「講師」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 講師とは

2024-08-19

anond:20240819022226

あの顔面なら講師なんかやめてもどっかその内拾ってもらえるし高収入旦那つかまえられて最後はカチグミでしょ

2024-08-18

なんか「ITがつまらなくなった」叩かれすぎてムカついたので書いてみる

個人的には、ゲームエンジンを書く仕事がなくなった

これはデカいと思うんだよな

ゲームエンジンって職人芸的なところがあった

Unityとか、Unrealとか、物理エンジンBox2DとかBulletとか、当然昔はなかったので、みんな自前で書いてたはず

例えば、スーパーマリオ物理挙動とか衝突判定は当たり前だけど自前で書いてたはず

でも、今はブロック崩しさえUnityとかUnrealに含まれてる物理エンジンで剛体力学使って書けちゃう

なんかそういうの無駄計算力だよなと思うけど、まあ書けちゃう、動いちゃう

しかチュートリアルかなんかにもあったはず

昔はゲーム作るときって、リードプログラマーが1人いて、他も数人で、少人数で職人芸的に作ってたわけだよ

全て自前でやらなければいけないから、簡易的なものを作るにしても、一応大学でやった物理を再度勉強したりするわけだ

剛体力学とか、流体力学とか、材料力学とか、そのための数学とか勉強し直したりした

あと、ゲーム業界バブル?だった頃は、海外なんかでは物理とか数学博士号取ったような奴までゲーム産業に入って来た

彼らはゲーム業界に進まなければ、銀行とか保険会社証券会社とかもある、もっと高給な仕事がいっぱいあるはずなのに、薄給ゲーム産業に飛び込んできた

彼らが高度な知識で色々な試みをしてくれたおかげで、今のゲーム産業があると言っても過言ではないと思う

だって日本ゲームってどれも枯れた技術の水平思考ばっかりなんだもん

よく言えば、アイディア勝負

悪く言えば、保守的、必ず作り上げるという意思から石橋を叩きすぎたようなものを作る

今の日本産業全般まったく同じだよね

例えば、初代のバイオハザードだったかカメラ固定だったじゃん

今どきアローン・イン・ザダークかよwって思ったよなw

あの頃、自分PCDOSとかで普通にFPSやってたから、あくま技術的にだけど、アホじゃないかと思ったんだよな

でも、周囲のプログラムとかIT業界関係のない知人とかは喜んで遊んでる

個人的には、凄い冷ややかに眺めてた

なに周回遅れやってんだ、日本ゲームは、って正直思ってた

日本バイオが固定視点なのに対して、海外勢はFPSとか三人称視点ちゃんと作ってたよな

日本FPSっぽいの初代PSちゃんとやってたの、攻殻機動隊だと思うんだよね

今に至るまで、最も原作意味をくみ取ってたアニメだったし、石野卓球なりの曲も良かった

時は流れて、今の日本ゲームもみんなUnityとかUnrealになった

Godot選択する人もいるかもしれないけど、あれ、良さそうだと思ったけど、情報なすぎるよね

ソースは公開されてるんだからソースを読め的な感じもしたし、今どき?

独自スクリプト勉強するのもなんだな、と思って、ちょっと使う以上に使う気になれなかったんだよな

調べてもらわなくても、まあ、分かるだろうけど、UnityとかUnreal開発者日本人とかもいる、はかなり著名なゲームを開発した人も含まれてるよね

彼らは、当たり前だけどUnityとかUnrealがない時代は、当然自分たちで全てを書いてきた人たちだ

リードプログラマーが一人といったけど、かなりの分量をリードが書くはず

ほとんど一人開発と言ってもいい

あと、そういうリードプログラマー職人みたいなものなので、自分で書いた数学ライブラリとか、物理エンジンとか、持ち歩いて会社転々としてる人もいたはず

厳密には権利問題もあるかもしれないけど、そういう優れた人材は引っ張りだこなので、会社転々として、

その場その場で、自分で1行目から書いた、自分しか持ってない自前のvecmathライブラリとか、物理とか、ノウハウ財産として持って移動しまくってた

で、そうやって業界サバイバルしてきた人たちのトップランナーが、今はUnityとかUnrealで開発とか営業とかやってる

多分だけど、もうコアな部分を書くことなんてなくなっているだろう

UnityUnreal以前は、行く場所行く場所で、ゲームエンジンレベルからゼロから書いていた

でも、UnityUnrealはそれを当たり前だけど共通化するわけで、そしたら一度書けば、それはずっと使われるコードになる、当たり前のこと言ってるけど

で、困っちゃうのは、そんなトップランナーになれなかったゲーム開発者

ゲームエンジンを開発するための、数学物理コードに関する能力特にCやC++が多いだろうけど、そういう能力はある

自分は凡人以下だろうけど、かなり凄い人もいるんだろうけど、そういう人も含めて、ゲームエンジンレベルから作る職人芸は無意味、無価値になった

もちろん、まったく無駄にはならない

結局、UnityUnrealを使うときに、単に使うだけでも中の挙動勉強しなければいけない

から、より深く知ることができる能力はあるんだと思う

でもね…

もう、ゲーム開発がコードガリガリ書く仕事というより、コンテンツを作る作業にほぼなっちゃってないか

3DCGモデリングシェーダー、ゲーム本体も含めて、箱と箱を線で繋ぐような作業ゲームができるようになってる、とっくになってる

そうすると、もうC、C++ガリガリゼロから書いていた人とか、

それこそ、PS2の開発はよく知らんが、悪評が高い、あれはOSレベルから書かされたりしていたように聞いてるし、

そういう人たちもゲーム開発の現場でそういった知識が活かされることはもうない

逆に、北欧生活保護もらったりしてただろうNotchのマインクラフトとかの方が成功しちゃったりしてるよね

あれはゲームエンジン?と言っていいのか分からんけど、あの独特のボクセル世界ゼロからJavaで書いたもの

彼は時間制限ゲームを開発するイベントに数多く参加していて、いつもJavaでサクッとゲームを作っていた

でも、彼は日本だったら成功しなかったように思う

だってプロゲームプログラマーっぽくはない、Javaしか書いてないとか、それこそJavaの方が生産性が高いみたいに言ったら、日本ゲーム業界だったら鼻で笑われてただろう

彼はマインクラフトの前に、ゲーム会社所属していたし、そこで開発していたのは、世界をすべて緻密に構築するようなゲームだったらしいけど、

自分の予想だけど、そんなの全地球シミュレーターの簡易版みたいなもので、無謀な試みというか、かなり複雑な仕組みになっていたはずだ、自分が聞いてたら、実現できるかさえ怪しい、と思っただろう

