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山口一男(シカゴ大学社会学教授) vs 女子大生起業家で、山口一男先生を必死に擁護していた社会学者が、嘘の説明で女子大生起業家ことショーンさんを批判していました。とりあえず見つかった嘘を紹介。
嘘:「山口一男先生は「所得の男女差は差別が一因」と言っていない」
ショーン君さぁ…… anond:20210203122538
うん?差別?突然出てきたが何の話だ。実際に解析結果では「係長‐課長‐部長という意思決定ラインの登用には男性が優先されている」し、少なくとも引用元では山口先生はそれを差別と呼んでいないぞ。
トラバ君さぁ…… anond:20210204133924
勤続年数と労働時間等で補正(寿退社や時短の影響を除外)しても職階の男女格差は残る。これに対して「係長‐課長‐部長という意思決定ラインの登用には男性が優先されていると考えられる」と山口先生は言った。そして山口先生はショーン君の引用元ではそれを差別と呼んでいない。
指摘の引用元と思われる経済産業研究所 BBLセミナー 女性の活躍推進―男女賃金格差解消の障害は何か?の中身は次の通り。
人的資本(注 教育により蓄積された知識や熟練、学歴とか)が同じであっても、係長‐課長‐部長という意思決定ラインの登用には男性が優先されていると考えられ、これが男女の所得格差の大きな一因となっています。(略)こういった性別と強く相関する企業内コース制度は、英米基準では明らかな女性への間接差別制度とみなされますが、わが国の雇用機会均等法改正における間接差別の定義には、未だ明示されていません。
(山口 2016)24ページ(PDFでは8ページ目)右段 下から5行目の段落から引用(社会学者増田君が参考文献に挙げている)
重要な業績である大卒か否かより,生まれが男性であるか女性であるかが,課長以上の管理職になる可能性の大きな決定要因なのである。これが大卒女性であってもその大部分が管理職候補から外される総合職 ・ 一般職の区別などのコース制を通じた企業の女性に対する間接差別の結果であると思われる。
「A(男女の所得格差)の大きな一因は、B(出世コースで男性が優先されるという差がある)から」
「B(出世コースで男女に差がある)は、C(差別)の結果」となる。
トラバ君さぁ…… (リンク先は上にあり)から別の個所を引用。
ショーン 「山口 男女差別と解釈」と解釈(ショーンによればエビデンスなし)が正しい。そらエビデンスもないわ。言ってないんだから。これは元増田でも書いた。はっきり書いた(※2)。なぜトラバ君は読んでいないのか。
山口一男先生は男女差別とは言っていないと、社会学者増田君は繰り返し説明したと強調しているので、勘違いや打ち間違いではない。(山口 2016)に「女性に対する間接差別」とはっきり書いてあるにも関わらず。
2つ理由を考えたが、違いそう。社会学者増田君、なんで嘘ついたん?
理由1 社会学者増田君が「Aの原因はB、Bの原因はC」から「CはAの原因の1つ」という(高校生でもわかる)論理関係を理解できなかった
→嘘をつく気はなかった(社会学者増田君がかわいそうすぎるので却下)
理由2 参考文献の内容が難解だった
参考文献を「差別」でワード検索をかければ、上の引用はすぐ見つかる。その周辺を読めば明らか。
→これが理由なら、ワード検索すらさぼって文献に目を通さないで批判するのが社会学者という実例
社会学者はできるのかな?
(山口 2014) ホワイトカラー正社員の管理職割合の男女格差の決定要因 (PDF) 日本労働研究雑誌 No. 648.
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