障害児者支援の仕事をしてきた支援員だけど、この仕事ってつらすぎない?
何度か転職してきてわかったことは、この業界にいる人は全員心に闇抱えてるってことだった。学歴コンプから知的障害者の支援してると心が休まるって人、虐待受けてた過去の自分の代わりに発達障害児を救いたいって人、など働く動機は自分のためでしかない。しかし法人側も職員も、さも人の役に立ちたいってキラキラした大義を掲げてさ。気持ち悪いんだよ。
露骨な人は、立場が弱い人に八つ当たりしてお金もらえて、こんないい仕事ないなって言ってた。利用者を怖がらせて笑って、でも本人には善意を装って「あなたに自立してほしいから厳しいこと言ってるんだ、わかるよね?」なんて話してた。
社会福祉士の勉強で、利用者主体、人権尊重、施しではなくエンパワメントをなんてつらつら覚えてきたけど、実際そんな聖人君子見たことない。「現場では支援員が主導権握らないとなめられる、自己管理もできないのに権利主張してるんじゃねえ、彼らが何の役に立つ?自立?できると思うか?」って言葉をたくさん聞いてきた。
そろそろ辞めどきだな。自分は利用者の権利を擁護して、意思決定の支援して、主体性を尊重するんだって気張って働いてきた。利用者さんとも信頼関係ができて「やさしい〇〇さん いつもありがとう」なんて手紙もらったりもする。けど、上司からは「世の中理不尽なんだよ、きれいごと言ってんじゃねえよ、お前はお勉強ばっかりしてきて、世の中わかってねえな」って毎日罵倒されていい加減疲れた。
少し前から精神科行ってたが、ついに診断名ついて休職が決まった。支援する側からされる側になった 。人生ってつらいよな。いつか聖人君子が降臨するまでなんとか生き抜いていこうな。