彼は途中で会社を辞めて、マインクラフトを作り始めている

彼は世界を緻密なボクセルポリゴンではなくて、大きなボクセルで実現することにした、まずそこが出発点であることは間違いないだろう

そこからセルオートマトンで川とか水を実現できるんじゃないかみたいに発想が膨らむよね、プログラマーなら

話をまとめると、ITがつまらなくなった話はゲーム開発にも置き換えることができる気がしている

昔のゲーム開発に少しでも携わっていた自分のような人たちは、今の時代では老害だということは重々承知しているし、

多分、今、ゲーム開発に興味がある子供とかがゲームに望んでいること、ゲーム開発でやりたいと思っていること、と自分たちの世代ゲーム開発者がやりたいと思ってたこと、やってきたことは、もう全然乖離してるんだと思う

考えてることが乖離してるんだから、話が通じないのはおかしくない

違う世界を生きてる人、偏差値がいくつ違えば会話が成立しないなんて話もあるように、今の子供たちと会話が成立しないのはおかしくない

そして、当たり前だが、現状を正しく認識しているのは、今の子供の方の可能性が高い

ゲーム開発は職人芸だった

基本的にはCやC++で膨大なコード短期間に書くことが要求される仕事だった

それが今の子供たち、というか、今の時代環境に慣れた人たちにできる仕事とは到底思えない

そういうトッププレイヤーは、今はAIなり何か、最先端のものをそういった企業のコアの部署で、コアなものを開発しているはずだ

でも、そうなれなかった人たちはどうなる?

そういう仕事はなくなってしまったんだぞ?

高度な彫り物とかするような職人が、NC工作機器とかで彫り物をするようになったら、職人必要なくならないか

伝統工芸だの、人間国宝だの、そうやって手で作ったものの方が温かみがあるみたいなオカルトに守られて生きられる人間がどれだけいるだろうか?

その、人間国宝レベルの人たちがUnityUnrealのような企業に吸収されていく

あとは過去に開発したゲームネームバリューを活かして講師職になるとか、そういう感じだろう

そうなれた人間がどれだけいるだろうか?

優れたリードプログラマーに触発され、職人になるべく数学物理プログラミングの知識習得を重ね、朝から晩までひたすらコードを書いていたのに、

一発の銃弾で、そういった職人はすべて無意味になった

今の生成AIは大したことないと自分も思うが、驚き屋wwwとか馬鹿にしてる奴らは、いつかうっかりAIに職を失われないか、よく普段から考えた方がいい

あと、AIに職を奪われたくないから、プログラミング頑張る、みたいな奴は、俺的には間違った頑張り方だと思うw

そのプログラミング自体がなくなるかもしれない、って言ってるんだって

技術習得とか、自分技術マウンティングし合ったりする暇があるなら、別業種のことでも勉強した方がいい

そういえば、優れたアニメーターだった人が、作画として年齢的に限界にあるし、親族にもアニメーター辞めるように言われてたらしいけど、

ある日バイク事故にあって、アニメーターを続けられなくなって、その人は年齢的にギリギリで清掃車運転する仕事についてたはず

立派な公務員になれて、空いた時間で絵を描いては、市役所などで販売してたはずだ

何が人生として幸運かなんて分からないけど、必ずしもアニメーターが庵野とか宮崎駿を目指すのが幸せなのだろうか?

どこかで自分仕事を辞めて、それを趣味にして、安定した仕事に就いた方が、心の平安が得られるのではないだろうか?

名誉を優先して、心労で死ぬみたいな人生が良い人生なのか?

というか、富野アニメなんか、やたら名誉を優先して失敗する人が出てくるよね

長い人生生きてきた老害には、ああいうのなんかよくわかるんだよね…😟

追記:驚き屋とバカにしがちな人も注意した方がいい

みんなが驚き屋って読んでる人たちは、基本的Pythonとかも書けないし、計算機科学とか数値計算知識とか曖昧というか、まったくないような輩がいるし、

元の文章であるITがつまらなくなった」だったか文章にもあったように、ビジネスアイディアだけある胡散臭い素人乱入してきた感があるわけだけど、

でも、老害って若い世代とか新しいものを疑ったり反発しがちなんだよな、自分も含めて

から、たしかに驚き屋の連中のかなりは胡散臭い詐欺師みたいな、出まかせで大金持ちになったスティーブジョブズの極小コピーみたいな連中ばかりではあるけど、

でも、生成AIとか、これから汎用AIとかもどうなるのか分からんけど、どんどん素人に有利になってくと思うんだよな

だってUnityとかUnrealで作ってる世代ガリガリC++書くのなんて馬鹿げてると思ってるだろうし、

プログラミン技術もっと怪しいのはWebアプリ界隈も同じだと思うんだよな

RailsPHPで書いてる連中と、C++で書いてる連中の世界は、見えてる世界がかなり違うんだよ

そもそも、そういう輩はLinuxとかWindows上で書いてるわけで、いわゆる家庭用ゲーム機とかでコードいたことないだろ?

でも、Xbox発売時にビルゲイツが言ったように、(なんかSEGAだかソニーだか知らんけど)所詮ゲーム機なんて機能制限されたパソコンだよね、

nVIDIAとかGPUカードどんどん作るんだし、パソコンの方が最先端グラフィックス体験できるよね、

みたいに言いつつ、Xbox発売したわけだけど、自分もそう思ったけど、あの預言は的中したよね

もう、Steamパソコンで十分だろ

情弱信者だけ任天堂Switchとか使ってるんであって、ビルゲイツが言ったように、ゲーム機の中身は機能制限されたパソコンだよ

昔、TRONというプロジェクトがあって、あれを孫正義がクソミソに言ったという話があったと思うんだけど、

日本だけで閉じたプロジェクトを出発させても、アメリカ豊富資金で、カネと資源という暴力で作られるオープン世界絶対負ける、ようなことを言ってて、

当然、そのあとIntelなりWindows日本は負けるし、半導体としては台湾90年代で既に負け始めてたわけで、

家庭用ゲーム機も同じで、家庭用ゲーム機の新しいバージョンが出るまでのスパン機能は固定されるから安定して確実に動作するゲーム販売できるとか、

色々利点はあるんだろうけど、でも、その間に日進月歩で、それこそnVIDIAみたいな企業がどんどん進んでいくわけで、

グラフィクスシンセサイザーwとか名前はカッコいいけどさ、名前に準じてたら、今頃ソニーNVIDIAに勝ってない?違うでしょ?

