はてなキーワード: 強敵とは
ファミコン世代にとってのビデオゲームとは、反復練習によって腕前が上達してクリアできるようになったり、
レベルを上げて強敵に勝つことができるようになるような仕組みをもったもののことを指していると思う。
対してソーシャルゲームはどうだろうか?ミニゲーム集?P2W?正直、俺はそう思わない。
ソシャゲの肝は、多くのプレイヤーが体験をシェアできることだ。
グラフィックは綺麗な方がいいし、キャラクターのモーションはスタイリッシュな方がいい。
プロモーションはYoutubeで大々的に行うべきだし、無料で沢山の人に遊んでもらう方がいい。
何より、ゲームは難しくない方がいい。プレイヤーがゲーマーである必要はどこにもない。
そんなことは当たり前だと思う人もいるかもしれないが、昔ながらのゲーマーにとって、それは受け入れ難い事実だ。
ドラクエはとてもいいゲームだ。鳥山明のデザインは最高だし、すぎやまこういちの音楽はすばらしい。堀井雄二のシナリオは秀逸だ。
ではウルティマはどうだろう?ウィザードリィは?ローグは?ハイドライドは?
俺がローグライクの面白さをどれだけ熱く語ったとしても、シェアできない体験に需要はない。
朝から布団が俺を離してくれない状態だけど、根性で起きる予定だお。
二度寝したら午後まで寝落ちコースになりそうだから、俺がんがる(´・ω・`)
午前中は近所のコンビニに行って、いつものやつを買い出しするお。
店員さんに「ポイントカードお持ちですか?」って聞かれるけど、毎回持ってない俺負け組www
帰り道に公園のベンチでぼーっとして鳩観察するかもしれん。まあ俺の孤独タイムだなw
並ぶのがダルいけど、ここで引き返したらただのヘタレwww。食べ終わったら「うめぇぇぇ!」ってひとりで叫んで帰るお。
午後はネットサーフィンしながら、最近のVIPスレでも見て笑う予定www
面白いスレ見つけたらずっと見てしまって、気づいたら時間が溶けてるやつwwww
あと、気が向いたらちょっと掃除でもするかもだけど、9割やらない未来が見えるw
夕方は友達いないやつ集合みたいなオンラインゲームにログインするかもな。
とりあえずフレンドリストを確認するけど、相変わらず誰もいないwww
でも、たまに知らないやつが手伝ってくれて感動するwww
種トリオ
時間停止おじさん、催眠おじさん、透明化おじさんの三人で構成。
各々の能力は、一人が使っている間他の二人は使うことができない。
三人の内一人でも意識を失った状態になると、能力は使用不可となる。
一日に一度3分間のみ、三人が同時に射精すると黄金おじさんに合体し、全ての能力を同時かつ無制限に使う事が可能となる。
みたいな設定をバイト中に考えてた。
これだとまだ全体的に強すぎるかもしれない。敵も相応じゃないと張り合いが無いな。
合体条件がちょっと緩い気もする。
同時射精より、三人連続で同一人物に中出しすると最強ベイビー誕生とかの方が映えそうだし冒涜的で良いんだよな。
三人が溶け合って身体の中で融合して産まれ直す、という演出にするのも良いか。
でもやっぱりそれだと満を持しての最強フォームになのにもう中出ししちゃってるし、じゃあそっから誰とバトルするんだよって感じになっちゃうな。
どう考えても連携がミソだけど、あんまり一画面におじさんも多いのもちょっとな……まあ三人くらいならいいか。
三人がバラバラの時に能力仕様がバッティングしてイタズラがバレそうになって、お前ッ……ってスマホ越しに揉める場面は浮かんだ。
あと時間停止と催眠は強いけど、透明化だけなんかステルスでコソコソやるのが弱い感じするかもな。
だからこそスネてる部分があって、合体の時にゴネて一悶着、なんて展開も出来るな。
でも合体したら、透明ってあんまり要らなくないか?って気もする。やっぱり透明化は見直しの余地ありかもしれない。
なんとなくトリオにしたけど、デュオというのも良いかも。バディものか。でもそうなると、誰かが能力使用中だと他の誰かは使えないって設定が微妙になってくるかも。
合体時の縛りとして勃起中は能力使用不可というのを入れたけど、それって普段からも結構難儀にならないか?
そもそも合体が必要なくらいの強敵相手なら、やっぱ透明化も無駄じゃないかも。
普段からそれくらいは縛りがあった方がスリルあるんかな。でも流石に途中から能力なしで最後まで行くのは無理があるか。
いや、やってる本人は能力使えなくても別のメンバーが協力してればいいのか。
掘り下げ応えがあるぜ。
「オハヨウゴザイマス!ステラーブレイドノ コラボキカクノ ニュースガ 1ケンアリマス」
私は目覚まし時計に『ステラーブレイド』のコラボ企画の項目があったらピックアップして目覚ましと共にお知らせして起こしてねってスマート目覚ましデバイスにそうお願いしていた。
私はデバイスの端末の画面をぎゅっと指で押さえながら表示されるそのトピックスは、
ニーアオートマタとのコラボ企画のアップデート日程が決まったとの内容だった。
なーんだ、
ニーアの方か、
いや「なーんだ」って言うのはちょっと失礼よね。
まあ身内のコラボよりお客さん側のコラボの方が常識的に考えて先よね。
なんて思いながら、
ああ、
そんなことを思い出したの。
ゲーム開始早々にしてセーブポイントがいきなり遠いいきなりのボス戦で死んでられない状況なのよ。
しばらく私はそのことすらも忘れていて、
NIKKEに取りかかったのよね。
まずまあニケ放置している間レヴェルアップの資材が貯まるまでおいておいて、
その間に「ニーアオートマタ」やろうかしら。
ニーアのキャラクターもカッコいいので私は期待してプレイステーションで遊んでみたけれど
なので、
ステラーブレイドとのコラボでプレイアブルなキャラクターでできるようなので、
それも楽しみよね。
『ステラーブレイド』のそのアップデートまでまだ1週間ぐらいあるから、
その間に「ニーアオートマタ」をクリアするのは到底無理としても、
じっくり待てる自信はあるわ。
だってNIKKEがあるんだもん。
あれがあればいくらでも時間が潰せちゃうってことをもはや発見してしまってからは、
何においても待つことを重視することを重要だなって思ったの。
私周回を重ねてクリアしているにもかかわらず、
まだ発見されていない宝箱を開けていないナノスーツの設計図がまだあって、
ここよく通るところなのに、
周回を自慢して私は全てを理解しているつもりだったけどまだそうでは無かったみたいね。
周回を繰り返すたびに新たな発見があるのよ。
私は一通りそのニュース、
つまり『ステラーブレイド』と「ニーアオートマタ」とのコラボ企画の決定の日にちのニュースを見終わると
起床して今日も一日始まるのねって。
そうなるとさ、
気になるのが本当に私が楽しみにしているNIKKEと『ステラーブレイド』とのコラボの日程よ。
ここで散々予想を重ねているんだけれど、
まあ年末か『ステラーブレイド』発売1周年記念なのかしら?ってポイントが2つあるので、
私はその箇所に期待しているところなのよ。
本当に待ち遠しいのは事実なので
それまでニケたちを育てて準備をしているところよ。
NIKKEってまだ全然よく分かってないんだけど、
『ステラーブレイド』のコラボ企画でイヴがやってくるまでにクリアしちゃうのかも?
