「酸素」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 酸素とは

2015-08-25

朝起きた時ってなんであんなに眠いの?

煽りでも、レトリックでもなんでもなく。

朝起きた時なぜあんなに眠いかよくわからない。

寝たじゃん、ねえ。

今日起きてふと思ったんだよ。

昼寝で起きた時の得も言えぬ爽快感

電車ウトウトしてて、ふと目が覚めた時の爽快感

寝起きってあれが正解じゃないのかね。

それとも朝の寝起きがつらいのって私だけかしら。

みんなの朝の寝起きは、あの、昼寝後の爽快感みたいな感じなのかしら。

だとしたらずるい。

いずれにせよ、

脳の作用、脳に渡っていた酸素の量、血液の循環、後は気の持ちよう、

この辺りが絡んでいるんだとは思う。

だとしたら、

朝の寝起きにも、昼の寝起きの時と同じようなそれらを招くことはできないんだろうか。

朝はつらいもんだって思いこんでいたんだけれど、

きっと違うんだよね。

何とかなると思うんだ。

簡単に言うと、

例えば朝起きたら物凄い美少女が横に添い寝していて、

起きなきゃいけない時に、優しく抱きしめてくれてさ、

ごにょごにょしてくれたらさ、そりゃ起きるじゃん。

脳も活性化して、呼吸も上がって、血圧上がって血も流れて、気持ちも良くて。

これを、自分引き起こしたい。

そしたら朝の寝起きが100倍良くなると思うんだ。

始めから諦めないで、どうにか体を思いの方向に持ってきたい。

そう思いませんか。

2015-07-21

死について

誰にでも訪れるものなのに死の瞬間を目撃できる機会は稀だからか、人間は実際どう死ぬのかみんなよくわかっていないと思う。

逆に漫画映画では人が死ぬ場面を多く見るが、みんな簡単に死にすぎではないかといつも思う。撃たれたら大抵即倒れて死んでいる。実際には一撃で致命傷を負ったとしても、死ぬまでには1~2分かかるのではないか。

デスノートのように心臓麻痺で止まっても、全身に酸素栄養が運ばれなくなって意識を失うまでやはり1分ぐらいかかるのでは。

人間はあんなに一瞬でスイッチが切れたように死ねないと思うのだがどうなん。医者なら詳しいのかな。

2015-07-18

がっこうぐらし!」の時系列まとめ

ググってみたが無かったのでここに書いておく。

やたら話題になっているアニメを見て衝撃、原作一気買い。

原作準拠で、時系列と推測をまとめてみる。根拠も添える。


巡ヶ丘高校におけるゾンビ禍発生日時:おそらく5月か6月の、午後4時ごろ


・同じ高三だが、くるみは無免で安全運転への懸念を口にされているが、りーさんは特に無免という説明もなくまた普通に運転を代わっている。

・りーさんは誕生日が早く免許取得済なのかもしれない。免許取得に必要時間を考えると、4月ではないと考えられる。

・また雨が多く電力が不足しがちという表現を早い回でしていたので、既に梅雨の時期かも知れない。よって5~6月。

教室破壊された時計が4時過ぎを指していたので、時計破壊が行われたのが4時頃で、学校ゾンビ禍に見舞われたのがその頃かと思われる。

放課後に、ショッピングモールに立ち寄ったみきと圭がゾンビ禍に遭遇している事からも、発生時刻は授業終了からそれなりの時間が過ぎたタイミングかと思われる。モールが襲われたのは高校が襲われた後だったのかも知れない。

・めぐねえの覚書では、

屋上へは園芸部が決まった時間のみ立ち入りが許されているが特に取り締まりなどはしておらず生徒の自由な出入は黙認されている」

自分屋上に入ってきた時ゆきとりーさんと他の女生徒一名が居たが、怒られると思ったのかその一名は立ち去った」

とある

・ゆきとりーさんが放課後屋上に居て、めぐねえが屋上にやってきても逃げなかったのはもともと園芸部だったからだと思われる。

ゾンビ禍発生後に、園芸部の手伝いなどと言い訳をして屋上菜園を手入れし、(兼部してるとでも言えばいいのに)園芸部だった事をわざわざ言わないのは、ゆきが自身が園芸部所属という過去を思い出し、そして芋づる式に襲撃の恐怖の記憶をまとめて思い出してしまい、また心を壊す事を懸念しているからと思われる。

・同様に、めぐねえも元々は園芸部の顧問だったものと思われる。ゾンビ禍発生前に、放課後屋上に来ていた理由部活動監督のためか。

・三巻巻末の地図で見ると屋上への侵入路は中央階段のみで、くるみゾンビ禍発生時に階下に居り、屋上ドア封鎖前に飛び込んできたらしい。

くるみの先輩が学校にいた理由卒業したばかりの母校に顔を出しにきたのだろうと思われる。

屋上に居た理由は、屋上への逃走に成功したくるみを追いかけてきて、他生存者達がドアを塞いで締め出すのに間に合わなかった、あたりだろうか。


ショッピングモールへの校外遠足:6月か7月あたり


・食料の不足にやむなく行われたものだが、学校行事踏襲する部の方針からすると、遠足もまた通常の日程に近く行われた可能性が高い。

・当初は四人、やがて三人になった生存者達が、ゾンビ禍発生から、各学年に4クラスを有する高校購買部で売られている保存食料を食い尽くすまでのタイミングを考えると、一ヶ月くらい後か。

・この一ヶ月の間に、高校ではめぐねえがゾンビ化し、モールでは圭が出て行ったものと思われる。

・米、カレーうどんお好み焼き野菜ビタミン剤など、栄養確保に苦労している様子が窺え、備蓄に余裕はない様子。購買にはうどんはもうないとの旨の発言をしていたが、学食から持ってきたと思しき食材も多く、そちらも漁り尽くしたのだろう。地図で見ると購買と学食は斜向かい

・みき救出後にも「このところ雨が多く電力不足」という旨の発言をしている。しかし外は既に晴れているので、梅雨明けあたりか。


体育祭:9月か10月あたり

学校の平均的な行事スケジュール準拠

・ただ、みき救出後すぐに体育祭提案がなされているものの、体育祭開催告知ポスター表記をみると、月数が二桁になっている。

・月数は二桁である事こそ確認できるものの、日付は適当に塗りつぶされており、これは既に正確な日付がわからなくなっている可能性もある。

しかし電力は確保され、避難訓練の際にりーさんがスマホを使用してもいるので、正確な日時がわからないという可能性は低い。

・ではなぜ日付を丸く不明瞭に塗りつぶしたのかは不明ポスターを書いたゆきあたりが日付を正確に把握していない、などの理由かもしれない。

学園祭および卒アル製作およびラジオ放送、そして避難訓練:10月か11月ごろ


学園祭ラジオ放送の準備にそれなりの時間をかけ、その後行われたものと思われる。

・めぐねえから攻撃発症したくるみ避難区画にあった実験薬で一命を取り留めたが、筋張ったような痕が左腕と首筋と左頬辺りに薄く残っている。これを隠す為か、復帰後は左頬に常に広い絆創膏を貼り、長袖を着ている事が多いが、寒い時期に差しかかっているせいもあるかも。

・ヘリのパイロット酸素マスクをつけていたが服は普通搭乗員のもので防護服には見えない。加えて、回収されたゆきたちの手紙は袋入りのまま扱われていたが、このパイロット手袋こそしているもの手紙現物を直で持っている。何らかの理由感染し、薬の投与も間に合わずゾンビ化たか


卒業式:11月か12月あたりか


・食料は数か月分の備蓄をB2で発見しているし、また学校行事スケジュールに従えば卒業式は三月なのだが、みきの眼帯が取れていない。

避難訓練から眼帯をしているみきだが、傷が治っていないうちに卒業式を迎えたと思われる。

卒業式前の清掃中、ゆきは教室ゾンビを倒している。一巻一話の描写踏襲といい、皆の前で笑っていようと決めたはずのゆきがみーくんの前で初めて号泣している点といい、ゆきは妄想世界から離れ既に現実に戻ってきていると思われる。その事を当事者であるみーくんは察しているようだが、他の二名の前で告白しないのは、妄想に囚われていようが現実直視していようが結局は自分役回りは笑うことであって何も変わらないと思っているせいかもしれない。生徒達を明るく元気付けていためぐねえの役割を代わりに担っているつもりかも。

・また、めぐねえ撃破後にめぐねえの墓を皆と拝んで以来、ゆきとめぐねえが一緒にいる描写もない。


こんなところか。異論は認める

2015-07-17

anond:20150717010721

地方社長さんが万全を期したつもりで東京進出

しかしすぐ店舗賃貸料にまけてしまって「東京では美味くない店か安くない店じゃないと生きていけないんだ…」と悟って数年で撤退、ってめちゃ多い。

チェーン店なら生きていけるのは、地方工場でつくった同じものを同じ味同じ値段で出せるから

名古屋からだとコメダとか矢場トンとか、一番看板の重くなった体力のある店だけが進出してるね。

モーニングはじめたのコメダじゃないし、他の店のほうがおいしかったりするんだが。

 

