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はてなキーワード: モラルとは

2021-09-20

これフェミニスト的にはどっちの言い分が正しいの?

女性が海でビキニを着るのはポルノ的」10女性に体を隠すよう声をかけた男性セクハラ炎上、その後会社をクビになる

https://www.ellegirl.jp/life-culture/social/a37571048/man-teens-beach-bikini-21-0916/

ビーチでビキニを着ていた10代の女性グループに「その姿はポルノ的だから体を隠すべき」と声をかけた男性セクハラ&ボディシェイミングで大炎上

2021年9月アメリカコロラド州のビーチで友人たちと過ごしていた18歳のミア。すると見知らぬ男性彼女たちに近づき「君たちはなんでそんな格好をしているんだ?」と声をかけてきたのが事件の発端。男性は「子どもの目を考えてほしい。彼らはポルノさらされているんだ。君たちは自分の体を見せびらかしている」とミアたちを注意し始めた。「ビーチにいるかビキニを着ているだけ」「私たちのことは放っておいて」と友人のひとりが言い返すも、「君たちはブラジャーTバックしか身に着けていない」「アメリカには言論の自由がある」「神が立ち上がらなければ、モラルのない社会崩壊する」と言いたい放題。

これフェミニスト的にはどっちが重視されるの?

女性達の自由権

社会モラルや秩序、はたまた子供達への悪影響?

2021-09-19

小山田圭吾謝罪文英語版

事実関係明確化第一として,説明義務を怠った責任を認め、被害者への無思慮を反省する内容になっている。

内省的な描写は省かれており、おそらく受ける印象は異なると思う。ざっと翻訳たか日本語謝罪文と比べてみてね。

2021年9月17日

小山田圭吾から公式見解

2021年7月学生時代同級生いじめていたと雑誌インタビュー過去発言したこと報道され、東京オリンピック開会式クリエイティブチームを辞任しました。オリンピックが終わった今、事実関係を明らかにしたいと思います

きっかけとなったのは、今から27年前(1994年1995年)に『ROCKIN'ON JAPAN (1994年1月号)』と『QUICK JAPAN (1995年8月号)』という2つの雑誌掲載されたインタビュー記事で、私が小中学生の頃に経験した学校でのいじめについて語るという内容でした。

大々的に報道された『ROCKIN'ON JAPAN』の見出しには、私がクラスメートに糞尿を食べさせたり、自慰行為をさせたりしたと書かれていました。私は同級生にそのような行為強要したこともなければ、そのような提案したこともありません。

インタビューの中で、私は自分の成長過程学校に通った経験について話しました。

その中で、小学校からの帰り道、クラスメイトの一人が道端に落ちていた犬の糞を「食べられる」と冗談で言い、拾って口に入れ、すぐに吐き出した話をしました。その行為を行った彼本人を含め、そこにいた子供たちは皆笑っていました。

もうひとつの話は、同級生自慰行為強要したことですが、これもやっていません。加害者は年上の上級生で、私たち威圧感を与えていました。私はそのインタビューの中で、学生時代自分モラル限界を超えた非道暴力を目の当たりにし、その人たちから距離を置くようになったことを話しました。

インタビューではそのようなことを話しましたが、掲載された雑誌には「同級生暴力を振るった」という誤解を招くような見出しがついていました。事前に『ROCKIN' ON』の原稿をチェックすることができなかったので、記事を目にしたのは発売後でした。事実と異なる内容にショックを受けましたが、当時の私には訂正すべきだと考えるに至るほどの分別がありませんでした。今にして思えば、『ROCKIN' ON』で直接、誤解を解いておけばよかったと後悔しています

QUICK JAPAN (1995年8月号)』のインタビュー記事で、いじめテーマにすることに同意したのは、私が誤った情報を正したいと思っていたからです。いじめテーマにした出版社企画意図は、現在の私の理解では、被害者や同じ立場の人の気持ちへの配慮を欠いた非倫理的ものだと思いますしかし、当時の私はそのようなことは考えずに取材に応じ、自分子供の頃に目撃したことを話しました。

この2つの雑誌出版された後、あたかも私が陰惨な暴力行為加害者であるかのように編集されたブログ記事掲載されました。『QUICK JAPAN』のインタビューでは、暴力行為は私が行ったものではないと明確に述べられているにもかかわらず、この誤った情報は様々なフォーラムSNS拡散され、現在ではほとんどの報道ニュースソースとして使用されています

私は、この2つのインタビューにおける私の話し方が下品不適切であったことを完全に認めています。このような恐ろしい出来事を持ち出したこと、そして、いじめ被害者個人的トラウマ世間晒すことでいじめ被害者に与えることになる屈辱、痛み、苦しみへの無思慮について、関係者の皆様に心からお詫び申し上げます

20年近くにわたってインターネット上に流布していた私についての誤った情報について、説明や訂正のための適切な行動を取らなかったのは、私自身の責任であると考えています。その結果、同級生やそのご家族、同じ経験をされた方々に二次的な被害を与えてしまったと考えており、本当に申し訳なく思っています

恥ずべき私の過去の態度が表れてしまった、過去の私の行動、および記事の中での言動を、深く反省しています。この20年間、私はより広い視野物事を考え、社会との関わり方や貢献の仕方を意識するようにしてきました。今後は、個人として、音楽家として、これまで以上に反省していきたいと思います

敬具

小山田圭吾

2021-09-18

anond:20210918210410

綺麗ごと並べられる奴と近くで目の当たりにしてきた奴の感覚さの隔たりはデカ

https://twitter.com/mhhsvp4vrnfgmct/status/1079685923837603840

芝園団地とかこのレベルモラルな上に殺人事件もあったし、外国人包丁持ちだしてエレベーターホール喧嘩したりとかそんな世界から

入管職員非難してる奴らってお育ちがいいよな

まず前提として入管職員行為は許されないし、礼儀正しくモラルがある外国人がいることも認める。しかし入居者の半分以上が外国人団地があるような自治体に住んでる俺は入管職員があのような対応をしてしま気持ちがわかる。

