はてなキーワード: 池内とは
@ikeuchi_saori
「成人コーナー」のネーミング、いつも違和感しか感じない。フランスに行った時、女の裸や「媚びた」写真が公共空間に存在しないことに私は驚き、安全さを感じた。日本社会は公共空間のあり方を真剣に考える必要があるだろう。そして何より性暴力に「ノー」を言える老若男女こそ目指すべき成人だろう。
https://mobile.twitter.com/ikeuchi_saori/status/932882729242320896
共産党の池内さおり議員が電車に乗る際に男性に意図的にぶつかられたとツイートした件が話題になっている。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/ikeuchi_saori/status/1375318333776535553
この件については補助知識としてここ数年ネット上で話題になっている「ぶつかりおじさん」というものを知っておく必要があるだろう。女性が歩いていると意図的にぶつかりに来るおじさんがいる、という男である自分なんかからするとにわかには信じがたいものだが、証言が複数あるだけでなくその姿が動画に収められたこともある。
1人からの証言を聞いただけではにわかに信じがたい話なので、より詳しいことについては雑にググって出てきたページを雑にいくつか見てほしい。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/31/butsukariotoko_a_23447463/
ぶつかりおじさんの被害の規模や実態については今のところまだよくわかっていない。煽り運転が社会問題として大きくクローズアップされたのは記憶に新しいが、あれはドライブレコーダーに映像が残されていたというのが大きい。人間にドラレコは付いていないためぶつかりおじさんの犯行の様子を動画に収めるのは難しい。上に貼った記事の動画ではぶつかりおじさんは20代くらいに見える風貌だが、スーツ姿の40代くらいの人が多いという声もある。
動機についても女性への悪意が根底にあるケースが多いのか、それとも反撃されなさそうな弱そうな人を狙うがために被害が女性に集中するのかもよくわからない。なので、池内議員が「女性差別」と訴えていたり社会や政治の責任に言及している点についてはかなり迂闊な物言いをしているなという感想を抱いている。
とりあえず現状間違いがないと言えそうなのは、ぶつかりおじさんは都市伝説でなく実在するということと、ぶつかりおじさんは1人だけの異常者ではなく何人もいるということだ。おそらく痴漢の一形態と捉えるべきものなのだろうと個人的には考えている(つまり治療対象ということ)。
このような実態を踏まえた上で池内議員のツイートに戻ると、池内議員の被害の訴えには不自然な点は特にないということが言える。ぶつかりおじさん被害の報告として典型的な範囲に綺麗に収まっている。彼女が共産党の政治家であることや、その後連なる意見については他の被害報告との違いとなるが、事実としてこういうことがあったのだという点に関してはなんら不自然なところはない。
問題はこのツイートに対して「お前が降りる人を待たずに乗ったせいでぶつかったんだろ」という反応が多く寄せられていることだ。しかし、この自分からぶつかったという解釈は不自然だ。
まず第一に池内議員のツイートを読むと「降りようとする人も2人」という記述があり、降車する人の様子を余所見せずに見ていたことが伺える。仮に彼女が降りる人を待たずに電車に乗り込んでしまったのだとしても、この状態でぶつかってしまうというのは非常に不自然だ。降車客が2人なのであれば同時に乗ろうとしてしまったとしても余所見していなければまずぶつかることはない。スペースが不足してひっかかるような形になってしまうということは十分に考えられるが、強い衝撃を受けるようなぶつかり方をするというのは考えられない。もしも降りる側が余所見していたとしても池内議員側が余所見していなければぶつかることはないだろう。ぶつかるためにはどちらかの足元が相当にふらついているような状況を想定する必要がある。
そして第二に男は無言で立ち去っている。無言で立ち去ったという直接的な描写はないが、なにか一言あったとするなら書かないわけがないので無言で立ち去ったものと推察される。しかし、何の悪意もなくぶつかってしまった場合、普通人は「すみません」とか「大丈夫ですか」とか言うものである。相手から一方的にぶつかられてムカついていたからそういうことを言わなかったという解釈もありえるが、それはそれで舌打ちも悪態も何もないのはやや不自然さが残る。
まとめると、「池内議員はぶつかりおじさんの被害にあった」と考えるのは自然なのに対し、「池内議員は自らの乗車マナーの悪さゆえに他人とぶつかった」と考えるのは不自然だ。後者も絶対に100%ありえないというわけではないが、他に自然な解釈があるのに不自然な解釈を選び取るのは不合理だろう。
ではなぜ多くの人が不自然な方の解釈に飛びついてしまっているのか。
これは「フェミニストというのは針小棒大に、あるいは被害妄想で女性差別だなんだと喚き散らす馬鹿の集まりだ」という偏見まみれの脳内ストーリーに不自然な方の解釈が合致しているからだろう。
この現象の恐ろしいところは何があってもどんどん偏見が強化されていくという点にある。
この手の人はフェミニストが何か言っているぞと話題になるたびに不自然であろうがおかまいなしにフェミが馬鹿なことを喚いているという解釈を選び取る。そのため、頭の中ではあのときもこのときもいつもフェミは馬鹿なことばかり言っているという認識になるのだ。
フェミは馬鹿だという偏見があるがゆえにフェミの言うことを悪意をもって解釈する。それによってフェミは馬鹿だという偏見がさらに強化される。この無敵のスパイラル構造の中で、この手の人は自らの頭をどんどん悪くしていくのである。
池内氏が”差別によるぶつかり”だと感じたのであればTwitterで愚痴るだけは絶対にやるべきことではない。
前衆議院議員でありfeministであるというならば、自らがフェミニストとして、男女平等の道を示す規範的な行動をするのが当然である。
つまり、ヘイトクライムを絶対に許さないための行動を起こさないといけない。
京浜東北線には車内カメラがかなりの割合で整備されているし、駅のホームにも大体カバーできるように設置されてるだろう。
前衆議院議員ほどの知名度ある人がこれからの社会ではこういったことは許さず、犯罪として裁かれるべきだとハッキリとすることはとても有意義だし、feministとしても正しい活動になる。
被害届を出してないかどうかは明言してないが、むしろ被害届を出しましたと報告する方が女性をエンパワメントするはずなので発言してない=被害届無しだろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/afa901c655d2cdfb38c83fd1c73638520995e1a4
以前、わざと女性にぶつかっていく男性の動画が話題になったけれどもアレに関しては弁明のしようがない。
その件を別として、世の中と言うかインターネットではあまりにも男性にぶつかられたと主張する女性が多いように思う。
そしてこの原因は「視力の性差」が関係しているんじゃないかという推論を立ててみたい。
つまり結論から言えば、女性からすると男性がぶつかってきているように感じているが、実際のところ男性は回避しているものの女性が回避しきれていないというということだ。
もはや語られ尽くされていることだが、素早いものを捉える動体視力や、距離感を計るための深視力、物体を追うための眼球速度、空間に存在する物体を把握する空間認知能力は女性よりも男性の方が高いスコアを示しやすいことは知られている。
だからといってあらゆる面で男性が女性より優れているのだと言いたいわけではない。どう考えても(骨格などの影響もあり)女性の方が柔軟性があり、他にも視力に関することであれば色彩感覚などは女性の方が高いスコアを示しやすい(色盲も男性の方が発現しやすい傾向にある)。
筆者も実際に新宿駅などで筆者目線ではあるがコチラは回避しているのに回避してくれない女性や、肩からバッグを下げているのにも関わらず身体を避けてはいるもののバッグのみ当てられてしまうといった経験が少なからずある(バッグを当ててしまった経験は思い当たる人が多いのではなかろうか?それくらい混雑している駅ではあるあるだ)。
最近はこの推論に立って大幅に避けることで女性にぶつかってしまう頻度は減少傾向にあるが、半年に数度は女性もしくは肩から下げているバッグがぶつかってくる。
何なら先日などタックルしてきたのかと思うくらいの勢いで横から女性が衝突してきた。流石に相手の女性は申し訳ないというような表情を浮かべていたけれども。
まぁ色々と語ったが男性諸氏に言いたい、性差だろうし諦めろと。
ぶつかってしまったら事が大きくならないようコッチが悪くなくてもスマートに謝罪して立ち去るのが安全なんじゃないかなと思う次第だ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/afa901c655d2cdfb38c83fd1c73638520995e1a4
Yahoo!のコメント欄によると「小川たまか」さんという文筆業をやっている方が池内さおりさんに確認をしてる。
降りようとしている人がいる状況で電車に乗ったと読み取っている人がいますが、そうではなく、ホームドアの横で、邪魔にならない位置に立って待っていたところ降りてきた男性からぶつかられたとのことです。
ツイートの内容からも、自分とは反対側に降りる人がいることを確認していたこと、また男性が意図的に方向を変えてぶつかってきたことがわかる内容です。
また、2018年頃には新宿駅でわざと女性ばかりを狙ってぶつかっていく男性の様子が動画で記録され、報道されました。このような体験をしたという女性の声も多いことから池内さんは「女性差別」という表現を使ったのではないでしょうか。
日刊スポーツは池内さんに状況確認をしないまま記事を書き、わざと反発を煽るような書き振りをしているとコメント欄やツイッターの状況などを見て感じました。
つまり、「降りるのを待たずに乗ったためぶつかった」という認識は見当違い。
少ない情報から「被害者側に落ち度があったはず」という妄想を抱き、一方的に被害者を叩く。なぜこんなことが起きるのだろうか。
スター付けた人間も数えれば、この「冷笑系クラスタ」という人々がそこかしこに蔓延していることは窺い知れる。
「何も批判するな」とは言わないが、それは事実によって行われるべき。
ertg4535 電車は降りる人が先、降りるのを待たずに乗ろうとしたからでしょ、方向転換ーってのは思い込み
https://b.hatena.ne.jp/entry/4700383839712621282/comment/ertg4535
hatebutabooboo 降りる人より先に乗ろうとするおじさんおばさんは多いよな。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4700383839712621282/comment/hatebutabooboo
sgo2 降り切るのを待たずに動いてる様に読めるし、最近は乗る方は正面に列を作って、降りる方が左右に散開するのが主流と聞くので、この方の挙動に問題有りそうな気が。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4700383839712621282/comment/sgo2
frothmouth “わざとなのかどうか、このツイートからは分かりませんが、電車の乗降については「降りる人が先」ですので、ご自身の行動について見直すのが先ではないでしょうか。”
https://b.hatena.ne.jp/entry/4700383839712621282/comment/frothmouth
metalmax エスカレーターの右側が開いてたので駆け上ろうとしたら急に右に移動されたのでぶつかった、わざとにちがいない。みたいな話に見える。人を批判したいなら自分がやましいことをしてない時にしたほうがいい。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4700383839712621282/comment/metalmax
hyunjong なんで男女差別の問題になるんだ。これは電車のマナーの問題でしょう
https://b.hatena.ne.jp/entry/4700383839712621282/comment/hyunjong
mutinomuti 二人しか降りる人いなかったのに待てなかったの?(´・_・`)エスカレーター駆け上がったり駆け下りたりする人?/相手の話聞かないの元議員としてどうなの/順に降りるより並んで降りた方が普通に効率的じゃない?
https://b.hatena.ne.jp/entry/4700383839712621282/comment/mutinomuti
”単にその人の言動の一貫性への指摘だから、党派性無視なのは当然では
”『ダブスタ(論理矛盾、言動の一貫性の無さ)の何が悪いのか分からない』という認識の人達がはてブにはけっこう居る。そういう人たちには、氏による言及の意味が理解できないのかもしれない”
ですが、ただひたすら「他人ー具体的なアカウントでなしにーの一貫性のなさだけを問いかけ続ける」のって奇妙に感じませんか?
なぜ「私が」モヤモヤするのか、その原因を知りたかったのです。
akuwaruaku 氏のいう”コメントから仄見える価値観”を。
by-king 氏の言うように”党派性”がないだけなら、なぜモヤモヤするのか。
「Aを責めるな、それは弱い者いじめだ」「Bを責めるな、それは弱い者いじめだ」
いじめをなくしたいことを願う人が社会を変えようと弱いものいじめをするなと言い続けるのは奇妙だと思いません。
「呉座氏を責めている人は、Bを責めたのかそれとも責めていないのか?」
「呉座氏を責めている人は、Cを責めたのかそれとも責めていないのか?」
「呉座氏を責めている人は、Dを責めたのかそれとも責めていないのか?」
「呉座氏を責めている人は、Eを責めたのかそれとも責めていないのか?」
ちなみにトランプが出てきたのは池内氏がトランプを例に挙げたケースだったためでしょう。他のケースではジェームズ・ガン氏をあげることが複数回ありました。
そうすると含意しているところは明らかに”呉座氏を責めているこのやり方はやりすぎだ”という主張になります。
crexist氏のように”人格否定レベルのブコメ書いてたら同様に醜い”
ではなぜ”呉座氏をひどいやり方で責めるな”と直接自分の主張を言わないのでしょうか?
これは私の推測ですが”呉座氏がひどいやり方で責められることのない世の中になりますように”と願ってはいないのだと思います。
すくなくともプライオリティはない。
https://blogs.itmedia.co.jp/doc-consul/2019/05/post_107.html
マクルーハン自身も英文学者でありメディア批評家であって認知学者ではなく、自分で実験をしたものではなくクルーグマンという広告研究者の研究をもとにしています。しかもマクルーハンは1980年に死去しているのでこの主張は40年以上前のものです。
40年以上前の「透過光」型デバイスは、解像度が絶望的に低いTVの他にはマイクロフィルムリーダーや映画のリアプロジェクション型スクリーンぐらいしかありません。これが現代の技術環境にそのまま通用するはずがないので、少なくともマクルーハンを根拠にこの話を語るべきではないのは明らかです。
表示媒体の違いが誤りを探す読みに与える影響(松山麻珠、池内淳)(情報処理学会研究報告2015)
"以上の結果より、「透過光ディスプレイより反射光ディスプレイのほうが作業効率・評価共に高い」という仮説は実証できなかった。"
「動物心理学」は動物の学習、知覚、認知、生理機構といった諸形質の放散と収斂の原理と過程の解明を目指す心理学の一領域である。
心理学全体の中ではマイナーではあるが、国内の研究者の集まりである「動物心理学会」は、実は数少ない戦前から続く (1933年発足) 学会であったりもする (ただし、悲しいことに、動物心理学が学べる大学は減り続けている)。
だが、動物心理学を学びたいと思った学生が、何から手を取ればいいのか、あまり紹介の記事が世に出回ってない気がした。そこで、独断と偏見で、オススメの書籍を挙げてみた。番号はオススメ順とかではなく、特に意味はない。気になったものを読めば良いと思う。
(1) 動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦- (技術評論社)
日本の動物心理学の主だった研究者たちが、動物心理学の代表的な研究について平易に語った本
(2) パピーニの比較心理学―行動の進化と発達 (北大路書房)
マウリシオ・R. パピーニ (著)
日本語で鈍器のような大きさでまとまっているのはこれくらいか?
(3) 鳥能力―小さな頭に秘められた驚異の能力 (化学同人)
渡辺 茂 (著)
筆致が軽やかで、ベッドの上で寝転がりながら読んでも十分に理解できる。書名通り鳥限定であるが、名著である。
(4) ハトがわかればヒトもわかる―比較認知科学への招待― (共立出版)
渡辺 茂 (著),
動物行動学の創始者のローレンツがいかに動物と向き合い、その行動を観察していたのかを記したエッセイ
ローレンツの論文は難解で読みづらいことで有名だが、一般向けの著書は対照的に驚くほどとっつきやすい
(6) タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 (みすず書房)
哲学者である著者がダイビングでタコ・イカと接することを通じて彼らの生き方
タコとて侮るなかれ。動物心理学を志す者が覚えていてほしい動物との向き合い方がぎっしり詰まった一冊である。
(7) 動物心理学史―ダーウィンから行動主義まで (誠信書房)
R. ボークス (著)
動物心理学が、いかなる過程で独立した分野として成立したのかを述べた本
ダーウィン (著)
言わずと知れた、ダーウィンの古典である。いつ読んでも何かしら発見があるもので、それが古典が古典である所以なのだ。
余談だが、動物行動学の論文でダーウィンが扱った問題を再び取り上げるときは “Charles Darwin once said…” という殺し文句で始めることがある。
「脳」の起源と、その発生、さらには脊椎動物の脳のデザインがいかに生じたのかを、ホヤから霊長類研究者まで多彩な研究者が論じた本
図や動画が手に入るURLのQRコードがついてくる嬉しいおまけつき
(10) 感覚器の進化―原始動物からヒトへ水中から陸上 (ブルーバックス新書)
岩堀 修明 (著)
眼はいかにして出来上がったのか?感覚器 (視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚) が現生の形になった進化の道筋を解説した本
ユクスキュル (著), クリサート (著)
比較生理学の祖、ヤーコプ・フォン・ユクスキュルが豊かな想像力で動物の生理学的機序からその「環世界」について語った本
名著中の名著である
ヤーコプ・V・ユクスキュル
同著者が、生物の生きる、その固有な世界像について、当時の解剖学的知見と合わせてより詳しく解説した本
(13) あなたのなかのサル―霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源 (早川書房)
フランス・ドゥ・ヴァール (著)
ドゥ・ヴァールはかなり擬人主義的な研究者で、研究者によって評価が真っ二つに分かれる。動物心理学も一枚岩ではない。氏の著作に同意するかどうかは、自分をどのような立脚点に置きたいのかをはっきりさせる意味でも一度は目を通すと良いだろう。
スティーヴン ミズン (著)
人間の心はいかに生まれたか?スティーヴン・ミズンは「元は個別の用途に進化させた認知機能が、文脈を問わず適用できるようになった」認知的流動性により、高度に柔軟な我々の心が生じたと考える
内容は既にやや古いが、独創的な論考の面白さは色褪せない
佐藤 方哉 (著)
行動主義心理学のエッセンスが詰まった本。絶版なので図書館で探そう。
「行動主義」的なものの見方は、認知研究では棄却すべき対立仮説として扱われることが多い。しかし、実際にはその対立仮説は多くの場合単なる誤解であり、藁人形を叩いているに過ぎない。
箱田 裕司 , 都築 誉史 他
比較認知科学は、動物心理学の中でも、動物の認知機能を種間で比較し、その種差や共通性を描出する分野である。比較認知科学の実験では概念や手続きが認知心理学のものを援用することが多い
従って、認知心理学についてよく知るのが重要なのは至極当然なのだ
池内 昌彦 (監修, 翻訳), 伊藤 元己 (監修, 翻訳), 箸本 春樹 (監修, 翻訳), 道上 達男 (監修, 翻訳)
今日、科学の分野間の壁はますます小さくなり、生物学と動物心理学をことさらに区別する必要性も薄くなりつつある。
とはいえ、原書版は鈍器のように重たいので、エッセンシャル版の方が挫折しないと思われる。
泰羅 雅登 (監修, 翻訳), 中村 克樹 (監修, 翻訳)
同様の理由で、自身が神経科学を取り入れるか別に、神経科学についてもどこかで通っておいた方が良いかと思われる。
そもそも、「動物心理学に固有」な方法論というのは現代にはなく、近隣領域と連続的なつながりを持って成立しているのだ。
心理学の成り立ちに関して、コンパクトかつしっかりまとまった本
歴史を学ぶと、どこかで役に立つ。物理学者エルヴィン・シュレディンガーの言葉を引いておこう。
歴史は, あらゆる学問の中で最も基本的なものである。なぜなら、人間の持つ知識には、その成立条件や解決してきた問題や, 果たすべき機能が忘れ去られた場合, その学問的意義を失わないものは存在しないからである。
横澤 一彦 (著)
視覚に興味があるなら、読んでおいて損はない。
(21) メイザー学習と行動 (二瓶社)
ジェームズ・E. メイザー (著), James E. Mazur (原著), 磯 博行 (翻訳), 坂上 貴之 (翻訳), 川合 伸幸 (翻訳)
学習完全に理解したマンになりたい人が必ず読む本。学習完全に理解したマンになりたいなら読もう。
次に読む本としては『オペラント心理学入門―行動分析への道』も良い本である。
(22) 古典的条件づけの理論―パヴロフから連合学習研究の最先端まで
入門レベルでは「犬とベルと唾液」くらいにしか教わらない古典的条件づけが、いかに奥深く、理論的な探求に富んだ領域なのかが概観できる。例えるなら魔術書である。
(23) 感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ (ダイヤモンド社)
これも動物の研究者の本ではないが、ダマシオは身体性を重視する立場の認知神経科学の方向を作った一人だ。
ダマシオは多作で、『デカルトの誤り』『自己が心にやってくる』など、他の著書も面白い。
リチャード・ドーキンス (著)
進化学流布の急先鋒、ドーキンスの一般向け書籍。同氏がスリリングな筆致で進化について語る。
『利己的な遺伝子』の方が有名だが、オシャレさでは『盲目の時計職人』の方が上だ。
V・S・ラマチャンドラン (著), サンドラ・ブレイクスリー (著)
これの動物の研究者ではなく、ヒトの神経科学者の本であるが、大変面白い逸話がたくさん載っているので挙げた。
続編に『脳の中の幽霊再び』『脳の中の天使』も出ていて、どれも楽しく読める
鳥にも我々と同じように目・耳が二つ、舌が一つ、皮膚には触覚受容器が備わっている。しかし、世界の見え方はまるで違うことがわかっている。彼らの感覚世界について、鳥類学者が一般向けに語った本
鳥の代表的な認知研究について、各項目2p程度でまとまった入門書。どんな研究が、どのような方法で行われているのか、ざっと知るにはぴったりである。
ちょっと邦題が間抜けな感じがするが、原題は "Bird Brain: An Exploration of Avian Intelligence” である。
生物という視点から「心」がどのように形成されたのかを解説した本
まとめ方が独特だが、面白いことには間違いない
岡ノ谷 一夫 (著)
動物のコミュニケーションはヒトの「人間らしさ」について何を語るか?
元が高校生向けの連続講義であったらしく、大学生なら誰でも読める。
おまけ
リチャード P. ファインマン
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 48 | 9754 | 203.2 | 63 |
01 | 34 | 11826 | 347.8 | 89 |
02 | 75 | 6421 | 85.6 | 49 |
03 | 36 | 4927 | 136.9 | 82 |
04 | 29 | 7443 | 256.7 | 118 |
05 | 9 | 1238 | 137.6 | 63 |
06 | 18 | 8519 | 473.3 | 49 |
07 | 28 | 3470 | 123.9 | 59.5 |
08 | 49 | 5541 | 113.1 | 54 |
09 | 88 | 7830 | 89.0 | 40.5 |
10 | 97 | 15535 | 160.2 | 51 |
11 | 139 | 12216 | 87.9 | 43 |
12 | 180 | 21069 | 117.1 | 46.5 |
13 | 180 | 13195 | 73.3 | 35 |
14 | 197 | 13835 | 70.2 | 29 |
15 | 178 | 14951 | 84.0 | 36 |
16 | 79 | 6522 | 82.6 | 39 |
17 | 88 | 7837 | 89.1 | 36.5 |
18 | 95 | 10363 | 109.1 | 43 |
19 | 179 | 22408 | 125.2 | 39 |
20 | 197 | 14595 | 74.1 | 36 |
21 | 211 | 22496 | 106.6 | 39 |
22 | 119 | 12606 | 105.9 | 44 |
23 | 88 | 7408 | 84.2 | 39 |
1日 | 2441 | 262005 | 107.3 | 41 |
人(236), 自分(175), 女(157), 男(153), 話(152), 今(116), 女性(104), 人間(91), 増田(91), 日本(91), 好き(80), 問題(75), 男性(75), 相手(65), 意味(63), 仕事(61), 感じ(58), 普通(57), 必要(56), 前(56), あと(54), 関係(53), 社会(52), バカ(46), 気持ち(46), ー(45), 場合(45), 頭(44), 気(43), 理由(43), フェミ(43), 評価(42), レベル(42), 目(41), 男女(41), 理解(41), 他(41), 最近(39), 言葉(39), 子供(39), 馬鹿(39), 現実(38), じゃなくて(38), 差別(38), 時間(35), 会社(35), 一番(35), 無理(35), しよう(34), しない(34), 否定(33), 扱い(33), 最初(33), 嫌い(33), 存在(33), 勉強(33), 一人(32), アメリカ(32), 逆(32), 手(32), 毎日(31), DNA(31), 記事(31), いや(31), 嫌(31), 世界(31), ダメ(30), 他人(30), 今日(30), 結局(30), 別(30), 人生(30), オタク(30), 能力(29), 博士(28), 判断(28), ネット(28), 批判(27), 周り(27), 一部(27), アホ(26), 体力(26), 興味(26), 心(26), 年収(26), キャラ(26), 意見(26), 結果(25), 通り(25), AI(25), 説明(25), 昔(25), 場所(25), 世の中(24), 女の子(24), 可能性(24), 絶対(24), 結婚(24), 間(23), 状況(23), 全部(23), 人たち(23), 時代(23), イメージ(23), 横(23), 性別(23), 違い(23), 一緒(23), 作品(23)
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「説明している事項が複雑なんだから、キズナアイみたいなキャラクターなんか出すべきではない」って。キズナアイが出ようが出まいが、同じ制作者が作るんだから説明は同じでしょ。その説明が悪いっていうなら監修者とかの問題だから、ちゃんとした人を付ければキズナアイがいようがいまいが同じ結果になるでしょ。
「老人」っていうのが悪口になると思っているところが子供なんだよな。。。 https://t.co/ZZAjDU92vZ— Satoshi Ikeuchi 池内恵 (@chutoislam) 2018年10月10日
確かに、この発言だけみたら、他人を子供扱いする老害のようにも読める。
社会の大多数の保守的な倫理規範=老人様の価値観ですねわかりますよ。でも統計にあるようにキヅナアイはじめvtuber文化は若者が中心なので、老人様がやいのやいの言っても若者からすれば「嫌なら見ないでいいよ♡ためしてガッテンでもみててね♡」なのでそこのところよろしくお願いします。— TAKAHIRO F2C (@TakahiroF2c) 2018年10月10日
池内に突っかかっていったこいつの書き方って結構ひどい。(そもそもキヅナアイって誰だよ。キズナアイだろ、というのは置いといて)
年齢に対する偏見丸出し。
それに「保守的な倫理規範」を「老人」に結びつけて、対比で「vtuber」を「若者文化」と持ち上げる論法は、
若ければ若いほど素晴らしく、老いていれば老いているほど醜いというエイジズム的な発想に基づいている。
池内のツイートは、この「老人=ネガティブ」「若者=ポジティブ」という発想を批判してるんでしょ。
老人を批判的な意味で使うことは年齢差別の考えがベースにある。
「老人」というネガティブな言葉を使うなら「子供」という言い返しも可能になってしまう。
直接的な言い方になっていて意味がとりにくいし、反論先のツイートが読まれないので誤解されてるけど、
社会の大多数の保守的な倫理規範で他人を縛ろうとする池内の主張は俺もアホらしいと思う。
「老人=悪」「若者=善」という発想も「男の性欲=悪」「女の性欲=善」というダブスタみたいなもんじゃないですか。
それに百歩譲って池内が単なる「老害」だとして、この発言自体ありふれたもので、ホットエントリに上がるようなものか?
気に入らない人間を燃やしたいだけでしょ?
結局オタクが「お気持ちヤクザ」でしかないのなら、女の権利もオタクの表現も同様にさっさと制限されてしまえばいい、と思いますよ
人文学と社会科学か。社会科学のほうが科学なのに怪しさが入り込む余地がある気がしてしまうのも奇妙だが、哲学とかだと論理的な議論はあっても「正しさ」を決めることはできないからかな。
なんとなく「人文学」と書いたけど,「人文科学」と呼ぶこともある.私個人としては別にどっちでもいいかと思うけど.人文系と社会科学系と呼んだりもする(総称は「人文社会系」とか「人文社会科学」とか).「社会科学」は略せないんだよな,「社会学」とかぶっちゃうから.このへんは前増田で参考文献として挙げた隠岐さんの著作が面白かったから読んでほしい.オススメ.
理系でも教授の贔屓やコネはないわけじゃないけど論文数(あるいは引用数)で無能認定する仕組みは馬鹿の排除には有効なんだよ(捏造の動機にもなるけど)。
論文数で無能認定は文系でもよくあることです(ただ,論文をあまり書いていないだけで該博な知識を有してる人なんかは尊敬される.周りは「もっと論文書いて! 読みたい!」って思ってるけどw そういう人がポストを得られていなかったりして業績少ないから仕方ないと思う反面すごいもったいないなと思ったり).ただこれも分野によっては1年に1本書いてりゃまあ標準的,というところもあれば1年に2・3本書くのが当然だろ? という分野もありで,その上分野によっては査読の有無での格付けとかもあまりしないので(そりゃ学振の申請書では査読つきとなしを分けて書くけどね),安易に異分野の人が自分野の基準で無能判定するのは本当に良くないからやらない方がいいと思う.今年は著書1冊書いてるけど論文は書きませんでした,を理系基準で業績ゼロって判定されたら暴動起きますよ.
あと歴史学や文学だと,いちばん大事な仕事は論文執筆じゃなくて史料校訂だ,という感覚もあったりして,そのへんがきちんと評価されるのが望ましいよなぁと.ある平安貴族について論文書いても分析視角がニッチならあまり引用されないかもしれないけど,どこぞのお寺なり旧家なりにしまわれてたその貴族の日記を活字に起こして誤字脱字を訂正して単語の意味を解説して背景情報を補足して(日記って本人にとって当たり前のことは書かれないけど,1,000年経ったらそんなことわからないので),っていう作業をしたらその後平安時代の歴史や文学をやる人に参照されまくる基礎文献になったりする.こういう地道なレファレンス作りや史料校訂がきちんと評価される仕組みであってほしい……
これは技術的問題.色んな言語で発表される紙の本での引用数,どうやって数えたらいいの……? ってやつ.異国の本屋さんで面白そうな学術書があったから手に取ってみたら私の論文が引用されてたとか,異国で買った本をパラパラ読んでたら知り合いの英語論文が引用されてたけどその知り合いはその異国語を読めないから多分存在を知らないだろうなとか,そういうの割とあるあるなので,人文系じゃ誰も被引用数なんて気にしてない.ぶっちゃけ無理ゲーだと思う.
あと,英語の本で引用されて,そのあとその英書が10か国語に翻訳出版されました,という場合は,何回引用されたと数えるべきだと思う? 1回? 11回?
そもそも優れた先行研究を褒めるのにもダメな先行研究をけなすのにも引用をするわけで,ある論文の中でむっちゃ参考にされた文献とけちょんけちょんにされた文献の2つがどちらも引用1回ってことにされちゃうの不公平すぎない? って思うんだけど.それに,自分の専門分野についてあまりにひどい俗説が広く出回ってるときは学術文献じゃなくても引用して批判することがあるので,たとえば日本近代史の人が小林よしのりの『戦争論』を名指しで批判するとかよくある.純粋に引用された数で勝負したら小林よしのりに惨敗するマトモな研究者って大勢いると思うんだよね.
というか,文系だと「他人の書いた文章を研究対象にする」というのがあるので,村上春樹の研究なら当然村上春樹を引用するわけで.さらに学問分野によっては,「文献リストに先行研究と研究対象を一緒くたに並べる」慣行を持つところもあり(これはその分野なら英語圏の査読誌でもそうなってる),たとえば樋口直人『日本型排外主義』という日本の極右を研究した本の文献リストには,日本や欧米の社会学者が書いた真面目な研究文献と桜井誠や櫻井よしこや西尾幹二の本がABC順でごちゃ混ぜに配列されていて,両者は引用の形式面からはまったく判別できない.本文を読めば前者を参考にして後者を分析したり批判したりしてるのがわかるんだけど,機械的に区別することは不可能.なので在特会に関する研究が進めば「桜井誠に引用数で負ける研究者」がたくさん出てくると思うけど(というか現時点での私が負けてる疑惑),この基準どう考えてもおかしいでしょ.文系の業績を考える上で被引用数はマジで無意味だと思う.
id:q-Anomaly 面白かった。一般文芸と一緒になっているから大変なのかな?理系だとわざわざトンデモさんに言及したりしないしね。間違いを指摘するときは論文ではなくて直接メール、もしくは研究会で議論かな。
もちろん文系でも別に公な場で晒し上げるほどじゃない間違いだったら直接本人に言うとかあるのでそのへんは批判する人の性格とか人間関係にも拠るところはあり,一方で理系でもSTAP細胞のときはさんざん批判論文出てたように思うので公開の場で批判する文化は当然あると思うのだけれど,間違いの指摘を必ず公開の場でやるわけじゃないとか言われるとじゃあこれまで理系には透明性のある評価基準があるけど文系にはそれがないからダメとか言ってたのはいったい何だったんだよ……って思うわ.あなたが言ってきたわけじゃないからあなたに言うのは不当なのかもしれないけれど.
id:hogefugapiyox 増田 理系(理論)でも独創的な論文で高く評価されるけど問題自体が超ニッチで引用は増えないことはありうる。そこで論文誌や国際学会のランクが役立つことはある。正しくてもレベルがそぐわないものは査読で落とされるので
これは文系でもあるある.メジャーなテーマを研究していてもつまらん論文しか書いてなければ意味はないしマイナーなテーマでも面白い論文が書ければ就職が決まる.
id:death6coin 参考にしたのと批判したのは別にリストアップする形式がいまから生まれ得るかというと・・・難しそうですね。批判にも論外から一部の点で疑問があるまで程度があるだろうし。
「この論文はこんな資料を発掘してくれたので重要だ.でも発掘した資料の解釈に疑問がある」とか,どっちにリストアップすればいいんだよという話で.
でもって,リストアップの形式については出典をどう示すかという形式が大きく絡んでくるんですわ.たとえば,歴史学なんかだと先行研究と研究対象は別々にリストアップするけど(それでも流石に優れた先行研究とダメダメな先行研究は分けないよな),それは社会学とは違うやり方で出典を表記しているからそういうことが可能なんだという事情もあって,まあこのへんは自分で学術書やら論文やらを読んで出典チェックしたことがないとわかりづらいかもねえ.社会学とか一部の分野で全部ごちゃ混ぜにした文献リストを作るのにも合理的理由があるんですわ.
id:hisawooo 増田に言うんじゃないんだけども、トンデモ論文への直接的な批判するなら一番マトモで普通な手段は編集者宛のレター(つまりは読者からのお便り欄)じゃないかね(理系の話をしてますよ
なるほど,そういう慣習があるのね.言われてみれば文系でletter欄って見ないな.
で,文系の論文だと本論に入る前に「先行研究の整理」ってやるんですわ.「先行研究Aは基本的に妥当だがこの部分の解釈に問題があり,先行研究Bは古いため近年発見された資料を使っておらず,先行研究Cは優れた研究だがちょっと私のやりたいことについてあまり触れられてなくて,先行研究Dは論外」みたいに整理した上で,じゃあ先行研究A~Cの成果を踏まえて先行研究Cが見落としている角度から先行研究Bが使ってない新資料を使って先行研究Aとは違う解釈します,みたいに自分の論文の意義や新規性をアピールするわけ.なので純粋な参考文献だけの抽出とか無理ゲー.
id:enemyoffreedom 引用数の正しいカウントがやりづらいのは、さすがにその分野の引用慣習に問題ありな気も。他分野や門外漢から見た透明性の確保も今後は必要になっていきそう。まぁそれだけが業績評価を左右するようだと不健全だが
たくさん引用されたから価値がある研究! とかいうローカル基準に基づいてヨソの分野の引用慣習をまるごとdisるならこっちもお前らのそれってPV数狙いのSEO対策でクソ記事垂れ流す互助会みたいなクソ慣習だなって言っていい? つーか文系は査読なしで論文のチェックをしない! 不健全! と文系は批判対象も引用に含めている! 不健全! ってマジどうやれば同じ口で言えるんだよって感じ.クソ論文をきっちり論文中で批判してるから正しいカウントが難しいって話に正しいカウントがやりづらいから問題とか言われるのマジ批判のための批判じゃん.全部ごちゃ混ぜで引用するのにも合理性はあるんですよ.そんなのはその分野の論文なり著書なりを読んで出典チェックしてみればわかりますよ.何度も言うけど英語圏でもこういうやり方なの.本当にこの慣習を是正したかったら理系の皆さんが大好きな英語で全世界に普遍的な問題提起をなさってくださいよろしくお願いしますクソが.
面白いと言ってくれるのはありがたいんだけど,あなた一連の増田をちゃんと読んでる? このトラバツリーの中で,私は何度も自分がオタクだって言ってるよね? だからhttp://b.hatena.ne.jp/entry/372509722/comment/rciみたいな雑括りされても本当に困るんだけど.まあ記事の隅っこで書いてるから気付かなくても仕方ないところはあるけど,そうやって文系とオタクを対立構造にされて困るのは私みたいな文系オタクなんだよ.ほんと勘弁して.
正直私はキズナアイについては興味ないし,どうせならシロちゃんにやらせればよかったんじゃ,とか思うけど,同時にあのくらいの服装が叩かれるとかおかしいよな,とも思うよ.なぜか服装に関してはゴリゴリの保守派になる連中が多くて目眩がしてるよ.色んな変わった服装を好む人への抑圧だろ.ぜんぜんNHKに出ていいよ.それが多様な社会であり自由な社会だよ.
とにかく私は両側にもうウンザリ.ろくに事実関係を調べもせずVTuberについて基本的なことを知りもせずキズナアイを叩く連中にも,ろくに文系について知りもせずどんな研究をしているか理解もしないできないのにクソバイスを垂れ流す連中にもウンザリです.オタク叩きも文系叩きもクソくらえ.どっちも私の敵.ただもう本当にこれ以上関わり合いになりたくないのでここ数日の荒みきった心を『ヤマノススメ』の録画を見ることで癒やしてきます.一連のレイニーブルー展開を鑑みると絶対ここなちゃんはひなたをあおいから寝取ろうとしてるしかすみさんはあおいをひなたから寝取ろうとしてると思うんだよね.
これ面白い。「実際は擁護・反発ツィートが多かった」オタがヒステリックにわめいていたことが可視化されました。千田さん、池内さん、森次さん、宇野ゆうかさんあたりはネットリンチの被害者といっていいよなあ
理不尽な言いがかりに反発したら「ヒステリックにわめいた」ことになるんだ.そんなの私が書いた増田を「なんで発狂してるの」とか「文系は理系と違って感情的」とか言ってきたクソ野郎どもと同じじゃん.
キズナアイ叩きについてはオタクとして腹が立つし社会学叩きについては文系として腹が立つし,とにかくこの騒動に関わった連中全員不快だとしか思わないよ私は.つーか公共放送でへそ出しノースリーブの服着て解説して何が悪いんだか.
あー、この内容の本だから表現の自由戦士に粗さがしされて叩かれた、ってことなのね(今やっと理解)。回収にならなかったら読みたかったのに。
あなたが文系の学問に敬意なんてさらさら持ってないことはよくわかりました.あなたみたいな人は文系叩きに加わってた方がお似合いですよ.
一章まるまる他人の論なのを擁護するつもりはないけど、なぜ編集も見落としてしまったこの件がいま見つかって話題になったんだろう?っていう話。で、地味な本書がじっくり読まれたのはそのテーマのせいだよね?
勁草書房みたいな文系学術出版では名の知れたところから,現代社会と密接にリンクした論争的なテーマの本を,学術書としてはお手頃な価格で販売しておいて「地味」はねーわ.あれは当初から論争的な書籍として出版されたものでしょ.そういうのを出したら一般読者からも読まれるに決まってる(だからあの価格でも売れたんだよね).
で,それが日本語で学術出版する意義だって私はこの一連の増田で主張してきたわけだけども.日本語で学術論文や学術書を執筆することは研究成果を広く私たちの社会に届けることと同義であり,文系にとってはそれが重要な社会貢献なんだという話を私はしてきたのだけれど,私の増田を「面白い」と言ってた人がそれを真っ向から否定するのには困惑しかないっすわ.あなた,いったいどこを読んでいたの?
ファンタジーに興味のある一般人が中世ヨーロッパについての学術書を読む,小説好きの一般人が文学の研究書を読む,古代文明にロマンを感じる人が考古学の書物に手を伸ばす,そういった行為の延長として「表現の自由に関心を持つ人が表現規制を主張する著書を読む」という行為があるのであって,それは学術書をじっくり読む動機としては極めて真っ当としか言いようがないです.文系の出版を,学問をバカにしないでください.
晴れ
水位低いと中くらいの間
カモなし・・・
コサギ5
また川岸から川の中央に向けて半円描くように一定距離を保って5羽いた
最初4かなと思ったけど草の陰にもう一羽いた
昨日とちがってそれぞれが積極的に動いてエサをつついてた
歩き方が、できるだけ早く歩いてる忍び足って感じで、慎重さと素早さを兼ね備えてた
甲羅干しの亀13
めっちゃいてびっくりした
水位が少し上がってたから亀池内の甲羅干し用ブロックは半分くらい水没してたけど、
まだ水上に顔を出してる数少ないブロックの上にひしめき合うように重なり合って甲羅干しをしていた
ただ1匹だけ、本来水位が高いときにしかのぼれないはずの川岸のコンクリ階段の上で甲羅干ししてるやつがいた
どうやってのぼったのか不明