「雑談」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 雑談とは

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.6/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221404

最後に六つ目だ。特別警報級の問題職員を取り上げる。

本章は、マジメに仕事をしてる人にとっては厳しい描写がある。F君が4年目の頃で、福祉課では「コミュ障だけど実力者」という位置づけになっていた。いや、実はコミュ障じゃなくて、そういう演技をしてるだけなんだが、とにかく皆飲み会ではそんなことを話していた。

この頃、福祉課が所管となる新しい公共施設を作ることが決まった。立ち上げの意思決定は偉い人がやって、後は福祉課という単位で内容検討及び整理(企画運営内容、スケジュール職員体制間取り地元の関わり、国や県の補助金、外部識者を交えてのミーティングその他多数)をすることになってた。

-----------------------------------------

(Tips) 行政職員の昇進と権力その他

エピソードの前に話しておくことがある。

地方公務員場合は、民間企業に比べて権限を持つのが遅い。行政権力を持つのベテランになってからでないと危険、という考え方による。地方公務員場合物事を決裁する権限の最低役職課長である民間でいう部長ほどの位置づけになるのは50代半ばか、早くても50代になってからだ(役職に年齢要件がある。課長は満45才など)。

民間だと、できる人は40才くらいで部長になるわけだろう。遅すぎるとは思うが、でも30代の人が生活保護適用とかの決裁権を有するのは怖いような気がする。正直何とも言えない。

ところで、当時の福祉課長(ハムスターの人)も、民間業界で例えると部長クラスだ。といっても、本人は会議で下の職位の人間が言うこと(各グループリーダーやF君の企画案を含む)を代弁するだけで、本人は大したことは考えてなかったと断言できる。

ただ、見た目は貫録があった。それで、偉い人が集まる会議でドーン!! と意見を言ってくれるのはありがたかった。しかし、難しい仕事になると部下に丸投げだった。課長としての実力はなかった。

ではなぜ、ハムスター課長職というランクが充てられたかというと、平成の大合併の際に福祉課長がいた自治体が当市とくっついたのだが……市町同士の合併協定の中に「○○町の出身者は、別表に従って一定の職位に就かせる」というのがあった。ハムスター課長もその例により昇進していた。

例として、合併直後は十人以上を管理職に就かせる決まりで、合併から10年後は五人以上を管理職に就かせるみたいな感じだ。当市の共有フォルダの隅っこにあった合併時の協定書(スキャンデータ)に書いてあった。

このルールは、個人的にはアリだと思う。というのも、吸収合併されるくらいの自治体から、力がないわけだろう。でも当市の一部ではある。放置はまずい。よって、その自治体出身の人を一定数昇進させることで、まちづくりの力がダウンするのを防ぐことを狙う意味では、妥当措置だと感じる。

-----------------------------------------

話を進める。

上で述べた新しい福祉施設関係で、福祉メンバー建築系の部署がある階に行くことになった。建築部署(住宅グループ)に今後の施設設計の予定とか、議会説明用の視点とか、入札スケジュールとか、いろいろ打ち合わせる必要があったのだ。

戸籍課とか市民税課は市民でごった返してるけど、土木建築フロアはそこまで客がいない。市民というよりは業者がメインだ。

その話し合いの際、Dさんという建築専門職の人が打ち合わせに出てきた。50代前後の人で、役職なしだった。ここに来る前に聞いたところだと、建築職も事務職もできて、土木建築系のプロ資格をたくさん持っている。入庁3年目で一級建築士試験合格したらしい。これまで市内の公共施設設計をいくつも手掛けた、と本人が言ってた。

近年だと、自治体職員じゃなくて建築コンサル公共施設の基本設計・詳細設計をする(※職員は最低限の図面だけを描く)ようになっている。そんな世の中の流れが悔しいと漏らしていた。

このDさんという人だが、これまでに見たことがないタイプの人だった。悪い意味で。この打ち合わせには、俺以外に総務グループリーダーと、そしてF君が施設管理部門代表として来ていた。F君がいるグループリーダーは、訳あって病気休暇に入っていた。一応犯罪がらみだ。詳細は述べない。

というわけで、まずは協議机に座ってF君が挨拶をすると、Dさんも話を始めた。

「Fといいます今日よろしくお願いします」

「お疲れさん。あんたとは初めてだのう」

はい。初めてです」

あんた、出身はどこなん?」

都内です。23区じゃなくて西の方」

「ほー、都内か。ええとこじゃの。ワシは和歌山よ」

はいありがとうございます……」※何かを察して表情が曇る

「緊張すなよ。共通点を探しとるんだから大事じゃろ。あんた、前はどこで働いとったん?」

広告代理店です」

「ほー、うちの息子も広告業界で働いとる。どこの会社におったん?」

電通です」

電通!! やるのお。うちの子アサツーよ。ちょっとは繋がりがあるのう」

ADK面白い会社ですよね。夢があって、挑戦的で。キャラクター版権仕事とかされてるんです? 息子さんは」

「それが教えてくれんのよ。親に仕事の話を。あんたは何をしとった?」

キャラクタービジネスをしてました。日曜朝にやってるアニメとかの」

面白そうじゃの~。ところで、F君は大学はどこなんじゃ?」

早稲田です」

「ワシといっしょじゃないか! 仲間じゃの。学部は?」

「○○学部です」※法文系

「そうか。ワシは○○で○○をしとった」※理工系

建築を専門に勉強されてたんですね」

「F君は早稲田第一志望か?」

第一志望です」

「ほうか。東大の滑り止めで入ってくるヤツも多いからの。これは……意外と繋がるのう」

はい」※F君が照れ笑い

それから公共施設の話はスムーズに進んだ。Dさんは頭の回転が速かったし、知識教養もすごかった。含蓄に富んだ話をしていた。ただ、役職はなかった。いわゆるヒラだった。一応は主査級だったが、ここまでは年齢で自動昇進する。役所内だと主査はヒラ扱いである。

話はサクサクと進んだ。Dさんの上司も同席してたけど、口を挟むことは一切なかった時間が経って、打ち合わせが無事に終わって雑談をしていると、同じ建築部署(住宅グループ)の年配女性職員がDさんが座っているところに来た。

「すいません、割り込んで。○○会社さんが急ぎということで電話を」

「あ……? 何を言うとるんじゃ。ワシが今何をしとるかわかっとんか?」

「先方に説明したんですが、急ぎということで」

「何をしとるかわかっとるんかっ!! なんで打ち合わせの時にっ!!」

 ※ここで、Dさんが持ってた筆箱で協議机をガンガンやりはじめた

「なんで邪魔をするんならぁっ!! お前、自分がなにしとんかわかっとるんかーー!!!!」

「……」

Dさんの上司が、「うん。Dさん。では、後でかけ直してください」と諫めたが、「あ!? かけ直すじゃと……? 協議が終わったんだろうが、じゃあ向こうが優先に決まっとろう、すぐ出るわ……おい、お前はアホなんか?」と、Dさんが上司に食って掛かった。

ちょっと沈黙があって、Dさんが女性職員を睨みつけた。

「お前、何もわからんのじゃのう。いかんど?」

「すいません……」

「二度とすなぁよ」

「すいません」

そそくさと、席を立って俺達は帰ろうとしてたが、F君がDさんに「ちょっと。怒っても何にもならないんじゃないですか?」と言った。

「なにが、どうにもならんのじゃ!!」

「怒っても、Dさんの……」

「あ?」

「Dさんの」

あぁ!? 若造が。なんならあ、お前。ボケじゃのう。おみゃあ、○○○でも○○○○でもなかろうが。まともにせえや。ワシは仕事をまともにやっとろうが」※差別的言葉のため伏せている。

「話を聞いてください!」

F君がヒートアップしはじめて、Dさんがさらに激昂したところで、無理やり席を立って帰った。フロアを見渡すと、お客さんであろう業者の人は……ほかの部署フツーに接客対応を受けてた。取り乱した様子はない。

また別の業者は、汚いものでも見るような視線でこっちを見ている。きっと、帰りの車の中で噂をするのだろう。

市営住宅管理システムと思しきパソコン保守点検していたベンダー会社の人は、落ち着かない様子で「どうしよう……」とまごついていた。

少数いた一般市民の人は、「なにがあった?」とこっちの方を遠目で眺めていた。やはり、家に帰って噂をするのかもしれない。



それから何度も建築部署に行くことがあった。できれば行きたくなかったが。打ち合わせに行かざるを得なかった。

多くの地方自治体ではそうだと思うが、建築部署というのは花形ひとつだ。なんたって公共施設を作るわけだから。この部署で「まちづくり計画」とか「都市計画マスタープラン」とか「○○市総合計画」みたいなものの骨子が作られて、後は企画調整課みたいなところが関係課を周って肉付けして、最後に専門コンサルに投げて、その自治体行政計画(プラン)が出来上がる。

