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2022-01-10

anond:20220110122722

士業が載ってるならともかく、ピアニストダンスアーティストイラストレーターだけではわからんなあ

どれも趣味が高じた職業だし、肩書だけ名乗ってるだけかもしれない

ソースくらい確認しようよ…

https://twitter.com/inu1dog1/status/1480144526627184642/retweets/with_comments

妻の誕生日チョコレート自由に買っていいと言ったが思ったよりも多くて内心買いすぎだと思ったが

毎日一個ずつ一緒に食べようね」と言われて自分の器の小ささを再確認したってツイート

有名フェミニストの人の引用

全然良い話だと思えない」「経済的に自立することはやっぱり自尊心を保つためにも大切」

「こういうのみると本当に貧乏なのに結婚か」「リンツでこの量買って高すぎは草。お金ないの?」

たかチョコなのに偉そうにしてる男さん、見下されてるのに終始低い姿勢でいられる女性

等等と言ってるけれど、この人の「妻」ってbioを見たら「ピアニストダンスアーティストイラストレーター。」って書いてあるし

多分経済的には自立していると思うよ

何の根拠もなく「妻」を専業主婦だと思い込んでるんだろうか?

あと、「写真付きで世界中に晒されるのも嫌だ」とも言われてるけれど

妻の人のツイートではリンツを手に持った写真どころか夫が自分顔写真や全身の動画を上げたツイート肯定的RTしてるし

親が幼い子供写真勝手に上げるような場合と違って相手は成人でしかも同居してる夫婦なんだから

相手の了承を得ていると考えるのが普通でしょ

なんでソース確認しないのかな

2022-01-09

なんかもう疲れちゃったな~

コロナ就活失敗して実家フリーターしてるんだけど人間社会とかどうでもよくなってきた。包丁振り回すのも疲れるし外寒いから出たくないし布団の中だけで世界が完結しないかな。

経済活動するのもダルいぶっちゃけ就活したけどこれから社員レベル労働者なんて掃いて捨てるほどいるから安く使われるのは目に見えてる。そうなってくるともう才能ある個人ほとんど持っていく形になるんだよね。最近漫画ブームイラストレーター流行ってるのはメチャクチャ稼ぐ個人が暴れまわってるからなんだよ。

はーしんどい。才能がないってわかった段階で安楽死できればよかった。これから先はもらえない年金検問みま

2022-01-06

登録者数5桁の個人VTuberだが全てがクソで辞めた

私はどこの企業グループにも所属しない「個人VTuber」として2年間活動していた。

幸いなことに、パッと見自慢できる程度の登録者数と微妙知名度を獲得したが、専業で活動できる利益にはならず先日引退したのでここに愚痴を書く。

フェイクも混ぜているが、私を知っている人はわかってしまうと思う。

どうか気づいてもソッとして欲しい。


【やりたいことができない】

Vtuberになりたい人達は「神絵師キャラデザインしてもらい、歌やゲーム配信をしてあわよくば稼ぎたい」と考えているだろうが、満足にできるのはゲーム配信だけだと言っておく。

先に歌の話。

歌は権利関係が難しい。説明は省略するが歌によってはYoutubeアップロードしても削除されてしまう。

そして、CDの曲をカラオケ化させたり、カラオケボックスでの歌をアップロードする行為違法だ。

そのため、歌ってみた動画投稿する時は、

・削除リスクがない

カラオケ音源提供されている歌

この2つが重視されるので特にボカロが選ばれやすい。更に欲を出せば、流行っていて検索に引っ掛かりやすい歌が良い。

Vtuberの多くが「KING」「ヴァンパイア」を歌っているのはそういう事情がある。

本当に好きなわけでもないし、音域も自分と合わない歌を「人気があるし安全から」という理由だけで彼らは歌っているのだ。


次に、神絵師によるキャラクターデザインの話。

絵師プロフィールに「個人依頼お断り」と書いているのを見たことがあるだろうか?

現在ソシャゲVtuberブームにより神絵師毎日の様に依頼が来るので、実績がない個人相手にはどんなにお金を積んでも協力してくれない。運良く応じてくれる場合半年待ちがザラだ。

歌ってみたオリジナル曲投稿する時もMix師アニメーション担当者必要になるが、彼らも有名人個人仕事なんて受けない。

一般人が憧れるクリエイター達はみんな企業相手で手一杯なので、今からデビューする駆け出しVTuberは、企業に入れなければ自分のやりたいことができないか、完成しても出来が目標の数ランク落ちると思って欲しい。

私は後述するトラブルママ絵師)と不仲になり、新しい衣装お仕事の依頼がしづらくなり

ママを変えたかったが、それはできなかった。

そこで、企業に入り企業の力を借りようとしたが企業もクソなのだ


【行きたい企業がクソ】

私は自分が納得できるクオリティ作品投稿たかっただけなので企業なら特にこだわりはなく、聞いたことがないような事務所も受けていた。

結局オーディションは全部落ちたので負け犬の遠吠えと思っていただいても結構なのだが、中小企業は受かっても地獄が待っている。

まずは取り分のお話し。

リスナーから1万円の投げ銭が貰えても、そのうち3-4千円はYoutube自動で抜き取り、残りを企業折半以下の比率で分ける。

(企業側も1人のVTuberあたり数十~100万の投資デビューさせてるから当分は赤字)

リスナー1万円の負担に対し、演者は最大3000円ちょっとしか貰えないのに配信上は1万円分のリアクションを求められる。もう地獄だ。

しかし、そもそもその1万円が来ない。

多くのVtuber動画再生数が1000以下で停滞し、同時視聴者は30-100人程度でスパチャも安定しない。

たいして稼ぎもないのに企業契約によって配信時間ノルマが課され、プライベート制限がある。

私がオーディションを受けた時に憧れた先輩VTuber達は、私が活動している間にも続々と卒業引退)し、時には運営とのバトル、契約違反、プチ炎上もして消えていった。

ここで考えていただきたいのだが、VTuber企業設立した社長の多くは20代半ばなのだ

VTuberビジネスで一山当てようとしている企業がどういう社風で、若社長社員がどういうお人柄か想像すれば、内情がどんなものか察しが付くであろう。

そこに更に若い大学生前後の男女が同じく一山当てようという浅はかな気持ち演者として加わり、その演者達が企業の描く成果を出せないのだから、社内の人間関係順風満帆なはずがない。