歩道自転車で爆走しながら「ユ-ファックイェァ!!ユ-ファックイェァ!」と日本人を指さして罵倒する外人

ケーキ工場トイレ石鹸で手を洗わないと出れない仕組みを作る為に出入口自動ドアになっていて、手洗い場で水と石鹸を出さないと扉が開かない仕組みになっているが、扉を開けるためだけにチンコ触った手と反対側で水と石鹸をチョロチョロッと出して移民仲間と母国語で談笑しながら出ていく外人

イオンエントランスソファコロナ関係なしにマスク無しで大騒ぎする外人

ATMが空いたので付近の壁によりかかっている外人を横目にATMを使おうとしたらその外人に「ジュンバン!!」と怒鳴られて、その後母国語で唾を飛ばしながら怒鳴り散らしてくる外人。(壁によりかかっていたけど並んでたらしい)

日本マナールール理解出来ないのは大目に見て仕方ないとしても、モラルが狂ってる奴の割合マジで高い。地元住民外人に対しての警戒心っていうのは差別ではなく実体験に基づいている。

入管職員達が外人相手にどういう目にあってきたのかが、直近で公開された動画を見て容易に察せた。

きっと某ケーキ屋の外人チンポケーキを食いながら入管職員対応非難してるブクマカごまんといるのだろう。入管職員が行ったことを切り取ると非道だと思う。しかし俺にはどうしても入管職員たちを非難できなかった。

2021-09-16

anond:20210916093428

学力モラル社会関係資本家庭内の安定性や親の関心なんかと滅茶苦茶相関あることがあらゆる研究で示されてるんだがw

何も変わらないレベルってなにw

2021-09-15

入社してすぐやめることのどこが悪いんだ

これの話: 駆け出しエンジニアと繋がりたい のタグが信用を失いつつあるのは何故か。 - Togetter

会社側も試用期間とかで解雇できるようにしてるのに、労働者側にだけ辞めるなって言うのは筋が通らないでしょ。

あとこれは労働者側にモラルを訴えても意味がない。勤続n年目ボーナスとかの辞めづらくする施策やったほうがいい。

2021-09-14

(追記あり)行ってた整体がプペルまみれになって通院辞めた

タイトルのまんまです。もはや死語でしょうか、プペル。去年のプペル上映時期の話です。まだ寒かったですね、あの頃は。

とある持病が少しでも良くなるようにと、病院通いに合わせて整体にも通い始めました。

効いてるのか効いてないのか分かりませんでしたが、保険が効くものではなく自分ボーナスをほぼ注ぎ込んでいたので半端なところで辞めるわけにはいかないと藁にもすがる思いで通い続けていました。今思うと天井の無い課金ガチャで後戻り出来なくなる現象と似ていますね。

ある日いつものように整体を受け、玄関スリッパから靴に履き替えて前を見ると、ドアにプペルの映画ポスターが貼ってあることに気付きました。プペルの親(...と言って良いのでしょうか)のサロンの評判などはネットで読んでいたので正直ゲェッと思いましたが、知り合いにポスター掲出でも頼まれたのかなと思いとりあえず帰途に着きました。

そして次の施術日、玄関の外にもプペルのポスターが貼ってありました。さすがに遠目からも分かりました。え...マジかよ...と思いながら中に入ると、玄関と待合室の仕切りにもプペルのポスターがありました。

施術中も、プペル増えてんじゃん...ということで頭がいっぱいで集中出来ませんでした。私が集中しててもしてなくても関係ありませんが。

この時点で少しだけ通院を辞めたくなりましたが、課金ガチャと同じ状態なので撤退するわけにはいかない、と半ば意地になることで継続意思が無くならないようにしました。

次の施術日、玄関外のプペルに怯むことなく、待合室仕切りのプペルも慣れたもんだぜと堂々と入りました。そして心を落ち着けて、施術室に呼ばれるのを待ちました。あそこなら何も無いので。無になれるので。

そして増田さ〜んと声がしたのでいざ部屋に入ると、いました、やつらが、プペルが。施術室の四方にプペルのポスターが貼ってありました。落ち着かんわ!!!!

まさかこんなプライベート(?)な空間にまでプペルとは...と面食らってしまったので、とりあえず心を落ち着けるため「お手洗いお借りしても?」とトイレに向かいました。すると......。

トイレにも、いました。「手を洗おう」みたいなプペルのキャラポスターでした。この整体院のどの部屋にも、どの空間にもプペルがいる、ということを理解しました。何をしてても絶対にプペルが見ています。ここにいる限り、プペルから逃げられないのだ、と思いました。

私は別にプペルにも、プペルの親や信者にも何ら酷い目に遭わされてはいません。ただ彼らの信条モラルビジネスモデルに対する価値観が合わないので関わりたくない、その程度です。

でも整体院のプペルは多過ぎる!!!!お客さんを洗脳たかったのでしょうか。作品に感動した院長が宣伝たかったのでしょうか。それとも院長が知り合いからの要請を断り切れなくてあんなに貼っていたのでしょうか。聞くのも怖かったので、今となっては分かりません。

とりあえずトイレでプペルと向かい合わせになるという貴重な経験をした私は、この日を最後にこの整体院に通うのを辞めました。

プペル整体院の効果があったのか病院治療が良かったのか、整体を辞める辞めないで悩んでいた辺りから病状が改善し、今は健康に過ごせています。もし整体が効いているのだとしたら、それはありがたい限りです。

ただ、増えゆくプペルは怖かった。

もしもう一度あの整体にお世話になることがあれば、勇気を持ってプペルについて聞いてみたいと思います

追記

トップページに載ってたのでビックリしました。

ブクマ拝見して知ったのですが、帽子少年はプペルではないのですね。勉強になりました。トイレの手を洗おうのポスターはプペルではない方の少年になります

当時は本当に持病がどうしようもなくみじめで辛くて悩んでおりまして(しかマイナーなため扱ってる病院が少ない)、良いところがないか探していたところプペル整体院がその治療の専門である看板を掲げていたのと自宅からも通える距離だったので、お世話になることにしました。まさかプペルも専門だとは思いませんでした。