そういうわけで、偉い人が承認した都市計画ひとつである福祉施設の着工にあたっては、この部署と話し合わないわけにいかない。絶対的必要ステップだった。ただ、次の話し合いからはDさんは混ざらなかった。建築部署配慮してくれたのだろう。

以後、建築部署に寄った際にDさんのヒドイ光景を何度も見ることになった。最低でも三度は見た。上司とか、同僚とか、市民(業者含む)に対してとんでもない発言をしていた。5つだけ抜粋する。

職員同士の雑談時)

「私は出世はしなかったし、今後もしない。市が自分に一体何をしてくれたのか。私はヒラだから、ここに尽くす義理はない。それは出世した人間仕事である

(〃)

「この部署(住宅グループ内の一般住宅担当の意)は、どの職場でも相手にされない人間が配属される掃きだめである箸にも棒にもかからない連中が集まっている」※真偽不明。俺に言わせると違う。

上司の机の前で)

「ワシはやる気はないんじゃけ、もう難しい仕事とか振るな。時間無駄よ。早期退職も考えとる。定年までゆっくりさせてくれ」

(連絡や報告をして、と言う同僚に)

「何を言うとる。自分判断せえ。必要情報はぜんぶお前らにやっとる。ワシが嫌いなら話しかけるなや……」

業者一般住宅下水道?の施工変更で窓口に来た時)

「なんで変更するんな。ちゃん二次製品使えや!! 出入口にブイユー(?)だと車が通ったら潰れようが。このままだと建築確認下ろさんけえの。やり直しよ、こんなん……」「あ? 利益にならん? お前の会社利益と、棲む人の利益とどっちが大事なんじゃ。言うてみい」

こんな醜い光景を、廊下で見てる人がいた。当市に部長待遇採用された人だった。Dさんとそこまで年齢は変わらない人で、苦虫を嚙み潰したような顔で眺めてた。人事のプロらしく、以前に庁内回覧で読んだところだと、前はリクルートで働いてたらしい。それだったら多分すごいのだろうが、でも俺はこの人が嫌いだった。

というのも、Cちゃんが試用期間で切られたのって、この部長の人が関係してると思う。これまではそんなことなかったのに、なんであの年度になって、急に試用期間でクビなんてことが起こるのか? 当市は間違った方向に舵を取ってるんじゃないかと弱輩ながらに感じた。

ところで、やっぱりDさんも不思議だったよ。あの後、Dさんがキレた女性職員にも、F君にも、ほかの職員にも、ニコニコしながら話してるのを見た。「さっきはすまんのう。怒鳴ったりして、ごめんの!」とニコニコしながら言ってた。到底同じ人とは思えなかった。人間というのは、こういうものなんだろうか?

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221406

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.4/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221402

四つ目だ。(斗比主閲子さんが読んだら)ほっこりできる話を何点かしたい。

そこまで希少な体験をしたつもりはないが、この時はまだ20代後半である感受性は高かったはずだ。

F君が福祉課3年目の頃だった。人事異動職員が何人も代わって、施設グループ内でも経験年数が長くなっていた。彼より長いのは、最初の方で述べた性格キツイ女性のみだった。やはり性格ねじ曲がっていた。例えばF君が職場にあるコードレス電話にかかってきたのを取って、♀宛てに子機を渡そうとすると、手先を拒否的に振って嫌がっていた。

そうなると、F君は「仕方がない」という顔をして、相手方電話を折り返す約束をして♀に電話メモを渡したりしてた。日本人から、『穢れ』というやつを気にしていたのだろう。

この頃になると、F君も♀とだいぶ口論できるようになっていた。1年目の頃は、反論できなくなると、のらりくらりと躱したり、ハラスメント発言が出ると「待ってました!!」とばかりに悪態をついたり、後は会話を普通にスルーしていた。

この頃は、例えば……♀がキレて、「もう私に聞いてくるのやめにしたら? 必要なことでも今後はお前には教えん」みたいなことを言ったとする。そしたら、F君は「いいえ。相談に行きますので、その都度断ってください」と返した。

するとまた「もう来るなって言ったのわからへん?」となって、さらにF君は「その都度行きます。私の相談に答えるのは職員としての義務ですが、その義務を果たさな自由もありますから」と言ってた。メモに取ってるから間違いない。

うまいというか、ズルいというか。職場の慣習やルールと、自分相手課題というか、そういうのを見極めていたと思う。それで、♀はまたキレてしまって、「来るな!!」「いや行きます」の水掛け論になった。

♀「仕事ぐらいちゃんとやれや」

F「ちゃんとやってます

♀「嘘つくな」

F「やっています

♀「マジメにやってるように見えない。仕事はマジメにやらないといけないよね?」

F「答える意味のない質問です」

♀「なぜ?」

F「答えがひとつしかいからです」

♀「じゃー答えろや」

F「答えません。それは私が決めます

♀「……お前をフォローする側にもなれや。お前の後輩が働かんかったらどうする?」

 ※♀側の意見。F君は仕事のものちゃんとやっていた。はず。

F「その状態でも一応は認めます市民利益に関することはフォローします」

♀「認めるなや、そんな屑」

F「ところで、仕事というのはマジメにやらないといけないんですか?」

♀「どういうこと?」

F「別に、マジメにやらなくてもいいんじゃないですか」

♀「何を言ってるの、あなた正気?」

F「仕事ができなくても、別に死ぬわけでもないでしょう。北朝鮮ロシアだったら死ぬかもしれませんが。あと、その人が仕事をしなくても世の中は普通に回りますよね。仕事クオリティが低かったら文句を言われるでしょうが時間が経てば、世の中の評価基準クオリティが低い方にスライドしていきます……それで仕舞いです。恐縮ですけど、労働者仕事をマジメにこなさなくてはならない……まず、そういう基本的思考から疑わないといけないのでは?」

♀「職務専念義務って知ってるよね。さすがのあなたでも。公務員って、身を粉にして働かないといけないって地方自治法に書いてあるよね。民間とは違うの」

F「そんなの壮大な建て前でしょ。第一、それって特別権力関係理論(※)ですよね。すでに否定されています公務員サラリーマン一種であり、自治体雇用契約を結んでいる。その雇用契約の上に公法契約が乗っかってる。それが答えです」

特別権力関係・・・昔は、一般職公務員会社員とは法的に異なる存在だったらしい(法治主義原理適用排除されるべき存在)。今だと、行政法的には公務員民間会社員の仲間という扱いになってる。

「じゃあ、あんたは仕事しなくていいの?」

「いいえ、仕事ちゃんします。ただ、この世界には……仕事よりも大事なことだってたくさんあると思うんです」

♀「この、あっほっがあああぁっ!!!!」

F「ありがとうございます自分存在肯定されている気分です」

空気感としては、F君は別にここまでひどいことを思ってるわけじゃない。けど、♀の叱責のやり方があまり侮辱的で、彼は頭にきてるみたいな、そんな空気だった。

そして、またあの時みたいに、グループリーダーが「お前ら、うるさい!」と♀に怒鳴ったのだ……。その時だった、♀が急に過呼吸を起こしたみたいになって、その場に倒れ込んだ。苦しそうにもがいていて、F君も俺も、ほかの職員も駆け寄った。立ち上がることも難しい様子だった。

その場で救急車を呼ぼうと思ったが、「落ち着くまで待とう」というのが福祉課長グループリーダー判断だった。

一応はF君をフォローしておくが、彼は上のやり取りのような考え方は採用してない。断固として言える。普段仕事振りを見てたらわかる。あくまで、経済社会におけるひとつの考え方(ひろゆき番組で喋ってるみたいな……)に過ぎない。それが、彼も頭にきてたんだろうな……つい、ポロっと口に出てしまったのだ。

♀による日頃からの口撃に腹を据えかねていたのではないか。だから悪態をつくみたいにして、相手大事にしてそうな考えを、スズメハチの針でプチッと刺すみたいなことをしたんじゃないか。俺はそう思ってる。