いや、
うーんちょっとそれは難しそうだけど、
なにしろレヴェルが全然上げられない無課金勢なのでゼイゼイいっているところよ。
だいたいしばらく放っておいて資材が貯まったらレヴェルあっぷさせて、
それの繰り返しだから、
ここまで来て急に展開が激遅なのよ。
まあこれ幸いかやることがたくさんあるので、
でもさ、
私「ウマ娘」は何やっていいのかさっぱり分からなかったけれど、
競走馬を育てるには何をしなくちゃいけないのかって言葉が全然分からないし、
まあこれはNIKKEとも一緒だけど
いきなりたくさんのキャラクターが登場して、
みんなの世話を満遍なくしなくちゃいけないってところがちょっと戸惑いもあり、
結局のところ、
競馬ってよく分からないからどうやってキャラクターを育てたらいいのか分からずにそっと閉じた思い出はここでは何度も256回ほどしていると思うわ。
それに比べて、
NIKKEの方は俄然イヴがやってくる!ってだけが原動力なので、
それまでに何をすべきかっ!って必至で何か最初何も分からないまま進めていって今に至るワケなのよ。
だんだんと画面のこととか何をして良いのかレヴェルアップはもちろんいろんなことが分かってきたわ。
やっぱり「気」が無いと進められないのかな?って思っちゃったわ。
『ステラーブレイド』だって泣きそうなほど難しい1周目は涙ながらに何度もしにながら
ゲームの難易度をイージーにしても全然イージーにならないっくて、
辛かったけれど。
何としてでもイヴの任務を遂行させるんだ!って意気込みで押し進めたストーリーだったのよね。
まあやる気のないかあるかってことよねきっと。
やっとこさ、
次の周回プレイからは強くてニューゲームで始めることも出来るから、
もちろん、
限界突破の成長を遂げる限界まで強く仕切ったイヴに仕上げたのよ!
そして私は全て理解したつもりだったけど、
コスチュームが替わっても防御力とか一切関係ないので容姿が変わるだけなのよ。
それを全部コンプリートして取ったと思っていたけれど取れてなかったのよね。
そして、
私は強くなったイヴに頼らずとも、
通常のニューゲーム最初から弱いまんまでさらにはハードモードで始めたの!
そしたら、
弱々のイヴってこんな感じだったっけ?って
二段ジャンプも序盤はできないし、
かなりこれはハードだわ。
ハードモードでのニューゲームは全然進められないわさらに難しすぎて。
私の今の原動力はNIKKEに注がれているので、
ちょっとそっちの方は「ニーアオートマタ」とのコラボでどうなってるか待ちね。
さらには
私が持ったら強いブキである熟練度5つ星をゲットしたブキは使わない縛りをおこなうことで、
でもさ、
私思ったの。
スプラトゥーン3改めてやると
すぐにインクが切れちゃうしいざって時にインクが無く立ち回れないときもあったり
NIKKEの方は装填数多いからバンバン撃てるのに慣れてしまって
スプラトゥーン3に戻ると全然火力が足りないっ!って思ってしまうわ。
あの火力一番強火力のハイドラントをもってしてもそう思ってしまうぐらいなのよ。
今日はそんなご機嫌な目覚めで起きたところがスタートでよかった。
コラボの日程発表まで、
NIKKEと一緒に待ち遠しい日々を楽しむわ!
うふふ。
たまに食べたくなる納豆。
だけど手間なので、
この納豆巻きは手軽に私の好みのニューヨークスタイルで食べ持ちながら歩くことができるので、
忙しい私にまさにうってつけよ!
巻くときに納豆をこぼさないようにしなくちゃいけないけれどねっ!
あ!
お吸い物感覚でいただくことができるし、
そうなると
本当にお吸い物みたいになっちゃうけどね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
(森の中の風景、山奥の小道を進む様子を映しながら軽快な音楽が流れる)
「皆さんこんにちは、弱者男性観察ちゃんねるへようこそ!本日は、彼らの愛らしい生態や、狩りの様子を観察していきましょう。私たちの小さな仲間たち、弱者男性たちの魅力をたっぷりとお届けします!」
(シーンは、飼育エリアに切り替わる。弱者男性が静かに過ごしている様子)
「こちらは私たちの飼育エリア。弱者男性たちは穏やかに過ごしています。彼らの環境は、安心して暮らせるように特別に整えています。」
(カメラは、仲間同士で寄り添ったり、のんびりとエサを食べる弱者男性たちを映す)
「実は彼ら、食べ物にこだわりがあるんですよ。今日はエサとして特製のサプリをあげてみます。ほら、少しずつ味わいながら食べていますね。可愛い…ついつい甘やかしたくなりますね!」
「さて、今日は彼らの狩猟本能を引き出してみましょう。ここにゴキブリを入れてみます。さて、彼らはどう動くのでしょうか?」
(弱者男性たちは最初は少し驚きながらも、集まって観察し始める)
「おやおや、興味津々ですね。弱者男性たちは慎重に観察し、機会を見計らっているようです。」
(弱者男性の一人が恐る恐るゴキブリに手を伸ばし、追いかけ始める)
「勇敢な一匹が、ついに動きました!弱者男性にとって、この小さな勝負はとても大きな挑戦なんですよ。」
(さらに危険なオオスズメバチが巣に投入され、弱者男性たちが一瞬怯む)
「次に登場するのは、より強敵のオオスズメバチです!この巨大な敵に、彼らはどう立ち向かうのでしょうか…」
(一瞬静まり返るが、弱者男性たちが次第に集団で集まり、口から毒を吐き始める)
「おおっと、集団で協力し始めました!弱者男性たちは、口から毒を吐くことで見事な連携を見せています!」
(やがて、オオスズメバチが倒れる)
「見事にオオスズメバチを撃退しました!普段は控えめな彼らですが、こうした場面では団結力を発揮しますね。」
「しかし、ここで問題が…。倒したオオスズメバチですが、殻が固くてなかなか食べられないようです。」
(弱者男性たちがじっと眺めたり、殻を触ってみたりしている)
「彼らも苦戦しているようですね。そこで、ちょっと手助けしましょう!」
「はい、殻を割って準備してあげました!これで食べやすくなりましたね~。」
(弱者男性たちが喜びながら食べ始める)
「こうして小さなサポートをしてあげると、本当に嬉しそうにするんです。可愛くてついつい甘やかしちゃいますね!」
(場面は山奥に切り替わり、スタッフが捕獲用の網を準備している)