あのまま通い続けるとプペル映画宣伝だったりサロン勧誘だったりを受けていたかもしれませんので、通院を辞めたのは正解だと思っています

というわけで、トラバで頂いておりました

課金がやめられました ありがとうプペル」

言葉で締めさせて頂ければと思います

ありがとうございました。

2021-09-13

憲法人権道徳の話をごっちゃにするな

https://twitter.com/If0r5do2xx3iL/status/1436884369231126536

これの話ね。

ツイートの指摘がズレてるんだがブコメも同じようにズレてるコメントが多くて変な方向に行ってる

何がズレてるのかって道徳教師道徳科でやる道徳の話をしているのに、元ツイート主やブコメがなぜか人権の話や憲法の話をしろと主張する点

発端はDaiGoホームレスの話なんだけどあの話自体人権に絡んでくるものだと思うよ?ただそれは人権すなわち公民の授業でやれ

 

憲法の話と人権の話をごっちゃにするな

ツイートでまず引っ掛る部分が「憲法人権保障されるということは道徳科においては重要すべきことではないっぽい」という一文

特に憲法の話は今ここでする?という感じがする

 

かに憲法では97条に

この憲法日本国民保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久権利として信託されたものである

と書いてあるけど、同時に憲法99条

天皇又は摂政及び国務大臣国会議員裁判官その他の公務員は、この憲法尊重擁護する義務を負ふ

と記されてる通り基本的国家権力を縛るものであって私人同士のあれこれを既定するものではない

※1一応一部は私人に影響を及ぼすこともできる。でないと納税の義務とか適用できない。ここも参照

https://anond.hatelabo.jp/20210902174107

https://twitter.com/yorinobu2/status/1437267319411994624

 

じゃあ私人基本的人権なんて何も考えずに行動していいの?って話だけど、そこは自然権としてみんなの心に備えつけられてるんで憲法では触れないよという建てつけになっている

そんなバカなとは思うけど憲法はそういう扱い。なので、元ツイート文脈憲法を出すのは変。

 

人権の話と道徳の話もごっちゃにするな

まあ憲法は筆が滑っただけかと思うけど人権のものDaiGoの話と超関係ある

でもそれを道徳科の教師にしてもしょうがないんじゃないか。一部オーバーラップしてても目的は別だ

例えば国語教科書にはよく反戦テーマにした題材の文学が載るけど

国語目的日本語文章理解することであって憲法平和主義が歌われることは国語科においては重要すべきことではないっぽいとか言われてもそれはそうという感想しか出てこないわな

 

んじゃあ道徳科の目的は何かって言うと成り立ちから言うと戦前から修身科に変わって現代的なモラルを教える教育

ぶっちゃけ今は何が主目的かって言うといじめ問題とかを防いで学級を恙無く運営するっていう感じになってる。(含むSNSいじめ)

こういうのを人権思想から解決しようとすると、人権には移動の自由みたいなのが含まれてるのでいじめが発生したらそれぞれ別の学校勉強しましょうみたいな解決法が出力されちゃう

いや理想はそうだけど学校組織はそれじゃ運営できねえだろ

 

というよりそもそも人権思想は難しい

ていうか人権思想ちゃんと教えるには背景となる知識がいっぱい必要なんで

いきなり子供実践として教育するのは無理ゲーすぎ

 

そもそも天賦人権説王権神授説の対抗として出てきたものだけど、絶対王政の背景のない日本でいきなりそこを説いたとして

なんでホームレス人権蔑ろにしたらルイ十四世みたいなのの台頭に繋がるのか全然わからんじゃん?

 

アメリカフランス国家統合というか国の成り立ちの起源絶対王政否定が深くかかわってくる※2からピンとくるんであって

日本は何で日本なのかと言ったら昔から日本なんであって人権については社会を強くするのに便利だから思想を借りてきただけなんだよ

なんで、人権が弱いと社会も弱くなるって機序から勉強しないといけない

迂遠じゃん?だから中学高校あたりで地理歴史ちゃんと習ってから段階踏んで教えるもんだと思う

 

つーわけでこんな大変な話を道徳教師に期待するな。彼らは学級運営でいっぱいいっぱいなんだ

 

※2 つまりホームレスだろうが何だろうが「俺たち」に安全意見を言う権利を与えろと主張している

 それがないと王様が国を無茶苦茶にしたり、荒れ果てた開拓地に還って瓦解してしまうという危機感がある

 日本には安定した国境血縁があるのでなぜそこが国の瓦解に繋がるのかピンと来ない

2021-09-11

2018年に僕が見ていた特撮TVアニメ作品一覧2

anond:20210911084446の続き

進撃の巨人

大人アニメ進撃の巨人の三期。確かこの時はリヴァイ兵長のおじさんケニーと調査兵団達の戦いがメインの話だったような記憶がある。

やっぱり人気シリーズだけあって面白い毎回先が気になると思いながら見ていた。それにしてもジョジョもそうだけどグロくてエグい作品が人気って凄いなぁ…と思う。日本は定期的にエログロ作品大人ブームが来るのだろうか。

深夜!天才バカボン

おそ松くんおそ松さんとして大ヒットしたので、今度は天才バカボンも!という感じで始まったであろう作品おそ松さんから一部メイン声優を続投していたのにこちらはイマイチ話題にならず人気も出なかったのが残念。

古田新太氏のバカボンのパパ結構ハマっていて好きだった。実松さんに似た「リアル天才バカボン」という話もあったけどあまり受けなかったなぁ。ケツメイシEDが良い曲でお気に入り

青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない

鉄血のオルフェンズの設定考証を担当した鴨志田一原作ライトノベルアニメ作品。1クール放送後に劇場版アニメまで製作されたあたり中々人気があった事が窺い知れる。

内容としては主人公男の子が何らかの特殊能力を持った女の子と知り合い事件に巻き込まれる…という涼宮ハルヒの憂鬱シリーズに少し似た雰囲気だった。ハルヒよりはSF作品臭薄めだけど。

いかにも「萌え」な男性向け作品かと思いきや、純粋恋愛物として楽しんでいる女性ファンが意外と多くて驚いた作品。咲太くんみたいな彼氏が欲しいという気持ちは分からなくも無いなぁ…。

ゾイドワイルド

前作から12年振りに製作された久々の「ゾイドシリーズ」新作。ワイルドタイトルにある通り、とにかくワイルドに行こうぜ行こうぜ騒いで行こうぜな作品コロコロタイアップしていた事もあり、基本的には低年齢児向けな作風だった。

OPED挿入歌ととにかく音楽がよくそれだけで最後まで視聴決定した。4クール作品という事もあって戦闘シーンはガンダムシリーズマクロス7並にバンクが多かったので気になる人も居るかもしれない。新技も中々出て来ないし。

国同士が思想信条を掲げて戦う訳ではなく、ゾイド銃火器武装せず自前の爪や牙で戦い、前述した通り作風も低年齢児向けという事もあって従来のゾイドファンからとにかく叩かれた。恐らくGガンダムガンダムSEEDくらい。

1クールの終盤にあるメインキャラが退場してから少しずつシリアスな要素が増えていき、特にラスボスや敵幹部周りの描写は本当に低年齢児向けかこれ…?と言いたくなるほど凄惨な物もあった。これが朝放送してたのか…。

批判も多かったけど快く受け入れる従来のファンや初ゾイドとしてワイルドを楽しんでいる子供も相当数居たらしい。放送終了後にゾイドワイルドZEROという続編が作られた事もあり、ゾイド復活一作目として中々受けたみたい。

宇宙よりも遠い場所

宇宙よりも遠い場所南極を目指して女子高生達が色々と頑張る話。花田十輝氏がシリーズ構成を務めるという事で当時話題になっていた気がする。男性キャラ殆ど登場しないという事でGL好きに受けていた気がする。

メインの女の子達は友達が居なかったり、周囲から嫌がらせにあっていたり、浮いている子同士で友達になった感じだったと思う。1クールで良く纏まった良い作品だったと思う。

ダーリン・イン・ザ・フランキス

あのグレンラガンキャラデザ、作画監督を務めた錦織敦史監督による完全新作ロボットアニメ2018年一発目のロボットアニメは確かこれだった気がする。

OP耽美官能的な雰囲気だった。異性の子供達がパートナーになり、女子の臀部から生えた操縦桿を男子が握りロボットを動かす操縦法など比喩などでなく割と直球で性を意識した描写が多かった。

ロボットアニメではある物のロボット擬人化された少女のような容姿である恋愛要素も多いという事でロボットアニメに興味が無い人でもそれはそれで楽しめる作品ではないかと思う。

2クールからは展開が駆け足になり、終盤は意味深に登場したキャラが次々死ぬなど何だか消化不良な印象を受けた。それでも主人公メインヒロイン恋愛を描いたボーイミーツガール物とすれば、悪くないような気もする。

だがしかし2

15分アニメになっただがしかし。一期は正直30分という尺を持て余しているような印象があったのでこれくらいで丁度良かったと思う。キャラデザが微妙に一期と異なるけど、どっちもいいと思う。

多田くんは恋をしない

月刊少女野崎君のスタッフが送るオリジナルアニメ。少しの間だけ日本留学してきた外国人女の子日本人の男の子交流(?)が描かれる。タイトルでは恋をしないと言われてるけど、普通に多田君恋してるよね。

主演の声優さん二人は後にフルーツバスケットでもかなり親密な関係キャラを演じていてちょっとニヤリとした。このアニメの収録中に梅原裕一郎が急病を患い、終盤代役になっていたのは残念だった。部長は良いキャラしてたから。

主人公の恋敵キャラ性格の良いイケメンで、ヒロインと結ばれなかった後にヒロイン侍女と結ばれるのは誰も不幸にならない感じで良かったと思う。そういうところ少女漫画っぽいなぁとも思ったけど。

DOUBLE DECKER! ダグ & キリル

TIGER & BUNNYスタッフが送る新作アニメベテラン刑事新米刑事のバディを主人公にした人情SF刑事アニメタイトルダブルデッカーは「二人の刑事」と「2階建車両」のダブルミーニングらしい。

洒落雰囲気で良い感じのアニメだったけどタイバニほどのヒットには至らなかった。病気が末期の父親のために息子が自分の花婿姿を見せようと頑張る話が特に好きだった。

明らかに続編を作る事を前提とした意味あり気なラストだったけど、放送から3年経った今も特に続編が製作される気配が無いのが残念。バカボンもそうだけど、二匹目のドジョウを狙おうとした作品は受けない法則あるのかな…。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

何故かいきなりゲームに似た異世界召喚されたプログラマーが、ふとした事で莫大な経験値を得て最強になり異世界フラフラするという話。主人公CV堀江瞬に惹かれて見始めた。

内容はあんまり覚えてないけどそんなに嫌いじゃなかった印象はある。作画キャラデザも中々悪くない、人並に優しい主人公女の子達を助けながらハーレム形成していく感じの作品だった気がする。

デビルズライン

現代舞台吸血鬼物の話だった気がする。吸血鬼物の話が好きなので視聴決定した。主人公人間吸血鬼ハーフ純粋吸血鬼よりは吸血衝動が薄い…という割とお約束な設定だった気がする。

吸血は性行為暗喩という事もあってか、中々エロティック雰囲気だった気がする。ヒロインの声が進撃の巨人ミカサと同じ石川由依氏なんだけど、ミカサとは全然雰囲気が違うおっとりぽややん系で驚いたような気がする。

この作品原作が連載中の漫画という事もあって中途半端な所で完結してしまったのは残念だった。月刊モーニングtwoで連載されている漫画からか、全体的に女性向けな雰囲気だった。吸血鬼系はそういうのが多い。

転生したらスライムだった件

大人WEB小説アニメ作品現在も三期が絶賛放送中で、人気の高さが窺い知れる。放送開始当初は丁寧にやりすぎてテンポが悪いとか色々文句言われてたけど、結果的大成功だったのであれで良かったんだと思う。

現実世界で突如通り魔殺害されたおじさんが異世界スライムとして転生するという話で、「蜘蛛ですが何か?」など後発の人外転生系の作品にも影響を与えたらしい。転生した時声が可愛らしい女の子になったけど。

スライム形態主人公が青いパワプロくんみたいという印象が強い。途中で人間形態に変身する能力を得るんだけど、元になった人間美人からか明らかにヒロイン達より可愛らしい美少女として描かれている気がする。

意外だったのが男性というよりはむしろ女性大人気で、鬼滅以前は女子に一番人気がある漫画と言えばこの作品コミカライズだった。イケメンが多い事もあってか二次創作主人公愛され精神BL物が非常に多かった。

とある魔術の禁書目録III

二作目から8年振りの禁書アニメ三作目。原作小説14巻目以降の話が描かれる。原作未読だけど、それでも駆け足にアニメ化している事だけは伝わってきた。1作目から10年経っている事もあって、懐かしい声優さんが多かった。

七つの大罪 戒めの復活

大人漫画七つの大罪アニメの二期。確か一期の戦いの後で潔白を証明された主人公達が復活した新たな敵と戦いを繰り広げる話だった気がする。七つの大罪最後の一人、エスカノールが初登場するのも確か二期だったような。

お世辞にもあまり作画が良いとはいえず、話も毎回あまり進んでいないような気がするのは往年のジャンプ作品という感じがする。マガジン作品だけど、原作者の鈴木央さんは元ジャンプ作家しまあ似たような物だと思う。

ハイスコアガール

以前SNK著作権云々でアニメ化が一度お流れになった漫画が改めてアニメ化された作品。作中でSNK作品が出ず、主にカプコン格闘ゲームが題材になっているのはそういう事なんだろうなぁ…。

1990年代前半のゲームセンターが主に舞台という事で、当時主人公達と同世代ゲームセンターに通っていた層に特に刺さる作品だと思う。ゲームに興味が無くても甘酸っぱいボーイミーツガール物として楽しめると思う。

直視聴前に想定していた以上にメインヒロイン大野さんが可愛く、終盤で主人公にデレるあたりでもう堪らなくなった。ツンデレはツン期が長いほどデレた時の破壊力が高いのはマジだと思う。良い作品だった。

バキ

大人気格闘漫画グラップラー刃牙」の続編のアニメ作品。前作グラップラー刃牙は既にTVアニメ化されているという事で二作目がアニメ化されたのだと思う。

黒塗りで隠されていたとはいえ地上波アニメにしてはかなり残酷グロテスクなシーンが多かった。とにかくベテラン声優を揃えたキャストが豪華なアニメで、非常に力を入れて作られていた事が分かった。

作画は極端に良い回とそうでもない回があったけど、良い回は原作漫画再現度が高く非常に良かった。OPグラップラー刃牙最大トーナメント編の名シーンをアニメにしてくれたのもファンとして嬉しかった。

作画負担を減らすためか時々CGが使われていたけど、手描きと比べるとあんまりだった。バキの次にアニメ化されたケンガンアシュラではCGの出来がとても良くなっていたので、バキの時は過渡期だったんだなと思った。

覇穹 封神演義

久々にTVアニメ化された封神演義。2クールで全23巻の漫画アニメ化するなど無理な企画しかなく、ダイジェストにもなっていない原作の場面をその場その場で再現する飛び飛びアニメになっていた。

それでも作画はそれほど悪くなかったので色々と惜しいなぁ…と思った。新キャストは割とハマっていた方だと思う。OPEDは割と好きだった。素直にVS聞仲編かVS妲己かVSジョカ編をアニメにしておけば…と思わずはいられない。

HUGっと!プリキュア

リアルタイムで初めて見たプリキュア。近年のプリキュアの中では特に恋愛色が強い方かな?5とか恋愛要素が強いプリキュアが好きだった自分には特に刺さった。歴代プリキュアの中でもかなり好きな方だと思う。

プリキュアの敵勢力会社という所も5に近い気がする。5の名敵役のブンビーさんもゲスト出演していたし。敵の女性キャラが追加プリキュアになるのだけど、そのタイミング歴代プリキュアの中でもかなり早い方だった。

倒した悪役が消滅せず改心して人間世界生活を営んでいるというのもシリーズの中でも珍しい方だと思う。プリキュア恒例の敵が味方になる展開が好きな自分としてはそういうところも性に合ったかな。好き嫌いは別れると思う。

それでも敵キャラを増やしすぎたせいか、敵のハリネズミキャラが終盤改心する所はかなり駆け足で急だったと思う。そういうところは明確な欠点だと思うけど、まあそういうところも込みで全体的には好きな作品

ラスボスの正体が主人公未来の○○で、愛故に悪になり、最後には愛で救われる所も好きだなぁ…未来改変系のお話であるいか改変前の未来から送られてきたあるキャラ存在が不可解になったけど。

バジリスク ~桜花忍法帖~

山田風太郎小説甲賀忍法帖」のコミカライズ作品バジリスク」の続編漫画アニメ作品。前作後に伊賀甲賀和解した時代に新たな敵が現れて…という作品

主人公兄妹が前作主人公の子供という事で設定的に無理があるのではないか?とよく突っ込まれていた。前作主人公達に瓜二つで兄妹で恋愛感情が仄めかされている事もあってちょっとインモラルな感じだった。

基本的外国スタジオへの外注で作られた作品という事もあって作画あんまりな感じだった。それでも女性キャラだけで何とか可愛く描こうとしていた所に何らかの意地が感じられてそういう意味では嫌いになれなかった。

アニメの結末は漫画版とも異なるとの事だった。名作の続編としては割とガッカリ作品なのは否めない。まあ初めから原作小説との繋がりは無いし漫画版の作者も異なるという事で、よくある別物続編と解釈すれば良いかもしれない。

BANANA FISH

往年の名作少女漫画アニメ作品現代舞台という事で30年以上前に描かれた原作とは異なり作中にスマートフォンなどが登場し、原作ファンに突っ込まれていた気がする。そういう所も込みで、評価は中々高かった。

主人公ギャングボス愛人という設定で、同性すら魅了する美少年というあたり萩尾望都竹宮恵子などの流れを汲む「少年愛」的な少女漫画だったんだろうな、とは見ていて感じた。

原作漫画男性が読んでも面白い少女漫画とはよく言われていたけど、ストリートキッズ同士の抗争や派手な銃撃戦などはアクションが目当ての男性が見ても楽しめるのではないかと思う。

全19巻のアニメを2クールアニメ化したという事で、原作ファンからカットされた部分についていろいろと文句を言われていた気がするけど、アニメから入った自分はそういう所をあまり気にせず最後まで楽しめた。

石塚運昇さんの遺作もこの作品だったと思うけど、最後まで声も演技も衰えていると感じず本当に凄い声優さんだったんだなぁ…と思った。King GnuEDがとにかく良い曲でお気に入り。でもこの世界の男はゲイ多すぎだと思う。

はねバド!

女子バドミントン漫画アニメ作品美少女が緩く部活をやる所謂萌えアニメ…ではなく、スポ根物というかスポーツが全てという価値観人間の負の面まで描いている思ったよりシリアスで重い雰囲気作品だった。

アニメ化の際に原作から結構展開が変更されているらしく、原作ファンからは別物だと文句を言われていた。やっぱり原作漫画を読んでおらずアニメしか知らない自分最後までそれなりに楽しめたけど。

スポーツ物のアニメだけど作画はそれなりに良かったと思う。OPがとにかく元気で前向きな気分になれる良い曲なので一度は聞いてもらいたい。

2021-09-10

土着的モラル拒否しきれずに

 大学同期のある女の子の話。


 その子は、とにかく故郷というものが嫌いだった。話を聞く限り、主に家族関係が上手くいっていなかったらしい。

 例えば、その子国立大学学費殆ど奨学金バイトによって賄っていた。恐らく親からの援助が見込めなかったのだろう。

 時折Twitterで、田舎のしがらみや桎梏に悩む人間が描かれた漫画に対していいねリツイートを行っていた。彼女の行動の端々からは、故郷や土着的なモラルに対する拒否感が滲み出ていた。

 とは言え苦労人の彼女も、最終的に修士課程を満了し、そのまま国有系の企業就職した。知的能力が高く、自分自身人生自分で切り盛りする自立性を兼ね揃えた子だったから、その結果を予想することは容易だった。仕事においても、時に人間関係での衝突や様々なトラブルに直面していたようではあったけれど、最終的に本社のある某都市への配属が決まったらしい。単に大学の同期で、多少会話を交わす機会があっただけにも関わらず、そういう話を伺っていると誇らしい気持ちになる。何故だろう。


 とは言え、最近になって事情が変わり始めた。

 いや、彼女自身人生に何らかの大きな転機があったというわけではない。彼女人生に、取り立てて悪いことが起こったというわけではない。

 とは言え、それは明確な変化だった。

 数年ほど前から彼女は裕福な家庭に属する人々に対して、憎悪の念を時折滲ませるようになったのである

 というか、はっきり言えば僕自身に対する憎悪を、Twitterを通して仄めかすようになったのである


 彼女と比べれば、僕は裕福な家庭に生まれた。物心ついた頃には家にグランドピアノが置かれてあり、子供時分には英会話教室やらピアノ教室やら水泳教室にやら通っていた。

 特に金銭面で苦労をしたという記憶はない。取り立てて贅沢をさせてもらったという記憶もないが、かといって吝嗇を旨としていたわけではない。誕生日クリスマスには大抵望んだものが与えられた。

 そんな、特徴のない、ありふれた裕福な家庭に僕は生まれた。

 大学入学後は、仕送りによって生活していた。免許を取るための代金は、家族が捻出してくれた。

 そういったありふれた裕福さを、僕は当たり前のこととして享受してきた。

 きわめつけに、僕は今定職についていない。

 フリーターをしながら日々の生活を送っている。別に収入がたくさんあるわけでもない。それでも、安穏とした日々を送っているのは、要するに実家が太いからだ。仮に、自分の手に負えないような何事かが起こったとして、その時には、まず頼るべき実家存在しているからだ。

 はっきり言って、僕の人生は他の人々に比べれば楽だと思う。

 時々苦痛なのは、そういう生き方をしている僕に対して、露骨軽蔑視線が浴びせられることである。それはある意味、当たり前のコストだ。裕福な人間は、あるいは、人生真剣に生きているとは思えないような人間は、折々に軽蔑視線を浴びせられる。そして、それに対して言い訳をすることができない。その軽蔑視線に対して、「確かにその通りだ」と頷くことしかできない。

 そういうコストに対して、時々僕は疲れてしまうことになる。

 とは言えそれは(繰り返すように)、僕のように中途半端に裕福な家庭に生まれて、ちゃらんぽらん生活をしている人間にとっては当然のコストであり、受け入れるべきコストである苦痛苦痛なのだけれど、かといって、そのような視線を振り払うために定職につきたいかと言われれば、そんなことはないし、僕は雑に生きていたいのだから

 そういう意味で、それを不当なことだと訴えるつもりは僕にはないし、そもそもそんなことをするだけの権利は、僕にはない。


 いや、少しだけ嘘をついた。

 僕は、彼女にだけはそういう立場を取ってほしくはなかったのである


 彼女は僕のことを金持ちだと言う。ここ数年の間、彼女は主にSNSを通して、僕に対する様々な当て擦りを行ってきた。

 僕が察しを付けられるような嫌味、振る舞い、そういうものを、彼女自覚的に行ってきた。

 そういう振る舞いをされることは、ある意味僕には当たり前のことだったけれど、それなりに僕は傷つくことになった。

 他の人間が同じことをするならばともかく、よりによって何故君がそんなことをするのだ? と僕は思ったのである

 勿論、彼女は僕に比べて随分人生において苦労をしてきた。

 彼女彼女の生まれ土地の、土着的なモラルや、あるいはその純粋資本の無さに苦しめられてきた。

 だからこそ、彼女が僕を毛嫌いすることは、ある意味では当たり前のことである。そこに、僕が拒否できるような理由存在していない。

 それどころか、僕は彼女が我が身の理不尽さを、どんな形であれ承服してはならないし、何らかの形で表出するべきであるとさえ思うのである

 例えば、彼女奨学金の返済をする必要があった。例えば、彼女にはちゃらんぽらん暮らしをし、あやふやな夢を唄って生きる暮らしは許されなかった。そう、僕のように、文筆の夢をふらふらと唄い、そのくせその努力を身を削るまでに行っているかと言えばそうではない、そんなちゃらんぽらん人間拒否し、排斥する行為が、彼女には必要だったのではないかとさえ僕には思えるのだ。


 とは言え、彼女行為を僕が受け入れられない理由の一つは、別のところにある。

 つまり、煎じ詰めれば彼女のやっていることは、彼女自身が忌み嫌っているところの、「土着的なモラル」の継承なのではないかと思うのだ。

 恵まれている者に対する敵愾心、その誰かを貶めようとする気持ち

 楽しそうに飛び、楽しそうに歌う鳥に向かって石を投げる行為。そんな鳥が地面に落ちて這いずり回ることを、志向する行為

 そういう行為は、正に土着的なモラル継承ではないだろうか?


 彼女は、彼女故郷でこう言われたことがあったはずである

「県外の大学になんかいかずに、地元学校に通え、あるいは、就職しろ金銭的な支援は期待するな。お前に一人で切り盛りすることは無理だ」

 教育資本によって支えられる生活というものを、イメージすることができない人間に、彼女は囲まれていたはずだ。

 だからこそ、彼女自身の力で自身人生をやりくりしなければならなかったのだから

 優れた人間が、より優れた人間になろうとすることを、阻む力。

 そういう力が、土着的なモラルの中には含まれているし、そのような力が、彼女身の回りには実際に存在していたことと思う。


 もちろん、彼女が僕に対して向けている暴力は、そのような暴力と完全に同種のものではない(というか全然違う)。

 むしろ彼女の受けた暴力とは違って、僕の受けている暴力は、ある意味では正当な暴力ですらある。

 不当に恵まれている者を攻撃すること、それは、ある意味では正しい。僕は不当に恵まれているのだ。それに対して、少々のやっかみが向けられることは、ある意味では当然のコストなのだ。少なくとも、そのようなやっかみを前提とせずに生きることは、不可能なのだ


 とは言え、彼女は周囲から引きずり降ろされそうになり、それを拒否することができた人であるからこそ、僕は、彼女にそんな暴力を(彼女が受けたものとは違った形であれ)継承してほしくなかったのである

 自分より恵まれている人間に対して、石を投げるという行為正当化されるところのモラルは、普遍的モラルではありえない。そのモラルは、ある人の人生から生じたところの、ある人の生育環境から生じたところの、相対的な、つまりは土着的なモラルに他ならない。

 彼女は、そんな土着的モラル拒否することを、生活の旨としていたように、僕には思われるのだ。

 そんな彼女が、何故土着的な、普遍的ではないモラルに身を任せ、自分暴力正当化し、他人を傷つけなくてはならないのだろうか?


 繰り返し述べる通り、僕の人生においてそういう暴力日常茶飯事であり、それが存在することを拒否できる立場に僕はいない。そういう立場には全くない。

 とは言え、彼女がその土着的なモラルある意味継承してしまっていることに、僕は残念な気持ちを覚えてしまうのである

2021-09-09

「お前に届け新型コロナ」←

はてなブックマークタグなんだけどさ…

こんな非道タグをよく付けられるね?

モラル感覚はどこに吹っ飛んでいってしまったんだ?

最低だよ。

放置してるはてなはてなだ。

これはひどい

2021-09-08

anond:20210908125156

ちんさん呼びしてるフェミニスト稀に居るけど同性から咎められてるじゃん。

男と女とで要求されるモラル言葉遣いの水準が違いすぎる。

2021-09-07

差別は良くない!」と常日頃叫びながらも差別感情意識させる記事

大谷翔平応援してるので、「今日打席はどうだったのか!?」と気になり、ヤフーで結果の記事最近よく読むんだ。

だけどこれがなかなかに酷い。

というのも、ヒットがないと大抵『ボール判定の球を見逃して三振!』という記事ばかりで、確かに動画確認するとボール判定をストライクにしてる。

記事の続きではボール判定に対する苦情を綴り、あたか大谷にだけ厳しい判定をしているような描写をしている。

しかしその後、実際の試合を観戦してみると大谷に限らず誤審はあったし、大谷登板している時にはこうした誤審に助けられていることさえあった。そのくせ、登板したときには誤審のことには全く触れないし、全体を通してみれば誤審もけっこうあるのにも関わらず記事の中では全体の誤審については全く触れず。

ただ『大谷、また誤審三振!』と煽るように書き、差別的ものがあるのではないか?と暗に示すような内容。

客観的に見れば差別的なところはないのにもかかわらず、穿った書き方で差別的見方提供しようとする現代コタツ記事ってどうなのよ?

なんだか、「モラルなんて置き捨てて、こうした差別意識喚起させるような記事の方がPV多いんだよ!」っていうのを見せ付けられているような気さえする…

2021-09-04

派遣先が秋に社員旅行企画していて辛い

未だに会社会議室飲み会してるような職場だが、まさか社員旅行まで企画しているとは思わなかった。

もちろん派遣社員の私は呼ばれることはないのだが…社員旅行のせいでクラスターが発生するかもしれないと思うと気が気でない。

 

