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はてなキーワード: 土地とは

2022-11-22

anond:20221122205535

わかる

今住んでる土地が、ちょうど引っ越してきた直後くらいからモリモリ発展した所なんだけど

もっと周りの風景写真を撮っておけば良かったと最近よく思う

2022-11-21

anond:20221121170237

2005年から2015年頃までの間に、西成バックパッカーとして何回か泊まった俺が補足してみる

大体1000円前後のところが多い。広さは1畳強からせいぜい3畳くらい。テレビがついてるところも多い。

だいたい本当

00年代は千円代前半が、10年代は千円代後半が、低所得者向けドヤと旅行客向けドヤの境界線になっていた

テレビを観る時はイヤホン必須風呂トイレは共用で、安宿ほど悲惨状態になる。黄色っぽくて異臭のする湯舟は、この土地以外で見たことが無い

しらんけどダニもいるんじゃないか

安宿には、ダニだけでなく人の血を吸うトコジラミもいる。夜行性生存繁殖能力がやたらと強い

ある宿で泊まった時は、ひっくり返したマットレスにびっしりシラミが付いていて、虫に食われないよう一晩中電灯を点けて床で仮眠を取った

シラミ荷物に忍び込みもするとその時知ったので、旅行から帰宅した時は携行品を煮沸消毒したり廃棄処分したりした

夜にずっと奇声出すとか廊下うんこするやつとかいるぞ。

酷い安宿でも便所やその近辺に汚物が散乱してるのを見たし、新今宮駅そばでは人糞も目撃した

認知症患者もそうだが、知的能力が衰えた人は排泄に問題を抱えるようになるのかと考えさせられた

anond:20221121093746

マジックワード自分だと気付くことで

未来自分は元気でやっていると4歳のスズメが思っても

それが母親を亡くしたスズメを救うとは思えんのよね

クライマックス震災の情景が現れるの単純に土地描写って事なんだろうけど

古の昔からの話なんだからピンポイント震災描写って変なんだよね

もっと普通に茅葺きの漁村とか出ていい筈なんだけど出てこない

あの流れはスズメ記憶依存していて普通に精神攻撃として作用するシーンのはずなのに

心の中に4歳のスズメが蘇って歩けなくなるとかそういう事は特別にない

何事もなかったかのように突き進んでしま

単に背景として描写されるだけなんだよね

スズメ地震が来ると大切な人が居なくなることを無意識に恐れていて友達の体を知らず掴んでしまうとかもないんで

描かれた震災が妙に浮いちゃうんだよな

2022-11-20

日本安全保障に関する疑問

日本に攻め込むだけの価値があるの?占領する価値あるの?

領空領海侵犯相手組織がどういう出方をするか、対応能力などを見るなど、日常業務は起こるだろう。

資源がないか侵入して調査するというのも、侵攻するだけの価値があるかの判断材料になるので起こるはずだ。


でだ。本気で侵攻、占領する価値はあるのだろうか?


日本資源豊富ではない。

ヨウ素といった一部の物や、海底資源にあるかもしれないが採掘の優先度は低い。

陸上の物を取り尽くした後はわからないが、10年でとかではない。


どこかに単位日本人を輸送して強制労働させるというのも、それなりにコストがかかる。

労働に関しては重機が普及しているし、機械には出来ず人手に頼らざるを得ず、かつコスパが良いというのは何かあるのだろうか。


普通に占領して活用するとしても、今の日本ですら国土の端まで上手く活用できてない。


中国ロシアも広大な土地がある。

実利ではなく思想で欲しいというのであればありえるのか。



世界中に散らばっている中華移民をどうするのか

日本に限らないが、中華移民が既に西側諸国生活基盤を築いているし、

重要技術の職についているし、大学留学もしている。どうするのか?



いざとなれば軍事に利用できるという観点はなくなっているが大丈夫なのか

例えばネットに関しては軍事規格を作ろうとか、政府軍用機情報をどう守るとか、そういう話は議論されない。

軍用機などを設計するためのソフトを作ろうという話はないし、計測機器を持たないといけないという話もない。

軍用機のような複雑なシステムを構築するための設計論の研究もなくなっている。

原子力発電についても、(ブラフとして使うにしても)いざとなれば核を持つことが出来る状態にするという視点を聞かなくなった。

EV自動車の話はされているが、戦車などの燃料機関設計者がいなくなるかとか、戦車EVにするかとか、そういう視点は聞かない。

カメラだと軍事偵察に必要なわけだが、スマホとの比較しかされないだろう。

2022-11-19

新型プリウス年寄り運転させたくない仕様になってるらしいけどそもそも車なんて70超えたら免許強制剥奪でもいいよな

余裕がある年寄り子供や孫に運転させたり公共交通機関が充実しているところに引っ越せばいい。愛着のある土地云々で辺鄙なところから離れたくない年寄りはそのまま野垂れ死んでくれたら間引きもできる

すずめの戸締まり駄作です

ダメだろ、これ。

失敗の原因は5つ。

①導入の失敗

冒頭、どこか非現実的で、しか東北震災を思わせる風景はいい。

踏切を渡らない演出や、立ち入り禁止看板を乗り越えるところなど、日常へ行かず、非日常へ入っていくことを描写していくも、よくわからないまま立ち去り学校日常描写→そして地震、なんか山から祟り神みたいなの出てる→再び廃墟へ。

ここが一つテンポが悪かったと思う。

どういう物語かを提示するという形で及第点ではあるが、特段面白くはない(わずか35秒で説明し、全く本編が面白くなかったソラとウミのアイダを見習ってほしい)

その後、猫(ダイジン)を追いかけ、船に乗るというところまでが、序盤といっていいと思う。

気になるのはすずめが船に乗るのは自発的意思に基づくものであって、君の名は。不可抗力で入れ替わったこととは違う。

ここにご都合的な強引さを感じるのだ。

さらに致命的だと思うのが、ダブル主人公のうちの一人、草太が早々に椅子の姿になってしまった。

この結果、ロードムービーでありながら、草太は椅子の姿であることからコミュニケーションをとることに作劇上の制限が加えられてしまった。

コメディ的なキャラクターになったことで、ラブストーリーとしての進め方にも違和感が出ている。

草太がどういう人物なのかが明示されないまま物語が進んでいく。役割しか持たされていないんだよね。

で、そのメンタルのまま、後半、突然の死にたくないっす。要石なりたくないっす。→私も草太がいない世界怖いっす。

義務的ラブストーリーにもっていくな!!

ロードムービーをやりたいのか、と思ったけれども、ロードムービーって基本的に旅する二人が、旅先での人との出会いによって関係性が変化するというのが定石じゃないですか。

でも、本作のヒロイン、すずめは一体に何に不満があって、成長するのかというのが不明瞭なんですよね。

3.11というモチーフと、ファンタジー表現の嚙み合わせの悪さ

災害の原因であるミミズが出てくる扉を閉める、という役目を帯びた青年が全国行脚しているようだが、ファンタジー職業ありがちなどうやって食べてんだ?という疑問には普通に大学生であるし、将来的には教師を目指しているという謎の情報が与えられた。役目が重すぎるだろ……。

関東大震災ミミズが原因だったという描写があり、直接的に言及されていないが、3.11も同じミミズが原因であったと推察できる。

こいつらがきっちり仕事してれば3.11を防げたってこと?という疑問点が観客の引っ掛かりになるのではないか

感動部分は、作品によってではなく、3.11悲劇性と記憶に頼って泣かせているんだよな。そして人間馬鹿から感情が動くと名作だと錯覚する。

③「世界」か「君」か

本作の中盤では、首都直下地震を思わせる災厄を封じるために、東京舞台に駆け回る。

通常の映画で言えばクライマックスに相当するようなアクションの末に、すずめは草太を要石として使用し、東京を救うことになる。

天気の子が「世界」か「君」かの選択で、「君」を選んだ結果、めちゃくちゃになった世界があって、それでも生きていくという話だったのに対し、今作では「世界」を選んだその後を書くつもりか?と思っていたが違った。

物語はこの要石となってしまった草太を救うために、幼少期に見たあの世への扉を探すことになる。

そして終盤、気仙沼炎上を思い起こさせるファンタジー災害空間で、暴れだす巨大なミミズを背景に、主人公を走らせる。この絵を描きたかったというのは分かる。

要石となった草太を解放することで、ミミズの抑えがきかなくなる。

さあ、どうする?

