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はてなキーワード: 社会福祉士とは

2021-09-24

男子生徒が外国語学部国文学科とかに少ないことは問題視されない

女子理系進学する率が低いことが問題視されとるが、男子文系学部、たとえば文学部とか社会学部とか家政学部栄養士を育てるコースや、福祉学部?で社会福祉士を育てるコースなどに少ないことはぜーんぜん問題視されないよね。あと看護学部。ここも女子ばっか。医学部の男女比は厳しく言われてるのにな

いろんな視点があるが、一つは理系社会から絶対的必要とされてるけどざっくり文系部系はそうじゃないことの裏返しみたいだなあと思うわけよ。文系趣味領域から男女比とかどーでもいいんですってな

2021-09-18

女子中高生ら装いSNS交流相手募ったら…9時間で160人返信、性的要求が大半

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210918-OYT1T50140/

社会福祉士資格を持つ幸重忠孝理事長(47)の監督の下、10~12日夜の各3時間スタッフが寂しさを抱えた小6、中2、高1の女子児童・生徒、中2の男子生徒という4人の設定で、メッセージのやりとりや通話ができるスカイプ登録し、交流相手を募った。

高1の「あかり」が「家出した」と書きこんだ数秒後から「家に来る?」「車持ってるよ」などの返信が届き始め、開始約3分で17人に上った。小6の「みき」には「お顔みせて」などの要求が相次ぎ、中2の「ひな」には、男性器の画像を送りつけてくる人がいた。

どういうアンテナがあってこういう「餌」を見つけてくるんだろう。Skypeってそういう仕様なの?

2021-08-29

anond:20210829054933

ノコギリ振り回した時点で発砲はやむなし(正当防衛)だったと思うが

シンプルに『警察官が興奮(怒り)を煽るような対応した』か『通報者が措置入院必要な人』だったんやろな

 

ボディーカメラの装着と、

家族以外の友人・隣人等も法廷に出向いて裁判官許可を得れば措置入院させることが出来る仕組み、

医師臨床心理学者、臨床社会福祉士などの資格を持つ者は裁判官相談せずに措置入院判断を行うことが出来る仕組み、

これらが日本必要だと思う

なお、アメリカだと要請受理されると警察患者の自宅に出向き、最寄りの病院の緊急救命室(ER)にお連れする

2021-07-02

anond:20210702155540

正直、サンデルありがたがる理由はわからないが、

大人(笑)ではない、本当の意味精神成熟した人であれば手助けが必要な人とも対等に向き合える

 

だけど日本どころか人類の8割くらいはそうはいかない

 

想像力共感性に問題があるタイプは論外なので触れないとしても、

手助けが必要な人に対してはどうしても上目線保護者気取りになり、不毛・不健全関係になりがち

そして、個人的な援助・肩入れだと個人負担が大きくなってしまいがち

 

ある増田いわく(anond:20210307192706)、支援職人(社会福祉士看護介護児童デイサービス職員だと推測する)としての

技術向上・洗練と情報共有があれば、個人資質に依らず、ある程度何とかなるのでは?とのことだったよ

2021-05-03

anond:20210503214016

精神障害でも要介護認定はもらえるわけで、それが出てないってことは、いまのところ国はキミが自分風呂に入れる人間だと思ってるんだよ。

自分風呂に入れないくらい頭がおかしいと証明すれば、入浴介助とかも受けられそうな気がする。

まぁ社会福祉士相談だな。

2021-03-21

anond:20210321173846

ある増田いわく(anond:20210307192706)、支援職人(社会福祉士看護介護児童デイサービス職員だと推測する)としての

技術向上・洗練と情報共有があれば、個人資質に依らず、ある程度何とかなるのでは?とのことだったよ

2021-03-13

anond:20210313045027

「助けてもらった人は、実はそれほど助けてもらったという感覚はなく、逆に恨みをもつことがあるのではないか問題

まれつきそういう生物がいると言うほかない。当然すべての人間がこうでは無い。

 

あと、

「金を借りたことは他人には言わないでくれ。俺は絶対に言わない。漏れたとしたらそれは君の口からということになる。」と釘をさしておく。

これは効果無いです。実体験ね。

 

返す気も返す能力自分人生を前向きに切り開いていく気も無いのに "罪悪感"だけは持ってるからな。

罪悪感が増田の言う通り怒りに変わる。

 

根本的なことを言うと個人的な援助してはいけない。思いやりファンドみたいなので手助けした方が良い。

けどそんなの作成するのは労働収入生活している者には現実的では無い。

(これからも手助けをするつもりなら長期的には考えた方がよいのかもだけど)

 

思いやりファンドを作るわけでもなく、これから個人的な援助をするなら、相手は変わらないので自分が変わるしかない。

能力差があっても対等な同じ人間であることにかわりはないので、

どんな相手とも、上目線保護者気取りにならない、不毛・不健全関係にならない、成熟した人間とやらにならないといけない。

 

ただある増田いわく(anond:20210307192706)、支援職人(社会福祉士看護介護児童デイサービス職員だと推測する)としての

技術向上・洗練と情報共有があれば、個人資質に依らず、ある程度何とかなるのでは?とのことだったよ。

2020-07-28

藤田孝典風俗業全廃論について

もはやツイッター炎上芸人と化した藤田孝典風俗業界当事者との激しい論争が二週間ほど続いていて、目が離せない。セックスワーク論には詳しくないが、藤田氏の主張に対する自分感想メモ

1. 風俗業はそれ自体女性への心身のダメージが大きく、普通労働とは言えない

→これは概ね藤田氏の言う通りだと思う。風俗業は40過ぎても可能仕事ではない。風俗関係者が、風俗業の特殊性無視して「普通仕事」と強弁していることは問題風俗業に対する偏見差別についても、もちろんなくすべきという運動を強く支持するが、親戚や同級生に気軽に話せるようになるような、楽観的な未来を思い描くのは正直なところ難しいだろう。

2. 風俗業の経営現実には暴力的搾取的なものばかりで、健全経営など期待できない

当事者から散々批判されているように、これには根拠がない。藤田氏が見ている、相談支援に来る「誰の目にもわかりやすくひどい目に遭った風俗嬢」を基準にして全体を語れば、説得力が落ちるだけである。彼に限らず、貧困相談支援事業の人たちは、悪質な事例を過度の一般化する傾向がある。

3. セックスワークを「普通仕事」にしてしまうと、「生活保護の前に風俗にでも行けば」という現在存在する物言い正当化させる

→これも批判されている通り、風俗業ではなく生活保護制度の問題である不本意風俗業に従事する女性たちが多数存在するとしたら、雇用が劣悪で社会福祉が無力であるからである労働運動活動家および社会福祉士として、藤田氏は自分の無力さについて責任を感じてもいいはずだが、逆に風俗当事者乱暴に叱りつけている。これはひどすぎる。