東京日本心臓なのにそこにわざわざでてきて

指先にあるような毛細血管網がみつけられないゾ…っていわれてもねえ。

場所が違う」「よく捜せ」としか

チェーン店なら違うところを生かして栄養酸素の交換をして国内企業として機能していけてるわけなんで。

2015-07-16

いまどきサラリーマンジム離れは思ったよりも根が深い

ダンベル60kg

マット

フラットベンチ

チンスタンド

全部でネットで2万円で買えてこれだけで相当な体つきになれる事実

ジムが月1万なら初期投資すれば2ヶ月で回収できる

今時ジム行ってるおっさんて、常識を疑えずにキャリア携帯に月1万払ってる養分状態

酸素ならそもそもジムにいく必要がない

しかも、わざわざタオルシューズと着替え持って行くのめんどくさすぎだろ

風呂目当てならスパ銭いくし

プールなら公営いく

2015-06-13

大便が尻からランスロットみたいに飛び出した。

私はたいして快適でもない扇風機の風をあびながら

一人愚痴をこぼし、おもむろに屁をこいた。

しかし、屁だと思っていた"それ"は

パンツに鎮座した。

23歳。6月13日。子の刻。

私は久しぶりに大便*1を漏らした。

ブドゥドゥ。

酸素窒素メタン、その他の化学物質を含有した

暖かい風が私の尻を撫でた。

夏が近い。

1 大便…一般的には「うんこ」と呼ばれている排泄物のこと。

ハプスブルク物語 - マリア・テレジアのおまる椅子pp. 54-55

2015-06-11

うちの猫が逝ってしまった。

うちで飼ってた猫が亡くなった。

夜七時過ぎくらいにうちに帰ると、ドアを開けるなり娘が

みーちゃんが息をしていない!」と大声で泣き叫んだ。

慌ててその場へ向かうと、押入れの手前下のちょうどそこだけフローリングになってる和室で静かに横たわってた。

体に触れるとまだ温かかったが、確かに息をしていなかった。

触れるとどんな時でも猫らしくぐるぐると嬉しがるのにまったく微動だにしない。

ふと見ると失禁というか、床には尿が大量に流れていた。

ともかくこのまま置いておけないと判断して、マンションゴミ庫にあるダンボールを取りに行こうと玄関を出ようとするとちょうど買い物に行っていた妻が帰ってきたところだった。

みーちゃんが亡くなったようだ」

と告げると妻は一瞬で表情を変えた。

ダンボールを取ってふたたび戻ると妻は動物病院電話していた。

おそらく心停止して10分以上は既に経ってるから動物病院でも無理だろうと思いつつ、ダンボールタオルを敷いてそこに入れた。

ふと、もう一人いるはずの息子のことが気になり、和室に引きっぱなしになってた布団をめくるとそこでゲームする息子がいた。

ともかく、妻と二人、子供留守番させて動物病院へ。

動物病院では、先生酸素吸入しつつ心臓マッサージをしてくれたが、息を吹き返すことはなかった。

状況から最初は押入れの段の上にいたが、そこから降りようとして失敗して落ちてしまい、頭を打ってしまって打ち所が悪く死んでしまったのではないか、とか先生と話したけど、遺体解剖するわけでもなく原因は分からない。

昨日まで、というか家にいた妻や子供の話では夕方まで、老いたとは言えそれなりにいつもと変わらない様子だったらしいし、腎臓は高齢とともに少し弱っていたが大した病気もしたこともなく、食事だって普通にとってたし排尿排便もまるで問題なしで、体重だって至って普通予兆は全くなかった。年に一回の三種混合ワクチンも欠かしたことなく、その際にいつも軽く診断もしてもらってたし…。何れにせよ、原因は分からない。

うちにその亡骸を抱えて帰ると娘は依然として泣いていたが、息子がその死を理解できず、亡骸をみるもののすぐにゲームしようとしたので流石に妻が怒った。

でも、ほんとに理解できなかったようで、いずれ目を覚ますとでも思っていたらしかった。不意に息子が「これからどうなるの?」と聞いてきて「明日役所に引き取ってもらって焼かれることになる」と答えた時点で理解したらしく、突然大泣きしだした。

 

今年で17歳になる筈だった。

妻と結婚する年に、一人暮らししていた俺のマンションに妻が予告もなく生まれて間もない子猫友達から貰い受けて連れてきた。

から付き合いとしては多分、家族の中では一番長く付き合ったのが俺だろう。

彼女(※雌である)は子猫時代、恐ろしく元気でやんちゃだった。

スパイダーマンのように壁は愚か天井でさえ上った。

俺は引っかき傷が耐えなかった。

まりにとんでもなくやんちゃだったので俺も彼女ビシバシ叩いた。

そんなもんでやんちゃが止まることはなかったけど、カーテンを上るのだけは止めてくれたのが懐かしい。

思い出は語り尽くせないけど、なんとなく最近、死期は近いだろうなとは思っていた。人間にすれば90歳位だし。

亡くなって、実のところ、自分自身特に悲しいとか感情は湧いてこないのが不思議。これからじわじわくるのかな。

16年と11ヶ月。ありがとう。俺がそっち行くまでまだ大分あるけど覚えててくれるかな。覚えててくれたらお前が一番気持ちよかったらしい尻尾の付け根をいっぱい叩いてやるから(笑)

死ね」を婉曲に伝えよう

死ね言葉が強すぎる

・生きていてもいいよ →まだ死と対になっている印象が強い

・呼吸していてもいいよ →まだ当人行為に対する制限のため強迫性が強い

無駄酸素を消費しないようにしよう →このあたりの表現妥当かもしれない

地球にやさしく →これは逆に強すぎて、他者から直接言われたら卒倒してしまうような強い表現

2015-05-21

中学とき部活コンビニドリンク買うことが多くてゲータレードとか力水とか、挙句の果てには酸素水とか買ってたけど

結局ポカリ最強他糞だったんだなと思う

2015-05-10

美少女真空下でも生きていける

酸素必要としないし、気圧の変化も大丈夫である

http://anond.hatelabo.jp/20150510022859

勧めといてアレだけどコンタクトデメリットも多いから(俺はドライアイになったし、酸素不足で白目に薄く血管が出ると一生戻らないし黄斑みたいなのも出来た)

気に入ったダテメのレンズ交換がコストはかかるけど目にはいいと思われるし、オサレ以外も色々多角的に考えて結論出してな

メガネにも視力下がりやすいっていう欠点もあるが

目は大事だぞ

2015-05-06

俺は、はてな歴が浅い。玄人もの言ってることがわからないことも多々。

そんな俺だが、最近ヲチ案件」、

すなわちブコメbotやら賞賛コメで溢れた「ステマ系」と、

キレイコメ、というかなんか手を組んだ感じがあざとい「互助会」系とを、

それなりに見ている。

前者は簡単だ。

バイラルメディアだったり、飛ばし記事みたいなソース曖昧記事書いてるニュースサイトだったり。

後者は難しい。

そもそもが浅い俺なので、この臭い界隈に詳しくないと深く理解できない。

いずれにせよ、だいたいはコメが二分する。

賞賛コメ」と「批判コメ」と。

他の一般煽り記事とかだと、だいたいコメ同士で争ったりする。

または、キレイに二分されなかったりする。

怪しい兆候は、やはりこの「二分する」ことのように感じられる。

ステマ系に関しては、最近隊長がつっこんでいってるので、それを見るのもいい。

はいえ、俺が勝手に浴びてる不快感はといえば、

ステマサイトバイラルメディア完膚なきまでに灰燼に帰すことはそうそうできない」

というあたりか。

隊長がつっこんでく姿はある種ネット的な勇ましさはあるし、

うざいサイトアタックしてくれるのは見ててスカッとするものがある、

が、

なかなかこういうのが潰えたのを見たためしはない。

思うに、あの「たかし」がなおジャーナリストとして活動しているところからも窺える。

こうしてハンパ者に引導を渡すことができないまま白い目で見ている、というのは、

正気なとこ、なんの意味もない。

せいぜい白い目で見ることができている自分に優越感をおぼえていられる程度か。

そういう意味では、瓦解させられる能力をもった人を、

それでいいのかと思いながらも待ち望んでいる次第。

互助会に関しては、すでに批判はある。

特にこの互助会を「はてな村を汚す」と表現したあのエントリーも覗いた。

思うに、これは汚しているのではない。

互助会はてブを「清めよう」としている。

俺は最初このはてブというサービスを、

「いろんなサイトの新しい情報ピックアップしてくれるよさそうなサービスだ」と

ライフハック感覚で使い始めた、

が、

今は、斬れないなまくらソードで拙い殺陣を演じ合い、

ときには本気で殴り合っては巧く死ぬのも能わず

そういったエンタメとしては程度は低いが

プロレスよりはガチっぽく見えるコロッセオだと見なしている。

そういう感覚をおのずと学ぶに至った身としては、

この上手なキレ方を知らない者共の無様な殴打の応酬を、

ある意味で正そう、清めようという動きに見える。

つまるとこ、それはライフハック有効活用しかないようではあるが。

いずれにせよ、はてなはもとより穢れている。

悪魔にとって聖らかなものは「邪」なものであり、

嫌気性菌にとって一般生物必要とする酸素無用長物であるように、

蝿にとって糞が養分であるのと同じく、

浄化を嫌う汚穢の領域が、おそらくここ、はてななのだと思う。

有り体にいえば、掃き溜めにすぎない。

こうした些末な自浄作用がハンパに批判されるのは、

おそらく決定的な善というより、

情けは人の為ならず」に見られる偽善からかもしれない。

まだ、はてなを脅かす脅威としては未熟なんだ、と。

俺にははてブにおいて、はてな汚染領域と捉えている人物が、

より村民として選り抜きであると感じられる。

そして自己批判のさかんな人間より、

言葉汚く他人トイレスッポンで殴れる汚物まみれが、

蝿の王としては、そのほうが優秀なのだ、と。

俺は互助会を支持しない。

が、攻撃基本的にしない。

壊滅させられるだけの能力をはなから持たないから

はてなの隆盛を望むなら、おそらくは

闘争を望めばいい。

腐敗を欲せばいい。

浄化を拒めばいい。

正義を憎めばいい。

村民として絶える覚悟のある者なら、ここで

異論は認めない」くらいがおそらく様になる。

だが俺はリクルート

若造が」とか「新参者が」と詰られるくらいでちょうどいい

(「青二才が」とはどうしても言えない)。

どうせ的外れなんだ、だれも集らねえ、養分なしの糞なんだから

2015-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20150505143048

発生した二酸化炭素が水面の上を覆ってしまった時点で窒息するんだよ。

すげー元気に見えたのは、息苦しくなって必死酸素のある場所に移動しようとしただけ。

2015-05-04

「MIRAIには未来はない」理由を、理系はてなーにわかるように書く

理系はてなーのみなさんは、MIRAIに関するさまざまな問題点の指摘をすでに目にしているだろう。

曰く、水素自動車に使われる水素は結局は電気で作るほかなく、その電気化石燃料含めた既存の発電設備で作る。化石燃料をそのまま使う内燃機関車や、電気の段階でエネルギーを受け渡すEVより多段階のエネルギー変換をしているわけだから、そのぶんエネルギー効率が落ちている(実際、コスト比較するとHVEVよりも燃費は悪い)。水素ステーションという社会的インフラ基盤を整備するコストも高い。液体ではなく気体を扱うわけだから設備にもそれだけ高い保安性能が要求される。1拠点で1億円かかると言われている。エネルギーロスがある技術に、多大な社会的投資必要になる。

これらはすべて、MIRAIという車両の「川上」に属する問題だ。でも、MIRAI自体問題について指摘した文章をあまり目にしていない。そこにこそ「MIRAI(FCV)には未来がない」ことの雄弁な証拠があるというのに。

なんでMIRAIには未来はないと思うのか。端的に、でかすぎ、重すぎなのだクラウンよりも5mm短くて横幅が15mmでかい。同サイズ以上。車重は2000kgオーバー。定員は4名で、後部座席の足元は前席下に入らない。トランクは狭小。これが、FCV未来がないことの証拠だ。

そんなことがなぜ問題なのか。「初代の実験販売車だからいいじゃないか。そのうち改善されていくだろう」。そうではない。たとえば初代プリウスはMIRAIより全長が600mm、横幅は100mm短く、車重は1200kg台で、定員5名だった。MIRAIより800kgも軽いのだ! 初代プリウスをあれだけコンパクトパッケージにまとめたトヨタが、MIRAIでは会社の命運を賭けてもここまでのパッケージングしかできなかったということが、FCVの将来を暗示している。MIRAIはHVに比べても、積載している技術要素が多く、しかもそれぞれ小型軽量化するのが困難な技術的制約があるから、この大きさと重さになってしまっている。以下、それぞれの技術要素について言及する。

まずFCスタック燃料電池部が重くてでかいこの重さと大きさでどうにか155psを確保した。2tを超える車重を動かすにはおっつかっつのレベルだ。しかも、その性能(重量出力比)を規定しているのが化学反応領域なので、技術革新のペースが電子技術機械技術よりも格段に遅い。これは燃料電池だけでなく、電池技術一般的命題として知られている。実用車として必要な出力を確保するには、大幅な小型化は難しいだろう。

高圧水素タンクも重くてでかいでも、これ以上小さくすると650kmという内燃エンジン車の平均的航続距離を切ってしまう。タンク圧を上げればそれだけリスクが増す。現状でも水素自動車スタンドでは危険性を考慮し、専任オペレータチャージしなければならない(=セルフ補充はできない)仕様なのだから、これ以上の高圧化の可能性はないだろう。そしてタンク耐用年数は15年だ。しかも2年毎に定期点検必要になり、一般車検場では検査はできない。とてもエコだのサステナビリティだのを胸を張って主張できるような代物ではない。

水素ガスの供給系も重いしでかい燃焼性の液体を発火プラグの直前で気化する内燃機関に比べて、気体を高圧タンクからスタックまで送り込むのだから、配管の気密性もポンプの性能も桁違いに保安基準が高く、それだけ重く大きくなる。これも技術的制約であり、簡単解決できるようなものではない。ちなみにこの車には数ヵ所に水素ガスのガス漏れ検知装置がついている。

廃熱系も重くてでかい水素自動車は水しか排出しない。つまり排ガス経由で廃熱を抜けない。しか燃料電池部分はかなりの発熱を伴う。FCスタックで起きているのは、酸素水素から電気と水と熱を作る反応だからだ。だからあの異形の巨大グリル必要になり、その内部に大型のラジエーターが鎮座している。これも化学反応特性に紐付けられた制約だから技術革新で容易に克服できるものではない。

バッテリも、EVほどではないにしろ、それなりに重くてでかいFCスタックだけでは柔軟な出力制御回生はできない。だから大型の補助バッテリセルを積んでいる。FCスタック+モーター+バッテリというパワートレイン。これエンジン+モーター+バッテリパラレルな、要はHV車と同じような構成なのだHV並みにパワートレイン構成が複雑で、構成部品も多い。しかも可燃性気体を扱うぶんだけ重く大きくなる。これは技術革新だけでどうにかできるような問題ではない。FCVという特定テクノロジーの組み合わせによる、固有の限界、固有の制約というものがある。それがMIRAIの初期モデルの性能と価格規定している。こう説明すれば、理系はてなー直感的に「あっこれ、技術的に筋が悪いな」と感じるのではないだろうか。

から値段も高い。補助金なしなら700万円オーバーだ。そこに、国民の皆様の血税が220万円注ぎ込まれて、やっと500万円程度になる。ちなみに初代プリウス補助金なしで215万円だった。おわかりいただけただろうか。だからMIRAIには未来がないのだ。

6年後の追記

2021年6月16日ホンダ・クラリティFuel Cell生産中止が発表された。ホンダ、FCV生産中止 販売低調で : 日本経済新聞 理由販売低調。そりゃそうだ、高い(783万円)、でかい全長4915mm・全幅1875mm)、買いにくい(リース専用)。2021年6月時点でも全国の水素ステーションの数は147箇所止まり助成金たんまり乗せて官公庁法人に買ってもらうしかマーケットがない。そもそもクルマとしてのユーティリティが乏しいFCVで、さらにあえてホンダ車を選ばなければならない自治体企業ほとんどない。全世界での累計販売台数はわず1900台だったそうだ。FCV全体を断念するわけではなくGM合弁でFCVは続けるということだが、あくま保険的なムーブだろう。

もう一方のトヨタ・MIRAIはどうなったかといえば、こちらも累計販売1万台・国内販売3700台と全く振るわない状況だったが、2020年12月にガラッと雰囲気の変わった2代目が出てきた。https://toyota.jp/mirai これが実にお見事なのだ。といっても「これなら売れる! FCV時代が来た!」という意味ではない。5年前にこの増田で書いた諸問題まったく解決できないまま、それでも「FCVには将来性がある」という幻想を維持するために、針の穴に糸を通すようなコントロール商品企画をやり直し、それにある程度成功している、ということだ。

どういうことか。まずボディサイズだ。レクサスLSと同じGA-Lプラットフォーム採用して、全長4975mm・全幅1885mmに。ちなみに初代は全長4890mm・全幅1815mmだった。初代よりひとまわりデカくなっているのである! 価格は? 細かくグレードを刻んで710万円〜860万円。こちらも高くなっている! 高圧タンクはどうなった? なんと3本に増槽している。しかも1本は運転席の真横に据え付けられている。

全幅1885mmにして、巨大なフロアトンネルにも水素タンクを入れて、750〜850kmという航続距離を確保。全長4975mmにして、ゴルフバッグ3個分のトランクを確保。大径タイヤ採用して地上高を上げ、タンク寸法を拡大。とにかく、全体をデカくすることでどうにかした。「技術課題解決しないという解決をした」ともいえる。

一方でトヨタはさすがだなと思うのは、そういう「FCV限界に気づかせないための、ほぼ唯一の正解ルート」を新型MIRAIでちゃんと選んでることだ。上司に「お前、FCVなんとかしろや」と言われた時に現場が練ってくる商品企画としては、ほぼ100点満点といえる。つまりデカさと高さを「これはあくまで高級車、ラグジュアリーカーなんですよ〜」という建て付けにすることで、「要素技術的に小型化・低価格化が困難」という自家用FCVの致命的欠点希釈したのである

自家用FCVの「デカい・狭い・高い問題」を誤魔化せるのは、もともとボディサイズが大きいスポーツ寄りの大型セダンか大型SUVぐらいしかない。だがエコカーの上得意である自治体法人SUVを買わない。だからMIRAIは「レクサスLSみたいな、スポーツ寄りの大型セダン」になった。2代目MIRAIは、顔つきこそスポーツカーっぽいが、シルエット的にはギリギリ自治体法人用のショーファードリブンカーにも富裕層向けのドライバーサルーンにも見えるし、実際に両方のニーズをそこそこ満たせるように作ってある。辻褄は合ってる。

ショーファードリブ用途に供するために、狭い車内で後部左右席をめいっぱい広く取った。だから後部中央席は実用に向かない。あくまで「5人定員」というカタログスペックのためのエマージェンシーシートだ。これはファミリーカーなら大きな欠点だが、ショーファードリブンやドライバーサルーンなら別に困らない。ほとんど使わないから。辻褄は合ってる。

後部中央席を実際に使わない想定なら、フロアトンネルを大きくしてそこに水素タンクを増槽してもいいよね、となる。結果として航続距離が伸び、600km→850kmになった。これで水素ステーション不足の問題をある程度緩和できている。辻褄は合ってる。

ガッチガチの制約条件の中で唯一の正答を導く論理パズルみたいなことになってて、しかちゃんと正解してる。さすがトヨタ。だがこれは「やっぱりFCV大衆乗用車(5人乗り+5ナンバー)を作るのは無理でした」という事実上の敗北宣言でもある。やはりMIRAIには未来がないのだ。

追記追記

おそらくトヨタも、自家用FCVという路線にはもう勝ち目が薄いと認識していると思う。そこで繰り出してきたのが水素エンジンという隠し球技術的にはそう目新しくなく、過去にも複数メーカー販売している。ただカーボンオフセット問題視される以前は既存ガソリン内燃車に比べて全く優位性がなかったし、そもそも世の中に水素燃料のサプライチェーン存在していないから普及することもなかった。

でもFCV普及が厳しくなった今、水素エンジン車は、既存自動車メーカーが手持ちの技術資源を使ってEV勢に対抗しうる希少な選択肢になる。内燃で培った基幹技術の多くを使い回せるので、今からでもイノベーションで先行するEV勢にキャッチアップしやすい。ミッション系ほか大手下請サプライヤーもそのまま連れて行ける。ガソリンに比べて重量エネルギー効率はかなり悪いが、お得意のHV機構と絡めれば何とか燃費実用域まで持っていける可能性はある。官民を巻き込んだ水素ステーション全国展開というプロジェクト延命もできる。モジュール化に不向きなので中長期ではEV勢に対してどうしても不利になっていくが、レガシー技術延命させて戦えるとこまで戦うというのも旧主派勢力の立派な戦略だ。3代目MIRAIは、出るとしたら普通水素エンジンHV車に生まれ変わっているかもしれない。

(続きを書きました https://anond.hatelabo.jp/20210820195856

2015-04-19

否定された仮説

天動説

地球を軸にその周りを宇宙が回っているという説で、プトレマイオスによって体系化された。中世あいだは天体運行を最も高い精度で計算できる理論であった。コペルニクス地動説を復活させ、1627年にケプラー地動説をもとにした高精度の天文表を発表したことで、地動説が広く支持されることとなった。ちなみに地動説カトリック教会により迫害されたというのは真実ではないそうである

天動説 - Wikipedia

四大元素説

物の状態現象性質説明するための理論である。多くのバリエーション存在するが、アリストテレスの「温・冷・湿・乾の四つの性質の組み合わせにより火・水・空気・土の四大元素が生まれる」という説が広く支持された。これが否定されたのは1661年、ロバート・ボイルの著書『懐疑的化学者』によってである。彼は近代的な「元素」観を確立し、後のラヴォアジエによる化学革命を準備した。

四元素 - Wikipedia

フロギストン説

フロギストン燃素)という元素物質から分離することが「燃焼」であるとした説で、四大元素説のような迷信めいたものではない、科学的な理論として広く受け入れられた。1774年、ラヴォアジェは「燃焼とは物質酸素が結びつくことである」と看破し、フロギストン説否定された。

フロギストン説 - Wikipedia

ロリック説

「熱」が物質に起因するか運動に起因するかということは長年にわたる議論の的であったが、ラヴォアジェは熱物質説を支持し、熱の原因となる物質を「カロリック(熱素)」と名付けた。1843年、マイヤーによって運動エネルギーと熱エネルギー相互に変化することが明らかにされ、またエネルギー保存の法則が発見されたことにより、カロリック説は衰退した。

カロリック説 - Wikipedia

体液病理

古代ギリシャヒポクラテスが唱えたもので、人間の四つの体液のバランスが崩れることが病気の原因であるとする説である四大元素説とも結びついたこの四体液説は、批判に晒されつつも長らく信じられていた。1858年ウィルヒョウが「細胞病理学」を確立。すなわち病気とは細胞の異常によるものとされ、体液病理説は否定された。

四体液説 - Wikipedia

自然発生説

アリストテレス提唱したもので、「生物の中には親からではなく自然に発生するものがある」とする説である。たとえば虫やネズミなどがそうであるとされた。その後、レーウェンフックによる「微生物」の発見もあり、擁護批判が繰り返されたが、パスツールが行った1861年の「白鳥の首フラスコ実験」などにより、自然発生説は完全に否定された。

自然発生説 - Wikipedia

エーテル

ホイヘンスニュートンらにより提唱されたもので、エーテルとは光が伝播するための媒質として想定された物質のことであるニュートン力学とマクスウェル電磁気学における光速度矛盾説明するために利用されたが、最終的に1905年アインシュタイン特殊相対性理論によってエーテル説は否定された。

エーテル (物理) - Wikipedia

Category:否定された仮説 - Wikipedia

2015-03-31

今でも知的財産高裁とかには神が居るんだよな

1

平成27年3月11日判決言渡

平成26年(行ケ)第10187号 審決取消請求事件

口頭弁論終結日 平成27年2月25日

判 決

原 告 東芝ライフスタイル株式会社

訴訟代理弁護士 三 山 峻 司

同 松 田 誠 司

同 清 原 直 己

訴訟代理弁理士 蔦 田 正 人

同 中 村 哲 士

同 富 田 克 幸

同 夫 世 進

同 有 近 康 臣

同 前 澤 龍

同 蔦 田 璋 子

被 告 パ ナ ソ ニ ッ ク 株 式 会 社

訴訟代理弁護士 岩 坪 哲

同 速 見 禎 祥

主 文

1 原告の請求を棄却する。

訴訟費用は原告の負担とする。

事 実 及 び 理 由

2

第1 請求

特許庁無効2012-800008号事件について平成26年6月24日

にした審決を取り消す。

第2 事案の概要

特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)

被告は,平成22年8月10日に出願(特願2010-179294号。

平成15年12月22日に出願された特願2003-425862号の分割

出願。優先日同年8月5日)(以下,この優先日を「本件優先日」という。)

