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はてなキーワード: 歌手とは

2011-08-25

http://anond.hatelabo.jp/20110825152445

このケースは校長先生に直接文句を言われてそれで終わりな話だと思うけど

なぜ韓流にはまってる人達の中には他人に自分の「韓国」好きを押し付けたがる人がやけに目立つのか?

いい加減自重して欲しい(怒)

いきなりソウルから国際郵便の料金が一番高い速達K-POPCD数枚送られてきて、ハングルで歌ってる歌の感想求められてもさぁ(汗)

後、日本歌手スレッド行ってスレッドタイトル歌手をけなして自分お気に入りK-POPアイドルのこと書くの迷惑だから

そこは日本歌手スレッドなんだから

2011-08-22

反韓デモ本質

結局フジテレビに何人集まって、それで何かが変わったのかは良く知らないので、適当邪推現実的な商売の方向からいろいろ考える。

先日のFNS歌謡祭VTRばかりで生(というかセットで)歌った歌手ほとんどいなかった事、ひな壇バラエティーや安直ロケ番組の氾濫、水戸黄門の終了。これらの延長線上に今の韓流ドラマブーム(という作られたもの)がある。

もちろん源流は『冬ソナ』『チャングムの誓い』などの優秀なコンテンツNHKが目を付けた事なんだろうけど、今、平日の昼間に韓流ドラマが流れてるのは、単純に単価が安いからだ。

それまでは昼のワイドショーが流れていた時間帯に、それらの制作費の数分の一(いや、数十分の一か)の値段で買ってきたドラマを流すだけで、対して変わらない(下手をすると以前より高い)視聴率が取れるなら、テレビ局という企業はどちらを選ぶか。考えなくても分かる。

ワイドショーは生だし、出演料もそれなりにかかる。月~金の帯番組なんかだとセットもスタジオ据え置きになるので、他の番組では使いにくくなる。買ってたVTRを流すだけの韓流ドラマとは経費も桁違いだ。

そしてそうなってきた理由は、誰もテレビに高い価値を感じなくなったせいだ。視聴者も、出演者も、制作者も。一番肝心なスポンサーがそれを実感しているだろう。

今回の地震CM自粛した企業がいくつかある。お酒メーカーや娯楽に関する企業しか自粛しても売り上げはあまり落ちなかった。それ以前からCM費用効果には疑問符ささやかれていたが、今回それを実感した企業も多いだろう。AC広告が「ウザイ」と言われたり、逆に流行ったりする。昭和天皇崩御されたときにはレンタルビデオ店が賑わったというが、今回の地震ではネットがその役目を果たした。もはやテレビは娯楽の王様ではないのだ。

それなら自社の番組再放送をすれば?と言う疑問が湧く。しかし、再放送時の収入の分配に関して、今は昔ほど寛容ではなくなっている。たとえば、昔のドラマアニメ再放送して、そこに出演していた俳優達にはギャラは支払われるのか。昔なら問題はなかった。ルパンは何度も盗みを繰り返したが、おそらく山田康雄氏ほか出演陣は再放送分のギャラはもらってないだろう。今ならそうはいかない。数年前のバラエティーの映像で、今はもう芸能界を引退しているから、と言う理由で出演者の独りにモザイクがかかっていた事もある。そしてそれ以前に、今は再放送以外でドラマアニメ収入を得ているのだ。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のDVD初回限定版が6,300円、通常版が5,250円である。「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」のDVDの定価が2,980円であるのとは大きく違う。俺はアニメDVDを集める趣味はないが、他のアニメも似たり寄ったりだろう。限定された数の、それなりのお金を持った層をターゲットアニメDVDは売られている。ちなみにクレヨンしんちゃん映画DVDは平均して2,000~3,000円である価格の差は、制作費と売り上げの差であるほとんどの深夜アニメはクソ高いDVDやグッズを売る事で採算を得ている。

ここまで書いて面倒くさくなったのでやめた。まあ、そういうこった。

2011-08-21

見ていけないもの

俺のやりたいことって、そもそも何だっただろう。

サブカルが好きで、マイノリティ文化に触れていて、大衆が絶対見向きもしない、

けど、一目置かれるような存在

そんな風になりたかった。

今は、できているだろうか。

へたくそでも、どんだけ関心もたれないようでも、

何かをやれているだろうか。




うん、やってはいるんだと思う。

自分なりの作品作って、それなりに使われていて、

この世界ミジンコぐらいの大きさの傷は付けたかも。




たぶん、

やることに高揚するんじゃなくて、

自分の想う人に見てもらいたいんだと思う。




一番見てほしい人は、もう見てくれない。




世の中のごまんといる、作家でも画家でも歌手でも漫画家でも、

一番伝えたい人には、創りだすものは伝わっているのだろうか。

永遠に叶わないと知りながら、もくもくと、その命尽きるまで生み続けるのだろうか。




そんなの儚すぎるよ。

2011-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20110816133954

それはお前のブサイクの基準がおかしいだけ。

具体的にブサイクで売れてる歌手とやらを挙げてみろよ。

http://anond.hatelabo.jp/20110816133416

不細工で売れてる歌手なんか何人もいると思うが

むしろルックスが優れてて売れてる歌手ってジャニーズ福山くらいしかいないのでは?

そもそも最近売れてるAKBとかだって容姿はそこまですぐれてないし

2011-08-09

HEYHEYHEYは最近韓国ものと回顧系企画で番組成立させてる。今の時代の日本人歌手が出る時間10分あればいいほうじゃないの?個人的には回顧企画のが嫌い。

Mステにも偶に出るけど、これはガールズグループ東方神起だけ。男グループは多分出てない。Mステバースデーソングスという糞回顧企画を速攻で止めるべき。その時間で、もう一組でもいいから出演者増やせ。

MJ時間を1時間に拡大しろ。

TBSのは見てないので分からん!今音楽番組って何やってんだ?CDTVだけ?

魁!音楽番付ハッピーMusicはそもそも殆ど見てないので今どうなってるのかは知らん!

てかTBS深夜帯にK-POPグループが主体の番組してんじゃん。

http://anond.hatelabo.jp/20110809142832

ジャニーズあたりのグループもそんな感じじゃね?

あと、そもそもAKBメンバーごとに「AKB以降の目標」があって(歌手とか女優とか)、

AKBというグループ自体は最初から踏み台として存在してるんだったと聞いた気がする

フジ韓流押しは、韓国側の思惑であるという考え

最近テレビに出てくる韓国人アイドルって、日本語ものすごい上手いなと思う。

こちらが感心してしまレベルの流暢な日本語だ。しかも、みな一様に喋れる。

その驚きと同じくして、違和感も覚える。それいつの間に覚えたの、と。

ところで、冬ソナ結構前に流行った。

wikipediaで調べたら、大ブレイクしたのは2004年あたりからであったようだ。

その後、おばさん(失礼)を中心にして韓流ブームが巻き起こり、色んな韓国ドラマとか映画が輸入されたのは記憶に新しい。

その数年後、多分2006,7年くらいに、東方神起という韓国歌手グループ日本で売れたのが印象的だった。

非常に良い曲と歌声だったが、彼らを見て思ったのは「日本語上手いな」だった。

Mステで、HEYHEYHEYで、タモリとかダウンタウンと談笑してる。

そして思った。それいつの間に覚えたのと。

とうとう最近フジテレビ上で洒落にならない量の韓流コンテンツが押されている。

私が思うのは、これは韓国の芸能関係者による「作戦」がついに成功したのではないかということだ。

思いがけぬ日本での冬ソナ成功によって、韓国芸能関係者日本が美味しいマーケットになることを確信する。

まずはとりあえずと日本既存韓国作品や歌手を輸出しつつ、同時に裏では未来日本向けの戦士を育成。(日本語教育を中心として)

日本語習得は難しいはずだ。1年ちょっとやっても全然喋れないと思う。

冬ソナブレイクからこれまでの期間は、日本語習得には良い時間だったのでは無いだろうか・・・

そして韓国を売り込む為にフジテレビ提携し(なぜフジなのかという事情は知らない)、今日韓流推しに至る。

私が感じるのは、韓国の本気度がヤバイということだ。通常、アイドルを輸出する場合には、言語など習得させず、通訳をつけるだろう。

韓国の側に、強いビジネスの香りを感じる。

2011-08-08

フジテレビ韓流批判=左翼批判と勘違いしてるはてなユーザーらに失望した

一連のフジテレビ韓流批判に関して、一部のはてなユーザーらが左翼批判と勘違いしている人が結構いる。どのアカウントなのかは書かないけど。

今回のデモに参加した人って、嫌韓で集まった人もいれば、ゴリ押し広告手法に対しての抗議、電波の私利私欲で利用などなど個人の見解は、様々なんだと思う。

個人的な見解を述べさせてもらえれば、今回の問題って、右とか左とかの問題じゃないんだよね。

例えば、露骨な広告手法として「セカンドライフ」「AKB48」などが代表的で、前者はブームとして一切定着せず終了。

後者来年には、失速しているだろう。前者も後者ネット等ではかなり叩かれた。

これらを叩いている人間に対して「ネトウヨがまた馬鹿な事やってるよ。やれやれ。」とは言わない。

そして、今回「韓国」ということでネットを中心に批判が集まると、一部のはてなアカウントらは彼らを「ネトウヨ」としてカテゴライズする。

デモに集まった連中の思想が一緒なわけないのに。どうしてもカテゴライズしたいのであれば、「反マスコミ」であり右翼左翼ではない。

また一部に、フジテレビ民間企業から好き勝手にやらせればいいという意見もあるが、これも現状の民放放送の影響力に関して、甘く見すぎている。

いくつか例を挙げてみよう。

個人的にはどれもこれもバランスの問題だが、全部アウト。ただし、この3つの中で一番、性質が悪いのが[3]である。それは韓国という事ではなく手法の問題。

ネットで誰かが「これは健全ステルスマーケティングだ。」と言ったそうだ。その通り これはステルスマーケティングだと思う。しかし、ステルスマーケティング

やる条件として「絶対にバレてはいけない!」というルールリスクを背負う必要がある。それが今回モロにバレてしまったわけだ。

参入の敷居が"超"がつく程高すぎる公共の電波を使って。

地デジ化でその敷居はやや下がったとはいえ、参入表明してる企業があるだろうか?孫正義ですテレビ局を所有できてないんだぞ。

故に、電波国民の共有財産であり、むやみやたらに私利私欲に使ってはいけない。

インターネットサーバーVPSが980円で借りれるような時代です

そのネット上で、「韓国最高!」「韓国の物をどんどん買おう!」「K-POP!素敵!愛してる!」

それを、"仮に"韓国政府からお金をもらってやったってまったく問題ない。

しかし、電波となれば話は別。

趣味趣向が多様化するこの時代に大多数の若者が一つの方向に向いているわけないのに。

フジテレビに限った話ではないが、なんで、テレビコンテンツ一極集中なんだろうか?

ふかわりょうの言うとおり、時代を映すテレビはもう終わったのかもしれない。

客「以前、来たときは、いろんな国の料理が食べらたのに、今は焼肉キムチばっかりじゃないか!これじゃ、胃がもたれるよ。」

店「サンチュもあるからヘルシーでしょ?」

あいつら、本気でこう考えてそうで怖い。

結局、抗議してる人たちってテレビが好きだったんだと思うんだ。

関連エントリー

http://anond.hatelabo.jp/20110808090041

2011-08-04

http://anond.hatelabo.jp/20110804101411

横だけど

サイゾーの記事読んでみれば、単にサクラを雇ってましたというだけの話であることが分かる。

大手チェーンの新店舗オープンアイドル路上ライブ、世の中にいくらでもあるでしょ。

それと、運営側が「ファンの数は800人でした」と公式発表すれば、記者はそう書かざるを得ない。公式発表なんだから

日本人歌手ライブでも「観客は1万人でした」と公式発表があれば、とりあえず記事にはその数字を書く。

どれだけその数字が過大に見えてもね。

それと一緒だよ。

で、サイゾーというサイト自体もお世辞にも上品メディアはいえない、

三流週刊誌Web版みたいなものなわけで、

三流週刊誌の記事を信じてる奴が「テレビ捏造ばかり」とか「メディアリテラシー」とか叫んでたら、

だって「なんだこの馬鹿」と思うよね。

2011-08-01

韓国ごり押し問題で考えたこと

高岡蒼甫氏のつぶやき以降、ネット上で、いや2ちゃんねるTwitterだけで大騒ぎが起きている。さらにはふかわりょうもそこに参戦しているらしい。

韓国ドラマとかK-POPかばっかりマスコミ特にフジテレビ)は流しやがって。韓国に買収されてるだろ、ごり押しするなよ」というのが大騒ぎしている人々の言い分らしい。

まぁ、たしか毎日テレビではそういうコンテンツが流れていると思う。特に昼時なんかは韓国ドラマが流されている、何時間も。歌番組には一組は必ずといって良いくらいに「K-POPアイドル」が出ている。

ちなみに私はそういうのに全く興味がない。

問題はそれが局の視聴率をとるための戦略なのか、韓国の買収によるごり押しなのかということだと思う。大したことない昔やった連ドラ再放送とかおもしろくもないテレフォンショッピングを見るよりは韓国ドラマを見た方がおもしろいと思う人が多いのだろう。実際レンタルビデオ店などでも借りられているのは日本連ドラDVDよりも韓国ドラマの方が多いようにランキング上は見て取れる。また韓国ドラマ広告や特集も多い。(もちろん騒いでいる方々はランキング操作されてるんだよと言うでしょう)ではK-POPはどうか。日本の人数の多い女性グループより正直韓国の方々のダンスの方が上手い様に素人からは見える。(歌も上手いと一部で言われているが、歌に関しては注意して聞かないために私からは何とも言えません)ただ、歌もそこそこで全員しっかりしたダンスができてスタイルも良いという人々のグループが今の日本にいないために人気があるのではないのだろうか。男性グループもまた然りなのだろう。ジャニーズばっかりの男性グループ市場に新しいのが出てきたからとりあえずとびついてみたら案外良かったというような具合で。結局隙間に上手いこと韓国エンタメが顔を出したのではないのか。ごり押しのせいでだまされてはやってるんだという人もいるかもしれない。でもごり押しされてもつまらないのはどうやったって売れないし、流行らない。最初に飛びつく人がいてもすぐダメになる。それこそテレビ局が社をあげて宣伝しまくる映画でも転ぶのは少なくない。ちょっと前にたくさんCMに出てた坊主頭女性歌手とか昔はどの番組にも出てた芸人とか知らない間に見なくなった。

さすがに韓国コンテンツ蔓延しすぎてる、というのはわからなくはない。だからといって買収されてるとかごり押しされてるとか真相がわかりかねる話をされちゃったら、ただ自分が好きじゃないもの流行ってるのがむかつくからとりあえず悪い噂をでっち上げたやつにしか見えない。おまけにそこからマスコミは全部終わっているみたいな考え方を正しいとするためにあれこれあることないこと書いたら信用もされないでそれこそトイレ落書きだとか言われるのも無理ない。

もう少しやりかた考えたら日本コンテンツに元気が出て韓国コンテンツ日本でも大して売れなくなる世の中というネトウヨのみなさんの願いも叶うのではないか

あとテレビ作ってる人はもうすこしこの騒動に耳を傾けて試しに韓国ドラマやってる時間バラエティとかドラマ作ったら良いと思う。意外と数字とれるかもしれないよ、これだけ韓国に辟易としてる人がいるみたいだからアイドルで一発当てようとしている芸能プロダクションのひともK-POPアイドルみたいなの作れば良いんじゃないの、意外といける可能性ありそうだし。韓国大嫌いの人がみんなで応援してくれると思う、これはマジで

2011-07-28

さよならK-POP(というかKJ-POP

 今、私の手元には一枚だけK-POPCDがある

お気に入り日本人歌手K-POPの某アイドルグループコラボしたCDだ(日本人歌手目当てで買ったCD)

高岡蒼甫さんがネットイナゴと化したK-POPペンの圧力で芸能事務所を辞めることになった

はてサ達がいくら「多文化共生」という言葉理想として掲げていても、私の目にはもはやこの状況は

韓流」=「他文化強制」にしか見えない 

K-POP芸能人は「反日ソング」を歌っても事務所やめなくていいのに、日本芸能人が「韓流ごり押し」について

批判するとやめることになるってどう考えてもおかし

韓流」の「ゴリ押し」について批判すると汚い言葉で絡んでくるK-POPペンたちや失点を引き出そうと@をつけて

いかける姿、奥さんの立場をTLにつぶやいたり、何かにつけ日本アイドルをけなすペンの姿を見てつくづく嫌いになった

このCDは来週のゴミ出し日に捨ててしまおう そして「他文化強制」と気にいらない事を言った人に向けて

罵倒で他人の発言を押さえ込もうとする人たちにもグッバイ

韓国本国の人たちとの交流は今までどおり続けていくけど、こんな状況になってしまうとK-POPはもう聞きたくないなあ

韓流ごり押し」を批判すると芸能人が事務所を辞めることになるこの状況

私の中で「韓流」は「ごり押しうんざり」というよりも「薄ら寒い恐怖を感じさせるもの」にランクアップした

まさに「寒流

いくら無料提供されるマスメディア達に期待してはいけないとはいっても「これほどの韓流ごり押しはひどい」と思った

これから韓国文化」に興味を持ったときは、日本TV番組雑誌通さずに、「日本に住んでない」半島韓国人に直接

教えてもらおうっと

心配なのは2002年とは違った意味で、この騒動が国内民族感情のヘイトの引き金になるんじゃないかなということ

TVチャンネルの内容争い」が元でということになったらあまりにもアレ過ぎる

 

2011-07-27

今こそゆとり以下の世代に浜田雅功凄さを語ろう

ダウンタウンというコンビについて、「天才松本を補佐する凡才浜田」という間違った認識人間がとても多い。ゆとり以下のガキどもに至っては、浜田に対して、クソつまら芸人だという認識しか持っていないと思われる。

しかに近年、クソ番組MCをただこなしているとき浜田は、いくつか落とすパターンこそ持ってはいるが、さんまや、中堅のくりぃむ上田等に比べると、明らかにパターンの数が少ない上に、相手の話を膨らませる能力にも乏しくはっきりいって面白くない。

浜田がその実力を遺憾なく発揮し芸人として、テレビタレントとして革命的な存在だったのは、売れ始めてから成り上がるまでの時期だ。

テレビ画面に現れた、まだ若さの残る浜田は、競演した大御所や先輩タレントに対して、問答無用でツッコんでは、時にどついてみせた。

たったこれだけである

だが、これがとんでもなく衝撃的だったのだ。

それに先んじて、とんねるずが お笑いアイドルミュージシャンとの関係性を変化させていた。当時、芸人歌手より地位の低い物と見なされており、「公の場」でアイドルをバカにしたり、ミュージシャン無礼な振る舞いをする芸人は、ほぼ存在しなかった。たけし(軍団)ですら、公の場ではその関係性を守っていたのだ。

だが、とんねるず体育会系ルールそのままに、年上に対してはそれなりの礼節を持って振る舞ったが、年下のアイドルミュージシャンに対して、平気でタメ口をきいたり、時にバカにしたりして笑いに変えた。そうして芸能界の暗黙の掟を一変させたのである

浜田革新性は、こういった土台があったからこそという側面はある。それでも、芸能界において先輩後輩の序列は絶対であり、そこを侵す者は現れなかったのだ。浜田を除いて。

そのことに気づいてから、俺はテレビ浜田を追いかけるようになった。相手が誰であろうとも、己の信念と姿勢を曲げることなく容赦のないツッコミを浴びせる浜田は間違いなく『パンク』な存在であった。そして、上下関係抜きの辛辣ツッコミを浴びせても、浜田は決して場の空気を乱すことがなかった。それ故に、つっこまれた人間は、浜田に怒りの感情を示すことがなかった。松本天才性の陰に隠れてはいたが、この事実は、浜田もまた紛れもなく天才であったと言うことの証左である

だが、いつのからだろうか。おそらく、ダウンタウンが多くの冠番組を持ち始めてからのことだが、主に若い世代から浜田に叩かれることを喜ぶような連中が現れた。こうなると、もはや猪木のビンタと変わらない。ツッコミの鋭さそのものは変わらずとも、その意味合いは、全く別のものになっていった。

ダウンタウンが売れたのは、松本の力であろうか?

わたしはそれを否定する。松本天才であったのは間違いないが、浜田という斬り込み隊長存在がなければ、もっとマニアック存在としてしか、世に出ることはなかったと思われる。若かりし頃の浜田には、とんねるずと同じように、予定調和をぶち壊し、新しい地平を切り開く革命家としてのパワーが宿っていたのだ。それは、ともすれば狂気的とも言えるものであった。

浜田が切り開いた新しい地平の上で、松本がその才能を遺憾なく発揮した結果として、日本テレビお笑い史上最高のコンビになった、というのが俺のダウンタウンに対する短評である

今のテレビお笑い界、特に若い世代に、登場するたび「今日は何をやらかすんだろう?」と、わくわくさせてくれる存在がいるだろうか? 浜田とんねるずも年をとった。丸くなってしまった。たとえ懐古厨と言われようとも、俺をテレビに夢中にさせた、かつてのダウンタウンとんねるずほどの存在は、テレビに誰一人見あたらない。強いて言うなら大泉洋であったり、ブラックマヨネーズであったりといったところだが、大泉は役者であるし、ブラマヨは真の実力(フリートークスキル)を発揮できる場を与えられないまま年を重ねている。

寂しいことだ。

2011-07-18

東方神起のキムジェジュンが作った曲が、エイベックスにより、中国のしんじん歌手にうられてしまます

彼は許可していないじょうきょうです

彼が作詞作曲した歌をむだんで、しか中国歌詞にかえられてしまう。

このことは、絶対にあっていけません。

お願いします。

できるだけ、たくさんの人たちにわかってもらいたいです

歌の名前は、[忘れないで]です

私の説明はとてもわからないと思うので、たくさんの検索をしてください。

[忘れないで][ジェジュン][エイベックス][売却]などで出ると思います

何か興味をしたり、してくれた人は、とにかく検索してほしいです。そして、たくさんの人が動いてくだされば、うられずになるかもしれません。

お願いします。

2011-07-17

初音ミクLAライブ外国人感想その11

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 初音ミク現象の持つCGM的側面については、外国人の感想でもしばしば言及されている。しかし、ワールドイズマインならぬWorld is Hers(世界彼女のもの)と題された以下の感想ほど、このテーマを正面から丁寧に描いたものはない。CGMこそ「クリプトン世界にもたらした最大の贈り物」との指摘はとても重要だろう。伊藤社長が主役を演じる世にも珍しい感想、という面からも一読の価値はある。

 urlは以下の通り。

http://www.manganews.info/the-world-is-hers-how-hatsune-miku-is-changing-everything-anime-news-network.html

+++++以下勝手翻訳+++++

世界彼女のもの:初音ミクはいかにして全てを変えたのか

 伊藤博之は自ら説明しようとしていた。

 「ヴァーチャルアイドル初音ミクを生み出した企業クリプトン・フューチャー・メディアのCEOとして、伊藤は人で溢れる大衆文化バンドワゴンの運転席に座っている。そして誰もが興奮しすぎる前に、彼は人々にこのバンドワゴンが何であるか理解させたいと望んでいた。

 「初音ミクは[一つのソフトウエアです」と彼は言う。「YAMAHAが開発したボーカロイド技術を使ったものです。[ボーカロイドは]歌声を作り出すエンジンで、我々はYAMAHAからその技術に基づく製品を開発するライセンスを得ました」

 言い換えれば、ミクのファンであると公言することは、KorgTritonキーボードあるいはフェンダーストラトキャスターギターのファンであるのと似ているのだ。君が応援するのは楽器――PCにインストールしなきゃならないうえに箱にはアニメ風のイラストが描かれているが、でもやはりそれは楽器だ。おまけにボーカロイドというブランドネーム自体はミクや彼女の華やかな友人たちに帰するものというより、むしろ彼らを動かす音声合成エンジンを指している。文字通りに取れば、「ボーカロイドのファン」であるとは、特定ブランドギター弦のファンであるのと同じである

 だが誰がそんな言葉遊びを気にするだろうか? どんな新興サブカルチャーでも、言葉に独自の意味が付きまとうのは普通である今日では「ボーカロイド」はそのイノベーションから花開いた仮想世界全体を示す言葉となっている。ボーカロイドとは作曲家がそのソフトを使って自宅スタジオで作り出した無限レパートリーを持つ曲のことであるボーカロイドとはそれぞれの曲に対応する画像動画ギャラリーであるボーカロイドとはそれらの画像から生まれたあらゆるミームや粗筋であるボーカロイドとはそれぞれ特有のボイスバンクを象徴するキャラクター群のことである。そして誰であれアニメエキスポに参加した者ならこう言うだろう。ボーカロイドとはそれらキャラのあらゆるバリエーションを含む姿にドレスアップしたファン層である

 これこそがクリプトンマーケディング・ディレクター佐々木渉すらも驚かせた口コミ波及効果だ。彼は「ユーチューブニコニコのような動画シェアサイトを通じて[ボーカロイドが]利用されるやり方」に驚いたと話す。「これらのサイトを使って、本当に口コミで仲間の間に広がっていきます。本当に過去に例を見ない[方法で]様々な国で人気を得ています」。つまり、本流エンターテインメントの大半が今なお企業の重苦しい手によって運営されている一方、自力推進型であるボーカロイド本質はあらゆるものをひっくり返したのだ。

 「ある意味、こんな現象相手に取り組む最良の手法を見つけるためもがき続けてきました」と佐々木は話す。「ファンからフィードバックを得るのが最良だと我々は信じてきました……いかに物事に対処するか、ファン層にとって最もよいことのためにどうするかを。急いで金儲けしようとは思っていません」

 クリプトンは、当時まだMP3ですら未発達の技術であり、ユーチューブ誕生に10年も先行し、そしてあらゆるものを可愛いアニメ少女擬人化するアイデアがまだ急増していない1995年設立された。「我々の目的はそもそもボーカロイド仕事にすることでも、[音声合成ソフトを作ることでもありませんでした」と伊藤は話す。「クリプトンは音全般――音と関係するソフト全てを取り扱う企業として設立されました」

 もし伊藤冗談めかして「ミクのお父さん」と呼ぶのなら、彼女の祖父母は最初ボーカロイドエンジン2003年に発表したYAMAHAの面々となるだろう。「そうした技術存在することは知っていましたし、それを使って何かできることがあるんじゃないかと思っていました」と、伊藤は当時について話す。「我々は既にYAMAHAと係わり合いをもっていましたので、彼らと連絡を取りそこから製品を作り出すことができました」

 だが、あたかも完成された合成音声で歌う天使の形でミクが天から降臨してきた訳ではない。彼女の根っこは、伊藤の説明によればとても粗末な形式の音声技術にまで遡ることができる。「日本では[音声合成ソフト結構一般的で、例えば駅などで使われています。そこでは列車の到着がアナウンスされたり、あるいは[乗車している場合]駅名が呼ばれたりします自動応答システムを使う電話はボーカロイドによって動いています」(想像してほしい、ミクの親戚の一人がカスタマーサービス用の電話回線で働く恐ろしいロボ電話であるという事実を)

 「当初[合成された]歌声を使うソフト存在しませんでした」と伊藤は続ける。「そうしたソフトにどの程度の需要があるのか、私には確信が持てませんでした。というか、はっきり言うなら、PCに歌わせることができるソフトを作るのにどんなメリットがあるのか分かりませんでした」

 この疑念こそが伊藤に次の手を講じさせた――それは最終的にはクリプトン歴史で最も賢い一手となった。「2004年、私は最初の[ボーカロイドソフトMeikoを作り、それに漫画風のキャラを付けました。ある人格が歌う[のを真似る]ソフトは人間にとって必要不可欠なものではなかったから、そうしたのです。人々にアピールし人々から愛されるようになるためには人間味を持たせる必要があると考え、そのための最適な手段が漫画キャラのようなものでした。このソフト結構いい成功を収め、そしてもちろん初音ミクの構想へとつながりました」

 そしてその次に起きたことは誰もが知っている。

 おそらく伊藤博之が成功した秘密は、クリプトン創業者である彼が音楽、サウンドエンジニアではなく、ソフト開発者ですらなく、何よりビジネスパーソンだった点にあるのだろう。伊藤は、あなたミュージシャンではないのかと質問されると笑い(彼はミュージシャンではない)、自身が経済を専攻したことを認めた。「音楽とは無関係です」と彼は言う。「ボーカロイドマーケティングに成功するうえで、私は自分が学んだスキルのいくつかを使ったと思います

 アニメエキスポ1日目のキーノート講演で、初音ミクボーカロイドカルトについてスライドショーを使った改まったプレゼンを始める際に、伊藤ビジネスマンとしての本領を発揮した。彼はまず自分が誰で彼の企業が何をしているかについて慣例となっている概要報告を行い、それから公式にクリプトン制作しているボーカロイドキャラクター」(あるいは、厳密に正確さを期するならソフトウエアパッケージというべきか)の一覧を示した。

 2007年8月31日に生まれた永遠の16歳、初音ミクは、今ではショーの目玉に位置している。人気で彼女に次ぐのは鏡音の双子リンとレンであり、彼ら独特の黄色い装飾と少年/少女のペアは、ミクの緑と灰色と同じくらいコスプレ業界では至る所で見かける。だが音楽制作者の視点から見ると最も用途の広い声は2009年製品である巡音ルカのもので、より深い音域と日本語及び英語で「歌う」能力を誇っている。何人かのファンは昔ながらのMeikoKaitoの旗を掲げている。その声は旧世代のボーカロイド技術の上に構築されているが、今なおクリプトンファミリーの中心メンバーである

 クリプトン以外のボーカロイドキャラサブカルチャー世界に入ってきている。たとえば声優中島愛のボイスサンプルに基づき、マクロスFランカ・リーモデルとしたMegpoidや、J-rockスーパースターGacktの声を使ったGackpoidなどがそうだ。より進取の気性に富んだ人々はUtauloid(日本語言葉『歌う』から来ている)と呼ばれるオープンソース音声合成エンジンまでも開発しており、その中で最も有名なのはピンクの巻き毛をした重音テトだ。

 音楽ソフトウエア・パッケージについて、それがまるで本物の人間であるかのように語るのは最初は奇妙に感じられるだろう。しか伊藤最初に作り出した時に予想したように、それこそがこのソフトをかくも魅力的にしている正体なのだ。これらのキャラがもたらした創造性は、伊藤プレゼンで誇らしげに見せびらかした数字によれば、ユーチューブで36万6000件、ニコニコで9万2600件に及ぶボーカロイド関連動画へと結実した。

 そしてこの成長するメタジャンルからあふれ出したマルチメディアコンテンツもある。クリプトンが運営するウェブサイトPiapro(『ピア・プロダクション』の省略形)には、ボーカロイドに触発された45万を超えるテキスト、音楽、及び画像創作物がある。さらに注目に値するのはクリエーターたちがどのように相互に刺激しあっているかだ。コンテンツを共有するポリシーの下、あるPiaproユーザーが音楽を制作すれば、別の誰かがそれを聞いて付随するイラストを描き、さらに別の人がその構想に従って短いアニメ動画作成する。そこでは、サイトルールに従い創始者を適切にクレジットに載せることだけが重要だ。

 何人かのボーカロイドファンはアート世界の彼方まで行ってしまい、エンジニアリングの成果をもたらした。最もよく知られているのは3DアニメーションプログラムMikuMikuDanceで、初音ミクキャラクターモデルを――実際にはどんなキャラクターモデルでも――特定の歌に合わせてリップシンクし踊らせることができる。より繊細な対象を扱っているのがVocaListnerで、本物の人間の歌手によるインプットを分析し、ボーカロイドプログラムのセッティングを自動的にその声にあわせて調整する。思いつきに過ぎない想像の飛躍ですら現実化し得る。初音ミク動画「Innocence」で取り上げられた「Ano Gakki」(『あの楽器』)というニックネームで呼ばれている奇妙な見かけのタッチパネルキーボードも、実際に使える楽器として再現された(それほど野心的でないバージョンならスマホアプリとしてダウンロードできる)。

 これら全てが意味しているのは、ほぼ完全にファンによって運行される賑やかで創造性に富む生態系存在するということだ。究極的にはそれこそクリプトン世界にもたらした最大の贈り物だろう。初音ミクボーカロイドソフトそのものではなく、それらが使われる方法こそがそうなのだ。企業という大領主によってではなく、消費者によって作られた完全なエンターテインメント形式。企業は僅かな道具と規則を与えるだけで、後は椅子に深く腰掛けて次に何が起きるかを見守っている。

 それでもなお、ボーカロイド体験を活気づけるため企業提供するイベントは多数ある。今年はアニメエキスポ日本以外では初となる「ボーカロイドライブコンサート」ミクノポリスホストを務めた。それはステージ上の綺麗なスクリーン投影するCGIアニメーションしかない(ほかならない)が、いい視野角と健全猜疑心の保留があればそのイリュージョンはなお印象的になる。さらに感動的なのはセットリストにある全ての曲が明らかにファンの作ったもの――クリプトンの地下室であくせく働かされるソングライター大量生産した製品ではなく、本物のミュージシャンボーカロイドという媒体を通じて自らを表現したものである点だ。

 だがコンサートはどのような限界が残されているかも暴露した。ミクの魔法は左右双方40度以上の角度では働かなくなった。調整の効かないボーカルは、時に楽器生演奏の下で迷子になっていた。そして音声合成技術のあらゆるイノベーションをもってしても、より繊細な耳にはなおミクが絞め殺されるようなロボットじみた変な声をしているように感じられた。でも、日本では生身のアイドルについてどう言われていると思う? 「アイドルは不完全であってこそふさわしい」。不完全さこそがミクをこれほど魅力的にしている。誰もが進行中の仕事に関与できるからだ。

 どんな未来があるか、誰に分かるだろう? クリプトンは既に英語版の初音ミクソフトが開発途上にあることを約束しているし、日本では新しい改良されたボーカロイドエンジンが開発中だ。それはつまり韓国語ですら歌えるボイスバンクを含んだ新たなキャラの登場を意味している。クリプトンオリジナルボーカロイド製品は、その声に新たな音色をもたらす追加物「アペンド」によって進化を続けている。そしてどこかで我々の誰にも知られていないマッド天才が、ボーカロイド世界永遠に変えてしまうようなアイデアにおそらく取り組んでいる。

 多くの人が知っているように、「初音ミク」という名は「未来最初の音」をもじったものだ。だがボーカロイド文化が広がるにつれ、この名前ますます不正確になっている。彼女はもはや未来の音ではない。彼女はまさに今の音である

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生の約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生の約束」フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10「アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その12「アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-16

初音ミクLAライブ外国人感想その10

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 初音ミクLAライブ外国人感想。ミクノポリスを見た人の中には、そもそもボーカロイドに関する思い入れほとんどなかった人もいた。以下の感想プレス関係者としてたまたま無料チケットを手に入れミクノポリスを見た人が書いたものだ(実際にはアニメエキスポ全体に触れているが、以下ではミクノポリス関連部分のみ抄訳する)。こだわりも知識もない普通アメリカ人の目に、このコンサートはどのように映ったのだろうか。

 urlは以下の通り。

http://www.fbtb.net/2011/07/10/anime-expo-2011/

+++++以下勝手翻訳+++++

アニメエキスポ2011(抄訳)

http://en.wikipedia.org/wiki/Hatsune_Miku

 2日目の夜には特別なイベントがあった。デジタル歌姫、初音ミクが初めて北米にやって来たのだ。プレス関係者として私は無料チケットとこのキャラに関するあらゆる誇大宣伝を受け取っており、その全てを見てみたいと思っていた。彼女を取り巻く評判にはとても興味を持っているが(もし未だにミクが誰で何者か分からないなら、ユーチューブ彼女を見ることをお勧めする)、まだ完全にはそれを理解していなかった。そこで夕食と、あー、ほんのちょっとのアルコール(ほんとにちょっとだってば)を摂った後で、私はノキア・シアターへと足を運んだ。

http://www.flickr.com/photos/no_onions/5900292206/

 上の写真ステージのど真ん中に立っているガラスの枠に投影されたミクの姿だ。私の席は左側にずれており、視野角がよくなくて歌の間彼女ほとんど透き通って見えた。一番いい視点を得られたのは中央部分の席に座っている人たちだった。もしミクにだけ集中していたのなら、アニメミュージックビデオを見るのとほとんど変わらなかったろうが、生身の人間が演じている彼女伴奏を無視するには相当の努力が必要だっただろう。コンサートがかなり進んで、ある時点で歌手バンドメンバーを一人ずつ紹介した。ミクも同じように紹介された。この体験全体は、控えめに言っても非現実的だった。多分いくらかは少量のアルコール飲料の影響だろうが、私は他人が彼女の中に何を見出しいるかを理解し始めていた。これは単なる合成音声、デジタル投影画像、あるいは長く流れるティールブルー[緑がかった青]色のポニーテイルじゃない。命を持ったアニメ人格、ナマのアニメ体験で得られるものに最も近い何かだ。

http://www.flickr.com/photos/no_onions/5899727493/

 もしミクが来年も我らと伴に存在する名誉を与えてくれるのなら、私は間違いなく彼女を再び見に行くだろう。それどころかケミカルライトを振ってすらいるかもしれない。

http://www.flickr.com/photos/no_onions/5899727679/

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-15

初音ミクLAライブ外国人感想その9

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 初音ミクLAライブ外国人感想。ミクノポリスを見た人は全てがボーカロイドを熱狂的に支持していた訳ではなかったようだ。あまりボーカロイドに詳しくない客もいたようだし、知識はあっても特にボーカロイドのファンではないという人も。以下の感想は「ファンではない」人物が書いたものコンサートを見てその心境にどんな変化が起きたのかを記している。

 urlは以下の通り。

http://www.originalsoundversion.com/anime-expo-2011-hatsune-miku-mikunopolis-concert/

+++++以下勝手翻訳+++++

アニメエキスポ初音ミク

http://www.originalsoundversion.com/wp-content/uploads/2011/07/mikunopolis2011.jpg

 アニメエキスポ終了から数日しか経っていないにもかかわらず、かのヴァーチャルアイドル西洋世界にどれほどの影響を与えたかは明白だ。クリプトンが開発したボーカロイドソフト初音ミクは、彼女の魅惑的な声を使った多数のアーティスト、各種フィギュア製品、及び最初の国際的体験として彼女ロサンゼルスへ連れてくるきっかけとなった日本でのコンサートと伴に、スーパースターの座へ登りつめた。

 コンサートチケットは4日[ママ]で売り切れ、誰もがこの画期的コンサートについて予想していたようにロサンゼルスノキア・シアターはネギの形をしたケミカルライトで埋まった。私はこのコンサートに参加する機会を得た。ファンではない人間として、果たしてこのコンサート初音ミク彼女ヴァーチャル歌姫の仲間たちに対する私の見解を変えるかどうかに私はもちろん興味を持っていた。

 コンサートはそれほどのものだったのか? 今や私は転向したのか?

 ヴァーチャル歌手によるこのコンサートはどんなものだと思う? ステージの真ん中に置かれた3Dに見えるような投影スクリーンを使い、聴衆の前で歌い踊ることで初音ミクは命を得た。コンサートに参加した誰にとっても障害だったのは与えられた席の角度で、左側に座っている連中はミクが右側に動くと徐々に姿を消すように見え、劇場の右側に座っている連中には左側へ動くと同じように見えた。私は、エントリー画像に載っているチケットが示すのとは違って中央左側の最前列に座っていたため、少しだけそうした現象に気づいた。もちろん私は曲を聴くために行ったので、そのことについて余り深く考えなかった。

 さて、では生きていない=ライブでない[non-live]声のコンサート面白くなり得るのか? そうした問いは、予め録音した声を使い、歌手が声を切らすことなく踊りながらステージを行ったり来たりするコンサートについて、確かにちらほら耳にする。先行した日本でのコンサート同様、ミクノポリスコンサート演奏に生のバンドを使った。それに加え、弦楽器楽団も活用した。バンド演奏は驚くばかりによく、単によくできたホログラフィーのお披露目を見るレベルを超えるうえでの助けとなっていた。

 曲の多くは過去コンサートでも使われ、SEGAゲームProject DIVAシリーズ採用されているスタンダード曲だった。このコンサート初音ミクものではあったが、いくつかの歌は鏡音リンとレンの双子、及び巡音ルカを含む他のボーカロイド殿堂キャラが演じていた。自分ボーカロイド曲のファンに分類できないと思っているにもかかわらず、私は音楽に乗って足を踏み鳴らし手を叩くのを止められなかった。キャラ音楽の魅力が、おそらくコンサートで使われた技術によってさらに拡大されていた。

 他に重箱の隅をつつくとすれば、伴奏が大きすぎてボーカルを押し流す場面があったことか。とはいライブコンサートでは滅多に見られない訳ではない問題だし、私が見回したたびに確認した聴衆の熱狂から判断するにどちらかといえば些細な問題だろう。

 他の記事が間違いなく言及するであろう個別の歌に焦点を合わせるより、コンサートは確実に見て楽しいものだったこと述べてこの記事を締めくくるとしよう。ディスプレーに映るキャッチーなポップ・ミュージックを楽しめる人なら、このコンサートをさらに満喫できるだろう。バンドの名演奏と一緒に流れる初音ミクヴァーチャルボーカルは、音楽レベルとしても間違いなく成功していた。

 コンサートを聴きそびれた人には、このコンサートDVD/BDが発売されるとの噂があることをお伝えしよう。この話と、英語版のボーカロイドソフト発売の話を並べれば、世の中のファンを興奮させるには充分だろう。果たしてこれは音楽未来像なのか? 今はまだ分からない……

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

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初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

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初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

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初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

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初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

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初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

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初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

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初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

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初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

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初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

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初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

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初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

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海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-14

初音ミクLAライブ外国人感想その8

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 初音ミクLAライブを受けた感想の多くは、初音ミク現象や初音ミク海外進出などについて触れるのが主眼であり、ライブ自体への言及は意外と少ない。その中でも以下のエントリーライブそのものに焦点を当て、その演出や音楽、聴衆の反応を報告している。既に日本から参加者による様々なリポートが出ているが、外国人が見たミクノポリス外国人向けにどう紹介しているかを知るという意味でも興味深いものである

 urlは以下の通り。

http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/mikunopolis-hatsune-miku-live-in-los-angeles-concert-report/

+++++以下勝手翻訳+++++

ミクノポリス初音ミクライブinロサンゼルス――コンサートリポート

http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/anime-expo-2011-detox-and-brief-thoughts/

 アニメエキスポ2011に関する私の第一報で言及したように、今年のミクノポリスコンサートほど私を大混乱に陥れたイベントはなかった。ミクノポリスコンサートは私の通常の経験領域を遥かに超えたものであり、そこから出てきた私の脳裏には回答よりも疑問の方がたくさんあった。まず、歌声合成を売り物にした演出の構想そのものが既に危険に満ちている。たとえ選曲が拙くなかったとしても、技術的な問題によってコンサート自体が台無しになるか、あるいは馬鹿げた振り付けによって、どんなボーカロイドコンサートも決して完全にはなり得ないのではないか

 こうした質問に回答するうえで最も適切な人間はいえない私は、おそらく聴衆の反応という意見に従った方がいいのだろう。私が見た限り、聴衆は完全に夢中になっていた。全体の意見はおそらく熱狂的な「イエス!」だろう。私が最初にいた見晴らしのいい張り出し席からは、聴衆が心から公演に参加し、そうすることによって彼ら自身の刻印ボーカロイド現象全体に刻み付けているのを見ることができた。コンサートの間、彼らはケミカルライトを爆発的なロックの時は熱狂的に、もっと優雅な曲の時はゆるやかに、あるいはミクや彼女の仲間たちが登場した時にはリズムなど気にもかけず興奮して動かしていた。

 で、私は? どういうわけか私はヴァーチャルディーヴァという観念を完全に受け入れるための心理的ハードル突破できなかった。他の多くのコンサートが有しているある種の感情一体化と同じものがミクノポリスコンサートになかったのが問題の一部にある。と言うのはつまり、私が思うにこのコンサートに人々が参加し楽しんだ理由は一つだけではないのだ。

 そこにいた人々はテクノロジーを目撃したのか? ミクと仲間たちが投影スクリーンを通じて生命を得るのを見るのは、一種のどえらい光学的な楽しみとして間違いなく極めてスリリングだった。聴衆に一息つくほんの僅かな余裕しか残さずに一つのから次へと素早く遷移したのは、目もくらむような効果をもたらした。ボーカロイドキャラは、時に特定のキャラ対応した色の光の塊から実体化することで、興奮を高めた。例えばピンク色の光が巡音ルカステージ登場の先触れとなったように。キャラの髪の毛や衣服が、彼らがステージで踊るたびにどれほど見事に揺れていたかに言及することなしに、技術面での議論を終えることはできない。中でも衣服は、懇願するような「炉心融解」の際にリンが身に着けていた黒と白のドレスや、「moon」でのミクの優雅な服装を含め、極めて魅力的だった。彼女らの服と髪はどれもキャラの動きと一緒に跳ね、揺らぎ、羽ばたき、その見栄え全てをまるで生きているかのように仕立てていた。もしテクノロジーの展示が目的なら、ミクノポリスは確かにこれらの高い期待に答えることで成功したと言えるだろう。

 人々は単にミクと仲間たちを見に来たのか? それはおそらく最も説明力に乏しい説だろう。ミク自身は、その上にファンたちが彼らの(Kylaranが書いたヴァーチャルディーヴァから引用するなら)「歌や動画という形式の小さな物語を書き込み、それが回りまわって単なるキャラを超えた生命彼女にもたらす」ための一片の白紙に過ぎない。ミクと友人たちが、いかに彼らの人格の多くをクラウドソーシングと数百ものその解釈から効果的に得ているかを見れば、何人かのファンは単に彼らの最も好きなボーカロイドキャラに属するある特定の性質を見せる特定の歌を聴くために参加していることも充分にあり得るだろう。

http://behind-the.nihonreview.com/20110707/virtual-diva-hatsune-mikus-popularity-and-the-sound-of-the-future/

 だが私にとっては、焦点はもっぱら音楽にあった。つまり私がミクノポリスで主に注目したのは、たまたま情報伝達手段としてボーカロイドを使った作曲家たちのショーケースとしての音楽祭という側面だった。そしてこれまた、いかに多数の調べるべき曲があったことか! ミクノポリスコンサート23楽曲ママ]を含んでおり(文末にセットリストあり)、例えば古典的なryosupercell)の歌「ワールドイズマインから、不明瞭な英語で歌われたwowakaの「ワールズエンド・ダンスホール」のような最近の曲まであった。ボーカロイド人間を上回っている切れ味という点から、例えば「裏表ラバーズ」やcosMo(暴走P)の「初音ミクの消失」といった、どちらの歌も呼び物となっているミクが歌詞を速射砲のように歌う部分があり、どの人間にとっても明瞭に発音するには速すぎるため単なる人間には歌うことができないような曲の演奏を見るのも、一層興味深い。

 しかボーカロイドステージ中央に陣取り注目を集めている一方、ミクと仲間たちを囲む人的要素の方が遥かに興味深いことに私は気づいた。コンサートの前に聴衆はダンスロイドによる型通りの演目を見たのだが、ボーカロイド現象が単にボーカロイド曲に合わせて踊るのが好きなだけのファングループを発生させたという事実に私は魅了された。彼女らが音楽に同期して動くやり方は、リズムメロディー視覚的側面をもたらし、歌を単なる聴覚上のものにとどまらずより多くのレベル全体にかかわるものとして表現している点で、実に楽しかった。彼女たちがコンサートの残り時間においてステージ近くにいなかったのは残念だった。人間ダンサーとミクが並んで演じる場面を見たかったのに。

 ステージ上にいた人間演奏家たちもまた素晴らしかった。ミクはエレキギターベースパーカッションキーボード、及び弦楽器の奏者たちを紹介するために時間を割いた。特にエレキギターソロ演奏を通じてかなり目立っており、コンサートボーカル部分からは失われていた名人芸の要素をもたらしていた。彼のリフは「StargazeR」の間奏において活力を高めるハイオクとなり、彼が見せるテクに私はずっと夢中になった。だが何より私が印象を受けたのは弦楽器キーボードの編入だった。特に彼らが締めの「ハジメテノオト」で表現した驚くほど崇高なメロディーは、ボーカロイド過去を作り上げてきた感情をもたらしながら、一方でその希望と楽観に満ちたやさしい音によって未来への道案内も務めていた。

 そもそもこれほど多くのファンをノキア・シアターに連れてくるのに、唯一の尊大な理由があったとは思えない。テクノロジーの融合、キャラ/人格、そして丸見えになった音楽、さらにはその全ての体験が極めて刺激的だった。ボーカロイド技術はまだ音楽業界を支配するには程遠いし、そして現時点でのその化身は、まだ音楽心臓部に横たわっている本物の人間ならではのある種感情的表現に取って代わる能力を持たない。これら全てを踏まえると、ボーカロイドはこれまでも、そして今のところなお、単に物珍しい存在にとどまっている。だが私は変化の地鳴りを感じている。予め歌声を調整された歌手蔓延は、我々がヴァーチャルアイドル界に後数歩まで迫っていることを意味しているのだろう。変化の風が人間歌手を完全に吹き払ってしまうのか、誰にも分からないが、現時点で私はまだ人間歌手が負ける方に賭ける準備はできていない。少なくとも今のところは。

セットリスト

1. Project Diva desu

2. ワールドイズマイン

3. えれくとりっく・えんじぇぅ

4. 恋スルVOC@LOID

5. クローバー クラブ

6. ぽっぴっぽー

7. ロミオシンデレラ

8. 裏表ラバーズ

9. パズル

10. VOiCE

11. 1/6

12. moon

13. 初音ミクの消失

14. 右肩の蝶

15. 炉心融解

16. Just Be Friends

17. ワールズエンド・ダンスホール

18. from Y to Y

19. サイハテ

20. ファインダー

21. SPiCa

22. 愛言葉

23. StargazeR

24. ハジメテノオト

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-13

初音ミクLAライブ外国人感想その7

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 今回はアニメエキスポ関連サイト、INSIDE AXに載っていたエントリーを紹介する。サイトサイトだけにミクノポリスだけでなくアニメエキスポ全体に目配りしている、というかむしろミクノポリスよりその前に開かれた2つのパネル、「ミク・キーノート」と「ミク・カンファレンス」に関する記述の方がずっと長い。パネルの内容に関心がある人には参考となるだろう。また、コンサートで席の位置が残念だった人の感想という意味でも興味深い。

 urlは以下の通り。

http://inside.anime-expo.org/ax-scoop/2011-07/ax11-mikunopolis-impressions/

+++++以下勝手翻訳+++++

AX11:ミクノポリスの印象

 ヴァーチャルアイドル初音ミクは今年、ロサンゼルスアニメエキスポAX]2011米国デビューを果たした。私たちAX関係者も多くの皆さん同様、彼女ノキア・シアターで演奏を行い、彼女製作であるクリプトン・フューチャー・メディアボーカロイド楽曲Pの小林オニキスパネル主催するという話に興奮した。私は前に初音ミクの歌う曲を少しだけ聴いたことがあったが、決して特別な印象は受けなかった。でも、ミク・キーノートカンファレンスを聞いた結果、当初考えていたよりも多くのものをこのヴァーチャルアイドルに見いだしたことに私は心地よい驚きを覚えた。

 [アニメエキスポ]初日、クリプトン・フューチャー・メディア伊藤博之社長福岡俊弘(Tokyo Kawaii Magazine編集長)が主催するミク・キーノートが開かれた。伊藤はまずクリプトン・フューチャー・メディアの簡単な概要を説明し、Tokyo Kawaii Magazineが作った初音ミクハローキティコラボレーション(ミクキティ)を含むミクに関する少しばかりの告知を行った。ボーカロイド作品の歴史も簡単に論じられ、なぜソフトウエアのためにキャラが導入されたかも説明された。おそらくパネルで最も面白かったのは、ボーカロイド制作者の公式コミュニティーであるウェブサイトピアプロを巡る議論だろう。利用者は音楽アップロードでき、しばしば音楽業界外部の様々な企業、例えばファッションブランドなどとコラボレートしている。伊藤は、ミクの人気がボーカロイド曲の作り手及び絵画音楽ビデオなどの制作を助ける献身的なアーティストによって駆り立てられていると明かした。感染力のあるミク曲のビデオは、ミク人気の中心的役割を果たしている。初音ミク製作者[伊藤社長]は多大な努力を払ってファンが何を必要としているかに耳を傾けており、ボーカロイド曲をリコメンドするMikubook(7月1日から始まったが、現時点ではベータである)という新たなサービスの開始も発表した。利用者はフェイスブックツイッターからログインできる(ざっとサイトを見たけどとても素晴らしい! 今も文章をタイプしながらそのサイトの曲を聞いている)。伊藤はまた同じ声優歌手の間違いか]を使った多数のデータベースを持つKaitoアペンドの計画も明らかにした。最後に、ボーカロイドソフト初音ミクを使いたいと望んでいる人のため、クリプトンメディアの素晴らしい人々が英語作成に力を注いでいる。伊藤クリプトンの将来の目標は他の言語へ拡大することだと指摘した。

 ボーカロイドのファンはアニメエキスポ2011で、1つではなく2つのパネルを味わうことができた! 2日目に開かれた2番目のパネルは、小林オニキスクリプトン・フューチャー・メディアマーケティングディレクター佐々木渉が参加したミク・カンファレンスだった。2人は小林がどうやって彼のヒットソング、サイハテ制作したのかと、初音ミク英語版に対する人々の関心度合いについて話した。佐々木は、ミク英語版で英語ボーカロイドソフト品質を高めるためより多くの音素パターンを録音していること、及びもし販売が好調なら将来はアペンドソフトの追加も考慮することを明らかにした。一つ明らかになった特に興味深い事実は、ボーカロイドソフトには性別の設定はなく、企業の作ったキャラ女性だと認識されているに過ぎない点だ[つまり初音ミクは実は男の娘かもしれないってことですね、わかりたくないです]。

 2日目はまたミク・コンサートの日でもあった。言うまでもなくノキア・シアターは取り囲む長蛇の列でいっぱいになり、ダニー・チューの紹介が始まってもなお人々は入場中だった。わけてもケミカルライトはあらゆる場所で見かけた。ミクノポリスセットリストは、その大半が日本の39sコンサートと同じだった。ただリンとレンのペアは1曲だけ。残念ながら私は遥か左側、巨大なスクリーン真下にある一階席に座ることになった。ミクが見えたのは彼女がずっと左に寄った時だけで、彼女が右側へ行くと姿が消えてしまった。中央か、おそらくはそこから少し外れたところに座った人は、ミクを見る最高の視点を得られただろう。私はミクを見るためテレビスクリーンに頼らざるを得なかった(おかげで首が痛くなった)。テレビスクリーンが常に100%、ミクに焦点を合わせられた訳ではなかったのは残念だった(でも映像に焦点を合わせるのがとても難しかったのは理解できる)。ありがたいことに弦楽器バンドによる素晴らしいライブの眺めは堪能できた。音楽は最高で、演奏もよかった。ミクに遅れずについていった演奏家たちには当然ながら拍手を送りたい。端的に言えば、1時間15分のコンサートはファンとイベント主催者の協力によって活力と興奮に満ちたものになった。簡単には忘れられないコンサートになったのは間違いない。

 ボーカロイドに満ち溢れた2日間の体験を終え、バーチャルアイドルのミクについての認識と理解をもたらした祝宴の後、私は午前3時にベッドに倒れ伏した。驚くべき量のコンサート計画、及びボーカロイド作品と連携したクリプトン・フューチャー・メディアと他の企業による多大な努力が、ミクの米国デビューを成功に導いた。ミクがまたいつか訪れることを期待しよう!

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初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-11

初音ミクLAライブ外国人感想その5

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 初音ミクLAライブ外国人感想その5。これまで紹介した感想は「ヴァーチャルアイドルとしての初音ミク」を論じていたが、今回はミクの本来の姿、即ち「歌声合成ソフトとしての初音ミク」に注目しているのが特徴だ。また外国における歌声合成ソフトの将来性についてかなり厳しい見方をしているが、その指摘には耳を傾けるべきところも多い。初音ミク海外進出に関する先行きを占ううえでも目を通しておく価値はあるだろう。

 urlは以下の通り。

http://lelangiric.wordpress.com/2011/07/07/i-didnt-go-to-ax-but-yeah-anyway/

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オレはAXアニメエキスポ]には行ってないけど、まあとにかく……

 ミクのイベント後にはいつもヴァーチャルスターの構成要素は何かって議論が巻き起こる。クラウドソース人格か? touhou[東方]っぽさ? オリジナルのないdoujin[同人]? それともインターネットDTMの力に関するフリードマン風の熱狂か?

http://behind-the.nihonreview.com/20110707/virtual-diva-hatsune-mikus-popularity-and-the-sound-of-the-future/

 確かに日本じゃ大うけだが、アメリカではこれからどう成長するんだ? オレは英語Vocaloid3が発売されるのを待っている。いいものであってほしい。アメリカでのボーカロイドの発展には英語Vocaloid3の性能が極めて重要なんだ。けどな、アニメ産業ボーカロイドとの結びつきについては、オレは戸惑っている。つまりAXがミクノポリス会場になったことにな。今後も長期にわたって、アメリカではボカロオンリーイベントはないだろう。アメリカに拠点を置く企業製のボーカロイドすら未だにない。オレが知っている[英語ボカロの]2つの会社Power FXスウェーデン)とZero-G(英国)だ。

 でもな、そこでオレは考えてみたんだ。

 ボーカロイドvstヴァーチャルスタジオテクノロジー](とかその他のapiアプリケーションプログラミングインタフェース])といくつかの重要理論的な方法は似ているんだが、極めて重要な具体的手法根本的に違っている、とオレは理解している。基本的に(ある人間の)音声ソースを取ってきてあらゆる音素と音程を録音し、ボイスバンクを作った後で、ヤマハVocaloid2プログラムがボイスバンクを「読む」ことができるようアプリケーションコードする必要がある。オレはヤマハがこの部分で相当用心していると思っている。なぜなら公式のボーカロイドは(もしオレが間違っているなら訂正してほしいが)全部ヤマハVocaloid2エディターと一緒に販売されているからだ。この意味vstとは根本的な差異が存在する。(1)vstは通常dawデジタルオーディオワークステーション]と一緒に流通することはない(2)vst開発者であるスタインバーグは、vstプラグインを規格として作成しており、従って誰もがvstプラグインを作り出せる。

http://en.wikipedia.org/wiki/Virtual_Studio_Technology

http://en.wikipedia.org/wiki/Digital_Audio_Workstation

http://en.wikipedia.org/wiki/Steinberg

 つまり、誰もがボイスバンクを作れるってことだ。UTAU現象がそれを示している。UTAUは違うソフトで動くボーカロイドの単なる「代替手段」(本当の意味でではないがオレは耐えられる)のフリーウエアに過ぎない。自家製ボーカロイドが登場するには(『ファンの作ったボーカロイド』はあるが、本物の商業ベースボーカロイドとは違う)2つの条件を満たさなければならない。ある団体が充分な資本を集めて(1)高品質のボイスバンクを作成し(2)ヤマハからそのVocaloidエディターを頒布する許諾を得ることが必要なんだ。既に言った通り、紛らわしいのはボイスバンクをプログラムに「読ませる」ためのアプリヤマハサードパーティのどっちがコードしているのかってこと。思うに、もしおれがAXの会場にいてこの質問をしていたら、特にヤマハからVocaloid2の許諾を得るのにいくらかかるかを聞いていたら、オレは殺されていただろうな。日本のdoujin歌手を使えば高品質ボーカルを作るのはそんなに難しくないだろう。必要なのはインターフェイスと集音マイク。ダチを作ってそいつらに作業をさせる。そしてUTAUのファンダム全体を見れば分かるが、自分自身を体現したボイスバンクを作ろうとするモチベーションの持ち主は山ほどいるぜ。

http://utau.wikia.com/wiki/UTAU_wiki

 オレが何を言おうとしているか分かるだろう。つまりアメリカ製のインディーボーカロイドスタジオの実現性ってのはどのくらいあるんだ?

 少なくとももっと注意深く考え抜く必要がある4つの条件があると思う。

 1. アメリカアニメ業界ボーカロイドの関係。オレが思うに、ブランドイメージと、それからボーカロイドアニメを結び付けているメーンストリームの連中のことを考えれば、こいつは最も重要な問題だ。「アニメ」はアメリカでその「あるべきもの」(つまりdirty japanese hentai shit)より遥かに大きな概念/カテゴリーになるべきだ。でもまあオレが見てきた限り、日本ボーカロイドにも同じ混同の問題があるようだけどな。とにかく、メーンストリームが一般的にアニメをどう見ているかボーカロイド関連商品の売れ行きに影響するってことなんだが、この問題はオレには重過ぎる。omoやalexが考えてくれんじゃねーの、多分。

http://twitter.com/#!/alexleavitt

 2. 誰か英語ボーカロイド使ってるヤツいる? 西洋ボーカロイドファンダム総体認識として、1人だけすげえアメリカ野郎がいて、そいつボーカロイドランキングニコニコのやつで毎週ボーカロイドの歌/動画コメント/再生数/マイリストに従ってランク付けしている)に[英語ボカロを]ぶち込んだことがあった。でもそいつは突然自分動画を全削除しちまった。この一度こっきりの出来事を除けば、ボーカロイドは完全に日本ものだ。他にも英語母国語の作り手はいるんだが、皮肉なことに英語話者のボーカロイド製作者が基礎を置く発生核となりそうな連中の大部分は、日本語ボーカロイドengrishをしゃべらせようとしている有様だ(大笑い)。

 この問題にはさらに深い根がある。

 3. そんな真面目な議論じゃないんだが、ある文化労働的な基底はどうして特定の製品同調し他の製品には抵抗するのかについて話がなされている。歴史的かつ社会経済的な問いだ。どうしてチリは銅を掘っているのか? なぜならそれがくそったれなほど沢山あるからだ。結果として採鉱は(おそらく)経済的な基盤が上部構造へと波及していくのと同じように(違うか?)文化的な行為となる。なぜアメリカは基底からやって来る沢山のボーカロイド曲を持っていないのか? その理由はもう挙げているな……(1)なぜならdirty anime hentaiから(2)アメリカにいるデスクトップミュージック人種テレビゲーム映像作品に集中してやがるから

http://www.imdb.com/title/tt0132477/

http://en.wikipedia.org/wiki/Base_and_superstructure

 4. 2番目に上げたデスクトップミュージックの問題は重要だぜ。もしお前が独立した作曲家としてメシを食っていきたいのなら、お前の時間と貴重な音楽アイデアボーカロイドのように不安子供じみた音に賭けてみようなんて考えは二度と起こさないだろう。そいつは正直、新しすぎる。西洋諸国は上出来なデスクトップミュージックを作っている。問題は、ボーカロイドは今も、そしておそらくは長期にわたって、もしかしたら決して、独立したアーティストにとって頼れる収入源にはならないってこと。たとえそれで生計を立てる気がないとしてもだ。アメリカボーカロイドは、他のデジタル関連のインディー業界のように花開くことはできるのか? アメリカボーカロイド日本のdoujin業界のようになるにはどうしたらいいんだ?

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初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

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初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

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初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

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初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

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初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

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初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

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初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

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初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

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初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

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初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

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初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

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初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

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海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

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2011-07-10

初音ミクLAライブ外国人感想その4

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 初音ミクLAコンサート外国人感想その4。今回は初音ミクという存在についてかなり真正面から書いたものを紹介する。筆者はコンサートだけでなくアニメエキスポで行われたいくつかのパネルにも参加したようで、日本から行った関係者の発言も引用しながら初音ミクとそれを取り巻く現象に関する考察を述べている。これを読めば「初音ミクとは何か」について一通りもっともらしい話ができる程度の情報が盛り込まれた、なかなかいいまとめだ。

 urlは以下の通り。

http://behind-the.nihonreview.com/20110707/virtual-diva-hatsune-mikus-popularity-and-the-sound-of-the-future/

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仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

 ヴァーチャルディーヴァ(仮想の歌姫)になるということは、正確にはどういう意味を持つのだろうか? 初音ミクの人気について真に理解できるようになる前に、彼女が正確には何者なのかを確認するのがおそらくは最適だ。しかしながらこのテーマは思いのほか扱いが難しい。最も簡明な言い方をすれば、彼女は明らかにセガヤマハによって発展してきた音楽制作ソフトのために藤田咲の声を録音しデジタル化した商品のパッケージ用にデザインされたキャラクターだ。だが同時に、彼女が本当の意味では存在していないという主題もそこにある。我々がミクの歌について話している時、我々は厳密に言えば生きていないものに対して隠喩を使っている。思うに初音ミクとは我々が理解しているより遥かに複雑なものなのだ。

http://www.anime-expo.org/

 アニメエキスポ2011は間違いなくミクの全てを取り上げていた。ミクノポリスは、それがノキア・シアターで行われ、かつ売り切れた唯一のものであった点だけを見ても、明らかに週末最大のイベントだった。他のゲスト――クリプトンメディア伊藤博之佐々木渉ダンスロイド、及び小林オニキス――はミク登場のおまけとして呼び寄せられた。アニメエキスポコンベンション全体のテーマに「ファンの年」を選んだのは、ただのお遊びではない。結局のところボーカロイドは、ヤマハの剣持秀紀マネジャーコンベンション3日目のパネルMirai no Neiroで言及したように、ファン、製作者、及び消費者の間にある障壁を切り裂いている。

 ミクがいくらか人間っぽい性質を備えているのは明らかだが、同時に彼女存在メカニカル機械的)かつヴァーチャル(仮想的)でもある。歌姫という用語は、技術的な能力をほのめかしているのみならず、高い人気という意味示唆している。だがミクの人気はピンポイントで捉えるのは難しい。小林オニキスアニメエキスポ2011の2日目にミク・カンファレンスパネルで発言した内容によれば、彼女の成功は3つの要素に拠っているという。ミク自身、制作過程での自由さ、そして世界規模のインターネットだ。私がオニキスの判断に異論を唱えないのは確かだが、彼の指摘した3つの点をさらに分析すれば初音ミク存在について興味深い事実が判明すると思う。

看板娘としての初音ミク

 トヨタ初音ミクカローラCMを巡る謎がついに明かされた時、トヨタ特にアニメエキスポを念頭に置いて若い客に対する濃密な市場調査を行ったことが判明した。トヨタアニメエキスポ2011に2台のitasha(アニメゲームキャラを描いた車)、スタッフチーム一そろい、車の前でミクのコスプレをする可愛い女性、そして小さなカローラの絵の上で可愛らしく微笑む子供のようなミクを描いた何千枚ものポスターを持ち込んだ。ミクはただソフトに特色を出すため作られたキャラに過ぎないという事実にもかかわらず、彼女自動車企業の公式看板娘となるのに充分なほど人気があった。アメリカにおける市場性存在にはかなりの疑問があったものの、この宣伝活動はミクにとって大きな一歩だった。

 初音ミクの生まれは、実際にはどこの馬の骨とも分からないものだ。彼女は、自身が市場に出ることとなった新しいVocaloid2シリーズの、箱に描かれたイラストとしてその生を始めた。つまるところ、それが彼女の全てだ。だが、日本中の製作者たちが楽しく、突飛で、面白い歌を書き、彼女を描いたり動かしたりすることで彼女性格を付け加え始めたため、彼女はすぐ自らの命を手に入れた。最終的に彼女イメージにはネギが伴うようになった。

 これがなぜ重要なのか? ミクが東方シリーズに出てくるキャラとどれほど似ているかについては、おそらく指摘する必要もあるまい。ゲームに出てくるキャラの多くが極めて限られた背景情報しか持たず、それゆえにキャラ性格をさらに発展させるため製作者とは無関係にファンダム自体が自由に想像をめぐらせる余地があるという事実に、東方厨の一部は対応してきた。同じようにミクの仕様存在する欠落は、歌やビデオという形式をまとった小さな物語の発生を許し、それが巡り巡って単なるキャラを超えた命の有り様をを彼女にもたらした。彼女は利用者が作り出す製品の力に具象化された肖像であり、概念だ。

科学技術としての初音ミク

 そのインターフェイスは、比較的直感的に使える。音楽用語を使う代わりにこのソフトは、メロディーを生み出すためピアノ音程と一致したいくつかの棒の上に長い音符を置く。ピッチテンポ製作者の目的に合うように変更でき、ビブラートと発音も自由に変えられる。完全な楽曲を作るため、ドラムピアノギターなど追加の伴奏も付け加えられる。

 ヤマハの音声技術開発チームを率いた剣持秀紀によれば、初音ミク作曲家歌手にとって伝統的に必要なものを補完する革命的なソフトの顔を務めたからこそ、ヴァーチャルディーヴァなのだという。ミクは、かつてデジタル楽器がやったのと同じように音楽世界のあり方を変えたソフトだと、彼は主張する。それが楽譜制作だけでなく、自然言語における発話パターンの複雑さまでまねしようと試みていることを踏まえるなら、おそらくそれ以上のものと言える。

 剣持はプレゼンの際に彼の議論の核心を効果的に実証してみせた。まず彼は、人間の耳とって自然な音をボーカロイドに生み出させるのが、どれほど困難かを説明した。次に英語ボーカロイドソフトSweet Annを使い、極めて短時間ハッピーバースデーメロディーを生み出してみせた。そしてボーカロイドは単純に人間の声をコピーしようとしているものではなく、その特別な性質故にある意味音楽未来を示しているのだと強調した。極めて広範囲なジャンルにふさわしいものにするため、ライブラリを変更することができる。人間の耳が言葉を理解できないほど速いレートで音を生み出すのも可能だ。どんな歌手より長く引き伸ばして歌うこともできる。最も有名な初音ミク曲の一つ、初音ミクの消失を見るだけでいい。ボーカロイド史の比較的初期段階からソフトが持つこれらの側面を製作者が上手く利用していたのは明らかだ。つまりボーカロイドは、その人間に似たヴォーカルと同じくらい、その機械的側面も売り物になっていたのである

 プロ音楽家アマチュアの双方に販売されることで、ボーカロイドは間違いなく伝統的に音楽存在した境界線を壊し、比較音楽知識の乏しい者たちが数千から数百万ものビューを稼ぐ歌を作り出すのを可能にした。アーティストだけでなく、ネットに詳しい個人がよく知っている視聴者に合わせた歌を作ることもできるようになった。

大衆文化としての初音ミク

 ニコニコ動画日本におけるボーカロイド活動の主要拠点であることは否定できない。この動画シェアサイトには、他の種の動画ランキングに加えて人気のあるボーカロイド曲のランキングもある。つまりミクの成功は、彼女自身と製作者あるいはソフト能力だけではなく、日本ユーザーが新たに作られた歌に関する集計された情報を見つけるのが容易である点にも依存している。

 ミクの人気は彼女の声だけにとどまらない。ボーカロイドコミュニティーから抱き合わせニコニコ上に出てきた他のコミュニティー、例えば「Utattemita」(歌ってみた)、あるいは「Odottemita」(踊ってみた)などは、それらの人気故に今やニコニコメーンページにある案内バーにそれ自体のカテゴリーを載せるまでに至っている。国境を越えたアニメ及びゲームコミュニティーへのウイルスのようなミクの拡散は、製作者及びファンの双方で似ている情報拡散能力に頼っている。

仮想の歌姫

 最初の質問に戻ろう:ヴァーチャルディーヴァとはつまり何か?

 ミクの「仮想性」は要するにオニキスの言う1番目と3番目の要素に起因する。彼女世界中の数百数千という人々の想像力に根っこを持ち、一方で彼女の側は人間としてのどのような制約も持たない、骨格だけのキャラだ。同時に、インターネットにおけるファンに基礎を置いて成長するボーカロイドコミュニティーには、それを統制する法的な枠も基盤も僅かしかないという事実故に、彼女著作権問題から比較的影響を受けない。実際、利用者が生み出しファンが作り出す素材に対して日本企業が示す寛大さは、英語を使うユーチューブコミュニティーが慣れ親しんでいるものに比べれば衝撃的なほどに大甘だ。技術的にも、誰もが歌わせることのできるミクの束縛のない能力は、有名になるためどんな歌姫にも必要とされる人気と広い支持とを提供する。

 理論的にはミクのスターダムへの道は、彼女が完全に作り上げられたキャラではなく、その中身が欠落しているという点にある。オタクの行動様式とポストモダンにおける消費パターンに関する東浩紀の著作から引くなら、ソフトの利用者が作り出した歌と動画に描かれた個人的で小さな物語を生み出すためのデータベースとしてボーカロイド初音ミクが使われている。同時に人間の声を合成することで達成された技術的偉業が、音楽産業内における伝統的役割に新たな裂け目をもたらした。あらゆる種類の消費者製作者、ファン、音楽家、個人的技術者が、あたかも300年前にルソーが思い描いた政府のように有機的なコミュニティーへと参加している。

 初音ミクとは2つの面を持つ現象だと私は主張する。ミク自身は、情報的に遍在する世界の中にいる個人たちの行動様式に根ざしており、世界コミュニティー総体想像力によって生み出されている。一方、ソフト技術革新による製品で、それは技術がミクの成長にどれほどの役目を果たしているか過小評価するのが間違いであろうと言えるほど、過去にあった境界を超越してのけた。

 ミクノポリスの会場で照明が落とされ、初音ミク最初ステージに姿を現した時、聴衆の中で数千のファンが上げた叫びを誤解することは不可能だ。堅実で具現的な光学幻想を生み出すスクリーン投影され、ミクはボーカロイド商品の箱を彩る二次元画像という起源からサイエンスフィクションポップスターへと素早く進化する。来るべき年月におけるボーカロイド発展への将来性を踏まえるなら、Mirai no Neiroパネルこそまさに新たな造語にふさわしい:「未来音色

 The Nihon ReviewAnime Instrumentalityはアニメエキスポにおけるミク関連のリポートを協力して提供する。コンサートそのものに対する詳細な報告は、Anime Instrumentalityに掲載されているzzeroparticleのエントリーをご覧いただきたい。

http://blog.animeinstrumentality.net/2011/07/mikunopolis-hatsune-miku-live-in-los-angeles-concert-report/

脚注

 使用画像Pixivにある。この画像コミケット80で使われたことについて、Moccyにお祝いを申し上げる。

http://www.pixiv.net/member.php?id=191242

 この週末にアイデアを論じるという楽しみを分かち合った数十人、同僚のライターであるShinmaruとEternal、同じくAlex Leavittと、そして日本へ戻ったミクノポリス/未来音色スタッフに、心から感謝を。

http://dph.ninja-x.jp/index.html

 ミクについてよく知らない人へ、ネット上には利用できる多数の英語資料がある。おそらく外国コミュニティーを本当に制限している唯一の問題はニコニコ動画への簡単なアクセスができない点であろうが、十二分な興味を持っていくらか賢い検索ユーチューブで行えば、ニコに投稿されたほとんど全てを見つけだせる。

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初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

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初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

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初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

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初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

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初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

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初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

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初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

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初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

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初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

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海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

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2011-07-09

初音ミクLAライブ外国人感想その3

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 初音ミクLAコンサート「Mikunopolis」関連の感想和訳その3。今回は初音ミクを文字通りの神話ブードゥー教とか日本神話とか)と結びつけていた文章を紹介する。とはいっても生真面目なものではなくどちらかというとノリと勢いで書かれており、読むのも訳すのもそんなに苦労はない。肩の力を抜いて軽~く読むのにちょうどいい感じ。

 引用元のurlは以下の通り。

http://animediet.net/conventions/vocaletariat-at-mikunopolis-unite

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ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!

 ボカレタリアボカロ階級革命だ。ボカレタリアート(ボカロ階級者)とはボーカロイドを使う人民階級であるアニメタリアート(アニメ階級者)のようなものであり、そして多くのボカレタリアンたちとアニメタリアンたちは間違いなく重なっている。ボーカロイディアン(ボカロ人)、ボーカロイディスト(ボカロ主義者)、ボーカロイディズム(ボカロ主義)。そう、ミクノポリスは確かに革命的体験であった。ミクノクラシー(ミク政治制)、ミクノクラティ(ミク官僚)、ミクノロジー(ミク学)、ミクノレプシー(ミク症)、ミクノマンシー(ミク術)!

http://mikunopolis.com/

 さて、俺がミクノポリスで期待していたのは、実は完璧ホログラムだった。つまり三次元立体画像を考えていたんだ。けど彼女スクリーンから決して出てこようとはしなかった。ステージから降り、聴衆の中に飛び込んで踊りまくることはできなかった。だから俺の期待とは違っていた。だから技術的にいえばそいつはまだマクロスプラスシャロンには及ばなかった。シャロンステージを降り、お前らと交流することができる。スキンシップできない点だけだよ、同じなのは……。

 初音ミクのようなボーカロイドは、新たなる神だ。伝統的にアイドルってのは三次元人間、つまり役者/歌手偶像アイドル)の役を演じていた。偶像彼女に憑依した時、彼女アイドルになる。それが演技という概念だ。日本語で演技はhaiyuu(俳優)と言い、その本来の意味は「神に憑依される」というもの俳優語源については違う説明もある]。そんでもって多分、日本最初アイドルはウズメちゃんだな。彼女最初エンターテイナー兼、踊り子兼、お笑い芸人兼、役者兼、演奏家兼、歌手だった。そう、彼女こそ最初のGeigi[芸妓]、Geisha[芸者]だったんだよ。なんだってー。

http://en.wikipedia.org/wiki/Ame-no-Uzume-no-Mikoto

 最古の文学はどんな文明でも常に神話だった。つまり最初文学に出てくる登場人物は神々であり、そして役者は神々を演じた。だから演技は神の技、つまりオリシャ[ブードゥーの神々で、神ごとに踊りやリズムがある]と見なされたんだ、当然。それこそかつて俺らがmarebito[客人]を迎えたやり方だ。だけどボーカロイド降臨以来、俺らはもはや四つ辻でエシュ=エレグバ[ブードゥーの神]を演じる人間を必要としなくなっちまったコンピューター女優を生み出し、本物の女優に取って代わったS1m0ne[映画]のように。そしてコンピューターに生み出されたアイドル歌手のミクが、本物のアイドルに取って代わった訳だ。

http://en.wikipedia.org/wiki/Orisha

http://en.wikipedia.org/wiki/Marebito

http://en.wikipedia.org/wiki/Eshu

http://www.youtube.com/watch?v=Yd60nI4sa9A

http://www.imdb.com/title/tt0258153/

 ボーカロイドは演じる際に三次元人間を必要としない。そう、miko[巫女](女性シャーマン)は不要なんだ。日本で最も古い音楽劇はkagura[神楽](神の音楽)という。まとめて「Sarume」[猿女]と呼ばれていたウズメの末裔たちが神楽を演じた。そしてまさに、ミクノポリスこそが最新の神楽なんだ。つまりミクはウズメの直系子孫ってわけ。そしてミクはもちろんneo-marebito[新たなる客人]ってことになる。

 アイドルってのは架空キャラだ。なにしろそれはリアルじゃないんだから。なのに本物の人間アイドルを演じるってことは、つまりアナログアイドルとは偽物の人間、言い換えれば架空人間ってことを意味する。かつてアナログ時代において、俺らは神の声を聞く巫女を必要とした。でももう巫女はいらない。なにしろ俺らは直接、神の声を聞けるんだから。それこそがデジタルアイドル! ボーカロイドアイドルは偽物じゃない。架空じゃない。正真正銘、まさにそのままなのだ! 存在す、故に存在すってか。

 そして今や俺らみたいな連中は好きなように音楽を作ることができる。俺らの歌を歌わせるために優秀な歌手を雇う必要はないし、音楽制作のためのスタジオもいらねえ。完全に大衆指向だ。誰でもボーカロイドを使って作曲ができる。

 もしスティービー・ワンダー音楽フレーズを創り出すためにボーカロイドを使ったらどうなるんだろうな。彼は様々な楽器からその潜在能力を引き出す方法を知っている人物の一人だ。モーグのようなとても原始的陳腐シンセサイザーですら、スティービー・ワンダーが使えば空前の偉大な楽器のように音を響かせるだろうさ。

http://www.youtube.com/watch?v=9CWqY94kwH4

 これはプロレタリア革命というよりむしろボカレタリア革命なんだろうか? そう、確かに鏡音リンプロレタリア革命を唱道している。だがな、労働に従事する人民は実は今なお奴隷状態にあるんだ。なぜなら、労働をするのは奴隷だけだから労働はお前らを自由にせず、むしろ奴隷にする。アルバイト・マハトフライ労働は俺らを労働から解放しない。プロレタリア革命は俺ら全員を貴族ではなく、むしろ被搾取階級に仕立て上げる。

 一方、ボカレタリア革命は俺らをまさに特権階級にする。かつてアイドルを雇うなんて贅沢ができたのは、成功したプロ作曲家だけだった。だが今や誰もがアイドル自分の歌を歌わせられる。アクセスは力なり。インターネットは誰もが情報アクセスすることを可能にし、そしてボーカロイドは誰もがアイドルアクセスできるようにしたんだ。

 ミクノポリスフリッツ・ラング映画メトロポリスの正統なる後継者だ。あるいは手塚治虫の方のメトロポリスかもしれない。アイドルとはつまり作曲家と聴衆の間をつなぐ仲介者/メッセンジャー。でも今じゃ仲介者に本物の人間は必要ない。かくしてフリッツ・ラング予言成就せり。それこそがミクノポリスであーる!

+++++勝手翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その2「再生約束フリーダム

http://anond.hatelabo.jp/20110708223459

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-08

再生約束 今度は思いっきり意訳(外国人感想その2)

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

 

 前回は初音ミクLAコンサート、Mikunopolisに関する外国人感想Promise Of Rebirth」を翻訳してみたんだが、読み返してみると随分と難解で堅苦しい。逐語訳だとどうにも冴えないようだ。こりゃいっそ正確さは犠牲にして、分かり易さを最優先にもっとフリーダム翻訳してみてもいいかもしれん。参考文献は水戸黄門主題歌、つまり七五調で。

 

+++++以下翻訳+++++

 

生まれ変わるよ 私たち

 

から二十と 五年前 とあるSF アニメにて

仮想歌姫 現れた 姓時祭 名前イヴ

その謎めいた 存在に かき立てられた 妄想

昨晩ついに 大進化 ミクノポリスの 大舞台

これまでせいぜい シモーヌと ギブス師匠の 小説

見えてた姿 踏まえれば ノキア劇場 満員に

するのは遥か 未来だと 思ったことも ありました

舞台の上には スクリーン 客席埋める サイリウム

ミンメイだけが きっとこの 場面飾るに ふさわしい

そんな土曜の 夜の夢 思い返して 考えた

 

MC務める 扇動家(デマゴーグ) 踊る2人の メイド服

これぞ本場の 秋葉系 はるばる来たぜ LA

日本生まれの 見世物に 果たしてついて これるかな

分かっているね お客さん DVDを チェック済み

青緑した 髪の毛が 繰り出す歌に 大興奮

バックバンドの 伴奏に 意外やおまけの ストリング

振り回される サイリウム アメリカじゃこれ 珍しい

から見下ろす パノラマは 跳ねるステージ 踊る席

クレーン使った 撮影を 映し出したる 大画面

さあワイズマン ぽっぴっぽー ロミシン来たぞ そら次だ

3年を経て 広がった オープンソースな コンテンツ

巡音ルカと リンレンも 出てくりゃ客が 絶叫だ

ディラッド板に 弱点も あるけどそれも ご愛嬌

 

光と音の ペヱジェント

 

振り返る過去 幼い日 親に連れられ 見に行った

祭彩る レーザーショー 思えばあれが 始まり

小さいドーム 中に入り 十五分から 二十分

音に合わせた 光の線 まばゆく輝き 描き出す

アニメーションに 魅せられた 二十世紀の 未来

あれから何年 経っただろう マクロス映画 だけじゃない

技術トレンド それこそが 芸術音楽 変えてきた

それは発展 そしてまた 深い分裂 もたらした 

 

あの頃多くの 関係者 デジタル音を 罵った

クラフトワーク YMO デペッシュ・モードに ソフトセル

好きなヤツらは 言われたよ 「お前ら音楽 分かってない」

人工的な 音なんぞ 芸術の名に 値せず

確かにそういう 面もある でも無視しては いけないよ

無骨な機械 故障がち やさしくしないと すぐ拗ねる

そんなものから 音楽を 生み出す人の 知恵と技

そして続いた 分裂は 未来に影響 及ぼした

意外なことに ミクライブ その恩恵を 受けている

39sたちの 演奏が 機械を使った アマチュア

音とつながり 融合し 未来の夢を 見せていた

その意義深い ショーの意味 ボカロは何を もたらすの?

 

バベルは落ちて 我がもの

 

それを知るため アイドルを きっちり考え 煮詰めよう

アニメキャラが 現実に 近づくだけに とどまら

門戸開いた 文化の芽 オタク世界を 超えそうだ

YAMAHAの商品 おそらくは 古いモデルに とどめ刺す

特にアイドル 業界の 旧態依然 カビ生えた

マーケティングを 転覆し 音楽作りも 変えるだろう

生存競争 ダメ歌手 胡散臭いぞ プロデューサー

ヤバいクスリに スキャンダル それでもファンの 願い受け

苦しむアイドル それをもし ボカロに交代 できたなら

はかなく消える 消耗品 そんなミューズが 変わるかも

 

マイルズ・ダイソン 言い換える 疲れも見せず ゑひもせす 

ショーは続くよ 華やかに 魅せる衣装の 早変り

ファンが作った 音楽を 見事奏でる プロの腕

あらゆる希望を 叶えてく アンチテーゼの 初音ミク

彼女迎えた 西洋の 目立つ歓迎 それこそが

再生求め 長き時 待ち望んでた この世代

ついに始まる 約束の 憧れ実る 新たな夜

 

イヴシャロンよ レイ・トーエイ 君らの歌が もうそこに……

 

+++++翻訳終了+++++

初音ミクLAライブ外国人感想その1「再生約束」逐語訳

http://anond.hatelabo.jp/20110707195830

初音ミクLAライブ外国人感想その3「ミクノポリスのボカレタリアートたちよ、団結せよ!」

http://anond.hatelabo.jp/20110709211718

初音ミクLAライブ外国人感想その4「仮想の歌姫:初音ミクの人気と未来音色

http://anond.hatelabo.jp/20110710234300

初音ミクLAライブ外国人感想その5「オレはAXには行ってないけど、まあとにかく……」

http://anond.hatelabo.jp/20110711212701

初音ミクLAライブ外国人感想その6「ミクノポリス:7月のクリスマス世界征服

http://anond.hatelabo.jp/20110712205546

初音ミクLAライブ外国人感想その7「AX11:ミクノポリスの印象」

http://anond.hatelabo.jp/20110713211501

初音ミクLAライブ外国人感想その8「ミクノポリスコンサートリポート

http://anond.hatelabo.jp/20110714210122

初音ミクLAライブ外国人感想その9「アニメエキスポ初音ミク

http://anond.hatelabo.jp/20110715222900

初音ミクLAライブ外国人感想その10アニメエキスポ2011(抄訳)」

http://anond.hatelabo.jp/20110716194029

初音ミクLAライブ外国人感想その11世界彼女もの初音ミクはいかにして全てを変えたのか」

http://anond.hatelabo.jp/20110717201147

初音ミクLAライブ外国人感想その12アニメエキスポ2011でのボーカロイド体験」

http://anond.hatelabo.jp/20110719031316

初音ミクLAライブ外国人感想その13「ミク:日本ヴァーチャルアイドルメディアプラットフォーム

http://anond.hatelabo.jp/20110719203237

海外blogに載っていたクリプトンインタビュー

http://anond.hatelabo.jp/20110723142345

2011-07-01

mixiの友人検索を使って 何となく、好きな歌手が被ってる子に

メッセージを送ってみたら、数人から返事があった。

やり取りしていくうちに、1人の子と気が合って会う約束した。

写メの交換とかしてなかったけど、まぁ大丈夫だろうとタカを括っていた。

会う約束をしたついでに、その子とマイミクになったので、

ふと、その子のフォトアルバムプリクラを見たら

全然可愛くない子で、会いたいと思っていた気持ちが一気に失せてしまった。

写真だけ見たら、ザブングル加藤にそっくりな子…なのに、そこの子友達可愛い

初めて会うのに飲みに行きたいと言われたりした時点で気付くべきだったのかな…

あわよくば、可愛い子なんて淡い幻想抱いてた自分死ね

2011-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20110623130601

反証は簡単だよ。

君がおすすめする歌手を書いてくれればいいだけ。

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