「そして今回は特別に、野生の弱者男性を捕獲してみます。彼らは普段から控えめで、見つけるのも一苦労なんです。」
(スタッフが茂みをかき分け、遠くに野生の弱者男性が見え始める)
「見つけました!野生の弱者男性がいます!ゆっくり近づいて、驚かせないように捕獲しましょう。」
「はい、捕獲成功!この貴重な野生の姿、しっかり観察していきましょう!」
https://jp.ign.com/nintendo-switch/77180/opinion/rpg-2
日本のゲームメディアはほとんどがタイアップ記事で、批評的レビューが発信されることはあまりない。だからゲームの出来に異を唱えるレビューがあること自体は歓迎したい。
原作は2桁周回ぐらいしたうえで、このリメイクは素晴らしい出来だった。そういう立場での反論だ。
マスクデータやガイダンスの不十分さはサガシリーズの個性ではない。
昔のゲームはだいたいそんな感じだったのだ。そして不親切な上につまらないゲームも多くあった。
サガシリーズは不親切な中でも抜群に面白い要素があった。だから不親切な部分も含めて、ファンを獲得していった。
面白いゲームにはおいしいトロの部分(トロ嫌いはごめんなさい)がある。トロの部分を探し当てるまで忍耐強く検証を重ねるのは、確かにゲーマー的ではある。しかしそんなゲーマーはごく一部である。
独創的なゲームシステムがあり、音楽があり、シナリオがあり、デザインがあり…様々な要素があってサガシリーズは成り立っている。サガシリーズは一部のゲーマーだけに愛されたのではなく、だから過去作キャラの魅力掘り下げに特化したロマサガリユニバースのようなタイトルも愛されている。
マスクデータ的なものの読み解きを魅力とするなら、サガ以外にも魅力的なゲームはある。説明不十分な部分も、サガシリーズだから許されたというだけであって、その部分を尖らせてもゲームの面白さに直結しない。
たとえば私はアンリミテッドサガ(アンサガ)が好きだ。だが同時に、アンサガは多くのサガファンをふるいにかけてサガシリーズの縮小を決定づけたタイトルだと思っている。アンサガは説明不足のあまり、分厚い攻略本(解体新書)が本来は備え付けで必要な「説明書」だと揶揄されるほどに難解だった。あれはレビュワーのいう“サガらしさ”が詰まったゲームではないだろうか。
私はアンサガ好きだといったが、自分でいちから検証することは(余暇がたくさんあった学生時代ですら)かなり難しく、先人の攻略を見て仕様を把握してはじめて面白さを味わえた。
それはロマサガ2においても同様だ。小学生時代に敵とのエンカウントにうんざりし退却を繰り返した結果、勝てるザコ敵がいなくなり進行を諦める…その後、攻略情報を見てクイックタイムありで七英雄を攻略したあと、クイックタイムなしで挑戦して…と段階を踏んでロマサガ2の魅力に取り憑かれていった。
それは河津秋敏率いるサガチームの挑戦だ。音楽、シナリオ、デザインなどもあるが、ここではゲームシステムに絞る。
ではロマサガ2において挑戦的な部分はどの点にあるか。主には「ひらめき」「フリーシナリオ」「皇帝継承システム」だろう。
このうち、ひらめきとフリーシナリオは他のシリーズにも共通している要素だ。つまりサガらしさから踏み込んで、“ロマサガ2”らしさを求めれば皇帝継承こそが本作の肝だと思う。
もちろん世代引き継ぎだけに限れば他ゲーにも類似システムはある。そこでひらめきやフリーシナリオといった他要素との化学反応により、ロマサガ2の魅力が生まれている。
ロマサガ2は皇帝継承により世代交代で強くなるゲームだ。主人公は次々と変わっていく。それが楽しい。
皇帝継承が発生する条件は例外を除いて「全滅」「皇帝のLPロスト」「年代ジャンプ」に分かれる。
つまり必然的にキャラロストするのだが、ウィザードリィなどと違い、全滅してもロストする要素はほとんどない。当代でひらめいた技を使えなくなることぐらいだ。全滅は悲しいし、面倒もあるが、避けるべきものではなく積極的に行うものだ。なお、年代ジャンプを行うことに成功すれば技や術を引き継ぐことができる。次代に技を引き継ぐことができたときの達成感もまた楽しい。
なのだが、件のレビュワーがソフトリセットがないことに文句を行っていることに驚いた。
レビュワーのいう「何度も挑戦して強敵に打ち勝つのも「サガ」の醍醐味のひとつといえるのだが、本作ではそれをさせる意図を感じない」は誤解である。
リセット・ロードを行うのはプレイヤーの自由だ。しかし、リメイクにおいてソフトリセットを仕様から外した理由は明確だ。なぜなら、全滅時に「バトル直前に戻る」や「最後のセーブポイントに戻る」を入れることもできたはずだから。(実際、皇帝継承が行えないゲーム序盤の仕様はそうなっている)
つまり全滅してもリセットせずに皇帝継承させることに肝がある。
皇帝継承して反省を活かして、陣形やメンバーを変えて「先帝の無念を晴らす」のだ。
まあ、ソフトリセットはレアドロップ狙いに便利なので残されていてもよかったとは思う。しかし、それを残してしまうと「先帝の無念を晴らさない」プレイヤーが多く生まれてしまう。だから仕様から外してよかったのだと思う。
ひらめきについても、レビュワーのいう偶発性は減ったにしても、ひらめいた技を継承するという醍醐味は失われていない。加えて、原作と比べて可視化されるようになったHPや行動順、ひらめきアイコンはオプションで表示オフにできる。
まあ確かに、ボス相手に思わぬタイミングでひらめいた技で勝った! そういう楽しみは確かに薄まったと思う。しかし、ひらめきは戦闘のテンポを悪くするという一面もある。原作では、派生技を完璧に把握しているならともかく、強敵相手に祈りながら通常攻撃をふるゲームになっていた。しかし普通は強敵相手には強力な技を使いたい。このちぐはぐさが戦闘のテンポを悪くする。
本作は技・術の演出・SEもテンポ感を重視してよく作られているように感じた。だから通常攻撃ばかりふるプレイイングはもったいないし、リメイクのゲーム性とは合っていない。常に全力で派生技を視認しながら様々な技を使うプレイイングにおいては、ひらめきアイコンの可視化は全然ありだと感じた。
本作はLPが削れないようにガンガンBPを消費して連携ゲージを溜めるゲームだ。
