はてなキーワード: セクハラ疑惑とは
クオモがMeTooされたおかげで日曜夜の憂鬱が吹き飛んだ。明日の朝は気持ち良く目覚めて仕事に取りかかれそうだ。
CNN.co.jp _ 米NY州のクオモ知事にセクハラ疑惑、元側近2人が被害を告白
https://www.cnn.co.jp/usa/35167084.html
「クオモ知事は特権を乱用し、セクハラ・パワハラを常習化した」被害女性が赤裸々告白。市長も眉ひそめる(安部かすみ)
https://news.yahoo.co.jp/byline/abekasumi/20210226-00224538/
でもクオモも可哀想だと思う。これがトランプがホワイトハウスの女性スタッフに手を出したスキャンダルだったらこんなにダメージなかっただろう。
トランプ支持の白人オッサンたちは「英雄色を好むと言うしな。男らしくて良いことだ。憧れる」とむしろ尊敬を深め、敵対するリベラル層も「本当にトランプはしょーもないオッサン。でもみんな知ってることだから今更減点にもならない」と攻撃できなくて悔しがることだろう。
セックススキャンダルで言行不一致を叩かれるのはいつも「女性の権利を尊重する」「弱者へのハラスメントを許さない」と主張するリベラル派の政治家ばかり。
保守派オッサン政治家たちは奥さん公認の愛人がいたりプロ女性で性欲処理したりしつつ良き夫・良き父みたいな外面でいられる。それがバレたとしても「金と権力のある男なんだから、そんなもんでしょ?」と支持者は離れない。
MeTooは誰を有利にしてるんだろうね?
https://twitter.com/pink_yellowish/status/1057925168406773761?s=20
【2012年】
□第2次安倍内閣発足
【2013年】
●アベノミクス発表
●東京五輪決定
【2014年】
●消費税8%引き上げ
□第3次安倍内閣発足
【2015年】
【2016年】
【2017年】
●森友問題
【2018年】
【2018年続き】
●省庁の障害者雇用水増し発覚
【2018年続き】
□第4次安倍改造内閣発足
【2018年続き】
●平井大臣 選挙運動費用収支報告書に約700万円分の無宛名領収書61枚
【2018年続き】
●片山さつき 暴力団交際者から事務所無償提供&秘書給与肩代わり
【2018年続き】
【2018年続き】
【2019年】
【2019年続き】
【2019年続き】
●安倍首相「自衛隊募集は都道府県6割以上が協力拒否」実際は9割協力
●政府統計 2018年1月から日雇労働者120万人外し賃金操作
【2019年続き】
【2019年続き】
【2019年続き】
【2019年続き】
●消費税8%据え置きの軽減税率食料品 政府指針で増税前値上げを推奨
●エジプト・シナイ半島で活動する多国籍軍に陸上自衛官の派遣決定
●塚田一郎副国土交通相 下関北九州道路建設計画「私が忖度した」発言辞任
●新元号「令和」に米NYタイムズ紙「Order and Peace(命令と平和)」
【2019年続き】
●米WSJ紙社説 日本の消費増税が「自傷行為」になるとの見解
●F35戦闘機 米報告書で未解決欠陥966件 100件以上は安全に関わる重大欠陥→政府100機追加購入
【2019年続き】
【2019年続き】
●WTO逆転敗訴 政府の「日本産食品の科学的安全性認められた」は虚偽説明
●日の丸掲揚と君が代斉唱に従わない教職員の懲戒処分 国際労働機関ILOが是正勧告
【2019年続き】
○元号が令和となる
●経産省キャリア職員 覚醒剤使用で現行犯逮捕 省内の机から注射器押収
●自民党兵庫県議谷口氏 選挙期間中当て逃げ 親族が身代わり出頭
【2019年続き】
【2019年続き】
●トランプ氏来日 過剰接待 大相撲でソファ土俵にスリッパ 日米で批判
