はてなキーワード: 外様とは
で、さらに意外だったのは母と母方の親戚(全員女性)が大反対だったことです。
「ナバタメの名字をツルオカに変えると向こうの家の人間になったみたいで嫌だ」
上にも書きましたがそんなことはありません。たとえ養子縁組したとしても(普通は)ナバタメ家とツルオカ家両方に属することになるだけで、ナバタメとの縁が切れることはありません。
と、理屈を言っても通じないんですよね。そもそも、いやあなた達全員嫁いで名字変わってるじゃん。自分たちは結婚した時に先祖伝来の名字を捨てたくせに、僕が同じことすると怒るわけ? というか、「ナバタメ」なのは母だけだよね? 母の親戚達がなんで口出してくるんだ。わけがわからないよ。
改姓した親には、改姓していない子供(と孫)くらいしか同じ名字の血縁者はいないんだよ。
それはそれはおめでとう。主体的に選択できておめでたいことですよ。
今も男女の賃金格差があるけれど、昔に遡れば遡るほど格差が大きかったことは想像できるよね?
1986年に男女雇用均等機会法が施行される前は、女性に求人票が来ないこともあったんだよ。
低収入あるいは無職の状態で「結婚したら名字を変えてね」って言えると思うかい。
しかも、独身でいると世間から白い目で見られる。経済的に自立することは難しい。そういう時代があったんだよ。
自分が入る墓を想像しても、夫と義家族、義理の親戚、誰一人として血が繋がっていない。
女の子だったら、自分と同じく、結婚したら名前が変わって他の墓に入るだろう。でも男の子は違う。
と思っていたら名前が変わっちゃたのだから、動転してもおかしくないよ。
父親の方がこだわりが小さいのも当然。結婚しても名前は変わらないし、家族と同じ墓に入るし、妻は名字を変えて同じ墓に入ってくれる?し。
例えていうなら、そうだね。
就職氷河期に勤めていた会社が倒産した(=適齢期になる)。無職でいると周囲の目は厳しく、経済的にも厳しい。
そんな時に縁あって家族経営の会社に就職した。あなた以外は全て血縁者。
もちろん志望して入った会社かもしれないし、会社はあなたに良くしてくれているかもしれないけれど、とにかくあなたは外様の平社員である。
そこに、経営者一族の遠戚にあたる新人が入った。あなたは教育係を命じられ、一生懸命にお世話をした。部外者同士、心強さを感じることもあった。
その新人が一人前に育ったと思ったら、他社に転職するという。誰が一番落胆するか?
何が言いたいって、息子の改姓を受け入れられない母親の気持ちは理解できるし、それは感情的なものというよりは社会構造的に作られたものだということ。
この、母親から息子への執着。もし社会的な面から解消するなら、まずは選択的夫婦別姓を導入するべきだと思う。望まない改姓は止めるべき。
そして、夫婦同姓であろうと夫婦別姓であろうと、墓は夫婦単位で作ることを考えていくのが良いと思う。
それだけのコミットメントを、夫婦が互いに果たしていれば。夫婦を共同経営していれば。子供が改姓しようがしまいがどうでも良くなっていくはずだよ。
ってここまで書いたけれど、あなたには伝わらないだろうな〜〜〜〜〜
だって、「自分たちは結婚した時に先祖伝来の名字を捨てた」って書くほどの想像力の無さだよ〜〜〜〜呆れる〜〜〜〜
どうせ家事を手伝って「良い旦那さんだね」とか言われてるんだろうな〜〜〜〜(妄想)〜〜〜〜
家事をしたところで「一応ちゃんとしてるんだね」って言われる気持ちも分からないだろうね〜〜〜〜(妄想)〜〜〜〜
まあいいや〜〜〜〜
息子が名字を変えることを検討した時点で、お母さんの教育の勝利だよ〜〜〜〜
お母さん、いい育て方をしたね〜〜〜〜お疲れさま〜〜〜〜
私も、息子に「結婚で名前を変えるのは女性とは限らないし、どっちも名前を変えたくなくて結婚できない人もいる」って教えたよ〜〜〜〜
息子が結婚を考える頃までには、名前を変えても変えなくても良い社会にしたいね〜〜〜〜
お母さん、お疲れさま〜〜〜〜
笑えない。
明日9/30、アイドルマスター15周年記念楽曲「なんどでも笑おう」が発売される。
どうして各コンテンツごとで発売したのか。
90年代後半のCD全盛期とは違い、オリコンのセルランなど何の価値も無いと言う者もいるだろう。
それでも、意味がなくともランキングはされる。各コンテンツ盤の数字が出てしまう。
せめてCD売上は上にいさせてくれ。これ以上妾の子の、外様の後塵を拝するのはうんざりだ。
