カテゴリー 「風説否定」 RSS

2018-07-19

[]カンガルー語源

カンガルー (kangaroo)」は、グーグ・イミディル語でクロカンガルーを指す言葉であった gangurru が変化したものであると考えられる。これは直接的な意味としては「跳ぶもの」を指す。

(中略)

なお、「カンガルー」の由来に関する逸話として、

西洋人が初めてオーストラリア大陸上陸した際、現地人にカンガルーを示して「あの動物は何と言うのか?」と訊ねたところ、現地人は西洋人言葉理解できないため、「(何を言っているのか)わからない」という意味で「カンガルー」と答えたが、訊ねた側は「あの動物は“カンガルー”という名前らしい」と誤解してしまい、これがこの動物通称となった。

というものがあるが、これは俗説である

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%BC

カピバラ

グアラニー語の「ka'apiûara(細い草を食べる者)」にちなみ、それがスペイン語転訛して「Capibara」と呼ばれるようになった。日本では同じ言語の「Kapiyva」(草原の主)に由来するとの説が一般に広く流布しているが明確な根拠はない。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%94%E3%83%90%E3%83%A9

アイアイ

ソンヌラはまた、アイアイという奇妙な名前の由来について三つの説をあげている(Simons,1995)。第一、この動物が、アイアイと鳴くという説、第二、奇妙な動物を見たときマダガスカル人の悲鳴に由来するという説、第三、「私は知らない」というマダガスカル語の方言に由来する、という説である

著者の現地の見聞によると、地元の人はこの動物を昔からハイハイ」と呼んでいるらしく、それがなまって伝わったのようなんですが、なんか面白おかしく話が膨らんでる感じです。

http://d.hatena.ne.jp/SIM/20060530/p1

インドリ。

The name "indri" most likely comes from a native Malagasy name for the animal, endrina. An oft-repeated, but probably incorrect story is that the name comes from indry [ˈiɳɖʐʲ], meaning "there" or "there it is".

https://en.wikipedia.org/wiki/Indri

タマタ。

原住民は「何だかからない」という意味の現地語で「マタマタ」と呼んでいたので、そのままマタマタとなってしまった。

https://books.google.co.jp/books?id=goiKCwAAQBAJ&pg=PT119#v=onepage

この説はそもそも言ってる人が少ない。ググればたいてい「現地語で皮膚という意味」と出てくる。

2018-02-13

[]ハイヒール路上の糞を踏まないためのものだった

Q1:中世ヨーロッパでは溜まった糞尿を窓から投げ捨てていたか

A1事実。ただし多少の補足は必要

Q2:その道の糞を踏まないようにハイヒールが生み出されたか

A2:底の厚い靴は存在した。ただし降ってきた糞便対策が主用途というわけではない。

Q3:その厚底靴がハイヒール起源になったか

A3今日ハイヒールとの直接の関係はない

Q3.5:では今日ハイヒール起源は何か

A3.5:諸説あるが、少なくとも糞ではない

http://www.wtnb-bnz.jp/blog/medieval/heels

2016-08-19

[]夏目漱石I love youを「月が綺麗ですね」と訳した

夏目漱石英語教師をしていた時、生徒が "I love you." を「我君ヲ愛ス」と訳した所、

日本人がそんな台詞口にするか。『月が綺麗ですね』とでも訳しておけ。 それで伝わるものだ」

と言ったそうな。

ただ、出典が戦後のものしか見つからないため、後世による創作可能性が高いとされる。

2015-10-21

[]「沈黙は金」と言われた頃は銀のほうが価値が高かった

やはり金の方が価値があった。

カーライル,トーマス (Carlyle,Thomas)の『衣装哲学』が出典である

言語も偉大ではあるが、最も偉大なものではない。スイスの碑銘にあるように、言語は銀であり、沈黙は金である。私はむしろ言語は一時のものであり、沈黙永遠のものであるといいたい。」

2015-10-11

[]戦国時代の馬はポニー

当時の日本馬のサイズは、発掘された馬の骨から考えると、平均して130cm~135cmほどである

ポニーは体高147cm以下の馬なので、戦国時代の馬はほぼすべてあてはまるだろうから当たりに思えるが、しかし、一般にポニーという場合シェットランドポニーという体高100cmぐらいの馬を指す

これはアジアでは一般的な種類の馬ですので、あの世帝国を作り上げた騎馬民族によるモンゴル帝国の馬も同じ系統の馬です。

[]1%のひらめきがなければ99%の努力無駄である

浜田和幸の説によると、この表現の本当の意味は「1%のひらめきがなければ99%の努力無駄である」とした。だが、エジソンは様々なインタビューにおいて努力こそがひらめきに必要ものであり、努力が最も重要であるという趣旨発言を多くしている。また当の発言エジソンの死後1932年に発表されたものであり、全く同じ発言をしたという明確な証拠はない。現代アメリカでも「天才には努力必要」の意味で用いられている。

2015-08-21

[]脳のリミッター

(中略)これらはすべて、根拠が明確でない、俗にいうエセ科学に分類される内容でもある。

[]マンボウはすぐ死ぬ

ネット上では「海底へ潜ろうとして寒さのあまり死ぬ」「朝の太陽光を浴びると死ぬ」といった「マンボウ最弱伝説」が盛り上がり、激ムズの「マンボウ育成ゲーム」まで登場。

伝説ほとんどはまったくのウソか、事実をおおげさに解釈したものでした。

2015-07-23

[]蝉の寿命は一週間

成虫期間は1-2週間ほどと言われていたが、これは成虫の飼育が困難ですぐ死んでしまうことからきた俗説で、野外では1か月ほどとも言われている。

[]疲労の原因物質乳酸

カエル筋肉を使った研究に基づき 1929年に Hill らが提唱して以来、乳酸筋肉疲労の原因物質として考えられてきた。(中略)しかし後の研究において、アシドーシス筋肉疲労の原因とする説に対して反証が報告されてきた。そして2001年に Nielsen らによって、細胞外に蓄積したカリウムイオン K+ が筋肉疲労の鍵物質であることが報告された。Nielsen らの系では、K+ の添加により弱められた筋標本について乳酸などの酸を添加すると、従来の説とは逆に回復がみられた。

2015-07-15

[]士農工商という身分制度

近代以降には「士農工商」が近世身分制とその支配上下関係を表す用語として認識されるようになった。しかし、1990年代になると近世史の研究が進み、士農工商という身分制度上下関係存在しないことが実証研究から明らかとなり、2000年代には「士農工商」の記述教科書から外されるようになった。

[]飛行機原理

一部には「飛行機がなぜ飛ぶかという原理は、科学的に解明されていない」とする風説があるが、これは誤りで、実際には100年以上も前に解明されている。

2015-07-14

[]インターネットの開発目的

1994年7月アメリカタイム誌で、「インターネットは核攻撃下でのコミュニケーションの生き残りを想定して開発された」という記事掲載される。以降、ARPANET核戦争時のための軍事ネットであるという俗説が流布するようになる。一方、ARPANET立ち上げ時のIPTO責任者であったロバート・テイラーは、この記事に対して事実とは異なる旨、正式な抗議をタイム誌に対して行った。

2015-07-10

[]皮膚呼吸

「皮膚呼吸を妨げると命に関わる」といった説が広がっているとされる。この説の起源は明らかでないが、医学関係者否定しており、迷信都市伝説、あるいは疑似科学の類であるとされる。

2015-06-26

[]馬鹿阿呆語源

語源についてはいくつか説があるが、決定的なものはない。ただし、文献による初出が太平記における「馬鹿者」であり、「馬鹿」という用法はそれより後世であるから、当初は「馬鹿者」という熟語としてのみ使われたと思われ、それを前提とした説のほうが若干優勢であると言える。

史記の「指鹿為馬(しかをさしてうまとなす)」の故事語源とする説

 最も普及している説。(中略)しかし「馬鹿」のうち鹿の「か」は訓読みであり、中国風の音読みで馬鹿を「ばか」と読むことはできないなどの問題がある。

語源の一説として

などがあるが、ともに信憑性は乏しい。

2015-06-25

[]右脳芸術的左脳論理的

理屈っぽい人物左脳優位、芸術肌の人物右脳優位といった説があるが、そのほとんどは科学的な知見からかけ離れた通俗心理学に類するものである批判されることが多い。

2015-06-24

[]古いガラスは垂れて下部が厚くなっている

ガラス過冷却およびガラス転移により粘度が非常に高くなった液体であるという捉え方もある。なお、例えば古い建物の窓ガラスは、それが理由で上部のガラスが下の方に垂れたような形になっているとされたこともあったが、計算によれば千年くらいではとてもそのような差は起きず、実際はガラス製法によるもので、建設当初からそのような垂れた形になっていたことがわかった。

 
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