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2021-04-14

悲報ジェンダーギャップ指数デタラメすぎる件

アイスランドのジェンダーギャップ指数についての記事を読んでて、まさかそんなことはと思って調べてみたら本当にデタラメ指標だったので書く。

要約

  1. 国家元首」と「政治的リーダー」はまったく別の概念である
  2. ジェンダーギャップ指数は「国家元首」と「政治的リーダー」の区別がついていない
  3. したがってガバガバすぎてまったく使いものにならない
  4. それはそれとして、元のnoteにもおかしい点があるのでそこは突っ込む

前提:国家元首(head of state)ってなに?

簡単に言えば「その国で『形式的に』一番偉い人」。

形式的に」というところがミソだ。たとえば多くの立憲君主制国家では、形式的には君主が一番偉い。君主首相を任命し、議会招集し、軍の最高指揮権を持っている(自衛隊の最高指揮権首相にある日本例外的)。

でも、実際には、君主に実権はほとんどない。日本イギリスノルウェーのような民主的立憲君主国では、議会多数派を握った人物首相に任命し、内閣に言われるがままに議会招集し、実際の軍の指揮は首相国防相といった政治家に任せている。

まり、そういった国では、「その国で『形式的に』一番偉い人」」と「その国で『実際に』一番権力を持っている人」とは別になる。

後者、つまり「その国で『実際に』一番権力を持っている人」のことを、「政府の長」という。

アメリカのような大統領制の国では、「国家元首」と「政府の長」は同一人物だけど、議院内閣制の国では、この2つは別人だ。

まり、こういうこと(天皇元首かどうかというややこしい議論はここでは措いておく。実務的にはどう見ても国家元首なので)。

国家元首形式上一番偉い人)政府の長(実際に一番権力がある人)
アメリカジョー・バイデン大統領ジョー・バイデン大統領
イギリスエリザベス2世女王ボリス・ジョンソン首相
日本徳仁天皇菅義偉首相

で、オーストラリアニュージーランド、それにカナダは、いわゆる英連邦王国だ。つまりイギリス国王オーストラリア国王ニュージーランド国王カナダ国王を兼ねている。そうすると、こういうことになる。

国家元首形式上一番偉い人)政府の長(実際に一番権力がある人)
オーストラリアエリザベス2世女王スコット・モリソン首相
ニュージーランドエリザベス2世女王ジャシンダ・アーダーン首相
カナダエリザベス2世女王ジャスティン・トルドー首相

まり、これらの国の「直近50年での国家元首の男女比」を調べたら、ここ半世紀以上ずっとエリザベス女王国家元首をしているのだから、全期間にわたって「女性国家元首」と判定されないとおかしいはずなのだ

ジェンダーギャップ指数デタラメ

で、ここで最新のジェンダーギャップ指数の報告書を見てみよう。

ドキュメント内を“head of state”で検索すると、最初に出てくるのは次のような文章だ。

...Across the 156 countries covered by the index, women represent only 26.1% of some 35,500 parliament seats and just 22.6% of over 3,400 ministers worldwide. In 81

countries, there has never been a woman head of state, as of 15th January 2021... (p.5)

……思い切り、なんの留保もつけずに「国家元首」って書いとるやん……

いや、普通、こういう文書を作るときはさ、「政府の長」とか「政治的リーダー」とか「選挙によって選ばれた最高位の役職」とか、そういう言い回しにしておくものなのよ。だって、「国家元首性別」っていうのはジェンダーギャップを考える上で無意味まりいから。オーストラリアニュージーランドカナダイギリスもこの半世紀以上ずっとエリザベスウィンザーさんっていう女性国家元首だけど、それって政治におけるジェンダー平等においてはなんの意味もないでしょ?

そして、読んでいくとこういう表現にも行き当たる。

...However, in Canada, a woman has been in a head-of-state position for only 0.3 years over the past 50 and in the United States, there has never been a woman as president. (p.30)

……やっぱりこの報告書、「国家元首」と「政府の長」を区別してない! カナダはこの半世紀以上ずっと女性国家元首だって言っとろーが!