どうしてこうなったのか。何が悪かったのか。
どうして正統後継者であり正統な続編たるミリオンライブのPがこんな目に合わなければならないのか。
さんざんシンデレラガールズをバカにしてきたことが今になって返ってきたのか。
...さすがに今のアイマスにここまでのキチガイがいるとも思えないけど。
多かれ少なかれ、売上をネタに騒ぐやつもいるのだろう。
私の回りにはミリオン専任Pが多い。スターライトステージをプレイしているだけで顔をしかめるような者もいる。
過去にはシンデレラガールズを、文字に起こすのも憚られるような言葉で貶めて嘲笑っていたものも少なからずいる。
コンプガシャ騒動やアニメ放映時と、何かと話題に事欠かなかったのも要因のひとつではあろう。
それでも。
そのコンテンツが好きで少なくない時間と金をかけているものがいる。
それを虚仮にして、貶めて、嘲笑ってきたツケが回ってきたのだろう。
せいぜい明日は、売上やそれに類する話題を目にしないよう顔を伏せて過ごしていただきたい。
こんなことを匿名ブログに吐き出す私も、彼らと変わらないのだろう。私も愚かな人間の1人だ。
私も彼らがシンデレラガールズを嫌っているのと同じくらい、彼らミリオンの古参Pが大嫌いだ。
だから。
彼らが何より嫌いな、Pastel*Palettesの新譜よりも売上が下回り、彼らが表には出さずとも歯噛みし、発狂してほしい。
なんちゃら省系の人かな?あるあるな部分(文書とか文書)となんの事かよく分からないところが混在していて広い意味では同業でも違うもんだな
増田のような、外でしっかりやってた人は頼もしくもあるが、組織の人間からすると意味不明で不気味に思える(不快に感じたら申し訳ない)もあるはず
根本的には馴染めないと思うけど外様として活躍していくことは可能なように感じた
独自の文法に慣れるまで大変だと思いますがそこだけ頑張ればうるさくは言われないはずなので頑張ってください
仕事はそんなに頑張らなくてもいいです ただ組織の文法が非常に大切なので 人の名前と人事の流れ、会議で漏れ聞こえる組織の意思を見る努力が必要です
とにかく小選挙区制を廃止することをゴールにする。死票が多すぎてマイノリティの意見が国政に反映されない。もはや誰しもが何かしらのマイノリティなので変更が必要。過半数を取れる政党も少なくなり、政治への監視の目も強まる。そんな政治にしたい。
とはいえ小選挙区制の恩恵を受ける与党(その制度下であればどこでも)が法改正するわけがない。なのでまず与党から議席を奪う必要がある。
政権交代となるとやたらと政権の安定ガーと騒がれる。官僚制度なのでどうということはないはずなのだが、民主党政権では実際いろいろ問題もあったので、ここの疑念を払拭しなければならない。
なので「組閣は現行与党のメンバーから行う」という公約で選挙すればいいと思う。国会のバランスは変わるが行政は変わらない。その条件で落ちるやつは知らない。まずは国会と行政の一体化をやめればいろいろ変わるはず。どうせ将来的には連立政権を目指すので最初は外様政権でいい。
去年の9月に増田に初めて書き込みをして、それからちょっと遅れてはてブアカウントもつくり、ちょいちょいブクマもするようになった
増田・はてブはいい 全員が同じくらい目につくから、積み重ねがない人間でもホッテントリとかトップブコメに行くチャンスが大きい(べつに行かなくてもいいのだが…) その点でアメリカン・ドリーム感があって素敵だ
でもときどきブクマカ同士の馴れ合いみたいなのを見かける どうやら有名なブクマカたちがいて、彼らは場合によっては個人ブログを持っていたりもするっぽい
有名ブクマカはお互いのことを認知しているし、彼らのことを一方的に認知している零細ブクマカなんかも沢山いる雰囲気だ
でも俺にはわからない 有名っぽいなと判断できた人はここまでで2人しかいない (金髪美少女の人と運動野菜瞑想の人だ)
よく見かける人はいるけど、彼らが果たしてどのくらい認知された存在なのかは謎だ 業界内の勢力図がわからない
「さすがタケ先輩っス!」とか「食事中に合宿事件の話はやめろ!」みたいな会話が飛び交うよく知らないコミュニティの飲み会に参加しているような気分にときどきなる
実はブクマカたちはみんな繋がってるんだろうか?俺みたいな完全外様の人間は希少で、「ブックマーカー(769)」みたいな名前のグループラインで馬鹿にされてたりするのか?
