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はてなキーワード: 加賀とは

2017-10-31

anond:20171031153219

加賀声優井口」でググってごらん。艦これを叩きたかった層がわかるっていう話。

まり、今のアズールレーンも、そういうこと。

anond:20171031151628

艦これプレイヤー、現アズールレーンプレイヤーだけど、今は耐え忍ぶしかない。

艦これときもそうだっただろ。東方警察弓道警察加賀声優井口

有名になればアンチ絶対に出来る。特に競合する市場があるなら絶対に。

そこで反応してはいけない。彼らは複数人なので、支離滅裂な事を言う。それに一個一個対応しても仕方がない。

スルー力をつけるんだ。いつかは止むから

2017-10-09

アズレン雑感

人によってはなにを今さらという内容だろうけど。このゲーム第一印象は「理解力たけぇなおい」だった。

本家と言っていい艦これーー艦船擬人化はその前からあるけど、ゲーム的にーーのデザインをなぞりながらも、上手くアレンジしている、という感心だ。アメリカ航空母艦野球ピッチャー風だったり、旗のような飛行甲板だったり(これは戦艦少女のほうが先ぽいけど一度もやったことがないのでちょっと脇に置いておく。好きな人ごめんよ)、あるいはミリオタ的こだわりより見栄えのするデフォルメを優先したんだろうなぁというアレンジもある。正直ドイツ艦の艤装とかかなりツボだ。

日本アニメ漫画パロディネタがあちこち唐突に散りばめられているなど、良くも悪くも同人的な節操のなさは、人によっては面白く感じるだろう。

他にも、プレイヤー分身たる指揮官が、はっきり「年少の男」「少年」描写されているなど、間口を広く取るという点ではかえって壁になりそうなとこもさらっと飛び越えてくる。お前らそんなおねショタ好きか。

睦月如月デザインなんていろいろアウトである。なんだあれ。少年指揮官だけど画面の向こうの日本人ロリペド野郎ってか。その通りだよ!

モミミ・妖怪化も、まことしやかにお上配慮した結果」と語られているのを見るけど、理由はなんにせよ、こっち方面オタクなら「ミリ方面でケモミミ……あぁスト魔女か。空と海とはいえ被ってるかな」ってなると思うし(なるよね? ならない?)、艦船擬人化で一国家まるまるケモミミ・妖怪化という発想は、むしろ難易度が高いのではないか

なんというか、キャラクターデザインやその配置にも、文法とか文脈みたいのがあってある程度共有されているのだと思うけど、そこから外れたものを出されたとき、「異国感」みたいのを感じるわけで。しかしこのゲームでは、ガワは完璧日本二次元キャラしているせいで(むしろウケる画風という点では非常にハイレベル)、「なにこの、なに?」みたいになる。世界観キャラデザだけを見る限り、戦艦少女が越えていなかったラインをあっさり越えてきた、という印象だ。

原爆ネタなんて爆弾仕込みながらこれを堂々と日本で出してくるというのは、一種の強みではないかとすら思う。しかもメチャシコエロい林檎仕事しろ

さらなに言ってんだ、艦これが出てから何年経ってると思ってんだ、という話でもある。

これまで、海外オタクたちの「もう日本人じゃねーか!」という言動を楽しんできたし、絵描きのひとりとして、ピクシブなどで海外ユーザーの実力は毎日のように目にしている。同人ゲームフリーゲームあさりのなかで、向こうの人たちが作るモノのすごさも理解しているつもりだった。

が、どれも同人まりだったのだ。あるいはSteam戦艦少女鋼鉄ワルツ(これは戦車だけど)とかぐらいだったのだ。日本アプリストアでセールスランキング5位に入るものなんて初めて見たのだ。上記の大陸ゲーム艦これフォロワー的に人類共通の敵と戦う内容で知る人ぞ知るポジションだったのに対し、連合国側で日本艦船ボコゲームが大ブレイク。これは読めねえ。

艦これ最初プレイヤーのひとりでもあるけど(だいぶ放置してるので胸張って提督とは言いづらいが)、このゲームに対してはいまのとこ肯定的だ。

世界観や内容だって、そりゃ向こうで日本中心の艦船ゲームなんて出せないでしょと思えば、そして深海棲艦的な黒幕がいて、最終的には連合国枢軸国側が手を取り合って黒幕に挑む的流れになるんだろうなという予想を持てる限り、ある程度の納得もある。3-4掘りで飛龍ちゃんボコボコにしてると、ふと「……うん?」と我に帰る瞬間はあるものの、いつだって日本中心の世界観に浸っていたいというほどナショナリズムのなかで生きてはいない。

そもそも自国だろうが他国だろうが現実存在し数多の命が関わったもの美少女化して半裸にひん剥いてる時点で、あまり偉そうに言えたもんでもない。

……が。それでも言い表せないもやっとした印象もたしかにあると、言っておかなきゃいけない。

まだ言葉にできないのでこれには書かないけれど、このゲームに触れて、咀嚼しきれない何かが芽生えたとだけは記しておきたい。それがこのゲーム固有のものなのか、それとも違うのか、いまはそれすら判然としないけれど、いつかそれを言葉にできるまで考え続ける、という決意とともにここまでとする。

……しかしほんと赤城加賀おちないしメイド来ないしハマると沼なのはどこも変わんねーなちくしょう

2017-09-25

anond:20170925214932

加賀岬のせいでしょ。

観艦式みたいなイベントでも歌っちゃえるし。

やっぱ、持ち歌のある艦娘は強いと思う。

2017-09-04

松江監督はダセえ

童貞。をプロデュースの件

あそこでしゃぶってれば伝説になれた

苦笑いしながら、まったくしょうがねえな、といってしゃぶればよかった

俺が悪かったすまん!でもいい映画になった。後悔はしてない。悪いことをしたとは思ってる。覚悟はしてる。とさわやかに言ってればよかった。

そしたら加賀さんもしゃーねーな、と許しただろう

あそこで嫌だとクビを降り続け、終わった後も、強要はなかったと言い続け

出演者に、みっともないまねをさせ、セクハラパワハラなまねをしてまで映画を作るからには、そのリスク自分も負え、というのが加賀さんの主張なんだろう

だが松江は、自分は痛い思いも不快な思いも一切したくないが、出演者には強要する、とあの態度で皆に示してしまった。

もう表現者としては終わりだ。

覚悟がない奴の作った物を、見る気にはならない

2017-09-03

日本アゲアゲが恥ずかしいケース(海軍編)

数年前に流行り、今も続いている艦これのお陰で、日本海軍軍艦が一部で話題になった。

確かに日本海軍世界3大海軍に成長したわけだし、艦にも技術面・戦略面で色々野心的な試みが散見される。


しかし、である

「それで、実際その艦達はどれだけ役に立ったの?」と訊かれると、世界屈指レベルで凄いのはいない」と言わざるをえないのだ。

嘘だと思うなら、艦これ中華パクリゲーとして出発し、今やタバコに対する電子タバコくらいのポジション確立した、戦艦少女wikiでも読んでみるといい。

で、そんなヒマすらない人のために書くと、以下のようになる。


まず大型艦というくくりでのみならず、普通の人にとって軍艦の筆頭として思い浮かぶ戦艦だけど、ビスマルク級ドイッチュラント級フッドクイーンエリザベス級といった欧州勢存在感が輝きまくっている。

次点アイオワ級ノースカロライナ級といったアメリカ艦が来る感じ。

金剛型飛行場を艦砲射撃したけどあっさり復旧された、霧島ワシントンと夜戦で戦って結局沈められた、以外になんかあったっけ?

大和型…と書いて「無駄に温存された挙句ワンサイドゲームで沈められたデカい艦」と読むんだっけ?

長門日本の象徴という名の引きこもりだって同じ象徴艦でも七つの海を行幸し、海戦で華々しく(?)散ったマイティフッドと比べたら格が違いすぎでしょ。


戦艦と並ぶもう一方の大型艦で、事実上現代海戦王者として君臨する空母は、これはもう完全にアメリカ一人勝ち

だってニミッツ級エセックス級比肩する空母なんてある?

