ここを眺め始めて3カ月、初めて投稿する。
題名だけ見ると気持ち悪いかもしれないが、複雑な感情をどこかに吐き出したくて書こうと思った。
時間があれば読んでほしい。
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マッチングアプリで私みたいな理系陰キャに対して優しいと言って好いてくれた、文系陽キャパリピで同い年の元嫁。
お互いダメなところはあったし「理系院卒なのになんでそんなに年収低いの?」と聞いてきたときは凹んだけど、それでも一緒に居て楽しかった。
元嫁は田舎出身で、彼女の母の影響もあり都会や都会ので優雅な暮らしへの憧れがとても強かった。
結婚するまでにお互い違うかな、と思うことはありつつも何とか結婚までたどりつき、金はなかったけど元嫁に喜んで欲しくて港区で高級ウェディングも挙げた。
(親のおかげで何とか回避したが、結婚するためにローン審査だすとは思わなかった)
もっと喜んで欲しいと思い転職もした結果、年収1000万をゆうに超えるようになったが、生活も犠牲にしてしまった。
お金がある程度の事を解決してくれると思ったが、結婚するまで~仕事多忙期にできた溝はそう簡単に埋まらず、仕事で余裕がなくなった自分には元嫁を愛する気力も残っていなかった。
自分が都会に対する憧れがなく彼女の考えが理解ができなかったり、そもそも生活リズムだったり考え方に差が大きすぎたのもあった。
元嫁は元嫁で、私がいない時間や心の隙を埋めるために、社会人サークルで頻繁に活動するようになっていった。
それでもいつか元嫁を幸せにするためにと辛い仕事に耐えてきたが、そんなことしなくていいから別れたいといわれた。
区役所に離婚届けを出しに行って、二人で泣きながら歩いて帰ったのはずっと忘れないだろう。
離婚届を提出して思ったのは、自分の不甲斐なさはもちろんだが、それ以上に彼女の大事な時間を奪ってしまったことだ。
年齢も30を過ぎ、子供が欲しいと言っていた彼女の大事な時間を数年を私が占領してしまった。
そんなことを、私はずっと気にしていた。
別れ際も「もう決心はついたから、早く次のいい人を探してほしい」と本心から伝えてしまった。
昨日、久しぶりにFacebookを開いたら、元嫁が時間制限の投稿?をしているのがたまたま目に入ってしまった。
見なければいいものの、ある思いが過り開いてしまった、案の定だった。
顔は写っていなかったが、私とは違いパーマをかけたオシャレそうな雰囲気の男性と写っていた。
明るくて美人だったので大丈夫だろうとは思っていたものの35近くでバツ1、そんな女性が次の婚活市場にでるのは困難だろう。
でも、無事いい人を見つけてくれたみたいだ。
見た瞬間は食べていた唐揚げの味がなくなった、ちょっとしたら濃いめの味付けとほんのり効いた酢が鼻を抜けていた。
元嫁がいたおかげで、もさい理系男子を抜け出して女性と話すことへの抵抗がなくなり、男として魅力的で居ようという心構えを持つことができた。
そんな元嫁はアラサーの貴重な時間を私みたいなダメ男に捧げてくれたが、私は彼女に対して何かしてあげられただろうか。
こんな思考自体が自己満でしかないが、何にもしてやれなかったんじゃないかと今でも思う。
私は相変わらず仕事に追われていて、一時期より落ち着いたが、結婚に対して全然前向きにはなれない。
元嫁が前向きに自分の幸せを追いかけてくれている姿を見て、なんとも言えない複雑な感情だが、おめでとうと素直に思ったのと同時に、心にあった何かが落ちた気もした。
今日は日課の筋トレをサボって、パチ屋に寄って、家で珍しくビールを飲んでいる。
やっぱり一人で飲む酒はやっぱりそんなに美味しいとは思えない。
めちゃくちゃ喧嘩はしたけど、二人で探して二人で飲んだ安いワインの方がよっぽどおいしかったなぁと思う。
二人で住んでいた時より高い家賃の家に住んで、毎日外食、好きなもの買って何不自由ない生活をしているが、私は幸せにはなれないなと思った。
女の人生ってめっちゃイージーだな
元嫁は彼氏と幸せになり、増田は経験積んでスペックも上がった。何が問題なの?婚活でもして若くて可愛い子見つけなよ。