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2024-10-26

どこに投票すればいいのか誰か教えてくれ。助けてくれ。

誰か教えてくれ、衆議院選挙投票先を。

どの党に投票すればいいかを。

経済政策政治とカネ非公認社会保障外交国防選択夫婦別姓表現規制、反ワクチン政治家や支持者の発言で、SNSではあらゆる論点俎上にのぼっている。

だって選べるのだ、論点がこれらだけなら。

20年近く選挙投票してきたから。自分だって政治思想があるから普段だったら選択できたはずなのだ

でも、今回ばかりはどうすればいいのか分からない。

なぜなら、多くの政治家、それに支持者、政治ちゃんと関心がある人でも、ごく一部の人を除いてほとんどが正面から向き合っていない、それとも気づけていないリスクがあるせいで。

『どうも再来週11月5日の米国大統領選で、トランプが割と勝ちそうな情勢になっている』ことだ。

衆院選をめぐる様々な論点の中で、「ハリスが勝ってもトランプが勝ってもちゃんと付き合える首相・党を選びましょうね」と無難に言っている人もたまに見かけるが、そのくらいのテンションで語れるのは、たぶん、ドナルド・トランプという危険人物大統領選勝利する可能性をかなり低く見積もっていて、本心ハリスだろうと思っているのではないか

たぶん、少なくない人が、うっすらと「ハリスが勝つ情勢になったんでしょ?」と思っているだろう。それは、そうなるはずだったのだ。今は違うということをまだ知らない。

7月13日に選挙集会中のトランプが一度暗殺されかけた後、バイデン高齢による不安と低支持率問題視され、7月21日にバイデン大統領選を断念した。そして8月6日にハリス正式大統領候補として指名を受けた。もともとは国民の人気が低く、大統領選に立った場合支持率不安視されていたハリスも、実際に大統領候補になると想像はるかに超えて善戦若さもあってトランプに対して完全に優位に立ち、トランプ再選リスクは大幅に低くなった。

普通に政治への関心がある人」程度なら、米大統領選についての認識は、この辺りで終わっていると思う。まあハリスが勝つ流れになったんでしょ、と認識しているだろう。トランプマック店員やったりヒトラー関連の失言したくらいは流れてきただろうが。

そういう認識は、9月中くらいまでは正しかった。9月11日にあったハリストランプ第一回目の討論の後も、ハリスの優位はほとんど揺るがずに、トランプは二回目の討論を拒否した。9月15日にトランプが二度目の暗殺未遂にあったが、アメリカでさえ前回ほどの話題にならなかった。この辺りまでは、確実にハリスが優位だった。

その後、保守派が「カマラハリスの業績」という題名白紙の本を売り出してハリス揶揄したり、イーロン・マスクトランプ応援キャンペーンを打って選挙違反と批判されたり、大統領候補がずっと出席してきたカトリックの晩餐イベントハリスが欠席してトランプ揶揄されたり、この時ハリス批判した枢機卿リベラルから叩かれたり、ハリス庶民層の支持者を得るためマクドナルドで働いていた過去を語ったり、保守側が嘘だ証拠を見せろと叩いた挙句それに乗ってトランプが一日マクドナルド店員を務めたり、トランプヒトラーの部下みたいな部下が欲しかったと語って案の定叩かれたり、泥仕合みたいなしょうもない選挙戦が繰り広げられるうち、何一つ劇的な事件も決定打も無いまま、なぜか10月の間ハリス支持率がジリジリ、着実に下がっていった。もちろん、ハリス支持率の方が上がった州もあるが、全体の傾向としてはトランプの方に天秤が傾き始め、支持率だけでなく、各州の予想される選挙結果を総合してもトランプ当選確率が徐々に上昇していき、とうとうCNNやWSJなども互角かトランプ勝利可能性が僅かに高いという結果を出し始めた。

ウクライナ情勢を軽視するトランプに度々接触を図っていたゼレンスキーは今週、「make russia small again」というシャツを着て演説した。どう見ても欧米リベラルには評判が悪いであろうことが容易に予想のつくこの行動を選んだ背景には、トランプ当選可能性の上昇を踏まえてトランプの歓心を買うための苦渋の決断があっただろう。

こういう状況が、国内政治に関心のある人さえリーチしきっていない事情も分かる。日本から米大統領選の情報を得ようとすると、Qアノン日本保守党支持者みたいな連中が、郵便投票不正だのバイデンジャンプだの陰謀論デマばっかり流すし、バラモン左翼バラモン左翼で、如何にトランプとその支持者が非民主主義的な言動を繰り返していて愚劣であるかという情報しかさない。あと、賭けサイト勝利率を見てこっちが優勢!と触れ回るような短絡的な人々の狂騒。そういうノイズが大きすぎるので、正気人間ほど情報仕入れようとしないせいだ。

それでもごくごく一部の、CNN的な世界観とFOX的な世界観の双方の選挙報道や世論調査淡々分析し続けている人たちは、どうも10月に入ってからトレンドトランプに傾き始め、どちらの世界観から見ても、2020年のバイデン勝利時よりは明らかに2016年のトランプ勝利時に、問題となる州こそ違うけれど構図が似てきていることに気づき始めていた。ちなみに一部世論調査最初トランプ有利に傾き始めた頃、米国民主党支持者とそれに追従する一部の日本人は、「世論調査共和党組織的なハックをされ始めたのでもう信用できない」と主張していて、Qアノンみたいになるありさまだった。

何が最悪かといえば。

さっき書いた通りハリス指名されたのは8月6日で、直後にハリス有利の世論調査が出て、岸田文雄が次期総裁選不出馬を表明したのは8月14日だってこと。

分かるだろうか。

きっと岸田はハリス大統領選に勝つという前提のもと、総理大臣の座を降りている。

バイデン政権の後半は、バイデン大統領選で再度トランプに勝てるか怪しいとずっと疑問視されていたので、トランプ政権再誕というリスクが一番低くなった瞬間に、岸田は不出馬選択したということになる。さらに。自民党総裁選は、9月12日告示、27日投開票だった。ハリス優勢は揺らいでいなかった。自民党総裁選に投票できた党員議員の中で、トランプ絶対支持の一部のやばい人間を除いて、次の米国大統領トランプになることを前提に投票できた人間はほぼいなかっただろう。

今の首相は、ここ二年間くらいで一番、トランプ大統領があり得なさそうなタイミングで選ばれてしまった。

その結果、靖国参拝日韓関係破壊し、極東自由主義圏の連帯を揺るがしかねない高市早苗と(トランプ米大統領になった場合日本自由主義国家として信頼の置ける首脳が、尹錫悦のほか極東にいるだろうか?)、中国観が習近平国家主席就任以前で腐り落ちていて、日米地位協定改定アジアNATO設立など鳩山由紀夫生霊のような大東亜共栄圏レベルに終わった極東観を持つ石破という、外交の二大リスク………大統領トランプなら絶対に選んではいけない二人を残してしまった。そして、自民党は第二次鳩山政権を選んだ。驚くべきことにこの鳩山二号、アジアNATO設立喧伝してアメリカ外交筋だけでなくインド外相から批判され、一旦ひっこめたかと思いきや主張を再開、その結果つい二日前に中印首脳が会談し劇的に両国関係改善させており、麻生安倍菅岸田が15年積み上げてきた対中包囲網を一か月足らずで破壊するという最悪の結果を生み出している。

一方で立憲民主党はといえば、代表野田佳彦に変えた結果、民主党政権とは違う現実的外交政策に転換したというイメージを持たれている。だがそれは単なるイメージ戦略に過ぎない。というのも2006年に国と県知事合意していた普天間から辺野古への移設について、2009年に鳩山目玉政策ひとつとして最低でも県外移設宣言して政権交代、移転先の候補が無いままオバマトラストミーして信頼を失い迷走した挙句2010年に鳩山自身辺野古撤回を断念して米国合意するというプロセス日米関係を滅茶苦茶にした、その民主党の後継政党たる立憲民主党が、改めて「辺野古移設撤回」するという日米関係を今度こそ木端微塵に砕く内容を、公約の目玉に入れている。公約には更に安保法制違憲部分を廃止する宣言とセットで、石破と同じく日米地位協定改定も入れているという、どう見ても民主党鳩山政権外交政策復活を声高にうたっているのだ。

そう、今、何の因果日本自公政権立憲民主党中心政権、どちらを選ぼうと第二次鳩山内閣外交になる政治状況なのだ。そのうえで今回は、五割超の確率で、相手正気オバマではなく、共和党の抑えさえきかず個人的世界観に生きるドナルド・トランプだ。

投票は人を殺す。

小泉純一郎政権支持に投じられた票は、非正規雇用を爆増させ、間接的に多くの人を殺しただろう。民主党政権誕生支持に投じられた票は、円高不況就職率の低下で、間接的に多くの人を殺しただろう。

でもそれは、反対側に投票していれば、加担することを回避できていた殺人だ。

ドナルド・トランプ大統領になった場合、それは万が一ではなく、もはや、半が一以上の確率で起こりうるのだけど、私が入れる一票は、どちらに入れても恐らく人を殺す。

一部ネトウヨの中では対中強硬派ということになっているが、「中国台湾占領したら200%の関税をかける」という、一見脅しのようで「中国台湾占領しても交戦はしない」かのような宣言を一週間前にしたばかりで、台湾有事リスクを既に高めているトランプだ。

もともとプーチン尊敬していると発言していて、自分大統領になったら速やかにロシアウクライナ戦争が終わると主張し、つい今月、プーチンとの関係を問われて大統領辞任後に私的な連絡を取っていた可能性を否定しなかったトランプだ。

もともとイスラエル擁護的であり、今週、ネタニヤフに会談で「あなたがやるべきことをやればいい」と伝えたばかりのトランプだ。

そういう人間米国大統領になった場合米国軍事力に頼らなければ生きていけない日本国の首相が、米国インド丸め込みながら自由主義サイドで中国牽制して台湾有事を起こらないようにし、ロシア侵略虐殺抗うウクライナ欧米韓国とともに支援し、アメリカ庇護される状況にありながらイスラエルガザ虐殺を最大限非難するという、戦後80年平和主義を貫いてきた国家代表としてあるべき舵取りができるだろうか? 一手間違うだけで、不正義と虐殺自由主義社会崩壊に加担することになる、そんな綱渡りをやり遂げることができるだろうか?