赤城加賀蒼龍飛龍は、結局ミッドウェーで「大正義ヨークタウン級に沈められたことが一番大きな記録になってしまっている。

翔鶴型は「数の暴力には勝てなかったよ…」を戦歴証明しただけ。結局太平洋戦争MVP瑞鶴じゃなくてビッグEだったわけだし。


最後中小艦艇だけど、これまたアメリカフレッチャー級タイコンデロガ級だけでお腹いっぱいという現実

特型陽炎型?雪風みたいなごく僅かな艦を除いて次々戦没したよね。

その他、世界最強と言われ、夜戦がお家芸だった日本軽巡駆逐も、レーダーを用いた遠隔攻撃潜水艦の群狼戦術艦載機空襲の前に全て敗退。

悲しい話です。


というわけで、軍艦日本アゲアゲ結構難しい。

少なくとも戦歴で自慢すると墓穴掘ることになると思う。

未だに「日本スゲー」系番組で取り上げられていないのが救いではある。

童貞。をプロデュース制作当時の監督日記

■「童貞。をプロデュース」ついに最終ロケ

ハマジムに集合し、カンパニー松尾さんの現場取材童貞Kが。どうなったのかは一週間後(!)の上映を待つべし。

とりあえず計15時間分の素材とモザイクの箇所の多さを思うと愕然とする。

C松尾さん、浜田社長Fカップ女優さん、本当にありがとうございました。これでKも男への一歩を歩めた…と思います

写真は、昨日まで「早く人間になりたい!」と言っていたK。

クランクアップ直後の晴れ晴れとした表情。何が起こったのかはまだ秘密だけど、役柄としては彼が孫悟空で、僕が三蔵法師。C松尾さんがお釈迦様。そんな感じ。

http://d.hatena.ne.jp/matsue/20060113

■「童貞」の編集作業。うーん。このペースのままだと絶対に30分は超えてしまう。

構成をもう一度考え直さないとまずいかも。けどねぇ、ハッキリ言ってねぇ、面白いよ。真剣人間って凄いねぇ、笑えるねぇ、本人がマジなだけに。

負ける気がしないね、誰にも(断言)。

http://d.hatena.ne.jp/matsue/20060115

加賀を呼び出して「童貞」最終確認。これで上映して良いか、を。いかんせん「松江さんを訴えたとしても、民事でなら勝てる」なんて言われたらね。

けど「カミュ」を見た後だと、先日まで本気で憎んでいたこの男がかわいく見えた。彼の方がよっぽど自分自身と向き合ってるわ。かなり歪んでるけど。

でも「カミュ」の人間たちにはないオリジナリティはある。

http://d.hatena.ne.jp/matsue/20060118

■昨夜のイベントでの「童貞。をプロデュース」の印象的な感想を思い出す。

山下君は「加賀君がバッティングセンターで打つシーンって『GONIN 監督石井隆』の佐藤浩市みたい(追いつめられた人間バットを振りたくなるのだ)」と言い、

柳下毅一郎さんは「童貞レイプしといて、なぜか感謝されてる」と言い、童貞Kは「哲明、殺す」と言っていた。人それぞれの感想面白い

http://d.hatena.ne.jp/matsue/20060421

2017-08-13

私と艦隊これくしょん

始めたのは13年の冬。

サービス開始から半年弱だろうか。

妻が身ごもり、仕事が少し落ち着き、格安win8タブレットが普及し始めた頃だった。

アーリーアダプターを中心に秋イベの地獄絵図は大いに盛り上がり、そのビックウェーブクラスタが近い人々を遍く飲み込み、また揺るがした。

ソシャゲやブラゲと言った類は未経験。冬イベが簡単と見聞きしても、出来ることはイオナを使って2-4(序盤~中盤の山場)を突破するのが精々だったか

2-4を突破すると、いよいよ脳筋ではクリアが難しくなる。

戦艦空母を育てるだけではそもそもルートが開けない。

調べれば調べるだけ出てくる熱量を持った情報にほだされ、私はどっぷりと嵌っていった。

レベリングに勤しむ毎日駆逐軽巡を潜水狩りで育てていく。

遠征のためのキラ付も覚えた。

所謂主力級キャラクターの平均lvが50を超えたころ、初めてのイベントがやってきた。

記憶曖昧なまま書いているが、イベント前後して、エクストラオペレーションEO)が開放され、利根筑摩神通が改二になった頃だ。

公式Twitterイベントが告知され、私は初めての備蓄に挑んだ。

キラ付け、遠征キラ付け、遠征ネットに出回る戸愚呂提督言葉を胸に、準備に勤しんだ。

ここであ号を達成する術を覚えた。

潜水艦絶対数が足りなかったので、ろ号を達成したのはもう少しあとだったろうか。

そうこうして挑んだ初めてのイベント

最高戦力はlv70~強、主力がlv60~といった所だった気がする。

ボス離島棲鬼、苦戦はしたものの無事クリアにたどり着けた。

あの時の充足感は物凄かった。

もともとゲームは好きで、格闘ゲームからRPGアクションネトゲまでそこそこに楽しんでいた。

しかし、対人要素がなく、明確にクリアできたか出来ていないかでここまでやりごたえを感じることが出来たのはそう無かった様に思う。

実際、この頃にはゲーム艦これしかやっていなかったように思う。

以降、次のイベントを見据えた行動が増え、EOクリアによる勲章集め、レベリング、資材備蓄を並行して行っていった。

しかし、この時点で唯一触れていないゲームシステムがあった。

大型艦建造である

大型艦建造は多分なコストと引き換えに一定確率大和大鳳と言ったレアかつ強力な艦娘が手に入るチャンスを得られるのだ。

だがその頃の私は、大和を手に入れるコストで他の艦娘を育成したほうが良いと判断し、大型艦建造には触れないでいたのである

しかし、間もなく夏を迎えようとした6月頃だろうか、運営Twitter大和型二番艦武蔵を大型艦建造に追加する旨のアナウンスを行った。

私は常々武蔵が欲しいと思っていて、どんな形であれ、開放されれば何としてでも手に入れようと思っていた。

待ち望んでいた私は、メンテナンス終了後に即大型艦建造童貞を捨てた。

開発資材と資材をつぎ込み、所謂ガチャに類するものを回すこと6回。女神は舞い降りた。

悠然たる姿、少し低く落ち着いた声、そして圧倒的な装甲と火力。正しく私が望んでいた武蔵のものであった。キャラクター属性てんこ盛りだった。

幸い大型艦建造が6回で終わったため、資材への影響は大きくなかった。

後は夏イベに向けて備蓄武蔵の育成を並行するだけだ。

そして迎えた14年夏イベント。AL/MI作戦連合艦隊システム悪名高き御札システムが導入されたイベントである

私の提督レベル103になっていた。

結論から言うと、クリアできた。

クリアできたが、クリアするまでゲーム真剣に向き合いすぎて睡眠不足に陥り、私はめでたく父親になった。長期休暇は一瞬で過ぎ去っていった。休みなのに仕事より消耗した。

そしてその頃気づくのである

自分クリアできているところで苦しんでいる人が想像以上に多いことに。

私も相当ドツボにハマっているため偉そうなことは何一つ言えないのだが、ゲームを開始して半年、少なくともゲームローンチしてから半年ビハインドは感じなくなっていた。

それから海域任務イベントクリアすることが当たり前になっていった。

勲章システム難易度任意選択システム)が導入されれば、全てを甲でクリアすることが当然と考え(別に誰かを煽るわけではなく、SNS投稿するわけでなく)、時折ランカーを目指したりもした。

改修工厰が導入され、新たな任務が導入され、様々なシステムが追加されていった。それらを調べ、理解したつもりだった。

イベントが迫る度に備蓄を急ぎ、そしてクリアする。

自己顕示欲を満たすため、演習艦としてドロップ艦を揃えるくらいはした。

そんな私に転機が訪れた。

2016年イベントである

このイベントの最大の目玉はクリア報酬としてアメリカ戦アイオワが手に入る事だった。

何としても手に入れたい、当然難易度は甲だ。そう思って私はイベントに臨んだ。

ステージは全7面、順調に進んでいたが、最終面になってその時は訪れた。新システムであった基地航空隊が全く機能しないのである

(これはゲームを知っている人向けの補足になるが、バグ不具合に起因するものではなく、所謂ダメージ乱数で全く良い結果を引けなかった)

そこから地獄だった。

記念すべき3周年の大規模総力戦イベントを前に、資源はみるみる減っていった。あと一発が出れば、あと一発が出れば、と言う気持ちが強まっていき、そして考えてはいけない事が頭をよぎる。

"これはアタリを引くパチンコと一緒だ" "3回に1回の確率成功するガチャを5回通すだけだ" "基地航空隊連合艦隊システムガチャを引く回数が増えた、冗長になった"そんな思いが頭を占めていった。

なんて事は無い、結局私は確率に溺れていて、自分の実力はあくまでも運が良かっただけなのだと否応なしに目の前に押し付けられつつあった。

20万以上あった資源が底を尽きかけていた。一度冷静になろうと思い、1週間備蓄に励み、燃料は10万近く回復させることが出来た。

時間ではなく気力がなくなりつつあったが、それでも最後10万、吐き出してやろうと思った。

いよいよボスを追い詰め、大淀が連撃で仕留める(そんな記憶がある)、その筈だった。

大淀は連撃を出さなかったのだ。夜戦で一発、パスっと攻撃ミスってくれた。

その瞬間、私の中で、2年間柱にしていた何かが折れた。クリアして当たり前という前提は崩れ去った。

仕事もぼちぼちうまくやり、育児も並の父親くらいには出来ていて、ゲームも充実できている自分ワークライフバランスの組み立て方が上手、そんなちっぽけな優越感が全てぶっ飛んだ。

燃料残り2万。難易度を最低の丙に変更し、ボス撃破アイオワを手に入れた。

初めて甲勲章を取り逃した。気持ち灰色を通し越して真っ黒に近かった。

そこからイベントが甲で挑みさえすれ、堀り(新キャラ探しガチャの様なもの)もせず、淡々としたものになった。

ただ、良いかいか勲章は16春イベ以外は全て取ることができてはいた。

一方でモチベーションは上がらず、またじわりと仕事が忙しくなりつつあった。

メンテの度に任務が追加され、こなし、イベントに挑む。

この頃には義務感で艦これに臨んでいた。

アホかもしれないが、育てたキャラクターと別れるのが辛いのだ。

そのうち、私はゴールを探し始めた。このゲームにはサービス終了まで恐らくゴールはないだろう、それなら自分でゴールを描き、それを達成したら満足して引退しよう。

私は描いたゴールは以下である

提督レベル120

北上加賀武蔵陸奥レベルカンスト

だ。

幸いにして提督レベルは間もなく120になった。

そして17年の春先、北上レベルカンストした。

あと3人のレベリングが終われば引退できる。

もはや義務になった艦これ仕事よりも遥かに大きな心理的負担になっていた。

16年には家族がもうひとり増えている。

仕事育児もパツパツになり、艦これに割く時間仕事が終わり、風呂に入り、リラックスして寝付く前の僅かな時間が中心となりつつあった。

リラックスできる時間もっとストレスになりつつあった。

ここでひとつ補足となるが、金銭的な意味艦これは本当にお財布に優しいゲームだ。

この時点で3年程度プレイして、プレイ時間はゆうに1000時間を超えるだろうが、課金額は恐らく5万弱、どう多く見積もっても7万もいっていないはずだ。

言い換えればこのゲーム時間を食いさえすれば課金のウェイトは低いゲームデザインになっている。

友人たちがパズドラグラブル1月でウン万溶かしたと聞いた時はゾッとしてしまったことが少なからずある。

そして176月頃だろうか。由良改二が実装された頃、私は艦これログインしなくなった。

長門も鬼怒も、近代化改修が終わっていない。

未消化の任務は5ページを超えていた。

私の艦これは終わった。

艦これChromeで、ウェブブラウズFirefoxで。私はChromeを起動することが無くなった。

タスクバーに並ぶChromeアイコンを見るだけで、プライムビデオおすすめ艦これアニメが並ぶだけで後ろめたい気持ちになった。

公式twitterフォロー解除しきれずにいた。

自分性格の面倒臭さが嫌になった。

なんでゲームを辞めただけでなにか後ろ暗い気持ちにならなくちゃいけないのか。

北上加賀は生きていない。

そんなことを思いながら、艦これを忘れようと努めていた。努めているうちは駄目なのかもしれない、とも思っていた。

178月

奇しくも、自分引退する切掛となった16年春以来の大規模イベントが始まった。

twitterホットワードには昔ほどではないが、艦これ関連のワードが並んだ。

今持っている甲勲章は9。

16年春の勲章を取り返したい。

そして勲章10個並べてから引退しよう、もし今回全力でイベントに挑んで、それでも駄目ならそれもまた引退理由になる。

備蓄資材を吐き出してしまおう。

そう、一昨日の夜思った。

一ヶ月半ぶりのログインゲームなのに緊張している自分馬鹿みたいだった。

lvカンスト寸前の武蔵加賀が演習メンバーとして待機していた。

運営twitter確認したところ、lvキャップが開放され、北上カンスト状態から開場されてしまったようだ)

運営がこのゲームをどうしたいのか。

キャラクターゲームとしてはこれ以上無い成功を収めている。事実、この夏のコミケでもやや減少傾向にあるが、膨大な数の艦これ同人誌販売されている。

恐らくはジャンルとしてトップクラスを維持しているだろう。

その本家本元のゲームがどうなっていくのか、それを見極めてやる。

自分所属するクラスタで、艦これを今もプレイしているのは私だけになった。

今一度、やれるだけやってみよう。

一番興奮した、AL/MI作戦BGMを流しながら。

本当に辞める人は、こんなとこにこんな長文を書きはしないだろう。

もう一度、自分が育てに育てたキャラクターイライラするゲームに挑んでみよう。

最後

やめるならかってにやめろ、こういうことを書くな、と言う人には申し訳ない。

まだやめてないので許して欲しい。

そしてもうひとつ、私の周辺だけでなく、全体としてアクティブユーザーは減りつつあるように思う。

勢いは緩やかに削がれつつある気がする。これはデータではなく、長年のプレーヤー感覚としてだ。

攻略を求める声や掲示板での盛り上がりから感覚として認識しているものだ。

このゲームは答えの記載がない、そして御札システムがあるかぎり、あまり多くのファジーを許さない。

プレイヤーの純減はそのまま難易度の直結につながりかねない。

このあたりも、今回本当に引退するかどうかと合わせて、見極めていきたいと思う。

2017-06-10

自信があったのに無視されたダジャレ

(去年の夏石川県に行ったとき無視されたダジャレ加賀百万石ならぬ蚊がたくさんおるな。

2017-06-04

山川出版日本史の何がすごいのか、さっぱり分からない

山川出版の日本史いかに凄いかについて情熱的に説明する」

http://blog.tinect.jp/?p=40198

はてなブックマークの人気記事だったので開いてみたのですが、驚くほど中身のない記事でした。

これ、おっさん居酒屋でしゃべっているレベルですよね??

『詳説日本史』を引用するなり参照するなりして、具体的にどこがどうすごいかを語ってほしかったです。

僕も10代の頃はあれが本当に理解できなかった。けど今ならああい教科書が作り続けられる理由がよくわかる。物事を語るにあたって、中立を維持しようとするとなると、事実しか語れなくなるのである

ストーリーというものは、基本的には何らかの価値観を元に構築されるものである日本民族いかに優れているかという視点で歴史を分析すると、それは右翼的な記述にならざるをえないし、平等であろうとすれば、それは左翼的価値観を元に記述せざるをえなくなる。

客観的な記述がされている、左右に偏向していない、中立だからすごいゾ、という感想には呆れ果てました。

いったい全体、どこが情熱的ですか? 教科書を読み返さず、いい加減な記憶をもとに語っても、多分これくらいのことは言えると思います。 

  

クソ記事を読んでしまい、あんまりにもムシャクシャしたので、私が自分で『詳説日本史』を引っ張りだしてきて調べました。

例えば「源平の騒乱」という項目は、次のように記述されています

平清盛後白河法皇幽閉し、1180年に孫の安徳天皇を位につけると、地方の武士団中央貴族・大寺院のなかには、平氏の専制政治に対する不満がうずまき始めた。この情勢を見た後白河法皇皇子以仁王と、畿内に基盤を持つ源氏源頼政は、平氏打倒の兵をあげ、挙兵を呼びかける王の命令(令旨)は諸国の武士に伝えられた。