なぜその区別重要

そんなの些細な言葉の使い方の間違いじゃん、と思うかもしれない。でも実は、これは重要問題なのだ

現在民主主義国家政体を分類するにあたって、国家元首政府の長がどのように権力を分担しているか、という指標重要だ。それに従うと、民主的政治システムは概ね次のように分けられる。

システム名称内容代表的な国
大統領制直接選挙された大統領政府の長となるアメリカ合衆国
半大統領制直接選挙された大統領議会の支持を得た首相権力を分担するフランス
議院内閣制国家元首形式的存在で、議会の支持を得た首相政府の長となる日本ドイツインドイギリス

ここで大事なのは同じ「大統領」でも、大統領制議院内閣制では持っている権力全然違うということだ。アメリカ大統領国民から直接選挙され、連邦行政権を握っている。いっぽうドイツ大統領は、議員たちを通じて間接的に選ばれ、国政に関する権能をほとんど持たない。これはどちらかというと戦後憲法下での天皇に近い存在と言っていいだろう。違いは世襲されるか選挙されるかという点だけだ。

サミットを開いたときに、なんでアメリカフランス大統領が出てくるのに、日本ドイツカナダイギリスイタリア首相が出てくるのかといえば、後者の5カ国は議院内閣制の国で、国家元首天皇国王大統領)より首相の方が権力を持っているからだ。なんでオリンピック開会式では首相ではなく天皇国王カナダ場合国王代理たる総督)が挨拶するのか? 形式的には彼らの方が偉いということになっているからだ。

(ところで、太平洋諸国アフリカには、「議会から大統領を選ぶ」タイプ共和国がけっこうある。南アフリカボツワナナウルマーシャル諸島といった国々だ。こういう国の場合議院内閣制でありながら大統領が実権を握っているということになるので注意されたい)

なので、「大統領女性」とだけ言われても、どのくらい権力を持っているのかがわからなければ意味がない。仮に、大統領がなんの権力もない完全なお飾りで、首相がすべての権限を握っている国があったとして、大統領がずっと女性首相がずっと男性だった場合女性政治的平等立場にいると言えるだろうか?(インド大統領がこれに近いかもしれない。10年ちょい前のインド大統領女性だったんだけど、覚えてる人ってどんくらいいます? まあ覚えてないよね、インドではここ数十年ずっと首相男性だったので……)

から、本当に大事なのは大統領制における大統領」や「半大統領制における大統領あるいは首相」、そして「議院内閣制における首相」の男女比のはずなのだジェンダーギャップ指数はそれをカウントするべきだ。

それなのに、無邪気に「国家元首」の男女比を出してきて「ニュージーランドでは過去50年間のうち14年間は女性国家元首でした」なんていうデタラメをぶっこくような報告書を、どうして信用できるだろう(なんでデタラメなのかはわかるよね? NZ国家元首は50年以上前からずっとエリザベス女王からです)。この報告書は「この国は過去何年にわたって女性国家元首でした」という数字を羅列してはいるが、「国家元首」の定義デタラメ融通無碍なのにその数字ハイそうですかと受け入れることはできない。本当に国家元首を数えたのか? 国家元首政府の長を混同してないか? それらの数字は別々に数えたのか、それとも合算したのか? このことがちゃんと注記されていない数字をどう使えというのだろうか。

まさか、こんな基礎的な事柄について、こんな雑な数字を出してくる統計だとは思ってもみなかったよ。国家元首政府の長の区別なんて、政治制度を分類する上でのイロハのイじゃねーか。その程度のこともわきまえてないやつが数えた数字になんか意味あんの?

それはそれとして、元のnoteにもおかしい点があるのでそこは突っ込む

まず、「二元主義議院内閣制」と「一元主義議院内閣制」と言っているが政治学ではそんな分類は使わない議院内閣制とは政治権力議会で選ばれた首相に一元化させる制度のことである。仮に分立しているならそれは半大統領制という別の制度であって、議院内閣制ではない。

二元代表制」という言い方はあるが、これは日本地方自治を指す言葉だ。日本地方自治は、首長知事市長)を直接選挙で選び、首長県庁市役所を率いて行政を取り仕切るシステムになっている。上で書いた類型に当て嵌めれば大統領制になるが、知事市長大統領と呼ぶのは変なので「二元代表制」と呼ばれている。「二元」というのは、首長議会がそれぞれ別に選挙されるからだ(議院内閣制では、行政トップ議会多数派から選ばれるので「一元」になる)。

(余談だが、現代日本政治がグチャグチャに混乱している原因の一つが「中央議院内閣制地方大統領制」という政治制度のちぐはぐさだろう。議院内閣制大統領制では「権力の握り方」が違うから中央地方システムが違うと政党組織を1つにまとめることが難しいのだ。ある組織の内部に異なる論理で動く複数組織が混在していると一枚岩になりにくいのは、感覚的に理解できるところだと思う。この点、中央地方大統領制統一しているアメリカや、連邦と州のどちらも議院内閣制統一しているカナダドイツと比べてみると日本のちぐはぐさがわかる)

2019-12-20

[]MEP

Model European Parliamentモデル欧州議会

EUの16歳から19歳の少年少女が集まって政策議論をする。議会役割理解してもらったり、市民意識を高めることを目的とする。年2回開催。

MEPは三菱エンジニアリングブラスチックスあるいはMechanical(機械)/Electrical(電気)/Plumbing(配管)の略の場合も。

2019-09-03

https://b.hatena.ne.jp/entry/blog.tatsuru.com/2019/09/02_1744.html への解説

https://www.washingtonpost.com/opinions/2019/08/29/japan-is-trumpian-paradise-low-immigration-rates-its-also-dying-country/

ワシントン・ポスト掲載されたコラムを訳したものが以下の引用

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

http://blog.tatsuru.com/2019/09/02_1744.html

   『「ワシントンポスト」が 8 月 29 日に日本特派員からの衝撃的な記事を掲げた。原文はこちら。』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上、引用です。

この文となるはず。解説はないですが、そう思わせるようになっている。

ですが、この訳文には Francisco Toro の書いたコラムだけではなく、他のコラムニスト B.J.LEE のオピニオンが混じっています

混じってないよ説が出てきたので匿名解説することになりました。

引用箇所によると「日本特派員からの衝撃的な記事」とあります日本特派員たちの~ではありませんので、

単独日本特派員の書いたものです。原文はこちらと続けてあるでの、普通の受け止め方であれば

『「ワシントンポスト」が 8 月 29 日に日本特派員からの衝撃的な記事の原文へのリンクこちら。』

理解するはずです。ここで同意できないとか、他の解釈もできるよねという方は、よく訓練された増田だ!

Forget Putin and Kim. Trump’s real soulmate lives in Tokyo.

https://www.washingtonpost.com/opinions/2019/08/26/forget-putin-kim-donald-trumps-real-soulmate-lives-tokyo/

Japanese Prime Minister Shinzo Abe is proving to be an eager student of Trump’s worldview — by using trade threats in his political fight with South Korea. (Video: Joy Sharon Yi, Danielle Kunitz/Photo: Jabin Botsford/The Washington Post)

By B.J. Lee August 26

B.J. Leeの、コラム上記です。訳文が

http://blog.tatsuru.com/2019/09/02_1744.html

以下引用

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 日本総理大臣安倍晋三はよく知られている通りにトランプ世界観の熱心な生徒である。それは韓国との政治的闘争において貿易恫喝の道具に用いたこからも知られる。

Japanese Prime Minister Shinzo Abe is proving to be an eager student of Trump’s worldview — by using trade threats in his political fight with South Korea. )

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上引用終わり

proving の訳はおいといても、上記箇所は 日本特派員の Francisco Toroコラム文章でないことはわかってもらえると思います

ワシントンポスト動画リンクへの説明を書く担当者か、韓国の淑明女子大教授の B.J.LEE の書いたものです。

分かってもらえないと、だいぶしんどい

動画写真撮影者の名前も出ている)

写真動画リンクへの説明文を訳して入れているだけというのならば、

https://www.washingtonpost.com/opinions/2019/08/29/japan-is-trumpian-paradise-low-immigration-rates-its-also-dying-country/

Japan's prime minister, Shinzo Abe, at a plenary session of the lower house of parliament on Aug. 1 in Tokyo. (Tomohiro Ohsumi/Getty)

上記動画写真へのリンクに対しての文も、日本語へ訳して掲載していないとおかしいわけです。

http://blog.tatsuru.com/2019/09/02_1744.html

pan's prime minister, Shinzo Abe, at a plenary session of the lower house of parliament on Aug. 1 in Tokyo.

の訳文はみあたりません。都合の良いことをしているけど、ばれないぐらいに思われてるんじゃろか?

いじょう説明おわり。

2019-03-14

anond:20190314160143

MPって何? man power か何か?

辞書を見ると member of parliament とか military police とか書いてあるけど。

2018-12-20

anond:20181220122518

煙草の煙って部屋に充満すると臭いよな。

俺の友達は「Peace」(平和)を吸っていた。俺は「Parliament」(議会)にしようか「Natural American SPIRIT」にしようか悩んでる。「HOPE」(希望)にするやつもいるんだろうか。

2018-12-19

Global Gender Gap Index 2018

http://reports.weforum.org/global-gender-gap-report-2018

スコア順位/149カ国)

Country日本(2017)日本アメリカドイツフランスイギリスイタリアカナダ韓国アイスランドスウェーデン
score(rank) 0.657(114) 0.662(110) 0.72(51) 0.776(14) 0.779(12) 0.774(15) 0.706(70) 0.771(16) 0.657(115) 0.858(1) 0.822(3)
Economic 0.58(114) 0.595(117) 0.782(19) 0.734(36) 0.685(63) 0.705(52) 0.592(118) 0.748(27) 0.549(124) 0.793(16) 0.808(9)
Labour force participation 0.781(79) 0.799(79) 0.854(59) 0.897(40) 0.895(42) 0.876(51) 0.737(93) 0.912(31) 0.75(88) 0.939(20) 0.956(13)
Wage equality for similar work (survey) 0.672(52) 0.696(45) 0.796(8) 0.717(33) 0.488(133) 0.654(64) 0.512(126) 0.69(50) 0.532(121) 0.82(1) 0.735(25)
Estimated earned income (PPP, US$) 0.524(100) 0.527(103) 0.648(60) 0.684(38) 0.724(24) 0.555(96) 0.57(91) 0.675(42) 0.457(121) 0.722(26) 0.785(14)
Legislators, senior officials and managers 0.142(116) 0.152(129) 0.681(24) 0.413(87) 0.501(63) 0.567(46) 0.379(92) 0.551(50) 0.141(133) 0.479(68) 0.637(31)
Professional and technical workers 0.654(101) 0.671(108) 1(1) 1(1) 1(1) 0.996(68) 0.859(92) 1(1) 0.927(86) 1(1) 1(1)
Educational attainment 0.991(74) 0.994(65) 0.998(46) 0.976(97) 1(1) 0.999(38) 0.995(61) 1(1) 0.973(100) 0.999(39) 0.998(52)
Literacy rate 1(1) 1(1) 1(1) 1(1) 1(1) 1(1) 0.994(60) 1(1) () 1(1) 1(1)
Enrolment in primary education 1(1) 1(1) 0.996(82) () 1(1) 0.999(72) 0.993(91) () 1(1) 0.998(73) 0.996(77)
Enrolment in secondary education 1(1) 1(1) 1(103) 0.944(128) 1(1) 1(1) 0.999(104) 1(1) 1(1) 1(1) 0.996(109)
Enrolment in tertiary education 0.926(101) 0.952(103) 1(1) 0.999(100) 1(1) 1(1) 1(1) () 0.78(113) 1(1) 1(1)
Health and survival 0.98(1) 0.979(41) 0.976(71) 0.973(85) 0.978(78) 0.97(110) 0.969(116) 0.971(104) 0.973(87) 0.968(121) 0.969(115)
Sex ratio at birth 0.944(1) 0.944(1) 0.944(1) 0.944(1) 0.944(1) 0.944(1) 0.941(131) 0.944(1) 0.935(137) 0.944(1) 0.943(114)
Healthy life expectancy 1.06(1) 1.059(57) 1.048(79) 1.04(95) 1.043(87) 1.028(119) 1.032(111) 1.032(111) 1.06(1) 1.021(129) 1.027(123)
Political empowerment 0.078(123) 0.081(125) 0.125(98) 0.481(12) 0.458(10) 0.421(11) 0.267(38) 0.365(21) 0.134(92) 0.674(1) 0.512(7)
Women in parliament 0.102(129) 0.112(130) 0.244(88) 0.444(41) 0.655(14) 0.474(36) 0.556(27) 0.37(52) 0.205(102) 0.615(20) 0.856(6)
Women in ministerial positions 0.188(88) 0.188(89) 0.2(85) 0.5(22) 1(1) 0.444(23) 0.385(29) 1(1) 0.1(119) 0.667(10) 1(1)
Years with female head of state (last 50) 0(69) 0(71) 0(71) 0.355(9) 0.018(53) 0.371(7) 0(71) 0.007(61) 0.104(28) 0.718(2) 0(71)

Global Gender Gap Index発展途上国が高めに出ることがあるなど、問題点もあり、それゆえ他の性差に関する指標が作られてたりする。

例えば極端な例として内戦の激しい国があると女性労働参加率が高くなり、男子は早くから兵に取られ学校に通えず、長生きできない。

レイプなどが多発するような状況でもランキングには影響を与えない。

このデータは多分ジェンダーギャップのための調査でなく、既存調査のなかからそれっぽいものをまとめたものだと思われる。

総合ランキングよりかはそれぞれの項目を見たほうが良いかもしれない。

例えばバングラディッシュ総合46位だが、女性首相の在任期間が1位というだけで、経済133位、教育116位、健康117位である

イスラム教ということもあってなのか日本とくらべ女性地位はかなり低い。

こういったもの総合ランキングだけではわからない。

全体の中の大まかなポジションを見るのには良いが、議論をするなら詳細を見ておくべきだろう。

anond:20180106203320

Estimated earned income を労働時間で調整してみる。

労働時間はOECD2016データ使用

Balancing paid work, unpaid work and leisure

http://www.oecd.org/gender/data/balancingpaidworkunpaidworkandleisure.htm

Country日本アメリカドイツフランスイギリスイタリアカナダ韓国スウェーデン
Estimated earned income0.527 0.648 0.684 0.724 0.555 0.57 0.675 0.457 0.785
paid work time 0.602 0.734 0.707 0.745 0.699 0.602 0.786 0.647 0.835
0.875 0.932 0.967 0.972 0.794 0.947 0.859 0.706 0.940

女性フルタイム / パートタイム 比率を見てみるとドイツ日本と同じぐらいパートが多いのに、男女の労働時間比は英米に近い。

女性労働参加率の高さとともに、男性労働時間の短さもあるのだろう。

FTPT employment based on a common definition

https://stats.oecd.org/Index.aspx?DataSetCode=FTPTC_D

女性 full / part 比

日1.724 独1.714 仏3.514 英2.563 伊2.083 加2.821 韓4.900 スウェーデン4.712 ノルウェー2.748 フィンランド4.738

2018-01-06

Global Gender Gap Index 2017

http://reports.weforum.org/global-gender-gap-report-2017/

数字は男女比、括弧の中は順位(144ヵ国)。経済教育健康政治の4つのカテゴリがある。

G7韓国北欧

Country日本アメリカドイツフランスイギリスイタリアカナダ韓国アイスランドスウェーデン
rank11449121115821611815
Economic participation and opportunity0.58(114)0.776(19)0.72(43)0.683(64)0.705(53)0.571(118)0.744(29)0.533(121)0.798(14)0.809(12)
Labour force participation0.781(79)0.855(57)0.885(41)0.895(33)0.871(49)0.737(89)0.913(26)0.732(91)0.95(11)0.949(12)
Wage equality for similar work (survey)0.672(52)0.734(27)0.678(49)0.474(129)0.671(53)0.489(126)0.682(46)0.51(121)0.807(5)0.738(25)
Estimated earned income (PPP, US$)0.524(100)0.648(56)0.682(35)0.739(18)0.553(95)0.518(103)0.67(41)0.447(121)0.727(21)0.785(13)
Legislators, senior officials and managers0.142(116)0.767(15)0.414(74)0.491(61)0.563(38)0.383(81)0.551(44)0.117(117)0.519(50)0.647(27)
Professional and technical workers0.654(101)1(1)1(1)1(1)0.973(68)0.832(86)1(1)0.928(76)1(1)1(1)
Educational attainment0.991(74)1(1)0.97(98)1(1)0.999(36)0.995(60)1(1)0.96(105)0.995(57)0.999(37)
Literacy rate1(1)1(1)1(1)1(1)1(1)0.994(57)1(1)()1(1)1(1)
Enrolment in primary education1(1)1(1)()1(1)0.999(70)0.992(93)( )0.995(84)0.989(98)1(65)
Enrolment in secondary education1(1)1(1)0.95(121)1(1)1(1)0.996(98)1(1)0.992(101)1(1)0.996(97)
Enrolment in tertiary education0.926(101)1(1)0.958(98)1(1)1(1)1(1)()0.765(112)1(1)1(1)
Health and survival0.98(1)0.973(82)0.975(70)0.977(54)0.971(100)0.967(123)0.97(105)0.973(84)0.969(114)0.969(112)
Sex ratio at birth0.944(1)0.944(1)0.944(1)0.944(1)0.944(1)0.941(127)0.944(1)0.935(132)0.944(1)0.943(110)
Healthy life expectancy1.06(1)1.04(91)1.045(80)1.053(64)1.032(109)1.027(119)1.029(113)1.06(1)1.025(125)1.027(121)
Political empowerment0.078(123)0.124(96)0.447(10)0.453(9)0.404(17)0.234(46)0.361(20)0.134(90)0.75(1)0.486(8)
Women in parliament0.102(129)0.241(85)0.587(22)0.639(15)0.471(38)0.448(41)0.356(56)0.205(97)0.909(4)0.772(6)
Women in ministerial positions0.188(88)0.2(84)0.5(22)1(1)0.444(23)0.385(29)1(1)0.1(115)0.667(10)1(1)
Years with female head of state (last 50)0(69)0(69)0.319(10)0.018(52)0.335(8)0(69)0.007(59)0.104(28)0.685(4)0(69)

基本的ジェンダーギャップは 北欧西欧北米南欧東欧東アジア

G7ではフランスが抜けてるが、なぜか Wage equality for similar work だけ異常に低い。

米国保守的地域リベラル地域で大きく違うし、リベラル地域でも収入によって違ってくると思われる。なんか2016に調査方法が少し変わり、米国順位が大きく下がったらしい。

https://memorva.jp/ranking/world/wef_global_gender_gap_report.php

ここ最近アメリカ順位を下げていて、2014年20位、2015年28位、2016年に45位となっている。 ただし、2016年から評価方法に変更があった。

Graduates by Degree Type

大事なのは経済日本女性は高スキル職、マネジメント職が少ない。それと合わせて高等教育学者が少ない。

日本は Graduates by Degree Type が調査されてない。ここの3.3高教育学者の専攻分野別構成を参考にする。

http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/data/syogaikoku/1396544.htm

人文・芸術法経等 理学工学農学医歯薬保険教育家政 その他
男女比0.839 2.1920.558 0.393 0.158 0.840 1.676 1.522 10.726 1.082
女性255,430 68,196 66,607 5,147 11,732 8,013 35,776 26,506 15,231 18,222
男性304,248 31,100 119,276 13,103 74,2269,532 21,343 17,415 1,42016,833

Tertiary education attainment の値と随分ずれてるな。在学生のみのデータからかな。

とりあえず当てはめてみる。

Country日本アメリカドイツフランスイギリスイタリアカナダ韓国アイスランドスウェーデン
Agri., Forestry, Fisheries and Veterinary0.840.730.460.621.310.650.740.660.851.08
Arts and Humanities2.191.061.821.771.291.751.252.011.120.92
Business, Admin. and Law0.560.740.691.130.850.80.90.990.630.99
Education1.522.523.192.482.396.022.263.172.382.82
Engineering, Manuf. and Construction0.160.190.190.280.220.360.220.310.340.26
Health and Welfare1.683.082.642.212.311.453.032.53.522.72
Information and Comm. Technologies00.190.120.160.180.130.260.330.130.21
Natural Sci., Mathematics and Statistics0.390.740.650.710.850.940.840.870.70.61
Services10.730.810.610.771.290.5811.212.180.76
Social Sci., Journalism and Information01.251.241.51.231.261.351.160.961.21

日本は他の国に比べ人文学部女性が多く、理学に少ないのが目立つ。ただ理学は人数が少ないし、法経や工学の人数を増やすことの方が重要かもしれない。

あくまで男女比のデータなので実際の人数次第なとこがある。例えばドイツ教育学部女性率が高いが教育学部の規模自体が他の国よりだいぶ小さい。逆に工学の規模が大きいため女性割合は少ないが人数としては見た感じよりは多くなるはず。

2015-07-06

静音ファンクが揺さぶもの

静音ファンクってなんだ?って話ですが、ファンクをあれこれ聴いていると、アッパーに持って行かない曲を耳にすることがあります

数は多くないけど。

個人的にそうした曲を静音系とかダウナー系、あるいはイントロ曲って呼んでいます

タヒタとした感触の抑制されたリズムデリカシーのあるホーンアレンジ、スペイシーなシンセ類、象徴的なフレーズ執拗に繰り返すメロディ楽器類。そうしたもの構成される静かでダウナー雰囲気を持つ曲。

あるいは、今にもはじけ飛びそうなテンションをぐっと抑え込み、ひたすら熱をため込んでいく長い長いイントロのような曲。

それらは、ガツンとぶつかってくるのではなく、静かに体に注ぎ込まれ、内側からおれの体の中にある"動物/生物としての何か"を強烈に揺さぶるわけです。ファンクはもともとそうした部分を刺激する音楽ですが、これらはダイレクト内面リーチしてくるため、ファンクのコアを感覚として理解やすいと思っています

そんなわけで、しずかに、しかし熱く、おれにファンクを注ぎ込んだ曲たちを紹介しようかと。


The JB's - JB's Monorail

https://www.youtube.com/watch?v=n6DAqMFe97E

ファンクのオリジネイターでありかつ到達点であるJB70年代に彼の音楽的な足元を支えていたのはフレッドウェズリー率いるJB'sだったわけですが、JB's名義で何枚かアルバムが出ており、どれも良いです。その中で最もおれを揺さぶった曲です。

注意深く刻まれハイハットからまり、小刻みに揺れ、上に向かうフレーズを繰り返すサックス抑制的なロングトーンスムーズな流れを強固にするトロンボーンドラムベースは1拍目を強調するスタイルで、ハネのエッジもきっちり立っていてこの曲がファンクであることを主張します。

何度聴いても、曲が終わりに近づくと「ああ。この満たされた時間はもう終わってしまうのか。」という喪失感を味わいます



Kool & The Gang - Summer Madness

https://www.youtube.com/watch?v=2SFt7JHwJeg

一定以上の年齢の人にはディスコブームの中心的バンドの一つとして記憶されていることが多いであろう K&G ですが、この曲はファンク期の名曲中の名曲

トレモロの効いたスペイシーなシンセが揺れ重なりあい、おれの体をひたひたと満たしていきます。やがてコンピーな音で物憂げなソロを取り始めるギター、後半それにとってかわるシンセソロ。曲はそのまま最後シンセの上昇シフトで締めくくられます。そして曲が終わった後の一人ぼっち感。。

この曲が入っている Light of Worlds はアルバムタイトル曲をはじめとして名曲が多いので是非。Light of Worlds 以外でもファンク期のアルバムは良いものが多いです。一時期入手性が悪くなっていたアルバムもありましたが、最近はそんなこともないし。love&understanding を海外ショップから購入したらカセットテープだったのは良い思い出です。



roy ayers everybody loves the sunshine

https://www.youtube.com/watch?v=M36OGCfYp3A

純粋ファンクというよりはジャズファンクですね。後にレアグルーブなどと呼ばれたりもしましたが。ヴィブラフォンの人であるロイエアーズ代表曲

印象的なボイスの繰り返しが極上のトリップ感を与えてくれる一曲。ボイスが印象的ですが、シンプルコード進行を支え、間を多くとりつつもところどころで動きを見せるベースも良いです。

先に挙げた JB's の生き残りや K&G最近は衰えを隠せないのに比べて、ロイはいまだに元気なステージを見せてくれるので、機会があればライブおすすめツアー毎にメンバーを入れ替えていてるようで、その辺もプラスに働いているのではないかと。


Parliament Chocolate City

https://www.youtube.com/watch?v=DZaVA3NS7zE

P-funk名盤 Chocolate City のタイトル曲でありオープニング。「さあ、はじまるぜ!いくぞ!やるぞ!」とはじけそうな期待感をこれでもかとじらす長い長いイントロのような一曲。ドロドロのファンクをブーツィーがニヤけ顔でおれの腹に注ぎ込んで、そして「もっとだ!もっとくれ!」と言わせる。そんな光景想像させます

こうした半開の状態を長く続けるのはファンク勢が得意とする手法で、その中でも p-funk のそれは抜きんでているのではないかと。

ほぼハイハットだけのリズムの上に、ピアノやらボイスやらホーンやらが出入りするのだけれど、それらがいちいち気が利いています。そしてモゴモゴ動き回るエンベロープフィルタの効いたベースは、もう「これがファンクです。」としか

そして2曲目 Ride On で心置きなくはじけ飛べるので、忘れずに下記を!

https://www.youtube.com/watch?v=8PbK48jMyxc




Bossa Nostra - Home is where the hatred is

https://www.youtube.com/watch?v=69GGjbITB6k

最初からこれも入れようと思っていたんだけど、改めて聴いてみたら静音系というにはちょっとうるさいですね。ただ、内側から来る感じはちゃんとあるし、良い曲なので入れておきます

JBバックダンサーだった ヴィッキー・アンダーソン(カーリーン・アンダーソンのカーチャン) が歌う ギル・スコットヘロン という面白い 1 曲。

アレンジ今日的で洗練されており、ファンクのものというよりはファンク色の強いソウルといったところ。エレピののっぺりと抑制されたプレイダウナー雰囲気をかもしつつ、ヴィッキーアッパーさが曲をピリっとさせます

ドラム/パーカッションベースは洗練されつつもマッチョに曲を下支えしてファンキーさを強く感じさせますワウを踏んだギターさらファンク感をあおっています

2013-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20130128053906

からなかった/怪しかったメモ。案外多い。

4 devise 考案する

6 readily すぐに、快く

7 strain 負担、重圧

12 retain 記憶する、維持する

14 seize つかむ、つかみ取る

22 extensive 大規模な、広範囲の

35 pose 提示する、(問題などを)提起する

40 premise 前提

64 parliament 議会国会

94 convey 伝える、伝達する

98 emerge 出てくる、現れる

2007-02-27

. . . [T]urning now to the Government of men. Witenagemote, old Parliament, was a great thing. The affairs of the nation were there deliberated and decided; what we were to do as a nation. But does not, though the name Parliament subsists, the parliamentary debate go on now, everywhere and at all times, in a far more comprehensive way, out of Parliament altogether? Burke said there were Three Estates in Parliament; but, in the Reporters' Gallery yonder, there sat a Fourth Estate more important far than they all. It is not a figure of speech, or a witty saying; it is a literal fact,--very momentous to us in these times. Literature is our Parliament too. Printing, which comes necessarily out of Writing, I say often, is equivalent to Democracy: invent Writing, Democracy is inevitable. Writing brings Printing; brings universal everyday extempore Printing, as we see at present. Whoever can speak, speaking now to the whole nation, becomes a power, a branch of government, with inalienable weight in law-making, in all acts of authority. It matters not what rank he has, what revenues or garnitures. the requisite thing is, that he have a tongue which others will listen to; this and nothing more is requisite. The nation is governed by all that has tongue in the nation: Democracy is virtually there. Add only, that whatsoever power exists will have itself, by and by, organized; working secretly under bandages, obscurations, obstructions, it will never rest till it get to work free, unencumbered, visible to all. Democracy virtually extant will insist on becoming palpably extant. . . .

 
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