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2013-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20130611100748

東電OLルポ本によると、風俗業界でも客からの注文のほとんどは「細い子」

体が細いとブスやオバサンでも採用されやすいと書いてあった

2013-05-30

まねして本の紹介 その2

http://anond.hatelabo.jp/20130529230131 の続きです。長くて途中で途切れるため分けました。このエントリで紹介するのは以下の本です。

名人に香車を引いた男、八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語記憶の切繪図, 弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖

影響を受けたブログは20冊の本を取り上げていた訳だが、自分で真似をしてまとめていく内に20冊よりもずいぶん多くなってしまった。なので、上記4冊は似たテーマなのでまとめて紹介することにする。この節は日本人自伝だ。

「名人に香車を引いた男」は昭和将棋指し(棋士)の升田幸三名人の自伝羽生善治さんがもし生きていたら是非将棋を指してみたい棋士の方だと聞いたことがある。

生き方はなんとも痛快。昔の人のバンカラな感じというか、そういう感じが良く出ている。この人のように、どんな人にも自分の本音を話せる人は今日本の中にいるだろうか。そして、名人になった時の一言が心に残る。

「八十歳のアリア―四十五年かけてつくったバイオリン物語」は糸川英夫さんの自伝だ。この方はロケットが専門の研究者で、戦時中戦闘機設計に関わっていたり、戦後もロケット開発に関わっていたりする方だ。戦後間もない時期は失意に沈んだ時期で自殺も考えるほどの状況だったが、バイオリン製作きっかけで少しずつだが自分を取り戻していく。そのバイオリン製作には完成までに40年以上もかかった。そのバイオリンとは――。

升田幸三名人、糸川英夫さんの両氏とも戦争の影響が人生に大きくのしかかる。その点でまとめさせてもらった。それと、両氏の著作とも読んでもらえばわかるが、自由だ。それ以外はあまり共通項はないけれど、読んで楽しい本だ。重い話はないし、読みやすい本なので手に取ってみてほしい。

記憶の切繪図」は「フェルマーの最終定理」の中で登場する志村五郎博士自伝。「フェルマーの最終定理」の中でサイモン・シンさんは志村さんにいろいろインタビューしている。その中で数学における「良さ」とは何なのか、それに答えるシーンがある。その答えが簡潔なのだけれど、それ以上無いくらい志村さんの数学のとらえ方を表しているように思え、興味があって読んだ。

この方も上記二人に劣らないくらい自由だ。Amazonレビューには高木貞治さんを愚弄しているという指摘がある。しかし、だからといって謙遜して書いてもらっても一読者としてはおもしろくも何ともない。むしろそのまま出版してもらって良かった。

こう書くと志村博士はずいぶん口の悪い人で、ある種の暴露本に思えるかもしれないが、そうではなくて、要所要所に意図して書かないことがあったり、感情を押し殺した表現がちらちらあるのだ。それがあるから志村さんの人となりがわかった。良い自伝だ。

弁護士、闘う―宇都宮健児の事件帖」は少し前に東京都知事選立候補されたり、弁護士会の会長をされていた宇都宮健児さんの自伝だ。まだ自伝を出すには早いと思うので、半生を綴った本としておいた方がよいか

決して飾らないその人柄は文章にもそのまま表れている。豊田商事事件、オウム真理教の一連の事件、カード破産の話など、弁護士として関わった事件の数々。それらを振り返りながら、今されている仕事にも言及している。自分法律のことは全くわからないが、こんなに多様な類型、しかもその事件が発生した時点では立法のものが不整備だったり、法解釈が分かれていたりといった、未開拓の問題に対処するのは並大抵の法律家にはできないように思える。それをまるで飄々とこなしているような姿は、武道の達人のようだ。

気負いのなさと実直さ、そして執念を感じる本だ。宇都宮健児さんへのインタビューが下のURLにある。興味のある方は見てほしい。

からくり民主主義

この本は学生時代に講義で先生おすすめされていて読んだ本だ。著者は高橋秀実さん。

高橋秀実さんはルポライターで、自分の体験を元に本を書く方だ。ただ、ルポライターではあるけど、少しほかのルポライターと毛色が違う。本来ルポライターは事件や事故が起きたら素早く現場に赴き、当事者インタビューをして、それらを記事や本にする。高橋さんはそれらの事件や事故が起こって、ほとぼりが冷めたあたりでインタビューに出向く。時期がかなり遅いのだ。

元のブログでは物事には多様な見方解釈があって、一元的に判断することは危険なことを理解するための本として「バカの壁」を挙げていた。その点では、この本も内容は似ている。面白いのは、この本ではそれが「実例」でいくつも挙げてある所だ。

ニュース番組新聞では、大きく取り上げられていた事件・事故が、実際に現場に行ってみると「あれ?」と思えるくらい当事者たちは冷めていたり、むしろその状況が続くことを望んでいたり――。読み進めていくうちに、不謹慎かもしれないが笑ってしまうような話になっていったりするのだ。某映画台詞の反対で、むしろ事件は会議室しか起きていないんじゃないか?、という気持ちにもなる。

自分単行本ハードカバー)で読んだ。解説を村上春樹さんが書かれていた。(はずだ。確か)

堅苦しい話ではないので、気楽に読んで、何度かたまに読み返すとその度に不思議な気持ちになる本だ。

冬のデナリ

著者は西前四郎さん。半分が小説で半分がノンフィクションといった感じの本だ。

デナリというのはアラスカにある山の名前で、日本では「マッキンリー山」と言った方が通りがよいと思う。この山を登る登山家チームの話だ。ちなみに、植村直己さんはこの山で行方不明になった。(この本のチームとは無関係だろう)

厳寒期の冬山を登る人の気持ちは自分には想像もつかない。だけれども、そんな自分にも山を登るチームワークの大切さと難しさ、軽く見積もった事象が後にやっかいな出来事にふくらんでいくその状況判断の危うさや過酷さ、そして生きることへの執念といったもろもろが、響いてくるような本だ。

今の登山の装備と比べると、重かったりかさばったりしてその面でも大変だったはずだ。写真のページを見ると、そんなところも気にかかった。

この本も最後一言(だと思ったけど)が良い。

この本のあと、山登りの本は植村さんの本(「青春を山に賭けて」)も読んだけれど、こちらの方が山について全く知らない自分には印象に残った。所々で登山の道具の名前ハーケンとかザイルとか)が出てきて、イメージができない自分のような人は、出てきたところで、ググったり辞書で調べて簡単な絵を紙に描いておいて、再度出たときにその絵を眺めたりしながら読むとより読みやすいと思う。

パタゴニア―あるいは風とタンポポ物語

この本は椎名誠さんが著者だ。椎名誠さんは今はエッセイ世界各地を回った紀行文を書いたり、写真家であったりとマルチ作家だけれど、この本が出たのはそうなり始めてすこし経った頃だ。

冒頭から危機的な状況である。にもかかわらず出発するのだ。この判断は本当だとしたらすごいことだ。何が危機的なのかはここでは言わないけれど、読めばすぐわかる。

全体として、椎名さんが書く紀行文自分で感じたことをズバズバわかりやすく書いていく方法なのだが、この本はそこまでズバズバ書くと言うよりも、なんとなく「岳物語」につながるような、私小説風の書き方をしている。その書き方もあるし、パタゴニアという場所のせいもあるからか、行き止まりに向かって進んでいくようなやり場のの無さを感じる。それが途中ですっと消えて静かな感じで終わるのだ。自分はそこがとても好きだ。精神的な閉塞感がふと消えて、やさしさが残る本だ。

から春にかけて寝る前に少し読むのが似合う本だろう。この本は文庫版もあるけれど、ハードカバー装幀自分にはしっくりくる。

カヌー犬・ガクの生涯

カヌー犬・ガクというのは、前に挙げた椎名誠さんの飼っている犬の名前だ。その犬は手こぎボートの船頭に座って川下りをするのが得意という、ちょっと変わった特技を持つ。

その犬と椎名誠さんの友人の野田知佑さんが、日本世界の各地を巡ったときの話をまとめたのがこの本だ。著者は野田知佑さんご自身。

カナダユーコン川を下ったり、北極(か、南極か忘れてしまったけれど)に行ったり、といろんな所に行って危険な目に遭ったり……、南国に行ってのんびり過ごしたり。少し羨ましいけれど、いざ自分が行くとなるとそんなところはとても怖くていけないようなところに行く。

犬を人間と同じように扱うという著者なので、犬が好きな人はより楽しめるだろう。元のブログとの対応としては「深夜特急」にあたるかな?(やや無理矢理だけど)

ピアノ調律師

著者はM.B. ゴフスタインさん。翻訳は末盛千枝子さん。絵本だ。(やや字が多いけれど)

小さな女の子主人公。おじいさんがピアノの調律を仕事にしていて、おじいさんとしては女の子ピアニストになってもらいたいのだけれど、女の子はおじいさんのようにピアノの調律をしたくてたまらない。そんなときに、ピアノの調律を頼まれるのだ。

あらすじで書くとそんなに心惹かれる感じは無いかもしれないが、絵の良さ、そして言葉の良さ。二人を取り巻く登場人物の面々もすばらしい。

「謎のギャラリー」のところで言及した「私のノアの箱舟」も同じゴフスタインさんの絵本だ。こちらもすばらしい。ゴフスタインさんの本はほかにも何冊か読んだけれど、この本が一番絵本らしい絵本だと思う。絵の良さはいくら文章にしたところで伝わるものではないので、図書館で借りたりして手に取ってみてほしい。もちろんM.B. ゴフスタインさんのほかの本を読むのも楽しい

数学ワンダーランド

中学校で習う数学を、苦手な人も得意な人もできるかぎり楽しく考えていこう。それがこの本のテーマだ。中学生向けの数学月刊誌で連載していた読み物をまとめた本で、著者は小島寛之さん。はてなダイアリーを利用されている( http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/ さん)ようだ。

数学は、学習が進むにつれてどんどん(指数関数的に?)難しくなっていき、小学校中学校では好きだった人もだんだんと距離を置いて離れて行ってしまう……、そんな科目だ。なかなかずーっと数学が好きで好きで……、という方はいないのではないかと思う。おそらく数学プロの方(数学者のような)でも、そのキャリアのところどころで難問にぶち当たり、歯がゆい思いをするのだろう。(そういう話は前に挙げた「フェルマーの最終定理」にちらっと出てくる)

そんな風にだんだん一般人数学から身を引いていきがちになるわけだけれど、この本は、わりと数学算数を学び始めた頃に不思議に思えたことを延長して話をすすめようとしていく。こういう書き方はやろうと思ってもとても難しいはずだ。著者は数学が好きな気持ちと、一方で嫌いな気持ちの両方を持ち続けているような、そんな状態になるだろうから。嫌いな人の気持ちになって、そしてそのどこが嫌いなのかを共感した上で話を進めつつ、好きな人も読めるようにする配慮を怠らない。そんな書き方がされている。

この本が持つ数学へのアンビバレントな思いは、いわゆる数学(の歴史を中心とした)解説本でもなく、かといってとっても難しい数学ドリルみたいな本でもなく、わかりそうでわからない絶妙な問題の難しさと相まってなかなか類書がないと思う。くわえて、ところどころに経済学の話とかもでてきたりする。好きな人もそうでない人も読んでみてほしい。なんとなくわかりそうで手が出ないあの「数学の感じ」を思い出すはずだ。

同じ著者の「解法のスーパーテクニック」も良い本だ。ただ、一冊にしろと言われたら「数学ワンダーランド」かな。ほかにも小島寛之さんの著作はいくつかあるのだけれど、自分が読んだのはこの2冊だ。なのでほかにも良い本はあるだろう。

元のブログとの対応としては細野さんの数学の本としておく。(その本を読んでないのでどこが?といわれると、単に数学つながりなだけだ)

心地よく秘密めいたところ

この本は幻想小説というのだろうか。ファンタジーだ。著者はピーター・S・ビーグルさん。翻訳山崎淳さん。

この本はとても雰囲気がよい。あらすじはそんなにたいしたものは無いんだけど、夏の早朝のような爽快な感じがある一方で、なんか少しじめっとした感じもするのだ。

Amazonレビューがこの文章を書いている段階で4つある。で、そのどれもが作品の魅力を的確に紹介しているのだけれど、なんだかそれらのレビューだけではこの本の良さを伝えきれない感じが残る。言葉を連ねてもなかなか伝わらない感じがする本だ。

この本を自分は夏の終わりの頃に読んだのだが、その頃の陽気にとてもよく合う本だった。光の強さと日の入りの早さがこの本の主題に合ったものからだろうか。「リプレイ」が動くSF小説に対して、この「心地よく秘密めいたところ」は静かにじっとしている感じだ。でも、どちらを読んでも同じ思いに至るはず。不思議だけれど。

東チモール県知事日記

著者は伊勢崎賢治さん。この方は日本大学卒業されたあとにインド民衆グループリーダーをされて、その実績を買われ、国連の要請東ティモールに赴任する。(下のURLに伊勢崎賢治さんへのインタビューがあるので詳しいことを知りたい人は読んでみてほしい。)

こういう日本人って(自分不勉強なせいかもしれないが)あまりいないと思うのだ。杢尾雪絵さんくらいしか自分はほかに知らない。

ずいぶん前に読んだので細かい記述は忘れてしまったけれど、この本の良さは著者が見たこと、感じたこと、やったことが率直に書かれたところ。そして日本に住んでいる限り想像できない「危険」な東ティモールでも、危険な所もある一方で、そうでないところがあるといったような、現実の姿が伝わってくるところだ。

外見はなんかどこにでもいそうな感じのおじさん(もし本人や関係者がこの文を読んでいたら失礼で申し訳ない。すみません。)だ。だが、インフォーマルな組織における統率の方法や、戦争犯罪者をどのレベルまで処罰するのか、など、繊細な問題への対処。こういうのは前者は経営学とかで少し研究されているようだけれど、じゃあそれが実地で適用すれば問題は解決するのかというと、そうでも無いと思う。そういった「答えが見えない問題」へどうやって取り組むのか――。しかも異国の地で。

そういうことを知りたいときに読むとよいかもしれない。自分も詳細を忘れていることに気がついたのでもう一度読むことにする。それにしても久しぶりに上のインタビュー記事を読んだけれど、タフな人だ。

ニッポン貧乏旅行

著者は藤本研さん。この本は、藤本研さんがおよそ半年をかけて日本を歩いて一周をした旅行記。旅行記というよりも生活記録といった方が良いかもしれない。

生活記録なので、朝は何時に起きたとか、午前中はどうしていた、お昼は何を食べた、などなどそっけない記述が中心だ。でも、そのそっけなく感じる記述が妙なリアルさを出していて、読んでいると日本ってこんなに広いんだと思わせてくれる。それと歩いてたどり着いた各地の景勝地を見るとか、そういうことも無くて、そこもこの本の特徴だ。タイトルに「大貧乏」と付くのは、宿泊ほとんどを野宿やお寺の本堂の隅を借りたりして無料でまかなうことによる。食事もとても簡素ものだ。

本のはじめに藤本研さんの歩行ルート日本地図と一緒に図示されていて、その後にスケジュール表があって、それをみるのも楽しいたんたんと書いてある中の楽しさ、と言って伝わるだろうか。

たまにアクシデントに見舞われるのだが、そのアクシデントがなんとなくユーモアがあるというか、おだやかな感じだ。日本一周するからと言って、気張らず、藤本研さんはたんたんと歩いて行く。歩いている途中で同士がいたりする。そういう記述もなんだか一緒に日本一周しているような気持ちにさせてくれる要因だろうか。

自分は今まで挙げた本はだいたいは図書館で借りて読んでいる。この本もそうだ。再度読みたいのだが、図書館で借りようとしたらいつの間にか消えてしまっていた。残念だ。




(まだつづく、かも。)

2013-05-13

経済格差社会以外の格差社会

格差社会って言うと経済的なそれが真っ先に思い出されるし、議論の場ではまず九分九厘それなんですが、それ以外にも沢山あると思うわけですよ。

それは時として経済的な格差よりも絶望的な断絶としてあるんじゃないでしょうか。

もちろん経済的な格差は大問題です。(経済的)貧困はそこを起点として様々なレイヤー破壊してしまます

人間価値肉体労働の出力とほとんど同じ意味だった古代社会。「技能」が発見されて職人存在が出現した古典中世社会農村部では、つい100年ほどまえまで、その人間価値は(肉体的)労働力でありコミュニティの成員としての奉仕能力であり、コミュニティ維持のための生殖能力でした。そこでは性別や年齢などのざっくりとした要素さえそろえれば、「わたしとあなた」は代替可能な存在であり、だからこそ養子なんてのもさらりと行われてきたわけです。

でも50年前、100年前、200年前に比べて豊かになった現代社会において、またWebが隅々まではりめぐらされて「わたし」や「あなた」が隠しようもなくルポされてしま現代において、「わたしとあなたの間にある格差」という問題はどんどん肥大化してきているようにに思えます。自由や人権教育される現代社会において「わたし」と「あなた」は自意識レベルで交換可能な存在ではありません。なにより、人間能力が肉体的な労働から別種の労働にかわった現代社会において、「わたし」と「あなた」の間には、生産性で10倍どころか100倍以上の差がつくことも少なくありません。