これに応じて、園城寺(三井寺)や興福寺などの僧兵が立ち上がり、ついで伊豆に流されていた源頼朝信濃の木曾谷にいた源義仲をはじめ、各地の武士団挙兵して、ついに内乱全国的に広がり、5年にわたって騒乱が続いた(治承・寿永の乱)。

平氏は都は福原(現・神戸市)へと移したが、まもなく京都にもどし、畿内を中心とする支配を固めてこれらの組織に対抗した。

しかし、畿内西国を中心とする養和の飢饉や、清盛の死などで平家の基盤は弱体化し、1183年(寿永2)年、平氏北陸で義仲に敗北すると、安徳天皇を報じて西国都落ちした。やがて、頼朝の命を受けた弟の源範頼義経らの軍に攻められ、ついに1185年に長門の壇の浦で滅亡した。

この一連の内乱の行末に大きな影響をおよぼしたのは地方の武士団の動きで、彼らは国司荘園領主に対抗して新たに所領の支配権を強化・拡大しようとつとめ、その政治体制を求めていた。

ここには明らかに編者の歴史観と、因果関係説明が詰め込まれています

  

まず、平清盛後白河天皇幽閉したこと、安徳天皇即位させたことは、この教科書では「平氏の専制政治」と評されています

当時の人たちがそう感じていたのか、それとも教科書の編者がこの評価を下しているのか、どちらなのか判然としませんけど、ともかく本書はこの評価にもとづいて記述がされています

  

次に、この「平氏の専制政治」が地方の武士団中央貴族・大寺院の不満につながって、 以仁王源頼政はそういう情勢を見たので挙兵したと書かれています

これはまさしく因果関係に言及しているわけです。

  

このように、教科書は単なる事実の羅列ではありません。歴史に対する評価因果関係がしっかりと述べられているのです。

そこにどういう学問的な裏付けがあるか、歴史学に無知な私はよく知らないです。あのブログ記事ではそのへんの話を説明していると思ったのですけど、まったくの期待外れでしたね。

  

なお、この教科書とおなじ編者がつくった参考書『詳説日本史研究』(山川出版社)によると、次のように説明されています

治承・寿永の乱は、一般には源氏平氏の戦いといわれている。しか歴史学的にみた場合、この全国的な動乱を単に源氏平氏勢力争いとみるのは正しい理解ではない。以仁王挙兵以降、軍事行動を起こすものが相次いだ。美濃近江河内源氏若狭越前加賀の在庁官人、豪族では伊予の河野氏・肥後の菊池氏である。彼らはあくまでも平氏の施政に反発したのであって、はじめから源氏、とくに源頼朝に味方したわけではない。彼らの背後には在地領主層があり、在地領主たちは自己の要求を実現するために各地で立ち上がったのである

彼らの動向をまとめあげ、武家棟梁となる機会は頼朝以外の人、例えば源義仲源行家、あるいは平宗盛にも与えられていた。頼朝が内乱に終息をもたらし得たのは、彼こそが在地領主層の要望に最もよく答えたからである。この意味で幕府の成立は、時代の画期ととらえることができる。

教科書である『詳説日本史』では、これがたった一文にまとめられているのです。

この一連の内乱の行末に大きな影響をおよぼしたのは地方の武士団の動きで、彼らは国司荘園領主に対抗して新たに所領の支配権を強化・拡大しようとつとめ、その政治体制を求めていた。

こういう史観が妥当なのかというのは、私にはちょっと分からないんですが、この点を強烈にプッシュしているのが『詳説日本史』の特徴と言えるでしょう。

他の教科書を読んでみても、三省堂の『日本史B 改訂版』(日B 015)を除き、この史観はあまりプッシュされていないと感じました。

  

【参考文献】

山川出版社『詳説日本史』(日B 001)

山川出版社『高校日本史 改訂版』(日B 017)

山川出版社新日本史B 改訂版』(日B 018)

東京書籍日本史B』(日B 004)

三省堂日本史B 改訂版』(日B 015)

実教出版日本史B 新訂版』(日B 014)

桐原書店新日本史B』(日B 011)

(このエントリは上記7冊を参照しています。いずれも平成22年ごろ購入。)

  

  

  

余談:教科書の読み比べ

  

山川出版社新日本史B 改訂版』(日B 018)

伊豆に流されていた源義朝の子・源頼朝も、妻・北条政子の父北条時政とともに挙兵して南関東を掌握し、10月には源氏根拠地鎌倉に入った。頼朝は父祖以来の結びつきを背景に、三浦千葉上総氏などの有力な東国武士主従関係を結んで御家人とし

頼朝の挙兵が、東国武士との「父祖以来の結びつき」を背景にしていたものだったということは、他の教科書ではなかなか分からないと思います

三浦千葉上総という武士名前が沢山出てくるのもおもしろいですね。(三浦氏名前が出てくる教科書は多いですが、それはこの時点ではなく幕府成立後、十三人の合議制か、宝治合戦ときに唐突に登場します。)

[寿永二年十月宣旨から義仲滅亡までの]この間、鎌倉の頼朝は没収した平氏の所領(平氏没官領)を法皇より与えられ、経済基盤を固めていった。また御家人を統制する侍所を設置し、その長官である別当には和田義盛を任命した。これに加えて、行政裁判制度を整えるための公文所(のちに政所)・問注所がおかれ、その長官にはそれぞれ京から招かれた朝廷の役人である大江広元三善康信就任した。前後して、義経軍らは一の谷・屋島平氏を追い、1185(文治元)年に壇ノ浦平氏を滅ぼした。

[]は引用者註。

この教科書の特徴は、幕府の政治機構の形成過程を、治承・寿永の乱の進行に併記していることです。

鎌倉幕府の成立が1192年(いいくに)なのか、1185年(いいはこ)なのかという論争は、世間でよく知られているぐらい有名になりました。どちらが正しいかは諸説あるとしても、ただ一つ言えることは、どこかの時点でいきなり幕府が完成したというわけではありません。治承・寿永の乱が続いていた期間に、徐々に幕府の政治機構が形成されたのです。この教科書はその史観が反映されています

  

  

  

桐原書店新日本史B』(日B 011)

北条時政の援助によって挙兵した頼朝は、東国武士たちに支持されて、富士川の戦い平氏を破ったが、その後は鎌倉にとどまって、東国地盤を固めることに専念した。これに対して平清盛は一時、都を福原神戸市)に移して態勢を立てなおそうとしたが、まもなく京都に戻り、1181(養和元)年に病死した。一方、義仲は1183(寿永2)年、北陸方面から急進撃して、平氏一門を京都から追い出した。しかし、義仲は後白河法皇対立したので、法皇は同年、頼朝に東海東山両道(東国)の支配権を認め、義仲追討を命じた。頼朝は弟の範頼・義経らを上京させて、義仲を討たせた。範頼・義経さら平氏追討に向かい、1185(文治元)年、長門壇ノ浦平氏一門を滅ぼした。

この教科書歴史用語の詰めこみを回避しているようで、内容は簡単、文章としても平易です。

上記引用でも分かるとおり、「頼朝に東海東山両道(東国)の支配権を認め」という記述があるくせに、寿永二年十月宣旨というキーワードがありません。治承・寿永の乱、一の谷、屋島の戦いなどは年表に記載されていますが、本文中に記載なし。養和の飢饉、平氏都落ち安徳天皇を伴ったことも言及なし。

というわけで受験生には不向きですが、他の教科書にはない特色もあります

  

鎌倉将軍に尽くして家人となった武士のことを、鎌倉御家人といった。鎌倉御家人になる目的は、将軍面接して(見参)、先祖伝来の所領を承認してもらい(本領安堵)、さらに勲功のあった者は新たな所領を恩賞としてうける(新恩給与)ことにあった。

教科書の中では唯一、桐原書店けが「見参」を掲載しています。これは鎌倉幕府の権威の構造がどういったものであったかを知るための手がかりになるかも。

(他の教科書ではこの用語がないどころか、「将軍面接して」という説明も省かれています

  

["新恩給与"についての註]

土地のものよりも土地に対する一定の支配権と、それにともなう収益権を与えられるのが普通で、そのおもなものが地頭職であった。

これは「職の体系」のことを言っています。他の教科書とは違って、地頭をあえて「地頭職」と見なす視点を紹介し、その意味するところを簡潔に説明しているのがすごい!

