?)諸国経済的躍進の実例が知る限りなかったので、中国がこんな発展を遂げるなんてイメージできなかった。そういえば、当時は中国四千年の歴史という枕詞がよく使われたものだったっけ。101(いちまるいち)という謎の毛生え薬なんてのもあった。

BRICSという言葉が出来て、忘れられた。アジアアフリカラテンアメリカ中東も豊かになった。世界人口比で見る最貧困層も減リ続けている。めでたしめでたし

2017-12-10

会社賞与査定

・固定は、基本給の0.9(基本給はなかなか上がらないパラメータ。その他の手当てで給与が上がったような気がするように規定されている)

目標達成に対しての査定は残りの0.1分

・全社での査定分の差は+-3000円

・平均を下回る人は社長ポイントを加算して平準化を図る

かくして、目標に向かった人もそうでない人も基本給の1か月分をいただきましたとさ。めでたしめでたし

2017-12-08

CASSHERN』が映画として評価された?

https://cinema.ne.jp/friday/casshern2017050517/

なぜかいさら紀里谷和明監督記事が書かれているが、内容を読むと「当時は評価されなかったけど才能が認められてめでたしめでたし」みたいなことが書かれている。

まったく動向を知らなかった自分は「あの人、今はそんな感じなのか」と思ったのだが、ネットで調べてみるとどうも話が食い違う。

2015年公開のハリウッドデビュー作『ラストナイツ』は日本はいまいちだったわけだが、海外でも惨敗だったらしい。(そもそも情報が少ないのだが)

評論家評価ユーザーレビューも一貫して退屈・ありがちな内容と断じられ興行的にも失敗。

その後はハリウッド監督肩書でのインタビュー記事が何本か見つかったが具体的な仕事不明映画企画を進めているらしいがラストナイツ制作難航と興行成績を見る限り監督業は難しいように思う。

記事の方は

CASSHERN』の国内での批判ものともせず、己の実力を信じ、今やワールドワイド映画制作を成し遂げた紀里谷和明監督。その原点を今こそ見直して再評価してみるべきなのかもしれません。

と締められているが、国内での批判ものともせず海外進出した結果、海外でも批判されまくった現状を理解した上での記事なのだろうか?

CASSHERN評価といい、まるで紀里谷和明監督世界的に名声を手に入れたパラレルワールド舞台にしたSF小説を読んでいるような錯覚におちいった。

CASSHERN』が映画として評価された?

なぜかいさら紀里谷和明監督記事が書かれているが、内容を読むと「当時は評価されなかったけど才能が認められてめでたしめでたし」みたいな内容。

まったく動向を知らなかった自分は「あの人、今はそんな感じなのか」と思ったのだが、ネットで調べてみるとどうも話が食い違う。

2017-11-26

anond:20171125225048

性欲を隠すというのは女性への配慮なんだよね。

男が性欲をちゃんと隠さないと、女性は恐怖を感じるそうだ。そりゃそうだろうなぁ。

から、男は性欲を制御して迂闊に表に出さないようにすることが、女性への思いやりであり愛情なのだと教わった。これ、男女関係の基本の一つだそうで。

今回は、期せずして彼女にそれがしっかり伝わって良かったね。

ほんと、めでたしめでたしだよ。

2017-11-10

今日、家にネズミが出たの!

仕事から帰宅すると妻が言う。

まさか昭和の風情とは言うけれど、雨漏りにも隙間風にも悩まされた齢 50 を超える古い木造建築を、鉄筋コンクリートのピカピカの家に建て替えてもう 3 年、そんな話とはとんと無縁になったはずだったのに、と、言葉を発せられず逡巡する事数秒間。

妻が言葉を続けるとそれは、来年の始めには 3 歳になる娘が、廊下リンゴ勝手にかじってた、という話でしたとさ。めでたしめでたし

2017-11-02

anond:20171102141631

昨年は、VIP会員制と哲也@東風荘が終了となりました。やめることになった理由は、運営コストを賄う売上があげられなくなってきたことと、サーバが古くなって更新必要状態なのに費用を捻出できなかったことです。哲也@東風荘の終了によりネットカフェ対応も終了となりました。現存サービスPC版とモバイル版ですが、PC版は売り上げはゼロですので、モバイル版に頑張ってもらって運営していこうと思っております

今はもうカツカツみたいだな

ついでに私の略歴も書いておきます中学2年~3年で精神面のトラブルを抱えつつも何とか通い卒業高校へ行くも1週間で挫折中退。そこから訪問販売、測量、ホテルの清掃、などいろいろなバイト経験しました。いずれも数日から数ヶ月程度の期間。ホテル清掃はいわゆるラブホですが15歳でよくラブホの清掃ができたなと思います訪問販売はやろうと思えば何でもできるなという気持ちをもたせてくれた貴重な経験でした。

 15歳の終わり頃にソフトウエアハウスバイトをし、ここで3年間仕事としてのプログラミングを覚えました。CPMからMSDOSUNIXなどいろいろと経験できました。15歳の私をよく雇ってくれたものです。この経験はでかいです。

 19歳頃から1年くらい寮住み込み新聞配達バイトしました。この寮で、朝の配達から夕方配達までの暇な時間毎日のようにバイト仲間と麻雀をしていました。ここで覚えた毎日麻雀経験もでかいです。

 

 で、その後フリープログラマーになり、それまでの経験が生きて、東風荘が完成したと。めでたしめでたし

昔はこういう人はたくさんいたな・・・

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