(あのクソ同僚の書くコードとオレの書くコードが同じ時給換算で計算されるとか、冒涜だ! みたいな)

しか労働生産性に関していうと、労働市場マッチングだと職業訓練だのという形で「なんとかしよう」という意識社会にありますが、それ以外の格差については割合無頓着に見えるのです。

たとえばの「はい面白いこと言って!」なんてフリにたいしてA君は上手く対応できるけれど、B君は上手く対応できない。そういうことはあるわけです。

あるいはそれは「はい彼女作って!」でもいいし、「はいあなたの将来を設計して!」でもいいし、卑近な話で言えば「はいはてなスター100個あつめて」でもいい。

要約すると「なりたい自分になって」と言うことなのだと思いますが、ここに格差はあるわけです。

それは経済格差を包括してより広い概念ですね。

たとえばA君は年収500万円の労働者にはなれるかもしれない(し、その社会支援はあるわけ)ですが、「なりたい自分」たとえば「リア充」になるにはルート設計がないわけです。

(その辺の設計リードするのが哲学だったハズなんですが)

そんなもん当たり前じゃないかといわれれば当たり前です。才能なんだから諦めろよ、もいま現在通用すると思います

しか重要な問題ではあるわけです。理由は幾つもありますが、まず、経済的な格差であればある指標を決めて社会が救済することは出来るわけですね。たとえば生活保護とか。最低賃金とか。でも、「なりたい自分になれない格差」については現在のところ社会システムでのケアが不十分。職業選択の自由とか、男女の雇用格差解消とか、それくらいしかできてない。「人気絵師になりたい」には対応していない。

街の至る所にコンビニが建ち並ぶ現代「個人の苦しみ」の多くがこの格差から生まれているような気がします。

2013-04-29

15卒だけどもう就活やだ

15卒だけど今から就活うつになってる。理由は何のアピールポイントもないから。

大学は私立文系留学経験もなければTOEICの成績も全然よくない。別に何か企画をやっているわけでもないし、

学生団体に所属しているわけでもない。顔も平凡、性格普通、親も一般家庭。毎日、家と大学を往復するだけ。

成績も普通だし、かと言って体育会所属でもないし、何もできない。趣味も特技もない。

こんなんで就活のりきれるわけ?

同輩や後輩がいろんなところでいろんな活動してるの知ると死にたくなる。

新しい企画はじめました!学生団体立ち上げました!こんな組織に入って活動することになりました!

心底羨ましい。自分はまた明日も同じような1日を送って、また嫉妬して、その繰り返し。

なんでみんなそんなに色々できるんだろ。そうやって一歩踏み出そうと思える何かがあるっていいよね。

から1年生に戻ってやり直したいとは思わない。だってどうせまた同じ事の繰り返しだから

でもじゃあ今、なにすればいいの?何も個性のない自分は、どうすればいいわけ

それくらい自分で見つけろとか、何もしないお前が悪いと言われたらそれまでだけど、なんで自分がそこまで拘るかって

今のままの自分社会で許される気がしないから。

別に現状のままで生きていけるなら全く構わない。でもそれじゃ駄目なんでしょ?

充実した大学生活送って自慢できることがある人以外は、そもそも社会に受け入れてもらえないんでしょ?

まあもう今となっては諦めもあるけれど、頭から拭えない疑問はある。

上澄みの勝者たちだけが羽ばたいていったあと、残された人たちはどうしているんだろう。

辛いことも会ったけど、なんとか就活乗り切りました!いまは仕事楽しいです!

それはどこでも見れる。フェイスブックでもツイッターでもどこでも。それはもう消化不良気味だからいいよ。

じゃあそれ以外の人は、どこでなにしてるんですか。それが分からいから、未来がこわい。

自分もそういう沈黙者になることがなによりも不安

就活って誰でもいくらでも口出せるから色んな人が色んなところで動いてるけど、まあうんほんと毎年楽しそうでいいよね。

はやく自分もそっち側の人間になりたいわ。

2013-04-23

http://anond.hatelabo.jp/20130423101625

わかってらいww

うすうすと条件だけだとだめぽい(自分が)というのはわかってたのでどちらかというと恋活系のmatch.comとyahoo!パートナー選んだけどそれでもだめなんだよ。心が折れたんだよ…あたしゃどんだけ少女漫画の中の主人公なんだよ…乙女もいいかげんにしろ三十路だぞっておもってるけどもーねーアボカドバナナかと

ただ、家だけはなー買ったら長い間住むんでしょ。独身でいいと思う家と世帯持ちでいいと思う家とさら子どもができてからいいと思う家って違うくね?それを一人で決断ちゃうの?なんかほかのことも相談なく決めちゃいそうなひとだなーと思っちゃったよ。あとローンの支払とか含めて家計どうすんのっつう話もあるし。平たく言えば借金もちと変わらんわけだよ。アピールポイントじゃねーよ(少なくとも自分にとっては)

つうか家買うって結婚より大事だと思うんだが…一人でもできるけど後戻りできないという意味で。

2013-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20130315113616

あらかじめ友達氏と増田の間で、アピールポイントを打ち合わせておくのはどうだろう

友達氏に、じゃあ自分ではどこを好きになってほしいと思うのか、聞いてみてさ

それで「謙虚な所」とか言われちゃうと困るが(笑)

2013-01-27

自身にとって不利益でも理に適った側を支持するのは是か否か

政治の事は本当によくわかっていないのだけれど、橋下という人を筆頭にして年金等の既得権益の見直しをしたい一派が居るらしい

その一派は扇動のようなやり方で人を焚きつけているようで、結果としては既存権益は見直されるが

実力主義の世の中になり、煽られている人の大多数が被害を被るらしい

ところで私には一切の実力及び能力はなく、他人に誇れるようなアピールポイントは持たない

橋下派による革命というのが本当に起きるのであれば、起きた先で淘汰されるのは目に見えている

私を取り巻く状況は今より悪くなるだろう

だが、現状よりは改革後の方が公平である様な気がするので、どちらかと言えば改革を支持したいと思っているのである

このように自身にとって不利益でも理に適った側を支持する、というのは資本主義下の民主政治において推奨されていないのだろうか

不利益な側を支持する事で資本主義のもの破綻したり、幸福の最大化が図れないのであれば

おとなしく自民党あたりに入れるつもりである

2012-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20121218045004

なんで条件が悪い人に限ってハローワークとかで調べるの?

非営利団体ならサラリーマンじゃ経験できない人脈や視点気づきがあるだろうに。

なんで他の求職者に合わせるのさ?

アピールポイントもアピールの仕方も違うだろ。

俺も高卒だが起業してる。

18から働いたか20代マネージャになって成果も出しまくった。

高卒からこそだろ。場数が違うから年代で負けはしないぜ。

しっかりしろ

2012-10-23

http://anond.hatelabo.jp/20121023070526

佐野はそういう風には書いていないだろう。ただし橋下がそのように攻撃するのも、戦術上は当然の話。

そこの理論武装が出来ていないから、叩かれればひっこめざるを得なくなっただけ。

角栄は、何が書かれようが、公人ならば仕方がないと割り切っていた。角栄失脚の原因となった立花隆レポートにしても、反論はしても立花自身には敬意を示していた。

いわば前世代のそうした政治家の度量、言ってみれば「品格」に頼り切ってルポルタージュ作家仕事をしていたわけで、「品格?そんなものは知らん」とちゃぶ台をひっくり返す恥も外聞もない橋下のような政治家が出てくると簡単に手玉にとられてしまう。

それは、結局、佐野を含むルポ作家が、何を書くべきか、どこまでを書くべきか、どう書くべきか、きちんと理論武装考察を重ねることを怠ってきたから。

から橋下のような態度をとられると、「品格がない」とかどうしたとか、自分が批判した相手に自分に対して配慮を示すことを求めるような、感情論的な無様な批判しかできない。

それが問題の本質

2012-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20121014205733

下の中、良くて下の上だな。

酷な言い方だが君が雰囲気イケメンになるのは無理だよ。

元が悪すぎるからいくら頑張ってもマイナスゼロに近づけるだけにしかならない。

別のアピールポイントを伸ばすことを考えたほうが良いんじゃないかな?

2012-08-16

アキバの怪しげなリフレ店に行ってみた

数年前ぐらいから、秋葉原の片隅に、なんか怪しげな看板を出しているマッサージ店が少しづつ増えてきている。

最初マッサージ店かと思って入ったら、30分3千円ぐらい取るくせに、形だけ肩や足を揉むだけ。女の子はまるっきり素人で、「なんだこの店は?」と思った。

会話の方で楽しめるかというと、アキバの話題には全くついてこれず、ニコ動の話題すら通じない。意味がわからない。

こんな店、すぐ潰れるだろ、と思っていたが、案外、潰れない。潰れないどころか、同類の店が目立って増えてきた。

 

意味がわからない。

 

ということで、改めてその手の店を7件ほどはしごしてみた。解ったことは以下のとおり。

 

 □ リアル女子高生が多い。16歳とか17歳とかいう子が普通にアルバイトしてる。←!!!

