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はてなキーワード: 稟議書とは

2024-02-27

喫煙所警備員

会社港区オフィス街移転になった。

そこで、毎朝のように不思議光景を目にしている。

路上にある指定喫煙所に、警備員がいる。

何をしているか不明だが、出口のところに、文字の入った上着を着た20代くらいの若者が立っている。

喫煙者ではないので詳しくないが、自宅のある区や以前のオフィスがあった区で喫煙所警備員を見たことが無かった。

工事現場商業施設駐車場付近にいるのはわかる。

迂回するための道にいるのは立て看板で塞いでおいてもいいのではないかと思うこともあるが、案内を求められることもあるだろう。

だが、喫煙所の彼はぼーっと立っているだけだ。

よく、日本人生産性が低いと言われるが、生産性ってなんだろう。

もちろん経済指標的なもので言えば、警備費ということで金銭が発生している。生産性はある。でも、これでいいのかという気持ちになる。

港区喫煙所なので、港区で雇っているのだろう。

誰かが、喫煙所警備員を置こうと考えて、稟議書とか回して予算を取った。

途中で「いらなくないか」という議論もあったかもしれないが、予算は成立した。

成立する過程を見てみたい気がする。

誰か、自分の身近でこんな変なアイデアが実行されました。加担しました。と、言う人がいたら教えてほしい。

喫煙所ものすごく揉めるので警備員絶対必要特に港区はガラが悪い、というのであれば、すみませんでしたとあらかじめ謝っておく。

見かける限り、みんな大人しく列に並んで、粛々と進んでいるようなので、そんなに揉めそうな感じはしないのだが。

2024-02-14

スタートアップ系の中小で5社くらい転職たんだけど…

ああ言うところの社長って、理詰めで物事考えられず、直感感情で動くし、どこに地雷があるか分からず何の前触れもなく爆発するよね。

全く同じ内容の稟議書でも一回目は人格否定までしてこき下ろすのに、ちょっと文面変えて再提出すればベタ褒めするし。

正直疲れる。メンヘラお気持ち女様かよ。お前の気分なんか知るか、死ね

2024-01-20

後輩について 助けてけろ 愚痴です

去年の4月から新卒新入社員教育している。

素直で頑張り屋でいい人ではあるのだけど、文章を書く力がない。


社内メッセージのような、短文で事実を書くだけの内容だとほぼ問題ないのだけれど、稟議書のようなある一定量文章を書かせるとおかしいのである

例えば

主語と述語が合っていない→これは上記メッセーよりも文章が長く硬くならざるを得ないからだと思う。あと、「業者から言われました」を「取引企業から申し入れがあった」みたいにビジネス調にする力が弱い。まあこれは経験不足なのだとは思うけど…。

•これは文章力じゃないけど、自分理解していない内容をどこからからコピーしてきて貼る。チェックしている私もわからないので「これってどういう意味?」と聞くと、「私もわかりません。コピーしただけなので」という。「いや、私がわからなかったらこれを見る上司も他の部門の人もわからないと思うよ。みんなにわかるような書き方にしないと」と教えてはいるけど…?

言葉定義がいい加減。「年間」といいつつ「月間」のグラフを貼っていたり。

•これも文章力じゃないけど、自分ちゃんと書いた書類をチェックせずに私にチェック依頼してくる。私は校閲じゃない。インデントのズレだったり、誤字脱字だったり、自分で一度真剣にチェックすればわかるはずのところが全く直ってない。というか過去に指摘したことがほぼ全て次回に活かされない。一度、「うちの会社では西暦を使うんやで」と教えても次の場面では「令和」って書いてるような。


まあ、「ちゃん指導しろや」で済むと思うんだけど、ちゃん指導してるのよ、都度。なのに直らないのよ。もっと強く言うべきなのか?とは思うけど私の性格からして難しい…。もっと上の上司にいうべきなのか…?でも文章力ないね、って指導して直るもん?

というか、新卒ってこんなもん?こんなに書けないもん?自分新卒の頃なんて遥か昔で覚えてないけど、レポート卒論論理的文章を書く力って鍛えられない?ビジネス文章には馴染んでないとしても。

正直、毎回毎回30点くらいの書類出されてこっちが添削(というかほぼ書き直し)するの辛いのよ。

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.1/7


今はしがないフリマアプリ事務スタッフ(カスタマーサポート)だが、昔は関東にある地方自治体役人をしていた。年末ということで、その頃の思い出を振り返ってみたい。

ちょっと気になる同僚がいたのだ。その人をメインにしてエピソードを書いていく。できるだけ穏便に書かせてもらうが、かなり前のことだしぶっちゃけるかもしれない。

関東地方の比較田舎にある自治体だった。当時の自分は、26才になる年だった。福祉部署……『福祉課』としようか(もう少し洒落名前)。俺はそこにいた。

4月の年度初めだった。同い年の新入職員が配属になった。民間企業に3年勤めて、地元に帰ってきたらしい。

その職員を観たことがあった。何を隠そう、彼と俺は同郷であり、大きい山の上にある公立中学校に通っていた。どちらも地元育ちだ。ただ、当時の彼のことはあまり思い出せなかった。見た目がもっさりしているのは変わらずで、ちょっと日に焼けたかなって感じだった。肥満ではないが、ガリガリというわけでもない。中ほどの体型だ。

自分はというと、専門学校を出て新卒採用後、福祉課に配属されて6年目だった。そろそろ中堅として難しい仕事を~というところにきてた。課のメンバー、という意味ではベテランだ(地方公務員は3,4年で異動が一般的国家公務員場合による)。社会福祉法人指導する仕事の(先輩や上司の)お手伝いをしてたんだが、いよいよ自分が主担当になった。

前年度は、40代主査級の職員がその仕事を担っていた。20代自分に務まるか不安だったが、何とかしてやろうって気概に満ちていた。

ところが……上で話した同郷の職員というやつが、いわゆる問題職員だった。福祉課だから、F君としておく。彼は年度当初から、とにかく先輩や上司に怒られていた。同じ課でも違う業務グループだったから(※課の中に係ではなく業務グループがある制度。係制との違いはよくわからん)、そこまで状況は把握してないが、こんな行動傾向だった。

なお、これを書いている時は、はてな匿名ダイアリーで「Bさん」なる概念流行っていた。Bさんというのは、葬送のフリーレンでいうところの『魔族』である。F君は、その仲間かもしれない。ただ、後で述べるがBさんとは違うような気がする。

ほうれんそうしない

判断がつかないことでも押し進める

・わからないことは質問するが、なんか不自然な感じ

・注意してきた先輩や上司を睨む

感情を顔に出さない。サイコパス

ミスをしても謝らない

会議や打ち合わせでしゃべらない。二言三言はしゃべる

尊大というほどではないが、堂々としている

飲み会に出たがらない

・かと思えば、窓口に来る市民業者には丁寧

具体的なエピは、すまないが出せない――まあ、部分的ならいいか。F君が電話を受けて、必要な事項を先輩の人に共有しておらず、叱責を受けていたのを覚えてる。

「おいF。なんで共有しなかった?」

「今回は、まあいいかと思って」

「お前、どういう感覚仕事してんだ?」

別にフツーです」

普通って何なん?」

「わかりません」

「あ!? もっぺん言ってみろや」

ここで先輩が立ち上がった。F君の椅子の前に行って、「きちんとしゃべれや、おい。もしかして、お前障害とかある? 俺のガイジーカウンターが反応してんだよ。正直に言われても、身障みたいには扱えんけどな」みたいなことを言った。そしたらF君は、「怒っても何も解決しないのではないですか?」と確かに言ってた。で、また先輩が「お前、このままやったら駆除すんぞ!! ゴキブリが……」と怒りの声を発した。