所有権が重層的に重なりあっていたというのは、中世土地支配構造を知るうえで一番大切なポイントだと思います

なお、山川出版の『日本史B用語集』には「職の体系」という用語は不掲載で、かわりに「職」の項でそれを説明しています

職(しき)②:一般に職務に伴う土地からの収益とその職務自体を指す。荘園場合、有力者への寄進が何回も積み重なり、下記のような複雑な職の改装秩序を生じた。

本家職①、領家職②、預所職②、下司職②、荘官職①

  

[引用者註:丸の数字はこの用語を掲載している教科書の数]

山川出版『日本史B用語集』より

この説明は悪くないと思いますが、桐原書店は「土地のものよりも土地に対する一定の支配権と、それにともなう収益権」のことと明記しているので、その方が的確です。

しかも、いかんせん、『日本史B用語集』は「職」の用語説明を「院政期の社会文化」のページに掲載しているので、これと鎌倉時代の地頭職との関連が全然分からないです。そして「鎌倉幕府の成立」のページにある「地頭職」の用語説明は、次のようになっています

地頭職(じとうしき)⑤:職とは役職に伴う権益意味。地頭職は御家人が地頭に任命されて認められた兵糧米の徴収や免田(給田)経営などの権利

  

山川出版『日本史B用語集』より

これは間違っていませんけど、この説明を読んで、重層的な土地支配構造があったことを理解できますか? 絶対に不可能ですよね?

せめて「職」「地頭職」という用語同士を紐付けて相互参照させてほしいです。ふざけんなってかんじです。

  

さて、桐原書店教科書に話をもどすと、欄外にこういう豆知識も載っています

幕府とは、近衛府の唐名であるが、転じて近衛大将の居館のことをいった。のちには近衛大将とは関係なく、武家政権意味する語となった。頼朝は1190年に上洛し、右近大将に任ぜられたが、まもなく辞任した。

[ふたつの源頼朝像]

Aについては南北朝時代武将とする説もあり(伝・藤原隆信筆,京都神護寺蔵)、Bも注目されるようになった(山梨甲斐善光寺蔵)。

とてもユニークですね。受験には使えないかもしれませんが、知っておいて損はないです。

  

  

  

東京書籍日本史B』(日B 004)

養和は平氏政権が用いた年号で、これを認めない頼朝の支配する関東では、ひきつづき治承の年号が用いられた。

網野善彦著作『東と西の語る日本の歴史』に、たしかこの話があったと思います

他の教科書には載ってませんが、ピンポイント東大入試に出題されました。

  

源氏鎌倉の関係は、源頼信のころに源氏氏神となった石清水八幡宮を、前九年合戦の際、子の頼義が相模国由比郷に勘請して鶴岡若宮八幡宮前身)を建設したことから始まった。鎌倉は前面に海をもち、三方を山にかこまれた要害の地で、切通によって外部と結ばれていた。

鎌倉という土地をこれだけ情熱的に語っているのは、東京書籍教科書だけです。

上記引用とはまた別に、「コラム 武家の都鎌倉経済流通」というのも掲載されています

東大入試では、「院政時代から鎌倉時代にかけての京都と鎌倉都市の発展」について論述させる問題が出されたことがありますが(1990年)、この教科書はその答案を書くうえで非常に役立つものだと思います

  

  

  

山川出版社『高校日本史 改訂版』(日B 017)

こののち、後白河法皇義経を重んじ、頼朝追討の命令を下したが、これに失敗すると、頼朝はその責任を追及し、逆に義経追討の命令を得た。さらに頼朝は義経をかくまっていた奥州藤原氏を滅ぼそうと朝廷に追討の命令希望したが、法皇がそれを拒否すると、1189(文治5)年に頼朝は追討の命令を待たず、大軍をもって奥州藤原氏を滅ぼした。ここに全国を平定し、その後、法皇死後の1192(建久3)年に頼朝は念願の征夷大将軍に任じられた。

頼朝の悪人っぷりがこれでもか!?というぐらい強調されています

あいつは自分の野望を実現するため、ときには法皇に逆らって圧力をかけたり、朝廷命令無視して独断専行する奴だった、ということを言いたげな記述です。

  

それはともかく、奥州藤原氏を守ろうとした法皇朝廷側と、それを潰そうとした頼朝の厳しい対立がわかるのは、この教科書だけでしょうね。

両者のぴりぴりした緊張関係が伝わってきます

関西にある政権東北地方を使って、関東独立の動きを牽制するというのは、日本の歴史において繰り返し出てくるパターンなので、この視点を漏らさず記述しているところはアッパレ

  

  

  

実教出版日本史B 新訂版』(日B 014)

平氏安徳天皇を奉じて西国に落ちていったが、後白河法皇は京都にとどまり、新たに後鳥羽天皇をたてて政権を維持した。法皇は義仲には平家追討を命じるいっぽう、頼朝には上京をうながして、京都の義仲に対抗させ、武士たちをたがいに牽制させて政局の主導権をにぎろうとした。しかし頼朝は、東国の安定に意をそそいでみずからは鎌倉を動かず、弟の範頼・義経を上京させて、1184(元暦元)年、義仲を討たせ、源氏一族の長となった。ついで義経らは、その当時勢力回復して都にせまっていた平氏を一の谷・屋島などの合戦でやぶり、さらに翌1185(文治元)年にはこれを長門壇ノ浦に追いつめて滅亡させた。

この時代に2人の天皇が同時に存在していたとする視点を取り入れているのがナイス

都落ちした平氏はそのままあっけなく滅んだわけじゃなくて、京都にいる天皇とは違う天皇を奉じて勢力を盛り返していたのです。

どちらの天皇が正統かというのは、つまるところ結果論にすぎません。この教科書はそんな歴史観に基づいて書かれています

  

ちなみに、この教科書の編者は、大半が関西教育機関に属する人たちみたいです。後白河法皇平氏を主軸にした書き方は、編者の関西びいきが反映した結果なんでしょうか。(笑)

例えば奥州合戦について、「奥州進撃のために頼朝は東国だけでなく西国武士もひとまず鎌倉に動員し、これを機会に国ごとに御家人組織の整備をいっそうすすめた」とありますさら西国御家人東国御家人とどう違うかを説明しているのもおもしろく、この教科書関西中心っぽい史観は独特です。

  

  

  

三省堂日本史B 改訂版』(日B 015)

  

……って、おい!? 増田がここで文章を掲載できなくなったんだが??

せっかくこの先が本番なのに、文字数の上限なのだろうか。

つづき→http://anond.hatelabo.jp/20170605001028

2017-06-01

金沢に越してきた転入者への百万石まつりガイド

金沢最近新幹線が停まるようになったことで、小京都風なる謎の小洒落オーラ転入者が増えています。そこで、転入者に対する百万石まつりガイドをしたいと思います

百万石まつりとは?

石川三大祭の一つに数えられる軍事演習です。藩民皆兵の理念に基づいて大行進や閲兵式が行われます。一応建前では前田利家石川県へとやってきた出迎だか歓迎だか言われていますが、本質的には示威です。

参加

参加は強制ですので、町内会に問い合わせてください。町内会によって対応は様々ですが、一般的郊外のほうが要求が厳しいです(というか中心部転入者が多いのでマニュアル対応が進んでますが、郊外だと若手が引っ越してくると言うだけで舞い上がってたりします)。あまりにもきつかったら市役所の振興地域課へ相談してください(観光課への相談逆効果です。いつまでお客様気分なのだとだらけあつかいされます

鎧の準備

一番ハードルが高いのが鎧の準備です。県民男子は当然一式は備えているのですが、県外から移住者は鎧所持率が低いです。また、住んでいる町内ごとに様々な決め事(色や武装など)があるので結局新調することになるでしょう。町内会によっては貸出用の鎧が備えられているところもあるという話なのですが、家の近くの場合メンテも悪くて実用じゃありませんでした。ぶっちゃけ、在住者の着古したお下がりなどなので、臭いし使わないほうがいいと思います

鎧を新調するのが一番の問題なのですが、とりあえず、町内会相談してください。相談しないとこじれます(後述)。しか相談するにしても予算目星はつけておきたいです。ピンきりなのですが転入者のひとは30万円前後のものを目指すのが良いと思います

