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2022-06-27

自民党候補表現の自由を守ろうとしているなんてありえない

anond:20220626195348

今回の参院選後には憲法改正の動きを活発化させると自民党は明言している。

その自民党による改憲草案では第二十一条に表現の自由制限を明言する第2項の追加が行われている。

二十一

集会結社及び言論出版その他一切の表現の自由は、

保障する。

前項の規定にかかわらず、

公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、

並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

自民党作成のQ&Aでも二十一改正案表現の自由制限目的としていることが誤解のないよう強めの表現を用いて示されている。

https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/pamphlet/kenpou_qa.pdf

Q: 表現の自由保障した21条に第2項を追加していますが、この条文は表現の自由を大きく制約するのではないですか?

A: 内心の自由はどこまでも自由ですが、それを社会的表現する段階になれば、一定制限を受けるのは当然です。


実はこのQ&Aは増補版で、元のQ&Aでは上記の一文だけで回答が終わっていた。増補版では下記のような補足がなされている。

公益公の秩序を害する直接的な行動及びそれを目的とした結社以外の表現の自由制限されるわけではありません

おそらくオウム真理教のような団体以外には適用されないんだよ、だから安心だよと印象付けたいものと思われるが表現の自由制限目的としていることに変わりはない。

公益公の秩序」は「非道徳的である」のような抽象的かつ権力側の都合よく解釈できるマジックワードとして実際に使われている。

街頭にエロポスターを張ることを「公益公の秩序を害する目的」と認定して取り締まることも可能かもしれない。

二十一改正によるプラス面が存在するとしても表現の自由にとってマイナスであることは間違いない。

全ての自民党候補はこの改憲草案に賛成である

仮に個人的には反対だとしても、参院選後に改憲発議がなされ、その場にこの改憲案が出てくれば(ほぼ間違いなく出てくると思っていいだろう)全員が賛成する。自民党では党議拘束には逆らえないからだ。

自民党候補が表現の自由を守ろうとしているなんてありえない。

2022-06-24

自民党候補の得票率を上げれば党内での地位が上がって地元還元してくれる

とかゆってる奴がいて

その考えもどうかと思うけど、選挙対策バラマキやるなら得票率高い岩盤支持区より激戦区優先じゃね?

2022-03-25

札幌地裁安倍やめろ!ヤジは表現の自由」 表現の自由戦士「」

北海道警のヤジ排除「表現の自由侵害」  道に賠償命令 札幌地裁

 2019年参院選で、札幌市演説中の安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばした男女が、北海道警警察官違法排除され、憲法保障する表現の自由侵害されたとして、道に慰謝料など計660万円の損害賠償を求めた訴訟判決が25日、札幌地裁であった。広瀬裁判長は「2人の表現の自由などが違法侵害された」と述べ、道に計88万円の支払いを命じた。

 判決によると、19年7月15日原告男性(34)はJR札幌駅前で自民党候補応援演説をしていた安倍氏に「安倍やめろ」とヤジを飛ばし警察官らに後方に排除された。

近くで「増税反対」と叫んだ女性(26)も移動させられた後、警察官らに1時間以上つきまとわれた。



あれれ~?w

表現の自由戦士くんの大好きな表現の自由が認められた判決なのに表現の自由戦士くんなんか不満そうだねw

やっぱ表現の自由戦士って「エロオタクコンテンツ表現の自由しか興味のないネトウヨなんやなぁw

2021-11-01

共産党にお灸を据えるために国民民主党に入れました

小選挙区自民党候補に入れました

反省しろ

40代おっさん自民党候補に入れた理由

他の人が投票した理由ってあまり聞く機会少ないから、自分も書いてみる。

うちの選挙区自民立憲維新ほかと選択肢は多い方だったけど、迷って自民前職の候補に入れた。

一番の理由自民候補の実績を見て、特に共感もしなかったけど反感もなかったから。

政党で言うと自民もひどいなとは思うけど立憲や維新はそれ以上に無いなと思うし、選挙はいい人を選ぶことよりもダメな人を選ばないことの方が大事だと思うので、現職にダメ出しがなければ現職でよいと思った。

現状の野党体たらくを見ていると政権交代政治が良くなるよりも自民党が良くなる方がまだ可能性がありそうなので、自民党には頑張ってほしい。今の自民党がいいと思っているわけではないので比例は国民民主党にしたけど。

立憲民主党候補選挙ボランティアをして感じたこ追記あり

今回の衆院選東京とある選挙区立憲民主党候補ボランティア支援をした。

仕事ポスター張りや、ビラ配り、投票呼びかけ。

数年に一回ただの紙っ切れに人の名前書くだけで国が変わるわけねーだろ、と最近思ったので少しでも政治に参加しようと思って立憲のホームページからボランティア登録して参加した。

そこで思ったことがいくつかある。

立憲民主党自民党存在無しに成り立たない

立憲の候補者は、基本的に「みなさん、自民党の○○がこう発言したことを知っていますか?」「安倍元総理が~と言いました。皆さん、これでいいんでしょうか」など、

特に聴衆に向かって言いたいことが思いつかなかった時に、英語のWell...やYou know..., のごとく「自民党は~」がつなぎ言葉にしてしまっている。

自民党、と最初に言うことでそこからすらすら連鎖反応的に言葉がつながっていって演説っぽい文章が口からでてくる、そんな印象を持った。

立憲民主党候補自体は、それぞれ個人個人色んなモチベーションがあって選挙立候補しているわけだから、おそらく何も考えてないということはないと思う。

だけど、それにしても演説の度に「自民党」という言葉を使わないと演説にならない今の現状は明らかにおかしい。

これじゃまるで自民党がいなかったら自分達に存在意義が無いとでも言えるような状態だ。

もちろん、LGBTワーキングプア問題格差問題など、自身特に興味を持っている分野について訴えかけをしたいという本心はあるのだろう。

だけど、そういう個別問題駅前で訴えても、その問題当事者以外は関心がないわけだからどうしても共通の関心ごとをテーマ演説を組み立てないと話を聞いてもらえない事情もあるのだろう。

それは理解できる。

それでも、「自民党」という言葉を使わなければ演説が成り立たない今の立憲民主党の現状は若干残念に思う。

維新を参考にしろ、とまでは言わないが、せめて国民の極一部ではなく大多数がこれは変えないといけない、と感じていることを掬い取って演説としてまとめられないものだろうか。


現状の立憲民主党は、「我々はマイノリティの言うことは聞くが、メジャー問題に関しては自民党に言って」、という態度

LGBTや、自民党政治では声を聞いてもらえないマイノリティ意見私たちは聞きます!と演説でもよく言っているが、これはよくよく考えてみると、経済外交防衛等のメジャー問題については自民党に言ってくれ、私たちはそういう問題ではないもっとマイノリティの少数派が抱える問題に対する意見を優先して聞く、ということだ。

立憲候補の辻立ち演説にも数回参加して話を聞いていたが、こうした印象はさらに補強された。

この態度が彼らの本心であるならば、むしろ今回の衆院選立憲民主党は実は議席を余分に取りすぎているということになる。彼らは今回おおよそ衆議院議席の1/5を獲得した。

だが、彼らが相手にしているLGBT特殊事情を持つマイノリティの数を考えたら、本来の適正議席数は衆議院議席の1/10に満たないのではないか

国民10%に満たないマイノリティの声を聞く政党、彼ら少数派の意見国会に届ける政党が彼らの本分であるならば、彼らは自民党ライバル、最大野党になれるはずがない。

そういう意味で言えば、2大政党制を目指すのであれば自民党vs立憲民主党という構図にはなりえないと思う。マジョリティ政党vsマイノリティ政党などという構図が生まれる訳が無いからだ。

それでも1/5の議席を獲得したということは、それはつまり彼らが相手にしていない層からの票を自民党批判によって得たということだ。

マイノリティを重視する政党なのに、議席ではマジョリティを目指す。これはやはり構造的に矛盾している。

マイノリティ重視政党議席マジョリティを取りたいがために、自民党批判を繰り返すことによって、彼らが自身の党のターゲットとしていない層からの票をかさ増ししている、そう言われても仕方がないのではないか

自民党候補立憲民主党の違い

上にはつらつらと立憲民主党への批判を書きはしたが、立憲候補選挙ボランティアを初めてやってみて、支援した候補には愛着というか、応援する気持ちは生まれた。

選挙ボランティアに参加するのも初めてだったし、最初普段生活では目にしないような濃い人たちがたくさんいて面白いかも、という好奇心動機だったが、そういう意味では参加して良かったと思っている。

