はてなキーワード: 攻略法とは
なろう小説によくあるゲームらしい世界で苦境に立たされたとき、多様なスキル・アイテムを意外な使い方をすることで切り抜ける、という展開を面白いと感じる。
1つの特殊能力を工夫して使いまわす、能力バトル系とはちょっと趣が異なる。
FF5の低レベル攻略記事を読んで興奮していた昔の感覚を思いだす。攻略法の一部はこんな感じである。
1~10位まで→ http://anond.hatelabo.jp/20150829093502
勝手に続くよ なんかオススメ度の割にあんまり短評がオススメしてないときもあるのは許して
ランキング | タイトル | オススメ度 | タイプ | 短評 |
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11 | 金色の文字使い | ☆ | 俺TUEEEE | 悲しいときー。チーレムだと思って頑張ってけっこう読み進めたけどヒロイン全然増えなくてスカした主人公の言動ばかりを読まされたときー。 やれやれ系主人公がチートを得て結果なぜかやたら態度がデカい。いちいちリアクションしてくれる異世界人の心の優しさを汲み取る小説である。 この主人公自分のコピーを見せたら態度がうざいとか言って躊躇なくぶっ殺しそうだな。中学生なら楽しく読めたかもしれない。 |
12 | ログ・ホライズン | ★★★ | ゲーム世界 | 主人公の影が薄くなるくらい魅力的なキャラを多数動かせるのはワンアイデアと雑な設定ではできない芸当。異世界から帰りたくなさそうな人たちが大半を占めるなろう界隈で帰りたい大人達をしっかり描写してるのも珍しい。 個人的にはやはりMMOゲーマーの皆さんに供贄の黄金#61を読んで咽び泣いて欲しい。 |
13 | 理想のヒモ生活 | ★★ | 異世界トリップ | そりゃまあ男だって好みの女性に甘やかされているだけで済むならそうしたい。だけどヒモと呼ぶにはあまりにも真面目すぎませんかね!?小市民的にはこのぐらいは頑張っちゃうだろうさがリアル。まあ勘違いクズ男延々描写されても困るけど、個人的にはもっと夢のあるハーレム生活してほしいかな。 |
14 | この世界がゲームだと俺だけが知っている | ★★ | 異世界トリップ | MMOネタは大量に出てくるし主人公も攻略法を知っているが、文章からはあんまりゲームゲームした感じは受けない。この作品のキモはそれっぽい元NPCキャラクター達(設定が適当なもの多数)である。主人公もなんかズレているし物凄い勢いで物語がとっちらかるのだが、なぜかキャラクターに愛着が湧いてくる。なんだこれは。 |
15 | マギクラフト・マイスター | ★ | 俺TUEEEE | 職人的な人の話のはずなんだけどすごい序盤からすごい最強な道具どんどん出てきてすごい主人公一人で世界がすごいヤバイ。あっこれ世界がヤバイなって感じるレベルのチートなんかなろう探してもそんなにないよ(たぶん)。 |
16 | ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた | ★★★ | チーレム | 適度にイベントをこなしつつ、きっちり定期的にイチャコラするって理想のチーレムこれじゃないかなあ?(主観)女の子に可愛くおねだりさせるのは反則。 聖女枠のアンジェラ(金髪・巨乳)とは序盤かららぶらぶちゅっちゅします。おのれニートめ。 |
17 | Knight's & Magic | ★★☆ | 俺TUEEEE | さっきは主人公一人で世界がヤバかったけど今度は主人公と仲間たちで世界がすごいヤバい。 あー^エースパイロット用の専用機作りまくるとか戦況にピンズドの局地戦用機作りまくるとか最高なんじゃあ~~ |
18 | Only Sense Online | ★ | VRMMO | どっちかというと異世界日常系に近いだろうか。決して文章は悪くないしキャラの造形は可愛いしスイスイ読み進められるのだが、なにせ他のぶっ飛んだ作品と比べてしまうとパンチが足りない。 逆に他の作品に挫折するようならなろう入門にどうぞ。 |
19 | 詰みかけ転生領主の改革 | ★★☆ | NAISEI | 主人公が子供すぎる?細けぇことはいいんだよ!内政するぞ! |
20 | 月が導く異世界道中 | 実はレビュー書き始めた時点で未読だった どこから読めばいいんだ教えてくれ五飛 あらすじは何も答えてくれない |
聞いてみるとスマホゲームでレアキャラどれだけもってるとか同時に何種類ものゲームを回しながらプレイしてるとかって話なんだが、それってゲーマーって呼んでいいのか?依存症の間違いだろ。
運と金しか物を言わないようなゲームを持ってきてゲーマーと呼ぶのはものすごく違和感があるし抵抗感がありすぎる。
音ゲーのマニアックレベルをミス無しでクリアするとかもわかる。
ロープレをとことんまで突き詰めて誰も知らないような攻略法やスキルを持ってるのもゲーマーと呼ぶにふさわしいと言える。
下手でも沢山のゲームをプレイしてて浅くとも広く知識をもってるユーザーもゲーマーと呼んでやりたい。
それなのに結局はガチャでキャラクター揃わなきゃ始まらないだけのゲームに金つぎ込んで最強チームつくったったとかふんぞり返ってるヤツがゲーマー?はぁぁぁ!!!????
そんなヤツにはタイガーアッパーカットくらわしてやる。
喰らえ!タィアパカッ
※追記
>同じクエストを何回も何十回も周回してキャラを集めて強化するゲームが流行ってるように思う
っていうトラバをもらったのだけど、進歩もないようなクエストを何回もクリアするのがやりこみ?
新しい要素発見したりスコア効率を突き詰めるために周回するのじゃなくてキャラのために周回をするのが?
サバ折りから二択迫ってピヨらせるぞ。ドスコイッ
※追記2
もう誰も読んでないかもしれないけど。
同じゲームを何度も周回すること自体は全然否定しないッス。ブコメ頂いた先輩方のゲーム愛は尊敬に値するっス。
ソシャゲでありがちな、やりごたえも作りたいけどだれからも金むしりとりたいという結果に簡単なクエスト死ぬほど周回させる苦痛を味あわせてガチャしたほうが安いって思わせようという思惑が見え見え過ぎるのがゲーマーがバカにされてる気持ちになって嫌なんス。
電王戦第2局の結末について微妙に間違った認識をもとにあれやこれや語ってる人が多いのでポイントを整理する。
→No
不具合周りで議論が隠れてしまっているが大きなポイントがあって
複数の有力な将棋ソフトでは直前の局面を先手(ソフト)側有利と判断しているが局面自体は後手良し。
長手順の先に先後の優劣が変わる局面はまだ現在のアルゴリズムでは苦手な模様。
今回は敵の王手に対しそれを指し手と認識できず角不成自体が存在しないものとみなして
次の手を読んでソフト側が次の手を指してしまったことによるものなので裁定自体は妥当と思う。
→たぶんNo
「不成を思考の選択肢から除外する」のと「不成を合法手と認識できない」は別問題。
前者は思考部にブレークスルーを起こしたbonanzaの実装がそうなっていたためか、
現在のモダンな戦略になっている。(個人的には探索量にそこまでインパクトあるかは疑問だけど)
おそらくStockfishという思考エンジンを利用する際に将棋用の合法手生成ロジックに不具合があったことが原因と思われる。
参考 : Seleneが反則負けしたようですが http://yaneuraou.yaneu.com/2015/03/22/selene%E3%81%8C%E5%8F%8D%E5%89%87%E8%B2%A0%E3%81%91%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8C/
→今回のルール上棋士に貸し出されたソフトに不具合があっても開発側は修正不可能なので事前に教えても修正できない。
卑怯云々は第1局のソフト側王手ラッシュに「美意識がー」とかつまらんクレーム言ってたのと同類だと思うけど
将棋をボードゲームとして捉えるか剣道とか「~道」みたいな精神性をもつものとして捉えるかで認識が変わってくるのかなぁ。
五分以上の対戦相手とみなしてとんでもない量の試行回数の末に見つけた弱点だろう。
個人的には人間敗勢の局面であれをやったとしてもスタンディングオベーションしたいと思う。
その辺の感想は
「もちろん嫌だ、という方を否定するつもりもない。将棋には様々な楽しみ方があっていい。いや、様々な楽しみ方をしてくださるからこそ、我々プロ棋士が食べていけるのである。」(c) 先崎学
http://news.nicovideo.jp/watch/nw1499999
で良いと思う。
若手が難易度高いゲームの攻略法を披露しベテランが終局時に涙を流すほどの意地を見せ。
QAサイトでこういう質問に答えているのは女ばかりで、まったく見当違いなことしか書いていないので奥手男側の意見を書くことにした。
20代後半 彼女いない歴=年齢。現役の奥手男という立場から恥知らずにも語る。
1.奥手男は臆病
女性が好意を持っていることは気づいている。でも勘違い男にはなりたくないから応えられない。
2.奥手男にボディタッチは遠回し
奥手男はボディタッチをされてもどうすればいいのか分からない。たまたま身体が当たっただけと思う。
「○○さんって格好いいですね」→これまで彼女がいなかったのに格好良いのはおかしい。
「○○さんってお酒強いですね」→酒に強い自覚なんてないよ。どうやって話を広げたらいいんだろう・・・。
「今度、遊びましょうよ」→連絡先も交換してないのにどうするんだろう。遊びって具体的になに?でも恥ずかしいから聞けない。
「どんなタイプの人が好きなんですか」→奥手男自身がよく分かってないので答えられない。そういうことを考えたこともない。
4.奥手男が本気だと受け取る言葉
「○○さんのこと好きなんです」→直球。奥手男は安心してOKを打ち返せる。
「○○さんの連絡先教えてください」→さらに具体的に約束を取り付ける。「今度の土曜日に一緒に(映画のタイトル)を見に行きませんか」
5.おまけ
男は匂いに弱い。
・男性が非喫煙者である場合は好意をもたれても喫煙女性を受け付けられない。(口臭に耐えられない)
・生理中の女性の匂いはそれほど気にしていない。むしろそれが好きな場合もある。(俺はそっち派)
・シャンプーの匂いには惹き付けられない。人間からそんな匂いが出る訳ないだろと俺は冷める。
奥手男を狙うならこれぐらいやらないと落とすのは無理。大変だけど頑張ってねー。
たまたま記事が目に入ってきたのですが、思うところがあったので書かせて頂きます。
当方関東のどこかに住んでいる二十代後半男で、歴史系ウェブサイトを立ち上げる為に頑張っているところです。
仕事柄いろんな場所に行き、地域の裏山なんかに眠っている中世の城跡の歴史などを調査する為に茂みの中に入って行く事が多いのですが、
中世の城跡、つまりかつて戦国時代に軍事拠点であった場所の地権者って、代々農業を営んでいる方が大変多いのです。
それはなぜか。
私自身の話が分かりやすいかと思うのですが、私の実家のお墓は地域の小高い山の上にあります。
地域に数件ある増田家の墓のみがその小高い山の上にあり、増田家以外の墓の多くが同じ地域の低地にあるお寺の敷地内にあります。
てっきり増田家は地域の爪弾きもので、いじめられっこだったのかと勝手に思っていましたが、
どうやらその墓地周辺が中世戦国末期の城跡の主郭付近であり、増田家はその城主だった、とのこと。
そして現在の増田家は、やはり農家。江戸時代は庄屋さんで地域でも裕福だったが、やはり農家。
なぜ農家になったのか?
仮に小寺家としますが、小寺家の重臣として召し抱えられて、現在の実家近辺の統治を任されていたとの事。
その小寺家は隣の隣の隣ぐらいの町を拠点とする赤松家(当然仮の名)によって追放され、
増田家は赤松に下り(前述の低地のお寺は赤松の菩提寺の末寺)、その赤松も
当時関東平野制覇を目論む小田原の後北条家にやがて下ることになる。
北条家は赤松家を頭としその地方一帯を統治する◯◯衆を組織し、
増田家もその◯◯衆のメンバーとして、引き続き実家付近を拠点に統治を続けたとのこと。
そして問題の小田原征伐。豊臣とその取り巻きにて小田原を包囲し、関東地方一帯の小田原方の城郭が同時に攻撃を受ける。
上杉・前田・真田に攻められた八王子城の惨状や、忍城の成田家の奮闘はこの時の事で、うちの実家付近の拠点は簡単に落城。
増田家の筆頭は小田原城に籠もり、◯◯衆として勇敢に立て篭った、のかもしれない。
そして小田原北条家は滅亡し、関東の統治ネットワークはそのまま徳川家に与えられ、関東には徳川の家臣が流入してくる。
元々関東のそれぞれの地方を統治してきた◯◯衆の大半はその際に潔く農業を取り仕切る庄屋層に転身し、
残りの一部は徳川への仕官を申し出てたりして引き続き武家である事にこだわり続けたとさ。
かくして、関東の大半の武士が農家になり、少数の徳川家臣による統治を受け入れた。
この話を土地の古老に話したりすると、忘れ去られていた「イエ」の記憶を取り戻したようで、いたく感動される方が多い。
また逆に、「当家は代々武士の家系で・・・。」といった方に話をすると、複雑な顔をされる方が少なくない。
身分は固定されたもので、名前とともに受け継がれるようなイメージを漠然と抱いている方に多いのですが、
「単に先祖が徳川方に付いて頑張っただけ」というストーリーに聞こえ、どうも「武士の家系」イメージに合わないらしい。
(ちなみにこれらは関東の話ですが、土佐の長宗我部と一領具足の結びつきが幕末の坂本龍馬の時代まで尾を引いた事を考えると、全国各地である事なのでしょう。)
この話を踏まえて、血筋とは何なのか。
「イエ」の物語やその教訓は代々守り伝える限り残るが、
遺伝的な意味での「血筋」がはっきりと出るのは数代の限りなのではないかと考えている。
農家さんの多くが確かに自分たち自身を「ただの百姓」と呼び、学も無く品格も無い、と自虐的に語るが、
失われた歴史をストーリーとしてお教えすると、生き生きと誇りを取り戻す。
しかしながらそれまで受けてきた教育は変わらないし、次世代に何を教え残すかも教育者としての自分次第。
ちなみに「農民」で一括りにされる事が多いですが、庄屋層は江戸時代からかなり恵まれた教育環境にあったとのこと。
うちのばあちゃんも地域で唯一女学校に行かせてもらえたらしく、単に士農工商とかいうファンタジーではくくる事が出来ない場合が多い。
家庭環境の違いは生まれによって確かにあり、教育の質は当然大きく変わってくる。
また、「武士の家系」という代々受け継がれる「イエ」の物語が作り出す誇りと自信も大きいのかもしれない。
千葉県の某所にやはり「武士の家系で・・・。」という誇り高き地主タイプの方がいらっしゃいました。
その方の家はやはり小田原北条家に仕えていたとの事でしたが、なぜか江戸時代を通して武家として、徳川から本領を安堵されていたとの事。
何だろうな・・・。と思い調べてみると、何の事は無い、北条家に仕えながらも徳川家と内通をし、小田原征伐では豊臣側に付く代わりに、本領安堵の約束をしていたという(うろ覚え)。
「武士の家系」物語が作り出す誇りというものも、割と中身の無いものである。
(ただし、これも一つの歴史であり、武家としての「イエ」の歴史を守る、という意味では尊い決断なのかもしれない。)
教育の質に関しては、言わずもがなであるが、近代的な教育と人材登用システムが構築されてからはそのシステムをよく理解している事が肝心なのは当たり前で、
教育水準の高い家には、良い教育方針と良い物語が備わっているのかもしれない。
「物語」によって得られた誇りを胸に、立身出世を志す感覚が備わっているかどうかは大きい。
教育の機会も家庭の経済状況などに左右されてきたが、時代とともに様々な仕組みが生まれてきた。
貧困を理由とした教育機会格差の問題は、薄められてきた。「志」の教育を出来ているかが大きいと思う。
最後に大事になるのが、攻略法教育。つまり「受験」というペーパーテスト人材登用システムの攻略法を伝授できるか否か。
現代の引きこもりの人々は、高い志を母親、あるいはテレビや漫画から植え付けられてきたのに、
攻略法を持たないのでその理想と現実のギャップで屈辱感にまみれて腐っていく。(かなりもったいないと思う。)
そして、教育とは代々受け継がれるもの。早く気づいた方が有利なのは、間違いない。
明治時代から気づいている家庭もあれば、最近気づき始めた家庭もあるだろう。
1: http://anond.hatelabo.jp/20140817034159
サクセスストーリーは始まらない。小説のようには。これは、生身の人間の記録だ。
話は少しさかのぼる。ぼくが中学校二年制三学期を迎えたころ。両親が離婚した。雨の日だったと思う。正確には、ぼくが離婚させた。
ぼくの父は、破綻を迎えるまでの十数年、ほとんどまともな職につかなかった。職にありついている時も金を家にいれないので、働いていてもいなくても同じだった。さらに男は、部落出身だとおのれを偽り、人権団体を傘に生活保護を認定させようとしたこともあった。それくらいには、どうしようもない男だった。ぼくの毎日のおかずがその男より少ないのも、ぼくを苛立たせた。
僕は中学に上がってしばらくすると、学業の意味をみいだせずサボりだした。家にいると、その男は、気まぐれにぼくを闇ポーカー屋や、パチンコ屋についてこないかと誘った。ぼくは、男の思惑については考えなかった。ただ、クズが出来る工場には興味があって、何度かついていった。そこでわかったことは、前者は場内で飲み物と食い物が只だった。しかし、必ず負ける。もう一方は、給餌がない。ただ、勉強すれば儲かるようだった。ぼくは研究を重ね、中学三年の頃には、その成果としてまとまった金を手にしていた。お金自体より、お金が増える仕組みを実践できているのが楽しかった。
一度、父にパチンコの攻略法を共有しようとしたことがある。そのとき彼は、ぼくの説明を聞くなり
と言い放った。餓鬼は夢を言うものだし、攻略法は確かに存在していた。血を分けたとはいえ、肉身との合意形成まで神は保証していないことを思い知った。ぼくは二度と同じことを口にしなかった。ぼくの手元にはいくばくかの金がすでにあったが、やはり出口はみつからなかった。
そんな折、転機が訪れた。父方の祖母が他界した。これが一家破綻を引き起こした。なぜか?父はできちゃった婚をしてこのかた、せっせと毎年、百万ずつ消費者金融に借金を作っていた。祖母は、このギャンブルによる借金を二年毎に内密に精算していた。その二年の精算周期を目前にして、祖母は死んだ。母があけすけにぼくに話してくれた。自転車は前のめりに急停止し、乗員はほうり出された。中学生にして人生はハードからベリーハードモードになった。その頃のぼくは、定期的に母に金を渡していたので、頼りはぼくだけだったのだろう。仕方なしにタネ銭のほとんどを母にわたし、祖母の四十九日の法要が終わったらみんなで出ていこうと提案した。暴力から逃げよう。貧しさも和らげることができるかもしれない。そして一方的に、ぼくは母の手をとり、家を出た。父を一人残した。金の重要性は再確認された。
十六歳になるのを待って、ぼくはアルバイトを始めた。解体工事、ピザの配達、飲食店調理、エロビデオ屋。スーパーのレジ。気持ちとは裏腹に、どれも長続きしなかった。三ヶ月もすると定形作業に慣れ、新しい事がしたくなる。気を紛らわすために、あいた時間で、頼まれていないのに段取りの効率化や改善をした。ポスシステムを無断で走破し、廃棄率や回転率を計算してオリジナルノートに映すのを空き時間の趣味とした。店長会の議事録を盗み見するのも日課になった。そういった業務に関係のないことを社員にやんわり諭された次の日が、だいたいぼくの自主退職日になった。金銭的にはじり貧だった。
いくつかのバイト歴を経て、最後に応募した求人が「PCオペレーター募集」という求人広告だった。その時代、地方都市でまだ見かけない求人だった。その頃にはぼくは開き直り、一つのアルバイトを六ヶ月で必ず辞める。そして、同じようなバイトはしないことに決めていた。コペルニク的回転により収支を安定させた。とりあえず生きていけるし、お金を増やす方法をよりもっと知りたかった。今回も、その怪しい求人の裏側を見てやるつもりだった。
面接に行くと、縦長のプレハブ小屋のようなみすぼらしい雑居ビルだった。中に入ると垢のついたソファに男が一人座っている。マネーの虎に出ていた堀之内九一郎のような風貌のスーツ男だった。その虎風の男は、釣り上がった眉で、自らを社長だと名乗った。アルバイト面接にもかかわらず、名刺をぼくに差し出す。話しぶりからも慣れていないのは明らかだった。口だけは達者なので、営業上がりだろうと推量した。
ぼくはその時代にしてはめずらしくパソコン先生だったので、すぐに採用が決まった。学歴にかかわらず。虎は、二人バイトが辞めるから明日からきてほしい、と言った。ますます怪しかった。ぼくは、いやらしい笑いを隠し、業務内容を聞きだす。男は壮大な事を奔放に話していたが、要するに、出会い系サイトのサクラが仕事だった。ぼくはとても面白そうだと思って、了解した。
入社して一週間で、ぼくは完璧なチャットレディーになった。しかし、完成された演技力とはうらはらに、客が異様に少なかった。ほかに事業もしていない。日商は大幅な赤字に見えた。でも、ぼくはノウハウを掴んで六ヶ月後にはやめるつもりだったから、それはどちらでもよかった。
「金が無い。来週払うはずの給料が払えない。どうやってもいいから自分で売上をつくってくれ」
と、通帳を手でひらひらさせながら虎はいった。漫画のような状況にぼくは少し面食らう。とりあえず事情を説明させた。
「じつはこの会社、きみが入社する一ヶ月前に出来たんだ。出会い系システムも他社から買ったものだった。彼らが送客を保証をするので二ヶ月で間違いなく黒字転換するという話だった。が、客がこない。約束が違うと納入元にかけあっていたが、そうしている間に、わたしの脱サラして得た運転資金も底をついてしまった」
虎は切なそうに泣く。額面どおりぼくの目の前でぽたぽたと涙する。社会は惨めな大人で満ちていた。
ぼくは、いくつかの方法を使って業界を調べた。社長の首根を掴んで、納入元にもいった。そこで話を聞くと、業者は、しなびた我らが虎から、すでに二百万の導入費用を支払わせていた。さらにシステム利用料として粗利の五割が毎月抜かれる。そのうえ、月々のサーバー維持費、合計十数万の支払いがまだなので、早く払ってほしいという。悪びれもせず。あとで分かったことだが、このころ全国的に、ヤクザのフロント企業が出会い系システムを詐欺同然に売りつけていた。上場しているあの情報通信企業も、元を辿れば同じ穴のムジナだ。
ぼくはだいたい事態がつかめた。それに加え、ぼくはこのビジネスに可能性を感じていた。だが、虎を救ってやる気は微塵もなかった。体面を保たない大人を、ぼくは嫌いだった。その後、給料の支払い日がやって来たが、予告通り給料の支払いはなかった。社長はぼくに、面談と称して言い訳をくどくどとする。ぼくは、うんうんと頷きながら話を無視し考えを巡らす。ふと、試しに揺さぶってみようという気になり、声を出した。
「なるほどー。でも社長も大変っすね。退職金使い果たして。さらにぼくが訴えたら、前科持ちでしょ」
そのまま、社長の眼球をぼくは下から見据える。張り付いた彼の眉・目・口。時間にして五秒。次の瞬間、彼の全ての部品がハの字に垂れ歪んだ。ぼくのほうも口元が歪むのを完璧には止められなかった。もう一押しする。
「わかりました、……じゃあ給料いらないです。そのかわり、納入元になんとかいって残りの支払い手打ちにしてください。その後、システムの引き取りを彼らに申し出るんです。サーバーをぼくにわたしてくれたら、それでこっちも手打ち」
――こうしてぼくは、くだらない会社をのっとった。
仕事の目的がストーリーやフレーバーテキストのように、他人事に感じる
ストーリーが面白ければやる気も出るが、そうでなければ作業ゲーになる
クエストの達成条件をあいまいに伝えられると、自分で予想する必要がある為、ストレスがたまる
自分以外のプレイヤーはたまにいる。同一チーム内にいることが多い。
他のプレイヤーと攻略法を相談したりもする(あのNPCの特徴は~とか。あのイベントのコツは~とか)
NPCには相談しない。同じ情報を何度も聞く羽目になる。スキップできない。
運営にイラつく。つまりは企業全体をデザインしている(?)経営層のこと
ゲームシステムを変えるようなことは出来ない
元増田の要望にはマッチしないかもしれないが、"日本語の作文技術" という本をお勧めする。この本を勧めるバックグラウンドに軽く触れておく。
唐突に高校時代の思い出を誰かに語りたくなったのだけど、最近は面倒くさい人がどこにいるかわからないから誰にも話せなかった。あー増田ってあったな。と、思って早朝に投稿した自販機の話がそう。
そのあと、以前の記事を読んでみた。元増田と同じでベタな炎上ねらいや Tips はなしで、1000 ブクマ数点、200~400 ブクマ程度ならごろごろある。
当時はブクマされる理由がわからなかった。読書は多くなく、学歴は低い。一般的に、良い文章を書くためと広く言われてる行為を俺は殆どしていない。高校時代は自販機から金を抜き取るような奴だったわけだし。
けど、今になって過去の文章を読み返すと、俺にこんな文章が書けたのか、と不思議な感動を覚えるものがいくつかあった。
自分ができる文章の書き方は、違和感を感じないようにするということだけだ。ちょうど、デッサンが狂っていないか左右反転して確かめるように、ラフから主線を読み取るように。スッとするような感じになるまで。前髪を整えたり、プログラムのアルゴリズムを一番綺麗にしようとするときみたいに。
何か基準があって、浮いている所がなくなるまで直す。その基準がどのようにして出来上がったものなのかはわからない。それでも、それをやれば他人受けしやすい文章になるのは結果から明らかだった。
ずっとその根拠を得られないでいたのだが、"日本語の作文技術" という本に、このスッとするような感じが全部まとめられていて驚いた。
思うに、内容だけで文章が評価されるには、新規性がなければ難しい。芸術性で評価されるには、独自のセンスがなければ難しい。それに比べると、基本的な読みやすさを洗練させるのは、あまり話題にならない割に楽な攻略法なのかもしれない。
定食屋の話とか「なんでも労働化」とか言ってるのはかなり的外れというか明後日の方角からまさかり投げてる感じよね。
「人付き合いを金に換算する」とかもそうだけど。
こういう考え方が自然にできる人間って小学、中学、高校、大学と宿題、課題、レポートを当然のごとく誰かに任せるなり頼るなりしてきたのでは?と思ってしまう。
逆にこういう考え方できる人は「算数の問題わかんないからやってくれない?」とか「経済学のレポート何書いていいかわかんないから見せて」と言われて場合に
「人助けだ。30分ぐらいでやったもので人助けできるなら喜んでやろう!」となるのかな?
いや実際助けてくれる人もいるのかもしれないけど、喜んでやってる人はほぼ0でしょ?断れないだけでしょ?
これが社会に出てその人が仕事でしていること、つまりはそれでお金を稼いでいることに対しても同じ感覚で「ちょっとやって」って言えるのはどういう神経なのかと。
社会に出たなら「分からないことを訊く」のと「出来ないことをやってもらう」のはほとんど違う次元でしょっていうのを理解できないのはニートなんですか?
http://anond.hatelabo.jp/20140723012105
とかが酷いんだけど、プロとか関係ないと考えている時点で多分この人はなにもできないアホなんだろうなぁ...と。
プロだからこそいい加減な仕事はできないし、安請け合いもできないんだよ。
現実問題知り合いから頼まれたら断りきれないこともあると思うし、元増田の人もそれなりに折り合いをつけて生きてそうな気もするけどね。
で、結局いくら勝ったの?パチンコなんて10年くらいやってないし、今後もやる気はないんだが。
攻略法に嘘が多すぎるというのは知っている。と言うか攻略法信じてない。
具体的に書けとは言わんが、ちょっとどんな感じか言ってみ。
パチンコ・スロットは勝てるのか。そんな問いを今更議論する必要なはい。答えは勿論、「勝てる」
ネットで調べると無料のモノから胡散臭いメルマガ会員だの課金のまで山ほどハウツーは出てくる。
本当に勝てるならばその方法は独占するだろう、というのは一般論
実際には彼らの殆どはウソなどついてなどいない。本当の「勝ち方」を共有している。
パチンコ・スロットの勝ち方がタダで公開される理由は3つある。
1つ目として、パチンコ・スロットファンのうち大多数は「既に勝ち方を知っているのに実行できない」がゆえに負けているという現状があるからだ。
時間的・金銭的制約ゆえに勝てる立ち回りを実行できない人と、いわゆる依存症でマジでカラダが言うことを聞かない人たち。
みな、どうやれば勝てるのか、あるいは何故自分が負けているのかを常識のように理解している。理解してなお負けているのだ。
従って今更勝ち方をネット上で公開したところで、何も今までと変わらない。
2つ目、パチンコは客VS店の構造であり、パチンコホールは全国に数多くあるため実質ライバルの数は大した差にはならないということ。
3つ目はパチンコ・スロットで稼げる金額というのには限度があり、また、パチンコ・スロットを打つのは結構な重労働であるということ。
未だにパチンコ・スロットのファンは多い。雑誌の情報をまるごとコピペしただけのブログがアフィリエイト収入で一財産作れてしまうとか。
毎日朝から晩までホールで打って打ち子も使って1ヶ月100万行くか行かないか、なんて生活をしていたら安定した副収入は魅力的だろうと個人的には思う。
これとは別に、専業パチプロは孤独なため社会的承認を得るため、自己満足として「他人のために」ブログや情報系のサイトを運営しているケースも少なくないと感じる。
そんなワケで、ネットに共有されている「勝ち方」は書かれている理由があります。その通りにやればパチンコもスロットも絶対に勝てるんで、みんな信じていいですよ。
逆に、無料で手に入る以上の情報はおそらくこの世界には存在しない。
しかし、参加者の申し込みが少ないためか、当初予定されていた場所がキャンセルとなり、他で開催される街コンと合併することになった。
メールでは、より大きな規模の街コンにしたいと書かれていたが、これは間違いなく嘘であり、参加者を集められなかったからだと推測。
参加してみればわかることだが。
そして街コン開催当日、受付場所に行ってみると、案の定人は少ない。
つまり、予想通りということだ。
最近の街コンは頻繁に行われる為、参加者が分散して集まりにくい。
しかも、値段も安くはないため、毎回毎回参加できる人は少なく、過疎化が進んでいる。
これは2014年に顕著にみられるようになった。
さて、町コンに参加して思ったのが、ちょっと失礼な言い方になるが、女性の質は落ちている感じが見受けられる。
2012年というのは、一番ブームだったころで、流行りに敏感な女性が多く参加していた。
ところが、2014年となると、ブームは去った感が出てきており、女性の参加者がなかなか集まりにくくなっている。
逆に男性の参加者は増えており、男性のみキャンセル待ち・・・という街コンも多々出てきている。
2013年と変わったことは、服装がオシャレな人が増えたということくらい。
というのも、運営側が非常に進行が下手で、開始時間になっても一向に始まらない。
ようやく始まったのが、開始から40分後で、料理は出ないは狭いはで最悪だった。
普通は、開始40分後くらいから席移動があり、1時間後に強制的に多店舗に行く・・・というのが、街コンの流れである。
しかし、開始が遅れ、かつ進行が遅く、料理すらでないという最悪の状況に、不満を感じる人が続出。
私もそのうちの一人だ。
2店舗目。
これがまた物凄く狭い店で、またもや進行が遅いスタッフ。
正直ありえない。
また、最初に割り振られた席で、前の女性と楽しく会話していたのだが、急きょ席移動をさせられ、地獄の席へ。
とりあえず会話を試みるも、返事が「はい」「そうですね」など、会話のラリーをする気がない。
席移動をしたかったが、狭いうえに、スタッフが無能なため、何もできず。
そのまま3店舗目へ。
席はそこそこ広く、料理も出てきた。
1店舗目、2店舗目では連絡交換が全くできなかったが、ここでは5人の女性と番号交換できた。
そのため、街コンに参加を考えられている方は、是非ラインをインストールしてほしい。
そして、街コン終了になり、先ほど連絡交換をした子の一人とコンタクトを取り、一緒に食事を食べることになった。
正直、ここまで運営がしょぼかったのは初めてで、初参加の人は気の毒だった。
とはいえ、やはり女性とのアドレス交換はたやすく、出会いを求めに来ているのだから、2次会に誘うのも容易い。
もちろん、これは女性側も同じ。
こういう詐欺で警察が対応してくれないのは、警察の怠慢だよね。
こう言われて追い返されたらしい。
これって、検挙率を下げたくないから、被害届を出させないっていう水際作戦だよね?
こういう不正って警察だけじゃなく、公務員はみんなやってると思う。
公務員がサボるのは納税者の損だから、もし賛同者が多ければ、こいつらを監視するweb&スマホアプリ作るわ。
今考えてるのは、役人に嫌な思いをさせられた時に、場所と担当者の実名と内容を入力すれば投稿できて、その集計が出るアプリ。
警察だと監査官ってのが居て、そこに警察の怠慢を通報できるらしいけど、監査官も役人だから取り合ってくれない事が多いらしい。
その時は、監査官の対応を追加で投稿できて、ユーザーはそれを確認できるから、あらかじめ役人がどう動くか学習した上で役所を使える。
労基署なんかも取り合ってくれない事が多いので、このシステムが役に立つはず。
集まった情報はwikiみたいなシステムで攻略法としてまとめられるようにしたら良さそう。
第一回の投稿 まとめブログを3ヶ月運営してみてわかったこと。月300円稼ぐ男
http://anond.hatelabo.jp/20130331122344
第二回 まとめブログを5ヶ月運営してみてわかったこと。月2000円稼ぐ男
http://anond.hatelabo.jp/20130506232644
前回 まとめブログを8ヶ月運営してみてわかったこと。月3000円稼ぐ男
http://anond.hatelabo.jp/20130828105304
2chまとめブログを1年運営して、とうとう1年が経過してしまいました。
ユニークユーザー数は1日1万超え、PV3万超えを達成しました。
前回までのUU数を考えると5倍以上の伸びです。
参考↓↓
(5ヶ月目の時点では2000/day)
前回は月3000円の広告収入でしたが、今ではなんと月60000円です。
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ。
アクセスが伸びたと思ったら、広告収入はそれ以上に伸びていた……!
一気に戦闘力が増えたのか、検索でも上位表示が多くなり結果としてアクセス数は増えました。
前回までクッソ低かったCTR(0.04%)が0.4くらいまで回復しました。
あと、300×250サイズのでっかいのを貼ったら広告効果アップ!
CTRが低かったら、色々試してみたほうが良いです。
恋愛系の記事に特化しているので彼氏、彼女といったワードへの検索がかなり強いと思います。
(パワーがつけば雑談メインのが窓口広そうですが)
アマゾンアフェリエイトとは、あまり相性が良くなく物販系のアフェリエイトは敬遠していたのですが楽天は売れてます。1万円くらいになってます。
購入物は、楽天トラベルなど、カップル旅行だったり彼女へのプレゼントだったり(なぜか男性ばかりで、女性は楽天で買わないww女性にとってプレゼントをネットで買うのはご法度なのか?)釣具だったり(明らかに趣味やろ)プロテインだったり(筋トレ!?)なかなか興味深いです。
ただ、1%しかバックないので、アマゾンの3%が羨ましいですね。
個人的なブログもやっているのですが
そちらはCTR1%以上です。
どういうことなの……
恐らく、英会話などに特化しているため
広告がマッチングしやすく(ていうか、英会話関連の広告しか出ない)
1日30人くらいしかこないのに、200円~300円入ります。
ほったらかしで6000円! 月6000円稼ぐのに3ヶ月かかってた2chまとめって一体
というわけで、個人ブログを30記事くらい作って
1個6000円でも、10個作ったら6万円じゃないか!
個人ブログの時はワードプレスか、FC2あたりがオススメです。
・2chまとめ1年やれば月6万円は逝くかもしれない
・月30万で専業ですって人は何年やってるんだよハゲ
・アマゾンアフェリエイトはムズい。A8ネットのアフェリエイトはマゾ級の難易度
・週末起業でらくらく月3万! は嘘
・小中学生でも稼げるというのは本当。
以上です。
「もうクッキークリッカーはやりたくない。焼くのに疲れたし、マウスも壊した。おまけに会社も辞めることにしました」
そう語るAさん(40代)は、元クッキークリッカーランカーだ。かつては毎秒クリックし、秒間500京を生産していたことも。そしてクッキークリッカーオタクの間でも一目置かれていた存在だった。しかし、あることをきっかけに精神的不調に陥り、うつ病と診断され、現在は務めていたIT系の会社を休職中だという。
「会社の飲み会の席で『Aさんってクッキークリッカーに詳しいんですよね』と女の子たちに聞かれて、僕のおすすめを教えてあげたんです。最短の攻略法、BBAの人柄、コスパなど様々な側面を考慮して、女子向けのいいプレイ方法です。またオタ方面からのクッキークリッカーのニューウェーブ系の「まどマギクリッカー」もわかりやすく教えてあげた。開発者のOrteil氏に僕の紹介だと言えばリプくらいは返しくれるんじゃないかとも言いました」
Aさんにそんな話を聞いてきたのは会社の20代の女性社員3人だった。だが翌日、会社のランチルームに入ろうとした時、彼女たちがAさんの話をしていたという。
「酷いことを言っていたんですよ。『クッキークリッカーぐらいであんなに得意になれるって終わってる』『彼女もいないし、クッキーBBAと結婚したんじゃないの』『息がフリトレーのクッキーとコンデンスミルクの臭いがする』なんて。その場には僕の後輩の男性社員たちもいたみたいで、みんな笑っていた。その日は会社を早退して、家に帰ったらめまいがして」(Aさん)
電話取材を行っていると、この話をしているうちにAさんは嗚咽をもらしはじめた。Speed bakingⅢなど隠し実績を全制覇するなどクッキークリッカーに尽くし、恋愛、友人、仕事(休日の出勤もクッキー焼くために断っていた)を犠牲にしてきただけに、周囲の心ない言葉が響いたようだ。
「クッキークリッカーは結局、僕になにも与えてくれなかったんです」(Aさん)
こういう事例はAさんにとどまらない、筆者がかつて取材協力をお願いしていたあるクッキークリッカーランカーは、他のプレイヤーたちと競うことに疲れ、彼は現在クッキーを食べると吐いてしまうという程精神不安定になっている。またもう一人は、行きつけだったスーパーの店主から『カントリーマアムをフリトレーのクッキーに置き換えるやめてください。もうウザいからこないでください』と言われたことを機に、ますますゲームに陥って、もともと100CookiesだったBBAが現在は120亥Cookiesになっている。彼は現在BBA恐怖症だと言っており、家でカップラーメンをオナホ代わりにし、健康状態も心配だ。
9月中旬から下旬にかけて、多くのプレイヤーたちが生まれ、クッキーを焼くことに情熱を燃やしてきた。彼らの多くはクッキーを焼くことをステータスにしてきたから、クリックしすぎてマウスを壊すのはわかるが、まさか心まで壊してしまうとは。まあ、クッキーBBAには罪はないのだが。
大多数の人は星空を見て、単なる光の点の集まりだとしか認識しない。もしくは単なる「視界の一部」として特に意識もせずスルーする。
しかしある人は星空の点と点の繋がりから乙女や蟹の形状を見出す。
それ以外にも、雲の形が何かの生き物に見えてくる、天井のシミが死別した誰それの顔に見えてくる、路面表示の連続した線をはみ出すと負けゲーム、などをついやってしまう。
暇を持て余した子供時代、これらの規則性を見つけ出すゲームは誰しもが経験したことのあることだと思う。
何の得にもならない事だとしても「誰も気づいていないかもしれないが、ここには一定のパターン、類似性が存在している!」と規則性を自分で発見できるのは快感だ。そしてこれは人として誰もが持っている能力だ。
そして歳を重ねるにつれ、身の回りは受験、恋愛、人間関係、仕事などの比重が大きくなるが、徐々にそこにも自分なりの規則性を見出し、他人の攻略法も取り入れてみて、試行錯誤を経て自分に有利な攻略法を見つけて結果を出す。
その経験則を持っていれば、こういう行動をすれば結果はだいたい先の見通しがつく。そのある程度見通しが立つということが更に行動力に繋がる。
何が言いたいのかというと、自信を持って楽しく人生を攻略するのならば、一定の規則性を「自分の頭で」見つけ出すプロセスが重要だということ。
自信というのは自分の自発的な行動から得た規則性、行動パターンを持っているということだ。
そこで得た規則性は誰かが既に見つけているのかもしれない。それも大昔に、多くの人が。
それでもいい。既出だとしても、自分で規則性を見つけ出したプロセスが重要なのだ。
刀匠が弟子に一子相伝の技術を手取り足取り教えるなんてことはせず、自分の所作を弟子に観察させて勝手にメソッドを学び取らせるスタイルをとっているのは、「自分の頭で」見つけ出すプロセスを重んじているからだと思う。
俺も子供ができたら、子供の行動を先取りして手取り足取り教えるなんてことはせず、単に俺の行動を黙って見せて自然に気づかせようと思う。それが「背中で語る」ということだ。
安易に自己啓発本なんか読んでも行動には繋がらないのはそういうこと。規則性を知ることが重要なのではなく、規則性を見出した経験が重要なのである。
新生FF14をやっている。
この3連休を利用して、格好いい見た目の武器が欲しくて、ずっと同じ「ストーンヴィジル」っていうインスタンスダンジョン(4人限定で入れて、そのダンジョンのラスボス倒したらクリアってやつ)に潜ってた。
ラスボス倒したら、確率で色々な武器が手に入るのだけど、槍がなかなか出ない。槍欲しい。
FF14は「コンテンツファインダー」というシステムで、「私、ストーンヴィジル行きたいです!」っていう人たちを自動的にマッチングしてくれてる。
2回目:ラスボス倒せたけど、本が出る
3回目:剣が出る
4回目:クリアできず
5回目:本が出る
6回目:斧が出る→からの7回目。
敵を引きつけたり、回復やその他に攻撃がいかないよう守ってくれる「タンク」役は盾か剣か、斧の職業の人なんだけど、盾の人が自動でマッチングされて来た。
Lv40~43くらい?のダンジョンでLv46の人だったから安心していたら、まず出だして1回全滅。
難しいダンジョンだから、90分制限ぎりぎりになることは何度もあったけど、ダンジョン入ってすぐの、そのダンジョンで一番弱い雑魚3匹だけで全滅。
で、ボス1・2・3といるうちの、ボス1に行くまでに4回全滅。全滅しても何も言わないからボス1行く前にちょっとイラっと来て、
「ターゲット(敵が攻撃する対象)が回復の人に行くから、ターゲット移らないようにフラッシュ(敵視を盾に集める)してー」
って軽く言ったけど応答なし。ターゲットが移るたびに回復が死に、回復死んでも盾は無言で同じ敵をたたき続け、回復できなくて死ぬ。
盾死んだらDPS(他の攻撃役)の自分たちも死ぬから、最初からやり直し。
ボス1は攻略法さえ分かってれば簡単に倒せるのに、4回死んだ。
盾の攻撃力が足りなくて、回復の人のヘイト(敵視)が上回って、ボスに回復の人がたたかれ続けてもそのままフラッシュもしない。回復死んで、盾が死ぬまでそのまま。
まったく同じ失敗を4回繰り返して、ついに言ってしまった。
「あと45分同じ事を繰り返すより、話し合いませんか?」
盾から応答なかったけど、その他回復と私以外のDPSの人が「そうだよね」みたいになったから図に乗ったんだと思う。
「ターゲットが回復さんに行ってしまうので、定期的にフラッシュお願いします」応答なし。
「回復のヘイト意外と高いから(フラッシュないときつい)」応答なし。
もう完全にイライラしていて、「聞いてる?」ってチャットしたけど応答なし。
話し合いってより、私の一人語りだったけど、盾はどんどんボス1の方に勝手に走って行く。
他の人は、ふりだしの場所でチャット打ってる自分の近くに居た。
何にも応答なくて、仕方なく盾の近くに寄ったら、パーティ皆に聞こえるチャットじゃなくて、近くにいる人しか見えないチャットで「はい」って言ってた。
強烈に自分が気持ち悪くなった。
今まで盾に無言でついて行ってたけど、本当にこの雰囲気の中いけるの?って感じだった。
結局、辞めるなら出よう、盾の人が行くって言ったらついて行こうってなって、盾の人が「もうやめましょう」って言ったきりパーティを抜けた。
パーティは解散になったけど、そのまま続けるのが忍びなくてゲームを終了してきた。
同じエリアの全員に聞こえるチャットで、「真タイタン討伐行く人いませんか?ただし○○装備以上に限ります」とか、「アムダプール募集。ただし説明不要な経験者or攻略法見てきた人に限る」とかやってて、
ダンジョン行ったら行ったで、「そんな(弱い)装備でクリアできると思ってるの?w」とか言う人も居た。
ゲームごときに入れ込みようが半端なさ過ぎるだろう、気持ち悪いって思ってた自分がゲームごときの攻略で本気で盾さんを困らせてた。
パーティ皆に聞こえるチャットじゃなくても、盾さん個人に「お願いします」って、そういうのじゃなくてももっと言い方はあったのに、仮想の武器欲しさにゲームってことを見失ってた自分が本気で気持ち悪いよ。
ログインしたら、全体に聞こえるチャットで「こいつキモい」とか言ってたらどうしよう、って思ってる。
暴言・無言キャラの晒し上げリストに自分が上がってないか2chまでチェックしてしまった。
今は冷静さを取り戻したくて書いてる。