人間関係がクソ】

もう関わる人全部がクソなのだが、例に漏れVTuber友達もクソだ。

VTuberは少しでも知名度を上げるために他のVTuberコラボ配信を行う。これは大手企業から登録者数3桁の底辺まで例外はない。

から3人で雑談しながら絡めるApex、集団と広く浅く交流できる人狼ゲームが都合良く、配信界隈では好まれているのだが、ここでできる人間関係が浅すぎるのだ。

小中学生の頃、一緒に遊ぶ時に金持ちの友人を慕ったり、周囲から慕われているのを見たことが一度はあると思うが、VTuber人間関係お金フォロワー登録者数に変化したと考えてもらえばいい。

大手企業に入っていればそれだけでVTuberからチヤホヤされるし、

底辺Vtuber大手企業の子フォローコメントなどされようものなら、それだけで舞い上がりスクショを撮ってツイッターで自慢を始めるし、

人間性がどんなにクズでもフォロワーが多ければいくらでも人は近寄ってくる環境ができている。

そして良好な人間関係そいつ軌道に乗っている時に限られ、身近な人が炎上したり困っていても遠巻きにチラチラ見てるだけだ。

勿論、プライベートで遊ぶような本当に仲良くなれた友達もいるが、VTuber友達の8割以上は小中学生レベル人間関係形成されている。


クリエイターがクソ】

絵で一山当てようとしているクリエイター一定割合でクソがいる。

演者にもクソがいるのでお互い様だが、クリエイターとのトラブルは山ほど聞かされたし私も経験した。

具体的には、演者側に非があるケースは報酬未払い、何度ものリテイク等、報酬釣り合わない内容で揉める。

クリエイター側は態度が上から目線だったり、ヘラって気持ちの波が激しかったり、ママのこだわりでVtuber活動内容にクレームを入れるパターントラブルが多かった。

Vtuber業界には、絵の担当を「ママ」と呼ぶ文化があり、人によっては担当したVtuberを息子・娘とネット上は家族の様に扱う。

私のママはそこそこ有名なイラストレーターだったが、Vtuber業界には疎かったので私がデビューした後にVtuber配信内容やフリー素材の使い方にカルチャーショックを受けたらしい。

そのため、後からママ作品イメージを守ってほしい」と続々と活動内容に制限が付き、ママとの関係はギクシャクしていった。

つの間にかツイッターフォローも外された。

そしてある日、私はママと上手くいっていないことを少しだけツイッターに書いた。俗にいう「お気持ちである

しかし、私のママは有名な方だからママファンの方が圧倒的に多く、

私がママファンの反撃にあって終わった。

「こんなお気持ちする奴と関わったママがかわいそう」

ああ、その通りですとも。ごめんなさい。


目標もクソ】

形成される人間関係がクソなので、目標自動的にクソになる。

地下アイドルを例にすると、AKBに憧れながらも無名アイドルグループに入り努力している子はいるだろう。

そこで頑張っているアイドルは、自分所属グループを盛り上げたいと思っているはずだ。

Vtuber界隈は、AKBに入るために地下アイドルを頑張る現象が起こる。

そこのグループの発展なんて考えていない。

個人Vtuber達のファンはこれを知ったら悲しむだろうが、お前らが大好きな個人VTuberはこっそり大手企業オーディションを受けているし、中小企業VTuberはほぼ全員大手に憧れている。

個人Vtuberとしての今までの活動評価されて、大手企業から声がかかったから一旦引退して、新しいアバター活動して、同じ雑談配信歌ってみたでも何倍もの数字を獲得して、ファンも「また声がきけて幸せです」っておいちょっと待てよ?それで良いのか?


今の自分のままで成功を目指す選択肢も勿論あるが、今はレッドオーシャンなので絵が描けず、エロASMRもせず、外国語を話せず、有名人と繋がりもなく純粋配信面白さだけで勝負しようとする個人VTuberは全員伸びない。

現在進行形で行っている努力活動が全て企業に入るための踏み台しかないのが、自分でやりつつクソムーブすぎて嫌気がさしていた。



こうして、全てがクソすぎてVTuberを辞めた。

計数時間活動に費やして得たものプライベートでも遊んでくれる友人3名と、ファンの優しさだけだった。

ファンは良い人ばかりで感謝している。ありがとう



追記

人気エントリー入りありがとうございます。

瞳を輝かせてオーディションで「~~したいです♪」と言った時にはどこの企業にも相手にされず、

作品を作ろうにも理想クリエイターへの依頼もできず、収入生計も立てられず

ついに夢潰えて書いた愚痴話題になってしまい複雑な気分です。

嬉しいなと思いつつ、本当はこの話題性をVTuber活動に活かしたかったよ。


音楽で食っていく覚悟もないのに音楽性の違いで解散したバンドボーカルみたいな増田

覚悟はあったが私も周りもクソすぎた。バンドで例えるなら、インディーズソロのままで書きたい曲の発表すらできない日が続く。

個人VTuberには出会い厨もいるし全員が有名になりたい訳じゃないけど、みんなデビュー10万以上お金かけてるから最初はみんな自分なりに目標覚悟を持ってるよ


増田自分のどこに商品価値があると思ってたの?

特定されたくないかぼんやり書く。武器は3つあった。

1.VTuber業界で今は珍しくないあることを最初にやって流行らせた

2.外国語が少しだけ話せた

3.他人が真似できない個性的長所があった


メンバーシップで稼げなかったの?

提案した方は例で月1000円×300人=30万と挙げてたけど、月1000円のメンバーシップをやる個人VTuberなんてそんなにいない。

500円でも個人だと高い方。3~4割Youtubeが抜くので、仮に500円でメンバー300人のすごい方でも350円×300人で10万円。


>外部依頼せずに全部自分でできたら成功する?

