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2024-11-06

厄介ファンのサガらしさはサガシリーズを終わらせる

https://jp.ign.com/nintendo-switch/77180/opinion/rpg-2

日本ゲームメディアほとんどがタイアップ記事で、批評レビューが発信されることはあまりない。だからゲームの出来に異を唱えるレビューがあること自体は歓迎したい。

ただし的を外しているレビューには反論したくなる。

原作は2桁周回ぐらいしたうえで、このリメイクは素晴らしい出来だった。そういう立場での反論だ。

不親切さは“サガらしさ”ではなくレトロゲーらしさ

マスクデータガイダンスの不十分さはサガシリーズ個性ではない。

昔のゲームはだいたいそんな感じだったのだ。そして不親切な上につまらないゲームも多くあった。

サガシリーズは不親切な中でも抜群に面白い要素があった。だから不親切な部分も含めて、ファンを獲得していった。

面白いゲームにはおいしいトロの部分(トロ嫌いはごめんなさい)がある。トロの部分を探し当てるまで忍耐強く検証を重ねるのは、確かにゲーマー的ではある。しかしそんなゲーマーはごく一部である

独創的なゲームシステムがあり、音楽があり、シナリオがあり、デザインがあり…様々な要素があってサガシリーズは成り立っている。サガシリーズは一部のゲーマーだけに愛されたのではなく、だから過去キャラの魅力掘り下げに特化したロマサガユニバースのようなタイトルも愛されている。

マスクデータ的なものの読み解きを魅力とするなら、サガ以外にも魅力的なゲームはある。説明不十分な部分も、サガシリーズから許されたというだけであって、その部分を尖らせてもゲーム面白さに直結しない。

たとえば私はアンリミテッドサガアンサガ)が好きだ。だが同時に、アンサガは多くのサガファンをふるいにかけてサガシリーズの縮小を決定づけたタイトルだと思っている。アンサガ説明不足のあまり、分厚い攻略本解体新書)が本来は備え付けで必要な「説明書」だと揶揄されるほどに難解だった。あれはレビュワーのいう“サガらしさ”が詰まったゲームではないだろうか。

私はアンサガ好きだといったが、自分でいちから検証することは(余暇がたくさんあった学生時代ですら)かなり難しく、先人の攻略を見て仕様を把握してはじめて面白さを味わえた。

それはロマサガ2においても同様だ。小学生時代に敵とのエンカウントうんざりし退却を繰り返した結果、勝てるザコ敵がいなくなり進行を諦める…その後、攻略情報を見てクイックタイムありで七英雄攻略したあと、クイックタイムなしで挑戦して…と段階を踏んでロマサガ2の魅力に取り憑かれていった。

ではサガらしさとは

それは河津秋敏率いるサガチームの挑戦だ。音楽シナリオデザインなどもあるが、ここではゲームシステムに絞る。

ではロマサガ2において挑戦的な部分はどの点にあるか。主には「ひらめき」「フリーシナリオ」「皇帝継承システム」だろう。

このうち、ひらめきとフリーシナリオは他のシリーズにも共通している要素だ。つまりサガらしさから踏み込んで、“ロマサガ2”らしさを求めれば皇帝継承こそが本作の肝だと思う。

もちろん世代引き継ぎだけに限れば他ゲーにも類似システムはある。そこでひらめきやフリーシナリオといった他要素との化学反応により、ロマサガ2の魅力が生まれている。

継承システムを使っていない?~

ロマサガ2は皇帝継承により世代交代で強くなるゲームだ。主人公は次々と変わっていく。それが楽しい

皇帝継承が発生する条件は例外を除いて「全滅」「皇帝LPロスト」「年代ジャンプ」に分かれる。

まり必然的キャラロストするのだが、ウィザードリィなどと違い、全滅してもロストする要素はほとんどない。当代でひらめいた技を使えなくなることぐらいだ。全滅は悲しいし、面倒もあるが、避けるべきものではなく積極的に行うものだ。なお、年代ジャンプを行うことに成功すれば技や術を引き継ぐことができる。次代に技を引き継ぐことができたときの達成感もまた楽しい

なのだが、件のレビュワーソフトリセットがないことに文句を行っていることに驚いた。

レビュワーのいう「何度も挑戦して強敵に打ち勝つの「サガ」醍醐味ひとつといえるのだが、本作ではそれをさせる意図を感じない」は誤解である

リセットロードを行うのはプレイヤー自由だ。しかし、リメイクにおいてソフトリセット仕様から外した理由は明確だ。なぜなら、全滅時に「バトル直前に戻る」や「最後セーブポイントに戻る」を入れることもできたはずだから。(実際、皇帝継承が行えないゲーム序盤の仕様はそうなっている)

まり全滅してもリセットせずに皇帝継承させることに肝がある。

皇帝継承して反省を活かして、陣形メンバーを変えて「先帝の無念を晴らす」のだ。

これがロマサガ2の醍醐味である

まあ、ソフトリセットレアドロップ狙いに便利なので残されていてもよかったとは思う。しかし、それを残してしまうと「先帝の無念を晴らさない」プレイヤーが多く生まれしまう。だから仕様から外してよかったのだと思う。

そもそもひらめきの可視化オフにできるが、オフにすると…

ひらめきについても、レビュワーのいう偶発性は減ったにしても、ひらめいた技を継承するという醍醐味は失われていない。加えて、原作と比べて可視化されるようになったHPや行動順、ひらめきアイコンオプションで表示オフにできる。

まあ確かにボス相手に思わぬタイミングでひらめいた技で勝った! そういう楽しみは確かに薄まったと思う。しかし、ひらめきは戦闘テンポを悪くするという一面もある。原作では、派生技を完璧に把握しているならともかく、強敵相手祈りながら通常攻撃をふるゲームになっていた。しか普通強敵相手には強力な技を使いたい。このちぐはぐさが戦闘テンポを悪くする。

本作は技・術の演出SEテンポ感を重視してよく作られているように感じた。だから通常攻撃ばかりふるプレイイングはもったいないし、リメイクゲーム性とは合っていない。常に全力で派生技を視認しながら様々な技を使うプレイイングにおいては、ひらめきアイコン可視化全然ありだと感じた。

回復戦闘テンポが悪い?