件のレビューでは回復行動もやり玉に挙げられていたがピンとこなかった。
これは難易度によって変わるからなんとも言えないが、一周目の最高難易度(「オリジナル」難易度)なら少なくとも回復して地道に耐久戦を行うゲームではない。
敵のワンパンでHPが吹き飛ぶことはざらにある。だからLPが削れることは前提で、こちらも高火力行動を押し付けていく。繰り返すが、この高火力の応酬はSFC的なテンポ感を現代風にリファインできていると思う。
また、筆者は育成のための稼ぎが好きではないが、本作では意識的な稼ぎを行わなくてもオリジナル難易度の七英雄までまっすぐ攻略できた。もちろん原作知識があったためでもあるが…。
少なくとも地道な育成を行って、回復しながら耐久戦を行って…そういう攻略でなくてもラスボスを倒せる。攻略の幅があるのもロマサガ2の魅力であることを伝えておきたい。
なお、高難易度が解放されても裏ボス以外の戦闘が作業になりがちだった某大作RPGと比べて、ロマサガ2Rはニ周目以降もしっかり楽しい。
一周目で手に入った最強の装備、アビリティを駆使してなお、歯ごたえのある戦闘が楽しめる点も評価したい。(技・術の周回引き継ぎをなくしたのはナイス判断)
本作はサガシリーズという素晴らしいIPを世に広めるために外部の開発会社がリメイクした作品だ。
SFC版の原作はおよそ120万本?売れているらしい。現代でサガシリーズがこれほど売れるだろうか。もし過去作を買った人が再び本作を手にすれば…
今年の東京ゲームショウで、本作のプロデューサー・田付信一氏は次のようなコメントを残している。
「サガシリーズはかつて4本のミリオンセラーを出すほど大きなタイトルでした。ただ、近年はそうした状況から遠ざかっています。なので、この素晴らしいタイトルをより多くの人たちにプレイしていただきたいと思いリメイクしました」
かつて攻略を諦めたのは私だけではなくプロデューサーも同じだったのだ。本作を実際にプレイして、より多くの人に届けたいプロデューサーの気持ちは確かに伝わった。
当たり前のことだが、ゲームに無尽蔵の理解と愛を捧げるユーザーばかりではないのだ。
サガシリーズの挑戦が、毎回単発で終わり、縮小再生産のスパイラルに陥っていることを私は悲しく感じていた。
ゲーム制作はビジネスだから売れないシリーズタイトルは予算がつかなくなる。予算がつかなくなればクオリティを担保するのが難しくなる。加えて、カジュアル層を惹きつけるリッチな要素(声優、美麗なグラフィック、ボリューム)をつけられないし、プロモーションも行えない。ますます売れない。
近年のサガスカ、サガエメは光るシステムを持ちながら、結局売れなかった。
予算がつけば、挑戦的なシステムをより多くのユーザーに届けることもできる。最近のサガシリーズは売れなさすぎだ。もっと売れろ。
以下は余談。
細かい部分の不満は全くないわけではない。たとえば大人になってプレイしてみると、行く先々で「帝国の支配にくだります」と現地民があっさり国を明け渡すのがややシュールに感じる。
しかし、ゲーム内で数百年と時が経ち…大学で学んでいるらしきサラマンダー族や、アバロンに観光に来ているヤウダ地方の武士を見て、「ああ、アバロンが国際都市になっていく」と感動した。
細かい部分で、オリジナル版では見えなかった部分の解像度が高くなっている。間違いなくロマサガ2好きが作ったリメイク作だ。
システムをかなりの部分で変えているにもかかわらずロマサガ2らしさを感じる、まるで夢のようなリメイクだ。旧作ファンも新規もぜひプレイしてみてもらいたい。
盛り上がるぜ!!
ビューネイくたばれ!
なんだこれ!猛烈に!猛烈に盛り上がるう!!
グランドリオンで岩をぶったぎったあああ!!
ストーリーのクライマックス!あぁもうすぐこの戦いも終わるんだって勢いがすごい!
うおおおおおお!俺こそまさに世界最強のモンスターハンターだあああああああああ
難ステージを超えた先に爽やかな曲!
すべての国民が等しく選挙権を持っていると行っても、それを使いにいけるチャンスが本当に全員にあるのかは怪しいのではないでしょうか。
そこまでの描写を見れば元増田自身はいくつもの地域で選挙にちゃんと行けいているのは明白。
これを読んで「え?選挙にたどり着けないアホが増田書いてるの!?」みたいになってる奴は文盲にも程がある。
元増田の書いてる内容は「俺が選挙会場に行けないってことは全然ないけど、境界知能の人が選挙会場に行けるかというと疑問だ。国民全員に選挙権があるという話だが、境界知能の人や地図が読めない人の選挙権が保証されていると言えるのだろうか」ということだろ?
筆者の主張が最後の最後にシッカリ書かれているんだから、現国の問題だったら簡単すぎて小学3年生レベルだよ。
でもブクマカは文章が読めないから完全にズレた話をしてるんだよね。
「え?こんな頭の悪い転勤族がいるんですか?」って、それは元増田が選挙会場行けなかった時に言う言葉だろ。
元増田の主張は「転勤族として色んな自治体を巡ってきたが、どこもこの問題を抱えているのは同じっぽいね」ということなんじゃないか?
最後までちゃんと読んで読めないのか、最後まで文章を読むだけの集中力がないのかはわからない。
最後までちゃんと読んでもいないのにしたり顔で「内容?タイトルとブコメで何となく分かるっしょ」ですませて書き込むことがバカッター行為であるという自覚が1ミリもないというだけなのかも知れない。
まあどうにしても、救いようがないようなアホが寄り集まってアホみたいなことを好き放題書き込んでいる馬鹿の集まりであるってことだ。
あるのは集合恥だけだ。
そして場所が変われば会場の空気や周り方もちょっとずつ変わるということです。
ハガキも自治体ごとにちょっと違う気がしますが、単に全国一律で毎回マイナーチェンジしてるだけかも知れません。
とにかく場所がわかりません。
投票の場所も市役所やショッピングセンターならともかく、なんたら地区うんちゃらセンターとか、うにゃうにゃ小学校とかだと全然意味不明です。
ごく近所であれば災害時の避難場所になっていますが、そうでなければ意味不明です。
むしろ怖いですよね「俺はこの街に来てまだ1年だが、すでに近所の小中学校の場所は全部把握したぜ」とか言ってる人なんていたら通報するか迷いますよね?
よほど毎日のように演説をしているご近所おじさんや、全国レベルの人でなければ「え?誰?」となります。
同じ地区で10年ぐらい投票していれば「コイツ結局前回の公約知らん顔して何もしとらんかったな」とか分かるんでしょうかね。
マジで何も分からない謎のおじさんおばさんから選ぶことになります。
いざ会場に行っても、なんとなく人が並んでいる空間がいくつかあることまでしか分かりません。
フラフラっと近づいたらセールの行列だったり、展示会の設営だったりするので「あートイレを探してるけど見つからないな~~~」って顔をしながら離れることになります。よく考えたら地元民だったら何度か通い詰めてるような施設で今更トイレを探している時点でよそ者の不審者かもですね。辛いです。
ようやく選挙の列を見つけて並んでみても、ちょっとシステムが分かりません。
分からなくても何とかなる程度に案内はされますが、2秒ほど理解に時間がかかります。
決して広くない空間で列に並ぶのを3回ぐらいやるだけですが、全く0からの体験となるとちょっと迷子になりそうになります。
職員の使ってるノーパソや置かれている鉛筆は施設ごとに違うため「あっ、ここではバーコード使うんだ。俺の地元も今はそうなのかな」「おっ、トンボ鉛筆じゃん。驕り高ぶってるかい?」とか色々考えてしまいます。
でも投票が終わっても最後にアンケートタイムがあるので油断は禁物。
なんかカウンター回してる謎のバイトっぽい人がいたりもします。
いつものことではありますが、「あっ、この投票所は〇〇新聞のシマなんだ」みたいなことを考えてしまって反応が遅れそうになります。
期日前投票をしたらクーポンをくれる場所もありますが、投票ハガキの切れ端がクーポン代わりの地域とかもありますね。
選挙やっぱ難しいですね。
すべての国民が等しく選挙権を持っていると行っても、それを使いにいけるチャンスが本当に全員にあるのかは怪しいのではないでしょうか。
強敵100体を殺すけど?
この年度の末で学校教諭を辞めている。ラストイヤーである。思えばあっという間だった。上の秋季大会の後も、大なり小なり大会があったが、目立つ成果はなかった。
実力というよりは、柔道部全体の精神力、やる気、気合いの問題だった。センスがありそうな子はいたが、『本気』になり切れない。なぜかはわからないが、若者特有の殺気に満ちた闘志というか、「目の前の相手を殺してやる」という滾(たぎ)りが見られない。
特に、格上相手に戦う場面がそうだった。勝つとか負けるとかじゃなく、全力でぶつかってみせようという気概を感じない。
そんな中で、T君はじわじわと実力を伸ばしていた。この頃だと、ベンチプレスは140kgを上げるようになっていた。
柔道の動きはボテボテとした感じだったが、それでもサマになってきていた。高校から柔道を始めた関係で、高一の頃が特に弱かったらしい。当時は、毎日のように先輩や同級生から千切っては投げられていたという。
シゴキ以外にも、いろいろあったようである。当時の先輩連中からは相当イジられていたらしい。T君の同級生の柔道部員が、確かこんな内容を回想していたっけ。
「おいチクビ。何を寝とる。はよ畳の上から立て!!」
「今、こいつに筋肉ドライバーしてやったら、首めっちゃ抑えて転がっとるしwwwww」
「いつまで畳で寝とんな。早う起きんとチクビねじ切るどっ!」
「チクビ君さあ。今度の公式大会の時に、絶対シャイニングウィザードしてよ。武藤敬司好きなんやろ」
※本当にやって反則負けになったらしい
「プロレス好きなんだって?これからダブル大外刈りするから付き合ってくれ」
彼が弱かった頃は、部内でもやられたい放題だったようだ。しかしこの頃、高三の手前になると、彼は部内で№1になりつつあった。皆、彼に一目置くようになっていた。当時、部のキャプテンだった100kg超級の子と乱取りをしても吹っ飛ばされない。
それでも基本的には、いじられキャラだった。先輩からも後輩からもいじられていた。しかし、彼はどんな時でもリアクションを欠かさず、スマイルで彼らに応えていた。
そういえばT君は、毎日必ず昼休みに柔道場に来て、一人で弁当を食べていたっけ。一人飯には理由がある。弁当を食べた後に、ヤツは筋トレを始めるのだ。ベンチプレスを始めとして、腹筋に、背筋に、あとは自転車のゴムチューブを柱に括り付けての打ち込み練習、あとはシャドー柔道か。さすがにカマキリは相手にしてないと思うが……。
昼休みに柔道場に行った折、彼を何度も見ている。ベンチプレスが一番好みのようだった。自分自身が成長する実感とでも言えばいいのか、月ごとに最高記録が上がっていくのが面白かったのだろう。
柔道界の公式回答としては、高校生に器具を用いた本格的な筋トレをさせるべきじゃない。この時期(小中~高校生)は、技術に磨きをかける時期だ。ベンチプレスその他で測れる筋力は、試合ではそんなに使わない。柔道に本当に必要なパワーというのは、柔道をすることでしか身に付かない。すなわち組み手の練習とか、立技・寝技の乱取りを通じてしか、そのスポーツに必要な『体力』は身に付かない。
しかし、T君には時間がない。彼にとっての柔道は、おそらく高校で終わりである。時間がなさすぎる。だったら、ひたすら筋トレに励む道があってもいいんじゃないか。当時はそんなことを考えながら、昼休憩中のT君のトレーニング風景を眺めていた。
高三の四月時点で、彼の体重は約78kgだった。一年前はボンレスハムのような体形だったが、スマートになっていた。何より、当時のT君は部内で一番やる気があった。何事にも一生懸命だった。鍛えがいがある。
さて、高三最後の公式戦は六月だった。ここまでには仕上げたい。幸い、四月にあった市内大会では、彼は5位入賞を果たして県大会出場を決めていた。順々決勝では、昨年の秋季大会で当たった強豪校の選手に内股で一本負け(空中一回転半させられた)だったが、そこから2回勝って5位になった。
柔道場での立ち技の乱取りでは、納得いくだけの投げを打てるまでひたすら稽古を続けた。T君に対し、組み手の位置は自由にさせて、技も全部受けてやる。その代わりクオリティは一切妥協しない。俺が納得いくまで休憩すらさせない。
「おい、T。苦しくっても、苦しそうな顔すんな。相手にバレんぞ。ビビってるとな、わかんだよ。相手によ~!!」」
すると、唇を引き締めるようにしてT君は、距離を取ってこちらの様子を伺っている。
ああ、これは。技に入るのを狙ってるな。相手が高校生だとすぐにわかる。
「技に入るのを狙うな。狙わなくていい。(お前の反射神経だと)無理だから!! とにかくたくさん、技をかけろ。連続しろ、連続。ちゃんと技は繋がるから。お前の感性でいいんだよ。考えるな、感覚でやれ」
実際、高校レベルの試合だと技が下手くそでもいい。とにかく数。連続性が大事だ。
ただやはり、T君は運動神経が鈍いようで、へっぽこな大内刈りに小外掛けや、ボテボテとした払い腰しかできなかった。ヤツが俺に珍しく内股をしかけると、「ポフッ」という効果音とともにヤツが弾かれる。そんなレベルだった。素人未満である。
「今のお前の柔道、ほかの選手と乱取りやってるのと違うじゃん。俺用の柔道か~、そのへっぽこなのはよ~」
T君の柔道は、俺と乱取りしてる時はモードが違ってる。まるで、何かの専用の練習でもしてるようだった。
ヤツはまた内股をしかけてくるが、全然効いてない。運動神経とか、技に入る姿勢の問題じゃなくて、組み手が下手くそ(≒柔道着の握る位置がおかしい)なのだ。いいところを掴めてない。せっかく自由に組ませてるのに。
ただ、T君に組み手争いを教えるには、もうタイムオーバーである。「思いっきりイイと感じるところを掴め!」くらいしか教えていない。
だが、連続して技を掛け続ければ可能性が見えてくる。うまく相手が転がれば、彼が得意とする寝技に移行するラインも見えてくる。
「オーイ、てら。何止まってんだよ! 動け、動け。変数作れ。チャンスがないと思ってんの、お前だけだよ」
彼はヘロヘロになって大内刈りを放つのだが、俺に効くはずもなく。間隔を取って、釣り手と引き手(※柔道用語は適当にググってほしい)を上下にブンブン振り回したなら、ジャイアントスイングみたいになって、T君が畳をゴロゴロ転がっていく。築地市場の床面を滑っていくマグロのようだった。
「オーイ、俺お前よりも軽いんやぞ。吹っ飛ばされてどうすんだよ」
T君が立ち上がると、顔が真っ赤になっていた。熱中症の人でもこうはならないだろう。それくらい真っ赤だったよ。
ゆっくりと俺に近づいてくると、釣り手の方でパンチするみたいに組み手を取ろうとしてきた。それを弾いて、逆に奥襟を取り返してやった。すると、ヤツも負けじと奥襟を取ってくる。
「力比べで俺に勝てるか」と思ったが、ヤツも結構強かった。睨み合ってたが、T君の耳まで真っ赤になってるのを見た。
この頃になると、彼の耳は潰れていた。餃子耳というやつだ。努力の証である。大半の柔道選手は餃子耳にならない。本気で寝技を練習した証である。
こんな光景を見ながら、ある漫画のセリフを思い出していた。 技来静也が描いた漫画作品の、確かこの場面だったはず。
……呼吸(いき)を乱すなセスタス 恐怖心を意志の力でねじ伏せろ 怯えは判断(よみ)を狂わせる 恐れは疲労を増幅させ 病魔の如く五体を蝕む 眼を逸らすな! 敵の刃を見極めよ 胆力こそ防御の要だ 殺意と向き合う勇気を持て
拳闘暗黒伝セスタス 2巻より
俺だって、中学生や高校生の頃は、練習が恐ろしいことがあった。寝技の最中に、殴られ、蹴られ、締め落とされ、「殺される」と思ったことが幾度となくある。だが、試練を乗り越えるだけの胆力を身に付けないことには、いつまで経っても二流以下である。
こういう感覚は、今時のZ世代みたいなやつがあるじゃん。ああいう子達には伝わらないんだと思う。「○○が上手になりたい、強くなりたい」って? 本当にそうなりたいなら、命くらい投げうってみせろ。
2024年現在だって、野球でもサッカーでも、バレーでもテニスでもゴルフでも、スケボーでもブレイキンでも、将棋だって囲碁だって、その道で超一流の奴はな、自分の命かけてその道を歩んでんだよ。
立ち技が終わると、次は寝技だ。T君が強敵相手に勝とうと思ったらこれしかない。それくらい、彼の運動神経は絶望的だった。立ち技の才能がない。当時のT君が「生まれつき運動神経が切断されてるんです」と言ったら、信じたかもしれない。
柔道場の端にある、寝技の乱取り開始を示すタイマー(ブザー)が鳴ると、俺はさっそく横四方固めでT君を押さえつけて、右拳の先を太ももに突き立てた。するとT君は痛がって、俺の腹を突いて逃れようとする。
「お前、俺に力で勝てんの、勝てんの? 勝てないでしょ!? 頭使わんと、ほら。前に教えたやろ? 逃げ方を……」
横四方固めで抑え込まれた状態のT君は、腕をなんとか両者の間に差し込んで、背筋で跳ねて逃れようとした……それが正しいやり方だったら、そのまま逃がしてやる。それで、また瞬間的にヤツに覆いかぶさって、抑え込みに持っていくのだ。T君は逃げる。ひたすらそれを繰り返す。
俺の抑え込みから逃れたとしても、T君がこっちに向かってこず、亀の姿勢になろうとすると、すかさず両手で奴の柔道着の胴と太腿を掴んだ。
「よいしょっ」と持ち上げると、奴の体がひと時宙づりになった。そのままクルリとひっくり返して、横四方固めでまた抑え込んだ。今の選択はアウトだ、敵前逃亡である。この寝技練習では、攻撃行動以外は認めない。
寝技になると、T君がたまに覚醒する。俺の動きがわかってたみたいに、例えば、真上から抑え込もうとした俺の膝をピンポイントで蹴っ飛ばして、転がして、そのまま上に乗ってしまう。
俺は両足をヤツの足に絡めてガードするのだが、巧みに外して、抑え込みに持っていく――縦四方固めが完成した。
こんな具合で、いい動きをした時には認めてやる。褒めるんじゃない、認めるのだ。そいつのパワー、気概、実力を。褒めるってのは、親が子どもにやるものだ。コーチと選手って対等な関係だろ。
T君は膂力(りょりょく。腕の力)があるうえに、寝技のセンスがあった。寝技というのは、ガッチリ決まると体力差に関係なく勝利できる。当時まだ20代半ばだった俺の体力はT君をはるかに上回っていたが、それでも抑え込みから脱出できないことがあった。
ただ、悲しいかな。彼にあるのは寝技だけだった。立ち技は本当にダメだった。まったく才能がなかった。
せっかくパワーがあるのに、釣り手で相手の奥襟や背中を掴むことは皆無であり、いつも前襟だった。運動神経がないから、せっかく神業的なタイミングで大内刈りや払い腰に入ることができても、相手を投げるに至らない。遅すぎるのだ。
ただ、彼はよくやっていた。性格やキャラクターはいじられ系芸人のそれだったけど、リアクションはよかったし、部員みんなから好かれる存在だった。そういう雰囲気をもった人間だった。
時期は半年ほど戻る。
いつぞやの試合でT君を内股で吹っ飛ばした名門校の選手と、ラーメン屋で同席したことがある。T君と俺と、あの選手N君が一緒になったということは、おそらく試合の帰りだったのだろう。
あれは、福山駅の駅舎の外に入っているラーメン屋だった。名前は忘れた……なんとか吉だったはず。そこで、T君にラーメンをおごってやろうとして、カウンター席がいっぱいで4人掛けのテーブル席に通された。
そしたら、おかみさんが来て、「相席でもいいですか?」と言うのだ。それで待っていたら、N君ともう1人の柔道高校生が向かいのテーブルに付いた。2on2の相席Styleである。