彼らの良いところを上げると、やはり他人に優しい人が多い点があげられる。自民党候補演説比較すると、自民党候補場合演説内容が若干攻撃的で危機感煽り、いわゆる扇動するような印象が強かった。

そういう演説は傍から見ると心強くもあり、決意や覚悟を伺わせるものがある。こうしたことから基本的には自民党候補エグゼクティブ取締役クラスというイメージが強まる。

実際、立憲民主党候補自民党候補の印象を眺めると、自民党候補場合会社員をやっていても役員クラス以上までのし上がりそうな我の強いタイプが多く、立憲民主党候補組合員クラスというか、取締役はいなさそうな人が多い、という印象になる。自民党候補エグゼクティブ感は、正直言って洗練されていると感じた。やはり一定規模の組織組織構造の上部にいるような人間はある程度のカリスマ性というか何等かのテクニックを持っているような印象だ。エグゼクティブ感のある強者サポートしているジブン、取締役クラスの大物の子であるオレ、というポジションは多くの小市民にとっては心地の良いものであるに違いない。

それとは異なり、立憲民主党候補は、言葉自体は強い言葉を使って批判したりすることは多いが、やはり「優しい」雰囲気がある。しかし、この雰囲気自体は私は非常に好きだと感じたし、こういう優しい人達マジョリティである世界で生きていきたいと思う自分に気づいた。「取締役クラスの大物の子であるオレ」というポジションとは異なり、他人に優しい、いわゆる弱い奴と舐められがちな候補支援するジブンというのは人によっては受け入れられないだろうな、とも強く感じる。

学校生活で例えると、学年を牛耳っている大物がいるグループに入りたいか、そういう大物を批判して抵抗を続ける小グループに入って生活をしたいか、どちらを選ぶか、といった問題共通すると思う。

その結果、後者グループに入っても良いと考える国民の概数は1/5だったと考えると、なんとなくこの例えも的を遠く外しているわけではなさそうだとも感じる。


それでは立憲民主党はどうすれば良いのか

対案という言葉流行しているので、建設的な意見も残しておきたい。

国民の声を聞くための討論会意見交換会を4半期毎に行う。YouTube Liveでもいいし、どこかのセミナーホールを予約するのでもいい。

とにかく立憲民主党議員国民との接点をマスコミ以外の場で作ることが必要だ。現状大多数の一般国民にとって、国会議員というのはテレビしか見ない存在だ。

だが選挙ボランティアに参加してみて思ったのは、国会議員普通人間、そこらへんの日本人99.999%以上同じDNAを持った同種族のおじさんおばさんだということだ。

選挙演説では一方方向で候補者が自分の決意を流すだけだが、もし自分達の発言が直接議員に届く場があるならば、国民選挙政治に関する意識も私みたいに大きく変わる可能性が高い。

もちろん、そういう生の意見フィルタリング無しに直接ぶつける機会を作るというのは、あらゆる意味で高いコストがかかるものだということは承知している。

想定外質問にあたふたすることだってあるだろうし、個人的な怒りを個人情報織り交ぜてぶつけだすヤバい奴に絡まれ可能だってある。

そうだとしても、タジタジになった姿を仮に見せることになったとしても、それでもそういう場を設けるべきだ。想定外質問なんだから、痛いところを突かれることだってある。そうだとして、答えに窮するようなことになったとしても、

我々国民国会議員という人間が遠い世界アイドルではなく、我々と同じように高校大学に通って同じ空気を吸って物事考えてきた人間だと実感することはできる。

そして、これは自民党議員にはできないことだと思う。

彼らのエグゼクティブイメージは、その偶像崇拝的なイメージ戦略によって支えられていることが多い。想定外質問に窮する姿を支持者に絶対に見せられない大きな制約を抱えていると言ってもいい。

幸か不幸か、自民党議員比較すると立憲民主党議員には偶像崇拝的な「強い個人」というイメージが無い。これは長所と捉えて最大限活用すべきだ。

国会議員以外の党員組織化を真剣検討するべき

選挙ボランティアに参加してみて強く感じたのは、我々ボランティア立憲民主党議員達の目には名前も顔も知らないよく知らないおっさんおばさんとしてしか認識されていないんだな、ということだ。

ボランティアでビラを配ったりするのに使った時間は1日1~2時間程度だったが、いくら愛想よくビラを配ったり声掛けをしたりしても、通行人から悪態をつかれたり嫌な絡み方をされても基本は放置だった。

まり良い仕事をしたら評価するという姿勢も無ければ、不慣れな仕事に対して指導サポートをするといった体制が無い。

せっかくボランティアとして選挙のお手伝いをしに行ったのだが、正直これは何とかしてほしい。議員さんたちは議員さん達で話しかけられたり声を出したりするという自分仕事があるのでそちらにある程度集中するのは

しょうがない。だけど議員リーダーになるべき人物であるわけで、選挙ボランティアを集めておいて何の説明も無しにビラや立憲民主党ジャンパーを渡して、あとはいい感じによろしく、ではあまりにも仕事ができなさすぎる。まともな継続性のある組織であれば、新人がチームに入ってきたとき気持ちよく動いてもらえるよう丹念に説明をしてから仕事をしてもらうのが普通だ。この説明が無いと、新人てんでんばらばら仕事理解のまま、組織活動としてやっているのに個人責任活動することになってしまい、まともな組織にならない。

加えて気になったのは、ボランティアの数名が議員名刺を渡していたことだ。つまりしかしたら議員側の人達ボランティアというのはボランティアコネ作りのために下心をもってやってきているのであって、議員に気をかけて欲しかったら自分達が議員になるためにしてきたように秘書として仕事をしたり無償ボランティア名刺渡して顔を売って仲間に入れてもらえるようにそっちで努力しろ、と暗に思っているのかもしれないと感じた。

彼ら議員無償時間労働力提供しに来た選挙ボランティアに対して積極的感謝の意を示すことはなかったし(※訂正あり。文末参照)、次回のボランティアもお手伝いお願いします!と言うことすらなかった。

特に選挙最終日の日の最後の練り歩きで、次回のボランティアについても協力をお願いするのでもなく、なあなあで自然解散して締めの挨拶すら無かった点は、政党活動市民ボランティアから拡大していこうと日頃から口にしている態度とは大きく矛盾していると感じる。

これに関しては悪意があるというわけではなく、自分のことで精一杯でボランティアや他の重要でないスタッフに気をかける余裕が無かったのだと思う。しかしそれはそれで政党という一組織を作り上げる能力に少し欠けていると評価せざるをえない。せっかく支援しに来てくれている10人程度のボランティアすらまともに組織化できない国会議員が、どうやって政府与党になって何十万人もの官僚が属する組織を作り変えることができるんだ。

現在立憲民主党は、サポートを言明している有権者の1/10にも満たないマイノリティ層+自民批判浮動票という形で議席を獲得している。

立憲民主党明日からでもやらなければいけないことは、この浮動票順次立憲民主党の固定票へと変換していくことだ。そのためには、前者の特定マイノリティ層との対話だけを繰り返すのではなく、浮動票立憲民主党投票してくれたマス層に対して、党員になってもらうよう日頃から呼びかける活動もっと積極的に行わなければならない。

そのためには外交経済国防についてのメジャー政策についてだって国民一人一人と意見交換しなければならないが、立憲民主党がもしまだ少しでも与党として日本を率いていきたいと願う気持ちがあるのであれば、ぜひそうしてほしい。もし立憲民主党議員特定の少数団体意見のみを重視しマス層の国民意見を軽視するというのであれば、それは自民党陳情した方がよっぽど自分達の意見が国政に反映されることになるので、俺は支持することはできない。


最後愚痴を言わせてくれ

ビラ配り、練り歩き時に通行人おっさんから「お前、立憲民主党の奴なのか?だったらもっと大きい声出してちゃんとやんなきゃダメじゃない。こんなんだから民主党ダメなんだ」と言われたことが強く記憶に残っている。

いや、俺は別に立憲民主党党員でも支持者でもない通りすがりのただのボランティアなんだわ。お前はただ街に出て候補者にしょーもねーヤジ飛ばし投票するだけで終わりなんだろ?こっちは投票程度じゃ大して意味ねーと思ってるからこうやって政治活動あくまで無報酬ボランティアで手伝いしにきてるんだわ。なんで自分では政治活動全然しない奴が無給ボランティア政治参加してる俺らに高圧的に出るわけ?

民主党ちゃんとやれよ」じゃねーんだわ。そう思うんならお前もなんか手伝えや。なんか、俺は税金払ってるお客様、お前らは俺らの税金で飯食ってる株式会社立憲民主党社員、って勘違いして図に乗ってるオッサンに腹が立ってしょうがない。

お前は、アホか。

この件に関してもっと長文で思いの丈を吐き出してスッキリしたいのだが、本当に長くなりそうなのでここらへんでやめておく。

追記
訂正・謝罪

「彼ら議員無償時間労働力提供しに来た選挙ボランティアに対して積極的感謝の意を示すことはなかったし」

この部分だが、これは「ボランティアに来てやってるんだからもっとありがたく思ってほしい」という私の主観エゴが少なからず含まれている。

この部分に関して、立憲候補者側の落ち度のように書いてしまった点は訂正するとともに謝罪したい。

選挙当日の焦燥感最後の一押しといった高揚感の中で最優先で気を配る相手は聴衆・通行人であって、ボランティアを最優先で丁重に扱うべきという主張は後から考えると書きすぎだった。

また候補者側のスタッフから感謝の意は受け取っており、「感謝がない」というのは誇張でした。大変申し訳ございません。

色々な方のコメントを読んで思ったこ

どこか別の機会にまとめようと思うが、政党政治である日本国会選択すべき政党というのは、イデオロギーではなく「システムの優秀さ」なのではないかと考えつつある。

システムとは、国民自分意見を国政に反映するための組織体制、仕組みだ。そういう意味では、日本から批判さらされた自民党の二階元幹事長の構築した「陳情」という仕組みは

日本の国政史上かなり高いレベル有権者(一部の、だが)の利益を実現する仕組みだったかもしれないと感じつつある。(具体的な検証はしていないので、誤りかもしれない)

考え始めると長くなりそうなので、これ以上は別の場所検討することにする。

自民が勝つことそれ自体別にいいんだけど、うちの地元自民党候補って小泉の亡霊みたいに改革改革うるさい自己責任論者だし、なんでアレが勝つのわからん

2021-10-03

小選挙区制自民党内の派閥政治の相性が最悪

しかしたらさ、中選挙区制から小選挙区制にしたら、派閥政治が終わるかなと思ったんだろうね

さきがけとか新生党とか出てきたみたいに、自民党もどんどん分裂して政界再編が起きるんじゃないか

でも結局そんなことは起こらなかった(起こりそうになったけど、なんだかうまくいかなかった)

中選挙区なら、複数出馬している自民党候補のうち誰を選ぶか、で派閥争いに国民も少しは参加できたんだけど

小選挙区ではそれができないんだよね

民主主義としてかなりまずい状況になってんじゃないか、これ

もう一回二大政党制を目指そうっても別にいいけど、それよりは選挙制度改革やった方が手っ取り早そうだ

とりあえず、劇的な改善は望めないとしても、ドイツ型の比例代表併用制の採用無難だろうか

2021-07-05

自民党候補者の選挙対策五輪開催色前面に出さない」

五輪反対」=「反日勢力」じゃねーのかよ

堂々と前面に出して勝負しろ

というのは置いておいて

相変わらず、片山さつきぶっ飛んでるわ…

2021-07-02

ワクチンはどこへ行った

6月末までにワクチン1億回分が到着」って話だったよね

https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3%206%E6%9C%88%201%E5%84%84

で、6月末の総接種回数が4500万回

https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html

まり、5500万回分が未使用のまま、"どこか"にあるはずなのに、自治体にも職域接種をする企業にも配布制限をし始めてるのは、政府デマを流しているとしか思えないんだけど?河野太郎ネットデマとか騒いでるけど、まず政府デマ説明すべきなんじゃないか

あと一つは?

2020-11-05

米大統領デマまとめ

トランプへの票が捨てられた!

ペンシルベニア州投票所にある投票機器故障したことを発端とするデマ。もちろんただの故障

ソース

https://news.yahoo.co.jp/articles/c095f72867e2764390dcdfc47846741124bc475a

投票率が100%を超えている!不正だ!

分母に郵便投票期日前投票分を入れず分子には入れているグラフを持ち出してこのようなことを言っている人がいるが間違い。

ソース

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fa350dec5b69c36d952094e

不正を止めるために州兵が出動した!

一部地域開票作業州兵が手伝っている事実を歪めたと思われるデマ

バイデン「我々はアメリカ史上、かつてない最大規模の不正投票組織設立した」

誤訳投票権が無い外国選挙についての日本産デマTwitterトレンド入りとか一体どうなってるんだろうね

終盤のバイデン票の増え方が不自然

集計方法問題郵便投票投票日当日の消印有効なので、先に投票所で直接投票された分から開票を始めたところが多かった(そうするよう法律で定められている地域もある)。

郵便投票バイデン支持が圧倒的多数トランプ郵便投票不正だ、バイデン積極的郵便投票活用しようと呼びかけていた)のためこのような推移になる。

人口が少なく共和党派が多い郊外で先に集計が終わり、人口が多く民主党派が多い都市部が後に残ることも理由の一つ。

日本選挙でも最初自民党候補が圧倒的リードで徐々に野党候補が差を詰めるという展開はよくある。

終盤になって集計に時間がかかるのはおかし

郵便投票本人確認必要であるため時間がかかる。

また、ほとんどの地域で集計が終わり残るは一部大都市だけ、という状況では開票率の進みは遅くなる。

とにかく郵便投票不正だ!無効

郵便投票は仕組み上不正が生まれやすいのは確かだろうが、単なるいいがかり。

「なんで郵便投票開票が進むとバイデンの得票率が上がるの?」と言っている人が↓にいますが、この人が郵便投票するなと言ったからです。

https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1324007806694023169

2019-07-09

どこ投票したら分からないという人はとりあえず自民党入れとけ

今回の参院選もどうせ自民党が勝つんから、一票二票それが上澄みされたところで同じだよ

投票先に迷ったなら現状維持にとりあえず一票、それくらいの感覚で入れとけばいい

あ、もし自分とこの選挙区自民党候補者がいないなら現職候補か、現職が引退するなら後継者に入れとけ

2019-04-06

共産党候補者街宣車自民党候補への投票を呼び掛ける

それが大阪根深い闇

なぜかマスコミもこの怪現象にはスルーを決め込んでいる

2019-03-26

次の元号に「安」の文字絶対に入らない三つの理由

新しい元号の選定と発表まで間もなくとなりました。

ネットテレビでは「安の文字が入るのでは?」という意見もわりと見かけるのですが、結構「入れられない」大きい理由があって「安」の文字はまず入りそうもないという事を今回書いてみたいと思います

 

 

一つ目の理由でかつ「安」の文字が入りそうにない一番大きな理由として、「直後の統一地方選挙への影響があまりにも大きすぎる」というのがあります

 

 

本当に意図的な物ではなくたまたま「安」の文字が入った場合でも、世間一般の人は「やっぱり安倍首相自分名前の中の一文字元号に入れたんだろうなぁ」と疑ってしまう人はかなり多く出てきてしまます

元々安倍首相好意のある人ならともかく、安倍首相が嫌いな人はそう考えるでしょうし、好きと嫌いがコロコロと変わってしまう層(これが一番多い層だと思います)は、元号に安の文字が入った場合、「最終的に複数案の中から元号選択したのは安倍首相本人だから、やはり自分名前の中の文字元号に入れたかったんだろうなぁ」と考えてしまうのは、ものすごく普通の事だと思います

良くも悪くも、元号の中に安倍首相本人の名前の中の文字「安」「倍」「晋」「三」が一つでも入ってると、かなり多くの人がそう考えてしまうと。

 

 

それだけですんだらいいのですが、元号発表後まもなく各地で統一地方選挙投票が行われます

この時自民党対立候補者達はどのような行動に出るでしょうか?

当然ですが、選挙演説ではこの元号の事で「安倍首相は森友加計問題の時のように、元号までもまた私物化している」と言い出すのはもう誰でも想像がついてしまますよね。

そして「そのような人物首相をやって、好き放題させてしまっている自民党あなたは支持できますか?」とも。

 

 

森友加計問題の時は、「政治私物化だ」という事で、一時的であれ支持率が大きく下落しました。しか結構長い期間支持率は下落したままでした。

元号の中に安倍首相名前の中の文字が入ってると、自民党対立候補者達はいっせいに「また私物化しているぞ」と言い出すのはもう目に見えていますし、「そういう人物に好き放題させている自民党応援できますか?」とやられると、有権者の中にはそれで流される人も結構多く出てきてしまい、統一地方選挙自民党候補者たちにとっては大きな逆風が吹いてしまう事になります

 

 

実際に統一地方選挙における有権者投票先もそれで大きく変わってしまます

元々安倍首相好意的で、「安が入ったのもたまたまだろう?」と考えている人ならともかく、そうではないかなり多い層は、「やはり元号私物化しちゃったのかな?」と考えてしまい、統一地方選挙では投票先の選定にもかなり影響が出てきてしまます

選挙は「その時のイメージ」で投票先を選んでしまう人がわりと多く、この数多い浮動票が一気に自民対立候補者に流れる事になり、自民党候補者達にとっては死活問題になりかねません。

 

 

この事を自民党上層部が予想していないはずはなく、その点でも「森友加計問題の時のように私物化だと騒ぐ人間が出てきて、直後の統一地方選挙自民党候補者達の大きな不利になりかねないので、元号安倍首相名前は入れさせない」と、自民党幹部から安倍首相にくどいくらい繰り返し念を押しているはずです。

 

 

そもそも安倍首相本人も、森友加計騒動の時の「私物化だ」と長い間国会マスコミ突き上げられて、支持率長期間大きく落ち込んだのには、もう本当に心底うんざりしているはずです。

「ああいうのはもう二度とご免だ」と。

わざわざ元号自分名前の中の文字を一文字でも入れて、それで野党や反安倍人間にまた「私物化だ」と長い期間やられ続けるのを安倍首相選択するかというと……。

よほどのマゾか、極度の馬鹿でない限りまず考えられないですよね。

 

 

元号に「安」の文字は入らない理由その二としては、「反安倍どころか、親安倍日本の伝統を重んじる(怖い)保守層絶対に黙っていない」「保守層の支持を大きく失う事になりかねない」というのがあります

自民党を長年支持してきたかなり純度の高い保守層(中には怖い方もいる)は、「安倍首相を持ち上げたい」のではなく、「日本の伝統を守ったり、改憲を実現できそうな人物をとりあえずサポートしたい」という感じで安倍首相一時的に支持しているにすぎません。

 

ところが、その首相元号私物化たかのように自分名前の中の文字を入れたらどうなるでしょうか?

日本の伝統を重んじる方達こそ「許せない」と猛烈に怒り出すのはもう目に見えています

そういう『怖い』方達が、「首相元号私物化した」と思うと、「・・・・お前、一体何やっとんのや、こら・・・」と一気に気色ばむ事になりかねない。

それまでニコニコ安倍首相を支持してきた人達でも、急に態度を変え、「てめぇ何やっとんのや?」「ふざけとんのか、こら?」となり、それまでの支持を掌返したようにやめて、いろんな安倍首相に不利な情報を流し出して、別の自民党議員への首相のすげ替えをやり出しかねない。

 

安倍首相自身それを理解してないはずがなく、「味方になったら頼もしいけど、敵にまわすと心底恐ろしい方達」の機嫌を損ねるような事をするかというと…。

 

 

 

最後理由として「安という文字は、良いイメージもあるが、一般の人にとっては悪いイメージもかなり強い」というのがあります

安という文字は「安心」「安全」「安らか」というイメージもある一方で、「安値」「安売り」「株安」など、悪いイメージがわりと強い。

「光」みたいにプラスイメージしかない文字ならともかく、マイナスイメージ結構多い「安」という文字は、実際に過去元号採用された事もあったものの、今の日本のあまり先が見えない状況では「マイナスイメージがある文字はできれば使いたくない」という事で元号には採用されにくいと思います

 

 

こんな感じで、三つの理由から「安」の文字は次の元号では採用されないと。

 

 

最後ちょっとネタばらししてしまますが、実は一つ目の話は私が考えたのではなく、去年年末自民党の後援者の方に聞いた話を元に書いています

何十年も自民党の後援者として頑張っておられたその方とは去年末お話する機会がありました。

ただの酒の席ではありましたが、やはり来年(今年)の改元統一地方選挙の話になり、その時に「元号安倍首相名前文字を入れると、それで自民を叩きだす人間が出てきて、直後の統一地方選挙で一気に自民党対立候補達に票が流れかねない。来年(今年)の地方選立候補者達側から自民党上層部には「くれぐれも元号では間違った対応をしないように」と念を押して押して押しまくっていると聞いている」と語っておられたのです。

 

さすがに地方統一選挙の事をすっぱり忘れて元号安倍首相自分名前の中の文字を入れてしまい、それで直後の統一地方選挙自民党候補者落選続出となると、「自民党上層部は一体何を考えているんだ!!」と内部から激しい突き上げを食らい、安倍首相の党内での支持率が一気に落ち込む事になりかねないので、次の元号に「安」の文字が入る事はまず無いでしょう。

 

 

結局、元号がいざ発表されてみれば、「安の文字が入るとか騒いでたのは一体何だったの?」みたいな、そんな感じで終わってしまうと思います

 

 

最後に、個人的にわりと適当元号を予想すると、「光」や「輝」など、今の先の見えない日本を少しでも明るくしてくれるような「プラスイメージしかない文字」を一文字と、それが少しでも長く続くようにと、「永」「久」「長」のいずれかの組み合わせが次の元号になるんじゃないでしょうか。

 

 

2018-04-02

近所の選挙活動で見える庶民感覚

自民党候補

複数人で道の左右からチラシを伸ばしてくる。

そのせいで通勤中横に3人が歩けるはずの道が、1人しか歩けなくなる。

マジで邪魔

たぶん通勤とかしたことなくて、毎日送迎車がいたんやろなぁ…。

共産党

なぜか候補が1人だけで立ってる。

チラシも通り道には突き出さないでいる。

たぶん手を伸ばせば向こうも手を伸ばして渡すつもりなんだと思う。

ありがてぇ。

邪魔じゃない。

たぶん、こいつは通勤ラッシュ地獄知ってると思う。

俺と同じハゲだし。

2017-10-15

立憲民主党

大阪北部の町、高槻市に住んでいます今日枝野幸男駅前演説に来るということなので雨の中を見に行ってきた。

ちょっと説明しておくとこの町は大阪10区という選挙区自民維新、立憲民主の3候補が三つ巴で戦っている選挙区なのです。まあ自民党は強いですよね。維新大阪ではバカには人気があるし。以前は民進党だった辻本清美地盤ではあるけれど党のごたごたでどうなるのか。ネットでは高槻というのは左翼CITYのように言われるけどそういう土地です。俺も辻本は冷ややかに見てたし。

演説には小林よしのりが登壇していた。びっくりした。小林ネトウヨを育んだ人だと思っていたか辻本応援演説で喋るなんて有り得ないと思っていた。辻本とは意見の相違はあるけれど話ができる相手だと認めているらしいとは知っていたけれど応援演説に来るとは。

彼の演説面白かったですよ。米国追従日本はだめだという話で。こういう話は「日々の生活をなんとかして欲しい」と思っている有権者にはピンとこないかも知れないけど俺には面白かった。現政権に対するdisも交えた演説は、こういう才能もあるんだ、と思えた。

枝野演説は感動的ですらあった。彼の演説内容は、既に書き起こしなどあるから詳しく書かないけど、自民党に対して物言う勢力になってくれると思える感があった。だって安倍さんは好き放題やりすぎでしょう。憲法を軽視する人間憲法改正なんてさせられないですよ。盗人に刑法改正とかさせます

枝野辻本は反安倍的なことはあまりわず自党の政策を訴えて、代わりに小林安倍disるという構成面白かった。駅前ロータリーには見たことがないくらいの人が集まっていて拍手や歓声が鳴り響いていた。郊外衛星都市でこのくらいの人が集まってこの熱気って凄いことじゃないかな。自民党候補応援麻生さんも高槻にきたけどこれほどじゃなかったから。

明日安倍晋三自民候補応援演説に来るらしいです。どうなんのやろ。仕事から見に行けないけど。

2017-10-13

公明党支持者は自民党候補名前を書くのだけはやめましょう

https://anond.hatelabo.jp/20171006214503

の続篇です。

公明党支持者は立憲民主党候補投票しよう その2」となるところですが、それどころではないので変更するわけです。

どこぞの情勢調査によると、自民だけでも300近く取りそうな勢いとのこと。

嗚呼、また小選挙区制のせいで得票率3割台の党が6割の議席を抑える雲行きか。

自民だけで安定多数を確保する状況は、非常によろしくありません。

自民維新希望(の半数以上)で3分の2を取られるのは、きわめてよろしくない。

総体的右傾化に加担してきてしまった公明党がいまブレーキ役を外されたら、おそらく日本オワタな世の中が待っています

残念なことに、公明党候補小選挙区立憲民主党候補と正面衝突している関係で、公明党立憲民主党批判が激しくなっています

支持者はそういう話を見聞きして、あぁそうなんだな、と思ってしまうはず。

しかしそこで【小選挙区自民党に入れる】のだけは、ダメゼッタイ

そもそも公明党支持者のみなさんは、安倍晋三首相がいいなんて思ってないでしょ?

安倍首相のおかげで山口代表言動が際だつからいいとでも?

あんな不誠実かつ品格識見ともにアレな人物首相で、それをずっと公明党が支えているだなんていう恥ずかしい構図、もうそろそろやめましょうよ。

そうなると、自民希望共産しか出ていない選挙区公明党支持者に「共産党候補に入れよう」とは言えないのがつらいところです。

ほんとうは入れたほうがいいのだけれど、まぁ共産党共産党だし。

共産党の人たちのしたり顔を見るだけで虫唾が走るのはよく分かります

そういう場合は、せめて希望に入れることにしておきたいものです。

やむを得ない選択ということで。

まずは、手遅れになる前に、ひと呼吸おいて、考えてみましょう。

どうにしかして自民党を減らさないと、本気でヤバいですよ。

公明党議席を確保しつつ、自民党勢力を削ぐ。

それがいま、日本のため、公明党のため(学会員にとっては、なかんずく学会のため)に、あなたにできることです。

あなたがまだ投票していなかったら、間に合います

2017-07-02

投票に行く

都民のみんなはどんな感じで投票先決めてます

私の場合記載ときます

- 共産党候補:都政の話じゃなくて国政の話ばっか、共産党築地移転時の振る舞いも信用できず外す。

- 自民党候補経験からして平時なら選ぶ、ただ今回の選挙選では自民党にはボロボロになってほしい。ここらへん共産党に対する姿勢真逆だけど。保留。

- 幸福候補:エルカンターレ乙。大学在学時の宗教がバックについてるサークル連中のメンドサトラウマなので、外す。

- 都ファ候補小池さん勢力を増やせば、パフォーマンス用の出費は下がりますか?保留。

- 公明党候補地区的にアレなんで盤石。街宣がうるさすぎて、子どもが寝付きが遅くなったので恨んでます。外す。

- 無所属候補1:おっさん。掲げる政策のうち1つが嫌い。24時間働く社会は遠慮どす。外す。

- 無所属候補2:若者選挙戦に対するアンチ政策は、嫌なことは書いてない。そういう戦略か。供託金が返ってくるか心配。保留。

自民党には安倍おろしの勢いをつけてほしいので投票しない、稲田さっさと罷免しろよな。一番のリスクだろ、あいつ。

当選しても、政策実行力がありそう(議会の主流派になりそう)なのは都ファか。

子育て家庭としては、不愉快な街宣をしなかった人に入れるよ。当選しないだろうけど、選挙戦に対する評価をしないと選挙戦変わんないだろうし。

選挙後の議会がうまく進むだろうことを考えての投票大事だろうけど、わがまま投票するよ。

2016-07-15

というか、こんな不祥事があったから追い詰めて辞職させようって事象を眺めるだけで

水面下で何があったのか全く想定できないのよね

猪瀬→オリンピック決定と共にお役御免的な感じ

舛添→電通関係コンサル料とかいオリンピック費用横領報道があったすぐ後

だったからやっぱり何かあるんじゃないかと疑ってしま

しかもどちらかというと右というか、自民党候補だし

オリンピックの金で何があったのかってのがわからんと何も言えないわ

2015-11-02

選挙カーを待ちわびる老人(のような人)はいなくならないと思う理由

先日、『選挙カーがはた迷惑な大声で名前を連呼する理由を知った時のこと』という文章を書いた。

予想外の反響を得て、驚くとともに、うれしくも思う。

そもそも記事を書くきっかけとなったサイバーメガネさんも、さっそく内容をフォローするように

『無党派層はコスパが悪くて当てにならない』というエントリを書いてくださった。

なぜ、反響があったかといえば、おそらく、あの頃の自分と同じように選挙現場を見たことがなく、

「なぜ、反感を買うだけなのに、選挙カー騒音をまき散らしているのだろう」と疑問に思っていた人が多かったのだろう。

中には、「ああいうばあさんは、もうすぐいなくなるだろう」という趣旨コメントもあったが、僕はそうは思わない。

そもそも、あれはまだ橋本龍太郎総理大臣をやっていた頃の話だ。

まり、かれこれ20年近く前の話なのだが、その後も状況にさほど大きな変化はなかったことは、いくつかのブコメを見るだけでも分かる。

次の20年で変わるかといえば、そうでもないだろう。なぜそう思うかを、書いていこうと思う。

あの頃、「無党派層」という言葉はすでにメディアに登場していた。

wikiによれば、大阪府知事横山ノック東京都知事青島幸男当選するという「珍事」が起きた時に注目され、流行語大賞をとったそうである

その前に「日本新党ブーム」を経て、細川内閣誕生したころには、まだメディアではメジャー言葉ではなかったのか)。

無党派層に心情が近かった当時の僕も、「ああいうばあさんみたいなタイプの人は、いずれいなくなるのだろう」と思っていた。

だが、少なくとも20年程度では、いなくならなかった。

思い起こしてみれば、あの当時から、「応援しているのに、なぜウチのほうに選挙カーがこないのか」と苦情をいうのは、必ずしも年寄とは限らなかったのだ。


その渦中に身を投じてみれば分かるが、選挙というのは一種の「お祭りである

であれば、選挙カーという「神輿」は、自分の家の近所に来てくれたほうが楽しかろう。

お祭りというのは、参加する者にとっては楽しかろうが、部外者にとっては迷惑で騒々しいだけだ。ハロウィンを見ればわかる。

最近高知県では、新住民からの「よさこい祭りの練習の騒音がうるさい」という苦情が増えて、祭り伝統を守りたい人々は対応に苦慮しているらしい。

祭に参加して騒ぎたい人々と、外側にいて「うるさい」と感じる人とは、どうしても対立する。

それは、祭りルーツがどうとか、そんなこととは、おそらく関係がない。


僕はあの頃、お祭りに参加して盛り上がるのは年寄りのやることだと思っていた。

だが、実際にはそうでもなかった。

臭い祭りにはそっぽを向いても、なにか面白そうな新しいお祭りあれば、こぞって参加するという人たちが、世の中には相当程度いるのだ。

既成政党による「ドブ板選挙祭り」にはそっぽを向いている若者が、国会議事堂前SEALDs祭に参加したって、なんの不思議もない。

お祭りといえば、あの選挙事務所バイトをしていたとき幹部にわかに、ちょっとしたお祭り騒ぎになったことがあった。

総裁が応援演説に来てくれることになった」というのである

総裁とは誰のことなのか、僕はにわかに判じかねたが、それは当時、自民党総裁にして総理大臣でもあった橋本龍太郎のことであった。

事務所関係者は「総理」でも「首相」でも、ましてや「ハシリュウ」でもなく、「総裁」と呼んでいた。


総裁が応援しに来てくれるということは、つまり、その候補者選挙区を党本部が重視している証拠なのだが、、

事務所幹部が喜んだ理由は、それだけではない。

橋本龍太郎という人は日本の歴代総理には珍しく、その端正なルックス女性人気がきわめて高かった。

慶応大学在学中に第一期東宝ニューフェイスに誘われたこともあるというから、「政治家にしてはイケてる」というレベルではない。

当然、「集客力」も高く、事務所としては、願ってもない応援弁士なのである

今でいえば、小泉進次郎の人気が、近いものがあるのかもしれない。


当日は、それはもう「お祭り騒ぎ」だった。バイトも支持者も大勢駆り出された。

事務所幹部警察官やSPと打ち合わせに余念がなく、事務所の司令塔たる候補者の長女は、誇らしげな顔をしていた。

実際、当時の橋本龍太郎は、「本日、○時に、橋本龍太郎総裁が、応援演説に来られます!!」と呼びかければ、

制服女子高生までもが

「エッ、うそ!? マジ? こんなトコにハシモトソーリがくるの? じゃ、ちょっと見ていこうかな」

などと騒ぐほどの人気があった。


「もし、総裁演説している最中暴漢が襲いかかって、それをウチの先生が体を張って守って、ケガして運ばれたりしたら、明日新聞の一面になりますかね?」

「ああ。そうなったら先生は、もう当選確実だな。お前、いっちょやってみるか?」

僕らは、大分親しくなった事務所の下っ端幹部と、そんな軽口をたたいたりした。

定刻になると、ちょうどライブ最前列でファンを押さえるスタッフのように、バイト運動員群衆を抑えている前に、黒塗りの車列が到着した。

SPに囲まれながら降り立った橋本龍太郎は、思った以上に背が低かったが、確かに二枚目だった。

そして、さすがに、演説は「ウチの先生」より数段上手かった

「世の中には、選挙になると、消費税率は下げて福祉の水準は上げるなどと、夢のようなことを訴える政党もありますが、

私には、そんな魔法使いのようなお約束をすることはできません」

などと語りかけるイヤミ調子には、好き好きがあっただろうけれど。

当日、街頭には大勢の支持者が動員されていたけれど、それを上回る人々が足を止めた。

その人たちのうち、何人が実際に投票たかは分からないが、

たまたま橋本龍太郎握手する幸運に恵まれた人の中には、

それがきっかけで自民党候補者に投票したひともいるのではないだろうか?

だが、なにより、事務所に集う人々は、「総裁が来てくれた」「予想以上に人が集まった」という事実に興奮し、

ますます選挙運動にまい進するエネルギーを高めていた。

例のばあさんは、街頭には来ていなかっただろうが、

自分の支持する先生のために、橋本さんが応援に来てくれた」という事実に喜びを感じ、

ますます「近所の人に、投票してくれるように頼む」という彼女なりの方法で、お祭りを楽しんだことだろう。

お祭りには、共同体を盛り上げるエネルギーが、確実にある。


お祭りだなんて、とんでもない。選挙というのは、冷静に過去の実績や提示された政策比較検討して、適切な候補者投票すべきだ」

という人もいるだろう。それは、おそらく正論だ。

だが、そういう正論を唱える人たちが、政策とやらにどの程度つうじているのか。

数多ある課題の、すべての軽重を判断して、どれが適切な政策判断することが、果たして可能なのか。

それに、どんなに「政策」が素晴らしかったとて、口先だけでは何とでもいえる。

政策はもちろんのこと、きちんと有権者に呼びかけ、汗を流している人を選ぶべきではないのか、という話にもなる。

そもそも政策など判断しかねるという大多数の人は、「難しいことは分からないけれど、あの人ならば大丈夫」という人に、判断を託すことになろう。

そして、「あの人=政策作成判断し、実行する人」というのは、つまり権力者」だ。

かつての世の中では、文字通り血で血を洗う抗争をくぐり抜け、数多の屍の上に生き残った者が権力を握ったのだろうが、

そんなことで無闇に人の命が奪われるのはよろしくないということで、選挙というお祭り権力者を選ぶようになったというのが、つまり民主政治なのだと思う。

権力者自分が選ぶ。ワクワクするようなお祭りだ。

「あの、お偉い先生も、私の一票があるから、大きな顔をしていられる」「私の一票のために、頭を下げてくれる」

そのことに喜びを感じられる人が、選挙というお祭りに参加する。

選挙カーを待ちわびる老人(のような人)とは、そういう人たちではないかと思うのだ。

そして、「お祭り」を利用して権力上りつめようとする人間は、冷めた傍観者たちに参加を促すよりも、

お祭り気質」な人たちを盛り上げることに注力した方が、効率が良いことを知っている。


時に、「権力者」という個人ではなくて、「戦争法案をつぶす」とか、そういう思想だが理念だか、そんなようなものを「ご神体」にしてお祭りが催されることもあろう。

多分、それがSEALDsだ。

彼らは初期の目的を達することはできなかったが、多分、世の中を意図的に動かそうと思えば、お祭りのような手段を使ってエネルギー結集することが必要なのだと思う。

そんなこととは関係なしに、僕らから全く見えないどこかで、いつのまにか物事が決まっていく世の中は、多分、今の世より住みにくかろう。

僕はそんな世の中に住みたくないし、世の多くの人が、そう望んでいると思う。

から僕は、「選挙カーを待ちわびる老人(のような人)」は、そう簡単に消えないと思うのだ。

消えるべきではない、といえるかもしれない。


選挙のやり方は変わっていけば、騒音をまき散らす選挙カーのような方法は使われなくもなるだろう。

しかし、それはたぶん、「場所形態を変える」だけのことだ。

物理的な騒音は減るだろうが。


選挙ではないけれど、今もネットでは、「炎上」という名のお祭り騒ぎが日夜開催され、それに参加する人もいれば、眉を顰める人もいる。

僕の粗末な頭では具体的に想像できないけれど、仮にネット選挙が今より進化したとしても、

選挙カー連呼とは違う種類の「騒音」に悩まされ、うっとうしくなる日がくるのだろう。



ところで、僕はハロウィン仮装して参加したことがない。今後もたぶん、参加することはないだろう。

だが、心の片隅に、あの、屈託なく仮装して楽しんでいる人たちを羨ましく思う気持ちがないかと聞かれると、全くないとは言い切れない。

追記

選挙カー名前連呼する事象について言及すると「そもそも公職選挙法規定されているから、それしかできないのだ」とブコメトラバでご教示くださる方がいる。

親切には感謝するが、ことの本質はそこにはない。

仮に、連呼以外のことが認められ、選挙カー政策を訴えだしても、「うるさい」と思う人は「うるさい」と思うだろうし、

走り回る選挙カーから、「政策に興味のある意識が高い有権者」の判断材料になるほど意義のある複雑な内容が訴えられるとも思えない。

それでも、少なくとも現状では、支持者にアピールするために、選挙カー騒音を挙げて走り回ることだろう。

2015-10-30

選挙カーがはた迷惑な大声で名前連呼する理由を知った時のこと

サイバーメガネさんの「政治・選挙業界の闇の用語集」 というエントリを目にして、学生時代東京都議選候補者事務所で働いた時のことを思い出したので、つらつら書いてみる。

その自民党候補者の事務所で働き始めたのは、べつに支持者だったからではない。

しろ、当時の若者の常で「それほど政治に興味はないが、しいて言えば左寄り」だったと思う。

なのに、なぜ働いたかといえば、単に友人から「とっぱらいの、面白いバイトがある」と紹介されただけの話である

9時から18時まで日給1万円、延長の時は時給1000円、半日しか来れないときはそれでも良い、しかも昼食付きという条件に魅力を感じて、

選挙公示日の2週間前くらいから、そのバイトはいることになった。

なお、現在選挙事務所が、ウグイス嬢などの特殊技能を持っていない単純な運動員バイトとして雇うのは、公職選挙法で禁じられている筈である

当時の規定がどうだったのかは、よく知らない。

ただ、バイトにいった初日、「外で何か聞かれたら、○○事務所ボランティアですと答えるように」という注意があった。

あと、昼食は無料弁当が出たのだが、なにか帳面のようなものに、弁当と金額が書いてあって、サインをさせられたが、

あれがどういう書類だったのか、記憶が定かでない。

それでいて、とっぱらいの一万円をもらうにあたって、なにかにサインしたり、書類をもらったりすることはなかった。

仕事は、荷物を運んだり、連日どこかの体育館集会場で行われている個人演説会の会場設営や後片付けをしたり、街頭演説交通整理やビラ配りをしたり、

要するに雑用だった。

応援にきた時の首相に道を開けるため、群衆を抑える、みたいなこともあった。

あと、選挙カーの通れない細い路地を、候補者を先頭に自転車で走り抜けながら支持を訴えて走り回ったこともあった。


候補者のあとを、背中候補者名や政党名を書いた「のぼり」をたてて路地を練り歩いたりもした。これは、内部で「桃太郎」と呼ばれていた。

桃太郎」には「先発隊」が出されることもあった。

あらかじめ、候補者の一群が来る前に、支持者の家に声をかけて、表に出て先生に声をかけてくれるように頼んでおくのだ。

候補者が自ら支持者の家にいったら、公選法で禁じられている「戸別訪問」だが、あらかじめ支持者が公道に出ていれば、そうはならない。


告示日がすぎて、ドタバタと忙しくなっていたある日、印を付けられた地図を渡されて「ここのお宅にいって、先生ポスター剥がしてきて」と頼まれた。



普段も街中で政治家政党ポスターを見かけるが、選挙期間中は指定された掲示板以外にポスターを掲示してはならず、

そのほかのもの剥がしておかなければならない。

実は、告示日が来る前のバイトの主な仕事として、選挙区自転車で走り回ってポスターをはがして回る、というのがあったのだが、

それでも「見落とし」というのは当然ある。

そのまま、掲示をしていると、その筋(たぶん、選挙管理委員会から警告のファックスがくるらしく、

その時は、大急ぎでバイトポスター剥がしに駆けつけるのである


指定された場所は、ゴミゴミとした「アパート」というより「長屋」とでもいったほうが似合うような、古びた木造集合住宅が密集した地域であった。

今でも、東京東部には案外そういう建物が残っているが、当時は今以上に、そういう地域が多かった。

その雰囲気は、サラリーマン家庭が圧倒的多数を占める、いわゆる「ベッドタウン」で育った大学生にとって、

物珍しさと一抹の不安を呼び覚まさせるに十分だった。


問題ポスターは、その木造長屋の二階の雨戸の戸袋に貼ってあった。

から乗り出さなければ、張ることも剥がすことも不可能場所だ。

マッチ箱のような大きさの昔ながらのドアチャイムを押すと、引き戸を開けて出てきたのは

絵に描いたような「下町のばあさん」だった。腰がかなり曲がっていた。

来意を告げると、「ああ、そう。剥がさなきゃいけないのは知っていたけれど、あの場所じゃ自分でできなくてねえ」と言われた。

以前、事務所人間が貼りにきたものらしい。


二階の窓から身を乗り出して、ポスター剥がし終えると、ばあさんが冷たい麦茶を出してくれた。

ありがたくいただいていると、ばあさんがこんなことを言った。

「お宅の先生、ちゃんと頑張ってるの? こっちの方、まだ全然選挙カー来ないじゃないのよ。KM党とKS党ばっかりよ」

僕は思わず、ばあさんの方をじっと見た。選挙カーが来るのを待ちわびている人を、人生で初めて見て、いささか驚いたからだ。


「あたしゃね、SK学会とか、KS党とか、大っ嫌いなのよ。だからお宅の先生にも頑張ってもらわなきゃ。あたしも知り合いに投票してくれるように頼んでんだからさ」

ばあさんの言うことは、政策がどうとか、そんなこととは関係ない次元ではあったけれど、でも十分筋が通っていた。


あんな騒々しく名前連呼して支持者の獲得なんてできるのだろうか、むしろ逆効果じゃないのか、と、それまでは漠然と思っていた。

だが、選挙カー目的は、そんなところにはなかったのだ。

世の中には選挙カーがこないと「先生、ちゃんと頑張ってるの?」と心配する支持者がいるのだ。

そして、その支持者が、さらなる支持者を獲得するために動いてくれるのだ。

もともと、候補者ことなどろくに興味がなく、選挙カーが来たら「うるせえなあ」としか反応しない層の反感によるデメリットよりも、

「ああ、先生、頑張っているなあ。あたしも頑張らなきゃ」というばあさんの意識に呼びかける効果のほうが、大きいのであろう。

世の中の仕組みをもう一つ知れた気分になって、いささか感心しながら事務所に戻ると、事務所の司令塔でもある候補者の長女に「ごくろうさま」と声をかけられた。

そして、彼女は、笑いながらこんなことをいった。

「あのあたり、ゴミゴミしてほんと汚いでしょう? いっそ地震でも起こって全部燃えちゃえば、再開発でもできるんでしょうけどねぇ」

彼女の父親の地位は、その「ゴミゴミしてほんと汚い」ところに住んでいるばあさんたちに支えられている筈であるのだが、

彼女にとってそこは、さっさと燃えしまえばいい場所のようであった。

もともと冷めた目でこのバイトをしていた上に、さらに「軽蔑」の気持ちが加わったのだが、それはそれとして、バイト代は魅力的だったので、僕はその事務所に通い詰めた。


そういえば、投票日当日、事務所の整理などの仕事があったので、やはりバイトにいったのだが、

そのとき事務所の「コールセンター」で、女性たちが支持者名簿を片手に電話をかけまくっていた。

女性たちは、「○○事務所のものですが、本日選挙投票にいかれましたか? 大事選挙ですので、ぜひ投票なさってくださいね」などと呼びかけていた。

「○○候補への投票をお願いします」と当日に電話で呼びかけてしまうと、公選法違反になるということだった。

事務所幹部たちは、1時間ごとにだされる投票所ごとの投票者数が記された紙を見て、「○○地区の出足がおそいなあ」などと言いながら、

女性たちに「○○のほうを強化して」などと、電話をかける先を指示していた。


結局、その候補者当選した。開票速報が流れたときにも事務所にいたのだが、それはもう大層な盛り上がりようだった。

関係の深い人々はもちろんのこと、つい一か月ほど前に縁をもったばかりのバイトの大半も、それなりに興奮していた。

一月の間、同じ目標に向かって働くことによって生まれる一体感が、その興奮を生み出すエネルギーの源泉となっていたのだろうが、

先の一件で事務所軽蔑の念をもっていたので、心の中ではかなり冷めた目でその光景を見ていた。

表向きは、その歓喜の輪に加わって、翌日に行われた祝賀会でも、随分ご相伴にあずかって、ビールやら桶の寿司やらをしこたまいただいたけれども。


このとき、結局、一月で20万近くを稼いだ僕は、その資金海外へと貧乏旅行に出た。

インドで、現地で知り合った人に

「この国は世界最大の民主主義国なんだけれど、まだまだ文字が読めない人も多いので、

選挙投票用紙には政党マーク印刷してあって、それに印をつけるんだ」という話を聞いて、

選挙ってなんだろう」と考えたりもした。


あれ以来、選挙現場に直接かかわったことはないが、選挙の季節が来て、候補者名前連呼する声が聞こえると、

ああ、この辺りに、あの候補者支援者が住んでいるのだろうか、などと考える。

選挙は一度も棄権したことはないが、選挙カーによる名前連呼は、僕の投票行動はいささかも影響を与えていない。

追記

選挙カー名前連呼する事象について言及すると「そもそも公職選挙法規定されているから、それしかできないのだ」とブコメトラバでご教示くださる方がいる。

親切には感謝するが、ことの本質はそこにはない。

仮に、連呼以外のことが認められ、選挙カー政策を訴えだしても、「うるさい」と思う人は「うるさい」と思うだろうし、

走り回る選挙カーから、「政策に興味のある意識が高い有権者」の判断材料になるほど意義のある複雑な内容が訴えられるとも思えない。

それでも、少なくとも現状では、支持者にアピールするために、選挙カー騒音を挙げて走り回ることだろう。

なお、この文章に続く考察は、以下に記しておいた。

「選挙カーを待ちわびる老人(のような人)はいなくならないと思う理由」

2015-05-19

会社政治の話をするのはNGだと思うんです

50代の自称MBA(Fラン)が隣の席の大阪出身の人(数学の才能が超人レベル)に住民投票のこと聞いてた。、

職場に「政治思想」の風味が存分に出るようなこと話題にすんなよ禿げって思った。

その大阪の人は国会議員秘書経験もある人だからF欄もその経緯で知りたいこともあるんだろうけど、

「どっちよりなんです?」とかどっち支持かを聞くようなもんは、本人が自民会派だったから答えが予想できてる反面、

反旗を翻す答えなんかでると面白いのかもしれないが、企業職場じゃ「NG」って気づかないのかな・・・F欄はぁ・・・

候補者支援演説はたくさんされてたんですか?」「運動すごかったですね」「大阪の人たちでどういう気持ちなんでしょう」

そういうありきたりの質問攻めしてたけど、もう国政の現場から離れていて今の仕事一生懸命やってるんだから、あれこれ詮索すんなよって思った

ゴシップ集めばっかりのやつが多くて、議員秘書議員に担いでもらうにはを聞く人はいなかった。

自分の聞いておいて宮城あたりから自民党候補で出れば何かあったか・・・

ということを考えたけど、まぁ全部過去が~関係ない。

明日のことを考えよう

からもう寝ましょう

2014-12-18

とある地方公務員地方国政選挙について書いた

お久しぶりです。かつて増田ブログを書いていたとある地方公務員です。

公務員だけど、公務員残業代問題に潜む高齢者問題

http://anond.hatelabo.jp/20120922164617

とある地方公務員が日々思ったことを10コラムに分けて書いてみた

http://anond.hatelabo.jp/20121012225331

とある地方公務員生活保護について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121013233222

とある地方公務員日本共産党について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121015233513

とある地方公務員防災について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121022220611

選挙も終わり、案の定自由民主党が最大多数を獲得して、これで安倍政権長期政権が見えましたね。

これが果たして、これから日本にとって良いことなのかどうかは今後注視しなくてはいけません。

この数年で公務員という立場から安倍政権アベノミクス国土強靭化地方創生、など書きたいことがたくさんあるのですが、今回は最近話題となった選挙について書いてみたいと思います

今回は選挙を通じて、自民党民主党共産党について書きました。

なお、思いつきでズラズラ書いていますので、その点は悪しからず・・・

地方選挙自民無双 合言葉は「比例は公明

都市部では維新の党次世代の党、などニュー政党選挙活動を展開していましたが、基本的地方国政選挙自民党の独壇場で、対抗できるのはほとんどいない状況です。

対抗するはずの民主党地方にそもそも組織を持っていない(弱い)ので、頼みの支持基盤である労働組合自治労日教組部落解放同盟といったところが動くわけですが、

いやはや、自民党を支持する組織はあまりに広く農協商工会議所系、青年会議所などなど、当然自民党には青年部青年局も組織しており、役員

たいがい地元中小企業町内会役員も兼ねているので、やはり強い基盤をもっているわけですよ。

そこに県議会市議会町議会村議会と末端までわたる議員をフル動員して選挙を展開するわけですから、圧倒的に組織力に差があるのですね。

そんな地方において強固な組織をもつ自民党が、さら創価学会事実上支持母体として存在する公明党と組んでいるので勝てるわけがないのです。

まさに「小選挙区自民党候補比例は公明党」という最強のタッグなのです。

選挙候補者がいないのもザラ

意外と思うかもしれませんが、候補者がいない、選挙カーに乗っていないなんて普通です。

候補者ベテランであるほど、自分選挙区お国家老の重鎮県議に選対を任せて、自分は若手の応援に行くと、奥さんが回るのですが、そこは先述の自民党組織力で候補者の穴を埋めるわけですね。

誰も選挙カーなんて見ないわけです。大事なことはその候補者カンバン、知名度なのですから別に本人が乗っていようがいまいが関係ないんですね。

民主党公務員労組自治労)の関係

皆さんご存知と思うかもしれませんが、役所組合は大きく2種類あります。一つが共産党系の組合全労連系の「自治労連」と民主党系(旧社会党)の組合、「自治労」に分かれます

ちなみに、公務員ほとんどはなんとなくみんな組合に加入して、なんとなく毎月組合費を払っているわけです。

んで、そのお金組織対策費という形でその組合が支持する政党に流れるわけです。いわゆる組合活動の延長線上の政治闘争というやつです。

だいたい、組合は先程の自治労連系と自治労系で内部対立をしていると思いますが、やはり、圧倒的に自治労系が強いのが相場なのではないでしょうか?

なので、組合書記長委員長ポスト自治労系が占める状態になるので、組合民主党系候補を応援するわけです。

そこで、自治労組合はどのように選挙応援をするのか??

金銭的な支援だけではなく、実際に動員します。

え、公務員選挙活動できないのでは?と思ったと思うかもしれませんが、これには抜け道があります

それは、自分の町意外で選挙活動に参加するという方法です。

具体的には、離れた町に組合活動として、泊まり込みでビラ配り、ポスティングポスター貼りをするわけです。

これは他の自治体でも行われているのではないでしょうか?

実際、民主党サポーターという形で組織を広げようとしても、いざ選挙となると動かない。

そこで、便りになるのは圧倒的に組合自治労日教組ですね。

公務員だろうがなんだろうが、組合活動の延長線上でやっているだけ、なのですから

このように実働部隊としての組合民主党になくてはならない存在です。なので脱組合を掲げるのは良いのですが

果たして民主党はそれで選挙が戦えるのか?と思うわけです。

最近民主党候補事務所スタッフとして働いたら、組合幹部が偉そうだったという内容だったと思いますが。

それはその通りです。というか、組合の専従って何であんなに偉そうなんですかね?笑

特に県の連合幹部となれば、もう。。。

民主党役所関係は今度また書きたいと思います

共産党は票がブレない、が深刻な高齢化問題

共産党については、じっくり書きたい(笑)のですが、選挙に限ると、本当に票がぶれないですね。

共産党支持者の9割は固めてきます、これは公明党も同じですが、やはり共産党ですね。

しかし、共産党支持者がどんどん高齢化していくという切実な問題を抱えています

なので、民青を使ってなんとか大学生オルグしたいわけですが、新規会員はあまりいないようです。

だいたい、親も共産党で、子も民青というようにだいたい共産党世襲?のように続くものですから

票がブレないというのは、裏を返せば、無党派層に浸透していないのです。

票を守るがゆえに、柔軟なことが言えない。気づく人も多いですが、共産党候補者はみんな同じ事を言ってますし。

演説スタイル、話し方も同じ、なんというか、自民党のもつ勢い、熱い感じというより、語りかけるような感じ。

なので、本当に党が中心にあり、あくま地方組織細胞なのだなぁとつくづく感じます

そして、小選挙区は別としても、比例区共産党に入れた人も多いのではないでしょうか?

共産党はなんだかんだで、現在日本政治における唯一の反自民党の受け皿になっているところに日本政治が行き詰まりを感じます

個人的には共産党地方必要だと思うし、日本においても必要だと思いますけどね。

ぶっちゃけ地方アベノミクスなんて関係ない

アベノミクスなんてあんまり関係ない。争点になりません。一応自民党候補者はアベノミクス宣伝しますが、あんまりわかっていない。

まあ、〇〇先生が言うんだから投票してるぐらいでしょうね。

昔のように新幹線が来る、道路が通る、ということが今はあまりできませんし、結局そういう政策うんぬんよりも目に見えるハードインフラ誘致

それが最もわかりやすいんですよね。

アベノミクスでも関係あるとしたら、第三の矢といわれる成長戦略でしょうね。

はいっても、地方関係ある農業分野でいえば、結局狙いは農協解体して、JAバンクの金が欲しいんだろ??と郵政民営化で苦しんだ地方民としては

思うわけですよね。これから、いろんなコンサル地方中山間地域に入ってきて「スキーム」「シナジー」という言葉をお年寄りにレクをすると思うと・・・

で、だからといって、今更「人からコンクリート」的な政策をしても、いかんせん人手不足なんですね。

なので、不落、不調続き。

はてさて、今後果たして再分配が地方の隅々まで行き渡るのか。。。

ということは選挙では議論されず、まあ、他よりマシと言う理由でやはり自民党ダブルスコアで勝っちゃうんですね。

今回の選挙はなんだったのでしょうか?

自民党支配という言い方が正しいかわかりませんが、果たしてアベノミクス地方の発展に寄与しているのか?

しろ、円安による物価高、追い打ちをかける消費税増税、など地方にとっては苦しくなるばかりです。

あと、下野して自民党が右に寄った感もあり、かつての自民党保守本流といわれた宏池会的な憲法から清和会系の改憲路線がもはや自民党を支配しているのも

不安な気持ちを抱きます

かつての自民党は、経済政策社民政策政治政策憲法の枠における解釈によって積み上げてきました。それが、スピード感、強力なリーダシップの名の元にバラバラにされました。

今の自民党ネオコンネオリベ的な感じもあり、ぶっちゃけ安倍さんアベノミクスを強調している割には、経済よりも頭の中は戦後レジームの脱却、亡きお祖父様の悲願を成就

が最も関心があるんじゃないかなぁと思い、地方創生もそんなにプライオリティ高くないんじゃないかと疑ってしまます

はいえ、しばらく自民党政権下、最も言えば安倍長期政権の下で我々公務員は働くのですから、十分に研究しなくてはいけないですね。

ありがとうございます

と、ほらね。結局散漫なレポートとなりました。だらだらの長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。

質問などがありましたら、ブクマコメントにてお願いします。答えられる範囲でお答えしますゆえ。

追記

ブログを始めました

とある地方公務員ブログ

http://toarukomuin.hatenablog.com/

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