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2020-12-07

anond:20201207144107

オナニーの仕方にもよる

自分外回り営業中に個室DVD屋のリクライニングシートで足ピンオナニーをするという生活10年以上続けた結果

足をピンと伸ばさないとイケない体になってしまったので正常位では絶対にイケない

2020-11-24

食欲がわからないまま生きている

食欲という概念いまいちピンと来ないまま生きている。

腹が減らないのではない。何ならいつも減っている。

偏食なのではない。嫌いな食べ物はない。

小食なのでもない。並の女性より少し多く食べられる方だと思う。量が多くなりがちな旅館の夕食や法事食事なども残したことがない。

ただただ、「食べたい」という気持ちがとても薄い。

空腹と、何か食べたいという気持ちが連動していない。周りを見ているとおそらく、多くの人が空腹を感じれば自動的に食欲のスイッチが入り、食事をするということになるのだと思う。

自分にとって空腹は空腹であって、それ以上でも以下でもない。ただ、お腹が減ったな、と思う。よっこらせと腰を上げなければ、フルオートで何か食べたいという境地には至れない。

結果的に、軽率食事を抜いてしまうことになる。もしくは、「これじゃ足りない」という気持ちもないために、少しの量で食事をしたとカウントしてしまう。ルマンドを一つ食べるとか。

「おいしい」は理解できるが、それを追い求める気力がない。加えて「おいしくない」判定のハードルが非常に高いため、たいていのものはおいしい。強い好物もない。最近、私はゆで卵が好きなんじゃないかなという気がしてきた。でも明日からゆで卵を禁じられても、そんなに悲しまないと思う。そのぐらい。

今は一人暮らしなので、生存のために「昼食だけは金をつかってできる限り食う」ことを自分に課している。職が外回りなので、訪問先をうろうろして何か食べることは仕事のうちなのだ結果的に1日1食のような生活をしている。

料理は苦手ではない(とはいえ食べられれば良いため同じメニューを作り続けがち)。確かに面倒くさくはあるが、食欲のある人間なら買って食べればよい。外で食べても良い。お金に困る経済状況ではない。

義務感と強迫感によって何とか食事を作り、食べる。義務感と強迫からなので、それらを横に置いておきたくなれば簡単に食べないことを選ぶ。とても調子が良くてやる気に満ち、他にしたいことがあるときは食べない。とても調子が悪く、何もしたくなさが勝れば食べない。

最近に始まったことではない。子どもの頃も食欲の薄い子どもだった。ただ、当時は食事を作ってもらい、それを食べる以外の選択肢がないので顕在化しにくかっただけだ。「お誕生日には何が食べたい?」「今日は外で食べようと思うんだけど、何がいい?」こういう質問が本当に苦手で、いつも曖昧お茶を濁していた。何も思いつかないのだ。兄弟自分誕生日の時に毎回即答するので驚いていた。

困ることはいくつかある。

健康に悪い。

良いわけないよなとは思っている。当たり前のように、低体重、低血圧、低体温の3拍子揃っている。以前体重を増やしたいと思い、ジムに通ってみたのだが(有酸素運動はするなと言い渡された)確かに筋肉がついて姿勢が良くなった気がするものの、脂肪の減りに追いつけず体重は落ちた。

吐いたりしていないし普通に食べているので拒食症ではないと思う。せめてと思って野菜ジュースをすすってみたりしている。

ストレス解消、ごほうびを作りにくい

食欲というのは他の様々な欲求に比べるとカジュアルに満たすことができる欲だ。そのため、世の中の人はよく好物などで自分のやる気などをコントロールしているように見える。その手法が使えない。

学生の頃は、終わらせておやつを食べることをモチベーションにして勉強をはかどらせる方法情報誌によく出ていた。自分実践しようと試みるのだが、終わらせたところでチョコレートを食べる気は起きず、ただただ机の隅にチョコレートを積み上げていた。

怒りや憤りも薄い人間なのでストレスはそんなにないのだが、重い案件が終わったときや、夜遅くまで仕事をしたときなど、コンビニで何か買うことで自分なりに区切りをつけようと思う日もある。しかし入ったところで何も欲しいものは見つからないので、ゾンビのように店内をぐるぐる回ることになる。何かを買って出なければという強迫感で店内で泣き始めたこともある。傍から見たら狂人以外の何物でもない。最近ではそういうバッドトリップが入ったとき缶詰を買うことにしている。今日食べなくても良いので。

酒はさほど飲めないし、飲まない。飲みたい気持ち(飲欲?)もない。

食べ物生産者さん、くれた人に申し訳ない

まり義務感が発生するまで食べられないので、多くの食べ物賞味期限が過ぎてから食べることになる。これは本当に申し訳ないことだ。作った人はおいしいうちに、それも食欲のある人間に食べてもらいたいと思っているに違いない。とても心苦しい。

これはもらいものにも発生している。友人や恋人が贈ってくれたお菓子や、職場の人がくれた野菜。罪悪感がすごい。

都合の良いことに私は嫌いな物がなく(忍耐力のレベルが高いとも言う)、ついでに非常に強い胃腸をしているので、たいていのギリギリ食品は食べることができる。後悔しながら食べている。

・食欲カルチャーについていけない不安

何かを食べるというのは人間、というより生物最大の共通点だ。その「あるある」にノれないというのは本当につらい。

夜中に何かを食べちゃうというようなあるあるや、甘い物は別腹だったりするあるある。評判の良い店に行ってみたいあるあるや、TLに流れてくる料理写真に「飯テロ」とか言ったりするあるある。世の中は食欲のある人間を誘うように作られているのだ。そのたびに、お呼びでないんだな、という気持ちになる。

何が食べたい?と聞かれるのが怖い。せめてメニューを用意してくれたら、看板メニューか安いメニュー野菜の多いメニューを選べる。いつも「お昼にスパゲッティ食べたから、それ以外で」などとほざいて、議論に加わっているような顔をしている。何も提案できない人間じゃない、貴方を軽んじている人間じゃないよと伝えたい。上手くいっている気がしない。

幼少期に美味しんぼを読んで育ったので、知識だけは無駄にある。本当に無駄だ。あの世界は食欲だけで回っているけれど、完全にフィクションなので嫌いじゃない。本当に山岡さんみたいな人が現れて、何かこう、ちゃちゃっと作ってくれて、私を食べたいものがある人間にしてくれないだろうか。

うわーーーーーーーー何かもう本当は全部嘘なんじゃないかな。みんな私みたいに食べたいものがあるふりをしているだけで、そうやって生きているんじゃないかな。皆本当は望んでないのに、朝昼晩3食食べるってルールを頑張って守っているんだ。きっと私が怠惰なだけ。夜にTLに料理写真が流れてきたら、誰が一番早く「飯テロだ!」って言えるかってゲームをしているんだ。そうなんでしょう???誰かそうだと言ってほしい。そうだと思わないとこれから何十年も死ぬまで続く「あるある」と付き合っていられる自信がない。どうしたらいいんでしょうね、これ。

2020-11-17

私たちホームレスの人々を取材する理由 rewrite

私たちホームレスの人々を取材する理由

夫婦ホームレス取材をして3年ばかりの月日が経った。当初からその取材活動に疑問と懸念を投げかけてくる人々が跡を絶たない。考えてみれば当然だ。彼らが何故ホームレスという立場になったのか、百人百様の人生を得た末の今なのだろうが、想像するによい経緯は考えられない。世の中から忌避され、近づく行為奇行と捉える人がいても不思議ではない。

現在夫婦でこの取材に取り組んでいる私達ではあるが、このプロジェクトきっかけは妻である私の原体験が基となっている。

20年以上前新宿駅地下街は家を無くした人々のダンボールの手製の住処がひっそりとは呼べないと程の規模で一つの社会を為していた。

今では考えられないであろう。身銭を稼ぐためだろうか、駅のあちこちから拾い集めた古雑誌安値で売る者すらいた。

その日、幼い私は親に連れられそんな新宿駅まで来ていた。目に映ったのは、彼らの建てたダンボール小屋だった。秘密基地様相を持つそれらの簡易的な建立物に興味を持った私は見えない内側も確かめようと近寄ろうとすると、母に無言で引き止められた。その時の母の気色張った様相に、この場所で暮らす家のない人々は”近寄らざるべき人々”であり”場所”であり”社会であることをうっすらと理解した。

そのような記憶を留めたまま、大人になった私は街の角々で時折見かける彼らの姿に、違和感に近い興味を感じていた。禁止されればより気になるとはよく言ったものである

これがホームレスと呼ばれる人達への取材を行う我々への疑問に対する返答と呼ばれたら、もう少し先の取り組みに進んだ今の私達には少し合わないものではあるけれども、この事が漫然とした興味であったことは間違い無い。


ホームレスの人々と接する。

興味を持った以上、手始めに行ったのがインターネット検索だった。自宅からそう遠く離れた場所では無い所でこの問題に取り組む人がいるのか、まずはそんな事を知りたかっただけかもしれない。

検索結果は田舎ホームレス支援を小規模で行っているA氏を叩き出した。何も知らない私達であっても、その道の活動を行うA氏を通じてであれば、家を無くした人々から警戒される事もないだろう。

2017年12月24日。A氏は我々をホームレスの方々への食事支援する手伝いとして連れ出してくれた。その時出会った彼らこそが今も続けて会いに行く「おじさん」達である

初めて会う相手自己紹介をし、相手の紹介を受け徐々に打ち解けるというのがよくある関係の築き方ではあるけれど、ここでの流儀は少し異なる。「おじさん」達には、本名は明かす事による不都合や、ここに至った過去情報他人に明かしたくない気持ちを抱えた人々もいる。事情配慮して、汎用的な呼称である「おじさん」を使えば、我々も、「おじさん」も、気楽にお互いの話が出来るようになれる。

これはA氏に教えてもらった、家を持たない人々と交流する上での基本である。おじさん達からしたら新参者のどこの馬の骨とも解らない夫婦第一印象が「無礼者」であったとしたら完全にアウトだし、我々からしても本意ではない。おじさんたちの気持ちを慮ると過去に繋がる話を自分からはしない事が大切な事だった。

A氏はホームレス支援活動として、インスタント食品や保存が可能食材、周辺のパン屋農家にて余らしたものをおじさん達に届けていた。これらの活動不定期に、A氏の余裕がある時に行われているという事だった。

我々が同行したその時も、差し迫る暮の只中という事もあり更に冷え込む寒中に備え、厚手の靴下、年越し用の日本酒作業にも使える軍手等、僅かに豪華な届けものを揃えていた。

食材日用品仕分けし、一人ひとりにその品物を配り歩くと、おじさん達は丁重にお礼をいいながら受け取り、特に中身を気にする素振りもなく世間話を始めるのだった。


想定外だったホームレスの方々の姿。

A氏に案内を受け、「おじさん」達と交流を続けるうちに、どのひとも気さくなことに気づいた。

A氏からアドバイスにもあったのだが、おじさん達はよく話す。話の切り上げどころが全く無いと言った具合だ。全員の話を聞こうとすると一日作業になってしまう。

失礼ながら、ホームレスの人々は声なき人々、つまり無口な存在と思い込んでいた私の想像との違いに驚きつつ、そのまま導かれるように彼らの住まいに上がらせて貰うと、家、竈、物干し、食料等を自前で賄っていた。


(おじさん達の家の棚の写真

(おじさん達の竈の写真

(おじさん達の物干し台の写真


おじさん達は森や河川敷個人個人が住みよい場所を作り上げている事も気づきの一つであった。

ダンボール古布に佇む都会のホームレスの印象しかなかった私達には、おじさん達を今までの先入観にあったホームレスに括る事など出来ない。それほどまでの有機的な住むための場所が出来上がっていた。

突然現れた我々に当初の不安程は訝しげに思われる事もなかったのだけれども、逆におじさん達は我々が興味を持っている事に不思議がった。支援者としてのA氏のような人が現れる事はあっても、自分たちを題材として記事を書く為に訪問するような我々は物珍しかったようだ。

一人のおじさんが一台の自転車を見せてれた。そのやり取りが心に残ったのを今でも覚えている。

それはそれまでの日常では出会たことの無い感覚で、おじさん達との会話であったからこそ気付くことの出来た、当時の我々の中にあった先入観だった。


リユース偏見と。

自転車は誰しもが使える交通手段である。それはおじさん達にとっても同様で、荷を運び、移動したりと、色々と有用である。人から貰った自転車でも、不法投棄されてた自転車でも丁寧に手入れをし、慈しんでいる。

2台ある自転車のうちの1台はメンテナンス中ではあったものの、自転車の荷台にはプラスチックボックスが取り付けられ、雨に濡れることなく中にいれて物を運べる様になっている。フレームも塗り替えられ、綺麗に使い易くカスタマイズされていた。

おじさん達が不法投棄から見つけた物を使い勝手よく改造していた事に驚いていたのだが、それはそもそも我々の中に、ホームレスは所持品に対して綺麗さや使い勝手の工夫という要素とは無縁に違いないという偏見があることに気づかされた。誰であれ、自分が使うものは慈しみ、綺麗で使い良い方が自分も嬉しいはずなのに、その「誰でも」の中からおじさん達を除いていたのだ。私は恥じた。

このときは初回の訪問ということもあり、細かい生活状況やこれ以上の工夫について見ることはままならなかったのだが、この時のカスタマイズされた自転車を見た時のような発見は、それから以降もおじさん達を訪問するたびに様々な形で表れることとなる。


「家がない」ところから生活を維持する為の工夫」という基盤に対して工夫をするという事に気づいた私達。

興味から始まったと言って差し支えのないこのプロジェクトであるが、A氏を介して田舎河川敷で「ホームレス」という立場であれど、誰とも変わらず生活を営む為の術があることにきづき、

それまでの偏見先入観にあったイメージの「ホームレス」と彼らの姿には大きく差異があり、この時の驚きはそれからも続く彼らの生活への興味と、知りたい欲求と、取材を通して人に伝えたいという気持ちを強くしていった。

近寄った距離と、浮き彫りになる問題と。

車で一時間程でおじさん達の居住地に到着する。訪れるごとに違う世界がそこにあることに気づく。

おじさん達の暮らし時間に縛られることもなく、さながら毎日続くキャンプかのような日々を過ごしている。

ミニトマトが徐々に熟し始めている写真

勿論中には決まった時間に起き、食事を取り、外回りをして身なりを整え寝るというおじさんもいるだろう。

家があれば営まれるだろうそのよう生活に、基本的安心があることは否めない。


我々夫婦田舎河川敷ホームレスの人々を3年継続して取材を続けられているのは、この安心が得られないような状況で、人がどのようにこのような異世界とも呼べる限界生活という状況に折り合えばいいのか、どう生きれば日々を些かにでも楽しく過ごせるか、そしてどうやって状況を脱していくのかを共に考えていきたいという気持ちからだ。

我々がおじさん達のような路上生活をする事は今の所考えていない。今のテクノロジーに囲まれ生活を手放して自分を保てるような自信は、まだない。

出来たらそのような日が来なければいいと思っている。おじさん達だって本当だったら同じ気持ちだったはずなのだ

ただ、人生というのは何が起きるのか解らない。「今既に起きてしまったもの」を無かったことにするのは不可能だ。

その上で、家のない、おじさん達とともに過ごして得られた知見や工夫がどうにかして我々の生活普遍的で同じであるかという事を探していきたい。

取材を始める前に我々が抱いていたような偏見先入観を持った人々はきっと他にもたくさんいる。

今はお金があることによって支えられているこの生活は、病気や不運や失業や様々な事で覆される事があるかもしれない。家がないおじさん達は、お金のある安定と安心生活からは程遠い。

不遇とも思われる生活を営んではいるが、人を驚かせ、惹き付けるだけの力のある変わらない人間だ。


時折、ホームレスに対して心無い言葉を掛ける人がいる、

おじさん達と同じ立場の人には見知らぬ人に暴力を振るわれ、犠牲になる人々もいる。何故わたしはそんな事が起きるのだろうといつも不思議に思う。

取材を通して彼らを「見知らぬ街のホームレスから不定期に会う家のないおじさん達」に見るようになった私達は

彼らが異質な別の生き物ではなく、同じ人間生活する力を持つ、普通の人々であることにもっと目を向けてほしいと思った。

いま行っているこのプロジェクトと呼んだライフワークと今後の記事を通して、我々が彼らから学んだ世界を誰かに伝えることができたら幸いである。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こちらの投稿ベースは昨日炎上したcakesの「ホームレスを3年間取材し続けたら、意外な一面にびっくりした」https://cakes.mu/posts/31615(筆者;ばぃちぃ)の記事を基にしたものとなります

筆者によるホームレスを魅力的なものとか過剰なまでの生活に対する華美な書き口が炎上の原因ではないかと仲間内でも話題になったのですが取り組みとしてはそんな批判を受けるようなものには思えませんでした。

これを描かれた筆者は更に若い中学生高校生が、社会偏見ホームレスという状態になられた方を悪く思わないように、もっと認識を高めて貰おうとあえて軽い書き口にされたのではないかなとか私は思うのです。

とはいえ配慮のない表現はどうなのとは思うのですが)

華美な要素(苦しい生活を魅力的と称する。覗き込む、警戒される、等異質のものと扱う表現、あえておじさんという呼称を修飾的に使うことにより、異質のものと分ける表現)を出来る限り排除して構成をほぼ変えずに再記述を行い、筆者の意図勝手に汲み取り想像で改変し加筆を行ってみました。

そうしたら(主観的には)そんなに不愉快でもない感じになりましたし、筆者の行っている活動賛同できました。

こんな増田の影からですが、ばぃちぃさん達を応援しています。頑張ってください。

私たちホームレスの人々を取材する理由 rewrite

私たちホームレスの人々を取材する理由

夫婦ホームレス取材をして3年ばかりの月日が経った。当初からその取材活動に疑問と懸念を投げかけてくる人々が跡を絶たない。考えてみれば当然だ。彼らが何故ホームレスという立場になったのか、百人百様の人生を得た末の今なのだろうが、想像するによい経緯は考えられない。世の中から忌避され、近づく行為奇行と捉える人がいても不思議ではない。

現在夫婦でこの取材に取り組んでいる私達ではあるが、このプロジェクトきっかけは妻である私の原体験が基となっている。

20年以上前新宿駅地下街は家を無くした人々のダンボールの手製の住処がひっそりとは呼べないと程の規模で一つの社会を為していた。

今では考えられないであろう。身銭を稼ぐためだろうか、駅のあちこちから拾い集めた古雑誌安値で売る者すらいた。

その日、幼い私は親に連れられそんな新宿駅まで来ていた。目に映ったのは、彼らの建てたダンボール小屋だった。秘密基地様相を持つそれらの簡易的な建立物に興味を持った私は見えない内側も確かめようと近寄ろうとすると、母に無言で引き止められた。その時の母の気色張った様相に、この場所で暮らす家のない人々は”近寄らざるべき人々”であり”場所”であり”社会”であった。

そのような記憶を留めたまま、大人になった私は街の角々で時折見かける彼らの姿に、違和感に近い興味を感じていた。禁止されればより気になるとはよく言ったものである

これがホームレスと呼ばれる人達への取材を行う我々への疑問に対する返答と呼ばれたら、もう少し先の取り組みに進んだ今の私達には少し合わないものではあるけれども、この事が漫然とした興味であったことは間違い無い。


ホームレスの人々と接する。

興味を持った以上、手始めに行ったのがインターネット検索だった。自宅からそう遠く離れた場所では無い所でこの問題に取り組む人がいるのか、まずはそんな事を知りたかっただけかもしれない。

検索結果は田舎ホームレス支援を小規模で行っているA氏を叩き出した。何も知らない私達であっても、その道の活動を行うA氏を通じてであれば、家を無くした人々から警戒される事もないだろう。

2017年12月24日。A氏は我々をホームレスの方々への食事支援する手伝いとして連れ出してくれた。その時出会った彼らこそが今も続けて会いに行く「おじさん」達である

初めて会う相手自己紹介をし、相手の紹介を受け徐々に打ち解けるというのがよくある関係の築き方ではあるけれど、ここでの流儀は少し異なる。「おじさん」達には、本名は明かす事による不都合や、ここに至った過去情報他人に明かしたくない気持ちを抱えた人々もいる。事情配慮して、汎用的な呼称である「おじさん」を使えば、我々も、「おじさん」も、気楽にお互いの話が出来るようになれる。

これはA氏に教えてもらった、家を持たない人々と交流する上での基本である。おじさん達からしたら新参者のどこの馬の骨とも解らない夫婦第一印象が「無礼者」であったとしたら完全にアウトだし、我々からしても本意ではない。おじさんたちの気持ちを慮ると過去に繋がる話を自分からはしない事が大切な事だった。

A氏はホームレス支援活動として、インスタント食品や保存が可能食材、周辺のパン屋農家にて余らしたものをおじさん達に届けていた。これらの活動不定期に、A氏の余裕がある時に行われているという事だった。

我々が同行したその時も、差し迫る暮の只中という事もあり更に冷え込む寒中に備え、厚手の靴下、年越し用の日本酒作業にも使える軍手等、僅かに豪華な届けものをを揃えていた。

食材日用品仕分けし、一人ひとりにその品物を配り歩くと、おじさん達は丁重にお礼をいいながら受け取り、特に中身を気にする素振りもなく世間話を始めるのだった。


想定外だったホームレスの方々の姿。

A氏に案内を受け、「おじさん」達と交流を続けるうちに、どのひとも気さくなことに気づいた。

A氏からアドバイスにもあったのだが、おじさん達はよく話す。話の切り上げどころが全く無いと言った具合だ。全員の話を聞こうとすると一日作業になってしまう。

失礼ながら、ホームレスの人々は声なき人々、つまり無口な存在と思い込んでいた私の想像との違いに驚きつつ、そのまま導かれるように彼らの住まいに上がらせて貰うと、家、竈、物干し、食料等を自前で賄っていた。

(家の写真3枚)

おじさん達は森や河川敷個人個人が住みよい場所を作り上げている事も気づきの一つであった。

ダンボール古布に佇む都会のホームレスの印象しかなかった私達には、おじさん達を今までの先入観にあったホームレスに括る事など出来ない。それほどまでの有機的な住むための場所が出来上がっていた。

突然現れた我々に当初の不安程は訝しげに思われる事もなかったのだけれども、逆におじさん達は我々が興味を持っている事に不思議がった。支援者としてのA氏のような人が現れる事はあっても、自分たちを題材として記事を書く為に訪問するような我々は物珍しかったようだ。

一人のおじさんが一台の自転車を見せてれた。そのやり取りが心に残ったのを今でも覚えている。

それはそれまでの日常では出会たことの無い感覚で、おじさん達との会話であったからこそ気付くことの出来た、当時の我々の中にあった先入観だった。


リユース偏見と。

自転車は誰しもが使える交通手段である。それはおじさん達にとっても同様で、荷を運び、移動したりと、色々と有用である。人から貰った自転車でも、不法投棄されてた自転車でも丁寧に手入れをし、慈しんでいる。

2台ある自転車のうちの1台はメンテナンス中ではあったものの、自転車の荷台にはプラスチックボックスが取り付けられ、雨に濡れることなく中にいれて物を運べる様になっている。フレームも塗り替えられ、綺麗に使い易くカスタマイズされていた。

おじさん達が不法投棄から見つけた物を使い勝手よく改造していた事に驚いていたのだが、それはそもそも我々の中に、ホームレスは所持品に対して綺麗さや使い勝手の工夫という要素とは無縁に違いないという偏見があることに気づかされた。誰であれ、自分が使うものは慈しみ、綺麗で使い良い方が自分も嬉しいはずなのに、その「誰でも」の中からおじさん達を除いていたのだ。私は恥じた。

このときは初回の訪問ということもあり、細かい生活状況やこれ以上の工夫について見ることはままならなかったのだが、この時のカスタマイズされた自転車を見た時のような発見は、それから以降もおじさん達を訪問するたびに様々な形で表れることとなる。


「家がない」ところから生活を維持する為の工夫」という基盤に対して工夫をするという事に気づいた私達。

興味から始まったと言って差し支えのないこのプロジェクトであるが、A氏を介して田舎河川敷で「ホームレス」という立場であれど、誰とも変わらず生活を営む為の術があることにきづき、

それまでの偏見先入観にあったイメージの「ホームレス」と彼らの姿には大きく差異があり、この時の驚きはそれからも続く彼らの生活への興味と、知りたい欲求と、取材を通して人に伝えたいという気持ちを強くしていった。

近寄った距離と、浮き彫りになる問題と。

車で一時間程でおじさん達の居住地に到着する。訪れるごとに違う世界がそこにあることに気づく。

おじさん達の暮らし時間に縛られることもなく、さながら毎日続くキャンプかのような日々を過ごしている。

トマト写真

勿論中には決まった時間に起き、食事を取り、外回りをして身なりを整え寝るというおじさんもいるだろう。

家があれば営まれるだろうそのよう生活に、基本的安心があることは否めない。


我々夫婦田舎河川敷ホームレスの人々3年継続して取材して続けられているのには、この安心が得られない時に人がどのようにこのような異世界とも呼べる限界生活という状況に折り合えばいいのか、どう生きれば日々を些かにでも楽しく過ごせるか、そしてどうやって状況を脱していくのかを共に考えていきたいという気持ちからだ。

我々がおじさん達のような路上生活をする事は今の所考えていない。今のテクノロジーに囲まれ生活を手放して自分を保てるような自信は、まだない。

出来たらそのような日が来なければいいと思っている。おじさん達だって本当だったら同じ気持ちだったはずなのだ

ただ、人生というのは何が起きるのか解らない。「今既に起きてしまったもの」を無かったことにするのは不可能だ。

その上で、家のない、おじさん達とともに過ごして得られた知見や工夫がどうにかして我々の生活普遍的で同じであるかという事を探していきたい。

取材を始める前に我々が抱いていたような偏見先入観を持った人々はきっと他にもたくさんいる。

今はお金があることによって支えられているこの生活は、病気や不運や失業や様々な事で覆される事があるかもしれない。家がないおじさん達は、お金のある安定と安心生活からは程遠い。

不遇とも思われる生活を営んではいるが、人を驚かせ惹き付けるだけの力のある変わらない人間だ。

時折、ホームレスに対して心無い言葉を掛ける人がいる、

暴力を振るわれ、犠牲になる人々もいる。何故わたしはそんな事が起きるのだろうといつも不思議に思う。

取材を通して彼らを「見知らぬ街のホームレスから不定期に会う家のないおじさん達」に見るようになった私達は

彼らが異質な別の生き物ではなく、同じ人間生活する力を持つ、普通の人々である

いま行っているこのプロジェクトと呼んだライフワークと今後の記事を通して、我々が彼らから学んだ世界を誰かに伝えることができたら幸いである。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こちらの投稿ベースは昨日炎上したcakesの「ホームレスを3年間取材し続けたら、意外な一面にびっくりした」https://cakes.mu/posts/31615(筆者;ばぃちぃ)の記事を基にしたものとなります

筆者によるホームレスを魅力的なものとか過剰なまでの生活に対する華美な書き口が炎上の原因ではないかと仲間内でも話題になったのですが取り組みとしてはそんな批判を受けるようなものには思えませんでした。

これを描かれた筆者は更に若い中学生高校生が、社会偏見ホームレスという状態になられた方を悪く思わないように、もっと認識を高めて貰おうとあえて軽い書き口にされたのではないかなとか私は思うのです。

とはいえ配慮のない表現はどうなのとは思うのですが)

華美な要素(苦しい生活を魅力的と称する。覗き込む、警戒される、等異質のものと扱う表現、あえておじさんという呼称を修飾的に使うことにより、異質のものと分ける表現)を出来る限り排除して構成をほぼ変えずに再記述を行い、筆者の意図勝手に汲み取り想像で改変し加筆を行ってみました。

そうしたら(主観的には)そんなに不愉快でもない感じになりましたし、筆者の行っている活動賛同できました。

こんな増田の影からですが、ばぃちぃさん達を応援しています。頑張ってください。

2020-11-11

【追悼・実録】バックレていった同僚たち

新卒入社して5年の間で、散っていた我が同僚たち。

・Aくん

陽キャのもので、先輩上司から可愛がられて上手くいってそうだった彼。しかし肝心の仕事ミスが多くやたら発注ミスしては現場でしこたま怒られていたらしい。最後の方は元気がなくてどうかなと思ったが、長期で休みを取り旅行に行ったが、その間にも発注ミス旅行先で怒られ、結局旅行から帰ってきても会社には帰ってこなかった。

・Bさん

すごく普通の先輩に見えた。仕事ができるわけでも、しかし全くできない訳でもなくごく普通。社歴の割には失礼だが存在感のない人だった。特に親しくもなく、知らないうちにメンタル休職に入り、知らないうちに退社していた。

すごく普通の感じだったが、かなり奇抜なマグカップを使っていたあたり何かしらの思うところがあったのかもしれない。

・Cさん

明らかにこのブラック会社に向いていないか大人しい感じの女性。とにかく線が細くはかなげだったが、やはり長くは続かず、うつ病診断書を出してそのうち辞めていった。

末期は仕事ほとんど任されず、遅刻常態化していたが病ゆえに上司も強く言えず放置されていたが、彼女の同期社員は何であいつばっかりとイライラしていた。

・Dさん

突然出社しなくなって、総務が家まで尋ねるともぬけの殻だったそうだ。妻子持ちでこのバックレができるのはむしろ有能なのではと感心した思い出。一緒に仕事したことはなかったが、逸材だったのではないかと今でも思っている。

・Eさん

「この会社おかしい」と言い残しすぐ転職して行った中途入社の人。転職してそうそ死ぬほど仕事をまわされていたので、本当に気の毒だったので何も言えなかった。

・Fくん

入社して3日で退職して行った後輩。スーツの着こなしがヤバめだったが、そこから直感は正しかった。長くはないとは思ったが3日で辞めるとは思ってなかったので、3日しか会っていない割には記憶に残っている。

・Gさん

この人も妻子持ち。数日出社せず、本人に電話しても繋がらず家に電話したところ奥さんが出て「主人は仕事に行っていないのですか…?」と軽く修羅場になったらしい。奥さん気持ちを思うとつらい。

・Hさん

ちまたで流行りの退職代行で辞めていった先輩。外回り営業に行ったと思ったら、弁護士から電話がかかってきたらしい

。くわばらくわばら。

・Iさん

中途入社女性。一目みて向いていないなと思ったが、ずばり的中で、あまり仕事ができなすぎて上司に「辞めさせてください」と大泣きし、その場で退職届を書いて退職して行った。

2020-10-19

働きたくない。

出自粛の頃に戻りたい。

家にずっといたい。

コロナ、結局そんなに感染治ってないんだから

もうずっと家でいいよ。

なんでこんな危険な状況で外回りしないといけないんだよ。

GoToだけじゃなくて家にいたい人用の給付金出してくれ。ずっと家にいるから。

それはともかく働きたくない。

やっぱ宝くじ当てるしかないのか?

2020-10-08

製薬会社勤めの友人がリストラされた

友人は大手MRの30代後半で子供が2人いる

久しぶりにLINEたかと思ったらリストラされたと

早期退職に応募して12月退職だそうだ

退職金がかなり出るらしく当面の心配はないそうだ

話を聞くと病院営業行けないってことを言ってて

かにこのご時世でMR経由でコロナなんてありえないもんな

年収も多分だけど1000万近くあったろうし会社もそれなら切るしかないよね

医療業界って生涯安泰だと思ってたから本当に驚いた

なんかコロナの影響がじわじわと出てきてる感じが怖い

外食アパレル旅行宿泊自動車、航空とかもすでに瀕死だし

この前も野村証券新卒外回りさせられないかコールセンター行きになるとか

世の中全体が悪い方向に一気に向かってるのが恐ろしい

自分たまたま儲かってるIT事業会社いるからすぐに影響はないけど

身近にリストラされたって話を聞くと急に怖くなった

この年になると好景気でも転職時に年齢で弾かれることもあるのに

これから不景気突入したらかなり条件落とさないと仕事につけない

今まで何万人が雇用なくしたとかニュースで見たけど

いよいよ他人事じゃなくなってきた

2020-09-25

モラハラ、これはわたしがわるいのか

同僚にモラハラ被害を訴えられた加害者の私。態度が冷たいとか挨拶が小さいとかで。

加害者の私は総合職かつ専門職被害者は一般職事務員男性だ。年齢は同い年、アラサーアラフォーのはざま。私は中途入社被害者は2年目。この会社では新人だが、業界歴は私の方が圧倒的に長い。

モラハラ?はあ?

被害を訴えた男性は、数ヶ月くらい前から周囲に人がいなくなると、私にこんなことを言ってきた。

「君仕事の要領悪いよね。俺は賢いし大人から自分以外の仕事電話については知らないって言い張って切る」(先輩達が不在のなか急ぎの電話がかかってきて、わかる範囲内で私が対応していたときに言ってきた)

メールとかファックスとか送ったあと相手電話してないでしょ?本当に君のそういうところさぁ(溜息)。人間関係築くの下手くそだよね。俺は2年前にここに来たけど、メールファックスの後にまめに取引先に電話して今のポジションを築いた。君も真似するべき」

メール送ってさらに毎度電話なんて必要かどうか?あのさあ、必要かどうかなんてやってみなきゃわからないじゃん?」

「この部署電話とるの大変でしょ。いつもお疲れ。まぁこれがこの部署にくる新人洗礼から。俺も苦労したわ〜専門職の先輩達ぜんぜん電話とらないから俺が全部出てたわ〜」

めちゃめちゃうざすぎる。

極めつけは

「いつも1人で外回りするの大変でしょ?俺、ついていこうか?」

内勤の事務員が客先訪問ついてきて何すんの?それ絶対に上の許可とってないでしょ?

はじめはやんわりと話を切り上げていたが、この前たまたま半日部署に2人きりだったとき、2時間近く一方的に喋られて、仕事に手をつけられなくて迷惑しかなかった。こいつ婉曲的に指摘してもわかんねえんだなって思って、露骨に避けてたらハラスメントだってさ。アホくせ。

お前この前他部署20代前半の子プレゼントとかあげてたけどあれ女性陣みんなドン引きしてたからな。男の人には低姿勢で、めちゃくちゃ媚びまくるスタンスのくせに、対女性だとこれだよ。このクソ童貞マジでなんなん。毎月赤字垂れ流しか電話もまともにとれない癖に、毎月ちゃん利益を出す専門職の私に仕事論だのマウントだの、筋違いもいいところなんだけど。

言った言わないの水掛け論なんて意味ないし、あれ以来ボイスレコーダーを常に持ち歩くようになったから、覚悟しとけよ。

2020-09-15

8月下旬の夏の終わりの話、私はとんでもない暑さの中で外回り営業をさせられ、Yシャツが汗でべとべとになったので風俗店で汗を流していくことにした

ソープランドは新型コロナのせいかいつもより空いており、待ち時間もなく入ることが出来た

写真指名し中に案内されると、某人気声優さんを少しかわいくした感じのちょいブサな子が出てきたので「よし当たりだ」と心の中でガッツポーズをした

外を歩きっぱなしで汗だくなのでシャワーを浴びたい、出来ることなシャンプーもしたいとお願いすると女の子はすぐにOKしてくれた

「全身涼しくなる特別サービスしますね」と言われて、髪を洗ってもらったあとトニックシャンプーでちん毛も洗ってもらった

金玉まわりがすごくスース―してとても気持ちがいい

風呂からあがりベッドで横になる 女の子時間をかけて丁寧に歯磨きとうがいをしたのち、私の上に乗っかってきた

「こ、これは、ミント歯磨きでしっかり歯磨きしたあとでのフェラ、玉袋だけでなくちんちん南極のように涼しい、これが特別サービスか!」

私は女の子サービスの素晴らしさに思わず柏手を打った

サービス終了後、再度シャワーを浴びてしっかりと汗を流した私は当たり嬢をひけたことに満足し店を後にした

「やっぱり外は暑いな、折角汗流したのにまた汗かいしまうよ」と言いながらスーツポケットから携帯を取り出すと上司からの着信が8件

一気に全身の汗が引いた

2020-09-14

今では考えられないかもしれないが

データセンタ工事のために

物理的な電源リセットが頻繁に発生したり、ケーブル繋ぎ変えなかがおきるから

データセンタの近くの喫茶店作業をして帰社をセず

作業によってはデータセンタ喫茶店の往復

1日の終りに帰社

その間はチャット電話作業なんて

Web系でも当たり前なわけですが

 

そうでなくても、外出先の営業がとなりの県の喫茶店から日報を提出できないと思うとか

どんだけ、煙に巻かれてんだ

会社に鋳なくても日報ぐらい書けるに決まってるし、外回り営業がどうして、そんなに社内にいるとおもってんだ?

新聞屋はそんなに自社ビルの中で仕事してんのか?

 

いくら技術屋がマスコミに本当の最新テクノロジーを言えない(他社にバレる)からって

いくらなんでも、うそをぶっこいている技術者の発言マスコミは信じすぎ

おれらも、気をつけるけど

マスコミも少しは技術屋を疑え、スーツ着て、73にして、真面目に笑顔で嘘を付くなんて技術屋でも常識だぞ

2020-09-03

今いる会社の課には昼休み電話当番がある

当番は下っぱの役目で日も勝手に決められるので、外回りとかで都合が悪い人は各自で声掛けして調整してくださいってシステム

 

なのに当番のやつがコンビニに飯買いに行きやがった

朝作れん買う暇もないってんなら晩買えよって思うし、何よりそいつの机に今日出勤時に持って来たファミマアイスコーヒーが置いてあるのに昼飯調達は今行くんかよ、と

コーヒー抽出は待てて昼飯の会計は待てへんの?

もしくはリュックのくせにコンビニコーヒーと昼飯に耐えれんぐらいにか弱い腕なんか?

準備してきてる他の下っぱがあほみたいやん

別に席立つなってわけじゃない、お手洗いとか目上の人から呼び出しだってあるし

でも出来る部分の努力しろよって思う

こういう当番制度がない会社いたこともあるから、当番決まってるぶん何もしない人にはちょっと思うところはある

 

ただ時代時代で、来期から働き方改革固定電話やめてピッチになるらしい

こんな醜い事考えてしま自分から離れられるのは正直ありがたい

2020-08-31

自分上司さしすせそ

さ 「さっき俺が言ったこと繰り返してみて」⇒いつも聞き逃しているので、答えられず上司罵倒される

し 「死ね」⇒ストレート罵倒

す 「すいませんじゃすまねーんだよ」「数字挙げろっていってんだろ」⇒数字挙げられなくてすいません

せ 「席座ってる暇あったら外回りしろ役たたず」⇒外回りして手ぶらで帰ってくると更に罵倒される

そ 「そんなので給料貰って申し訳ないと思わねえの」⇒申し訳ございません

2020-08-28

anond:20200828032849

「やりたいことを仕事にする」って考えるからややこしくなる

仕事は「苦にならない作業」を選ぶんだよ

体動かしてないとクサクサする奴は肉体労働外回りの多い営業になればいい

人と話さないと頭おかしくなる奴は接客をやればいい

一日パソコンと向かい合うのが苦にならないのってそれも才能だから

今のバイト何だか知らんが多分あんまり好きな作業じゃないんだろ

復学までまだ半年あるんだし、単発バイトでもやって色んな職種経験してみたら

2020-08-27

anond:20200827154638

脈々と受け継がれてきた機械系やってるけど、作るもん作ったらあとは営業なりの外回りがなんとかしろっていうのおかしいでしょとは思いつつも縦割りな弊害は常々感じてる。売れる製品を作ることや市場を見ていくことが評価されればなあ、と思うしそういう声あげて少しずつ変わっていくのまつしかないのかな

2020-08-12

晴れてるな~

外回り行きたくないな~~~

早く夜になってビール片手に流星群見てえよ~

2020-07-29

女子行員におしっこをかけられた話

私が以前銀行に勤務していた当時の話

年に1度健康診断があるのだが、支店を空にするわけにはいかないので検診車で診てもらう方式となっていた

外回り営業から帰ってきた私は暗証番号入力銀行の裏口から入ろうとしたところで、ちょうど裏口から出ようとしていた女子行員とぶつかってしまった

彼女おしっこが入った検尿コップを検診車へ持っていく途中だったようで、ぶつかった衝撃で私の手とワイシャツに少しおしっこがかかってしまった

顔を真っ赤にしながら必死に謝る女子行員を私は宥め、「大丈夫だよほとんど濡れてないから」といいながらハンカチで手とワイシャツを拭いた

女子行員が検診車に乗り込むのを見届けたのち、私はハンカチを鼻にあて思いきり息を吸った

頭がくらくらするようなおしっこ臭が私の肺を満たした

2020-07-25

anond:20200725122923

程度問題だとは思うけどね。

タバコとか、外回りとかさ。

そういうレベルではなくて、昨日のご飯そのままとか、なんもしない日とかありえると思うんだよね。

だってさ、家事休みはないって言ったら独身の奴、全員休みないじゃん

2020-07-21

昔、自分のことは真面目だと思ってたんだけど

後で振り返ると結構サボっていたことに気がついた。

営業してた時は全然外回りせずに家でゲームしてたし(当然成績は出せない)、事務やってた時もずっとネットサーフィンしてた時も結構ある。

今は色々あってプログラマだけど、これはこれでサボりまくってる・・・というかコロナ全然仕事こない

リモートワークだしサボりが加速してしまってる。

一応、遅いとか怒られてはないけど

まあ、そんな感じなんで今は怠け者だって自覚している。

2020-07-08

晩夏を思う

大きめの銀行就職して3年たった。

就活生には申し訳ないが、弊社の採用サイトなぞデタラメだ。

あんなことできるこんなことできる、確かに事実なのだろうが、そんなことが出来ているのは結局のところエリート採用された上澄か、所謂大都市拠点支店に初任で配属された一部の人間ばかりだ。自分をはじめとした圧倒的大多数は地方の、さらに片田舎支店に配属され、一生同じような仕事を繰り返すことになる。まさに歯車と言っていい。尊敬していたかなり年上の先輩は「手をあげ続けてきたけどチャレンジすらさせてもらえなかった。」とかなんとか言って他所に移って行った。研修に行けばいつ辞めようかあいつはもう辞めたと言った話ばかり。

とは言え楽しそうに仕事している人がいるのも事実10年目ともなると担当先も案件のある先が増え、仕事もある程度自分で回せるようになり、それなりのやりがいを覚えるようだ。若手で楽しそうに仕事している人は稀だろう。大概は支店の、誰も持ちたがらないような先を持たされて疲弊している。若手で楽しそうに仕事している人間は、本当に案件と同僚に恵まれたか、よほどの営業の才能があるか、あるいはただの馬鹿だ。「これまで誰も掘れなかった先を持ってるんだぞ。やりがいしかないだろう。」本気でこう言ってきているのなら余程の呑気であるし、闘魂注入のためであればこれも余程の呑気だろう。

外回りしろ、じゃないんだ。準備してから訪問しろ、じゃないんだ。どこに何が書いてあるのかわからないような手続き書と睨めっこしながら通常の事務をまわしつつ、好き勝手まれ雑用をこなしつつ、誰もやりたがらない支店お荷物先の対応をしてるんだ。いつ潰れるかもわからない会社でご奉公なんて時代じゃ今はもうないんだ。

銀行採用は実に卑怯である。上の人間仕事に集中できるように若者使い捨てている。雑用を、前の世代の尻拭いを、無駄に抱え込んだ不採算先を全て若手に押し付けるために、キラキラした「バンカー」を喧伝し、これまで大量採用を続けてきたに違いない。徐々に減ってきているとはいえ今もそうだ。離職率を見ればわかる。そして生き残った人々が自覚無自覚か知らないが同じことを続けていくのだ。僕は事務屋さんではない。20代をこんななんのスキルも身につかないような場所で終えたくない。3年で身についたのは「おっしゃる通りです。」「申し訳ございません。」のスピードだけだ。財務エクセル英語も、何もわからないまま。仕事書類を擦り出して一枚一枚丁寧に付箋を貼って、上司印鑑をもらうだけ。親が泣いているぞ。

給料世間的に見れば〜という話もあるだろうが、自分の周りを見れば圧倒的に低いと言えるだろう。聞いた話では若手の給料は庶務さんと同じ程度だそうだ。ことによれば事務お姉さまよりも断然低い。「私たちには責任は取れないので、そちらで判断してから持ってきてください。」だったら判断の分だけでも俺の給料を上げてくれ。もちろん堅確な事務車の両輪の如く大切であるのは間違いない。ただ、どこまで行っても若手は事務処理要員の一つとしか見做されないのだなあと思うとやりきれない。

銀行業界も内部の人間ももうめちゃくちゃだ。銀行に限った話じゃないのだろうけれど。

業界はお互いにお互いの首を真綿で締めあっていると言える。採算度外視金利競争地方地方でズブズブの企業人間関係。じゃあ今度は金利じゃ儲からいか手数料だ。収益を上げろ。そうして投信を売る。かつてはゴルフ会員権を売った銀行もあったそうだ。流動性が桁違いなので全く同じとは言わないが、似たものを感じる。顧客第一主義とは何か。本部から還元される資料には必ず「切り返し話法」が載っている。洗脳と変わらないじゃないか

内部も内部だ。本部の言うことは一貫していないし、表彰ルールだってややこしい。あれしてこれしてこうして下さい、分厚いルールブックを配られて、それでもよくわからないことだらけ。皆が上席に忖度して媚び諂っている。風通しが良いふうを装っているあるいは本気で信じている上席はいるが、結局のところは自分意見が正しいのだ。誰も自分意見は言わず、本人のいないところで愚痴を言うだけ。

「やめられない」のは一番悪いところかもしれない。今やどこの支店セコムやらアルソックやらを導入しているのに、いまだに金庫内のキャビネットの鍵すら丁寧に施錠している。セコムが破られて、分厚い金庫まで破る相手キャビネットの鍵がなんだと言うのだ。そう言う決まりから。これで終わりなのだ。鍵の開け閉めに一日30分はかかっているのに。朝礼も無限に長くなっていく。と言うかそもそも毎日朝礼する必要があるのか?あれもこれもとコンテンツを追加していって、結局始業の時間ギリギリになっている。知っていると思うんだけど、時間は有限だぞ。

仕事の仕組みも散々だ。手続き書に全てが書いてあるはずの銀行業務は、確かに全て書いてあるのだが、各所に分散していて、そこを参照すればいいのかは経験に強く依存している。ある業務を行うにはこの手続き書と、別の手続き書と、あの通達と、どこにも書いていないあの様式書類を添付する必要がある、なんてのはザラだ。掲示板もいくつもいくつもいくつもあってまるでキメラのようだ。

この原因はおそらくデジタル化の勘違いからきていると僕は考えている。要はかつて銀行業務パソコンを導入した人たちは「紙でやる業務ワープロを導入した」世代で、上にならえの我が業界人たちは長いことこれを踏襲してきているから不便なのだ

定型的な業務であれば全て一つのシステムで、一気通貫に、指示通りの動作を行っていけば約定・実行まで終わるようにできて然るべきだろう。いくつもいくつもシステムがあって、それに対応するようにいくつもいくつもパスワードがあって、結局皆覚えきれずに手帳なりノートなりに一覧を作って管理している。何もかも無駄である銀行にはこれを改革することはできない。お客さんには新しいシステム!を案内しておきながら内部でやる事務はなんら変わっていないどころか手間が増えていたりする。これじゃできの悪いハリボである採用もそうだが外面だけ立派で中は人を消耗するボロボロシステム銀行である。偉い人々はもう使うことがないから忘れているのだろうが、次世代金融どころの話ではない。そういった妄言はまず中身を整えてから、せめてそういった姿勢を見せてからだろう。若手はもう限界だ。文句を言うくらいなら手続きを覚えろと言うのは全くその通りであるが、人材流動性が高まろうといった現在手続きと言うある意味本質的でないところで時間を取らせる現在システムのままでは人材の受入はできないだろう。

銀行人材斡旋すると言うニュースがある。世間がどの程度銀行人材を誤解しているのか知らないが、その太宗は大したスキルのないおじさんたちである排出は考えるが受入は考えない、いつまで殿様のつもりなのだろう。銀行働き方改革などと言う訳のわからない施策を講じる前に仕事の仕組みを改めて整えるべきだろう。

サービス大事だと偉い人は言う。寄り添った提案大事だと。僕はそうは思わない。これは特にリテール分野の話ではあるが、真に投信等に関心があれば手前でやるのだ。それも手数料の安いネット銀行で。ソニー銀行は口座開設からから便利だし、楽天銀行UIは流石楽天まり良くないが結局便利だ。僕自身のメインバンクネット銀行だ。寄り添った提案なぞ今働く世代にはできっこない。どうせ同じ時間帯で働いているのだ。寄り添った提案、結局のところ金持ち年寄りに媚びて情に絆すだけのサービスに過ぎない。フローチャートを細かくすればそれこそネットで出来ることだ。

日本は多くの人が銀行口座を持つ珍しい国だと聞く。この傾向は続くだろうがそれはネット銀行に偏るだろう。店舗型の銀行は今のままでは本当にただコストだけ抱える過去遺物に成り下がるだろう。いっそ法人個人を全く別の銀行にしてしまえとさえ思う。そっちの方が余程効率がいいだろう。

偉い人曰くサービス大事なのは銀行が同じような商品を取り扱っているからだと言う。確かにそうだ。特に法人分野はその傾向が強い。担当者の能力に依るものは大きい。一方で個人分野では少し違うんじゃないか、見落としがあるんじゃないかと思う。

我々商業銀行商業銀行であるが故に、もっとブランド意識するべきだろう。それは金持ち年寄りに対する温い媚びのサービスであってはならず、どちらかと言うとアップルカード連想されるような、スマート商品開発だ。キャッシュカードやらスマホアプリやら、実は銀行には他行差別化の図れる商品がいくつかある。保有して人に自慢したくなるような商品の開発こそ、何も捨てられない銀行いつまでも大衆銀行であるために必要なことだろう。

なんだってやるべきだ。いつまでもジャケットを着てるのではなく、ポロシャツを着て街に出るべきだ。銀行タイアップしたカフェやらコーワキングスペースやらをもっと作るべきだ。せっかく無駄資産をたくさん持っているのだから。無形の価値を、ブランドを、高めて向こうからやってきてくれる銀行になるべきだ。〇〇BANKがお洒落スマート代名詞になる日がくればいい。BANKの語源の確かなところは知らないが、いずれにせよ皆が腰掛けることのできる公器たるべきだ。因みにポロシャツエスカレーションラダーを増やすといった意味でも是非とも推進するべきだ。普段カジュアルであるからこそスーツがより際立つのだ。振り切りが大事だ。年寄りと金持ちには徹底的に媚びよう。大理石造りの基幹店を作ってもいい。マホガニーかなにか高級な素材を使った店内で、徹底的に厚遇すれば良い。そしてブランド大衆を惹きつけよう。認知なくしては居ないものと同じなのだ

思うがままに書き連ねて、推敲すらできていないが、日々感じるストレスの中、間も無く来るであろう異動を思い、こんなことを書いてしまった。

普段業務ではこんなことできない。つまらないオトナ達が上の顔を見ながらクソみたいな施策を出してくるのを見守るだけだ。

仮にこう言う仕事ができるような年次になった時、おそらく僕もそういったクソみたいな大人になっていることだろう。

人事へ。探さないでください。なんだかんだ言って僕はまだクビにはなりたくありませんので。辞めるまで待ってくれよな。

何もできない若手の、根拠もない取り止めのない妄想である。これを根性のない若手と切り捨てるのは容易だ。僕でもそうする。ただ、そうして肥大してきた結果が「必要とされない銀行であると言うことは偉い人は強く認識するべきだろう。だから、少しでもいいから真の改革姿勢を、我々が充実して働けるような未来を見せて欲しい。何を言ってるのか自分でもわからなくなってきたな。いつかもっとまとめて書くこととする。

2020-07-07

ブレーキに足が届かない夢を見る

会社営業車に乗って毎日外回り営業をしているのだが、最近コロナの影響で

訪問不可 電話orメールでのやりとりのみOK」なんて取引先も増えていて時間を持て余している

かといって社内に居ると上司煩いのでパチンコ屋やスーパー駐車場に車を止めて昼寝している

クーラーをつけて1~2時間昼寝をするのはとても気持ちがいい

ただ車中で昼寝をするとかなりの確率で「ブレーキに足が届かず車がそのままぶつかってしまう」という夢を見てしまうのだ

今日も昼寝していたのだが、必死に足を伸ばしてブレーキを踏もうとするもなぜか足が届かず車が暴走を続けて

から落ちるところで目が覚めた 座席を倒して寝ているのだが、姿勢が原因でそんな夢を見るのだろうか

2020-06-30

無能マネージャー

自分ジョブホッパーでもうすぐ二桁目くらいの転職の者だが、転職した際にマネージャー無能だなと思ったこと3つに絞ってまとめてみる。

もちろん身バレしない程度にフィクションを入れているのであしからず

突然ヒステリックを起こす無能

新卒入社した従業員数50人規模の会社なんだが、マネージャーが機嫌が悪いとヒステリックを起こすことが度々あった。

その会社営業会社自分営業として入社したんだが、ヒステリックを起こすと机の上のノートペンをキレながら投げて、ブチギレる。

ヒステリックを起こすタイミングはお客さんからの苦情の電話を受けた時だったり、社長からキレられたりしたあとだ。

とはいえ社長がいるとき我慢をしているのか、そういったことはしないんだが、社長外回りでいなくなった途端に唐突にキレる。まぁそもそも社長がいる場合社長が大声で色んな人にブチギレてるが。

もちろん怒号が飛ぶので、社内は唖然とす…ればいいんだが、責められてる人間に対して総務の人間もキレていて、社内は険悪なムードが漂う。

本来マネージャーが助けるべきじゃないの?と思うんだが、新卒マネージャー「たち」のストレス発散用のサンドバッグみたいになっている。

新卒は毎年10人くらい採用されるんだが、残るのは3人程度。こういった現状を見かねてか、自分退職した。退職時にももちろん退職届を受理しないと言われたり居座古座があったが。

その会社は今は社名を変えたり電話番号を変えたりして営業を続けているらしい。早く消えればいいのにと思っている。

普段部下に無関心のくせに部下同士に問題が発生した時に会社にいる年数が長い部下の肩をよく持つ無能

社員数が 200 人規模の会社転職した。社員数が多いだけあって、定着率も高いんだろう。キレるマネージャーがいなかった。マネージャーは。

同じ部署内でキレ散らかしてる課長クラスのやつが二人いた。一人は昇進して部署から離れたが一人は残ったままだ。

その会社は作った資料は平・課長マネージャー関係なしに他の人に見せる文化があった。当時はお互いを信頼してるんだなと思った。

その課長クラス人間から資料確認を依頼された自分は、ここ間違ってますよって指摘したんだが、「じゃぁお前がやれば?」とキレられたのだ。

他にも自分が逆にその課長クラス人間に指摘をお願いすると「意味わからん○ね」と言われる。挙句の果てに「お前池○か?」とも言われる。

正直この会社に居たくないなと思い始め、徐々に他の社員との距離をおいた。それを見かねたのかマネージャーマネージャーに指摘されたのかわからんが、

マネージャー自分の元にきて「仕事がうまく進んでないようだけどどうしたの?」と聞いてくれた。正直嬉しかった。

事情説明すると「お前のコミュニケーションが悪い。なんでそれを相手に伝えないの?なんでそれを先に言わないの?」と言われ

チャットワークで見てるって言ってたじゃないですかと返すと「テキスト感情なんてわかるわけないだろ。相手に伝えないお前が悪い」と最終的に言われた。

自分メンタルを崩して会社を辞めた。

部下全員の意見合致するまで会議を終わらせない、もしくは決まるまで延々と会議を入れる奴、つまり意思決定できない無能

会社を辞めて数ヶ月、貯金が尽きたタイミングでそろそろ金稼ぐか…ということで新しい会社入社した。

その会社従業員数は前の会社と同じく 200 人程度。マネージャーもその部署人達も穏やかな人が多かった。会社ガチャ成功か?って思ったんだが、その会社意思決定が極端に遅かった。

例えばボールペン一つ買うのに稟議マネージャー、総務、社長まで通さないといけないくらいだ。マネージャー決裁権ないのかよとさえ思った。

前例がないことをやろうとすると他の部署 4 つくらいの人間を集めて会話する必要があるらしい(マネージャー談)。仕事をすすめるにあたっても、できることが限られるため、なにかするしても上にお伺いを立てる事がセットな感じだった。

一番ひどいなと感じたのは、現場で決める必要があるものであるはずなのに、現場人間全員を揃えて何も決定できないような会議が頻発していたことだった。

現場人間10人くらい居たんだが、全員意見が違うこともあってかなかなか決まらないし、何も前に進まないことが多かった。

というかその会社業務の半分が会議で埋め尽くされるような会社だった。営業できないじゃん。これが俗にいう会議をして仕事をした気になるってやつか。

マネージャー意思決定を求めても自分じゃ決められないという謎のレスをもらって、その場の会議は終わることが多かった。

結局誰かが「あの件で☓☓で進めていいですよね?」って再確認したら会議必死に話していたことが、発言内容をみんな忘れたのかあっさり通るみたいなことも多々あった。

まるで精神と時の部屋にいるような気持ちを味わった。いたことないけど。

なお、音楽性の違い自分はやめた。

現在

今はニート人生満喫している。貯金が無くなったらまた就職する予定。

2020-06-22

【本気で困ってます職場新人臭い

職場新人臭い

4月から我が職場には新人がいる。

まあ普通新人だ。

臭い以外は。

それでも4月頃は「コイツちょっと変わった香水でも使ってんのか?それとも一人暮らしになれてなくて石鹸の使いすぎか?」って臭いがする程度だった。

そんで5月~6月のあいだしばらくはコロナで皆引きこもってたからその新人に合うことはなかった。

テレワーク中にシコシコ勉強していたのか、久しぶりにあったらタイピングも早くなってたしEXCELについて初歩的な質問をすることも減ってまあそこそこ良いじゃんと。

臭いを除けばね。

臭いがとにかくキツくなった。

夏という季節柄、職場にいる他の人も徹夜明けとかは結構臭くなってるのは分かるんだが、その新人職場ワースト2のデブより更に2周りキツい。

デブはなんだかんだいって臭いがキツくなると「俺、キツくね?」とトイレに行ってさっきと違うシャツで戻ってくるからまだマシなのだが、新人は多分自分がそのデブよりキツいことに気づいてない。