アイドルマスターシンデレラガールズ7thライブ大阪公演お疲れ様でした。
ライブ自体は今まで参加したアイマスライブの中でベストと断言できる素晴らしいものだった。
しかし、アンコール前の新情報を告知するコーナーでまともな新企画はゼロだったことに絶望した。
デレマスはアニメが2015年に終わってから大きな展開がずっとない。
人気や売上はラブライブやバンドリにも負けてないのに公式展開の力の入れ方は大差がある。
何年も期待し続けていたけど、Pがいくら課金してもバンナムはデレマスに還元することは絶対にないのだともうわかってしまった。
なんでこうなるかというと、デレマスの開発・運営がバンダイナムコではなく外注のサイゲームスだからなのだろう。
バンナムにとっては外様のデレマスよりも内製のミリオンライブやシャイニーカラーズのほうがかわいいのだ。
外注のデレマスが一番人気なことはアイマスのIPを保持するバンナムにとって面白くないことで、だからデレマスは冷遇される。
つまり、デレマスは生まれ(外注)の時点で決して幸せになれない運命の子なのだ。
デレマスのアイドルを大好きな気持ちはずっと変わらないけど、親(バンナム)から虐待される子を見続けるのは辛すぎるのでアイマスを去ろうと思う。
これは女性に特有の権力の一種だから閉鎖的空間だと増幅されるんだと思うよ。
もちろん男性もやることではあるけどね。
例えばあるコミュニティ内において男性だらけで固まっていると社会から危険な集団であるとみなされる可能性が高くなる。
これは犯罪者の内訳として男性が非常に多いという特徴があるから。
つまり女性というのは社会的に安全で安心なものであるという無意識の共有概念が存在するんだ。
これは男性も女性も持ってて「女性は安全である」という概念を人類ほとんどで共有してる。
だから、女性がある人間を好んだりすることってのは社会的に非常に強い意味を持つ。
つまり女性が「あの人が好きです」とか「あの人は優しいです」というとそれだけで社会的に安全だとみなされる効用がある。
もちろんこれも男女にかかわらず作用する。
なので、女性が他人を褒めること自体にものすごいパワーがあって世間から推奨されるように感じてくる。
これは逆説的にに人を否定することに対しても恐ろしい効力を発揮する。
こういう女性の権力を自覚していない女性は徐々にこの行為に酔うようになってくる。
特に女性で固まるコミュニティ内はどんどん歯止めが利かなくなる。
褒めれば褒めるほど身内や自分の好きな人や物はエンパワメントしていくし、外様の人間はどんどん悪魔化していく。
だから外の人間を定期的に連れてくる必要があるんだけど、女性だとミイラ取りがミイラになっちゃうし
男性をコミュニティに入れるってのも解決策にはならないし、実際危険なこともあるから推奨はしない。
なぜならこの承認の権力にエンパワメントされた男性が暴走するから。
このエコーチェンバーはすごく不健全な快感を生むしかなり危険な兆候なので少しコミュニティから距離を置くことも考えてもいいと思う。
言われたくなきゃ産むな
なんで家庭を作るんだ?そんなに家族に飢えてたようにも見えないそこそこの年の青年たちが30歳前後で結婚して子どもを作る。焦ったようにして、そんなに若いうちに子ども欲しかったのか?本当に?
結局「結婚して一人前、産んで一人前。」って周りも身近な年寄も言ってたからだろ。
半人前扱いされたくないから、自分が立派だって証明したいから、だからまるでタイムリミットでもあるようにせかせかするんだろ?