信念の岸田か、トランプになぜか信頼された安倍なら、できるか少なくともやろうとしただろうし、上川とか林とか、総裁選の序盤で散った人にも、もしかしたらできたかもしれない。

でも、目の前に示されたのは、どちらにも「鳩山由紀夫首相」と書かれた二枚の切符だ。

彼らが何もしないとか、トランプ妄言追従するということさえ最悪でないかもしれない。自分ならロシアウクライナ戦争を終わらせられると豪語して親露派議員を連れてプーチンに電撃面会、まんまと丸めまれ日本首相としてプーチン片棒を担がされるくらいまであり得る。きっと鳩山ならそうした。

からこそ、聞きたい。私は誰に投票すればいいんだ。

与党に入れても鳩山政権

野党に入れても鳩山政権

大統領ドナルド・トランプ

高市早苗支持者は、「自民党下野しない程度に負けたら石破が退陣して別の首相になる」という夢物語を語って戦略投票を気取っているが、そんなのは都合のいい現実逃避だ。大負けしても石破総裁のままだったらどうする気だ。議席が狙っていたよりも減って立憲民主党政権になったらどうする気だ。今回もし政権交代が起きて、立憲が民主党政権の失敗を踏まえて絶対衆議院解散しなかった場合、四年先まで、つまりあなた達の大好きなトランプ大統領になった場合任期四年間、ずっと立憲民衆党政権である可能性を想定しているのか。

国民民主党をはじめとする第三極支持者は、自分たちに入れろと言うかもしれない。でもそれって現実的自民か立憲のどちらかが第一党になる状況下では単なる甘言で、単純に自公政権議席を減らして野田内閣誕生アシストするか、総選挙自公政権と連立して石破内閣アシストするか、そのどちらかでしかない。

与党に入れれば、第二次鳩山政権になる。

野党に入れれば、第二次鳩山政権になる。

米国大統領トランプになった瞬間………それはほぼ五割以上の確率で起こりうるのだけど、私の投票は、きっとどこかの国で人が殺される未来に加担することになる。

絶対白紙投票棄権はしない。それは普通選挙保証された自由主義国家で生きられる人間にとって、致命的な恥だ。

でもだからこそ教えて欲しい。私は誰に投票すればいい? 四年後、すべてがグチャグチャになっているかもしれない世界で、胸を張っていられる投票はあるのか?

最後に言わせてほしい。私はトランプ再選が現実にならないことを祈っている。ただトランプが次の大統領に本当に選出された場合日本がどちらの鳩山政権であったとしても、当面の間、首相をはじめ主要な政治家与党野党わず、どうかできる限り今以上にSPを増やしてほしい。熱狂的なトランプ信者日本人が「こいつを排除したら日本トランプとの関係が良くなる」とか、熱狂的な反トランプ日本人が「こいつを排除して日本トランプ化を阻止する」とか行動を起こしかねない。絶対そいつらの企みを成功させるな。これ以上日本を二・二六の時代に戻さないでくれ。

ネットオープンな箇所に長文を書いたことが一度もないから、どうすればこの記事が人に読んでもらえるか分からなかった。昼にこれと同じ文章を上げたけれど全然まれなかったので、ヤケになって上げ直し、はてなブログにもnoteにも上げた私を許してほしいい。

誰に投票すればいいんだ。誰か教えてくれ、助けてくれ

誰か教えてくれ、衆議院選挙投票先を。

どの党に投票すればいいかを。

経済政策政治とカネ非公認社会保障外交安全保障選択夫婦別姓表現規制、反ワクチン政治家や支持者の発言で、SNSではあらゆる論点俎上にのぼっている。

だって選べるのだ、論点がこれらだけなら。

20年近く選挙投票してきたから。自分だって政治思想があるから普段だったら選択できたはずなのだ

でも、今回ばかりはどうすればいいのか分からない。

なぜなら、多くの政治家、それに支持者、政治ちゃんと関心がある人でも、ごく一部の人を除いてほとんどが正面から向き合っていない、それとも気づけていないリスクがあるせいで。

『どうも再来週11月5日の米国大統領選で、トランプが割と勝ちそうな情勢になっている』ことだ。

衆院選をめぐる様々な論点の中で、「ハリスが勝ってもトランプが勝ってもちゃんと付き合える首相・党を選びましょうね」と無難に言っている人もたまに見かけるが、そのくらいのテンションで語れるのは、たぶん、ドナルド・トランプという危険人物大統領選勝利する可能性をかなり低く見積もっていて、本心ハリスだろうと思っているのではないか

たぶん、少なくない人が、うっすらと「ハリスが勝つ情勢になったんでしょ?」と思っているだろう。それは、そうなるはずだったのだ。今は違うということをまだ知らない。

7月13日に選挙集会中のトランプが一度暗殺されかけた後、バイデン高齢による不安と低支持率問題視され、7月21日にバイデン大統領選を断念した。そして8月6日にハリス正式大統領候補として指名を受けた。もともとは国民の人気が低く、大統領選に立った場合支持率不安視されていたハリスも、実際に大統領候補になると想像はるかに超えて善戦若さもあってトランプに対して完全に優位に立ち、トランプ再選リスクは大幅に低くなった。

普通に政治への関心がある人」程度なら、米大統領選についての認識は、この辺りで終わっていると思う。まあハリスが勝つ流れになったんでしょ、と認識しているだろう。トランプマック店員やったりヒトラー関連の失言したくらいは流れてきただろうが。

そういう認識は、9月中くらいまでは正しかった。9月11日にあったハリストランプ第一回目の討論の後も、ハリスの優位はほとんど揺るがずに、トランプは二回目の討論を拒否した。9月15日にトランプが二度目の暗殺未遂にあったが、アメリカでさえ前回ほどの話題にならなかった。この辺りまでは、確実にハリスが優位だった。

その後、保守派が「カマラハリスの業績」という題名白紙の本を売り出してハリス揶揄したり、イーロン・マスクトランプ応援キャンペーンを打って選挙違反と批判されたり、大統領候補がずっと出席してきたカトリックの晩餐イベントハリスが欠席してトランプ揶揄されたり、この時ハリス批判した枢機卿リベラルから叩かれたり、ハリス庶民層の支持者を得るためマクドナルドで働いていた過去を語ったり、保守側が嘘だ証拠を見せろと叩いた挙句それに乗ってトランプが一日マクドナルド店員を務めたり、トランプヒトラーの部下みたいな部下が欲しかったと語って案の定叩かれたり、泥仕合みたいなしょうもない選挙戦が繰り広げられるうち、何一つ劇的な事件も決定打も無いまま、なぜか10月の間ハリス支持率がジリジリ、着実に下がっていった。もちろん、ハリス支持率の方が上がった州もあるが、全体の傾向としてはトランプの方に天秤が傾き続け、支持率だけでなく、各州の予想される選挙結果を総合してもトランプ当選確率が徐々に上昇していき、とうとうCNNやWSJなども互角かトランプ勝利可能性が僅かに高いという結果を出し始めた。これは一時の、一社統計のまぐれでは無く10月の間ずっとトランプ支持拡大の方へ推移していって、今週、遂に喫水線を超えたものであり、そして、大統領選までもう二週間を切っている。

ウクライナ情勢を軽視するトランプに度々接触を図っていたゼレンスキーは今週、「make russia small again」というシャツを着て演説した。どう見ても欧米リベラルには評判が悪いであろうことが容易に予想のつくこの行動を選んだ背景には、トランプ当選可能性の上昇を踏まえてトランプの歓心を買うための、被侵略国の指導者としての苦渋の決断があったのだろう。

こういう状況が、国内政治に関心のある人さえリーチしきっていない事情も分かる。日本から米大統領選の情報を得ようとすると、Qアノン日本保守党支持者みたいな連中が、郵便投票不正だのバイデンジャンプだの陰謀論デマばっかり流すし、バラモン左翼バラモン左翼で、如何にトランプとその支持者が非民主主義的な言動を繰り返していて愚劣であるかという情報しかさない。あと、賭けサイト勝利率を見てこっちが優勢!と触れ回るような短絡的な人々の狂騒。そういうノイズが大きすぎるので、正気人間ほど情報仕入れようとしないせいだ。

それでもごくごく一部の、CNN的な世界観とFOX的な世界観の双方の選挙報道や世論調査淡々分析し続けている人たちは、どうも10月に入ってからトレンドトランプに傾き始め、どちらの世界観から見ても、2020年のバイデン勝利時よりは明らかに2016年のトランプ勝利時に、問題となる州こそ違うけれど構図が似てきていることに気づき始めていた。ちなみに一部世論調査最初トランプ有利に傾き始めた頃、米国民主党支持者とそれに追従する一部の日本人は、「世論調査共和党組織的なハックをされ始めたのでもう信用できない」と主張していて、Qアノンみたいになるありさまだった。

何が最悪かといえば。

さっき書いた通りハリス指名されたのは8月6日で、直後にハリス有利の世論調査が出て、岸田文雄が次期総裁選不出馬を表明したのは8月14日だってこと。

分かるだろうか。

きっと岸田はハリス大統領選に勝つという前提のもと、総理大臣の座を降りている。

バイデン政権の後半は、バイデン大統領選で再度トランプに勝てるか怪しいとずっと疑問視されていたので、トランプ政権再誕というリスクが一番低くなった瞬間に、岸田は不出馬選択したということになる。さらに。自民党総裁選は、9月12日告示、27日投開票だった。ハリス優勢は揺らいでいなかった。自民党総裁選に投票できた党員議員の中で、トランプ絶対支持の一部のやばい人間を除いて、次の米国大統領トランプになることを前提に投票できた人間はほぼいなかっただろう。