4. 風俗業は社会に悪影響を与えるので全廃すべき

→かえって闇に潜って悪質化するとか、代替のないまま生計手段を奪って貧困問題悪化させるとか、様々な批判があるが、なかでも一番の問題は、たださえ偏見差別の目にさられている風俗嬢が藤田氏の議論を目にすれば、「私の仕事はやっぱり社会にとって無価値害悪なんだ…」と、自己否定的な感情を募らせてしま可能性が高いことである。そうした想像力のない人間に、果たして貧困者や被差別者の置かれた現実が本当に見えているのか、非常に疑問を感じる。

追記

おいおい藤田氏、まだ続けてんのかよ……。

不特定多数の人たちが普通ドン引きしている点で社会運動戦略として大失敗だし。貧困運動のお仲間たちも沈黙しているが決して賛同していないことは(Twitter藤田氏をフォローしていない河添誠氏のみ真正から批判)、一連の記事RTしていないことからも明らかでしょ。

元々どっちかというと藤田氏寄りの考え方だったのが、今回の藤田氏の一連の雑で乱暴かつ不勉強きわまりない言動で、考え方を変えることことにした。

2020-06-18

福祉業界外国人技能実習生の闇(実情)について書く(20200620追記)。

数年前から福祉に関心があって、ソーシャルワーカー資格を取った。

地元障害福祉サービス事業所を作りたいと思っていたが、総量規制という問題があり、新規事業所を作るのに人口に対しての適正な事業所数というものがあり、自宅のある地域では設立するのが難しかった。

そこで2016年、会う人会う人にこんな事業をやりたいんだよねって話をしていたら、近隣地区福祉施設経営者のご子息を紹介された。

その人と話をして、ふわっとした話をする人だなという認識ぐらいしかなかったけど、渡りに船とばかりに一緒に事業所を作りましょうという話になった。

それから週2~3日ぐらいその会社に行って、事業所設立スタッフとして、設立準備を始めることになった。

最初のうちは楽しい気持ち仕事に臨むことができた。

新しい仕事を作り出すのは面白い

地域の困り事を誰かと誰かがつながることで解決できることがある。

コミュニティデザイン手法ソーシャルデザインなどこれまでNPOで培ってきた経験が生かせると感じていた。

ただ少しずつ違和感を感じていたのも否めない。

管理職と話せば話すほど、実社会会社との断絶を感じてしまった。

最初違和感なく働いていたけれども、最初に起きた出来事外国人技能実習生問題だった。

自社で技能実習生雇用するという話になり、現地説明会があるのでPVを作ろうという話になった。

ムービーは別のスタッフが撮ったが、当職が編集し、英字字幕をつけることになった。

出来上がった会社案内はイメージビデオとしてはかなり良い線を行っていると感じた。

だが程なくしてフィリピンでの説明会のようすを聞いて愕然とした。

複数社で合同会社説明会を開き、当職の編集したPVでは会場から拍手が沸き起こったらしい。

そこまではよかった。

しかし、就職希望者は会社を選べないというのだ。

なんとじゃんけんで決まるという。

そして各雇用者側が順番に選んでいくと聞いて悲しくなってしまった。

更に極めつけは採用するときにどこに注目したのか当職の上司に尋ねると、子どもがいて仕送り必要でばっくれない人という視点で選んだと言い放った。

そもそもなんで外国人実習生を雇うのか尋ねると、借金背負って来日するので、日本人採用するより離職率が低そうだからと言う。

監理団体管理会社という名の人買い企業簡単に作れるらしい。

現に当職の会社にいた普通のおばさんが日本語学校とこねがあるという理由で、東北北陸日本語学校研修しているカンボジア人を大量に旅館ホテル就職させる人材派遣会社を立ち上げた。

内容を知っているのは経理相談を受けたからだ。

でも秘密保持契約なんて交わしてないので書いても良いだろう。

フィリピンからの送り出し機関管理会社も当職の会社退職した普通の人が立ち上げていた。

そしてその管理会社斡旋する際に借金という手枷足枷をはめるわけだ。

雇用する側の企業はつつかれてもペナルティはない。

そして雇用される側の実習生技能実習という名の下に人員配置基準を満たすための駒として、シフトに組まれしまう。

現場日本人スタッフもどのようにして介護現場での微妙ニュアンス実習生に伝えるかを悩まれていた。

もちろん法人内で英語ができるスタッフは1割もいない。タガログ語に至ってはなおさらだ

この技能実習生日本介護技術を学んで本国実践するという名目で、日本人と同じ雇用形態で仕送りたくさんできていいじゃないかという人がいるが、現実はそうではない。

技能実習生のために住まいを準備しなければならない。

最初建築基準法違反屋根裏に住まわせる計画だったらしい。

どこに住まわせたとしても、実習生らは住居費として家賃光熱費等を控除される。

食事提供すれば食費も。

そして管理会社管理費という名のピンハネ渡航費用借金も引かれる。

それで残ったお金本国で待つ子どもやその子どもを子守している両親宛に送金するのだ。

貧困層をねらって技能実習生として日本に連れてくる。

しか簡単に逃げないようなキャラを狙って。

そして彼ら実習生雇用されるということは日本人を高い給与で雇わなくてもよいので、今働いている人たちの給料も上がらない。

貧困から抜け出せない状況を作り出してしま介護現場

理念洗脳されて働く現場スタッフと一部のボランティアや近所の善良な人たち頼みの地域包括ケアシステムの限界がすぐに予想できた。

これでは日本介護現場はもう長くはもたない。

福祉に対する幻想簡単に打ち砕かれてしまった。

福祉業界にいて困っている人ために働こうと思っていた矢先に、理念へったくれもない企業に関わったのが私の運の尽きだったのかもしれない。

私も人を見る目がなかったんだろうな。

そんな私も会社の標的にされて労働局作戦会議を行っている。

また書くと思う。

2020年6月19日 追記

昨日の夜中に書いてこんなにブクマしていただけるとは思わなかったので、びっくりしていますコメントありがとうございます

また自分自身が遭遇した問題相談させてください。度重なる退職勧告を受けています

当職も障がい者日中支援をしていて、知的の方でお尻が拭けない方の排せつ介助をしていて、今まで教えてもらえなくて辛かったろうねと思いながら、どうやったら自分でできることが増やせるか常に考えています

実習生無しに高齢者の下の世話を誰がするのかというブコメがありましたが、お年寄りが好きで働いている方も大勢いらっしゃいます

給料が上がれば良いのです。

仰るとおり以前はシングルマザー研修受けさせて、介護現場に放り込むというのが定番でした。

それでも低賃金労働で人が離職するので、外国人をとなったわけですね。

農業世界では農福連携というお題目の下に、障がい者農業分野での参入が推奨されていますが、厚労省農水省の足並みが揃わず、残念な制度になりそうな予感です。

とりくみとしては農福連携はとても面白くて、障害の種類によっては回復につながる制度だと思っています

それを私はやりたかった。

知的の方で性教育を受けていない方はマスターベーション自己流で、性器を傷つけるやり方で行っているし、支援していて辛いです

でも福祉世界では障がい者の性欲についての支援ノウハウは定まっていないし。会社はうちの業務じゃないからって問題と向き合おうとしません。

このままだと私も福祉業界のもの絶望しそうです。

2020年6月20日 12:40 追記2

ここまで伸びるとは思わなかったので、関心の高さに少々驚いています

普段はてなブログはこんなに反応ないので。。。

コメント一つ一つに返信したいところですが、ネガティブなのを読むと今は辛いのでいくつかだけレスします。

高校生福祉コースを選ばない

高校生福祉コースを選ばなくなったのは熊本地震以前から既にそうでした。地元高校で唯一福祉科のあるところで5年前は2桁はいたんですけど、今は1クラスで1桁になってしまい、消滅危機が訪れています