本作はLPが削れないようにガンガンBPを消費して連携ゲージを溜めるゲームだ。

件のレビューでは回復行動もやり玉に挙げられていたがピンとこなかった。

これは難易度によって変わるからなんとも言えないが、一周目の最高難易度(「オリジナル難易度)なら少なくとも回復して地道に耐久戦を行うゲームではない。

敵のワンパンHPが吹き飛ぶことはざらにある。だからLPが削れることは前提で、こちらも高火力行動を押し付けていく。繰り返すが、この高火力の応酬SFC的なテンポ感を現代風にリファインできていると思う。

また、筆者は育成のための稼ぎが好きではないが、本作では意識的な稼ぎを行わなくてもオリジナル難易度七英雄までまっすぐ攻略できた。もちろん原作知識があったためでもあるが…。

少なくとも地道な育成を行って、回復しながら耐久戦を行って…そういう攻略でなくてもラスボスを倒せる。攻略の幅があるのもロマサガ2の魅力であることを伝えておきたい。

なお、高難易度解放されても裏ボス以外の戦闘作業になりがちだった某大作RPGと比べて、ロマサガ2Rはニ周目以降もしっかり楽しい

一周目で手に入った最強の装備、アビリティを駆使してなお、歯ごたえのある戦闘が楽しめる点も評価したい。(技・術の周回引き継ぎをなくしたのはナイス判断

「かつてロマサガ2を途中で諦めたあなたへ

本作の広告に使われたコピーである

本作はサガシリーズという素晴らしいIPを世に広めるために外部の開発会社リメイクした作品だ。

SFC版の原作はおよそ120万本?売れているらしい。現代サガシリーズがこれほど売れるだろうか。もし過去作を買った人が再び本作を手にすれば…

今年の東京ゲームショウで、本作のプロデューサー・田付信一氏は次のようなコメントを残している。

サガシリーズはかつて4本のミリオンセラーを出すほど大きなタイトルでした。ただ、近年はそうした状況から遠ざかっています。なので、この素晴らしいタイトルをより多くの人たちにプレイしていただきたいと思いリメイクしました」

かつて攻略を諦めたのは私だけではなくプロデューサーも同じだったのだ。本作を実際にプレイして、より多くの人に届けたいプロデューサー気持ちは確かに伝わった。

数々の死産

当たり前のことだが、ゲーム無尽蔵の理解と愛を捧げるユーザーばかりではないのだ。

サガシリーズの挑戦が、毎回単発で終わり、縮小再生産スパイラルに陥っていることを私は悲しく感じていた。

ゲーム制作ビジネスから売れないシリーズタイトル予算がつかなくなる。予算がつかなくなればクオリティ担保するのが難しくなる。加えて、カジュアル層を惹きつけるリッチな要素(声優、美麗なグラフィックボリューム)をつけられないし、プロモーションも行えない。ますます売れない。

近年のサガスカ、サガエメは光るシステムを持ちながら、結局売れなかった。

予算がつけば、挑戦的なシステムをより多くのユーザーに届けることもできる。最近サガシリーズは売れなさすぎだ。もっと売れろ。

ロマサガ2愛にあふれた新作~

以下は余談。

かい部分の不満は全くないわけではない。たとえば大人になってプレイしてみると、行く先々で「帝国支配にくだります」と現地民があっさり国を明け渡すのがややシュールに感じる。

しかし、ゲーム内で数百年と時が経ち…大学で学んでいるらしきサラマンダー族や、アバロン観光に来ているヤウダ地方武士を見て、「ああ、アバロンが国際都市になっていく」と感動した。

かい部分で、オリジナル版では見えなかった部分の解像度が高くなっている。間違いなくロマサガ2好きが作ったリメイク作だ。

システムをかなりの部分で変えているにもかかわらずロマサガ2らしさを感じる、まるで夢のようなリメイクだ。旧作ファン新規もぜひプレイしてみてもらいたい。

2024-08-26

[] Pizza Hero

https://store.steampowered.com/app/2202770/Pizza_Hero/

無料(だった)ヴァンサバ

 

最初に致命的な点を。

増田環境ではコンフィグが保存されなかった。そのため、起動するたびにフルスクリーン表示。window設定、windowサイズ(手動)が保存されず、これだけでもう無理。スマホアプリベースからだろう。

  

プレイ時間

たぶん2時間overぐらい。3面までを何回かクリア

 

・良い点

片手操作できる。WASD+スペースダッシュか、マウスバーチャルパッド操作なので左右どちらか片手でいいのは気楽。

 

・悪い点

ウリの要素が逆に減点。

・・ペット要素

相棒ペットドロップを回収してくれるが、プレイヤーが直線移動すると引き離されるぐらいの速度で直線的に回収されても、さほど恩恵を実感できなかった。初期ペットでは全部の回収をまかせられる感じではなかったので、結局プレイヤーの円状の回収を頼ることになる。

すると、ペット意識外になるのだが、今度はプレイヤーの付近に帰還するペットを敵と誤認することが多発。

敵は周囲からまっすぐプレイヤーに近づくデザインなのに、似た行動をするペットハイライトなど無しに設置されるとストレス要素になる。

なお、ペットの開放要素は自分は見つけられなかった。痕跡をたどる必要があるらしいが、どれがペットに繋がるビジュアルなのかがわからなかった。

 

・・ピザを題材にしたことによる直感性の欠如

アップグレードピザ具材にして組み合わせを美味しいピザカスタマイズ見立てることは面白いしかし実際にプレイしてみるとゲーム性とは繋がらない。

一般的ゲームなら、爆発物は範囲攻撃ショットガンは中距離多数弾、近接武器は近距離攻撃直感にわかる。

しかしこのゲームオリーブは周囲を回ることが直感的に繋がるか?説明付きにしても「バウンスする魚」はどんな攻撃か分かるか?モッツァレラチーズがなぜピストルなのか。

基礎ステータスを上げるハーブ類も緑の草なので、カテゴリとしては分かるも個々の効果は紛らわしい。

もちろん慣れの問題ではあるが、それにしてもアイコンを見てさっと選ぶことができないのはストレスだった。

辞典的なものもなく、落ち着いて武器を眺められる武器アンロック(初期武器化)にはプレイ中に8回アップグレードすることが必要だ。序盤≒短時間で総経験値が低い段階からランダム出現のアップグレードを8回重ねるのは辛く、ご丁寧に未アンロック武器には赤いびっくりマークが付く。最初シナジーかなにかかと勘違いした。武器のアンロックへのモチベは初期武器にしたいではなくうざいマークを消したいであった。

