大阪北部の町、高槻市に住んでいます。今日は枝野幸男が駅前に演説に来るということなので雨の中を見に行ってきた。
ちょっと説明しておくとこの町は大阪10区という選挙区で自民、維新、立憲民主の3候補が三つ巴で戦っている選挙区なのです。まあ自民党は強いですよね。維新も大阪ではバカには人気があるし。以前は民進党だった辻本清美も地盤ではあるけれど党のごたごたでどうなるのか。ネットでは高槻というのは左翼CITYのように言われるけどそういう土地です。俺も辻本は冷ややかに見てたし。
演説には小林よしのりが登壇していた。びっくりした。小林はネトウヨを育んだ人だと思っていたから辻本の応援演説で喋るなんて有り得ないと思っていた。辻本とは意見の相違はあるけれど話ができる相手だと認めているらしいとは知っていたけれど応援演説に来るとは。
彼の演説は面白かったですよ。米国追従の日本はだめだという話で。こういう話は「日々の生活をなんとかして欲しい」と思っている有権者にはピンとこないかも知れないけど俺には面白かった。現政権に対するdisも交えた演説は、こういう才能もあるんだ、と思えた。
枝野の演説は感動的ですらあった。彼の演説内容は、既に書き起こしなどあるから詳しく書かないけど、自民党に対して物言う勢力になってくれると思える感があった。だって安倍さんは好き放題やりすぎでしょう。憲法を軽視する人間に憲法改正なんてさせられないですよ。盗人に刑法改正とかさせます?
枝野や辻本は反安倍的なことはあまり言わず自党の政策を訴えて、代わりに小林が安倍をdisるという構成は面白かった。駅前のロータリーには見たことがないくらいの人が集まっていて拍手や歓声が鳴り響いていた。郊外の衛星都市でこのくらいの人が集まってこの熱気って凄いことじゃないかな。自民党候補の応援に麻生さんも高槻にきたけどこれほどじゃなかったから。