地元介護求人ものすごく給与が安く、NPO運営する障がい者施設などでは額面で13万スタートとか。

から高校福祉しかなくて入学した子は卒業後にすぐ就職するのではなく、専門学校に進んでPT理学療法士)など少しでも条件のよい仕事に就こうとしています

もしくは働きながら看護師資格が取れる夜間の学校とのダブルワークとか。

高卒福祉業界に入職する子はほぼいません。

給与が安すぎて求人に応募が来ない現実

更にハロワ求人出すのに賞与なども記載しないと応募がありませんが、うちの会社処遇改善加算という加算が付くのですが、その分だけを賞与で渡すので、求人票との相違があります

ちなみに人事考課でA査定で3万円ぐらいでした。

初めてもらったときは0が1桁足りないんじゃないかって聞き返してしましました。

こんなんでも求人票には「業績により支給」とかけますからね。

士業なので当職と書いてみました。

当職と書いたのはソーシャルワーカーは一応社会福祉士という国家資格なので、士業だから書いただけです。

弁護士司法書士先生しか使っちゃダメというのがあれば、ごめんなさい。不勉強でした。

あと普段文体だと身バレするのが怖かったです。

フィリピン人が来日している件について

この技能実習生は3年ぐらい前から準備されていたけど、2国間協定が結ばれなかったので延び延びになって、今年の来日になりました。

またなぜフィリピン人なのかは私も聞き漏らしましたが、語学ができる若い優秀な人材もっと条件のよい欧米諸国に行くそうです。

そして日本だと監理団体経由で来日する必要があり、かなりの渡航費用がかかるので、飛行機を使う必要のない中国出稼ぎに行くのが主流になっており、それができない層が今回のように来日しているとのことでした。

ちなみに農業の方では、私の地方ベトナムカンボジアの方が増えて、中国フィリピンの方は見かけなくなりました。

断定できないことは「そうです。」「思う。」と書きます

直接上司から聞いた言葉は明言できますが、来日した当事者からはまだ話を聞いていませんので、推測の域を出ていないか所があるかもしれません。

でもそんなに推測で書いている場所はないです。というか私の書き方が自分意見を言うときに「~と思います」と書くくせがあるようです。

在日外国人支援団体について

まだ入職してきたフィリピン人の方々とお話しできていませんが、退職前に機会を作って地元にあるフィリピン支援機関の連絡先だけは伝えようと思っています

団体名を書くと都道府県がばれるので、ご容赦ください。

私がこの業界を選ぶのが頭悪い件について

あと私がこの業界を選ぶのが頭悪いと仰る方の意見はごもっともです。

お金だけで考えれば、もっと効率のよい稼ぎ方がありますからね。

ただ、私も40歳前後になってからアスペルガーの診断が付いた当事者なので、仕事があまり選べる環境にはありません。

今までの経験を活かしつつ。「当事者視点でなんとかこの業界地方から変えていきたい」と思ってスタートしました。

まり自分自身のことを書くと私がどのブクマカか身バレしそうなので、ご容赦ください。

また事業立ち上げ時に当事者主体となって新規事業を興そうとしているというのは聞こえが良いので、良い宣伝マンだったのでしょうね。

そして私自身が多くの支援者に支えられて生きていますので、その人脈も会社は欲しかったのだと思います

いろんな方に支えられて引きこもりからここまでやってこられたので、他の誰かの役に立てればと思っていたのですが、自分限界を知る良い機会でした。

うそろそろ普通仕事が良いかなって思い始めていますが、たくさんのコメントに励まされています

ただ経営者介護事業を「給付金ビジネス」と呼んでいる時点で終わってますよね。

このまま離職しても会社は何も変わらないし、今働いている人も不幸になるので、いわれのない退職勧告に負けず、会社から謝罪を得ようと思っています

拝読ありがとうございました。自分自身のことはまた書きます

2019-11-23

そして今私は障害者の中にいる

 ■半年前の日記 https://anond.hatelabo.jp/20190615163022

 「私もう、訴えます。本当に、訴えます

 

 盲の人が叫んだらしい。いわゆる障害者部屋で。相手職場のありとあらゆるすべて。同じ障害者の人からそれを聞いた私は、はははとしか言いようがなかった。そりゃそうだ。何の疑問もなくそう思った。

 

 彼女はもうとっくに限界なのだ

 

 今年の4月、うちの会社は急遽障害者部屋を作った。障害者雇用率が全く達成されておらず、世間からぼこぼこに叩かれて急遽作らさせられた障害者部屋。何十人という人間を詰め込んで、雑務に近い定型作業をただひたすらにやらせる。よくある特例子会社を社内に作ったような部署だ。

 

 私はそこに4月から障害者枠の正社員採用された。中途の社員ほとんどいない中、障害者雇用率は大幅に未達。障害者ほとんどいない、新卒プロパー純粋培養環境。そこに大量の障害者。はっきりいって、一切歓迎されてないということだけはビシビシに伝わった。山のように障害者がいる障害者部屋に、管理者と呼べる人間はいない。あえて管理者だというのなら、急遽外から雇った福祉士とかそんな感じ。誰一人プロパーのいないこの部屋で、一応名前だけは責任者ということになっているプロパーは、障害者障害者同士でサポートしてくれればいいな~と苦笑しながら部屋に来ることもなく言っていた。私は新人なので会社のことはわかりませんが、誰も関わりたくなんてないのだけはよくわかります~。そういう状況だ。

 

 4月に入ってから今月に至るまで、半年以上の間、目の見えない彼女には仕事が与えられなかった。

 

 盲の人にできるような仕事が切り出せない。切り出せないからやりようがない。正確には、切り出そうと思えば切り出せた。考えるだけでいくつか仕事存在した。だが切り出す人間がいなかった。新しく入った社会福祉士は、それ以外の業務に追われたのか彼女放置した。完全には放置してはいなかったのかもしれないが、明確な手は打たなかった。理由はわからない。忙しいからなのかスキルが足りないからなのか。単純にやる気がないのかもしれない。とにかく彼女半年以上職場放置されていた。

 

 彼女は盲なので、当然目が見えない。PCがあてがわれているが、画面が見えることはないので、文字を読み上げてくれる音声読み上げソフトを頼りに操作する。ただそのソフト仕様が厄介だった。PCが立ち上がっていなければ当然ソフトは起動しない。だがログインするにも工夫が必要だった。IDカードを当て、おそらく立ち上がったんだろうなという勘を頼りに、多分そこにあるんだろうなという場所パスワードを打ち込んでログインする。ログインできたかどうかはわからない。ただログインできたら、何分かたった後に音声が聞こえるようになる。何も見えない中、彼女は手探りでPCを立ち上げる。しかPCを立ち上げても仕事はない。新品のテレワークもできるそれなりのノートPCは、社内ネットワーク仕様ネットが見れない。正確には見れるのだが、ネットを音声読み上げソフトが読み上げてくれない。彼女yahooすら「聞く」こともできず、一日中デスクに座り、何の作業もないPCの前に座り、一日中キーボードの上に手を置いて8時間を過ごす。座敷牢以外の何物でもない。