すまん!今まで要石やってくれとったダイジン、サダイジン!またやってくれ!

了解!!

おわり。

は?

世界」か「君」か、という選択と代償の話が、第三者委託したら何とかなったわwで終わっていいわけねえだろうが。

気まぐれな神としてのダイジンが、都合で動きすぎている。

自然に外れちゃった東京の要石ことサダイジンは、なぜか主人公たちの旅に付いてくる上に、最終的にはまた要石として役目を担うことになる。

ええ?

要石が外れたけど、機嫌治ったんで、自主的に役目に戻ってくれましたみたいな解決である

主人公らの選択と苦悩が壮大な茶番になってしまっている。

④単調な展開。

基本的四国神戸と行く先々でミミズを見かけて戸締まりするアクションシーンというのが連続で起きる。

また各地で出会う人々もそれほど深掘りされることはない。

これが東京まで来るとそれなりに街の描き方が生き生きとしてくるし、後半のキーパーソンになる芹澤が登場する。前半と後半で明らかに映画趣旨がガラリと変わっている。

からこそ前半の時間の使い方はもったいなかった。(後半にほとんど繋がっていかない)

おばさんも遠くで心配してる描写を延々はさむぐらいなら、もう少し後半の決裂に至る問題点避難者受け入れ、被災者遺族の家庭の問題)をやっとけばよかったのに。

⑤やりたいことが何もかも多すぎる

ロードムービーをする都合上、各地を巡り、そこで出会う人々とのつながりを書く必要があるので登場人物が増える。

そうするとそれぞれのキャラクターに割ける時間相対的に少なくなるので、魅力を描写する時間が足りなくなる。

途中で出会った人々を後半に繋げるでもなく、主要キャラ問題点提示や成長に繋げるわけでもない。何がしたいんだ。

新海が触りたかったものロードムービー3.11被災者への応援、衰退する地方都市避難民と家庭環境自然への畏敬、民間信仰恋愛あたりだろう。

終盤で、主人公過去自分を見つけ、この世界は明るいんだと、ド直球な被災者への応援メッセージを長々とぶちかましていく。

過去自分を救いたいという趣旨は分かるけど。

一方で衰退する地方都市自然に還る廃墟を映し、戸締まりの際の呪文山河をお返し申す、人間が使ってきた土地自然に返すという話であろうが本当に触れるだけだし、それを3.11テーマとどういうリンクをさせるつもりだったんだ。

ある種の無常観というか平家物語的な持っていき方をするわけでもなく、災害はそれはそれとして悼みます、という一貫性のなさ。

おばと主人公の決裂も、避難の子供引き取っちゃったせいで人生めちゃくちゃやん→ごめん言い過ぎたわ……。で終わり。

ダイジン、サダイジン、それにキャラクター名前を見ても民間信仰というか古代神道系の話っぽいなぁとは思ったが、そこもそれほど深掘りされず。

どうでもいいけど九州の要石、廃墟と化してるとはいえめっちゃ現代的な施設の真ん中付近に刺さってるの謎すぎるやろ。

そして終盤唐突恋愛映画的なスペクタクルと、抱きしめ。

男側の感情が一切見えない上に、女側もイケメンと旅して、神戸でいきなり発情し始めて椅子キスするという展開を伏線としてクライマックスで結ばれましたってやるの強引すぎるだろ。

今作は終盤に使うために仕込んだ伏線が、全て雑すぎて、「前に説明してましたよね?」と新海が言い訳するために挟まれるシーンが多すぎる。

戸締まりをする際に、その土地の人々に思いを巡らせる、というのもすずめにとっては何の縁もない土地の思い出が想起されるのは変だろう、と思っていると、終盤に被災前の人々の情景を描くシーンがあり、ああ、これのための言い訳だったのかと理解した。

なんなんすかね、これ。

とんかつ文化があまりにもお排泄物ですわ

出先で食べたとんかつがあまりにも不味くて怒りを通り越して悔しくなりましたわ。

それも誰にも知られないような無名な店ではなく、都内繁華街に何店舗姉妹店を持つような店ですわ。

いつもなら絶対に失敗をしたくないのでしっかりと調べてから入るのやが、その日は急な用事ねじまれてその場所、その時間しか食べることができませんでしたわ。

絶対に失敗したくない」というのは別に絶対成功したい」わけではないので、できればそれほど並ばない店でそこそこ満足できればいいと思って探していますわ。

食通を気取るつもりもないしレビューサイトポエムを書きたいわけではありませんわ。

味に不寛容なつもりもないので、今まではそうやってそれほど失敗知らずで来ましたわ。

その日はとある繁華街にいて、1つ目の用事が予定より早く終わりましたわ。

時間は昼の11時ですの。

用事が長引けば昼食は諦めるつもりだったので下調べもろくにしていませんわ。

地図アプリとんかつ検索すると、2~3番目くらいにそのラーメン店が出てきた。

そういえばそんな店があったなくらいに考えながら他の候補を見ると、軒並みオープン11時半だった。

そのラーメン店ができた頃は行列が絶えなかったことは記憶していた。

いわゆる二郎インスパイア系で、更に挑発的な店名も相まって自分には合わないだろうという理由で今まで敬遠していたが、気がついたら都内に何箇所も姉妹店をオープンしていて、いつの間にか人気店の一つに仲間入りをしていた。

その程度の認知だった。

好みではないが実績があるのだから失敗はないだろう。

それに、こういうチャンスがきっかけで嫌いという思い込み解決する場合もある。

食べないうちから批判をするのはもってのほかだ。

そんなことを考えながら、結局は空腹と好奇心に負けて入ってみることにした。

まずは値段の高さに驚く。

店名を冠するラーメンは余裕で1000円を超え、ほとんど飾りのないメニューでも当たり前の顔をして900円を超えていた。

全面液晶のくせに商品のデテールが全くわからないというUIがクソな券売機で、かろうじて1000円を下回る味玉入りを買う。

この時点ではまだ期待と不安は同じレベルで高まっていた。

オープンしたての店内は席に余裕があるが、入店からここまで店員から一言も声をかけられることはなく、仕方なくカウンターの一番奥の席に座る。

そこではじめて厨房から声をかけられて驚いた。

アルバイトに毛が生えたくらいの年齢の、見た目の色合いが賑やかな女性が二人だけで厨房に立っていた。

別に見た目で判断するつもりはないが、あまりにも若すぎることがとにかく不安だった。

その後、経験豊富そうな中年男性店員がもう一人いることがわかりほっと安心したのもつかの間、その男性が厨房に立つことはなく、むしろ黙々と調理する女性に対して愚痴とも取れるような私語だか業務連絡だかわからないような話を延々と話しかけていた。

座ってまず気がついたことは、テーブルも床も異様なまでにベトベトだということだった。

背脂を扱うような店ならば仕方ないと思えなくもないが、明らかに掃除が足りてないレベルでのベトつきに思わず手を伸ばしたダスター全然絞られてなくて、テーブルの表面をいたずらに濡らすだけだった。

不安ゲージが瞬間に振り切れる。

着席後の余裕ができてきたので軽く店内を見回してみると、席から丸見えのバックヤードには無造作ダンボールが積み上げられ、厨房の中もとてもではないが掃除が行き届いているとは思えないほどに汚れていた。

これはやってしまったと気づいたときにはすでに遅かった。

残された希望ラーメンのみ。頼むから予想を裏切ってほしい。

食券を渡してから特に待たされることなラーメンが出てきた。

山盛りのもやしが麺もスープも隠している。いわゆる二郎系の特徴だ。

だけど、明らかにもやしの火の通りにムラがある。

透き通っているものもあれば、一部は白いままだ。

恐る恐る口に入れてみると、やはり生のもやし特有の臭みが一気に口に広がる。

わず顔をしかめながら、少しでも火が通ってほしいともやしスープに沈める。

そのついでスープ一口飲んでみると、強めのにんにくスパイスにおそらく大量のバターでコクをつけたわかりやすうまい味だった。

だが、明らかにスープがぬるかった。

まだ出てきたばかりだというのに、冷ます必要もないくらいにスープがぬるい。

念のため下の方から混ぜて飲んでみたが、やはりぬるさは変わらなかった。

これではもやしの加熱は絶望的だ。

本来もやしをある程度先に食べてその間に麺の硬さがちょうどよくなるように計算されているだろうから、このタイミングで麺を食べるのは躊躇したが、かと言って生臭いもやしをこのまま食べ続けたいとも思えない。

仕方なく下の方から麺をほじくり返してみる。

出てきたのは太めの縮れ麺で、自分食生活にはほとんど馴染みがないが、これもインスパイア系の特徴なのだろう。

恐る恐る一口食べてみるが、これすらぱさつきを感じるくらいに粉っぽいままだった。

後で伸びるとは言え、これは流石に早すぎる。

生焼けのもやしに生茹での麺がぬるいスープに浸かっている状況を目の前に、どうしようもない絶望感に包まれる。

玉子チャーシュー今日特別な感じはなく、特別不満も無ければ感動もなかった。

生の玉ねぎの辛さに心が折れそうになりながら腹だけでも膨らまそうと、8割ほど食べた時点で断念。

小雨の中外に出ると更に愕然とする光景が目に飛び込む。

袋詰にされているとはいえ、トレーに並べられた麺が店の勝手口付近で雨にさらされたまま積み上げられていた。

いくらなんでもお客の口に入れるものの扱いではない。

余裕がなかったとは言え、どうして入店前に気づけなかったのか。

数人の開店待ちに目を奪われて、判断を間違ったことの後悔が怒涛のようにこみ上げてきた。

入ってから知ったことだが、その日は何やらアニメだかゲームだかのタイアップイベントをやっているらしく、特別メニューを注文した人が次々と別席に案内されていった。

開店直後から中年男性店員はその客を捌くことに専念している様子で、暇を見ては厨房の二人に愚痴を言いに来るといった感じだった。

そのファンたちに聞きたいのだが、こんなひどい店とのタイアップファンという理由だけで認めて良いものなのか?

作品タイアップすると決めたら、文句も何も言わずに従うのがファンの鑑という解釈で本当によいのか?

もし自分の大切にしている作品がこんな店とタイアップしたら、不買を貫いて運営文句をいうか黙ってファンを辞めるだろう。

何が言いたいのかというと、いくらなんでも客も店もラーメン馬鹿にしすぎているということだ。

別に自分はらーめん好きではないが、自分の好きなジャンルでこんなにもファン馬鹿にしながら金を集めている奴らがいたら絶対批判するし死んでも金は落とさない。

それを許容しているのだとしたら、ラーメン文化はクソだと言わざるをえないだろう。

今回のラーメンがまずかったのはたまたまではない。

野菜の火の通りにムラがあるのも、麺の湯で時間が足りないのも、スープ温度管理ができていないのも、要するに調理経験が浅すぎることが原因だ。

そしてこれは厨房に立つ二人の問題ではなく、そんな二人を厨房に立つことを許した経営判断問題がある。

まり、この味の裏には偶発的なものではない紛うことな経営判断があるということだ。

でなければ、イベント当日にこんな調理技術の未熟な人間厨房を任せたりしない。

外で切り盛りしていた経験豊富そうな中年男性は、聞こえてきた会話を聞く限り店長レベル権限を持っている人間だった。

その人間が鍋を振れないとは思えないし、イベントという料理露出するタイミング厨房に入らないと判断したならいずれにしても無能だ。

「それでも別に金になればいい」

そういう姿勢があまりにも見透けている。

店名を出してボロクソに言わないのは、その店を批判したいからではなく、その店を取り囲むラーメン文化のものに物を申したいからだ。

要するに、こんな店が未だに営業ができているのも、さらには繁華街にいくつもの姉妹店を開店できてしまうのも、こんなラーメン提供されて文句を言わずに食べる客側に問題がある。

もしこのラーメンそもそもそういうもので、皆がそれを好きでたまらないと言うならもうこれ以上何も言わない。

何も言わないけど、やっぱりラーメン外食として底辺だと改めて認定せざるをえない。

どちらにころんでも、こんなクソみたいな味でこんなクソみたいなやり方をしている店にファンが付いて曲がりなりにも繁盛しているという時点で、クソだという以外に申し上げようがない。

今思い出しても豚のエサを超えてなかったし、ついでにいうとうま味調味料弊害か、その後3日間くらい味覚がおかしかった。

海外の人もよく利用する土地だけに、これが日本代表的な味だと思われるのは正直迷惑だ。

ラーメン文化がクソではないというなら、そんな店が人気店ですみたいな顔して商売している現状を一日でも早く終わらせてくれ。




anond:20221118103459

2022-11-18

ラーメン文化があまりにもクソ

出先で食べたラーメンがあまりにも不味くて怒りを通り越して悔しくなった。

それも誰にも知られないような無名な店ではなく、都内繁華街に何店舗姉妹店を持つような店でだ。

いつもなら絶対に失敗をしたくないのでしっかりと調べてから入るのだが、その日は急な用事ねじまれてその場所、その時間しか食べることができなかった。

絶対に失敗したくない」というのは別に絶対成功したい」わけではないので、できればそれほど並ばない店でそこそこ満足できればいいと思って探している。

食通を気取るつもりもないしレビューサイトポエムを書きたいわけでもない。

味に不寛容なつもりもないので、今まではそうやってそれほど失敗知らずで来た。

その日はとある繁華街にいて、1つ目の用事が予定より早く終わった。

時間は昼の11時。

用事が長引けば昼食は諦めるつもりだったので下調べもろくにしていない。

地図アプリラーメン検索すると、2~3番目くらいにそのラーメン店が出てきた。

そういえばそんな店があったなくらいに考えながら他の候補を見ると、軒並みオープン11時半だった。

そのラーメン店ができた頃は行列が絶えなかったことは記憶していた。

いわゆる二郎インスパイア系で、更に挑発的な店名も相まって自分には合わないだろうという理由で今まで敬遠していたが、気がついたら都内に何箇所も姉妹店をオープンしていて、いつの間にか人気店の一つに仲間入りをしていた。

その程度の認知だった。

好みではないが実績があるのだから失敗はないだろう。

それに、こういうチャンスがきっかけで嫌いという思い込み解決する場合もある。

食べないうちから批判をするのはもってのほかだ。

そんなことを考えながら、結局は空腹と好奇心に負けて入ってみることにした。

まずは値段の高さに驚く。

店名を冠するラーメンは余裕で1000円を超え、ほとんど飾りのないメニューでも当たり前の顔をして900円を超えていた。

全面液晶のくせに商品のデテールが全くわからないというUIがクソな券売機で、かろうじて1000円を下回る味玉入りを買う。

この時点ではまだ期待と不安は同じレベルで高まっていた。

オープンしたての店内は席に余裕があるが、入店からここまで店員から一言も声をかけられることはなく、仕方なくカウンターの一番奥の席に座る。

そこではじめて厨房から声をかけられて驚いた。

アルバイトに毛が生えたくらいの年齢の、見た目の色合いが賑やかな女性が二人だけで厨房に立っていた。

別に見た目で判断するつもりはないが、あまりにも若すぎることがとにかく不安だった。

その後、経験豊富そうな中年男性店員がもう一人いることがわかりほっと安心したのもつかの間、その男性が厨房に立つことはなく、むしろ黙々と調理する女性に対して愚痴とも取れるような私語だか業務連絡だかわからないような話を延々と話しかけていた。

座ってまず気がついたことは、テーブルも床も異様なまでにベトベトだということだった。

背脂を扱うような店ならば仕方ないと思えなくもないが、明らかに掃除が足りてないレベルでのベトつきに思わず手を伸ばしたダスター全然絞られてなくて、テーブルの表面をいたずらに濡らすだけだった。

不安ゲージが瞬間に振り切れる。

着席後の余裕ができてきたので軽く店内を見回してみると、席から丸見えのバックヤードには無造作ダンボールが積み上げられ、厨房の中もとてもではないが掃除が行き届いているとは思えないほどに汚れていた。

これはやってしまったと気づいたときにはすでに遅かった。

残された希望ラーメンのみ。頼むから予想を裏切ってほしい。

食券を渡してから特に待たされることなラーメンが出てきた。

山盛りのもやしが麺もスープも隠している。いわゆる二郎系の特徴だ。

だけど、明らかにもやしの火の通りにムラがある。

透き通っているものもあれば、一部は白いままだ。

恐る恐る口に入れてみると、やはり生のもやし特有の臭みが一気に口に広がる。

わず顔をしかめながら、少しでも火が通ってほしいともやしスープに沈める。

そのついでスープ一口飲んでみると、強めのにんにくスパイスにおそらく大量のバターでコクをつけたわかりやすうまい味だった。

だが、明らかにスープがぬるかった。

まだ出てきたばかりだというのに、冷ます必要もないくらいにスープがぬるい。

念のため下の方から混ぜて飲んでみたが、やはりぬるさは変わらなかった。

これではもやしの加熱は絶望的だ。

本来もやしをある程度先に食べてその間に麺の硬さがちょうどよくなるように計算されているだろうから、このタイミングで麺を食べるのは躊躇したが、かと言って生臭いもやしをこのまま食べ続けたいとも思えない。

仕方なく下の方から麺をほじくり返してみる。

出てきたのは太めの縮れ麺で、自分食生活にはほとんど馴染みがないが、これもインスパイア系の特徴なのだろう。

恐る恐る一口食べてみるが、これすらぱさつきを感じるくらいに粉っぽいままだった。

後で伸びるとは言え、これは流石に早すぎる。

生焼けのもやしに生茹での麺がぬるいスープに浸かっている状況を目の前に、どうしようもない絶望感に包まれる。

玉子チャーシュー今日特別な感じはなく、特別不満も無ければ感動もなかった。

生の玉ねぎの辛さに心が折れそうになりながら腹だけでも膨らまそうと、8割ほど食べた時点で断念。

小雨の中外に出ると更に愕然とする光景が目に飛び込む。

袋詰にされているとはいえ、トレーに並べられた麺が店の勝手口付近で雨にさらされたまま積み上げられていた。

いくらなんでもお客の口に入れるものの扱いではない。

余裕がなかったとは言え、どうして入店前に気づけなかったのか。

数人の開店待ちに目を奪われて、判断を間違ったことの後悔が怒涛のようにこみ上げてきた。

入ってから知ったことだが、その日は何やらアニメだかゲームだかのタイアップイベントをやっているらしく、特別メニューを注文した人が次々と別席に案内されていった。

開店直後から中年男性店員はその客を捌くことに専念している様子で、暇を見ては厨房の二人に愚痴を言いに来るといった感じだった。

そのファンたちに聞きたいのだが、こんなひどい店とのタイアップファンという理由だけで認めて良いものなのか?

作品タイアップすると決めたら、文句も何も言わずに従うのがファンの鑑という解釈で本当によいのか?

もし自分の大切にしている作品がこんな店とタイアップしたら、不買を貫いて運営文句をいうか黙ってファンを辞めるだろう。

何が言いたいのかというと、いくらなんでも客も店もラーメン馬鹿にしすぎているということだ。

別に自分はらーめん好きではないが、自分の好きなジャンルでこんなにもファン馬鹿にしながら金を集めている奴らがいたら絶対批判するし死んでも金は落とさない。

それを許容しているのだとしたら、ラーメン文化はクソだと言わざるをえないだろう。

今回のラーメンがまずかったのはたまたまではない。

野菜の火の通りにムラがあるのも、麺の湯で時間が足りないのも、スープ温度管理ができていないのも、要するに調理経験が浅すぎることが原因だ。

そしてこれは厨房に立つ二人の問題ではなく、そんな二人を厨房に立つことを許した経営判断問題がある。

まり、この味の裏には偶発的なものではない紛うことな経営判断があるということだ。

でなければ、イベント当日にこんな調理技術の未熟な人間厨房を任せたりしない。

外で切り盛りしていた経験豊富そうな中年男性は、聞こえてきた会話を聞く限り店長レベル権限を持っている人間だった。

その人間が鍋を振れないとは思えないし、イベントという料理露出するタイミング厨房に入らないと判断したならいずれにしても無能だ。

「それでも別に金になればいい」

そういう姿勢があまりにも見透けている。

店名を出してボロクソに言わないのは、その店を批判したいからではなく、その店を取り囲むラーメン文化のものに物を申したいからだ。

要するに、こんな店が未だに営業ができているのも、さらには繁華街にいくつもの姉妹店を開店できてしまうのも、こんなラーメン提供されて文句を言わずに食べる客側に問題がある。

もしこのラーメンそもそもそういうもので、皆がそれを好きでたまらないと言うならもうこれ以上何も言わない。

何も言わないけど、やっぱりラーメン外食として底辺だと改めて認定せざるをえない。

どちらにころんでも、こんなクソみたいな味でこんなクソみたいなやり方をしている店にファンが付いて曲がりなりにも繁盛しているという時点で、クソだという以外に申し上げようがない。

今思い出しても豚のエサを超えてなかったし、ついでにいうとうま味調味料弊害か、その後3日間くらい味覚がおかしかった。

海外の人もよく利用する土地だけに、これが日本代表的な味だと思われるのは正直迷惑だ。

ラーメン文化がクソではないというなら、そんな店が人気店ですみたいな顔して商売している現状を一日でも早く終わらせてくれ。

2022-11-17

面接空白期間過去職への転職動機を聞くのをやめて欲しい

絶賛転職活動の30代女だけど面接の度に空白期間や遠く離れた土地への転職について理由をいちいち聞かれるので本当に辛い

結婚して転居し子供が出来ずに離婚たからですけれど、それっていちいち言わなきゃ駄目なの?

言わなきゃ察してもらえないのは確かに分かる

履歴書には配偶者扶養家族の有無を記入する欄はあっても過去婚姻歴の記載はないもの

でもそもそも理由を聞く必要って本当にあるの?

働く上で、従業員プライバシーにいちいち立ち入る必要があるとはいまいち思えない

女に対しては特に空白期間があるなら結婚妊娠出産関連の可能性が高いって事は普通に想像できそうだと思うんだけど

相手プライバシーに立ち入るのは失礼って感覚日本社会根付かないのかなあ

海外男児、あるいは日本でも平安時代男児とか、男児はやっぱり古今東西を問わずその土地その時代男性器の名称連呼するものなのだろうか?

現代日本男児ちんちん連呼するのはちんちんという名前がよくないのでは?

ちんちんって声に出して言いたくなるもんな

ちんちん

完全にデザインされた建物道路で、歩行者ゼロであれば車の自動運転比較的容易に実現できるのだろうなあ

では完全にデザインされた建物道路で、歩行者ゼロの街はどんな状況ならば生まれるだろうか

例えば

都市計画を実行できるくらいの統治機関を持つ人々がフロンティア移民する、その土地生存過酷環境で人々は車無しで外出することは出来ない

みたいなシチュエーション

月とか火星移民して街を作るみたいな話ならありえそうか

月に移民できるテクノロジーがあるなら地球でも自動運転できるだろと言われればそれはそう

「すずめの戸締まり」を観たら要石で後ろから頭を殴られた

新海誠の新作映画、「すずめの戸締まり」を観てきた。これがどうにも周囲の人間に話がしづらいというか、未視聴の人に「どうだった?」と聞かれたときに応えづらい、しかし観た所感、体験だけは誰かと共有したい気持ちがすごくあるので書く。

この作品について語る上では、この映画が何を主軸に据えているかは避けて通れない。なので多少のネタバレ有りということは承知の上で一読されたい。

        ☟

この文章現在30代、11年前は20代前半だった人物が書いている。

        ☟

本作のあらすじを簡潔に書く。

九州に住む主人公少女すずめが旅の青年草太と出会う。草太は日本中廃墟にある「後ろ戸」と呼ばれる扉を締めて回る「締め師」だ。すずめはその草太との出会いをきっかけに後ろ戸の脇に埋めてある「要石(かなめいし)」と呼ばれる石を抜いてしまい、その結果後ろ戸が開き、中から現れる巨大なミミズ地震を起こしてしまう。(椅子になる呪いなどについてはここで書きたいことではないので省く。)

抜かれた要石は「ダイジン」という名前の猫になり、登場人物たちはダイジンを追う過程東北被災地を訪れることになる。

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これは2011年3月11日日本列島を襲った未曾有の災害東日本大震災を主軸に据えた映画だ。

いきなりテーマについて述べるが、「この映画が何を描いているか」は本作エピローグで草太の口からわかりやすい形で語られている。

「人々が失ったものへの無念、悲しみが忘れられ軽くなったところに後ろ戸は開く。」

一度しか観ていないので正確なセリフではないが、このような趣旨言葉が語られる。

「後ろ戸」とは現し世(現実)と常世(とこよ・霊界のような場所)を繋ぐ扉であり、そこが開くと扉から巨大なミミズが現れ(このミミズは締め師である草太、主人公のすずめにしか視認できない)、空から地上に落ちることで地震を起こす。

後ろ戸は廃墟にあるものだが、廃墟であるが故に、その地での災厄の記憶、失われたものへの想いは風化していく。そこには要石という石が埋めてあり、再び扉が開き災害が起こらないよう守っているのだ。

この映画は我々が体験してきた被災記憶が風化されないよう、呼び起こすような映画だ。そして未視聴の人に説明をするのが難しいのもそのためだ。

映画館に足を運んだとき自分は事前情報を全く入れずに行った。そして何となく映画を観始め、巨大ミミズ地震を起こし、物語舞台神戸へ移ったところで「おや」と思い、オープンカー首都高を経由して東北道へ向かい始めたところで確信に変わり、そして気付かされた。「忘れていた」と。

忘れていたわけではない。事実としてはまだ記憶に新しい。ただし映画の中で鳴り響く緊急放送津波で一掃された土地、そういったもの映画の中での情報感触は、普段触れる情報とは全く異なったレベル自分記憶を呼び起こすものだった。その点に関しては映画スタッフ美術演出の面々に感服させられた。

からこそ、「東日本大震災のその後の物語だ」ということすら知らずに観るべきだ。なのにここにこんなことを書いていることについては矛盾にもほどがあるのだが。それでも、あのはっとする体験は代えがたいものだったように思う。

その点からまずこの映画の良かったのは、テイザーや物語冒頭でわかりやす過ぎる形でテーマを明かさない点だ(それでも屋根の上に船が乗っているのだけれど)。これも意図した演出なのだろう。

これが少しでも YouTube予告編で明かされていようものなら、こんなに「観てよかった」と思うことはなかっただろう。

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この作品について語る上で、村上春樹短編集「神の子どもたちはみな踊る」、特にその中の一編「かえるくん、東京を救う」を避けては通れない。

こんな話だ。

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東京で働くうだつの上がらない銀行員中年男性が、ある日かえる出会い(「かえるくん」、とかえるくんは指を立てて訂正した)、かえるくんと共に地下に眠る巨大ミミズと闘い巨大地震を阻止する。その後男性は病室のベッドで目を覚ますが、傍らには闘いでボロボロになったかえるくんがいる。ふと気がつくとかえるくんの身体からボトボトミミズが現れ、男性身体ミミズに飲み込まれたところで、男性はその夢から覚める。

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こんなに似通えば嫌でも取り挙げたくなる。

この小説1995年日本で起きた阪神淡路大震災を柱に据えた小説である

1995年オウム真理教による地下鉄サリン事件と立て続けに起こり、日本安全神話が崩れた年だ。

作者である村上春樹は、この年を経て、地下鉄サリン事件関係者被害者へのインタビューを行い、「アンダーグラウンド」という書籍をまとめ、普段我々が当たり前と感じて暮らしているこの社会他者との関係性、足元の地面ですら、ありとあらゆるものが決して確かなものではないという危うさを看破し、小説への考え方について「デタッチメントからコミットメントへの転換があった」と語っている。簡潔に述べるが様々な関係性を一旦切り離して書くのではなく、コミット、深く関わっていく姿勢への移行だ。

氏はこのコミットメントについては、「日の光も届かない深い井戸の底へ降りていき、その中で手を取り合うような行為」というような言葉表現している。光の一切届かない暗闇、自身身体と周囲の空気現実と非現実境界曖昧になる。死に近い場所だ。

人の日常生活では感知し得ない深い場所心理、そういった部分で他者と手を取り合うこと。自分は氏の言うコミットメントをそのように捉えている。村上春樹はそのような時を経て2000年にこの小説を描き下ろした。

翻って本題の映画はどうだろう。いつも地の底に潜んでいる「地震を起こすミミズ」というモチーフ、すずめが自身ルーツである過去と向き合い、草太と再開を果たした、井戸の底のように現実霊界境界が危うくなる「常世」。何から何までが一対一対応というわけではないものの、通ずる部分があるように思えてならない。

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神の子どもたちはみな踊る」は善悪二元論ではなく陰陽論の物語集だ。

太極図、という白と黒勾玉が互いに合わさって円を作っている図を見たことがあるだろうか。

こんなのだ

白黒互いの勾玉の中心に、相反する色の小さな点が存在する。

善悪明暗などの世の中の事象は二分に切り分けられるわけでなく、互いにグラデーションにように折り重なり、それぞれが互いに内在し合うものである、という考え方であり、太極図はそれを表しているように読み取れる。

太極図について、ちょうど三角関数を学んだとき単位円の中で動径をθに合わせて回したように、円を描くように眺めると良い。

日が暮れるように、徐々に陽に陰が重なっていく。やがて陽がすべて陰に飲み込まれるが、その陰の中心には陽が内在する。

かえるくん、東京を救う」の最後のシーンはまさにそれだ。主人公ミミズを飲み込み、それを夢として目を覚ますが、ちょうど「夢でしかない」くらいの点となって主人公の中に静かに存在する。

この小説中の作品に関して言えば「かえるくん、東京を救う」に限ったことではない。

宗教二世を描いた表題作神の子どもたちはみな踊る」にせよ、バンコクホテル神戸に住む男の存在を思う研究者女性にせよ、海辺焚き火にあたる男女にせよ、自身の中には消して割り切ることのできないもの存在し、それですら目を背けることはできない自分自身なのだ

その点でいえば、主人公すずめを育て上げながらも苦悩を抱えたまま中年期を迎えた叔母や、キャラクターが極端に振れるダイジンのあの姿に、どうしても自分勾玉の形を照らし合わせたくなってしまう。

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映画自体の話に戻す。

我々が当たり前のように立っているこの足元、地面というのは確かなものではない。しかし一方でそれをある程度信頼した上で営んでいかなければならない生活がある。するとその表層上の信頼感によってその奥底にはら危険性をつい忘れてしまう。

東京都心の上空を巨大ミミズが覆い、今にも落ちて地震を起こそうとする。そこで一瞬ミミズ描写が消える。ミミズはすずめと草太にしか見えていないのだ。ずごごごご、と地震前兆のような地鳴りが響いてきそうな予感を、スクリーン越しに観ている我々は感じるが、作中の街ゆく人々はそれに気付かず日常生活を送っている。

そこの描写が本当に良かった。地震はいつもこうやって突然にしかやってこないんだ。そう思わされる。知ってはいるがいつも忘れている。今日この映画館に足を運んだ俺だってそうだった。そう思い知らされる。

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少し自分語りをする。ここは読み飛ばされても差し支えない。

東日本大震災の発災当時、自分東北地方からは離れた実家の部屋で揺れを感じていた。

2回目の大学4年生だったと思う。その年度も卒業の見通しは立たず、試しにやってみた就職活動も上手くいかず(リーマンショック直後の年だ)、大学にも足が向かず、鬱々とした日を過ごしていた。

インターネットに張り付いて、東北地方や東京情報をひたすら追っていた。津波が町の何もかもを薙ぎ払っていく様子が全国に衝撃を与え、日が暮れるに差し掛かり日本全体が絶望に飲まれていくような空気を感じたように記憶している。

当時地元から離れた東京で働いている友人が数名いた。幸いにも彼らに大きな怪我はなく、交通機関による帰宅が困難となり、渋谷から半日かけて家まで歩いた、などという話を聞いた。

日本は強かった。余裕がない中でもそれぞれが自助共助に取り組み、生きながらえようとしていた。各大手企業にしても、サントリー被災地飲料水を発送し、ソフトバンク公衆 Wi-Fi無償開放した。当時流行っていた Ustream では日本若者NHK による被災状況の中継をカメラ撮影して流し、その行為の是非について当時の NHK Twitter 担当者自身責任判断でそれを認め、情報共有を助けた。Evernote有償の容量無制限サービス日本人に向け一時無償提供を行った。

今ではウクライナ戦争真っ只中のロシアプーチン大統領の「ありったけの物資を今すぐ日本に送れ」の大号令のもとに支援を行い、アメリカ軍作戦名 Operation TOMODACHI を実行し日本に対し援助活動を行った。

しかった。社会の一員として何かを為せている人たちが立派に見えて仕方なかったし、事実立派であった。大混乱で帰宅避難がやっとという友人たちでさえ、懸命に行動している姿が眩しく、自分が情けなくなった。俺は何をやっているんだ、と。

あれが人生の転機になった。転んでばかりの青年期、気持ちも前を向かず、ただただわがままばかりでいつも誰かのせいにしてばかりだった生活と、ようやく決別することができた。まずは目の前の事を片付けて四の五の言わずに働けと、アレがしたいコレはしたくないではなくどんなに小さく些細でも社会の中の一コマとして人のために出来ることをせよ、と自分に言い聞かせた。

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東日本大震災から11年。

働き始め、転居をし、新しい人間関係を築き、仕事もも若さでは乗り切れない年になりつつもやり甲斐を感じながら生活をしている。

10年間生きていると色々なことがある。見聞きしたもの体験した記憶は、古いものから後ろに流され色褪せていく。

あの頃自分が感じた、鮮明ではなくなった様々を、しかし、劇場唐突に思い出させられた。「お前はあの時どうだった、今はどうだ」と。

そこに前述の草太のセリフだ。2011年東北地方に向けて自分が抱いた思い。それが忘れられ軽くなっていたところに、この映画は重さを再度伝える石となって自分にのし掛かったのだった。

あの時あの日本社会全体の空気感を体験した人が、今観るのに本当に良い映画だった。難解すぎず、わかりやすく、無駄がない。

新海誠の新作となれば中高生大勢観るのだろう。ただ時間が経つのも早いもので、今の高校生でも発災当時は5,6歳だ。そういった世代災害の恐怖を知る目的ならば「東京マグニチュード8.0」辺りを見ればよい。良い作品だ。

もしあなたが「君の名は。」や「天気の子」のような純度の高い恋愛ファンタジーを、あるいは「秒速5センチメートル」のようないじらしい恋愛アニメを期待するならば、この映画は応じない。

この映画はあの時を生き、その後を生きてきた人へ向けた作品だ。そしてそういう人たちとこんな風に、観た後の感想を共有したい。

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これで最後だ。

東北地方に差し掛かったところで、ドライバーの「綺麗なところだ」というセリフに対し被災であるすずめは「綺麗?ここが?」と無感情な様子で返す。

遠くで震災を感じていただけの自分のような人間と、実際に被害に見舞われ大切な人や物、土地を失った人との間には、やはり件に対する感じ方にはどうしようもなく深い断絶があると思う。

やり切れない想いに対しては哀悼の意を持たざるを得ない。その上で、外野から眺めていただけの立場に立ったこ文章不快に感じる部分があれば、そのような人がいれば、謝罪したい。しかしながら今のところこれが、11年経った今、この映画を観て自分の感じた率直なところだ。

またしばらく経ったら観に行ってみようと思う。

2022-11-16

anond:20221116145233

親が土地持ってるとかコネ入社ボンボンから金の大切さが分からないとかそんな所かな

anond:20221116141809

ドラキュラが出る土地の土をぜんぶ削って海と接続して水没させたらどうなるのっと

悲報はてブ、実は田舎差別地域差別がひどい

amunku 草津市県内ワースト犯罪件数だったとこでしょ。犯罪どころか揉め事も多いのかって思っちゃう

ndns 事の真偽は関係なく、極めて愚かな住民投票とその結果だからその街全体が嫌われるという当然の末路。地方とか田舎とかは関係ない。

mopo123 セクハラ温泉か。旅館風呂盗撮カメラ仕掛けたのもここだっけか?追記:細かな事情分からんのは町民だって同じでしょ?その状態リコールかけたんだから、町民の民度はそんなもんだよ

aki_minori 異物を排除する田舎論理が悪い方向に出ちゃった感じ。ただ、断片的な情報だけでも、この町議の言ってることを丸のみはできないと思う。

hisa_ino たかが一町議リコールまでして「今すぐ」辞めさせたい、というのが異常で引くわ。住民意思なら次の選挙いくらでも示せるんだし。要は町長報復なわけでしょ。それに乗っかる町民もなあ…。

sisopt “個人自由意志を舐め過ぎ”とかいブコメ村社会同調圧力を舐めすぎ。

zambia とりあえず消滅可能性都市から消滅都市へようこそ。それが町議の狙いでしょ?

T-3don 草津イメージ回復的には、大差で否決してようやくイーブン、くらいの状況だった思うが。ブランド価値を守るチャンスを住民自ら踏み潰した、と見なさざるを得ない。今後選択肢からは外れるなぁ。 news

dd369 グン○ーとは言いたくないけど言ってしまう。香港のように人権通用しなくなった未開の地を女性は捨てた方がいい。 社会local

questiontime 個人的にはこれで草津温泉に行くことはなくなったけれど、この結果を見て草津を優先するのもいるんだろう。客がそんなのばかりになったら女性もっと住みづらくなる。悪循環

satromi 草津みたいな人が来る観光地でさえこれか。田舎は恐ろしい。

zyzy これは流石にちょっともう草津のものを異常視せざるを得ないし「おかしいっていうなんてさべつぅなにかあるはずぅ」っていう権利は、こういう迫害をしない人だけが持っているからね。裁判回避やった時点でアウト 考え方

cotbormi 住民クズから逃げな。そんなクソ田舎捨てな。 これはひどい

kohgethu 田舎なんてどこもかしこ案件か。クソが。/そんな「男性けが楽しめればいい」という考え方でやってると、本当に温泉街が寂れるぞ。

ustam 草津タウンこの…。旅行先、移住から草津町は永遠に除外だな。町ごと地図から消えてなくなればいいのに。セクハラの有無はわからんし、実際虚偽の可能性もあるけど、裁判の結審を待たずにこのようなやり方は異常。

korilog 9割賛成はすげーな。性被害を訴えると町の9割が敵になる。やっぱり田舎は怖い。

wwakainkyo 町議会がおかしいだけと思ったら、草津町そのものおかしいのか。草津温泉に行こうという気が失せるな。(中途半端田舎だとよくある、地元有力者が根回ししたら決まる構図)

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASND66WZ6ND3UHNB00J.html



hammam 恥を知りなさい草津町民

shun_libra 議会はその自治体民度を表すからなあ。こういうクソ動議が起きるような町じゃ、町民の男尊女卑志向も相当ヤバそう。

emt0 温泉に罪はないし、ここ最近の復活は素晴らしいが、これじゃお金落としに行く気が失せるわ。仕方ないが所詮群馬の山奥のムラ社会

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASMD261GBMD2UHNB00M.html



RCHeLEyl だよなぁ。これが通るなら草津性犯罪被害に遭っても、加害者が「嘘だ!でたらめだ!」って言い張ってセカンドレイプを起こされ、社会的に排斥されかねない。

mkotatsu 事実はどうなんだかよく分からない問題だけど、ポスターやビラを見るだけでは、はてなの大好きそうな「田舎の嫌な所」のかたまりっぽい。その割に擁護コメがあるから余計に草津にはちょっと近寄らんとこ感

hevelo 野蛮なクソ田舎滅びてどうぞ

takeshiketa きつ…クソ田舎のクソ田舎化が深刻だ

vkara やばい土地草津。みんな逃げて。

duedio 地方はもう政治機能してないのかもしれない。

zyzy 草津ヤバい以外の感想が出ないのよなぁ。もう女性たちは全員逃げだせるようにしておいた方がよさそうなレベルで。 考え方

tokage3 観光地でこれやるんだから田舎常識すげー。

gomaberry 「小さな町だからリコールされた女性の人柄をみんな知ってるはずだから当然」という不自然コメントがヤフコメに大量についていた。地元紙に同様の文面のチラシが折込されたそうだ。組織的犯行。あの群馬だもん。 ドリル優子慰安所中曽根中の人一太カルト下村

siiko どっちの主張が正しいかも分からないのにリコールを主導する町、賛成に丸付けちゃう住民

fukuroiri まさに衆愚。あまりにも下品で醜い。

watapoco 行政住民気持ち悪すぎて絶対行かない場所になった。ちなみに気持ち悪さは性被害告発されたことではなくその後の対応

papercup140 田舎議会は恐ろしい…。草津町民を責める気にはあまりならない。

mopo123 草津町民というセカンドレイプ民。覚えておこう。

napsucks 田舎に対する偏見が裏打ちを得て強化されていく。。。

domimimisoso 草津真相がどうあれ、「田舎女性議員町長密室セクハラやられても解任運動が恐くて声を上げられない」というメッセージを全国に放ったのは間違いない。

out5963 怖い。これが日本民度です。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/hbol.jp/233731



uunfo 草津温泉に入ったら何されるか分かったもんじゃないな

kyasarin123 さすが温泉街(ピンクコンパニオンとか)ですね。爺ィ連中の民度低すぎ!!

sykuma 東京区議会でこんな事やったら秒で蒸発するレベル炎上になるのにな。結局、地方年寄りが堅持している昭和文化心中していくしかないんだろうな。

daigo0117 田舎は外から入ってくる価値観に排他的だし、老人は新しい価値観を拒絶する。改革は難しいだろうな。。

at_yasu あっはっは、すごい典型的田舎

ryun_ryun 田舎人間性格いからね。地方擁護派の俺としてもその点は擁護できない。

yP0hKHY1zj 温泉盗撮されてそう

yuzuk45 大都市以外ではこれがこの国の意識スタンダードだろう 女性地方政治

yuzumikan15 傍聴席にいたセクハラ男性たちって住民なんだよね?温泉好きでいろいろ行くけど草津温泉には絶対に行かない。

nenesan0102 ブコメにもあるけど、こんな場所なら女性たちが逃げ出して当然だと思う。

m_h そりゃ田舎(地方)から若い女が減るわってかんじですね!

kaz_the_scum 日本田舎っぽさを色濃く感じる。私にとって鹿児島志布志はあの事件土地というイメージしかないんだけど、温泉に行かない私にとって草津はこの事件温泉から上書きされたわ。

iasna 田舎クソ恐ろしいな

xevra 典型的日本田舎恐ろしい恐ろしい

ipinkcat 田舎ってダメなところを煮詰めたようなクソみたいなオヤジしかいないけど、草津町はクソの中のクソだな…。

Rinta いかにも田舎のえらい人たちと言う感じ。自民党はそーゆー人達総本山だなと思う。

napsucks 面白いメタ構造田舎に対する偏見が強化されるな。

skgctom 都会にこういう老害がいてもいずれは若者たちの声が高まり死に絶えるからいいが、地方だと老害価値観に迎合した準老害けが残って出世していき、そうでない有能な若者地元を出て行くからな…

punkgame 田舎大事なのは人間性や手腕よりも、家柄や権力。そしてそれを煽てておこぼれをもらう奴ら。この手の爺さんたちは非常に邪魔で早々に消えて頂きたいのだが、こいつらの子孫は若いくせにこれを引き継いでいるので、 30年経っても田舎東京レベルになるのはまだ無理だと思う。

monbobori 最悪。セクハラの街。 セクハラ地方

zakochan 胸糞。草津は前から民度の印象が最悪

xorzx こんな地方は滅ぶべき。少子高齢化20年後には半数の自治体が消える。

tokatongtong 草津っていうのはそういう場所だったのか。絶対行かねえ。

zyzy 草津から来たという男性がいたら警戒して距離をとり、警察に連絡する準備をしなければいけなくなるレベルに酷い。 考え方

kingate いや。これが普通田舎だよ。よく知ってるよ。警察グルになってることがほとんどだからね。警察ったって署長以外は基本地元の持ち上がりなんだし。糺す方法なんて強制移民以外無いよ。マジで

gomaberry 草津女性が行ってはいけない危険な町だな。県知事あの人だっけホラ、安倍晋三ツィッター中の人だった例の…

takashi1982 草津に行くたびにこんな下品議員町長がいても温泉は素敵ですね嫌味を言い続けていきたいと思った。他界した曽祖母の町も同じで、田舎のそんなところが本当に嫌だと思っているので住めないよなぁ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/dd949f8ef142ba996f362f990583c350a037de09



Unimmo セカンドレイプの町だとまでは言わないが、きわめて程度の低い町として、心から蔑んではいる。 田舎

Gim 筆者の意見に反対だ。裁判係争なのだからリコール自体判決後にするのが、日本人の常識であり、草津温泉街のドン非常識咎められない事が、正にセカンドレイプの町の称号に相応しいと言えよう。

RCHeLEyl 白カビ饅頭案件。1人しかいない女性議員の訴えを否定する文章を街中に張り出し、更に公の場で糾弾している。そういう風土のところだと、性犯罪被害を訴えてもセカンドレイプ食らって加害者勝ち。近づかない一択

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gendai.media/articles/-/78575



hatarakutoshika 未開の地グンマーではこれが日常

pptp ザ•田舎って感じ。

nyama02 魔女狩りの話?群馬って中世だったんだ、ショック

discodisco 田舎狂気垣間見

taguch1 草津の人の知性は地に落ちたけど。まぁ裁判でやれ。税金でアホなことすんな。

xevra 何のエビデンスも付けずに一方的中傷になっているのが怖い。「何のどういう行為問題で、証拠はこれ」ってなってないと判断できないはずだが。田舎は恐ろしいわ

kyasarin123 草津よいとこ一度はおいで〜!行かねーよ!わー田舎住みたくねー

awkad 田舎バカにするなというが田舎じゃないとなかなかこれは成立しないからな。ここまでいかなくてもこういう空気田舎にはある。だからそれが嫌な人間は都会へ行く。そうじゃない人が残りこういう空気が強くなる悪循環

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/sleeptreewinter/status/1335232610331631617



domimimisoso これから全国の田舎町長女性議員セクハラやり放題です!っていうメッセージだね、こりゃ

napsucks 山形マットに並んで語り継がれそう・・・

giveus すげえ 群馬やばいところだ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/this.kiji.is/708288354939338752

2022-11-15

anond:20221115235404

ウクライナ人土地からに決まってるだろう?

何言ってるんだこいつwwwwwwwwww

anond:20221115235338

しろウクライナ独立領土の話に民族を持ち出すことの方がロシアプロパガンダじゃないの

民族文化言語的な話をするならウクライナロシア語を話すロシア寄り文化の住人がまとまった数いるのは事実なんだし

民族の話をする方がロシアには都合がいいはず

そもそもロシアの掲げてる大義名分が「ロシア系住民の保護」だろ?

ロシアドンバス武力制圧するのがNGなのは「そこがウクライナ民族土地から」じゃねーっつの

ドンバスの住人が「ウクライナ民族」なのか「ロシア民族」なのかなんてぜ~んぜん重要じゃない

anond:20221115225015

朝鮮半島未来永劫統一されないというのはお前の妄想で何の根拠もありませんし、

ドイツ民族に顕著なように一度国境線を引かれた国が未来永劫分裂したままになるということはないし、

なんならウクライナ自体スラヴの中でもポーランドになったりリトアニアになったりロシアになったりウクライナになったり

「その時々の政治的事情民族や国の離合集散を繰り返している」土地なのでアフリカの例は全く適切ではありません

anond:20221115053650

いやそもそもなんでロシア軍事行動しかけてんの?

ロシアだいすきウクライナ国民ウクライナ自国から虐待されてつらいからそれをゆるさんなかよしをたすけるぞとウクライナ砲撃したわけじゃん?

その事実選択肢はおっけーなの?

それウクライナを掌握してなかよしさんたちの住みやす土地を略奪して確保してあげることがよかった?

そのなかよしさんたちの亡命を受け入れたらよかっただけじゃないの?

そのロシアだいすきウクライナ人は自分土地は手放したくないけど自国民に虐待されてるとロシア砲撃をやむなしでと助けを求めたの?

それってどうゆう状況だってばよ

anond:20221115053650

ヤクザ自分家の土地暴力で乗っ取らようとして「はい立ち退きます」と言える?オマエ絶対警察に駆け込むだろ?」

その例えに当てはめるなら

ウクライナは一旦一部を併合させて

NATO加盟してから反撃するってのが良いってことじゃない?

実家より歴史の浅い家に嫁ぎたくない

タイトルに語弊はあるかもしれないが、読んでくれたあなた最後まで私の話を聞いてほしい。

3年付き合った彼氏と別れた。お互い将来的なことを考えて就職先も決めたのに。別れた理由は色々あるのだが(浮気ではない)、1年前のクリスマスイブに交わした会話がずっと気になっていた。


「俺、家継がないといけないんだよね〜」


は?何言ってんだこいつ、と言わなかっただけ偉い。しかしあまりイラついて思わず言ってしまった。

あなたのお家って何代続いているの?」

元カレワイングラスを噛みながら(この癖も嫌いだった)答えた。

「え……分からないけど……」

「何をしている家なの?」

「え…………分からないけど…………」

私の性格が悪いのは分かっている。でもどうしても気に食わなかったのだ。だって前々から我が家には私しか跡継ぎがいない」と言っていたからだ。


我が家は大した家ではない。本当に。

田舎侍だった祖先は、ある戦国大名に仕え苗字と刀をもらった。江戸時代はある藩の下級武士として仕え、一族の女が姫様の老女だったというのが一番の出世頭だったくらい。明治維新以降はギリギリ落ちぶれない程度の士族で、教師軍人となる者がいた。だが結局は、現当主(祖父)も次期当主(父)もサラリーマンという普通の家ではある、が一応は400年続いた武士家系である家系図もある。刀は戦闘機になったのでもうない。

大した家ではないが、それでも400年も先祖が続かせてくれた家をなくしたくないという思いが我が家にはあった(一応士族だしというプライドもある)。しかし跡取りは私(女)しかいないので、当然婿を取るしかない。苗字もそれなりに珍しいので変えたくない。夫になる人に私の苗字に変えてもらおうと思っていた。


なのに、どうして。

元カレとは前々から将来的なことを話し合っていたし、私はきょうだいもいとこもいないから確実に跡取りだと伝えていた。

元カレ長男で、元カレ父親長男であることは知っていたが、元カレにはきょうだいが2人もいたし、いとこもたくさんいた。だから別にこいつが跡を継ぐ必要はない。



後日ランチをしているときに、元カレが言った。

「そういえばおばあちゃんの家(父親実家)で聞いてきたんだけど、いま5代目だって。なんかよく分からないけど土地はあるらしい」

5代ってと鼻で笑いそうになった。我が家は18代である。山林や田畑はないが、一応城下町土地はある。

その後も詳しく聞いたが少なくとも武士ではなさそうだった(農家?庄屋?と聞いても分からないしか言わなかったが、5代だから少なくとも士族ではない)。だいたいそのおばあちゃんの家は城下ではない。まあだから普通農家か良くて庄屋なんじゃないかな。

なぜ私(18代続いた元士族家系、跡取りは一人)が、こいつ(5代しか続いていない大した家でもなく、跡取りがたくさんいる)に譲らなければならないのか。

なぜ女が嫁ぐのが当たり前だと思っているのか。

心底ムカついた。

その後も色々あってこいつとは別れた。



この一件ではっきりした。

実家より歴史の浅い家に嫁ぎたくない。

もちろん例外はある。例えば相手商売をしていたり寺だったりして政治家だったり(!)して、跡を継ぐ必要があるケース。さすがに相手に譲る。

あとは相手も跡取りがいないケース。これは時と場合によるが、相手の方が格が上とかそういうときにはもちろん譲れる。同等(=下級武士)だったら考えるかも。


とにかく、武士でもなくて、歴史が浅くて、サラリーマン家庭で、跡取りもたくさんいる家に嫁ぎたくない。もちろんお前みたいなやつとは結婚しないという意味ではない、私の苗字になっていただく。

そう、結婚相手になる人は農民は嫌だ、平民は嫌だ、部落出身は嫌だとかいうわけではない。私の母だって農家出身だ。なんだっていいが、とにかく私の苗字になってほしい。

プロポーズの時に「僕の苗字になってください」とか言われたらぶん殴る自信しかない。

から言ってんだろ?跡継ぎは私しかいないってって。


男は女が苗字を変えて当たり前だと思っているのか?

男は女に嫁に来てもらうのが当たり前だと思っているのか?


とにかく、私は実家より歴史の浅い家に嫁ぎたくない。婿に来ていただく。

地方に行ったら「◯◯は美人いね」と

その土地を褒めるけど、内心はやっぱ東京とか都会のほうが女のレベルは高いと思ってる。

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