【2019年続き】
【2019年続き】
●人口自然減 初の40万人超 出生率3年連続減 出生数過去最少更新
【2019年続き】
●国家戦略特区 政府WG委員関連会社 提案者から指導料200万円
●非正規雇用者 10人中4人に増加 年収200万円未満75%
【2019年続き】
●老後2000万円報告書「質問への答弁控える」政府が閣議決定
【2019年続き】
【2019年続き】
●国連特別報告者 日本メディア独立性疑念への日本の拒絶反応に「驚愕した」
【2019年続き】
議員不祥事「自民は党名抜き、立憲民主なら党名あり」、Yahoo!ニュース見出しの怪
↑BUZZAP!とかいうサイトが、Yahoo!ニュースの見出しについて、すっとんきょうな主張をしてたので思うところを。
BUZZAP!の記事によると、
自民党議員の不祥事は「見出しから徹底して党名が省かれる」一方、
立憲民主党など野党議員の不祥事は「一方で必ずといっていいほど党名が入れられる」という不思議な見出しの付け方がされている
そうだ。
なるほど、確かに言われているように、不祥事記事の見出しに「自民」がほとんどない一方、
いやいやいやいや、これ当たり前じゃん。
BUZZAP!が「見出しに自民って入ってない!おかしい!」って主張している記事のうち、
片山さつき、麻生太郎、桜田義孝、吉川貴盛、佐藤ゆかりは現職の大臣、副大臣。
現職の大臣・副大臣について報じるときに、わざわざ「自民党の片山さつき地方創生相」なんて書いたりはしない。
政府の一員であることは、一議員であることよりも重いから。当たり前だ(政務官は微妙。政務官を務める自民党の〇〇議員、みたいな書き方をすることがある)。
じゃあ実際、新聞だとどう見出しつけてるのか。ウェブと紙面の見出しは違うから、あくまで参考だが、
例えば片山さつき地方創生・女性活躍相。安倍政権に忖度する必要がなさそうな朝日新聞で見てみる。
地方創生・女性活躍相に就任した昨年10月以降、100本以上の記事がヒットするが、
(#政界ファイル)自民・片山さつき地方創生相、収支報告書訂正で謝罪
この記事1本だけ。
100本以上の記事があるのに!
朝日新聞の見出しの怪!とBUZZAP!が噛みつかないのが不思議でならない。
まさか朝日新聞も自民党シンパなのか!ちがうわ。それが政治報道のお作法なんだわ。
閣僚の記事の見出しにはいちいち政党名を入れない、ということがわかったので、
今回BUZZAP!が例示したYahoo!ニュースの見出しから、現職大臣、副大臣の記事を除外すると残るのは、
杉田水脈氏「誤解招いた」
立憲・辻元氏に外国人献金
わずか14本。たったこれだけの見出し見ておかしいとか言ってんの・・・?
確かに田畑議員は知名度のなさから、「自民」と入っててもおかしくないし、辻元あたりは党名なくてもわかるだろうという気はする。
とはいえ、自民側の見出しのほとんどは「続報」であるのに対して、野党側の見出しは「一報」っぽいものが多い。
二報以降だとわざわざ見出しに党名なんか入れないでしょ。一報時点でどうだったか、を比較しない意味ないじゃん・・・。
あと、集合離散が激しい野党側は見出しに党名を入れないと特定できない、というのはあるかもしれない。
下村博文なんて別に「自民」なんて書かなくても顔が浮かぶが、立憲・近藤副代表 と言われても・・・誰・・・?みたいなことではないかと想像できる。
BUZZAP!は「なんで片山氏の不祥事がこんなに報じられてるのに、Yahoo!は見出しに入れないのか、おかしい!」
みたいな書き方だけど、
自民に迎合したいなら、片山の不祥事を載せなきゃいいじゃん。彼らは取捨選択の権限あるんだし。
「片山氏の不祥事がこんなに報じられている」時点で忖度されてなくない・・・?
新聞だともっと露骨だぞ。読売・産経は自民の不祥事を載せることは少ないし、載せても小さな扱い。
あれか、Yahoo!ニュースは片山さつきの不祥事をたくさん載せるが、見出しでは忖度して「自民」と書くことができない
まあBUZZAP!はいいんだわ。政治記事のイロハも知らないアホなんだなってのが、記事見たらすぐわかるし。ああアホだなあ、と思うだけで。
ただ、この記事がホッテントリ入りして、「そうだ!Yahoo!ニュースはおかしい!」みたいに吹き上がってるコメント見てると、
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 83 | 16669 | 200.8 | 60 |
01 | 59 | 14068 | 238.4 | 70 |
02 | 30 | 4455 | 148.5 | 80.5 |
03 | 25 | 7386 | 295.4 | 92 |
04 | 16 | 2669 | 166.8 | 72 |
05 | 6 | 564 | 94.0 | 61 |
06 | 22 | 3601 | 163.7 | 62.5 |
07 | 21 | 1766 | 84.1 | 48 |
08 | 27 | 4299 | 159.2 | 52 |
09 | 39 | 3053 | 78.3 | 42 |
10 | 38 | 3684 | 96.9 | 44.5 |
11 | 27 | 5164 | 191.3 | 37 |
12 | 48 | 7168 | 149.3 | 53 |
13 | 66 | 5059 | 76.7 | 49 |
14 | 82 | 8402 | 102.5 | 40 |
15 | 53 | 8950 | 168.9 | 57 |
16 | 36 | 12832 | 356.4 | 50.5 |
17 | 82 | 9862 | 120.3 | 39 |
18 | 120 | 13410 | 111.8 | 36.5 |
19 | 74 | 9201 | 124.3 | 60 |
20 | 97 | 13567 | 139.9 | 77 |
21 | 128 | 11254 | 87.9 | 48.5 |
22 | 128 | 17591 | 137.4 | 72 |
23 | 101 | 16728 | 165.6 | 61 |
1日 | 1408 | 201402 | 143.0 | 54 |
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女性専用車両がどういう経緯でできたかなど、被差別者には関係ない。
どういう経緯であろうと差別は差別。受け入れる理由にはならない。
そうか?2度不起訴になった準強姦疑惑を世界にばらまかれてるジャーナリストとか、
否認してるセクハラ疑惑で退職に追い込まれた官僚とか、男性の方が相当割食ってるぞ?
第一、日本の自殺者数は男性が女性の2倍以上。これがずっと続いてる。
ジェンダーフリーランキングも、「女性の政治家が少ない」のが理由だが、
実は日本の有権者数も投票者数も女性の方が多い。つまり、女性が立候補してないだけ。
その上でまだ被害者ぶって「女性専用車両」などという差別を押し通し、
女性差別は女性差別であるだろうが、男性差別は男性差別で解消せねばならない。
財務省のセクハラ被害への対応がマスメディアの批判の対象になっていて
顧問契約のある弁護士事務所に対して、被害内容を実名で届け出るようにといった部分に関して
第三者性がない機関への委託は公平性を欠くし、二次被害への懸念が拭い切れないのに「ありえない対応だ」
といった内容になってます。
なるほどその通りだなと思うし、自分はそこまで考えが及ばなかったなと思ったんだけど
一方でそう批判するマスメディア各社は、少なくとも自社でのセクハラ被害への訴えに関して
第三者機関を介した匿名性を担保した対応は既に用意されているのだろうか?とも思った。
「お前がいうな」と言いたいのではなく、マスメディア側にも必要なセクハラ被害への対応を期待してるし
もしそういった対応が未整備で自らを省みない批判であったなら、それはそれで(あくまでそれはそれで)公平性を欠くなとも思った。
麻生さんの暴走がやばい。セクハラは疑惑への対応は決して褒められたものではない。セカンドレイプまがいの発言までとどまることを知らない。オタク人気の高い麻生さんだが、女性オタの反応はどうなんだろう?と思ったら、全然好意的なんだよね。35万のスーツ仕立てる麻生さんかっこいい!とか、35万のスーツで叩くやつ、手仕事には金がかかるんだデコ助野郎という意見こそ出ているが、セクハラ疑惑への対応の批判は全く出てない。むしろ、たまに擁護があるくらいである。
正直、不思議でしょうがない。彼女らはよく勤め先の上司のパワハラ、セクハラ、違法残業を愚痴の形で告白して、上司や経営陣への不平不満をこぼしているのに。沈黙を貫くならわかるが、好意的。麻生さんというのは摩訶不思議だと思う。
長めです。
私は普段からいくつかの報道番組を録画して関心のある部分だけざっと視聴するようにしてるのですが、
今回の事柄のテレビ報道で問題に感じてる事があります。(新聞は読む習慣がないのでテレビ報道のみについて)
端的にいうと報道番組は必要な手順をスキップしてないか?と感じます。
まず、私達の住む社会がセクハラに対して厳しい態度で臨むという選択に全く異論はありません。
一方でそういった事が起こったとされた場合、何が妥当な事実かについて十分な調査や検証が行われてない段階で、
誰が加害者で、誰が被害者か、何があったかなどを断定的に語られるのは非常に危険だし、公正な態度ではないと思います。
一般の人同士が世間話をするのと、要求される社会的役割や影響力が全く違います。
私は法律の専門家でも何でもありませんが、刑事裁判においては「無罪の推定」という原則があるそうです。(推定無罪という言葉の方が一般的ですが)
検索すればその定義がすぐ出てきますが、以下の文を日本弁護士連合会のサイトから引用します。
「無罪の推定」とは、犯罪を行ったと疑われて捜査の対象となった人(被疑者)や刑事裁判を受ける人(被告人)について、
「刑事裁判で有罪が確定するまでは『罪を犯していない人』として扱わなければならない」とする原則です。
(引用ここまで)
法律の世界において、一つには刑事裁判の立証責任の所在を示す意味もあるそうですが、
今回の事柄は(少なくとも現段階では)刑事事件ではありませんし、民事裁判でもありません。
ですから刑事裁判の原則をそのまま法的に適用しようとは全く思いません。
しかしこの原則の意図するところは、人と人のトラブルが起こった時には常に留意すべきではないでしょうか。
被害にあったと一方の側が主張しており他方がその事実を否認しており、また提出された証拠の妥当性、当時の状況等々に関して
十分な確認や検証がなされない内に、「誰が加害者である」「誰が被害者である」といった断定がいくつも見られました。
更には加害者とされた側に対して「事実」を認める事を要求したり、謝罪を要求したりする事もありました。(この場合の「事実」は批判する側が想定している事実です)
報道機関においてだけでなく、政治の場において国家議員の方々も同様の言動が見られました。
直接的に「誰某は加害者である・被害者である」と言わなくても、「被害にあった女性記者」という表現は被害は事実であったという事実認定が前提になった言葉です。
「セクハラ発言」という表現もある発言がセクハラに該当するという事実認定が前提になっています。(「事実認定」という言葉は一般的な意味で使っています。私は法律の専門家ではないので)
言外のニュアンスといった問題ではなく、ある事実認定が前提になった発言が多々みられました。
「あのような発言はどこで誰に言ってもセクハラである」と考える人もいるかもしれませんが、私はそれは状況次第だと考えます。
(http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20090218/1234934521)
中年男性の性的な発言に対する嫌悪感から即座にセクハラと認定していないでしょうか。
何が妥当な事実かを追求するには様々な可能性を想定し、また様々な事を疑わなければならないのではないでしょうか。それには被害を訴えた側の証言も含まれるはずです。
加害者とされる側に対しては検証を経ない粗雑な断定を下す一方で、被害者とされる側に関しては考えうる可能性を述べる事も「被害女性」を更に傷つける行為だと批判する人もいました。
もちろん私もこの場合、被害を訴えた女性がいわゆる二次的な被害に合わないように配慮するのは必要なモラルだと思います。
しかし、であれば、加害者とされる側についても必要な検証が終わるまでは当該の事実に関する推測は控えるべきではないでしょうか?
(対応についての批評は含みません。あくまで疑いを受けている事実に関してです。)
一方の側が配慮され推測も抑制された状態で、他方が様々な推測を述べられる状態が報道において連日続けば
視聴者の印象はある方向に導かれるのは必然で、その事によって社会的制裁がなされてしまうのではないでしょうか。
念の為、本当に念の為言いますが、私は疑われている事実などなかったと主張するのではありません。
疑われている事柄が事実なら、必要な謝罪や処置が当然行われるべきです。
しかしそれは、繰り返しになりますが、十分な確認と検証の後なされるべきではないかと主張しているだけです。
また言うまでもないかもしれませんが、仮に今後の検証によって、この次官が疑われている事柄が全て事実だと判明したとしても、私が申し上げた論点はやはり問題だと思います。
例えば、ある刑事事件において警察が犯罪を立証する十分な証拠が得られないので、被疑者に自白の強要を行い裁判で有罪が確定したとします。
この時、その被疑者が実際に犯行を行っていたかどうかに関わらず、この警察の行動は違法であり批判されると思います。
後に被疑者が本当に有罪だという証拠が見つかった時、「どの道有罪なんだから問題ない」とは法律やジャーナリズムに携わる方達は決して言わないと思います。
そこまで悪質なものかと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、報道機関の持ってる影響力、言い換えれば実際的な権力を考えればそんなに差のある話ではないと私は思います。
最後に、上で述べたような性質の発言をする人ばかりではありませんでした。
慎重でバランスのとれた発言もあり、被害を訴えた側について疑いを投げかけた発言もありました。
セクハラ問題で世間が揺れている。世界的には、ハリウッドに端を発した#MeToo運動。
日本でも財務省事務次官というエリート中のエリートのセクハラ疑惑で、#MeToo運動が盛り上がるかもしれない。
セクハラ問題でよくみられる反応として、「女性がそういうかっこうだったんじゃないの・誘ってくるようなことしたんじゃないの」
的な反応とか「こんなに制限されたらなにも言えない」とか何が悪いかすらわかっていないレベルの反応。
これらは年配の方に多い。ここらへんはまあどうぞはやくお亡くなりになってくださいという感じ。。
根底にあるのは、女性差別の意識。ご年配の方は、もう女性差別の意識が深く内面化されてしまっているし、
ジェンダー教育を受けていないだろうから、政治的な正しさを理解することもないだろう。
私は、昭和ギリギリ生まれぐらいの世代だが、「女は愛嬌があればなんとかなる。男のお前はちゃんと勉強せえ」
と父親にも母親にも言われて育った。姉もいたがその通り、愛嬌たっぷりの自由人に育った。
両親は特に差別意識を植え付けようとそう言っていたわけではないと思う。今後のことを考えて、
本当に将来のことを思っていってくれていたと思う。
一方で、小学校は道徳の授業から、大学では人種やジェンダーの授業で差別はいけないことだと学ぶ。
その正しさは非常に納得のいくもので、差別してはいけないということを頭では理解できる。
ずっと理解してきたつもりだったが、セクハラ問題などで持ち上がったときにふと、「女性が男の職場に入ってきたらこうなるよな」
とか心のなかで思うことがある。
頭では、今までがおかしかったのだから、女性も性的なことで嫌な思いをすることなく過ごせる職場をつくらないことが問題である
ことがわかるのに、思ってしまう。もちろんそれを声に文章に出すことはないが、多分、心の奥底で、女性差別の意識が内面化されてしまっている。
親や周りの人間からから自然に引き継いだ差別意識と、だんだん正しさを増してくる
ポリティカルコレクトネスとの葛藤は非常に苦しいものがある。
表面的には、よくないことだとわかっていても、内面化されてしまった差別意識が心の奥底で拒否反応を起こす。
もうどうしようもない。
うちの親は絶対にそのことを口にしなかった。
だから私は同和問題をよく知らないし、誰がどこ出身とかどうでもいいし、聞いてもわからない。
私の中に同和の差別意識は内面化されていないから、ポリティカルコレクトネスと衝突しない。
正しいことがわかったなら、引き継がないという選択をした両親は正しかったと思う。
これを見ている子育て世代の人は、ぜひ自分が葛藤している差別意識を子供に引き継がないように努力してほしい。
今正しいと思っているものがこの先も正しいとは限らないけれど。