 

 私は4月障害者部屋に配属された後、障害者採用担当業務をあてがわれた。ほかの障害者の面倒を見つつ、障害者採用する。格闘の連続だった。同僚も福祉担当者もなんだかよくわからない。正直頼りにはならない。そんな発狂しそうになりそうな中、雇用率達成のため無理くり突っ走り採用を続けた結果、私は本社の人事として召喚された。結構な規模の大企業で、本社の人事。そこに障害者を入れる。モデルケースか何かにしたいのだろう、そう私は察した。うちの会社障害者も健常に混じって業務をさせています!そういうやつだろう。わかるわかる。きれいごとって大事。ただ、その移動は私の希望ではない。そもそも私の希望なんてものは汲み取る気はないか関係はない。

 

 私が異動するときに気がかりだったのは盲の彼女だった。隣の席で、3か月にわたり業務があてがわれていない。雇用率達成のためにそこに座っていることだけを求められている彼女は、私がいなくなった後誰と話すのだろう。

 

 本社の人事に召喚された私に与えられた仕事は、雑多な採用と同時に、障害者の今後の管理方法についてだった。いか重要仕事であるかととくとくと説明された。なるほど。重要ですね。当事者作成することに意義がある。最も重要な点は、表向き批判されないものであること。そして、会社として手間がかからないものであることだ。障害者当事者にとって実用性があるかどうかは重要ではなく、主体である障害者の扱いは羽毛のように軽い。このプランを作るために、私は障害者未来を売ることにした。

 

 与えられた席は誰も座りたくない導線のハブのような場所にある席。そして、私には同僚も上長もいない。まあわかる。障害者ですし。誰も一緒に働きたくないだろう。うちの会社ブラックからOJTしかねえとかい愚痴を聞く中、私にはOJTという概念もなかった。それでもお金をもらっている以上、仕事はしなければならない。露骨に関わりたくなさそうな人たちに、ニコニコしながら頭を下げて聞いて回る。途中で、別に与えられた業務は前任者がぶっ倒れてしまったので誰もわからないということに気が付く。まさかそんな仕事をあてがわれるとは。だがそんなことを言っても仕事存在する。

 

 人事管理プラン最初皆が望んだものとはかけ離れていった。皆の期待が失望に変わっていくのも感じた。わかる。君たちは合理的配慮を受けながら普通に働きたいんだよね。わかる。でもごめんここにその環境はない。申し訳ない。私はそのプランを作ってあげることはできない。ただひたすらに、会社希望する内容にわずかな障害者意見を混ぜ込むことで精いっぱいだ。精神が削られていくのが分かった。

 

 上長もおらず、同僚もいない環境で、一人黙々と仕事をしながら、ふと思った。このクソの塊のようなプランを投げ出したらどうなるのだろう。やっぱり障害者は使えなかったね。そういわれるのだろうか。とっくに倒れた障害者がいた。本社の人事は嘲笑交じりにその話題が飛び交う。やっぱり障害者はすぐ辞める。私も障害者なのですが。

 

 健常の職員押し付けられた職場にたまったゴミを集積場に運び、私は満面の笑みでゴミ指定コンテナに投げ込んでいた。今日仕事は、このゴミ出しと、上から承認を待つこと。そして新しく私が採用した20代初任給相手にお伝えすること。算出した給料は、私の給料を上回っていた。私は笑顔でおめでとうございますといいながら説明するだろう。障害者が不機嫌そうに歩いて回っていたら周りのテンションはがた落ちだ。入念にチェック済みのこの顔はそうやすやすと解除はされない。常にニコニコ快適に過ごしていますということをアピールすることも私の仕事だ。クローズドで、健常と混じりながら十年以上専門職として働いてきた私に与えられた業務は、そういう業務だ。上長もおらず、同僚もおらず、新人と同じ給料しかもらえない中、働きながら取った心理修士号を活かして障害者への福祉ができると聞いて入ってきたこ会社で、私は笑顔で不平不満を言わずゴミを出し続ける。

 

 同じ障害者の同僚から叫びをあげた障害者部屋の彼女の話を聞いた。あれから四半期以上、彼女は結局何の仕事も与えられていなかった。

 

 同時期に入った障害者部屋の同期は、とっくに休職していた。福祉担当者に見守られながら、怒りで辞めた人間も出ていた。そりゃそうだ。障害者からね。辞めやすいもんね。わかる。定着率は低いのがこの業界。致し方ない。

 

 「わが邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の他に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし」。

 

 クローズドからこの枠にきた同期が、福祉担当者に現状の改善に関する陳情に行った。回答は、転職お勧めしますという内容だった。私は乾いた笑いしか出なかった。

 

 今月、私の勤怠は乱れた。私は一体何のための戦っているのだろう。障害者採用をしていたときはまだマシだった。職を得ることのできない障害者に職を与える。最低限、福祉といえるような業務だ。だが今は一体何なんだろう。月末までに私が出社しなければ進まない業務がいくつかある。でも上長もいなければ同僚すらもいない私の業務は、すべてのデータが私のローカルしかない。組織なんてものは誰かがいなくなっても回る。そういうもんだ。わかる。組織なんてそんなもんだ。そして私の業務は果てしなく軽い。だが本当にそうなのだろうか?大して重要度も高くもないのに、期限だけはある。そして私に裁量がないためにスケジュールコントロールができない。このタイミングで私が出社できなかったら、一番困るのは取引先でも上長でもないだろう。おそらく同じ障害者枠で同じように戦ってる同期が、より一層針の筵になるのだ。障害者やっぱり使えなかったね。陰口が飛び交うこの環境で、そういう話が飛び出てくるたびに精神が削られるのは私だけではないはずだ。

 

 盲の彼女は結局どうなったのだろう。訴えたのだろうか。それとも辞めたのだろうか。それとも諦めて座っているのだろうか。職場で導線が集中する席に座ったまま、私はひたすらに間食を続けた。私たちはもう、とっくに限界だったのかもしれない。

2019-06-03

カウンセラー精神社会福祉士臨床心理士精神科医

カウンセラー=名乗ったら全員カウンセラーセミナー協会運営に手を出す。基本は経験から学び、歴史研究をないがしろにする。善意で人を癒し、上手くいかないと見殺しにする。

精神社会福祉士国家資格社会福祉士の隣接資格精神病院とかに勤務。肉体派介護士みたいなもん。「暴れない」「落ち着いて」が口癖。そのうち無言になる。認知度低い。

臨床心理士スクールカウンセラーとか。大学院修士学位必要。だいたい非常勤貧乏人ばっかり。何かあると医療から福祉から教育からも仲間外れ。心の時代のあだ花。

精神科医=お医者さん。とりあえずお薬出しますの人。病む人も多い。悪い人たちと仲良くなるとお金持ちになれるね。

2019-02-28

anond:20190227174710

自分アトピーだけど、歯医者同様アトピー医者に行かなきゃどうにもならん

そこまで酷いなら、保湿もその辺の薬局で買えるものなんかくその役にも立たんし、やっぱ処方薬の抗アレルギー剤とステロイドの塗り薬が一番効く

歯はわからんが、アトピーはとりあえず医者に行って飲み薬ひとつでも貰えれば確実に今よりはマシになる

からまずは病院行けるようになるのが一番だと思う

ネット環境があるなら、自治体サイトとかで社会福祉士とかソーシャルワーカー単語で調べて、とにかく書いてある電話番号かに片っ端から電話しまくってみろ

お前みたいなのを助けるのも自治体仕事から大丈夫

間違えたりして無下に断られても諦めずに頑張れよ

2019-02-20

anond:20190220111041 anond:20190220140733

外資なら挨拶しねぇでおkとか「更に無い」から

挨拶できないコミュ障なら

1. 在宅勤務する (でも営業しないといけないのにどうすんだ?)

2. 技術コミュニティ活躍して座してヘッドハンティングを待つ (でもコミュニティ内で挨拶など常識的なやりとりはするのにどうするんだ?)

3. 起業し、自前のサービスアプリを公開する、ブロガーやる(食えるかは知らん)

上記のどれも嫌なら、

社会福祉士のいるメンタルクリニックへ行ってから、発達障がいの自助会を探す、紹介して貰う

2018-05-25

先日、市役所福祉課窓口に来訪。

番号札システムではなく、誰に声をかけていいかからず、きょろきょろとしていたら、1番手前の女性職員が「福祉課に御用ですか?」と声をかけてきた。

はい」と答え、私はそこで着席し詳細を伝えようと思った。

ほんの少しの間があり、着席を促されないので、自ら席に手をかけようとするかしないかぐらいのところで、同じその女性職員に「どういった事ですか?」と聞かれる。

着席を促されないことに少し違和感を持ちつつも、「あ、その、生活不安があったり、えと、こころの…精神面での」ぐらいのとこで食い気味に「あぁ、精神支援については保健福祉センターが担当なんでそっち行ってください。」と案内書を片手で差し出し言われた。

相談の緊急性は低かったが、気乗りしない中わざわざ出向いたのにという気持ちになり「いや、その精神福祉としての相談になるのか、生活支援相談なるのかもわからな」と、また言い切らないぐらいで「生活保護の相談でしたらー」とまた、おそらく自分担当ではないであろうところに誘導してくる。

(人の話を最後まで聞いたらどうなんだ?)と内心思いつつ

「あー、いや、そうですね、そういった話も含めて総合的に相談をしたいので、社会福祉士さんみたいな専門の方はいますか…?」と尋ねると

社会福祉士…?)と疑問のあるような顔しつつ「確認しますのでお待ちください。」とラックを挟んで反対側の席の人に確認をしている様子。ちなみに待たせている状況でも着席は促されず。

確認を終え先程の冊子をもったまま「あのぉ…やはり、精神の話についてのご相談は保健福祉センターが担当となっておりましてー。」といいながら戻ってきた。

「あぁ…じゃぁ…もういいです。」とその場を後にした。

腹立たしさと、悔しさと、惨めさで、立ち去る背中福祉課の「なんだったんだ?変な客(失笑)」という様な雰囲気すら感じた。

正常な精神で正常な判断ができる状態なら、「まぁ分業なのか。」と思い、そこから車で15分かかる保健福祉センターとやらにむかえるだろう。

しかし、福祉課に出向くような人は大体の人が正常な判断ができないだろう。

事実自分も気乗りしない体調も万全ではない状況であった。

調子がいい時に相談に行けばよいのでは?と言うような意見が聞こえてくるかもしれないが、調子がいい時は不安相談事は自分の力で解決する事ができるので、相談に行こうという思考にならない。)

最終的には保健福祉センターに誘導するにしても、とりあえず話だけは聞いたらどうだろうか?精神支援案件なのか福祉支援関係なのかの切り分けもままならない状態で他部署案内をするのはどうなのか。

そもそも、"福祉"の看板を掲げておいて生活支援精神支援の窓口が同じ建物にすらないというのは、政策として疑問を感じる。

人が人ならそのまま帰り道に自殺をはかるような人もいるのでは…?

第一段階のマニュアルは変えたほうがいい。

と、いうか、希望して所属になっていないにしろ、仮にも"福祉"となのつく部署にいるのだから、せめて来訪者ぐらいには親身に丁寧に共感をもって接してもいいのではないだろうか?

同じ福祉従事者として情けなく思う。

また、そんな態度でも同等かそれ以上の給料税金から支給されていると思うと、税金を支払っているのが馬鹿馬鹿しく思うし腹立たしい。

普段は、人運が悪かったな。と悪質接客に対してなにもモーションしないのだが、今回は納得がいかず、帰ってすぐ人事課にご意見を述べさせていただいた。

(人事の電話に出てくれた担当は親身な対応だった。)

知人に話たら、担当した福祉課の女に文章で詫び状を送らせてもいいレベルの話だ。と当人である私よりも怒って言うので、改めて人事課に意見をうけとめた旨と詫びを文章にして送ってもらうよう要求した。本人の反省を知りたいから本人に書いてもらってくださいと伝えたが、あちらの都合で課長からの一筆で勘弁してくれというので応じた。

人事の電話を受けてくれた方は全く関係ないのに、嫌な思いをさせて申し訳ないと思う。

しかし、対応してきた女は、自分の手抜き仕事によって色んな人が嫌な気分になるのを理解することはないだろう。

そう言うことが理解できる人間ならば、はなからそんな対応にはならないと思うからだ。

できる事なら引っ越したいぐらいに腹がたったがそうもいかないので、これからも私の税金の一部はその無能女に払われていくのである

2018-04-13

ケアマネジャーの選び方(4/13追記あり)

これからケアマネを探す人、

既にケアマネ契約しているがケアマネチェンジしたい人、

ケアマネ選びの参考にしてほしい。

(※追記…今回は所謂「居宅ケアマネ」のみ。施設ケアマネや小規模多機能ケアマネは除く。)

まず前提としてケアマネになるのはそれほど難しくない。

実務(介護職だったり相談援助業務だったり)経験を積み→筆記試験合格研修受講→ケアマネになれる。

試験もここ数年は合格率が下がっているが、言うほど難しくない。

ケアマネという仕事に限らずだが、重要なのはケアマネになってからだ。


それでは以下、参考に。

追記…信頼できる口コミや紹介があればそれはそれで良いと思う。でもそういうツテがない人や、紹介されても自分とは合わなかったけど今更断れないってことのないようにやはり情報として知っててほしい。


①『介護サービス情報公表システム』を使う。


ネット検索して、家の近所の事業所が探せる。

因みにケアマネがいるところは「居宅介護支援事業所」という。(デイサービス施設系もこのシステムでチェック出来る)