そのN君だが、痩せ気味で精悍な顔つきをしていた。体形は相当細身で、背丈は185くらいか。T君と同じく81kg級の選手である。もう1人は、100kg超級とおぼしき超アンコ体系の子だった。棟田選手以上の丸々とした感じだ。
2人とも、耳は完全に潰れていた。どちらも社会人に近しい貫禄があった。眼光が鋭い。スポーツ特待生で高校入るような奴って、雰囲気からして違ってる。
俺の耳もやはり潰れている、大学卒業して釈迦人デビューするにあたり、手術で直すという選択肢もあったが、餃子耳の方がハクがつくと考えていた。T君の耳は、この時潰れかけだった。
会話、どんなだったかな。そうだ、N君がT君に話しかけてきたんだ。
それでT君も、ラーメンを待ちつつ水を飲んで彼と話をしてた。
思い出せる範囲だと、こんな会話だった。覚えてない箇所は端折っている。
「高校入ってやっとるよ」
「そうなんだ。やっぱりこの辺の学校は、そういう子が多いのかな」
「えー、すごいやん」
「親に無理やり。両親とも柔道してて」
「それで、ここまで強くなれたんや。すごいね」
「内股めっちゃすごいやん。カミソリみたい。サクッと相手が飛んでくよね。マジですごい」
「伝家の宝刀な。あれだけは自信ある。けど、強いヤツは世の中にいっぱいいるし。俺もまだまだよ」
「自分、N君には一生敵わないな。多分。こないだの試合、内股で空中5回転しとらんかった?」
「(テーブルを叩きながら)してた、してた!! なあ~」
※隣の高校生が関心なさそうに頷いていた
「もっと勢いが強かったら、会場の窓ガラスを突き破って護国神社に落ちとったよ」
このあたりで、俺のイラつきを察したのか、N君の隣の高校生が彼を小突いた。
「T君さ。今度オレと試合するのいつになるかな」
「冬に県に繋がる個人戦がなかった?」
「それ、無差別級だけだろ。あの大会は、ベスト8までは全部うちの高校が占めるし、そこまで登ってこられる? それにベスト8が決まったら、例年それで市大会は終わり。解散。1位から8位の順位はうちの監督が決める」
「えー、そういう仕組みなん?」
ここで、隣の高校生がN君の肩を叩いた。
「そう、そういう仕組みな。次の試合は春しかない。あと1回だけのチャンス」
「うん、当たるの楽しみにしてる」
「そんなんされたら、自分死ぬし!! ボンレスハムだし、チャーシューだし、畳をバウンドしちゃうよ」
「楽しみにしてる」
ここらへんの場面で注文したラーメンがきた。それで、あとは皆黙々とラーメンとか餃子を食べて、解散した。
あの店は、とんこつラーメンのアレンジ系が美味かった。当時はよく利用してた。もう軽く十年以上は行ってない。残りの人生で行くこともないのかもしれない。
※書いてるうちに思い出した。福山駅前の八十吉ラーメンである。
ただ、あの頃のT君とは、できれば一緒に行きたくないな。財布的な意味で。
当時、たまに2人きりでご飯をおごってやることがあったけど、あいつ、ラーメン替え玉4杯+チャーハン+から揚げ+餃子5人前とか食べ切っててビビったわ……食欲が凄まじい。ラーメンが4杯で終わりなのは、その頃にはスープが無くなるからだ。
俺はその半分しか食えなかった。食欲においては、完全に俺の負けである。事実だ。認めるしかない。
そんなこんなで、最後の公式戦までの日々は風のように過ぎていった。
この匿名ダイアリーを書くにあたり、約二十年前の記憶を思い返している。正確じゃない部分はあろうけど、そこまで間違った内容でもないはず。一部ではあるが、当時の記録媒体を基にして書いてることもある。
あの日々は、けっこう幸せだった。柔道部の成績は悪かったけど、気合いが入った部員も出てきていた。そういえば、あの時そういう行為をした女子マネージャー(妹)も、あれから特にトラブルはなかった。これまでどおりの、柔道部顧問とマネージャーの関係だった。いや……ごく稀にプライベートで会うことがあったか。
何度か変なことがあった。双子の姉の方と柔道場の入口で談笑してると、妹の方がやってきて一緒に話に入ったのだ。不自然なタイミングで。無理やりに近い。それは、姉じゃないもう一人のマネージャーと話してる時もそうだった。
ちなみに姉の方は、マネ子に比べると若干明るい性格だった。俺ともT君ともほかの部員とも仲良くやってた。天性のコミュニケーション能力があるタイプだった。底抜けに明るいわけじゃないけど、不思議と安心感のある、温かみのあるキャラクターだった。
マネ子の態度は、上記を除いては普通だった。何か月かに一度は、俺も含めた部員みんなにお菓子を作ってくれたし、バレンタインデーには手作りチョコレートくれたし、大会前には率先して雑用を命じてほしいと志願したし、俺の誕生日にネクタイピンをくれたこともある。
私学だし、まあいいかと思ってもらってた。あの子の財布は大丈夫かなと思ったが、月のお小遣いが一万円と聞いて納得した。友達と遊びに行く時などは、母親から別途お金がもらえるらしい。医者の娘は違うな……と、月四千円の小遣いで寮暮らしをしていた高校時代に想いを馳せたっけ。
別に、妹の方とまたセックスしたいとは思わなかった。「したい」という欲求はあったけど、でも教師としての責任感が勝ったのだ。 訂正;間違った記憶でした…
ただ、俺という人間は、やはり異常だったと思う。ちょっと性欲が強いのは間違いない。そちらの方には正直だった。あとは~~子どもの頃に柔道や陸上をしてたのだが、絶対にうまくなりたい! という情念が強くなりすぎて、体を痛めて指導者に怒られることがあった。夢や目標に対しては猪突猛進だった。
性欲、性欲……と、今思い返してみて、人としてよくなかったと思えるものを最低3つは思い出すことができた。ひとつだけ、あれはまだ5才か6才の時か。両親が忙しい家庭だったので、日常の世話は祖母が見てくれていた。いつも、祖母と実妹と一緒に寝床についていた。
いつからだろうか。動機は定かではないが、まあ原初の感情とでも言おうか。夜に寝床にいる時、暗闇の中で祖母と一緒に寝ている時に、祖母の衣服を脱がせていた。「ねえ、ばあちゃん。服、服脱いで」と無邪気に笑って、祖母の服を脱がせていた。それで裸にする。
そして、お互いに裸になって、抱き合って布団の中で眠るのだ。抱き合うだけじゃなくて、ほかにも明らかに色々してたけど、やはり幼子とはいえ異常な行動だったと思う。
妹に対してもそうだった。妹に対しては、ほぼ毎日のように服を脱がせていた。妹は「いいよ」と言ったこともあったし、「いやだ」と言うこともあったけど、お構いなしに服を脱がせた。祖母が近くにいても関係なかった。とにかく脱がせて、納得いくまで裸で抱き合っていた。原初の感情だった。
愚かなことだった。反省している。でも、あの時の感情は本物だった。あの時、まだ小学生ですらなかったけど、俺は「女を抱きたい」と確かにそう思っていた。リアルだった。