下手に伝えるとパワハラになるからと皆口にこそ出していないが、新人が近くを通ると露骨に顔をしかめたりするのでどうやらこの臭いは俺だけが感じる特別ものではないようだ。

そもそも新人の出している臭いは正体がわからない。

まず、デブ臭いではない。

さっきも言ったがうちには少し前まで職場ダントツに臭かったデブがいて、そのデブ人間の体から脂が滴り落ちることを人類啓蒙するためにいるような臭いを常に漂わせていた。

新人臭いは、その脂身に火が通って空気中に気化したような臭いとは全く違う。

近いような気もするが、それ一色ではない。

どこか石鹸のような消臭剤のような芳香族的な臭いがある。

それとは別に、体内に入れることに肉体が警戒反応を示すような危険ななにかがある。

ビネガーシンナー中間のような、カビ臭さと柑橘臭を足したような、とにかく単体では自然界にも香料業界にも存在しない何らかの個性的臭いが斑にミックスされたような表現し得ぬ香りがある。

分かるのは、夏になってそれが加速したことだ。

実際、暑い日の外回りでこそその臭いはキツくなり、冷房が効きまくった場所では収まってくる。

なんなんだろう……あの臭いは。

そして我々はそれをどうすればいいのだろうか……。

デブ臭いならあのデブのように着替えるようにするか、ないしは洗濯をもう少し頑張ってもらえばいい。

ワキガ水虫タバコ臭いであることがハッキリしてるならばそれようの対策ストレートに促すというのもありだろう(パワハラになるかどうかで賭けになるが)

正体不明の謎の臭いではとにかく何の対策も出来ないし、新人に「〇〇さんって不思議臭いしますよね……精神的なものじゃなく物理的に……それも表現のしようもなくて正体不明意味不明だけどツンとくる悪臭であることはハッキリした何かが……」なんて言ってる所を録音されたら半年以内に民事裁判当事者になっているのは間違いないだろう。

どうすればいんだろうか。

2020-06-20

コロナオフィス家賃社員交通費が浮いて会社ミニマリズム

正確には、リモートワークが実現した(完全に問題がなくなったとは言っていない)ことで、コスト削減になった。

そして、今まで当たり前にあるものと思っていた仕事をやめてみて、なくても別に全然困らないんだ!と腹落ちした話。

あんまり具体的な数字とかは書いちゃいけないと思うので、創作小説として読んでください。

小規模な会社コロナでしぶしぶリモートワークを始めました。

震災の時に社員の出社困難があったこから、いざという時には家でも業務ができるようにしておこうという動きは以前から社内にありました。

ただし、社内運動テーマや、役員クラス会議の議題には上がれど、いざ実行まで至ったのは今回が初めてです。

これまでは、やれシステムは、パソコンデータ管理は、帳票はプリントしないのか、書類回覧は、勤怠管理は、さぼる社員への対応OJT場合は、

等と、課題を見つけるのをお仕事にする人たちに阻まれ予算すらまともに組ませてもらえませんでした。

が、今回ここまでの事態になったことで、状況が一変しました。どこの会社も多かれ少なかれそのような状況になっているのではないでしょうか。


弊社は、営業外回りをする以外はオフィス内で完結する業務が多かったこから、意外なほどあっさりリモートワークへの移行が完了しました。

バックオフィスの者として、社員役員オンラインで様子を聞きます

戸惑いや、寂しいとか、管理からは部下の業務把握が難しいなどのマイナス意見も出るものの、若手~中堅社員からはのびのび仕事ができているようです。

して自分営業数字を挙げることありきの会社のバックオフィスの者として、初めてこんなに現場の人たちと話したなぁと思いました。

自分は総務の経験を買われて、会社本業ではない部分を回す仕事、というざっくりとした立場で今のポジションに中途入社していますが、

前職(まぁまぁ大手時代も、この会社のこれまでも、現場との連携という名目会議はあれど、末端の事務職員や、逆に役員クラスとここまで密に個別面談をする時間はありませんでした。

オンラインで1対1のやり取りをする場合オフィス会議スペースのように周りに人の気配がしないせいか社員の皆さんは意外とのびのび色々な話をしてくれて。

この人こんな人だったんだー、こんな仕事してるんだ(部署として、どんな仕事をしているか知っているつもりだった)という発見がいくつもありました。

逆に、自分仕事もあまり知られていなかったんだな。と思うことも、多々。

これまで、自分のし仕事に対してXXの件ありがとうございました!と、個別に言われることってあんまりなかったなぁと。メール枕詞ぐらいなもので。

みなさんの為に仕事してたつもりなんですけどね。でも、個別に連絡をしてきて、話をした人、がする仕事の方が、ちゃんと見えるんだろうなぁ、と。

自分も、社員本業で力を発揮するためのバックオフィスなのに、今までは誰を、どこを見て仕事をしていたんだろう。という感じ。

結構忙しくて残業なんかもしてたんですが。あれはなんだったんだろう、とふと考えてしまうことがあります


そして先週、タイトルの通りの決定がありました。

オフィスの大幅縮小。スペースのリフォーム社員毎日出社必須ではなくなったため、交通費支給廃止

これまでは、各部署ごとに社員の机が固まる島があって、その前に部長を座らせて、それぞれのセクションに会議スペースがあって、という作りでしたが、

社員個別の机廃止

会議スペースも統一社員が集まる必要があるときは、オンラインでスペースの空き確認をして会議スペースを予約。

・社外との打ち合わせは、可能ならオンラインで、顔を合わせる必要のある時はこちから出向くことにするか、レンタル会議スペースの使用検討

原則、どうしても印刷ファイリング必要な帳票類があるときに出社、ハンコ捺印は社内のものはすべて撤廃

・これまでオフィス賃貸で1フロアを借り切っていたのを、1ブロック

交通費は、定期代支給をやめ、回数券代を支給(2か月に10回出社のイメージ)、超えた分は小口現金個別精算。

部署ごとの定例会議は、一応残しておく。ただし頻度は月に1回、ラッシュ時の通勤を避けられ、時短社員対応やすい朝の11時ごろに

正直、オフィス家賃都内)と、定期代の支給は大きく、今まで削減するという発想もなかったが、やってみたらインパクトは大きかった。

あと、今までは社員間の不公平をなくすために席替えなんかも結構やっていて半日かけてやる一大イベントだったんですが、当然廃止に。

会社に1日中いることもなくなったので、コーヒーサーバーとか、もういらないし、オフィスグリコは弊社にはなかったけど、自販機も片付けてもらった。

昨日久々に会社リフォーム前)に行ってみて、あれもいらない、これも片付けよう、と見ていたら、タイトルを思いつきました。

これって、ミニマリストミニマリストになる過程でやるやつなんじゃないか


常識を疑う~、とか、一度リセットして考えるとか、まぁそんなことを書いてある本にはよく当たる。業務効率化の本も何冊か読んでいたし、

でも、そこで具体的なコストダウンの方法として交通費支給を辞めるって書いてある本には今まで1冊も当たったことがない。

自分でも経費削減のために社員の出社をなくして交通費支給を辞め、家賃を半額までコストダウン!ということは思いつきもしませんでした。まぁ思いついたところで会議通らなかったでしょうし。

この先の弊社は、備品を減らし、管理職の数を減らし、管理部門により無駄管理項目も減らし、会議も、書類も、新入社員に配っていた日付判子もなくし、コピー用紙代や、文具代も削減されるでしょう、

今まではまとめて買って置いていたけど、誰かが次から次へと新しいものを開けたり、それを防ぐために管理ノートを作って目を光らせたり、全て無駄な事でした。

無駄なことをやめ、本業だけに一生懸命になれる会社はきっとすごく居心地が良いものになると思う。




オフィスに行った帰りに久々の本屋ミニマリスト本と断捨離本を何冊か買い、今日の午前中はそれを弊社のオフィス業務に落とし込む作業をしていた。

ミニマリストはよく、捨てること自体が楽しくなって気分もよくなると書いていたけれど、まさにその通りだと思う。

凝り固まった「これまで」から日常に放り込まれて、1つずつ本当に必要ものを見極めようとしている。

部屋の中と違って会社のものをなんでも独断で捨てられるわけではないんですが。すぐできないからこそ、それをやろう、という目標が出来て、今は正直ワクワクしています



今のこのワクワクする気持ちミニマリズム腹落ち、この気持ちがなくならないうちに増田に投下します。

会社で使えるミニマリズム本、あったら教えてください。

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