この公表システム介護保険サービス事業所は毎年必ず入力しなければいけない。

にも関わらず、一般の人々にあまり認知されておらず活用されていない気がする。

慣れていないと少し使い辛いかもしれないが、その事業所にいるケアマネの人数や経験年数、受け持ち件数や前年度の退職者数なんかもわかる。

この時の主なチェックポイントとしては、

ケアマネの入れ替わりが激しくないか(退職者数が多くないか)

特定事業所加算を取っているかどうか

ケアマネの基礎資格は何か

・同一法人サービス事業所は何か


退職者が多い事業所は言うまでもなく、何かしら問題がある。そういう意味では求人をチェックしてみてもいいかもしれない。

「同一法人サービス事業所は何か」とも重なるが、法人(会社)によっては利用者に不必要サービスを入れられる場合がある。それが嫌で辞めてくケアマネも少なくない。

(同一法人サービスだと連携が取りやすいといったメリットもあるにはある)

(特定事業所「集中減算」というものもあり、これを取っている事業所は止めたほうがいいと思うが、公表システムでは分からない)

特定事業所「加算」を取っている事業所は、

ケアマネの人数が多くいたり、経験年数が5年以上の主任ケアマネと呼ばれる人がいたり、24時間連絡が取れる体制を整えていたり…と、いくつかの要件を満たしているはずだ。

(でも正直、主任ケアマネから出来るケアマネとは限らない。経験年数があれば簡単研修を受けるだけで主任ケアマネになれる。そして今回の制度改正で居宅介護支援事業所管理者には主任ケアマネしかなれなくなった)

※追記…加算を取っていなくてもフットワークが軽くいつでも対応してくれるケアマネも居る。利用者家族にとっては良いケアマネだが、本当にお疲れ様です。


ケアマネの基礎資格に関しては、あくまでも参考程度に。

もし医療ニーズが高いなら看護師資格を持っているケアマネを…(福祉出身ケアマネ医療知識に乏しいことも課題になっている)

障害サービス生活保護など介護保険以外の福祉制度に詳しい人をと思えば社会福祉士を…

ケアマネ介護経験が全くない人でも取れる資格なので、介護の実技的アドバイスが欲しければ介護福祉士を…。

もちろん資格を持っているからといって、その方面で優秀とは限らないので、目安程度に。


ただ注意点として、公表システムあくまでも年一回の入力義務なので、

新規開設事業所がまだ載ってなかったり、既に廃止した事業所が載っていたり、情報一年から変わっているおそれもある。


※追記…このシステム情報をもとに実地指導監査をしている自治体もあるので、虚偽の報告はしていないはず。もし掲載情報と異なる場合には、直接聞いてみて、納得いく回答でなければその事業所はやめといたほうがいい。

公表システムだけで長くなったな…。



②包括に聞く

各自治体には『地域包括支援センター』というのがある。

そこでこんなケアマネを探してるけど居ないか、と聞いてみるのもいいかもしれないが、

包括にも地域差があるので、①の方法と組み合わせて、包括に紹介された事業所自分で調べてみるといい。


※追記…基本的に包括はその地域情報収集に長けているはず。行政直営型と委託型があるので、委託型だともしかしたら系列法人サービスを…となるのかもしれない。あってはならないことだが。包括が紹介する事業所は良くも悪くも包括との繋がりを大切にしているとも考えられるので参考程度に聞いてみる価値はある。逆に包括に嫌われているケアマネは例え人柄が良くてもやめといたほうがいいと思う。



説明が分かりやす相談やすいかどうか


①でも書いたが、主任ケアマネかどうかとか、経験年数とかよりも、自分と合うか否かは重要

正直、自分と合う合わないとか言わせないのが専門職だと思うが…それでも「この人はなんか苦手」っていうのがあると思う。

専門用語を使わず、分かりやす説明してくれるか

ケアプラン契約蔑ろにしてないか

・他のサービス事業所(デイサービスヘルパーさん達)、病院などと連携がきちんと出来ているか

地域情報を日々更新しているか

個人的には、ケアプラン蔑ろにするケアマネは『無し』だと思う。


※追記…ケアマネの選び方について検索すると②や③についての記事はそこそこある。でも①の活用について記載のある記事を私はまだ読んだことがないので書いてみた。③にいく前に①や②を参考にしてほしい。


※追記…「選べるほど近くにケアマネがいない」という地域も確かにある。そういう時こそ①の公表システム活用してほしい。ケアマネサービス提供エリアが載っている。勿論、家に近いほうが何かと便利だが、そこを優先して苦手なケアマネ我慢して付き合うというのは本末転倒だと思う。(それでも近くにケアマネ居ない人は本当にごめんなさい。包括に相談してみて)

因みに提供エリアにも関わらず、遠いからという理由ケアマネは断ることができない。「利用者受け持ち件数が35件を超える」等の妥当理由があれば別だが。

また、事業所によっては交通費を支払えば担当になってくれるので、お金を払ってでも担当してほしいケアマネがいれば聞いてみては。勿論、その地域に強いというケアマネも居る。でも本当に出来るケアマネ自分地域開拓していく人だと思う。




本当はもっと書きたいことがいっぱいあるけど、ここでやめとく。

ケアマネに色々要求するなら介護報酬上げて」と言うケアマネも、まずは自分スキルがそれに値してるか考えてほしい。

介護保険って公費なんだよ…不必要サービスを入れるレベルの低いケアマネほど介護報酬のこと言う気がする。




ケアマネによって在宅介護は変わる。

疑問を感じたら、ケアマネ管理者に聞いてみて、納得のいく対応でなければケアマネを変えてみては。

ただ、何人も変えて、それでも納得いかないのならば、ケアマネけが問題ではないのかも。


因みに、ケアマネが煩わしくなったら、

『マイケアプラン』や『セルフケアプラン』といって自分ケアプランを作って介護保険サービスを使うことも出来る。


以上の内容は個人的考え及び経験が大きく影響しているので、重ねてになるがあくまでも参考程度に。




追記…色々書いたけど、ケアマネへの介護報酬は全額介護保険から出る。自己負担は今のところ無い。自治体や要介護度、加算で異なるが、1人の利用者で月3500円〜10000円くらいがケアマネに入る。これが多いか少ないかは人それぞれだろうが、現在介護給付費が増大しているのは高齢者が増えているだけではなく、ケアプランを作る「ケアマネ資質」と「そのケアマネを選んだ利用者家族」にも少なからず原因がある、ということも頭の片隅に入れといてほしい。

勿論、介護サービスを使わないと、どれだけケアマネが動いても1円も入らない月もある。本当にお疲れ様です。

知識経験が無くてもアナタにとっては良いケアマネなのかもしれないし、その逆もあるだろう。介護は辛いだけじゃないはず。本当はおこがましいのは重々承知で私の知識経験をフル活用して、1人ひとりの相談援助したい。拙い長文読んでくれた人、ありがとう