そんなに閉経怖い?出産経験はそんなに立派?産んだことない人生はそんな未熟?
別に養子だって選択肢にあってもいいじゃん?今時血の繋がりが親子を特別にするとか思ってんの?DNAが何かもたらすとすれば断ち切れない呪いなんじゃね?それ。実子だろうが養子だろうがどんな子どもになるかなんて予測できないしコントロールできないんだよ、大人は見守ることしかできねえんだよ。
そうだよ、子育てなんて突き詰めれば見守ることしかできないんだよ。親なんて人なんてそれぐらいの力しかないんだよ。
外様からやいのやいの言われてもどうしようもない、ただ見守ることしかできない。なら真っ当に見守れよ。
何言われても動じないよう堪えて、子どもに変な影響与えないようネガティブなもんやエゴなんて子どもの前では封じ込めて、ただただ子どもを見守れよ。なるだけそんな理想に近づけるように努めろよ。
だっても糞もあるか。家庭を作ったあんたは「一人前の大人」なんだろ?
「一人前の大人」なんだったらな。どうしようもない自分の現状くらい受け入れて、自分ができること把握してそれをなるべくちゃんとこなせるよう気張れよ。結婚して子どもまで持ってかっこつけようとしてんじゃねえ。
家庭なんてもって人と深く関わらざる得なくなりゃそりゃ理不尽なことだらけなんだよ、半人前の子どもみたいに愚痴愚痴してんじゃねえよ。
愚痴言ってたいなら何の責任も負わなくていいよう人と関わらなきゃよかったんだ。愚痴を言うかわり「半人前」扱い、黙って言われたことこなすかわり「一人前」扱い、そういうトレードが社会で繰り返されてんのわかるだろ?
先に言っておくと、100%邪推。
けものフレンズ2に悪意があったかどうかという話をする前に確認が必要な3点がある。
1つは「誰の悪意か」もう1つは「誰に対する悪意か」そして最後に「悪意とはそもそも何なのか」だ。
順を追って考察していく。
まず「誰の」。
これはもっともわかりづらい。情報が少なすぎるからだ。内部の、それもかなり上流の意思決定を観測できる立場の人間でないと、これを多少なりとも正しく認識することは不可能だろう。
だが、一般論としてプロジェクトそのものに対して作家性を出せるほど最上流に近い立場がどこなのかはわかる。監督、プロデューサー、原作者、出資者だ。これは大雑把には後になるほど上流にいる、と考えて差し支えない。
じゃあ後の方が…と考えるのはまだ早い。上流に行けば行くほどプロジェクト全体の舵取りができる立場になるのは事実だが、それは個々の部分に手を出すことができないほど図体がでかい、という意味でもあるからだ。原作者にある権利は全てを無に帰すボタンを持っているというだけ、と平野耕太も言っている。
次に「誰に」
これは悪意の存在そのものを否定するのでもなければ論を待たず、「アニメ一期」だろう。ここに「一期のファン」を含める向きもないではないが、流石にそれは被害妄想、というよりは加害者存在妄想と言っていい。そこまでを悪意の射程に収める意味がない、というか入れなくてもそれくらいの被害は出せるからだ。
その上で、考慮に入れなければならないのは一期のさらに前…すなわちNEXON時代のけものフレンズだろう。言うまでもないがNEXONアプリのけものフレンズはなんだかんだであまり成功とは言えず、無料化からのサービス終了という結果になった。この経緯の悪あがき感、そして終了後に放送されるアニメというのを見ても関係者のデターミネイションはかなり強かったと言えるだろう。最初に立ち上げた時点での絵図自体がかなり大きかったというだけなのかもしれないが、だとしてもそれは原因であって否定要素にはならない。
ここで最後っ屁として出てきたアニメ一期が、まったく予想もしない形でとんでもないブレイクを起こした。この誤算はできれば立て直したい(夢物語)であろうプロジェクトにとっての嬉しい誤算かと思いきや、それを主軸にプロジェクト自体を立て直そうとしたら主軸にできなかった、という最悪の誤算が重なる。このたつきヤオヨロズ降板騒動に関しては詳細が全く不明瞭なので言及を避けるが、結果としてユーザーのほとんどの求心力を一手に引き受けるアニメ一期は外様に置かざるを得なくなってしまった。「悪意の矛先」はこのようにして発生した。
そしで最後、「悪意とは何か」