こんなことを考えて彼に同意してる時点で、俺も公務員には向いてなかったのかもしれない。

それから一年後になるが、その先輩女性左遷された。2010年代が終わる頃で、世の中の動きはハラスメント撲滅に傾いていた。はてなブログとかでも、そういう方向性記事ランキングに上がることがあった。

結局、勤務中に差別的発言すらしていた♀は、上下水道局に異動になった。あそこは基本的に男しかいない。男性職員ばかり40人だったっけ? とにかく女性がいない部署だった。

こういうのは、人事からメッセージひとつだ。「あなたは間違ったことをした」というのと「嫌だったら辞めていい。むしろ辞めていただきたい」という二種類の。

かにも、辞めてほしい職員にはそういう人事異動を行う。1年単位での部署異動とか、逆に掃きだめみたいなキツイ部署10単位で張り付けなど、とにかくいろいろだ。介護家族がいる職員への遠隔地出向などもある。査定の低い職員は、60才になる年に再任用の届け出を出しても当局から拒否される。

ただ、あの♀については可哀そうだった面もあるよ。体質的感覚過敏とか、神経過敏みたいな症状があったのかもしれない。病気とかやってたのかもな。ストレスが溜まってたんだろう。

だって30代半ばだ。気持ちはわかる。けど、俺は勤務中にああい発言をする職員はやはり許せない。青臭い考えかもしれないが。



この頃になると、F君はそこまで悪質な人間ではないのでは? という考えが生まれていた。職員に対して態度が悪いところはあるが、企業や団体を含めた市民の方を向いて仕事をしていたし、結果も出ていた。

エピソード①》

まず例としては……この頃、大きな会議があって都内まで行ったことがあって、その帰りにF君と一緒に電車に乗っていた。で、都内ってやっぱりさ、半グレみたいのが多いじゃん。どこの市区かは地域差別につながるから伏せるけど。

その車両では、3人ほどの半グレみたいな連中が座席で大騒ぎしていた。酒を飲んでいた。アル中カラカラみたいにして。あれは新幹線で飲んでるからいいのだが、これは普通列車だ。

まりにうるさいから、ほかに乗っていた主に高校生らもビビっていた。それで、半グレもの1人が、「やってやるからな!」と大声を出したあたりで、F君が立ち上がって――別の車両の方に歩いて行った。

その途中で、目配せをしたんだよな。高校生らに。「この車両、離れろ」って感じで。で、女の子の方から前の車両に移っていった。いやあ、あれには参ったね。たまにはいいことするんだなって思った。俺には思いつかなかった。

半グレ風の男の1人は、気が付いたみたいだった。席を立つと、F君に近づいていって睨みつけた(さっき叫んでいた奴だ)。F君に視線を向けて、何十秒かバチバチとやりあった後で、元の席に帰って行った。途中、俺達が座っていた座席に痰唾を吐き出した。それも2回。

その後は俺達も前の車両に移った。それから何もなかった。無事に庁舎に帰ることができてよかった。

エピソード②》

あとは、高齢者に優しい。公務中に、道端とかで爺さん婆さんに話しかけられることがあったんだが、F君はきちんと対応していたよ。ちょっと話して去るとかじゃなく、じっくり話を聞いてた。五分以上になることもあったかな。親切丁寧だった。ほかの職員にもあれくらい丁寧に接してほしい。

年配とまではいかないが、俺が休日出勤警備員詰め所の前まで来た時、副市長とF君が一緒にいるのを見た。あの知性の鬼で知られる副市長が、F君と和やかな感じで雑談してたんだ。副市長カードキー探してるところに、サッと自分のを差し入れて扉を開けてた。それで、「副市長今日休日出勤なんすねwwwwww」みたいにふざけてた。

エピソード③》

あとは、なんだったかな。福祉事務所の仕事で、虐待を受けてる可能性がある市民保護施設に連れていく仕事があった。暴力沙汰になっても大丈夫なように、若い職員が中心になって家にお邪魔する――虐待者がいない時間帯を見計らって。今回は午前中だった。

古風な家屋だった。半分空き家レベルの。職員数人でお宅の呼び鈴を鳴らすと、ちょっと事情ありげな(詳細は書かぬ...)お爺さんが出てきて、ああ、この人だなと思った。女性職員がお爺さんに説明を始めて、それではさあ保護施設へ……となったところで、虐待者と思しき人が乗った乗用車がこの住宅に帰って来るのが遠目に見えた。この丘陵地帯には家が数件しかなかった。

「まずい」と思った。こういうのは本来、うちの総務グループ仕事ではないから、自分虐待者と直接対応した経験はない。どうしようかと焦っていたら、F君がその乗用車の方に向かって行った。俺達の視界から消える時に「行け!」とジェスチャーした。

お爺さんを公用車に乗せて、無事に門扉を出た後、F君の姿が見えてくると……虐待者を呼び止めて、どこかに行ってた。おそらく何かコミュニケーションを取って、それとない理由でどこかに案内を求めたのだと思う。グッジョブだった。

これはあれだよ、クソ度胸というやつだ。見つかってたら大変だった。前任者によると、運が悪いと連れ去り事案で警察通報されるらしい。お巡りさん事情を話せばわかってくれるが、当然ながら福祉課に対して「もっとうまくやりなよ……」という警察から指導がある。

休みが終わって、F君が福祉課に帰ってきた。徒歩だった。「大丈夫だったか?」とグループリーダーが聞くと、「問題なしです」と言ってた。F君が席に座ろうとする時、胸襟のところを見るとネクタイや胸ボタンダメージを受けていた。

ここまで書いてて気が付いたが、おそらく俺は憧れの感情を抱いていたのだ。F君に対して。

F君は自由だった。俺はといえば、上司や先輩の顔色をうかがってばかりで、いつもへコヘコして、自分仕事肯定するために法律文や引継書類を探してた。承認欲求も満たされてなくて、週に一度は後輩(特に女性)や臨時職員マウントを取ったりして、そんなのばかりだった。

今思えば情けないが、これが普通20代の男なのかもしれない。商人欲求に飢えている。今思えば、俺も弱者男性のひとりだったよ。だって、弱いじゃん。当時の俺は。今もそうかもしれないけど。ここまで読んだあなたも、そう思っただろ。

でもF君は、いつも堂々としてたし、良くも悪くも人の顔色をうかがわないし、法律や引継資料よりも自分ロジック主体勝負してたし、後輩の女の子臨時職員マウント取ってるのを見たことがない。

俺は自由じゃなかった。それは、俺にとって一番ほしいものだった。でもF君は、全部じゃないけど、そういうのを持ってた。俺と同い年なのに。そういうのが歯がゆかった。

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221404

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.3/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221401

三つ目になる。飲み会のことだ。

あれは、F君が福祉課2年目の時だった。課内で飲み会があったのだ。肝心のお店だけど、和風洋風かどっちつかずの、食い倒れ的な意味で名店と呼ばれるところを予約した。課のほぼ全員が参加する、夏場の納涼飲み会だった。

あの頃の俺は……異動した先輩の跡を継いで苦戦中だったけど、ようやくマトモに業務を進めることができるようになり、調子に乗ってた。後輩にもマウント取ってたかな。まだ当時は、マウントを取るというネットスラング一般的ではなかった。

しかしまあ、俺はやはり調子に乗っていた。当時は、市内に軽く十以上はある社会福祉法人指導監査をする立場だった。会計報告も読み解かないといけない。その業務担当者になったのは、俺が史上最年少だった。

でも、仕事負担はどんどん重くなった。特に人間関係トラブルとか、犯罪性のある監査事案になると実力が追い付かなかった。年を経るごとに消耗していった。躁鬱的な症状だ。

年を経るごとに、冒頭あたりで説明したような、よくない先輩方に近づいている感覚が出てきた。

飲み会の話に戻るけど、自分と若手複数名が幹事役だった。予算を考えるとか、お店を押さえるとか、当日の司会進行とか、みんなの注文を伺うとか、二次会の手配とか、上司タクシーを呼ぶとか――増田社員のみんなもやったことがあるような飲み会仕事だ。

納涼会にはF君も参加していた。こういう会だと奥の方で大人しくしてることが多い。協調性がないキャラだったから、どの上司もF君に幹事を任せようとしなかった。彼も任されそうになると断っていた。

予約した居酒屋は、料金に比して料理がたくさん出ることで有名だった。部屋に案内されると……広い客間の中に、テーブルをいくつも合体させたうえで純白のクロスが掛けてあった。みんなゾロゾロ椅子腰かけて、料理を楽しみに待っていた。いや、サランラップがかかった刺身はすでにあったかもしれない。