素敵なケアマネに巡り合って、ハッピー介護ライフを送ってほしいと心から願っている。コメントにも為になること書いてくれてる人いるから読んでね。

2018-04-06

これから回復リハビリテーション科入院する予定の患者家族の方

急性期から回復期への転院の際に

転院先の病院から提示される入院計画書に記載されている

おおよその入院予想日数をそのまま鵜呑みにしてはいけません。

医療保険制度で定められている疾患別の入院可能日数をしっかり把握しておきましょう。

入院予想日数と入院可能日数に明らかに開きがあったとしても

病院側は積極的にその事実患者側に告知してはきません。

制度上はもっと日数をかけてリハビリをする権利があるのに

ベッドの回転数を優先してその事実をひた隠しにするケースが多いです。

ぜひ、転院した際に入院計画書にサインする前に

制度上は何日間リハビリを受ける権利がある疾患に該当しているのかを

患者から主治医なり社会福祉士なりに確認をとる事を強くオススメします。

もしも入院可能日数と入院予想日数に許容できない程の開きがある場合

何故日数に開きがあるのか患者から積極的にしっかり議論を仕掛けてください。

そして医師から自身が納得出来る答えを引き出してからサインしましょう。

サインした後で日数の開きを嘆いた所でほぼ後の祭りになります

回復期を終える頃、自分にはまだ日数が残っていると気付き

回復から別な回復期への再転院を模索した所で

再転院先の医者からは既に回復期で行える内容のリハビリは終えてると判断され

受け入れを拒否されると思っていてください。

患者側に与えられた権利はしっかり活用しましょう。

情報の非対称性による敗北感を私以外の他の患者さんに味わってほしくないので

ここに記録として残しておきます

2018-02-19

福祉こころが死んだ

障害児者支援仕事をしてきた支援員だけど、この仕事ってつらすぎない?

何度か転職してきてわかったことは、この業界にいる人は全員心に闇抱えてるってことだった。学歴コンプから知的障害者支援してると心が休まるって人、虐待受けてた過去自分の代わりに発達障害児を救いたいって人、など働く動機自分のためでしかない。しか法人側も職員も、さも人の役に立ちたいってキラキラした大義を掲げてさ。気持ち悪いんだよ。

露骨な人は、立場が弱い人に八つ当たりしてお金もらえて、こんないい仕事ないなって言ってた。利用者を怖がらせて笑って、でも本人には善意を装って「あなたに自立してほしいから厳しいこと言ってるんだ、わかるよね?」なんて話してた。

社会福祉士勉強で、利用者主体人権尊重、施しではなくエンパワメントをなんてつらつら覚えてきたけど、実際そんな聖人君子たことない。「現場では支援員が主導権握らないとなめられる、自己管理もできないのに権利主張してるんじゃねえ、彼らが何の役に立つ?自立?できると思うか?」って言葉をたくさん聞いてきた。

そろそろ辞めどきだな。自分利用者権利擁護して、意思決定支援して、主体性尊重するんだって気張って働いてきた。利用者さんとも信頼関係ができて「やさしい〇〇さん いつもありがとう」なんて手紙もらったりもする。けど、上司からは「世の中理不尽なんだよ、きれいごと言ってんじゃねえよ、お前はお勉強ばっかりしてきて、世の中わかってねえな」って毎日罵倒されていい加減疲れた

少し前から精神科行ってたが、ついに診断名ついて休職が決まった。支援する側からされる側になった 。人生ってつらいよな。いつか聖人君子降臨するまでなんとか生き抜いていこうな。

2016-09-29

http://anond.hatelabo.jp/20160928210943

仕事は、社会福祉士になりたかったんです...。

こんな奴に相談業務がつとまるかはどうであれ、人に役に立つような仕事がしたくて大学進学も前向きに考えていたところでガクッと来てしまったのでショックです。

ありがとうございます

2016-06-16

障害者施設で働いていた

初めてここに書く。

以前、障害者施設で働いていた。何年か前にやめ、今は別の仕事をしている。

身の回り介護施設で働いている、いたという人はそれなりにいるのではと思うが、「障害者施設」となるとなかなかいないのではと思う。

障害者施設とは

施設には色々種類があるのだが、私がいたのはいわゆる授産施設である正規雇用で働けない、働きたくても働けないという障害者に向け、内職仕事などを行う場を提供し、工賃を得てもらう、という場所である。月々の工賃額は、全国平均で見れば2万円行けば御の字というところである障害者が月2万でどう生活するのかと思うかもしれないが、ここに来る人はほとんどが生活保護障害年金を受け取っており、そこから差っ引かれる税金等はほとんどないので贅沢さえしなければそれなりに生活はできるのである

そして利用者が通所することで、障害者福祉サービスを与える対価として行政から施設収入が入る。1人の利用者が1ヶ月休まず通所(平日のみ)すると、施設形態地域によっても差はあるが概ね10万円程度は施設収入となる。つまりここの職員賃金税金から支払われており、立場としては半官半民、みなし公務員というのが一番近い。

なお関連する資格として「社会福祉士」や「介護福祉士」などがあるが、なくても業務可能である。あると待遇採用時に優遇はされる。

仕事内容

9割方は作業をしに来る利用者支援である支援とは何か、であるが、例えば作業のやり方を教えたり、何か困っていたら手を貸してあげたり相談に乗ったり、送迎を行ったりという具合だ。とりあえず利用者から要請があれば、すぐに駆けつけできる範囲対応を行うと考えてもらえればと思う。要請がなくても、利用者の小さなサインを見逃さず、こちらから声をかけることも必要である

支援を怠ったり支援を行う中で職員に落ち度があったりすると利用者家族)が管轄する役所に苦情を入れたりして、最悪施設行政処分を受けることもある。利用者不快にさせないように常に気を揉むところから始まる。

何が大変か

作業支援

ただ作業を教えるだけであれば楽に見えるかもしれないが、そもそも利用者作業が「できない」人たちである。何度話してもやり方を覚えられないこともあるが、視力障害があれば製品に傷をつけてもわからない、精神障害があれば突然取り乱してしまうこともある、知的障害であれば作業を行うように促しても何も行えない、と言った具合に、ここの「できない」は単純に技能習得が遅いこととは限らない。そういった彼らをサポートしなければならない。

その上で、製品には当然納期がある。納期を守りつつ、製品不良品が混じらないように検品し、納品して次の作業を持ってくるところまで職員は行う。なお利用者とは労働契約を結んでいるわけではないので、ノルマ等はない。ミスってもズル休みしてもまずお咎めはない。利用者の欠席が続出したり大量に不良品を作られるなど、トラブルが重なると作業管理するはずの職員作業を行わなければならないこともあり、こういうときは肉体的に疲れる。

対人関係支援

福祉現場はどこもだが、職員が少ない。1人で多くの利用者の面倒をみなければならない。利用者たちだが、年齢層は様々、持っている障害も様々、意思疎通が難しかったり拘りが強かったりとキャラクターも様々、障害の他に持病を抱えいつ倒れるかわからない、etc...作業の以前にそういった人達相手をするのである。そんな個性派同士が狭い空間で過ごすのだから職員いくら配慮しても喧嘩トラブルの類は絶えない。こういった時職員解決仲裁に向けてもちろん支援しなければいけない。他にも突然利用者職員に食って掛かったり、延々と不満をぶつけてきたりすることもしばしばだ。くどいがとにかく気を揉む。精神的に疲れる。もはや参る。