 □ 短期のアルバイトの子が多い。

 □ 夏休みに、短期で効率良く稼ごうと思ったら、アキバリフレ店にヒットした。

 □ 短期のアルバイトなので、店の方針とかカラーとか、あんまり関係ない。

 □ マッサージの上手い下手は、人によって全然違う。例外的にとても上手い子も居る。

 □ 彼女らは、家にパソコンが無い。ネットの話題が通じない。

 □ びっくりするぐらいアキバの事を何も知らない。

 □ アキバといえばTVで放送されてるイメージしか知らない。

 □ メイドカフェも、TVで紹介されるような店しか知らない。

 □ もともと短期で稼ぐことしか考えてないので、アキバの事を知ろうともしてない。

 □ 意外と苦労人。鬱病の話とかすると、食いついてくる。

 

客層としては、やっぱり「女子高生」っていうキーワードにヒットしちゃう男性客がポイントなんだろうな。草食系男子としては、風俗店フェラとか別にどうでもいいから、それより、肩でも揉んでもらいながら、リアルJK世間話できることの方に価値を見出す男性客も多いのさ。メインの目的JKとの世間話だったとしても、建前上はマッサージ店、という体裁を取っていることも、草食系にはありがたい。もし、話が合わなくて、盛り上がらなくて2人で沈黙することになっても、肩をモミモミしてもらって、気持ちいいフリしてれば間が持つ。何も無しで沈黙状態になるより100倍まし。

 

で、そのお店のうちの1つで、こんな一幕があったのさ。

 

 俺 「マッサージ上手いねー。それ、お店で教えてもらっただけじゃないでしょ」

 JK 「うん。お母さんに教えてもらいながら、よくやってるの。」

 俺 「お父さんにはやってあげないの?w」

 JK 「・・・お父さん、居ないんで・・・

 

うわ。リアル母子家庭、苦労人女子高生ktkrorz.

 

これを聞いて、何か、色々繋がったわ。想像してみてよ。以下は俺の妄想だけどね・・・

母子家庭で、経済的に厳しく、家にはパソコンネット環境も無い。スマホも厳しいレベル。夜は疲れたお母さんにマッサージとかしながら、TV見たりしてる。で、夏休みに短期のアルバイトで稼ごうと考えた。なるべく高給の所がいい。探したら、アキバリフレ店が見つかった。お客さんにマッサージをする店らしい。マッサージならいつもお母さんにしている。だから、私にも出来るはず。普通の子より上手いはず。お店は意外とちゃんとしていて、変なお客さんはお店が追い出してくれるらしい。これならだいじょうぶ。お母さんに相談したら、OKしてくれた。で、ここにきた・・・と。

 

でもね、ちょっと自分高校生時代を思い出してみてよ。40になって色々考えるに、なんだかんだ言っても、やっぱ高校生時代って大事じゃない。大事な思い出が色々詰まっているよね。輝かしい青春時代ですよ。 

 

ところが、彼女らの青春の一ページには、アキバコミケ帰りのキモオタ相手に肩を揉んだり足を揉んだりしながらキモいオタ話に付き合わされた思い出が刻み込まれてしまう訳orz.

 

申し訳なさすぎる・・・罪悪感ありまくりで楽しむどころじゃない。

 

いっそ、「てめぇみたいなキモオタとは口も聞きたくないんだよ。金だけ払ってさっさと帰れや!」と内心思っているに違いない態度丸出しのJKも実際、居たりして、でもでも、むしろその方がM男的にはこの上ないご褒美(だめだこいつ早く何とかしないと

 

でね。もう一つ気になったのは、年齢が16とか17とかいう子が多くて、18歳になると、逆にこの手のリフレ店では減っちゃうぽいんだ。サンプル数少ないけどね。これが何を意味するか、カンの良い人なら想像付くよね。18歳になれば、キャバクラとかデリヘルとか、リフレ店よりもっと割のいい仕事があるから、この子達はきっとそっちに行っちゃうんだ。

 

 

一方では、AKB48とか、華やかな一面のあるアキバの片隅では、こんな事が起こってるんだよ。なんかもうね、

 

 

 

「今の日本、やっぱり何か狂っとる!!!!」

 

 

 

つって全力で叫びたい気分ですよ(コミケ帰りにJKリフレ店を7件もはしごしたお前が言うな

 

この手のお店を規制するのは多分、簡単。規制する条例でも1つできてしまえば、あっというまに全部吹き飛んでしまうだろう。お店自体も、いつ規制されて廃業する事になっても大丈夫なように、店舗には全然お金がかかってない。しかし、規制した所で彼女らの経済状態が改善されるわけでもない。こういうお店が無くなってしまったら、もっとアングラな方へ行ってしまう子も居るかもしれない。

 

これ、このままでいいんスか。わかんない。わかんないよ。みんなも、ちょっと考えてよ。

 

 

 

 

追記:

そうだろ。いまどき、ネット環境のない生活なんて信じらんないだろ。それから、貧しい家庭に育ってない奴は、いまどき、そんな家庭が実在するなんて想像もできないだろ。俺は、今回こんな散財しちゃったけど、貧乏だよ。だから、話の端々からリアル貧困を感じ取る事ができてしまったんだ。

ちょうど、こんなエントリーを書いてくださってる方が居たので紹介するよ。

[本]【読書感想ルポ 子ども貧困連鎖 --- 琥珀色の戯言

http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20120815

俺が死んでこの問題が片付くなら、喜んで死んでやるわ。

2012-08-11

SAPIOとくしゅうのかんそうぶん」

amazonレビューで書こうと思った文章。政治的話題はセンシティブであり、また以下の文章は特定政治勢力を糾弾しているようにもとらえられるため、匿名のこの場に晒す

【以下本文】

保守の視座より昨今インターネット上に跋扈する「ネット右翼」を考察する特集目当てに購入。

ネット右翼」関連の記事は「週刊金曜日」や「現代理論」といった左派雑誌では掲載されることはあったが、保守系立場を取る雑誌で特集されるのは珍しい。そのため先述した左派雑誌のように、ネット右翼の持つ歴史認識等に関する批判は見られなかった。さて、同特集ではネット右翼無知蒙昧さなどを憂慮する保守系知識人らの、ネット右翼に対する注文に紙幅が割かれていた。読者層や同誌の論調を鑑みた場合致し方ないのかもしれないが、ネット右翼という現象の考察を期待していた小生にとっては少し不満が残った。一方、安田浩一ルポタージュや阪大辻大介教授の調査分析等は興味深く拝読した。

正論」や「文藝春秋」、「世界」、「現代理論」といったオピニオン雑誌とは若干毛色が違うため、オピニオン雑誌研究紀要ほどの深い考察はなされていない。しか保守立場からネット右翼」という現象を捉えたという点において、同誌の特集は示唆に富むものであるといえるだろう。

【以上】

ネット右翼」と普通右翼は峻別する必要性があり、また「ネット右翼」は従来の保守潮流から遊離した存在としてとらえるべきであろう。また、保守的立場をとる人々は、「ネット右翼」と袖を分かつ必要があるのかもしれない。

2012-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20120810155351

智子は喪女じゃないけどそれ以上に喪男でもないよね。

中身は喪男のものでは

何で喪男にしないの?

中身も喪男、外側も喪男、じゃただの喪男です。

それだと今ほど売れないんじゃないでしょうか。

男性読者が読んだ結果出てきた感想が「男なら俺じゃん」「男にすればいいのに」なんでしょ?

「男なら俺じゃん」

「男にしたらリアル

はありましたが

「男にすればいいのに」

は見かけませんでしたよ?

そこで女の子から楽しいとか言っちゃうのは、

例のイジメ映画とき女の子にした方がいいって言った意見とまったく同じじゃん。

あれが非難を浴びたのは

「重大な事件のルポ映画作っといて犯人像を面白半分に変えたら事件の性質すら歪むでしょ!」

って話であり、

一般的にエンターテインメント

「華やかだから」「可愛いから」って理由でキャラ女の子になるのは

すごーーーくよくあることだし、あなたもいちいち批判してないんじゃないでしょうか。

それ見てないからよくわからないんだけど、鬱描写が売りで行くんなら十分通用するんじゃない?

残念ながら『君に届け』が欝漫画ではないので”リアル”設定だったら通用しません。

『私モテ』も欝漫画ではないと思います

2012-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20120807133337

マジレスすると

あれが本物の喪女とは全然違うこととか

中身がむしろ男だとか

とっくに全部指摘されてることで

喪女漫画」とは言っても

現実喪女を描いたルポ漫画」とか

喪女に読んでもらいたい漫画」とかは言ってないわけだし


あんたのやってることは

エロゲー女の子を見て「こんな女いない!」「男に都合いい女だ!」って言ってるのと同じ。

2012-07-29

とりあえずおつかれさま

http://anond.hatelabo.jp/20120726034545

増田はずいぶん昔から見ているけれど、書きこむのは初めて。書き方間違ってたらごめんよ。

とりあえずおつかれさま。

自分元増田と一緒で大学四年。

旧帝の文系体育会に属する部活の副キャプテンという、就活するのには悪くないポジションだと思っていたけれど、内定が出たのは一社だけ。

就活が進むにつれて必死度は増していき、終わるころにはどこか天狗になっていた鼻もぼっきぼきに折られていた。

そんな自分が、元増田に三つだけアドバイスしたい。


○気負わないこと

元増田の文章を読む限り、頭が悪いとは思えない。資格も三つ、簿記もあるなんて本当にすばらしいと思う。(自分自動車免許だけだった)

自分客観的に見ることが出来ていると思うし、研修を受けたのなら仕事というものに関して理解もあるのだろう。

ただ、一点気になったのは

"落とされるたびに泣いちゃうくらい気合入れて企業と対してきた。"

という部分。

元増田のようにスキルを持っていて、「仕事とはこういうもの」といったイメージ(悪く言えば固定観念)を抱いている人が、肩肘張りながら面接に来られると、きっと人事は「うっ」ってなるんじゃないかなあ。

自分身の回りには、その会社のことなんて全然調べずに面接挑んで選考ぽんぽん進んだやつや、「なにがやりたいの?」と聞かれて「とくに考えてないっす」とか言って内定もらったやつもいた。

そういう話を聞くたびに、自分は「あいつはきっと地頭がいいんだ。基礎能力が優れているから、適当な答えをしてもよかったんだ」と考えていたけど、途中から「むしろそういう人間企業は欲しているのではないか」と考えを改めた。

そもそも、どうして企業新卒を求めるのか、という話だ。

能力がある人を欲しいなら、全部中途で集めればいい。

わざわざ新卒で取るということは、能力云々よりも「教育やすいかどうか」という点が非常に重要になってくるのだと思う。

まり、それは「素直さ」や「従順さ」ということになってくるわけだけれど、元増田の文章からはこうした要素があまり伝わってこない。

どちらかというと、ちょっとすれたようなイメージがある。

自分ありのまま出すよりも、色々と試行錯誤して、自分をつくって面接に臨むような感じだ。

なんでこんなことを言うかというと、就活中盤まで自分もそうやって就活に臨んでいたから。

就活に失敗し続けると、自分のやり方が悪いのだと思っていろいろテクニック偏重型になりがちだと思う。

けれども、そこはぐっと我慢して、ありのまま自分を出すよう意識してみた方がいい。

教育する方としては、その人がなるべく自分本質さらけ出してくれた方が、きっと教育やすい。

たとえありのまま自分はクソだ、わがままだし暗いし、と思っていても、「そういうもの」とわかっていれば教育する方はきっとやりようがある。

もし、どうしても素を出したくないというのならば、就職王が言うように、嘘が本当になるまでまず自分を騙すことから始めないといけないんじゃないかな。

就職王と呼ばれた俺が新卒どもにアドバイスしたい。


○短く話す

元増田はきっと面接一言言葉が出てこないタイプか、それともべらべらと能弁に話すタイプか、としたら後者タイプではないかと推察する。

けれど、限られた面接時間の中で、面接官の意図を完全につかむことは不可能であるから、出来る限り受け答えは短くした方が良い。

完璧なエピソードを練り上げても、面接官のききたいことは案外別かもしれない。

例を一つ挙げると、

人生で一番苦しかったことは何ですか?」

と聞かれたとする。そこで、

「一番苦しかったことは、大学受験で失敗してしまったことです。なぜ自分が失敗したかというと~」

のように「原因」を軸に話を展開していっても、実は面接官は「その苦しかったことをどのように乗り越えたか」というように「克服の手段」について聞きたかたかもしれない。

アピールポイントをエピソードに練り込むことは大事だけれど、それよりももっと大事なのは、相手の質問意図を正確につかむこと。つかむまでは、ひたすら短く、短く。


○落ちた理由を聞く

たいていお祈りメールには「選考についてのお問い合わせは一切お受けできません」とか書いてある。

けど、そんなこと気にせず、電話メールをしてみる。どうせ自分には二度と関係ないところだ。

電話だったら、出た人事の人が自分担当してくれた面接官だったりすると、案外教えてくれたりする。

聞き方としては、「落ち続けていて、本当に困っているんです」「○○企業の人事としてではなく、△△さん個人の印象で構わないので」とか言うと良い。

聞くこととしては、

自分はどういう人間に見えたか

面接の中で、良かった点、悪かった点

・気になった点

とか。

自分はアピールする際に、人から聞いた「どういう人間に見えたか」とあまりギャップがないようなアピールを心がけていた。

もちろん、こうしてもらったフィードバックも盲信しないこと。

できるだけ量が集められるといい。



ほんっと偉そうに書いたけど、なにか少しでも元増田の役に立てばうれしい。

ファイト!

2012-07-02

ネット女子不特定多数男子からちやほやされるたった1つの理由

ヤれそう、もしくはヤりたいから。

はっきり断言出来る。これ以外に理由はまったくない。皆無。

どんな詐欺アイコンよりも、どんな今日のアタシの手料理写真☆よりも、どんな意識の高い発言よりも、どんな出来女アピールよりも。また逆に、どんな私ダメ女アピールも、不細工なスッピン写真も、仕事での失敗も、愚痴や深夜のメンヘラ発言も。一切合切無意味

お前にマンコがついている。それだけだ。それだけが理由だ。

お前みたいなバカな女はちやほやされると簡単に喜んでつけ上がるのを男子は知っている。

そして、ネットコミュニケーションリアルに比べて非常に簡単にとれる。なんなら最近はたった140字でいい。全く違う女のケツ引っぱたたきながら、アニマルポジションでピストンしてる最中だって、お前の深夜のメンヘラツイートに「大丈夫?」ってものの数秒でリプライが出来る。突かれてる女すら気付かない。そしてお前はそれで喜ぶ。そこにお前がどんな女だろうと関係ない。お前のマンコだけが目当てだ。そしてお前はそれで喜ぶ。お前は喜ぶ。

肉便器はそれを弁えろ。お前はその程度の人間だ。リアルネットで切り売り(ダダ漏れとは良く言ったものだ)して、お前が買ってるのはこういう男子からの肉便器を見る目線だ。娼婦と同じだ。

いから黙ってヤらせろ。

http://anond.hatelabo.jp/20120701223246

詳しい返信を頂き、ありがとうございます

まさか、ここまで詳しく解説いただけるとは思いませんでした。

けれども問題は「まがいものであることそのものではないのです。歌われることは「まがいもの」でも構わないのです。

「まがいもの」でない歌などないという言い方も、ある意味では出来るでしょう。

しかしその「まがいかた」については、まるで自覚的であるように思われないのです。

 確かに、「まがいもの」でない歌を探す方が難しいでしょうし、仮にあったとすれば別の名前で呼ばれると思います

 「まがいもの」でない小説は、小説ではなく、「ノンフィクション」や「ルポタージュ」と呼ばれるように。

 で、その「まがいかた」の問題点が下記引用部分ですよね。

 問題は、その歌が志向する希望やゴールの設定そのものが、現実における恋愛人間関係をつくる観点から見ると

 明らかに奇妙で受け入れ難く、それにもましてゴールに至るプロセスに、対象を慮る、人間扱いする視点が抜け落ちている

 これは、一言で言うと、歌詞に描かれている恋愛関係や人間関係が、非現実的ということでしょうか?

 

 それならば、「ワールドイズマイン」を「根が暗い」と指摘している点は納得がいきます

 「関白宣言女性版だ。」との指摘もありますし。実際に、「ワールドイズマイン」に歌われているような性格女性とは、良好な関係を築けないと思います

 「メルト」の場合は、男性の描写でしょうか?

 なお、この質問意図ですが、元増田の「根の暗さ」の意味が解らなかったんです。

 捻れや歪み、悲しみ…そのものを選ぶこと、歌うこと自体は今に始まったことでもなく、決してまずいことでもありません。

 度を超していると感じるのです。というよりも、そもそも最初から明らかに制御されていないものばかりです。

 表現えげつないということもそうですが、それ自体は本質ではありません。まずさの本質は「根の暗さ」。

最初に上記引用部分を読んだ時、「根の暗さ」とは、「内向的」や「内省的」や「陰気」という意味なのかなー、「死」や「別れ」を歌っていることなのかな。たしかVOCALOID楽曲には多いなーと思いました。で、納得しかけたんです。具体的には、小林オニキスサイハテhttp://www.nicovideo.jp/watch/sm2053548)、もじょPの丸子橋まで(http://www.nicovideo.jp/watch/sm7085927)、なんとかPのキツネ目のあの子(http://www.nicovideo.jp/watch/sm14240097)とかを想像していました。それで、実際にランキングを見たんです。そしたら、「ワールドイズマイン」や「メルト」が入っているから、「根の暗さ」の意味がわからなくなりました。それで、思わず聞いてみたんです。

2012-05-16

廃屋空き家を使った「無人(古)本屋」って、出来ないか

 田舎廃屋とか、多摩ニュータウンとかの空き家に、

 「コンセプトに沿ってセレクトされた本」を収納しておく。

 店舗利用者は前もって「会員登録」し、会員情報

 SUICAなどの電子マネーに書き込まれる。

 で、利用者は無人本屋のドアを電子マネーで開錠し、利用者は蔵書を探索する。

 (普段は電気も通っていないが、開錠した段階で電気が点いてICタグなども作動)

 思い通りの本を見つけたら、セルフ決済を行って、無人本屋を出る。

 万一、「本を万引き」しようにも、ICタグを付けておくので、

 無人本屋を出る時点で警報が作動する。

 (最新の図書館とかにある警報装置と同じ)

 というか、デポジット制にしておいて、

 「入店時に10,000円を差引いて、

  1,000円の本を持ち出した場合は、差額9,000円を電子マネーに入金する、

  何も買わない(=何も持ち出さない)場合は、10,000円を返金する」

 とすれば、そもそもセルフ決済も不要だし、万引き懸念もない。

 「多摩ニュータウン空き家鉄道本の古本屋

  千葉ニュータウン空き家落語本の古本屋

  鳩山ニュータウン空き家プロレス本の古本屋・・・

 てな感じで、マニアはそういう空き家に行って、

 「実際の中身を吟味しながら古本が買える」ようになる。

 (実際の中身を吟味できる点が、アマゾンとの違い)

 

 或いは、会員制、ないし入場料制にしてもいい。

 「1日中鉄道本を読みふけって、結果買わなかったら、入場料の500円だけ取られる、

  買い物したなら本の代金も取られる」という感じ。

 でもこれって、著作権法抵触

 (民間が有料の貸し本業に参入できないのと同じ理屈

 以前なら、

 「多摩ニュータウンの片隅にあるような本屋に行こうにも、そもそも道に迷う」

 というのがあったが、幸いなことにナビシステムが発達してきたから、

 その点の懸念も払拭される。

 以上は「本」で例示したが、ほかにも「コレクターグッズ」とか「フィギュア」とか

 「同人誌」とか「前衛芸術品」とかでも、このような無人店舗が成り立つかもしれない。

 要は、電子マネーを使った入退店管理ICタグを使った決済を応用すれば、

 無人店舗が開ける、ということ。

 そして、

 「お目当て品を買いに行くのなら、交通費も厭わない」というマニア心理があれば、

 神保町のような店舗集積がなくても、マニアの方が無人店舗に行くんじゃないか、という仮説。

 この案のキッカケは、江頭2:50が、

 「いわき市に救援物資届けたついでに、福島第一に潜入試みた」というルポ本を著し、

 その本を「いわき市本屋でのみ販売」としたこと。

 それを見て「いわき市まで買いに行きたい」というはてブコメントが多数あったため、

 「ならば、ブックツーリズムが成立する余地があるんじゃないか」と直感した次第。

 境港市水木しげる出身地)ならオバケ妖怪に関する古本漫画同人誌を集積して無人店舗展開すればいいし、

 新潟市水島新司出身地)なら野球に関する古本漫画同人誌を集積して無人店舗展開すればいいし、

 北九州市松本零士出身地)ならSF漫画古本同人誌を集積して無人店舗展開する、

 そうすれば立派なブックツーリズムだ。

 ・・・でもやっぱり、様々ジャンル古本屋が集積する神保町の方が、魅力かなあ・・・

2012-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20120328111710

bbaacだった

http://www.egogram-f.jp/seikaku/kekka/bbaac.htm

性格

かなり自分勝手で我儘なタイプですが、分析力や判断力はかなり高く、大人の思慮と云うものは、十分に持ち合わせて居ますので、相手の出方や反応が或る程度予測出来た上で、自由奔放に振る舞っている様な所が、見受けられるタイプです。云うなれば、横着を決め込むタイプともいえます理想の高さや責任感、道徳心などは極く普通タイプですし、周囲の人々に対する思い遣りや同情心なども極く普通です。欠点は唯一つ、我儘と妥協を知らない事です。今後は、他人に対する気配りを疎かにしない事が肝要でしょう。

恋愛結婚

無茶苦茶を云うタイプではありませんが、結婚生活に馴れて来るに従い、配偶者に対してかなり自由奔放に振る舞うタイプです。家庭の内外に於て、主導権を振るいたがりますセックス面では、濃厚なプレイを追求したがるタイプで、自分勝手な所が多いでしょう。身分相応の生き方が出来るタイプなので、経済的な破綻を招く様な事は少ない筈です。配偶者を選ぶ場合ポイントは、気配りが細やかで、趣味セックスを貴方の好みに合わせて呉れそうな相手を選ぶ事が、大切でしょう。

職業適性

好奇心が旺盛で、想像力、分析力が優れて居ますから小説家コピーライタールポライターゴーストライター新聞記者雑誌記者などの文筆業か、芸能、芸術関係の自由業に適性が多いでしょう。真面目腐った職業や、堅い一方の仕事では、すぐに興味や意欲を失って、永続的に欠けるでしょう。

対人関係

人付き合いが下手なタイプで、相手の神経を逆撫でしたり、相手の気に障る様な事でも、平気で云ったり遣ったりするのが、最大の欠点です。今後はもう少し、細やかな気配りの欲しい所です。貴方が適当な我慢や妥協をする事を覚えたら、素晴らしく均整のとれた性格になるでしょう。

性格
かなり自分勝手で我儘なタイプですが、分析力や判断力はかなり高く、大人の思慮と云うものは、十分に持ち合わせて居ますので、相手の出方や反応が或る程度予測出来た上で、自由奔放に振る舞っている様な所が、見受けられるタイプです。云うなれば、横着を決め込むタイプともいえます理想の高さや責任感、道徳心などは極く普通タイプですし、周囲の人々に対する思い遣りや同情心なども極く普通です。欠点は唯一つ、我儘と妥協を知らない事です。今後は、他人に対する気配りを疎かにしない事が肝要でしょう。

恋愛結婚
無茶苦茶を云うタイプではありませんが、結婚生活に馴れて来るに従い、配偶者に対してかなり自由奔放に振る舞うタイプです。家庭の内外に於て、主導権を振るいたがりますセックス面では、濃厚なプレイを追求したがるタイプで、自分勝手な所が多いでしょう。身分相応の生き方が出来るタイプなので、経済的な破綻を招く様な事は少ない筈です。配偶者を選ぶ場合ポイントは、気配りが細やかで、趣味セックスを貴方の好みに合わせて呉れそうな相手を選ぶ事が、大切でしょう。

職業適性
好奇心が旺盛で、想像力、分析力が優れて居ますから小説家コピーライタールポライターゴーストライター新聞記者雑誌記者などの文筆業か、芸能、芸術関係の自由業に適性が多いでしょう。真面目腐った職業や、堅い一方の仕事では、すぐに興味や意欲を失って、永続的に欠けるでしょう。

対人関係
人付き合いが下手なタイプで、相手の神経を逆撫でしたり、相手の気に障る様な事でも、平気で云ったり遣ったりするのが、最大の欠点です。今後はもう少し、細やかな気配りの欲しい所です。貴方が適当な我慢や妥協をする事を覚えたら、素晴らしく均整のとれた性格になるでしょう。

増田無気力な奴が多いのか

2011-12-04

http://anond.hatelabo.jp/20111204224444

女性より力の強い男性はいくらでもいるし、女性より強くなる為に鍛えることも容易。これは、強姦すればだれでもセックスできるということ。

>ということは、社会規範に縛られなければ決して童貞ではないかと思う。それでも童貞であるということは、むしろ良識を持った男性であるんじゃないかなと思う。

 

物は言いようってこのことだな。犯罪者じゃないことをアピールポイントにしてくるとは・・・ww

2011-11-25

大学生のうちに読んでおくべき新書50冊

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書) 堤 未果

ルポ 貧困大国アメリカ II (岩波新書) 堤 未果

貧困(岩波新書) 湯浅

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書) 福岡 伸一

科学する麻雀 (講談社現代新書) とつげき東北

不機嫌な職場 (講談社現代新書) 河合 太介、高橋 克徳、永田 稔、渡部

「分かりやすい説明」の技術 (ブルーバックス) 藤沢 晃治

学問のすすめ (ちくま新書) 福澤 諭吉斎藤

ウェブ進化論 (ちくま新書) 梅田 望夫

日本人の誇り (文春新書) 藤原 正彦

決断できない日本 (文春新書) ケビン・メア

臆病者のための株入門 (文春新書) 橘 玲

拒否できない日本 (文春新書) 関岡 英之

官僚責任 (PHP新書) 古賀 茂明

日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか (PHP新書) 竹田 恒泰

お金の流れが変わった! (PHP新書) 大前 研一

わかったつもり (光文社新書) 西林 克彦

若者はなぜ3年で辞めるのか? (光文社新書) 城 繁幸

街場のメディア論 (光文社新書) 内田

行動経済学 (光文社新書) 友野 典男

日本世界5位の農業大国 (講談社+α新書) 浅川 芳裕

キリスト教は邪教です! (講談社+α新書) ニーチェ

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書) 岡田 斗司夫

とてつもない日本 (新潮新書) 麻生 太郎

武士の家計簿 (新潮新書) 磯田 道史

死の壁 (新潮新書) 養老 孟司

バカの壁 (新潮新書) 養老 孟司

不動心 (新潮新書) 松井 秀喜

世界日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ) 早坂 隆

決断力 (角川oneテーマ21) 羽生 善治

ツイてる! (角川oneテーマ21) 斎藤 一人

リクルートDNA (角川oneテーマ21) 江副 浩正

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書) 林 成之

宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書) 村山

レバレッジ時間術 (幻冬舎新書) 本田 直之

ジャーナリズム崩壊 (幻冬舎新書) 上杉

日本10新宗教 (幻冬舎新書) 島田 裕巳

日本を貶めた10人の売国政治家 (幻冬舎新書) 小林 よしの

伝える力 (PHPビジネス新書) 池上

即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書) 大前 研一

脳が冴える15の習慣 (生活人新書) 築山 節

フリーズする脳 (生活人新書) 築山 節

世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書) 岡田 斗司夫

世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書) 藤原 正彦、 小川 洋子

多読術 (ちくまプリマー新書) 松岡 正剛

包帯クラブ (ちくまプリマー新書) 天童 荒太

原発ウソ (扶桑社新書) 小出 裕章

TPP日本を壊す (扶桑社新書) 廣宮 孝信、 青木 文鷹

「未納が増えると年金破綻する」って誰が言った? (扶桑社新書) 細野 真宏

怒らないこと (サンガ新書) アルボムッレ スマナサーラ

2011-11-19

TPPを考える上で読んでおいたほうが良い本

最近TPPについて知りたいけど何の本を読んだらいいのか分からないという人がTwitterに散見されるので

TPP反対派の立場からおすすめ書籍をあげていきます

TPP賛成派も賛成の立場から何かお奨め本があればお奨めの本を付け加えていくといいか

必須2冊(TPPについて考える前にアメリカのこれら有名経済学者の影響を受けた人達がどう考えるか

ということを感じておくべき)

「波乱の時代」下巻 グリーンスパン 定価2000円+税

フリーフォール」グローバル経済はどこまで落ちるのか スティグリッツ 定価1800円+税

経済学部以外の人が初めに読んでおいた方がいい本(下に行くほど読みやすい。ただし教科書に書いてあることを

そのまま鵜呑みにしないこと )

スティグリッツ マクロ経済学」といいたいけど・・・5040円と高いので余裕があれば

ナツメ社の「図解雑学 マクロ経済学」1365円をおすすめしておく

アメリカ高校生が学ぶ経済学クレイトン 2520円(「比較優位」について分かりやすく書かれている)

何を守るべきなのかというラインを見極めるための1冊

ルポ貧困大国アメリカ」堤 未果 735円(アメリカメキシコFTAした結果生まれた悲惨な状況やアメリカ貧困構造詳細 2巻はまだ未購入)

現代農業 2011年4月号の関良基さんが書いた「飢餓を生み出すTPP」という記事 バックナンバー800円+送料120円

アメリカのやり口について読んでおきたい2冊

「売られ続ける日本、買い漁るアメリカ」 本山美彦 1300円+税

「仕掛け、壊し、奪い去るアメリカ論理原田 武夫 税込1500円

その他目を通しておいた方がいい2冊

ユニクロデフレ国家破産」 浜矩子 850円+税

悪夢のサイクル」内橋克人 1429円+消費税

新自由主義」「グローバル」という一見耳障りのいい言葉について疑心を持った時にお奨めの2冊

(一番上の必須2冊もこのカテゴリーに含まれる)

資本主義はなぜ自壊したのか」中谷 巌 1700円+税

人間幸福になる経済とは何か」ステイリッツ 日本語版 1800円+税

2011-10-30

月刊ビッグガンガン創刊

 2011年10月25日スクエアエニックス(=SE)から雑誌「増刊ビッグガンガン」(=BG)が刊行された。

 元々は、SEから刊行されている青年誌ヤングガンガン」(=YG)の増刊号である増刊ヤングガンガン」。それを連載作品を増やし、雑誌の綴じ方も、中綴じから平綴じに変えて2011年リニューアルされた「増刊ヤングガンガンビッグ」(=YGB)が前身となる。連載陣も増刊ヤングガンガンビッグからの移籍連載が多い。従って、雑誌の特色も増刊ヤングガンガンビッグを引き継いでいる。

 月刊ビッグガンガンの特色に他社での活躍が目立つ作家が多い事が挙げられるだろう。

 創刊号の表紙を飾った『群青』(原作坂本虹)の作画を担当する桐原いづみは、先日『アキラとひより』をSEから刊行したが、他に高校の演劇部舞台にした『ひとひら』(双葉社)、異世界から来たお姫様との冒険譚『白雪ぱにみくす!』(マッグガーデン社)など他社での活躍が目立つ。

 他にも、別冊少年マガジンで『浪漫三重奏』(講談社刊)を連載しているあわ箱、『でろでろ』(講談社刊)で人気を博した押切蓮介や、週刊少年サンデーで連載していた経歴を持つ『射~sya~』の大塚志郎など、他社で活躍していた作家増刊ヤングガンガンビッグ時代から多く起用している。

 今回新しく連載が始まった『学園革命伝ミツルギ なかよし』(原作河田雄志 作画:行徒)は月刊コミックラッシュ(ジャイブ刊)からの移籍連載。『雛見沢停留所ひぐらしのなく頃に原典~』(原作・監修:竜騎士07)の作画を担当するともぞも電撃大王GENESISで連載を持つ『外部組』だ。

 一方でSE内での作家の起用も『シスターハニービスケット』のおみおみは月刊Gファンタジー活躍していた。『西悠々記』の忍はガンガンJOKERで連載を持っている。

 さらに、漫画製作ソフトコミPo!」を使用する異色の漫画家ダ・ヴィンチ恐山の『くーろんず』『4コマくーろんず』はガンガンONLINEでも掲載されており『4コマくーろんず』は10/27からガンガンONLINEと並行しての連載が開始する。

 読切作品でも、ガンガンJOKERで連載中の『黄昏乙女×アムネジアン』(めいびぃ著)の特別編が掲載。

 ヤングガンガンの増刊ながら雑誌の枠にこだわらない人選が目立った。

 もちろん、ヤングガンガンからも実力作家がやって来ている。先日、円満終了した『はなまる幼稚園』の勇人が描く、シスコンの兄と3人の妹が織りなすコメディシスプラス』、アニメ2期が好評放送中の『WORKING!!』の高津カリノのお役所4コマサーバント×サービス』、小林立麻雀漫画咲-saki-』をパロディにして描く木吉紗の4コマ『咲日和』はヤングガンガンですでに連載されていたが、今回より本紙とYGとの同時並行での連載となった。

 YG連載陣からは、前述の『WORKING!!』を始め、『死がふたりを分かつまで』(原作たかしげ宙 作画:DOUBLE-S)、『天体戦士サンレッド』(くぼたまこと)、『オシエシラバス』(高尾じんぐ)の特別読み切りが掲載された。

 また『魍魎の揺りかご』の三部けいオリジナルのダークヒーロー読み切り『DARK RABBIT』を掲載した。

 メディアミックスも盛んだ。

 これまでSEの各紙で竜騎士07氏の作品をコミカライズして来たSEだが、今回も竜騎士07氏が原作・監修を担当するコミカライズ作品が2本連載している。

 前述の『雛見沢停留所ひぐらしのなく頃に原典~』は大ヒット同人ゲームひぐらしのなく頃に』のプロトバージョンとでもいうような作品で、雛見沢を舞台にしつつも、登場人物の年齢や、役回りが微妙に変わっている。新人伊東フミが作画を担当する『うみねこのなく頃に翼』は『うみねこのなく頃に』のパロディ漫画原作キャラクターをかわいく、そして面白く描いている。