プレイの折り返しでは自販機からランダムビットがもらえるが、これは非選択ドロップなので簡単説明文すらも見れず、装備が重なった段階で得られるこれらの挙動を観察することも難しかった。

 

・・爽快感のなさ

個々の武器が地味で、アップグレードしても劇的に効果が変わるわけではなく爽快感が薄い。

アップグレードの種類も少なく、ユニークパッシブ効果がないので「これとこれを組み合わせれば強いのでは?」などといった楽しみはない。

システム的な組み合わせシナジーは恐らく最初ロックされており、開放のための恐らくレアドロップアイテムの出現条件は謎だった。開放したとしても数種類で、作り方も二つコンボなどではなさそうなためこれも面白くなさそうだった。

総じてプレイしていて強さのインフレブレイクスルーがなく、1020分の戦いのなかで単調な避けて緊急回避するの繰り返しだけで終わるため楽しくない。

 

恒久的アップグレードも数値の上昇・低減と基本的ではあるが、言い換えればそれしかない。ここもプレイの幅が広がるものがなく、将来性がない。数回プレイした時点でこれ以上の新しい楽しみはないなと見え透いてしまう。

 

・・ホーム存在

ヴァンサバといえば無限スクロールイメージだったが、この作品中央スタート地点がある。その周囲にガイドがあり、ガイドにそって進めばいつ倒しても良い固定ボスが数体存在する。

そのため基本はスタート地点で戦うのがベターだ。ひたすら一方へ進み続けても得るものはない。

すると戦法はずっとスタート地点でぐるぐる戦うことになる。基本の動きではあるが、「ここに留まらなければ」と拘束される(ことに意味がある)と感触がよくない。

無味乾燥マップ意味をもたせることには成功しているが、拠点防衛ゲームではないので「避けて倒す」に集中したかった。

 

 

総評して初回フルスクリーン固定は苦痛個性はあるが優れてはいない。プレイバリューは低い。と、「スマホ向け無料クローンゲーム」と言ってよいゲームだった。ジャンル経験者にとっても別のリスペクト作品の方がいいだろうと感じることができる出来である

 

 

ピザが戦う無料ローグライクサバイバー『Pizza HeroSteamにて好評スタートトッピングをどんどんゲットして一騎当千の強ピザを目指す

https://automaton-media.com/articles/newsjp/roguelike-pizzahero-20240704-300423/

ピザが戦う無料ローグライクサバイバー『Pizza Hero』の有料化が突如発表。“そう遠くないうち”に無料配信終了へ

https://automaton-media.com/articles/newsjp/pizzahero-20240709-301058/

2022-07-07

って書くことで喜んでレベル上げする勇者が多いどうかのラジコン動作テスト

レアドロップの見極めも兼ねる

2022-05-24

anond:20220524134105

いやいやご冗談を。確かにゲームボリュームは増えたけど、インベーダーやってたなら

日中猿のように延々ゲームしてた事をご存じでしょ。レアドロップ探してずっと同じことやってたでしょ。

お前がおっさんになってやらなくなったことの主語を広げるなよ。

若い頃のお前はゲーム1本に100時間かけなかったところで、5本に20時間ずつかけてたよ。

なーーーーーーーーーーーーんもかわらん。

2021-07-16

木屋町にあるキャバクラ黒服仕事をしていた

この日記の内容はみだしのとおりだ。京都での学生生活の4年間をキャバクラでの黒服仕事に捧げた。

年末のこと。コロナのおかげでストレスが溜まる中、ふと京都が懐かしくなって一人旅に行った。学生時代と社会人約十年目では、さすがに景色に差があった。いろいろと感じるものがあったので、ちょっとしたためてみることにした。

広島田舎から京都に出たばかりの、当時18才だった私は大学生活に憧れを抱いていた。第一志望ではなかったが、行きたいと思っていた大学だった。

4月はあっという間に過ぎた。入学式オリエンテーションサークル勧誘学部学科での新入生歓迎会、初めての履修登録、初めての講義、初めてのゼミ活動

楽しくもあったし、不安もあったけど、5月になって、まだあることをしていないのに気が付いた。

アルバイトである大学生アルバイトをするものだと思っていた。それ以前に読んだ漫画アニメでは、大学生はみんなアルバイトをしていた。

早速、求人情報掲示板を見た。インターネットではない。学生課の前に貼ってある物理的なやつだ。すると、学内カフェがよさそうな気がしてきた。時給もいい(850円だった気がする)。

その日のうちに、お店に行って店員のおばさんに声をかけた。アルバイトがしたい、と。

何分間か話した後、「土曜日シフトはいます」と告げると、大歓迎な感じで、「今度オーナーも交えて面接しましょう」と言ってくれた。私の携帯電話の番号を伝えた。

その翌日だった。知らない番号から着信があった。携帯が鳴っている最中ガラケー通話ボタンを押す直前に着信が切れた。

もう一度かけなおすと、女性の人が電話に出た。どうも話がかみ合わない。「こちからはかけていません」とのこと。どうやら、大学全体の電話受付窓口に繋がっていたようだ。でも学内の誰かが、私に電話をかけている……。

増田処刑はすでにおわかりだろう。あのカフェからの着信だったのだ。私はそんなことにも気が付かなかった。

それから3日が経って、あのカフェに行って、面接の件がどうなったのか聞いたところ、「オーナーに、あなた電話に出ないと伝えたら、もう面接はいいって」という衝撃の答えが返ってきた。

私が阿呆だっただけだ。今でも、仕事でこういう感じのミスを冒すことがある。

ある日、京都御所の近くにあるコンビニ求人雑誌を持ち帰った。

パラパラと中を覗いてみる。飲食店小売店が多いようだ。ただ、どのお店も時給が低い。大学の近所にあるお店は、だいたい750円~800円だった。今思えば、こういう視点はやはり若いな、と思う。

大学生場合は、たとえ時給400円だろうと、釈迦に生きる人としてふさわしい常識言動知識を身に着けられる職場がいい。大学の同期で、一流どころの企業官公庁NPO法人就職した連中は、リクルート株式会社はてな高島屋アルバイトをしていた。