と言うか、とりあえず相談価格さえおさえておけば多くのトラブルは防げます

高いものは緋糸威+二枚胴とかで150万コースとかも有るのですが、そこまでは必要ありません。町内によるのですが、出入りの業者と結託して高額の鎧を斡旋し、キックバックを受け取るようなところもあり、知識なしだとぼったくりあいます

一方で変に安いものだと毎年修繕が高くついたりしますし、再購入にもなりかねません。30万前後(25万くらいで十分)がいいと思います子供男子高校生以上なら、セット価格で20万円x2とかでも良いものがあります

業者さんは町内会相談して決めたほうがいいです。インターネット通販でも購入できるのですが、大抵の場合町内会の老人集の機嫌を損ねて揉めます田舎なのでその辺出入り業者筋とか謎の付き合いがあるのです。あとは、隣近所の人と色が合わなくて浮いてしまうとかもあります。鎧の細かいデザインはずれてても問題ないですが、槍を保つ場合は長さを合わせておいたほうが目立ちません。刀や小太刀は好きにしてください。

予算が厳しい場合地域振興課での補助あります

乗馬

乗馬訓練は必要なのか? というのも悩むと思います。町内の懇親会などで勧められたりすることも有ると思いますが、基本はおつきあい程度であとはスルーでいいです。百万石まつり行列で馬に乗るのは、大学乗馬クラブのひととあとはかなり限定された有志です(ぶっちゃけ既得権です)。

飲み会で「馬くらい乗れないとねー」というのは年長者のマウンティングで、実際の祭りでそんな声はまずかからないので無視していいです。「車の免許がやっとなんで馬なんて恐れ多いですよ!」とか言っておくと老人は喜ぶので、適当に振りまいてスルーして下さい。

打ち合わせと練習

4月と5月に合計4回位の練習が有ると思うのでそれは出ておいたほうがいいです。実際には二回も出れば進行はわかるので十分ですが、最初一年は鎧になれるために多めに出たほうがいいでしょう。鎧で肌が擦れるので、適切な下着が必要です。ユニクロ系は布地が薄くて使い物になりませんが、そのへんは体格にもよるし値段も安いので探してみてください。通販しても問題にはなりません。

一方で「打ち合わせ」や「士気高揚」などと称する練習(?)の予定がたくさん入る町内会も有るのですが、それは百万石まつりにかこつけたただの飲み会なのでスルーしても問題ないです。最初の一回行っておけば良いでしょう。

(ただし下手に酒に強いアピールをすると、加賀利き酒かいってつれまわされます

当日の注意

寝坊しなければ注意点はあんまりありません。県内企業であれば公休扱いも有ると思いますが、めったにないでしょう。鎧は家で着用じゃなく集合する体育館で着てください。年寄りトイレ我慢するか垂れ流せとかわけのわからないことを言いますが、集合場所で済ませておけば問題ないです。

引き出物とり野菜みそふつうに美味しいのでお持ち帰りしてください。「最近好きになった」とかいうといっぱいもらえます

2017-03-06

周りには「俺の嫁は(艦これの)金剛!」と常日頃から言っていたが、

俺のツイッターアイコンは(艦これ)加賀さんだった。

友達から「なんでツイッターアイコン金剛にしないの?」と聞かれたので、

「確かに一番好きなのは金剛だよ。だけど俺がツイッター発言すると、その言葉発言しているイメージ加賀さん以外にないんだよな。俺のインターネット上での姿は加賀さん以外ありえない!」

といったら「えっ・・・」ってドン引きされた。

そんなに俺っておかしいか

2016-12-05

劇場版艦これあれこれ

http://togetter.com/li/1056062

なんていうかさ、あの世界が時間が巻き戻らないループ世界仮定した場合深海棲艦が同じ場所に同じように湧いて同じように戦闘がおこるってわけでさ・・・


アホらしいと思わんか?その設定。



何度やっても、「くびき」とやらに引きづられ、いろんな艦娘が入れ代わり立ち代わり再着任してたはず。

吹雪の着任だって、着任前の記憶とか、劇場版で初めて確認するようなことじゃないでしょ。

まるまる1期使ってスルーされてたのに、真剣な顔でさも重大事のように確認する赤城加賀

如月轟沈含めて構想はあらかじめ決められてた、ってさ。

もう物語都合でしかないじゃん。

興醒めも良いところだよ。


提督も、一部の艦娘も知ってんでしょ?

ただただ狭い世界ループしてるだけだって

そしたらさ、あん世界じゃないよね。

提督はいないんだからともかくとしてさ、長門加賀辺りは、もっと諦観してないとね。

出撃に意味がないような空気を感じさせたり、抗ってる焦燥を出さないと。

劇場版を受けた補完で、それっぽくTVアニメを語ることはできるけれど。

あの箱庭を維持するために無理が為されてたのだとしても、もっとディストピア感ださないと、後付過ぎてさ・・・


あの設定なら、世界としてはかなり狂ってる。

日本海軍は壊滅なんだからほとんどの艦娘は、「くびき()」とやらで轟沈するはずで、そのつど深海棲艦としてPOP。

それを轟沈させると、どこからともなく再着任。

轟沈から再着任のサイクル、どの程度なのかね?とか、そっちが気になったよ。

そんなディストピアなのに、如月睦月のあの茶番劇

マジないわ。

んで、吹雪くびきを断ち切れるって?

何か知らないけれど、艦娘希望として分離したから?


アホくさいわ。

ないわ。

2016-12-04

劇場版艦これ吹雪三蔵法師だった話

 劇場版艦これクライマックスシーンでは、ボスである深海棲艦は主人公である吹雪深海棲艦化したものであり、実は吹雪は何度もここに来ては轟沈していると説明される。つまり劇場版ストーリー一種ループものであったのだ。ただし、シュタゲまどかやリゼロと違って、このループものはおそらくは時間遡行を伴わないループものである

(じゃあ吹雪轟沈しまくってた記録も実は提督が持ってたんじゃないのかという疑惑が生まれるが、加賀さんを一回轟沈させた程の超無能提督のことだから、記録をそもそも取ってないか、取っていたとしてもどっかにうっちゃったかしているのであろう。というかボスに大破進撃してんじゃねーよ。)

 このシーンを見ていて、ああ、これは三蔵法師沙悟浄の対決だなと感じた。

 流沙河に住んでいる沙悟浄ダルシムみたいにして首につの髑髏を下げているのだけれど、これは実は三蔵法師前世から前前前前前前前前前世までの髑髏なのだ西遊記以前の三蔵法師は流沙河で沙悟浄にあった時点でみんな沙悟浄に食べられてしまっていたのである

(というのは半分ウソで、厳密に言うと、西遊記ではそんなことは一言も書かれていない。西遊記では沙悟浄の髑髏は三蔵が来る以前に流沙河を渡ろうとした9人の取経者のもの説明されている。三蔵前世で食べたという設定は、大唐三蔵取経詩話(西遊記の原型)に出てくる深沙神(沙悟浄の原型)のものである。なお深沙神の持っている髑髏は二つだけ。取経詩話の設定が西遊記でも生きているとすると、西遊記三蔵はリゼロ主人公並みに死に過ぎである。まあ今回は話の都合上この設定が西遊記でも生きているということで堪忍してつかあさい

 ボス深海棲艦が「体は吹雪でできている」のならば、沙悟浄だって「体は三蔵でできている」というわけだ。

 結局、観音菩薩の執り成しもあって三蔵法師10回目にしてようやく沙悟浄を仲間にして流沙河を渡ることができたのだが、劇場版吹雪深海棲艦を成仏させて取り込んだような描写がある。

 西遊記という話は、出て来る妖怪の多くが過去の過ちによって神仙などの世界から現世に妖怪として堕天してきたもので、三蔵一行はそれらの妖怪過去因縁を解きながら旅を続けていると言っても過言ではないのだが、艦これという物語も、どうやら過去の艦の因縁を解く話であるらしい。(ゲームにおける今回のイベントではとうとう長門が沈んだビキニでの核実験まで扱うようになった。)

 そう考えると、西遊記艦これというのは意外とに似ていないようで似ている話なのかもしれないなあ、などと映画を見て考えたのであった。

 

 なお、映画自体はそれほど面白いというわけではなくて、途中で少し飽きてきてしまったし、これに1300円払うくらいなら天一ラーメンでも食べとけばよかったかなと思うくらいの出来ではあった。

2016-11-29

劇場版艦これ、すごかった!!

http://anond.hatelabo.jp/20161129030632

ネタバレあり感想です。






夜戦がめっちゃよかったです。

暗い劇場で、漆黒の海を表現するために、ぎりぎりの暗さで設定されたダークブルーは本当に夜の海しかった。

その海を照らす、探照灯と照明弾!