前段の締めで違和感を感じた人もいるだろう。ここでいう「悪意」というのは、「憎悪」「害意」よりはむしろ「恣意」に近い。法律用語の「悪意」であればさらに近いだろう。もちろん法的な話ではないのだが。
すなわち、「座組の上でけものフレンズのアニメ1期を埋葬する必要があった」これがプロジェクトの最上流においてなされた「悪意」の正体だと私は睨んでいる。この必要性の根拠は単純に言って、たつきの代わりは誰にもできないというただそれだけの話だ。たつきを外した穴を埋められるアニメ1期のようなものは(探したのかもしれないが)無かったので、別のもので蓋をしなければならなかったのである。
が、にもかかわらず「サーバルはプロジェクトのシンボルなので絶対に主役で出せ」「一期で得られたメリットは引き継げ」というおそらくは出資者レベルからの要望を取り入れざるを得なかったのだろう。特にサーバルに関する要求は確実にあったと断言できる。その結果として埋葬は生き埋めのリアルタイム実況中継となり、悪意は憎悪に化けた(ように見えた)のである。
そう見えたのはおそらく視聴者だけではない。末端の現場スタッフもそうだったのではないだろうか。セルリアンが絵から現れる実験をした時にハカセのセリフ(としか思えない口調)をかばんちゃんが言っていた、という事案があったが、これは収録が別録りになった時など、間をはかるためにその場にいる人が代わりに台詞を言うなどの手法をとることがあり、その際に発生した音声素材ではないかという説がある。これが実放送レベルで出てくるというのは、相当チェックがザルであったことがうかがわれる。つまりそのくらい現場のモチベーションは低かったのだろう。これを上流視点で見ると、「誰も言うことを聞かない」という表現になる。現場の混乱を理由に挙げる人もいるが、その現場の混乱の理由としては無理なスケジュールよりもこちらの方が大きかったのではないだろうか(というか、厳しいスケジュールが無理なスケジュールになった原因と呼ぶべきか)。
まとめると、けものフレンズ2で起きていたことの背景は「けものフレンズという企画の中核を巡るお家騒動」ということになる。あくまでもここで争っている主体はコンセプトであって、人が、つまり吉崎・たつき・木村・細谷がお家騒動をしていたわけではない。人間がそれをやっていたのはたつき降板以前の段階で、今話しているのはその後の話だからだ。悪意説と悪意否定説が入り乱れている理由も半分はここにあるだろう。「悪意」と呼ぶかどうかが怪しいラインなのだ。私はこれを「悪意」と呼ぶにふさわしいと思うが、そうではない人も多い。
と言ってもそんなに高尚な話ではなく。
今私のいるジャンルで「カプ固定のアンソロにモブx攻めの描写が混ざっていた」という事で大学級会になっており、ジャンル外にまで波及して大騒ぎとなっております。
カプ固定だったら他のカプ入れるんじゃない!とか返金しろ!とか固定民は泣き寝入りか!とかそういう話になっており、最終的に寄稿作家、主催叩きにまで発展していてなんだかな~~~~という感じになってきている。
完全に外様の私がどうのこうのいうつもりはないんだけど、その影響でいろんなアンソロの主催の方が「固定アンソロだからモブは出さないでね」だとかそういうのを寄稿者側にちくりとされてたり、逆に寄稿者から「主催がトラブルに見舞われる可能性があるので辞退を…」とかいう話があるなど聞いており、そうじゃねぇだろと思う事があったので増田に壁打ち。
そもそもなんだがアンソロの主催は、寄稿してくれた作家を守る、というのが一番のお仕事だと思ってます。
じゃー何から守るのか、と言われると今回のようなクレームから作家を、また作家が変に委縮しないように世間から守る必要があると思ってます。
女性向けアンソロって原稿料発生しない物が多く、金を出さないからあまり強く出れない~~~(金という上下関係が発生しない為修正などの依頼がしづらい)という事を良く聞くんですが、金出さねーーーーーからと言って主催の仕事をやらなくていいってわけじゃねぇぞという訳です。
そもそもアンソロなんて他人の原稿で金稼ぐんだから、相応のお礼と、金を稼ぐ上にやらないといけない事だとかを考えるべきなんですよ。
だいたいアンソロ初心者がアンソロをやるにあたり、経験者に話を聞いたりとか調べたりしてもだいたいスケジュール管理とお礼についてしかかかれてなくて、一番大事な「作家を守る」という部分について触れてる人が少ない気がするんですよね。