惜しむらくも、この当時は職場でのこういう記録をメモしてなかった。上のやり取りはうろ覚えだ。これ以降は、自分の身を守るためにも一応メモするようになった。

で、厳しいやり取りが続いていたが、誰も止めに入らなかった。単純に面倒くさかったのかもしれないし、関わり合いになりたくなかったのだと思う。ある1人の女性職員が、気持ち悪そうな顔をして席を立って、どこかに行った。おそらくストレスなのだろう。

よくキレることで知られた先輩だった。実をいうと……F君がいる施設グループというのは、問題職員が6人中4人(F君含む)を占めていた。人事課からマークされた職員が配属されやすい。

それらの先輩方は、仕事能力問題なかったが、勤務中にキレたり怒鳴ったり、仕事道具を机の上に叩きつけたり、所得が少ない市民とか、病気障害がある市民侮辱する発言を繰り返していた。

いかげん、上の2人がうるさくてしょうがなかった。先輩はやいのやいの騒いでいるし、F君は不気味なほど冷静にボールを撃ち返している。その内容は覚えてないけど、アドラー心理学の本(岸見一郎が書いた『嫌われる勇気』)みたいだった。「それはあなた課題でしょ。私の課題じゃないでしょ」みたいな。

嫌われる勇気』って、すでに嫌われてる人が自分肯定するために読んでる印象がある。本の表題は『嫌われ続ける勇気』が妥当だろう。

あと、『エッセンシャル思考とか』とか『限りある時間の使い方』みたいな本ってさ、基本は自己中な人が書いて、同じく自己中な人が愛読してる印象がある。合理的なのがそんなに大事なんだろうか。人生には無駄必要なんじゃないか自分らしく生きるのが一番いいって、おかしくね? 自分らしくなくても、社会のために生きることって大事なんじゃないかな。こういう本が流行っていると、古来から伝統的な価値観解体されてるみたいで気分が悪い。

さて――この『先輩』というのはマジでキレやすい。役所内でも札付きだった。思ったことを何でも口に出す。例えば、福祉課の小さい事業で「特定高齢者向け福祉用品を買うと2/3を市が負担~」みたいな制度があった。

そんな制度があるのはいいのだが、たまに悪質な業者がいて……社会経験豊富増田読者なら想像がつくと思うが、例えば小売価格10万円の品を「自治体補助金があるからお得!!」ということで、市民の人(高齢者が多い)に10万円……ではなく、なんと15万円で売るのだ。業者補助金なしの場合と比べて5万円儲かっている。ひどい業者だと20万を超える。要するに、市のお金業者にもっていかれている。

その『先輩』は、ある時そんな事案を見つけて、業者電話してケンカになった。渡り廊下の向こう側まで聞こえるほどの声で、電話口で業者と争っていた。

「お前が(市民から)金を出さそうとしとるんだろうがっ!!」

これを三回くらい叫んでいた。凄まじい勢いだった。相手方の声は聞こえないが、ベイブレード同士がぶつける以上に激しい戦いなのはわかった。

戦いの最後になると、「お前。武蔵野市会社だったな。都庁武蔵野市情報共有しとくからな。覚悟しとけよ、ボー―――――ケッ!!」と叫んだ。そして、ひと呼吸おいた後で、「……お前はもう申請しちゃだめ。申請があっても、受付せずに却下するから市民の○○さんにはこっちから連絡しとくね」と告げて電話は終わった。

その後、先輩は本当に、同じ県内都内地方自治体で、うちと同じ制度をやってるところに注意喚起電話をしていた。

※数年後にわかったのだが、その先輩は後天的精神病だった。若手職員の頃に、反社対応仕事で無理をしすぎて、頭がおかしくなったという話を年配職員から聞いた。現在退職している。

それはさておき、F君と先輩職員のバトルに戻ろう。俺は、あまりにうるさかったので止めに行こうと思った。先輩職員ヒートアップしていて、口汚い言葉すら発していた。増田では書けないほどの。「お前みたいなゴミゴミ処理場で引き取ってもらえや」くらいのことは言ってた。

「うるさいぞ、黙れ!」

ようやく止めに入ったのは、F君がいる部署グループリーダー、係制でいうところの係長だった。民間企業でいうと課長くらいか普段はマジメで寡黙な人だが、怒るとコワい。例えば、福祉課にいる若い女の子目当てで、弱者男性職員とか、チャラい見た目の職員とか、おじさん職員とかが話しかけにくることがあるんだが、そのグループリーダーが「お前、職場になにしに来とるんだ。キモイんじゃ帰れ!」と一喝すると、みな一目散に逃げていく。

ハラスメントですよ」とそんな人達の一部が言い返すと、「じゃあ、人事に行けや人事に。なあ、お前がキモイことしてたの、お前の上司に共有するからな。それでいいな?」と睨み返すのだ。

でも、基本は頼りになる上司だった。普段事務仕事でも、打合せや会議でも、公式行事イベントでもマジで頼りになるグループリーダーだった。

先輩職員は、そのグループリーダーから一喝されると押し黙った。F君に向かって「ボケ!!」と叫んでトイレに向かった。F君の顔を見ると、いつものぶっちょう面だった。よく言えばクールで、悪く言うと人間味がない。この時になって、F君の中学校時代を思い出したんだっけ。

当時もこんな感じだった。スポーツは◎で、勉強も○で、家柄も○なのだが、いかんせん、こいつ本当に人間か? というくらい協調性がない。言いたいことをストレートに言い過ぎるのだ……。それでいてわがまま

先生もよく怒らせていた。もちろん生徒だってそうだ。彼はクラス中に嫌われていた。キャライメージで言うと、ひろゆきがもうちょっと謙虚になった感じのキャラクターだった。プチひろゆきだった。

しかし、本人自体は何かに本気で取り組んでいる。実際、F君は剣道が強かった。関東大会まで勝ち抜いていた。市役所内で後に聞いたところだと、大学剣道部ではインカレに出場したらしい。

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(Tips) 問題職員一般的な扱い

官公庁税金追い出し部屋を作るのは実務上難しい。よって、いろんな部署にある程度の人数の問題職員を押し込めてバランスを取っている。現場に行くタイプ部署や、窓口対応をする部署に多い。優秀な職員は、企画政策室とか財政課とか人事課とか監査室とか議会事務局に行く。一般向けの窓口部署に配属されるのは稀だ。え……心当たりがある?

当時の福祉課は、『陸の孤島』に準ずる部署だった。陸の孤島というのは公務員業界俗称で、いわゆる水道局とか教育委員会とか支所機関とか、こぢんまりとした事務所がポツンとあるタイプ職場だ。福祉課は、内部に福祉事務所を抱えてるから本庁舎の中にあるが長い廊下で隔てられている。怒号もあまり市民には聞こえない。いや、福祉課に来客中の人には当然聞こえてしまうが、そこは愛嬌だ。

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F君は……今思えば、そこまで悪くなかった。あの当時は悪い奴だと思っていたが。実際、勤務態度は悪かったよ。ほうれんそうしないし、自分判断とか解釈を押し通すスタイルだし、上司上司とも思ってないし、仲間を仲間とも思ってない節すらあった。でも、彼なりに仕事にマジメに取り組んでるのはわかったし、広告代理店で働いてただけあって、公務員側の人間感性が違うのはしょうがなかった。

ただ、やっぱり協調性はなかったな。人間味もなかった。あれは、なんというんだろう。発達障害とは違う気がする。というのも、職場ヤバい(※業務グループピンチの意)となった時だと、ほかの職員以上にリーダーシップを発揮したり、イベント参加者を取りまとめたり、困難な事態を打破するような企画を考えたりしていた。その意味では、ちょっと前に増田流行ったBさんとは違う存在だと思う。仕事ができるBさんだ。人格や人柄は悪いけど。

シロクマ先生ブログを読んでる限りだと、人格パーソナリティ障害みたいな扱いになるのだろうか。

(当時のF君の印象)

オフィスソフトの腕に覚えアリ。VBAAccessちょっとはイケる。

・筆が立つ。公文書が読みやすい。

・窓口のお客さんと難しい局面になっても諦めない。

・彼をよく思わない職員はいたが、市民取引業者とはトラブルを起こさない。

この時点のF君は、1年目でまだ実力がなかった。別の問題職員からロジハラみたいなのを受けることもあった。とある女性職員(30代半ば。未婚。以下♀とする)がいたのだが、これがまた辛辣だった。

公務員というのは、『様式の中に生きる動物』といっていい。F君の発した伺文書(民間でいう稟議書)を事細かに見て、ミスがあった時はF君を詰っていた。あとは、やっぱり意思決定か。F君の担当業務は、新人らしい、基本的かつ奥深い仕事だった。ジャンルでいうと設備管理とか財産管理だった。その関係で、F君の行動や意見に甘いものがあると、その♀職員が詰ったり、怒ったりするわけだ。

これらはメモに取っている。全部♀の発言にしてるけど、F君は相手にしてなかった。ポツリとは発言してたが、聞き取れなかった。方言は一応そのままにしている。

♀「どうして○○ができひんの?」

♀「それはなぜ?」※何度も繰り返し「なぜ」と訊く

♀「お前、今なにしてた?」

♀「あんた、保育園児みたいやな」

 ※F君が相手にしないとこう言うことが多い

♀「お前に指導して、金がもらえるんか! おい、私に金払え」

♀「日本語しゃべれや、日本語。○○○症でも話せるで!!」

♀「お前の私に対するハラスメント女性部で問題にしよか? いい?」

 ※労働組合女性部。よからぬことをする職員がいると、組合新聞さらし者にする。ひどい時だと本人の写真付きで紙面を配布する。

♀「おい、今お前の仲間が来はったで。一緒に帰らんでええの?」

 ※精神障害者が窓口から帰った後。

話を聞いてる途中、俺はずっとイライラしてた。繰り返すが、この人は女性だ。増田読者の溜飲を下げるために言わせてもらうと、この人には約二年後に罰が下った。後述。

繰り返すが、この福祉課は陸の孤島に準ずる存在だった。やりたい放題する職員が昔から一定数いたらしい。例えば、市内の製造メーカー市役所に対して、専門機器や専門器具卸売価格で売ってくれる制度があった。それを悪用して、自分が購入した後にヤフオクメルカリ転売する人がいたり……あとは、行事イベントで大量に余った弁当お茶コーラアクエリアスを、箱単位で家に持って帰る人もいた。

自分が知ってる年配の男性職員にも、そういうことをしてる人がいた。でも、やっぱり天は見てるんだろうな。その人は、飲み会の帰りに酔っぱらって、どっかの店で万引きして捕まってた。で、その年度末に当市から消えることになった。

ところで、変な職員のことばかり書いてきたけど、もちろん大多数は普通職員だ。人柄がキチンとしてる。あなた過去に、市役所とかで接客を受けたことがあるような。そんな普通の人たちだ。これだけははっきり言わせてほしい。

序章の締めになるが、増田読者の皆様も、どうか悪いことはしないでほしい。世の中はうまくできている。天は見ている。ぜんぶ自分に跳ね返ってくるのだ。

ここから先は、F君と俺を中心に、記憶に残っているエピソードを述べていく。すまないが、全部で二万字以上はある。まさかこんな文章量になるとは思ってもみなかった。

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221401

2023-12-21

anond:20231221104239

通勤代の支給分で2万くらいのPCモニター希望者に貸与したらいいだけやん。

稟議書出せば?

2023-08-14

JR東日本を辞めた12

○社内用語

慫慂(しょうよう)」がTwitter話題になっていたが、このような日常では使用されない日本語が残っている。

ちなみに推奨や勧告くらいの意味合いで、昇進試験の作文問題のため社員はみな漢字を一度は覚える。

「示達(じたつ)」通達のこと。

「復命(ふくめい)」報告のこと。復命書として研修出張時に提出する

万障(ばんしょう)」社内では「万障お繰り合わせの上」と年に数回は必須参加のイベントがある。

「綱紀(こうき)」風紀のこと。お盆休み正月休みの時期になると「綱紀の粛正」と全社の社員向けに注意喚起が行われる。

用語ではないが、訃報メールは薄墨色。香典マナーではあるが、わざわざ手をかけて電子メール文字色変えるのはやり過ぎに思う。

花押

稟議書類には判子による押印と、手書きサイン必要なケースがある。後者サインの代わりに名前を模した花押のようなものを記す社員がいる。

時代遅れと感じつつも、ハンコのように代理で押せず、確認した証拠を残す意味はあり、華美なサインには多少憧れるものもあった。

都市対抗野球

参加必須イベントの一つ。

一回戦は東京ドーム座席半分を埋めるべく大幅な動員がかかる。

不参加の場合からさまなマイナス評価とはならないが、このようなイベントごとの参加者リストを作っているようだ。

2023-07-22

anond:20230720202519

そこで彼は、様々な決まり事や数値を一切固定で埋め込まず、あらゆる項目を外部の設定ファイルで変更できるようにした。

新規外部ファイル作成するための作業内容

外部ファイル名の採番

稟議書作成して外部ファイル名の採番をライブラリアンに依頼する。稟議にはPL、PMCIO承認印が必要

外部ファイル作成作業

本番サーバー新規ファイル作成する必要がある。ファイル作成バッチ作成レビューを受ける必要がある。

本番サーバーは高セキュリティエリアにあるため入室申請必要

外部ファイル管理手順の作成

外部ファイルメンテナンスサバ部門が行うため、消えてしまった場合不正な値が設定された場合リカバリ手順を作成し、サバ部門承認を受ける必要がある。

役員レビュー

上記すべての手順について、役員の最終認証を得るためにレビュー会を実施するひつようがある。

飲み会

役員レビューのあとは当然呑み会が設定されている。レビューで指摘がなくても呑み会で覆る可能性があるので油断できない。

2023-06-25

anond:20230623152451

スクエアモニターワイドモニターに変えると、今までA4に収まっていた各種EXCEL様式が全てはみ出したりする。

その覚悟があるものだけ、ワイドモニターを購入しなさい。

一斉に変えないとワイド用、スクエア用の2重管理になるけどな。

稟議書中間管理職がいないとき社長に直接もってけば?

