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2023-09-25

デカボール

君は成形された段ボールをどのように持つだろうか?

大きさは問わない。小さな段ボールで考えても良いし、大きな段ボールで考えたとしても構わない。

...

さて、今思い浮かべてもらった持ち方は、意外にもこれから述べる「2つの持ち方」のいづれかに該当するはずだ。

1つ目は「両手を段ボールの底に引っ掛けて持つ」という持ち方だ。

クレーンゲームの2本爪アームを思い浮かべると良い。まさしくあの構図である

しかし、あの貧弱さはどこへやら、我々が実践した途端、とても高い安定性を提供してくれる。

「片方の手を手前の底角に引っかけ、もう片方の手を対角線上の底角を引っかける」とより更に安定するが、これはこの持ち方の一派とさせて欲しい。

さて、この持ち方をするまでもない小さな段ボールがあったとする。

それは自然と「小脇に抱えるように持つ」だろう。これが2つ目の持ち方だ。

およそ出回っている段ボールはこの2つの持ち方でなんとかなる。

なんとかなるという表現より、「段ボールを持つ」と心の中で思ったなら、その時既に行動は終わっているという表現が正しい。

思考する間も無く、我々は「2つの持ち方」のいづれかを実践してしまっているはずだからだ。

ん?なんでこんな話をするかって?

そりゃあ、

「この2つの持ち方では持てないほど大きな段ボールの話をするため」だ。

~

中野坂上で借りた特大のハイエースの車高はとても高かった。

彼女の旧邸から荷物を運び出すべく、長い時間運転していたおれは、その車高に慣れてしまったせいか、旧邸に積み上げられていた段ボールの大きさを見誤っていた。

「あっ」

おれが抱えようとした段ボールは、その底面が地面から完全に離れる前に、鈍く沈んでいった。

まるで、装着したロングバレルの重さに耐えきれず、かかとが浮いてしまったバトルビーダマンのように、前傾姿勢になったとき、おれは初めて気付いた。

その段ボールはとてつもなく大きかったのだ。

印字を見るからに、その段ボールは「6ロール入りのティッシュペーパー」を12ロットほど詰める用途で使われていたようだ。

おおかた、近くのドラッグストアなどから拝借したのだろう。こんなにデカ段ボール生活の中では見たことがない。

(この段ボールは以降デカボールと呼ぶ。)

新居には「そのデカボール14個分の衣類」が運び込まれた。

引っ越しは難航した。2人でなければ運べないデカボール。あまりの多さに、1往復で済むはずだった運搬作業は3往復にも及び、東京の端から端へ反復横跳びするような1日だった。

返却期限が迫るハイエース

使わなくなる家電引っ越し当日に引き取りに来た彼女の旧友。

連れ猫もいた。大きくハイエースが揺れるたび、猫を気遣った彼女視線を受けた。

手伝ってもらった友人の機嫌もどんどん悪くなり、23時半まで引っ越し作業が及んだ。

友人が帰った後、「14個てw」と散々弄った。この服の量は明らかにおかしいことに気付いて欲しかった。

弄るたび不機嫌になる彼女は、シーツもかけずに床に直置きしたマットレスの上でいつの間にか寝ていた。よほど疲れていたのだろう。その日はデカボール言及することなく、おれも瞳を閉じた。

...

「いい加減服を捨てろよ!!!

数ヶ月後、新居でデカボールを指差し、おれは怒鳴っていた。

デカボールの中の衣類は、季節毎ではなくアイテム毎に分かれていた。

そのため「積み重ねると取り出すとき利便性を損なう」という理由で、14個のデカボールは積み上げられることなく平置きされていた。

引っ越してきたあの日から、ずっと平置きされてきた。

広い家に、素敵な家具を少しだけ置くことを思い描くおれは、あの日から何度も彼女に伝えてきた。

数を減らしてくれないか

着ないものはないか

この服は最後にきたのいつなのか?

シーズンじゃないものは預けてみないか

分類だけしてみようか?

いずれも聞き入れられず、新居がデカボールに犯されているように見えてならなかった。

新居はなるべく広く間取るために、収納限界まで削られていたワンルームだった。

この物件は駅からも遠かった。最寄駅は職場からも遠かったし、栄えている街でもなかった。

しかし「大好きなインテリアをスペースを取りつつ配置したくて」この部屋にした。

幼少の頃から部屋を与えられなかったおれが、1人暮らしを始めてインテリアに興味を持つの必然だった。

就職してからというもの、100円ローソンのかしわおにぎりセットで飢えを凌いで貯めたお金は、全てインテリアに使うようになった。

美容整形外科で使われていたというAD COREのコーナーソファACME Funitureの木工曲線見事なマガジンラック。綴化に綴化を重ねて要塞のように大きくなったユーフォルビア。

フルーツを置いて楽しむイメージパッケージに印字されたiittalaステンレスプレート。

実家を出てからフルーツなんて買えたことはない。そんなおれだが、インテリアにだけは心血を注いで来た。

このインテリアたちがいつか小さな六畳一間を飛び出して、大きな広い部屋でディスプレイされる日を夢見て。

そんな日々を夢見れば、100円ローソンのかしわおにぎりセットなどいくらでも食べることができた。

しかし今。

おれが掴みかけた夢は、デカボールに押し出され、ヴィンテージソファ彼女の連れ猫に切り裂かれ、集めたインテリアたちはこんなに広い部屋の隅で、暖を取るように固まり、一部はベランダで鯖つくのを待っている状態ですらある。

日々を切り詰めて手に入れたこの広い部屋は、インテリアを配置するための広い部屋は、目を薄めて見ると全て同じに見えるような服をパンパンに孕んだデカボール占領されている。

おれの大切なもの害するデカボールをどうにかしては欲しい。そう伝えても何も行動しない、協力する気もない、そんな彼女にふとしたきっかけで言ってしまった。

「いい加減服を捨てろよ!!!

しまった...と思いきや、彼女は倍の声量で言葉を返した。

「は?なんでそうやってあたしの好きなものを奪うわけ!?絶対捨てないから。服って一期一会から。大体さ、このワンルーム収納がないのがいけないんじゃん!!収納があれば片付けるよ?でも無いじゃん!!そんな中でデカボールのこと言われてもあたしにどうしろっていうわけ!?引っ越す??引っ越そっか!!!でもあたしは1円も出さないからね!!!だいたいs...」

おれは怒りで「口喧嘩がとんでもなく強い彼女」だということを忘れていた。

普段は気さくな彼女だが、いざ衝突するとなると、論理で攻めるときひろゆきのように、論理で攻めあぐねたら田中みなみのように感情で攻めてくる。ディベートケルベロスとでも言おうか。

いくつか火花を散らしたが、そのときは結局捨てさせることができなかった。

おれ自身反省し、捨てろとは言わなくなった。確かに収納があればこのようなことにはなっていないかもしれない。

いくらデカボールがおれが好むインテリアを迎え入れることを拒んだとしても、彼女が既に持っている服を奪う権利はおれにはない。

「初めから独りっきりだったてめーに!!オレの何が分かるんだってんだ!!!アァ!!?つながりがあるこそ苦しいんだ!!それを失うことがどんなもんかお前なんかに・・・!!」