ブラウザゲーム探照灯は、おもちゃっぽい演出ホント効果あるの?って感じだったけど、

劇場版ではめっちゃ活躍してる感がでてた!!

やっぱり、夜戦に探照灯と照明弾は必須ですね。うんうん。

あと艦娘全般的に、ブラウザゲームキャラクタを2割増しで美化されてかっこよく描かれている気がしました。

最初の登場シーンで、あれ?彼女こんなにかっこよかったっけ?って思いましたもん。

ストーリーは、シリアスホラーバトルの王道路線で上手くまとめられていたと思います

加賀さんはどうして明るく振る舞えないのか?という疑問への答えもでて良かった。


とりあえずこんな感想

劇場版艦これ、すごくない?

ネタバレあり感想です。

脳内整理のために書き殴ったメモです。だいぶしっちゃかめっちゃかです。








良かった点

戦闘シーンが良かった。

全体的に艦娘固有の艤装が活きていた。

最初の第八艦隊戦闘とかもう最高。古鷹の腕ってあん甲冑みたいになってたんだな。普段名前に隠れてるから全然知らなかった。めちゃくちゃカッコええやんけ。

天龍の刀が活きてたのも良かった。牙突みたいな構えしてたからそういうことすんのかなー、って思ってたら結局普通に発砲する。これがいい。あれは実際に敵を斬るためじゃなくて、印象づけておいてプレッシャーを与えるための武器なんだな。案外クレバーだ。怖いよ天龍ちゃん。

あとは何をおいても大和の発砲シーンですね。超火力・超迫力。やっぱり大和はこうでなくちゃ。まさに最終兵器

艦娘以外も良かったです。艤装の細かい稼動とか、見ててテンション上がった。

妖精もいい仕事してましたね。戦いの場には似つかわしくないビジュアルだと思ってたけど、それがむしろ張り詰めすぎかねない空気緩衝材になってて良かった。

妖精の空戦シーンもよかったしね。いっぺん翼を「クイッ」ってやってから旋回するやつとかね。あれめっちゃカッコよかった。


艦娘の描かれ方が良かった。

全編通じて、「それそれ!それが欲しかった!」って感じ。ポンコツは一人も居ない。ハラショーしか言わない娘とか、終始一人遊びしてる娘とか、男もいないのに行き遅れキャラでいじられる娘とかが居なくて本当に良かった。

個人的には金剛姉妹が良かった。TV版ではほとんどギャグ要員だったけど、今回は軍議の一端を担う重要役割金剛はなんだかんだで政治力ありそうだし、気も回りそうなんだよな・・・軍議にもしれっと紅茶出してたし・・・

大淀も良かったです。公式からは「スレンダーなお姉さん」という印象を受けるけど、今回の劇場版では完全に中学生体型。身長軽巡とそんなに変わらないし、頭身・肉のつき方・顔の丸さなんかも中学生のそれ。長門かだれかと並んだときにはそれがますます際立って、もうかわいくて辛抱たまらんかった。

他の艦娘も、TV版のようにやたらキャラが尖っていなくて良かった。ゲーム内のセリフも、無理なく混ぜ込まれていた。

あと艦娘同士の絆の描写もよかった。睦月如月関係はもう「睦月依存しすぎちゃう・・・?」と心配になるくらい痛々しかったけど、それが良かったし、

加賀も良かった。あのお互いを認めあっているものの素直にそれが言えない距離感な。この関係性がフレッシュでよかった。艦これベタベタ百合だけじゃないんや。

ほかには大和が座るとき描写、あれがなんだか面白かったな。普通体操座りするときって、いったん見苦しい動作が入るんだよね。手を後ろについて支えたり、急にドスンと腰を下ろしたり。でも、大和が座るときはそれがなかった。重心が一定したまま、スッと座る。あり得ない挙動だけど、美しい。あの描き方はアニメではよくある手法なのだろうか?それとも、女の子が完全に理想化された「艦これ」だからここまで徹底したのか?なんにせよ、ちょっとしたこだわりが感じられて嬉しかった。


・流血表現が良かった。

そう。今回の映画、流血表現あったんですよ。流血。艦これで流血。なかなか思い切ったなあと。いや、ストーリーもっと思い切ったことしてるんですけどね。

最初鳥海が流血したのを見て「あ、血出るんだ」と軽くショックを受けたけど、彼女を皮切りにそれ以降みんな続々流血。海の色もあいまって絵面の陰惨さがすごい。

でも、なんだか艦娘が血を流してると安心するな。「あ、彼女らも僕らと同じなんだ・・・」って。「赤い血=人間の証明」みたいなのってホントにあるんだなあ。

もちろん絵面に陰惨さを加えるための血も良かった。如月が「なんで消えないの・・・」って言いながら血が出るまで腕をこすってるとことかね。あと睦月深海棲艦に顔を掴まれて押し倒されるあたりも良かった。ここは血が出てたかどうか覚えてないけど。いや、ともかく今回リョナ心をくすぐるようなシーンがやたら良かったな。おびえ方がいいというか。


ストーリーの筋が一本通っていて良かった。

これが一番。TV版は何がしたいのかさっぱりわからなかった。「深海棲艦はなぜ存在するのか」「吹雪はなぜ特別なのか」といった謎も投げっぱなしだったし。

しかし、今回の劇場版は、そうしたいくつかの謎をできるだけ解消するという筋が一本通っていたぶん、非常にわかやすく楽しめた。

艦娘が戦う理由」みたいなのも良かったよね。護りたいもの云々と大層なことを言っていたけど、結局一緒に戦ってる仲間のためっていう。このへんがちょっとリアルに感じられて。マブラヴかなんかに「前線で戦ってる兵士たちは、国のためとか大義のためじゃなく、結局仲間のために戦っている」みたいな話があったけど(うろ覚え)、そういう感じで。

轟沈艦を出さないことが将来の勝利につながる」という設定も良かった。将来への希望が見えたし、この戦いにも「将来に繋がる重要な緒戦」という意味が見いだせた。これだけの戦闘轟沈が出ない理由にもなったし。

深海棲艦まわりの設定について、一部では「公式世界観名言しちゃっていいの!?」なんて騒がれてるみたいだけど、公式っつってもメディアミックスの一環だし、まあほとんど二次創作と扱いは変わらないでしょう。

気合の入った二次創作アニメを、1800円で、総集編同人誌より安いくらいの値段で、楽しむことができる。これだけでもだいぶすごいことだと思うけど。

上のような楽しみ方ができるのは、TVアニメ版がひどすぎたおかげなんですけどね。ちょっと卑屈になりすぎてる気もする。

悪かった点

深海棲艦に迫力がない

う~ん、「深海棲艦は轟沈した艦娘の成れの果て」という設定上、深海棲艦が親しみやすい絵になるのはしょうがないのかもしれないけど、にしても弱々しい。

単体ではかよわそうだし、かといって物量もないし、いまいち脅威に感じられなかったな。結局「僻地の小競り合い」って感じに見える。ゲーム内でも史実でも、そんな生易しいものではなかったはずなんだけど・・・


それくらいか。案外思いつかなかった。あとは下の疑問点が残ったことくらいですかね。

疑問点

・結局深海棲艦まわりの設定ってどうなってるの?

