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2020-07-30

ゼノマスは「永遠の時を生きるアイドルにしがみつく中年の悲哀」がテーマからアイマス15周年にとっては猛毒なのよね

最初期に持て余した暇でマスを支えた大学生達も今はもう35歳、持て余した金で養分になった独身アラサーアラフォーはそこから干支一回り歳を重ねて立派な中高年。

そんな人らにゼノマスなんて突きつけちゃだめですよ。

あのアニメどういうオチか知ってます

「止まった時間の中で同じ相手に30年恋をし続けてた人が、それは勝手エゴに過ぎないって切り捨てられて死ぬ」んですよ?

そんなのを50歳独身で15年間アイマスの追っかけし続けたことだけがもはや人生の誇りみたいになってる人にいまさらぶつけたら、ヤバイですよ!

から封印するしか無いの。

アイマスは長く続きすぎた。

キャラクター時間ほとんど止まったままなのに、リアル時間は流れすぎたの。

そしてシリーズ世界観雰囲気も若干だけど変化してきて、昔からいたファンの中には食い違いを感じる人も大勢出てきてる。

そんな状況でゼノマスをもう一度ぶつけて、勝手な思いでずっと同じ時間の中を生きようとしてんじゃね―よずっと変わらないでいたいと言われてもいい迷惑なんじゃない!したら発狂しかねんでしょ。

から封印するの。

いい。

ゼノマスは封印

テーマ危険過ぎる。

俺みたいなやつに好感?持ってくれとる女子がいて周りも「〇〇はお前に会いに来たんやで、もっと喋ったれよ」とかやたらプッシュされる

ちょっと変わってる子やけど、もう俺もアラサーやしガチった方がいいんかな?

anond:20200730185657

アラサーなのは女性陣じゃね

元増田が40だろうと50だろうと、

何も言い返さない丁度いい非モテ男ということで

暇つぶしというか団結力の涵養に使われてるだけだよな

もうパパ辞めよう。本当に限界

綺麗に生きたい。

自分で稼いだ金を嫁子供に消費されたくない。

悔しい。すごく悔しい。限界

僕は誰にも寄生されない人間になる。

もうアラサーで遅いかもしれないけど、離婚する。

こんな思い二度としたくない。舐められたくない。

ばばあに雑に扱われるなんてもう二度とごめんだわ。

2020-07-29

ビアンになって婦人健診が平気になった話

そういえば、自分レズビアン寄りのバイだと気づくまでは、むしろ自分のことをバキバキノンケだと思っていた。

なぜなら、女性健診の相手女医さんだとものすごく苦痛だったから。性器乳房女医一方的に触れられるのが屈辱的に感じていた。男性医師に対して、この感情を感じたことはない。その時は、自分が度を越えたノンケから女性性的な部分を触れられるのが嫌なのだと思っていた。

3年前に、とある趣味社会人サークルに入って知り合った6つ下の女の子と親しくなった。

わたしは、基本的理屈っぽくて尊大にふるまう癖にウジウジしていて辛気臭い人間という自己評価なのだが、年下から姉御肌と評され男女問わずよく親しくしてもらう。

そんな中で知り合った彼女は、わりにサバサバしていて、小柄で、童顔で、かわいらしい女の子だった。

サークルに顔を出した時の彼女は、部屋を見回してわたしを見つけた瞬間ぱあっと笑顔になって駆け寄ってきた。

飲み会ではよく「増田さーんここあいてますよー!」といって隣に誘ってくれた。

最初、「なついてくれてる」のではなく、単純に先輩後輩的な仲だから媚びたりおべっか並べたりおだてられたりしているだけだと思っていた。

しかし、ある時に飲み回の二次会で行ったバーボックス席に2人きりになったときに、メチャクチャ酔っぱらった彼女から恋愛感情で好きだということを告げられた。

ちょっとびっくりした後、「うれしい」と感じている自分さらにびっくりしたのを覚えている。そして、そんな気持ち泥酔して噴出するまで抱えこんでいた彼女がめちゃくちゃに意地らしく見え、愛しく感じて、断る気は起きなかった。

そうして交際関係となり、彼女サークル活動のない時にも会うようになったのだった。

そうは言っても、実はわたしは当時アラサーで、彼女大学生だった。

いくら女同士だとしてもどうにも犯罪くさい。

それに、わたし自身どこかで親戚の幼子のおままごとに付き合うような気持でいたことは否めない。

彼女男性経験がないということは付き合う前から聞いていた。女性を好きになったのはわたしが初めてだとも。

そういうわけで、彼女好意を疑うわけではないが、どの程度真に受けるべきか判断に迷っていたのだ。

大学生のうちだとまだ恋に恋していたり、憧れを恋愛とはき違えたりするものなんじゃないの?

そのうちやっぱり「男が好き」とか言い始めてもおかしくない。とはマジでずっと思っていた。

だいたい、元から友人関係だったのもあってか、交際関係となってからも2人の付き合い方はこれまでと変化なかった。また、何か変化を起こすべきは彼女のほうだと、大人げないが思っていた。この関係性は彼女好意ありきだった。彼女好意の形に応じて、わたしもしてやれることや差し出せるものがあれば、できる限り応えたいと思っているのみだった。

この時ほど、「男と女なら簡単なのに」と思ったことはない。

余談だが、当時私は8年ほど交際していた男性と別れて1~2年くらいだった。別れて数か月はいわゆる婚活恋活的なことに精を出していたのだが、やはりわたし性格そういうことに向いていないと自覚させられただけだった。このままいくと一生結婚できないかもしれないと思った。いや、それはそれで良いのだが、「わたしは一生誰ともパートナー関係になれないかもしれない」ということに関しては、やや悲観していた。猫でも飼おうかしら、と本気で思っていた。そんな時だったから、彼女との関係性がどう運ぶかに関しては、純粋好奇心をもって臨んでいた。

閑話休題

わたし理学部科学科を修めていた人間で、自分で言うのもなんだがステレオタイプそのままのあまり女らしくないタイプの女だ。学生時代の友人付合いと言えば、一人暮らしの奴のアパート麻雀しながらいいちこタバコなめるばかりだった。

彼女外国語学部英語学科わたしが見てる限り、いつも何が可愛いわからん流行りの服を着て、いつもメイクばっちり。イケている。そして、普段友人と何してすごしてるのかなぞ、知りたくもない。

いつも彼女からデートの誘いを受けていて申し訳ないなとは思っていたのだが、わたしはどこに誘っていいのかわからなかった。それに、わたし流行とかお洒落に全く興味がないタチなので、やはりどうしても若くてイケてる彼女の隣に立って休日モール街を歩くことには気後れを感じていた。

そんなある日、彼女から水族館に誘われた。これまでデートといいつつ友人ともやるような近場ウロつきしかしてなかった中、水族館とはめちゃくちゃデートっぽい。と少しテンションが上がった。そもそも水族館は好きだ。