 現在SEガンガンJOKER、YGでコミカライズを行っている裕時悠示の『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』(GA文庫/ソフトバンククリエイティブ刊)も、稲瀬信也が作画を担当する『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる+H』(キャラクター原案 るろお)として新連載が始まった。

 加えて、2012年に放送が予定されているアニメ輪廻のラグランジェ』も同タイトルでの連載が始まった。Production I.G原作新人作家のIsII(いしー)が漫画化した。

 メディアミック作品ではやはり、伊東フミ、稲瀬信也、IsIIなどの新人作家の起用が目立っが、オリジナルの連載作品でも新人の登用にも意欲的だ。

 読切では、『きっと可愛い女の子から』のミハルは主にweb漫画活躍している作家だが、かつてはガンガンパワードにも作品を掲載した事がある。コミックギアでは九品そういん名義で活動していた、星野蒼一朗の『なんだかんだでたのしい』もYGBに続き2作目の掲載。

 連載作品でも、YGBからの移籍組の一人『化けてりあ』のたかはし慶行は増刊ヤングガンガン時代から読み切りを掲載していた。『極道チェリー』未須あゆみもかつてSE刊行のドラゴンクエスト4コマの他、YGに読み切りを掲載した事がある。YGBで掲載された藤村歩実『春になるとウズウズしちゃう』は今回の新創刊に合わせ連載化、香の『Behavior』は『彼女彼女のBehavior』に改題して短期連載が決まった。

 他に、3人の偉人と2人の父娘がおりなすドタバタコメディ教育。』の蔵人健吾男性には分からない"禁断(?)の女子ワールド"を女性漫画家キャンディーサトウと、担当女性編集が探索するルポ漫画男子の知らない"○○女子"の世界』などがある。

 また、今回の新創刊に合わせて、ビッグガンガン漫画賞を設立。第1回の締め切りは2011年12月31日(土)当日消印有効2012年2月25日(土)発売のBG2012vol.03にて発表される。

 雑誌の枠を超えて様々な作者を起用する一方で、新人の育成にも力を入れる新雑誌月刊ビッグガンガン」の今後の展望が期待される。

2011-10-20

逃げましたが・・・・ http://anond.hatelabo.jp/20111020013955

なぜ、これは、こんなにブクマが付くのでしょう?

逃げた話も出てきてるかな? わかりにくいかな http://sky.geocities.jp/nanami061106/

そこの中で見た事は本当にショックで、あの有名なA日新聞のルポよりひどくて・・・

しかし、それを言っても言えば言うほど、こっちも危ない目にあう可能性もあり(正気を疑われるので)何とも言えない気持ちになりながら、ずっと暮らしてきてます

体の調子も、そこにいたストレスで、その病院採血した時に血糖値糖尿病の境界域になってると言われ、それ以来体に痛みやだるさがありますが、病院に行くのも怖かったし行っても、医療生協病院医療相談も芳しくなく、違う病院に何も言わずに行っても保険証がなかったから、怪しまれたのか、きちんと調べず帰されたりして怖くなったりしてました。

そこの中には、親の虐待や家庭に問題があったと思われる人たちもいましたが、普通に話ができる人が、閉鎖病棟に入れられていました。家庭に問題があったせいか内向的性格になり、外に友人知人が一人もいないので、助けを求める事ができないので、いいようにされていると思いました。

逃げたのは、そのようなひどい状況を外に知らせないといけないと思ったかですが、逃げて精神科病院相談に行っても、来ないでくれと断られたり、他にもいろいろ困った目に遭わされた事もあります

症状がひどい人暴れる人より、おかしくない人が来てくれた方が病院も助かります。家庭に問題あったと思われる人たちはだいたい公費で入ってました。家族自分の懐が痛まないし虐待事実も隠せるのでちょうどよいのだと思います

自分ではありませんが、消えた掲示板でこういう書き込みもありました 

http://backupurl.com/2qfwkm (これがなかなか探せなかった。ここにはないけどこの人の今は閉鎖されてる掲示板過去ログのような目に自分は遭わされてはいません。裸で連れてかれたり。投薬もされてなかったので違う部分もあるのだと思います)

自分はてなダイアリーでやっと見つけた。それがこれ、ここにも書き込みが反映されなかった事を書いていた。繰り返しにあるけど、これです。 http://d.hatena.ne.jp/oooquree/20111009/1318121258?sid=23




精神科というのはNHKでもこういうふうに特集されてます http://video.google.com/videoplay?docid=1357970654167682728

youtubeでは読売新聞大阪本社記者がこう言ってます。 http://www.youtube.com/watch?v=ihkqaeDP7ys

全部が全部こうだと言うのではありませんが、こういう可能性もあるし、普通世界とはかけ離れた世界です。A日新ルポにも書いてありましたが、怪しい私立の病院でも医師大学病院から派遣だそうで、自分が関わった病院でもそうでした。

精神医療に関する違法な強制入院の週刊spaの記事の中身が引用されてるブログ http://blog.goo.ne.jp/publicult/m/200809

spaのケース4の事例では訴訟も起きてます

http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?hanreiid=33874&hanreiKbn=04

事件番号平成15(ワ)1090

事件名  損害賠償請求事件

裁判年月日 平成18年11月22日

裁判所名・部 京都地方裁判所    第7民事部

判示事項の要旨

精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(平成11年改正前)33条1項に規定する医療保護入院の前提となる指定医の診察を受けさせる目的で,原告家族の依頼を受けた医師が問診を十分にしないまま,町職員らが原告を押さえ付けた状態で,医師精神安定剤注射して,病院に搬送した行為につき,医師及び町職員の行為違法とされた事例



あるライターのところに書き込みが反映されなくて、その中身を紹介したら、ここには入ったというブログ http://donjinan.blog101.fc2.com/blog-entry-173.html#cm

そこにも載せているけど、自分の書きこみを保存したページ  http://sky.geocities.jp/oooquree/kako1006.html


ブクマしようとしたら何回やっても取れないページがあるのに気づいた。はてなアメーバ仕様のせいかもしれない

http://ameblo.jp/momo-kako/entry-11030085406.html このページをブクマし、コメントを下のように入れようとしていた。

9月28日以来私のコメントは反映されてない。他の精神病院被害者ブログには入ったので、かこ氏への中身も載せた。http://donjinan.blog101.fc2.com/blog-entry-173.html#cmライターは煽るだけで本気で何とかしようなんて思ってない

ライターは煽るだけで冷静に物事を捉えようとしていない。地震東電関係で言えばT田教授のような精神科医を良いもののように紹介している。その人全部がおかしいわけじゃなくても ( T田氏も当たってる面もあるがデータの示し方など杜撰さも指摘されているし、ケレンたっぷりな人だと思うが、)そのあたりも指摘しないといけないと思う

この人はあんまり調べてないと思う。精神病院精神科については、本当にいろいろあって、一面的に捉えるのは危険だと思う。薬についてもうつ病の薬は依存性もあり、危険性もあるが、正しい医学的知識を持った医者の指導の元に服用し続けている人も居る。一概には言えない事だと思う。

この人のブクマできるかどうか、誰か試してみて

他にブクマできたところもあるので、仕様の問題かもしれない http://b.hatena.ne.jp/entry/profile.ameba.jp/momo-kako/ ブクマできたところのブクマ



増田にも入らなかった中身について書いたものがありました

精神医療被害者について聞き取りしているライターのかこさんに書いて載らなかったもの

タイトルを表示させる形にしたら、前ツリーに繋がらなかった事があったので、やってみたんだけど、繋がってるな。どうしてだろう?別にいいんだけど多いし読みにくくなるし、今は関係ない邪魔情報というか煽りもあるツリーだから。。。

最近ものでは、病院関係じゃなくアパート半壊について(鍵施錠の事で)トゥゲッタが、PVは意外に伸びた。  http://togetter.com/li/202013 家賃滞納して追い出し屋被害に遭ったネットニュース記事へ家賃滞納なしで同じ事をされた話を書き込んだが

ツリーに出てくる林医師に関しては

http://d.hatena.ne.jp/oooquree/searchdiary?word=%CE%D3

林公一ペンネームでは?という意見もある。自分はてなダイアリーには、断定的に書いてあるが、

http://anond.hatelabo.jp/20111010132657  で補足したように、質問サイトでそういう回答があって、厚生労働省がやってる医師検索では1名しか出ないのがわかっただけなので、ピンネームではないかという意見もあるという言い方に留めておいた方がいいと思っている。

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