話を戻すと、どんどん素人が参入してきて、その素人が頓珍漢なことを言ってるのが不愉快だ、許せない、驚き屋氏ね、みたいな気持ちは分かるけど、

素人が参入できるようになった、というのは、世の中の流れが変わったわけで、そういう若い世代をただバカにするというのは、老害しぐさだよね

気持ちは分かるけど、ドラえもんのように生暖かく見守るとともに、老害も新しい技術とか、素人が驚いていることをちゃん咀嚼して、吸収していく必要があるんじゃないの?

だって老害なんだからさ、経験だけは豊富にあるんだからさ?

ちゃん大学大学院で計算機科学、情報科学をやってきったわけだし、あやふや知識でイキってる若者に対して老人が取るべき態度ってそういうもんじゃないの?

例えば、子供が初めて何かを見て驚く、それを大人が見て、そんなのはありふれてる、驚き屋wwwと思うだろうか?

子供素人から初めて体験したわけで、なぜ子供がそれを見て驚いたのか?とか、子供目線ちゃんと考えられる人は、教える人に向いてる人だと思う

他人に教えることがうまい人は、自分経験能力も整理することがうまい

深く理解しているからこそ、他人に教えられるんだよな

から、驚き屋という子供素人が何に驚いたのか?という目線を持つの大事だと思うんだよな

顧客だって素人なんだし、Webとか特に

素人がいちいち驚いてるのを見てバカにする、って姿勢は、老害以前に人として自分は嫌いなんだよな

2024-08-16

マナー講師AIで生成した文章には温かみがありませんので相手に失礼です」

例文サイトから丸コピーするのはええんか?

子供の頃に学習塾先生が繰り返し言ってたけど、この日本平等なのって受験勉強ぐらいなんだよね

受験勉強個人競技スポーツと似ていて、努力と結果が比例する可能性が高い

家が貧乏とか、容姿とか、生まれ持っての才能とか障害とか、そういう努力で変えられないものがある

それから学校卒業して社会に出ると、これまた努力と結果が比例しない世界に逆戻りしてしま

から学生とき受験勉強に励んで、できるだけ高い山へ登るのが大事なんだ

社会に出るときスキージャンプみたいなもので、高い山からジャンプするのか、低い山からジャンプするのか、

高い山からジャンプした方が高く、遠くへ飛べるようになる

から受験勉強とか詰め込み教育を悪だとか否定する学校教師とか信じるなって繰り返し言ってたんだよね

本当にそうだった

この日本社会に出ると、努力と結果は比例しなくなったよね…😟

今でも公立中学校教師はクソだったと思ってる

塾の講師の方が人生紆余曲折してきたり、塾が終わった後に塾経営のつらさみたいな話とか面白かった

公立中学校教師にはそういうのがないんだよな

竹刀持って校門に立ってるような体育教師も同じでさ、社会経験がないんだよな

社会経験がないまま教師になった人って、結局、学生の延長みたいなフワフワしたところがどこかあるし、

進学系の学習塾悪口ばかり言う割に、受験に役に立たないような、実戦に役立たないようなことばかりやるし、

そのくせ体罰あったり、俺も嫌がらせされたり、陰湿だったよね、大人のはずなのにね…😟

2024-08-14

anond:20240814172406

下っ端や無能でない限り、新人研修講師役の経験ぐらいあるはずだ、って言ってる?

そんなことないよ。

2024-08-13

あの女性アナ解雇されたのは

「一日に数回シャワー」とか言い出したのと、本人がハラスメント対策講師だったことの合せ技だよな

一般の勤め人には無理なたっかいたっかいハードルを越えろと言うのは、それ自体ハラスメントじゃないか対策講師が最もやってはならないことじゃないかっていう

仕事上の信用を失ったか解雇されただけで、男の臭いを指摘したのが原因の全てではない

例えて言うなら、女性に寄り添うことを謳うジム経営者が「女性は筋力がなさすぎる、一日10時間筋トレしてください」とか言い出してボイコットされるようなもの

2024-08-12

anond:20240812124535

表現するのは自由だよ

その結果、直接臭いと行った相手建設業界のマナー講師)の職を失うのは、当たり前のことで

表現自由とはなんの関係もないことだよ

川口ゆりさんの問題 まず大前提に、ハラスメント防止研修講師だった事 研修講師先が建設業な事 汗かいナンボの業界講師してたのにも関わらず、あの発言 擁護できないです 反省して、1日中汗かく様な仕事してください

https://x.com/konnna33317/status/1822760571726651604

これで納得できるね。顧客をディスったか解雇なんだね

男女はどんどん対立すればいい

ハラスメント講師の件といい、男女の対立が深まる事は実は良い事だと思うんだよな

今まで男が一方的に殴られっぱなしだったのがようやく殴り返せるようになったというだけの事だから

やっとSNS空間においての男女平等が一歩進んだと思う

これまで男は我慢し過ぎた。もっと過激に、暴力的になっていい。

その先にあるのは滅亡だとしても、少なくとも今生きている我々には関係ない事だ。

女と分かり合う必要はない(そもそも絶対に分かり合えない)

大事なのはから攻撃に対して完膚なきまでに叩きのめすという姿勢を見せる事だ

どんどん殴り合っていこうじゃないか

あの女性アナ擁護してる人たちは立場理解してない

あのアナハラスメント防止研修講師も務めていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/84cd74b00cb87e3945bd5e2614ee71fa6bd26c64

ここが問題なのだ。この立場じゃなかったら特に問題なかっただろう

anond:20240812005114

今回の件で

いかに女が男叩きに無頓着だったかが判明したな。

しか解雇されたアナ

ハラスメント講師もやってたみたいじゃん。

増田やXの「ネットは女叩きばっかり」と

主張しといて自分達は何食わぬ顔で男叩きしてる

連中みたいだな。

2024-08-11

消しゴムマジック成功

2020年に「荒井由実のまま夭折すべきだったね本当に醜態さらすより早く死んだほうがいいと思いますよご本人の名誉のために」と書いた白井聡は当時講師だったが2022年に何事もなかったかのように准教授に昇進

メディアにもひっぱりだこ

2024-08-10

ブルーピリオドを読めない元美大生の話

映画化話題になっているブルーピリオド

数年前、美大卒業していることもあり興味を持って一巻だけ読んだ。

しか結果的に私の美大藝大コンプレックスがうずうずしてしまい、それ以上読み進みたいと思えなかった。


私は幼少期から絵を描くことが好きだった。

最初テストプリントの裏に落書き少女漫画に出てくる女の子の絵をよく描いていて漫画家になりたいと思っていた。

クラスはいつも絵が上手い子、というポジションだった。

中学に入ってから雑誌に載っている海外景色を絵の具を使って模写するのが好きで休みの日は部屋にこもって絵を描いていた。

高校美術科に進学したいと考えていたが美術教師の勧めで普通科高校に進学した。

高校時代はひたすらボケーっと過ごし、絵も授業以外ではあんまり描いていなかった。

美術の授業の自由制作では何をつくりたいかからず何週間も悩んだ末に、紙粘土をただ丸めものを出したのを覚えている。

あっという間に大学受験の時期になった。

高校では全く勉強をしない人間になっていたため今更勉強はしたくない、でも大学には行きたい。

絵を描くのが好きだったし、進学後も興味を持って勉強できるなら美術かな?ということで高3の5月くらいに予備校に行き始めた。

最初は牛骨の木炭デッサンだったのを覚えている。

木炭を使うのは初めてだし、美術の授業以外でデッサンをするのも初めてだったので全然描けなかった。

そこからデッサン油絵クロッキーをひたすらこなしたが…藝大、多摩美武蔵美全て落ち、浪人した。



浪人時代都内大手予備校に変えて、楽しい浪人時代を過ごした。

ひたすら課題に向かうだけの毎日、気の合うクラスメイト、たまに息抜きに都会の街に繰り出す。そんなの楽しいに決まってる。

当時の私は今思えば、自分表現したいものがよくわかっておらず、おもろい(と自分が思う)絵、ショッキングな絵をひたすら描いていた。

描写力のない自分にとって、受験はほぼ大喜利だった。

多摩美には受かったけど藝大には一次すら受からず、落ちた。

それでも人生の中で初めてレベルで悔しくて、藝大の二次試験前なのに講師にお願いして多摩美入学するか、浪人してまた芸大を受けるか涙を堪えながら相談しに行った。

多摩美入学して新たな出会いや刺激を受けて、また藝大を受験してもいいのでは、という助言で多摩美入学することに決めた。



大学では予備校と違って、ほぼ全てが自由だった。

アトリエはいつでも使えるし、課題もあるような、ないような。

私はなんとなく予備校時代と同じようにおもろいと思う絵を描いたと思う。

講評会でみんなの作品自分作品を見比べたとき、私の絵は全然おもろくなかった。

おもろいと思っているのは自分だけ、もはやオナニーである

気付いてしまった。私は自分自身が何を表現したいのか、わからなかったのだ。

大学1年生の時にもう一回だけ藝大を受験したがやはり一次にすら通らなかった。



結局、私はそこから大学4年間でほぼ作品を生み出していない。

講評会前に慌てて制作を始めて、中途半端な出来のものを提出。自分でも思い入れが一切ないインスタント作品

作品はいつも講評会後に速攻捨てていた。

だって自分表現したいものがわからない、つくりたい・描きたいものが何かわからいから。

思い入れもないし自分で気に入ってもない作品。いらない。

かといってサークルを熱心にやるわけでもなく、友達も少なく、ただ単位を取るためだけに大学に行ってひたすらバイト

そんな自分就活などうまくいくはずもなく、なんとか卒業してその後フリーター

最終的に就職はできたが、卒業してから時間が経つにつれて後悔が押し寄せるようになった。

美大ってことは絵が上手いんでしょ?私は全然絵とか描けなくて〜」

「才能があるんだね!」

初めて会った人からそう言われるたびに、「美大卒」という肩書きだけで実力も美術への熱意も伴っていない自分を恥じた。

せっかく親にお金を払ってもらったのに、受験に受かったのに、私は自分表現したいことがわからなかった。

描写力を上げる努力もできない、制作に熱中して、思い入れのある作品を生み出すこともできない。


卒業後も制作を続ける人たちをSNSで見て、私はなんでみんなみたいにすごい作品を作れないんだろうといつも虚しい気持ちになる。

絵を描くのが好きだったはずなのに、本当に絵を描くことが好きなら仕事以外の時間に描けばいいのに。

現在制作をしている人たちを私は尊敬する。

結局「絵を描く才能」なんていうものはなくて、「何か一つのことを継続する才能」のある人たちなんじゃないかと私は思う。

私は絵を描くことは好きだが、努力して継続することはできなかった。

からブルーピリオド」の中で制作にひたむきに向かう登場人物を見て、自分はこうなれなかったということを改めて実感して苦しくなってしまうのだと思う。


私は現在転職して小さな会社で絵を描いたりデザインしたりする仕事をしている。

仕事自由ではない。

お金をもらっているか一生懸命やらなきゃいけないし、与えられた条件の中でどう表現するかを考えなきゃいけない。

私にはきっと、自由が向いてなかったのだ。

その事に気付いてから少しだけ楽になった。

私はブルーピリオドにもハチミツとクローバーにも登場するような人物ではなく、凡人だ。

凡な自分を受け入れ、大学時代に何もできなかった分、少しでも学んだことを生かしてお金を稼ぐ。

から、すごいね、良いねと言われるような仕事を頑張っていくしかない。

いくら後悔しても、もう大学時代のように自由時間は戻ってこない。

大人になってから押し寄せる後悔に対しては、今の自分を受け入れ、今までの自分の行いをどう正解にしていくか、辻褄を合わせていくしかないのだと思う。


いつか私も、辛い気持ちにならずに「ブルーピリオド」を読める日が来たら良いな。

2024-08-09

https://anond.hatelabo.jp/20240809170236#tb

元増田のおかげでこのバンドを知り、1曲目はめちゃくちゃ聞いた。

Spotify配信音源マイリストに入れてるし、今もめちゃくちゃ聞いている。

単純に感謝ありがとう!!

 

そのうえで、いくつかもったいないなと思うので書いてみる。

元増田への批判ではないし、本人たちに届くかは別の話だし、そもそも本人たちに届いたところで受け入れられる可能性は非常に低いと思ってる。

ちなみに自分エンタメ業界長いけど音楽専門家ではない。どちらかというと広告とかキャスティング系。

 

一番大きな問題マーケティングがわかっていないこと。

特にボーカルというフロントマンへの意識の低さだと思う。

 

まず、ボーカル歌唱力が足りないじゃんか。

これは仕方ないし、ボイトレとかで年単位で積み上げていくしかない。

講師の合う合わないとかもあるし、そこを探っていく努力必要だけどね。

自分ボイトレ通ったりしてたけど、やっぱ合う講師だと全然伸びが違う。

 

たださ、音源なら力不足を補うための機械的操作が、今はたくさーーーーーんあるわけよ。

そこの研究がが足りていない。

そもそも商業で売れているアーティスト楽器隊とボーカルの音量・音圧のバランスがあっていない。

ここのバランス破壊するほどのパワーは現時点ではないよ。

 

ビジュらへんの意識の低さもある。

ボーカルのビジュがかなりいい。そこには全員でガンガン投資をすべき。まずは上側の歯列矯正とかマウスピース矯正しよう。

本気ならメンバー全員で負担しよう。

あとな、エンタメ系にいると感じにくいかもしれないけど、喫煙者って今はかなり少ないんのよ。

ショート動画ボーカルタバコ吸ってるのはめちゃくちゃ印象悪いよ。吸っててもいいが、隠すべき。

 

自分がどの層へのウケがいいのか?どの層を取れるのか?をよくよくよく考えたほうがいい。

若いときは「そんなのクソだ!」ってなりがちだし、音楽勝負!!ってなりがちだけどね。

そのプライドを捨てて音楽で飯食えるのと、バイトしながらプライドつのどっちのほうがいいの?っていう。

 

で、音楽だけで勝負できるほどのパワーは、正直いまは感じない。もしかしたら音源の味付けの方向性なだけかもだけど。

今は月収で高級車買えるって言ってる苦労人のミュージシャンがいて、大石昌良って言うんだけど「いい音楽も人に届かないと意味がない」ってことを言っていたよ。

広告をやっているとすごく感じる。いいものなのに認知されていないから売れてないな~みたいなこと。

やっぱわかりやすさは大事なんだよな。

 

1曲目はすごい良かったんだよ。

でも2曲目以降が、それを超えてこなかった。

一番わかりやすいのは、上にも書いたけど音量・音圧のバランスボーカル

 

ライブハウスかに通ってると感じにくいし、自分たちは楽器隊の音を上げたい!!みたいになるのもわかるけどね。

でも、メジャーになっている人はその音量・音圧バランスになってる??っていう話。

あと、やっぱり上にも書いたけどボーカルプロモーション意識

 

すぐできることは

ボーカル禁煙(吸ってることはいつかは漏れマイナスになる)

ボーカルが合うボイトレ講師を見つけること

メジャー楽曲研究をして、マスタリング方向性を見出すこと

・近場以外で飲みにたくさん行って、バンドとしてじゃなくて個人的な人脈を作ること

2024-08-04

東北ウィーンに生まれたせいで音楽が嫌いになった

数ヶ月前にケンミンSHOWで東北ウィーンが取り上げられていて思い出したので書く。

東北ウィーンでは街全体が音楽に力を入れており、特に合唱が強い。小・中・高で合唱コンクールの全国大会常連強豪校がそれぞれある。校歌を混声3部合唱にしちゃう学校もあるくらい本気だ。番組で紹介されたように、合唱サークルも多く夜の公民館では歌声がよく聴こえる。

東北ウィーンに生まれ小学生中学生の時は音楽の授業といえば合唱だった。リコーダーや木琴等の楽器に触れる合奏ほとんどなかったと思う。

合唱が当たり前の環境で、合唱に関しては音楽先生方はどの先生も本気で取り組んでいたと思う。でも、音痴で歌が下手な自分にとっては苦痛だった。

授業中に歌のテストしょっちゅうあり、クラスメイトの前で1人で歌わされる。上手い子は褒められるが自分みたいな下手は皆の前で先生から罵倒されたり嫌味を言われることが辛かった。音楽の授業のある日は消えたくなった。クラスメイトからの白い目が怖くなった。



合唱大会といえば、NHK合唱コンクール。通称Nコン。人数が少ない小学校だったため、4年生〜6年生は全員強制参加で練習させられていた。「Nコン金賞!!打倒!全国大会常連〇〇校!」と書かれたスローガンの前で毎日毎日練習されられたが結果は毎年銅賞(参加賞)。Nコン地区予選には全国大会常連校も勿論出場するが、めちゃくちゃ上手い。自分学校と明らかな差があるのに、その違いを先生説明してくれなかったし「ひたすら歌え」な練習だった。

ちょうどその頃は声変わりもしていたが、配慮もされずうまく歌えないことをよく責められた。名指しの居残り練習もよくあった。


小学校卒業し、中学合唱部に入らなければ回避できると思ったら大きな落とし穴があった。クラス対抗合唱コンクールだ。

合唱が当たり前の環境だったからか、クラス全員が本気になっており、歌が下手な自分を責める人間音楽教師だけでなくクラス女子も加わった。皆の前でヒステリックに責められ一時期は女性不信になった。歌が下手だから口パクにするともっと責められる。どうすりゃいいんだ。東北ウィーンでは音痴には人権などなく、クラスの居場所もなくなっていった。


高校は市内ではあるものの校内合唱コンクールと部活のない進学コース私立高校に進学。美術音楽書道選択制だったため、迷わず美術選択音楽からようやく逃げられた。

卒業後は関西大学に進学。ふとしたこと音楽の授業の話になり、他の学校は授業で琴や三味線ギター演奏をしたり、クラシック音楽を聴いて作者の背景を学んでいたことを知って衝撃だった。生まれ東北ウィーンだっただけで毎日毎日合唱漬けだったが、これって異常だったんだなと初めて気付いた。


社会人になった今でも歌うことがトラウマカラオケのお誘いは断っている。音楽のものが嫌いになっていたが、遅ればせながらOfficial髭男dismミスチル聴くようになり歌詞凄さ演奏技術を感じられるようになった。楽器演奏をやってみたくてギター音楽教室に通い始めた。練習して曲が弾けるようになった時に「これが自分のやりたかった音楽だったんだな」と気付いて講師の前で泣いてしまった。音楽って歌うだけじゃなくて他にも色んなアプローチがあったんだね。


野球に力を入れている学校でも、全校生徒が野球をするわけではないのに、なぜ合唱だけは全員に強要しているのだろう。合唱好きな人や得意な人はどんどん取り組めばいいが、苦手な人にまで強要しないでほしかった。授業も合唱ばかりに偏っていたが学習指導要領としては問題でないのだろうか?歌が下手で音痴自分にはあの街は脅威だった。

音楽に力を入れるのはいいが、力を入れれば入れるほど適正のない子供の逃げ場が無くなる。自治体は偏りのないフラット教育子供達に提供してほしいと願わずはいられない。

2024-08-02

anond:20240801173312

彼女彼女毒親から離れて

遺産分けをしないという遺言を書かれた場合検討しましょう

民法は、相続人遺言によっても侵害することができない最低限の権利保証しています。それが「遺留分」です。

ただ法定相続分全額が遺留分として保護されるわけではありません。

1年以内に請求しなければ時効消滅となるので注意です。

このような遺留分制度ですが、

現実にその権利講師する減殺請求については、相続の開始と減殺ができる遺贈や贈与があったことを知ったときから1年以内に請求しなければ時効消滅してしまます

これ本当?

2024-07-31

anond:20240731120630

学問限定するなら一番モテるのは恋愛学とか占星術だろ。

何故か男性恋愛指南講師に群がる女は多いぞ。

今の若い子が羨ましい

K-POPのおかげでナヨっとしたナチュラル男子が人気で羨ましい、俺もそっち系が好きやねん

ワイの頃はギャル男だとか陸サーファーみたいなきったねえカスが持て囃された時代だったからほんと馴染めなかった

女も顔面汚かったし、入った大学ギャルほとんどいなかったけど偏差値低くないのに有名講師に「ここの大学女子は皆キャバ嬢みたいな見た目」って言われる嫌なとこだったし

キャバっていうか今で言うとラウンジ嬢みたいなお高く留まってるだけのカスの集まり

2024-07-29

anond:20240729190703

東進ハイスクール英語講師が確か三菱商事入社して、

部長ホモ出世のためにケツ穴差し出せなくて東進講師になったって言ってた気がする。

仮にネタだとしても、10万人くらいの学生が毎年あのネタを聞いてるのかと思うと、なかなか…。

2024-07-28

小学生でもわかる」が「馬鹿にはわからない」を意味するとき

 とある高名な環境建築家YouTube動画も上げている)が省エネ建築経済的社会福祉合理性説明するときに、「ちゃん計算すれば小学生でもわかる(のに、相応の地位にいる人がいい加減なことを言うのはけしからん)」という言い回しを多用する。

 いや、実際のところ、自分にとってそれは余りにも耳慣れたフレーズのため、特に気に留めるほどのものとも思っていなかったのだが、ある動画に「小学生だとか人を馬鹿にするような言い方はやめろ」とクレームがついていて驚いたのだ。

 

 それなりに整った環境理系教育を受けたものにならわかると思うが、「研究発表は『頭のいい小学生にならわかる』ようにせよ」というのは誰がいつ言い出したかもわからいくらいあまりにもそこら中で聞く言葉で、これを特に何かを見下したとか馬鹿にした言い方だと思う奴はいない。

 何故ならば、ここで言う『頭のいい小学生』は『特に専門知識はないが理解力は深い人』を意味するのであり、具体的には『専門分野の違う他ゼミ教授陣』のことを指すからだ。

 これが「人を馬鹿にした言い方」だと思う時点で驚き、非アカデミックキャリア詰んだ人々との文化の壁をまずは思わざるを得なかったが、よく考えるとこれこそがつまり理系』という知性の特殊性汎用性を表す側面なのだと思うに至った。

 

小学生にわかるとはどういうことか

 『小学生』と比較されると、普通の人は怒るらしい。何故か。小学生を劣った存在だと思っているからだ。

 この人たちにとって『小学生』と呼ばれることは『頭が悪い』とか『未熟』とかを意味するのだろう。

 しかし、理系認識においてはそんな意味合いはほとんどないと言って良い。

 理系思考力の学問なので、「知識がなくてもわかる奴には説明すればわかる」「わからない奴、考えようとしない奴はどれだけ本を読んでもわからない」という認識が当たり前だからだ。

 将棋囲碁などの知的スポーツと近いところがある。

 これらの競技若いうちに才能を発揮できなければ辛いと言われるように、数学物理仕事若いうちにできなければその後もあまり希望はない。

 若さ可能性ではあってもなんら見下す要素ではないのが理系世界だ。

 

 さらに考えを深めてみよう。

 では、なぜ理系は「そういう世界なのだろう。

 将棋囲碁は、ルールシンプルだが組み合わせが複雑で、知識より思考力がいるものだというのは誰にでもわかる。

 しか数学物理は難しい数式や抽象的な概念を覚えなければいけないから、小学生に難しい問題理解できないはずだ。と、考える人も多いかも知れない。

 だが実のところそれ自体、そんなことはないと証明されているのだ。

 

 チューリングマシンという概念がある。イギリス数学アラン・チューリングの考えた計算モデルで、現在コンピュータの元になっている。

 さて、ではなぜチューリングマシンは「コンピュータの元」たりうるのか? 言い換えれば、「チューリングマシンには何ができることが保証されているのか」?

 この答えが、まさに「理系議論に『小学生にもわかる』説明義務づけることができる理由である

 チューリングマシンは、本来ただの計算機のアイデアではない。それは『数学自体定義である

 『計算とは何か』『計算できるとはどういうことか』この答えを探した結果チューリングが得たのが、『計算とはチューリングマシンで解ける問題のことである(意訳)』という、現代ではもはや計算定義数学定義として認められている回答である

 計算とはチューリングマシンで解けるものことなので、どのような数学問題コンピュータプログラムとして書き、計算することができる。

 

 コンピュータプログラムとは、ifとgotoを伴った算数レベル計算連続ことなのだから、これはつまりどのような数学問題も、深い思考力さえあれば『算数レベル説明に落としこんで理解できることを意味する。(方程式がなくても鶴亀算が解けるように。)

 ここで必要なのは純粋算数程度の知識と、それを深く複雑に組み合わせる思考力だけである

 

 従って、理系説明数学的に表される定量的議論というものは、説明者にきちんとした理解があれば必ず算数レベルの話に落とし込める。

 最近は、ネットの声の大きいマナー講師たちによって「専門的なことを誰にでもわかるように説明することなんてできない」という言い訳を聞くことが多いが、少なくとも理系問題において、定量的議論をする限りは、『数学』は『算数』の複雑化、抽象化に過ぎないのであり、必ず噛み砕いて説明することは可能だ。

 ただし、ここで聞き手に求められるのは、何をおいても『算数レベルでならしっかり理解できる知能』ということになる。

 つまり『頭のいい小学生』には必ず理解させられても、算数すら苦手な『馬鹿大人』に希望はないということである

 

 『小学生でもわかる』は、小学生を劣ったものと考えている言葉では決してない。しかし、それ故にこそ、小学生レベル算数も覚束ない大多数の大人が、劣ってるどころではない論外の存在であることを突きつけてしまう厳しい言葉なのだ。使い方には気をつけなければいけない。と思った。

休日教師勉強以外の面倒見させるのマジで辞めて欲しい

なんかの漫画だかで印象に残った名言があって、最初にその話をさせてくれ

「俺は悪い教師と言われちゃいるが、生徒が5人ぐらいなら面倒見のいい素敵な先生になれる自信があるんだ。教師はきっと皆そうだと思っている」

実にそのとおりだと思う。

のんのんびよりみたいなド田舎で生徒数5人の学校教師やってるなら、俺なんかでも全校生徒を全員大切にできるだろうな。

じゃあ実際の学校はというと、1人の教師が40人を担当するわけだ。

それもあくまクラス担当としての話であって、自分の科目について教える相手となればそこから何倍にも膨れ上がる。

その全員をちゃんと見ていられるはずがない。

でも身勝手な親どもは全員をちゃん教師が見ているべきだって言うし、それにヘラヘラしてる教頭校長が単なる安月給の教師全員にそれを求めてくる。

無理だろ。

そんな環境なもんだから生徒の方も甘えてきて、自分がせいぜいクラス全体の5%、学校全体なら0.1%の存在しかないことさえ忘れてくる。

そして俺の仕事は生徒のメンターだけじゃなくて、管理もするし事務処理もするし、当然担当科目について成績を上げる講師としての役割もある。

無理なんだよな。

全然手が回らない。

休日学校に来て部活動監督しててくれとか言われたって、そんなことしたら俺の休日なんて全くなくなってしまう。

放課後職員室で人生相談に乗れと言われても、他人人生を突然背負わされてストレスに対抗するエネルギーなんて余ってない。

そういうのをいくつもいくつも積み重ねられ、ぶっ倒れることも出来ずに働く。

労働基準法適応外っていうのは、労働者としての人権保障されないってことを意味してるんだとよく分かるよ。

自分人権剥奪されているのに、他人のために生きろってのはかなりしんどいものがある。

人間を辞めた何かにならないと無理だ。

教師神職という言葉があるが、これを教師が神のごとく偉いって意味に捉えるようになったのは後からなんじゃねえかなと。

最初はきっと「神様にでもならねえとこんな仕事は回らねえよ。人間を辞めるしかねえんだよ」という諦めから出てたんじゃないかと思う。

マジで割に合わねえよ。

ロリコンショタコンだらけになるわけだ。

そういう連中だけだよ。

この仕事をやっていて役得にありつけるようなのなんてさ。

2024-07-27

anond:20240727122723

ご状況を理解しました。電車や車に乗らず、かつご所持の資格を活かせる仕事をいくつか提案させていただきます

リモートワーク可能事務職

 経理、総務、人事など

 簿記知識を活かせます

オンライン英語講師

 TOEIC高得点を活かせます

フリーランス翻訳者通訳

 英語力を活かせます

Webデザイナープログラマー

 在宅勤務が一般的職種です

コールセンターオペレーター(在宅勤務)

 英語力を活かせる可能性があります

ライター編集者

 在宅で仕事ができます

データ入力データ分析仕事

 簿記知識が役立つ場合があります

オンラインマーケティング関連の仕事

 SEOコンテンツマーケティングなど

これらの職種基本的に在宅やリモートワークが可能です。ただし、さらキャリアを広げるためには、以下のような資格の取得を検討されると良いかもしれません:

ITパスポート

情報セキュリティマネジメント試験

日商PC検定

ウェブデザイン技能検定

これらの資格は、在宅でも取得可能で、リモートワークの幅を広げるのに役立つ可能性があります

ご状況に合わせて、これらの選択肢検討されてはいかがでしょうか。さらに詳しい情報や、特定職種について掘り下げた説明必要でしたら、お知らせください。

10年以上前に書いた小説を読み返した(追記あり

15年以上前アラサーだった自分新人文学賞などを目指して小説を書いていた。

土日の大部分は小説を書く作業と、小説を書く人が集まる社会人講座の授業に費やしていた。

5年位は続けていたが、やめてしまった。

自分が書くべきことが次第に思いつかなくなってしまたことと、他の受講者の作品本屋さんで売っている小説を読んでいるうちに、自分には向いていないしセンスがないことがだんだんわかってきたからだ。

ところが最近自分パソコンフォルダを漁っていたらその頃の小説pdfが出てきた。書くのをやめてばかりの頃は恥ずかしいし痛いから二度と読むまいと心に決めていたが、今の心情としては死ぬ前にあと1回位は読んでもいいかもしれない、小説の見え方も書いていた当時とは大分違うかもしれないと思い、斜め読みでもいいからとりあえず読んでみることにした。

読んだ作品はA、B、C、Dとして、以下にその感想を書く。

登場人物やあらすじについては触れない。

A

小説を書いてみたいと思って社会人講座に通い始めて間もない頃に初めて書いた。原稿用紙350枚ぐらい。

登場人物言葉遣いが汚い。直情的すぎる。登場人物の中でホモと疑われる教師がいたのだが、今の時代ではアウトすぎる表現だった。

物語の展開が都合良すぎる。

恋愛描写がくどい。多分これが、よく言われるところの、素人おっさんが初めて書く小説ありがちな痛さかもしれない。

書いてる時には恐らく頭の中で見えていたはずのもの文字になっていないからなんのことだかわからない記述がある。

過去の知り合いを物語の中で過剰に美化している。つまり自分の当時の人生観が未熟で甘いということだろう。

主人公がずっと目指していた目的地がいつの間にかすり替わっているのに物語中では一切理由がわからない。

親の心とかの描写が表面的すぎる。

内容をほとんど忘れていたので次の展開が読めないところは楽しみでもあった。

瑞々しい恋心みたいなのはちょっとよみがえった気がした。今よりも恋愛至上主義が強い世相の中で流されつつ抱いた渇望感みたいのを思い出した。

小説すばる新人賞に応募したが1次選考にも残らず。当時はなんで?なんで?って感じだったが(それも恐ろしいことだが)今読めば選考に残るわけないのは十分納得。

B

Aの2年後ぐらいに書いた。原稿用紙500枚。

主人公思考社会への目があまりにもすさんでいる。それは当時自分がそうだったことの裏返しだろう。

弱者執拗否定しようとする力の存在をことさら強調し絶大視しようとする描写がいくつかあって、それが自分人間的未熟さというか卑屈さを浮き彫りにした。

犯罪トリック稚拙USBメモリ紛失をでっち上げただけで大企業情報漏えい事件発生というのは無理がある。

簡単に人が死ぬ。こんなに登場人物をたくさん殺しているのにその必然性も後片付けもないと、当時通っていた講座の講師にも指摘された。

書いた当時の10年後つまりここ最近時代舞台なのに、現代キャッシュレス社会を予見できなかった。虹彩認証コンビニ1000万円までの現金を下ろせてしまうという設定にはあまりにも無理があった。

刑事がすぐに暴言を吐き暴力を振るう設定が安直すぎる。下手をすれば職業蔑視とも受け取られかねない。

いい奴の主人公最初のシーンだけめっちゃ嫌なやつ過ぎてその後のシーンでの性格とあまりにも整合性がつかなすぎる。

氷河期世代負け組アラサー男性絶望感と人生をやり直しの希望みたいのは出たと思う。

当時の自分成功したあっち側ではなく、だめなこっち側人間なんでこっち側の怒りや絶望を描いたつもりだったのが、その描写に卑屈なところがあるため、かえってこっち側の怒りを買いそうでなおかつあっち側から苦笑いか同情でもされそうな残念感が今も残る。

このミス大賞」に応募して、もちろん1次選考には通過しない。当時はそんなもんか、という印象だったが、今だったら通るわけないと十分納得。

C

Bを書いた後に、今度は誰も死なない話を、なるべく心温まる話を書こうと奮起して書いた。原稿用紙350枚。

登場人物で、モデルとなる実在人物がそれまでで一番多い。そのためか痛さが際立っている。

物語の展開にAやBほどまでの唐突さはないが、それでも十分唐突

今どき年寄りしか使わないような方言若者世代にまで喋らせていてあまりにも無理がある。

主人公恋人となる女子大学生の人物描写凡庸で表面的。

難しい命題を掲げておいて導き出した答えがあまりにも安直稚拙主人公大学生なのにこれじゃ中学生かよって感じがしてしまう。

書いている当時は見えていたものを本文に描写していない(書いた気になってる)のでなんのことかわからないシーンが一箇所あった。

主人公のイチャラブシーンがくどい。がそういうのがいい人はいるのかも知れない。ただし、人物描写に深みがないからやはり読む人が読めばつまらない。

もし登場人物モデルとなる実在人物にこんなのを読まれたらと思うと恐ろしい。

縁あって知り合いの編集者の方に読んで頂いたところ「よいところは何一つない」と断言され、大沢在昌小説入門のような書籍勉強することを真剣に勧められた。(一通り読んでみたが実践にまで及ばず自分の血肉とはならなかった)

小説すばる新人賞に応募し、もちろん1次選考に通過しなかった。当時の印象としては、やっぱそうだよなって感じだった。

D

Cを書いてから2、3年後に、通っていた講座の課題として書いた。原稿用紙100枚。

書くことがなくて無理やりひねり出した感が強く出てしまっている。

既存小説のシーンを堂々とパクっている(ある小説で、土砂を積んだダンプカーが横転して人が生き埋めになるのを見て笑う男のシーンがある)

書いている当時頭に思い浮かべていたシーンと実際に書かれた描写とでまだギャップがある。

 

(全体を通して…)

読み返す前は「小説家になろう」とかにupしてもいいかなーとか思ってたが、読んでみると、、やっぱり、、、無理だわ💦

追記

増田の反応が意外と生ぬるい称賛みたいのが多くて拍子抜けした。

きしょっ💦💦

クソワロタwwwwwww

みたいのを想像してた。

時間と労力をかけて書いたものでも、客観的に見るととても拙く、世に出るレベルに至ってないというのが、趣味としてやるにもなかなか難しいところであることを実感した。

しかもそうやって自分の作ったものをある程度客観視できるようになるのに10年以上も寝かせるというのもある意味めんどくさい。

よく、10000時間修練すればいろんな趣味技術はモノになる、というようなことを言われるけど、自分場合、多分10000時間には届いていないのでまだ努力を続ける余地はあったのかも知れない。

(今じゃほとんど)自分より若いデビュー小説家や芥川賞直木賞受賞者の方は努力もすごいがやっぱりセンスとか目指してるものとか見えてるもの自分とは全然違うんだろうなと改めて思う。

あと、時代の移り変わりが早いのを改めて実感した。

LGBT関係セクハラパワハラキャッシュレス社会スマホ携帯若者言動とか、書いてる当時は気にならなくてもたった10年程度で違和感ありありなのがすぐに浮き彫りになってしまう。

追記2)

ブコメの中で、自分以外の人に読んでもらったほうがいいというアドバイスをされた方がいたので補足すると、当時通ってた講座の受講生の方にはABCDいずれも読んでいただいたし、一部は友人数名に読んでもらう機会があった。授業で頂いた色んな人の講評などがノートに書かれていたはずだから、後でそれも引っ張り出して読んでみようと思う。特に、通っていた講座の講師先生には要所要所の指摘やアドバイスを頂き、温かい目で見守って頂けたので今でも感謝している。

つまんなそうとかこんな増田じゃものになるわけないみたいなブコメもあったが、まあその通りだと思っている。自分は、仮に誰もが有無を言わさず好きでも嫌いでもとにかく原稿用紙1000枚ぐらい書いてみればとにかく書きさえすれば100人中50人ぐらいは自分のより面白いのができると思っている。本当に違うのは、書くか書かないか、ただそれだけだと思ってる。

追記3)

E

ABCDより少し後に読み直した。

Dを書いたよりも1年前ぐらいに書いた。原稿用紙360枚。小説すばる新人賞に応募して、1次選考に通過しなかった。

地元に古くからあったドライブイン商業施設などを舞台として、20代の男女の恋愛とか和解などを描いた。

時代設定を明確に2011年としていたので当時と今とでは大きく時代が変わってしまたことを改めて実感した。

ブログとか掲示板、当時のネットスラング、どれもみな、今ではほぼ絶滅してるようなものばかりだった。

登場人物人間性に触れるような描写はそれまでの中では一番ましだったと思う。

一方で、あらゆる出来事現象理由理屈をつけなければならない、本文に記述しなければならない、というような思い込みを感じるところがあって、それが読者に違和感を感じさせる要因になるのではないかと思った。理屈じゃない出来事理屈説明しようとしている感じ。

ファッション料理に関する描写が出てくるシーンを書くのが難しかった。その方面知識経験の浅さ乏しさがどうしても浮き彫りになってしまう恥ずかしさがあった。

書き始めた頃よりは少なくなったが、登場人物の直情的で暴力的な部分への違和感が残った。自分の中で、世の中はそういうものだという固定観念がまだ残っているようだった。

ABCDに比べて、読むときもっと気恥ずかしさが残っていて、主観的視点が抜けきれてない感じがした。

物語テーマが大きく2つに割れしまっていて、片方は潔く捨てるべきだったのかも知れないが、どう捨てたらもっと面白くなるのかはちょっとよくわからない。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん