はてなキーワード: ポジティブとは
https://websunday.net/work/17736/
「○○は~~」という量産型タイトルのせいでネガティブ印象から入った漫画だったがキャラが動くたびに面白くなっていって最近の展開(個別ルートに入って長女とのデート回とか)は特に良かった。
主人公がやれやれ系じゃなくてポジティブお馬鹿なのがいいよね。ラブコメ漫画のマイ・ランキングではマガジンの馬鹿売れ姉妹ハーレム漫画を超えてる。
https://websunday.net/work/18395/
リアル系総合格闘技漫画。リアル系だから刃牙みたいな化け物は出て来ない。こっちは逆に主人公が陰湿で性格悪いのがいいよね。主人公はいじめられてるところを総合格闘技の若きスター候補の同級生に助けてもらって総合格闘技を始めるのだが、同級生に憧れて始めるのではない。助けてくれた同級生が顔や能力だけでなく性格まで完璧すぎるのにムカついて一度ぶん殴って地べたを這いつくばらせたいという負の感情で総合格闘技を始めるのだ。しかも自分をいじめてたやつの手を借りて。主人公は粘着質だけど漫画自体はカラッとしていて読みやすくて面白いからずっと続いてほしい。
https://websunday.net/work/18607/
タイトルは物々しくて推理ものかと思うけど(推理要素も入ってるけど)、獣医を目指す高校生の青春漫画(今のところは)。動物ものはやっぱり面白い。主人公が確認できないはずの助けた動物のその後や死んだ野生動物の生前を事実としてナレーションで描いてるのが新鮮だった。
帝乃三姉妹はアニメ化、レッドブルー、ラストカルテは実写で映像化になるんじゃないか。これに加えてフリーレンに龍と苺という既に看板となってる2作品もメディアミックスを待たされてるわけだから今のサンデーすごい
兵庫県姫路市がこの夏 (2019年)、市役所で冷房使用時の室内温度を25度に設定したところ、残業時間を約14%減らせたという結果を発表し、Twitterではこの取り組みを称賛する声が相次いで投稿されています。
環境省は「クールビズ」で冷房使用時の室温として「28度」を推奨していますが、「28度では暑くて仕事の能率が落ちる」と実感している人が多いようです。
「室温が25度から28度に上がると作業効率が6%低下する」という専門家の分析を基にした取り組みで、スタート時には「省エネに逆行するのではなく、働き方改革をポジティブに進めるため」と説明しています。
実証実験の結果、職員の8割以上が「業務効率が向上した」と答え、前年と比べて総残業時間は14.3%減り、人件費を約4000万円減らすことができたとのことです。一方で光熱費の増加は約7万円で済んでおり、経済効率も高いとしています。
https://anond.hatelabo.jp/20220627202642
の実況後感想です。
・メンタル組で話すシーンとかハイジョ5人の友情を感じるシーンとかのオリジナル要素が良かったです
・前半36分15分飛ばしていい
・↑サイスタのメインストーリーを早口で低クオリティで再現するだけのシーン
・ない方がマシレベル
・プロデューサー、いる?
ストーリー、つまんなくないですか?
ポジティブな感想で「アイドルのこういう面や交流を見たかった」とか言ってますが、これはSideMを好きな人間なのでアイドルの新規カード来た~くらいの感情です。
アイドルマスターSideMで舞台やりたいです!ってオファーしてくださったそうですが
ああこの作り手はSideMのこういうところが好きなんだな、というのがわかりませんでした。
かろうじて「他のユニットメンバーと一緒に進んでいくことが大切」なのかなというのが夏来と旬やメンタル組のやりとりでうっっっっすら感じましたが…。
SideMって当然サイスタで語られている以外にもアイドルたちのバックボーンや葛藤ってたくさんあるはずなんですが、
サイスタすらもまともにやってないんじゃないか?という印象でした。
SideMでやる必要あった?アイドルマスターっていう看板が欲しかっただけじゃないの?という印象です。
元アイドルの方が脚本、2.5で有名な方が演出、と聞いて正直期待していたのですがまさかサイスタのメインストーリーよりも薄い作品が出来上がると思いませんでした。
死んで空に浮かんでいるプロデューサー、
意味不明なプロジェクションマッピング、
早口、
これを無視して「良かった~!」って言ってる人たち本当に怖い
前半の早口とかただ丸暗記したセリフを読むだけのシーンとか普通に不愉快でした。
サイスタのメインストーリーを知っているのでなんとかついていけましたが、
メインストーリー知らない人は知らないキャラが沢山出てきて早口でまくし立ててるようにうつりませんか?
私が普段見ている舞台が、チケットとるのがそこそこ難しい2.5や宝塚や劇団四季くらいなので、この箱の規模だったらこんなもんだよ、みたいな感じだったらすみません。
ツイッターですごく評判がよかったので、では見るかと思って買いましたが正直高い買い物だったな、という気持ちが大きいです。
こうしてはてぶを書くことで費用対効果を得てます。(得てるか?)