次です
ゲームやってて、成長というものを意識した瞬間に楽しくなくなる。
格ゲーとかならまあ技術の向上を感じる瞬間とかがあるんだろうけど。それこそスポーツと並べてeスポーツなんて呼ぶ所以なんだろうし。
でもおれは対人ゲーム嫌いだからやらない。練習を積み重ねた上達の喜びを得るんなら、もっとゲーム以外の題材にぶつけたい。多分ゲームを下に見てるから。心を奥底から震わせてくれる度合いについてあんまり期待してないというか。
ゲームで遊ぶという体験にはもっと手軽な気晴らしや面白さを期待してる。
例えばモンハンやるとして、現状で一番の強敵をヒイコラ言いながら倒す。そいつから素材を剥ぎ取って、強力な武器を手に入れる。
これで強くなったと思うのも束の間、更に強い敵が現れる。せっかくの武器もすぐさま心許なくなる。
最初はモンスターを狩る体験に夢中であんまり気付かないけど、それは次第にマンネリ化してくる。
すると、おれは何のためにモンスターを倒して何のために強くなってるんだろうと思えてくる。
半ば惰性で狩りを続けてるのはなぜなのか。
今ままではボタンを通じた操作をして、何らかの行動をすることそのものが楽しかったはずだ。
今は倒し、強くなり、また倒す中で、次第に自分も相手もインフレ化していく「成長」に楽しみを見出しているのかもしれない。
おれはその瞬間にクッキークリッカーを感じて楽しくなくなる。
この「成長」に快感を覚えてゲームをしているのだとしら、なんと賽の河原めいたことか。人参を括り付けられたロバみたいだ。
縛りプレイとかにもあんまり楽しみを見いだせないし。まあそもそもゲームというか遊びそのものが縛りプレイではあるんだけど。
MGSだってステルス迷彩や無限バンダナが欲しくなるのは、ステルスプレイで溜め込んだフラストレーションを好き放題やって解き放ちたいからだ。少なくともおれはそう。
それなのに、それを手に入れるには今まで以上の高度なステルスプレイが要求されたりする。PWかTPPは確かそうだった。
なんという倒錯か。手に入れる頃にはそんなアイテムがなくてもさほど問題なくなってる。意味ねえじゃねえか。
暴れまわるのはご褒美の余興でしかないということか。まあ最初からチートで無双したらゲームなんて面白くないとか言う人おるけど。おれはあんまそうは思わん。ひとしきり好き放題やって飽きたらまた制約をつければいいだけなんだし。
熊は前作の時点で強敵だったが次作ではそれ以上になる可能性があるな
『ゴースト・オブ・ヨウテイ』開発者いわく、舞台が北海道なのは“山と熊”がきっかけ。度重なる調査で見つけた、美と危険
https://automaton-media.com/articles/newsjp/ghostofyotei-20240925-311989
一方でインタビューでは、オーディオチームのために知床国立公園を訪れた際には「危険」についても強く意識させられ、ゲームの中に取り入れようと思ったとも語られている。というのも、国立公園内では熊の危険性を伝えるビデオを見る必要があったという。崖や水をたたえた美しい場所にいながら、危ない熊を常に意識しなければならないという状況が衝撃的だった(electrifying)そうだ。
あなたは交際Lv1の雑魚キャラです。好みをつらつら言ってますが望みなんか一つも叶うはずがありません。
女子モンスターに遭遇もできず出会ってもボコボコにされるか逃走されるだけです。
ではどうするかというと初手レンタル彼女、パパ活でお金を払い女子モンスターに相手して頂きましょう。
金払ってるからと傲慢になってはいけません。相手をおだて、喜んでもらう事が目標です。
ここでは身だしなみを整える、女性の機微に気付く、相手を不快にさせないを身につけましょう。
4〜5名の女子モンスターと出会い、会話に慣れた所でLv10到達です。
2〜3ヶ月ぐらいかかりますが、イケてる小学生男子レベルになりました!
次の手は性交渉です。ハードルが高く感じますが全く逆で、女子モンスターとの交際に必須スキルです。
正直大した事はありませんが、激しい運動とメンタルに左右される難しい技術にはなります。
満たされてる感じは最高なので、最愛の人と楽しんでほしいです。
が、低レベルの貴方が強敵と合いまみえるために必要なスキル習得ですので
最低10回はこなして雰囲気の作り方、女性の体の扱い方を身につけてくださいね。
くれぐれも自分本意にならず相手を思いやり紳士的に行いましょう。
相手のことを考えた行動と男らしさを身につけた貴方を多くの女性モンスターは魅力的に感じ心を開きやすくなっています。
ちなみに月10万ぐらいを1年間ぐらいかけるつもりで挑んでください。
修行を終えたベジータは、まだ熱の残る筋肉をほぐしながら、シャワーを浴びるためにカプセルコーポレーションの専用バスルームへ向かった。
修行で汗をかくのは当然だが、それで肌の手入れを怠るわけにはいかない。
この俺が地球に居る以上、完璧な戦士であり、完璧な肌も維持する必要がある。
「ふん…修行で磨かれるのは肉体だけじゃない。この俺の肌もまた、至高の状態でなければならん。」
シャワーで体をしっかりと流し終えたベジータは、まず「CeraVeの洗顔フォーム」を手に取った。
手のひらに適量を出し、手早く泡立てて顔に塗り込む。
円を描くように優しくマッサージしながら、汚れや余分な皮脂をしっかりと落とす。
「ふん、これで不要なものは洗い流せた。修行のあとでも、肌の状態は常に完璧でなければならん。」
洗顔後、次に「オバジC25セラム」を数滴取り、両手で温めながら顔全体に伸ばす。
ベジータは眉を少し上げ、頬に丁寧に塗り込んでいく。
ビタミンCの力が、日々の紫外線やストレスからのダメージをケアしてくれることを知っている。
「さすがに俺ほどの戦士ともなれば、老化も遅いが…これを使えば、さらに無敵だ。」
その次に、「無印良品の化粧水(高保湿タイプ)」を手に取り、軽く叩き込むように肌に浸透させる。
「この感触…悪くないな。だが、ここで終わらんぞ。完全なケアはここからだ。」
続いて、「Curelの乳液」を使用。ベジータは慎重に、特に乾燥しやすい部分、額や頬に重点的に塗る。
肌のバリアを強化するため、乳液がきちんと肌に浸透するまで時間をかけて丁寧にマッサージする。
目の下の部分には特に念入りだ。戦士としての鋭い目つきを維持しつつも、クマやシワは許されん。
「これで完璧だ。だが、まだだ…最終段階がある。」
最後に、仕上げとして「ラ ロッシュ ポゼのUVイデアXL」を顔全体に塗る。
日中の戦闘や訓練で、どれほど強い紫外線が降り注ごうとも、ベジータの肌はこの防御の層で完璧に守られる。
「戦闘の場では強敵が現れるだろうが、俺の肌には太陽すら通用せん!」