食卓の見た目は洋風で、床はカーペットだったけど、部屋の造りは伝統和風スタイルだった。参加人数は、三十人ほど。

飲み会スタートから数十分後のテーブルの上には、刺身の盛り合わせとか、おしゃれな豆腐とか、唐揚げとかポテトとか天ぷらとかフランクフルトとか、なんかもういろいろと並んでいた(高そうな料理もあったが名前がわからない)。食事的な意味で皿を片付けるのも難しかった。

俺と同年代職員幹事役で手一杯だった。注文の多い上司や先輩が多かった。福祉課長もその1人だ。毎回違うお酒を注文する。飲み放題メニューにないお酒の注文は、もはや基本だった。

そのうち、飲めや歌えやの大騒ぎになった。カラオケはなかったが、大声で民謡を歌う人はけっこういた。フローリングの上に敷いてあったカーペットが柔らかかったな~。もう長らく行ってないけど、今度地元に帰った時に行ってみよう。

F君は、端の方で大人しくしていた。たまに会話に混ざったりしてたかな。俺は参加者全員の様子を見てたけど、F君は基本こぢんまりと黙食していた。お酒は飲んでなかった。烏龍茶緑茶のどっちかだ。

覚えてるのは、F君が年配の職員とか、臨時職員さんとおしゃべりしてたのと、あとは女性職員がおそるおそる彼に話しかけていたのを見た。会話の内容はわからなかったが。

F君は、隣の人の空になったビールグラスをサーバー(※樽の方だ。基幹システムの方じゃない)まで持って行って、注いであげてた。

うるさい飲み会だったけど、若いから気にならなかった。でも、嫌なことが数点あった。こういうのが、数年後に市役所を辞めたきっかけになる。

早い話、この福祉課全体の飲み会でひと悶着あった。ひとつはF君案件だ。その飲み会で片隅に座っていたF君が、近くにいた福祉課長や直属のグループリーダーその他先輩がいた席まで呼ばれた。「おい、ちょっと来い」と呼ばれてた。なんか最近、彼が失敗したことがあったらしい。

ところが、F君はストレートに断った。「行きません」だって。周りの空気が冷たくなったのを感じた。要は突っぱねたのだ。

それで、上司や先輩方と口論になった。周りは雑談してたけど、やっぱり気にしていた。俺達幹事はどうしようかって感じだった。そしたら、先輩方の態度が軟化してきて、F君のところに行って「まあ一杯飲めや」と勧めたのだ。そしたら、それも断ってしまって、また険悪な雰囲気になった。

でも、そのうち優しめの年配職員がF君の隣の席に移ってきて、「まあ飲みなよ」とお酒を注ごうとした。「グッジョブ!!」と心の中で感じたけど、F君は「帰りが~」と言っていた。聞き取れなかったけど、そんなことを言ってた。※F君は自転車バイク通勤していた。飲酒運転を気にしてたのではないか

それで、そういう態度に憤った福祉課長その他数名が、F君のところに詰め寄ってお酒を飲ませようとしていた。下は、ほぼ福祉課長セリフだ。印象的なやつだけを抜粋してる。

「帰りがバイクでもいいだろう。一杯だけでいい。飲め」

「ここは呑んでおく場面だ。呑まなかったら男じゃない」

「上の人から酒を勧められたら飲まないと。法律かい問題じゃなくて、社会常識だ」

「お前。結婚してるか、する予定があるのか……ない? だったら、増田君の方が『上』の存在だよ。婚約者いるんだからな」※当時、俺は婚約中だった。

結婚できない人間は、お前みたいに人間性に問題があるやつが多いんだよ」

といった、福祉課長その他の発言が心に残ってる。それでも断固とした態度のF君に、彼らは声を荒らげて、ついにグループリーダーがF君の胸襟のあたりを掴んだところで、「やめてください!!」と彼が拒否して……。

隣の客間にも聞こえていたと思う。はっきりいって大声だった。店員数名が「どうしました!?」と客間に入ってきたことで、それでようやく騒ぎは収まった。

かくいう自分は、どっちもどっちだと感じていた。双方とも行動に問題があった。まず、F君は協調性がない。お酒の一杯くらい飲んでもいいじゃん。限りなく透明に近い酎ハイとか作ってもらってさ。

上司や先輩方だってアルハラなる言葉はまだ世間に浸透してなかったけど、さすがに飲酒運転容認はまずいだろう。

それからも、俺にとっては歯がゆいというか、嫌な飲み会風景が続いた。大体こんなところか。これでもだいぶ端折ってる。

福祉課長柔道の技を職員にかけて転がしまくっていたこ

臨時職員パートさん達がみんなにお酌をして回っていたこ

 ※公務員原則たる身分保障が働かないから、首を切られないように気を遣ってる

女子職員キャバ嬢扱い。女の子場合、全員の席を周ってお酌は基本だった

・酔いつぶれて動けなくなった職員を店の駐車場放置して帰ったこ

・少なくとも3名の職員飲酒運転二次会に行っていたこ

低い次元の話は置いといて。飲み会の話に戻ろう。

あんなことがあったが、F君は堂々としてたよ。その後にあった余興(参加者がひとりずつ挨拶抱負を述べる。やりたい人は芸とかする)でも、超然として仕事抱負を述べていた。「自分、まだまだだけどフツーに頑張ります」みたいな感じか。

堂々としていた。自分が正常な人間みたいに振る舞っている……微妙に笑いも取っていた。それを見てる人達は「おー」みたいな雰囲気になってた。

さすがに一発芸はしなかったけど、F君には芸があった。中学生の頃、ムジナ(アナグマ)の物まねをして剣道部の先輩連中に気に入られてた。「ムジナってなんやねん!!」て感じで。ムジナが身を低めながら、スウェーバックで後ろに下がって、また出てきて、身を起こして威嚇するポーズだった。

ようつべで野生のムジナ(アナグマ)を見ることができる。「アナグマ ムジナ」で検索してみよう。

(一応、YoutubeURL)

Youtube検索:アナグマ ムジナ

別に、そこまでF君に興味があったわけじゃない。ただ、あまりに珍しいというか。学校公務員民間を通じて、これまでに見たことのない存在だった。

その飲み会でも、確かにF君は浮いてたけど、でも完全ボッチチェリというわけではなかった。年配の職員とも、中年職員とも、同年代とも、若い職員とも、数は少ないけどコミュニケーションは取ってた。料理の取り分けとか、空いたグラスや皿の片付けもやってた。もしかすると、発達障害とかパーソナリティ障害の人がする『擬態』みたいなやつかもしれないが。

飲み会が終わった後は、手配したタクシー上司や先輩を乗っけて二次会まで連れていく仕事が待っていた。帰ろうとするF君を見ると、なんと杜甫ではないか!! 今日バイクに乗ってないみたいだ。

帰り際に呼び止めて、F君とちょっと話をした。「今日は災難だったね」と言うと、「まあ、こんなもんでしょ。次に期待。料理うまかったし、無事に終わって神に感謝」という答えが返ってきた。ひどい目にあったのに他人事みたいだった。キャラクターが読めない。

それからF君は、上司や先輩から姿を隠すように、公道に出ずに駐車場フェンスを飛び越えて(笹食ってる場合じゃねぇ!のやつ)、店の裏側にあった河川管理道に躍り出ると――そそくさと帰って行った。



まあ、問題職員(モンスター社員)のことばっかり書いてるけど、実際なんであいつらは発生するんだろうな。普通イメージだと、モンスター社員採用試験で間違えて採用される、といったところだろうか。

いや、でもわからない。もしかしてモンスター社員採用試験を受ける時はまともな人間なのかもしれない。それが、組織環境に当てられることでモンスターに変化してしまう――そういう見方はできないだろうか?