逆を言えば寄稿者も「主催を自分の原稿であらぬ騒動に巻き込まないようにする」という心遣いも必要なわけなんですが。
まーこれ逆を言えばお前もできてるのかって話であって、私も過去多く間違えて学んできた物なのでできない人がいてもなんら不思議ではないと思ってます。
今回の件って結局は「主催が作家を守れなかった」という一点に要約されるよなーという部分を強く抱いてしまったのだけど、みんな「注意喚起の有無」という部分にのみ語られていて大事なところを話してなかったようなので愚痴。
今回の件、読者が悪いか主催が悪いかと言うと読者も主催も悪いよなぁという話ですよね。
読者としては確かにあの金額は泣き寝入りするにはでかすぎる。けど言うべき場所はtwitterじゃなかったよね、という話。
そして主催としては昨今そういうクレームは避けられないだろうから最低限のリスクヘッジ(ここで言うのは中学生による荷物の運搬)をすべきだったし、あの声明で下手に出る必要はなかったという話。
外様なので、田舎の景観や安全を維持している方たちには頭が上がらない
立派だしその作業は非常にシンドイと思う
本格的なところはレンタして高速乗って1時間半もいけば行けるので
ただお客様として利用してるだけだな
もしなんとか今住んでいるところに残れたら
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 90 | 16637 | 184.9 | 56 |
01 | 44 | 4703 | 106.9 | 40.5 |
02 | 12 | 1879 | 156.6 | 107.5 |
03 | 26 | 4006 | 154.1 | 59 |
04 | 9 | 1046 | 116.2 | 56 |
05 | 5 | 236 | 47.2 | 42 |
06 | 19 | 3782 | 199.1 | 38 |
07 | 35 | 2246 | 64.2 | 35 |
08 | 61 | 4312 | 70.7 | 44 |
09 | 91 | 10275 | 112.9 | 50 |
10 | 88 | 8816 | 100.2 | 55.5 |
11 | 111 | 9134 | 82.3 | 48 |
12 | 135 | 11896 | 88.1 | 47 |
13 | 109 | 7828 | 71.8 | 32 |
14 | 91 | 10534 | 115.8 | 59 |
15 | 91 | 6572 | 72.2 | 50 |
16 | 71 | 8505 | 119.8 | 49 |
17 | 90 | 9013 | 100.1 | 52.5 |
18 | 153 | 10655 | 69.6 | 46 |
19 | 135 | 11624 | 86.1 | 38 |
20 | 104 | 9496 | 91.3 | 44.5 |
21 | 151 | 11626 | 77.0 | 47 |
22 | 108 | 10379 | 96.1 | 48 |
23 | 96 | 8525 | 88.8 | 55 |
1日 | 1925 | 183725 | 95.4 | 47 |
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年休を消化しているので書類上はまだだが、最終出社日を終えたので退職と言って良いと思う。
端的に言えば、画一的で差別的で偏見だらけで利己的な文化に耐えられなくなった。
この会社はかかわり方によって色んな側面を見せる会社だと思う。
買収や新規事業に積極的なこともあり、入社前は「良くも悪くも色んな人が居るだろう」という覚悟で約1年前に中途入社した。
中途組は何年居ても外様として扱われるし、新卒組はパターナリズムの世界に組み込まれる。
従順で、年長者から呼び捨てにされているのが新卒組で、さん付けされているのが中途組だ。
それぞれ別の給料テーブルでそれぞれ別のキャリアが用意される。
日々の会話の端々で苦痛だったのはミソジニーというか女性軽視の風潮が強いところだ。
何より恐ろしいのは、はた目にはその世界のヒエラルキーにおける最下層に位置づけられる新卒女性まで、それが当然の世界だと洗脳されていることだ。