今の首相は、ここ二年間くらいで一番、トランプ大統領があり得なさそうなタイミングで選ばれてしまった。

その結果、靖国参拝日韓関係破壊し、極東自由主義圏の連帯を揺るがしかねない高市早苗と(トランプ米大統領になった場合日本自由主義国家として信頼の置ける首脳が、尹錫悦のほか極東にいるだろうか?)、中国観が習近平国家主席就任以前で腐り落ちていて、日米地位協定改定アジアNATO設立など鳩山由紀夫生霊のような大東亜共栄圏レベルに終わった極東観を持つ石破という、外交の二大リスク………大統領トランプなら絶対に選んではいけない二人を残してしまった。そして、自民党は第二次鳩山政権を選んだ。驚くべきことにこの鳩山二号、アジアNATO設立喧伝してアメリカ外交筋だけでなくインド外相から批判され、一旦ひっこめたかと思いきや主張を再開、その結果つい二日前に中印首脳が会談し劇的に両国関係改善させており、麻生安倍菅岸田が15年積み上げてきた対中包囲網を一か月足らずで破壊するという最悪の結果を生み出している。

一方で立憲民主党はといえば、代表野田佳彦に変えた結果、民主党政権とは違う現実的外交政策に転換したというイメージを持たれている。だがそれは単なるイメージ戦略に過ぎない。というのも2006年に国と県知事合意していた普天間から辺野古への移設について、2009年に鳩山目玉政策ひとつとして最低でも県外移設宣言して政権交代、移転先の候補が無いままオバマトラストミーして信頼を失い迷走した挙句2010年に鳩山自身辺野古撤回を断念して米国合意するというプロセス日米関係を滅茶苦茶にした、その民主党の後継政党たる立憲民主党が、改めて「辺野古移設撤回」するという日米関係を今度こそ木端微塵に砕く内容を、公約の目玉に入れている。公約には更に安保法制違憲部分を廃止する宣言とセットで、石破と同じく日米地位協定改定も入れているという、どう見ても民主党鳩山政権外交政策復活を声高にうたっているのだ。

そう、今、何の因果日本自公政権立憲民主党中心政権、どちらを選ぼうと第二次鳩山内閣外交になる政治状況なのだ。そのうえで今回は、五割超の確率で、相手正気オバマではなく、共和党の抑えさえきかず個人的世界観に生きるドナルド・トランプだ。

投票は人を殺す。

小泉純一郎政権支持に投じられた票は、非正規雇用を爆増させ、間接的に多くの人を殺しただろう。民主党政権誕生支持に投じられた票は、円高不況就職率の低下で、間接的に多くの人を殺しただろう。

でもそれは、反対側に投票していれば、加担することを回避できていた殺人だ。

ドナルド・トランプ大統領になった場合、それは万が一ではなく、もはや、半が一以上の確率で起こりうるのだけど、私が入れる一票は、どちらに入れても恐らく人を殺す。

一部ネトウヨの中では対中強硬派ということになっているが、「中国台湾占領したら200%の関税をかける」という、一見脅しのようで「中国台湾占領しても交戦はしない」かのような宣言を一週間前にしたばかりで、台湾有事リスクを既に高めているトランプだ。

もともとプーチン尊敬していると発言していて、自分大統領になったら速やかにロシアウクライナ戦争が終わると主張し、つい今月、プーチンとの関係を問われて大統領辞任後に私的な連絡を取っていた可能性を否定しなかったトランプだ。

もともとイスラエル擁護的であり、今週、ネタニヤフに会談で「あなたがやるべきことをやればいい」と伝えたばかりのトランプだ。

そういう人間米国大統領になった場合米国軍事力に頼らなければ生きていけない日本国の首相が、米国インド丸め込みながら自由主義サイドで中国牽制して台湾有事を起こらないようにし、ロシア侵略虐殺抗うウクライナ欧米韓国とともに支援し、アメリカ庇護される状況にありながらイスラエルガザ虐殺を最大限非難するという、戦後80年平和主義を貫いてきた国家代表としてあるべき舵取りができるだろうか? 一手間違うだけで、不正義と虐殺自由主義社会崩壊に加担することになる、そんな綱渡りをやり遂げることができるだろうか?

信念の岸田か、トランプになぜか信頼された安倍なら、できるか少なくともやろうとしただろうし、上川とか林とか、総裁選の序盤で散った人にも、もしかしたらできたかもしれない。

でも、目の前に示されたのは、どちらにも「鳩山由紀夫首相」と書かれた二枚の切符だ。

彼らが何もしないとか、トランプ妄言追従するということさえ最悪でないかもしれない。自分ならロシアウクライナ戦争を終わらせられると豪語して親露派議員を連れてプーチンに電撃面会、まんまと丸めまれ日本首相としてプーチン片棒を担がされるくらいまであり得る。きっと鳩山ならそうした。

からこそ、聞きたい。私は誰に投票すればいいんだ。

与党に入れても鳩山政権

野党に入れても鳩山政権

大統領ドナルド・トランプ

高市早苗支持者は、「自民党下野しない程度に負けたら石破が退陣して別の首相になる」という夢物語を語って戦略投票を気取っているが、そんなのは都合のいい現実逃避だ。大負けしても石破総裁のままだったらどうする気だ。議席が狙っていたよりも減って立憲民主党政権になったらどうする気だ。今回もし政権交代が起きて、立憲が民主党政権の失敗を踏まえて絶対衆議院解散しなかった場合、四年先まで、つまりあなた達の大好きなトランプ大統領になった場合任期四年間、ずっと立憲民衆党政権である可能性を想定しているのか。

国民民主党をはじめとする第三極支持者は、自分たちに入れろと言うかもしれない。でもそれって現実的自民か立憲のどちらかが第一党になる状況下では単なる甘言で、単純に自公政権議席を減らして野田内閣誕生アシストするか、総選挙自公政権と連立して石破内閣アシストするか、そのどちらかでしかない。

与党に入れれば、第二次鳩山政権になる。

野党に入れれば、第二次鳩山政権になる。

米国大統領トランプになった瞬間………それはほぼ五割以上の確率で起こりうるのだけど、私の投票は、きっとどこかの国で人が殺される未来に加担することになる。

絶対白紙投票棄権はしない。それは普通選挙保証された自由主義国家で生きられる人間にとって、致命的な恥だ。

でもだからこそ教えて欲しい。私は誰に投票すればいい? 四年後、すべてがグチャグチャになっているかもしれない世界ウクライナガザ惨禍が加速拡大して、台湾やその他の地域をも焼いているかもしれない世界で、胸を張っていられる投票はあるのか?

この記事を書き始めたとき、26日の零時ごろで、書き終える今までに、Xでもぽつぽつと「トランプが勝ちそうになっているのでは」という指摘が広まり始めた。ただそれはもっぱら右派のごく一部での拡散で、理性ある中道左派の間にこの状況が伝わるのは、衆院選当日には間に合わないだろう。右派が「トランプが勝つ」と喧伝するのはこれまで多くの場合希望的観測であり妄言だったのだから。彼らは余りにも信頼を失いすぎた。

最後に言わせてほしい。私はトランプ再選が現実にならないことを祈っている。ただトランプが次の大統領に本当に選出された場合日本がどちらの鳩山政権であったとしても、当面の間、首相をはじめ主要な政治家与党野党わず、どうかできる限り今以上にSPを増やしてほしい。熱狂的なトランプ信者日本人が「こいつを排除したら日本トランプとの関係が良くなる」とか、熱狂的な反トランプ日本人が「こいつを排除して日本トランプ化を阻止する」とか行動を起こしかねない。絶対そいつらの企みを成功させるな。これ以上日本を二・二六の時代に戻さないでくれ。

2024-10-21

anond:20241021160720

バラバラやね

鳩山なんてどこ行ったよ

旧民主党議員たちがバラバラになったプロセスは、政権の失敗や党内対立を背景に、複数党派グループに分かれていく形で進みました。以下にその経過をまとめます

1. 政権時代の混乱と対立

旧民主党は、2009年政権獲得後、鳩山由紀夫、菅直人野田佳彦と3人の首相短期間で交代するなど、内部での方針対立が目立ちました。特に、以下の問題が党内の亀裂を深めました。

普天間基地問題: 鳩山内閣時代沖縄米軍基地移設問題方針が二転三転し、沖縄住民国民から批判を浴びました。

消費税増税問題: 野田政権消費税増税を推進したことで、党内の反対派(特に小沢一郎グループ)との対立が深まりました。

2. 2012年衆院選での大敗と分裂

2012年衆議院選挙民主党歴史的大敗を喫し、政権を失いました。この選挙後、党内の意見対立さらに深刻化し、分裂が始まりました。

小沢一郎の離党と「国民の生活が第一」結成: 2012年消費税増税に反対する小沢一郎が党を離れ、新党国民の生活が第一」を結成しました。その後、この党は他のグループと合流し「日本未来の党」を作りましたが、これも長く続かず、さらなる分裂を招きました。

3. 2014年維新の党」との合流・再編

2014年には、民主党と「維新の党」(橋下徹江田憲司が率いるグループ)が野党再編を目指して接近し、統一候補擁立政策協力を進めました。しかし、これも内部での意見対立が強く、維新の党も後に分裂してしまいました。

4. 2016年民進党」結成とその崩壊

2016年民主党維新の党合併して「民進党」を結成しましたが、党内の路線対立が続きました。特に安全保障政策経済政策を巡って保守派リベラル派の対立が表面化し、党の統一感が欠如していました。

希望の党との分裂(2017年): 2017年衆議院選挙前、民進党前原誠司代表希望の党小池百合子東京都知事が結成した新党)への合流を提案しました。しかし、希望の党リベラル派を排除する姿勢を見せ、立憲民主党枝野幸男が中心)が分裂して結成されました。この選挙民進党事実上崩壊し、立憲民主党希望の党に分かれました。

5. 現在の状況

その後、希望の党も分裂し、2018年には国民民主党が結成されましたが、立憲民主党国民民主党の間には依然として路線の違いが残っています2020年には、立憲民主党と一部の国民民主党が再統合され、新「立憲民主党」が誕生しましたが、旧民主党議員たちはいまだに完全にはまとまっておらず、複数グループに分かれています

こうして、旧民主党議員たちは内部対立政治的方針の違いか複数党派に分裂し、結果的日本野党勢力の弱体化を招く結果となりました。

2024-09-14

anond:20240914141438

日本国民もずっと自民政権取らせてるわけじゃなくて、細川内閣とか鳩山内閣とか、ときどき自民から変えてみた上で「これなら自民でいいや」と差し戻してるんだよなあ

2022-09-27

anond:20220927154655

hepoko_ks 法治国家やぞ。反対だからって国葬に殴り込みに誰が行くかよ。支持率を見てみなよ。国葬の代償はそれだよ

国葬を行った岸田内閣支持率29%

国葬を行わなかった鳩山内閣支持率20%菅内閣15%野田内閣20%

🤔

2022-08-01

民主党政権鳩山内閣においても「外国人参政権憲法上認められない」という立場が表明されているし、普通に憲法を読めば一般的意味での外国人参政権なんて認められるわけないんだよな。

一方で、例えば橋下徹ですら「特別永住外国人については一定配慮必要」と言っている。

こういうのはウヨサヨじゃないんだよな。「どういう形でそれを実現するか」という点で議論があるとしても。

変な活動家同士で「参政権を認めるべきか認めないべきか」という下らない小競り合いをいくらしたところで、真面目に政治に関わってる人達はそういう次元議論をしてない。

2022-07-15

anond:20220715133413

2006年第一安倍政権時代)の共産党吉井議員質問の話だろうけど、

実は2010年鳩山政権時代)にも同じく共産党吉井議員が同様に質問して、鳩山内閣が同様の回答をしている

からその点は安倍鳩山区別根拠にならない

後者があまり知られていないのは、単純に党派性問題

2021-09-13

anond:20210913165901

立憲民主党言葉が刺さらないのは、各問題にどういう背景があってこうなっているのかの考察がないこと。

これじゃあ、威勢のいいことをぶちあげた鳩山内閣が実行にあたり「勉強すればするほど、沖縄米軍海兵隊の『抑止力』の重要性がよくわかった」とトーンダウンしたときと同じかよって思ってしまう。

勉強しろ。事前に。そしてそれを示せ。

差別を娯楽のように楽しんでいる人なんかほぼいない、多くの場合恐怖心や被害者感情根底にあるという前提で、トランス女性トイレ問題外国人不正申請問題もわかった上で取り組むという姿勢を見せてほしい。

自民党が維持している制度から悪意があるに違いないと思考停止するのではなく、簡単に変えられる無駄な慣習なのか、システムがそれ前提になっているから変えるのは大掛かりな作業になるのか考えろ。

親子関係苗字でたどれないケースが過半数になったらどういう不都合が生じるのか検討したのか?

国を挙げて民族弾圧政策をしてるとかいうならともかく、日本場合はそういうのはないでしょ。そういう明確な悪と戦う戦略と同じことをやっても勝てないよ。

別に自民党政策かぶってもいいんだよ。同じ政策なら実行力やクリーンさで投票先を選ぶから

しろ政局なんかどうでもいい、国民利益になると思えば対立政党とも手を組む」くらいのこと言えないのかね。

2021-02-23

anond:20210223211316

国民のみなさんが徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってしまった。

https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0200M_S0A600C1NNC000/

鳩山元首相の退任1週間前のこの発言らしい

違った

2010年1月下旬、22日頃から"ジミンガー"がすでに流行し始めていた

こちらは菅直人財務大臣発言起源らしい

鳩山、菅に限らず鳩山政権の人たちが多用したようだ

同月、朝日新聞天声人語も"鳩山内閣は『自民政権のせい』という言葉禁止すべき"と書いてたらしい


更に前があった

2010年1月17日2ちゃんねるスレタイに初めてジミンガーが登場する 【衆愚戦隊鳩山民主党研究第357弾【ジミンガーhttp://hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/asia/1263717190/

このスレの立ったニュース極東板の過去スレを見ると"超獣ジミンガー"という単語があった。これはマジンガーZの敵にかけてあるらしい。

"超獣ジミンガー"を検索すると、2010年1月9日のあるブログ記事に"ジミンガーZ"が登場し、そこに"超獣ジミンガー"も登場する。

AA付きでこういう替え歌も作られたようだ。AA付きということは2ちゃんねる起源なのだろうか。コラ画像存在する。

2010年1月8日には替え歌とあるまとめブログに上がっていた。

ジミンガーZ

空にそびえる 鳩山官邸

スーパーロボット ママンガーゴッド

オバマデマこく 斜民のために

最後は決めます トラストー・ミー

やるぞ脱税! 小沢も仲間

今だ だしたる ブレブレファイアー

ママンガー! ママンガー!

ママンガーゴッド

日本をくだく 国砕貢献

スーパーロボット ジミンガーバッド

日本の金は ばらまくために

みゆきとボクの思い出ゲット

発射命中! しないよ決弾

原口 けちらせ マスゴミいぢめ

ジミンガー! ジミンガー

ジミンガーバッド

○○ガーはマジンガーのもじりとして始まったようだ。と言ってしまいたいのだが、ジミンガーZで検索するとhttps://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%B8%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC が引っかかり、○○ガーは当初戦隊ヒーロー名前イメージして使われていたと解説されている。起源2ちゃんねるスレリンクでも張っておいてくれれば楽なのに、そこは自分で調べなければならないようだ。面倒くさい。

コピペ運動会という転載ブログにで見つかったタイムスタンプによると2010年1月22日の書き込みから転載らしいかジミンガーZより時間的に後になる。2ちゃんねるではマジンガーZ系が古いが、ニコニコ動画国会中継動画では戦隊ヒーローイメージして使われていたのだろうか?

2020-09-17

野田内閣引き継いでどうするんだよ 管直人菅義偉漢字以外も似てる

桜を観る会中止=事業仕分け継続

消費税社会保障 

自助公助、共助 野田枝野も言ってた 新しい公共とか言ってたのだれ?

世代社会保障 社会保障と税の一体改革

官邸独裁 仙谷由人が主導 ちなみに官から民へ アイヌ皇室問題ではリベラル菅義偉と同じ 外交リアリスト中国にも配慮というのは菅義偉と同じ

管直人 鳩山由紀夫と違い親米 tpp 沖縄問題でも野心はなく 菅義偉安倍に比べるとtppとかでは自由貿易寄り

ちなみに野田総理とは

ダムへのこだわり 菅義偉公約では八ッ場ダム活用を主張

マイナンバー推進に本気 安倍桜田とかハンコ議連の連中を入閣させ、イエ制度の維持にこだったが、菅義偉個人単位社会保障

不妊治療保険適用リベラルの悲願でもあるだろ 

マイナンバー健康保険証が目玉の公約菅義偉社会保障の一体改革そっくり

行政改革を徹底してから消費税増税は避けられない 野田菅義偉も一緒

庶民アピール いまの菅義偉どじょう演説みたい

縦割り打破 幼保一体化を思い出す

民主党 道路ガソリンは値下げします 値下げは私or我々の成果

菅義偉 携帯は値下げします 値下げは私の成果

最低賃金引き上げに消極的安倍と違い菅義偉積極的に引き上げるらしい、民主党かな

政局 震災対応とき管直人コロナ菅義偉予算野党部分的に反対するのは似てる

安倍政権でも移民政策推進した菅義偉水道民営化民主党時代に推進されたのを菅義偉が前にすすめた

アメリカ民主党オバマ 輸出倍増 

菅義偉 農産品の輸出倍増

維新と近いのは民主党と一緒

鳩山内閣事業仕分けパブコメ思い出す縦割り110

オンライン診療継続=ネットでの薬販売規制緩和 

枝野蓮舫切らなくて新自由主義批判とか無理がありそう、蓮舫リストラするのはネオリベなのか?国民民主とかの玉○とかネオリベすぎるだろ、スガもカンブレアコピーじゃねえか。だいたい、菅義偉国債発行制限なしといってるし、ヘリマネ肯定論者で維新とかみんなの党とおなじで消費増税確信犯なだけ。麻生政権とき定額給付金、どうして控除じゃないんですって聞いた前原みたいなねじれになってない?低所得者敵に回してるぞ。アベノマスク批判的外れで、入札に問題あるなら、マスク会社国有化して(シャープ救済しろ)国内雇用創出とか野党には言ってほしかった。共産党までマスク問題チキンだし。マスク国産化するなら右派の票も取りにいけるし。憲法改正抵抗するなら公明党に入れようってなるよ。差別化できてない。

民進党=ミリバンド労働党

立憲民主党=スターマー労働党

党内融和の必要性否定しないけど、菅義偉と同じですべての派閥から消極的に支持される枝野体制って強そうで弱いのよな。

野党支持者だけど菅義偉叩くと自己否定になる気がするから枝野には差別化してほしい。そうじゃないと菅義偉仙谷由人野田佳彦を足して二で割ったようにしか見えない。管直人内閣閣僚がすべってミニ鳩山内閣かいわれてたしな。第二次野田内閣 民主党自民

 

2020-06-19

anond:20200619102650

内閣時期民主支持率自民支持率
麻生内閣2009年5月19.9%31.7%
麻生内閣末期2009年8月29.0%26.6%
政権交代直後2009年9月42.0%18.9%
鳩山内閣末期2010年5月20.8%17.9%
菅内閣発足直後2010年6月34.3%15.8%
支持率逆転2010年12月21.3%22.6%
菅内閣末期2011年7月13.6%23.4%
野田内閣発足直後2011年9月24.9%19.1%
野田内閣末期201211月12.7%25.0%
安倍内閣発足直後2013年1月7.6%37.8%

民主党政権中も自民党はずっと10%台後半から20%台前半で安定していて

民主が減ったぶん自民が劇的に増えるような状態だったかというとそうでもないんだよなあ。

民主支持が10%とか20%とか乱高下していても自民支持はプラマイ5%くらいの範囲しか増減してない。

2020-05-12

anond:20200512021208

鳩山内閣から多くのことを学んだから次は失敗しない、誰かちゃんとした奴がやれば次は失敗しない。 ←学んでいない

2020-03-06

anond:20200306162507

anond:20200306162818

あー

小沢派から何人入閣とかなくなって、

派閥抗争が減って、

自民党内でも強く、

自民党内でも嫌われがちになってるのか


https://ja.m.wikipedia.org/wiki/内閣総理大臣の一覧

小泉内閣以後だから

平成13年2001年-平成18年2006年以後

安倍内閣は、直後の

平成18年2006年-平成19年2007年

平成24年2012年-令和2年2020年現在に至ると

間の

福田内閣 平成19年2007年-平成20年2008年

麻生内閣 平成20年2008年-平成21年2009年

鳩山内閣 平成21年2009年-平成22年2010年

内閣 平成22年2010年-平成23年2011年

野田内閣 平成23年2011年-平成24年2012年

この辺は ほぼ1年おきに政権交代してるが

この間にだんだん派閥争いが減ったのかな


平成26年2014年内閣人事局ができて

官僚総理に逆らえなくなって

政治主導はしやすくなったけど

官僚にも嫌われがちになった


その上安首相性格が、

党内でも官僚でも人事を握って

嫌いな人(敵)の話は聞かない から

嫌われる、感じかな


ワンマン社長みたいな印象

これで検察庁警察を押さえると

だいぶ強い権力者になるわけね

誰も逆らえない

米国大統領ってこんななのかな


政権も長いし、そろそろやめろって言われても

おかしくないのね

それで首相個人攻撃になりやすい、と

これって

いつか他の人が総理大臣になっても同じだよね

次の政権も長くなるかな


建前上、

国民代表者たる総理大臣の意見が通りやす

= 国民意見が通りやすい、

官僚人事になるわけだから

内閣人事局は悪くなさげだが

内閣人事局はない方がいいのかなあ

安倍総理やめろ、って言う人達は、

自民党でも他の人だったらもう少しマシな政治になる、

と思っているのかな

自民党員で、こっそり言ってる人ならわかるけど

他党が、

自民党攻撃するよりも

総理大臣個人ばかりを攻撃するのは

やはりよくわからん

自民党安倍総理反対派が味方になるから??

