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はてなキーワード: 劇団とは

2016-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20160210234054

楽しみでやるんならオリジナル脚本でもいいんじゃない? 演劇って言ったって幅広いわけで、仲間内劇団でやるならインプロブ的なものだってありだろうし。

伝統的なプロセスで、しっかりした脚本にがっつり取り組みたいっていうなら、許可ぐらい取ろうよ。アマチュアなら上演料も1~2万円だし場合によっては上演料いらないって人もいるし。

イギリスアメリカ普通劇場でかけられるような脚本だと、そもそも上演演目として選ばれる前に何段階ものセレクションを経ているし、何年もかけてワークショップ等でリバイズされてようやく日の目を見る。日本だと劇団付きの作家が書く場合が多いからちょっと事情は違うかもしれないけど、完成度の高い脚本てのは単にスキルの高い人が書いたっていうだけでなく、その形になるまでの揉まれ方が違うわけで。その過程尊重するなら、許可くらいどってことないでしょう。

(逆に、「素人の書いた脚本」でも、何十本かトライしてそっから候補を選び、何回かワークショップ(稽古場でのミニ公演的なもの)をやって役者対話しながら練り上げてみたら、かなり完成度上がると思うよ。そこまでやって初めてありもの脚本との比較対象になり得るんであって、次の公演のために何か書かなくちゃ、で一発勝負で書いたものなんてデッサンとかスケッチのようなものでしょ。)

(追記:ああ、もしかしてブレヒト絡みのアレ? ああいいうのは個別に折り合いがつかなきゃ諦めるしかベケットもうるさかったよね。一方で寛容な人もいるし。そこは選んでゆくしかないでしょ。)

ようつべ演劇を【演ってみた】ってどうなるの?

漫画バンドも、素人トレス絵やコピー演奏pixivYoutube無償で上げてる分には大抵スルーされるが

商業流通するオリジナル作品トレス盗用疑惑があると一気に炎上する

演劇で、トレス絵やコピー演奏ネットにアップってどういう活動になるの?

漫画同人誌書くレベルになると二次創作とは言えキャラクターと設定は借りてるがネーム作画は自前でやってる

駆け出しのバンドオリジナル曲は、だいたい好きな曲の切り貼りレベル

演劇でこのオリジナリティある二次創作レベルってどういう活動になるの?

バンド成功する条件はざっくり、メンバーカリスマがいるのと、

初期のファンに強力な伝道者がいることで、曲の善し悪しや演奏技術って

ぶっちゃけどうでもいいんだよね

成功する劇団の条件の中で、脚本家の育成ってのがどれくらい

優先度が高いんだろうかね

http://anond.hatelabo.jp/20160210234054

2016-02-06

君はわたしの夢だから

大好きな君へ

○○くん、元気にしてますか?

わたし春休みで暇なのに、○○くんを生で見られる機会がなくて、ションボリしながらバイトしてます

突然ですが、わたしはもうすぐ就職活動を始めなければいけません。

そんな人生の岐路に立たされて、ふと思うことがあります

わたしの夢ってなんだっけ?」

以前同じ教室勉強した仲間は、バンドを組んでCDデビューしたり、バイトをしながら小劇団に入ったり、はたまたお母さんになる夢を叶えた子もいます

もちろん明確な夢を持って、それを叶えて生きている人の方が少ないことくらいわかります

でも、それでも、ふと不安になります。このままでいいのかなと。

わたしはきっとこのまま、親や先生が望むような職業を選択し、何にもないままフラフラと生きていくと思います

なんとなく結婚して、子供を産んで、育てる未来が、わたしには待っているでしょう。

これが不正解でないことは確かだけど、正解でないことも確かです。

そんなわたしにとって君は「夢」です。どんな強がりを言っても、わたしは君に「夢」を見ています

君がいつまでもステージで輝いてくれることが、もう自分に夢を見ることができなくなった、悲しいわたしの夢です。

前は何回コンサート舞台に行こうが「ただ好きだから」って思ってました。

でも多分、本当は違います。わかったんです。

わたしは「君」に「わたし」を重ねています

「君」の夢が叶ってくれるのが「わたし」の夢です。

わたし」の夢を叶えるために、わたしは「君」を精一杯応援します。

なんだか重たい手紙になってしまいました。

○○くんに良いことがたくさんありますように。

さなファンより

2016-02-02

最近ちょっと気になること。

ミュージシャンであればメジャーデビューできなくてもライブハウスネット上に動画を上げてたり迷惑だけど路上ミュージシャンとして音楽活動ができる。

俳優メジャー映画テレビに出なくても自主制作映画や小劇団活動ができる。

画家イラストレータークリエイターネット上で作品を発表したり小さなギャラリーを借りたりすることができる。

最近声優になりたい若いい子が増えてきたけれど、

私が知るかぎり上述のアーチストにあるようなンディーズ声優とか路上声優とか底辺カテゴリーが無いみたい。

みんなどんなアーチスト活動をしているのか気になる。

オリジナルインディーズアニメなどを作るクリエイターと組んでオリジナルアニメを作っているのかしら。

2016-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20160120044849

そういう性的消費を内面に隠し持ったものが、昭和から続いてきたアイドル観。

でも最近アイドル風向きが変わってきている。もちろんそうした性的消費に迎合する一面もありつつ、別のもう少し高尚っぽい要素が加わっている。アイドルグループというのは思想やコンセプトを表現する器であって、一種劇団のようなもの箱推しと呼ばれる人は、その劇団のファンと言ってもいい。そこで繰り広げられるリアルタイムの成長ストーリーに心動かされ、アイドル各々の価値観共感し、応援し続けたいと思わせる、物語消費の要素が少なからず入っている。その要素に魅入られた人が感じるのは、性的消費というよりも、親心のような慈愛の情。もちろんそれと性欲を共存させられる人もいるが、出来ない人もいる。出来ない人にとって半性風俗ビジネスとしての昭和アイドルは依然として嫌悪対象であったりするが、うっすらそういう価値観を持っていても、性的要素を「カワイイ」「カッコイイ」という魔法のコトバで飲み込む人の方が多いだろう。女(男)ならそれを追求するのは普通なことだし、本人が望まぬ下卑た性的アピールではなく、本人たちの望んだ演出なんだと信じることで消化できるのだ。けれど、やはりリベラルで慎重な人権意識を持つ人ほど、その辺に漂う商業アイドルの危うさを払拭できない。そういう人たちの懸念過去にしたのが、「スクールアイドル」という自発的インディーアイドル活動概念提案したラブライブという作品だった。似たような形態地下アイドルがあるのだが、やはり現実を見ると思春期少女の心の闇につけこみ異様なファンに祭り上げられているような不健全さが見え隠れする。その点アニメ世界は非常に健全で美しい心のあり方が描かれており、実演するキャストもいい大人なので懸念の払拭の一助となっている。

総論としては、昭和的なアイドル観は、本来的な「アイドル」に回帰しつつある。すなわち、プロデュースし売り込む為に作られた――北朝鮮がやっているような――アイドルではなく、「クラスアイドル」「ネットの人気者」のような、周りから自然と崇拝されるようにして発生し、何にも縛られず表現をして、そして美しく去っていくことが望まれている。誰も傷つくことなく、誰もが幸せになれる表現者としての繊細な美意識アイドルに求められだしている。自らの青春犠牲にして(恋愛禁止され)、偶像としてキャラを演じることを求められ(「アイドルトイレ行かない」はその極致)、人気や商売翻弄され、頭を丸めたり謝罪会見をするようなアイドルを誰も見たくないのだ。

もしこれをバンドで例えるなら、メジャーレーベル信仰からインディー文化へ移行している、となる。ネット時代からこそ、そういう自由形態がアリになってきているのだろう。

2016-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20160111001854

主役級はなかなか無いけど、地味に毎年仕事を取ってる方だと思うけどなー。

特に世代声優として残って続けている人が相当少なくなっている中で、今でもアフレコ仕事が毎年数本あって、色んなメディア名前が出てくるってのは凄いと思うよ。

ただまあ、若手では無い事は確かなので、自分仕事を作っていかないといけなくなってるんだろうなーという気はする。昔はそれが劇団舞台をやるとか養成所の講師になるとかだったりしたのかもしれないけど、インターネットのおかげで自分仕事を作りやすくなったってのは良い事だと思うよ。

2015-10-17

鴻上尚史英国留学は何の意味があったのか

鴻上尚史作・演出の「ホーボーズソング」を観劇した。20年前と全く変わらない方法しか感じられず、鴻上氏は今まで何をしてきたのだろうと不思議に思った。

俳優は、特に主要なキャストは魅力的な人々なのだろう。しかし一つの演劇を通した時に、全く何の感動も触発も発見もない、無意味体験だった。

私は虚構劇団舞台を見ながら、青年団女優がかつて平田オリザに対して言い放った言葉を思い出していた。曰く「こんな普通セリフを客席に向かって喋るなんて恥ずかしくてできない」と。その文脈で言えば、虚構劇団の皆さんは、恥ずかしげもなく客席に向かって喋り、踊る。そしてオープニングとエンディングと、劇中にも歌入りの音楽が流れる。セリフ説明的であってもお構いなしに、必要ならばプロジェクター用語解説まで入れながら日本社会文化について作者の批判精神を観客に伝えようとする。

誰かが私にに何か伝えようとすればするほど、私はそれが伝わってくるのを避けようとする。どうせろくなものじゃないからだ。私は誰かが控えめに、ささやか表現した行為から何かを読み取りたいと思う。現代とは表現者節度と鑑賞者の教養が組み合わさった時に共犯的な芸術が成立する時代なのだ

私は鴻上氏に馬鹿にされているように思った。「どうせ俺の芝居を見に来るような奴らはこういう表現を求めてて、これくらい親切にしてやらないと理解しないだろう」という侮りを感じた。あるいは彼は、理解されない事、伝わらない事を恐れているのかもしれない。しか有史以来、常に演劇を作る人、演劇を観に行く人がいるのは、そもそも人間孤独で、相互理解し合えないからではなかったのか。劇場とは他者出会特別場所ではなかったのか。

私の観た限り、今回の芝居には出会うべき他者存在せず、若者が代弁した鴻上尚史講演会しかなかった。20年前には社会に対して説得力があったのかもしれないが、今は何もなかった。

2015-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20150816233947

わはは。売れないはあたってるが劇団員ではない。出るときオーディション受けるしギャラももらうよ。

日本では劇団は、一部の商業劇団を除き、身内で回してるだけになりがちって罠があるからなあ。

2015-05-06

オススメ劇団教えて

すこし生活も落ち着いてきたので、昔みたいにいろいろ芝居を観に行きたいんだけど、いまどういう劇団が勢いあって評判がいいのか全然からない。

大きくても本多劇場あたりでやっている劇団で、どこかオススメないですかね。

参考までに昔(15年位前?)好きだった劇団は、

ナイロン100℃

・遊気舎

惑星ピスタチオ

サモ・アリナンズ

・猫ニャー

シベリア少女鉄道

・ラッパ屋

まだいろいろあった気がするけど、とりあえず思い出したのはこんな感じかな。いまも変わらず普通に活動している劇団もあるけど、若くて勢いある劇団も見てみたいんだよね。

何かオススメあったら教えてください。

2015-02-02

5万円

好きな劇団イベントに参加するために新幹線代と食事代で5万、誰か無職に恵んでくれ。

2015-02-01

姉がクボヅカリア充結婚するらしい……。リア充ビックバンしろ

つい先日のことだ。パラパラと大粒の雪が降る夜、高そうな中華料理屋の奥にそいつが座っていた。

ダボダボの服に、ふてぶてしい座り方、室内だというのにかぶったままのニット帽子、帽子からこぼれるくしゃくしゃの髪。

まるで窪塚洋介だ。だからこれからそいつのことをクボヅカと呼ぶ。

クボヅカは、僕を見るなりこういった。

「けいちゃん(仮称)かーwwはっじめましてーーwww」

僕は心の底から思った。ビックバンしろ

先に断わっておくが、僕はシスコンではない。

まぁ確かに一般的に見ると美人なほうであったし、同級生からも紹介しろ紹介しろとうるさく声をかけられるような姉であった。

しかしなんといっても性格が最悪。気が強くて乱暴でがさつで、幼いころから喧嘩ばかりしてた。

また思春期になると顕著になったお互いの差、リア充な姉と文学オタクな僕の馬が合うはずもなく、ある時期を境に家庭内ではほとんど会話していなかった。

それに僕は25歳で姉が27歳、そりゃまぁ結婚する歳だし、姉が結婚することに驚いているわけでもないし、ましてや兄弟を取られたなんて感傷批判しているわけじゃない。ただ、ただクボヅカ家族の一員になることが嫌なだけだ。

だって考えて見てくれ。

普通両家の顔合わせの時に、ダボダボの服を着るだろうか?

帽子を外さないとかありえるだろうか?

初対面の義弟をちゃん付けで呼ぶだろうか?

ハッピーwwだとかピースwwだとかそんな頭の悪そうな単語を会話に混ぜるなんてあり得るだろうか?

僕の印象はほんと最悪だった。美容師だかなんだか知らないけど、礼儀知らずな奴だなと思った。

から同じようにうちの親、特に父なんかはきっと印象最悪だろう。

そう思って、両親に目をやったら、少し緊張しながらも始終ニコニコしていた。

ウソだろ。信じられない。相手の無礼をなじり、不機嫌そうな対応でもいいのに。

クボヅカは楽しそうに偉そうに、自分の生い立ちや仕事のことを語った。

中高時代学校になじめなかったこと。

高校卒業俳優目指して東京に行き、劇団大道具スタッフ演者をしていたこと。

俳優になる武者修行で単身アメリカに渡ったこと。

そこで英語を覚えたこと。

から会話についつい英語を入れてしまうこと。アメリカで見たり聞いたりしたこと。

舞台で演じたことで興味をもって美容師仕事を始めたこと。

今は自分の店の開店準備中だということ

店のコンセプトは80年代風のクラシカルな感じを少しモダンにしたい等々。

よくもまぁ自分のことをそこまでペラペラ語れるもんだなと、口数の少ない僕はいつも以上に黙って聞いていた。

自分のことを雄弁に上から目線で話す、僕はこういうやつが大嫌いだ。

自分を大きく見せたい、承認してもらいたい、そんな願望が丸見えだからだ。

そんな僕とは対照的に父も母もクボヅカの大変楽しそうに興味深そうに話を聞いてた。

特に父なんかは、僕と話すときなんかよりも楽しそうに見えた。

そんなもんなのかね、イマドキの顔合わせっていうのは。もっと緊張感があるもんだと思っていた。

父よ、美容師からって気を使う必要はない。帽子を外せって怒ったっていいんだよ。

特に嫌だったのは、僕に対する言葉

「けいちゃんもさー。いろいろあると思うんだけど、まぁ仕事なんてなんとかなるって!俺なんて……(以下自分語り)」

何を偉そうに、いったい僕の何がわかるっていうんだ。

仕事を辞め、公務員試験も落ちて、転職活動中の僕のいったい何を知ってるというんだ。

こうやって中華料理屋では始終イライラしていたわけだけども、この後、クボヅカに対する僕の印象がガラッと変わる出来事が起きた。

それは会食後、オープン準備中だというクボヅカの店に行った時のことだ。

とある雑居ビルの4Fにクボヅカの店はあった。

さなエレベーターしかなく、両家が乗るには二回に分ける必要があった。ぎゅうぎゅうのエレベーターを抜けたところ、

オープンザドアーww」

そう言いながらクボヅカはお店のドアを開けた。

そこで店内の様子を見た僕は思わず息を呑んだ。

とても居心地の良い空間に見えたからだ。

全体的に木目調を基調として、全部が統一されていた。

柔らかい間接照明が適度に置かれていて、冬の寒い夜に見たにもかかわらず、とても暖かい気がした。

金属部分が露出しないように全部木枠などをはめており、エアコンにもしっかりと木製のカバーがはめられていた。

床こそコンクリート打ちっぱなしだったが、冷たい印象を与えないようにか半分だけアイボリー色のペンキが塗られていた。まだ作業途中のようだ。

いたことにこれは全部、自分一人で作ったのだという。

水道の配管やシャワー台の設置は業者に頼んだようだけど、それ以外は全部自分大工のように板を切りくぎを打ち、作ったとクボヅカは誇らしげに語った。

大道具係の時の経験が生かせたんだよねーww」

「もともと企業事務室だったところを作り変えたから、いろいろ手間かかったわww絨毯はがすのに一週間はかかったww」

こんな手間のかかりそうなことを一人で黙々とやったのか。

丁寧に一つづ、鏡やテーブル、エアコンの木枠まで自分で作ったのか。

一週間も床をはがす作業をあきらめずに行ったのか。

クボヅカのあの偉そうな上から目線の態度も実はこういう地道な努力から裏打ちされたものかもしれない。

そう思うと、なんだかクボヅカに親近感を覚えた。

全然違うタイプ人間かと思ったけど、もしかしたら仲良くなれるかもしれない。むしろ尊敬できるかもしれない。

僕は今まで見た目で決めつけていたことを恥ずかしく思った。

クボヅカは、換気換気―wwといって美容室の窓を開けた。冷たい冬の空気が入ってきた。

僕はクボヅカに話しかけようと思った。もっとこちらからしかけて仲良くなろう、そう思った矢先、クボヅカは窓の外を見てこういった。



「アイwwキャンwwフラーイww」



だめだ、折り合えない、クボヅカはクボヅカだった。リア充ビックバンしろ

やはり心の底からそう思った。

2015-01-07

[]

日本切り絵画家、元俳優声優本名和田 一壮らしい。

1958年、聖学院高等学校卒業し、俳優座養成所(11期)に入学1961年劇団青年座入団

1968年青年座を退団し、劇団現代を創立。

1980年切り絵を中心とする画家転向

2008年4月からラジオ福島の「かっとびワイド・美智子と恵秀 大人のラジオ」に、パーソナリティとして出演。

ラジオは少しきいたことあるけど、思った以上にポップな感じで面白かった

2014-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20141101231917

うーん、大体あってるけど、原因というか構造が分かってない気がする。

軽く業界全体をまとめておく。

現状、声優界は完全な供給過剰。声優という肩書き持ってる人は1500人とも3000人とも言われるが、専業で食ってる人はせいぜい1割というのが定説

一方、毎年専門学校養成所に入ってくる声優志願者は毎年6000名を超える。学校養成所は増える一方。それ自体が一大産業になっているので止められない。

入れるだけ入れて絶対に声優になれないダメ学校ごろごろしてるが、一応事務所と繋がってる養成所はそういう訳にもいかないので、何人かは新人契約する。そうでないと養成所に入ってくる人がいなくなって、立ちゆかなくなる。これを「養成ビジネス」とか言って批判する人も多いが、あえて言っても必要悪に過ぎない。

とにかく競争は厳しいけれども、一応は事務所との契約まで行ける人も、年間100人以上はいる。

ところが声の衰えは容姿の衰えよりもよっぽど遅い。吹き替え声優第一号の滝口順平さんが亡くなったのはわずか3年前で実働55年間。今年亡くなった永井一郎さんも実働50年(俳優として働いてた期間入れるともっと長い)。

このあたりの大御所は別格と考えても、生涯現役のまま亡くなった人は他にもいくらでもいる。さっきの人数と稼働期間を考えると、辻褄が合わない。

結局、役者として一応の能力を身につけるには、才能ある優秀な人間でも3年から5年の訓練が最低でも必要、というのがプロ評価専門学校は2年だし、大抵の養成所も基礎と応用の2年制。青二塾に至っては1年間。必要な訓練期間に足りてない。

現状、事務所新人声優契約するというのは

「まだ一人前のプロ役者としてやっていくだけの演技力は身についていないが、本人の能力姿勢を考えれば、この後現場経験を積んで研鑽を怠らなければなんとかなる、と現時点では判定しました」

というだけの話。ギャラが安いジュニアランク時代、30分アニメ一本1万5千円の時期が2~3年あるので、言うなればその期間が見習い期間。

さて、ジュニアランク声優とはギャラが安い以外にどういう特徴があるか? そう、「若い」ということ。

若くて演技力はいまいちだけど安い役者をどう使うのがいいか、といえば、顔出し前提の深夜アニメが一番使いやすい、ということになる。安いし他の仕事も大してないから、いろんなイベントに引っ張り出したりウェブラジオで無茶ぶり企画やらせたり、そういうアイドル売りがやりやすい。

こうやって「大きなお友達のファン」を獲得するか、演技力が伸びたり当たり役を掴んだりして業界内で一定の評価を得るか、うっかり歌唱力評価されてCDリリースできるようになるか、そういう「何か」が獲得できれば事務所の方でも「じゃあジュニアランク終わっても生き残れそうだな」と判断できる。

元増田が「確変」と呼んでる現象はその中の極端な成功例で、ギャラが安いうちにどんどん使っておこうと引っ張りだこになっている現象

逆にジュニアランク期間が終わっても(あるいは終わる前でも)見込みがないようならば事務所容赦なく新人との契約を切る。見込みがないなら早期にそう告げる方が、本人の第二の人生のためでもある。

結果、ジュニアランクが終わるまでに、新人声優の半分は消える。劇団だか三流事務所だか何だか分かんないところにしがみついて業界に残ろうとする人も多いが、アニメ声優としてはほぼこの時点でゲームオーバーである

他、ジュニアランク期間では引っ張りだこでも、ランクが付いた途端に仕事が激減して「あの人は今」状態になる人もそれなりに出る。

さて吹き替えの話。アニメ制作本数が多いので新人どんどん使えるが、吹き替えはそうじゃない。もともと予算の考え方も違うし、芝居の性質上、顔出しの仕事やってる俳優がこなす率も低くないし、長期の仕事も多い。そしてFIXと呼ばれる「この俳優にはこの声優さん」みたいな関係性もあったりして、アニメのような若手新人が主役に抜擢、なんて現象は起きにくい。

結果、声優界の中でも、吹き替え声優が一番なるのが難しい少人数な世界になっている。吹き替え向けのコースを持ってる養成所はあることはあるが、そこから物になる人は年に1人出るかどうか。

だいたい、どの事務所でも「元若手声優はいくらでもいて、そういう人は吹き替えに潜り込めないか虎視眈々と狙っている。ぽっと出の新人演技力で対抗できる相手ではない。

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返信の返信。

それなら最初の三行も要らない。一行で済む。

吹き替え声優は裏方だが、深夜アニメ声優は裏方ではない」

で終わり。

深夜アニメ予算が安い。ジュニアを使えば安くなる声優のギャラとか最優先のカット対象。そして円盤やその他の細かい収入に頼るしかないから声優ドル売りすることで作品露出を少しでも増やせるようにしつつ、細かい儲け口を少しでも増やして稼ぐ機会を増やそうとしてる。そういう努力の積み重ねで、現今の狂った制作本数が維持できている。

吹き替えはそういう世界ではない。

2014-11-01

私の女性履歴 4

横浜の有名女子大女の子と知り合ったのもダイヤルQ2だったと思う。受話器から聞こえる声は、低次倍音が豊かな落ち着いた声質で、ゆったりと話すので、ダイヤルQ2にしては珍しく知性を感じさせ、リアルでも会いたいと思った。

中央線某駅の待ち合わせ場所に現れたのは、出会い系ではよくあるぽっちゃり系の女の子ではあったが、目がくりっとしたたぬき顔で、ストライクゾーンが広めの私にとって、好きな玉であった。

この時は、居酒屋で飲んだような気がする。次回また会う約束をして別れた。

2回目は、彼女チケットが2枚あるからというので、某劇団の芝居を観に行った。この舞台は、今は売れっ子となった役者が、役者として開眼する機会となったもので、観てよかったと思う。この時も、また遊ぼうねといって別れた。

その次は彼女アパートに遊びに行った。一人暮らしを始めたというので、ご飯を作ってくれる?と聞くと、OKだと言う。金曜日の夜にその子アパートに行って、パスタを食べ終わり、さてそろそろ帰ろうかなと言いつつ、チュー。

泊まっていってもいい?と聞くと、いいとのこと。引っ越したばかりで、布団も敷いていないし、ベッドもない。畳の上で、中途半端に臨戦体勢になったが、お互いに次の段階にどうやって移行するか様子見状態となる。それでも、くんくんしたいなあと、胸をうろうろしていた手を、スカートの下にじわじわ潜り込ませる。すると、汗臭いから、お風呂に入ってくると言う。一緒に入ってもいい?と聞くと、狭いからとやんわり拒絶される。

しかし、汗臭い下半身をお風呂場でくんくんしたい。さて、強引に進行させるかと思ったところに、玄関ベルの音がした。固まる私。服を整えて彼女玄関に向かい、何やら会話をして、戻ってきた。近所に住むお兄さんが届け物に来たとのこと。バレなかった?と聞くと、ドアを開ける前に靴は隠したか大丈夫と言う。

盛り上がった欲情に水をさされ、くんくんするという目的を果たす情熱が失せる。お風呂入ってくるね、といって、風呂場に入ってしまった彼女

彼女と交代にこちらも入浴。お互い綺麗な身体となった後、畳に布団を敷いて、電灯を消して、再度戦闘開始。

巨乳というほとではないが、ぽっちゃりなので、なかなか揉みしだきがいのある胸をもみもみしつつ、パンティーの中に手を突っ込んでバギナを弄くる。既に、バギナはべちょべちょだった。

女子大では地味めなグループ所属しているという彼女は、あまり男性経験もないようだった。なので、地道に身体のあちこちをいじくり回した。彼女背中から抱きかかえ左手で胸を、右手で股間をまさぐっていると、遠慮がちに声を上げる。

Tシャツそのままでパンティーだけを足先からはずし、身体を横にする。ホテルと違って、時間は十分あるので、足の指の先からじっくり舐め始める。お風呂に入っているのだが、足の指は少しだけ塩辛い。オナニーをしている時と違って、実際に愛撫すると、女性の身体の広さを実感する。やっとふくらはぎ辺りまでやってきたので、これから私の舌がバギナにたどり着くのはいつになるだろう。愛撫しながらよくこんなことを考えてしまう。

そんなことを考えつつ、足の膝あたりははしょりつつ、とうとうバギナまで到達した。太ももを左右に開き、顔を近づける。この時、勃起したペニスは畳にこすりつけた状態になるので、いつも持て余し気味になる。しかし、待ちに待ったバギナなのでまずはくんくんから開始する。残念ながら、お風呂はいったので、石鹸匂いがする。それでも、彼女本来匂いがしないかとあちこちを探索する。濃い目の陰毛に鼻先をこすりつけ、少しでも匂い痕跡がないか、探索を続ける。陰毛には痕跡がないようなので、バギナに鼻をこすりつける。ぽっちゃり型だが、バギナの匂いは強くない。愛液の発酵臭が主体だった。愛液は粘り気がやや強い。鼻を、顔全体をバギナにこすりつけて、匂いと感触を楽しむ。

の子は、バギナが後付きだった。後付きだねというと、恥ずかしそうに口を尖らせた。

風呂に入ったが、おしりには匂い痕跡が残る可能性が高い。おしりの探索を開始する。と同時に、私もパンツを脱ぎ、シックスナインの体勢へと移行する。個人的にはシックスナインが一番好きである。挿入するよりも好きだ。お互いに奉仕しあって快楽を与えあい、そして貪り合う。そして、バギナと肛門をじっくり観察して、くんくんでき、舐め回すことができるためである

バギナ周辺と恥丘の陰毛は濃い目だったので、肛門周囲も陰毛が濃かった。肛門はお風呂で念入りに洗ったためだろう、匂いほとんどない。しかし、肛門周囲の陰毛にはわずかではあるが、うんこ匂いが残っていた。その匂いを味わうため、肛門と周辺の陰毛に鼻先を何度もこすりつけた。十分こすりつけた後は、舌先で舐め回す。

バギナの大陰唇と小陰唇の間、陰唇を広げて膣内へも舌先を出来る限り伸ばしてピストン運動をさせる。クリトリスの包皮を剥いてクリトリス露出させる。これをするとここに恥垢がたまっている子が多いのだが、この子は恥垢はほとんどみつからなかった。

肛門も肛門周囲のシワ一本一本まで舌を這わす。その後、肛門内部へ舌先を押し入れる。僅かに苦味がする。恥ずかしがって拒絶するが、強引に舌を何度も突っ込む。

彼女はやはり男性経験ほとんどないようで、フェラチオはうまくなかった。というか、歯が亀頭にあたって痛い。それでも、こちらのバギナと肛門への愛撫に、お礼をするかのように、必死に口腔内にペニスを入れて、愛撫してくれた。

この時は、結局、23から明け方までオーラセックスをした。実は、コンドームの持ち合わせがなくて、結局、挿入はしなかった。無しで入れていい?と聞くと、最初は無言だった彼女も、後半は入れてよということだった。しかし、妊娠が怖いので挿入はしなかった。

お互いに愛撫をしながら、いつのまにか眠ってしまった。朝になり、明るくなった部屋の中、Tシャツだけで下半身はだかの彼女の姿に興奮して、再びオーラセックスを開始、Tシャツだけで、丸出しにしたおしりを顔の前にして、バギナと肛門を眺めるというのは興奮するものだった。

結局、彼女フェラチオにより、10時ごろにやっと射精して、長い戦いは一段落ついた。

2014-07-21

劇団空感エンジンさんの「Suki×Sukiスナック」を観劇した。

とても楽しい舞台だった。

演劇を観に行ったのは久しぶり。


凄く演劇らしい演劇で、女の子達がとてもかわいい

観に行ってよかった。


一人一人が個性的で、演出家の腕と、脚本も光っていて、

それでいて、役者さんの縦横無尽な動きが輝いて見えた。


また、機会があれば観に行きたいと思った。

2014-07-17

はじめて宝塚みにいってきた

親に連れられてはじめて宝塚歌劇を観にいった。

一応女性だけの劇団で、男役と女役で分かれてるってことは知ってたんだが観てビックリ

オスカルとアンドレが本気のキスしてた。

どうみても実際にしてるようにしかみえなかったけど、ああいうもんなのか。フリじゃないのか。

なんかすごいもんみた気がする。

そして不覚にもオスカル死ぬ場面で泣いてしまった……

劇が終わるとダンスショーが始まるんだが、

オスカルピンクドレスを着た女性が色っぽく踊っていてまたぶったまげた。

男役と女役ですらない。女同士で絡み合っていた…。

帰りにグッズショップで記念のものを買おうと思ったけど、女で溢れてたからやめた。

すごい世界だった…。

2014-07-11

入り出をしつづけて思うこと。

ヅカヲタである。だからこれから話すことも宝塚のことである

他のアイドル界隈がどうなっているのか私はしらない。

そしてこれから書くことはシステムの話ではなくて、感想文にすぎない。システムについて興味が出た人はグーグルに尋ねるかお近くのヅカヲタまでお問い合わせください。

宝塚には「入り出」という文化がある。

タカラジェンヌが公演や、公演のためのお稽古に向かう時に所定の場所で待ち、やってきたタカラジェンヌにお手紙を渡す。

そしてバイバイとお見送りをする。

公演は細かいことを全部外してしまえば大きく分けて、宝塚大劇場(以下ムラ)と東京宝塚劇場(以下東宝)で行う。ムラでは公演のお稽古も行われておりそれは「お稽古待ち」という。ファンは公演を観る予定もないのにこの「お稽古待ち」の為にムラまで通う。片道1時間以上かかるファンなんて、たくさんいる。それでも、タカラジェンヌと会う一瞬の為に平気で通う。たまに自分で何やってるんだろうと虚しくなるけれど、虚しくなったら負けである

 東宝は所定の場所に並びお手紙を受け取ったらタカラジェンヌにそのまま「いってらっしゃーい」とお見送りする。タカラジェンヌが通るたびにしゃがむ大量の女性たち(時たま男性はいつみても壮観である

 ムラだと所定の場所でお手紙を受け取ったタカラジェンヌ楽屋口までそのファンを引き連れてやってくる。そして、楽屋口で「いってらっしゃーい」とお見送りをする。大量のファンを引き連れて楽屋口まで歩いてくる男役スターをみると「うをぉぉぉ!!スター様が歩いてくるぞぉぉぉ!!!」と興奮する。ファンをたくさん引き連れているタカラジェンヌはそれだけで神々しくみえてくるし、圧巻で楽しい

 スターさんによっては「お隣歩き」と言ってこの所定の待機場所から楽屋口までお隣を歩いてタカラジェンヌお話しできてしまシステムがある。楽しそうにファンと話をしているスターさんをみながら「なんて優しい人なの!!」と勝手に感動することもよくある。話の内容なんて、当然聞こえやしないが。

以上穴だらけの入り出説明。ちなみにこの入り出は会を登録しているタカラジェンヌにの適用されるシステムである。まだ会登録していないタカラジェンヌはまた別のしきたりで入り出があるのだが書いていたらキリがない世界なので放置する。

この入り出。したいと思ってすぐに出来るものではない。まずはその生徒の「ファンクラブ」に入らなきゃいけない。この「ファンクラブ」は「非公認」のファンクラブなのだけど、宝塚システムに置いて凄く大きな位置を占めている。非公認の癖に「@@ちゃん会立てたんだって?」「うん、劇団に立てろって言われたらしいね」「そっか。まだ下級生なのに大変だねぇ」みたいな会話がヅカヲタの中ではよく繰り広げられる。繰り返し言う。ファンクラブ非公認である

このファンクラブに入ることのメリットとは色々あると思うけど(デメリットも正直あると思っている)大きく言えば「応援している人を明確にする形でチケットかえること」「入り出が出来ること」なんじゃないだろうか。チケット難の公演でも会に入っていればなんとか観れたりもする。

けど、私がしたいのはこの話じゃないから、このシステムについて気になる人はお近くのヅカヲタまでお問い合わせください。

そう、入り出である。入り出。

私が今好きなタカラジェンヌ(以下贔屓)を好きになった時、ファンクラブに入ろうと思った。ファンクラブに入って、その人の名前を通してチケットを買って、お礼状貰って、その人のお茶会(トークショーのようなもの。一種のファンミーティングイベント)に参加できればうれしいと思っていた。

入り出なんてしたいと思わなかった。

だって、怖いじゃん!?自分がいかにその人を好きか書いたお手紙をちょくせつ本人に手渡しするんだよ!?ホラーじゃん!!って真剣に思っていた。

憧れは憧れの存在のままでいて欲しかった。お手紙を直接渡すことが繰り返されるうちに、純粋な憧れは必ず憧れと違うものになると思った。それに、入り出(ガードともいう)する人が怖かった。宝塚宗教じみた世界の一端はこのシステムが担ってるに違いないと思っていた。事実私の友人の一人は宝塚大好きで何年も見続けているが「ファンクラブなんてあるから宝塚が気持ち悪いところだと思われている」と吐き捨てた。だから宝塚ファンがみんなこんなことをしているのだと思ってほしくは無い。舞台の上で輝いているタカラジェンヌをみることだけが楽しみで、公演を楽しんでいる人だってたくさんいる。入り出をはじめとした会活動は確かに不思議で独特なシステムであって、未だに奇妙だと思うこともあるけれど、私がこの世界に入ってしまたから非難することが出来ないだけだ。

私が宝塚を好きになってから仲良くなった人は、入り出をする人だった。

「おいでよ」

とその人は私と贔屓が違ったがそういった。

「入り出は楽しいよ」

正直、興味はあったのだろう。後を押されたのか、押されたという言い訳が欲しかったのか私は入り出にいった。同じファンクラブ所属している知らない人に挨拶をしながら贔屓を待ち、やってきた贔屓の目もロクにみられずに消え入りそうな声で「オハヨウゴザイマス」と告げながら私はその場から消えたかった。見慣れた顔の中に知らない顔がいるからか、彼女は私の目をじっとのぞきこんだ、気がする。

もう、数年前の話なのであまり感想は覚えていない。覚えているのは誘ってくれた友人とお茶をしていたらその友人が楽しそうに「また来週も会おうね」と言ってきたことぐらい。その時は「行かないよ!?」「一度経験したのでもう満足しました」とその人に伝えていたのに、翌週には何故か私はそこに立っていた。

それから、毎週のように私はそこにいた。

何が楽しいのか、私は未だに分からない。あえて言うなら贔屓と会った後にファンの人同士やお友だちとするお茶楽しいと言ってしまうかもしれない。長時間乗る電車の中でポストカード手紙を書き、ムラについてから贔屓を30分以上待つこともザラだ。やって来た贔屓に「おはようございます」の一言だけを告げて、ほんの少し会話をやりとりして、楽屋口まで贔屓の背中をついていく5分足らずの時間の為に多くのことを費やしているという事実を数年かかっても未だに認めきれない。

 おはようございますの一瞬で目を見てくれたかとか、笑ってくれたかとか、今日は機嫌が良かっただとか、なんだか疲れているみたいだとか、たった一瞬触れ合うだけなのにそういうことで喜んだり心配したりする自分が滑稽だと常々思っている。

贔屓と仲良くなんか、なりたくない。勿論ファンとして大事に思われたい。嫌われたくは、ない。でも、近付きたくは無いし、入り出をしてどれだけ時間がたっても私にとって贔屓は遠い存在だ。

 笑い話みたいかもしれないけれど、私は入り出するようになってしばらくしてから友人に「贔屓に顔を覚えられてしまたかもしれない」と言って泣いた。贔屓をみるのは楽しかったけれど、贔屓が私の顔を覚えるのは耐えられなかった。贔屓が私の顔を覚えるということは、関係が蓄積していることに他ならず、それがいいことだとは欠片も思えなかった。送る手紙はいだって適切なものとは思えなかったし、贔屓がそれを負担に感じていたらどうしよとばかり考えていた。

今は、贔屓がどう思っているかなんてわからないし、私がやりたいからやってるでいいんだよって笑っていられる。手紙も送りたいから送るのだ、贔屓に喜んでもらうために書いてるじゃないよと言い張ってる。時々それにも失敗しているけれど。

 入り出はタカラジェンヌによって色々で優しく雑談をたくさんしてくれる人もいれば、視線も合わせずお手紙を回収してさようならの人もいる。たくさんお話してくれるタカラジェンヌの話を友人としながら「@@ちゃんさすがだよね」と笑いあうけれど、そこでガードすることはない。会のシステムが無くなったとしても、多分しない。私が入り出をしたいのは、贔屓だけだし、その贔屓が見せてくれる一瞬がどんな神対応よりも意味を持っている。

AKB柏木由紀さんは握手会を「10秒の公演」と称したそうだけど、きっと宝塚の入り出も近いものがあるのだとそう思っている。

毎週5分の為に駆けつけて、直接お手紙を渡すことで愛が伝わっているのかは分からない。エゴけが伝わっているのかもしれない。

それでも贔屓だけをみれる時間が嬉しい。舞台の上に立つ完全な男役ではなく、化粧を落し、ほんの少しだけ素の部分を見せてくれるその瞬間がたまらない。

から私はまた来週も劇場に足を運ぶことになるんだろう。

少なくとも、贔屓が退団するまでは。

2014-06-15

バナナ学園純情乙女組という劇団

世の中にはかつてバナナ学園純情乙女組という劇団があったんだよ

俺はみたことないけどね

すごそうだよね

解散してなければ観に行ったのに

2014-05-23

人前で○○○をした話

私は舞台演劇なんぞをやっていて、毎週劇団稽古があった。

主に最初エチュードエクササイズ、のちに台本読みに入っていく。

一応教えてくれる先生も居て、それなりに楽しくやっていた。

ある日のエクササイズで、「○○をしながら○○をする」と言うお題を前の人からもらい、

その指示通りに演技をし、次の人に声をかけられたらお題を振る、と言うものがあった。

まあ、一種の遊びのようなものだ。

2グループに分かれて行ったのだけど、最初グループ男の子が、

「団子を食べながら卑猥な事をする」と言うお題を振られていた。

そして彼はおもむろに右手で団子を食べながら、なんと左手オナニーを始めた。

マスをカキだした。

ちなみにイチモツは出していない。エアオナニーである

「彼、いつも左手でするんだ…」と、笑いながらほのかに思っていた。

ここまでは良かった。

ちなみに劇団と言っても、一応それなりの大きさの劇団であるので、

公演に出られるか等と言った審査で、稽古には上層部も見に来ている。

そんな中、私のグループの番が来た。

前の人が話題を振られ、そして声を掛けにいき、いよいよ私の番。

時計を修理しながら、卑猥なことをする!」

前のバカはこう叫んで、袖の方へと消えていった。

前を向いた私は先生と、同期の皆と、上層部の顔を見て、ああ、ダメだと思いつつ、

右手時計を修理するフリをしながら。



左手オナニーをした。

マスをカイた。

出せるイチモツはそもそもないので、エアオナニーである


笑いの基本、天丼・・・

この日ほど、大阪で生まれ育ったことを恨んだことはない。

先生と同期は爆笑していたけど、上層部はさすがにドン引いていた。

お偉いさんの前で堂々とマスをカイた彼と私は、果たして役はもらえるのでしょうか。

そして少し開花してしまった私のマスカキへの興味は、誰が受け止めてくれるのでしょうか。

色々考えながら、今日稽古に向かいます

2014-05-07

高学歴の世界を一瞬だけ垣間見た話

http://anond.hatelabo.jp/20130901220935

ポストを見て書く気になった。

ただちょっと視点が違う。

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うちは両親が高卒で、親戚には中卒も多い。

貧しいくせに父方も母方も兄弟が多く、受け継ぐ畑がなかったとかで、

県内どころか隣接県にまで跨って親戚一同散り散りになっている。

みんな鳶職、土方、ライン工、その他低学歴っぽい職業の見本市。

同じ仕事でも大都市に出ればもうちょっと収入良いと思うんだけど、そういう発想はないらしい。

通ってた小学校では援助交際子供を作った女子もぽつぽついたし、

親にネグレクトされててパン泥棒で糊口をしのいでる同級生もいた。

酒やタバコが悪いことだという発想なんてそもそもなく、

不良グループっていうのは女子を輪姦して新聞沙汰になったとかそういうレベルの話。

授業なんて半分以上成立してなかった。

僕はそんな場所に馴染めず孤立し、図書館で本ばかり読んでいた。

ネットもなかったし。

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本家である叔父がそんな世界から抜け出したいと一念発起、

歳の離れた従兄を東京大学にやって、有名な電機メーカー内定した。

それを皮切りに一族は空前の大学進学ブーム。

地元に塾なんかなかったけど、兄も僕も従兄弟たちも、

みんな名の通った大学に進学していった。

なんか地頭は良い一族だったらしい。

僕は好きだった文学を楽しむためとある国立大文学部に入った。

親も満足気だった。

親たちはみんな低収入だったけど、おかげで国公立なら学費免除も寮住まい余裕だった。

物価は高いけど、実家から野菜仕送りバイトで人並みの生活は送れてた。

だいたい都市バイト代は高くて、頑張ったら親父の月収を抜きそうだった。

バイトサークルの掛け持ちをしながらだったけど、そんな苦労をしたと思ったことはない。

地元のことを思い返せば天国みたいな場所だった。

大学はいろんな人と知り合った。

幼稚舎から有名私立に通ってて月何十万も仕送りされてるのに「親から自立した」と豪語するボンボン

親が教師で勉強一筋で鍛えられたという秀才君、17歳で酒を飲んだと悪ぶってる自称不良。

地元にいた「本物の不良」みたいな人も一人いた。

どいつもこいつもが馬鹿に見えた。

漢字を知らない、ことわざを知らない、日本観光名所を知らない、ヨーロッパの国の位置を知らない。

なんで昭和初期の文豪の一人も読まずにこいつらは大学に来てるんだ。

なんだ、高い金払って塾でお勉強してきた連中ってのはこの程度なのか。

僕の中でどんどん歪んだ自尊心が形成されていった。

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そして四年生になった。就活が始まった。

ちょうどその頃、日本経済リーマンショック後遺症を抱えていた。

そして言われた。「君が学んできた文学とやらは我が社で何の役に立ちますか」

青天の霹靂だった。

だって僕は有名国立大学学生なんだ。

成績も優秀だったし、表彰もされた。

TVCMで何度も見たような会社はなしのつぶてだった。

ある食品メーカー選考中に、親切な人が教えてくれた。

「君が受けてるところは総合職じゃなくて、工場ラインじゃないか?」

それすら受からなかった。

ボンボンはどこかの電機メーカーに決まった。

工学部なら大学院まで行くのが「普通」なんだけど、もう勉強するのは嫌らしい。

秀才君は大学院からアメリカ留学した。数百万円の留学費は親がポンと出したらしい。

自称不良は大学院に進学した。後から聞いた話ではこれまた有名なメーカー研究部門に入ったそうだ。

本物の不良は保険の営業に決まった。体当たり営業出来るタフさが受けたらしい。

おかしい、何かがおかしい。

「秀」の字が並ぶ成績表を見ながら僕は頭を抱えた。

年が明け、僕は卒論を提出するか悩んでいた。

新卒でないと就活は厳しい。しか留年すると学費免除は厳しい。

卒論は我ながら酷い出来だった。もっと資料を読んでいれば、もっと深く有意義考察が出来たはずだった。

しか就活忙殺され、一時は精神科にも通っていた僕に、そんな時間も体力もなかった。

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ようやく内定が出たのは、卒論提出の一週間前だった。

大都市にある、名前だけはどこかで聞いたことのあるような企業事務所だ。

そこで見たのはよく見知った光景だった。

鳶職、土方、ライン工、そんな彼らの仕事管理する事務職

管理といえば聞こえは良いが、要するにサポート、補助、下働きだ。

大卒高卒関係なく採用されているポジションで、実際同期の過半数は高卒

職場で交わされるのは、地元の祭で親父たちが交わしていた、パチンコ競馬風俗の話。

僕は一度壁を超えて、そしてここに帰ってきた。

僕は壁のこちら側で生まれ、あちら側に行き、そして帰ってきたんだ。

いったいあの四年間は何だったのだろう。

夢だったのか、幻だったのか。

東京に行ってオシャレなカフェに通って、

お金をためて海外旅行をするんだって

地元の連中とは違う世界に生まれ変わるんだって

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初めての連休実家に帰った。

地元の連中の中には地元で教師になり、警察官になった人間だっていた。

彼らは僕より学歴が低いけど、僕よりよっぽど良い地位収入を得ている。

着の身着のまま上京して劇団に入って、苦労しながら生活してる奴のちらしももらった。

もう僕には彼らも壁の向こうの住人のように見える。

僕は、僕の親たちは、壁が学歴の間にあると思っていた。

大都市には夢があると思っていた。

夢はあった。でも掴み方を知らなかった。

2014-04-05

アニメに棒声優を起用するな!作品が穢れる

声優といってもマカ棒とか真姫ちゃんとか、ジブリ声優みたいなのは声に抑揚付けてるから徐々に慣れてくるけど、

カタカナ表記されてもおかしくない抑揚のない声量や声域はアニメ作品にも拘らずそこだけ現実に引き戻されてしまう。

正直ここまで作品世界破綻させるとは思わない声質であって、アニメに全く向いていない。

劇団とか専門学校とかで訓練もせずに声の強弱が掴めるわけがない。

と思わせる演技レベルなら先輩声優とか音響監督とか事務所が演技させる前に一応の訓練はさせないといけない。

それなのに棒演技のまま声を当てていくという事は、アニメを穢してるとしか思えない。

2014-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20140225214357

安月給の無能がありもしない夢を語ってるようにしか見えないから

泡沫劇団のパッとしない団員がブロードウェイでは華々しい生活が云々とか言ってる感じというか

2014-02-11

25歳、高卒引きこもりの俺が今からでもなれる職業が少なすぎる!!


これは明らかに不公平!!

日本社会は即刻、年齢差別を辞めるべきだと思う!

教師や親は子供に対して、夢や希望には厳しい年齢制限があって歳を重ねるごとに選択肢が減っていくという事実をしっかり教えるべき!!

実際、メジャーマイナー人気不人気を問わず日本で就ける職業殆どは、その職に自分が就きたいと思った頃には完全に手遅れになってるパターンばかり!

以下年齢制限別に見ていくと↓  (*一部の例外など、個々の特殊な事例を除く)

25歳(俺の年齢)

警察官 ― 25くらいまでには警察学校に入らないと現実的にまず無理

医師 ― 25くらいまでには医学部入学してないと開業医の子息でも無い限り現実的に無理

獣医 ― 25くらいまでには獣医学部入学しておかないと現実的に無理

薬剤師 ― 25くらいまでには薬学部入学しておかないと現実的に無理

看護師 ― 25くらいまでには看護学校入学しておかないと介護系以外の求人激減

保育士 ― 25くらいまでには保育系学校で学んでおかないと求人激減

美容師 ― 25くらいまでには美容学校で学んでおかないと求人激減

弁護士 ― 25くらいまでにはロー進学を決めておかないと合格してもタダのゴミ

作家 ― 専業で食べていくには現実的にこのくらいの年齢で入賞でもしていないと無理

22歳(大学卒業

有名企業正社員 ― 新卒を逃せば新卒プロパー至上主義の有名優良企業への就職出世絶望

公認会計士 ― 大学卒業までには専門学校で学び始めていないと合格しても実務経験積めずに終了

声優 ― これくらいの年齢までに育成機関に通わなければ専業で食べていくのはほぼ絶望

20歳(成人)

お笑い芸人 ― この年齢までにコミュ力を磨かなければ大勢の人前に立って笑わせることなど不可能

俳優女優役者 ― 遅くとも成人までには劇団舞台なんかに立っていないとテレビレギュラーなど夢のまた夢

芸能人タレント ― この年齢までに一芸を磨いて「東京」にいることが絶対条件

ダンサー ― プロダンサーとして食べていくにはこの年齢までになんらかのダンスを始めることが必須

傭兵 ― 20までに体をつくっておかなければいくら頑張っても体力的に無理

パティシエ ― この年齢までに菓子作りの基礎を学ばなければどうあがいてもチェーン店電子レンジ職人まり

ホストホステス ― 業界でやっていくには成人と同時にこの世界に飛び込まなければ後は商品価値が下がる一方

大道芸人 ― ハタチを超えてまったく一から大道芸人を目指して成功した奴など皆無

18歳(大学入学

官僚 ― ほぼ現役での東京大学もしくは旧帝国大学or有名私大に入らなければまず無理

検事裁判官 ― ほぼ現役での東京大学もしくは旧帝国大学or有名私大に入らなければまず無理

国連職員 ― ほぼ現役での高偏差値大学への進学が必須条件

テレビ業界テレビ局勤務 ― ほぼ現役での高偏差値大学への進学が必須条件

アナウンサー ― ほぼ現役での高偏差値大学への進学と「顔」が必須条件

編集者 ― ほぼ現役での高偏差値大学への進学が必須条件

パイロット ― ほぼ現役での高偏差値大学への進学が必須条件

ゲームクリエイター ― ほぼ現役での高偏差値大学への進学が必須条件

宇宙飛行士 ― ほぼ現役での高偏差値理系学部への進学が必須条件

小学校教師 ― ほぼ現役での大学への進学(教員課程)が必須条件

中学校高校教師 ― ほぼ現役での大学への進学(教員課程)が必須条件

司書 ― ほぼ現役での大学への進学(司書課程)が必須条件

動物園飼育係 ― ほぼ現役での大学への進学(学芸員課程)が必須条件

水族館飼育係 ― ほぼ現役での大学への進学(学芸員課程)が必須条件

映画監督 ― ほぼ現役での映像学科への進学が必須条件

建築家 ― ほぼ現役での建築学科への進学が必須条件

アイドル ― 18を過ぎれば賞味期限が近づく一方

アニメーター ― この年齢までに絵の素養を磨いていなければまず無理

イラストレーター ― この年齢までに絵の素養を磨いていなければまず無理

ファッションデザイナー ― この年齢までに一般的なオシャレというものに興味を抱いていないような奴にはまず無理

歌手ミュージシャン ― この年齢までになんらかの音楽活動を始めなければ自称ミュージシャン志望が確定

15歳(高校入学

競馬騎手 ― 15歳までには騎手になるぞという意志を固めていなければ現実的競馬学校への合格は無理

バイオリン職人 ― 15歳までには楽器職人になるぞという意志を固めていなければ専業で食べていくなど夢のまた夢

ファッションモデル ― この年齢でほぼ容姿背恰好は固まるので低顔面偏差値身長にはどう抗っても無理

漫画家 ― 15歳くらいまでには絵を描き始めなければ実質的時間切れ

12歳(中学校入学

プロサッカー選手 ― 12歳までにはサッカーを始めなければまず無理

プロ野球選手 ―  12歳までには野球を始めなければまず無理

プロスポーツ選手 ―  12歳までになんらかのスポーツを始めていなければまず無理

画家 ― 12歳までに絵に慣れ親しんでなければまず無理

06歳(小学校入学

ピアニスト ― これくらいの年齢からピアノのレッスンを受けなければまず不可能

指揮者 ― これくらいの年齢からピアノ他のレッスンを受けなければまず不可能

プロオーケストラ楽団員 ― これくらいの年齢から楽器のレッスンを受けなければまず不可能

サーカス団員 ― 6歳くらいまでにはバレエ等のレッスンを受けなければまず不可能

将棋棋士囲碁棋士 ― 小学生のうちに打ち始めなければまず不可能

0歳(家柄血筋)

伝統芸能演者 ― 親・親戚が伝統芸能に携わっていないと最初から可能性ほぼゼロ

茶華道家元 ― 親・親戚が茶華道家元でも無い限りに最初から可能性ほぼゼロ

政治家 ― 親・親戚が政治家でも無い限りに最初から可能性ほぼゼロ

外交官 ― 親・親戚が外交官でも無い限りに最初から可能性ほぼゼロ

農家 ― 親・親戚が農家でも無い限りに最初から可能性ほぼゼロ

漁師 ― 親・親戚が漁師でも無い限りに最初から可能性ほぼゼロ

冒険家探検家 ― 親・親戚が冒険家でも無い限りに最初から可能性ほぼゼロ

二世タレント ― なれるのはタレント二世だけ!

そもそも有名人職業を除いて、棋士楽器職人なんて子供の頃は存在すら知らなかったし!

ピアニスト騎手だって身近にそういう親戚でもいない限り自分未来職業として、リアルに考えてみるという行為それそのものすらしたことがないのが普通だろ!!

文化資本の低い家庭出身の俺は家族親戚一同高卒ばかりで大学進学すらテレビ物語の中の世界だったわけだが!!!

国は小学校入学と同時に13歳のハローワークを全児童に配布・熟読させて、道徳時間の変わりにキャリアプラン時間小学校教育に組み込むべき!!

一刻も早く!!

俺はもうおしまい!!!

ジャジャン!!

2014-01-02

最近の若手のお笑いつまんなくない?

 10年くらい前と比べて、若手のお笑いがなんかイマイチ面白くないと思わないか東西関係無く。


この時期20代後半あたりの、ぼちぼちテレビに出だした若手コンビネタをよく目にするけどさ、イマイチ笑えないというか、笑顔にはなるけど腹の底からこみ上げる笑いは無いというか。

10年位前はバナナマンおぎやはぎチュートリアル麒麟東京ダイナマイトアンタッチャブル笑い飯とか、特に誰かのファンとかじゃなくまんべんなく笑えたのよ。少なくとも1コンビ1回は爆笑してたんだけど、最近は若手のネタ見て爆笑することがあんまり無くなったなあ。


 別に懐古的になってるわけじゃない。俺も20代後半で同じ世代を応援したいし、その中からスターが出てきたらめっちゃ嬉しいと思うんだけど、笑えないものは笑えないし。

 思うに、なんか10年位前の世代は毒があったのよ。世の中を斜に構えて見てるというか、体制側を平気で笑いものにする反骨精神というか、客に媚びない感じ。

元々引きこもりとか友達がいなかったとか物凄いヤンキーだったりとかして、社会不適合者が芸人を目指してた時代からネタもとんがってたんだよね。不快になる人もいるけど笑える人はメチャクチャ笑える感じ。

 今の若手の笑いはなんか平和なんだよな。普通平和な家庭で育ってクラスでも人気者だったリア充ネタやってる感じ。劇団大人計画な感じ。

実際プロダクションお笑い養成所に入学してくる人間最近そういうリア充が増えてるそうだし。

 元ひきこもり根暗な奴がコンプレックスを抱えて、内側に怒りを抱えた社会不適合者が作った、老人子供を完全無視したトゲトゲしいネタが見たい。そういう人間芸人になってくれよ。


 あーあ、年末THE MANZAIみのもんたDISった東京ダイナマイトしか爆笑できなかったなあ。

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