はてなキーワード: 小口現金とは
その会社は、まだ赤字だが半年前に2億円を調達しており(ベンチャー投資の景気が良い時代)、これから組織を拡大していくので、現在、社長が見ている財務・経理業務のうちまずは経理業務を引き継ぎ、ゆくゆくは財務全般を見て欲しい、と言われた。社員数は10人ほどで先任社員はおらず、社長から直接引継ぎを受けた。
※新人が金に携わることなんてありえないと思われるかもしれないが、ネットバンクの権限設定で振込は社長承認が必要であり、社内の小口現金も数万円ぐらいなのでリスクは少ない
入社前は、社員数10人だと固定費は1000万円ぐらいで、2億円を使って2年弱で売上を上げつつ、次のステージに進むと考えれば非常に妥当性があるなと思っていたが、ふたを開けたら大きく違っていた。
箇条書きで書くと、
売上に繋がる仕事は一切せず、どこぞのマイナーな雑誌やWEB媒体でのインタビュー、SNSでの発信が多い。大学生向けの講演もノーギャラで引き受けたりする。 というかそもそも出社しない。週に1度の定例会ぐらい。そこも報告効くだけで指示はしない。説教はする。そんな状況だから社員もサボりまくる。
キチンと能力がある人を連れてくれば良いのだが、大学生向けの講演会で学生インターンを次々と採用し、彼らのやることは社員に考えさせる。なお当時は無給インターンと有給インターンの境目ぐらいの時期で、退職した無給インターンから賃金未払いで訴えられそうになったこともある(和解した)。余談だが女性大生が多かったような気がする(社長は男)。
ここまではまだ良い(と思う)。が、以下はギルティだろう
自分の給料は年収600万にしていると投資家に説明していたが、毎月社長用に現金100万円を用意させている。領収書が無いと不味いと説明しても、「出金伝票でなんとかなる。俺が前にいた会社はそうだった。調査費にでも入れておけ」で済ます。投資家はともかく、税務署来たらどうするんだろう
・身内の会社に毎月200万円を支払う
何やってるか良く分からないコンサルに毎月200万円の支払があった。住所がバーチャルオフィスっぽいので、個人的趣味で登記簿を取ったところ登記住所が社長宅の住所と一致(なおこのベンチャーの登記住所も社長宅)。同じ名字の人が社長だったので、奥さんか親なのかな
入社3ヵ月でここまで分かったんで、「これはよろしくない。最悪横領したことにされる」と思ってすぐに再転職した。
このまま潰れるかなーと定期的にウォッチしてたら、さらに1億円の増資を受け(あの社長、大言壮語は得意なんだよなぁ)、その後にコロナ融資や助成金も受け、住所も港区から川崎市に移し、なんとか存続しているみたい。厚生年金払ってる社員数を見られるヤツで見たら3人と表示されてた。
n=1だけど、大言壮語得意な人に限って、マネジメントできないし、プレイングもできないんだなぁ、ということを学んだ3カ月だった。
でもこれで世の中のお金が回ってるんだから、世界って思ったよりきっちりとしてないんだなぁ。
おお、バズってた。読んでくださった皆さん、ありがとう。
今更だけど、自由に使える◯億って金がポンと目の前に出てくると、月1000万も月1300万もたいして変わらないと思っちゃうのかなぁ。
正確には、リモートワークが実現した(完全に問題がなくなったとは言っていない)ことで、コスト削減になった。
そして、今まで当たり前にあるものと思っていた仕事をやめてみて、なくても別に全然困らないんだ!と腹落ちした話。
あんまり具体的な数字とかは書いちゃいけないと思うので、創作小説として読んでください。
震災の時に社員の出社困難があったことから、いざという時には家でも業務ができるようにしておこうという動きは以前から社内にありました。
ただし、社内運動のテーマや、役員クラスの会議の議題には上がれど、いざ実行まで至ったのは今回が初めてです。
これまでは、やれシステムは、パソコンとデータの管理は、帳票はプリントしないのか、書類の回覧は、勤怠管理は、さぼる社員への対応、OJTの場合は、
等と、課題を見つけるのをお仕事にする人たちに阻まれて予算すらまともに組ませてもらえませんでした。
が、今回ここまでの事態になったことで、状況が一変しました。どこの会社も多かれ少なかれそのような状況になっているのではないでしょうか。
弊社は、営業が外回りをする以外はオフィス内で完結する業務が多かったことから、意外なほどあっさりリモートワークへの移行が完了しました。
バックオフィスの者として、社員や役員とオンラインで様子を聞きます。
戸惑いや、寂しいとか、管理職からは部下の業務把握が難しいなどのマイナス意見も出るものの、若手~中堅社員からはのびのび仕事ができているようです。
して自分、営業が数字を挙げることありきの会社のバックオフィスの者として、初めてこんなに現場の人たちと話したなぁと思いました。
自分は総務の経験を買われて、会社の本業ではない部分を回す仕事、というざっくりとした立場で今のポジションに中途入社していますが、
前職(まぁまぁ大手)時代も、この会社のこれまでも、現場との連携という名目の会議はあれど、末端の事務職員や、逆に役員クラスとここまで密に個別面談をする時間はありませんでした。
オンラインで1対1のやり取りをする場合、オフィスの会議スペースのように周りに人の気配がしないせいか、社員の皆さんは意外とのびのび色々な話をしてくれて。
この人こんな人だったんだー、こんな仕事してるんだ(部署として、どんな仕事をしているか知っているつもりだった)という発見がいくつもありました。
逆に、自分の仕事もあまり知られていなかったんだな。と思うことも、多々。
これまで、自分のした仕事に対してXXの件ありがとうございました!と、個別に言われることってあんまりなかったなぁと。メールの枕詞ぐらいなもので。
みなさんの為に仕事してたつもりなんですけどね。でも、個別に連絡をしてきて、話をした人、がする仕事の方が、ちゃんと見えるんだろうなぁ、と。
自分も、社員が本業で力を発揮するためのバックオフィスなのに、今までは誰を、どこを見て仕事をしていたんだろう。という感じ。
結構忙しくて残業なんかもしてたんですが。あれはなんだったんだろう、とふと考えてしまうことがあります。
そして先週、タイトルの通りの決定がありました。
オフィスの大幅縮小。スペースのリフォーム。社員が毎日出社必須ではなくなったため、交通費支給の廃止
これまでは、各部署ごとに社員の机が固まる島があって、その前に部長を座らせて、それぞれのセクションに会議スペースがあって、という作りでしたが、
・会議スペースも統一、社員が集まる必要があるときは、オンラインでスペースの空き確認をして会議スペースを予約。
・社外との打ち合わせは、可能ならオンラインで、顔を合わせる必要のある時はこちらから出向くことにするか、レンタル会議スペースの使用も検討
・原則、どうしても印刷、ファイリングが必要な帳票類があるときに出社、ハンコ捺印は社内のものはすべて撤廃
・これまでオフィスは賃貸で1フロアを借り切っていたのを、1ブロックに
・交通費は、定期代支給をやめ、回数券代を支給(2か月に10回出社のイメージ)、超えた分は小口現金で個別精算。
・部署ごとの定例会議は、一応残しておく。ただし頻度は月に1回、ラッシュ時の通勤を避けられ、時短社員も対応しやすい朝の11時ごろに
正直、オフィスの家賃(都内)と、定期代の支給は大きく、今まで削減するという発想もなかったが、やってみたらインパクトは大きかった。
あと、今までは社員間の不公平をなくすために席替えなんかも結構やっていて半日かけてやる一大イベントだったんですが、当然廃止に。
会社に1日中いることもなくなったので、コーヒーサーバーとか、もういらないし、オフィスグリコは弊社にはなかったけど、自販機も片付けてもらった。
昨日久々に会社(リフォーム前)に行ってみて、あれもいらない、これも片付けよう、と見ていたら、タイトルを思いつきました。
これって、ミニマリストがミニマリストになる過程でやるやつなんじゃないか。
常識を疑う~、とか、一度リセットして考えるとか、まぁそんなことを書いてある本にはよく当たる。業務効率化の本も何冊か読んでいたし、
でも、そこで具体的なコストダウンの方法として交通費支給を辞めるって書いてある本には今まで1冊も当たったことがない。
自分でも経費削減のために社員の出社をなくして交通費の支給を辞め、家賃を半額までコストダウン!ということは思いつきもしませんでした。まぁ思いついたところで会議通らなかったでしょうし。
この先の弊社は、備品を減らし、管理職の数を減らし、管理部門により無駄な管理項目も減らし、会議も、書類も、新入社員に配っていた日付判子もなくし、コピー用紙代や、文具代も削減されるでしょう、
今まではまとめて買って置いていたけど、誰かが次から次へと新しいものを開けたり、それを防ぐために管理ノートを作って目を光らせたり、全て無駄な事でした。
無駄なことをやめ、本業だけに一生懸命になれる会社はきっとすごく居心地が良いものになると思う。
オフィスに行った帰りに久々の本屋でミニマリスト本と断捨離本を何冊か買い、今日の午前中はそれを弊社のオフィスと業務に落とし込む作業をしていた。
ミニマリストはよく、捨てること自体が楽しくなって気分もよくなると書いていたけれど、まさにその通りだと思う。
凝り固まった「これまで」から非日常に放り込まれて、1つずつ本当に必要なものを見極めようとしている。
部屋の中と違って会社のものをなんでも独断で捨てられるわけではないんですが。すぐできないからこそ、それをやろう、という目標が出来て、今は正直ワクワクしています。
どこまでその翻訳に問題があるのかわからんが(問題のある翻訳も確かに多いよ)、翻訳者もそれなりに苦労してるんだわ。
たとえば、「自然さ」と「誤解されないこと」のどっちを優先するか。
「サード」が自然でも、「三塁手」のほうが誤解されないと思ったら、天秤にかける。増田だって、意味をとりちがえなかったわけだからね。
あと、字幕なら文字数の制限、セリフだったら口の動きとの整合性も気にする。
「チェス友」なんかは、ひょっとしたら数音節分しか口が動いてなかったんじゃないかな?
あと、「小口」は言うぞ。勘定科目には「小口現金」があるんだし。これも音節数の兼ね合いで「少額の金」より優先させたんじゃなかろうか?
ま、知らん。単に下手な翻訳だったのかもしれんし。