2016-02-06

君はわたしの夢だから

大好きな君へ

○○くん、元気にしてますか?

わたし春休みで暇なのに、○○くんを生で見られる機会がなくて、ションボリしながらバイトしてます

突然ですが、わたしはもうすぐ就職活動を始めなければいけません。

そんな人生の岐路に立たされて、ふと思うことがあります

わたしの夢ってなんだっけ?」

以前同じ教室勉強した仲間は、バンドを組んでCDデビューしたり、バイトをしながら小劇団に入ったり、はたまたお母さんになる夢を叶えた子もいます

もちろん明確な夢を持って、それを叶えて生きている人の方が少ないことくらいわかります

でも、それでも、ふと不安になります。このままでいいのかなと。

わたしはきっとこのまま、親や先生が望むような職業を選択し、何にもないままフラフラと生きていくと思います

なんとなく結婚して、子供を産んで、育てる未来が、わたしには待っているでしょう。

これが不正解でないことは確かだけど、正解でないことも確かです。

そんなわたしにとって君は「夢」です。どんな強がりを言っても、わたしは君に「夢」を見ています

君がいつまでもステージで輝いてくれることが、もう自分に夢を見ることができなくなった、悲しいわたしの夢です。

前は何回コンサート舞台に行こうが「ただ好きだから」って思ってました。

でも多分、本当は違います。わかったんです。

わたしは「君」に「わたし」を重ねています

「君」の夢が叶ってくれるのが「わたし」の夢です。

わたし」の夢を叶えるために、わたしは「君」を精一杯応援します。

なんだか重たい手紙になってしまいました。

○○くんに良いことがたくさんありますように。

さなファンより

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