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2019-10-10

Joker見てきた。

多少のネタバレを含む不満とか物足りなさを書いた。

なんか評判の割に…って感じだった。

面白いなーって思ったのが、

海外地下鉄って治安悪いイメージあるけどお金持ってそうなにーちゃんとか一人客の若いお姉さんとかも使うんだなー」とか「やっぱり銃社会こわいねー」とか、せいぜいそんなもん

えっ…これでおわり…?

これだけなの…?

CABINとかヘレディタリーとかITを観たときよりは全然マシだったけど、でもやっぱり「え、これでおわり?????」感が強かった。

貧困とか将来の無さとか病気とかが引き金で狂っちゃう人も、無差別殺人する人も頻度は低いけど、ニュースで見るでしょ…?

でも別に精神病んだからって、よっしゃ殺るぞー!って全員そうなるわけでもないじゃん…

どっちかって言ったら、まぁ人間追い詰められたらこうなることもあるんじゃない?明日は我が身かもしれないねーみたいな。

まぁ別に現実でもあるかもしれないし、ないかもしれないし、自分が知らないだけであるのかもしれない話って感じで、別に何か驚くほどのことでもないし、別に映画にするほどのストーリーでもなくない…??

犬を飼ってればこんなことには…みたいなツイートもあったのを見終わってから真っ先に思い出したんだけど、凶悪犯って大体手始めに身の回り犬猫虐待して殺すイメージあるから犬いたらかわいそうだな、犬いなくてよかったな、って思った。

大絶賛してる人たちはどういうところがよくて大プッシュしたんだろう?

ツイッターRTされてきた4桁超えの感想をみて、評価良さそうだと思ってたけど、実はそんなに評判良くない…とかってことあるのかな…

感想探してみよう…

私の感性が死んでるのかもしれないし…

とはいえ映画自体には、悪役に人間らしい苦悩とかを与えてはいけない決まりとかあるのかなーヒーロー物だし。って思って納得してる。

まらない映画だったとまでは思わないし。

ほどよくまとめてありますね、って感じ。

多分、もっとドロドロした人間の苦悩とか懊悩とか悲壮感とか、見終わった後に吐き気のしそうなタイプの暗い映画を求めてた。

そういう意味だと、クリスチャン・ベールバットマンシリーズの方が求めてたものに当てはまるかもしれない…

いま、めちゃくちゃ物足りない気持ち

おすすめのそういう映画あったら教えてほしいです。

愚行録が好きなので口直しに見ます

ダンサーインザダークとかも自分的には求めてるタイプ映画です。

ミッドソマーは気になってるので見てみる予定です。

[]2019年10月9日水曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
009915446156.039
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1日285425091587.939

本日の急増単語 ()内の数字単語が含まれ記事

ストV(6), ビスマルク(4), JOKER(4), パーミッション(3), 220万円(3), 貨幣価値(4), ワークシェアリング(4), 出前館(3), ジョーカー(57), 出雲大社(3), ubereats(3), 台風(24), 配達(10), 受賞(7), 福島(8), 出生率(9), 子供部屋(14), 貧乏(36), 飛ぶ(9), 不自由(19), ヒーロー(11), 展示(10), 芸術(14), ギャル(18), 民主党(12), アート(8), 少子化(17), アスペ(15), 文脈(17), 出産(24), 人口(23), ヘイト(15), ハードル(12), 罵倒(13), そうそう(10)

頻出トラックバック先 ()内の数字は被トラックバック件数

■1年で離婚した /20191008225958(36), ■ 「被爆最高!放射能最高!」はヘイトではない。 /20191009091749(30), ■いちいち気になる英単語誤用 /20191008225437(18), ■「カメラを止めるな」って何故あんなに人気出たの? /20191009114445(13), ■世界バットマンよりジョーカーを求めてるんですかね? /20191009025332(13), ■UberEatsで1ヶ月働いたので配達員の立場から見た良い点と悪い点を書いて /20191008185049(13), ■「女版ジョーカーが欲しい」と言い出すフェミたち /20191009015740(11), ■オタク女が婚活愚痴を書く /20191009151407(9), ■お風呂おしっこしてるのを嫁に見られた /20191008231025(8), ■日本同調圧力から子供を逃す方法 /20191009120706(7), ■腐女子ってなんであんなに金あるの? /20191008124611(7), ■増田オフ会開催しろよ /20191009185014(7), ■政権交代とかしなくていいだろ /20191009221951(7), ■女からジョーカーが生まれない理由 /20191009204231(6), ■ /20191008105703(6), ■なぜ大根カレーに入れてもらえないのか /20191008143012(6), (タイトル不明) /20191009172316(6), ■海原雄山「では、教えてくれ。パンティーの”ティー”とは何のことだ」 /20191009162355(6), ■埼玉教採の結果が出た 筆記試験なんてなかった /20191009144845(6), ■ラブホの割引券 /20191009234226(5), ■ /20191008195335(5), ■同担拒否自己投影というフルコンボ女子愚痴マナーの話 /20191008210954(5), ■ /20191008221153(5), ■怒るのつかれた /20191009000449(5), ■父から受けた性的行為について10年後に父本人に伝えた /20191009020220(5), ■「トイレ行ってきます!」が言えない新入社員。 /20191009114708(5), ■男のプライドってなんなんだろな /20191009120421(5), ■男向けサービスって何でこんな少ないんだろう? /20191009135825(5), ■妻が妊娠。夫である増田禁酒すべき? /20191009145658(5), ■スパゲッティパスタ /20191009180317(5), ■anond20191009015740 /20191009191623(5), ■君がそう言われて怒るのは、それが事実からでしょ? /20191009192225(5), ■もやしです。 /20191009193611(5), ■ゴキブリって名前がよくない /20191009223652(5)