という、とある忍者セリフがある。

これはその通りで、最初から手元にないことと、手元にあるものを失うことはまるで違う。

彼女クリティカルな返しで怒鳴り合いは幕を閉じ、おれは服を捨てさせるのを諦めた。

春が終わるころ、デカボール彼女が新たに迎え入れた夏服を飲み込むために、その体裁を崩し始めていた。

~

冬。

もうデカボールは服にまみれて見えなくなっていた。

東京を知らない若者になら「これが文化服装学院です!」と伝えても納得して貰えるほどの服の要塞が出来上がっていた。

この要塞の基礎工事と成り下がったデカボールだが、「もー、なんで見つからないのー??」という声と共に、その要塞が掘削されるとき、彼らは隙間から顔を覗かせてくれた。

デカボールには服の重圧で紙皺が出来ていた。その紙皺は、インテリアを諦めたおれを憐んでいるようにも見えた。

捨てさせることを諦めたおれは、収納を新たに設ける方針に切り替え、何度か提案をした。

「せめて段ボールはやめてさ、かっこいい収納を買おうよ。」

「着ない分はさ、レンタルスペースとかに出してみようよ。」

ベランダに服の収納作ろっか?そしたら生活空間が少しは確保できるかもよ?」

「ベッド下に収納を作っても良い?引き出し型のやつ、おれが買うからさ」

実家に送るのはどう?おれの実家でも良いよ?」

彼女からおれの痛みを和らげる提案はない。おれだけがおれの痛みを解消できる唯一の存在だった。おれは思いつく限りの提案をした。

しかし、論理的かつ狡猾に、おれが余力を絞って書き連ねる処方箋は破られていく。

この量の服を飲み込みつつも、デザインを維持できるかっこいい収納などなかった。

着たい時に着れない服は持ってないのと同じらしい。レンタルスペースに置く=捨てることだと言う。重ね着のため、シーズンが違うものでも着ることがあるらしい。

ベランダに置くと湿度日光で服がダメになるらしい。

ベッド下の収納は、床が見えなくなるため、家が狭く見えてしまうからダメらしい。おれも同じことは思っていた。その感性が一致しているからこそ余計苦しくなった。

実家にはスペースがなく、おれの実家に送るにしても申し訳ないらしい。

全ての処方箋が破られたころ、おれはもうデザインインテリアはどうでもよくなっていた。

生活スペースにはみ出た服を収納するためだけに、アイリスオーヤマプラボックスを購入した時、これまでに積み上げた感性が死んでいく気がした。

羽立った木材を色も塗らないままDIYを始めた。

しかし、作った収納はすぐに服が食い尽くした。また作る。服が食い尽くす。また作る。服が食い尽くす。希望が見えなくなっていく。

電動ドライバーの矛先を向けるべきなのは果たしてネジなのか、分からなくなってくる。

この間にもベランダ家具は錆びていく。青いスタンドライトには服が、ベルトが掛けられていく。ソファは猫に削られ、ステンレスの棚の上にはZOZO段ボールが積み上がり、靴箱はさんざん揺られた弁当箱具材のようにひしゃげた靴で溢れている。

余白はどんどん服で埋め尽くされる。余白が埋め尽くされるたびに、おれの理想は霧がかってゆく。

好きだった雑誌Casa」を買うのも辞めてしまった。

おれはあの頃から、もうインテリアを買っていない。いつの間にか100円ローソンにも行かなくなった。

 

...

最近は時々夢をみる。

服に火をつける夢を。

デカボールが役目を終え、空は灰となって消えていく夢を。

服が、家が燃え尽きたのちも、 iittalaステンレスプレートだけが、美しく残っているのだろうと思う。

その煤だらけのプレートだけを持って、おれはこの家を出たい。

2023-09-24

anond:20230902143633

占領に来た兵隊マジで刑務所から連れてきたんじゃね

戦闘はないし、人数だけいればいいんだろ

最悪だ

2023-09-20

anond:20230920131624

やろうと思えばできなくもないこと>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>実際にやること

大きな隔たりがあるもんよ。

ロシアだってウクライナ戦略核ミサイルを撃ち込むことはできるかもしれないが、事ここに至っても撃ち込んでいない。撃ち込むとしてもせいぜい戦術核だ。

金の卵を産むガチョウをただ焼き殺すのは愚の骨頂。できればなるべく傷つけずに手中において金の卵を産ませ続けたいだろう。

戦略核ミサイル領土全面的に壊滅させて使い物にならなくするのではなく、通常戦力をもって占領し、領土に有るあらゆる資源資産はなるべくそのまま利用したい。猿や狂人でなければそう考える。

アルメニア人なんであん強気なんだ?

パシニャン詰めて軍送らせたところで、ボコられて下手すりゃあ本国領土占領されるだけだぞ

2023-09-18

ちっちゃな頃から陰謀論者で中2でロスチャを知ってたよ

とはいえ完全に信じてるんではなく

「ありえそうだなあ(9割方ねえだろうな)」で心躍る感じが好きだった

ニホンオオカミ生存説にワクワクする感じと非常に近い

それゆえに「100%ありえねえ」って陰謀論は一気に冷める

てか、陰謀論探してる時に検索でこの手のツヤがない説がめちゃくちゃ出てきてウザイのでもはや腹立って仕方がない

具体的には

政治家の誰々がレプティリアン

要人の誰々がゴムマスク

・5Gで人間死ぬ

幼児拷問して抽出されたアドレナクロムハリウッドセレブ摂取してる

豊島

人気タレントの誰々は明治元勲そっくり。つまり子孫ゆえの権力がある(オリラジ中田板垣退助のあれとか)

マッドフラッド←ちなみに、これ今一番ホットでクソな陰謀論





腹立って腹立って仕方がない

せっかくの楽しい陰謀論ウォッチ邪魔だしとにかく萎えるんだよマジで

しかも悪いことに「100%ありえねえ系陰謀論」が「1割ありえそう系陰謀論」より圧倒的に露出が多いのがなあ……最悪だわ




余談だけど、

個人的最近日常生活で俺の陰謀論センサーがビンっビンに反応したのは麻布台にある" 東京アメリカンクラブ" なるすっげえ綺麗で立派な施設


ひょんなことから数分間だけここに立ち入る機会があったんだけどここはマジで仰天したぞ

だってロシア大使館の真隣にあるんだもん、こんなもん嫌でも陰謀論センサー反応するだろ

しかソ連大使館時代から位置関係変わってないらしい

西麻布星条旗新聞社も「うわー一等地占領されてる!」とギョッとしたけど、東京アメリカンクラブという存在の異様さは比じゃなかった

この施設の裏について詳しい人いたら教えてくれ

2023-09-11

恐ろしい夢を見た話

増田大学2年、女。

昨日の夜から今日の朝にかけて、恐ろしい夢を見た話がしたい。

どこにも吐き出せないからせめてここにだけ書き残させて。

夢の内容は

高校時代の友人と数年ぶりに会って現在自分生活高校生活を振り返りながら談笑する」という字面だけ見れば何ら恐ろしい要素は無い他愛のない夢だった。

その友人との関係性を加味しなければの話だが。

・・・

その友人はみらい(仮名)という名前だ。

元々面識はなかったが、高2の新学期コロナによる数ヶ月にわたる臨時休校狭間で行われたクラス替えで同じクラスになり自己紹介で私が「趣味読書で◯◯◯◯◯と◯◯◯◯が好きです」と言ったのがきっかけで仲良くなった。