深海棲艦は轟沈した艦娘からまれ艦娘轟沈した深海棲艦からまれる」「深海棲艦は元いた場所に帰りたいと思い進軍を続けている」というのはわかった。

でも大元の「なぜ深海棲艦は発生したのか」というところがおぼろげにしかからなかった。いや、わかったつもりでいたんだけど、誰も言及してないかだんだん不安になってきた。

ので、ここからほとんど憶測になる。


おそらく、今回の艦これでは、深海棲艦が発生した理由は、

大戦で沈んだ艦が、自らの存在を人々から忘れられないために、自身の闇の感情記憶である深海棲艦を作り出し、光の感情記憶である艦娘と戦わせているから」というものなのだろう。

言うならば、この戦いはすべて、実艦が生み出した狂言だったのだ。

深海棲艦と艦娘無限輪廻を繰り返し戦い続けることで、人間軍艦の恐怖/輝かしさを覚えてもらう、思い出してもらう。

その際パワーバランスが偏って戦争が終わってしまわないように、艦娘たちは実艦と同じ場所で沈む運命にある。

しかし、その「運命」システムを崩す鍵となったのが吹雪であった。

・・・う~ん、これがぼくの深読みでなければ、ずいぶんエグい設定だなあ。

でも、めちゃくちゃ面白い設定だ。ゲームとも符合する。艦娘美少女である理由もわかるし、深海棲艦は艦娘しか倒せない理由もわかるし・・・

この設定を、ファン層が広い「艦これ」の、全国公開劇場版に持ってきた度胸。これが一番劇場版艦これのすごいところだと思う。

これだけでアニメ1クールくらい作れそう。それをなぜTVアニメ艦これ・・・なぜ・・・


でも、そうすると、

・「提督」とはいったい何者なのか?

艦が自身を覚えていて貰うために狂言とも言える戦争を創り出しているのだったら、

人間深海棲艦に被害を受け、艦娘応援するだけで役割にそぐうはず。

それなのに、わざわざ人間に「提督」というポストを用意してやるのは、いったいなぜなんだろう?

それとも、「提督」は人間ではない・・・

そうすると、具体的な見当はつかないな・・・吹雪を重用するところから、この戦争を終わらせる意思をもったものらしいということはわかるけど・・・

なんとなくTYPE-MOONでいうところの「霊長」とか「アラヤ」みたいなもの想像してしまうな。さすがにこれは妄想だけど。

吹雪はなぜ「希望」なの?

これが一番よくわからんかった。

闇の感情記憶と分離してるから・・・みたいな説明がなされてたような覚えがあるけど、それで他の艦娘と何が変わるのか?

TV版の最終話のような、「運命を変える鍵」になりえる理由がそれなのか?

最後精神世界描写は、結局吹雪が実艦吹雪の闇の記憶を消し去ったということなのだろうか?

う~ん。納得するにはちょっと理由が弱いような・・・



なんだか最後の方はほとんど妄想になってしまったけど、感想としては以上です。

いや~、いいメディアミックスでした。久々に艦これにワクワクさせられた。


追記:タイトル修正いたしました。

カテゴリーをつけるつもりだったのですがうまくいかなかったので結局削除しました(かわいい

2016-11-26

艦これ劇場版ネタバレ

如月生きてた

犠牲者如月だけです

一旦は生き返った如月深海いかんとして正式轟沈しました。

犠牲者はそれだけまずは青葉組の輸送船団の襲撃作戦から物語が始まりこっちは快勝してます

そしてそこでカエリタイトという謎の声がこだま如月ドロップしま

そして復帰した如月ですが様子がどうもおかしいです。轟沈した時の記憶を明確に持っています

そして肘には謎のアザがあり日を経るごとにどんどん体が深海いかんに近くなっていきます如月は相当荒んでいて以前とは別人です

そしてその字はいくら洗っても落ちません

そして帰りたいという謎の声がアイアンボトムサウンドの中央部から泊地にこだましてます

そして同心円状にその中心部からどんどん海域赤化が進んでいき後3日と7時間で泊地も汚染に巻き込まれることが判明した

そして敵船団は帰りたいという声が聞こえてくる海域中心部に集結しようとしており

もし集結されたら二度と海域突入ができないので的船団が集結する前に空有墓機動部隊が囮となり吹雪を中心とする船団が海域中心部に集結します。

敵の艦隊空母姫や戦艦棲息姫が普通に出てきて普通に強いです。編成としては2015夏E6に近い

そして海域中心部に集結しようとした時吹雪を襲う強力な艦隊吹雪を追い詰めましたがそこに変わり果てた如月が助けにきます

深海化した如月の姿は重巡に近い

吹雪は最終的にカエリタイという声の発生源のものすごい光るポイントに来ました。

そこで待っていたのは帰りたいという思いで艦娘になった吹雪とは別に分離した忘れ去られた怨念深海棲艦溶かした吹雪です

ラスボスはもう一人の吹雪です

そして謎の光の空間に沈んでいく主人公吹雪は数々の艦が沈んで行った時の幻影とかを見せられて苦しみもがきながらもう一人の吹雪の闇に飲み込まれそうになる。

だが吹雪はもう一人の吹雪敵対することな大丈夫からとひたすら連呼してもう一人の吹雪に寄り添います。そこで咲き誇る大量の彼岸花が印象的でした

最終的に吹雪はもう一人の自分を受け入れもう一人の吹雪成仏してあたり一面の艦娘も光となって消えて行きました。その際に如月成仏していきました。

まあ、思ってたほどひどくはなかった

ちなみに一部の艦娘深海棲艦としての記憶を持っており加賀がそれにあたるそうです。

瑞鶴が帰ってこれるかもしれないんでしょっと言った時に加賀が二度と口にするなって

言ったけどそれほどまでに一時期深海化していた時のトラウマを引きずってます

如月は以前と同じような記憶を持ってますがおそらくドロップした

如月はどんどん深海化していく幽霊みたいなものです

謙介的には沈んだ艦娘深海生艦になり沈んだ深海棲艦は艦娘になるというループが成立しているようです

2016-07-28

からすっごい差別的なことをいうけどさあ

犯罪者とか友達の中でも「ああアイツはマジ変わってる」って言われる奴は

名前に「聖」の字が入ってるやつが多い。

自分聖人だ、周りの俗人とは違う。俺の喧嘩はただの喧嘩ではなく聖戦だ」くらいのことを

さいこから思い込まされてるんじゃないのかね(親とはいってないよ、社会通念に)。

からあるキラキラネームなんだろ。

名前ってつくづく、呪いだなあ。

ひらがなカタカナにでもしておけばよかった。

酒鬼薔薇聖斗

加賀聖商

あとは少年Aあつかいからすぐに出ないけどなー

2016-06-03

艦これアーケードの改カードの出る法則ネットの風説から考察する

 いまだ、一時間待ちや二時間待ちが当たり前の艦これAC

 改カードがでる法則性が見えるまで統計出せる程に掘り続けられる程のプレイ回数もお金もないため、

 インターネットに溢れている説と自分経験からカードが出る法則性を推測する。

 

カードはもともとのカードドロップできる面でしかでない説

 http://wikiwiki.jp/kancolle-a/?%B4%CF%CC%BC%A5%C9%A5%ED%A5%C3%A5%D7%B5%D5%B0%FA%A4%AD%2F%B4%CF%BC%EF

 上記サイトドロップ情報から

 この説が事実だとすると金剛型の改カードを求めてるのに金剛型のでない1面や3-4とかを回るのは無意味という事になる。

一定の出撃回数が必要

 自分場合。改が出たときの状況が

 

 2-2で隼鷹改(Lv14)[ダブりなし]

 2-4で金剛改(Lv30)[ダブり5枚] 加賀改(Lv25)[ダブりなし]

 

 ……という感じ。

 隼鷹は空母がなかった頃に相当使ってた序盤の制空の功労者なので、使用回数は影響するのかもしれない。

カードを重ねると重ねたカード海域ドロップやすくなる?

 あと金剛が3枚くらいダブりだしてから金剛ドロップできるステージに出すと結構金剛が出るようになった。

 いまや金剛だけ6枚ある。カードをたくさん重ねて出撃するともしかして

 重ねた艦が出やすくなるとかそういうのがあるのかもしれない。

2016-05-07

女神転生加賀昭三が主要スタッフとして関わったゲーム(昔のファイアーエムブレムとかベルウィックサーガとか)

は25年以上ずっと好きで、年に二、三本くらいしかゲームやらなかった時期でもそれだけはちゃんとやってたな。

トゥルーラブストーリー関連もキミキスを除いてやっているな。もう20年か。

アトリエPS3以降は積んでるけど好きか今の絵柄とかにも魅力を感じている。

2016-03-23

赤城だか加賀だか知らないが、お前らがアニメオーディオコメンタリーなんかをしっかり聞いてることに驚くわ。

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