事務処理

事務仕事だが、まずはトラブルが起こったら事の顛末をすべて書面に残す必要がある。先ほど書いたとおり、まず何かトラブルがあるので必然的に書く量は多い。その他、利用者の通所管理支援プラン作成、工賃の計算作業に関わる伝票の作成など、細々とした書類を上げるとキリがない。一つ一つで見るとそれほど作業量は多くないのだが、種類が多岐に渡るので管理できないと間違いなく混乱する。それはどこの会社でも組織でも同じかもしれないが、支援ストレスを抱えた上で行うので単純比較はできないかもしれない。

虐待

今まで話してきたとおり、障害者相手はとにかくストレスが溜まる。そしてその捌け口として職員虐待に走ってしまう、という事例はニュースでも時々報道されている。私の施設新聞沙汰になるような問題はなかったが、第三者が見れば虐待にあたるかも…ということは(ストレスが原因と断定はしないが)ゼロではなかった。人間は必ずミスをするということから考えると、こういったことは頻度の差はあれどこの施設でもあると思う。施設職員虐待について常に留意しなければならないのは当然にしても、実はこれが結構ストレスになる。

断言するが、こういった職場に勤めるなら合法的ストレスの捌け口を何か用意しないと精神的に壊れる。

待遇

介護業界給料が安いとはよく言われるが、そもそも福祉業界給料基本的に安い。どの都道府県にも大卒なら月〜十万円から、といっただいたいの基準があると思うが、それよりは明らかに下であるパートだと時給800円も行けばいい方ではないだろうか。賞与については、年間で2ヶ月分も出れば良いのではないかと思う。そもそもない所も多いと聞いた。

国は給料をあげようと手当などを拡充しているが、せいぜい1万円程度でありその手当を受け取るにしても一定の条件を満たさなければならない。全部が全部とは言わないが、施設側が給与を出し渋っているフシは強く感じる。

福利厚生はあってないようなものである。例えば外食チェーンでちょっと安く食べられるサービスがあったが、巷で手に入る各種クーポンを使ったほうが特だった、というオチであった。当然、使わなかった。なお、独身寮とか保険に安く入れるとかわかりやすものほとんどなかった。

年間休日では、取引先の年間暦に合わせる事が多いのでだいたいは土日や盆、年末休みである。このパターンであれば年間で110日程度はあるのではないかと思う。なお利用者が通所ではなく寮等を併設している場合になると、当然24時間365日休みなく業務が続くので、シフト制になる。

やりがい

対人関係を築く商売としては福祉以外にも教育医療があるが、それらは「子供の成長する様子が見られる」「患者治療を通じて笑顔になっていく」といったところから、いろいろ大変でもやりがいが生まれてくるのではないかと思う。

ここには、反論覚悟で言うが、まずない。トラブルの処理に追われ、利用者にいつ怒鳴られるか気を揉む毎日やりがいはあるか?どれだけ利用者支援しても作業の正確性や能率が上がらず、不良品を処理する毎日に充実を感じるか?毎日製品検査に追われる毎日に楽しさはあるか?とにかく仕事の中で楽しいと思えることがないのだ。それで薄給である

働きやす

これについてはトップ施設長、理事長)の一存ですべて決まるフシがあるので、なんとも言えない。いいかいかは運次第。拘束時間については事務処理をすんなり終わらせることができれば、早く帰れることが多い。けど早く帰れたところでストレスが溜まりに溜まっている以上、余暇を楽しむ余裕は一切なかった


こういった具合である

福祉施設もいろいろあるので、私の書いてあることに疑問を感じる人もいると思うが、あくまで一例として読んでもらえればと思う。

2014-03-08

介護業界が不人気の理由って凡そ給与面の問題だよね

毎月60~100時間以上も残業してるのに「みなし残業」扱いのせいか、給与はいくら働いても額面では15~18万の間で、酷い所はそこから

某かの会費を徴収されて手元に残るのは10万を切る事態になってる。

これは正社員のケース。

バイトは更に酷い。

時給制パートの扱いだと、社保無しにも拘らず満額で8~10前後と異様に低い。

特養老健施設は凄く豪華なのに、働いてる介護士さん達は難しい試験パスしてやってきた専業介護士という奴で、それなりに貰えるはずの給与殆ど貰えず

望まない休出勤を余儀なくされてプライベートもままならない。

このような状況で人手不足だなんだと嘆かれても若者食指が動くはずがない。

もっと〇〇手当などを充実し契約書も交わして一般的労働者と同等額かそれ以上を支払う事が出来れば、この3Kと呼ばれる「きたない・くさい・きつい」にも耐えられるんじゃないか。または、更に敷居をもっと低くしなければならんと思う。

たとえば、介護士の資格

大卒相談員とか上級職になろうとすると社会福祉士のように社会福祉系の大学を出ていないと取れない免許が条件となると、

仮に法学部を専攻して卒業しても新たに介護関係大学ないし専門学校に通わないと行けない二度手間果たして給与が全く魅力的でない

社畜奴隷のような介護士に成りたいと思うだろうか。

そこまでのマゾ気質があるのは無理に止めはしない。

比較的簡単に取れると言われてる二級ヘルパーを取って3Kを味わうのも良し、か。

今の介護業界が不人気なのはそのきつさに見合う給与が全く支払われていないためなのだ

介護経営者が揃いも揃って拝金主義なのがいけないと思う。

若者は悪くない!

2013-05-03

http://anond.hatelabo.jp/20130503143129

ヘルプマン読んでいるのにお母さんは介護を見越して社会福祉士ですか?介護福祉士ヘルパー資格ではなく。

介護保険障害者総合支援法もあるから必ずしも息子さんが介護を行わなくてもいいはずです。

息子が親の介護をしなければならないという土地柄でしょうか。

将来が不安すぎる

父親が身体障害者で将来介護必須で、母親がそれも見越して働きながら社会福祉士資格とった。

それは素直にすごいと思うけど俺には無理だ。

父親は鬱もあるし頑固で完璧主義者から偏屈じじいになってめんどくなりそうだし、もともと妹ばっかかわいがって俺とあからさまに差をつけて育ててくれやがったから恨んでるし。

長男の俺は逃げるように上京して底辺下請けプログラマやってるけど将来が怖すぎる。

ヘルプマンってマンガも読んでみたけど、ほんとにやばい

不安しかない。

俺も将来は実家に戻って介護の手伝いをしないといけないだろうし、結婚もできないだろうし、もう毎日無気力呆然と過ごしてる。

とりあえず国は福祉にもっとマジになってもらわんと困る。

理想とか予算丸投げじゃなくてさあ。。。制度があっても実態が中間搾取とかもうほんと国の怠慢だろ。いろんなところにあるけど。

介護が大変だなんて、実感を持った途端にこわくて仕方ないよ。

人ごとみたいに考えてきた、もしくはあえて考えないようにしてきたツケだとわかってるよ。

でもこのやるせなさをどうにかしてくれよ。自分でどうにかするしかないとかいうところをもう超えてるんだよ。

現実を見ろよ。今じゃなくてもう少し、何十年か先を。

先送りにしてるだけのツケを払わされるのはいやなんだよ。

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