はてなキーワード: Genderとは
え、みんな本気で「ゾーニングしてTPOさえ守ればなんでもOK☆」って思ってんのかな?ゾーニングさえすればどんなものでも、拷問AVだって未成年子供の拷問エロ漫画だって存 在 し て い い の ? それを楽しむ人間が隣にいるかもしれなくても 平 気 な の ? 狂ってる。— Sophie (@XXfifXX) February 3, 2020
そんなポルノの影響で誰かが性被害に遭う可能性はゼロだと誰 が 言 い 切 れ る ん で す か ?もしくは誰 が 責 任 取 れ る んで す か ? そ れ で 済 む 問 題 で す か ?— Sophie (@XXfifXX) February 3, 2020
Sophie
@XXfifXX
帰ってきました。female / university student / radical feminist / GCF / XX / / / Die Sonne scheint weiter.
同感しかないよね、、、
gender egalitarianism
Queerって定義しにくい言葉なんだけど、基本的に「同性愛が変態だって?うんうん、それで異性愛は変態じゃないの?なんで?俺もお前も変態なんだから認めようぜ」という思想だよね(と言い切ると語弊があるだろうが)。徹底的に相対化して、あれもこれも仲間に引き入れて、sexもgenderもめちゃくちゃに撹乱することで平等が実現されるという。日本で言えば淫夢界隈が一番Queerの思想に近い位置にいるだろう。
っていうかAllyとかいう傲慢な言葉使ってる奴本当に存在するのか?俺は見たことないが。「健常者」と同じくらいアホな言葉だろ。定型発達なら定型発達と、ヘテロならヘテロと自認しておけば良い。
元データ(Global Gender Gap Report 2020)見たけど、これレポート側の誤植じゃないの。
Enrolment in secondary educationの項目は確かに128位になっていたけど、Enrolment in primary educationは1位。
いやいや、普通に考えて中学・高校(secondary)と小学校(primary)で男女の比率変わらないでしょ。。。
このレポートもしくはこのレポートがデータ元にしているユネスコ統計の間違いでは。
※ちなみにEnrolment in tertiary education(高等教育=大学)は108位。前回(2018)は103位。
アートなんて高度なものじゃないんですよ。これは既に我々のファッションであり、文化なんです。着たい服を着ることに、他人からケチをつけられる筋合いはない。
献血ポスターについてはこれまでもこれからも「様々な層」へ向けての呼びかけを行うでしょう。それはその都度「訴えたい層」の文化とファッションに寄り添ったものになるでしょう。それは必ずしも「全ての人」を対象とするわけではない。「我々に向けた≒我々の文化とファッションに寄り添った広告」を批難するということは、我々の文化とファッションを批難することと同じです。
例えば、「異性装をした男性」の写真を広告に使用したらどうでしょうか。そして、(現実にも容易に予想されますが、)それが「公共に相応しくない」と批難されたら、我々はどう対応すべきでしょうか。「個人で着るのは自由だが、ゾーニングはすべき」として、広告の取り下げを支持すべきなのでしょうか。それは、そうした装束にgender expressionとしての重要な意味を持つ人々のアイデンティティを侮辱する行為ではないのでしょうか。
参考
参考
「オタクの内部」という言葉でくくれない程度には、現代において「オタク」なる言葉は複雑化していると理解した方がいいと思う。
古のオタクがどんなにかっこつけても、現代の「オタク」文化というのはファッションとしての側面が強いんだ。その文脈において、セクシャルな表現というのは、自らのアイデンティティと密接に結びついたセクシャリティを表現するための代えがたい手段でもある。(gender expressionや、身近な例ではミニスカートのように。)単に性器を擦るための一プロセスではないんだよ。たとえ副次的に「性器を擦ることに流用可能」だったとしてもね。それは、たとえ恋人とセックスするのが普通のことだったとしても、それを他人に詮索されない権利があるのと似ている。「それをエロい目で見ているかどうか」なんて、質問そのものが暴力的であることに気付いてほしい。
あなたは「オタクの問題」を「自分の問題」のように語っているけど、きっとそれは優しいからそう考えてしまうんだろうけど、時にそれは傲慢だよ。あなた個人に「オタク」を代表する権限はない。要らぬおせっかいがセクハラになる場面もあることは、下記のような例とも重なる。
お風呂施設の食堂にいたら「目のやり場に困るから」とタオルで隠すように言われてすごくショックだった。
目のやりどころに困ってるのはその人の問題であって、私はタンクトップ型ワンピでお風呂上がりに寛いでただけ。私の問題ではないのに、なぜ私がタオルで身体を隠さなきゃいけないの? pic.twitter.com/6AHoD9dIx9— 元鈴木さん (@Motosuzukisan) 2019年9月28日
ポスターに表象されている「女性キャラクター」はもちろん架空の人物だ。一方、それを描いた人、企画に携わった人、それらを鑑賞する人はすべて血の通った人間だ。この場において、性の主体者は誰なのか。客体は「何」なのか。その性のあり方を侮辱する権利はあるのか。それらをゆっくり問い直して欲しい。
私もフェミ臭さがある方だし増田と同世代だけど、この内容は増田の「性」に対する志向が出すぎていると感じる。大原則については私個人は同意できるし、その後もある程度は同意できる面もあるが、全然同意できないところもある。
そもそも性(ジェンダー)に対する認識は、それこそ性自認やLGBT etc.というタームも含め、個別性がきわめて強い。
「性をこういう風に捉え、このような原則に基づいて取り扱うのがよろしいのです」などと受け取られかねない「方法」に向かいやすいのはダメだと思う。性(ジェンダー)の取扱いについての原則を立てるということは、やってはダメなことだと思うのだ。「アタクシが考える良きセックスを、ワークショップでさぁ教えてあげるわよ」という上から目線な雰囲気を感じてしまう。発信側がそういうつもりはなくとも、そう受け取られる可能性がある。発信者と受信者で性志向が異なっている場合、かつ発信者がマジョリティ寄りの場合、その発信はより強く悪意をもって糾弾されると思う。それはとっても危険なことだと感じる。
更に、肉体の成長スピードも個体差がある。もっと見えにくいジェンダーへの意識も性癖も性欲の成長スピードも、その人が持つ性欲の絶対量も人によって違うのに。
セックスファンタジーのくだりあたりは特に、気持ちは分からないでもないが、正直、全然ダメだろう。
性行為を理解していない可能性が高い子供に「セックスファンタジー」と現実の線引きを理解させるのは簡単ではない。それ以前に、子供だろうが大人だろうが、性(というか他者)に関するファンタジーと現実との線引きの位置はその人によって、そして他者(相手)によって、更には二者間(または一人(オナニーのケース)あるいはそれ以上(スワッピングのケース)もありうる)の相性や関係性によって、すべて異なる。
極端な例だが、痛めつけられることを求める人と痛めつけずにはいられない人が双方合意していたら、一般的なレンジからは外れてはいるかもしれないが、双方合意のもとに行われる素晴らしいセックスだとも言える。一方が抱いているセックスファンタジーにあまり気が進まないけまぁ良いかと他方が乗ってみたらハマったというケースだってある。増田から見たら精神的な疾患や犯罪的な問題をうかがわせるような愚かな行動に見えたとしても、それがその時点でのその人の最善の選択であるケースもある、それが人間の欲望やセックスの恐ろしく、難しく、そしてとても面白いところだ。
私が、元記事のブコメを見てて確かにそうだなと思ったのは、「男はそもそも自分の性について教えてもらえず放置される」という視点だった。男性の性器が外形的に明示されやすいことと、乱暴に大っぴらにしても元気がよくて宜しいと言われやすいジェンダーを背負っていることなどもあって、結果的に男子は「自分の中に眠っているかもしれない性への感情(繊細だったり乱暴だったり内向的だったり)」を発見できていない可能性があるのでは、ということだ。そしてこれはもちろん女子にとっても同じだ。
そもそも自分と向き合うことができてない人が、どうも多いみたいなのだ。
自分が持っている肉体と向き合うこと、自分の性自認と向き合うこと。自分の体や自分の性への感情をどうやって尊重するか、同じように他人をどのように尊重するか、そういうプロセスを踏んでいく必要があるんだろうと思う。
「こういうセックスは危険なセックス」「こういうセックスは犯罪」ということを理解するためには、社会的な合意形成を理解できなくてはいけないが、この社会的合意に従えない人はいるだろう。少数派の性志向を持っているほどしんどいと思う。もちろん法律では決まってて法律違反はしちゃいかん訳だが、法律を守れない人は必ず存在するしそういう人も、法律違反した後でも生きていかなきゃいけないわけですよ、性欲の飼い慣らしかたも教えてもらえないままに。本当に簡単ではないし、簡単ではない性向の人ほど、問題や性犯罪に近くなる。それをハナから排除する可能性がある性教育の意味はゼロだろう。
教条的なのはダメだと思う。すべからく具体的で、参加する人が主体的であれるように。カリキュラム以前ではあるが…
生理と出産にまつわること、性病や望まない妊娠についての知識など、生物的な肉体としての性(sex)への理解。
ワークショップ・・・主に社会的性(gender)について、および「sex×gender」について。「人によって違う」ことを理解し尊重しあえるか
WSのシナリオは年齢とか開催主体によって考えなきゃいけない、全く持って適当だが。
LGBTやニッチな性癖や、性関係なくそもそも自尊心の欠如した子や、もちろん一般レンジに収まってるマジョリティも含めて、それぞれ全員が自分の自尊心パーセンテージを高められるようにカリキュラム設計できたら100点なんだけどね…。まぁ大変簡単なことじゃない。相手を傷つける性行為や犯罪は、根本的なところでは多分、加害者自身に自尊心が満たされていないから犯すんだろうと思うのだ。
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/246301/meaning/m0u/
人間開発における男女間の格差を示す指標。国連開発計画(UNDP)が、以前のジェンダー開発指数(GDI)およびジェンダーエンパワーメント指数(GEM)に代わるものとして、2010年から発表。妊産婦死亡率や女性議員の比率などをもとに算出される。日本は188か国中17位(2016年版)。男女不平等指数。GII(Gender Inequality Index)。
[補説]男女間の格差を国別に示す指標としては他に、世界経済フォーラム(WEF)が発表するジェンダーギャップ指数(GGGI)がある。
この記事もひどいが、それ以上にブコメ欄に群がってるミサンドリストの発狂ぶりがおもしろくて笑いがとまらん。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.mu/sumomodane/n/n100d70e27871
人間以下の人間がいうと説得力すごいですね。あ、もしかして自分は人間のつもり?ないわー。
男性が弱くてもいい社会にしていくためにも女にケアさせるのはやめないとだね。そのために誰かのせいと言うのは遠回りだね。はやく人間同士になりたいね。 note gender ジェンダー これはひどい いつまで赤ちゃんでい
あなたこの記事に書かれてること完全に肯定するサンプルになってるんだけど、馬鹿ってやっぱり自分が批判されてても自分のことだと思わないんだな。馬鹿だからしかたにないけど。
セックスできるママが欲しい、という長文。「女さえ意識変えて自分の言う事聞けば全て変わる」と思ってるところが気持ち悪い。経済力の獲得に積極的な女性もいるし、経済力のない男と仲良くするメリットがない。
ちょっと何言ってんのかわからないけど普段周りの人から関係ない話ばっかりしてる馬鹿って言われてないか心配。
公民館とか公開講座行くと、男性の方が圧倒的に「俺の話を聞いて」「俺を褒めて」ってなっちゃって関係性築けないんだよね……公民館に来るような人でも。そこに女性の意識改革がなんの役に立つ?よしよししろって?
このブコメしてる人ほかでも何を読んでるのかぜんぜんわからない謎の文脈がわいてくるんだけど何喰って生きてたらこんな超解釈がでいるようになるの?そのアイコン俺の好きなゲームだから使うのやめろや。
結婚したくてもできないの、金がないからじゃなく、一日中女叩きしてる人間性に根本原因があると思うんだけど、「女が認識を改めさえすれば俺も選ばれるはずである」みたいな謎の自己肯定感はどこからくるのか
なんで頭の悪い人はすぐアベガーと結びついちゃうの?フェミはとにかく自分は悪くない自分以外に悪者探す思考だからっていうのが説得力マシマシになっちゃうからこういう頭の悪い発言するのやめたら?
お前らオトコが怒るべき相手は世間や与党政治家だろうが 何故その辛さや怒りをフェミニストや女性にぶつけるんだよ 日本オトコさん達はマジで意味わからん
くたびれ・・・見てるか…
お前を超える逸材がこんなにいるのだ。それも5人もだ(いらない)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190526/k10011929571000.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190526/k10011929561000.html
障害者基本法など定義を決めなければならない場合もありますが、精神障害の診断基準とはまた別なものになります
なので、ざっくりと「精神的な原因により生活に支障・問題のある状態が続いている」と、ひとまず考えて下さい。
があります。
上記の記事は両方とも国際疾病分類の記事なので、「医学的アプローチ」という側面で行っている分類と思って下さい。
"テレビやパソコン、スマートフォンなどでゲームをしたい欲求を抑えられず、飲食ができなくなったり、仕事に行けなくなったりするなど生活に支障をきたしている状態のことを指します。"
"ゲームをする頻度や長さ、始めたりやめたりするタイミングなどをみずからコントロールすることができず、健康を損なうなどの影響が出ているにもかかわらず、ゲームを続けてしまう状態"
"こうした現象が、原則、少なくとも1年以上続き、家族関係や社会的な生活に影響を及ぼしている状態"
この様に書かれています。
ここでのポイントは「ゲームをすることに対して自分でコントロールできない状態」を医学的にアプローチしようというのが障害に分類される理由です。
決して、「ゲームという本業に投資するため副業という仕事を頑張ってお金を稼ぐ」という程度では障害に認定されないでしょう(依存症に片足突っ込んでるとは思いますが)
借金してまで課金する。トイレはペットボトルが日常。ここまで行けば障害といって差し支えないでしょう。
環境を変えるためのカウンセリングなり、背景にうつ病などの原因疾患が隠れていたりしないか医学的アプローチが必要になるのもしょうがないでしょう
ICD-10より
"性転換的な性同一性が少なくとも2年間持続していなければならず、それが統合失調症のような他の精神障害の一症状であったり、半陰陽の、あるいは遺伝的な、あるいは性染色体のいかなる異常とも関係するものであってはならない。"
つまり「2年以上心と体の性別が一致しない。他の病気の影響も染色体異常もない」
ということでした。
これが以下の様に変わります
"個人の経験する性(gender)と割り当てられた性別(sex)の顕著かつ持続的な不一致によって特徴づけられる。ジェンダーの多様な振る舞いや好みだけでは、このグループとして診断名を割り当てる根拠にはならない"
「社会的な性役割と体の性別が違う」ということは治療が必要な病気・障害にはならないということです。
そうした人をホルモン治療や手術をせずに受け入れられる社会を作ろういこうというメッセージです。
これを疾病分類に入れておくことは「医学的アプローチが必要な病気である」ということになります。悪く言えば異常のある人・正常ではない人ということになります。
VとはVirtual Gender、古くは悪意のないネカマのように、どちらともつかないバーチャル上の女性キャラクターを演じ続けてギルド等で社交経験を重ねていると、女性のような感性や情動を内面化し、女性のように細やかな気配りや立ち回りができる性格になっていき、時に男性キャラに好意を抱いてチャHに発展する等を通して、仮想世界の人格と現実の人格および肉体に違和感を感じるようになり、普段の生活におけるジェンダー的な立ち位置や人生が定まらなくなる現象、近年ではバーチャルYouTuberにおけるバ美肉勢が直面するジェンダー感覚であり――
みたいな話かと思ったら違った。なんだよ。
「LGBT」の型に当てはまらないセクシャルマイノリティーは沢山いますよ。
https://tokyorainbowpride.com/magazine/lgbtqcourse/10419/
■ 性表現(Gender Expression)
「男らしさ」や「女性らしさ」を表すと規定されている服、しぐさ、言葉遣いなどで、自分の性別を表現する方法のこと。
いわゆる「ふるまう性」。
本人の性自認(gender identity)と性表現(gender expression)は、おおむね重なり合いますが、必ずしも一致するとは限りません。
例えば、性自認(gender identity)は男性(male)だけれど、スカートを履いて、化粧をして、ハイヒールを履いて女性性(femininity)の性表現(gender expression)をする人もいるということです。
たとえば公共の場で性行為に及んだ同性愛者のカップルがいたとして、その行為自体は猥褻物陳列として批判されるべきだとしても、「汚ねぇホモセックスなんて見せんな!目が腐る!」などという罵倒の差別性が容認されていいわけではない。
路上で恋人とキスをするのが猥褻に見えないのは「感覚が麻痺している」のだろうけど、そこに「おまえらの擬似性行為を人に見せるな!気持ち悪い!」などと因縁をつけるなら、どちらをセクハラとして批判すべきかは火を見るより明らか。
妊婦を見て「夜の営みを赤裸々に告白してるようなもの」などとゲスな想像を巡らせる露悪趣味者と言ってることは変わらない。仮に「エロ」が切っても切り離せない関係にあったとしても、人はそれを隠し、あたかも100%「健全」であるかのように振る舞う権利がある。
表現とは我々のアイデンティティと切り離せないファッションであり生き様であり、容易に乗り換えられるものではないことを理解する必要がある。社会や世間もだが、まずは我々自身が。萌えキャラも、タトゥーも、ミニスカートも、その他あらゆるgender expressionも、表現は全て統一的に語る必要がある。
Recently, Google Translate was so amazing that reading English was very easy. If it is a simple English article it has become possible to read without much time.
You can read as many politics, tech, animation, gender, etc. as possible for Hatena people's interests. Everyone should read it.
By the way, Masuda-san.I think that grammar is also a mess of this sentence. However, I think that the meaning can be understood somehow.
初めて匿名を書く。私はフェミニズムの基本理念には賛同するがフェミニストではない、のでフェミニストじゃないやつの文章なんかまず読みたくねーよ!という方々はブラウザバックをお願いします。
そもそも私はツイッターでフェミ界隈を見ているだけの一般人なので、年末年始から騒がしい「MtFが女湯・女性用更衣室・女性用トイレetcに入っても良いか」論争についてイマイチ良く分かってない。
全部を話すことは難しいため、トイレ論争にのみ絞って書こうと思う。温泉は入らなきゃ死ぬってものでもないので、生理的なやつから。
1-1.my idea
私の考えは「今まで通りでいいのでは?誰でも入れるトイレを増やすのは急務だと思うけど」という考えである。今まで通りというのは、それぞれの良心に任せる、というやつ。シス女性(この呼び方が正しいか正しくないかは置いといて、議論しやすいのでこう呼ぶ)、パス度が高いと自分で思うMtFくらいが女性用トイレのメインの利用者になるのではなかろうか。パス度の問題を外野から言われるのは嫌だろうと重々承知だが、MtFの方が「私は女性用トイレに入れるだろう・入っていこう」と決めたとしたらその時点でかなりのパス度なのではないかと思う。パス度が高くないと女性用トイレに入るなという話ではなく、自分がどう見えるか特段に気にしている人が、女性用トイレを使おうと思えるならもうその時点でパス度は高いと思うのである。(私も人からの目線でとても悩んだ時期があるので、多分その辺当事者の方は慎重だと推測する。)
良心に任せたトイレの使い方(分け方?)のメリットとデメリットについて書く。
メリット:良心で成り立っているため、「良心でない、即ち盗撮犯や性犯罪者」を排除する名目になる。
デメリット:明確でない。個人の物差しで測ることになってしまう。「私は女性用トイレに入っても良いのか」とMtFの方が悩む原因となり得る。
性自認による分け方でトイレを分ける;つまり、MtFならばホルモン治療やオペをしなくとも自認が女だと言えば女性用トイレに入ってよいという案がある。果たしてそう明文化して、実際未ホル・未オペの方が入ってくるかは「うーーーーーん?」というところだ。理由は1-1で書いた、人目を気にする方が「許可されたから〜!」とノリノリで入ってくるとは思えないし…入ってきてもらっても全然いいですけどね。
デメリット:「心は女だから〜」と言ってシス男性が入ってくる可能性(詳しくは後で記述する)
セルフIDによる分け方のメリットはあるだろうか。勿論ある、トランスの尊厳だ。何人たりと踏み付けることはできない尊厳。
しかし、メリットを書こうとして、「MtFの方が安心して使える」ー果たしてそうなのか。私はトランスではないので分からないし、トランスの知り合いがいない、確かめる術がない。だが私はこう思う:本当にトランスの方が「安心して」トイレを使えるか?MtFの方なら「男に見えないだろうか」などと思わなくなるのだろうか?分からない、分からないのでメリットには書かなかった。ただ、尊厳は踏みつける意図はない、トランスの方でセルフIDによる分け方のメリットデメリットを教えてくれる方がいたら教えてほしい。
1-3.争い
ツイッターのフェミ垢はちょっと覗くといった程度なので、誰と誰がこの考えで、それに対立してるのが〜とかさっぱりワケワカメなので(ネタが古い)、私の観測内の話。
が大まかな争いだと思う。
まず言っておかねばならないと思うが、②に関しては普通に「そりゃそうよ」という話なのだ。①の論争のどちら側に居ようと、ヘイトはいかんのですよ。「トランス女性は女じゃない」「男体」とか言うのはいかんわけ。それは①のどちら側とか関係ないのよね。ただ、②の論争が収束していかない原因として
・ヘイトとは思えない文脈に対してもヘイトだと言い、話し合いが出来ない
・「セルフIDによりトイレを使えるべきだ」派の人のうち、「セルフIDによる分類はどうかと思う」派はトランス差別から言っているのだと勘違いしている人がいる
①と②を分けて話さないと、議論は収束しない。何でもかんでも「ヘイトだ」と言われれば、口を塞がれていると感じる人も多く出てくるはずだ。
さて本題の①の話。
私が今まで通りの良心によるトイレ利用を推す理由としては、やはり「良心でないもの」の存在が大きい。後述すると言った「自認が女だと言い張るシス男性の存在」である。
これが、シス女だろうとトランス女だろうと関係なく脅威なのは共通認識でいいだろうか?盗撮なんかされたらひとたまりもないだろうよ、これはシスもトランスも関係ないはず。
現実にあり得るのか?という話だが、更衣室やトイレ、温泉やらの盗撮被害というのはもう聞き慣れてしまうほどある。某国で「女性トイレの壁に沢山の穴があった、幼い頃から工事などの跡だろうと思っていた、それは盗撮のためのものだったー男性用トイレに穴はなかった」という話がある。
もしセルフIDによる分け方でトイレに入っていいとなれば、盗撮犯が堂々と女性用トイレに入り込み、ギョッとされても「心が女なので〜」と言えば誰も通報することができず、その男(女装しているのかもしれない)が入っていったのを見た女性は「なんか嫌だからこのトイレ使わないでおこう」が出来るが、数分後その男が個室に隠れるなりカメラを仕掛けるなりした後のトイレに入った女はまんまとその盗撮の餌食になるのでは?????というのを私は危惧している。
盗撮は今もあるし、当たり前に許されない犯罪なのだが、不安なのは「通報ができない」というこの一点なのだ。
勘違いが多いのもこの点のような気がしているので念入りに言う、「トランス女性が怖いんじゃない。ギョッとした時に、犯罪が起きるかもしれない時に、『差別だ』と言われるのを恐れて周りに言えないことが恐怖なんだ」と。
この文章はトイレ問題をメインにすると言ったが、これは温泉にしろ更衣室にしろ同じことだと私は思う。犯罪が起きるかもしれない時に周りに言えないこと が恐怖なのだ、ということが最も伝わって欲しくて、かつ最も伝わっていないことだと思う。
1-4.Trans women are women.
これを和訳すると「トランス女性は女性です」となり、この文章の題にもなる。ふむ。そうなんだけどそうじゃない感がすごい。この文章の違和感を書いていく。
まずこの和訳が暴力的すぎる。その通りなんだけどそうじゃねえよ…と、この文面を見る度に呟いてしまう。うん、トランス女性(即ちMtF)はwomenだよ、でも「女性」は暴力的でしょ、ちゃんと英語に謝って。
検診の尿検査の時、あのスポイトみたいなやつにFかMかチェックをつけるじゃないですか?female or maleって意味。femaleは女性、maleは男性。ではwomenとmenは??womenは女性、menは男性。そう、英語では折角区別される単語が日本語では区別されていないのだ。
female/maleは生物学的なものに、women/menは人間に対して使う、という分け方かな。sexとgenderと言えば分かりやすいかもしれない。genderは社会的性別というやつだ。
つまり、"Trans women are women."という文の本意は「トランス女性に対して『体が男』と言ったり、故意に性別を間違うようなことを言ったり、差別的な行為を許さない」というところではなかろうか。最近のツイッター界で使われる「トランス女性は未ホル・未オペでも女性専用スペースを使える」という文脈はかなり疑問に感じる。それだと"Trans women are females."となってしまうのだ。
あと、「トランス女性に性器を確認させろというのか?!」という話についてだが、誰がそんなこと言ったんだ。タックしてたら分からんだろ、それこそち○こ股に挟んでちっすだわ(暴言)。「トランス女性は女性です」の「女性」という定義があまりにあやふやだからどうするの、femaleなら生物学的な分け方だから性器になるんじゃない?というやつじゃないのか?知らんけど。
1-5.まとめ
トランスの尊厳を守らねばならない、と思う。言い砕くと、ビクビクしながらトイレに入らねばならないような状況はいかんと思うのだ。しかしそれが、セルフIDによるトイレ許可で達成されるのか?本当に?倫理的な教育が必要なんじゃない?セルフIDがあかんという話ではない。達成目標を「自認によるトイレ・温泉・更衣室の利用」に置くのは大切だが、それは先に推し進めることではないはずだ、同時に他のこともせなあかんはず。
あまり長く語るつもりはない。
ええと思う。この国の歴史で強い差別が解消される時、法改正・法制定が大きなターニングポイントとなっているから。雇用や教育機関での不当な差別を許さないと、法律で決めさえすればそれはマイノリティにとっての武器になる。正しく使われていくことを願うばかり。
3.フェミニズム
私がフェミニストではないと最初に言った理由は、ただ単純に日本のフェミニズムに疑問があるからである。そもそも、日本ってフェミニズムを受け入れる段階ですらない気がしてる。男女不平等を甘んじて受けろという意味ではなく、男女差が大きすぎるからフェミニズムは早すぎない?と思うのだ。
海外諸国のように有名人が社会的発言ができないこの国で、リーダー・フラッグシップ的な役割がいないこの状況で。一人一派なんてやってたらそりゃバラバラになるじゃんって。
大体男女差別だけじゃない、この国には差別が残りすぎている。精神疾患差別、障害者差別、外国人差別、職業差別、、、女で精神疾患もちの私は今までしなくていい苦労をたくさんしてきた。マイノリティであるが故の、マイノリティを理解しようとしない社会にいるが故の苦労を、もう他の人にしてほしくない。
トランスの方は遠くの精神科に通っている、大変だ、という文を見つけて悲しい気持ちに浸る。私だって。私だって、未成年のうちから精神科だけで年間10万を超える出費、高速道路で行かねばならない距離の精神科まで2週間に1回通ってるわ、県外まで行ってるわ。精神科に通わないとまともな生活が送れない私は、簡単に保険にも入れない(持病の人でも入れるやつなら入れるけどさ)。
踏まれるのは慣れている、踏まれた時に感情的になるのはすごく分かる、でも何でもかんでもヘイトだと叫ぶのは…
本当か嘘かという野暮な議論はするつもりがない。もし誰も亡くなってなかったのだとしても、亡くなったという文章を書かせるほど精神的に追い詰められたということだから。
その上で、「こちらでは死者が出た、お前らのヘイトのせいだ!」と各方面に言うのは違うということを言いたい。まず、どの陣営に居ようがどの思想だろうが、ヘイトはあかんよという大前提を思い出して欲しい。そしてそのヘイトを、ある主張の全員がしていたわけではないことも。
違う話題の時にヘイトをしたくせにと詰るのも違う、詰りたかったら@をつけるなと言いたい。議論が追いにくいのだ。
4-1.人の死をもって、生きる人の口を塞ぐな
人の死をもって一貫した文脈で人の口を塞ぐのは良い。でも違う、今ツイッターで見るのは「人の死をもって、話し合いを拒絶する」だと思う。
「友人のトランス女性が亡くなった」のブログを理由に怒るフェミニスト達、彼女たちは素晴らしいと思う。実際に私はツイッターでトランス女性へのヘイトを見ていないため(何度も言うがあまりツイッターを見ていない)、どれ程のものだったのか私には分からない。怒れる彼女達はそのヘイトを見ていたのだと思う。
私がその怒れる彼女たちを見て思ったことは一つ;「私が死んだら私の意見は通るの?」
私が死んだら、私がもし「セルフIDで分けるなんて、怖くて生きていけない!」と言って死んだら、どうなるのだろう。
※そんなことは全く思いもしていないが例えである※
冷酷なことを言うが人は死ぬ。10年以上自殺未遂と自傷とODを繰り返してきた私が断言する、人間は死ぬ。いとも簡単に。
ヘイトで亡くなってしまった女性がいるように。口を塞がれて死ぬ女性もいる。
もし私がツイッターランドでそこそこ有名なアカウントで、「ヘイトだ」「お前のせいでトランス女性が死んだ」だなんて言われ続けたら、あと半年前なら、多分死んでたと思う。自死を選ぶ。半年前までの私ならいとも簡単に死んでいた。
死ぬ死ぬ発言は脅迫だからしたくないけど、そちらも同じことをしていないか?少しゆっくりと考えてみてほしい。
4-2.どれがヘイトに値したのか
genderという意味でMtFの方に男だと言ったのならばそれはヘイトだと思う。それはいけないこと。
だが、sexとgenderを分けていない(ように見える)ツイッターランドで、なんかもうその議論まだ続けるの?って呆れてしまっている自分がいるのも確かだ。
折角英語使えるんだから使ってこーよ!male, female,men,womenってさ。sex, genderとかさ。
Trans women are women.だよ。male, femaleという面での議論を差別だというなら、議論が成り立たない。世の中には差別だと感じても議論をしなければ永久に平行線なことがある。
お互いに自分の方が弱者で、相手が強者だと思い込んではいないか。本当にそうなのか。どっちがどれだけ傷付いた、というのは議論になり得ない。ということをここに記しておく。
5.最後に
思っていた100倍量書いた。自分が驚いている。こんなとこまで読む人はまあいねーな。いいんだ自己満だから。
アメリカ国籍の友人とこの間話したことを最後に書く、「日本のフェミニストは感情的すぎだよ、伝わらない」
そうかもしれない。踏まれすぎて、怒ることを抑圧されすぎて、怒り方を知らないのかもしれない。
まともなジャーナリズムが機能しない国で、差別が蔓延り誰に踏まれたのか 何回踏まれたのかわからないこの国で、フェミニズムが否定されるこの国で、私は生きていく。弱者として生きていく。
http://reports.weforum.org/global-gender-gap-report-2018
Country | 日本(2017) | 日本 | アメリカ | ドイツ | フランス | イギリス | イタリア | カナダ | 韓国 | アイスランド | スウェーデン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
score(rank) | 0.657(114) | 0.662(110) | 0.72(51) | 0.776(14) | 0.779(12) | 0.774(15) | 0.706(70) | 0.771(16) | 0.657(115) | 0.858(1) | 0.822(3) |
Economic | 0.58(114) | 0.595(117) | 0.782(19) | 0.734(36) | 0.685(63) | 0.705(52) | 0.592(118) | 0.748(27) | 0.549(124) | 0.793(16) | 0.808(9) |
Labour force participation | 0.781(79) | 0.799(79) | 0.854(59) | 0.897(40) | 0.895(42) | 0.876(51) | 0.737(93) | 0.912(31) | 0.75(88) | 0.939(20) | 0.956(13) |
Wage equality for similar work (survey) | 0.672(52) | 0.696(45) | 0.796(8) | 0.717(33) | 0.488(133) | 0.654(64) | 0.512(126) | 0.69(50) | 0.532(121) | 0.82(1) | 0.735(25) |
Estimated earned income (PPP, US$) | 0.524(100) | 0.527(103) | 0.648(60) | 0.684(38) | 0.724(24) | 0.555(96) | 0.57(91) | 0.675(42) | 0.457(121) | 0.722(26) | 0.785(14) |
Legislators, senior officials and managers | 0.142(116) | 0.152(129) | 0.681(24) | 0.413(87) | 0.501(63) | 0.567(46) | 0.379(92) | 0.551(50) | 0.141(133) | 0.479(68) | 0.637(31) |
Professional and technical workers | 0.654(101) | 0.671(108) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 0.996(68) | 0.859(92) | 1(1) | 0.927(86) | 1(1) | 1(1) |
Educational attainment | 0.991(74) | 0.994(65) | 0.998(46) | 0.976(97) | 1(1) | 0.999(38) | 0.995(61) | 1(1) | 0.973(100) | 0.999(39) | 0.998(52) |
Literacy rate | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 0.994(60) | 1(1) | () | 1(1) | 1(1) |
Enrolment in primary education | 1(1) | 1(1) | 0.996(82) | () | 1(1) | 0.999(72) | 0.993(91) | () | 1(1) | 0.998(73) | 0.996(77) |
Enrolment in secondary education | 1(1) | 1(1) | 1(103) | 0.944(128) | 1(1) | 1(1) | 0.999(104) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | 0.996(109) |
Enrolment in tertiary education | 0.926(101) | 0.952(103) | 1(1) | 0.999(100) | 1(1) | 1(1) | 1(1) | () | 0.78(113) | 1(1) | 1(1) |
Health and survival | 0.98(1) | 0.979(41) | 0.976(71) | 0.973(85) | 0.978(78) | 0.97(110) | 0.969(116) | 0.971(104) | 0.973(87) | 0.968(121) | 0.969(115) |
Sex ratio at birth | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.944(1) | 0.941(131) | 0.944(1) | 0.935(137) | 0.944(1) | 0.943(114) |
Healthy life expectancy | 1.06(1) | 1.059(57) | 1.048(79) | 1.04(95) | 1.043(87) | 1.028(119) | 1.032(111) | 1.032(111) | 1.06(1) | 1.021(129) | 1.027(123) |
Political empowerment | 0.078(123) | 0.081(125) | 0.125(98) | 0.481(12) | 0.458(10) | 0.421(11) | 0.267(38) | 0.365(21) | 0.134(92) | 0.674(1) | 0.512(7) |
Women in parliament | 0.102(129) | 0.112(130) | 0.244(88) | 0.444(41) | 0.655(14) | 0.474(36) | 0.556(27) | 0.37(52) | 0.205(102) | 0.615(20) | 0.856(6) |
Women in ministerial positions | 0.188(88) | 0.188(89) | 0.2(85) | 0.5(22) | 1(1) | 0.444(23) | 0.385(29) | 1(1) | 0.1(119) | 0.667(10) | 1(1) |
Years with female head of state (last 50) | 0(69) | 0(71) | 0(71) | 0.355(9) | 0.018(53) | 0.371(7) | 0(71) | 0.007(61) | 0.104(28) | 0.718(2) | 0(71) |
Global Gender Gap Indexは発展途上国が高めに出ることがあるなど、問題点もあり、それゆえ他の性差に関する指標が作られてたりする。
例えば極端な例として内戦の激しい国があると女性の労働参加率が高くなり、男子は早くから兵に取られ学校に通えず、長生きできない。
レイプなどが多発するような状況でもランキングには影響を与えない。
このデータは多分ジェンダーギャップのための調査でなく、既存の調査のなかからそれっぽいものをまとめたものだと思われる。
総合ランキングよりかはそれぞれの項目を見たほうが良いかもしれない。
例えばバングラディッシュは総合46位だが、女性の首相の在任期間が1位というだけで、経済133位、教育116位、健康117位である。
イスラム教ということもあってなのか日本とくらべ女性の地位はかなり低い。
全体の中の大まかなポジションを見るのには良いが、議論をするなら詳細を見ておくべきだろう。
Estimated earned income を労働時間で調整してみる。
Balancing paid work, unpaid work and leisure
http://www.oecd.org/gender/data/balancingpaidworkunpaidworkandleisure.htm
Country | 日本 | アメリカ | ドイツ | フランス | イギリス | イタリア | カナダ | 韓国 | スウェーデン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Estimated earned income | 0.527 | 0.648 | 0.684 | 0.724 | 0.555 | 0.57 | 0.675 | 0.457 | 0.785 |
paid work time | 0.602 | 0.734 | 0.707 | 0.745 | 0.699 | 0.602 | 0.786 | 0.647 | 0.835 |
0.875 | 0.932 | 0.967 | 0.972 | 0.794 | 0.947 | 0.859 | 0.706 | 0.940 |
女性のフルタイム / パートタイム 比率を見てみるとドイツは日本と同じぐらいパートが多いのに、男女の労働時間比は英米に近い。
女性の労働参加率の高さとともに、男性の労働時間の短さもあるのだろう。
FTPT employment based on a common definition
https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=FTPTC_D
女性 full / part 比
日1.724 独1.714 仏3.514 英2.563 伊2.083 加2.821 韓4.900 スウェーデン4.712 ノルウェー2.748 フィンランド4.738
竹村訳も含めて読んだことがなく、ジェンダー論などの知識もない素人が単に該当部分の前後を英語として読んだ感じでは以下のように思った:
章のまとめ的な段落であることも踏まえると、この部分の those attributes は直前の true / false / real ... ではなくて前段落の gender attributes と解する方が自然と思う。
gender attributes は acts とともに前段落で the various ways in which a body shows or produces its cultural signification と言い換えられている。これは たとえば「逞しさ」「優しさ」など、特定のジェンダーと結びつくとされる属性のことを指している、と素人には思われる(この議論の文脈での常識的な解釈については知らない)。バトラーはそれは expressive ではなく performative なのだという。表現的なものではなく行為遂行的なものだ、くらいに思われる。
つまり、含意としては
「ジェンダー自体は真とか偽とか(略)にはなり得ない。それどころか、「逞しさ」や「優しさ」のような行為遂行的な属性を確かに帯びているジェンダーは、まさにそれ故に、徹底して根本的に不確かなものともいえる」
と読める。
これを踏まえると、この段落の訳はほぼ竹村訳でよいが、those attribute を「そのような属性」と訳すと直前の「真実」などと解する誤解を呼ぶので、前段落を踏まえた理解を促す語を補った方が素人には親切な気もする。
加えて、incredible にポジティブな意味での「すばらしい」のような informal な意味も重ねて込められていると読むのはこの文脈では合わないし、そんな安っぽい言葉遊びをする理由がないように感じる。ここで斜体になっているのは単純に credible / incredible の対比と、確かな所与と思われているジェンダーが実は根本的に不確かなものといえるのだ、ということを強調したものと考えた方がいいと思う。その上で、それって incredible なことだよね、という読みを促すという意味では文彩の一種だと言えなくはないと思うが、解釈がファンシー過ぎる気もする。
1.
竹村は As credible bearers of those attributes . . . を「そのような属性の確かな担い手とみなされているジェンダー」と訳しているが、As credible bearers を単純に読めば「信頼に足る担い手であるジェンダー」とか「確かな担い手であるジェンダー」であり、「とみなされている」というニュアンスを補う必要はない。ここはバトラーはジェンダーが「そのような属性の確かな担い手である」と考えており、それを前提に結論を述べるところとして読むのが素直だと思う。
竹村が「とみなされている」としたのは、おそらく竹村も those attributes が直前の true / false / . . . を指すものと誤読しており、「ジェンダーは真なるもの(略)にはなり得ない」と「真なるもの(略)という属性の確かな担い手である」という相反する命題を接続する必要ができたためだと思う。そのため credible を「人びとがそう信じている」という雰囲気で読んで留保のニュアンスを加えたのではないか。
those attributes を gender attributes ととれば「(「男らしさ」等の)属性の確かな担い手であるジェンダー」でそのまま意味が通じる。
ただし、竹村訳の前段落を読んでいないので、ひょっとしたら竹村訳のままでも正確な理解ができるのかもしれない。
2.
前段落の expressive / performative:
performative を行為遂行的と訳すのはわりと一般的と思うが、適切な訳語は知らない。前段落でいわれていることは、一般的な語彙の延長で読めば、 gender attributes / acts は予め備わっている gender identity を基準として(たとえば)「男らしさ」と評価されるものではなく、反復して演じつづけることで事後的に特定のジェンダーが帯びる「男らしさ」なのだ、くらいの意味に思えた。
https://this.kiji.is/426895558893126753
https://www.nytimes.com/2018/10/21/us/politics/transgender-trump-administration-sex-definition.html
LGBT関係のニュースだからか過激な反応が多いが、これそんな間違ってることか?
性(gender)差は是正されるべきであるが、性(sex)は生物学的な定義でないと身体的な男女差を考慮した対策などに不都合が生じるだろ。
同性婚も認められてるし米国の性(gender)差は無くなってきていて、最終的に性(gender)を男女に分類する必要が無くなる。
まあ一般的にはそうなんでしょうが、実際イギリスを含むいくつかの国では「ちんこついたおっさん」も性自認が女性なら手術無しで女性になれます。法律上は女性です。
例えばこんな論争も起きているようです
イギリスのミスコン参加者の条件に「遺伝的に女性であること」が記され批判が殺到 [2018/02/10]
今回のミスコンの主催団体であるGalaxy Pageants UKは、2018年3月に大会を開催予定の中、参加者の「ジェンダー」の条件に”a naturally born genetic female (生まれつき、遺伝的に女性であること)”を明記しました。
Gender Recognition Certificateという証明書があれば、トランスジェンダーの女性は自身の性別を法的に女性に変更できること、また、出生証明書も女性として発行されるようになっています。
ソースサイトのPinkNewsによると、1月18日時点でジェンダーに関する条件が”Contestants’ legal gender must be female.(参加者の法的な性別は女性でなければならない)”に改められたようです。
遺伝的条件で決めることはトランスジェンダーに対する差別ではないのか?
という話になっているようなのです。
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