当時の私は、リクルートはてな高島屋も知らなかった。私の出身広島県の府中市だった。そんなオシャンな会社地元にはない。天満屋だったらあるのだけど。もし私が東京府中市出身だったら、リクルートはてな高島屋も知っていたのかもしれない。

さて、求人情報誌も終わりの方まで来た。すると、スナックキャバクラバーのページが出ていた。

あるお店の男性スタッフの時給のところを見ると、22時までが900円で、22時以降が1000円とあった。基本の労働時間20:30~5:30で、開店準備と片付けを除いた9時間に対して給与が支払われる。ツッコミどころが満載だが、こういう業界なのだ。今でもおそらくこんな感じだろう。

「でも、夜の店はちょっとなあ」と感じつつ、「失敗したとしても私はまだ若い。なんとかなる」とよくわからないポジティブも抱いていた。

あるページを捲ろうとして私は、ある求人に目が留まった。「木屋町で一番レベルが高い店です!」みたいなことが延々と書いてあった。自画自賛もいいところだ。※本当に一番レベルが高い店だった。

でも、「面白いな」と思った。しかも深夜時間帯の時給は1100円ときている。さっそく電話をかけて、簡単自己紹介をして年齢と大学名を言ったら、「ぜひ面接に!」ということになった。

5月の割と寒い夜、私は親からもらった原付に乗って、家から木屋町まで10分ほどの距離を慎重にゆっくりと駆けていった。

マクドナルド河原町三条店の近くにある、小ぢんまりとしたビルの地下1階にその店はあった。

当時の私はビルの前に立ち竦んでいた。田舎育ちの私は、ビルの下に降りていく階段を見たことはなかった。真下の方から数人の話し声が聴こえる。

おそるおそる階下に降りていくと、廊下が十メートルぐらい続いていて、奥には分厚い扉が開け放たれていた。表面に店の名前が書いてありそうな。近づいていくと、店の中から男女が笑い合う声が響いた。

扉の前には小さい丸椅子が設えてあって、2人のお客さんとイケメン黒服(ボーイ)が楽しそうに話をしていた。お客さんは、丸っこい小さいグラスに入ったお茶を飲んでいる。

ふと、ひとりの嬢が出てきた。黄色い、ひらひらとしたドレスだった。歩く度に、ドレスの裾がブゥンと上下していた気がする。顔つきは覚えていない。失礼ではあるが、「化粧濃いな」と感じたのは覚えている。外国人風の浅黒い肌の、ツンとした表情だった――人生で初めてキャバクラ嬢を見た瞬間だった。

さて、イケメンの人に「面接に来ました」と告げると、「ちょっと待ってね」と言われ、奥に引っ込むと……すぐに別の男性がヌッと出てきた。

体格が大きい、熊みたいだ。笑っている。当時の私には恐い人に思えた。実際には、恐ろしさと優しさが同居するタイプ……と見せかけて、普通にサイコパスだった。

店長と名乗るその人と、同じビルの2階にある事務室に入って、さっそく面接が始まった。私はソファに座らせてもらっていて、ガラス張りの机の上にペットボトル緑茶が置いてあった(はずだ)。店長は反対側のソファ腰かけた。

「飲んでよ」

ありがとうございます

店長とどんな話をしたかはあまり覚えていない。

思い出せる限りだと、こんな感じだった。

広島出身? 俺の叔父さんが広島なんだ」

「いい高校行ってたんだね」

「18才か。若いね~」

柔道強いんだ。2段だって

「いつから来れる? できれば明後日がいいな」

こんな感じだったと思う。当時は、落ちる可能性が高いと思っていた。ボーイの経験がないどころか、アルバイトしたこともなかったからだ。自分が盆暗な方だということもわかっていた。

ところで、キャバクラで4年も働いていたのだ。私のような類型(実務経験のない若い子)を採用する理由はわかる。

①単純な労働力として

多くのお店では、ホールキッチン仕事を8時間ぶっ続けでやらないといけない。開店の準備と片付けもある。休憩はあるが非常に短い。キッチンのビア樽に座って5分間など。なので、体力のある人がほしい。

②肉壁として

態度の悪いお客さんは必ずいる。特にお酒が入っていると、接客が気に入らないということで難癖をつけたり、声を荒げたり、脅迫してくることもある。

※稀に暴力団組員も来る。「暴力団お断り」のステッカーをどの飲み屋も貼っているだろう? あれは歓楽街では冗談一種だと当時は思っていた。この業界では、清濁を併せ呑み、判断が早く、臨機応変対応できる者が生き残る(と店長が言っていた)。

お客さんとトラブルになっても、年が若くてガタイのいい奴がいるのといないのとでは展開が違ってくることがある。たとえ殴られても、私みたいに若いのは自分が悪いと判断して、お店に治療費請求しないことが多い。

レアドロップ枠として

一例として、私と同じ同志社大学で、かつ同じ法学部法律学科の奴で、大学生活の4年間、ホストをしていた奴がいる。週に3日ほどの出勤で、大学回生になる頃には月に30万~40万ほどは稼いでいた。本人いわく、「いろいろあるので稼ぎ過ぎないように気を付けていた」とのこと。全く正しい行動だ。大学生の年齢でその判断ができる時点で、奴は普通ではなかった。2021年現在も、堅気ではない仕事大金を稼ぎ続けている。その彼は、KFJ京都俗情掲示板)のホスト板にもスレッドができるほどの猛者だった。つまり、年が若くても超スゴイ奴は一定数必ずいる。そういった人材を時給1000円前後で使えるチャンスに賭けているのだ。

私が採用された店というのは、実は特殊タイプだった。

当時の木屋町祇園にあったスナックラウンジキャバクラは、そのほとんどが個人もしくは社員10名以下の会社経営していた。

私が働いていたお店(以後S店とする)は、それなりの企業経営母体だった。モデル女優なんかを育てている芸能事務所が、副業としてキャバクラを出していたのだ。

※もうみんな読んでないのでぶっちゃけるが、㈱オスカープロモーション母体として経営している店だった。当時の私は、そんな会社存在自体を知るはずもなく。

そこに所属している子が修業や小遣い稼ぎの意味で働きに出てくる。そういう構造のお店だった。もちろん普通の子もいる。

以下、私が働いていた4年間で記憶に残っていることを書き出してみようと思う。たぶん長文になる。



大学回生

 キッチンホール仕事をやっていた。時給は1,100円。キッチンが主で、社員の人が少ない時に限ってホールに出る。

 最初の頃は、強面のM主任に怒られてばかりだった。今思えば強面ではなかったし、体格も中肉中背だったが、当時若輩だった私には圧が強すぎた。

 キッチン仕事というのは、いうまでもなく優先順位がモノをいうわけで……おしぼりとつきだしの用意も、ドリンク作りも、フード作りも、皿やグラス洗いも……人生最初に覚えた仕事は、社会に出てから仕事の縮図だった。

・次の次くらいまで優先順位を決めながら動く

・途中で別の仕事に移らない

・雑多な仕事はまとめておいて後でやる

 こういった原則ひとつずつ身に着けていった。

 より精神的な意味での教えもあった。例えば、トレンチお盆)の持ち方について。S店での持ち方は、指を立てて、手のひらが触れないようにして胸の前で持つというものだった。

 当然、最初のうちはできない。いや、言われたとおりにできるのだが、どうしても、たまに手のひらでベッタリと持ってしまう。

 最初にそのミスをした時だった。「おい」というM主任の声が聞こえた。怒られると思って身構えていると、「新人が間違えた持ち方しとんぞ」と、上で述べたイケメンの人が叱られていた。確かに、私は最初トレンチの持ち方をイケメン先輩に教わった。

 でも、当時は「なんでイケメン先輩が怒られるんだろう。なぜ私じゃないんだろう」と素朴に考えていた。

 このS店では、そういう社会人として基本的なことを教わる機会が何度もあった。私は盆暗でノロタイプ人間だったから、ありがたい教えでも、耳から耳にスーッと抜けていったのがたくさんあったに違いない。日記もっと細かくつけておけばよかった。

 今でもM主任を思い出すことがある。厳しい人だったけど、まともに仕事をこなすことを誰よりも考えていた。私のことを考えてくれていたかはわからないけど、今でも確かに思い出すのだ。

 めちゃくちゃ厳しくて……でも、ふいに無邪気で優しい笑顔を見せてくれる。私はずっとM主任の後ろを追いかけていた。今、この場で感謝を述べさせてください。ありがとうございます



大学回生

 この年の春先から初夏にかけて、正社員と同じ仕事が増えていった。一例として、ホールを回る仕事が主になった。棚卸しもするようになった。時給が上がり1,200円になった。

 本来大学生アルバイトは、キッチンでフード作りや洗い物をするものだ。ホールに出ることもあるが、あくま代打的に割り振られる。原則社員キッチンアルバイトホールということはない。にもかかわらず、なぜ私がホール担当になったかというと……。

 私の社歴が、スタッフ内で真ん中あたりになってきたからだ。

 信じられないだろう。でも事実だ。私がS店に入った時、社員5人のアルバイト3人(私を含む)体制だった。1年目の梅雨時に社員がひとり免職処分能力不足だと思う)になって、また秋になった頃に社員1人が系列店に行って、3月の春休みの頃、ひとつ上の学生アルバイトが飛んだ。従業員が3人いなくなって、3人補充された結果こうなった。

 ホールを回る仕事について、思い出せる範囲優先順位が高い方から挙げていくと、①お客さん又は女の子(=キャスト。以下嬢とする)の監視、②オーダーの受取と実行(買い出しを含む。お客さんだと煙草女の子だとストッキング生理用品)、③嬢によくない行為をしているお客さんへの注意、④お客さんからのイジリや自慢話やお酌に付き合う、⑤灰皿やアイスペールの交換、⑥喧嘩を止める(リアルファイト含む)……といったところか。

 重労働だが、そこまでキツイということはない。一般的飲食店でもこれらに近いことをしているはずだ。最初は立っているだけでも辛かった。足が棒になってしまう。慣れてもやっぱり足の裏が痛い。

 思い出に残っているのは、やはりM主任だ。仕事ができる男性で、30代半ばで月給は45万円(残業代は基本給に含まれている)だった。客引きプロであり、街を歩く人でその気のなさそうなお客さんでも、1分も経たないうちにお店への興味を起こさせ、大体3分以内にお店に連れていく。何より損切が早い。この人はだめだと感じたらすぐにその場を去って、別の人に声をかける。

 その主任にこっぴどく怒られたことがある。

 真夏の夜だった。私に初めての仕事が割り振られた。いわゆる、キャバクラの店の前にいる人の役だった。客引きではなく、連絡役に近い。お店に用のある人、例えばリース関係業者だったり、面接希望の嬢だったり、店長の知り合いだったり……むろん、通りがかりのお客さんにサービス内容を聞かれることもある。

 さて、ある3人組のお客さんが店の前を通った時、S店に興味を示した。「お兄さん。どのセットがお勧め?」と聞かれた私は、しどろもどろになりながら、2万円(2h)と1万3千円(1.5h)と1万円(1h)の3つのコース説明した。金額うろ覚えだ。たぶん違う。

 3人組のリーダー格は、「う~ん」という表情になって、何点か質問をしてきた。うまく答えられなかったのは間違いない。最後は、私の方が心が折れてしまった。

 その場を立ち去る3人組を見送る私の後ろに、M主任がいた――縄跳びで打たれたような、痺れた痛みが私を襲った。主任回し蹴りが私のお尻にクリーンヒットし、地下に入る階段の手すりの辺りにもんどり打って転げた。頭を壁面にぶつけたのを覚えている。

 主任に何と言われたかはよく覚えていない。罵倒の数が多すぎたのだ。「お前!売る気ないやんけ!」だったら確実に言われている。「すいません」とだけ謝ると、「〇〇ちゃん。次はないぞ」と言ってお店に入っていった……。

 数分後、また別のお客さんが店の前を通った。私は、ここまでの人生で最大の過ちを犯した。私はM主任の真似をして、お客さん候補トークを始めた。

「こんばんは。これから何件目ですか」

「2件目」

「どこ行ってきたんです」

居酒屋

「どちらにいらしたんです」

和民

「次は女の子のいるお店にしましょう」

「この店は高いからいい」

「安くしときます

 こんなやり取りだった。話すうち、だんだん相手の気が乗ってきて、でもお金がないのも事実のようで、でもお店に入ってほしくて、M主任を見返したくて……去ろうとする相手の腕に触ってしまった。

はいそこやめて!」※確かこんな口上だった。早口警官だった。

 その場で2名の警察官サンドイッチにされた私は、しどろもどろに言い訳を始めた。やがて応援警察官が到着し、単独でお店の中に入っていった……。

(続きます

 https://anond.hatelabo.jp/20210716220543

追記

ところどころやたらと鮮明なのは、当時の日記を見返しながら書いているからだ。

2021-02-01

anond:20210201153054

自身パチンコやらないけど脳をちょっとだけつかって作業をやるって独特な楽しさがあると思ってる

基本は作業だけどレアドロップがあったりレベルアップしたりRPGの育成とかそういうのに近いものがありそう

2020-08-24

[][]作戦59日目

涼しくなり夏も終わりか。長く続いたイベントも、いよいよ終わりへ。

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨イベ】
《E6-2甲》日進(2人目)掘り

資源残量

  • 燃料:12k →4k
  • 弾薬:108k →106k
  • 鉄:180k →171k
  • ボーキ:132k →129k

イベント期間も残り1日余り。燃料も残り少ない。明日、E6-2掘り周回をするか、せっかくイベント期間限定突撃陣が使えるうちにE0の攻略をするか。ちょっと迷うわね。

でも、アタイ普段突撃陣無しで5-5も6-5も突破してきた。燃料が尽きるまで日進(2人目)を掘り続けるべきよね。

2020-08-23

[][]作戦58日目

30℃だと涼しく感じるって、慣れって怖いわね。

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨イベ】
《E6-2甲》日進(2人目)掘り

資源残量

  • 燃料:24k →12k
  • 弾薬:117k →108k
  • 鉄:184k →180k
  • ボーキ:136k →132k


このペースだと明日には燃料がゼロになりそう。

ここまでかなり順調だったから、日進もあっさりドロップしないかしらとナメプしてたけど、そう簡単はいかないのかしら…

2020-08-22

[][]作戦57日目

今夜はちょっと涼しそうよね。

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨イベ】
《E1-2甲》タシュケント(2人目)掘り

《E6-2甲》日進(2人目)掘り

資源残量

  • 燃料:28k →24k
  • 弾薬:116k →117k
  • 鉄:185k →184k
  • ボーキ:138k →136k


E6-2甲掘り周回は、S率が高い感触。なので、明日も周回予定。

これで日進(2人目)をゲットすれば、今イベントでのアタイ目標は完遂よん。

2020-08-21

[][]作戦56日目

今夜も暑くて寝苦しそう。昼間の暑さより、夜に寝てる時の暑さの方が辛いわぁ。このところ朝起きると、お漏らししたみたいに、シーツに汗染みが出来てるのよねぇ。

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨イベ】
《E1-2甲》タシュケント掘り(2人目)

資源残量

  • 燃料:22k→28k
  • 弾薬:109k→116k
  • 鉄:183k→185k
  • ボーキ:140k→138k


明日は軽く数周E6-2で日進(2人目)を掘る。S率が低ければ撤退しらね

2020-08-20

[][]作戦55日目

今日暑い暑いわー。

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨イベ】
《E7-3甲、惰性掘り》

E7-3周回はもう十分よね。屋代ちゃんとは、縁があれば何ヶ月、何年か先に会えるでしょう。(絵柄が好みじゃないのよねw)

資源残量

  • 燃料:22k
  • 弾薬:109k
  • 鉄:183k
  • ボーキ:140k

当初のアタイ作戦案では、残るは優先順に…

でも、日進はE6-2なのよね。アソコに戻るのは、ちょっと嫌ァ。同時に狙えるレアドロップと言っても、ヘレナも照月ももう2人いるし、フレッチャー3人目は…欲しいけど…

明日、E1-2を軽く周回してタシュケント掘りしながら、E6-2掘り周回をどうするか作戦を練ろうかしらね

2020-08-19

[][]作戦54日目

なんか気が抜けて、惰性でE7-3を周回して一日が終わったわーー。

特にレアドロップも無いわねーー。

資源残量

  • 燃料:29k
  • 弾薬:115k
  • 鉄:190k
  • ボーキ:141k

燃料だけだけど、久々に自然回復レベルに入っちゃったわねーー。

イベント残り1週間の過ごし方を、決めなきゃだわねーー(パンケーキふわふわーー)

2020-08-16

[][]作戦51日目

今日日没後、風が入って比較的に涼しくなってきたのが救い。寝苦しさは無さそう。

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨夏イベ
《E7-3甲削り》

またまた正妻から「ここは僚艦夜戦突撃デース!」という圧力があったので…

《E7-3甲装甲破砕ギミック

ぜかましねっとさんの攻略記事を参考に粛々と想像以上に面倒臭いわねw


さあ、明日からはいよいよE7-3甲のラスダン。まずは、週明け月曜日なのでウィークリー任務:あ号の消化がてら、キラ付けから着手だわ。

燃料は、残り67k。

2020-08-15

[][]作戦50日目

E7-3に来る援軍、噂には聞いていたけど、しゅごい。特に一航戦&二航戦の強友軍。慢心、不可避。

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨夏イベ
《E7-3甲スタート地点前進ギミック

ぜかましねっとさんの攻略記事を参考に粛々と

《E7-3甲削り》

今、ここ。

燃料は8万を切り、残り76k。装甲空母戦艦も毎回大破するので、その修復で消費する燃料が痛いわね…

2020-08-13

[][]作戦48日目

E7-2甲ラスダンクリアよー。今回のイベントで初めて、声出してガッツポーズしちゃったわよ、アタイ。。

沼るまでの周回はしなかったけど(そもそも沼る周回ができる程の資源がもう無いのだけれど)、E7-2甲は今回のイベント精神的に一番辛かったわ。最後のS勝利まで、T字有利を引いても、強友軍の力を借りても、ボスを倒せる雰囲気が皆無。ボスマスでA勝利してもレアドロップは無いようだし。

でも最後だけは色々と噛み合って良い展開で夜戦に行けたのよね。基地航空隊支援艦隊がそこそこ良い仕事をして第二の4隻を沈め、こちらの第一艦隊空母も珍しく被弾せずに攻撃が2巡。昼で敵の第二は全て沈め、敵の第一艦隊を二択状態にして夜戦へ。

夜戦では強友軍の英国艦隊5人が参戦。余とスパ子が二人がかりでボス撃破。もう一人の空母夏姫が残ったけれど、それはアタイの第2艦隊旗艦、巻雲がサクッと倒して、S勝利

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨夏イベ
《E7-2甲ラスダン

資源の残量

  • 燃料 :約82k
  • 弾薬 :約150k
  • 鉄  :約230k
  • ボーキ:約176k
  • バケツ:1,600


燃料が不安

E7-3甲の攻略開始は8/15(土)PMとし、明日は燃料の回復と月次遠征の残りを片付けたりするつもり。

攻略再開したら最初にやらなきゃなのが、スタート地点前進ギミック。また今倒した第二ボスとも戦うのね…

2020-08-11

[][]作戦46日目

セミも鳴かない暑さ。でも、ちょっと身体が慣れてきたかしら。

先週土曜日日報アタイが立てた作戦日程案でE7-3甲突破の挑戦期限を8/19としたのは、なかなか悪くない読みだったわね。そこから攻略を諦めて丁でクリアなら、お釣りが帰ってくるくらいの時間の余裕がありそう。

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨夏イベ
《E7-2甲削り》

ラスダンに入ったら、さすがにレベリング中のサウスダコタちゃんout比叡(二軍)inかな。

2020-08-10

[][]作戦45日目

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は、こんな感じ。

2020年梅雨夏イベ
《E7-1甲ラスダン
《E7第二ボス出現ギミック
《E7第三ボス出現ギミック
《E7-2甲削り》

E6で合流したサウスダコタちゃんレベリングのつもりで、まずは軽く突っ込んでみてるとこ。

2020-07-30

anond:20200730170810

きびだんごは桃を練りこんで作った団子であるべき

材料レアドロップじゃないのなら、犬猿キジ製造元のおじいさんおばあさんに凸すれば無限に食えるのでは

2020-07-29

[][]作戦33日目

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は…

2020年梅雨イベ】
《E5-2甲》

この海域に思い残すものは無い。たぶん、アタイがE5海域に戻る事はないだろう。さらばじゃ!

《E6-1甲》

永らく東京急行遠征旗艦を務めてきたが先日ついにLv.99へ達したために異動となった天龍龍田。この地味に鎮守府の縁の下を支えてきた貢献を讃え、彼女らにイベントでの活躍の機会を与えてあげたいので、E6攻略メンバー「第二艦隊」に加えようと思う。加えてもしイベント海域で大破すれば、アタイ鎮守府の慣例n…(ry

めざせ三群ランカ

昨日から戦果+50で、順位はー30。

明日明後日は、E6を攻略しつつ、7-1での主力駆逐艦キラ付け周回や3-4や4-4周回でウィークリー任務消化やレベリングを兼ねた戦果稼ぎを行いたい。

イベント海域攻略ランカー。これってアタシ、二正面作戦の愚に堕してるのかしら?

2020-07-26

[][]作戦30日目

本日の主な戦果

アタイ艦隊の主な戦果は…

2020年梅雨イベ】
《E5甲第一ボスマス出現ギミック
《E5-1甲》

明日の予定

週明け月曜日明日は、イベント海域攻略を一旦休止。

2019-08-02

ネトゲストーリーモード苦痛

メイプルストーリー2をやったんだけど、今のネトゲって

「ここいけ」「これやれ」「よくやった経験値と装備やるわ」

って感じなのな。

メイプルストーリー1はやったこと無いんだけど、あまりにも狩りをさせる気がなくてやめちゃった。

 

正直、ひたすらに狩りをして、レベル上げつつレアドロップ狙って、たまーに手に入る高額品を売るために露天放置とかして、

交渉メッセージきてないかをワクワクドキドキしながら帰宅する。

それでギルドチャットに「売れねぇ!」「それもう型落ちなんで売れないっすよ」みたいなやり取りして、ゲーム面前で酒飲んでふて寝したい。

そういうのをやりたい。

消耗品で1mぐらいするドロップを狙って複数キャラ複数ボスポップゾーンに配置して、それを眺めながらYoutubeみていたい。

露天で経済回したい。

モブ商人でいたい。

2019-06-10

インターネット老人会の一員としてラグマス感想

https://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20190607/1559901600

に便乗。

率直な感想としてはROの皮をかぶったログレスって感じ。つまり別ゲー。

 

ダメなところ

・ひたすらお使いゲー

BOT狩り前提、アイテムドロップ自動カードドロップ率1/40万で戦闘の喜びが薄い

カードドロップ率がえぐすぎるので強くなれるイメージがない

・露店がない(取引所がある)

キャラ育成の要素が多すぎてだるい特に冒険手帳

 

キャラを強化するためにはレベル上げが必要だ。レベルを上げるにはmobを倒すよりクエをこなす方が効率がいい。あれをもってこい、あれを何匹倒せ、あいつに話しかけろ、マップのあちこちをずっとうろうろする。これがずっと続く。果てしなくめんどくさい。正直やりたくないんだが、mobを狩っててもレベルが上がらないためやらざるを得ない。辛い。俺はいつのまにログレスをやっていた? ROにも中盤からクエ系のイベント実装されていたが、時空ブーツとかキャラ強化に役立つアイテムだったのでむしろ苦にならなかった。ラグマスではただのレベル上げの意味しかない。やる気がでるはずもない。mobだ、mobを殴らせろ。

しかしながらBOT狩り前提の仕様公式にオートバトルの機能がついてる。みんなBOT狩りしてるから横殴り上等。「横殴りはやめてください!」「SS撮りました、通報します!」もうそんな時代じゃない。そらまあこのご時世に画面はりつきでmob殴りとかやってられんわな。アイテムドロップ自動なのもわかる。でもそのせいでレアドロップが出たときの感動はないし、カードドロップ率もエゲツなくなってる。もはやドロップを期待するほうがアホだ。まあガチャ回させたいんだろう、わかるわかるよ。

カード供給不安しかないのでキャラビルドかいう以前の問題だ。水ダマと小型特化マインかついで古城地下で転生追い込みみたいなビルドごとの狩場とかいう考え方もない。ナイトモンクもアサもハンタもみんな仲良くプロメタルラ狩りの時代だ。ようこそ、地獄へ。

そのうえあちこち写真とったりNPCに話しかけたりして冒険手帳埋めろって? いやもうめんどくさいっす。

ちなみに露店はなくなっていて、取引所に出品して落札者を待つ仕様になってる。価格システム自動決定。大通りに露店がずらずらと並んでみんな同じゲームをやってる感とか、ひとつひとつの露店を覗く楽しみとか、価格交渉とかそういう要素はゼロ。これも時代の流れかって感じだけど、MMOの楽しさってそういうところにあったと思うんでね。まあ老害たわごとだわな。

 

いいところ

公式BOT狩りができる

取引所があるので露店ださなくてもいい

キャラ育成要素が多いので末永く楽しめる

 

結論2002年プロテラには戻れませんでした。

2020年新生プロテラへようこそ。

2019-04-23

ゲーム気持ちよかった思い出

ワイルドアームズ3】

・全キャラに全属性状態異常耐性を付けてすべてのボス物理以外の攻撃を無力化

・裏ダンジョンセーブ不可)深層に8時間潜ってレアキャラレアドロップアイテムをゲット

サモンナイト2

パッフェルのLUCK(幸運)にボーナス全振りして敵陣へ単身突撃、全ての物理攻撃を避ける

2018-09-08

ガチャは駄目だけどレアドロップはセーフ

どうして?

リアル時間という対価を払ってレアを引くまで続けているのは、実質お金を払ってガチャをしているようなものでしょ?

2018-08-10

艦これ2期移行に伴う海域リセットについて思うこと

先日艦これ運営ツイッターにて、

8月前半のアップデートにて2期移行(HTML化)を行い、それに伴ってx-2以降の海域開放状況をリセットする」

旨(要約)の発表がありました。


この海域リセットに関して、自分100%賛成でも反対でもありません。

賛成する要素、反対する要素の両方があり、素直に賛成することも反対することもできないと感じるからです。しかし、海域リセットに関する運営の態度には疑問が残ります


この記事では個人的海域リセットで賛成する点、反対する点、また、運営への疑問点をまとめました。


まず、賛成する点。

・新しい海域を1から手探りで攻略できる楽しみがある。

新規レアドロップに期待できるかもしれない(仮)

理不尽羅針盤がなくなり索敵値などでルート制御ができるようになるかもしれない(仮)

・通常海域連合艦隊運用練習ができるようになるかもしれない(仮)

・警戒陣が本実装され、海域攻略の幅が広がるかもしれない(仮)

1つ目以外はほぼほぼカッコカリですね。ほとんど情報が出ていないので憶測期待値込みで書く他ありません。


次に、反対、素直に賛成できない点です。

・告知直前に2-4などの難海域クリアした提督がもう1度同じ海域に挑まないといけないのはいかがなものか。

・今まで海域クリアしてきた成果がなぜ突然消されるのか。

・資材を大量消費するであろう晩夏イベの直前にやるのはどうなのか。

・あらかじめ決まっていたことならなぜもっと早く告知をしてくれなかったのか。

現在の通常海域クリアするために資源バケツ課金をした人がいたとしたら、それは課金が帳消しにされるということではないのか。

心情的なものが多いですね。しか最後ひとつについては、人数は少ないかもしれませんが、金銭が絡むので大きな問題ではないでしょうか。


賛成、反対、両方の気持ちがありますが、決まってしまったものはもう受け入れるしかありません。

でも、それにしてもこの海域リセットに関連する情報はあまりにも少なすぎると思います

以下、運営に対して疑問に感じる点です。


8月10日正午の時点で、公式ツイッターでは以下の点について説明がありません。


そもそもなぜ海域リセット必要なのか?

海域クリア状態を引き継いだままマップだけ新しいものに切り替えは技術的に不可能なのか、それとも他に海域クリア報酬追加などの理由があるのか?既存マップに加えて新規マップの大幅追加ではダメなのか?)

・開放状況のリセットに伴って遠征の開放状況はどうなるのか?

EOの扱いはどうなるのか?(ゲージがリセットされて今月は戦果勲章が2回もらえることになるのか、EO海域もx-4海域クリアしないと開放できないのか)


これらは艦これプレイヤー全員に関係のあることだと思います

それなのになぜ未だに運営からのきちんとした説明がないのでしょうか?2期が始まったらどうせわかるのだから説明する必要はないということでしょうか?


おかしいと思います


説明言葉が少なすぎるためにネット上で憶測が飛び交い、ユーザーが移行に対して不安気持ちになることを運営は何とも思わないのでしょうか。

リセットについて反対意見を述べた人がいると、他のユーザーがそれを見て「嫌ならやめろ」などと言う現状について何も感じないのでしょうか。

反対する人が出たってしかたないと思います。今現在苦労して海域攻略に挑んでいる人だっていると思うし、なにより運営からリセット必要性を明確に説明されていません。


「嫌ならやめろ」というのも、おかしいです。

海域リセットに反対する人全員が、艦これが嫌いだからアンチから反対しているわけではないと思いますキャラクターなど他の部分は好きだからこれからゲームを続けたい、でも海域リセットには反対、という人だっていると思います


リセット自体には賛成寄り、だけどあまり不安な要素が多いため、100%の賛成ではない、という人もいるのではないかと思います。反対意見を言うと叩かれるから口にしない人もいるかもしれません。


実際のところ全体のどれくらいの人が賛成か反対かはわかりません。けれど海域リセットの発表によって界隈の雰囲気が荒れている、不安に感じるユーザーがいるのは事実です。この現状を作り出しているのは運営言葉不足が大きな原因だと思います

情報小出しにすることについて今までもどうなのかと感じることはとききありましたが、今回の件はあまりにも無責任です。運営上記に挙げた点などをきちんと説明してくれれば納得する、安心するユーザーもいるはずです。ユーザー同士のかい離や軋轢も今より少なくなると思います


長くなりましたが、以上が運営に対して疑問に感じた点です。



自分は現役で提督を続けており、またこからも続けていきたいと思っています

公式への不信感をただ募らせるようなツイートは、もうやめてほしいです。

運営にはユーザー不安に陥れるだけの発言ではなく、ユーザー安心させる情報発信を希望します。


個人の感想でしたが、お読みくださった方はありがとうございました。

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