こんなことを書いてたら、とある書籍記述を思い出した。書棚から引っ張り出して引用してみる。

 組織の成員を変えようとするよりも、創造革新を阻む組織内の要因を探った方がよいのではないだろうか。「現在環境で、なぜ人びとは創造したり革新したりしないのか」という問題を提起すれば、正しい方向に一歩踏み出したと言えるだろう。ここで思い出されるのが、もはや伝説存在となった著述家であり、いまなお精力的に啓蒙活動を続けるピーター・ドラッカー逸話である。彼は企業上級管理職向けの講演会で、社内に「無用の長物」を大勢抱えていると思うひとは挙手するよう求めた。多くの手が挙がったところで、ドラッカーは次のように尋ねた。「そのひとたちは、皆さんが面接を行い、採用を決定した時点から無用の長物だったのですか。それとも、入社後に無用の長物と化してしまったのですか」 P19 完全なる経営(2001) P.19 A.H.マズロー (著), 大川 修二 (翻訳)



モンスター社員が先なのか、組織文化にあてられるのが先なのか。どっちなんだろうな。

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221403

大晦日だし35歳の価値観をまとめて書く

人間は一つの正解に固執しがち。二つの派閥があるとどちらが上かで争いがち。でも殆ど場合は正解を決める必要がない。少なくとも自分が正解を決める必要はない。わからないことはわからないままにしていい。そして他者自分意見いかに両立させつつ穏便に済ますかが処世術になる。

人間ネット言語を十全に扱う能力が無い。ネット上では基本的言葉に振り回される。人間ではなく言葉相手一人相撲を始めるのが人間。論争に出口は無いし、最後には言葉自分ペルソナを上書きしていく。

・人は簡単には死ねない。死にたい死にたい適当に生きてると苦しむ時間けが伸びる。健康に健やかに長く生きた方が楽。

・人の体は食べたもの構成される。間食は避け、外食も減らし、食材国産にこだわること。水はたくさん飲め。

筋トレより有酸素運動重要。足を使う機会を惜しんではいけない。仕事中も1時間に1回は席を立つこと。トイレに行った後で軽くストレッチと足踏みをすること。

・大便に勝る快感は無い。

交通事故複数ミスが重なった時に起こる。交通ルールをよく理解し、他人ミスを織り込んで用心深く生きること。

あの世は想定する必要がない。人間は肉の生き物であり、死んだら死体としてきちんと形が残る。ありのまま人間を受け入れればいい。

・人の社会は不幸なニュースほど話題性が高いが、個々の人間はそれほど不幸ではないと思って生きたい。

・憎い相手は大抵自分のことを何も考えていない。好きな相手自分のことは眼中に無い。

歩きスマホはやめろ。

・数か月に1回は歯医者に行くこと。

早起きは出来る時でいい。早寝は徹底すること。

・親とは喧嘩してもいいが縁は切るな。兄弟勝手に生きていく。

職場人間とは週に一回でいいから楽しく雑談しろ毎日喋ろうとするより寧ろ上手くいく。

生活上の困りごとは早めに人に言え。斜め上の回答が返ってくる。

過去の失敗を振り返る時もあるが、今が幸せなら全部オッケーだ。

ネガティヴ感情を振り払えない時は場所を変えろ。とにかく動け。

・大きな買い物は自分だけで決めないこと。家族や友人、同僚に雑談がてら相談しつつ気長に悩め。

人間全体を肯定する必要なんてない。自分の家庭と職場円満ならそれでいい。

・世の中に怖い人間はどうしても存在する。そういう相手には勝とうとしなくていい。とにかく逃げきれ。

人間本質的に「見なかったフリ」はできない。見ないなら見ない方がいい。自分が見せる側になった時はとりあえず謝って去れ。

善悪という軸は融通が利かない。フィルターとして使い分けろ。多少の悪は翌日には消えてなくなるし、微量の善は記憶されない。

・憎しみは5年で色あせる。幸せは一瞬で過ぎ去る。車輪の様に回りながら人生は続いていく。悔いのない人生なんて存在しない。大抵の失敗は忘れられる。

・人は思っているほど仮想現実区別していない。仮想のような現実なのか、現実のような仮想なのか、本人にも分からないことが多い。ネット上のやり取りではその点に留意すること。

他人一挙一動一喜一憂しないこと。みんな自分が中心でこちらのことなんて考えていない。

他人が丁寧な対応をしてくれた時はこちらも丁寧に対応すること。

・上手くいかないことが続く時は衣食住のどれかが欠けている可能性がある。

人間はどこまでいっても動物だ。生きるために生きている。価値観習性の一つにすぎない。

今年も多くの配信者のチャンネル登録し、そして解除した。

俺よりちょっと優秀な程度の人の雑談なら、心地よく聞いていられるんだが

俺よりも圧倒的に頭のよい、気立てのよい、クリエイティブで優秀な人の配信なんて聞いてられない。

俺が欲しいものを全部持ってるなんて、嫉妬しかしない。俺に真似のできないお手本なんて、俺には価値が無い。

残念だがチャンネル登録は解除だ。

少なくとも100チャンネル以上を試しに登録し、俺なんかとは次元の違う優秀さに圧倒され、嫉妬して解除し

ギリギリ嫉妬せずに聞いていられるのは2~3のチャンネルだけだ。

俺みたいな、あるいは俺よりバカな奴がやってるチャンネルは無いかと探す事もあるが

そもそも配信している時点で俺よりは優秀なので、探して見つかるわけが無い。

バカを見下して笑いたいのに、それが出来ない。

これ死ぬまで続くのか!?

大晦日だし35歳のおっさん自分価値観をまとめて書く

人間は一つの正解に固執しがち。二つの派閥があるとどちらが上かで争いがち。でも殆ど場合は正解を決める必要がない。少なくとも自分が正解を決める必要はない。わからないことはわからないままにしていい。そして他者自分意見いかに両立させつつ穏便に済ますかが処世術になる。

人間ネット言語を十全に扱う能力が無い。ネット上では基本的言葉に振り回される。人間ではなく言葉相手一人相撲を始めるのが人間。論争に出口は無いし、最後には言葉自分ペルソナを上書きしていく。

・人は簡単には死ねない。死にたい死にたい適当に生きてると苦しむ時間けが伸びる。健康に健やかに長く生きた方が楽。

・人の体は食べたもの構成される。間食は避け、外食も減らし、食材国産にこだわること。水はたくさん飲め。

筋トレより有酸素運動重要。足を使う機会を惜しんではいけない。仕事中も1時間に1回は席を立つこと。トイレに行った後で軽くストレッチと足踏みをすること。

・大便に勝る快感は無い。

交通事故複数ミスが重なった時に起こる。交通ルールをよく理解し、他人ミスを織り込んで用心深く生きること。

あの世は想定する必要がない。人間は肉の生き物であり、死んだら死体としてきちんと形が残る。ありのまま人間を受け入れればいい。

・人の社会は不幸なニュースほど話題性が高いが、個々の人間はそれほど不幸ではないと思って生きたい。

・憎い相手は大抵自分のことを何も考えていない。好きな相手自分のことは眼中に無い。

歩きスマホはやめろ。

・数か月に1回は歯医者に行くこと。

早起きは出来る時でいい。早寝は徹底すること。

・親とは喧嘩してもいいが縁は切るな。兄弟勝手に生きていく。

職場人間とは週に一回でいいから楽しく雑談しろ毎日喋ろうとするより寧ろ上手くいく。

生活上の困りごとは早めに人に言え。斜め上の回答が返ってくる。

過去の失敗を振り返る時もあるが、今が幸せなら全部オッケーだ。

ネガティヴ感情を振り払えない時は場所を変えろ。とにかく動け。

・大きな買い物は自分だけで決めないこと。家族や友人、同僚に雑談がてら相談しつつ気長に悩め。

人間全体を肯定する必要なんてない。自分の家庭と職場円満ならそれでいい。

・世の中に怖い人間はどうしても存在する。そういう相手には勝とうとしなくていい。とにかく逃げきれ。

人間本質的に「見なかったフリ」はできない。見ないなら見ない方がいい。自分が見せる側になった時はとりあえず謝って去れ。

善悪という軸は融通が利かない。フィルターとして使い分けろ。多少の悪は翌日には消えてなくなるし、微量の善は記憶されない。

・憎しみは5年で色あせる。幸せは一瞬で過ぎ去る。車輪の様に回りながら人生は続いていく。悔いのない人生なんて存在しない。大抵の失敗は忘れられる。

・人は思っているほど仮想現実区別していない。仮想のような現実なのか、現実のような仮想なのか、本人にも分からないことが多い。ネット上のやり取りではその点に留意すること。

他人一挙一動一喜一憂しないこと。みんな自分が中心でこちらのことなんて考えていない。

他人が丁寧な対応をしてくれた時はこちらも丁寧に対応すること。

・上手くいかないことが続く時は衣食住のどれかが欠けている可能性がある。

人間はどこまでいっても動物だ。生きるために生きている。価値観はただの習性にすぎない。

2023-12-28

年末休みに朝から出てきて作業しているのに、向かいの席の人間たちが昼過ぎにダラダラ出てきてからず~~っと雑談していてツラい、遊んでるならさっさと帰ってくれヨ;;

anond:20231227094738

求められるのはとりとめもなく喋り続けられる説明力や雑談力、オーバーリアクションを続けられる体力だから

芸人養成校の方がまだマシよ

2023-12-27

頑張って働いて嫌な思いばっかりして懲りた。

目立たないようにほどほどの順番で動いて、1人めにも最後にもならないように。言えと言われるまで自分意見は言わない。雑談は一対一で。おだてて動く奴を見極める。やっぱこういう立ち回りが必須だわ。

昔のクセでつい動こうとしてしまうけど、我慢してる。結局我慢して良かったと思うことばっかり。上の言うことを真に受けて頑張ってる人を見るといたたまれなくなるけど、早く何も思わなくなりたい。ていうか、最初からそういう人間だったらよかったのに。

私は恋人の前でいつも軽く喘いでいるのかもしれない。

仕事の一環でインタビューを行うことがある。

なので、自分の声を音声で聞き返すのは慣れっこだ。

 

仕事に就いた当初は「自分の声を聞く」という行為に絶えられない恥ずかしさがあったけれど、今ではもう慣れっこだ。

噛んでいようが、やっちまった発言をしていようが、笑い声が「ドュヘヘヘヘ」だろうが、受け入れて淡々と聞くことができる。

 

ただひとつ、絶えられない自分の音声がある。

 

恋人と話しているときの声だ。

舌っ足らずのわけわからん声質で「きゃわーーーん」みたいな話し方をしている。

オマエハダレダ

 

仕事で聞く自分の声はもちろんビジネスモードだ。

でも、どちらかというと和やかな雰囲気雑談みたいなことが多く、日常の会話に近い状態で話している。

恐らく、家族や友人と話しているときもこんなもんじゃないだろうか。

 

が、恋人がふとRECした動画に入る私の声。これだけは許せない。

かに私は舌が短いさ。

シミケンさんが紹介していた男をトリコにする系エロステクは「舌がまるで届かない」という理由実践を断念せざるを得なかったし。

滑舌が悪いのは認める。

 

しかし、その話し方はなんだ?ワントーン高くて、子どもみたいなテヘヘな話し方でキメエ。いくつだと思ってんだ?

自分恋人のやり取りが入ったビデオなどを見ていると、「おいこら、甘ったれたこと言ってんじゃねえぞ」という気持ちになる。

 

きもいので、ときどき意識して低い声で話しかけたりしてみる。

恋人に「オレだってこんな低い声だせるんだぜ」「こんな甘ったれた声だけじゃないんだぜ」とアピールするためだ。

 

しかし、なぜかうまくいかない。相変わらずビデオの声はクソキモイ。きゃわーーーん。

  

「なんで恋人にこんな話し方してるんだ?そういうキャラじゃないやろ?」と悶々と考えた結果、

ある夜にふと「え、私って日常生活でも喘いでるのかな?」という仮定に辿り着いたのだ。

かに女性なのでエロス時間はワントーンもツートーンも高い声が出るさ。人間だもの

 

私って、もしかしてあの声と地続きで恋人と話してんのかな?

日常でも常時軽く喘いでんのか?あ?そういうこと?きもちわるっ!!!!!!!!!!!!!!

 

でもまあ、なんか恋人は私のことこの話し方がノーマルだと思ってるっぽいし(出会った当初兼付き合う前は違ったと思うけど)まあ…まあ…いいか???

 

二度と恋人と話している私のREC音声は聞きたくないけどね☆きゃわわーーーん!

仕事というもの疲れた

仕事とはビジネスで、金を稼がなければならない。

金を稼ぐには、論理的に考えて、論理に沿わない、遠回りする道はなるべく通らずに、最短距離をひた走る必要がある。

でもそれって一体何なんだろう。

経済的に発展しなければ企業がなくなるというのはわかる。

ももう疲れてしまった。

エコノミックアニマルとはよく言ったものだ。

やれ効率化だの論理的思考だのなんだのかんだの。

論理的じゃないことを発言したら厳しく非難され、

時間効率化のために、会議には雑談も無い。

アフリカ農業でもやっていた方が貧しくても幸せなんて話があるが、最近は本当にそう思う。

仕事能力が上がって出来ることが増えて、稼ぐお金が上がって。

から何だよ。何も面白くない、クソつまんねーよ。

金貰うためとはわかってはいるが本当に仕事はクソつまらない。

面白さ?微塵も感じたことない。ただ辛いだけ。

さっさと生涯生きるための金ためて、仕事やめてえー。

2023-12-26

さや香の見せ算がダメだった理由

一言で言えば「風刺として成立しておらず、その結果何やりたいのかよくわからない雑談になった」から

「結局詐欺師とか学者風の人って冷静に話を聞くとくだらないこと言ってるだけだよね」という風刺を目指していたのはわかる

ただ、それなのに初っ端から「どう思うか」という曖昧さを残す表現をする時点で学者詐欺師風刺ネタとしてはもう大滑りだよね

学者詐欺師ともに「どう思うか」などと言った曖昧表現は避け、内容はどうであれ何かしらの理屈を構築して断言をするのが当たり前だから

おそらく詐欺師(多分中田敦彦)のマネをして風刺をするつもりだったんだろうけど、風刺する対象への観察が足りていないため風刺として成立してないし浅い漫才になった

その結果、風刺を知らない客には何を言っているのか理解されず、風刺が好きな自称賢い客にはレベルの低い風刺のつもりの風刺にすらなってない何かとして受け止められた

ファンにはウケた漫才だったが本番ダダ滑りだったということは要はそういうことだろう

最後一言

賢くもないのにラーメンズになろうとするな

anond:20231226092415

おいツイッターFFから失礼しますじゃないんだから増田で「横だけど」とか気にすんな。

匿名ダイアリー無名の連中が立場も何も気にせずに、自転車置き場でするような、ざっくばらんな

雑談をし合える場所だろーが。

だろ? 弱者男性、今なら逆にモテそうだろ?

気楽に楽しもうぜ👍

2023-12-25

在宅勤務が終了することになった

無能上司のせいで

私の所属している事業部では1年と半年以上在宅勤務を行ってきた。

所謂SIerをやっている会社なんだが、うちの事業部受託ではなく業務システムを開発、販売しており、50人ほどのメンバーがいる。

当時の部長がめちゃくちゃ優秀な人で、在宅勤務への転換にあわせてすぐに社内のコミュニケーションメールからSlackにしたり、社内外のMTGをすべてZOOMで行うようにしたりと、情シスの人と一緒に色々ルールツールを整備してくれた。kintoneも入れてくれて、社内申請案件情報共有などいろんなことがオンラインでできるようになった。

その結果、出勤から在宅勤務に切り替えても売上は右肩爆上がり。

通勤の疲れがなく一日の可処分時間が増えて、ほとんどのメンバーが在宅勤務に関してとてもポジティブに感じていた。

オンラインでの雑談時には

「たまには出勤してもいいけど、在宅でも業務に支障がないかコロナが明けても基本は在宅勤務がいいよねー」

「家でご飯食べれるの最高。もう在宅勤務以外考えられない」

議事録とか依頼がちゃんテキスト化されるようになってむしろ生産性あがったよね」

みたいなことをみんなで常々話していたし、私もこのままずっと在宅勤務(出勤するとしても週1、2とか)が続くと思っていた。





が、この10月会社組織体制の変更があり先述の部長が異動になった。

事業部から新しい部長がやってきたのだが、この新部長がかなりやばい人だった。

まだ1ヶ月半しか関わっていないが、具体的にやばい点をあげると

slack上で報連相を行うと、返信せずに電話(ガチ電話。たまにslackコール)してくる。

社内に情報を共有しないといけないため、電話受け手通話内容をslackに書き込む必要がある。

「新部長自分で書き込んでください」とお願いしたが「入力が面倒くさい」「テキストでうまく日本語を伝えるのは苦手だから電話したほうが早い」「そもそも情報受け手が整理すべきもの。お客さんとMTGした時にお客さんに議事録書いてって言わないでしょ?」と断られた。

部長が「業務フロー無駄があるので工数削減したい」というのでエンジニアヒアリングしたところポエムを語られた。

「具体的にどこに無駄があると思ってるんですか?」と質問したら、「俺はエンジニアじゃないんだからそういう具体的なことは考えられないんだよ!察しろよ!」と逆ギレされた。