自己紹介が終わって自由に席移動して気になる人と話していい時間になった時、私は元々友達が少ないためクラス内に友達がいないこと、そして他人に執着しない性格だったこともあり手持ちの本を読んでやり過ごそうとした。

すると、「ねえ、◯◯◯◯◯好きってホントわたしも好きなんだ〜」とみらいが話しかけてきた。

第一印象は「綺麗だな」だった。

二重まぶたに通った鼻筋、光を湛える黒目がちの瞳、細く白い腕、赤い唇。

どこをとっても絵に書いたような美少女だ。

◯◯◯◯◯は私達の世代が好んで読むような作家ではないので本物の読書家だということは問わずとも明らかだった。

その後時間の許す限り◯◯◯◯◯や他の好きなこと、部活などの話をした。

その日の下校の時にはどちらともなく先生の目を盗んで校内でスマホの電源をつけ、LINEを交換するほど意気投合していた。

その日から臨時休校で暇を持て余していたこともありほぼ毎日のようにLINEでいろいろな話をした。

初めて話したときからなんとなく感じていたが、みらいは私と思考パターンが似ていた。

そして学力もほぼ差が無かった。

得意な教科の話になったとき時、二人とも同じ教科を挙げた。

その教科は私が1年の間たった1度だけ1位を名も知らぬ誰かに明け渡してしまった教科だった。

まさかと思いながら「もしかして1位取ったことある?」と返信した。

すると、「もしかしてずっと1位だったの◯◯(増田の下の名前)だったの!?私、1回だけ1位取ったことあってその回以外はずっと2位だったの!」と返ってきた。

こんなことってあるのかと思った。

それと同時に彼女のは切磋琢磨しあえる良い関係になる予感がした。

臨時休校が明けて登校が始まると私達はさらに仲良くなった。

それとともに私の中には負の感情が巣食いはじめた

初めて遠隔ではない担任の授業を受け、二人で談笑しながら教室へ向かっていると、担任からしかけられた。

増田新川(みらいの苗字)(仮名)!お前ら1年の頃から同じクラスだったのか?」

担任にはそれぐらい仲がよく見えたのだろう。

「違いますよ〜!担任なら前のクラスぐらい把握しておくのが筋ってもんじゃないですか〜?」

とみらいが軽口を叩いているのを横目に見ながら私は内心嬉しくて堪らなかった。

こんな美少女と対等な友人関係を築けていることが他人の目から見ても明らかなこと、私はその事実歓喜した。

しかし、その数日後私は地獄を見た。

その日、授業が終わると担任ロッカーを整理しているみらいの所へ向かうのが見えた。

その数秒後、廊下から二人の笑い声が聴こえてきて、今度は私のもとに担任がやってきた。

その担任第一声が

「ごめん。新川増田だと勘違いして声かけちゃった。だってお前ら背丈といい雰囲気といいなんか似すぎなんだよ。」

だった。

信じられなかった。あの美少女を私だと見間違えるなんて。

だって私は重い一重まぶたで背も彼女ほど高くはない。

それなのに見間違えるなんて許せない、彼女の美に対する冒涜だとさえ感じた。

きっと委員会の連絡か何がだったとは思うが、担任のその後の言葉が頭に入ってこないほどの衝撃だった。

担任と会話したあとチャイムがなったので自分の席に戻るともう一度さっきのことについて思索を巡らした。

そこで私は気付いてしまった。

私がおかしいということに。

普通人間なら心の中で喜ぶべきことを私は赦されないことだと感じて、しかも怒りさえも感じた。

どう考えてもおかしい。

他人に執着しないはずの私が、彼女には彼女に対しては何故かこんなに心を掻き乱されている。

もう手遅れだった。

その頃にはもう彼女への、そして彼女の美に対する感情はもはや信仰の域に達していたことを、その時ようやくわからされた。

私とみらいはいつもそばに居た。

休み時間になると彼女の方から私の所へやってくるのが当たり前だった。

その美しさや性格から友達は多いが、その数多くの友達の中で私のことを選んでくれた。

それが私にとっては至上の喜びだった。

クラスメイトが

「みらいちゃんかわいい〜」と言うと

みらいは

「まぁね〜」と当たり前だとばかりに返答していた。

そんな彼女自己肯定感の高さがこの上なく好きで、でもそんな彼女が眩しかった。

だってはいつも彼女の影だったから。

彼女が他のクラスメイトの「かわいい」と言われる時、私はいつも息苦しかった。

私をかわいいと言ってくれる人はいいから。

当たり前だ。わかってる。私が彼女より醜い事は私自身が誰よりも知っている。

決して表には出さなかったが称賛を全てほしいままにしている彼女が横にいると気が滅入ることも多々あった。

それでも私は彼女と一緒にいた。

二人でいる時だけは、その美しい瞳に私以外は映らないから。

それから数カ月後、修学旅行が始まった。

もちろん全ての行動を共にした。

一日目は某県の某資料館へ2学年全員で向かった。

みらいも私も暗い場所は苦手なのでドキドキしながら入館した。

手が触れたのを契機に、どちらともなくお互いに指を絡めて相手の震えを感じながら暗い館内を歩いた。

私は手汗が出やすい体質なので1度手を解こうとしたが、

「怖いから話さないで」と小声で訴えられたので逆らえるわけもなく結局出口までそのまま向かった。

その次の日は班別活動で某県の某洋館へ向かった。

私がお土産を見繕っていると、みらいが

「ねえ、◯◯こういうの好きでしょ?」といきなり声をかけてきた。

彼女の指差す先には、色とりどりの硝子でできた美しいエジプト香水瓶(中は空)があった。

美しい曲線と精緻彫刻

まさに私の求めるもののものだった。

凄く綺麗……とつぶやく

「全部一点ものらしいよ!せっかくだからお揃いで買おうよ!」とみらいはもう買う気満々でその手の中には桜色の香水瓶が収まっていた。

私は彼女のそれとデザインの一部がよく似た空色香水瓶を選び二人でレジへ向かった。

その日の夜食ホテルレストランで食べた。

なかなか量が多く、少食気味なみらいは食べきることができるのかと心配になったのでそれとなく隣にいる彼女を見やるともう限界という顔をしていた。

すると彼女の方から

「これとこれ食べれる?」と言ってきたので有り難く拝借した。

それで終わると思いきや、デザートミニケーキの二種盛りがやってきた。

私はぺろりと平らげたが、彼女はどうしても最後の一つが食べられないようだった。

そして

「ごめん。これ食べれる?」と聞いてきた。

私はうんと言おうとしたが、

私の食器フォークはつい先程席を巡回しているホテルの方に回収されてしまったので食べる術がない。

手で食べるのははしたないしと逡巡していると

はい、あ〜ん」

と私の方に彼女フォークで刺したケーキ差し向けてきた。

同じテーブルの生徒の視線彼女の手と私の顔に集まり、恥ずかしさで頬に熱が走るのを感じた。

いつまでもこのままではいられないと思い、覚悟を決めて顔を近づけ、食べた。

修学旅行でそんなことが起こったため、その後の学校生活ではクラスメイトに彼女との仲をからかわれることも増えた。

「なんかみらいちゃん増田さんって二人だけの世界?っていうか独特な空気感あるよね〜」と言われたりなんかもした。

今まではそう感じたことは無かったがあの修学旅行を経ると確かにと思う自分も居た。

その関係に心地よさを感じる一方、今振り返ればどこか嫌悪感があった。

念のため言っておくと、私は普通の女だ。

小中学生の頃は普通男子と付き合っていたし、好きになるのはいつも男だった。

でも共学は嫌いだった。共学の女が嫌いだった。

あらぬ噂を立てて私と彼氏を引き離そうとする、そういう汚い女が大嫌いだった。

から高校女子校を選んだ。

中学時代仲の良かった先輩から

女子校は本当に生きやすい。男がいないとそういう争いとかもないし。」と聞いていたのもあり必死勉強して女子校入学した。

女子校は先輩の言う通り生きやす空間だった。

秘密の花園なんてのは空想だけれど、進学校だったこともあり皆自分が一番大切だから自然無駄な争いを避けるようになっていたから本当に生きやすかった。

彼女存在けが想定外だった。

今思い返すとというより当時から薄々感じていたが、みらいはボディータッチが多かった。

1日に少なくとも2回以上はハグしてくるし、堂々と人前で手は繋ぐし、とにかく距離感おかしい。

最初こそ戸惑っていた私も仲良くなるにつれて気にしなくなってきたものの、時折嫌悪感に近いものを感じることさえあった。

でも、やめてとは言えなかった。

だってそうされている時だけは自分特別だと感じられたから。

2年の3学期になって3年生0学期なんていう進学校あるあるワード教師の口から出始める中、彼女との関係が変わった(と増田勝手に思っている)出来事が起こった。

2学年最後模試だ。

その前の記述模試から国数英3教科に加えて理社科目が追加された。

その記述模試ではあの教科は二人仲良く同点だった。

最後模試マーク模試だった。

2年最後だしここで一つ頑張ってあの教科でみらいに勝ちたいと密かに思っていた。

毎晩負けまいと勉強して迎えた本番。

習っていない範囲もあったが自分勉強してカバーした分自身はあった。

3月、結果が出た。

私はその教科で全国一桁の順位を取った。

模試順位掲示されるので早速見ると、みらいは私のすぐ下の段にいた。

しか偏差値には20程の差があった。

私は勝ったと思う前に彼女の不調が気になった。

トイレに行っていたみらいがこちらに来て順位が張り出された紙を見ると

「やっぱり◯◯はすごいよ、」と一言言って自分の席に戻っていった。

その日は話しかけてもどこか上の空だった。

次の日、彼女は休んだ。

心配休み時間隠れてスマホを起動させ、LINEを開いてメッセージを送った

すると数分後

明日は行ける。心配かけてごめん。」と返ってきた。

こんな時まで謝ってくるのが彼女らしいなとその時は思った。

次の日予告通り彼女は帰ってきたが、いつものボディータッチは無いしなんだかひどく静かだった。

結局2年の終業式の日まで彼女はずっとそんな感じだった。

3年になるとクラスが離れた。

前はあんなに同じクラスがいいと思っていたのに、最近彼女の煮えきらない態度をあまり好ましく思っていなかったので実際の所は

嬉しさ7割悲しみ3割といったところだった。

しかしその思いはすぐ覆された。

一つがクラスメイトの私に対する反応だった。

2年の時みらいと私ともう一人のクラスメイトの3人でたまに会話することがあった。

3年に進級してそのクラスメイトとはまた同じクラスになったので声をかけると

素っ気無いそぶりですぐ別の友達の所へ向かっていった。

そこで私は気付いてしまった。

結局私は彼女が隣りにいなければ価値のない、何も特別なところなどない人間だと。

みらいとはクラスが2つ離れていたため頻繁には話すことは無かったが、たまに会話するとそれはそれは惨めな気持ちになった。

彼女友達が多い。

私にとっての彼女はたった一人の心を許せる友人だった。

けれど彼女にとっては大勢友達の中の一人でしか無いという事実に串刺しにされる気持ちだった。

から私は彼女抜きで特別になると決めた。

2月模試の結果が私の背を押してくれた。

私にはポテンシャルがあることを教えてくれた。

それだけに縋って、今までの人生でやったことのないぐらい死ぬ気で勉強した。

その成果は存外早く出て6月模試では早速学年1位に躍り出た。

この結果には教師陣も驚いたのか露骨におだててくるようになった。

それをあしらいながら只管勉強した。

7月、もう何ヶ月もLINEなんて送ってこなかったのにみらいから急に連絡が来た。

夏休み日中学校勉強するよね?

良かったらうちの部室くる?」という内容だった。

彼女美術部の期待の星で、大学も某美大を目指していた。

3年に入ってからは画塾にも通い始めたと聞いた。

彼女には夏休み特別に部室の一角占領する権利顧問からもらったらしい。

私はその誘いにあっさり乗った。

彼女と実質二人だけで過ごせる時間をみすみす手放す訳がなかった。

夏休み、みらいの部活の日はみらいの部室で、それ以外の学校開放日はひたすら教室図書館勉強をする日々が始まった。

部室ではみらいが自分の背丈ほどの大きさのキャンパスにひたすら油性絵の具を塗りたくっていた。

正直油性絵の具の匂いは苦手だったが、みらいと同じ空間にいる方が大切なので我慢した。

他愛のない話をしながら、彼女は絵を、私は過去問をそれぞれ仕上げていった。

そんな夏が終わると、また連絡を取る回数が減った。

それもそのはず、彼女は推薦と一般美大受験するため、画塾に通うだけでなく面接練習なども必要になったからだ。

私はただ勉強していった。

この頃には志望校偏差値を大幅に上回る成績を取れるようになってきた。

冬がやってきた。

去年のクリスマス彼女と一緒に過ごしたのに今年はひとりだ。

そんなことを思いながら夜食で出されたホールケーキの残りを頬張りながら勉強していると突然LINE電話がかかってきた。

みらいだ。

素早くスマホに手を伸ばし電話に出た。

「ねえ、受験終わったら卒業旅行行こうよ。

修学旅行でまわったとこ、また二人で全部回ろう」

みらいは電話越しにそう言った。

私が

「うん、絶対行こう。約束

と言うと

「うん。約束。」という言葉最後電話が切れた。

突然そんな提案をしてきたのには驚いたが、その約束は私を鼓舞した。

そして迎えた共通テスト

かつて無い手応えを感じた。

自己採点をするとこれまで取ったことのないほどの高得点だった。

私は私大1本だったか2月受験は終わった。

みらいは家の都合で国公立しか受けられないと言っていたか3月にならないと結果は出ない。

祈るような気持ち2月を過ごした。

3月の頭、卒業式があった。

式が終わってもみらいの元へ向かった

「◯◯、待ってた」

そう彼女は言った。

写真撮りたい」

そう言うと彼女は私にカメラを向けてきた。

自分顔面に自信が無い私はせっかくだから二人で映ろうよと言って彼女スマホを借りてツーショを撮った。

その後は卒アル落書きをし合って別れた。

案外あっさりした別れだった。

そのときはそれでいいと思っていた。

だって卒業旅行に行こうと彼女は言ったから。

その日、LINE彼女スマホで撮った写真が送られてきたのを最後彼女からLINEが送られてくることは無かった。

みらいは志望校合格したら連絡すると言っていた。

彼女志望校合格発表日が過ぎても連絡が来なかったので、私はある決意をした。

整形をする決意を。

幼い頃から親に「醜い顔で産んだから形代は出すよ。ただし、高校卒業したらね」と言われていた。

今こそその時だと思い、すぐカウンセリングの予約をし、施術プランと日程も決まった。

私の思い一重は施術とダウンタイムを経て左右差のない整った二重になった。

大学が始まってからもみらいから連絡が来ることは無かった。

私は私で上京したので新しい暮らしと新しい環境に慣れるので精一杯でみらいに連絡している時間もなかった。

二重になってから人生難易度体感20レペル下がった。

大学同級生とはすぐに仲良くなれた。

それこそみらいが高校時代同級生から言われていたように

かわいい」なんて言われるようにもなった。

高校時代までの私からしたら信じられないほど環境が変わった。

やっぱり美は正義だなと感じた。

前期は友達遊んだテストレポートと格闘している間に過ぎ去っていった

夏休みも終わりに差し掛かった頃、ふとみらいのことを思い出した。

そして私からLINEを送った。

時間後、数日後、数週間後。

待てども待てども返信が来ない。

それどころか未読無視をされている。

プロフィール画像などは変更されているかLINEを見ていない訳では無いだろうに。

つの間にか私は彼女LINE確認しなくなっていった。

しかし私は今でもふとした瞬間にかつての彼女を思い出してしまう。

例えば鏡で自分の顔を見るとき

いつだっただろうか。

私とみらいはあの時担任が言ったように本当に瓜二つだと初めて気付いたのは。

卒業式の後、送られてきた彼女と一緒に写った写真をまじまじと見てみると

私と彼女は鼻の高さ、形、口の大きさ、頭蓋の形が本当によく似ていた。

そう、違っていたのは目だけだった。

私が二重に整形したことで、私の目はぱっちりと開くようになり、彼女の瞳の形そのものになっていた。

今の私と彼女双子のようにそっくりなのだろう。

今の彼女はどんな顔をしているのだろう。きっと美しさが増しているだろう。

そんなことを、私は鏡で自分の顔を見ると考えてしまう。

・・・

今日見た夢は

みらいと数年越しに会って食事なんかしながら

近況や今までのこと、あの時はお互いをどう思っていたかについて話し合う夢だった。

美しいのは相変わらずだなぁなんて彼女を見つめていると、

「◯◯、整形したの?良いじゃん似合ってるよ」なんて言ってきた。

本当に彼女らしいなんて思っているとアラームの音で現実に引き戻された。

起きて夢かぁと思いながら十数ヶ月ぶりに彼女LINEを開いたがやはり既読はついていない。

午後、用事を済ませて家に帰って来ると既読がつくはずないのになんとなくまたみらいのLINEを開きたくなった。

その衝動のまま、トーク画面を開き、自分の送ったメッセージを目で追う

「みらい!最近どう?元気?」

見慣れたそのメッセージの上に目を向けると、そこにはそのメッセージを送った日付が表示されていた。

それを見て息を呑んだ。

そこに表示されていたのは

「1年前の今日の日付」だった。

こんなに都合のいいタイミングで夢に出てくるほど彼女の幻影をいつまでもいかけている自分が心底恐ろしい。

という話。

anond:20230911085315

中国韓国では日本よりもさら儒教思想が強い分

今の若者は抑圧からの反儒教思想特に強い。

 

韓国では儒教ボーイ・ガールという

「慎み深くて清楚さを求める古いタイプの男・女」という言葉流行するくらい

服装なんか自由でいいじゃん、自分さらけ出しこって思想若者の間で広まってる。

最近一番話題になった例で言えばDJ SODAがそれ。

 

日本アメリカ占領下で儒教思想が弱まって

女も好きな格好していいじゃんって思想ちょっとずつ認められた結果、

清楚→ビッチみたいな振れ幅にならなかった

2023-09-10

 

  1. ウクライナ領土を諦めて停戦
  2. パリ五輪までにロシア占領地を再開発
  3. ウクライナパリ五輪ボイコットしないことでNATOに加盟
  4. パリ五輪再開発が終わりロシアまた侵攻を始める
  5. 今度はNATOウクライナの元の領土を取り戻す

 

五輪紛争は交互にスケジュールされている説

2023-09-08

SRPGなどゲームミッションは偉そうな指示のほうが好き

SRPGなどゲームミッション命令形で偉そうな指示のほうが好き

マジでミッションで感じで好き。あっさりした記載よりワクワクする。

あと勝利条件と敗北条件を一緒に記載されているほうが好き。

勝利条件

中央コントロールセンター占領

後退してくる友軍を護衛

・敗北条

一定時間内に中央コントロールセンター占領できない

友軍の損害が12人を超える

これよりも

制限時間内に中央コントロールセン

ターを占領、その後後退してくる友軍

を護衛【せよ】。ただし友軍の損害は

12人以下に【すること】。

こういう書き方のほうが好き。

海外英語RTSなどで任務自分で訳してみると

なんとかを行う、などになってしまうことがあって・・。

英語だと軍隊命令調の表現ってあるのかな。

「must」を入れるとか?

2023-09-02

anond:20230902143522

しかもこれってほぼ、日本人女性外国人男性の組み合わせの時にしか湧かないんだよね

日本人男性外国人女性結婚に際して、「同じ人種の異性に相手にされない負け組からだ」なんて誹謗中傷はまず湧かない

全然湧くでしょ…

フィリピン人結婚した、タイ人結婚した、みたいな誹謗中傷めっちゃ見て来たけど

お前の視界どうなってんだよ

そもそも日本での国際結婚って圧倒的に日本男と外国女なんだよ

普通にしてりゃあ遭遇するのは日本男と外国カップルの方が多いか誹謗中傷だってそうなる

お前の視界がそもそも日本女と外国人男性結婚しかとらえてない可能性が高い

というより日本男の知り合いが極度に少ないんじゃね? 

  

  

結局、自国女性勝手自分達の自分達の所有物であるかように思い込んで、外国の男に取られたのが面白くないんでしょ

こういう男どもが占領下のアメリカ軍による日本人女性に対するレイプ話題にしたところで全く説得力がない

お前みたいな視界の歪んだ人間社会を論じても全く説得力意味もないんだよ

あとお前みたいな論法なら「男は女を守れ」みたいな価値観も厳しく非難してくれ

俺は元からそういう価値観ないけどそういう価値観で男を非難してくるアホが女にもめっちゃおるやん

 

お前の視界は歪んでるけど価値観自体は俺とお前は近いわ

結婚は好きにすりゃいいし、日本の女がレイプされてても日本の男の問題ではない

 

それって別に女性人権自己決定権を重んじている訳でも何でもないか

そいつらが当時生きていたらアメリカ軍人と合意恋愛結婚をした女性達の事も同じように叩いていただろう事が目に見えている

それはパンパンと言って別の問題じゃねーか?

裕福で社会階層の高い外国人男性結婚した女は勝ち組扱いじゃん

女もそういう女のことをは露骨に羨望してね?

 

ほんと気持ち悪いなーって思うよ

人間はみんな気持ち悪いよ

お前も俺も

ただ自分気持ち悪い存在じゃないと勘違いしてるだけお前のキモ度の方が上だな

そんくらいだよ

外国人との恋愛結婚をした人に対する、「同じ人種の異性に相手にされない負け組からだ」

という理屈が本当に不思議

別に恋愛結婚をするのに同じ人種第一候補にする必要なくない?言葉問題はあるにせよ、それって人種関係ないよね?

しかもこれってほぼ、日本人女性外国人男性の組み合わせの時にしか湧かないんだよね

日本人男性外国人女性結婚に際して、「同じ人種の異性に相手にされない負け組からだ」なんて誹謗中傷はまず湧かない

結局、自国女性勝手自分達の自分達の所有物であるかように思い込んで、外国の男に取られたのが面白くないんでしょ

こういう男どもが占領下のアメリカ軍による日本人女性に対するレイプ話題にしたところで全く説得力がない

それって別に女性人権自己決定権を重んじている訳でも何でもないか

そいつらが当時生きていたらアメリカ軍人と合意恋愛結婚をした女性達の事も同じように叩いていただろう事が目に見えている

ほんと気持ち悪いなーって思うよ

商談とかぜんぜん筋肉労働じゃないから、女性進出してもいいはずなのに、わりと男性占領してる

あん接待やこんな接待を受けれる利権があるんかなあ

anond:20230902103731

1946年とか1953年話題で「命が危険に晒された」とか言われましても。

これはむしろ祖国を守るための命懸けの戦いの必要がなくなって、愛する家族のために戦った兵士たちが帰国して穏やかな日常に戻る中で、敢えて占領地勤務を選ぶ輩の話よ。

anond:20230731030542

中村病院事件についての増田があったので調べてみたよ

https://altairposeidon.hatenablog.com/entry/2007/06/01/221511

https://altairposeidon.hatenablog.com/entry/2007/06/01/223323

 これによるとソース

”SAPIO,4/11号の「封印されていた占領下の米兵日本人婦女子陵辱事件ファイル」で、ジャーナリスト水間政憲氏の記事である。”

http://blog.livedoor.jp/nanka_youkai/archives/6835240.html

 これによるとソースは『黒い春』(五島勉

https://www.amazon.co.jp/dp/B000J6LL0I

 そしてこれによると

”「続 日本貞操」蒼樹社 1953年(昭28) の復刻版です。”

https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000903727-00

https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I000000903727-00

 国会図書館オンラインで読めるので興味がある方はどうぞ

「銃後の妻」の浮気について

占領米軍の性暴力に触れた増田に影響されて「帝国日本戦時暴力京都大学,2013)」という論文斜め読みし始めたんだけど、第1章のテーマが、いわゆる「銃後の妻」の浮気についての話でそっちが面白くなってしまった。そもそも、出征した兵士自分奥さん浮気してんじゃねーかと気になって仕方なかったみたいで、前線から実家近辺の警察かに問い合わせる奴が相次いだらしくてまあ悲喜劇なんだけど、「このままじゃ兵士士気ヤバい!」てことで、全国で警察が極秘に、予防のための講習会を開いて妻らを組織化したり、名簿作って「浮気してないか監視をしたり周辺に聞き込みしたり、妊娠したら本当に旦那の子調査したり……と、隣近所、地元、妻同士、警察と何重にも監視の目を行き届かせたらしい。その上、いざ実際に浮気が起きたら兵士本人には知らせず、かといって姦通罪は親告罪であるため、間男を「住居不法侵入」という名目処罰していた(たとえ妻が了承しても「戸長」たる夫の許可がない住居の立ち入りは不法侵入にあたるという理屈らしい)とか、いろいろ苦労して浮気を防ごうとしたらしい。ああ、「銃後の妻の貞操」つーのは、こうやって国家必死こいて作り出した神話だったのかー……という奇妙な納得と言うか感心というかが得られて、なかなか有益だった。

いや、なんか当時を扱った小説とかでも、戦時中の出征兵士奥さんてなんか妙に貞淑に描かれてるイメージあるじゃん? で、それが「戦前道徳教育」のおかげ(逆に言えば”戦後風俗の乱れ”)みたいなこっちの勝手思い込みがあったんだけど、そんなの思いこみだよ、と頭を小突かれた気分で、やっぱそういう”美しい”話というのは大体神話に過ぎないということを再確認させられたのだった。

なお、実際のところは、そうやって警察取締りしてさえも、結構な数のかーちゃん浮気したらしい。まあ、生命危険のある状況に若い男女がおかれたらそらそうなるやろ、って感じで浮世の道理である。下は内務省資料引用上記論文から

適当訳(引用者による))

浮気する奥さんへの対応について

出征兵士奥さん浮気する奴がいていろいろヤバいので、こっそり呼び出して注意したり間男を転勤させたりとかヤバい処置したけど、その件数が全国でもうヤバい

(原文)

不義の悪評ある留守宅に対する措置

応召者妻にして留守中素行不良にして風評に上る者ありて一般家族への影響及出征者の士気等も顧慮し適切なる方策を講ずる要あるもの時に発生する状況にあり、因つて之に対し隠密の間に説諭を加へ、或は姦夫の雇傭主と懇談を為し之を他に転ぜしむる等の方法を講じて遺家族及び出征者の名誉保持に善処したる事例は瀧川警察署管下其の他に於て相当数に上り居れり。(内務省警保局,1939)

まあ、実にグロテスクな話である。とーちゃん兵士に送り出して浮気するかーちゃんグロテスクなんではない。間男でも、それを取り締まる警察でもない。ただ、それらを含んだ戦時風景が全体としてグロテスクしか言いようがないんである戦争を美しいというのは、よほど頭のネジがぶっ飛んでいるか、それともメディアに手もなく踊らされている奴だけだ。

戦争という巨大な暴力人間世界に生み出す風景は、常にグロテスクなのだから僕は戦争が嫌いだ。

anond:20230731030542

検証 ナチスは「良いこと」もしたのか』を読んでの感想・疑問

検証 ナチスは「良いこと」もしたのか』を読んだ。ナチスの行った行為についての<事実>や<解釈>については自分が誤解していたこともいくつかあり、とても面白く読めた。一方で、著者らの<意見>は、タイトルの問いに対する十分な回答ではないというのが正直な感想である

検証 ナチスは「良いこと」もしたのか』というタイトルを読んで私がまず考えたことは、著者らは「良いこと」をどう定義しているのだろうかということである

事象Aは善い」と判断するためには

事象AはXである事実および解釈

②Xは善い(価値判断

③したがって事象Aは善い(意見

三段論法を経る必要がある。

①については著者らの言う通りナチス実施した行為について歴史学方法事実とその解釈検討することは重要であろうし、素人の考えが誤っていることは多々あるだろうこともよく理解できる。素人の私が専門家の整理に対してとやかく言うつもりは(あんまり)ない。

一方で、②については、"「~であるから「~べき」は導かれない"というヒューム法則が端的に表すように、事実解釈とは独立した善悪についての価値判断である。①についてお互い同意していたとしても、②が異なれば善悪意見真逆になることは十分あり得る。

もちろん、何を善いとするかは自由に決められるわけではない。「ナチスは良いこともした。なぜなら ②ナチスのしたことは善い からである。」という主張は(そう言うのは自由だが)多くの人を説得できないだろう。

そこで普遍可能性という基準が出てくる。普遍とは簡単に言えば、固有名詞を含まない、という意味合いである。例えば、「金を返さないのは悪いことだ」という価値判断採用するのであれば、誰であろうと金を返さない人は悪人である判断しなければならない。

あなたが私に金を返さないことは悪いことだ」とするならば、「私があなたに金を返さないこともまた悪いことである」としなければならない。ナチス行為を何らかの理由で善い/悪いこととするならば、他の〇〇国がした同じようなことについても、別扱いをする普遍的な理由を挙げなければ、同様に善い/悪いこととしなければならない。

ナチス政策Aが良くないことならば、同様(に見える)〇〇国の政策Bも良くないことですよね?という問いはWhataboutism論法ではなく、価値判断普遍可能性についての確認である。同様に良くないことだと言うならそれでいいし、違うならその理由説明すればいい。

検証 ナチスは「良いこと」もしたのか』は歴史学の本であり倫理学の本ではないから、ナチス政策についての事実解釈説明がメインなのは当然であるしかしながら、「良いこと」もしたのかというタイトルにするならば、著者らの価値判断普遍可能であるかについてもある程度の紙幅を割くべきだったろう。

さて、本では素人が考えがちなXとして、A:オリジナル政策、B:目的が善い政策、C:結果が良い政策 の3つを挙げ、「素人考えでは政策AはXに見えるが歴史学手法解釈するとAはXではない。よってナチスは良いことをしていない。」とする方式説明が進む。

A:オリジナルは善い について。

まず、著者らがオリジナル定義をかなり狭いものとしているのが気になる。まったくのゼロから何かを考え出すこと以外にもオリジナルさを見出すことは特段おかしな考えではないはずだ。

私はメーカー勤務の研究者であるニーズ先行の商品開発は、(i)市場調査部が計画を立て、(ii)R&Dがラボ試験をして、(iii)工場大量生産化するという流れで進む。ここで、市場調査計画したことをただ実験して、ただ大量生産しただけなので、研究者工場技術者オリジナルなことはしていないと言われたら、ちょっと待てよとなる。

また、実はコピー製品安定的製造するのはかなり難しい。同じ会社の別工場品質がぜんぜん違うことは珍しくないし、他社製品コピーするのに数年以上かかることも珍しくない。

私は政策計画・実行したことはないが、計画を実際の法案として成立させることや他国制度法律文化経済も違う自国で同じように実施することには何らかのオリジナリティ必要であろうことは想像できる。

これについては、著者らも書いている通り、オリジナルであることと良いことは何も関係がない(もちろん、オリジナルでないからといって良くないとも言えない)ことを説明するのが適切だったのではないか

「確かに狭い意味ではオリジナルでないことは同意する。しかし広い意味ではオリジナルであったし、A:オリジナルは善い という価値判断の元、ナチスは良いこともしたという意見は変わらない」と言われるだけのように思う。

B:目的が善い政策は善い について。

著者らはナチス政策の真の目的戦争のための「民族共同体」の構築であるとして、それは良くない目的である価値判断をする。これは(i)戦争のためという目的は良くない、(ii)「民族共同体の構築」という目的は良くない という2つに分解できる。

(i)戦争のためという目的が良くないとすると、例えば福祉政策戦争のために発達したことは多くの指摘があるが、福祉政策は良くないことと言えるのかという疑問がでてくる。またインターネットロケットなど戦争のために生まれ発展した技術は良くないことと言えるのかという疑問もでてくる。

先に書いた通り、これらを良くないとするなら(同意を得られるかは別として)普遍可能性についてはクリアしている。しかし、これらを良いとするならば説明必要だろう。

また(ii)「民族共同体」の構築が良くないとすると、例えば「国家共同体」の構築のために移民特に既存国民にとって良くない影響を及ぼす可能性が高い移民)を排除することは良くないことなのかという疑問がでてくる。

私はリバタリアンとして個人自由尊重する立場から国家移民制限することは良くないことだと考えるが、日本はもちろんヨーロッパアメリカの現状を見るに、世界全体で受け入れる人は少ないと思われる。

民族共同体」の構築という目的問題ないが、その方法としての搾取・断種・敵対者排除問題であるという主張も考えられる。私もそれらの方法について全く支持しない。

しかし、目的問題ないとするならば、②目的が善い政策は善い の反論としては不適である

また、占領地・植民地から搾取障害者の断種、反政府思想弾圧などは同時期の他の国でもあったことであり、それらと比べてナチス政策はと同程度に悪いのか、それともより悪いと言えるのかという疑問もでてくる。

C:結果が善い政策は善い について

先に書いた通り、①事実解釈について素人の私が専門家の整理に対してとやかく言うつもりは(あんまり)ないが、気になる点をいくつか挙げる。

(i)失業者600万人に対して雇用創出政策では50万人程度であるから効果限定的というのは乗数効果を全く考慮にしていない。私個人としては政府雇用創出政策効果懐疑的ではあるが、ケインジアンはこの<解釈>に文句があるだろう。

(ii)「膨張する国家支出と巨額の負債国家財政を圧迫し、やがて財政破綻の危機インフレ圧力に直面することになった」について、例えば日本社会保障政策も同様という論者は多いが、良くない政策だと言えるか?(なお、私は良くない政策だと考える)

(iii)「「軍備の奇跡」なるものも結局のところ戦争の集結を引き延ばし、多数の人命を犠牲にするだけに終わった」は枢軸国側が負けることを知っている前提の意見ではないか。(現在はともかく)露宇戦争開始当初はウクライナが人命の犠牲を避けて早く降伏すべきという意見はそれなりの数あり、またそれに対する批判も多くあった。

(iv)例えば医療分野の発展はその大部分を動物搾取を前提としているが、動物愛護思想の人が「医療は"何も"良いことをしていない」と主張することを認めるか?もし動物愛護思想を認めた上で医療分野は「良いこと」もしたと言うならその理由はなにか。

(v)タバコについて、一方では「最終的には自己責任であった」と強制がなかったことを問題としているが、もう一方では特に女性について「家父長的干渉主義」という強制があったことを問題としている。これはダブルスタンダードではないか

ナチス政策行為の"総和"として大きくマイナスであることは多くの人が認めるだろう。

しかし、"個々が全て"マイナスであったというのはかなり強い主張になる。

ナチスは「私たちはこうあってはならない」という「絶対悪」であり、そのことを相互確認し合うことが社会の「歯止め」として機能している」ことが正しいとしても、それは"総和"で達成できるのではないだろうか。

2023-09-01

夫がセルフネグレクト気味

うちの夫は、夕食後、スマホゲームしながらダラダラ晩酌して午前1時過ぎにダイニングのソファ寝落ちする生活をほぼ毎日している。

寝る前に歯を磨かないので、夫は40代だが歯はボロボロ

酒の飲み過ぎだと思うが、毎朝1時間トイレに篭っている。私や子供トイレ占領され非常に迷惑している。夫の肝臓は腐っていると思う。

夫は会社福利厚生で毎年、人間ドックを受けており肝機能の項目で再検査の指摘を受けているにも関わらず、放置している。

普段ソファで寝ているせいか頚椎を痛め、そのせいか片腕が常に痛いらしいが、面倒くさがって病院受診せず、市販の痛み止めで耐えている。ソファで寝るのをやめろと思う。

こんな感じなので夫は早死にするんだろうなーと思うけど、私の言うことは聞かないし、どうしようもない。

性格は良いので離婚する気はない。

2023-08-31

anond:20230830153308

ヤバいと思うよ。

生活必要ものの値段がどんどん上がっていて、たっぷり外貨を稼げる手段自動車くらいしかいか一億総貧乏一直線。スマホワクチン海外会社東電ALPSも莫大なお金フランス会社に流れてる。それがスマホ代、税金電気代の形で家計に降りかかってくる。羽振りが良いのは外資の手先になった人やら、外貨を稼げる業界とかその辺でしょう。経済的占領された時代にありつつあるね。選択の自由がないわけだから進駐軍界隈の商売って儲かるんだよな。ペド芸能事務所もそれで成り上がったし。恐ろしいわ。

それと、高齢化ってある年に突然高齢者が増えるわけじゃない。2010-2020年代20-45歳の人口が激減している。ITなんて歳をとったら最前線では使えないわけで、現場中年化とパイの減少による新卒の質の低下が同時に発生していて、今後益々加速する。

自分の身は自分で守れるようにしようってことしかないわな。自分野菜を作るとか。とはいえタネフランス会社なのだが。

2023-08-21

元嫁に彼氏ができた

ここを眺め始めて3カ月、初めて投稿する。

題名だけ見ると気持ちいかもしれないが、複雑な感情をどこかに吐き出したくて書こうと思った。

時間があれば読んでほしい。


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離婚して1年半ほど経つ、結婚生活は3年弱。

マッチングアプリで私みたいな理系陰キャに対して優しいと言って好いてくれた、文系陽キャパリピで同い年の元嫁。

お互いダメなところはあったし「理系院卒なのになんでそんなに年収低いの?」と聞いてきたときは凹んだけど、それでも一緒に居て楽しかった。

何よりも自分に見合わないくら美人で、笑顔が素敵だった。


元嫁は田舎出身で、彼女の母の影響もあり都会や都会ので優雅暮らしへの憧れがとても強かった。

結婚するまでにお互い違うかな、と思うことはありつつも何とか結婚までたどりつき、金はなかったけど元嫁に喜んで欲しくて港区で高級ウェディングも挙げた。

(親のおかげで何とか回避したが、結婚するためにローン審査だすとは思わなかった)

もっと喜んで欲しいと思い転職もした結果、年収1000万をゆうに超えるようになったが、生活犠牲にしてしまった。


お金がある程度の事を解決してくれると思ったが、結婚するまで~仕事多忙期にできた溝はそう簡単に埋まらず、仕事で余裕がなくなった自分には元嫁を愛する気力も残っていなかった。

自分が都会に対する憧れがなく彼女の考えが理解ができなかったり、そもそも生活リズムだったり考え方に差が大きすぎたのもあった。

元嫁は元嫁で、私がいない時間や心の隙を埋めるために、社会人サークルで頻繁に活動するようになっていった。

それでもいつか元嫁を幸せにするためにと辛い仕事に耐えてきたが、そんなことしなくていいから別れたいといわれた。

区役所離婚届けを出しに行って、二人で泣きながら歩いて帰ったのはずっと忘れないだろう。


離婚届を提出して思ったのは、自分の不甲斐なさはもちろんだが、それ以上に彼女大事な時間を奪ってしまたことだ。

年齢も30を過ぎ、子供が欲しいと言っていた彼女大事な時間を数年を私が占領してしまった。

そんなことを、私はずっと気にしていた。

別れ際も「もう決心はついたから、早く次のいい人を探してほしい」と本心から伝えてしまった。


昨日、久しぶりにFacebookを開いたら、元嫁が時間制限投稿?をしているのがたまたま目に入ってしまった。

見なければいいものの、ある思いが過り開いてしまった、案の定だった。

顔は写っていなかったが、私とは違いパーマをかけたオシャレそうな雰囲気男性と写っていた。


明るくて美人だったので大丈夫だろうとは思っていたものの35近くでバツ1、そんな女性が次の婚活市場にでるのは困難だろう。

でも、無事いい人を見つけてくれたみたいだ。

見た瞬間は食べていた唐揚げの味がなくなった、ちょっとしたら濃いめの味付けとほんのり効いた酢が鼻を抜けていた。


元嫁がいたおかげで、もさい理系男子を抜け出して女性と話すことへの抵抗がなくなり、男として魅力的で居ようという心構えを持つことができた。

この点に関しては、本当に感謝してもしきれないくらいだ。

そんな元嫁はアラサーの貴重な時間を私みたいなダメ男に捧げてくれたが、私は彼女に対して何かしてあげられただろうか。

こんな思考自体自己満しかないが、何にもしてやれなかったんじゃないかと今でも思う。


私は相変わらず仕事に追われていて、一時期より落ち着いたが、結婚に対して全然前向きにはなれない。

元嫁が前向きに自分幸せを追いかけてくれている姿を見て、なんとも言えない複雑な感情だが、おめでとうと素直に思ったのと同時に、心にあった何かが落ちた気もした。  


今日日課筋トレをサボって、パチ屋に寄って、家で珍しくビールを飲んでいる。

やっぱり一人で飲む酒はやっぱりそんなに美味しいとは思えない。

めちゃくちゃ喧嘩はしたけど、二人で探して二人で飲んだ安いワインの方がよっぽどおいしかったなぁと思う。


二人で住んでいた時より高い家賃の家に住んで、毎日外食、好きなもの買って何不自由ない生活をしているが、私は幸せにはなれないなと思った。

2023-08-16

主語を入れる。

アメリカ原爆落とした。

アメリカ空襲した。

アメリカ日本人をたくさん殺して占領した。

追悼文にはっきりと主語を入れた方がいいんじゃない

『安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから』とか誰が誰に言っているのか?

石碑を見て想う訳です。

日本がおっぱじめた戦争と言われてもね。

2023-08-15

anond:20230815150621

占領受入れが決まったのが8月15日なんだっけ

でもどうせ一時的だし我慢しろということで、玉音放送の「耐えがたきを耐え」なんだろうな

昭和天皇策士(軍閥へのメッセージからね)

停戦交渉を認めなかった連合軍も強引だし、決まってたでしょ

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