例えば歌い手だったら、作曲作詞MVアニメーションMIXも全部自分で作れる能力があれば成功可能性は高い。

事実大手はいくつか自分でできる人が多い。

でも週4~5日の通常配信に加えて音楽活動をすると時間が厳しいから、

1年生活できるぐらいお金貯めて1年VTuber作曲だけに専念するか、そこまで色々できるならVtuberにこだわらない活動をした方が良さそう

anond:20220106145030

そんなん言うたらリアル調ばかりでデフォルメが描けないイラストレーターとか

人物ばかりで風景が描けないイラストレーターとかも死んでくやんけ

文化が洗練されると一般人から理解されなくなる現象

能とかが顕著

洗練され過ぎた伝統芸能は、普通の人はよくわからないし、気軽に能見に行く人は現在は少ない

歌舞伎なんかはもうちょっと大衆に浸透しているけど、それでもやっぱり格式が高くて難しいイメージがある

文学もそう

大衆小説やラノベなら読めても、ガルシアマルケス読むのは苦痛だった

円城塔はいくら読んでもわからない

現代アートなんかもそう

部屋中にスプーンが散乱してる様を見せられても頭抱えるし、ホールマラソンランナーが走り抜ける、とかを展示と言われても反応すらできない

これらの現象が生じる理由は、芸術表現技術継承習得過程で、それなりの作法や慣習、お約束事を学ぶ必要がまずあるから

その結果、技術歴史的背景への理解が深まり一般人の知り得ない見え方感じ方の習得も行われている

そして、芸術作品というのは過去にあった作品の発展形や、過去芸術家に対する解釈さらに新たな作品として世に出すこともある

まり作品時代の流れの中にあり、単品では完結し得ない

そのため、目の前のものだけでは理解必要材料が揃っておらず、理解には前提となる膨大な知識要求するようになっているのだ


ポップアート、いわゆる美少女イラストなんかも当然そうなっている

親しみやすく感じ取りやすいがため、一般人ポップアート理解できている気がしているから、批判も起きやす

が、本当は能がわからないのと同様、ポップアート全然わかっていない

歴史的には春画からまり戦前はノラクロ三等兵、そしてひみつのあっこちゃんにキューティーハニー、そしてミンキーモモあんみつ姫を経て、スレイヤーズなどの時代から萌え絵という概念誕生する

そしてスレーヤーズ的な絵柄からハルヒ的な絵柄へと変遷があり、さらに今はラブライブ的な絵柄がイラストアニメに携わるイラストレーター、アニメーターたちの、”お作法”となっている

これはまさに時代の中の芸術の変遷であり、我々がラブライブイラストを街で普通に見るのは、いわゆる同時代性と呼ぶべきものであろう

イラストレーターの技術継承や絵柄の流行り廃りがあるからこそ、岸田メルやさいとうなおきなどのような、現代の優れたイラストレーターがこの時代に優れたイラストを描ける

から彼らのイラストは今の世でお金の動きを生む

しかし、それらを「不快萌え絵」と呼び嫌悪する方が存在する、というのはつまり、他の芸術と同様、ポップアートに対する背景を共有できない者が存在する、ということだろう

イラストに関連する現代文化のものが、洗練されすぎ、先鋭化していっているがために、イラスト文化アニメ文化を共有できない者の理解が追い付かなくなっているのだ

この現象を軽く考え、反萌え絵派をただ批判するというのは、「ガルシアマルケスすらわからないやつがラノベ面白い、とか言ってて笑う」とか「高師直も塩冶判官も知らないやつが忠臣蔵ドラマ見てて笑う」みたいな態度と言えるだろう

まり一般人はどちらか?を認識する必要がある

歴史的文化的背景の継承者のみしか理解できない芸術は必ず尻すぼみになる

絵や文字は、わかっていると勘違いやすものであるため、この認識を持ちづらいのも問題であろう

一般の場に出す実用作品に、背景を要求するものは相応しくない」というのも、萌え絵に関する議論で考えるべきひとつの側面だろう

2022-01-04

漫画家政界進出に思うこと

まず思うのは政治家表現の自由を守ると思ってるオタク、どんだけ馬鹿なん?ということ

今までの歴史

政治家自由を拡大しまーす!」

国民「やめてくれーっ!」

なんてこと殆どないよね

現実は、

政治家自由制限しまーす!」

国民自由を拡大しろーっ!」

このケースが大半

今まで超売れてる立派な作家漫画家小説家イラストレーター)が政治家になった例なんてないんだよ

何故か?彼らは自由の尊さを身を持って知ってるから。そして政治家自由を決して守り得ない職だということも知ってるから

石原慎太郎がいる?石原慎太郎が超売れっ子か?大して売れてねえし、立派でもない。立派じゃないか自由の尊さも知らず政治家になるんだぞ

そもそも政治家自由を広げるようなら、国家なんてもの必要ねえんだわ

国家がないなら全ては自由なんだよ

外でオナニーしようが人にウンコ投げつけようが誰にも罰せられない

それだと困るから自由制限するために国家を作ってるんだろ

そして政治家仕事国家の中で自由制限すること。具体的に言えば、国会議員自由制限する法律というルール作成するのが仕事

それなのに何?表現の自由守護者が政界入りだ!これで表現の自由が守られる!やったねたえちゃん!え?馬鹿なの?

2022-01-03

anond:20220102101607

アパレルで働くの楽しいからね、ASDADHDにもってこいの職業

単純作業させられる方がよっぽど劣悪だと思う

どちらにしろアニメーターをやってた経歴は箔が付くからイラストレーター仕事簡単にとれるし

アパレル経験があると服飾関係総合職にも転職できるうえ、ライターとかの副業で稼ぎやす

実は使い方によってはかなり役に立つんだけど

2022-01-02

底辺絵師にはNFTは楽園

最近NFTをやりはじめた。

描いて出品する方。買うこともある。

小さい頃から絵が好きで描いてはいるがデッサンは出来ない。

構図も良く分からなければ色使いも不安げな色ばかり選ぶ。

でも自分の描いた絵は好きなので、デザフェスや他のアートイベントには出していた。

出品すれば低価格なのでそこそこ売れるけど売り切れることはなく、数万円の参加費でマイナス

特に注目されることもなく誰かに見つかる事もなかった。

結婚し、出産したこと趣味から遠ざかっていたけど細々と活動は続けていた。

インスタに絵をアップしたり作ったものを売ったり。

でも、元の性格が売り込むことが下手だし、自分作品はあまりマス向けではないと思っていたし何より下手だ。

仕事ブログ用に当たり障りのないイラストを描く事はあったけども特に描きたい絵ではないので楽しくはなかった。

そんなときにNFTの話を耳にして界隈を見てみた。

自分が描きたかったようなちょっとおかしタイプな絵がたんまりある!

しかも下手でも何も言われないしなんなら褒められてる!

これは、楽しそう!

そう思って参入してみた。

出品してみると今まで見向きもされなかった絵の感想をもらえて、購入された。

NFTを買うのは投資家だけじゃない

投資家が買ってるだけ。絵なんて見てない」と思われるかもしれない。

そうではない。

私がやっているのはイーサでのNFTではなくポリゴンのNFTなので投資価値がほぼない。

現在、NFTの取引が活発なOpenSeaというプラットフォームでNFTを出品する時はイーサ形式で作るか、ポリゴン形式で作るかが選べる。(よく分かってないか説明がふんわりしててごめん)

変な表現だけど分かりやすポリゴンで出品したNFTをここでは「ポリゴンのNFT」と表現する。

ポリゴンのNFTは出品にお金がかからないが高額にならない(なりにくい)NFT。

ちなみにイーサのNFTは購入時も初回出品時もオークションに入札するときお金がかかる。

その為にお試しでやるにはポリゴンでやって売れるようになったらイーサにすると良いと言われている。

イーサの方が投資家割合が圧倒的に多く、人口も多い。

投資家が買っているのはイーサのNFTだと思って間違いない。

お遊びでポリゴンのNFTを買うことはあっても投資目的ならイーサ一択だ。

話題のさいとうなおきさんの高額のNFTはイーサのNFT。

何百万で売れたーとか景気が良い話を聞くのはイーサのNFTの話。

ポリゴンのNFTは日本円に換算すると数百円から買える。

なんとお求めやすい。

低価格作品でも売れれば売り上げにはなるのだけど、日本円で換金するにはガス代という暗号資産ならではのお金がかかる。

(変換代みたいな感じ。よく分からないけど)

NFTの売り上げは日本円として引き出すのがめんどくさい為に

出品アーティストが売り上げを使って他のアーティスト作品を買ってることが多い気がする

特にポリゴンNFTの場合作家同士のわいきゃいが多い。

ポリゴンNFT界隈は巷で思い描いてるような高額の取引でウハウハみたいな感じではなく、

気軽に絵を買って、サイバー空間ギャラリーに飾って「見て見てー!かわいいでしょー」みたいにしてる。

人気の人だとポリゴンのNFTでも高いけど、それは置いておく。

NFT界隈ではコラボということで人気作家さんのキャラを描いて出品することもできる。

人気作家じゃなくても「私のキャラ描いていいですよー」と表明すれば割とぞろぞろ参加者が現れる。

コラボさせてくれる作家さんは利用規約を公開しているのでそれを守って制作すれば良い。審査はないし「なんで参加したんですか?」みたいなことも言われない。

コラボすれば閲覧者も増えるしいつもよりも反応も良い。原作者さんがコラボ作品をならべた仮想空間ギャラリーを作ったりしていて楽しい

他にも、季節のイベントに絡めた企画が開催されていろんな人が参加して、とにかくわいわいしている。

クリスマスだったらイラストでツリーを作ったり、お正月だったらおみくじ要素や福袋要素があったりなど。

参加しなくてもいいけどイベントコラボに参加したほうが作家知名度が上がるし露出が増える

Twitterで絵を発表していいねもらう文化とは違ってNFTは根本的にNFTの世界観の中でやりとりがされる。

下手な絵師が「下手なのにあいつなんで描いてるの?」と言われない世界

下手な絵師でもみんなとわいわい楽しんで良い世界

尖っている個性的作風作家さんが見てもらえる世界だと思う

そして、育児で絵を描く事やイベントに出ることを諦めていた人が芸術活動にまた参加できる世界でもある

私のTLでも勢力的に活動している作家さんに赤ちゃんがいたり、臨月の人もいる。

Twitterやインスタでも育児漫画描いてる作家さんはいるんだけどよっぽど人気がないと本が出たりポストカード売ったりはしないよね。

でもNFTなら人気なくても売っていい。

作品を売る事がNFTの活動になるのだから売ってる事でとやかく言われたりはしない。

有料なのが普通から「なんで無料じゃないんですか?」とか「この程度でお金とるの?」みたいなことも言われない。

下手な絵師でも楽しい

絵が下手でも作品登録して告知すればちょっとでも刺さった人が買ってくれる。

小さい成功体験が積める。

落書きみたいな作品でも売れる。

コンセプトと作家性は必要だけど、割となんとなくでやっていても付き合いで買われたりする。

買った事が周りにアピールできる上に場所もとらない。

基本、NFTは希少性を高めるために1つ限定でだされてることが多い。

千円くらいのNFTだとしても売れたらすごく嬉しいし、作家にとっても購入者特別存在になる。

現段階だと、もともと絵を描いていてNFTをやってる人より全然絵を描いてなくてNFTをやってる人も結構いる。そのため絵の上手さはあんまり気にされない。

下手な絵でも「いいね!買っちゃう!」って感じ。

NFTで有名なのはドット絵作品だけどあんな感じで数分で作ったレベルのもあるし、

色変えバリエーションで数十点出す人もいる。

子どもの描いた絵や日記を出品してる人もいる。

もちろん商業バリバリやってるイラストレーターもいる。

本業プログラマーって人もいる。

さまざま。

外出出来ないくらいの状況でも、育児の合間に絵を描いて出品出来るし仮想空間イベントなら家の中から参加することができる。

Twitterで絵を発表したら見向きもされない。デッサンが狂ってるから叩かれるのが嫌、育児があるからから出られないけどかわいい絵を描いて売りたい!って人はまずはTwitterでNFT専用アカウント作ってNFT界隈フォローしてみて。

思ってるより楽しいよ!

補足

デメリット

底辺絵師じゃなくてもう充分有名な絵師さんや世間イメージが大切な職業の人は今のところNFTに関わるのはやめておいた方がいい。

NFTをやっていることはイメージダウンにはなるので、あくま底辺絵師で誰にどう見られても関係ない人におすすめする。

名前が売れてる人は本垢とは分けるとか別名義でやるとか、そこらへんの対策はしておこう。

多少のイメージダウンは関係いくらい爆売れしてる絵師だったらイメージダウンのことは気にしなくていいのかも

結局儲かるの?

儲かるか儲からいかでいったら、イーサでバリバリ高額の作品を売ってる人でなければ儲からないし個人事業主だと税金計算めんどくさい。

外貨でもめんどくさいのに仮想通貨なんてめんどくさすぎて今から憂鬱

会社員主婦の人が雑所得年間20万枠でやるくらいが1番気楽だと思う

ぶっちゃけ日本円で引き出すのが現段階ではガス代かかりすぎて売り上げがあまりないと手数料だけでふっとぶし、儲かるから!って参入するのはおすすめしない。

NFTは所有権著作権の売買もできないよ

私はゲーム感覚でやっている。NFTを買うと仮想空間ギャラリー(OnCyber)に展示出来るので「絵を買った!」という感覚はある。

無料自分作品も展示出来るから個展も気軽にできる。

綺麗なギャラリー自分作品だけ並んだ時の達成感はヤバいドーパミンがどばどばでる。

ギャラリーに並べられる楽しみ方ができるから推し事務所がNFTに参入したら市場は大変なことになると思う。

現在は各社様子見だろうけど。

データとして購入者が記録されることもその所有感覚を後押しする。

数百円レベルのNFTでも作家さんはTwitterで報告してくれたりするから購入することで作家さんと繋がれる感覚がする。

とても満足感がある。

スマホゲームでもらうカードさら付加価値がついてるみたいな認識

詐欺なんじゃないの?

高額のNFTをあたか価格が正当であると信じ込ませて無理に売ったりしてるなら詐欺だと思うけど、

数百円から数千円のやりとりで、買った側もリスク承知してNFTがなんたるかをわかってる上で購入してるなら詐欺とはいえないのではないかとも思う

個々の捉え方による

さらに補足

ちなみにわたしはイケ○ヤ先生界隈はフォローしてない。

嫌いなわけではないのだけどはてなーなので印象は悪いから…

2021-12-26

介護Tシャツを苦々しく思う障害者

planというイラストレーター(?)が「要介護Tシャツ」というのを売り出しています

https://twitter.com/plan039/status/1467026607395475456

 

自分は要介護状態と判定されています。それが自分障害認定されるほどの出来損ないだからです。はっきり言って自分植松聖に五体投地しながら滅されならないと思っています

もちろん障害者は殺されるべきだとは思いませんし、生まれ持った属性により基本的人権をはく奪・蹂躙するのは絶対悪です。

ただ、自分場合障害者判定されるほどの出来損ないでありながら、他者権利信条無頓着で、自分快感情のためだけに他者塗炭の苦しみを与えたという点において絶対悪です。

からその実例を見せます。身の程をわきまえないことは百も承知で言いますが、「要介護状態Tシャツなどでネタ消費されるのはあんまり気分がよくないです。

他人より著しく劣っていることを日々痛感しながら生きていますが、一方普通の人がそういう劣った状態の人をネタにしてキャッキャされると「自分のような存在は生きているだけで指弾されるんだ」と思ってしまます

こうやって他人のおしゃれに「その服は不快だ」と思うのは、自分権利意識肥大化して他者のことを考えられない卑劣漢だからですよ。だから介護Tシャツ売ったり着ることを批判しませんししてもいけません。

 

ついでに自分は暑かろうが苦しかろうが白無地の長袖ワイシャツネクタイをきちんと締めています。その状態で寝ることすらも結構あります

それはいつどこでも正しい服装をすることは市民義務だと考えているからです。ただ、そのような恰好をしても不快に思う人がいるので服というのは難しいです。

俺下手くそだけど時々趣味お絵描きしてて、SNS意気投合して10年くらい「今回の絵最高だよ!」とかお互いコメントしながら仲良くしてた絵の上手い奴がいたんだけどそいつイラストレーターになって稼ぎが軌道に乗ったみたいで、それはすごいしめでたいおめでとうと思うけど「金銭が発生しない絵なんて書いてられないと思うようになった」「○○もFFキャラの絵なんか書いてないでココナラ(オリキャラ描きます!って募集して依頼受けて書いて売るお絵描きメルカリみたいなやつ)登録しなよ!最初は5000円とかだけど絵売れるよ!」とか言われるようになって、当然かもしんないけど趣味仕事にした奴とは今まで通りの趣味の話ってできないんだな、おっぱいの大きい子最近お前書いてないよな、って少し寂しい気持ち

2021-12-23

FGOカードイラストの絵

下手じゃね?

ツイッターやってると流れてくんだが、「お絵描き初心者が初めて触ったペインソフトで着彩してみました!」

みたいな絵が普通に実装されてて、それに大金払ってる奴らがゴロゴロいる状況が理解できん。

なんか理由あるの?一度契約したイラストレーターは切れないとか?

それとも既に有名になった歌手とかが描く絵みたいに、絵以外の所で付加価値がついてるのか?

2021-12-22

絵の先生の思い出

その師匠と呼ぶべき先生ホモセクシャルだった。

もう大分前にお亡くなりになっているが、戦前の生まれで女々しいのが理由兵隊に入れてもらえなかった人だ。

戦後その先生は有名なイラストレーター画家となった。

私が習った時は既に70代だったが、いろいろな事、自由思想、発想、その先生の描く線は一筆で人の鼻の高さを出し線で凹凸を描く、とても美しいものだった。

その先生が言っていたのが全て一人ひとりオリジナルだ、個性だと教わった。

2021-12-17

勢いだけで約70万円かけて中高年男性向けの掲示板を作った

誰か利用してくれんか? https://occhan-nel.com/

スレ自由に立てられる仕様

おっちゃん同士でちいかわやホロライブなど色々語れたら嬉しい。


動機

私も中高年男性なのだが、ガルちゃんみたいな感じで、

おっちゃん同士でゆるく色々語れる匿名掲示板があれば良いなと唐突に思った。

5ch(2ch)は15年近く見続けているが、おっちゃんに限定しているわけではない。爆サイ空気感があまり合わなかった。

他にも掲示板サービスは数多くあるだろうけど、おっちゃん同士のゆるいコミュニティサービス自分制作してみたいと思った。


そんな感じでプログラマーの方やイラストレーターの方に協力してもらってコツコツ作った。

「30万円くらいで作れるかな~」と思っていたら結果的に総額で70万円くらい掛かった。

そして1ヵ月前くらいに公開したが、まあ当然のごとく誰も利用していない(全く宣伝集客もしていない)

勢いだけで作ったか集客についてノープランすぎた。貯金が大してあるわけでもないのにヤバい

まあ元々「今どきBBSっすか…」とか思われそうなサービスだし、10年~20年かけて費用回収できたら御の字くらいの感覚はいる(というか回収できるんかこれ)


相談

ここで増田相談したいのだが、今後どうやって集客していけば良いだろうか。

何でもいいから今後のためにアドバイスして欲しい。あとこれ見た中高年男性増田も利用してくれんか。


私の案としては、

ツイッター男性向けにセクシー系の写真をあげている女性に、掲示板名前を書いてもらいPRしてもらう(くまクッキング式)

ツイッターマスコットキャラクターの1ページ漫画を描いてもらう(日ペンの美子ちゃん式)

更にお金が掛かるがこれくらいしか思いつかん。


【その他】

調子に乗ってマスコットキャラとか描いてもらった。可愛いhttps://occhan-nel.com/img/ni-na.png

マスコットキャラカテゴリーアイコン制作時に活躍した。https://i.imgur.com/VBuXmcr.jpg


追記】(2021/12/18 午後15時頃)

夜更かししてて今さっき起きて正直ビビっている。

今日は出掛けるので深夜に増田アドバイス意見感想など読む…!

2021-12-16

赤松健政治家転身のニュース

野党側は他の漫画家とかイラストレーターとか誰か担ぎ出せるかな?

高遠るいを「表現規制推進派の漫画家」として担ぎ出したら面白くなりそう。

anond:20211214182248

これは創作だろう。デザイナーイラストレーター区別がついてない。知らない人が想像するデザイナー像で語ってる。

2021-12-14

安易に「Youtuberになるな」と言わないでほしい

自分別にYoutuberでもないのだが、例えば漫画家を目指している人に「成功するのは一握り」だとか、「イラストじゃ食っていけない」だとか

Youtuberなんて大体は屑」とか言わないでほしいんだよね。


例えばyoutuberをやっていれば動画編集はできるということ。動画編集仕事需要があるし、それで食っていける。

youtubeをやるなら企画なども必要だけど、マーケティング適用できるし、数字が稼げていればマーケティングの分野で働ける。


漫画家イラストレーターも、サラリーマンのように依頼されたもの作成する仕事をしている人はいるし、ジャンプとかはホント出世街道に乗っている三大商社リーマンレベルの人たちなんだよね。


ぶっちゃけて言えばサラリーマン成功しているのは一握りだし、youtuber漫画家イラストレーターを目指さなかったからと言って安定の仕事に就けるわけじゃないのよな。

そもそもサラリーマンといっても色々な分野があって、それぞれクリエイティブ性が必要になる一つの職業だし、成功すれば結局「目立つ人」になるわけだよ。


安易他人の夢を諦めさせて、その責任はとれないのに「良い事言った!」みたいに言ってる親や大人を見るとアホかと思う。

他人の夢を諦めさせるなら、代案を用意して1から100まで全部環境揃えてやれと思うんだよね。俺は。

anond:20211214093921

パクる定義によるとは思うが

元々の衣装本に描かれたイラスト民族衣装イラストレーターがデザインしたものであれば

そのデザインを丸々勝手に使ったらデザインをパクったって言われるんじゃないか

もろちん、著作権法云々とは別問題でね

2021-12-07

anond:20211207104321

企業ブースがあったり、名を立てた人が企業イラストレーターとして雇われていたり、企業二次創作者が互いに距離を縮めているコミケの方がむしろ業界同人文化に対する実質的お墨付きがより分かりやすく現れている例だと思うけどな。

2021-12-06

anond:20211206132152

コミックNORA系譜。でも重要なのは増田の書いた通り「途切れて」ることなんですよね。

ガンガンが各系譜漫画が混在した上で独特の系譜ガンガン系)を成立させた存在としておそらくは最も重要な分け目。

一応流れとしてはコミコミ嚆矢としてキャプテンNORAコンプガンガン世代だとガンガンファンタジーとガンマなんですけど、もう一つ重要なのはメディアミックス戦略に沿っていたかどうかで、その点ではコミコミは入らないし、ガンガンコンプそしてニュータイプ(の漫画)が重要ピースだったわけです。特に何故か(創作者以外には)あまり触れられないニュータイプのGENKiシリーズ漫画収録の付録冊子)なんかは渾然一体感が強く、ここら辺から影響を受けたのは知り合いにも男女問わずいるんですよね。

ここまでは漫画なんですけど、イラストレーターはかなり別の経緯があって、とくにこれらより遅い時期の90年代後半から21世紀になった直後あたりはCGイラスト集イラストラボスペシャルファンロード単行本)あたりが強く影響を与えてて、その後Pixiv以前は個人サイトの他にスニーカーイラスト大賞の前哨戦といったザ・スニーカー誌上のイラコン(や、前からあるコバルト例外として主にラノベ編集部がやってたイラコン)が与えた影響が強く、エロゲ原画家の影響はPixivにつながるまでの全年齢系には殆どない、というかむしろPUREGIRLが逆にエロゲに外の流れを突っ込んだ感じでした。エロゲ関係インターネットイラスト技法の源流として主流みたいなのは率直に言ってデマレベルです。

ちなみにインターネット個人サイトに関しては、かなり少女漫画系(おおくが後の少女漫画家になった)が多く、これはまた90年代までの感じよりもう一段渾然一体となった感じになっていました。

anond:20211206132152

美少女」という単語と「萌え」の接点は深夜アニメエロゲ―じゃないかな。

(こういうとフェミが「ほらみたことか!萌え絵はエロだ!ポルノだ!排除しろ!」と騒ぐかもしれないが)

一般的深夜アニメ恋愛アドベンチャーゲームは「美少女アニメ」「美少女ゲー」と呼ばれてたので、一定年齢以上だと萌え美少女イコールなんですわ。

エロゲ最盛期?の2000年代中期くらいでも、既に「萌え」という言葉は浸透していたが、ジャンル的には「美少女ゲーム」と呼ばれてた。

個人的に、「今でいう萌え絵」はこの系統だと思う。

しかし、だからといって「現代萌え起源エロゲ」と言い切れるほど単純ではないと思う。

デ・ジ・キャラット」なんかも今の萌え絵の直接的起源だと思うが、別にエロゲではない。

さらに言えば、デ・ジ・キャラットのこげどんぼの源流はアニパロ誌「ファンロード」にある。

ではファンロード起源はと、そうやってどんどん遡っていくと、やはり「シベール」とかの話になってしまうのだなあ。

からあの記事大事なんです。


で、個人的感覚で言うと「現代萌え絵」とか「美少女絵」って、

漫画とかパチンコよりも前に「ゲーム」で目にしやすかったんじゃないかなあと思う。(エロゲ―に限らず)

今の「一億総萌え時代」よりも前に「一億総ゲーマー時代」があったわけで。

萌え絵の一般への浸透の話では、ゲームゲームソフトの販売コーナーで萌え絵に親しんできた土壌があると思うんだよな。

ガンガン」の話があったけど、あれもゲーム系の会社雑誌なわけで。

ゲームにそこまで詳しくないからあまり実例を上げられないが、「テイルズシリーズ」なんかは初期から藤島康介キャラデザだ。(藤島康介現代萌え絵に貢献した作家だと思う)

ちなみに『エウレカ』の吉田健の絵柄は、『OVERMANキングゲイナー』でカプコン花形イラストレーターだった西村キヌエロ漫画家の胃之上奇嘉郎と三人でデザイン作業したことからああなったと思われる。(三人とも似てる)

意外に思うかもしれないが、この中では西村キヌが一番「萌え」色が強い。メインの宣材イラストではなく、少し気の抜けた時の絵はとにかく可愛いし、こたつみかんを食べたり完全に「日常系」の系譜だ。

で、カプコンから格ゲーの話をすると、「ギルティギアシリーズ結構大きかった気はする。

かなり萌え成分が多く、なおかつゲームシステムも他社の格ゲーよりも入力簡単で、画面もアニメ的にスムーズで、素人でもプレイやすかった。

田舎にいたからかもしれないが、「女性専用台」を初めて見たのもギルティ

あと、ゲームだけじゃなくて、やはり「涼宮ハルヒの憂鬱」(それに続く「らきすた」「けいおん!」)の一般への影響はすごかった。

個人的な話だが、それまで「深夜の美少女アニメ」を見ているなんて話は、よほど仲のいい友人にしかできなかった。

(そして、それでも引かれる。何せ、今を輝く細田守の「時をかける少女」を劇場に見に行くという行為がぎりぎり白い目で見られる時代だったのだ。信じられないが)

だが、ハルヒ話題オープンにできた。

作品の質に加え、テレビたまたま見かけたという言い訳可能なこと、携帯電話の普及で中高生でもネットが利用しやすくなり、趣味話題が思う存分できたことも大きいと思う。

ニコニコ動画が出てきたのもハルヒの翌年か。

萌え一般への浸透はパチンコ」などと言われることが多いが、ごくごく一部の話でしかないと思う。

家庭教師をしていた知り合いによれば、ハルヒ放映時にすでに中学生男子の間で人気だったらしい。

あと結構大事なのが、意外にも「モーニング娘。」じゃないかと思う。

そもそも90-2000年代は「アイドル冬の時代」と呼ばれていたほど、アイドルらしい女性アイドルがいなかった。

「見た目や衣装可愛い女の子」にみんなでキャーキャー言う文化が、今では考えられないほど少なかったのだ。

そこでモー娘である

今のアイドル文化の大きな柱となると同時に、「アイドル=可愛さ」と「スポ根」(オーディションの勝ち抜きや、映画ピンチランナー」、フットサルチームのガッタス等)を両立させた点も、オタク文化共通するものがあるのではないだろうか。

かたや、「紙コップで乾杯」「目覚まし時計が壊れてしまった、目覚まし時計を買いましょう」というつんく♂の気の抜けた歌詞も、今の「日常系」の感覚にかなり近いと思う。

とにかく、可愛さをめでるアイドル文化が育まれたからこそ、萌えが浸透する余地が出来たのだと思っている。


と、

とりとめもなく萌えの話を描いてしまったが、「どれが萌えの浸透の一番の要因か」という話は非常に難しいと思う。

そもそもエロゲ絵には女性作家の貢献が大きいとか、少女漫画などへも話が広がるので、個人でこれをまとめるのはすさまじい労力が必要なのだ

保守的イメージのあるNHKが「春ちゃん」で萌えに乗っかったのが2009年なので、とりあえずそれ以前の流れがポイントかとは思う。

2021-12-02

あんスタとこまち炎上に対する部外者感想

まず私は企業VTuberが好きではないこと・あんスタファンではないもの女性向けジャンルには精通しており、完全にあんスタ側の感想であることをご理解ください。

また、感想であって解説ではありません。ある程度事態理解している方でないと読みにくい表現が多々あるかと思います


○当該楽曲のどこに問題があるのか

これを書くにあたってOUT OF FRAMEの歌詞確認したが、私にはあんスタの要素が含まれいるかどうかわからなかった。

歌詞についてあんスタファン側が糾弾している場面も見たことがないので、歌詞自体には"あんスタ匂わせ"は存在しないのではないかと思う。

それにも関わらず炎上したのは、やはり松井氏の解説ツイートが悪手すぎた。

これによって普段こまち認知していないあんスタファンが本件を知ることになり、「世界線を繋げようかと」なる発言さらジャケットイラストがわかりやすあんスタ風であったこから

あんさんぶるスターズと見知らぬVTuberの匂わせ(?)曲を、よりにもよってあんスタに楽曲提供しているアルテが制作した」と多くのフォロワーに受け取られてしまった。

世界線云々の発言は、とこまち両名の"あんスタを愛する気持ち"からホロライブにじさんじ2社のタレントが繋がり、初めて合同でオリジナル楽曲を出すということを歌詞描写したという話であり、松井氏が語るには「とこまちあんスタの匂わせ曲ではない」らしい。

この弁明ツイート炎上後の後出しであったため言い訳と捉えられてしまうが、実際に私が歌詞を読んだ感想としては、あんスタ要素を感じなかったし、ホロライブにじさんじの両社を繋げるという意味で読めばVTuberに良い印象のない私でも素晴らしいと思えた。

まり楽曲に匂わせは存在しない」。少なくとも作詞松井氏にはその意図はなかった。

氏の誤解を生みやす表現が一人歩きしてしまっている状態だと思う。

あくまジャンルである私が歌詞に抱いた感想であり、あんスタファンが読めば匂わせだと感じてしまポイントもあるかもしれない。


ジャケットイラストの抱える問題

楽曲あんスタ要素がない、ではどこが問題なのかといえば、やはりジャケットイラストである

このジャケットの絵柄についてはだいぶ意見が取り交わされているが、絵柄パクについてわからない人に論理的説明するのはクソ難しい。結局"わかる人にならわかる"だから。ただしそのわかる人に楽曲制作関係者全員が含まれているが。

私は当初、あんスタファンがここまでこの絵柄寄せにキレている理由はわからなかった。

どこでも見かけるパロディだし、原曲トレスや同じ絵柄のイラスト歌ってみた界隈では当たり前のことで、特段責められるべきことではないと思った。

※この曲については商用で使われていること、またオリジナル曲である=パロディでもオマージュでもないとホロライブ公式から明言されてるようなので、そこはかなり問題があると思うが、権利関係には疎いためここでの言及は避ける。楽曲のみを指せばオリジナルだと思うので、もしかしたらそれに対する回答なのかもしれない。

あんスタ風絵柄への過剰ともとれる反応は、あんスタというジャンル特性だと思う。

昨今ソーシャルゲームではキャラクターごとにイラストレーターが違うものが多いし、メディアミックスによって絵柄が異なるなんてことは、ザラというより当たり前だ。

作品では、原作ゲームの美麗スチルが人気だったのに、アニメ化して絵が変わって炎上なんてこともあった。

あんスタは違う。絵柄が統一されている。

ゲーム内ではもちろん、アニメも、描き手の性格が出やすコミカライズでさえ同じ絵柄で作画されている。

こういう作品を、私は他に思いつかない。

あんさんぶるスターズとはこの「絵柄」を含めたブランドなのだと感じた。

これはあくまでも"あんスタの特性"であって、異常性ではない。他の作品にもそれぞれ特別なこだわりがあるだろう。あんスタにとってそのひとつが絵柄であるという話だ。

界隈が抱えるものの大切さを、他の界隈の人間理解しきることはできないと思う。

しか尊重することはできる。

それが勝手に利用され、さもオリジナルですよという顔で販売されていて、さらにその販売者のファンからは愛するコンテンツを貶される。このあんスタファンの怒りは私には軽視できない。

そして星街氏と戌亥氏はあんスタファンで、絵柄の重要性を理解できるはずなのだ

楽曲リリースまでの両名の過失は、ここまでの事態を想定できなかったことにあると思う。

過去に出したカバー曲では許されていたから、同じノリで発注したのかもしれない。もしくは鴨居氏の独断で、2人の依頼だからあんスタの絵柄でと納品したのかもしれない。

でもOUT OF FRAMEはオリジナル楽曲で、あんスタが無関係で、有償販売するもの

大好きな作品大事にしてきたその絵柄を、自分たち商売に使ってよいのか。

かに"ファン"ならば、憧れの絵柄で見る自分たちはさぞ喜ばしいだろう。だが、とこまち楽曲リリースファン提供する"プロ"ではないのか。

このあたりの線引きが曖昧だと感じる。

もし鴨居氏が独自作画ジャケット製作していたら、おそらく炎上していない。

松井氏の誤解を生むツイートに加えて、パッと見てわかりやすい、非常に精度の高いあんスタ風絵柄のジャケットイラスト。このコンボが最悪だった。


収束の見えない現況

私の結論としては、楽曲配信を停止する必要はない、ジャケットイラスト差し替えるべきだと思う。

これはとっくにあんスタファン内で結論づいていることだと思うが、なぜ未だに炎上が続いているのかといえば、ハピエレ・アルテを除く関係者からリアクションが一向に無いかである

どこに責任所在があるか、誰もはっきり言わない。イラストあんスタ風にしようと考えたのは鴨居氏なのか、星街氏なのか戌亥氏なのか。全員チェックの上での採用ではあろうが、誰が発案したのかだけで矛先はだいぶ変わる。

説明が一切されないことが、余計に不安と怒りを煽っているのだ。

悪くないのであればその声明を出してほしい。水面下でも動いているのならその旨を教えてほしい。こういった声は本人たちから運営から無視され、通常の営業に戻っている。問い合わせに対応するのは企業として義務のはずだが、返答がない。

さらにとこまちファンから中傷しかとれない言葉が降りかかってくる。公式から音沙汰がないのは風化狙いだと感じるが、このとこまちファンの行動によって却って悪化しているようにも見える。

このまま関係者から反応がなくては埒が開かないし、あんスタファンは苦しみ続けるし、とこまちファン推し炎上していて悲しい。ハピエレは顧客が離れてダメージだし、とこまちはせっかくのオリジナル曲に触れられない。

誰にも良いことのない状況が続いている。

事態の中心であるこまちアクションを起こすのが収束に最も近いと思うのだが、難しいのだろうか。


○ただし山本、テメーはダメ

以上はOUT OF FRAMEへの記述だが、戌亥氏のソロ曲Engaged Stories、これは最悪だと思う。

イラストには問題ないが、こちらは楽曲問題がある。

OOFには作詞松井氏に匂わせの意図はなかったが、EnStはタイトルから含ませており、実際に「これは匂わせではないか?」と戌亥氏、桑原氏も認識しているらしい。

匂わせの何がいけないのか。

匂わせ…というと、一般人芸能人と付き合っていることをSNSでほのめかすといったような、要はサイレント自慢を指す。

何かのルール抵触しているわけではないが、単純に多くの人を不快にさせかねない行為で、特に女性向けコンテンツにおいてそれを行なえば炎上必至と言ってもよい。(嗅ぎすぎるとなんでもかんでも臭うようになるため、指摘する側も注意が必要ではある)

今回の場合あんスタも戌亥氏の推しの衣更も無関係で、自慢するような事実はないので、匂わせというと少し語弊がある気がするのだが、他に適切な呼び方も思いつかないためそう表現する。

この匂わせを行なったのは戌亥氏ではなく、作詞山本である

ラジオの切り抜きなどの口ぶりでは、縦読み推しフルネームタイトルを省略したらEnStなのもすべて山本氏のアイデアであり、戌亥氏の依頼内容ではない、というように受け取れる。

どうにも山本氏の言動を見ていると、戌亥氏に結構ガチファンのようだ。それを踏まえると、「山本氏があんスタとキャラ自分推しへの貢ぎ物に使った」と感じてしまうのは殊更おかしいことでもないだろう。

両名にとっては、片や推し・片や推しジャンルの曲をつくるプロというwin-win関係であったのだろうが、あんスタの方は巻き込まれ事故である

戌亥氏はこれを容認し、「怒られるかもしれない」と思いながらもリリースしてしまった。それもそう、憧れのクリエイターが納品してきた楽曲お断り修正なんてできないだろう。

しかし、プロであるならば、これをもしあんスタファンが聴いたらどう思うか・このまま通して問題ないのかを判断すべきだった。

炎上なんていつ何が引火するのかわからないため、完全に防ぐのは不可能だが、今回は「怒られるかもしれない」という意識があったのだ。そのリスクを負ってリリースしているのだから、結果怒られるのは当たり前で予想通りではないのか。

戌亥氏は炎上後、配信ツイートなどが最低限となり自粛していると見られたため、(星街氏と比較して)火は収まっているかのように見られるが、楽曲として問題があるのはOOFよりもEnStだと私は思う。


○今回書きたかたこ

序盤で「OUT OF FRAMEに匂わせはない」と答えを出したため書けなかったが、そもそも私は好きな曲を愛せなくなったあんスタのPたちが可哀想で仕方がなくて本件を調べ始めたのだ。

マジで自分ジャンルじゃなくてよかったなと思っている。

もし推しジャンル楽曲制作団体が、知らん女と推しの匂わせ曲をリリースして自慢げに解説し始めたら発狂すると思う。

推しの顔を見ても知らん女が頭から離れないだろうし、大好きな曲を聴いても匂わせを思い出して入り込めなくなる。何よりも大切にして身を捧げてきたジャンルが外的な要因によって愛せなくなり、二度とまともに向き合えない。

そんな想像だけで頭が痛くなるほど残酷な状況に置かれているファンが、本気で救われてほしい。

匂わせの事実は少なくとも松井氏にはなかった。どうかせめて松井氏の作詞曲だけでももう一度聴けるようになってくれ。


○余談

最近なぜか大御所クリエイターがこぞってVTuberに夢中になっている傾向があり、明らかになっていないだけ・またはさほど燃えていないだけで、実は他にも今回のような事例があるのではないだろうか。

クリエイターとていち人間なので、推しに喜んでほしい気持ちがあるのは否定しない。だが、自分推しを喜ばせるために別のコンテンツを利用するのは、仕事上ですることではないだろう。推しのための活動推し活で、仕事仕事で分けるべきで、決して混同してはいけない。

提供先の推しだって世界に向けて表現創作物を届けるクリエイターである。双方にクリエイターとしての自覚が足りなかった、ファンとしての活動の延長になってしまたこから起きたのではないかと思う。

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