増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

6675314(4069)

2019-10-09

anond:20191009194626

女向けのなろう小説なんか

華やかな世界に転生してそこの権力者に愛されて困っちゃうわー!カーッ!みたいな話ばっかりじゃん

たまにはヒーロー貧乏庶民でも出せよ

anond:20191009094831

エンドゲーム最後の方、生命平等のためじゃなくてヒーロー殺すの楽しい!!みたいになってたのが許せなかったよ彼は

DCコミックス/マーベルコミックキャラクターの初登場年表

映画テレビドラマに登場するキャラを中心に。

太字は単独映画の主役になっているキャラ

()はヒーローチーム。

初登場DCコミックスマーベルコミック
1938スーパーマン
1939バットマン
1940フラッシュ
グリーンランタン
シャザム
キャットウーマン
ジョーカー
1941ワンダーウーマン
アクアマン
グリーンアロー
キャプテン・アメリカ
1942
1943
1944
1945
1946
1947ブラックキャナリー
1948
1949
1950
1951
1952
1953
1954
1955
1956
1957
1958
1959(スーサイド・スクワッド)
スーパーガール
1960(ジャスティス・リーグ)グルート
1961(ファンタスティック・フォー)
1962スパイダーマン
ハルク
ソー
アントマン
1963(アベンジャーズ)
(X-メン)
アイアンマン
ドクター・ストレンジ
ワスプ
1964デアデビル
ホークアイ
ブラックウィドウ
スカーレットウィッチ
クイックシルバー
1965
1966ブラックパンサー
1967キャプテン・マーベル
1968
1969
1970
1971
1972ゴーストライダー
ルーク・ケイジ
1973ブレイド
ドラック
1974ウルヴァリン
パニッシャー
アイアンフィスト
1975ストーム
モーラ
1976スターロード
ロケットラクーン
1977
1978ミスティーク
1979ウォーマシン
1980サイボーグ
1981
1982
1983
1984ヴェノム
1985
1986(ウォッチメン)
1987
1988
1989ハントレス
1990ケーブル
1991デッドプール
1992レニー・モントーヤ
1993ハーレイ・クイン
1994
1995
1996(バーズ・オブ・プレイ)
1997
1998(ビッグヒーローシックス)
1999
2000
2001ジェシカジョーンズ
2002
2003
2004
2005
2006バットウーマン
2007
2008(ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー)
2009

ウォッチメン便宜上チームとして扱っています

anond:20191009013351

アメコミなんて何十年もかけて同じキャラを描いてるんだから

ジョーカーもハーレイ統一された性格があるわけじゃないし

ヴィランヒーローっぽい振る舞いをするのもよくあることだよ。

悪役映画面白さ、悪役の動機って、どこまでも続く平原を駆け回ってそのまま餓死するか崖から落ちて死んでしまってもいいみたいな破滅願望にも似た政治的正しくなさがあるはず

これはあなたがそう思ってるだけですよね。

anond:20191009013351

ハーレイに至っては「アジア系女性記者」って言うバリバリの女闘士が監督からな...

より酷い事になりそうだ。

つーか、最近ヒーローものはそういう説教とか評論家受けとか多すぎ。

「女は強い(物理)」のキャプテンマーベルワンダーウーマンとか(特に前者は酷い出来)

エンドゲーム唐突に入ったフェミアベンジャーズのシーンも酷かった。

準主役ですらない連中に長尺割くくらいなら、もっと時間割くべきキャラクターいるだろっての。

「女は強い」とかフェミとかやりたいなら、自分らの新規IPを立ち上げて天下を獲ればいい。

既存の人気カルチャー寄生するんじゃなくて。

anond:20191009025332

目の前に示された少ない選択肢以外について考えない視野の狭さは日本人の弱点だね。

大人の言うとおりにすることばかりが是とされる義務教育の敗北かもしれない。

その二人を比べたら増田の言うとおりかもしれないが、

そもそもバットマン自体ヒーローとしてはかなり変人というかいくつかの作品では狂人扱いされてるような奴だし。

本当に求められてるのはアイアンマンとかデッドプールなんじゃない?

2019-10-08

anond:20191008182332

映画JOKERをアメコミ映画勘違いしてると、人生を1/34くらい損するぞ。

映画JOKERには、従来のアメコミ定番ででてくるようなヒーロー超能力魔法も何にもない。

ただひたすら、男や女が殴られ、撃たれ、刺されて死んでゆく。

およそ、美しい肉体美とは無縁な、異形なカラダを持った主人公が苦悩する。

ただそれだけの映画だ。

anond:20191008144219

ジョーカーは人気者になるために嘘ついただけだから貧困あんまかんけーねーな。

最後トチって司会者撃ったかKKOヒーローになってしまったてきな。

anond:20191008143619

そういう設定だからしか

しろ日本治安が驚くほどいいか想像しにくいだけで

銃社会アメリカだとあのくらいじゃないと警察がいればヒーローはいらないってなっちゃうんじゃね?

2019-10-07

BLACK FOX

話の筋は良く、設定も良く、バトルシーンの作画も凄く良かったけどつまらなかった

テンポが悪いんだよな~…無駄に表情を見せるカット風景を見るカットが多かったし、会話もなんか間延びしてるように感じた

内容自体はきちんと行間を読んだ会話で良かったと思うけど

幼少→少女探偵助手の合間を暗転だけで繋ぐのも飽きてしまった

あと少女期は飛ばしてもよかったのでは?大事件は過去回想というかフラッシュバックみたいな感じで見せたほうが良くない?

まあこれは好みか…00の話もあるだろうし

それとアバン?で入るスタッフ名前を残しすぎ。もっと早く消してくれないと目障り

アバンもだけどOPはただただポカンとしていた。あのタイミングOPは寒くないか

演出仮面ライダーと比べるとヒーローものとしては物足りなかったし

あれはもっと他に参照先があるの?

とにかくなんか残念だった…このアニメスタジオではこういう作画ができますよ!という宣材を見せられてる気分になった

オリジナル枠だときみ波以上の作品は今年は出てこないのかなあ

2019-10-06

みんな落ち着いて……なんでバットマン政治の話をしてるの?

―――ジョーカーレビューが吹き荒れすぎていて違和感が凄いです

まず最初にハッキリいいたいんですけど、これバットマンですからね。

あくまでこの作品バットマンにおけるスーパーヴィラン(敵の大ボス)のスピンオフ作品しかなく、結局は単なるヒーローショーなんですよ。

そこを理解しているのか不思議レビューが多すぎる。そういうレビューの方が多いぐらいですね。

―――たとえばこれが「バイキンマン ~その誕生秘密~」って名前だったなら

たとえそのストーリー中「トランプ王国ドナルド大統領キムチ王国のキム・チー将軍喧嘩しました」って話があっても「いやまあ不思議の国のアリスとかその辺がモチーフで、別に政治の話がしたいわけじゃないでしょ」ってスルーされてたと思うんですよ。

いっそ「カバオくんの顔は黒っぽくて、ミミ先生の肌は白いのはなにかの病気なの?」って話をしても、「ま、まあ子供目線で見たらそういう疑問が出てくることもあるし普通センスオブワンダー的なアレで共感をもたせたいって意図やろ」ってこれまたスルーだと思うんですよ。

―――じゃあなんでジョーカーではそれが出来ないのか

多分、日本人アメコミに変な幻想をいだいているんでしょうね。

アメコミなんて結局は仮面ライダーレベルなんですよ。

日本にもいますよね仮面ライダージオウが超すごくて平成集大成天皇が退位したからこんなすごい作品が見れたぜみたいな寝言いってるオタク

それと同じレベルのことでも外人がしてたら何か凄く見えちゃうんですよ、だって多くの日本人英語が分からいから、特にスラングがね。

まりは、アメコミひいては外国文化に対する大きすぎる作品イメージによって、単なるヒーロー映画に対して意識の高い人がいっちょ噛みしてるわけですね。

―――意識を高めて特撮ヒーローについて語る必要は多分ないです

まあ確かに子供を持つ親がプリキュアに対して暴力的だの性善説に無理があるだの言いたくなるのは分かる気がしますよ。

でも実際、そういう発言に対して返ってくるのは多くの場合「あたなが思うほど子供馬鹿ではない」って回答だし、実際それで正解なんですよね。

それで今回のジョーカーってR指定なんですよ。

見るのは「いい年こいてバットマンがんばれーしにきた子供ハートおじさん」なんですね。

逆に意識の高い皆さんからしたら「子供ハートおじさんなんて子供より信用できない!彼らを正しく導く義務ノブレスブリージュなんだ!俺のIQを見せてやる!」ってシチュエーション正義燃えちゃうんですかねー。

でも流石に一度落ち着いて欲しいですね。

はい、私が言いたいのは結局の所、「ちょっと落ち着け」ってだけです。

2019-10-04

anond:20191004172544

ヤンマガマイホームヒーローってマンガ主人公のさえないリーマンの口癖だったけどいつのまにか忘れ去られた設定だよそれは

もう触れてはいけない

2019-09-30

ディズニー最近ポリコレに対する既視感エドゲイン加藤智大

ディズニー作品マレフィセントアナ雪なんかは、「同性の恋愛や、姉妹愛こそが至高」っていうメッセージが込められてるわけだ。

それだけならまだいいんだ。日本漫画アニメだって、そういうシーンは沢山あるし、だからと言って漫画アニメを見た人が、ラディカルな思想に染まることはない。

でもおかしいのは、「異性愛」を敵に置いて、徹底的に嫌悪しているところ。

いや、こういう作品を見て喜ぶのって、「異常者の母親」つまり毒親でしょって思う。

この毒親ってのは結構社会問題だと思っていて、奴らの頭の中はマレフィセントみたいなファンタジー妄想でいっぱいなんだよ。

「親子愛こそが優先されるべきで、異性愛は糞」みたいな。

この作品が一部の趣向に向けたならまだしも、世間はこれを「正しくて素晴らしい価値観」として許容しているわけでしょ?その捉え方はおかしいと思うのよ。

エドゲイン加藤智大母親ってのは、徹底的に異性愛嫌悪してたんだよね。エドゲイン母親は男が嫌いで、自分の子供に対し性器に唾を吐かせたりさせてた。

結果的エドゲインはその性癖の行き場を無くして、他者の死や母親、女になることに対して性的価値見出ししまったわけだよ。

加藤智大も女と仲良くならないよう邪魔をして教育し、結果的に人本来衝動が全て学歴自身コンプレックスに向かってしまった。

何が言いたいかっていうと、「大多数の思想否定することを社会的に正しくするな」ってこと。

俺はヒーロー映画は好きだが、暴力他人ねじ伏せる事を社会的に正しいと思っている世界には住みたくない。

あい映画は、同性愛好きな人毒親的なフェチを持つ少数派の為の映画であるべきであって、あれが正しいとなる社会は、社会犯罪者母親としての性質を持つの同義だ。

2019-09-29

英語民間試験中止派は必ず負ける。

英語民間試験中止を叫ぶ人達は日に日に勢いを増し、正義面を厚くしてるが、必ず負ける。負ける。大負けする。てか、あいつらのせいで、国の大学への介入がもっと強まる。

以下、これまでのおれなりの説明

天下の愚策である英語民間入試政権わがままとして押し付けられる以上、どう着地させるかで、文科省官僚国大協で妥協したのが、国立大学における英語民間試験使用義務化。(その前だと共通テスト廃止民間入試のみに移行の方が問題としては大きく、そこで戦線を止めたいという思いが双方にあったはず。)

全く使用しないと決定したら、どんな報復があるかわからない。個別大学使用しないところが出てきても「それは大学判断だし尊重する」でかばい切れると、双方は判断し、やり過ごす事ができるはずだった。

そして、ボール文科省官僚が持ち、政権とお仲間の民間試験業者と調整することで、換骨奪胎面従腹背して事が済むというストーリーだった。

けど、文科省官僚がお仲間の民間試験側との調整に大失敗。言うこと聞かないし、聞かせられないし、採点事務とか民間癒着バレバレでやるしで大失敗、炎上中。スケジュールが遅れに遅れてるのは文科省無能さだろう。業者が言うこと聞かないなら、金で引っ叩くか、業者の言いなりで突っ走れよ。まわりから非難されて日和るからグダグダになるんだよ!!

で、国大協側は、この政策主導側の東大自分達は叩かれたくないと小早川秀秋。単に東大の五神総長が、まわりの学長からいろんなことで非難されまくったせいで、最後最後ちゃぶ台返ししただけで、自学のことだけしか考えてないよ、あの総長

そして、非常に良心的な教育関係者高校生達による反対運動活性化(この反対運動2017年時点でここまで大きくなってたら通常ルートで引き返せたかもね)。

マスコミ野党もこの民間入試のヤバさというよりもグダグダさに気づき指摘することは始めたが遅すぎる(共産党2019年参議院選挙公約に反対を掲げてるから偉い)。

既にインパール作戦は始まっていて、正常なボトムアップ型の調整や意見具申では収まらない。

反対派は「国大協が入試での使用義務を外す」→「各国立大学使用中止を決定」→「民間入試システム崩壊」させるというルートを考えてるし、理があると思っているが、

国大協が入試での使用義務を外す」→「各国立大学使用中止を決定」→「文科省ら、国立大学には未来のための入試改革を行う意思がないとみなして、入試使用しないところには報復すると宣言」→「今後の入試制度政権が決める」ぐらいはやるという可能性に気づいてない。文科大臣萩生田だぞ、なんでもやるぞ。

大学内の「内ゲバ」を理由に国が個別大学に介入してくるストーリーは、ここ何年間の大学改革議論を見てればわかるはずだが、反対派は、あくま正義を貫けば正義が守ってくれるという考え方に固執しているのでたちが悪い。自分に酔いすぎてる。

文科省官僚からすると、行くも地獄、止めるも地獄国大協側は止めることでの報復が怖いし、今のまま行ったところで骨抜きはできてるのでダメージは少ない。双方は一枚岩ではないけど、それなりにお互いの空気は読めていてプロレスできてるので、ここが総合格闘技化することはないしできないけど、反対派が煽れば煽るほど、ここに分断ができてくることがわかってない。「敵の養分」と指摘される理由である

民間入試の導入を止めたいなら、単に入試の公平公正を求める入試論の話では支持は広がらない。というのは、この問題被害者受験生、約60万人(過去センター試験利用者から)。人口の0.5%の話。2019年参議院選挙得票数からしたら、N国党の比例数より小さい話。

政権を主導する人達からしたら、公平公正とか、入試正当性とか、どうでも良い話。

大学業界権益化」してる入試に、自分達の手を突っ込めたという実績が欲しいから、何が何でも無理やり自分たちの決めたスケジュール通りにやらせるだろう。

から大学文科省官僚試験業者が、どうやってもスケジュール通りにできるわけがないと通常ルートで叫んでも意味はない。

けど、反対派はあくま入試論として反対論陣を張っている。院内集会高校生を持ち出してたが、そんな意見なんて怖くない。「可哀想だね。生まれた年と場所が悪かったね。」で終わってしまう。多分、世のおっちゃんおばちゃん達も「入試にはある程度の不公平はあるだろう。我慢しろ。」というぐらいの認識しかない。

本当に止めたいなら、入試の話じゃなくて、政権ハラスメントなんだ、これは入試だけじゃなくて、政権の横暴を止める戦いなんだと論を拡大してかないと一過性で終わる。文化庁補助金停止デモ共闘するぐらいの発想が必要だが、そんな呼びかけしないよね。あくま入試ワンイシューで戦うつもりである。N国を見て参考にしてるのか。

政権批判につなげることができて、広がりが生まれれば政権日和る可能性はある。萩生田にはスキャンダルがあるから安倍が荻生田を切り、安倍英断という形でのストップはあり得る。

また、経団連に働きかけて、経団連としては入試英語4技能は測る必要はない、高校大学教育がしっかりその方向性を向いているなら良いぐらいのコメントを引き出せば、ブレーキにもなろう。

けど、反対派は国大協前と文科省前で英語民間試験導入廃止デモを行うことに固執する。

ただただ、大学の中と外に不信だけを積み上げて、天下の愚策は実行されるだけである

必ず負ける。それは正義問題ではない。ただただ、英語民間試験中止派は頭が悪いし、ヒーローヒロインポーズを取りたいがためである

2019-09-28

面白がって炎上させるのもうやめない?

匿名性があるからって、その情報が不確かなのにも関わらず自分正義感自己顕示欲承認欲求を満たしたいか正論で数の暴力

イジメと同じだよ。みんなでやれば怖くない

自分加害者意識無いんだよ。

みんな言ってるから簡単ヒーロー気分になれるから、それって勝手だよね。自分の事は棚に上げて自分人生が上手くいってないからって見ず知らずの人に当たるなよ。

自分発言責任持てよ。

これからはどんどんリテラシー大事になってくるからな。

2019-09-24

今世紀で1番のヒーローは誰?

誰が1番なの?

2019-09-20

anond:20190920005329

こちらのぶこめで「フットボール審判の方の解説が聞きたくなった(ラグビーアメフトフットボール区別がつかぬ・・)」というのがあったので、審判じゃないけど補足。

1) そもそもフットボール」とは

足でボールを蹴って、敵陣の奥に仕切られた空間の間にボールを通過させることを目的ゲーム

ラグビーアメフトも元々は「敵陣の端まで侵入する」ことは得点の条件ではなく、得点の獲得権の取得でしかなかった。

敵陣を制しないといけないので、必然的に陣取りゲームの延長であることは、全フットボール共通概念

2) では、「手を使うフットボール」とは

ある日、ラグビー校の学生が「手を使ってもいいんじゃね?」ということで発祥した(ということになってる)のが、ラグビーフットボール

手を使うのはいいけどそうすると足と違ってどちらかが「ボールを保持する」という概念誕生する。一旦保持するとなかなか奪いづらいので、取り敢えず転んだらボールリリースするということにして、タックル後にリリースされたボール殺到する争奪戦が出来て、迫力のあるスポーツに変身。

この段階ではボールは後ろにしか投げられず、前に投げるまたは落とすのは反則(スクラムフリーキックで再開)。ここで「大概はフリーキック選ばない」辺りは、ラグビー審判増田が書いたような「美学」に近いのだろう。

結果として、「前でタックルする選手、後ろに投げるタマを受けて突っ走る選手リリースしたボールを受けて戦術を決める選手」という役割分担もここで発生した(これはアメフトにも引き継がれる)。

一方、キックは前に蹴っても良く、陣地取りまたは変則的な前パス、何れの用途にも使える。

3) でもリリースしても基本そう簡単ボール取られなくね?

というとこでアメフトになる。

リリースを「ダウン」という概念に変更し、そこで毎回スクリメージというスクラムに類した陣形に戻た上で、「ダウン4回で10ヤード前進出来なければボール喪失」というルールが発生した。

これが、「前にボールを手で投げる」という新しい発想に恐ろしく合致した。

毎回スクリメージに戻るから、投げてパス失敗した際に「陣取り」というメリットを打ち消して元の位置に戻させるという罰則が容易に実装出来る(キックは陣取りとゴール獲得に特化)し、セットプレー化によりパス作戦を事前計画することが可能に。むしろ、前にパス投げるためにスクリメージと4ダウンが存在たかのようなとこもある。

結果として攻守は完全かつ整然と分離。その作戦を指揮するクォーターバックという「組織を束ねる司令官」が誕生し、アメリカ式ヒーローバトルの概念に良く合致し、アメリカだけで異常に人気するスポーツ進化した。

4) そもそも陣取りだからって、待ち伏せしても良くね?

という発想からオフサイドをなくして、広いフィールドに散らばった選手が走り、投げ、最後は蹴ってゴールを決めるのがオージールールズ。

投げとキック縦横無尽だけど、普通に投げたらいけないぜ、ということでハンドボールという独自パス手法発明。かつある程度ボール保持を緩くするためにバスケのようなドリブル概念も取り入れた。

と書くと複雑そうだけど、割と組織的に緩いからかルールラグビーアメフトより簡明。とにかく何らかの形で飛ばしルーズボールに集まって奪い合うシンプルな豪快さに特化してる感じ。

5) ラグビーユニオンとラグビーリーグ

詳しくない。

誰か書け。

6) ゲーリックフットボール

たことない。

誰か書け。

2019-09-16

故郷を思い出したので自分語りしてみる。

ふと生まれ育った町の情景を夢で見て、多少思うところがあったので気持ちを書き留めようと思う。

静かな入り江からさな漁船が海の彼方へ消えゆくような、そんな夢だった。

最近よく見かける「田舎で非知識階層に囲まれて育ったけど、地元に馴染めずなんだかんだで都会に出てきて過去ホームタウンを思い返すたびに多少絶望する」という散文的な自分語りであることを先に断っておく。

ただの個人経験であり、エスノグラフィのようなものだと思って読んでもらえれば嬉しい。

この日記結論はこうだ。

かに東京人間想像することも出来ないような社会」が日本のどこかには必ずあって、学ばないことが規範と化して社会再生産されているということ。

自分東海地方の海沿いの寂れた漁師町に生まれた。

名古屋まで電車で1時間半以上、文化的施設といえば聞いたことのない演歌歌手がたまに来る小さな市民ホールと、小さな本屋が2軒あった。

2軒の本屋万引き被害額が大きすぎて自分が町を出た後に潰れた(跡地はセレモニーホールという名の葬式場になった)。

1時間に一本しか電車のこない駅から伸びるメーンストリートで今でも開いている店は、年金暮らし年寄り趣味でやっている畳屋と宝くじしか無かった。

街中でスーツ姿の人は見たことがほとんどなかったし、そもそも人が出歩いている記憶すらない。

家族母親と母方の祖母のみ。

高卒で一度も町からたことのない母親は、漁師相手にする場末スナックで働いて自分を育てた。

同じ町で漁師をしていた父親フィリピンパブ出会ったフィリピーナに入れ込んで、小学2年生くらいの頃に母親離婚した。

それより前には「キミの父親不倫をしているんだ」と小学校の同級生母親から聞かされた。

相手は近所に住んでいた太ったおばさんだったので、あんデブとなぜだろうとその時は疑問に思ったけどすぐに忘れた。

最後父親と会ったのは、父親が家を出て半年後くらいに小遣いをやるからと呼び出された紫煙で視界の悪い雀荘だったと記憶している。

その後は行方不明で、風の噂では今はマニラに住んでいるらしい。

こんな家庭環境は、東京自分が属するコミュニティでは聞かない。

なぜそんなことにわざわざ触れたかというと、自分の家庭は何も特別ではなく、周囲を見渡せば程度の差はあれどどこもそんなものだったから。

親が大卒同級生なんてクラスに1割も居たかという感じだったし、自分が通った地元中学校には200人くらい同級生が居たがそのうち大学に進んだのは20人くらい。

自分博士まで進んだが、マスターレベルですら聞いたことがない。

あとで詳しく触れるが、そもそも勉強をするとか考えること自体忌避するという一貫したスタイルがあらゆる局面通底していた。

さて、シングルマザーの家庭はクラスに3割は居たし、両親が揃っていても母親父親違いの兄弟姉妹が居るなんて話も珍しくない。

世代職業漁業水産加工町工場自動車修理で、小中学校教諭公務員の子息は格の違いを醸し出すスーパーエリートの家庭扱いだったし、家も小綺麗だった。

スーパーエリート以外は、トタンの壁が海風茶色く錆びて、汲み取り式のトイレから伸びる煙突の先がクルクル風で回っている文化住宅か、古民家カフェを思いきりボロボロにしたような都内なら廃屋だと思われるような家に住んでいた。