配信組だったのものあり、現地で見たらまた没入感は違うのかもしれませんがこのテンションで現地行かせられたら普通にキレてしまうと思う。
もし二回目三回目とかあるなら値段に見合う舞台にしてほしいです。
今回、担当がいないので気楽に見れましたが、それでもン?って思ってしまう部分は多々ありました。
まず、ターゲットがどこに向いてるのかよくわからなくて、SIdeMをすごく好きな人に見てもらうのであれば、もっと工夫のしようはあったと思うし、
逆にSideMをあまり知らない人に見てもらうにしても、最悪の前半36分はない方がマシでした。
何を伝えたいのかわからなかった。
もちろん7年もの歴史を持つ積み重ねの化身であるモバを舞台でやれとは言いませんが、
アイドルとしての魅力を伝えたいのであれば変ないざこざは描かないでよかったし、駄菓子屋でスタンドを出す必要もないと思う。
本人の葛藤を描きたいなら翼のようにもっと桜庭のバックボーンに注目してもよかった。
あと輝が怖かった。
私はSideMが好きですが、仮にSideMを布教するとしたら、これをSideM知らない友達に勧めるかというとNOです。
普通にサイスタのメインストーリー読んだほうがマシなので。(サイスタのメインストーリーが良いかどうかは別としてマシではある)
あとアニメ。私の担当はアニメにアイドルとして出ていないモブ扱いですが、それでもこの舞台よりは見やすいと思います。
後半の満足感、ユニットを越えたアピールチャンスとかを見る限りは、舞台である必要もあるような気はしています。
なにせ現状SideMのゲーム以外の展開が声優のライブで、声優のライブでは声優が来ないとアイドルそのものの出演もできないという都合があります。
私は「声優や俳優がみたい」のではなく「担当アイドルが見たい」のでこのように一応公式としてアイドルがゲーム以外の部分で描かれるのには好意的に見ています。
今回担当は出演しませんでしたが、担当が出たら見たいか?と聞かれたら見たいです。
なにせアニメにも出ていないので、なんでもいいから公式からお出しいただく担当はなんでも見たいという気持ちもあります。
もう少しどうにかできたであろう部分も多いので、それはアンケートで送ろうかなって感じです。
アイカツおじさんなんだけど、アイカツライブin武道館が無料公開されてて見に行ってワンワン泣いてしまった。
https://twitter.com/twitcasting_jp/status/1539082266143752193?s=21&t=LhI7DvXQAPH8B06T_HzPjw
アイカツって物語自体がチクチク展開の一切ないハイパーポジティブな話で、当時心が弱ってた自分ですら見るたび前向きになれる本当に好きなアニメだった。
ラブライブとか最近のアニメアイドルもののことはよくしらんのだけど、アイカツはキャラの声優と歌唱担当が別々で(途中から変わったけど)ライブに出てくるのは声優じゃなく歌唱担当。
本人達がどこまで真剣にアニメを見ていたのかわからないけど、歌唱だけにも関わらずキャラクターを壊さない発言やパフォーマンスは本当にファンとして嬉しかったし、全ての曲についた振り付けを必ず踊ってくれてどれだけ苦労したんだろうと改めて感動した。
歌唱しか担当していない秋葉原系アイドルちゃん達が子供から大人まで見ている国民的(?)アニメキャラを背負う重圧はどれだけ大きかっただろうと思うだけで泣けてくるわ。
本人たちの活動だけでは絶対立たなかったであろう武道館に、アニメのキャラクターが彼女達を連れてきてくれたと言うのもまたアイカツだね!という感じで泣けてくる。
2014年の選挙で「何で解散したんですか」とか切れ散らかしてた頃から野党支持者はずっと心が負けてるやで
政権交代前の民主党ならことあるごとに解散総選挙を要求する元気さがあったというのに
あと民主党のマニフェストを実行すれば世の中良くなる的な雰囲気も支持者の中にはあったけど
「立憲民主党の公約を実現すれば世の中がよくなる」的なポジティブキャンペーンを一切やらずにアベ自民の汚職がどうのと言い続けてる時点でお察しやで
以前の日記への反応を下さった方、ありがとうございます。
(以前の日記→ https://anond.hatelabo.jp/20220624023752
コメントでリンク貼ってくれた方、お手数おかけしました!ありがとうございます)
コメントへの返信方法が分からないためこちらでお返事したいと思います。
(匿名で日記が書ける、というだけで始めたのでごりごりに初心者です。すみません。増田って普通に名字だと思ってました)
すみません、バグ?で全文が何度やっても表示されなくて見れてません(T-T)
創作ではなく、一応実話、実体験です。下手っぴで申し訳ないです。
なるほど。面白い考えですね。ただシベリアは今色々と危なそうなので北海道の方が良いような気がします。
仕事を手放したわけではないですが、定型発達の子と混じって園に通えるのがうちの市では3歳からなので、1歳から育休明けは無理ですね、、、。そう考えると人によっては収入減でなかなか厳しいかもしれません。
途中でどこかに行っちゃったのは、他にその子にあった場所があったからかな?
→女子は仕方なく付き合ってる
そうですよねー。でもきっと女子もいい経験だったと思います(^ ^)
可愛いですね。ほんとに。
キラキラな一面を世界に発信してくれてる方々に感謝しかないです。
私みたいにくら〜いダークな一面ばかりだと、差別と偏見が拡大すると思います。
→絵本読んでる
可愛いですね(^ ^) 趣味があって素敵だと思います。息子も絵本とか絵とか好きになってほしいです。
悪口言われたりしたら凹んじゃうと思いますが、それも承知の上です。
誰かの目に止まればいいなと思って綴ったので、見ていただけて嬉しいです。
正直辛辣なコメントが来るかなと思ってたら、案外皆さんお優しくて前向きになれました。
色んな考えやエピソードを聞けて嬉しいです。
今って世の中、『正義』が暴走してたりだとか、マイノリティに超が付くほど配慮してたり、マイナスな事とか、誰しもが持ってる偏見とかを出しにくくなってるなー、と思います。それが逆に生きづらさを生み出してる気もします。
私にポジティブになってほしいのか、「母親はあなただけよ!」とか「ダウン症に見えない」って言ってくれる方が周りに結構いるんですが、うーん、逆に色々考えちゃいます。ダウン症に見えないなら、何も言わずに接してほしいですし、母親は私だけかも知れませんが、変にプレッシャーになってて落ち込む時があります。
偏見とか差別を無くすには、無関心が重要だと思うんですが難しいですよね。
自分でも矛盾してるなー、と思う時があって、ダウン症なんて(笑)って笑ってる時もあれば、ここで死んだらどうなるんだろうって考えちゃう時もあります。自分と周囲を騙すために明るく振る舞ったりもします。
同僚は都会からセミナー本部のあるこの田舎に引っ越してきて、生活の基準がセミナーになっている。仕事が終われば本部へ、休みも本部へ行き泊まりで勉強会。
うちの職場は年中無休で自分は同僚と交互出勤を求められている。しかしセミナーの予定が毎月かなりある同僚が好き勝手に休む。自分が連勤をし、めちゃくちゃな休みを取らざるを得ないのが現状だ。
こちらも予定があると言っても、なんで休めないのか?セミナーがあるのだから休めて当たり前だろ?という態度。
セミナーの翌日は素晴らしい話を聞くことができたとキラキラした笑顔で報告を受ける。
変にポジティブで、いいことは全部自分のおかげ。(受けた電話を担当部署に引き継いだだけでも、僕が電話を繋いだおかげでいい話が来たと言い出すなど…)
セミナーで買った高額な健康食品を職場に持ってきたり上司を勧誘しようとしたり自分はこんなすごい人と知り合いだと自慢をしたり、関わるのに疲れてしまった。
息子がこの世に誕生して結構経つけど、親の私は産む前と産んだ後ですこーしだけイメージが変わったので赤裸々に書こうと思います。
これはほんとにみんな違う。大学を卒業する人もいれば、芸術的な才能を開花させる人もいる。息子がダウン症じゃなければ知らなかったことだ。
顔も、特徴はあるがみんなやっぱり親に似ている!
でも正直言うと私は息子が誰に似ているのか分からない。
なので「パパによく似てるね」と周りから言われれば黙ってしまうし、一緒にいる家族も変な雰囲気になる。
たぶん理由はいくつかあって、愛想が良くて裏表がなく笑顔がステキな子が多いからだと思う。でも実際はめちゃくちゃ頑固な子とか、知的障害から来るあれこれで怒りっぽい子とか、あと自閉症を合併している子とかも少なくなくて実は思ったより天使じゃない。そこは普通の子と変わらないと思う。誰かがポジティブに捉えるために天使って言い出したんじゃないかとひねくれの私は考えている。
さて本題に入りたいと思います。
これはダウン症に限らず、どんな障害や病気を持つ方にも「可哀想」と思うことはあるかと思う。ただ私は殊にダウン症のことを可哀想だと30年思ってきた。身体的にここまで特徴的な病気はないと私は思う。パッと見てダウン症だと把握されて、偏見の目に晒されたりするのが可哀想だと思っている。現在進行形で。
どう対応したらいいか、息子以外分からない、なんて言葉をその子の親にかけたらいいか分からない。
これは変えようと思っても変えられない。カウンセリングに通おうかな、とかも考えた。
息子は可愛くてしょうがないのに、いざダウン症の親の会や施設に行って他のダウン症の人を見ると「うわっ」となってしまう。
我ながら最低だと思います。本当に。
けど最低ながら日々療育に通えたり、施設に行ったりできるのは慣れと諦めが大きいと思う。
まずダウン症の顔が受け入れられない。この問題をどうにかするために、一日中「#ダウン症」でインスタを検索した。
34万の投稿で目を慣らしていった。今では何も考えずに見て「この子かわいいな、ステキだな」と思えることも多くなったが、実際に見るのは脳みそが受け入れられないのだ。
「息子も、ダウン症なんだ」とどーーーんと衝撃が来るから。それで自分を責めて、自己嫌悪に陥ったりしている。けど誰に言われたのかすっかり忘れたが、「無理しなくていいんじゃない?」という言葉に救われた。
無理して他のダウン症の人と交流しなくていいし、無理して自分を偽って優しくなろうとしなくていい。
なるほど、たしかにそうだと思った。
基本的には親がアカウントを運営しているのだが、悩んでいる人、悲しんでいる人も沢山いる。けどやっぱり圧倒的に多いのは、ダウン症を受け入れて明るく楽しくやっていこー!!みたいなポジティブでキラキラした投稿ばかり。
そういう投稿をすることで、自分の気持ちの整理がついて世界に馴染めるというか、肯定感を高めることができるので他の人と共有する楽しさはすごくわかる。
ダウン症の告知をされた両親の中には、そのキラキラに圧倒されて迷いや葛藤が生じている方もいるのではないでしょうか。そして私と同じようにダウン症を受け入れられない方も沢山いることでしょう。
私みたいなひねくれ者でもダウン症の子を育てていけるので、安心してください。
どこかで諦めがつきます。ま、いっかってなる日が来ます。そのためにはいろーんな人と喋って、無理なことからはそっと離れて、あんまり他の子と比べてはいけません、めちゃくちゃ辛くなるので。
たぶん解決策は無くて、きっと一生このままだと思う。
最後に、この日記?にたどり着いた子どもがダウン症の告知をされた方、出生前診断でダウン症の可能性があると言われた方…
いっぱい悩むと思いますが、辛くなったら抱え込まずにいろんな人と話してください。パパやママが笑顔なのが、子どもにとって1番だなーと思います。そして、私たちが悩んでいることなんか子どもは全く気にしてません。
ではまた。
・表現にはそんな力はない
反ワクチンのせいで病床埋まって死んだ人とかいますからね。表現の影響を受けて行動する人がいる以上は現実に作用する。表現には倫理も常識も変える力がある。有り得ない
それはそう
誰が決めた。
配慮を求める場合はまた別の配慮がある表現を世に広める方法を取るべき
・現状はそんなに悪くない
何と比較して?セクハラロリペドに抵抗なさすぎ、認知歪みすぎ、性的モノ化しすぎ。女性と接点の少ない人間はほぼリテラシーがないので歪んだ人間観を持っています。人間が他人から鑑賞されるモノという感覚が強すぎ。正しく表現されなければ女性や子供が尊重されないことは言うまでもない。エロがSNSで簡単に流れてくるからでしょうか、表に出すことは子供への暴力ということがわかってなさすぎる。楽観すぎ。現状維持バイアスですよ
勝手に人を歪んでいると決めつけるな
その他内容がおおざっぱすぎ。増田自身一番下に「好ましいエロもある」と書いているとおり、子供もアクセスしてプラスになるエロもあるはず
少なくとも俺も子供だった時代があるが、エロから全く遮断されていたら辛かった
・何でも規制される
憲法を勉強してる人間ならなんでもかんでも規制されるなんて有り得ないとわかるはず。侵害されている利益の保護の範囲でしか規制はできない。ただ恐怖を煽ってるだけの妄言。
わかる
ので、害が及ぶ前に声を上げている
・自分は困らない
困っててもずっとそうだったから見えてないだけです。認知の歪みが少なくなり周囲も変わるので性犯罪が減少しエロに対する安心感が生まれれば社会を通してポジティブな影響は受けます
自分が困らないとは思わないけど
認知の歪みによる誤解。単なるアクティビティの一つ。好きな人とのエロや安心感のあるエロなら好きな人、嫌なことをされず自分の意思が尊重されるエロなら好きな人、スポーツのように楽しむ人、エロが苦手で嫌いな人、エロい服が好きな人、エロくない服が好きな人、あらゆる在り方がある。その人の在り方が尊重されるべき。上記エロが暴力になっている文脈がありふれているため楽しむ余裕が現在社会にない
それはそう
あと上にも書いたが子供にも性欲があるんで子供もアクセス可能なエロの範囲はもっと社会のコンセンサスをもって決定してもいいはず
君が好かれないのは君が男だからじゃなくて君自身が嫌われてるからだよ。
ポジティブにとらえない方がいい。性別が悪いんじゃなくて君自身が嫌われてるんだよ。
お金が無いからとかブサイクだからとか肩書きが無いからだとか、そんなのはほんの一因でしかない。
そんな事ないよ。嫌われるよ。
あいつでもチヤホヤされるなら俺だって女になれば楽勝だなって実例が居たりするのかな。
君は自分が思ってるほど魅力的じゃない。そうやって自分を過大評価して相手を過小評価する所が嫌われてるんだよ。
君が好かれないのは男だからじゃなくて単純に君の人としての魅力がその人より圧倒的に劣ってるからだよ。
女になろうと君みたいな人はちやほやされないよ。
君という人間が嫌われてるんだよ。
・表現にはそんな力はない
反ワクチンのせいで病床埋まって死んだ人とかいますからね。表現の影響を受けて行動する人がいる以上は現実に作用する。表現には倫理も常識も変える力がある。有り得ない
エロは主体が楽しむ安全と配慮を欠いたら暴力。鑑賞者が楽しむかどうかではない
・現状はそんなに悪くない
何と比較して?セクハラロリペドに抵抗なさすぎ、認知歪みすぎ、性的モノ化しすぎ。女性と接点の少ない人間はほぼリテラシーがないので歪んだ人間観を持っています。人間が他人から鑑賞されるモノという感覚が強すぎ。正しく表現されなければ女性や子供が尊重されないことは言うまでもない。エロがSNSで簡単に流れてくるからでしょうか、表に出すことは子供への暴力ということがわかってなさすぎる。楽観すぎ。現状維持バイアスですよ
・何でも規制される
憲法を勉強してる人間ならなんでもかんでも規制されるなんて有り得ないとわかるはず。侵害されている利益の保護の範囲でしか規制はできない。ただ恐怖を煽ってるだけの妄言。
・自分は困らない
困っててもずっとそうだったから見えてないだけです。認知の歪みが少なくなり周囲も変わるので性犯罪が減少しエロに対する安心感が生まれれば社会を通してポジティブな影響は受けます
認知の歪みによる誤解。単なるアクティビティの一つ。好きな人とのエロや安心感のあるエロなら好きな人、嫌なことをされず自分の意思が尊重されるエロなら好きな人、スポーツのように楽しむ人、エロが苦手で嫌いな人、エロい服が好きな人、エロくない服が好きな人、あらゆる在り方がある。その人の在り方が尊重されるべき。上記エロが暴力になっている文脈がありふれているため楽しむ余裕が現在社会にない
「虫ですらヤッてるのにその歳でいないとかお前生物として虫以下だよな、だっせぇ~(笑)」
ははは、そうだね。ダサいね。
僕も大多数の男性と同じように女性を好きになれたらどんなにマシだっただろうな。
今でもずっと高校時代の同級生が好きだなんて誰にも言えるわけない。
友達すら一人もおらずずっと辛かった僕に優しく手を差し伸べてくれた彼が今でもずっと好きだなんてな。
そんな気持ちを10年以上もズルズルズルズル引きずってるなんて確かに君達の言う通り僕はダサいな。
僕は性格も暗く、勉強もスポーツもろくに出来ず何事も失敗ばかりしては家族含め周囲から陰口ばかり叩かれるような男だった。
体育の時間、ペアを組む相手がおらず隅で一人壁にボールを投げつけていた時だった。
「あれ、今空いてるのか?じゃ、俺とやろうぜ!」
「お前あの漫画好きなのか?見る目あるなー!俺も好きだから一緒に読もうぜ!」
彼は人の悪口を決して言わず、人の長所を見つけて褒めることの天才だった。
常にポジティブで笑顔を絶やさない人で、一緒にいるといつもは暗くて無表情の僕まで思わず笑顔になってしまうような人だった。
僕はそんな彼に心惹かれてしまった。
ただ憧れているといったレベルではない。彼と愛し合いたい、抱き合いたいと思ってしまった。
彼と会えることが生きがいになって、彼が近づくたびに本当にドキドキした。
だが、同性から想いを打ち明けられると断る側も相当な精神的負担がかかる。
誰よりも好きな彼にそんな辛い思いをさせる訳にはいかない。
せめて女性に生まれていれば告白ぐらいは出来ていたのに、と自らの運命を心から呪った。
それから10年経った去年、彼が女性と結婚したという報せが入った。
胸が張り裂けそうなほどに辛かったけれど、大切な恩人への礼儀を欠かすわけにはいかない。
結婚祝いとして久々に連絡した。
「結婚したって聞いたよ。本当におめでとう。」
「はは、ありがとう。ところでお前は彼女とか奥さんとかいるの?」
「いやぁ、それがいなくてね。」
「そうなんだ、お前は思いやりのある奴だし絶対すぐ出来るって。俺でも出来たんだからな。」
違うんだ!僕が本気で好きなのは、愛しているのは今でも世界中で君以外誰一人いないんだ!!
そう叫びたくなる気持ちだった。でも、口が裂けても言える訳もない。
周囲からの嘲笑や罵倒より彼のあまりに優しい言葉の方が遥かに応えた。
力なく「そうだねぇ、そうだといいなぁ…」としか返せず電話を切った後で年甲斐もなく号泣した。
周囲からのダサいという罵倒は全く的を得たものだ。書いていて我ながらホントにダサい生き様だよ、ホントに。
やはり未だに辛いと言えば辛い。けれど少しずつ受け入れられるようになってきた。
僕の大事な親友へ。ご結婚、そしてお子さんのご誕生本当におめでとう。
11年前と何一つ変わらない優しさと思いやりを持った君。恋はかなわなかったけど、そんな君を好きになって正解だった。
君はきっと誰よりも素敵なお父さんになれるよ。
彼を選んだ貴女は本当に素晴らしい選択をしましたね。そして彼が選んだ貴女も(会ったことはありませんが)きっと素敵な女性のはず。
彼は前に進んだんだ、僕も痛む足で遅まきながら前に進むよ。
・表現にはそんな力はない
反ワクチンのせいで病床埋まって死んだ人とかいますからね。表現の影響を受けて行動する人がいる以上は現実に作用する。表現には倫理も常識も変える力がある。有り得ない
エロは主体が楽しむ安全と配慮を欠いたら暴力。鑑賞者が楽しむかどうかではない
・現状はそんなに悪くない
何と比較して?セクハラロリペドに抵抗なさすぎ、認知歪みすぎ、性的モノ化しすぎ。女性と接点の少ない人間はほぼリテラシーがないので歪んだ人間観を持っています。人間が他人から鑑賞されるモノという感覚が強すぎ。正しく表現されなければ女性や子供が尊重されないことは言うまでもない。エロがSNSで簡単に流れてくるからでしょうか、表に出すことは子供への暴力ということがわかってなさすぎる。楽観すぎ。現状維持バイアスですよ
・何でも規制される
憲法を勉強してる人間ならなんでもかんでも規制されるなんて有り得ないとわかるはず。侵害されている利益の保護の範囲でしか規制はできない。ただ恐怖を煽ってるだけの妄言。
・自分は困らない
困っててもずっとそうだったから見えてないだけです。認知の歪みが少なくなり周囲も変わるので性犯罪が減少しエロに対する安心感が生まれれば社会を通してポジティブな影響は受けます
認知の歪みによる誤解。単なるアクティビティの一つ。好きな人とのエロや安心感のあるエロなら好きな人、嫌なことをされず自分の意思が尊重されるエロなら好きな人、スポーツのように楽しむ人、エロが苦手で嫌いな人、エロい服が好きな人、エロくない服が好きな人、あらゆる在り方がある。その人の在り方が尊重されるべき。上記エロが暴力になっている文脈がありふれているため楽しむ余裕が現在社会にない
長くてスマソ
大学進学は入試を半ば無理やり行い、合格したため、母の友人たちの説得もあって(国立大学で行って損はないでしょうと話してくれた)なんとか通えることになった。
しかし自宅での母と私の仲は最悪なままで、顔を合わせれば「裏切り者」「恥知らず」と罵られた。
母の罵倒は今に始まった事ではないので、聞き流していたが「人間ではない」と「お前は猿だ」にだけは「違う」と私も声を荒げていった。
次第に母は私を殴らなくなった。
成長し、私の方が力が強いことが互いにわかっていた。
そんなこんなで家にいても空気が悪いだけなので私は大学で研究に没頭した。
ゼミに配属される前から気になる研究室をいくつも尋ね、知らなかったことをたくさん知り
大学へ入ってよかったことの一つに喧嘩や揉め事が起こっても、私のことを猿扱いする人がいないこと、暴力を振るう人がいないことを知ったことだった。
基本的には話し合いで解決しようとするし、どうしようもない時は距離を置いていた、どちらが悪いとか悪い場合謝罪をするべきだとか言う人は
ほとんどいなかった。
ゼミに配属されてからはより一層研究にのめり込み、学会参加や論文執筆なども意欲的に行なっていった。
研究活動の環境に恵まれたおかげで学会で賞をいただけたり、ある学年では学費が免除対象になったりして、本当に楽しい学生生活を送れた。
だが、研究にのめり込むあまり体調を崩し長引く風邪をひいてしまい、1ヶ月ほど寝込んだ。
とにかく長引いた。
予定していた学会への参加も投稿予定だった論文も全て再調整になってしまい、これまでの成果が無駄になったと酷く落ち込んでしまった。
「やはりお前はダメ人間、猿だから計画性がない。私にも風邪をうつして迷惑をかけた。最悪だ。」など毎日言われ続けた。
大学に入って以降、私は人間!猿じゃないマインドで今までにないポジティブさで活動してきた私だったが病気もあって精神的に弱ってしまい、母の暴言に耐えきれず自殺を考えるようになっていた。
だが病気さえ治ればまた研究室に通えばいい、元通りになると思い直し、でもなかなか治らない辛い症状にどんどん心が荒んでいった。
少し症状が軽くなった日、寝込んでから触ってなかったパソコンで少し作業をしようと思ったらパソコンが明らかに破壊され使い物ならない状態になっていた。
そのパソコンはお金がなく購入できなかった私に教授が研究室の備品を貸し出してくれていたもので母もそのことを知っていたし、
思っても見なかった。
この件で母に激昂してから、死ぬ準備を始めるようになり睡眠も食事もろくに取れなくなっていった。
パソコンを破壊されてから、教授への申し訳なさと研究データが消えたことで大学へはもう戻れないと思い込んでいた。
適切な処理をしてくださり退学することはなかったし研究データもクラウド上にあるため消えていなかった。)
大学に行けないなら、もう生きていてもしょうがないなと本気で考えていた。
そうしたらじゃあもう死にますか!と
自殺決行の日に、数少ない友人たちにお礼のメールを送り、教授にはパソコンを破壊したため大学へは通えないことを連絡した。
この辺は記憶が曖昧なので見返したら、”もう人生終わりにします!!ありがとうございました”とメッセージを送っていた。テンションが高い。
この時ふと、そういえば私の父親ってどうやって死んだんだっけと気になった。
これまで父の話はほとんどと言っていいほど触れられることはなく、いないものとして扱ってきた。
ただ死ぬ前に父がどんな人だったのか、どうして亡くなってしまったのかが、それまで気にならなかったのにどうしても気になってしまった。
父のことを知る人はほとんどいなかった。
教師は困惑し、いきなりなんだとか母はどうしたとか言っていたが、
そんなことはどうでもいい私の父について知ってることを全部話せと言った。
教師は
「〇〇さんにお会いになったんですか?」
と言った。
父は生きていた。
次でラストです。
社会や技術の変化が資源がボトルネックで普及頓挫して放棄されたものってあるっけ?
(煽りではなく、わりと真剣に考えたけど一つも思いつかない、放棄された技術や文化だから
目にする事がないからだろうか)
儲かるとわかれば投資競争が起きてあっさりブレイクスルーが起きる
これの繰り返しじゃね?
レアメタルの元祖は金銀銅だけど、何度も需給バランス不均衡による資源枯渇の危機があった
送電電圧上げる、絶縁材の改良、省エネ技術の開発と採用、いっそアルミで代替でよくね?
賢い人がどーにかすんじゃね
中世が終わり近代化で人口爆発が起きた、どーすんの、そんなに大勢食えんよ、ヤバいよ
なんだかんだいって人類はまだしばらく逃げ切れるような気がする
ポジティブ足りない
リサイクルに関しては、三元系だろうがLFPだろうが、「やればできる」技術ですよ。人間が自然界から取り出せるものを、高濃度な人工物のコンパウンドから取り出せないわけがない。湿式製錬でも乾式製錬でも、どうとでもできる。今「やれてない」のは、そこに何か未解決の技術的課題があるわけじゃなくて、新規採掘マテリアルより再利用マテリアルのほうが高くつく間は、リサイクルはペイしないから。それでもコバルトとニッケルは回収が採算化するメドがついてきたから、レアメタル大手のUmicoreとかはLiBリサイクル事業を積極的に拡大してる。
一方でLFPのリサイクルに関しては、現時点ではエネルギー業界ではあまりポジティブな意見がないのは確かだけど、これも何か高い技術的なハードルがあるわけじゃない。鉄とリンの塊という、現在は低価値なマテリアルをリサイクルしても、業者は儲からないから、やってない。リサイクルをする経済合理性がないということです。こういう「中長期的には枯渇していくかもしれないけど、現時点では比較的入手が容易な資源」でリサイクルを廻すには、もっと価格が上がるか、新規採掘量を法的に規制するステップが必要になる。
以下の動画はバッテリ持続性サミットの質疑応答。「LFP電池のリサイクルにも経済的合理性は見込める」と言ってるけど、それは今ではない、LFPのEVが市場に増え、そのEVの製品寿命が1ターン回り、リサイクルするLFPの量が増え、リサイクルの採算規模が確保できる頃に意味が出てくる、また(一度マテリアル化しての資源市場での再販ではなく)廃LFPの正極を直接リサイクルして再利用できるようになれば有望だ、というようなことを言っている。
https://www.youtube.com/watch?v=4MvSABcJ70k
それにね、増田は「リンが高騰してて大変だ」というけど、今の「高騰した」リン酸塩の取引価格が250円/kgぐらいでしょ。対するコバルトは10000円/kg超え。やっぱりこの2つを「希少な資源」として同列に語るのはかなり無理がある。元増田は「「肥料じゃなくて電池にするから安くしてくれ」なんてできないんだよ」と言うけど、期待付加価値から考えれば、産業用途リンは絶対に農業用途リンに買い負けたりしない。もし農業リンがコバルトに競るぐらいの希少資源になったら、その頃は世界の慣行農業の仕組みは崩壊してるよ。
もうすでにリン鉱石の値段が上がり始めている現状で10年後のリサイクルの話をされても、、、って思うね。それこそ次世代電池が普及し始めてるかもしれなくない?
そうだよ。もし今後LFPがずっとEVバッテリの本命級のままで、リンが電池への採用が困難になるほどの希少資源になれば、その時にはLFPリサイクルが実現する(そして、その時に走行しているLFPベースEVの台数を維持できる程度のLFP電池を、リサイクルから再製できる)。一方、リンが今のように肥料としてバンバン蕩尽できるぐらいの価格で供給されるなら、LFPリサイクルは実現しない。さらに、もし将来、LFPよりも製造コストが低くて十分な性能を持つ次世代電池が普及し始めたら、やっぱりLFPリサイクルは実現しない。つまり、将来LFPリサイクルが実現しないとしたら、それは「LFPをリサイクルしなくてもEV業界には問題ないから」なんだよ。
なお、自分はLFPはあくまで脱レアメタル化のためのひとつの通過点だと思っている(二次電池進化の「現時点での経由地」という書き方をした通り)。さらに高密度で安価で持続性のある電池が必要とされる限りは、新たな技術が開拓され続ける。
電池技術の発展速度が、たとえば電子技術なんかに比べると比較的遅いというのは正しい指摘だけど(自分もこのエントリ https://anond.hatelabo.jp/20150504101626 の中でそれに言及したことがある)、その後6年間で電池業界が達成してきたことは、正直自分の予想を超えていた。やっぱり将来の基幹産業としてR&Dが廻り出すと、これまでとは技術進歩のペースが桁2つぐらい違ってくる。CATL、BYD、テスラみたいなとこは言わずもがなだし、NEDOだって日本の研究機関だって企業だって色々やってる。
次世代EV電池で上市が一番速そうなのは、ナトリウムイオン電池かな。CATLは2021年にラボレベルで製品発表していて、2023年に量産化を予定している。ご承知の通り、CATLは狼少年みたいなことはしない会社なので、ある程度の目算はついているはず。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/01992/00001/
元増田ならこの他にもカリウム系、カルシウム系、Li-S、Al-S2などを始め、電池分野では多種多彩なトライアルがなされていること、そのうちいくつかは近年ブレイクスルーが起きて実用化までのロードマップが大幅に短縮されたことも知ってると思う。リン枯渇が全地球的な課題になるよりずっと前に、電池技術は大幅に進歩して、普及価格帯のEVでもICEを超える走行距離と必要充分な充電速度を達成できるよ。社会がそれを求めていれば、研究と産業は絶対にそのニーズに応える。自分はそのステップで日本の研究者や企業が貢献してくれることを期待したいし、楽しみにしてる。
最後の、「でもちょっとでも日本の自動車産業を応援してくれると嬉しいな」については、自分はめちゃめちゃ日本の自動車産業や電池研究を応援してるし、そう書いたつもりだよ。
ただ、トヨタのBEV戦略(2030年に車種の1/3を、販売台数の1/3をBEVにする)は、今の地域別売上からするとかなり奇妙な方針で、額面通りに受け取るなら間違った戦略だと思う。あのトヨタの発表が出たときは、ネットでは「EVでもトヨタが勝つる!」「30車種すげえ」「EU勢ざまあw」みたいな反応が多かったけど、個人的には「えっ、そんだけ?」としか思えなかった。系列企業への配慮などで、あえて低めの発表をしてる可能性があるとすら思ってる。
なにが奇妙かといえば、トヨタというグローバル企業の売上構成から考えると、2030年に1/3をBEV化する程度じゃ全然売るタマが足りないはずなんだよね。トヨタの自動車販売台数は、2021年実績で、日本国内が140万台、海外が810万台。海外を地域別に見ると、北米が270万台、欧州が100万台、中国が200万台。よく「欧米以外の地域には、今後もICEやHVのニーズが根強くあるから…」と言う人がいるけど、トヨタの国別販売台数は、この北米・欧州・中国の3地域で輸出市場の70%、全生産量の60%を占めている。つまり発展途上国と日本を足した「2030年頃にICEやHVを売り続けられる地域」の市場規模は、今の販売先の40%しかない。
「4割の残余市場に向けて、全車種の2/3でICEとHVを維持する」というのは、ポートフォリオ戦略としておかしいでしょ?
ちなみにホンダは「2030年に2/3をEV化」、GMは「2030年までに北米生産の50%をEV化」、フォードは「2030年までに40%をEV化」という構想。つまりトヨタは、ICE規制までまだだいぶ間があるアメリカのGMやフォードに比べてもEV化に対して慎重な(鈍重な?)動きになっている。
「規制が始まるまではICE・HVを売ればいい」という人もいるけど、一旦ICEの規制・禁止法制がアナウンスされれば、その実施時期に5〜10年先行してICEやHVの売れ行きは落ち始める。消費者は、一定期間乗った車を手放す時点(規制後)で、ICEの中古車価格がガタ落ちしていることを予期するから。今の先進国での自動車買い換えサイクルは、日本で平均8.5年、米国も7.3年、欧州はもっと長い。最近は日本でも「これが最後に買う内燃車かな、次はEVだろうな」なんつって自動車を買う人が増えてるでしょ。海外もそう。
最近の欧州車ディーラーでは一種のdisclaimerも兼ねて「EVのほうが下取り価格は有利です」と言われることが増えたけど、今後は先進国のどこでもこの傾向が加速し、おそらく2026年あたりから「EVか死か」の秒読みが始まる。そんな状況で、「2030年には、なんと全車種の1/3をBEVにしまぁす!」みたいな悠長なことを言ってて、まともに戦えるのかな、何らかの思惑含みのフェイクであってほしいな、というのが今の自分がトヨタに思ってることです。
id:sgo2 2030年時点でBEVが1.6〜26%という予測(https://s.response.jp/article/2017/10/11/300895.html )なので、1/3という数字でも十分前のめり。因みに現時点で欧州17%中国16%米国4.5% https://www.jetro.go.jp/biznews/2022/05/613a9a4551b47453.html (本当に数字見んのな)
2022/06/21
この上の記事は2017年時点のデロイトトーマツの予測で、ドッグイヤーのこの業界では既に典拠にしないほうが良い内容です。なお2017年はEVバッテリの平均価格が急低下した年で、これ以後コンサル各社はBEV普及ペースを大幅に上方修正しました。たとえばボスコンがつい最近(6/13)に出した予測はこんな感じです。
https://www.bcg.com/ja-jp/press/13june2022-electric-cars-are-finding-their-next-gear
図表では、2030年の世界の新車販売台数のうちBEVが40%、2035年には59%になってますね。米国・欧州・中国を個別に見ると、さらに多い。上で書いた通り、トヨタの海外売上は北米・欧州・中国の3エリアで70%を占めてるんですけど、そのマーケットは今からわずか8年後にはこういう顔つきになっているということです。これ見てると、トヨタの「BEVラインナップは3割」戦略は相当ヤバいな〜って思いませんか。
自動車産業に特化した情報サイトのマークラインズは、LMC Automotiveの調査を引用して世界乗用車販売に占める各パワートレインの構成比推移予想を出しています。こちらは2022年1月の予測ですが、ボスコンよりやや保守的で、2030年のBEV比率は25%前後。ただしその3年後の2033年には40%を超えるシナリオです。
https://www.marklines.com/ja/forecast/index
2番目の記事で引用されているIEAも、2030年に①現状政策シナリオでは世界販売台数の26%程度が、②持続的発展シナリオでは47%程度が、EV(BEV+PHEV)になると予測してます。なおBEVとPHEVの販売比率は現状7:3で、IEA予測では、2030年もだいたいこの比率が維持されるようです。
https://www.iea.org/data-and-statistics/charts/global-ev-sales-by-scenario-2020-2030
つまり2017年時点では「最大でも26%」と推定されていたBEV販売比率が、今では「最低でも26%」(ただしPHEVも含む)になっているんです。この5年間のBEVの販売台数の伸び方は、多くの業界関係者の予想をも大きく上回ってたということですね。我々消費者も、EVについて何か考えたり議論したりするのであれば、とにかく最新の情報をチェックして、細かく自分の常識に当て舵をしないと、あっという間に現実に置いて行かれます。そういうスピード感のある業界だから、自分は面白くウォッチしてるんですけどね。
筋トレしてる人って食事管理しているから糖尿病にならなそう、中年になっても生活習慣病にならなそう、というポジティブイメージは持つよ
喫煙者、酒好き、ラーメン好きなどに対して「すぐ死にそう」「痛風になりそう」というネガティブイメージあるから、そういう不健康趣味と比べると筋トレ趣味はポジティブだよ
なんかブコメいっぱいついてるけど、賢者っぽくいい加減なことを書くのはいかんよ。
リン酸鉄系もよく引き合いに出されるけど
あのさあ、LFP電池が使うリンの量なんて、農業利用される莫大なリン量に比べたらタカが知れてるというか、はっきり言って誤差のレベルでしょ。農業分野での消費量のオーダーは年間1.5億〜2億トンって世界じゃん。「世界の推定埋蔵量は700万トン」のコバルトに関して増田がやったような試算をリンでやったら、LFP電池のEV何台作れることになるかな?って話ですよ。
しかも、消費とともに土壌や水系に原子レベルで散逸して回収不能になる農業用途と違って、電池に利用するリンは決して「消費」はされないわけ。そもそもLFP電池自体がNMC系のLiBに比べて長寿命なうえに、最後までバッテリセル内に滞留してて100%リサイクルできるからね。今時の自動車産業は、現時点でも途轍もなく高いリサイクル率(重量ベースで99%)を誇ってるわけで、リンの資源制約がLFP電池ベースのEV生産の現実的障害になることはまずありえないよ。
電池技術開発はいまエネルギー分野で一番アツい領域のひとつだから、日本でも海外でも、企業でも研究機関でも、開発ロードマップがものすごく充実してる。主となる幹が太いし(現行技術の延長でモノにできる見込みの高い技術がある)、枝も多い(ブレイクスルーになりうる新技術が数多くトライされてる)。資源制約の問題があるから、脱コバルトと脱リチウムはその中でも優先順位が高い。2030年までにはほぼ確実にコバルトフリーLiBが主役を担うようになり、CATLはじめ各国メーカーからリチウムフリーの新世代電池も出てくる。
そういうタイムスパンで動いている業界で、EVの消費量とはほぼ無関係な2060年頃のリン資源の枯渇予測を持ち出してEV懐疑論の論拠にするの、たぶん増田も内心(コレ、ちょっと無理があるかな〜…)と思ってるんでしょ? だから、そのへん曖昧な書き方をしてるんじゃない? だったらさあ、
とにかくEVになるとテスラ信者が偉そうになる上に日本オワタ論者が寄ってきてセンセーショナルになりがちな風潮はマジで吐き気がする
とか書かないほうがいいよ。そういう仕掛けに気づかれると、元増田みたいな主張に対して「EVオワタ論者が寄ってきてセンセーショナルになりがちな風潮はマジで吐き気がする」って思う人はむしろ増えると思うよ。
これは増田の批判から離れるけど、供給制約がある資源の問題解決は、実は市場原理ととても相性が良いんだよ。シンプルに、あるアプリケーションを作るときに、割高な技術は割安な技術に負けるから。原材料の価格はずっと製造供給コストを拘束する。テクノロジーを高度化することで、安い原材料で同等性能を発揮する製品を作れれば、イニシャルの研究開発投資・設備投資を回収したあとはずっと製造供給コストを低廉にできるでしょ。
これは環境正義の話でも、途上国でのレアメタル生産に伴う労働搾取の話でも、資源安全保障の話でもないよ。単純に、レアメタルを使わないと作れない電池より、コモンメタルだけで安く作れる電池のほうが市場性を期待できるから、電池の研究開発は後者に向かって進んでる。
市場原理に任せれば、自ずとレアメタルは使われなくなっていく。その経由地が、現時点では、コバルトの代わりに供給制約が少ないリンを利用するLFPということ。数年前は「LFPは容量の問題でEVには向かない」と言われてたけど、すでにテスラやBYDのラインナップの半分程度はLFPに切り替わっている。なんでかといえば、一生懸命に技術開発したことで、安いけど必要十分な性能を発揮できるようになったから。
これからはもっと安い方式の二次電池が出てくるし、安くなればなるほど、そのアプリケーションは社会全体に広がっていく。それぐらいのペースでEVをとりまく環境は激変してるし、そこには日本の研究機関や企業も大いに関わっている。
なんか日本でのEV化懐疑論って、やっぱり「日本はEV化時代には勝てない」という悲観論が背後にある感じがするんだよね。でも、トヨタがダメでも日産三菱とホンダソニーは頑張るかもしれないでしょ。トヨタのエンジン作ってるヤマハ発動機が潰れても、日本電産は世界最大のeアクセルサプライヤーになるかもしれないでしょ。日本の衰退って、技術力の衰退だけじゃなくて、そういう時代の画期を新たな事業機会につなげるポジティブなマインド自体の消失にあると思うんだよね。
何度か書いてるけど、日本の自動車産業って、もともとは環境技術への適応によって世界的覇権を獲得してきたんだよ。マスキー法という非常に厳しい排ガス規制に、米国の自動車メーカーに先駆けて対応したからこそ、ホンダやトヨタは米国市場で急拡大できたわけでね。 https://www.ipros.jp/monosiri/term/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E6%B3%95
そしてEVについて、日本はもともと要素技術を全部持ってたんだよ。リチウムイオン電池の産業化は日本が先陣を切った。自動車の電動化技術も日本が先駆者だった。EVの発売と商用化だって日本がリードしてきた。今だって欧州のEV性能のベンチマークカーは日産LEAFだよ。いま世界の電池技術をリードしているCATLはもとはTDKの中国子会社だよ。
日本を愛し、日本の企業や技術に自信があるなら、なぜ変化をおそれるのかなあ。日本だけが「いやだいやだ」と言ってても、結局その変化は来ちゃうんだよ。日本だけが「HVが最適解だ」と言ってても、HVはもう世界中で売れなくなるんだよ。カリフォルニアのZEV規制では、PHEV以外のHVはもうエンジン車と同じ扱いだよ? https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/04642/
もう「日本が誇るハイブリッド車」は、そのうち世界中で法規制で売れなくなる(禁止されたり、クリーン車との販売比率に制限を課されたりする)。だったらEVに全振りして、そっちでどんどんイノベーションして、欧州のいけすかない高級ブランドや中国のポッと出メーカーと互して戦える「日本が誇るEV」を売りまくればいいじゃない。なんでそっちに発想が行かない? 自動車産業を取り巻く客観的情報から隔離され(あるいは自ら目と耳を塞ぎ)、「EVなんかダメだ」と後ろ向きの大合唱をしてる連中が、日本の産業競争力をさらに下げ、国際市場での生残可能性を潰しているということに気づいてほしいなー。
…というようなことを書くと、さっそくブコメで自動車産業を取り巻く客観的情報から隔離された(あるいは自ら目と耳を塞いでる)実例が採取されたぞ。
id:XYXY EVが売れないのは懐疑論者のせい!は流石に草。どうにかこうにか気に入らないやつを攻撃して自分の見識をアピールしたいという要求しか感じられない
自分はこのエントリで「EVが売れない」なんて1mmも書いてないよね。というか…いいか、耳をかっぽじって聞けよ。あのな! EVは! 売れてるんだよ! HVより!
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO59942190T10C22A4MM8000/
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220530/k10013648981000.html
https://www.autocar.jp/post/807594
日本にいて、自分が心地よく感じるメディアばっかり読んでると、そういうことがわかんなくなっちゃうだろ? 「EVはエコブームに乗じた高級車で、HVこそがICEの延長のスタンダードな乗用車」「EVは大して売れてない」っていう数年前のイメージのままEVを批判してるんだろ? それとは違う、自分の先入観とは反するファクトを不意に示されると、それは相手が「自分の見識をアピールしたいという要求」なんだと解釈して、肝心の新たな情報自体は見なかったことにするんだろ? そういう要求(正しくは欲求)しか「感じられない」理由は、あんたがそれ以外のことを「感じたくない」からなんだ。もう、まんま地面に頭を突っ込んで危機を逃れたつもりになってるダチョウじゃん(ちなみにこれは俗説で、そもそもダチョウにはそういう性質はないのだけど)。何が「流石に草」だよ。なさけない。
もう一度書くよ。こういう風に、現実歪曲フィールドの中で「EVなんかダメだ」と後ろ向きの大合唱をしてる連中が、日本の産業競争力をさらに下げ、国際市場での生残可能性を潰してるんだよ。
元増田が https://anond.hatelabo.jp/20220620201004 を書いてくれたので、こちらもリプライ。