そして当日。待ち合わせた駅に姿を現した彼女はいつもと違っていた。

普段だったら絶対着ないだろう薄紫地にエーデルワイス柄の女の子らしいワンピース。その上にレースっぽいカーディガン羽織って、足元は華奢なサンダルだった。

めちゃくちゃかわいかった。コッテコテデートコーデだということはさすがのわたしも気づいた。

「いつも増田さんわたしの服イジってくるから今日はわかりやすく可愛くしてきましたw」

そう言って笑う彼女を見て、世の男は彼女からこんな接待を受けているのか羨ましいなぁと見当違いなことを思った。

水族館へは新幹線で向かった。一緒に電車に乗るのも初めてで、隣の座席に座る彼女ワンピースからのぞく白い膝がとてもきれいで感動した。

彼女普段ほとんど足を出さないなということにその時気づいた。

水族館では目玉展示物の餌やりが行われていた。わたしはこれが大好きで、ここに来るたびに動画撮影していたのだが、この日ばかりは彼女写真を撮ってばかりだった。

「いつもそういう格好すればいいじゃない」と言ったら「本当はこういう格好は好きじゃない、デートから着ただけ」と言われて身勝手ながら非常に残念な気持ちになると同時に、即ちわたしのために好きでも無い格好をしてくれたと言っても過言ではないのだなと思い至った。

暗い館内でサンゴ礁を眺める彼女の細い方がレースカーディガンに透けていた。

揺れるワンピースの裾がこんなに魅力的なものだとこの時初めて知った。

水槽アクリルに這わせていた彼女の手を指先でつんつんすると、彼女不思議そうな目でわたしの手を見ていたので、手のひらを上にして差し出すと、彼女はいつもみたいにぱあっと笑顔になって握ってくれた。そこからは手をつないで見て回った。今まで、恋人と手をつなぐことをこんなに幸せに思ったことはなかった。

周りから見て、わたしたちは恋人同士に見えるだろうか。それとも、ただの仲良し女二人組にしか見えないだろうか。恋人に見えていたらいいなと思った。

そうだ、この可愛い生き物は、わたし恋人なんだ。と思った瞬間、頭に血が上ったみたいな感じを受けた。つまり、その細い肩を馴れ馴れしく抱く権利も、何ならスカートの裾の内側に手を伸ばす権利も、わたしはすでに持っているのだと、気づいたから。

この時からわたし彼女関係はおままごとではなくなった。

来月で交際し始めてから満3年となる。わたしは30になり、彼女就職2年目を迎え、そろそろ一緒に住もうかどうしようかという話をしている。

そんな中で気づいたのだが、わたしゴリゴリのボイタチだった。

そして、いくら可愛い彼女相手でも、リバられそうになると一気にテンションが下がってしまう。

この萎え方覚えがあるな~と思ったら、婦人健診で感じる不快感がこれと同系統なのだった。

まりわたしは「バキバキノンケから婦人健診で女医に診察されるとつらい」のではなく、「ゴリゴリのタチだから婦人健診で女医の前で俎上マグロを演じねばならぬのが不服」が正しいのだった。

不快の正体に気づいてからは、以前ほど婦人健診に対して恐怖心を抱かずに済んでいる。

ITエンジニアにはなれません!!!

何か耳障りの良い話ばっかバズるから勘違いされそうだわ

エンジニアになれました^^

あなたエンジニアになりましょう^^

そんな情報溢れすぎ

騙されるなよ

エンジニアにはなれません

転職もできません

ごく一部の例外を除いてなれません

 

具体的になれる確率を考えると、2%〜6%だと思う

いろんな噂から判断して

これは行動起こした人の中でね

なろうかな〜〜って思ってる人入れたらもっと下がる

 

現役の人に聞くと「俺の周りでも他業界から来た人たくさんいるよ」って言うと思う

それ例外の人たち

あとはちょうどいい時期に入り込めた人たち

もう遅いか

勘違いするな

 

エンジニアになるのにまず才能の壁がある

これで半分以上振るいに落とされる

そこらへんの大学情報科でもふるい落とされてるから笑えるよ

 

そっから学校参考書先生選びの壁がある

これはガチャ、運次第

根性ある人は例えばゴミ参考書出会っても5冊でも10冊でもわかるまでやるんだけど普通諦めるでしょ

学生なら時間あるから良いんだけど、働きながらだと心折れるじゃん?

才能がないのか、参考書学校がクソなのか判断がつかない

運と、暗中模索を続けるタフネス必要、もしくは単純にそれが好きならいける(やってて楽しい人ならたぶん50%以上で成れるよ)

もしくは奇跡的に良い先生オンラインでも可)を見つけられたらいいけど、エンジニアなんて教えるの下手だし自分がなぜ成長できたか理解してないからそれもガチャ

 

奇跡的にそこまで到達できたとして、最初仕事を見つける壁がある

この壁がエグい

当たり前だけど新人仕事なんて任せるわけないし雇うわけもない

何かの気まぐれか、ボロ雑巾のように使う気か、打算や下心か、ポテンシャルを感じてかでようやく仕事させてくれる

王道ルート経歴詐称して潜り込むルートね、これが一番多いと思う

そういう壁

当たり前だけど片手間で潜り込めるわけないから、前の仕事は捨てる必要がある

給料は激減することでしょう

 

潜り込めたとして、きちんと成長できるだけのまともな仕事が約2年安定供給されなきゃいけない

供給されない間は成長できない仕事時間を取られるから、停滞する

運良くちょいちょい良い仕事供給されて3年〜5年

運悪いと10年くらいやってから「この10年なんだったんだ」ってなる

そういうアラサーエンジニア愚痴ブログ定期的にあがるじゃん?

 

そこまでで行ってようやく「そこらへんにるエンジニア」で、年収は300万円台

もちろんそこから数年頑張れば400万円台にはなると思うけど

30歳から転向して上手く行ってそこまで行った時にはアラフォーからよく考えて

 

そもそも数年前までクソみたいなブラックって言われてた業界だぞ

ワンチャン賭けるにしては夢のない職だ

2020-07-28

一回のセックスにどれくらい時間をかけるものなのか

夫とするセックスの所要時間が長い気がする。

自分アラサーで、夫はアラフォーだ。

自分は夫の前に二人付き合った人がいて、その一人とはセックスしたことがある。その人(20代前半)とのセックスは色々込みで5〜10分くらいだった。


夫とのセックスの所要時間は2〜3時間近くかかる。終わった後はマラソンをしたかのように疲れていて喉がカラカラで、水浴びの後みたいに汗まみれになっている。次の日には大抵筋肉痛になっている。夫は体が大きく、しかおかまいなしにのしかかってきたり押さえつけてくるせいもあると思う。

長いな…もっと短くていいな…と思っていたが、

しかしたまに夫が少し疲れていて1時間半とかのセックスをすると何だか少し物足りない気がする。すっかり長いセックスに慣れてしまったようだ。

これからお互いに歳をとっていって、だんだん短くなっていくのだろうか。

皆さんはどのくらいの時間をかけてセックスしますか?

仕事営業やりたくない人の話。

営業職というぜったいやりたくないと思っていた職に就いての感想は「まじでしんどい」ということである

転職活動をしていざ入社したら営業しか新規開拓というとんでもな部署に配属されてしまった。

本当につらい。電話かけて断られて。アポ取ってうまく話せず。何が楽しいんだこの職業

営業としてやるべきことを考えることはした。報告書作成営業先のマップ作成。再アプローチ。情収集自分が考えうる営業としての業務をこなしてきた。ただやっぱり数字に対してかなり苦手意識がある。粗利?純利?原価?はて。そういったのはわかる人がやってくれ。数字転がしは苦手意識があって覚える気になれない。

これが営業をやりたくない理由だ。

あ~~~~~~~~~しんど。

つらくても一年やれとか時間無駄しか感じない。やりたくないことだしそもそも望んでいない。望んで飛び込んだ職種なら一生懸命やろうとかこれでスキルを身に着けていこうとか考えるのだろうけどおあいにく様一度も望んでなどいない。

まれたってやりたくない。そんな職種だ。向いてない。

新卒で向いてる向いてないの話がでるのはまぁわかる。いやそれでもだいぶわからんけど。

社会人歴14年のアラサーですよ???そんな次元もう超えてません????向いてるって今更気づくか?14年技術職やってきて(ごめん、うそちょっとブランクある)

今更営業向いてた!営業楽しい!なんて普通思うか?

私は思わん。会社ばかなの?ちょっとパソコンスキル()があるからって普通営業に入れる?しか営業部発足1年。

先輩は私が入社する1か月前に1人入社。言ってしまえば私も先輩もぺーぺーだ。(先輩も営業経験はあるらしいが仕事ぶりからしてベテランというほどではない)

唯一の救いは営業ノルマを課されていないことだ。

経験者にノルマ課してたら即日で辞めてる。

今辞めてないのはこの実績もない新人みたいな仕事しかできなくても中途採用程度には給料保証されている。

コロナ仕事も受注できていないが給料は毎月振り込まれている。コロナで職を失ったり賃金が下げられたりしている人からすれば恵まれていること恵まれていること。

加えてほぼ残業無し。というか仕事がなくて一日アポ1件電話しただけで終わる日もある。

仕事が終わらなくてサビ残しているような人からずれば天国のような環境だろう。それでも私はこの仕事死ぬほどしんどい

因みに今これを書いている隣で先輩は居眠りをしている。私はWordでひたすら自分の思いのたけを打ち込んでいる。これで給料もらえるのだから楽といわれても仕方ない。甘えだといわれるのも想像がつく。

それでも辞めたいし私はこの仕事をもう二度とやりたくない。

感情の赴くままに書いたので読みづらさはあるがこれが営業やりたくない人間営業やった時の感情の記録として書き留める。

とりあえず設計だと言って採用して営業に配属させた会社ホンマクソ。

25歳 女 彼氏いない歴=年齢

 初恋すら経験しておらず、勿論処女だ。

 そしてこのことは私史上最大の秘密であり、母親すら知らないトップシークレットだ。普通親なら気付くはずだと思われるだろうが、何故か母はいもしない男の気配を私から嗅ぎ取っており、男受けしない娘だが最低限の経験はしていると今も信じ切っている。

 母ですらそう思い込んでいるのだから、友人や同僚ともなると私が魔法使い一歩手前の希少種だとは考えもしないのだろう。それどころか身に覚えのない彼氏話題を振られることさえある。その度適当な嘘をつき、ボロが出る前に別れたことにしてその場を乗り切る。時にはワンナイト相手を登場させたりもしている。今ではすっかり恋人と長続きしない自由気儘な人物像だ。処女のくせにな。

 周囲にそう思われている理由はなんとなく分かっている。単純に遊んでそうな容姿性格なのだ

 濃いメイク身体ラインを強調する強気な服、それからアクセサリーが大好きだ。爪はいつでも長く伸ばし濃い色のジェルネイルをしていないと落ち着かない。着けている指輪の数も多い。服飾にこだわることが当然とされている職場ということもあって、毎朝時間ギリギリまでその日着けるピアスを選んでいる。誰かのためではなく自分の気分を上げる武装のようなものだ。

 そんな見た目に加え、夜遊びも嫌いではない。

 居酒屋バーは勿論、JISのような異性と出会う為だけに存在する店に行くこともある。声をかけられれば会話をするし、とりあえず連絡先も交換する。大学時代に友人とふざけて始めたマッチングアプリで知り合った相手デートの真似事をしたこともある。

 ちなみに初めて男性と手を繋いだのもキスをしたのもその時だ。余りの虚しさに頭の悪い女の笑い話として友人達との飲み会酒の肴にした。実は初めてだったなんて口が裂けても言えない。これも墓まで持っていく。

 ここまで書けば分かると思うが、私は派手な見た目とそれなりに釣り合いの取れた非常に厄介な性格をしている。私自身が見た目にこだわる人間である以上、そこから得る印象の重大さは理解している。誰だって全く逆があり得ると分かってはいても、清楚な格好をした人間からは楚々とした印象を受けるし、派手な格好をした人間からは奔放な印象を受けるだろう。なので人から向けられる目に対して文句はない。

 正真正銘性に奔放な友人もいる中で、私は25になっても未だ男性とお付き合いをしたことがない。それどころかそろそろ26になる。アラサーと呼んで差し支えない年齢だ。

 自分のとっつき難い外見や不誠実な言動学生時代から現在まで異性が殆どいない環境生活していること。言い訳ならいくらでも用意できるが、最大の理由私自身がそれ程他人との関わりを強く求めて生きていないことだろう。

 基本的に私はプライドが高く、ありえない程に気が強い。性格も悪いが、そもそも根本人間性に難があるタイプ人間だ。親しい相手を除いた自分以外の人間に無条件でいつでも害意を抱いている普通ヤバいやつなので当然モテない。もしくは見た目だけがモテる。断っておくがこれは外見が性的対象として見られているだけなので人間として好まれているわけでは決してない。

 そんな中、学生時代からの友人がついに全員既婚者となった。高校大学など出会った時期は違うが全員同じ歳だ。それぞれ卒業後も定期的に連絡を取り、お互いの近況を報告し合っていた。そんな友人達が一人残らず結婚した。相手は私と知り合う以前から付き合っていた彼氏であったりよりを戻した元彼であったりと様々だが、とにかく全員が全員結婚したのだ。

 すでに数年前から母として育児に励んでいる友人もいるが、これから自分の周りには家人として家庭を守って生きる人間ばかりになっていく。何故か旦那さんのお義母さんとまで引き合わせてくれる彼女達とはこれから友達でいられると思っているし、こんな気難しい私を受け入れてくれる奇跡のような友人達幸せちゃんと喜ばしく思えている。

 だが同時にとうとう1人になってしまったと漠然とした虚無感を覚えている。やはり家庭を持つ人間自分1人を生かす為だけに活動している人間との間には価値観において決定的な隔たりがある。

 これから先、私は彼女達の気持ちに寄り添えない瞬間が多くあるのだと思う。旦那さんのことか義実家のことか子供のことかは分からないが、とにかく今まで雑な嘘で取り繕ってきた私では到底慰めきれない何かがきっとある自発的家族を作っていない私では今の時点でもう想像すらできない。

 彼女達の人生幸せだと思うし、私の人生も勿論幸せだ。

 でも赤の他人に大切な相手として想われる人生とは一体どんなものか、知りたくて堪らない瞬間がある。しかしその愛情を受ける為に言動に気を使い、相手を思い遣ることを考えるととてつもなく面倒に思える。つまり私は恋人が欲しいわけではなく、無条件で自分肯定してくれる生きた人形が欲しいだけなのだろう。人はどうか知らないが、私の場合他人に情を割くには体力がいる。

 恋人、あるいは結婚という誰かと共にある形の幸せを手にした人達には私にはないある種の才能がある。

 26歳を目前に自分処女であるという事実は人には言えない重荷になっているが、本当に人に知られたくないのは私が誰かに感情を向けられたことも向けたこともないという現実だ。

 全くの孤独であるか身近に同じような人がいれば気にならないのかもしれないが、残念ながら私はそうではないし、周りにもそうは思われていない。可哀想なくらいプライドが高い私は自分の見た目と現実との乖離をせっせと埋めるしかない。

 それに人が複数集まって会話する時、過去交際経験という経験値がないのは少々脆弱だ。決して色恋の話ばかりしているわけではないが、一度目の人生の転換期になる25歳で彼氏いない暦=年齢の女は少々浮いた存在だろう。当たり前に過去何人もの恋人がいた友人や同僚達にとっては尚更。何より過去経験はそのまま発言力と説得力に直結する。

 現在私には彼氏がいない。最近別れたのだ。そして今は作る予定もない。友人全員の結婚を期に、もういいかと思うようになった。話の流れによってはまた適当な嘘でその場を受け流すだろうが、これからリアルタイム話題必要になる程恋愛経験が会話の中心に上がることはないと思う。友人達はみんな過去の話よりこれからの話をする。きっと今までのような遊び方をすることもなくなるだろう。

 週が明ければ私は26歳になる。仕事だけで終えてしまった25歳の頭を整理したかった。色々考えたが結婚願望や恋愛願望以前の問題で、自己愛自己嫌悪が強過ぎる余り他人に情を向ける余裕がない私は恐らくこのまま歳を重ねていくのだと思う。きっと精神リスクのない無条件の愛情を求めて停滞したままだろう。

 まだ職場では小娘扱いして貰えているが、最近妙に結果を残さなければいけないと思えて気が逸っている。分かりやすきっかけはなかったが、私も友人達と同じように立派な大人になっている。歳取るって大変だわ。

2020-07-27

お嫁さんにしたい No. 1?ユーチューバー動画を見て思うこと

今気になっているYouTuberがいる。

Vlogを公開しているアラサー女性で、顔もわからないけど

生活ぶりを伺うに、良い所のお嬢さん風。

丁寧な暮らしぶりや上品仕草ホテルのようなインテリア

公開され始めてからそんなに経ってないのに、かなり大人気。


私が最初彼女を知ったのは、経営破綻で勤めていた会社

倒産したことを報告する動画だった。

同時期にお母様も亡くされて、ご両親が残してくれた

マンション?一人暮らしを始めることになったそうで

無職の期間は、節約生活を頑張ってた。

ただまあ、いちいちおしゃれなんだこれが。

料理も上手だし、盛り付けとかお皿のチョイスも

品の良さがすごい伝わってくる。

人気が出たのもすごい納得。

コメント欄も、ファンですとか、うちの息子の嫁に、とか

大絶賛。

モデルのようにスリムスタイルも良いので、

見えないお顔も美人に思える「完璧女性」。

ただ何となく、同性のひがみかなと思って

黙ってたんだけど、薄っすらにじみ出てきた違和感

かに露出はしてないけど、なんで毎日そんなぴったりした

トップス着てるの?

夏で暑いとは言え、袖もかなり短いよね。

胸元が見えないように、首が詰まった服を選ぶらしく

ファンからは慎み深く、上品!と絶賛されてたけど、

胸のラインは、はっきりくっきり見えます

しかもその胸元おかしくない?

すごく華奢でいらっしゃるのにグラマーなのは

下着でしっかり寄せ上げしてるんだろうけど、

しりほとんどなくてぺったりしてる。

でるとこ出る場合、お尻と胸をセットと思うんだけどな。

何か入ってる?

自分1人で生活しているはずなのに、カメラワーク

プロっぽい。

冷蔵庫の中から扉を開けるご自身のぴったりした

バストアップの画が毎回動画に挿入されているのは、

やっぱり意識されてます?

決定打になったのが最新の動画でのモーニングルーティーン

ミニの可愛らしい部屋着でベッドに横になる姿とか

明らかにカメラ意識してモデル立ちしながらの

歯磨き

手を腰に当てて飲む朝の水も、計算ずくのような感じがする。

そして極めつけが、姿見の前でのお着替え。

もちろんこちら側からは姿見に彼女の姿が写っていて、

ベッドに1枚ずつ部屋着が投げ込まれる。

もちろんその姿見には服がかけられているので

着替えている姿を見られないけど、膝から下は見えるので

あの短パンを脱ぐ姿はしっかり映ってました。

なんだろう、マリリン・モンロー映画にそんなシーン

ありそうじゃない?

コメント欄にも、朝の2時間でこんなに色々できないし、とか、

「ひがみかもしれないけど違和感を感じる」と言う声が

パラパラあって、同士に会った気になってしまった。

平たく言うと、男の理想をそのまま動画に仕上げた感じ。

清楚で上品な感じだけどエロい、と言う、何か

AVの設定になりそうな女性像。

顔が見えないのも、アダルトグラビアの顔に線が引いてある

写真ぽくて。

ある人がコメントしていたけど、まさに「お色気ムンムン」

と言う言葉の方がぴったりくる。

100歩譲って意図してないとしても、じとっとした

湿度高めの「女」の匂いが、上品仕草生活ぶりに

包んであるけど、じわじわにじみ出てくるような。

そこに違和感を人が感じるんだろうなぁ。

まあ、意図してないはずないけども。

そもそもねぇ、スタート地点が肉親との死別失業と言う

ダブルパンチの不幸で、まるで小公女セーラを見るような

気分で動画を見始めたけど、仕事が決まってから

動画の変貌ぶりがすごくて戸惑う。

とは言え、本当に上品な人、清楚な人って、

自分生活ぶりを不特定多数動画で発信したりしない。

ご両親もなくなってきっと寂しくて動画を始めて、ファン

支えられて前向きに頑張る姿を応援してたけど、そもそも

全部脚本だったんじゃないと思う位。

露出と言う意味では、ギャルゆきぽよさんの方が

ずっと激しいけども、むしろ彼女の方が逆に健康的だし。

特別ファンではないけど。

じゃあ、なんでまだフォローしてんだよ、と言われそうだけど

もはや全てがツッコミどころ満載で、フォロー

はずせないでいる(笑)

料理とかインテリアとか全てにおいて世界観を作り上げているけど

漏れ出してくる俗っぽさが面白い

フォロワー違和感の正体に気づいたとき

どんな反応が来るんだろうと思うとワクワクしてる。

きっと彼女の崇拝者とアンチのバトルが繰り広げられて

炎上するかもしれない。

それも意図としての事だったら本当に凄いYouTuberだと思う。

今後が楽しみだ。

あーすっきりした!

言いたいこと言えるって楽しい

anond:20200726133446

年取ると肛門ってゆるくなるんだよね

それも4050代以降の話じゃなくてアラサーあたりから来たりする

新人たちも実際に不意脱糞しなくてもわかってくれる日が来るよ

カジュアルな白シャツが欲しいアラサー

オックスフォード生地のやつが欲しいんだけど、どう選んだら良いんだ?

とりあえず無印良品のを見に行ったけど、生地ペラペラだしシルエットも微妙に野暮ったくてダメだった

出来れば1万円位であると良いんだけど

2020-07-26

どこに行っても嫌われるのは容姿のせいっぽいがそうでもないのかも

私は友達恋人も5年以上皆無のアラサーである

私は学生時代に始まり社会に出てからは職を転々としている(既に4社ほど経験)が、そのどこでも嫌われていた。

嫌われるというのは、あからさまに暴言を吐かれたりするわけではない。他の女性にはちゃん付けなのに私はずっとさん付け自分だけ気軽に話しかけてもらえない、つまり腫れ物に触るような、遠巻きにするような感じ。

自分が暗そうだからいけないのだと思い笑顔を増やしたりコミュ障なりに自分からしかける頻度を増やしたりした。その結果「笑顔が素敵な人」と評されたこともあるが対人関係は変わらなかった。

私は容姿が悪いからこのように嫌われるのだと思っている。

付き合いを深めたあとで嫌われるようになるのではなく、最初から気軽に喋ってもらえなかったりするので、第一印象まり見てくれが悪いのだ。

私自身は人を容姿で嫌うことはないこともあって一般的基準はよく分からないが、多少見栄えが悪かろうと、容姿で嫌われている人間はあまりたことがない。つまり私はそれを実現してしまうほどの稀に見る醜さなんだろう。

そう判断たからには容姿改善しなければと思って努力は続けているものの、人間関係改善が見えない。

まだまだ足りないのだ。整形もした。まだ好かれない。

こんな気持ちで長年生きてきたので、自己評価は酷いことになっている。女どころか人間自称するのも思い上がりな気がして化け物を自称していた。

性的にも全く自信がなく、変質者に遭っても女として見てくれるだけ有り難いと思うくらいだ。

寂しさと自信のなさのあまり、変質者や浮浪者でいいから抱きしめられたいと思うことも少なくない。

焦りから婚活を始めようと思っても、こんなブスをお出ししたら相手が可愛そうだし、反応が怖くてアプリも1日で消してしまった。

けれど、そんな自己評価でありながらたまに思うことがある。「そんなに酷い不細工か?」と。

かに美人とまではいかないものの、自分の顔がそうギョっとされ顔だけで嫌われるような類には見えず、よくいるブスレベルに見えるのだ。

遠巻きにはされるもの容姿を直接貶されたことは無いし、もう5年以上間が空いてしまっているが告白されて交際したこと複数回ある。少なくとも人間として見てくれる人は確かに存在したのだ。

喋ってもいない人から好かれない時点で、容姿が悪いのはわかっている。

しかしその実態以上に私は、人に好かれない原因を「全て容姿が悪いせい」にすることで、「よくわからないけど人に嫌われる現象の気味の悪さ」から逃れようとしていたのではないか?という疑念が薄々出始めていた。

突然だが私は発達障害(ASD)と診断されている。ASDは人の感情機微に疎いという特徴があり、私も例に漏れずそれである

嫌われる理由は、もしかしたら容姿以外にも、雰囲気だとかオーラだとかが何となく良くないのかもしれない。しか一般人が感じうるかもしれないそういった微細な感覚は私にとって全くの未知の感覚であり、怖いのだ。容姿のようにわかやすい特徴でなく、「なんとなく嫌」と思われることに言い表せない恐怖がある。未知故に対処できないと思ってしまう。

また、ASDの特徴に思い込みの激しさ、一つの観念固執するという性質がある。私はこの性質によって必要以上に「全て容姿が悪いせい」に囚われているのではないか?同じような境遇の人を見ても、私ほど延々自己卑下に囚われる人をあまり見かけないので、そのせいなのかもしれないと思った。

それでも今も自己評価を上げることは出来ない。上記のような疑念があっても「嫌われるの容姿のせい説」はもしかしたら正しいかもしれないし、その場合化け物が相応しい自己評価なので、それ以上は驕りのように思えて怖いのだ。

良い人間関係を築くために今より美しくならないといけないと思う。

いつか孤独から抜け出せるのか、納得出来る答えを得られるのか分からないが、今は頑張るしかないと思う。

anond:20200726214721

アラサーで600万程度の奴らがキャリア云々いってるのも草

anond:20200726214531

若年層だったらな。それこそハタチくらい

アラサーだったらその年収なら今更どうでもいいぞって感じ

2020-07-25

結婚もしてないし彼氏もいないアラサー女とかって

毎日何考えながら生きてんだろう

容姿ジャッジデーを作ってみたアラサー

突然ですがみなさん「自分容姿」ってどれくらい気にしてますか?

①とても気にする

②まあまあ気にする

ふつうに気にする

④あまり気にしてない

ほとんど気にしてない

全然気にしてない

全然気にしていないわけではないが気にしているわけでもない(よくわからない)

等々、個々人のレベルで色々だと思うのですが、

私は上記①~⑦で言うと②、まーそこそこ気にしてますね、女だしね。ってことでアラサー女子一般的な「作りこみ」は多少行っている。

具体的に言うと年齢を意識した派手ではないが堅実なメイク流行をそこそこ意識した年相応に見えるレベル金額的にも)の服装美容院は少なくとも2ヶ月に1回、ネイルはこまめに塗り替える(金に余裕があればサロンに行く)、体型維持(筆者は標準体重である)、美容脱毛、(見た目由来の)健康意識・・・などなど。

それらは⑥あたりの容姿を気にしていない(し特に何もしない)人からすれば「へ~色々やってて大変だね~」レベルかもしれないし、③~①の人からすれば「そんなのみんな当たり前にやってることじゃん?」程度かもしれない。

しか中学高校エスカレーター式の女子高かつ当時運動部なのも相俟って容姿にまったく気を使わないがゆえにゴリラだった私は、(まあ当時は当時で楽だったし楽しかったが)、男女共学大学に進学して周囲の同年代女子比較して自分のあまりのあまりぶりに慄き、二十歳そこそこからようやく「自分容姿」というものに気を使い始め、髪を伸ばしてみたり露出を増やして筋肉質の体を無理やりスタイルが良いように見せてみたり(痛い)ファッション雑誌を読んだり服やメイク研究したりして粛々とゴリラ→女化をはかった。当初こそ自他共に「女のコスプレ」感が強かったと思うが、幸いそれが功を奏して(?)大学では初めて彼氏が出来たり友人にも恵まれて楽しく過ごすことができた。前置きが長くなったが、そんな私は今でも「自分という人間に女という皮を被せて生きている感」があるのである自分磨きは楽しいが元の顔が平凡(というかうっすら不細工だとさえ思う)なのでいくら磨いたところで程度はとっくにしれている。「女であることの皮」がルーチンと化した毎日、もちろんメイクネイル美容諸々がダルくなる日もある。多々ある。しかし、大学進学時の「女がいる!!!」感の衝撃とゴリラである自分への劣等感を思い出すと、もうあの頃の自分には戻れないし絶対に戻りたくないのである。以上が主に自分が(おそらく人よりも)容姿を気にする理由だ。

私は人から自分がどう見られているかが気になる。かつて自分ゴリラだったという自負があるので、きちんと女に見えているのかが気になる。女性の目から男性の目からも、である

ここでやっとタイトルに触れるが、自分容姿が人にどう見られているかが気になるということをネットやなんかで打ち明けると、「誰もあなたことなんか見てませんよw」という自意識過剰ですよ的な指摘が飛んでくるのだが、大抵それを言ってくるのは男性である

そこでふと思った。道行く男性は道行く女性容姿ジャッジされるのと同じ位の頻度で、容姿ジャッジされているのだろうか?と。ちなみに私の高校時代ゴリラエピソードを挙げると、私はスカートの下ジャージ制服姿(自分でも女子中学生かよと思うがw)で一人で電車に乗っていると、近くにいた男子高校生の群れから「女ゴリラw」と言われたことがある。一瞬空耳かと思い声がした方向をチラっと見ると、男子高校生の群れが私の顔を見てニヤついていた。その時はかなり落ち込んだが、高校時代ポジティブ女ばかりに囲まれて謎に自分ポジティブだった私は、学校行って部活して飯食って寝る、を何度か繰り返したらそのことはいつのまにか忘れていた。そして昨今よく耳にする「容姿ジャッジ」という言葉から記憶をたぐった次第である

私が思うに、あまりに奇抜な格好や見た目をしているのではない限り、男は他人の男の容姿など特に見ていない、そして女は元々、道行く男を(意識的にも無意識的にも)特に見ていない。イケメンとか不細工とか以前に、道を歩いてる赤の他人の男の容姿になんて別に興味がないのである。私は男よりも同性に対しての「美人!」や「スタイルいい!」のほうが多いくらいだ。(ちなみにそれは好意的な時しか発動しない)もちろんすれ違う女の容姿ジャッジばかりしている男ばかりなわけがないだろうし、逆に男に対して日常的に?容姿ジャッジしている女だっているとは思うが。

男→男 どうでもいい

女→男 どうでもいい

の式が成り立つならば、男性による「誰もあなたことなんて見てませんよw」というセリフは、奇しくも自分が男側だから誰にも気にされないのだ(気にされにくい)ということを証明してしまっているのでないだろうか。

(ちなみに女性から共感コメントが多かった)

そこで私は「あえて(心の中で)道行く男性容姿ジャッジをしてみる日」というのを作ってみた

ルール(と言うほどたいそうなものではないが)として、

心身ともにゆとりがある日、主に通勤時に不特定多数男性の中でぱっと視界に入った男性の「見た目」を0.5秒くらいでジャッジするのである。(もちろん決してジロジロ見たりはしない。即断即決、一度見たら振り返らない。)

結果を先に言うと「世の中の男ってほとんど不細工じゃねーかwww」でした。

0.5秒でも判断できるほど洗練されたイケメンなんてほとんどいない。皆無と言っていい。

同時に己の精神の醜さが知れましたね。「(ぶっさwww)」「(ハゲとるやないかww)」「(・・・(冷静になって)この人この姿でよく外に出れるな・・・)(自分だったら出れない・・・)」とかね。暴言オンパレードですよ。特に中年男性日本の業が凝縮されたかのような顔面群。

もちろん、あえて容姿ジャッジしようとしなければしないですよこんなこと。どうでもいいですから。そして別にそんなことをしても面白可笑しいわけではないので(やってる時はw飛ばしますがw)、1回やって、二度とやってません。

でも最中マイナスジャッジを付けた男性で、この人がもしこの姿で女バージョンだったら「許されない」んだろうなあ・・・なんて思ってしまったのでした。

あと、ほとんどの女が日常的に男の容姿ジャッジをするようになったら、男の全体的な容姿レベルって上がるのかなあ・・・とか思ったり。主観なので主語デカで行きますが、(都内です)「なんでその格好で外出た!?w」級の男ってたまにいますよね・・・奇抜という意味ではなく、衛生的な意味で。それに比べると女はほとんどが身奇麗にしてる気がします。

この文章は「容姿ジャッジをやめよう」という主旨で書いているわけでも「容姿ジャッジをしよう」と言いたいわけでもありません。

ただそんなことを、元ゴリラは思ったのでしたというだけでした。すいません。檸檬堂飲んで寝ます

協調性が発揮されるかは相手による

協調性必要

こんにちは

皆さんは協調性必要だと思いますか?

私は必要だと思います

例え、私がアラサーになっても個人主義中学生から適職診断テストで常に「芸術家」を1位にたたき出していたとしても、ある程度は必要です。

なので、ストレスにならない程度のマイルール作りました

私のマイルール

これは社会人としての協調性です。

1.職場飲み会は4回に1回、歓送迎会忘年会は必ず出席するが一次会のみ

2.社員旅行には出席しない

プライベート感覚で人と旅行に行くのが苦手。ごめんね。」

3.困ってる人が居たら業務時間内+残業2時間まで手伝う

残業しないよう効率化を考える

4.違う考えの人に対しては「そういうもんか」というスタンス

※それに従うとは言ってない

5.挨拶位の会話はする

ここが変だよ協調性

私の中の協調性は「何か目標があり、それを達成するために自分の良いところと他人の良いところをコラボレーションする事」だと思ってます

それが、同調圧力とか上下関係(体育会系)だとかトップダウンとか、そういう事になってる印象。

最低限協力関係にあれば、別にそんな慣れ合いとかしなくても良いと思うんです。

仕事場協調強要され、実行したところで終身雇用崩壊してます

あなたは一生その組織にいるんでしょうか?多分いないですよね。

まあ、実績を積む為に根回しをするのは良い事ですが、それを必要としない人もいるわけです。

協調性のある人って凄いなって

友達上司に「○○手伝って」と言われて請け負い、休日に5時間残業したという話を聞いておったまげました。

余程良い人か、自主的に「困ってるなら良いですよ」って言えるような人間関係であればOKです。

もしくは凄くお世話になっている自覚があるか。

人間関係って不満と満足の比率によって決まると思うんです。

社長から給料頂いてますけど、普段全く交流の無い人から協力しろって言われても…ってなりますね。

あ、と言う事は飲み会とかメッチャ大事

でも、その飲み会で話す事と言ったら大体社長の自慢話で「聞き役」になる社長って少ない印象。

特に中小企業は。

多分、困ってる事に相談乗ってくれる社長や、アドバイスをくれる社長であれば飲み会楽しいんだろうな。

そう思いました。

結論協調性が発揮されるかは相手による

2020-07-23

アラサー以上のイケメンに口ヒゲモリモリの顎ヒゲガッツリミステリアス系が異様に増える理由

加齢に伴う青ヒゲ洒落にならなくなってくるから

体感だと70代のハゲくらい逃れられない。ちゃんヒゲ剃ったとき青くならない男はアラサー以降本当に希少になる。


あのオシャレのコーディネートは苦肉の策なんだよ。

2020-07-22

anond:20200721201421

そもそも、そんな若い増田に居ないと思うけど

9割方フェミに片足つっこんでるようなアラサーじゃない?

増田ポッターアラサー女性呪い

>でも、なんか……これは女にしか理解できない感覚だと思うけど。

私も女だから分かるけど、anond:20200721154619増田は、50歳で人の目を気にせず楽しそうな同僚女性が羨ましいんだと思う。

だって考えてみ。

>あたくし、もうすぐ50歳なんだけど、好きなことを堂々とやっているのよ。どう?あたくし、かっこよくない?

別にその50歳は何にも言ってないやろ。

「もうすぐ50歳(だから趣味に夢中になってるところは隠さなきゃいけない)なんだけど」っていつ言ってた?

「どう?あたくし、かっこよくない?」なんて声に出して言ってるか?実際に聞いたか

私には増田こそが「女は年を取ったら趣味に夢中になってはいけない」「「人目をはばから趣味に夢中になることを、かっこいいと感じてはいけない」と自縄自縛になってるように思えるよ。

なんで趣味に夢中になっちゃいけないと思うんだろう?最近結婚とか妊娠出産とか考えるようになった?それとも誰かに何か言われたのかな。

増田はお昼休みに隣で同僚が弁当食べてて、「こいつ弁当食べてるの見せつけやがって」とか思わんよな。

だって自分も食べてるもん。

その50歳は,趣味を楽しむという人間にとって当然の権利を楽しんでるだけだよ。増田もそうだよ。楽しんでいいんだよ。

私は30歳女だけど、ここ1年くらいかわいい動物柄のポーチを使うようになって、マイメロ雑貨とかも使ってるし、ピンクラベンダー色の服も気にせず着られるようになったよ。ひとりカフェとかひとりバイキングもがんがん行く。年齢を理由に遠ざけてたら後々ハマったときに後悔すると思うようになったのが大きい。

増田も、自分の中の何が相手を「イタイ」と思うのか、一度分析してみてもいいかもね。

人を好きになるってどういうこと?

20代後半 女性

仕事の合間に適当に打ってるので支離滅裂すみません

友達性別関係なく大好きだし、推し(20代男性)のことも大好きです。

でも誰のことも恋愛感情で好きではありません。

どんなに顔が好みの人に言い寄られても恋愛感情で好きにはなれないし、どんなに性格が良くて尊敬できる相手でも恋愛感情で好きにはなれません。

地元の友人知人は結婚してる人が多く、あなたはなんで結婚しないの?と言われますが、別に今はしたくないし自分結婚して人と生活していることが想像つきません。

いつかは恋愛結婚への願望が出てくるのかなと思ってたらもうアラサーになってました。

このままずっと「別にはいい」が続くのかな?

趣味も楽しく、仕事もまあ特に嫌なこともなく、毎日平穏に過ごしています

最近はお外に出る回数は減りましたが友達美容情報交換をしたり一緒にゲームをしたり楽しいです。友達本当にみんな好き。

でも恋愛好きな人がいたらもっと普段生活楽しいのかな?とも考えます

親族にも色々言われずに済むのかな?

自分では好きな人がいないことについては何とも思っていませんが、周りからは「あの歳で恋人がいないなんて変わってる」などと言われます

それを気にしている訳ではないのですが、人を恋愛的な意味で好きになるってどういうことなのでしょうか。

みんなが当たり前のように人を好きになっているのに、私はそれを体験したことがありません。

告白をされてもまず自分が人を好きになったことがないか相手が何故自分のことを好きになってくれたのかもわからないですし、相手のことも恋愛的な意味で好きになれそうにないのでお断りしています

変わってる、おかしいと言われますが人を好きになるってどういう気持ちなんですか?

オタクジェンダー規範に関する研究を読もう

twitterでたまに、男オタクは女や非オタク男と比べて「男は仕事、女は家事」のような性別役割分業を支持する割合が高く保守的である、という結論の棒グラフが回ってきているのを見かける(例:https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/phanomenologist/status/1228500960588124163)。あれはしばしばフェミニストによって「男オタク女性蔑視の表れ」のように引用されるが、そもそもどういう文脈で出てきた棒グラフだったかちゃんと確かめた人はいるのだろうか? そして、あのグラフをめぐって学者同士の意見対立していることはどのくらい知られているのだろうか?

ということで、以下であのグラフが出てきた文脈を紹介してみるよ! なお、増田は男オタクだけど、統計とか専門外だよ!

あの棒グラフの出典は、社会学者北田暁大による若者趣味に関する研究の一節である北田 2017: 291)。だがもちろん研究というものはそれだけで完結するものではなく先行研究の積み上げた文脈のもとに成り立つものだ。そして北田(2017)が特に目の敵にして批判しているのが、心理学者山岡重行による研究である山岡2016年単著において腐女子心理学的に分析し、腐女子恋愛観だけでなく彼女たちに向けられたイメージについても論じた(山岡 2016)。

山岡研究はどう評価すればいいのか難しい。確かに興味深い点が多く、たとえば2015年時点でもオタクに対する否定的イメージ存在し、そのなかでも腐女子は同じオタクから否定的に見られているということを学術的に明らかにしたこと山岡 2016: 99, 132)などは、オタクあいだでは公然事実とはいえ一定の意義があるだろう。しかし一方で、男オタク腐女子は相性が良いんだからもっと恋愛すればいいのにというようなアドバイス大きなお世話というかソバイスの極みであり、腐女子心理について質問調査のみに基づいてものを言うのはいいとしてもBL作品構造を論じる上でテキストクリティークを欠いていることは理解しがたい(山岡 2016: 229-230)。山岡データに基づく研究重要性を主張するが、物語構造などの質的な面に踏み込むのであれば、数字で示されたデータだけでなく様々なテクストに当たって読み込むという人文学的な手法採用する必要があるはずだ。心理学実証研究としては面白いが、実証以外の部分で余計なことを言い過ぎている、という評価をするのが最も良いだろうか。

では、それを批判した北田研究はどのようなものなのだろうか。実はこれ、読んでみるとわかるがかなりのツッコミどころの塊なのだ

まず、北田がこの調査で用いた方法論について確認してみよう。北田依拠しているのは、2010年練馬区1988年1990年まれの男女に対して行った調査である。つまり2020年現在アラサーに対して10年前に行われた調査に基づくデータである。このデータは、北田が中心となっている若者趣味についての共同研究の一環として採られたものであり、北田(2017)が収録されている本に収められた他の論文も同様にこのデータを出典としている。

北田は、東浩紀(2001)のデータベース消費論に依拠しつつ、男オタクの消費が東の言うようなデータベース消費である一方で女オタクすなわち腐女子(ここ、「ん?」と思う人が多いだろうけどとりあえず脇において続きを読んでほしい)の消費が関係性消費である、という先行研究提示される図式を踏襲する形で分析を進めていく。当然、ではこの論文で言う男オタクと女オタクってのはどんな集団を指すんだ、腐女子かどうかはどうやって決めるんだ、という操作定義が求められるわけだが、北田がどんな定義をしているのかを以下で見てみよう。

北田はまずオタク操作定義を示すが、この時点で首を傾げてしまう。たとえば「ライトノベルが好きだ」という質問はいいとして、「マンガきっかけでできた友だちがいる」や「アニメきっかけでできた友だちがいる」という項目は、そりゃそれに当てはまるオタク大勢いるだろうがコンテンツきっかけでできた友人がいるかどうかはオタクとしての本質に何も関係ないよね? もちろんこの研究では若者趣味というテーマを掲げていて、趣味人間関係がどう連関しているかという点も研究対象に入るわけだからそういう質問項目が悪いわけではないのだが、それをオタク定義に使われると困惑するほかない。やめてください! 友達がいないオタクもいるんですよ!

そして北田は、上記のような質問定義した「オタク」を更に「二次創作が好きか否か」で分類する。つまりオタクを「二次オタク」「非二次オタク」に区分し、それをさらに男女で分けるわけである。そしてこの「二次創作好き」というのを定義する指標として「マンガ二次創作(同じ登場人物で、原作ストーリーとは違うストーリーを考えたり読んだりすること)に興味がある」(北田 2017: 270)というのを持ち出している……えーっと、これだと、銀河英雄伝説』も『炎の蜃気楼』も『東方』も『アイドルマスター』も原典マンガではないので当てはまらないのではないか? この調査の後にヒットした『ラブライブ!』も『艦隊これくしょん』も『刀剣乱舞』も『ユーリ!!! on ICE』も、いずれも原作マンガではない。仮に私が当時練馬区に住んでいてこんなアンケートを渡されていたら、「私が買っているのはアニメ作品二次創作なんだけど……」と回答に悩んでいたことだろう。「作品」「コンテンツ」とでも言い換えれば済むところをなぜ「マンガ」と表現したのか理解に苦しむ。ゲームを全部ファミコンと呼ぶおかんかよ(この喩えもいい加減古くなってきたな……)。

さらにこの調査は、「二次創作が好きな女性オタク女性二次オタク)」と「二次創作が好きではない女性オタク女性二次オタク)」を区別しているが、肝心の二次創作の中身については区別していない。つまりBL同人を読んでいようが男女カプの二次創作をしていようが「女性二次オタク」だし、商業BL一次創作同人専門の読み手二次創作に手を出していなければ「女性二次オタクである。つまりこれは、二次創作が好きなオタクを析出することはできても、本質的に腐女子を析出できる調査ではありえない。もちろん同じことが男オタクにも当てはまり、女キャラ無駄淫乱になって男相手にサカる同人誌も女キャラ同士がプラトニックイチャイチャする同人誌も同じ「二次創作である。種つけおじさんレイプ百合区別できない質問項目をもとにデータベース消費と関係性消費の対立みたいなこと言っていいのかな……いやダメでしょ。

だが北田定義おかしさはこれに留まらない。彼はなんと、「二次創作好きでオタク度の高い女性を『腐女子』という言葉でまとめあげることにはもちろん問題がある。二次創作好きとBL好き、やおい好き、女オタクなどの差異を孕んださまざまな概念が交差する地点に『腐女子概念存在している」としつつも、便宜的に「『二次創作好きで、オタク尺度が高位2層である女性』を、操作的に腐女子と」定義している(北田 2017: 307)。はぁ???

言うまでもなく、腐女子の全員が二次創作に興味を持つわけではなく、二次創作に興味を持つ女性オタクの全員が腐女子でもないのだから(男女CP百合の愛好者はどうすればいいんだ)、この段階で北田研究対象を正確に捉えられていないことがわかる。BLが好き」という質問項目を入れてないのに「腐女子」の操作定義なんてできるわけないだろ! この問題については山岡からtwitterでツッコまれているほか(https://twitter.com/yamaokashige/status/1131363111636615168)、「興味」と「嗜好」を区別すべきだとも批判されている(山岡 2019: 21)。妥当な指摘だろう。意地悪なこと言うけどさ、これを注に放り込んでるのって悪意ありますよね?

さらに、男オタクに関しても、「二次創作好きオタク男性ディープ男性オタク」(北田 2017: 294)と記述している。当たり前だが二次創作にはたいして関心もないがディープオタクはいるだろうと言わざるを得ない。声優のおっかけを熱心にやっているオタクディープオタクではあるかもしれないが二次創作が好きなオタクとはいえないだろう。

総じて、北田研究は、オタクとしてディープであるか否かとか腐女子であるか否かといったことを、すべて「二次創作が好きか」で測ろうとしている。だがそれはとんでもない勘違いである二次創作好きな人ディープオタク腐女子であることとの間にはある程度の相関関係はあるだろうが、あくま論理的には一対一で対応しているわけではないのだからディープオタク定義したければ注ぎ込んだ時間やカネや知識量を、腐女子定義したければBL趣味の有無を、それぞれ尋ねるべきだったのだ(特に客観的な測定が困難な「ディープオタク」と違って、腐女子かどうかは「BLが好きだ」という項目を入れた上で性別と組み合わせれば一発で判定できるのだから、ここで手抜きをしているのは許しがたい)。

少なくとも山岡の著書にはパッと見で「おかしいぞ?」と思うような操作定義あんまり見当たらなかったのに、北田論文操作定義はパッと見でもわかるツッコミどころが多すぎる。これもうどんグラフ出されても信用できないでしょ。データの処理とか以前に操作定義おかしいんだもん。

で、北田にさんざんdisられた山岡は別の著書(山岡 2019)を発表して北田反論している。個人的にはその議論はおおむね妥当であるように思えたので、詳しく知りたい人は山岡(2019)を読むか、彼のtwitterを見てほしい。私は統計とか詳しくなくて、前提となっている操作定義おかしさは指摘できても、標準得点に差があることは「対極にある」ことを意味しない(https://twitter.com/yamaokashige/status/1125940271298990080)とか、このへんはまったく気づかなかったので。

最後に、北田山岡のどちらの研究おかしい、と思ったポイントがあるので言及しておく。

北田データ練馬区若者から採ったものであり、山岡データ都内複数私立大学学生から採ったものである。つまり東京圏居住しているか、通える距離に住んでいる若者データに偏っており、さら後者大学生のみのデータとなっている。これが血液型性格判断の話であればいいかもしれないが(よくないけど)、オタク文化拠点東京などの大都市に集積していることと、就労等によって趣味との関わり方が変化すること、そして趣味学歴が及ぼす影響を考えると、東京圏若者」のみに焦点を合わせて「オタク」の全体像を論じることは適当ではない。そこで集められたサンプルは、オタクコンテンツが身近に溢れていて可処分時間が多く学歴も高いオタクサンプルに過ぎず、オタク代表例とも若者代表例ともいえない。

とはいえ、では他にどういう調査のやりようがあったのか? というと、思いつく計画がどれも高額の研究費を要求するものになってしまって個々人の研究ではなかなか厳しい。少なくとも、東京だけでなく日本全国(最低でも、大阪札幌などの東京以外の大都市圏)からサンプルを抽出することは必要だろうし、そのサンプル調査には大勢非オタクも引っかかる以上はサンプル数もそれなりのものにする必要があるだろうし……こういう大がかりな質問紙使った研究ってやったことないかイメージ湧かないんだけどどんくらい金かかるんだろう。

それと、北田山岡統計データを重視しているので、あえて質的研究には踏み込んでいないのだろうが、それでもやはりいずれの研究当事者の言説分析を欠いていることは大きな欠点であろう。オタク自分たちについて膨大な自分語りを残してきており、それを悉皆調査すべきだとは無論言わないが男オタク腐女子自分たちのことをどう語っているのかも踏まえた上で論じられればなお良かったんじゃないかな。もちろんそれは大規模な質問調査並にめんどくさい手続きであり、代表性とかどうやって保証するんだ、という感じではあるのだが、せめてオタク自身の手になる非学術的な文献はもっと多く引用されていてもよかったのではないか。それは一歩間違えば大塚英志(2018: 136-140)が指摘するような当事者営為無視した簒奪的な研究にもなりかねない、と思う(もちろん彼らは文化のものを論じているわけではないので、文化を論じる研究者に求められるほどの慎重さは要求しなくてもいいとは思うが)。

いやでもやっぱりこれ北田(2017)のほうがひどいわ。山岡(2016; 2019)の操作定義を見てると、彼自身オタクではないにせよ、趣味によってつながる人間関係のありようみたいなのを肌感覚でわかってるって感じがするけど、北田定義トンチンカンなんだもん。もしわかった上でやってるならクソだけど、仮に本気でああい定義を持ち出してきたんだとしたら、それはもう根本的に趣味でつながる人間関係がどんな感じなのか肌でわかってないってことだよね。趣味人としてのリアルからかけ離れすぎてるんだよな。

あと北田研究がひどすぎるからって社会学全般が悪く言われないといけない理由はないので念のため。北田研究別に社会学者なら誰もが参照してしかるべきみたいな位置づけのそれではないので……

追記

よく分からんのだが、その北田氏の研究がいい加減なものだとしても

2007年練馬区若者においては、漫画アニメが好きで二次創作を好む男が

それ以外と比べて保守的男尊女卑傾向だ、って事はとりあえず事実、って事になるのでは

anond:20200722104112

これ、回答の平均値じゃなくて標準得点を元にしたグラフなのよ。標準得点をもとにそんなこと言えるか? って山岡批判してるからそれ読んで(https://twitter.com/yamaokashige/status/1126035720122953729)。

ワイが間違ってたわ。言えるっぽい。すまん。

続きはanond:20200722142616で。

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