され,平成23年12月9日に設定登録された,発明名称を「帯電微粒子

水による不活性化方法及び不活性化装置」とする特許第4877410号

(以下「本件特許」という。設定登録時の請求項の数は6である。)の特許

権者である

原告は,平成24年1月31日,特許庁に対し,本件特許の請求項全部に

ついて無効にすることを求めて審判の請求(無効2012-800008号

事件)をした。上記請求に対し,特許庁が,同年8月2日,無効審決をした

ため,被告は,同年9月10日,審決取消訴訟を提起した(知的財産高等裁

判所平成24年(行ケ)第10319号)。その後,被告が,同年12月7

日,特許庁に対し,訂正審判請求をしたことから知的財産高等裁判所は,

平成25年1月29日,平成23年法律第68号による改正前の特許法18

1条2項に基づき,上記審決を取り消す旨の決定をした。

被告は,平成25年2月18日,本件特許の請求項1及び4を削除し,請

求項2を請求項1と,請求項3を請求項2と,請求項5を請求項3と,請求

項6を請求項4とした上で各請求項につき特許請求の範囲の訂正を請求した

(以下「本件訂正」という。)。特許庁は,同年5月8日,本件訂正を認めた

上で無効審決をしたため,被告は,同年6月14日,審決取消訴訟を提起し

知的財産高等裁判所平成25年(行ケ)第10163号),知的財産高等

3

裁判所は,平成26年1月30日,上記審決を取り消す旨の判決をした。特

許庁は,同年6月24日,「訂正を認める。本件審判の請求は,成り立たな

い。」との審決をし,その謄本を,同年7月3日,原告に送達した。

原告は,同年7月31日,上記審決の取消しを求めて,本件訴えを提起し

た。

特許請求の範囲の記載

本件訂正後の本件特許特許請求の範囲の記載は,次のとおりである(甲3

4,39,40。以下,請求項1に係る発明を「本件訂正特許発明1」,請求

項2に係る発明を「本件訂正特許発明2」などといい,これらを総称して「本

件訂正特許発明」という。また,本件特許の明細書及び図面をまとめて「本件

特許明細書」という。)。

請求項1

大気中で水を静電霧化して,粒子径が3~50nmの帯電微粒子水を生成

し,花粉抗原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,

菌,ウイルスの何れかを不活性化することを特徴とする帯電微粒子水による

活性化方法であって,前記帯電微粒子水は,室内に放出されることを特徴

とし,さらに,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,スーパーオキサ

イド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか1つ以上のラジ

カルを含んでいることを特徴とする帯電微粒子水による不活性化方法。」

請求項2

大気中で水を静電霧化して,粒子径が3~50nmの帯電微粒子水を生成

し,花粉抗原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,

菌,ウイルスの何れかを不活性化することを特徴とする帯電微粒子水による

活性化方法であって,前記帯電微粒子水は,大気中に放出されることを特

徴とし,さらに,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,スーパーオキ

サイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか1つ以上のラ

4

ジカルを含んでおり,前記帯電微粒子水は,粒子径3nm未満の帯電微粒子

水よりも長寿であることを特徴とする帯電微粒子水による不活性化

法。」

請求項3

「霧化部に位置する水が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加部を備

え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,大気中で水を静電霧化して,

粒子径が3~50nmであり,花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかと反応

させて,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかを不活性化するための帯

電微粒子水を生成し,前記帯電微粒子水は,室内に放出されることを特徴と

する不活性化装置であって,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,ス

ーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか1

つ以上のラジカルを含んでいることを特徴とする不活性化装置。」

請求項4

「霧化部に位置する水が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加部を備

え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,大気中で水を静電霧化して,

粒子径が3~50nmであり,花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかと反応

させて,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかを不活性化するための帯

電微粒子水を生成し,前記帯電微粒子水は,大気中に放出されることを特徴

とする不活性化装置であって,前記帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのいずれか

1つ以上のラジカルを含んでおり,前記帯電微粒子水は,3nm未満の帯電

微粒子水と比較して長寿であることを特徴とする不活性化装置。」

3 審決の理由

審決の理由は,別紙審決書写しのとおりである。本件訴訟の争点となる部

分の要旨は,① 本件訂正特許発明の粒子径の記載はいずれも明確である

特許法36条6項2号の要件を満たす。),② 本件訂正特許発明の粒子径

5

に関し,発明の詳細な説明に記載されていないとすることはできない(同項

1号の要件を満たす。),③ 本件訂正特許発明の静電霧化の意味は明確であ

るほか,本件訂正特許発明の静電霧化手段に関し,発明の詳細な説明に記載

されていないとすることはできないし,発明の詳細な説明には,当業者が本

件訂正特許発明実施ができる程度に明確かつ十分な記載がなされていない

とすることもできない(同項1号及び2号並びに同条4項1号の要件を満た

す。),④ 本件訂正特許発明1及び3はいずれも,I.Wuled LEN

GGOROら「静電噴霧法による液滴およびイオンの発生」粉体工学会誌V

ol.37,No.10(日本,2000年),753~760頁(甲10。

以下「甲10」という。)記載の発明(以下,審決が本件訂正特許発明1と

対比するに当たり認定した甲10記載の発明を「甲10発明1」と,本件訂

特許発明3と対比するに当たり認定した甲10記載の発明を「甲10発明

2」という。)に,特開平11-155540号公報(甲5。以下「甲5」

という。),特開平7-135945号公報(甲6。以下「甲6」という。)

及び「ラジカル反応・活性種・プラズマによる脱臭空気清浄技術マイナ

空気イオンの生体への影響と応用」(株)エヌ・ティー・エス発行,20

02年10月15日,218~231頁,363~367頁,389~39

2頁(甲7。以下「甲7」という。)に記載の技術を組み合わせても,当業

者が容易に発明できたものではない(同法29条2項の規定に反しない。),

⑤ 本件訂正特許発明1及び3はいずれも,特開2002-203657号

公報(甲11。以下「甲11」という。)記載の発明(以下,審決が本件訂

特許発明1と対比するに当たり認定した甲11記載の発明を「甲11発明

1」と,本件訂正特許発明3と対比するに当たり認定した甲11記載の発明

を「甲11発明2」という。)に,甲5ないし7記載の技術を組み合わせて

も,当業者が容易に発明できたものではない(同上),というものである

上記 ④の結論を導くに当たり,審決が認定した甲10発明1及び2の内

6

容,甲10発明1と本件訂正特許発明1及び甲10発明2と本件訂正特許

明3との一致点及び相違点は以下のとおりである

ア 甲10発明1及び2の内容

甲10発明

「液体を静電噴霧して,粒子径が数nmで幾何標準偏差が1.1程度の

イオンを含む液滴を生成する方法

甲10発明

「導電性の細管の先端に位置する液体が静電噴霧を起こす高電圧を印加

する高圧電源を備え,当該高圧電源の高電圧の印加によって,液体を静

電噴霧して,液滴径が数nmで幾何標準偏差が1.1程度のイオンを含

む液滴を生成する静電噴霧装置

イ 本件訂正特許発明1と甲10発明1について

一致点

「液体を静電霧化して,粒子径が3~50nmの帯電微粒子の液滴を生

成する工程を含む方法

相違点

a 相違点10a

「本件訂正特許発明1は,水を静電霧化して帯電微粒子水を生成し,

帯電微粒子水を花粉抗原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応させ,

当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかを不活性化する不活性化

であるのに対して,甲10発明1は,帯電微粒子の液滴が,花粉

原,黴,菌,ウイルスのいずれかと反応し,それらの何れかを不活性

化するか不明である点」

b 相違点10b

「本件訂正特許発明1では,大気中で水を静電霧化し,帯電微粒子水

は,室内に放出されるのに対し,甲10発明1では,大気中で液体を

7

静電霧化するのか,また,液滴が室内に放出されるのか明らかでない

点」

c 相違点10c

「本件訂正特許発明1では,帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対して,甲10発明1で

は,帯電微粒子の液滴が,そのようなラジカルを含んでいるか不明

ある点」

ウ 本件訂正特許発明3と甲10発明2について

一致点

「霧化部に位置する液体が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加

部を備え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,水を静電霧化して,

粒子径が3~50nmである帯電微粒子の液滴を生成する装置

相違点

a 相違点10d

「本件訂正特許発明3は,水を静電霧化して帯電微粒子水を生成し,

花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れかと反応させ,当該花粉抗原,黴,

菌,ウイルスの何れかを不活性化する帯電微粒子水による不活性化

であるのに対し,甲10発明2は,帯電微粒子の液滴が,花粉抗原,

黴,菌,ウイルスのいずれかと反応し,それらの何れかを不活性化

るか不明である点」

b 相違点10e

「本件訂正特許発明3では,大気中で水を静電噴霧し,帯電微粒子水

は,室内に放出されるのに対し,甲10発明2では,大気中で液体を

静電霧化するのか,また,液滴が室内に放出されるのか明らかでない

点」

8

c 相違点10f

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対し,甲10発明2では,

帯電微粒子の液滴が,そのようなものであるか明らかでない点」

前記 ⑤の結論を導くに当たり,審決が認定した甲11発明1及び2の内

容,甲11発明1と本件訂正特許発明1及び甲11発明2と本件訂正特許

明3との一致点及び相違点は以下のとおりである

ア 甲11発明1及び2の内容

甲11発明

空気中で水を静電霧化して,0.001μm(1nm)程度の大きさ

である,小イオンを生成し,集塵する方法であって,前記小イオンは,

室内に供給され,さらに,前記小イオンは,水の分子に極小イオンが結

合して水分子クラスターを核としている,小イオンによる集塵方法

甲11発明

放電電極を兼ねる水管の先端から滴下する水滴がコロナ放電により微

細な水滴となって霧散する高電圧を印加する高圧電源とを備え,該高電

圧の印加によって,空気中で水を静電霧化して,0.001μm(1n

m)程度の大きさである,集塵するための小イオンを生成し,前記小イ

オンは室内に供給される装置

イ 本件訂正特許発明1と甲11発明1について

一致点

大気中で水を静電霧化して,帯電微粒子水を生成し,室内の空気を清

浄化する帯電微粒子水による方法であって,前記帯電微粒子水は,室内

放出される方法

相違点

9

a 相違点11a

「本件訂正特許発明1は,帯電微粒子水の粒子径が3~50nmであ

るのに対して,甲11発明1は,小イオンの大きさが1nm程度であ

る点」

b 相違点11b

「本件訂正特許発明1は,帯電微粒子水を花粉抗原,黴,菌,ウイル

スのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何れか

を不活性化する不活性化方法であるのに対して,甲11発明1は,小

イオンによって集塵する方法である点」

c 相違点11c

「本件訂正特許発明1では,帯電微粒子水は,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対して,甲11発明1で

は,小イオンがそのようなラジカルを含んでいるか不明である点」

ウ 本件訂正特許発明3と甲11発明2について

一致点

「霧化部に位置する水が静電霧化を起こす高電圧を印加する電圧印加部

を備え,当該電圧印加部の高電圧の印加によって,大気中で水を静電霧

化して空気清浄化するための帯電微粒子水を生成し,前記帯電微粒子

水は,室内に放出される装置

相違点

a 相違点11d

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水の粒子径が,3~50nm

であるのに対して,甲11発明2では,小イオンの大きさが1nm程

である点」

b 相違点11e

10

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水が,花粉抗原,黴,菌,ウ

イルスのいずれかと反応させ,当該花粉抗原,黴,菌,ウイルスの何

れかを不活性化するためのものであるのに対して,甲11発明2は,

イオンが集塵するためのものである点」

c 相違点11f

「本件訂正特許発明3では,帯電微粒子水が,ヒドロキシラジカル,

スーパーオキサイド,一酸化窒素ラジカル,酸素ラジカルのうちのい

ずれか1つ以上のラジカルを含んでいるのに対して,甲11発明2で

は,小イオンがそのようなラジカルを含んでいるか不明である点」

第3 原告主張の取消事由

以下のとおり,審決には,粒子径に関する明確性要件判断の誤り(取消事

由1),粒子径に関するサポート要件判断の誤り(取消事由2),静電霧化手

段に関するサポート要件及び実施可能要件判断の誤り(取消事由3),甲1

0を主引例とする進歩性の判断の誤り(取消事由4)及び甲11を主引例とす

進歩性の判断の誤り(取消事由5)があり,これらの誤りは審決の結論に影

響を及ぼすものであるから,審決は取り消されるべきである

1 取消事由1(粒子径に関する明確性要件判断の誤り)

審決は,本件訂正特許発明における「粒子径が3~50nm」とは,凝集

していない個々の粒子のほぼ全てが粒子径3~50nmの範囲分布してい

ることを意味することが明確である判断した。

しかし,審決は,甲10において静電霧化により生成する液滴の粒径分布

が非常に狭く単分散性が高いことを前提としているが,本件特許特許請求

範囲には,粒子のほぼ全てが上記範囲内にあるか否かは何ら記載されてい

ない。

そして,「粒子径が3~50nm」と幅をもって表現された場合に,その

上限,下限の値が,平均粒子径の幅を示しているのか,D50(頻度の累積

11

が50%になる粒子径〔メジアン径〕)の幅を示しているのか,ピーク値

(最大ピークとなる最頻出値)の幅を示しているのか,様々な解釈があり得

るところ,本件特許明細書には,どのような幅を示しているのかの説明はさ

れておらず,本件特許明細書の記載を参酌しても,上記の幅は不明である

現に,本件特許明細書の記載を参酌した場合,粒子径の範囲解釈につい

ては,その記載箇所に応じて,ピーク値の幅と解釈したり(【0024】,粒

子のほぼ全てが範囲内にあると解釈したり(【0038】)する余地があり,

特許請求の範囲画一的に把握することができない。

そうすると,「粒子径が3~50nm」との記載については,本件特許

細書の記載を参酌しても,複数意味解釈される余地があるから,本件特

許の特許請求の範囲は明確とはいえない。

よって,審決の前記判断は誤りである

2 取消事由2(粒子径に関するサポート要件判断の誤り)

審決は,本件特許明細書【0013】,【0024】及び【0052】の記

載等から,帯電微粒子水の粒子径の上限は,粒子の空間内への拡散性や人の

肌への浸透性の観点から100nmが好ましく,抗原の不活性化の作用や空

気中の湿度に影響を与えないという観点から,50nmが好ましいこと,ま

た,粒子径の下限は,粒子の寿命と抗原の不活性化の作用の観点から3nm

が好ましいことが把握されるから,本件特許明細書に実施例として示された

ものが,20nm付近をピークとして,10~30nmに分布を持つ帯電微

粒子水のみであったとしても,粒子のほぼ全てが粒子径10~30nmの範

囲に分布している帯電微粒子水であれば,室内への拡散性が良いことや,長

寿命であること,抗原の不活性化の作用を奏しつつ,空気中の湿度調整に影

響を与えない等の作用効果を奏することは,当業者が明細書及び図面の記載

に基づいて理解できる事項である,と認定判断した。

しかし,審決の判断

12

上記判断は誤りである

そして,「粒子径が3~50nm」の意味はピーク値の幅と解釈する余地

が十分にあり,そのように解釈した場合,本件特許明細書には3~50nm

のうちの20nm付近の粒子径についてしか長寿命化と不活性化効果が示さ

れていないのであるから(【0042】,【0045】~【0048】),かか

実施例を本件訂正特許発明の全体まで拡張ないし一般化することはできな

い。

「粒子径が3~50

nm」との数値は,本件訂正特許発明課題を解決する作用効果に直結する

重要な数値であるところ,本件特許明細書の実施例には,粒子径3~10n

m未満の部分と粒子径30nm~50nmの部分のいずれについても,長寿

命化という効果裏付けデータの記載はない。また,3nm及び50nm

をそれぞれ下限値及び上限値とする不活性化効果については記載されている

ものの,それを裏付けデータも記載されていないし,帯電微粒子水の長寿

命化についても記載されていない。

したがって,本件特許明細書の具体的な実施例をもって,「粒子径が3~

50nm」の全体についてまで長寿命化と不活性化の各効果存在するもの

理解することはできない。

よって,審決の前記判断は誤りである

被告は,粒子径3~50nmという数値限定につき,帯電微粒子水の粒子

径を本件発明課題目的に沿って最適化したものであって,当該上限,下限

値が課題目的を達成し,顕著な作用効果を奏する臨界的意義を有する数値と

いうわけでないから,具体的な測定結果をもって裏付けられている必要はな

い旨主張する。

しかし,本件訂正特許発明の出願時の技術常識に照らすと,本件訂正特許

発明の特徴的な部分は,静電霧化で発生させて殺菌等に用いるラジカルとし

13

て,粒子径が3~50nmの帯電微粒子水に含まれたラジカルを用いる点に

あり,かつ,上記粒子径は,長寿命化と不活性化の双方の技術課題達成の

ために不可欠な特徴であるから,粒子径3~50nmの数値限定は,単に望

ましい数値 Permalink | 記事への反応(0) | 14:35

2015-03-28

普通に

発明明細所謂クレームは以下の如くで、これをみれば、リパーゼはRaリパーゼとしか考えられないのは明白。

 特許請求の範囲

「リパーゼを用いる酸素的鹸化及び遊離するグリセリンの測定によってトリグリセリドを測定する場合に、鹸

化をカルボキシルエステラーゼ及びアルキル基中の炭素原子数10~15のアルカリ金属―又はアルカリ

金属―アルキル硫酸塩存在実施することを特徴とするトリグリセリドの測定法。」

 発明の詳細な説明

 (1) 「本発明はグリセリドを鹸化し、かつこの際に遊離するグリセリンを測定することによってトリグリセリド

を測定するための新規方法及び新規試薬に関する。」

 (2) 「公知方法によれば、差当りアルコールアルカリでトリグリセリドを鹸化し、次いで生じるグリセリン

測定することによりこの測定を行なっている。」

 (3) 「この公知方法の重大な欠点は、エタノールアルカリを用いる鹸化にある。この鹸化工程は、さもな

ければ個有の精密かつ容易に実施すべき方法煩雑にする。それというのは、この鹸化はそれだけで約70

℃の温度で20~30分を必要とするからである。引続き、グリセリン測定そのものを開始する以前に、中和

かつ遠心分離しなければならない。」

 (4) 「この欠点は、1公知方法で、トリグリセリドの酵素的鹸化により除去され、この際、リゾプス・アリツス

(Rhizopus arrhizus)からのリパーゼを使用した。この方法で、水性緩衝液中で、トリグリセリドを許容しう

時間内に完全に脂肪酸及びグリセリンに分解することのできるリパーゼを発見することができたことは意想

外のことであった。他のリパーゼ殊に公知のパンクレアス―リパーゼは不適当であることが判明した。」

 (5) 「しかしながら、この酵素的分解の欠点は、鹸化になおかなり長い時間がかかり、更に、著るしい量の

非常に高価な酵素必要とすることにある。使用可能な反応時間を得るためには、1試験当り酵素約1mgが

必要である。更に、反応時間は30分を越え、従って殊に屡々試験される場合機械的な実験試験にとっ

ては適正が低い。最後に、遊離した脂肪酸カルシウムイオン及びマグネシウムイオンと不溶性石鹸形成

し、これが再び混濁させ、遠心しない場合にはこれにより測定結果の誤差を生ぜしめる。」

 (6) 「従って、本発明目的は、これらの欠点を除き、酵素的鹸化によるトリグリセリドの測定法を得ること

にあり、この方法では、必要量のリパーゼ量並びに必要時間消費は著るしく減少させられ、更に、沈でんす

る石けんを分離する必要性も除かれる。」

 (7) 「この目的は、本発明により、リパーゼを用いる酵素的鹸化及び遊離したグリセリンの測定によるトリグ

リセリドの測定法により解決され、この際鹸化は、カルボキシルエステラーゼ及びアルキル基中の炭素原子

数10~15のアルカリ金属―又はアルカリ土類金属―アルキル硫酸塩存在で行なう。」

 (8) 「リパーゼとしては、リゾプス・アリツスからのリパーゼが有利である。」

 (9) 「本発明方法実施するための本発明試薬グリセリンの検出用の系及び付加的にリパーゼ、カ

ルボキシルエステラーゼ、アルキル基中の炭素原子数10~15のアルカリ金属―又はアルカリ土類金属

アルキル硫酸塩及び場合により血清アルプミンからなる。」

 (10) 「有利な試薬組成物の範囲で、特に好適な試薬は次のものよりなる:リゾプス・アリツスからのリパー

ゼ 0.1~10.0mg/ml」

この馬鹿判決ワロタ

主    文

     原判決を破棄する。

     本件を東京高等裁判所差し戻す。

理    由

 上告代理菊池信男、同大島崇志、同島田清次郎、同岩舩榮司、同小花弘路、同米倉章、同伊沢宏一

郎、同船岡嘉彦の上告理由一について

 一 原審の確定したところによれば、(一) 被上告人のした本件特許出願の拒絶査定に対する審判請求に

おいて特許庁がした審決は、本願発明の要旨を、別紙明細書抜粋特許請求の範囲記載のとおり認定した

上、第一ないし第六引用例に記載された発明に基づいて本願発明進歩性を否定し、本件審判請求は成り

立たないとした、(二) そして、本件特許出願の明細書の発明の詳細な説明には、別紙明細書抜粋の(1)な

いし(10)の記載がある、というのである

 二 原審は、右確定事実に基づいて、次のとおり認定判断し、審決には、本願発明の基本構成部分の解釈

を誤った結果、同部分の進歩性を否定した違法があり、右の誤りは審決の結論に影響を及ぼすことが明らか

であるとして、これを取り消した。

 1 本願明細書の発明の詳細な説明中の前記(4)記載の方法は、リゾプス・アルヒズス(リゾプス・アリツスと

同義からのリパーゼ(以下「Raリパーゼ」という。)によるトリグリセリドの酵素的鹸化により遊離するグリセ

ンを測定するトリグリセリドの測定方法であるところ、これは、Raリパーゼを使用してトリグリセリドを測定する

方法に関する被上告人出願の昭和四五年特許願第一三〇七八八号の発明構成、すなわち、その特許

求の範囲に記載されている、「溶液、殊に体液中のリポ蛋白質に結合して存在するトリグリセリド及び/又は

蛋白質不含の中性脂肪を全酵素的かつ定量的に検出するに当り、リポ蛋白質及び蛋白質不含の中性脂肪

をリゾプス・アルヒズスから得られるリパーゼを用いて分解し、かつ分解生成物として得られるグリセリンを自

体公知の方法酵素的に測定することを特徴とする、トリグリセリドの定量的検出法」との構成実質的に同

である。そして、本願明細書の発明の詳細な説明の記載による限り、本願発明は、(4)記載の測定方法

改良を目的とするものであるから、Raリパーゼを使用することを前提とするものということができる。

 2 本願明細書の(4)の記載によれば、本願発明発明者は、Raリパーゼ以外のリパーゼはRaリパーゼ

のように許容される時間内にトリグリセリドを完全に分解する能力がなく、遊離グリセリンによるトリグリセリド

の測定には不適当である認識しているものと認められるから発明者が、右のようなトリグリセリド測定に

適当なリパーゼをも含める意味で本願発明特許請求の範囲中の基本構成に広く「リパーゼ」と記載した

ものと解することはできない。

 3 本願明細書の発明の詳細な説明に記載された「リパーゼ」の文言は、Raリパーゼを指すものということ

ができる。

 4 そうであれば、本願明細書の発明の詳細な説明の記載により前記(4)記載の測定方法の改良として技

術的に裏付けられているのは、Raリパーゼを使用するものだけであり、本願明細書に記載された実施例も、

Raリパーゼを使用したものけが示されている。

 5 そうすると、本願発明特許請求の範囲中の基本構成に記載された「リパーゼ」は、文言上何らの限定

はないが、Raリパーゼを意味するものと解するのが相当である

 三 しかしながら、原審の右の判断は、にわか是認することができない。その理由は、次のとおりである

特許法九条一項及び二項所定の特許要件、すなわち、特許出願に係る発明新規性及び進歩性につ

いて審理するに当たっては、この発明を同条一項各号所定の発明と対比する前提として、特許出願に係る

発明の要旨が認定されなければならないところ、この要旨認定は、特段の事情のない限り、願書に添付した

明細書の特許請求の範囲の記載に基づいてされるべきである特許請求の範囲の記載の技術的意義が一

義的に明確に理解することができないとか、あるいは、一見してその記載が誤記であることが明細書の発明

の詳細な説明の記載に照らして明らかであるなどの特段の事情がある場合に限って、明細書の発明の詳細

な説明の記載を参酌することが許されるにすぎない。このことは、特許請求の範囲には、特許を受けようとす

発明構成に欠くことができない事項のみを記載しなければならない旨定めている特許法六条五項二

号の規定(本件特許出願については、昭和五〇年法律第四六号による改正前の特許法六条五項の規

定)からみて明らかである

 これを本件についてみると、原審が確定した前記事関係によれば、本願発明特許請求の範囲の記載

には、トリグリセリドを酵素的に鹸化する際に使用するリパーゼについてこれを限定する旨の記載はなく、右

のような特段の事情も認められないから、本願発明特許請求の範囲に記載のリパーゼがRaリパーゼに限

定されるものであると解することはできない。原審は、本願発明は前記(4)記載の測定方法の改良を目的

するものであるが、その改良として技術的に裏付けられているのは、Raリパーゼを使用するものだけであ

り、本願明細書に記載された実施例もRaリパーゼを使用したものけが示されていると認定しているが、本

発明の測定法の技術分野において、Raリパーゼ以外のリパーゼはおよそ用いられるものでないことが当

業者一般的技術常識になっているとはいえないから、明細書の発明の詳細な説明で技術的に裏付け

れているのがRaリパーゼを使用するものだけであるとか、実施例がRaリパーゼを使用するものだけである

ことのみから特許請求の範囲に記載されたリパーゼをRaリパーゼと限定して解することはできないという

べきである

 四 そうすると、原審の確定した前記事関係から、本願発明特許請求の範囲の記載中にあるリパーゼ

はRaリパーゼを意味するものであるとし、本願発明採用した酵素はRaリパーゼに限定されるものである

解した原審の判断には、特許出願に係る発明進歩性の要件の有無を審理する前提としてされるべき発明

の要旨認定に関する法令解釈適用を誤った違法があるというべきであり、右違法は原判決結論に影響

を及ぼすことが明らかである。この点の違法をいう論旨は理由があり、その余の上告理由について判断する

までもなく、原判決は破棄を免れない。

 よって、更に審理を尽くさせるため、本件を原審に差し戻すこととし、行政事件訴訟法七条民訴法四〇七

条一項に従い、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり判決する。

     最高裁判所第二小法廷

         裁判長裁判官    中   島   敏 次 郎

            裁判官    藤   島       昭

            裁判官    香   川   保   一

            裁判官    木   崎   良   平

          明細書抜粋

 特許請求の範囲

「リパーゼを用いる酸素的鹸化及び遊離するグリセリンの測定によってトリグリセリドを測定する場合に、鹸

化をカルボキシルエステラーゼ及びアルキル基中の炭素原子数10~15のアルカリ金属―又はアルカリ

金属―アルキル硫酸塩存在実施することを特徴とするトリグリセリドの測定法。」

 発明の詳細な説明

 (1) 「本発明はグリセリドを鹸化し、かつこの際に遊離するグリセリンを測定することによってトリグリセリド

を測定するための新規方法及び新規試薬に関する。」

 (2) 「公知方法によれば、差当りアルコールアルカリでトリグリセリドを鹸化し、次いで生じるグリセリン

測定することによりこの測定を行なっている。」

 (3) 「この公知方法の重大な欠点は、エタノールアルカリを用いる鹸化にある。この鹸化工程は、さもな

ければ個有の精密かつ容易に実施すべき方法煩雑にする。それというのは、この鹸化はそれだけで約70

℃の温度で20~30分を必要とするからである。引続き、グリセリン測定そのものを開始する以前に、中和

かつ遠心分離しなければならない。」

 (4) 「この欠点は、1公知方法で、トリグリセリドの酵素的鹸化により除去され、この際、リゾプス・アリツス

(Rhizopus arrhizus)からのリパーゼを使用した。この方法で、水性緩衝液中で、トリグリセリドを許容しう

時間内に完全に脂肪酸及びグリセリンに分解することのできるリパーゼを発見することができたことは意想

外のことであった。他のリパーゼ殊に公知のパンクレアス―リパーゼは不適当であることが判明した。」

 (5) 「しかしながら、この酵素的分解の欠点は、鹸化になおかなり長い時間がかかり、更に、著るしい量の

非常に高価な酵素必要とすることにある。使用可能な反応時間を得るためには、1試験当り酵素約1mgが

必要である。更に、反応時間は30分を越え、従って殊に屡々試験される場合機械的な実験試験にとっ

ては適正が低い。最後に、遊離した脂肪酸カルシウムイオン及びマグネシウムイオンと不溶性石鹸形成

し、これが再び混濁させ、遠心しない場合にはこれにより測定結果の誤差を生ぜしめる。」

 (6) 「従って、本発明目的は、これらの欠点を除き、酵素的鹸化によるトリグリセリドの測定法を得ること

にあり、この方法では、必要量のリパーゼ量並びに必要時間消費は著るしく減少させられ、更に、沈でんす

る石けんを分離する必要性も除かれる。」

 (7) 「この目的は、本発明により、リパーゼを用いる酵素的鹸化及び遊離したグリセリンの測定によるトリグ

リセリドの測定法により解決され、この際鹸化は、カルボキシルエステラーゼ及びアルキル基中の炭素原子

数10~15のアルカリ金属―又はアルカリ土類金属―アルキル硫酸塩存在で行なう。」

 (8) 「リパーゼとしては、リゾプス・アリツスからのリパーゼが有利である。」

 (9) 「本発明方法実施するための本発明試薬グリセリンの検出用の系及び付加的にリパーゼ、カ

ルボキシルエステラーゼ、アルキル基中の炭素原子数10~15のアルカリ金属―又はアルカリ土類金属

アルキル硫酸塩及び場合により血清アルプミンからなる。」

 (10) 「有利な試薬組成物の範囲で、特に好適な試薬は次のものよりなる:リゾプス・アリツスからのリパー

ゼ 0.1~10.0mg/ml」

http://take-ip.com/cases/PAT-S62-Gtsu-3.pdf

2015-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20150326202120

巡航高度(1万m程度)を飛行中は気圧の関係でドアを開けるには12トン位の力が要るとか。

仮に開けるのに成功しても、今度は中の空気が一気に吸い出される際に最悪他の乗客や荷物にクリティカルヒット喰らって死ねる。

それに耐えてもパラシュートを開くのが早すぎれば、救助活動が行われるであろう圏内の外へ逝ってしまうから(運が良ければ陸地に付けるかもね)、風と寒さと酸素の薄さに耐えつつ適切な高度までのダイブ必要

(3000m級富士山でも真夏に雪が残ってる事を考えれば、如何に寒い想像できるだろう)

安全な高度(=数百m)まで落ちてから脱出すれば良いって?

それはジェットコースターの一番勢いがついてるタイミング飛び降りろと言ってるようなもの。それも落差数千mの。

そもそもそこまで持つなら緊急着陸試みる方が確実。

2015-02-10

ヘリウムのやつさ!

全力で走らせて酸素ボンベの替わりにヘリウム渡すイタズラ企画だったってマジかいな!

かんっぜんにテレビのせいじゃねーか!

ソース探したけど無かった!デマかも!

誰か教えて!

2015-01-21

冷蔵庫なしで常温保存できる食材。なるべく安いやつで。

・S&B なっとくシリーズカレーシチュー中華丼etc) 78~100円程度

キューピー パスタソースたらこ明太子) 2食入りで160円前後

・玉子 地域によって価格差が激しい食材、常温OK。100~200円

マヨネーズ カロリー補充wのために多めに使う 常温OK。200円前後

・粉チーズ 輸入食材屋(やまや とか)で大容量で買って来る。常温OK

・缶詰 魚、ささみ、豆が基本か。100円以内で探す。99ショップスーパーより安い場合あり。

・サバ缶詰

・粉末青汁

豆乳

・おぼろ昆布

シラス干し

・塩蔵-新巻鮭、塩豚

乾燥(乾物)-干し椎茸高野豆腐(凍り豆腐)、干し魚(棒鱈など)、乾麺、糒

・燻煙-燻製

発酵チーズ塩辛ザワークラウト

・糖蔵-ジャムコンポート

・酢漬け-ピクルス、しめさば

アルコール漬け - 焼酎漬け、酒粕漬け

香辛料の添加 - ワサビ漬け

・脱気(脱酸素剤の利用)

食品添加物保存料の添加)

・缶詰

・瓶詰め

レトルトパウチ食品レトルト食品

冷凍冷凍食品

保存食の利用内容による区分け

o 非常食

o レーション軍用食)

o 宇宙食

冷蔵庫のいらない生活

http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/kechi2/1180303771/

2014-12-27

クッソ面白いAV見つけたwwwwwwwww

しろうと関西円光 ってシリーズなんだけど、

強制子宮破壊女優さんで、水責めで何度も仮死状態になって、頭に酸素いかなすぎてパーになった子おるで~」

とか、AVぶっちゃけ話とか、リアル底辺アイドル特定済み)がでてたりとか。

なんつーか、セックスどうこうじゃなくて、インタビューとかがそういうのクッソ多くて面白い

2014-12-15

努力と才能の話

「結局は才能。」

もちろん、最終的に才能が結果に繋がるのは正しいと思うのだが、いつもモヤモヤさせられる。

努力とは何だろう。

それに近い感情を持った1つの記憶がある。

小学校の低学年、僕は自転車が好きで、広がった世界に興奮して、よく遠出をしていた。

当然、ある日迷子になった。線路沿いの道が工事にはばかられ、勘に頼ったせい。

夕暮れが終わり闇に気付くと泣きだした。

いつもならすぐ親が駆けつけくれるのだが、それはない。

泣いたら誰かの助けが必要だと自覚することになる。誰もいない今、それは絶望を認めるとの同じ。

迷ったと気付いた時から、その理性によって辛うじて耐えていたのに、夜の闇はそれを簡単に破った。

僕は恐怖に負けた。負けを認めて諦めて心が折れた。絶望した。

ただ願うしかなかった。助けてと。

そんな風に振り絞ってだした願いでも、何も変わらなかった。

泣くのをやめてしまえば、願いさえ否定される。

それが怖くて、泣きやまないため、必死に泣き続けた。

涙よりも先に息が尽きた。

うえ、え、としか吐き出せなくなると、泣くことさえ奪われた。

ヨロヨロと自転車を漕ぎだす。

行くしかない。などという理性じゃなかった。

体が酸素を求めて大きく動いた結果、思考が止まってふいに動いてしまった。

動いたら動いたで止まることが怖くて、啜り泣いてでも止まれなくなった。

努力とは、何かの目標に届くための、ポジティブで加算的な何かに例えられる。

伸ばすとか。上げるとか。進むとか。突破するとか。

成熟した理性では、そう捉えてるかもしれないが、その理性の原初は、全く逆だと思う。

ただ強烈に足りない何かを埋めなければいけないという恐怖。

逃げることさえ許されないなら、後は埋めるために足掻くしかない恐怖。

その足掻くという行為さえ、恐怖から逃げ出すためのものかもしれない。

迷いこまなければ、逃げる必要はない。迷い込んでも逃げ道があれば良い。

才能はその言い訳には十分だ。だから、才能が大切なのは、間違ってない。

でも、それは努力しない理由にはなってないのだ。

努力とは、欠損だ。

欠損という恐怖に気付いた時、恐怖から逃れられない時、埋めるしかないと諦めた時。

諦めてなくて痛んでも、それでもどうにもならないから、じたばたと足掻いた部分だ。

しない。なんて選択肢は無い。その時は、するしかない。

2014-12-13

地方自動車中毒自動車依存症

なかなかい表現だと思う。

よく、都市を人体に例えて、「道路は血管、基幹道路は大動脈で、そこを走るクルマは血流を流れる酸素赤血球)」みたく言うけど、これは嘘だよなあ。

だって、街に欠かせない“酸素”は、あくまで“人”であって“クルマ”じゃないから

地方がやってる郊外への大型スーパー配置は、身体の末端に“大きな臓器”を配置しちゃってるみたいなもんだよな。そこに人(酸素)が片寄っちゃって、中央や途中の臓器が酸欠で壊死してるみたいなもんだ。そりゃ心臓負担ばかり掛かって良いことなしだ。

何かあるとすぐ「道をもっと良くしろ」とか、イベントやるときにすぐ「駐車場はどうするんだ」とか、「自転車(笑)」とか言うやつが何考えてるのかサッパリからなかったけど、そうか、あいつらはクルマ依存症だったんだな。

でも地方じゃ、市長地方議員、まちの住人のほとんどがクルマ依存症から困る。

しかも、そういう連中に対抗しうる唯一の人材低所得ドキュン層が、自動車大好き人間どもだから余計困る。

そうだよなあ、そもそもクルマがないと行けない距離に住居構えたりしてる時点でオカシイよなあ。

土地が安いとか以前に、皆、壮大に誰かの戦略に騙されてるんじゃないかとさえ思える。

クルマがないと買い物にも行けない、医者にも行けない。でもそれが当たり前?当たり前なわけないし。生活必要施設を自ら遠くに配置させる地方まちづくりはオカシイよねぇ

2014-11-27

ネタバレあり)インターステラーの疑問点

1.通信について

地球から宇宙船への通信はできる(メッセージは届く)のに、

宇宙船から地球へは一切コンタクトできない理由

せめて、クーパーたちがミラーの星で大波と戦ってる間、

23年間母船で待ってたロミリー(黒人)は寝てないなら直しておけよ。無能か。

2.各惑星情報

先発隊のひとたち、わざわざ行ったのに生存信号しか送れないのはなぜ?

具体的な大気組成とか、気温とか、重力とか、その他ちゃんと送れば

マンの星とエドモンドの星で迷う必要がなかったと思うんだが、、

3.マンとエドモンドのどちらを選ぶか

アメリアクーパーで対立してたけど、アメリアロジック

ブラックホールが近いからマンの星はダメだ)は妥当ものな気が。

これはもっと推せよ。愛とか言い出す必要ないだろ。

4.特異点近くの時間

ラストクーパー特異点に落ちていく際の相対論的な時間の流れは?

ブラックホールスイングバイしたことで50年たってるなら、

そのあと切り離して落ちていく際に数百年たつと思うんだが、、

5.老マーフィーがアメリア生存を知っていた理由

4の疑問に目をつぶるとすると、クーパーが助けられたタイミング

アメリアがエドモンドの星についてエドモンドの死を確認したタイミング

ほぼ同時のはず。

なのに、老マーフィーはアメリアが一人で待ってて、これからコールドスリープ

入る、って見てきたように言っているのはなぜ?

クーパーが伝えたなら分かるが、土星近くのコロニーではエドモンドの星に向かう

宇宙船団が作られてた(クーパーがその中の1台に勝手に乗ったやつ)ので、

それは時系列が合わない。

6.特異点観測データ受け渡し

観測データが何MBあるのか知らないけど、それをモールス信号にしたら

何桁になるんだ。時計経由で送るほうも大変だし、読み取るほうも発狂しそう。

特に送るほう、クーパー主観時間は変わらないんだから酸素持たないんじゃ?

まあ、これは5次元空間の中に作られた精神と時の部屋的なものから大丈夫なのかもしれないけど。

以上、アスペルガー意見でした。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん