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2017-02-12

幸福の科学インタビュー守護霊著名人リスト

尚、とりあげられたからといって彼らが本当に幸福の科学信者かどうかが分かるものでは無いのであしからず

尚、この記事を書いている人は守護霊とか霊験がどういったものなのか全くわかってないのであしからず



やべぇ見たくなってきた(だが踏みとどまる)

神の目の女

高原ミユキの目には神が宿っているらしい。

部下の安川がそう訴える顔があまりに深刻だったので、おれは逆に安川の事が心配になり、ひとまずふたり社食を出て話に付き合ってやることにした。

2年前に入社してきた高原ミユキは、顔立ちだけでなくスタイルも抜群で、入社した当時から多くの男性社員アプローチが絶えなかったという。女子高生の頃から副社長愛人だったという下世話な噂さえ流れていた。

「そりゃ美人だけど、見つめられたら惚れるなんて話、今更だろう」

オフィスに向かうエレベータの中でおれが言うと、安川が声を荒げる。

「いやぜんっぜん違う!もっと恐ろしい目なんですって!もうぜんっぜん違う!ぜんっぜん違う!」

「じゃあ何なの」

安川は、一呼吸置いて話し始める。


広報課の同期で伊藤ってのがいるんす。いい奴なんだけどチンピラみたいな見た目の。知りません?」

「知らんけど」

高校時代高原の先輩だったらしいんですそいつ入学してきた高原一目惚れして、2年の夏休み告ったけど案の定フラれて。それでも伊藤はしつこく迫ったらしいんですんですけど、そしたら高原に『予告』されたんですって」

「予告?」

「『先輩はあと7年』って」

「なにそれ」

そこでエレベータの扉がするりと開き、まさか高原ミユキ当人が入ってくる。

「キュッ」と安川が小さく悲鳴をあげ、無理やり笑顔を作るも、五木ひろしモノマネしか見えない。

高原ミユキは安川には目もくれず「お疲れ様です」とおれに微笑みかける。かわいい

普段は横顔とかしか見たことなかったが、正面から見つめ返されると爆発的にかわいい。おれに惚れていると錯覚さえしてしまいそうな瞳に、思わず目をそらしたところで、安川が物凄い力でおれを外に引っ張り出す。おれは勢いで転げ、壁に頭を打ち付けてしまう。

ひとり逃げてゆく安川悲鳴が轟く中、頭をさすりながら見上げると、エレベータの扉が閉じてゆく。その間際に高原ミユキがこちらを見つめ何かを言っていたように見えたが、安川の絶叫がうるさくて聞き取ることはできなかった。

その三日後、仕事帰りにおれは高原ミユキに声をかけられる。

お話ししたいことがあるんです」

あの日以来安川が出社していないので、おれは正直そっちが心配だったし、私服がすっげえミニスカだし、目を合わせるとまた心がフワってなると思い「申し訳ないが…」と言いかけたところで目の前にヤクザが現れる。

スキンヘッドで顎髭を生やしたヤクザはおれの方をガン見する。怖い。

なんかしたっけ?と思う間も無く、ヤクザは怯えるように逃げ去っていく。ていうかヤクザじゃないのか?ネクタイしてたし。

「彼が安川さんの同僚の伊藤さんです。私の予言通りにハゲました」

下北沢のしょぼいバーのカウンターで、高原ミユキが語るところによると、彼女は目を合わせた相手の「頭頂が禿げる時期」がわかるという。最初父親ハゲ予言だった。

「4歳の頃だったそうです。父を見て、なんとなく思い浮かんだ数字を言っただけなんですけど」と俯き、長い髪を搔き上げる高原ミユキはやっぱりかわいい

彼女父親予言通り、19年後の昨年見事にハゲた。しかし、それ以前に父親上司教師になんとなく言った年数が、既に悉く的中していたという。やがて彼女は密かに「髪の眼」と呼ばれるようになった。

「『2年後』と言っても、『3日後』と言っても、どんなにフサフサでも、言った通りに髪の毛が一気に抜け落ちるんです。だからもう言いたくはないと思ってるんです。でも、男の人に迫られると、口が自然に動いて…」

高校時代伊藤にしつこくつきまとわれた彼女は、思わず「7年後だ」と言った。そして伊藤24歳の夏、頭髪が抜け始め翌月にはきれいな「頭頂ハゲ」になった。伊藤はいっそのことと、全ての頭髪を剃り、ブルース・ウィリスになることを選んだそうだ。

そして先日、自分告白してきた安川に対し、高原ミユキは「あと1ヶ月でハゲる」と言ってしまったという。そして今、安川会社を三日無断欠勤している。

「こんなに人を苦しめて生きていきたくないのに…」

こちらを見つめて泣きそうになっている高原ミユキは最高にかわいい。抱きしめたくなる。でもおれは言わなくてはいけない。

「それって、予言というよりは設定という気がする」

「えっ」

「君は、相手への好意や期待に比例した気持ちを、年数に替えて言っているんじゃないの?」

「……」

おれは尋ねる。

「お父さんのことは嫌い?」

別に

「禿げは嫌い?」

「嫌いじゃないです」

彼女が即答したのでおれは確信する。

「でもね、自分の事を好きだという男に対して『ハゲ宣告』をするのは、男からしたら正直恐怖に近い。好きな女性に顔を合わせられないと思うものなんだ」

「そうなんですか?」

「だから安川は引きこもってる。君に合わす顔がないと。だがそもそも君は彼をそんなに好きではない」

「まぁ…」

「その気持ちハゲる年数、期間に表れるんだ。君の言う年数は決して予言ではない。君の意思好意で設定する、いわば『宣告』なんだ」

「……」

「それは君の生存本能なのかもしれない。君のような、綺麗で魅力的な人には、放って置いても様々な男が寄ってくるだろう。中には下心だけの輩も寄り付くだろう。そこで君は即座にその人物評価を下し、ハゲタイムリミットを設定・宣告することで身を守る。是非はともかく威力は凄まじいよ」

高原ミユキは聞いているのかいないのか、空になったグラスをじっと見つめている。

「でもね、少しだけ考えてくれ。安川はそれなりにいい男だ。顔はそこそこかもしれないけど、あいつが他人に与える心遣いは人並みはずれている。営業畑だからだけじゃない。あいつは中学生の頃に兄と死別している。しか自殺だ。実家で首を吊られた。俺にだけ語ってくれたよ。それをあいつは誰にも言わず死ぬほど考えた挙句、多くの人を楽しませよう、目の前の人間絶対幸せにしよう、という志を10年以上貫いている。結果あいつが飲み会を開くと500人以上集まる。そしてあいつはその500人に愛情を注ごうとする。まあ当然注げない。でも注ごうとしたことは満遍なく伝わるんだ。そして次はもっと集まる。でも足りないんだ。あい自身は一切満たされてない。ずっと、心から愛したい、愛されたい相手を探していた。そして選んだのが君だった」

「………」

「君は安川のことがどこまで見えている?あいつの愛すべきところはもっと深いところにあるんじゃないのか?」

「私には…わかりません…」

長い沈黙の後、静かに高原ミユキが泣き出すが、おれは手を緩めない。

「君は男のことを見た目でしか判断していない。神の目?そんな立派なもんじゃない。結局は自分の身勝手な願望で男をハゲさせているだけだ。君の人を見る目がもっと優れていれば、被害は少なかったはずだよ。実際君はなにも見えてはいない。上っ面だけで24年生きてきた。控えめに言って人間のクズだよ。自分可愛いから調子に乗って男に恥をかかせ、挙句悲劇のヒロインぶって今は俺の同情すら買おうとしてる。しょうもな。考えが浅すぎる。そんなだから女友達いないんだろ」

遂に高原ミユキはカウンターに突っ伏して嗚咽を漏らし始める。計算通りだ。そこから劇的なフォローと愛の言葉で、おれは高原ミユキを射止めてやる。

「でも君はきっと」と言い始めたところで高原ミユキはおれを突き飛ばす。三日前と同じように床に転がる俺に歩み寄り、ほぼ直上から見下ろす高原ミユキの目が光ったように見えた。「2秒」とその口が呟いた直後、頭皮の急激な衰弱を感じ、おれは一瞬にして温水洋一になった。

ミニスカ高原ミユキは俺の顔に唾を吐き捨てると、身を翻しバーを出て行く。マジでクソ女。だがパンツは一瞬見えた。

1年後、高原ミユキは副社長を妻から略奪し結婚したと聞いた。

副社長は79歳にして今なおフサフサだという。

2017-02-06

映画沈黙 サイレンス」に便乗してキリスト教入門を語ってみる

映画沈黙サイレンス‐」がそこそこ流行っているみたいなので、便乗して「映画を見に行きたいけどキリスト教については何にも知らねーよ」という人に向けた「キリスト教とは」みたいな文章を書いてみたいと思う。

私自身は某プロテスタントの家庭に育った人間なので、どうしてもその宗派に寄った解釈というかバイアスは避けられないと思うけど、今回は可能な限りキリスト教最大公約数を目指して当たり障りのない範囲解説をしていきたい。

ちなみにタイトルは半ば釣り。「沈黙」はカトリックベースの話なので、どこまで私の話が参考になるかは分からない。

私自身、原作は読んだことがあるけれど、まだ映画館には足を運べていないので、その点は事前に了承しておいてもらいたい。

 

ポイント1 神様世界をすべて作った

キリスト教神様は全知全能。ミスも犯さないし、世界のすべてを知っているし、できないことも何もない。で、そんな神様が「光あれ!」と言って、世界ができた。「天地を創造された」ってことになってるけど、まあ、宇宙を作ったって解釈問題ないと思う。

 

ポイント2 神様人間自由意志を与えた

神様世界を作った後で、エデンの園って場所地球上のどこか)に最初人間を作った。アダムとイブ宗派によってエバ・エヴァとも)ってやつ。神様人間絶対服従のロボットみたいにすることもできたけど、あえて自由意志を与えた。自分意志神様を敬うようになって欲しかったって解釈でいいと思う。

で、「お前ら基本的に好きに生活していいけど、園の真ん中にある木の実(「善悪知識の実」とか、翻訳によって色々)だけは食べちゃダメよ」って人間約束した。

 

ポイント3 罪の支払う報酬は死

案の定アダムとイブ約束を破って木の実を食べちゃった。

元々、神様人間を「不老不死」で「罪」も犯さな存在として作っていたんだけど、この約束違反をキッカケに人間は罪を犯すようになってしまった。

「罪」の解釈は難しいテーマなのでサラリと流すけど、とりあえずキリスト教的には、人間ってのは普通に生きていれば呼吸をするようなレベルで罪を犯す存在。それくらい厳格な基準で罪と判別されることになっている。要するにキリスト教的には人類100%罪人ってこと。

そして「罪を犯した人間」はワンミスでも即「永遠の命」の権利を失う。理由については宗派によって解釈が違うかも知れないので触れない。ここでは、とにかくそういうルールだと思って貰えばいいと思う。

 

※余談だけど「神様は全知全能なんだからアダムとイブ約束を破るの初めから分かってたんじゃねーの」というツッコミは当然ある。長くなるし議論にもなるところなので端折るけど、この手の分かりやすツッコミどころ(いっぱいある)に関しては、基本、前人たちの手によって何かしらのエクスキューズっていうか言い訳が用意されているので、興味がある人はまずは調べてみるといいと思う。

 

ポイント4 イエス・キリスト人間の代わりに死んでくれた

人間は罪を犯す存在になり、そのために永遠の命を失ってしまったんだけど、神様人間を見捨てなかった。「罪の支払う報酬は死」っていうのがルールなら「罪を犯してないヤツ」が代わりに死ねば、罪を犯した人間の「死」はノーカンになるよね、って理屈で身代わりを送り込んでくれた。それがイエス・キリスト

このイエス・キリストっていうのは、神様本人でありながら神様の息子でもあるという複雑怪奇存在しかも、神様でありながら人間としてこの世に生まれてきた。もう訳が分からんと思うけど、この辺も宗派によって超議論になるところなので、今回はそういうもんだとしてスルーする

とにかくイエス・キリストは、人間として生まれ大人になったけれど、その間、一切罪を犯さなかった。そして、そのまま人間たちの手によって十字架にかけられて殺された。「罪を犯さなければ死ななくてもいい」っていうルールだったのにキリストはあえて死を選んだ、という解釈が正しいかどうかは怪しいけど、まあそう考えると理解やすいだろうか。

 

ポイント5 信じるものは救われる

そんなこんなで、人間の罪はキリストによって帳消しになった。ただし、神様あくまでも自由意志にこだわるので、これを受け入れるかどうかは依然として人間次第。だから人間が罪を帳消しにしてもらって「永遠の命」を取り戻すためには「サンキュー神様、身代わりありがとね」と神様宣言する必要がある。

何をもって宣言したとするかについては宗派によって色々だけど、まあ「洗礼バプテスマとも)」と呼ばれる儀式を受けるのが一般的。「心で受け入れればそれでOK」なんて解釈もある。逆に、あれこれ義務的な内容が追加される宗派もあるけれど、ベースに「身代わり理論」があることは変わらないはず。

 

ポイント6 「永遠の命」「死後」「最後の審判」の解釈は様々

人間個人の罪は身代わりによって帳消しになったけど、依然として人間が罪を犯す世の中は続いている。だから神様はどこかの段階でこの世界を一旦終わらせて、もう一度、罪のない世界を取り戻す(最後の審判)。そのとき、罪を帳消しにしてもらった人間は「永遠の命」が与えられる。とまあ、実のところ、この辺りまでが大体どの宗派でも共通しているだろうっていえるギリギリの線。

じゃあ具体的に「最後の審判のあとどうなるの?」とか「最後の審判の前に死んだ人間はどうなるの?」とか「『永遠の命』を貰えなかった人間はどうなるの?」とか、細かい話は本当に宗派によって色々なので、もうここでは一切触れない。

まあ、「永遠の命」を与えられた人間が、最終的には「天国(あるいは天国的なところ)」で幸せ暮らします、っていうのは多分共通だと考えてもらっていいと思う。あと「永遠の命」を貰えなかった人間は少なくとも幸せな結果を迎えられないってところも、多分共通

 

おわりに

とまあ、後半は特に曖昧表現が多くなったけど、キリスト教最大公約数的な説明をするなら、多分こんな感じになると思う。

本当は、これを踏まえて「一般的日本人クリスチャン意識や考え方が噛み合わない理由」みたいな話もしたかったけど、長文になったので、それはまた次の機会にしたいと思う。

2017-02-05

[] #14-5「生活教」

≪ 前

荷席にあったのは、大量の飲料水だった。

それらは見覚えのある市販のモノで、未開封であり何の変哲もない

予想外の代物に弟たちは肩透かしを食らうが、数秒の沈黙のあとにミミセンが閃く。

「聖水か? この水は? 聖水として売っているんじゃないか?」

事態を上手く飲み込めない教祖は、弟たちにコロコロ目線を向けながら、坦々と説明を始めた。

「いえ、単純に私個人が使うものです。ちょっと前に水ブームがあったでしょ? ここに来る途中、在庫を持て余した店が安く売っているのを見つけて、衝動買いしたんです。効能はよく知りませんが、飲料水として普通に使えるので」

随分と面白みのない返答に、むしろ弟たちは疑念を強める。

教祖は状況を飲みこめないまま、車を人質にされて問答を迫られることになった。

政界進出とかするの?」

「……何だか、随分と知識が偏っていますね。そんな目的はありませんよ。信仰している人は他にいても、組織ではないですし」

「なんだよそれ、じゃあ何のために布教してんだよ」

「何って……教えを説いて、広めることに決まっているじゃありませんか」

「いや……だって、その“教え”ってのが……」

「分かりきっている? 当たり前?」

それは確かに弟たちの言おうとしていた言葉だったが、教祖自身から出てきたということに驚きを隠せなかった。

「それを分かっていて、何で」

「当たり前のことが、実は当たり前のことじゃないのです」

その言葉に弟たちは一斉に首をかしげる。


「人は時に『今さら』だとかと腐すけれど、それは誰にとっても今さらなことではないのです。掛け算の順序を逆にしても答えは同じことを子供が自ずと発見したとして、それを『今さら』だと腐す大人がいるでしょうか?」

もっともらしくも聞こえたが、弟たちは怯まない。

なにせ相手宗教なので、油断ができないのである

「いや……でも、やっぱり今さらだよ」

「仮に今更だとしても、その知識を自ら完全にモノにして、始めて知識は本当の意味を持つんじゃないでしょうか。ならば全ての人間がそうなるまで、今さらだと思われていることを反復して、提唱することは意義のあることだと私は信じています

「なぜ、それを宗教に絡めて?」

「一つの体系に限界を感じたからです。科学的な、現実に沿った教えは尊重されるべきですが、それでも取りこぼしはある。だから私は宗教を通じて生活をより良くする教えを、別の側面から広めようと思ったのです」

「あえて、非科学的なことを言っているってこと?」

本質的意味目的が同じであれば、私は一つの体系にこだわらなくてもいいと考えています。むしろ拘ることこそ、視野を狭くする要因になるとも思っています

教えに対して、予想外の理念に弟たちは顔を見合わせた。

教祖の言うことは詭弁な気もするし、おためごかし可能性も捨て切れなかった。

或いは他に見落としている何かがあるかもしれない。

だが、弟たちには何の論拠もなしにどうしても食い下がるような理由特にないのである

「難しい話だとは思いますが、世の中には“科学から信じる人”もいれば、“宗教から信じる人”もいるのですよ」


教祖の乗った車が走っていくのを見ながら、弟たちは自分たちの頭に残るモヤを何とかしようとしていた。

「どうなんだろう……宗教からといって頭ごなしに否定するなってのは、何となく分かるんだけれども」

「うーん……要はあの宗教が良いのか悪いのかで考えることになるんだけど……何を信仰していようが、それでヘイトを広めたりだとかもせず、むしろ善良な人を育てようとするなら、少なくとも悪いことではないのかも」

それで納得しかけた矢先、ミミセンが一つの疑問を投げかけた。

不安があるとすれば……信者たちは本当に、そういった理念を把握した上で信仰しているかってことだろうね」

「どういうこと?」

「同じ宗派からといって、同じ方向を向いているとは限らないって事だよ」

次 ≫

2017-02-04

PTAで14年間のうち6年役員をしたけどやっぱPTAは無くした方がいいと思う

去年3人の子供が全員中学卒業したので私(♀)もPTA卒業した。

子供一人につき役員一回」っていう小中学校ルールを律儀にこなしてPTA役員を6期務めた私(最高は副会長)が、やっぱりPTAは無くした方がいいと思う理由を書くよ。

夫婦スペックは、2人とも別々の弱小Web系開発会社で働くエンジニア、ここ数年でほぼ同時に管理職になった。労働時間は長めだけど、わりと時間の融通はきく。

まずPTA存在意義でいうと、ブログエントリーにもあったけど公立校特に小学校)は保護者の協力がないとまともに運営できないのは事実だと思う。

そして、ちゃんと取り組むとPTA活動はまあまあ楽しい

地元に仲間もできるし、実際子供たちの成長に寄与してるっていう実感もある。

じゃあなんで無くした方がいいと思ってるかっていうと、このままじゃPTA怨嗟の吹き溜まりになって、子供たちにも悪影響を与えると思ったからだ。

親がイヤイヤやってたら、子供だって感じとる。

専業主婦の参加を前提として構築されたPTAには、様々な「逃げられない」仕組みがかなりの完成度で備わっている。

ローカルルール差異はあると思うけど、例えばこんな感じ。

クラスで一役あたり2名、役員をたてるルール → 都合の悪いとき二人で補い合う主旨だが、「相方に悪い」という心理が働き欠席しずらくなる

・次年度の役員を不足なく決める責任は現役員が負う → 役員決めの保護者会の沈黙。現役員の憔悴。一年間頑張った現役員可哀想になり、誰かがしぶしぶ立候補

・都合の悪い方は無理に引き受けなくて結構ですの建て前だが、卒業まで一度もやらないと陰口を言う人がかなりいる → うちだってしょうがなく引き受けたのに…という不公平

あと、ゼロではないけど圧倒的に父親の参加率は低く、意を決して参加してもひしひしと感じるアウェー感

数回参加した夫によると、進まない会議イラッとしたら敏感に感じとられ、「お父さんお忙しいでしょうから、このへんで大丈夫ですよ?」と周りに言われる始末(夫に気を遣ってくれるのは有り難いけど、私だって忙しいっつーの)。

数十年で培われた文化任期一年役員の頑張りで変えられるようなものじゃなく、そこそこ頑張った私も無力感と徒労感に何度も苛まれた。

最初に書いたようにPTAがないと学校は回らないし、やりがいもそれなりにある。

でも組織じたいが修復不能の制度疲労を起こしてるんだよね。

から一旦PTAは無くしてしまって、機能不全を起こした学校を見て行政が重い腰をあげるなり、有志の保護者ゼロから組織を立ち上げない限りダメなんじゃないかな。

はい自分の子供が不利益を被るのはみんな勘弁だろうし、私もそれもあって真面目にやってきたんだけど。

2017-02-02

遠藤周作の「沈黙

あれを政治的に読むっていう感覚自分には全くないな。

2017-01-30

沈黙 サイレンス☆☆

時代劇のお偉方・死刑など、根深宗教日本キリシタンのどうのこうのと、どうみても見たくない映画だった。

それなりに楽しめたがあの終わりの手の中のブツは要らないだろ。あれのせいで駄作

あとキチジローはなんなんだよと思ったがキチガイのキチか。

総評

パンツが見えなかったので星2つです。

なんだか各所でPTA関連で騒がれてる。

http://anond.hatelabo.jp/20170127224355

http://nemurenai-same.hatenadiary.jp/entry/2017/01/29/215244

ぶっちゃけPTAって名前共通しているだけで学校毎に別組織なんだから、一括りにして話が出来るもんじゃないだろうって思うんだけど。

うちの子どもが通う学校PTAについて俺の雑感を書いてみる。

is

一応現職のPTA副会長

実態行事等の実働担当で、計画やら何やらの部分は他役員に丸投げ。

定例会なんかも時間に都合が付けば出るレベル

話が来た時点で「行事等の実働をお願いするので、話し合い等は来なくても構いません」と言われてるのでそれに甘えている形。

PTAの主な活動

あくまでうちの子どもが通う学校PTAの話、という前置きをしておく。

基本的活動を列挙するとこんな感じ。

特にモンスターペアレント」という言葉が広く知られるようになってから学校側に意見を言いづらく感じる人が多いらしく、結構な数の相談事が持ち込まれているようだ。

学校側に意見を挙げるだけでは解決の見込みが薄い問題についてはPTAから人員を割いて対応に当たるケースもある(センシティブなケースなので詳細は省く)。

PTA活動って仕事しながら出来るのか問題

で、これらのことを執行部の総数30名、各部役員を合わせて100名程度の役員でやっていく。

行事のことをやるだけなら仕事してる人でもどうにかやれる分量なんだけど、色んな雑務を合わせるとまず無理。

事実役員の半数以上は専業主婦の人(うちのPTAには専業主夫はいない)が頑張ってくれてなんとかなっている。

会議は平日夜や休日昼間に行うことが多いけど、学校意見したり校外活動時の立哨なんかは平日昼間に時間取れる人じゃないとやれないからね。

平日昼間に時間を取れない人は、その分休日に行われる行事等の仕事担当して負担分散していて、今のところ不満は表には出ていない模様。

全部を役員で賄うのは無理なので、PTA会員からボランティアを募る。

うちは1家庭あたり最大年2回のボランティアをお願いしてるけど、正直言って必要数に全然足りない人数しかまらない。

そら誰も面倒なことはやりたくないよな、って思うんだけど、運動会運営補助やら大掃除の実働要員程度はともかく、校外活動に関することは人が足りないと最悪中止になるので、子どもたちのためにと自治会なんかにお願いしてどうにか人数を揃えている。

うちの地域はクソ田舎から共働き世帯はそれほど多くないんだけど、それでも集まらないので共働き世帯が多い地域PTAもっと大変なんだろうなと思う。

お金問題

PTA会費は各PTAでバラバラだけど、うちの場合一世帯あたり年間1,500円の負担をお願いしている。

ただ、児童数の減少に伴い各種補助金を受けても賄いきれず、ここ10年ほどは赤字が続いている。

一応児童数が多かった時期から続く保留金があるのでそれを切り崩しながらやってる状況だけど、あと数年すれば保留金も底をつくという状況。

で、お金が足りないなら会費上げればいいじゃないかっていう案も当然出る訳だけど、会則を変えなきゃいけないので会則に従い全会員数の2/3以上の承認を受けなければならず、未だ会費を上げることが出来ずにいる。

じゃあ支出を抑えるために活動を改めるか?となると、会員から「それをやめるなんてとんでもない」みたいな意見がぶち上がって来るのでなかなか進まない。

ここ数年で幾ばくかの改善を行えたらしいけど、赤字である事実は変わっていないので若干延命出来たか?っていう程度。

一応寄付金も常時受け付けてるし、年数回行ってる総会での会計報告でも赤字であることの報告と寄付のお願いをしているけど、俺が把握している限りでは寄付は一度もない。

そんな財政状況だけど備品管理はちゃんとやらないといけない訳で、そこでベルマークが登場する。

各家庭に金銭負担をお願いすると不満が多く出るけど、ベルマークであれば金銭負担がないからかそこそこ集まるので、ベルマークの積立金で備品の補充を行ったりする。

ベルマーク運用も多分学校ごとに違うんだろうが、うちの学校ではPTAが完全に管理して、学校から相談があればPTAから寄付という形で学校側に贈られる(一定数の会員から承認がなければ行えないシステム)。

ベルマークなんて集めずに寄付したい?どうぞどうぞPTA役員としても現金で貰えるなら助かります。本当に寄付してくれるんならな!

強制加入とかクソ

うちも例に漏れず加入届はなく、加入する意志がなければ非加入届を出す必要がある。

ただこれについては入学前の説明会説明して、説明会不参加の家庭にも明記した資料学校から配付してもらい、一応任意加入の団体である体を整えようとしている。

任意加入の体をちゃんと取るなら加入届を提出する方式にしては?」という意見も毎年出ているようだが、じゃあその加入届を誰が処理すんの?個人情報管理は?ってなって誰もが沈黙している状況。

非加入者の児童名だけ管理しておいて、会員の住所や電話番号等は一切管理せず徹底して学校にお願いしてプリント配布や連絡網で伝えてもらうことで管理の手間を省くシステムで長く運用されているので、人手のことを考えたらまぁ仕方ないのかなと俺は諦めている。

PTAなくなったらどうなるのっと

多分何だかんだなくてもどうにかなるんじゃないかとは思う。

というのも、子ども健全育成を目的とした地域団体は他にもあるため、PTAがなくなっても多分それが似たような立ち位置に立つんだろうなと思ってる。

うちの地域で言えば俺もぱっと2,3団体思いつくし場所によってはもっとあるんじゃなないのかな。

逆にPTA以外にそういう団体がなかったとしても、きっとそのうち似たような団体が作られるんじゃないだろうか。

沈黙は金」が格言として語り継がれている時点で沈黙できてない

2017-01-29

https://twitter.com/c_ssk/status/825188170052407296

私が「沈黙」で一番ああこれ日本だなと思ったのは、浅野忠信が「仏教キリスト教も要は人のためみたいな感じで似たようなもんだからどっちでも良いじゃん(だから大人しく棄教せよ)」と迫るシーンです。宗教に対する雑さと無神経さ、おおらかに見せて結局は従わせる暴力性、とても日本

これ確かにそうだなあと思うんだけど同時に宣教師たちもひたすら傲慢だったので「宗教に対して真摯」ならその傲慢さはスルーされるのかと思うと溜め息しか出ない

私は今から目線で「どっちも視野狭いよなあ」と思いました

2017-01-27

[]イース8 プレイ日記9

沈黙の塔のレベル80のやつ倒せた

すげー苦労したけど、ごり押しじゃなくてちょこっとずつけずる方法でなんとかいけた

パイレーツなんたらで経験地up状態で倒したら戦闘参加したやつらが一気に60→68くらいまで上がってワロタ

さすが作中で一番レベルの高い80の敵だけあるな

船名プレートでカシューキャラクリした

ダーナ遺書クエ発生しないなーしょうがない先すすむかと思ったら村に襲撃あった・・・

古代種ばっかだった

でも68になってたおかげかわりとさくさく倒せた

ランクはAだったけど・・・

ばーさんが戦いたいっていってきたww

襲撃後にダーナクエも発生した

さーて土日でクリアしますかね

2017-01-26

[]イース8 プレイ日記8

過去のダーナ編を終わらせた

なんかつかまるからってことで遠回りしたりで地味に時間かかった

なんで眠ってたかってのが明らかになった

よーやくセレクトイベントの会話オートで進めることができることに気づいたwwwいまさらwww

その後現代にもどってきたらまた極々一部除いて全部ワープできるようになってたからよかった

これ幸いと進水式カシューイベント終わらせて、続けておうけのたに近くの?にいったら、セルセタのときキャラ?がでてきて仲間に

それで23になったか拠点近くの浜のラストのとおせんポイントを解除して小島に渡ったらそこにカーランがいたwww生きてたwww

そのあと真ん中の神殿のとおせんポイント解除して沈黙の塔に入ったけど、なんか敵がつよい・・・ボスいたけどボスレベル80でこっちが60だとごりおしではきつかったからあきらめた

ちゃんと直前にセーブしててよかった

ヒイロカネ1個手に入ったしね

ロケーションポイントもいつのまにかコンプしてたし

さーて次はどうすっかなー

2017-01-23

表現力の欠如

感想しろ批評しろ言える人は凄いと思う

話題だったシンゴジラとか君の名はとかこの世界の片隅でとか全部観に行って

全部、感動して観てる間ウルウルしていたのにどうだったと人に聞かれたら

面白かったです!以上の感想が出てこない

沈黙 サイレンス」を観て苦しいほど考えさせられる作品なのに

面白かったです以上の言葉が出ない

[] #13-1「弟が出来るまで」

「俺ってどうやって生まれたの?」

ある日、弟の投げかけた言葉である

ああ、とうとう来てしまたかと思っていたにも関わらず、両親は動揺した。

命題であることもそうだが、弟は知の探求家なのだ

一度、疑問を持てば自分が納得する答えを探し求め、その労力を厭わない。

魔法少女の正体を暴いたり、エベレストだって登る。

そんな弟に、生半可な回答は危険なのだ

「そうね……よく知らないの。ほら、私ってサイボーグでしょ?」

サイボーグだと生まれないの?」

「まあ……」

我が家ならではの誤魔化し方であるが、後々ややこしいことになりそうなのは目に見えている。

「母さんが本格的にサイボーグ化したのって、つい最近だろ。そもそもサイボーグであることと、知っているかどうかとは関係ないし」

「あ、それもそうか」

俺は横に入って訂正をせざるを得なかった。

具体的にどうこう言えというつもりはないが、誤魔化すならもう少し支障がない方向性でいくべきだろう。


「……」

「……」

両親の回答に、俺は思わずため息が漏れた。

回答というか、要は“沈黙である

当然ながら弟は納得しない。

「ちぇ……なんだよ、それ。じゃあ兄貴は知ってる?」

そして両親がその調子であれば、次に訊ねられる身内は俺しかいないことになる。

父が目配せをする。

どうやら、さきほどの俺の訂正と同時に、回答権を俺に譲った形にしたつもりらしい。

「なあ、兄貴……」

「待て、説明するには言葉選びと構成大事なんだ。それを考えている……」

正直なところ、俺は皆がそこまでして誤魔化す理由すら把握していない。

しかし、漫然と「今じゃない」という思いが横たわっているが故に苦心する。

まり、恐らく父と母は「今じゃない」と判断したのだ。

それを汲み取るべきかは知らないが、かといって返答に窮することは変わらない。

俺の知識ボキャブラリでは、言えることに限界があるのだ。

コウノトリだのキャベツ畑だのは陳腐すぎるが、無修正ポルノを例に説明するのが愚策であることもさすがに分かっている。

かといって、ここで両親と同じく沈黙を貫いたり下手なことを言ったりすれば、その被害我が家だけではすまないことになるだろう。

いわば、意図せずして俺は弟の知的好奇心を止める最後の砦となってしまったのだ。

なんだか、こういうこと前にもあったな……。

ああ、関係のないことまで思い出して、考えがまとまらなくなってきた。


「いや、待てよ」

わずからこぼれる。

俺はそうして思い出した記憶の中から、一つの光明見出したのだ。

「俺も所詮ティーンエイジャー。言える事は少ない。だが、それでも言える事はある」

「お、なになに?」

「お前が生まれる前の話だ。第三者から見えてくる、誕生真実ってのもあるんだぜ」

俺の意味深な語り口に、傍観を決め込んでいた両親もソワソワし始める。

真実……?」

「まあ、聞け」

次 ≫

2017-01-22

おい!お前だよ!「沈黙」観に行くお前!

電源を切れ!


マナーモードでいっかじゃねえんだよ!


この映画で一番大事なとこなんだよ!

音のない世界でさあ

そんな世界でよお


ブッブブー、ブッブブーって延々とバイブの音が鳴り響いたスクリーンの観客の気持ちわかるか?

この映画を観た気持ち半減だよ!


この映画で最も大事沈黙(silence)のシーンでよお

ブッブブー、ブッブブーてよお


ガーフィールドが最も信仰と神と愛に向き合う

重要決断をするピーンと張り詰めた糸マックスのシーンでよお!

ブッブブー、ブッブブーてよお!

カスタネットでいったらタンッタターだよ!タンッタター!


最低でも小気味いいリズムバイブ設定にはするな!

わかったか!!!

2017-01-15

例の男女対立煽りっぽい漫画

デートとかち合ったときに素直に生理できついっていう女性ってそんなに大勢占めてる?すんごい少数派な気がするんだけど。

当日にデートプランおじゃんにするのが悪くって…みたいな配慮のていで沈黙しておいて、調子の悪さは変わるわけじゃないかイライラを募らせて

何も言わなかったけど察して配慮してくれなかった!って爆発するパターンが多くない?

男女入れ替えてみたら男の子は素直に理由を言うよっていう遠回しな女disなんだろうか

2017-01-11

どうして連絡をくれないの

facebook意気揚々と夢を語ってる

何言ってんだ 

ペラペラ甲冑つけて何言ってんだ

わたしに嘘をついて 沈黙したままで

プライドが高すぎる」なんてどの口が言うんだ

ばかなのか

2017-01-09

http://anond.hatelabo.jp/20170109082715

仕事生活で忙しいのは言い訳になりませんよ。

日本会社員以上に働いてる人は世界に幾らでもいます

からと言って今の日本人のように政治に無関心ではありません。

SEALsのような低レベル運動しかまれないのは

それだけ日本人政治社会に対する意識が低い何よりの証拠でしょう。

あれを見ているとただの憂さ晴らしに見えるのも仕方ないとは思いますが。

昨今の日本右傾化を考えれば、政治に無関心であることは

沈黙肯定同義であるのと同じように、

右翼(主にネトウヨ)を支持しているのと同義と言わざるを得ません。

違うと思うならばもっと政治社会に対して批判的な目を向け、自ら主張していく事が大前提です。

2017-01-08

3人以上の女子会死ぬほど嫌な理由

さっきまで「女子会」だったのだが

まりにつらくて逃げ出してきた。で、これを書いている。

複数人数と「雑談」することがものすごく苦手だ。

人と話すこと自体がきらいなわけではなく

一対一なら何時間でも話していられたりする。

しかし3人以上になると、もう無理。

なんていうか一対一なら

「いまは話すターン」「次は聞くターン」っていうのが明確で

まあ聞き役に回れば会話は成立する。

相手が何を聞けば喜ぶのか想像すればいいんだから

よい印象を与えるのはたやすい。

寡黙な人ならもっと簡単

要件を話し、あとは心ばかりの有益情報と、相手への褒めを

ミックスして放り込んでさっさと解散だ。

いちばん難しいのは、女子会

理由は下記。

1)つねに3人以上である

2)語り手と聞き手が極めてさりげなく切り替わる

3)職業、雇用形態、既婚未婚離婚子どもの有無などで属性や状況が大きく変わる

4)なのに、わざとらしくない「共感」が求められる

5)しかしその実、みんな「自分の話」をしたい

3とか4はわれながら陳腐ヘイトだが、

真の理由は、たぶん5である

まり、こういうこと。

私は会話において「相手がどうしたら心地よくなるか」を軸としている…

といえば聞こえがいいが、言い換えれば主体性がまったくない。

相手の顔色を伺い、相手によい気持ちになってもらうことで

自分の印象をよくする、もしくはミッションを達成することが会話の「目的」だ。

女子会のような場においては、まずその目的設定自体がまちがってる。

会話の目的は、乱暴にいえば「共感」であり、同時に

「求められてなくても自分の話をする」ことが求められる。(ややこしいな)

共感可能な形でお互い「自分の話」をすることが場のルールであり

それこそが「皆んなが心地よくなる」ために必要なふるまいだ。

私とて、自分の話をするのが嫌なわけではない。

でも話出してすぐ「こんなこと誰が聞きたいんだよ」と思ってしま

そう思ったらもう終わらせたくて仕方なくなる。

なるべく短く、とディテールを欠いて話を閉じるものから

共感も何もできず、沈黙が訪れる。

落ちたボールを拾い上げるお手間だけをかけてしまい、居たたまれない。

そんなターンの繰りかえしを、2時間も繰り返せば、自分相手うんざりだろう。

これまで「女子会が苦手」なことに寧ろ誇らしさを感じていたが(偽サバサバ女子

これは結構ゆゆしき問題なのかもしれない。

なんでこうなっちゃったんだろうなあ。

2017-01-07

日本人の9割は虚言癖だ

日本に住む人間のうち、ほとんどは虚言癖だと、とある修行僧が言っていた。

それに対し、最初は「なんだそれ?わたしは嘘など言ったことがないが」と反論した。

続けてその修行僧は言った。

あなたは広くて空いている歩道の右側を歩いている。正面から人が歩いてくる。あなたにぶつかる。あなたは『すいません』と言ったことはなかったですか」

あなたは混雑している電車に乗っている。もうすぐ着く駅で降りるのだがあなたのいる位置は、車両出口から遠い、車両の中ほど。電車が駅のホームに着き降りる際に『すいません』と言ったことはなかったですか」

「遅れている電車アナウンスで『お客様トラブルにより』という理由に続けて『ご迷惑おかけして申し訳ない』と言うのを聞いたことはなかったですか」

すべてわたしの答えはYESだった。少しの沈黙からその修行僧はこう続ける。

「全力で良いことを他人にし、相手から感謝されたときあなたは『いえいえとんでもない』と言ったことはなかったですか」

絶対プライベートでは飲食を共にしない他人に会食後に『ぜひまた』と言ったことは」

わたし沈黙しかできなかった。だが、日本はそういった文化なんだ。それにより永く関係を持てる国なのだ。こうしてわたしはここに立っているし、今の地位を築いている。それは嘘ではない。

その修行僧わたしの目を見ながらこう最後に言った。

「虚を虚である認識できない事やそれを文化とするのは思考の停止です。一番最初に私がした質問へのあなたの答え、それがそもそも虚なんですよ」

2017-01-01


ちゃんと確認していませんが、おそらく放送も終わっただろうと思うので、

春に私がうどんの国の金色蹴鞠監督をおろされた経緯をお話させてください。

長くなって申し訳ありません。

表向きのきっかけは、ライターである高橋なつこさんとの衝突です。

私が高橋さんに衝突してしまった理由は、高橋さんがずっと

シナリオを毎回シナリオ打ちの1時間前に提出することを繰り返す。

・「これくらいならすぐに直せるのでシナリオ打ちを待たずあさってには修正して提出します。」

土曜日までにこれを考えてきます」と言って、約束を守らない(その間、私やほかのスタッフはそれを待っている)

・提出されたシナリオが、原作を2個つなげたものはABパートテーマ統一されておらず、ただ原作をつなげただけで、

 かつ、アニメではほぼ初登場のキャラクターがさも3度目のような登場の仕方をする等、

 明らかに作業時間を十分にとっているとは思えない、十分に考えられたとは思えない残念なシナリオに私の目には映った。

等を繰り返された事です。

事の起こった3月シナリオ打ちのその日も、高橋さんはいものように1時間前にシナリオを提出しました。

私の常識では、シナリオは前日にはあがってきて、それをみんな読んで、自分の考えをまとめて打ち合わせに臨む、それがシナリオ打ちです。

反論が無い=決定ですのでその日も私はその1時間必死シナリオを読みました。

ちなみにほかの出席者の方はその時間移動時間です。読む時間などとれず、シナリオを読まずにいつもシナリオ打ちに臨んでいました。

私も1時間では通して読んで問題点を見つけるまでしか至らず、発言否定的になりますが、このシナリオが通ってしまっては、その後いいものはできないし、

ここで問題をつぶしておかないとコンテにする時に苦しむことになるのがわかっているので必死に抵抗しました。

(現にその時書いていたコンテでシナリオ欠点が残ってしまい、それを修正するのに苦労していた)

すると高橋さんが激昂して

「言い方!(が気に入らない)」

と言って来ました。

前日に提出されたものでいつも十分に熟考できれば、私も言い方に気をつけることができるし、問題改正する案も提示することができますが、

そもそも1時間しかあたえてくれないのは高橋さん本人であるので、私も言い返しました。

「すいませんが高橋さんは手を抜いているようにしか思えないし1時間前に提出されるのは困る」

と言った事を言い返しました。

高橋さんには

最近シナリオ打ちで監督意外の発言が減ったのは、監督がそんな風に横暴なせいだ。そんなんであったかものはつくれない」

と言われました。

その場では、必死でやっていた自分発言の仕方が悪かったのかと反省しましたが、

その後考えたら、ほかの人は読んで自分意見を用意する時間高橋さんから与えられていないのだから発言できるはずありません。

その会はいやな空気で終わり、会議室を出たところで高橋さんに呼び止められ、委員会の見てないところで言い争いになりました。

から

シナリオが遅れることを責めているのではない。それは仕方が無いこともあるが、

自分約束をした、小さな修正等何時までにやりますといった、無理なくできることを、その期限を無視してくるのは何故か?」

と聞きました。

高橋さん

「急かされなかったからしなかった(制作から追っかけの電話が無かった)。

 仕事は急かされなければしなくていいと思っていたし、いつもそうやっている。

 そんな事を言われるのは心外だ」

と、本当にそういわれました。

そんな考えの人が、共同制作第一線にいることに驚いてしまいましたが、私は

約束を守って欲しい。約束をしたらその時間にくるものだと思ってみんなが待っている。

 約束を守らないと、誰かがせっかくしてくれた作業を切り捨てなければいけなくなる。

 それが共同制作だ」

と返しました。

高橋さんから

監督の言っていることは正論だが、あなたとはやってられない」

と言われました。

私は

「それでも私は最後まで高橋さんとやりたいと思っている」

と言ってその話を終えました。

以来高橋さんとは会っていません。

シナリオ打ちは3週飛びました。

私のところには、監督あんなだから筆が乗らない。と高橋さんが言っていると聞こえてきました。

私にはそういう理由仕事をしない、人に迷惑をかける。といった考え方が無いのでびっくりしました。

3週間後プロデューサーの柴に呼び出され、私が下ろされることになったと伝えられました。

柴が言うには

ライターが1時間前に提出するのは当たり前で、ライター100人100人みんなそうだ。それに怒るお前が悪いしどうかしている」

ということでした。そんなはずありません。

私がいままでご一緒したライターさんの中で、あん仕事をするのは高橋さんだけです。

私は私が悪いというなら謝罪の機会を与えて欲しいと食い下がりましたが、その機会も与えられず

「お前は俺のチームにはいらない」

と何も訴えることを許されず追い出されました。

これ以上ごねても作品のためにならないと身を引きましたが、

その時点で半分以上書き終えていた次のコンテも捨て、チェックも止まり

監督が変わり、企画は3ヶ月は無駄になったと思います

プライベート含め何度も香川に赴き、自分の足で見て回り、現地の協力者を集め、

いい物を作ろうとイメージを固めていった私の思いや努力は全部無駄になりました。

制作サイドの柴が連れてきた監督が私で、メーカーと局が連れてきたのが高橋なつこさんです。

制作サイドとしてはメーカーと局に逆らえずに私を下ろすことになったのだろう。

というのがその時点の私や、周りの見解ですが、私はその柴の態度に違和感を感じました。

私の委員会との接触を妨害し、一番私を下ろそうとしているのは、

本来現場スタッフスケジュールを守るべき立場のはずの柴ではないかという違和感です。

それがはっきりわかったのは私が下ろされてから決定したキャストを見てです。

ポコ役になっていたコキドさんは柴が大変かわいがっている女性声優です。

私は衝突の起こるちょっと前、柴が推薦するそのコキドさんを主役にすることを拒否しました。

2月声優オーディションの後、衝突の起こる1~2週間前、柴から呼び出され、コキドさんを推薦されました。

推薦の理由は「あのアドリブ原作を読んできたから」という理由でした。

オーディション原作アピールをしてきた声優さんはほかにもいますし、そのコキドさんの読んだ原作本の出所想像がつきます

しかし、私は

オーディションの声を聞き、コキドさんに私は×をつけた。

 役的に、演技力的にコキドさんにはポコ役は無理なので私からは推薦することはできない」

と答えました。

勘違いしないでいただきたいのは、コキドさんが柴のお気に入りから拒否したのではありません。

私も、オーディション時点で2人のことは知っていましたし、

いい芝居をしてくれて横並びであれば是非にと思ってオーディションでコキドさんの声を聞きました。

しかし、それはとても残念なものであり、評価を上乗せしてもポコ役は不可能だと感じました。

オーディションは2月

しかし柴は4月にコキドさんを連れて台湾旅行に行くことを、その前の年から企画していました。

また、柴は度々、「この作品では声優を連れて地方イベントに行きたい」と言っていました。

柴にとってこの作品自体がその為の企画だったのでしょう。

キドさんを私が初めて見たのは2015年ライデン慰安旅行でした。

アニメを作るためのスタッフの中で声優しかモブ役)が一人いるのを何でだろうと思いましたが、

キドさんの経歴と照らし合わせると

2015

山田くんと7人の魔女(しょうこ(クラスメイトモブ)、女子生徒)

慰安旅行

2016

石膏ボーイズ石本美希)

台湾旅行

うどんの国の金色毛鞠ポコモモ

わかりやすいです。

何が何でも4月までにコキドさんを主役に決めたかった柴にとって

その意に沿わない監督キャスト決定前に問題を起こしたことは渡りに船だったと思います

柴にとっては現場スタッフの混乱、スケジュール崩壊作品クオリティよりコキドさんを主役にする事のほうが大事だったのでしょう。

あれから一年近く経ちましたが、いつも頭の片隅であの日のことを考えてしまます

でもどうしても、私が悪かった、私の考えが間違っていた。あんな事いわなければという考えには思い至れません。

やっと収まってきましたが、ストレスからくる体調不良睡眠障害は今も抱えています

また、大好きだったうどんが嫌いになりました。

私が今まで沈黙していた理由は、柴は許せませんがこの企画に関わっているスタッフには私の大事な友人もいます

そののモチベーションを下げたくない、放送される作品にけちをつけたくないという思いがあったからです。

しかし、放送も終わっただろう今、これ以上自分の中だけに留めて、

この半年以上抱き続けていた苦しみが続くことに耐えることができません。

こんなところでこんなことを発表しても効果は無いでしょう。

ただ、誰かに訴えないと狂ってしまいそうな思いをこの一年私は抱え続けてきたのです。

申し訳ありませんが、このまま一生、この苦しみが頭の中で渦巻くくらいなら

この年の終わりに吐き出して、こんなことをもう忘れて、新しい年を迎えたいのです。

当然作品は一度も見てませんし一生見ないでしょう。

私にとって良かった事は、放送中、全く、作品に関する話題が私の耳に届かなかったことです。

そんな作品になってしまったこと、残念に思います

来年から私は、このことをすっぱり忘れて、改めて作品作りに全力を尽くしたいと思います

幸い、今関わっている方々は、あの人たちと違い、自分仕事を全うしようと努力してくれる人ばかりです。

そんな方たちと来年もがんばりたいと思います

では最悪の一年さようなら

皆様良いお年を

2016-12-27

私は四天王の中でも最弱

我を倒したからと言って図に乗るなよ。

我は第二新卒6月入社

周りとのコミュニケーションいまいちうまくいかず、

自虐ギャグのつもりで話した学生時代エピソード

異常な重力を感じる沈黙を呼び起こす男よ。

2016-12-26

無自覚に量産され続ける地獄のようにつまらない飲み会について

この時期多いであろう忘年会という名の無礼講クリパという名の寄せ集めバカ騒ぎに辟易としている全ての人々に捧ぐ

結論としては、もう俺は誘われたからといって安直飲み会参加を決めないことにした。

周りがうざいからとかじゃない。うざいときもあるけどほぼ問題自分なのはわかってるからそこについて。

俺はコミュ障だ。それはとっくの昔に自覚済みで、コミュ障改善のため学校バイト先で頑張ったり本読んだりしてきた(好きな子とかパリピみたいな奴と汗かきながら話した後は通常の五割増でコミュニケーションが上手くいく気がする)。

そのおかげかわからんけどかなり友達も増えたし中学の頃よりはよっぽどまともになったと勘違いして最近調子に乗ってたんだと思う。

こないだ少し早めの忘年会ということで、元バイト先の飲みに誘われた。

メンツはよく知っている人もいる中で、あんまり話したことない同期とか年が離れた先輩とかもちらほら。

呼んでくれた先輩は俺みたいなのにも気さくに接してくれた人で、まあその人いるし、仲良い人もいるにはいから余裕だろと謎に過信して参加することにした。

で当日、

俺のコミュ障は微塵も治ってなんかいなかった。

参加者は結局10人を超え、ワ○ミになだれ込んだ俺たちはテーブル二つに分かれて座ることになったんだけど俺の座った方が地獄

静かすぎる地獄。俺、あんまり話したことない先輩、あんまりryその2、仲良い同期、とっつきにくい同期という布陣に俺は何をどう話したらいいかから地蔵になった。

みんな自分から何も話さない。空気がこわばり、それに呑まれたのか俺は心理的にもう何もできねえなこれと諦めた。

他の面々は探り探りといった感じで主に沈黙

隣のテーブル主催者の先輩をはじめ盛り上げ上手な人が固まってしまい盛り上がり格差が生まれしまった。

で、隣がワッと沸くたびに気まずい雰囲気が流れ、あまり話したことない先輩1,2が気にしてません風でこっち静かだねえと笑う。

そこから話が誰かに振られ、ようやくたどたどしくも会話が始まり、そのまま盛り上がることもあれば鎮火していくこともあった。

俺は本当にどうも出来ないままサラダ食ったり他の人の発言に笑ったりジムビーム飲んだりしてやり過ごしつつ、どうしてこうなった脳内緊急反省会を開き、自分コミュニケーション力のレベル棚卸しした。

現状不自由なく出来ることは

・笑う

・話の流れで質問

・その他リアクション(まとめ、ツッコミ等)

自分の話

この程度が自分の本当の実力だと整理した。

俺に出来ることは、全部他人ありきの受け身か、

すごく優しい人が聞いてくれるという安心感があった上でする自分語りだけだった。そもそも今まで上手く行ってたように思ってたのは、面白くて心優しい友人たちのおかげだったのだ。

最初コミュ障改善しようと思ったときは上に書いたことさえもできなかったゴミだったから成長はまあしてると思う。

ただ自分と同じく受け身の人間の集まりでは手も足も出ないんだなと。

そこまで把握して脳内会議は打ち切って、後半のマジで話すことなくなってたまに皆が斜め下ってかテーブルを見つめる空間が生まれるような地獄の極みを乗り切り、

なぜか俺は、疲れていたせいか少しだけ泣きながら家に帰った。

今の自分にはレベルが高い飲みだったと思う。

例えば、この全員コミュ障テーブルの中に1人か2人普通にコミュニケーションがとれる人間がいたら俺も何とか戦えたかもしれない。

成長は自分能力よりも少しだけ上の環境でやるのがいいと思う。

それかものすごい達人ばっかりがいるところ。今日みたいな不毛地帯花畑を作るようなところ、俺にはとてもじゃないけど力不足

もっとうまい人見て、話振る技術質問する力を磨かないとね。

それができないと辛くなるだけ。まあ今回は気づけたから良しとして、次からメンツ自分の力量を見極めてから行く。

と偉い自分が前向きな言葉を発する一方で、

ももう俺疲れた!!!飲み会行ってよくわかんない別に話したくもない奴と頑張って話して何になるんだよ!!というかそんなに人にわざわざ話すことなんてねえわ!!!そんな時間あったらポケモンやりたいの俺は!!!!!

あーー人里離れた山奥でひとり暮らしたい。誰にも会わず、誰とも話さず生きれたらどんなにいいだろう。傷付くことなく本読んで勉強してさ。

こんな自分なりに頑張ってみてもコミュ強は生まれときから強い。積んでるエンジンが違うからどこまで走っても追いつけねー、はあ。もうどうしたらいい。人生辛い。絶対変な人って思われた。死にたい

ってことでした。まとめるつもりなかった。

とりあえず生きるよ

遠藤周作原作でスコセッシ監督の「沈黙」という映画

日本隠れキリシタン弾圧を題材にした映画らしい

是非観たいな

日本人キリスト教徒に本当に一方的に酷いことをしたと思う

廃仏毀釈とかハンセン病隔離とか小笠原事件重慶爆撃や花岡事件とかこの国は本当に滅茶苦茶な国だった

ハンセン病患者を題材にした河瀬直美監督映画もすごく良かった

映画界にすごく良い流れが来ていると思う

袴田冤罪事件花岡事件とかも映画化して欲しい

2016-12-25

同人サークルの糞案件の話

以前見かけた同人界隈の糞案件について書く。

当事者でない自分がいろいろ書くのはどうかと思っていたが、この件についてはだいぶ時間が経っている。流石に時効だろう。

①大まかな経緯

SNS経由で知り合ったらしい創作仲間が、姫的存在の売名を兼ねてイベントに共同名義で作品を出す

サンプルが作品参加者の手元に届く

参加者の一人が公表されていなかった作品の中身を勝手SNS拡散

それを見た中核メンバーSNS上で公開非難

勝手に公開した参加者ネットから消滅

これが発生したのは、とあるイベント開催日の直前だ。

②何が糞か

この案件が糞な点は大まかに分けて二つある。

・非公表のもの勝手に公開しちゃまずいだろ、少しは考えろやっていう点

SNS上で公開内ゲバとか、自分たちの作った作品自分ケチつけてどーすんだよバカっていう点

1つ目は言うまでもない。

単純に作品への敬意がないし、先のことを考える能力もなかったのだろう。

お前の脳味噌中身ただの味噌なの?毎日その味噌味噌汁作ってるからどんどん中身減ってんの?

ちゃんとスーパー味噌補充してから出直してこい。そんなもんでも空っぽよりはマシだ。


問題は2つ目だ。

普通なら、その手の話は直接連絡を取り合うか、SNS上でするにしても極力クローズドな形をとるのが大人のとるべき対応だろう。

しかしこの中核メンバーは、あろうことか誰にでも見える状態で、自分いか不快な思いをしているかをやたら強調しながら相手ボッコボコ非難した。

いか?その作品宣伝していたのと同じアカウント内ゲバを全世界に公開したんだぞ?

たぶんこいつの脳味噌は腐ってる。もともと発酵食品味噌さらに腐っているのだからもはや手の付けようがない。

この手の連中は、口では作品がどうとか常識で考えるとどうとか言いながら、実際に頭の中にあるのは見栄だけだ。

「こんな大変な仕事引き受けてやり遂げちゃう俺様かっこいい!」とか、あわよくば姫的存在を手籠めにしたいなんて妄想欲望が頭の中で糸ひいてネバネバしてる。

その妄想が満たされるためには他人の事などお構い無しだし、邪魔者が現れればふつうじゃ考えられないようなやり方で騒ぎ立てる。要は精神年齢が低い。

本来であればこの手の厄介者は、能力や貢献度にかかわらず排除しないと新規流入者も減るしサークルの活性そのものが弱くなってしまうのだが、なまじ作品の完成に深くコミットしまっただけに周りも何も言えないのか、当時そいつ非難されている様子は全くなかった。

最近の事は詳しく知らないが、今でもそのサークルに居座っているようだ。

というか、ネットから参加者の一人が消えたことにすら皆沈黙を守って、誰も何もコメントしなかった。

結局のところ、誰も厄介事には首を突っ込みたくなかったのだろう。


当時自分作品への参加を誘われた一人だったのだが、サークル雰囲気の胡散臭さがどうしても気になって断ったという経緯があったので、この件を見た時は「こいつらに関わらなくてよかった」ってのが正直な感想だった。

ちなみに、その姫的存在には「売名したいならこんな糞サークル邪魔しかならんから解体した方がよい」とアドバイスしたのだが、結局今現在もそのサークルは存続している。

年末の某行事が近づいてきて、ふと「こんなこともあったなぁ」と思い出して書いてみた。

サークルには関わらないのが1番って話。

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