どこの政党政策のもの判断してなさそうだしね

辞任解散総選挙になればいいと思ってるのか

2019-11-21

anond:20191121100118

野党政権取らせない程度に与党議席減らそうとしたら、事故って与野党ひっくり返ってとんでもないことになった」

じゃなくて

国民民主党政権を作ろうとして民主党政権が出来たんだよ、鳩山内閣に70%超える支持があったんだよ。

バランス取ろうとして間違って出来ちゃった政権に70%の支持が集まると思う?

お前みたいな馬鹿記憶改ざんして安倍政権を支持し続けるせいで媚米外交が深化してって、民主党政権媚中外交と同じような状況になりつつあるんだよ。

2019-08-10

インターネット世論の流れ(ネトウヨと呼ばれて)

自分観測範囲であったことを雑にまとめる

 

小泉内閣 ~2006年

この頃正直覚えていない

ネットユーザーは一部を除いてほとんど政治に興味がなかったと思う

 

第一安倍内閣 ~2007年

この頃も実は大して盛り上がっていないが

大体の論調

マスコミがどうやらひどい

・菅・鳩山小沢ギャグ要員

韓国ギャグ要員

中国怖い

みたいな感じだったと思う

 

福田内閣 ~2008年

この頃から非常にインターネット世論政治に興味を持ち始めた

確か「危険法案リンク」みたいなのがきっかけだったと思う

 

https://dic.nicovideo.jp/a/%E5%8D%B1%E9%99%BA%E6%B3%95%E6%A1%88%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AF

時期は前後するが、こういうのだ

 

児童ポルノ法

ダガーナイフ規制(可決済み)

外国人参政権

国籍法改正案(可決済み)

人権擁護法案

青少年ネット規制

・1000万人移民政策

裁判員制度(可決済み)

ダウンロード違法化(法案成立済み)

ACTA(偽造品の取引の防止に関する協定)

 

改めて分析すると、これらは

・何らかの規制

・国の問題中韓問題

になっている

いわゆる「憂国」ってやつで、この思想は今でも続いていると思う

例えばブロッキングに対するはてな界隈の強い反発は「何らかの規制」に対する反発に非常に似ている

表現の自由に関わる話もそれに該当する

 

この危険法案関係は非常に盛り上がって

mixiなどのSNSブームだったことも有り、結構な規模のデモにまで発展した

しか右翼左翼みたいな勢力ほとんどなかったし

そもそもその頃ネット全体は反自民だった

とは言っても、それでも民主を持ち上げる声はなかった(ギャグ要員と思われていた)

 

自民以上にやり玉に挙がっていたのがメディアマスゴミと言われ始めた頃)で

簡単に言えば「俺らがこんなに気にしてる危険法案を報じないのは意図してやってるに違いない!」みたいな雰囲気があって

インターネットがなんとかするしか無い」と言う風潮があった

 

この時代に色んなもの醸造されたと思う

 

麻生内閣 ~2009年

「国の問題中韓問題)」に対して、中韓に対して強い姿勢を取った麻生内閣は非常にありがたがられた。

プラスして、漫画文化に明るいということでそういう層も取り込んだ。

ここで勢力が分断したのかもしれない。

 

麻生内閣を持ち上げる一群がある一方で

麻生内閣こき下ろすマスコミという事象が起き

反マスコミ麻生支持、アニメ好き」という勢力が生まれ

これが後にネトウヨと呼ばれたと思う

 

鳩山内閣 ~2010年

ネトウヨ」と言う単語が盛り上がったのは、政権交代があったからだ

これは悪口として使われた

当時のネトウヨは非常に若く、暴走する者も多かったため

結局互いの勢力の悪い部分を論って「これだからネトウヨは」「お前ネトウヨだろ」という風に使われた

奇しくもそれは少し前に韓国人のことを「チョン」と言って笑っていた状態に似ていたが

もちろんどの層にもまともな者からおかしな者まで居たので、どこでも起きていた現象しかなかった

 

反マスコミ麻生支持、アニメ好き」という勢力が、「自民支持」ということになったのは

対抗する勢力民主党だったからだと思う

しろ当時民主支持だった人が「自民支持」と呼んだのが発端な気もするが

その後色々あって、民主党への反発として自民支持の色を強めていったと思う

 

ちなみに鳩山内閣が誕生したときは、アレだけ煽ってた人も「マジかよこいつかよ」みたいな反応をしてたので

煽ってた人が本当に民主支持だったのかは未だに不明

 

菅内閣野田内閣 ~2012年

ここらへんは非常に落ち着いていたというか

地震リーマンショックでそれどころじゃなかったと思う

 

どの勢力も、急速に政治への興味を失っていったように視えるのは私だけだろうか?

 

第二次安倍内閣 ~今

そしていよいよこの時代になってインターネット世論は落ち着いてしま

ほとんどリアルと差が無くなってくる

 

元々ネトウヨと呼ばれていた層は、安倍麻生支持者が大半だったので声を荒げる必要はなくなり

民主解体してしまったので、一部の層は拠り所を無くし

最近は「反安倍」という勢力としてまとまりつつあるが、はてな等極一部で盛り上がってるだけに見える

 

まとめ

振り返ってみると、インターネット世論イデオロギーというのはどうも稚拙だと思う

 

危険法案反中韓として一致団結

反マスコミ反中韓としてネトウヨが生まれ

・反ネトウヨ反自民としての勢力が生まれ

・反安倍として勢力が生まれ

 

といったように、我々インターネット世論の拠り所は「何に対して腹が立つか」「何のアンチなのか」が非常に大きいウェイトを占める

それを言ったら、一個上の世代論調右翼に反対して左に寄ってるし

更に上の世代はその上の世代の反対で右翼によったみたいな話も聞く

非常に減点主義的な民族

別々の勢力にいる人でも、敵が同じなら味方になるような、そんな人種なのかもしれない

 

次は何のアンチになるんだろうか

 

おまけ(追記

反応ありがとうございます

 

そう言えばまとめブログについて触れるのを忘れていた

麻生政権~政権交代付近で、たまたままとめブログが盛んになったおかげで、情報の偏りが生まれ右翼左翼両方の濃度が増したんじゃないかと思う

まとめブログが縮小しSNSが台頭すると、言論統一が難しくなり、自分考える人と、昔の感覚(例えば嫌韓)を引きずってる人に別れたのではないか

 

嫌韓問題は、とにかく切れ目なく韓国が色んな事をするので、しょうがない面も大きいと思う(拉致問題も含む)

一方で韓国良いよって言う人の意見も耳に入ってきたことで、良い面の知識も増えた

韓流文化韓流アイドルは、最初ゴリ押しな感じが強かったが、徐々に成長し身内でも「韓流ドラマ良いよ」みたいな声が上がってきたお陰か

嫌韓の人でも「ドラマ映画ダンスは良いよね」って言う人が増えていて少し面白いと感じた

 

中国もすっかり経済的に成長してしまったので、中韓とは仲良くする流れになるとだろうと思っていたら

何か昨今の状況はよくわからいね(興味も薄い)

 

あと、たかじんのそこまで言って委員会が一時期結構ソースになっていたと思うんだけど、時期がうろ覚え

小林よしのり時代はぼーっと生きていたので何もわかりません)

2019-07-24

選挙自民党投票した理由

https://anond.hatelabo.jp/20190723004058

中年男性の一例としてご参考になればと思いまして、投稿させていただきます

西暦政権ドル円(年平均)年収(額面)基本給ボーナス(夏+冬)残業代
2007福田内閣117.744827410168
2008麻生内閣103.346728510174
2009鳩山内閣93.54002966253
2010菅内閣87.74583006099
2011野田内閣79.84343135751
2012野田内閣79.74203225438
2013安倍内閣97.54343336725
2014安倍内閣105.94673457926
2015安倍内閣121.052535410447
2016安倍内閣108.760836813092
2017安倍内閣112.159838012870
2018安倍内閣110.463938913293

データ説明

入社以来の給与明細をすべてエクセル入力しています

2006年入社しましたので、1年分のデータがない2006年は省き2007年以降のデータ記載しています

政権交代は年の途中でなされますので、Wikipediaを参考に概ねその年を代表すると思われる政権名を記載しています

年収より右のデータは全て「万円」単位四捨五入しています

弊社では、残業代申請は正確に行うように都度注意されますので、サービス残業は0とお考え下さい。

データ解釈

年収データを見ますと、2009年リーマンショックを境にして年収が大きく落ち込み、民主党政権下の2012年までの期間は下落傾向であったことが読み取れます2010年2009年と比べて年収が上がっていますが、これは主に残業代が増えたことによるもので、この期間の月平均残業時間は約40時間です。その後2011年2012年は基本給の増加にも関わらず年収が下落しています。この原因は円高による不況仕事が少なくなり残業が減ったことが原因です。

その後、安倍内閣となり徐々に年収が増加しています。この原因としては、基本給の増加、会社の業績の回復によるボーナスの増加、円安傾向による仕事の増加=残業代の増加です。2013年の400万円前半から毎年数十万増加し、直近の2018年は600万円半ばでした。仕事も忙しく残業も多いのですが、基本給も増加しており、菅内閣時の残業代99万円の時は月平均40時間残業代であったのが、安倍内閣時の残業代93万円は月平均28時間残業で得られたものです。(残業代の時給は基本給の時給+25%)

今後の予測

転職しました。関東圏に住んでいたのが実家の近くの同業のやや違う仕事に変わり残業代はほぼ0になっています。(実際残業しておらず5時には帰っています。)年収としては500万円を超えるくらいでしょうが今の生活の方が幸せなのではないかと思います貯金は年間100万円程度貯金しており今のところ1500万円程度です。田舎生活費も安めなので、おそらく今後も同じようなペースで貯金はできる見込みです。

今後の投票

あくまでも私にとってはですが、毎年年収が減り続けた民主党政権悪夢しかありませんでした。勤め先の企業に「継続企業の前提に関する注記」が記載されたこともあり、将来に対する希望も持てず、貯金のみが趣味といった生活でした。安倍政権になってからは、年間100万円貯金してもそれとは別に趣味にある程度お金を使えるくらいの生活になり足を向けては寝られないなという感覚はあります。少なくとも悪夢を覚ましてもらった恩人に対する義理として安倍内閣の間は自民党投票するつもりです。安倍首相が辞任した後に関しては、もう少しニュートラル投票先を検討することにするつもりですが、経済が最優先で投票先を決めるので旧民主党系の政策を見る限りなかなか投票先にはなりそうにありません。

2013-06-07

馬鹿が多い日本革命は起きない

数年前チュニジアで起きたジャスミン革命を発端にアラブ諸国革命が起きた。Facebookが大きな役割を果たした現代的な革命

これが日本にも波及しないものかと願ったが叶わなかった。

なぜ日本革命は起きないのか友人と議論した内容のまとめ。

そもそも日本革命必要

日本海外に比べ平和だし民主主義国家から革命必要ない」と言う間抜け友人の為に説明した。

チュニジア革命根本的な原因は、一部の人間が利権を独占し政治が腐敗していた事だ。

一部の人間が利権を独占し政治が腐敗」

そっくりそのまま日本に当てはまる。

では一部の人間とは誰のことか。政官財そしてマスコミである

間抜けのために一つ一つ説明した。

政とは政治家のことだが、全ての政治家が汚れているわけではない。例えば誰だか思い浮かべてみるといい。

小沢一郎を思い浮かべた彼は新聞テレビネットニュースくらいしか情報源がないお馬鹿さんだ。

小沢一郎官僚支配政治を変えようとして潰された人だ。

癒着している政治家が誰だかここで述べるのは時間無駄。君が見抜く目を持てばいい。

しかし、そもそもまともな政治家は潰される。問題は潰す側の官僚のほうだ。

官とは官僚のこと。

官僚って何?」

と言った友人にはあきれたが、説明も難しい。

日本の政治実質的に行っているのは政治家ではなく官僚である

官僚政治家を巧みに動かしていることが多い。

要するに官僚政治権力を握っていると言っても過言ではない。

ただ、内閣に対する国民の支持が高い時など場合によっては政治家官僚を動かせる。あくまで官僚権益を大きく損ねない範囲内でだが。

本来、立法国会仕事だが、法律を書ける国会議員はまずいない。

官僚法律を書く。官僚自分達の都合のよい様に法律を書ける。

そこが変えられない限り官僚支配政治は変わらないだろう。

財とは財界のこと。経団連が大きな力を持っている。

マスコミといっても大手マスコミ。大メディアと言われる。

彼らの癒着がこの日本に様々な問題を引き起こしてきた。


日本の大問題

「政官財マスコミ癒着してることの何が問題なんだ。」間抜け友人はそう言うので逆に質問した。

「いま日本が抱える大きな問題を思いつく限り言ってみて」

・景気の先行き

少子高齢化

年金制度の財源と制度の問題など社会保障制度

国債の大量発行による膨大な国の借金

間抜けのわりに問題は認識している。

ここで重要なのはこれらは個別の問題ではなく、関係し合っている問題であること。

未来を悲観視する材料が多いと、人々は消費を控えたり、結婚出産に躊躇する。

株価も下がる。税収が減り借金が増える。


これらの問題が改善されないのは、政官財マスコミ癒着構造根本的な原因がある。

日本経済を立て直し、それらの問題を解決するためには、財政支出を減らし、景気を効果的に刺激する支出を行う必要がある。

しかし、彼らにその気はない。

官僚公益法人など天下り先を作って税金をかすめとる。

大企業優遇政策をとる。

医師会農協など一部の利権を守るため、医療改革農業改革などが期待できる新たな産業を育成しない。

それは日本ベンチャーが育たない理由の一つである

IT革命が起きてこの20年の間に急激に成長し強力なブランドを築き上げた企業アメリカばかり。

Apple Microsoft Google Adobe など。

それらの企業は巨大な市場雇用を生み出した。

反対に日本はそれらの企業おこぼれを貰っているような企業か、デフレ企業M&A企業だ。

日本最近急成長した企業といえばユニクロSoftbankだが、デフレの申子と言われている。

新たな価値を生み出したそれらアメリカ企業の足元にも及ばない。

産業構造の転換期に乗り遅れた大企業は潰れる運命にある。

政府大企業を潰れないように支援するのではなく、ベンチャーが生まれ育つ環境を作るために金を使うべきだ。


政治が変わらない理由

変えようとする政治家は潰される。しかし、国民から圧倒的な支持がある政党政治家が生まれれば、潰すに潰せなくなる。

だが国民にも問題がある。大手マスコミ報道鵜呑みにする間抜けが選挙で間抜けな投票するか、投票さえしない。

例えば、官僚支配政治を改革しようとしていた民主党鳩山内閣は始め支持率は高かったが、基地移転問題や献金問題が原因で支持率が下がり、参院選で負けて政権運営が苦しくなり、結果的に官僚のいいなり野田内閣が出来上がり、挙句の果てに小沢を追い出した。

よく考えるといい。基地移転問題は沖縄住民には深刻な問題だが、その他大勢日本人にとって正直、深刻な問題ではなかったし、できれば近くに移転して欲しくないと思っていたはずだ。それなのに、鳩山移転失敗した際には日本国全体の大問題だったかのように民主党をひどく非難し、支持率はひどく下がった。

献金問題にしてもそうだ。官僚支配政治に比べたらささいな問題であることを理解できない政治潔癖症国民自分自分の首を絞めたのだ。

衆院選民主党を支持した国民が、自分に何ら影響のない問題を問題にして参院選民主党を支持しなかったのだ。

結果、ねじれ国会によって民主党は力を失い、官僚支配政治の改革どころか、官僚に支配される党になってしまった。

そこに国民の間抜けさがよく表れている。その民主党を後から非難する間抜けは救いようがない間抜けだ。

最後

メディアリテラシーが低く論理的思考ができぬ間抜け国民が多い限り、この国の政治が変わることがないだろう。

革命なんて起きるわけがない。

革命が起きるきっかけはあった。福島原発事故だ。

だが、殆ど国民原発の問題だけに終始し、その背景にある癒着構造にまで目が行き届かなかったようだ。

ジムロジャースが先月に日本株を全て売り払ったらしい。

売り払った理由として彼が言った最後の言葉で締めくくろう。

日本本質的な問題は、人口の減少と増え続ける借金です。財政支出を大きく削減しない限り日本経済は衰退していくだろうしデフォルトだってないとは言えない」

間抜け友人は言った。「デフォルトって何?...」

...

2012-11-20

ちょっと質問なんだけど

マニフェストって政権公約とか言われているけど、

政権が獲れなかったときマニフェストって、考慮するべきだと思う?

岡田民主党が郵政解散の時だったと思うけど、敗北したあと、

政権が獲れなかったんだから関係無い」って言い出したり、

その後に

参議院選挙政権関係ないんだからマニフェストには拘束されない」

って言い出したことがあるんだよ。

これを認めるなら、前回の総選挙で、例えば自民党マニフェスト世襲禁止を書いたのに今回破棄したのは何の問題もないし、

これを認めないなら、

実は民主党って岡田派と鳩山小沢派派閥抗争を繰り広げていて、

鳩山党首の時に岡田マニフェストを踏みにじって、全く別のものを掲げたことが非難されるべきなんだよ。

でも鳩山が辞任して風見鶏・管政権になって

(管って鳩山内閣時にはまず国家戦略担当大臣になって、閑職だったんだけどポスト鳩山を睨んでおとなしくしている、

ことのきはまだ小沢連携していた時期だった。しかし管が小沢を敵に廻す道を選んだ)

ワンポイント開いて、

野田総理になったら、市民派岡田とも辣腕・小沢とも違った、官僚従属姿勢を取ったんだよ。

から野田が今度作るマニフェストが、岡田マニフェストを継いでいるのか、鳩山マニフェストなのか、

それとも今までのどのマニフェストとも整合性のとれないものをつくるかの三択になる(全部乗せはここ)はずなんだが、

こういうことは考えなくていいのかね?

でも野田って、前原が党首だったとき幹事長なんだよね~。

永田を見捨てた人でなし前原番頭野田から国民が何をどう言っても、耳を貸さないだろうな。

http://anond.hatelabo.jp/20121119225326

今度の選挙で、党首として国民洗礼を受けないのは、小沢を別とすれば前原だけになるのかな?

2011-02-01

国債格下げで円安に債券安。

国債の格下げは、二年連続して税収を超える赤字国債を発行するという財政政策に対する市場の評価であって、これ自体は、円安傾向によって折り込み済みである。JGBは、日銀と金機関財務省の間でお金債券の残高がぐるぐる回っている状態なので、金利が0%である限り、破綻しない。資本比率等の面で不健全になるが、その辺は、欧州アメリカも、会計基準を捻じ曲げてデコレーションしているのだから欧米が基準を元に戻すまでは、日本がやっても大丈夫となっている。金利が上がった時に金融機関が吹っ飛ぶけど、それを狙ってCDSショートする仕手戦は、もう少し、日本財政状況が悪化しなければならないであろう。買い上がるのであれば仕込みは長期戦になるが、売り崩すのであれば短期決戦であり、日本政府が自らセリング・クライマックスを招くのを待つだけである

しかし、今日、いきなり円安と債券安に振れたのは、首相の不用意な発言が原因である。二年連続で税収を上回る赤字国債を発行する首相が、国債格付けの低下に対して疎いと答えてしまったのでは、返済可能性に重大な疑義があると考えるのが普通であるしかも、鳩山内閣では財務大臣だったのにである債務者が、金利が上がったと聞かされて、よくわからないと答えたら、金貸しは貸し剥がしに入るのが普通で、追い貸し何ぞ、するわけが無い。

国債借金であり、元利を含めて税収によって返済しなければならないという認識が無いのであろう。民間資産と見合いになっている部分があるが、減価償却によって民間資産の残高は時間と共に低下していくのに対し、赤字国債の発行が続き、バランスが壊れてしまっている。民間資産が生み出す利益に対して、国債の利払いが過大になりつつあるのである。0金利といえども、完全に0%となっているわけではなく、雀の涙ほどではあっても金利はついている。この金利を、民間資産の利回りが負担しきれていない。減価償却を洗い替えるには、売買が頻繁に起こっていなければならず、それを支えるだけの経済活動が必要になるが、その活動が停滞している。法制度判例が、経済活動を大企業等の既得権益層に有利なようにしてしまい、新商品やシェア争いといった競争を不合理にしてしまっている為である

民主党政権が成立して二度目の予算であるが、鳩山内閣菅内閣も、税収を超える赤字国債を発行してばら撒きを続けるという点で、亡国内閣と言える。

歳出を抑制し、赤字国債を発行しないという公約を信じて、先の衆議院選挙民主党に一票を投じた人々は、またしても裏切られたわけである

民主党には、国民を裏切っているという自覚が無いのであろう。そして、格下げを税収不足が原因であるとし、消費税率引き上げを正当化しようとしているのが居るようであるが、消費税経済活動を冷やす税制であり、バブルの退治においては有効であるが、経済が衰退している状態では、すでにその役割を終えている税制である国債の格下げは、二年連続して税収を超える赤字国債を発行するという財政政策に対する市場の評価であって、これ自体は、円安傾向によって折り込み済みである。JGBは、日銀と金機関財務省の間でお金債券の残高がぐるぐる回っている状態なので、金利が0%である限り、破綻しない。資本比率等の面で不健全になるが、その辺は、欧州アメリカも、会計基準を捻じ曲げてデコレーションしているのだから欧米が基準を元に戻すまでは、日本がやっても大丈夫となっている。金利が上がった時に金融機関が吹っ飛ぶけど、それを狙ってCDSショートする仕手戦は、もう少し、日本財政状況が悪化しなければならないであろう。買い上がるのであれば仕込みは長期戦になるが、売り崩すのであれば短期決戦であり、日本政府が自らセリング・クライマックスを招くのを待つだけである

しかし、今日、いきなり円安と債券安に振れたのは、首相の不用意な発言が原因である。二年連続で税収を上回る赤字国債を発行する首相が、国債格付けの低下に対して疎いと答えてしまったのでは、返済可能性に重大な疑義があると考えるのが普通であるしかも、鳩山内閣では財務大臣だったのにである債務者が、金利が上がったと聞かされて、よくわからないと答えたら、金貸しは貸し剥がしに入るのが普通で、追い貸し何ぞ、するわけが無い。

国債借金であり、元利を含めて税収によって返済しなければならないという認識が無いのであろう。民間資産と見合いになっている部分があるが、減価償却によって民間資産の残高は時間と共に低下していくのに対し、赤字国債の発行が続き、バランスが壊れてしまっている。民間資産が生み出す利益に対して、国債の利払いが過大になりつつあるのである。0金利といえども、完全に0%となっているわけではなく、雀の涙ほどではあっても金利はついている。この金利を、民間資産の利回りが負担しきれていない。減価償却を洗い替えるには、売買が頻繁に起こっていなければならず、それを支えるだけの経済活動が必要になるが、その活動が停滞している。法制度判例が、経済活動を大企業等の既得権益層に有利なようにしてしまい、新商品やシェア争いといった競争を不合理にしてしまっている為である

民主党政権が成立して二度目の予算であるが、鳩山内閣菅内閣も、税収を超える赤字国債を発行してばら撒きを続けるという点で、亡国内閣と言える。

歳出を抑制し、赤字国債を発行しないという公約を信じて、先の衆議院選挙民主党に一票を投じた人々は、またしても裏切られたわけである

民主党には、国民を裏切っているという自覚が無いのであろう。そして、格下げを税収不足が原因であるとし、消費税率引き上げを正当化しようとしているのが居るようであるが、消費税経済活動を冷やす税制であり、バブルの退治においては有効であるが、経済が衰退している状態では、すでにその役割を終えている税制である

2011-01-19

小林正先生論文より

昨年放送されていた、マイケル・サンデルNHK白熱教室は非常に面白かった。そんな折、NHKの白熱教室番組で解説をされていた小林正弥氏が、「サンデル政治哲学」という新書を出されていたことを知った。早速読んでみたところ、あまり理解が及ばなかったカントの部分であるとか、サンデルより他のコミュニタリアンと呼ばれる思想家たちのことも書いてあり、とても勉強になった。

そのうちにサンデルよりも氏がどのような研究をされているのか興味が出てきて、他に書かれているものを大学図書館で調べてみた。小林氏はどうやら「公共哲学」というものを日本に根づかせようとされているらしい。堅苦しい哲学というよりも、実践を本分とする「公共哲学」にも興味を持った。そこで、昨年出版された「アクセス公共学」という本を図書館で借り、小林正弥氏の論文を読んでみた。「日本政治の公共学」という興味をそそるタイトルである

だが読み進めていくと・・・

そこには驚くべきことが書いてあった。

少なくとも、以下に引用する文章(それは論文の最終節にあたる)が、サンデルのjusticeを解説されていた人の書くものとは到底私には思えなかった。私には以下の論文のjusticeがよくわからいし、これが日本公共哲学なのであればそのようなものは・・・とも思わないでもない。少々長くなるが、はてなユーザー賢明なるみなさんに、ご意見を賜りたい所存である

この民主党中心の連立政権社民党国民新党との連立)は、脱官僚政治主導、そして地方主権を主張し、対等な日米同盟公約に掲げた。また、成立した鳩山政権は「友愛」と「新しい公共」を理念として掲げて、地球温暖化問題についてCO2排出量の25%削減1990年比)という鳩山ビジョンを提起して世界の喝采を浴びるとともに、東アジア共同体ビジョンも提起した

これらの政策公約の多くは、自民党政治、特に55年体制におけ二重十恩顧主義政治体制や家産官僚制の問題を摘出し、その抜本的改革を企てるものである鳩山首相は「友愛」の理念を掲げていたから、それは「友愛公共革命」への期待を生んだ(小林2010)。そして、その所信表明演説や施政方針演説は、「友愛」と「新しい公共」の理念を掲げる拡張いものであり、いわば政権公共哲学を宣明したものだった。これは、理念政治を動かすという可能性を示したという点において戦後日本政治においてほとんど初めての出来事であった。政治において、「善」に関わる理念が明示されたという点において、この公共哲学は、マイケル・サンデルが主張するような意味において、コミュニタリアニズム的な性格を持っていた。

(中略)

さらに、日米関係においても、新政権総選挙マニフェストで「緊密な日米関係」を掲げていた。鳩山政権は、普天間基地移設問題について、自民党政権が合意していた沖縄県内の辺野古移設案を変更して、鳩山首相は可能な限り県外・国外移転の可能性を探った。これは、永年にわたる日米恩顧主義における対米追従外交に代わって、沖縄の負担を軽減するために主体性を持った政策を提起しようという試みだった。

(中略)

しかし、鳩山政権首相自らが設定した2010年5月という期限までにそれを実現することができなかった。県外移設の可能性を追求したもののアメリカに拒まれて、結局は辺野古案に回帰して日米合意を行い、反発した社民党の連立離脱を契機にして、発足後8ヶ月余りという短期間で崩壊したである。その主因は鳩山首相小沢幹事長をめぐる「政治とカネ」の問題と、普天間基地問題をめぐる混迷だった。しかし、普天間問題において外務省防衛省は、いわば米官連携に即して、県外移設案の追求に対して非協力的だった。ここにも現れているように、鳩山内閣においては「政治≒公共」に対する「国家≒官≒公」の反発や抵抗があったということができる。残念ながら、こうして「公共的公」は確立せず、「公共」的な政権は「官」の抵抗に遮られて崩解してしまったのである

2010-09-22

尖閣諸島関連の外交問題に対する民主党の反応

尖閣諸島漁船逮捕中国世論の反発がエスカレートしている件について、

中国共産党日本大使館の大使を何度も何度も呼びつけ厳重抗議をしているらしく、かなりお怒りでいらっしゃる。

さて、この件について民主党対応について困惑していらっしゃる方がいるのではないだろうか。

つまり、民主党自民党と違ってかなり中国韓国よりの外交スタンスであるから、まず中国に媚び寄るのではないか、

なぜ民主党政権中国と対立することになっているのだ。わけがわからん

民主党反中国であったのか。まさかそんなわけはない。ガス田の件などではかなり譲歩していたし。

そんな方が多数いるのではないか。そこで僕の稚拙政局分析をここに書きたい。

民主党はなにもしていないだけである。

僕はこれが真実だと思う。

尖閣諸島領有権については一先ず置いておくとして、

海上保安庁の方々からしてみれば、今回のことは(領有権はともかくとして)逮捕は当然のことだ。

だってビデオ撮影してあってどう見てもぶつけられたに決まっている。

ここで逮捕するな、即釈放しろというのは、陸上の警察で言えば

「警邏中の警察官が突然、違法滞在の中国人にブン殴られて、怒り心頭の警察官がその中国人逮捕したらお上から『即釈放しろ』と言われた」

こんな感じなわけで、当然そんなのは受け入れがたい。署のメンツに関わってくるし、そんなのをホイホイ受け入れたら警察官たちは全員やる気をなくしてしまうだろう。

逆に、本当だったら別の違法滞在中国人たちを一斉摘発して報復するような案件である。

「あれで釈放するのだったら、最初から警邏などさせるな!!」という話になる。

海上保安庁からしてみれば、検挙するのは当然だし規定日数を拘留するのも当たり前の対応なのだ。

ではなぜそれが問題化してきたのかと言えば、中国違法操業ではないと主張しているからだ。

自民党時代であれば、ここで(それが良い事なのか悪い事なのかは置いておいて)中国に太いパイプを持った政治家がいて、

その人が中国をなだめすかし、官僚とも深いつながりを持った政治家がいて、海上保安庁の顔も立ててやり、穏便に収まっていたのではないか。

繰り返し言うが、それがいいことなのか悪いことなのかは解らない。「事なかれ主義」という側面もあるし、そういった対応中国をつけあがらせる一因でもあったのだろう。

だが、民主党政権になって政権与党の顔ぶれは一新してしまった、

加えて鳩山内閣時代の無神経な事業仕分けなどもあり、民主党官僚の支持をかなり喪ってしまった。

ここで更に官僚の顔を潰すような真似は管総理もしたくはなかったろう。

官僚の顔を潰して総スカンを喰らってしまえば、今でさえ厳しい政権維持などいよいよままならなくなる。

そもそも、普天間基地の問題すら満足に処理できず、泥沼に引き込んでしまった彼らが、中国を相手に尖閣諸島の領有問題で渡り合えるわけがない。

相手は米国沖縄県民ではなく中国なのだ。民主党はいいかげん、沖縄県民に対して物わかりが悪い連中だと思っているだろうが、中国はその遙か上を行く存在だ。

領有問題で泥沼になってしまったら、下手をすれば紛争だし、失言の一つもしてしまえば言葉尻を取られ、領有権中国側に傾いてしまうこともあり得る。

民主党にはそういった器用な対応はできないのだ。

だが、それを理解できなかったのが、こちらもまた硬直的で頭が固いことに定評がある中国共産党である。

自民党時代は、こういった問題が引き起こされて日本に迷惑をかけてしまっても、事なかれ主義対応が得意の自民党勝手になんとかしてくれたのだ。

自国の警察官僚の顔を立て、外務省連携して中国の顔も立て、事を大げさにしないうちに火消しをしていた。

だから思うさま、中国は声を荒げられた。

しかし政権が変わって、そういった自動的な機能がいつのまにか消滅していた。

恐らくは呼びつけた日本大使も困った顔で抗議を聞くだけだったろう。外務省は独自に政治的判断を下すことはできないのだから。

中国自分の国の世論を一度燃え上がらせてしまったが、いつもどこからか現れる消防車は今回現れなかった。

だが実際に国境紛争を始めてしまうわけにはいかない。

中国経済大系は国内外資が撤退したら即座に経済が破滅してしまうという体質を持っているし、

米・台・印・越・露……、どこも力をつけ始めている国々がおり、そのどれもと深い因縁がある中国にとって

「ロクに下準備もしていないのに、突発的に戦争が起こってしまった」などという事態は最悪なのだ。

尖閣衝突事件 中国報道規制 自国批判への転化警戒?」(http://sankei.jp.msn.com/world/china/100921/chn1009212320007-n1.htm

この記事では中国国内共産党批判が恐ろしくなって報道規制したという分析になっているが、

実際のところは上記に長々と示した下地があり、その結果として「火消し」が必要になったということだと思う。

長々と書いてしまったが以上が僕の分析となる。

ここまで読んでくださった方には感謝を。

2010-08-12

次の民主党代表を誰にするか

菅首相夏休みに入ったそうだが、そのままずうっと休んでいて、二度と官邸には戻ってこないでもらいたいモノである。

民主党の代表選挙規約によると、投票日は任期満了日の前30日以内、選挙運動期間は告示日から14日間。したがって、9月14日投票日にすると、9月1日告示日となる。

立候補の為には、この告示日に、20人以上、25人以内の所属国会議員の推薦状を添えて、届け出なければならない。

つまり、臨時国会が閉じて8月末日までが、議員票の票固めの期間であり、告示日から投票日までが、サポーター・党員票対策期間となる。

で、問題は、誰を次の党首にするかということなのだが、まず、今の首相である菅直人氏は、選挙に勝つ為に入れ替えたのに、鳩山内閣を居抜きにした為に、変化をさせられず選挙に負けた。さらに、国際会議でも空気を読めず、内政においても国益を損なうばかりとなっている。

自民党ダメだから自民でなければどこでも良いとして民主党政権が転がり込んだが、自民党への批判票に支えられているという事を忘れ、民主党の政策を進めて、国民の不満と不信を集めている。これでは、春の統一地方選挙を戦えない。

内閣改造イメージチェンジをしようにも、余計な事を、菅首相名前でやりすぎているのである。

民主党政権を維持するには、菅首相の首を切るというのが、最善の選択肢となりつつある。

そこで、誰を次の首相にするかという話になるのだが、民主党には、首相はもとより、大臣ですら、勤まる人材がいない。

小沢グループがまとまるのは、小沢氏が自ら代表選に立った場合だけで、それ以外では、ばらばらになる。鳩山氏が再び立つことは出来ないし、鳩山グループ鳩山氏のお金に集まったグループであり、ナンバー2がいないので、草刈場である。

その他のグループの代表者が立っても、いずれも、小沢鳩山の両派から支持を集めなければならないが、固まる可能性は無い。あれだけの大所帯を作り出して維持するには金も人手もかかっており、それを負担できない者を支持するなんて、できっこない。

民主党が挙党一致体制を作るには、代表戦での圧倒的な勝利で弱小派閥を蹴散らす以外に無く、必然的に、小沢氏自身が立つ以外に道は無い。しかし、この場合小沢氏が首相となり、各派閥から大臣副大臣を引き抜いてというやり方では、残念な事に、国民の支持は得られない。挙党一致体制を作れても国民の支持を得られないのでは、春の統一地方選でボロ負けして、解散総選挙になる。参議院選挙で負け、統一地方選で負けたら、自民党政権に向かって、今必要なのは解散総選挙ではないかと、さんざん言っていた台詞が、丸ごと帰ってくるのである。

挙党一致体制を作り、かつ、自民党との大連立で、政策協定として自身の訴追の廃止と民主党売国政策を自民党に飲み込ませて、自分副首相に納まり、実務は自民党にやらせるというのが一番利口な手法なのだが、これに、民主党の弱小派閥が従うかどうかというのが、問題となる。

代表選挙での圧倒的勝利が必要なのだが、勝利の先が大連立では、反小沢・反鳩山の弱小派閥は、離党して野党に戻るという行動を取るであろう。このとき、どれだけが離党するかという話になる。衆参両院で過半数が取れるだけの数が残らなければ、casting voteを公明党に握られかねない。

全ては、民主党代議士達に政権担当能力が無い事が原因であり、民主党政権を持ち続けようとする限り、日本の政治の迷走は続く。迷走を続けるか、それとも、解党の危険を覚悟して、政権を担えるまともな政党に脱皮する道を選ぶかという選択なのである。

2010-07-13

選挙の結果がでている。

民主党は改選割れとなり、与党参議院勢力は109議席(民主106、国民3)、過半数に13議席足りない。この13議席をどのように都合するかというと、単純な数合わせであれば、19議席公明党か、みんなの党の11議席共産党の6議席という事になる。

公明党菅首相とは仲が悪く、公明党を抱き込むならば首相退陣という事になる。鳩山内閣から居抜きで大臣を引き継いだのは国会の会期中だからであって、参議院選挙明けに組閣をやるつもりだったのだから、いっそのこと、首相ごと変えてしまえという話である。

みんなの党は隠れ民主だから、簡単に抱きこめるであろうが、問題は共産党である。共産党与党にしてはいけない政党である。

4議席社民党とは喧嘩別れしたばかりであるし、2議席の改革や3議席のたち日本では、数が足りない。

となると、参議院を棚上げするには、衆議院の3分の2を維持するという展開になる。

衆議院の3分の2は320であり、民主党の現有は307、国民新党の3とあわせても310。足りない10議席をどこから持ってくるかというと、喧嘩別れした社民はあてにできないし、共産党ダメとなると、公明党の21がやはり目につく。みんなの党の5、新党日本の1、たち日本の3、新党改革の1といった諸派をあてにするには、手間と暇がかかりすぎる。結局、公明党という話になるので、これも手詰まりとなる。

そこで、政党クラッシャーである小沢氏の出番となる。衆議院の過半数は241であり、自民党の現有が115。過半数に足りないのは126。同様に参議院の過半数は123であり、自民党の現有が86。過半数に足りないのは37。小沢グループ民主党衆議院議員から126人、参議院から37人を引き連れて、自民党と野合した場合、衆参ともに単独過半数の安定政権が成立する。

菅首相をはじめとする旧社会党勢力が大臣ポストや党幹部ポストを全部押さえている以上、旧新生党である小沢派が民主党に残る理由は無い。衆議院議員126人、参議院議員37人という規模は、衆議院議員数で自民党全体を上回っており、間違いなく、自民党第一派閥となりえる。自民党に野合せずとも、民主党から新生党が離脱して、自民と連立するだけでも、十分に成立する。大臣以下の政府ポストの半分を取れる。実際には、経験が無くて大臣は無理だろうから、政務官副大臣ポストを重点的に取るという事になるが、旧社会党系ではない民主党議員にとっては、小沢氏についていった方が、旨味がある。二人区に立候補した小沢派の新人は、全員落選した。次の衆議院選挙のときに、選挙区にしても拘束名簿順においても、小沢派の議員は冷遇される事が確実である。衆参が捻れている状態であれば、法案が通らないのは野党のせいと言い張れる。無責任与党の地位を維持するのに必要なのは衆議院の過半数であって、少なくとも衆議院議員の66人は必要無いのである。

この場合民主党は旧社会党と同様、崩壊する事になるであろう。旧社会党の崩壊の時は、鳩山氏のお金という求心力があったが、今の鳩山氏はお金を出せないから、新党としてまとまる核が、どこにも無い。

時期は、政党交付金の基準日である1月1日までには新生党を復活させなければならないので、遅くとも12月中という事になる。参議院選挙後の臨時国会が召集される8月から12月までの間に、この変化が起きる可能性が高い。

[2010.7.12]

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

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