偏見は無意識に宿り、差別を行うのは普通の人たちだ。みなが同じ目標に向かい、画一化していく。
その流れに乗れない人間には正義の鉄槌が下るのだ。少なくともそこにいる人たちはそれが正義だと思っている。
入社直後に衝撃的だったのは、事業目標達成時に行われる社員旅行での所業だった。
曰く行く先々の旅館やホテルで暴れまわり、出禁を言い渡されるのが誇りなのだそうだ。(そして実際にほとんどの宿泊先で出禁を言い渡されているそうだ)
広告・メディア・ゲームそれぞれで、スキルや経験値や規模や技術のような意味で、日本の最先端と言える人間が在籍していることは確かなのだろう。
彼らに日本の最先端と言える倫理観があるのかは分からない。少なくとも私はそういった人々と直接深くは関われなかった。
何より自分の「あたりまえ」がこの会社からの影響を受けるのが恐ろしくなって辞めることにした。
恐ろしいのは彼ら個人個人は「普通の人」なのだ。それが会社の為、会社のみんなで、となるといともたやすく恐ろしい行動を起こすことができる。
それは立ち止まって考える事を奪われているからなのか、私自身がナイーブすぎるのか、それは私には分からない。
負け犬の遠吠えに過ぎないのかもしれないが、
かつて日本を代表するPCメーカー、そしてシステムインテグレーターの大手6社に数えられるNEC。それを退職した今、機密に触れない程度に、特に研究所の裏事情を説明していこう。おそらく製品部門は違う苦しみを抱えているだろうが、高額なボーナスもらってるんだから耐えてくれ。
私が入社したのは、研究発表でのいわゆる一本釣りだった。釣りあげた部門も、当時の研究に比較的近かったため、給料をもらいつつ研究ができる、という不純な動機があったのは確かだ。大手特有の研修体制も魅力に感じた。
雲行きが怪しくなったのは1年目の夏である。当時研究所のトップであるE氏による、研究発表の総評の場で「まだそんな研究していたのか」という発言だった。NECのシステムインテグレーションといえば、重要な事業の柱であり、事業部からの引き合いも非常に強かった。折しも、AWSが日本国内での事業が躍進し、オンプレミスとは違う流動性の台頭に、研究テーマとしては佳境の段階であった。そこに貢献するミッションは他の研究テーマでは代用できないものである。
それをE氏は「そんな研究」と一蹴したのだ。翌年、予算はつかず、研究チームは文字通り解散となった。そしてシステムインテグレーションの研究はNECから完全に姿を消すことになった。E氏は光通信の元研究者で、正直なところなぜ偉くなったのか、今でも疑問であるが、少なくとも大のつくIT音痴であることは仲間内では有名である。それこそ当時はデータベースとは何か、すら知らなかったようである。
E氏が理解できる、できないはあったにせよ、そして価値の提供方法まで突き詰めて考えられていたかは怪しいけれど、少なくとも、なんのためにやっているのかわからない研究ではなかった。「バイオプラスチック 漆ブラック」などいった、海のものとも山のものともつかぬものより劣っていたのだろうか。カーボンナノチューブの研究すらまだ留保しているのに。
そしてE氏はNEC常務となり、CTOとなった。社内では最高級(給)のブロガーと称され、「未来について考える」だとか、「~について意識しなければならない」といった、きわめて抽象的、かつ薬にも毒にもならないビッグワードを垂れ流し、評論し、何かをいっているようで、実際には何ひとつ具体的な行動や指示を出せない人物である。そして未来創造会議というような、何ら結論の出ないものに露出するようになった。あれを見た人は、NECが何の会社なのかわからないだろうし、それは製品として何を提供するのかすら伝わらないだろう。漫画雑誌の企画会議ですらもっとマシなものだろう。
研究所といえば、技術部門の花形、と思われる人もいるかもしれない。事実、優れた技術はほぼすべて研究所発である。しかし、本当に優れた技術はNECからの広報には載らず、社外からの引き合いが先行する。なぜなら、広報はインパクトが優先され、そして広報ノルマを充足するために実施されるからだ。そして時には大きな「事故」となる。
数年前、橋梁構造物の劣化診断という技術が日経新聞に掲載された。これは固定カメラが画像を撮影し、振動による変化で構造内部の劣化をモデリングし、内部ひび割れを可視化するという画期的なものであった。事件の発端は、その研究途上であった技術に対し、研究所の理事(*2)がメディアの前で口を滑らせたことである。当然注目され、実用目途についてまで発表することになった。実際には理論検証が完了し、クリアしなければいけない項目の洗い出しの最中であったという。1年後を目途とされた研究テーマは、その後研究所から姿を消した。撮影には非常に繊細な取り扱いが要求され、撮影時の振動に弱いという欠点を克服できなかったと思われる。これは当時画像診断系の学会でも度々指摘されていたもので、研究者の間で共通認識であったが、残念ながら理事には理解できなかったようである。
ここ数年のNECでもっともインパクトがあった事象は2件の談合による指名停止であろう。煽りをくらい、全く無関係の研究所予算がまずは削減された。そして賞与が大幅に減額である。社内ですら、談合当事者やその上司の名前は完全に秘匿され、明に責任をとった人物は存在しないことになっている。おそらく、公表した場合、全社員から報復を受けることを恐れたのであろう。
すると、不透明な人事はいたるところにあることに気がつく。前期の大幅に未達だった中期計画の責任者だった遠藤元社長は会長になり、その策定の中心人物だった新野副社長は社長となった。そして次の新中期計画は1年目でとん挫したにも関わらず社長以下留任ときたもんだ。
グローバルビジネスの低迷。これからのNECの生命線とまで言われていたグローバルBU。彼らは海外売上比率を25%を目指すと宣言していた。中期計画に対して、何ひとつ貢献できずKPIを外したそのトップ、真っ先に責任を取らなければならない人物M氏は、翌年副社長となった。その自浄作用の無さもさることながら、株主や債権主の銀行は一体何を考えて、彼らの役員人事を承認しているんだろうか。株価は買値の1/10となった、もう値動きすら見たくないから早く潰れてくれ、と思っているのだろうか。
今後、NECは暗黒の時代を迎えるだろう。折しも今年は3000人のリストラを掲げ、断固と構造改革を実施する覚悟を強調する新野社長。しかし、彼にあるのは覚悟だけであり、スタッフを減らす方策すら定まっていないだろう。現状、10人が事業で仕事をし、8人が彼らの事務を担当するような人員比である。そして今回の早期退職は主に事業の主力たちが手をあげるようである。
思えば、個人の努力が何に対しても反映されず、学習性無気力に苛まれ続けたNECライフであった。管理能力に長けた上司はおおむね本社に接収され、帰ってくることはなかった。そして残ったのは、管理職不適格でありながらも、降格制度が存在しないことによる吹き溜まりである。会社に学会の仕事をしにきている主幹研究員なる人種もいれば、1時間前の記憶すらないような痴呆老人である。そんな中、近頃はカルチャー変革(*3)を謳っているようだ。NECの暗黒時代たる本質まで踏み込み、ぜひNECを再生していただければと思う。
(*1)ビジネスマナー研修や思想教育といったものから、ディスカッションなどがあったが、参加者も講師もレベルが低く、こいつら大学出てるのかすら怪しげだった。彼らが同期となって、社内キャリア形成上意味をもつ存在だと思うと、ぞっとした。さまざまな節目に集合研修は行われたが、効果を測定する様子もなく、ただそこに予算があり、研修を実施することが担当者の評価だ、というような空気であった。そしてその直感は、NECのスタッフ部門全体に共通するものであると後にわかる。
(*2)理事とは事業部長、本部長、中央研究所傘下の研究所長経験者で、様々な理由で部門が消滅したりすると発生する役職である。最近では、関西研究所CCII本部長、シンガポール研究所を歴任し、価値共創センターを立ち上げ、これらのすべてを失敗させたY氏が理事となっている。彼らは理事になると、「天下り」先を探すことがメインの仕事になる。そして彼らが天下れば、空席となった理事は別の元所長が補充される。
(*3)カルチャーは変革できても、働き方全般や違法裁量労働たるVワークの制度は変えられないだろう。また社員のモチベーションを上げるための施策は、すべて人事部門判断によって握りつぶされると思われる。総務部は人事部門の抵抗をどのように回避するのか、外様の役員の腕の見せ所だろう。