あらゆるものを、ワードパワポPDFにしないと確認してもらえない。

数値計画とか、案件の進捗状況とか、kintoneを開けばすぐに確認できるデータも、グラフにしてパワポに貼り付けて整理した資料をつくらないと見てくれない。

kintoneの使い方を説明し、次回からkintoneを見てもらうようにお願いしたところ、「俺は君の上司なんだよ。上司がすぐに判断できるように体裁を整えるのが部下の仕事じゃないの?なんで君が楽しようとしてるの?」「そういうのデジハラって言うらしいよ?今の御時世だと一発アウトだからやめといたほうがいいよ」とたしなめられた。

という感じ。





前の部長が整備してくれたことがむちゃくちゃにされ、メンバー

「新部長をなんとかしないと・・・

相談しながら、どうしたものかと思っていたら、先日、新部長から

「1月から在宅勤務を終了・禁止し、週5で出勤をすることをルールとする。」

という発表があった。

発表を聞いてメンバー絶句

誰も動かないし声出さないかネット回線重くてZOOMの画面固まったのかと思った。

メンバーの1人が「1月からというタイミングと、在宅勤務がダメ理由はなんですか?」と震え声で質問をしたところ、

「もう緊急事態宣言が出るような状況にならないと思う。」

オンラインでは情報共有がしづいかオフィスですぐに顔を突き合わせて話せるようにしたい。」

10月残業が増えている。やはりリモートは良くない。」

というのが理由とのこと。



いや。

いやいや。

いやいやいやいや。

意味がわからない。

在宅勤務が終了することになった

無能上司のせいで

私の所属している事業部では1年と半年以上在宅勤務を行ってきた。

所謂SIerをやっている会社なんだが、うちの事業部受託ではなく業務システムを開発、販売しており、50人ほどのメンバーがいる。

当時の部長がめちゃくちゃ優秀な人で、在宅勤務への転換にあわせてすぐに社内のコミュニケーションメールからSlackにしたり、社内外のMTGをすべてZOOMで行うようにしたりと、情シスの人と一緒に色々ルールツールを整備してくれた。kintoneも入れてくれて、社内申請案件情報共有などいろんなことがオンラインでできるようになった。

その結果、出勤から在宅勤務に切り替えても売上は右肩爆上がり。

通勤の疲れがなく一日の可処分時間が増えて、ほとんどのメンバーが在宅勤務に関してとてもポジティブに感じていた。

オンラインでの雑談時には

「たまには出勤してもいいけど、在宅でも業務に支障がないかコロナが明けても基本は在宅勤務がいいよねー」

「家でご飯食べれるの最高。もう在宅勤務以外考えられない」

議事録とか依頼がちゃんテキスト化されるようになってむしろ生産性あがったよね」

みたいなことをみんなで常々話していたし、私もこのままずっと在宅勤務(出勤するとしても週1、2とか)が続くと思っていた。





が、この10月会社組織体制の変更があり先述の部長が異動になった。

事業部から新しい部長がやってきたのだが、この新部長がかなりやばい人だった。

まだ1ヶ月半しか関わっていないが、具体的にやばい点をあげると

slack上で報連相を行うと、返信せずに電話(ガチ電話。たまにslackコール)してくる。

社内に情報を共有しないといけないため、電話受け手通話内容をslackに書き込む必要がある。

「新部長自分で書き込んでください」とお願いしたが「入力が面倒くさい」「テキストでうまく日本語を伝えるのは苦手だから電話したほうが早い」「そもそも情報受け手が整理すべきもの。お客さんとMTGした時にお客さんに議事録書いてって言わないでしょ?」と断られた。

部長が「業務フロー無駄があるので工数削減したい」というのでエンジニアヒアリングしたところポエムを語られた。

「具体的にどこに無駄があると思ってるんですか?」と質問したら、「俺はエンジニアじゃないんだからそういう具体的なことは考えられないんだよ!察しろよ!」と逆ギレされた。

あらゆるものを、ワードパワポPDFにしないと確認してもらえない。

数値計画とか、案件の進捗状況とか、kintoneを開けばすぐに確認できるデータも、グラフにしてパワポに貼り付けて整理した資料をつくらないと見てくれない。

kintoneの使い方を説明し、次回からkintoneを見てもらうようにお願いしたところ、「俺は君の上司なんだよ。上司がすぐに判断できるように体裁を整えるのが部下の仕事じゃないの?なんで君が楽しようとしてるの?」「そういうのデジハラって言うらしいよ?今の御時世だと一発アウトだからやめといたほうがいいよ」とたしなめられた。

という感じ。





前の部長が整備してくれたことがむちゃくちゃにされ、メンバー

「新部長をなんとかしないと・・・

相談しながら、どうしたものかと思っていたら、先日、新部長から

「1月から在宅勤務を終了・禁止し、週5で出勤をすることをルールとする。」

という発表があった。

発表を聞いてメンバー絶句

誰も動かないし声出さないかネット回線重くてZOOMの画面固まったのかと思った。

メンバーの1人が「1月からというタイミングと、在宅勤務がダメ理由はなんですか?」と震え声で質問をしたところ、

「もう緊急事態宣言が出るような状況にならないと思う。」

オンラインでは情報共有がしづいかオフィスですぐに顔を突き合わせて話せるようにしたい。」

10月残業が増えている。やはりリモートは良くない。」

というのが理由とのこと。



いや。

いやいや。

いやいやいやいや。

意味がわからない。

2023-12-24

anond:20231224191403

幸せ家庭で育った女性とも頭が悪すぎる、感情的すぎる等で結局雑談は成立しないのでは

他愛無い雑談普段からするような仲だったら

手を貸すこともあるんだけど

まったく縁のない(あっても嫌な縁での)相手だったら

そりゃスルーするかなあ

しょうがないよね

2023-12-23

気まずかったから窓辺に行って雪を見た

昼食に入るのが遅くなり、昼時には飯を食べている部屋でもう別の作業をしている同僚がいた

しかけないで黙々と食べるのも気まずいし、かといって話しかけすぎるのも邪魔をすることになる

少しだけ雑談をした後で、弁当を食べ終わり、もう話すのはさすがによくないなと思って窓の外を見たら雪がちらちら降っていた

昼は雪が降って積雪するとニュースで言っていたので、どんなものかと様子を伺いに窓辺へと歩み寄って、外を見たらまったく積もっていなかった

戻りしなに目が合い、「いや積もるって言ってたからどんなものかと思って、見たけどまったくだった。心配で見に行ったのに、この距離移動したの無駄だったかも」とジェスチャーを入れて説明した

「そうなんですか。めっちゃ降ってたのに」と言いながら笑ってくれた

何が面白かったかよくわからんけど、天気の話でも笑いが生まれることあるんだと思った

anond:20231223113915

そうだぞ、世の常識に一歩近づけて良かったな

Googleや他のテクノロジー企業従業員車中泊テント泊をすることが多く報じられたり、米国の有名IT企業には、割とやりがい搾取を行う企業が多いよね?

厳しい競争ゆえに従業員に高いパフォーマンス長時間労働を求める傾向があるよね?』っていうと、ちゃんbingちゃんも認めるんだけど、

そのあとに "やりがい搾取" と "日本の伝統的なメンバーシップ企業(新卒・中途未経験から育てます)"の違いを尋ねても、

日本長時間労働がどうたらとループ🔁 チャット内の欧米の事例すらすべてガン無視。強力な学習している模様

bingちゃんほか生成AI雑談出来るようになるにはまだまだお時間かかりそうだわね

bingちゃんから透けて見える思想を見るのは楽しいけどね

(なお、bingちゃんいわく重要ではない仕事プレッシャーストレスが少なくて楽で働きやすいらしいぞ。ChatGPTの時も思ったけどこれはトランパーも生まれますわ)

 

 

まぁそれとして、世の中にはわっっる〜〜〜〜〜〜〜〜〜い大人がおってなぁ・・・シャレにならないケースもあるのよな

過労死したりとかいろいろかね・・・

 

日本の伝統的なメンバーシップ企業(新卒・中途未経験から育てます)とやりがい搾取ってどう見分けたらいいのか考えてみたんだが、

 

 

可能ならこれら3つは避けといた方が無難よね

 

でも、うっし!内資の大企業に入った!よっしゃ!日本公務員になった!あとは安心だゾ!とはいかず、

まぁフツーに過労死しておりますのよね

 

結局のところやりがい搾取を見分ける手段はなく、やりがい搾取でなくても要領やタイミングが悪いと死ぬ結論で、

自分にとってプラスになるかどうかってのがいちばんなのかなって思った

 

ワイは、高校卒業したあと、バイト先のオーナーから紹介された職場に入った。その職場は、おそらく当たりな職場だったけど、ワイは1週間で辞めたった

新卒(高卒)で、月給25万円/土日祝日休みしかも、会社に来ていちばん最初にやることは、お菓子の袋を開けたり、ソシャゲをしたり、ネイルをしたりするとかいう、

謎に貴族職場だったので、『辞める意味がわからない』と周囲にめっちゃ言われたけど、もう入社2日目には辞めたかったよね

オーナーに紹介してもらったので、顔を立てなければと頑張ろうとはちょっとしたけど、やっぱり無理だったよね。月曜日になると、もう会社に行きたくなくて、速攻で辞めた

そのあと、やりがい搾取するようなベンチャー企業競争が少ないことをいいことに、自分のやりたいことをやったり、

外資企業大企業の誰でも狙えるポジション狙って経験したりしたら、まぁそれなりの給与になったよね

でも、遊んでてもほぼOKだったあの当たりの職場で働き続けていたら、おそらく現在給与は貰っていないよね

あと、結果論だけど、在宅勤務できるようになったら、カメラONになっている時以外は基本やりたい放題なのよな

(まぁあの当時辞めた時はそんなこと考えてなかったけどな)

anond:20231223100920

人によるよ

1回しか来店してなくても顔を覚えてしまう観察力と記憶力が人並以上に高い店員さんもいるし

人の顔と名前を覚えるのが苦手なタイプもいる(自分がそうだった)

でも、毎日似たような時間に来て似たようなものを買っていく「常連さん」に関しては、自分のような鈍感タイプ人間ですら覚えたくなくても覚えてしま

そして「常連さん」は店員同士の話題共通項になるので雑談に出てくることもある

なんつーか、そういうもんだろ

anond:20231222110121

そんなに頻繁に利用してるなら店員からは確実に個として認識されてるし、なんなら店員同士で「あのいつもの常連さん」として雑談話題になってそう(元コンビニバイト並の感想

今回も良い進捗報告ができなかった

https://qiita.com/technuma/items/df14245d75244b8f437d

この記事を読んで非常に感銘を受けた。

いつも損失確定回避バイアスに囚われ続けて、自分の進捗具合が悪いのを報告できない。

気を引き締めた矢先、また失敗してしまった。

毎週始めにチーム内で定例会議が開かれる。

長期的な仕事の日程に対して、状況整理をし、それを踏まえて今週やるべき仕事を組み立て、チームリーダーに伝える場である

今週までに確実に終わらせないといけないタスクがあった。

とある仕事が一段落ついたので、それを資料にまとめる仕事だった。

作成にかかる時間を考え、木曜までには完成できそうな見込み、金曜は納期がまだ先の別タスクしますと伝えて合意した。


今週火曜の段階で、全体構成のうち50%までは完成した。

しか仕事を終えた夜、38℃近く発熱した。

水曜の朝になっても熱は下がらず、急遽休んだ。

この時点で、私の頭の中は、資料作成完了が一日ずれてしまうことでいっぱいだった。

来週からは別の仕事の日程が既に出来上がっていたからだ。最終的に顧客に納品する仕事になるので、チームリーダーからはこの日程はずらせないと聞かされていた。

何としても残り2日で資料作りを終えなければいけないという気持ちを抱えて過ごした。

次の日の朝、熱は完璧には下がらなかったが

幸い在宅勤務の予定だったので、業務開始を宣言した。

しかし、微熱と鼻詰まりのせいか日中ずっとボーっとして頭が回らなかった。

1日に25%ずつ進めなければ終わらないものが、10%程しか進められなかった。


今日、体調は全快ではないが昨日よりはマシだった。

資料作成を始めたが、手を動かす途中で、作業量見積りを誤っていることに気づいた。

月曜に考えた資料構成内に、本来含めなければならない項目が折り込めていなかった。

とにかくやらなければとフル残業して進めたが、結局完成しなかった。


終業連絡に併せて「進捗80% 遅延しており来週から業務について相談したい」という情報をチームに伝えた。

しばらくしてチームリーダーから連絡が来た。

体調不良理解してるし、その分だけ足が出るのは許容する。しかしそれは容易に予見できたはず。もっと早く見通しを連絡してくれ。理由は言わなくてもわかるはず」との事だった。

落ち着いて読めば、何も間違った事は言われていない。

だが、この連絡を見て、俺は恐怖で体が震え、小一時間動けなくなってしまった。




チームリーダーに対して恐怖を感じ始めるきっかけはある。

個人商店で進めていた仕事を、少人数チームで進めるように変わった時の事だ。

チームリーダーは、同じ部署内の年上の先輩だった。普通に雑談する仲だが、一緒に仕事をするのは初めてだった。

まずは手持ちの仕事の状況共有から始まった。その時の会話。


リーダー説明ありがとう。ところで〇〇の説明が無いのはなんで?」

俺「〇〇ですか?…すみません、何もできていないです」

リーダー「なぜできていないの?」

俺「〇〇をする発想自体が無かったです」

リーダー「他にも▲▲と■■も先にやるべきだと思うけど、状況は?」

俺「同じ理由でできていないです」

リーダー本来真っ先にやるべきことができていないのに、なぜ開き直っているの?」

俺「えっ、いやそんなつもりは…(進捗報告なのでありのままを伝えるべきと思ってた)」

リーダー「それでどうする?やるの?やらない?」

俺「(やらない理由説明できないので)あ、はい、えっと、やります

リーダー「どう進めるの?日程は?」

俺「えっと…(考えていないので何も話せない)」

リーダー「思いつかない?じゃあ…これこれこうで、こう進めるのは?」

俺「そうですね、いいと思います

リーダー「他のは?」

俺「(思いつかないが、さっきのように何か言われるのが怖くて)同じようなやり方で…」

リーダー「それだとこういうところで躓くよ。こっちはこうして進めて…」

俺「(その方針で良いと思ったので)はいはい…」

リーダー「なんか全部俺に考えさせようとしてない?本来君の仕事でしょ?」

俺「あ、いえ、そんなつもりはなく、すみません

これ以来、適当な事を話すと何か言われるかもしれないという恐怖がずっとつきまとっている。

困った事があっても、助けを求めるには、何を助けてほしいのかを適切に説明できないと、そもそも相談する資格が無いと思ってしまい、すぐに声をかけられなくなってしまった。

同様に、進捗が悪いときは、どうリカバリーするのか説明できない時に「結局俺任せ?」と言われてしまうのが怖くて、正直に打ち明けづらくなってしまった。

そんな事をしても仕事が順調に進む訳はなく、チームリーダーから責められ、精神的にどんどん辛くなる。

それでも自分は変わらず、状況を隠し続ける。

ウソの進捗をしてサビ残休日家族に隠れて仕事する事も多くなってしまった。

酷い時はマウスを握る手が勝手に痙攣する事もあった。


今週チームリーダーには出張予定が沢山入っていたので、俺の状況を細かく確認する余裕は無かった。俺はそれをうっすら理解していたので、内心ものすごくホッとしていた。

けどチームリーダーサポートプレッシャーが無いと仕事ができないお荷物人間のような気がしていて、どんどん自信が無くなっている。

今はチームリーダーに怒られないかどうか日々怯えながら目の前の仕事に取り組んでいるだけ。


このままで良くないと思いつつ、自分でも何を変えたらいいのかわからず、頑張ろうと思っても、結局変わらない自分に嫌気が差す、そんな事を繰り返して今に至る。

わかりやすパワハラのほうがマシだったとすら思う。チームリーダーから言葉はどこまでいっても正論なので、逃げ場がない。

2023-12-22

anond:20231222110121

言い方に引っかかってるだけだろ

観察するってことは自分も観察されてるってことを許容しなきゃいけない  

逆にその店員らがいつものあの人が~とかいって自分の話で雑談してると思うと気持ちいか

夫はそれが気持ちいか認識外にしてるんだろう

2023-12-21

逃げ続けるとどうなるのかな

雑談が苦手、コミュ力が低くて、人と接することから逃げ続けると、その先どうなるのだろう。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん