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2019-09-20

anond:20190920005329

こちらのぶこめで「フットボール審判の方の解説が聞きたくなった(ラグビーアメフトフットボール区別がつかぬ・・)」というのがあったので、審判じゃないけど補足。

1) そもそもフットボール」とは

足でボールを蹴って、敵陣の奥に仕切られた空間の間にボールを通過させることを目的ゲーム

ラグビーアメフトも元々は「敵陣の端まで侵入する」ことは得点の条件ではなく、得点の獲得権の取得でしかなかった。

敵陣を制しないといけないので、必然的に陣取りゲームの延長であることは、全フットボール共通概念

2) では、「手を使うフットボール」とは

ある日、ラグビー校の学生が「手を使ってもいいんじゃね?」ということで発祥した(ということになってる)のが、ラグビーフットボール

手を使うのはいいけどそうすると足と違ってどちらかが「ボールを保持する」という概念誕生する。一旦保持するとなかなか奪いづらいので、取り敢えず転んだらボールリリースするということにして、タックル後にリリースされたボール殺到する争奪戦が出来て、迫力のあるスポーツに変身。

この段階ではボールは後ろにしか投げられず、前に投げるまたは落とすのは反則(スクラムフリーキックで再開)。ここで「大概はフリーキック選ばない」辺りは、ラグビー審判増田が書いたような「美学」に近いのだろう。

結果として、「前でタックルする選手、後ろに投げるタマを受けて突っ走る選手リリースしたボールを受けて戦術を決める選手」という役割分担もここで発生した(これはアメフトにも引き継がれる)。

一方、キックは前に蹴っても良く、陣地取りまたは変則的な前パス、何れの用途にも使える。

3) でもリリースしても基本そう簡単ボール取られなくね?

というとこでアメフトになる。

リリースを「ダウン」という概念に変更し、そこで毎回スクリメージというスクラムに類した陣形に戻た上で、「ダウン4回で10ヤード前進出来なければボール喪失」というルールが発生した。

これが、「前にボールを手で投げる」という新しい発想に恐ろしく合致した。

毎回スクリメージに戻るから、投げてパス失敗した際に「陣取り」というメリットを打ち消して元の位置に戻させるという罰則が容易に実装出来る(キックは陣取りとゴール獲得に特化)し、セットプレー化によりパス作戦を事前計画することが可能に。むしろ、前にパス投げるためにスクリメージと4ダウンが存在たかのようなとこもある。

結果として攻守は完全かつ整然と分離。その作戦を指揮するクォーターバックという「組織を束ねる司令官」が誕生し、アメリカ式ヒーローバトルの概念に良く合致し、アメリカだけで異常に人気するスポーツ進化した。

4) そもそも陣取りだからって、待ち伏せしても良くね?

という発想からオフサイドをなくして、広いフィールドに散らばった選手が走り、投げ、最後は蹴ってゴールを決めるのがオージールールズ。

投げとキック縦横無尽だけど、普通に投げたらいけないぜ、ということでハンドボールという独自パス手法発明。かつある程度ボール保持を緩くするためにバスケのようなドリブル概念も取り入れた。

と書くと複雑そうだけど、割と組織的に緩いからかルールラグビーアメフトより簡明。とにかく何らかの形で飛ばしルーズボールに集まって奪い合うシンプルな豪快さに特化してる感じ。

5) ラグビーユニオンとラグビーリーグ

詳しくない。

誰か書け。

6) ゲーリックフットボール

たことない。

誰か書け。

 
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