町工場に勤めている人たちで指が無くなったなんて話もよく聞いたし、どこそこの家が生活保護受給とかという話もよく聞いた。

クラスメートが学校を翌日休む理由が、その前に起こした暴力事件家裁に呼び出されているからとかもよくある話だった。

そんな彼らが余暇にすることといえば、スナックフィリピンパブギャンブルセックスくらいしか聞いた限り思いつかない。

かに、成人した兄がいる同級生の家に遊びに行った時には、真昼間から居間同級生の兄と派手な格好をした若い女性がセックスをしていたし、パチンコ屋には毎朝人が並んでいた。

ギャンブルパチンコ電話投票する競馬が主流だったが、甲子園の季節になると地元暴力団が元締めをする高校野球賭博流行っていた。

暴力団偽ブランド品も売りさばいていて、軽自動車スウェット姿だけど鞄は高級ブランド(偽物)という出で立ちの女性をよく見かけたものである

まぁこんな感じでつらつらと思いつくまま挙げてみたが、自分身の回りで溢れていたのは、キーワードでいえば貧困、性、暴力ギャンブルだった。

そもそも大人たちがそんなスタイルだったので、子供達も似たような社会フラクタル図形のように構成していた。

小学校の頃には駄菓子屋コンビニでの万引きが横行していて、後に刑務所に入るような子供たちはその時代からすでに盗んだタバコを吸って、やっぱり盗んだバイクに乗っていた。

暴走族(ゾク)に入って大人たちを殴ったり大怪我するほどのゾク同士の喧嘩をする中学生たちが小学生のヒーローで、ゲリ便が出る時のような音を撒き散らすバイクに皆憧れていた。

そんな時に暴力的な彼らは、異質な存在排除することが大好きで、異質とみなされた同級生は徹底的に排除された。

小学6年生のとき教室に入ったらメガネをかけている子が素っ裸で椅子に縛り付けられて頭にバケツを被らされていた。

メガネは弱いもの象徴で、勉強議論をするような人間排除対象だった。

文革かって感じ。

反対に、野球が上手いか、足が早いかケンカが強ければヒエラルキーの上部に君臨できる。

動物的に強弱を判別できることがそのままヒエラルキーの源となっていたし、意思合意感情とその時の雰囲気で決まっていた。

そして中学生になると、今度は成績が良い人が排除対象となる。

真夏に水を飲まずに走りこんで泣きながら試合に負ける部活に打ち込むことがすべてに勝り、もしくは非行に走ることがある種の中学生らしさであるというコンセンサスを伴って正当化されていた。

授業中には廊下自転車が走り、思い出した頃に校庭に暴走族野良犬があらわれる。

トイレにはタバコの吸い殻が落ちているし、たまに窓ガラスは割られていた。

教師はたまに殴られたり、殴り返したり、車を壊されたりしていた。

一方で登校している生徒にとっては、校則フーコーパノプティコンも真っ青な規律自動化させるもので、髪型男子坊主女子は肩まで。

他にも細かい校則がたくさんあって、破れば容赦無く教員から殴られる世界だったし、皆が一緒であることを望んでいたので、逸脱すれば容赦無く告げ口されていた。

校則を破らなくても、目立てば排除対象になりうるので、いつしか自分も誰かが見張っていると意識して、いかに溶け込むかを重視するようになっていた。

そして積極的に学んだり考えることが嘲笑対象であったので、そこでもやはりセックスしたことがあるかとか、バイク知識があるかとか、そういう分かりやす尺度ヒエラルキー構成されていた。