国や県は飲食店よりもモラルのない会社を取り締まるほうが感染対策になるのではないだろうか。

営業が質より量

弊社には営業専門の部署があり、年に〇人雇って退職させず定着させること、みたいなノルマがある。

なので、質より量という感じでとにかく入社させようとする。

が、あまりにもモラルコンプラ意識がなく問題を起こす社員が多いので、人事も面接に加わるようになった。

それでも(言っちゃ悪いけど)相変わらずFランレベルが多く、社内の基本的申請も覚えられない人ばかり。各種システムパスワードもすぐに忘れる。

さらに、営業成績も全然上がらないので1年未満で見切りをつけて辞める人達が多く、教えるだけ無駄という感じ。

営業経験の人は、このコロナ禍で営業が上手くいくなんて絶対思わないほうがいいしお勧めしない。

2021-09-03

anond:20210903194752

もし、2世紀の間に規範となるモラルがあったとして、問題モラルを持たない人間をどうするかという点だ

例えば、今存在する規範法律で罰したりすることで維持できているのではないだろうか

法律根拠論理モラルによって意味付けているとは思う

にわとりが先か卵が先かのような話だが

簡単方法として、2世紀か分からないが

法律を先に作っていくことで、カンニングペーパーのようなモラルを作っていけるだろう

anond:20210903201634

でも、現代人の行動の指針となる、現代的なモラルの軸がないという主張は変わらない。

自ら宗教不勉強といっておきながら、この根拠のない主張w

気持ちの悪いゴミだな

まさに武漢ウイルスや糞便を巻きちらすロボットやな

anond:20210903201634

ん~他人人生から自由しろしかいえんが、

そのまま行くと金とか家族のためにウイグル人虐殺したりスパイ活動するのに躊躇しなくなるよ。

もちろんそれで幸せなのがモラル欠如した人間(=悪魔の手先)なのだけど。

2021-09-02

anond:20210902093449

増田ヤフコメは同等のレベル荒らし存在する。

結局モラルを失ったアホたれしかいないって事なのよ。

どんなにまともに使おうって思っても、真面目な投稿しても横から荒らしが湧いてくる。

そもそも匿名日記も当初の用途は、言えないことを書く『だけ』だったはずなのに、

気がつけば悪意の他人粘着してくるようなコンテンツに成り果てた。

どんな便利なツールでも利用者の悪意で最悪なツールへ成り果てるわけだが、

利用者のせいだけにして管理者管理しないって時点で、荒らし容認しているようなもの

それをアホたれが『管理者が削除しない、これは自分らの行為を認めたってこと』なんて

悪意の解釈で使ったりするからホントクソみたいな状況よ。

2021-08-30

王様の耳はロバの耳

私はコスプレイヤー、いわゆるレイヤー

憧れのキャラクターの姿を借りて、普段自分とは違う体験をするのを楽しんでいる。

現在レイヤーはたくさんいる。

楽しみ方は人それぞれとは思うものの、最近は物議を醸すレイヤーもいる。

例えば、キャラの姿のまま街中でナンパに励む男とか。

映画館コスプレして通行の邪魔になるとか。

レイヤーには、イベントスタジオでの明文化されているルールのほかに、見えないルール存在する。

モラルマナー問題のものや、破ると普通に犯罪レベルまでいろいろある。

上で挙げた2つの例はモラルマナーの部分に当てはまるだろう。

コスプレ活動を始めて随分長くなるが、

以下、私がコスプレをするにあたって、しないように気をつけていることや逆にしていることを書く。

別にツイッターアカウントで高説垂れたいわけではない。あくま個人的に気を付けていることだという言い訳を添えておく。

たか趣味。されど趣味

王様の耳はロバの耳、と叫ぶための穴をここに掘る。

キャライメージを悪くするような行いをしない。

キャラがしないであろうポーズ、表情、変な顔、メイクだけしてウィッグネットのみの状態写真を上げる、未成年キャラ飲酒喫煙(作中に描写がある時は別)・・・

挙げればキリがないが原作自分の思いに忠実にすることを重視している。

・今流行っている漫画アニメゲームなどを、自分が人気を得るために利用しない。

もちろん心の底から好きだったなら熱いうちにやったほうがいいんだろうが、イナゴにはなりたくない。

公式タグコス写真につけてアップしない。

公式タグはいろんな人が閲覧するもので、コスプレが苦手な人の目にも入ってしまう恐れがある。

作品によっては推奨している場合もあるので、一概には言えないが一般的には控えることをマナーとしている。

いいね/RTが伸びた写真に「○○RTいいねありがとうございます!」とぶらさげない

反応したすべての人がフォロー関係にあるとは限らないのにこれを言ったところでなんになるのだろう。

実際は伸びた写真リプライを付けることで再度タイムライン上に出現させ、さらなる反応を狙っているのだろうが。

そんなことしないで黙ってセルフリツイートのほうが好感が持てると思う。

普段ネイル/アクセサリーをそのままにしない

簡単に落とせるマニキュアを使っている。撮影前日はネイルを落とし、キャラに合った色に変える。もしくは素爪やトップコートのみにする。

アクセサリーも同じく。腕時計も外す。

有名人ヅラしない。

フォロー人数が増えたとか反応数が一定数超えたとかそういったことで自信過剰になって、

チェキ配ります」「ネットプリントで写真配ります」「サインします」「ファンマーク作ります」「みんなイベントで会いに来て!」etc

私がしているのは二次創作であり、元となった作品好きな人コスプレ評価してくれただけなのであって、

自分自身の人気とはき違えないようにしている。もし自分公式イベントに呼ばれるようなレイヤーになったとしても、このスタンスは変わらない。

フォロワーとの関係大事にする。

写真に反応する、リプライを送りあう、カメラマンさんと会うとき手土産を渡す・・・

レイヤーカメラマン以外のフォロワーも一人一人の人間として敬意をもって接する。

有名な人に媚を売ったり対応に差をつけている人は結局周りから人が離れていく。

愚痴ネガティブ発言を控える。

コスプレアカウントでわざわざ言う必要もないことは言わない。

タイムラインコスプレに関する糾弾意見を言っていても参加しない。

はつらつと、趣味を楽しんでいる姿がアカウントに残るほうがいい。

今思いつくのはこれくらいで、今後もこれを指針として活動していきたい。

いずれも、「コスプレは誰かが作った作品の姿を借りている」ことと「おもいやりをもつこと」をメインにしている。

すべてのレイヤーコスプレを楽しむことができますように。

2021-08-28

他人に興味がなく、人見知り内気で付き合いも少なく狭く、よって他人というものに詳しくなかった

身近なエネミーを避けて、ほかは一定距離を置く

誰に対しても挨拶する程度で深入りしない、が最適解として生きてきた

人に詳しくないことで人に対して楽観的だった

誰でも当たり前のモラルを持ってるだろう、誰でもこれくらいのことはできるはずだ、と

知らないが故にn=1の自分基準でいた

実際はそうではなく体力気力メンタルも削れた

リア充を持ち上げる気はないが、実在人間イメージが多いほど世間はうまく渡れるものだろうとは思う

nを増やしつつこなしていきたい

2021-08-26

anond:20210826164715

そりゃ検査もせずに受診もさせずに死んだのをカウントしなければそうなるわな。

アベスガ政権のせいでこの国のモラルは地に落ちた。国に都合のいい数字を出さな都道府県は潰される。

中国以下の最低最悪の弾圧国家

anond:20210826151827

最近成功者憎しで

モラルのアラを探して叩いてるだけじゃね?

普段障害者政策なんて大して興味もないくせに

自分が使う場所でもないところの多目的トイレ使用法に息巻いたり。

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