2023-02-06

同性婚について

周りがもろ手を上げてマンセーしてるから吐き出し

どう考えても同性婚議論俎上に上げれる段階じゃないでしょ

システムガッチリ組み込んである夫婦ないし家族という定数の定義を変える!とかいう巨大パッチ当てるなら影響範囲調査ぐらいしてほしい

フワッと「愛する2人がただ結婚するだけ!」とか言うな NZ大臣動画も腹が立つわ

ちょっと考えただけでも税法と相続回りがバグだらけになるのが目に見えてる

議員連帯します!とか言って仕事サボってんじゃねぇぞ お前がちゃんと影響範囲を調べて議論する方向にもってかないから話が進まないんだよ、わかるか?

そういうの通すためにプレゼンテーションがあるんだろ、稟議書とか書いたことないのか?ないんだろうな……

2022-11-30

anond:20221130083927

検索ヒット1件につき10MBのメモリを食うAPIメモリ4GBのインスタンスで動かしてて、そこで400件のヒットが出たらどうなる?

それが実際はメモリ32GBで、「1件につき10MB」じゃなくて「ヒット件数の2乗 * 1MB」で、ヒット件数がやっぱり400件だったら、400件 * 400件 * 1MB = 160GB > 32GBになるじゃん?

どうすればいい? 簡単だよな。インスタンスメモリ量を1.8TBに増加ヨシ! 稟議書急ぎで作成ヨシ! 事後承認の手配ヨシ! SNSで気付いて騒ぎ始めたやつに恐喝ヨシ! な? お前もこうやって成長すんだよ。

2022-10-29

(スズ)

拝復。

毎々お世話になっております

稟議書の件、本日中に行なって頂きたく。

以上

2022-10-10

anond:20221010133051

いま、うちの会社ではペーパーレス活動の一環として、

シャチハタ印のデジタル化に取り組んでいます

シャチハタ印をスキャナで取り込んで印影画像しました。

稟議書類のエクセルファイルの捺印欄に、シャチハタ印の印影画像を張り付けることに成功しました!

2022-10-06

中途のおっさんに「なんもしてないんだったら代わりにこの稟議書いといてください」って言ったら

めっちゃ不機嫌になっちゃった

いかんのか?(´・ω・`)

2022-08-10

河野太郎ブロック担当相と揶揄するのはITリテラシーが低すぎる

河野太郎はこの返しができるITリテラシーレベル

公人ブロックするなは一定の理

いや別に政治家という公人SNSアカウントから情報発信するなら国民ブロックするな」という主張には一定の理があるとは評価している。
もちろん国民には代議士評価する権利があるわけだし、どのような言葉評価しても良いとは思う。
代議士としての資質大臣としての資質を問うのも良いと思う。国民権利であり当然だ。

でも流石に河野太郎ブロック担当相という揶揄一定以上のITリテラシーがあれば出来ない揶揄だ。
何故ならブロック担当相という揶揄はどう評価しても揶揄した本人のITリテラシーは低いですと宣言しているようなものからである
恥ずかしすぎて普通はできない。

Twitter大先生

往年のインターネットには「パソコンの大先生」というミームがあったけれど、河野太郎ブロック担当相という揶揄する連中のITリテラシー表現するなら「Twitter大先生」だろう。
スマホが使えて、ググって調べものが出来、Youtubeを楽しみ、タッチ決済して、SNS炎上しないように運用し、COCOAコロナ対策していますみたいなITリテラシーレベルの連中が、河野太郎ブロック担当相と揶揄しているわけだから、そんな連中には「Twitter大先生」という称号を贈呈したくなる。

0がプライマリ、1がセカンダリ、では2は何?

河野太郎は勘ではなく正しい知識でこれへ対して回答してくるという信用があるけれど、Twitter大先生たちは2が何かわかるだろうか?なんなら3や4や5も河野太郎は答えてくるだろう。

河野太郎へはネットワークという言葉も、プロトコルという言葉も、キャラクターという言葉も、入出力という言葉も、様々なITの基礎的な言葉説明しなくたって伝わる人である
もちろんITであっても触れてこなかった言葉新語は知らないだろう。しかし近似した知識概念理論を既に知っているので「○○みたいな感じかな?」と直ぐに理解してくれるだろうなという安心感がある。
やっと日本国デジタル担当相にそんな安心感がある人が就いたのである

ちなみにこの問題は本当に初歩的なものであり、一定以上のITリテラシーがある人であれば「は?バカにしてんのか?」とか怒り始めたり「いや可能性としては・・・」などと曲解をはじめたくなるような初歩中の初歩の問題である。答えはシンプルで良い。
この問題を即答できなければお前のITリテラシー河野太郎以下だ。

河野太郎オードリータン比較不適切

多くのIT有識者は「そんなことはわかっている」と言うだろうが待って欲しい。極ひと握りの河野太郎以下のITリテラシーしか持っていない連中へ説明してあげないといけないだろう。我慢してくれ。

まずIT分野には3種の人材が居る。それは「実務者」「研究者」「利用者」だ。

実務者とはいわゆるプログラマーのことだと思っておけば良い。
プログラミングを通してシステムなどを開発する人である
オードリータンはここに属する人材。実績から言ってもオードリータンハッカーだと評価しても差し支えない。

研究者とは新しいシステムや開発手法などを考え提唱する人。
わかりやすい例を挙げればビットコインなどのブロックチェーンを提唱した謎の人物サトシ・ナカモトもこの枠組みで良いだろう。
URLHTTPHTMLを開発したティム・バーナーズ=リーもここの枠組み。

そして最後利用者上記の2つを利用する人だ。
消費者もここの枠組みへ入れても間違いはないが、IT分野で何かを駆動させようとするとき利用者とは消費者というよりも、わかりやすく例を出せばスティーブ・ジョブズのように実務者や研究者と共に何かを始めたり維持したりする人のことだ。
そして河野太郎はここの枠組みの人なのである

流石に河野太郎スティーブ・ジョブズ比較するのはアレだが、枠組みとしては同種のポジションであり、実務者のオードリータン比較するよりかはかなりマシな比較だと多くのIT有識者賛同してくれることだろう。
まったく別分野で例えると変な誤解が生まれるかも知れないのでしたくはないが、理解が追いつかない人に例え話をするとオードリータン河野太郎寿司職人寿司を食いに来た客くらい違う。
そもそもポジション役割がまったく違う。

素人が誤解する理由

ITリテラシーの低いTwitter大先生からするとIT分野に居る人材ITに関することなら何でも出来る知っていると誤解しやすい。
そして、そう誤解するのも無理はないなと個人的にも思う。

何故ならIT分野に居る人材一定レベルを超えると3種の能力相互に持ちがちだからである
まり、実務者であっても理論提唱し、研究者であってもシステムを構築し、利用者であってもプログラミングしたり理論を知っていたりするからだ。
例えばイーロン・マスクなどは良い例だろう。彼は実務者から利用者転向した代表例と言って良い。

そして河野太郎もまた一定レベルを超えたITリテラシーを持った人物であり、河野太郎利用者として評価するならば昔懐かしい「パワーユーザー」と表現するのが最も実像であると考えている。
河野太郎はパワーユーザーだ。そしてパワーユーザー日本デジタル担当相になったのだ。

河野太郎デジタル担当相を批判するなら真っ当に批判しろ

ブロック担当相などという揶揄ITリテラシーの低いTwitter大先生が、自身理解が及ぶ、自身が得意分野だと考えるSNSの使い方という枠組みまで矮小化してやっと出てくる言葉なんだよ。
ITは小難しくてわかんないけどぉTwitterならわかるからTwitter批判しよwww」と批判対象の能力考慮しないバカしか言いようがない思考を伴わないとできない発想。

真っ当に河野太郎デジタル担当相を批判するなら「河野太郎利用者であるからオードリータンのような実務者的言動を取ったとき批判する」べきなんだよ。
オードリータンは凄い人だよハッカーだよ、だからこそ河野太郎も真似したくなるだろう。

それを防げ!河野太郎オードリータンモノマネを始めた時に必死で止めろ!!!!!
河野太郎オードリータンモノマネを始めた行く末は間違いなくメテオフォール型開発であり日本の将来へ最悪の禍根を残すことになる。

頼んだぞお前らマジで!!!!!

デジタル担当相って何したら良いの?

パワーユーザーたる河野太郎デジタル担当相だけが今のところできることは旗振り役だろう。

「旗振り役なんて誰でも出来るじゃん?」なんて思うかも知れないが、やはり時代が進んでいく方向という概念はあり、せめてマシな方向へ進んで行って欲しいというのが人情であり、IT分野であればITを知る人がマシな方向を選んで欲しいではないか

ITのことを全く知らんのであれば置き物であって欲しいが、大臣が何も言わないのもそれはそれで問題であり、だからこそ何か言わなきゃならないのだがITのことを全く知らんヤツが口走ったことに付き合わされる省庁やIT業界のことを考えてみろ、可哀想だろうが。

最後オマケとして河野太郎およびデジタル庁の動きへ対して取るべきリアクション一覧を置いておくので参考にして欲しい。

河野太郎およびデジタル庁の動きへ対して取るべきリアクション一覧

オードリータンモノマネをした徹底的に非難する
IT人材を登用した非難気味に注視する
IT人材からレクチャーを受けた肯定気味に注視する
金融系のWeb3を推進し始めた徹底的に非難する
学術系のWeb 3.0を検討し始めた注視する
マイナンバーの改良を検討した注視する
マイナンバーと金情報の紐付けを検討した非難気味に注視する
マイナンバー分散ID(DIDs)の応用を検討した肯定気味に注視する
国家行政発行資格証の統合検討した肯定気味に注視する
中央地方行政システム統合検討した非難気味に注視する
オープンデータを拡大した肯定する
議会システム更新検討し始めた肯定気味に注視する

2021-12-31

問題職員の正しい辞めさせ方 3/10

case2.B子さん

二人目のB子さんは、ある意味で私と同期だった。私がK市に採用された年に、高校を出たばかりの彼女が入庁してきた。

K市に入ってからの私というのは、せっせと新人公務員として基本的事柄勉強したり、各庁舎をぐるぐると見回って雰囲気を掴んだり(大抵は職員への挨拶を兼ねている)、K市が主催するイベントスタッフとして十数回と参加したり、多くの自治体職員が集まる研修に出席したり、ほかの幹部がまとめた人事政策に対してフィードバックを述べたり……あっという間に5ヵ月が過ぎていった。

その頃だった。B子さんについての苦情が寄せられたのは。毎年9月にある新人職員への人事面談の折に、B子さんのいる課から上がってきた。一応、直属の上司事実であると認めた苦情ということで、今度はB子さんと面談室で話をすることになった。指導的な色合いが強い内容になる。

今でも思い出す。あの女は人生をナメていた。なめ猫なんて甘っちょろいものではない。すでに組織を蝕む害獣となりかけていた。

面談室に入ってきた彼女を見て衝撃を受けた。髪の毛は脱色しているし、恰好女性向けファッション誌に出てくるそのものだったし、朱色のスカートの丈は相当な短さだったし、口紅は真っ赤だったし、ピアスをしていたし、首に〇〇〇〇〇もついていたし……どこから突っ込んでいいのかわからない。

私も、世間一般では活発で知られた営業会社で働いていたが、彼女ほど派手な恰好女子社員はさすがに見たことがない。せいぜい茶髪や控えめなチークだった。多くのお客様の前に出ないといけないからだ。

A夫さんの時と同じく、面談室の両側のソファにお互いに座った。こちらには人事課長が、向こうにはB子さんの直属の上司がいる。

面談が始まった。初めに私の方から、「B子さんですね。お仕事で忙しいところすいません。まずは事実確認ですが、今着用しているような衣服を先輩に注意されたことはありますか」と尋ねた。

以下、大まかなやりとりになる。

「あります。年のいった人から注意されました」

「その先輩には、なんて言って答えましたか

「私の自由です、と何度言ってもわかってもらえないんで、『ハラスメントです、やめてください、気持ち悪いです。これ以上は親に話します』と伝えました」

「それは、先輩があなたのことを思って言ってくれたのではないですか?」

「違います

「では、どんな気持ちだったと思う?」

「ムカついたから言ってきたんだと思います

ほかの行動、例えば自分が気に入らない職員無視するとか、夜の窓口勤務中にチョコレートを食べながらほかの女性職員雑談していたとか、勤務時間中に携帯をいじって過ごしていたことなど、色々と聞いていったが、終始ブスッとした調子で返答するのみだった。最後に、だるそうな口調で「何とかやってみます」とだけ告げた。

面談中、私はB子さんの履歴書採用試験時の成績を見ていた。偏差値50くらいの公立高校を出ていて、英検漢検の初級程度を持っていて、採用試験筆記試験)ではほぼ満点を取っていて、性格適性検査ではやや嘘つきと出ていて、肝心の面接試験では、「明るくハキハキしていて、利発な印象を受ける」とあった――採用試験でわかることなど、この程度のものだ。

いったん話は逸れる。私が採用された背景(どんな目的を叶えたくて私を採用したのか)、当時の市長から受けた勅命を述べる。

「優れた職員を残し、不要人間は残さない」「次世代に残すべき職員採用する」「そうした職員が辞めない環境を作る」といったものだ。

冒頭に述べたように、このK市の新規採用職員の3年以内離職率について、十数年前は1割未満だったものが、私が市長からスカウトされた年には約35%まで悪化していた。20採用したら、3年以内に7人が辞めていることになる。3年超えになると、もう数パーセント上昇する。

辞めた者の中には、将来を嘱望される人材が何人も含まれていた。ボリュームゾーンは30才手前で、これまで将来を期待されて県庁や国の機関に出向したり、エース級の職員が配属される部署で頑張っていた職員らが退職を選んでいた。この状況を正すことが、私に課せられた任務だ。

市長の談によると、人事課が収集した退職理由の中でトップだったのが、「将来、昇進しても幸せになる未来が見えない」で、肉薄して2番目だったのが、「異常な言動を取る職員が多いうえ、上の人が彼らに何の対策もしない。働いているのがばかばかしい」というものだった。

このうち、私が解決に役立ちそうなのは二番目の課題だった。一番目の課題は、プロパー職員が自ら考えて実行すべきことである。外部の人間である私が考えるのはお門違いだ。アドバイスはさせてもらうが……。

話を戻す。

これらを踏まえて、B子さんへの対応を考えることになる。面談を終えて、私はその場で人事課長に目配せをして問いかけた。

「B子さんを切りましょう」

「試用期間とはいえ、難しいのでは。やめておきましょう。あの子はまだ若い。立ち直るかもしれない」

ツッコミが入った。想定どおりだ。

試用期間中分限免職処分は、K市はもちろん、県内他市町でもほとんど例がない。が、私はそれに成功した市町村のいくつかを研究していた。

「試用期間での成績が不良である場合正式採用しないことができます判例を調べましたが、いくつかの市町村では実際に行われているようです」

「うん……考えるべきところではある。あの子は、ちょっとひどいとも思います。ただ、私の権限ではちょっと決めかねます

権限は置いといて、あなた個人判断は?」

「わかりません。市長にも副市長にも総務部長にも伺ってみないと。これは全庁的な問題なので、もっと、いろいろと議論を重ねてみるべきかと」

市長問題ないでしょう。ほかの人は私が説得してみますしかし、第一には人事課長であるあなたの職分ではないですか」

「それはそうですが、職員の進退そのもの判断することはできません。それを言うなら、私さんの役職は一応は部長級なんですし、私らと違って一流の会社にいましたし、市長の元部下なんでしょう。私よりもやりやすいんじゃないですか。とにかく、私にはどうすべきかわかりません。例年であれば、あの子はそのまま正式採用されます

人事課長は乗り気でないようだった。

それから面談室を出て、人事課に戻って、課内の奥野須美に着席した。

私の机と椅子は人事課の奥にある。

2022/01/02 追記 奥野須美さんには着席していません。奥の隅の誤りです。

その後も何度か討論を重ねた後、B子さんへの対応が決まった――退職勧告だ。

後日、総務部長の口頭での承認を得た。市長は、「お前の好きにやれ。判は押す。証拠絶対に固めるように」とのこと。副市長は猛反対だった。予想どおりの瞬殺だった。

そして、不安そうにする人事課の職員らに対して私は、「市長からは、現場判断していいとの答えをもらっています。何かあれば私が責任を取りますあなた達に迷惑はかけません。協力を求めます」と答えた。

責任など取りたいはずもない。が、ここはレイズの場面だ。攻めるのだ。戦え。今しかない。ここで勝てれば、私の信用は外部登用組の管理職(※当時、国や県や民間から計4人の出向を受け入れていた)の中でも相当に高くなる。ここは何としても取りたい。

方針が決まったとなれば、後は実行だ。

今回のメンバーは、人事課長と私だった。前回は私が面談を主導したので、今回は課長が行うことになった。こういう貴重な経験は、多くの人間シェアすべきという考えによる。

人事課長は、不安そうな顔つきだった――この人は将来を嘱望されている。当時は50代半ばで、順当に上の人間の席が空けば総務部長にもなると言われていた。

安心してください。上の人間は『方針』を認めていますあくま方針だけですが。今後のK市のためにも、ぜひあなた実施すべきです」

私が激すると、彼はしぶしぶ動き出した。

そして、いよいよ始まった面談は、思ったよりも淡々としていた。B子さんが面談室に1人で入ってきた時、人事課長ソファ中央腰掛けていた。話の最中は、私が脇にある椅子で見守っていた。

さて、Bさんとのちょっとしたやりとりの後、人事課長は「あなたを本採用できません」と告げた。それから理由などの説明が終わると――B子さんは顔を一瞬だけ歪ませて、また元の顔に戻ると、「わかりました」とだけ告げた。面談後は、泣きそうな表情でその場を後にした。抵抗はなかった。

あっけないほどすぐに終わった。時間にして5、6分だった。もっと抵抗されると思っていた。本人もわかっていたのではないだろうか。自分がこうなることを。

「〇〇課長、やりましたね。苦しかったでしょうが、これが新しい一歩なんですよ。踏み出せたじゃないですか」

私は、片方の拳で人事課長の脇腹を貫いた。彼はちょっと痛がるようにしてから、拳を額に当ててソファの上で態勢を沈ませる。

神妙な面持ちで、「B子さんは何とかなるんですかね。これは脅しの一種ですよね。反省すれば、クビにはならないんですよね?」と呟くように述べた。

「お前みたいな悪いお人好しが組織を腐らせるんだよ。もっと組織のために悪者になってみろ」

という言葉を飲み込んで私は、その場の片付けを始めた。

B子さんの退職の話を聞いた副市長が、再び私と総務部長を呼び出した。やはり逆鱗に触れたようだった。今回は稟議書(※B子さんの聴取記録のこと。A夫さんは犯罪関係市長までそれを回す必要があった)を回すほどの案件ではなかったのに、なぜわかったのだろうか。私だってB子さんの今後を考えている。分限免職だが、形式上は年度末での通常の退職という形にしていた。

副市長とは激しい議論になった。彼が退職するまで、少なくとも5回は苛烈な論戦をした思い出がある。私は何度も説明した。これから公務員業界が厳しくなっていく中で、これまでの人事政策を変えていく必要があることを。勤務成績が極端に悪い職員を追い出すことの合理性を説いた。

が、わかってもらえることはなかった。副市長は、人事課の主導で職員を辞めさせるのを避けたいようだった。最後に、こういうやり取りがあった。

市長が「それでいい」と、どうしても言うなら私は反対しない。一番に重い責任を取るのは市長なんだからしかし……こうした案件について私は承認しない。法令上は、市長意思さえあれば有効意思決定だ。やりたいなら好きにやれ。もうこういった件は私のところに持ってくるな。不愉快だ。いいね?」

「いえ、それでも副市長に話は持っていきます。ここのルールですからね」

数日後、B子さんの母親から人事課に電話がかかってきた。電話を受けたのは私だった。「B子の母です」と名乗る声を聞いた時、私はB子さんに関係する資料を手元に手繰り寄せた。

「この度は、娘が申し訳ないことをしました。本当にすいません」

開口一番がそれだった。

B子さんが本採用にならなかった理由は本人に説明したが、母親再確認をしたかったようだ。

理由はB子さんが述べたとおりです。公務員、いや社会人としてよくない面が多すぎました。もちろん、いきなり職場に来るなということではなく、来年3月末までは在籍できます給料ボーナスも満額払われます。その間に、また就職活動の方をしていただいて~」

「本当にすいませんでした……お給料までお支払いいただいて。今回はご迷惑をかけましたが、何かあったらまたよろしくお願いします」

終始謝りっぱなしだった。この子にしてこの親あり、という俗諺の例外を今まさに見ていた。

「この親からの子が育ったのか!?」とその時は何となく考えていたのだが、後日、答えのようなものが見つかった。申し訳ないが、ここで公表することはできない。一線を越えていると判断する。

その時、私の中に罪悪感のようなものが込み上げてきた。世の中には、どうしようもない事情というものがあって、それに翻弄され続ける人間も当然に存在する。B子さんも、その1人だった。

少しだけ話そう。あの後、総務部長が、「せっかくだからもっとの子を調べてみたら」と助言してくれた。指示されるがまま、市民課(住基ネット)や税務課(税務情報システム)や福祉課(福祉情報システム)でB子さんの情報を集めてみた。すると……。

今の私が、当時の私にアドバイスをするとしたら、「あと1年は様子を見てもいい」(地方公務員法には試用期間延長のルールがある)と告げるに違いない。

いかに私が民間企業で人事責任者をやっていたとしても、人にはその数だけ事情がある。即座にすべてを把握する力はない。結果的に、私はそれを汲み取ることができなかった。もっと、深く細かくB子さんに寄り添っていたらよかった。

[追記]

ここまでの描写だと、まるで私と副市長犬猿の仲だったように映るが、実際には違う。仕事で一緒になることがあれば、普通に冗談などを言い合っていた。

例えば、遠方にある他市町の児童福祉施設を視察していた時だった。市長副市長と私その他は、保育の現場を見た後に自由見学していたのだが、やがて2階の大きな吹き抜けになったフロアの隅に辿り着いた。そこには、「幼児 プレイコーナー」と看板に書かれたスペースがあって、どうやら小さい子ども向けの遊び場のようだった。プラ素材の小さい滑り台から小学校低学年向けのジャングルジムまで、様々な遊具が置いてある。

副市長は、「あの名前は気に入らない」と呟いた。文書のインデントが0.5文字ズレているだけで不機嫌になる人だ。例えば、いま私は、上の「幼児 プレイコーナー」を半角スペースとしたが、K市で働いている時なら公務員業界慣行に従って全角スペースにしただろう。

私は、「一般的な名称だと思いますが……どこかおかしいところが?」と意見したところ、「色々ある」とだけ返ってきた。

夜になって、視察終了祝いの一次会があった。さあ次はどこで飲もうかと、市長副市長その他と歓楽街をうろついていた。このレベル役職の人はK市内で飲めないため、こういった視察が貴重な機会になる。

「××君。ほら、あれ見てみろ! 幼児プレイだ」

と、酔っぱらった副市長が私の襟ぐりを掴んだ。風俗街の一角を指さしている。

幼児プレイあります」「ママに甘えたい!」「授乳OK」などと書かれた看板のぼりが立ち並んでいた。

「後で行ってみるか。おごるぞ」と意気込む副市長に対し、市長が「昼もやってるみたいだ。なあ副市長、視察の前に(以下自主規制)」とツッコミを入れていた。

それで私は、「もしかして副市長はあのとき風俗のことを考えてたんですか!? あの真剣な顔で、さっき現場で見たどの先生がよかったとか? ねえ副市長

「ふざけているのかお前はッ!! 真面目にやれ!」

副市長は激昂していた。

仕事馬鹿にするのも大概にしろ!」

歓楽街一角で怒鳴られる私を尻目に、市長とほかの幹部はどこかに行き始めていた。

「お前、幼児意味がわかってんのか!?」

「わからないです」

法律では満1歳から就学前の子どもを幼児と言うんだろうが!! あそこには小学生も遊べる立体遊具があっただろうが!! 矛盾に気づけッ!」

「すいませんでした」

年に一度は視察などで副市長と飲む機会があったが、普段が真面目すぎるだけで、面白い顔もちゃんとある

人間基本的にそうだ。あなたにとって好きな面も嫌いな面も、両方ちゃんと澄んだ目で見ることができるのなら、ケンカになっても関係が壊れることはない。

あなたは、自分が嫌いな人間のことを認めることができるだろうか。人のいいところを見つけることができるだろうか? 自分でも今、何を書いているのかわからなくなってきた……。

https://anond.hatelabo.jp/20211231220517

2021-12-13

正直言って腹が立つ

社内文書ってどこの組織にもあるだろう。

ほとんどが期限までに規定様式で提出しなければならないものばかりである

引っ越ししたとか、通勤経路とか、事務手続を簡略化するために用いる書類はまだいいが、報告書とか稟議書とか上席者に対して提出するものについては大いなる疑問を禁じ得ない。

なぜなら、相応の時間と労力をかけて作成し提出したにもかかわらず、特に何のレスポンスもないかである

からといって適当作成すれば拒絶されることはいうまでもない。

まり書かせておいてまったく読んでいない、読もうともしないのである

本当に無駄作業だ。

何かの罰ゲームかと見間違えるほどだ。

2021-06-08

ハナクソ決裁の廃止

私の勤めていた会社に、ハナクソ決裁という習慣があった。

「ハナクソ」というのは比喩に聞こえるかもしれないが、そうではない。

汚い話で恐縮だが、文字通りハナクソを使って決裁するのである

仕組みは簡単

まず、社内の決裁が必要場合稟議書類を提出する。

これはふつう会社と同じである

なのは、その承認をする際、印鑑ではなく自分のハナクソを書類押し付けることだ。

複数部署回覧する場合、その数だけハナクソが付けられることになる。

なぜこのような文化が生まれたのか。

弊社はそれなりに歴史があって、終戦後すぐに創業している。

当時の東京焼け野原であった。

社長はいくつもの闇市をまわり、決裁のための印鑑を探したのだという。

しかし、食うにも困っていた時代のこと、印鑑など扱っている店はなかった。

そうしてやむなく代用品として考えられたのが、ハナクソであったのだ。

このエピソード創業当時の美談として、社史にも掲載されている。

社訓である「創意工夫」の精神体現する行動として、いまでも新人研修定番ネタだ。

そのこともあり、廃止にしようという声はなかなか上がりにくかった。

もちろん、この奇習を苦々しく思っている社員は少なくない。

管理職だと一日に何件も決裁しなければならないので、ハナクソの掘りすぎで鼻血が慢性化している人もいた。

歴代社長など、みな鼻の穴が大きくなっているのである

新入社員のころ、上司からこう言われたこともあった。

「この会社では、尻の穴と鼻の穴の大きいやつが出世するんだ」

しかし、新型コロナ流行が転機となった。

指を鼻に突っ込むハナクソ決裁は、感染対策観点から不適切だとみなされるようになったのである

こうしてはじめて常識的衛生観念のもとで、ハナクソ決裁の廃止議論されることになった。

さて、ここまでの動向を他人事のように見守っていた私にある通知が届いたのは、つい二ヶ月前のことである

それは異動通知で、私を「鼻垢決裁廃止検討担当係長」に任ずるものであった。

ただ、とくに複雑な仕事というわけではない。

廃止検討」といっても、そもそも既定路線のことだったので、審議も形式的

廃止するメリットデメリット」などという体裁だけのパワポを作って各部署にレクチャーをするだけで、反対する社員などいなかった。

だが、うんざりさせられたのはその後である

各部署への根回しが終わり、いざ廃止稟議を提出しようかとなった。

しかし、当たり前だがこの時点ではまだハナクソ制度廃止されていないので、本件の決裁にはハナクソを用いなければならないのだ。

この廃止には社内の全部署関係するので、私は会社中を行脚してハナクソをコレクションするはめになった。

かい話は割愛するが、この過程で腹の立った事例だけいくつか紹介しておきたい。

1. 在宅勤務で全然出社しない係長

当然ハナクソは押せない。

こっちが困っていることを伝えると「じゃあ部下の○○さんに押してもらってよ」などと言う。

私も呆れ果て、どうせ本人かは分からないのでその部下に押してもらった。

2. 他部署と張り合う課長

弊社には「一課」「二課」のように分かれている部署があって、その課長同士はライバル関係にある。

決裁にあたっても、相手よりもデカいハナクソを押さなければみたいな意地があって、良いハナクソが出るまでなかなか書類が戻ってこない。

3. ハナクソの乾燥した部長

部長級になると老衰によりハナクソも乾燥している人が多い。

そうすると押してもしばしば短時間で剥がれてしまう。

複数が一度に剥がれてしまい、どれが誰のだか分からなくなることもあった。

が、この頃にはもう面倒になっていて、ランダムに糊付けして直した。

この三例だけでも分かるように、この業務は相当のストレスで、ハナクソが揃うにつれて、私はどんどん体調を崩していくことになった。

ある日、急な胃痛を感じ、私はほぼ完成した決裁書類を片手に持ったまま、トイレに駆け込んだ。

程なくして無事にひとまずスッキリしたあと、個室に紙がないことに気づいた。

どこかに紙がないか、とあたりを見回したが、適当ものは見当たらない。

ガックリして肩を落としたとき自分の手に握られた一枚の紙が目に入った。

そう、それはハナクソ決裁書類である

いやいや、これで尻を拭くわけにはいかない。

それくらいだったら、自分パンツを汚したほうがましだ。

と、はじめは思った。

しかし、本当にそうだろうか。

手に握られた書類には、色とりどりのハナクソがひしめき合っていた。

それらの一つ一つが決裁にとって欠かせないものであったが、いまの私には、それに実質があるとはとても思えなくなっていた。

ただのハナクソになんの意味があるというのだろう。

そのハナクソを廃止するために、さらにハナクソを集めなければならないなんて、なんて馬鹿たことだろう。

そんな馬鹿げたもののために、自分尊厳犠牲にしてパンツを汚すなんて、不条理ではないか

私は手元の紙切れをもう一度じっと見て、それを握りしめる。

そして、それを四つ折りにして、肛門を拭いた。

多くの部署回覧たこ再生紙は、ほどよく柔らかい

力強いひと拭きは、腹痛で汚れてしまった肛門をじっくりと撫でていった。

その日のうちに、私は辞表を提出した。

アホらしいことに、辞表にも本人のハナクソが必要なのだという。

私は、いま出せるありったけのハナクソをそこに押し付けてやった。

帰り道、立ち止まって深呼吸をすると、緑の匂いが強く感じられた。

そうか、これから夏がやってくるのだ。

ハナクソがなくなってはじめて、私はこのことに気づいたのだった。

2021-04-30

anond:20210430001201

給料決めるマンと戦って額を増やすことで合意して、会社への稟議書も通ったんや

ざっくり言うと、手当Aを少し減らして、手当Bと基本給を大きく増やすみたいな三つの値を変更するはずやったんや

ところが給料決めるマンがアホのゴミクズで、普通にその足し算引き算を間違えやがって、

手当Aを減らす額を多めに申請しくさりやがった上に、

手当Bと基本給を増やす額は小さく間違えとったんや

あと、最初に銭闘しとった時の見てた資料そもそも間違えてたとか色々あったんやけど、とにかくワイの給料決めるマンが足し算や引き算も満足にできへんヤツなのは間違いないんや……

(足し算引き算はExcelがやっとるからコイツが間違えてるのは足す値のセルや引く値のセルを間違えるタイプのアホやけど、まあ同じことやろ)

会社としては「言われた通りに減らして、言われた通りに増やしたのになんで文句言われなあかんねん?」状態

会社的にはもう一年ぐらいは俺の給料変えるのは変な話やから、もうこのミスは取り返しがつかんのやで……

普通人間やったら、検算がてら3枚の稟議書の値を足し引きして、ワイと合意した数字になってるか確認するんやろうけど

コイツマジでホゴバカから、そんなこともできへんねん

最終的に俺とコイツ合意したN万円という数字に興味がないからこうなるんやろうな

2021-01-07

仕事で朝から晩まで稟議書を書いてて上司とその上司さらにその上司添削されまくってたんだけど

気が付くと妙に文章力が上がっていたよ

2020-11-25

anond:20201125090744

うちの会社決裁箱あるけどあとからどんどん上に稟議書が重ねられていって

上司も上から決裁していくもんだから一番最初に回したはずの稟議が後回しになることが多い

2020-11-20

VS Codeときインストールするのに稟議書書かされてるんだが

目的とか所有者とかメーカーとかもういいだろ

安全性担保しろ」とかマジかよ

2020-07-31

以前同じ部署に小言ばかりいってくる糞面倒くさいAさんという社員が居た

年次でいうと自分よりも3つ上だがさほど有能というわけでもない

初対面のときから感じ悪い人だなと思っていたが、仕事を進めていくと更に関係性は悪化した

自分作成した文書稟議書はAさんを経由して課長部長へと上がっていくのだが、Aさんのところでいつも無駄に止まっている

やっと作業をしてくれたかと思うとどうでもいい些末な点を挙げ足をとるように指摘してくるので、「そういうのはどうでもいいから早く回すことに専念してくださいよ」と言ってしまたこともあった

その後、2年ほどしてAさんは他の部署へ異動したのだが、異動後に自分案件について事務処理ミスや他部署からクレームが頻発するようになった

Aさんは事務処理にも精通していて、予めエラーが出そうなところは手当し、他部署からクレームが出そうな案件についても根回しを済ませたうえで稟議を回していたのだった

そんなことがあり落ち込んでいたところでAさんと社内で会う機会があったので、「前は色々と迷惑おかけして申し訳ありませんでした」と謝罪した

別にいいよ その分お前も後輩社員の面倒を見てやれよ」とでも言って済ませてくれるのではないか勝手に思い込んでいた面も無い訳ではなかった

そういうのを全てAさんには見抜かれていたのだと思う 

卒業式とか同窓会とかでイジメっ子がイジメていた奴に謝る的なアレ、自分がすっきりするために勝手に謝るやつみたいな感じなのだ

自分よりも年上の人間に対してあれだけ礼を失した態度とっておいて、申し訳ないの一言で済むと思ってる時点で頭がおかしい」

「根回ししていたのもお前のためじゃなく、自分評価を上げるため。お前みたいに自分の力で全部出来てると勘違いしてる若手を裏でフォローすると上はすごく評価してくれる」

普通ならその場でミスを指摘するんだろうけどお前の態度が気に食わなかったから全てお前に分からないように修正したり根回ししたりした

 だからどうすれば上手く案件を回せるかお前は全く分かってないだろう せいぜいこれからミスを連発してくれ」

「何かの間違いでお前とまた同じ部署になったとき、俺の職位が上になってたら出社拒否したくなるくらいまで徹底的に追い込んでやるから楽しみにしてろ」

と吐き捨てるように言われた

全て自分の撒いた種なんだから仕方ないよなあと思いながら、こちらに背を向けて歩き去るAさんに向けて鼻くそ丸め飛ばし

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