授業中に教師から指名されて小難しい答えを言ったり、発音記号通りに英単語発音しようものなら3日は真似をされてイジられるのは御多分に洩れず自分地元も同じだった。

テスト期間は早く帰れるので皆喜んで下校後に遊ぶレベル勉強に対する姿勢で、将来は男子工業高校女子商業高校に通ってそのあとのことは何も考えないのが一般的だった。

ここまでは自分ライブで触れた15歳くらいまでの環境の話で、せいぜい15年くらい前の話だ。

はっきり言えば、そのような環境はまっぴら御免だし、そんなところで自分の子供を育てたくはない。

ただ、地元の話は中々難しい問題はらんでいる。

ここからは冒頭に述べた「社会再生産」について触れたい。

さて、経緯は知らないが、自分幼稚園の頃にIQテストを受けた。

そのあとに、あなたの息子は知能指数が高いから相応の教育を受けさせてあげてくださいと園長先生から母親コメントをもらったらしい。

大学のことすらよく知らない専門学校卒の母親だったが、自分都内海外の全寮制の学校小学生のうちから預けようとした。

だが、当時の自分はこともあろうに泣き叫んで拒み、結局は地元に残ることを選んだ。

当時のことはよく覚えていて、理由友達と離れたくなかったから。

その時に知りうる限りの世界を取り上げられることに対する極端な不安が何よりも勝っていて、母親は息子の気持ちを優しくも汲み取って折れた。

ただ、結論からいえば、自分結果的に完全に故郷を捨てた。

小学校に上がった時、小1か小2くらいの頃から、本を読み始めた。その頃に三島由紀夫島崎藤村やら、古い作品から新しい作品まで縦横無尽に慣れ親しんだ。

早朝に登校して空いた時間や、ジャンケンで負けて押し付けられた図書委員時間図書室でひたすら本を読んだ。

そのうちに、自分生活する社会根本的に異なる社会、つまり学び、考えることが重要であるという社会存在することを知った。

哲学思想系の本はもちろんのこと、西洋美術画集建築写真集に心を揺さぶられたし、マーラーCDを初めて聞いた時の感動は死ぬまで忘れないと思う。

めちゃイケを好むふりをして、自分加藤周一の羊の歌に感銘を受けて、とりあえず東大に行こうと中学の頃には考えていた。

そして周囲に迎合しつつも高校に進んだ。いわゆる地方公立トップ校だった。

他にも理由はあったと思うが、中3の時には成績が良いという理由ものを隠されたり上履きにガムが入っていたこともあった。

通っていた高校地元から電車を乗り継いで1時間は掛かる。

入学から1ヶ月もしないうちに、明らかに新たな社会社会階層自分は組み込まれたと自覚した。

同級生の親の職業は、医者弁護士会計士大企業社員ばかりだった。

誕生日には名古屋デパートの上層階のレストランだったり、どこぞで伊勢海老を食べるだのとそんな話もたまに聞いた(成金的な家はあまり無かったけど)。

彼らの親は旧帝国大学出身はざらにいたし、兄が東大、今はオックスフォード留学中とかそんな話も当たり前にあった。

幼い頃からピアノバイオリン書道バレエスイミングなんかをやっているのがマジョリティだったし、週末に美術館やコンサートホールに足を運んだという話も決してレアな話ではなかった。

彼らと出会ってとかく感動したのは、好きだった本や芸術の話を初めてリアル人間とできたことだった。

そして何より彼らは、自身解釈や、見解を示してくれたし、自分のくだらない議論にも向き合ってくれた。

もちろん性やギャンブル暴力ワンピースの話もたまにはあったが、それ自体享受するだけでなく、思考対象としても話題を取り上げることががあった。

高校以来、自分は学び、思考する人しか存在しないかのように振る舞う社会に身を置き続けている。

今にして思えば、もっと早く外の世界に出た方が良かったのではと素直に思う。

ただ、当時の自分には、その選択肢はなかった。

なぜなら、受動的に与えられたその社会自分のすべてだったから。

母親母親であるように、生まれ育った社会は生まれ育った社会であって、代替がきかない。

自分たまたま自分が立っていた社会と違う社会を知りうるきっかけを子供の頃に得たから今があるのであって、その機を逃せば一生地元に居ただろう。

なぜなら、考えることや知ることを拒むことが規範となる社会では、外の世界があるということ自体を知りようがないのだから

自分は考えることも、こうして頭の整理をすることも好きだ。

パチンコ新台や、友達奥さん不倫をして旦那相手と殴り合いの喧嘩をしたとか、そういう動物的な話題を「それ自体」をただ消費する社会に少なくとも自分は興味がない。

もちろん、そういった社会自分経験したような)を否定する理由はどこにもない。

ただ、自分故郷を捨てたように、その社会に残るのは、その社会適応しきった人々である

有り体にいえば、将来の選択肢存在すら意識できないのが自分体験した社会であり、どのような選択肢があるのか獲得しようする営みそのもの封建的否定される強い構造を伴っている。

からこそ、自分田舎はいつまでも同じ姿を留めることに成功しているのだと思う。

もちろん、その社会自体が恐ろしいぬるま湯であり、外には異なる社会存在することを予期している人も稀にはいることだろう。

幼い息子を外の世界に出そうと考えた母がそうだったように、おそらくそれに気付いた時に自身好転させるにはあまりにも遅い場合が大半である自分は思う。

そして、自分は今更何があったとしても、地元の彼らと交流することはできないし、するつもりは一切ない。

それくらいに共通言語がもはや異なっている。

母はもう二度と戻ってくるな、お前の居場所はもうここにはないと電話口でことあるごとに言う。

一方で、開成筑駒から東大に進んだ都内組は何も捨てることなく、安定的自分が望んだ社会享受してその上に今も生活を営んでいる。

それは誰でもそうであるように、最後最後に拠り所となり得る自らの地域的なアイデンティティをきちんと持っているということである

自分依拠すべき地域地元)を自己実現と引き換えに失ったのであって、願わくば我が子には地元を与えるか、もしくは地元がなかったとしてもサバルタンとなり得ない思想的な土台を築いて欲しいものである

そして同時に、自らの強みは故郷がない事であり、海外に出ることも辺境の地に赴くことも、自分さえ許せば可能となり得る。

今朝の夢に現れた、小さな漁船はきっと自分自身だったのであろう。

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