【追記】
思わずしていろいろな方に読んでもらえて嬉しいです。
ただ、一部の私の言葉の使い方がまずくて気分が悪くなってしまった方には本当にごめんなさい。
祝ってくださった方、ありがとうございました!
【本編】
40歳の誕生日を迎えた日に私は、自称”地元の郷士”を名乗るご年配のご婦人に罵倒されていた。
なんでも、絹ごし豆腐と思って買ったそれが木綿豆腐だったらしく、絹ごしの気分だった喉が酷く傷ついたらしい。
何できちんと「これは木綿です。絹ごしではありません」と明記してくれなかったのか、と。
たしかにそれはたいへんだ、申し訳ないことをしたと思いながら無心で謝罪をしていた。
その心の裏側では今どきのゴーシさんって自分で豆腐を買いにくるのか、ゴーシさんもご多分に漏れず人手不足なのかなぁ、と余計な憐れみを感じていたことをあわせて詫びていた。
そんな心を癒してくれるのは、いない恋人でも友達でもなく、ヲタ活だった。
これさえあればどうとでも生きていける。
ずっと自分の推しを追うことに残りの時間全てを捧げようと決意した。
田舎住まいの私には、推しのコンサートチケットを入手する手段はコンビニ発券しかなかった。
コンビニ店舗に設置してある端末を使って引換券を発行して、店員さんにお金を払って紙チケットを発券してもらうやつ。
ある日、講演が近づいた某コンサートのチケットを発券するため、近所で唯一のコンビニに行くと
とてもびくびくした様子の店員さんがあたふたした様子で対応してきた。
「あの、私新人で、いまちょうど一人しかいなくて、わからなくて、、、」
毎日毎日、すげー”偉い”と自称されるお客様相手の仕事をしていた私はそういうの自分のことにしか思えなく、
「いいよいいよ、ゆっくりやってくれれば」
と本心から告げると多少は落ち着いてくれたらしく、その後、たどたどしいながらも何とか発券までたどり着いて
「おおー 券出たね やったね」
と口にしたら
「よかったー ありがとございますぅ」
と安堵した表情に何故だか自分自身が救われる気持ちがして、清々しく店を後にした。
と、多分普通はこれっきりのちょっと気持ちが和んだいい話で終わるところだろうけど、
発券できる場所が近所にたった一つしかないド田舎でヲタ活邁進を決め込んだ私と、
バイトできる場所といったら同じく唯一のコンビニしかないその人とが顔を合わせる機会が積み上がっていくのは必然で、
ある時「これ、すいません、ご迷惑かもとはわかっているんですけど、どうしても、、、」と泣きそうな顔してLINEのIDを渡された。
その時にはさらに年月が流れてて自分は41になっており、そこまで生きてきててもこんなことただの一度もなかったから。
与えられた好意。
実はその人もヲタ活盛んな人で、しかし推す方面が全く異なっていて、逆にそれがお互いを刺激し合い、
ますます惹かれる存在になることは付き合い始めて知ることになる。
これからもいろんな推し活を一緒にして、たくさん楽しい事したい。
推し活は軒並み中止。
私は当時働いていた偉いお客さま方が集う職場を急きょ解雇された。
あー
やっぱ私にはいい事なんてないよねー 知ってる知ってるわかってる。
対して、そんな昨今に立派な就職口が決まった元コンビニ店員さん。
身の程をわきまえて、自ら身を引くことを決意してそう切り出した。
そしたら、すごく泣かれた。
お客さんに怒られることが怖くて不安でたまらなかったレジ打ちバイトのときに、自分のきょうだいに接するみたいに優しくしてくれたこと、
全くのジャンル違いのヲタ活を尊重して一緒に楽しんでくれたこと、
優しくとか、尊重とか、正直全くそんなことを意識してたことはないんだけど、
”かけがえのない”と思ってくれていたことに感動して、もう何十年ぶりかに自分もアクビか足の小指をこっぴどくぶつけた時以外の涙を流して
こんなしょうもない身空な自分だけど一緒に生涯ずっといて欲しいと懇願した。
当時のパンデミックはそれはそれは酷いもので、結婚式場は軒並み経営難を強いられていた。
そんなときに「パンデミックおさまったら絶対に式を挙げるぞプラン!」というものをやってる式場をたまたま見つけた。
なんでも2020年を起点にした年数後分、割り引いた挙式費用を前払いすると、本当にその費用でやってくれるという。
最大は2024年まで、当時の4年後だ。
もしかしたらその式場自体が経営破綻してなくなるかもしれない。
そこでかけてみることにした。
2024年(4割引き)プランに申し込みして、式場も関係も破綻していなければ、本当に結婚してほしい。
私がそう言うと元コンビニ店員さんは「勝ったなガハハ」みたいな顔して快諾してくれた。
来月、2024年6月2日(大安)、結婚することとなりました。
2019年、それまで仄暗い毎日を過ごし、ヲタ活以外の残りの全てを諦めていた自分が、結婚。
ついでに仕事まで失っていたけれど、その後まぐれでホワイトな工場事務職に再就職できて
あー
生きていれば、
偏屈にならなければ、
こういう展開もあるんだ。
初めて知った。
ちょっと遅かったかもしれないけど、これからもいろんな推し活を一緒にして、たくさん楽しい事したい。
キッーー!!うらやましい!! オレのぶんも幸せになってくれ!! お幸せにな!!
キッーー!キキッーー!ブヒッーー!🐷
なんだこれ 生きていれば、 偏屈にならなければ、 こういう展開もあるんだ。 は? 55歳童貞独身一生縁のないまま死ぬの確定の俺の前でそれ言うか? なんだこいつ 死ねよカス ボケ
偏屈なおじいさん乙
偏屈な人にこういう展開はありません
これを見たかった ありがとう
はい偏屈ー
匿名の増田で「死ね」なんて殆ど聞かないのは 皆んなが最低限の人間性を備えてるからですよ。 なんだこいつ 死ねよカス ボケ ボケてるのはお兄さんの方です。 社会性の最後のカケ...
まず周りが人として接するべきじゃない?
いや接するのはお前だから人として最低限にあたる平均以上の人間性を初手から発揮しなければならないのはお前
なんか優しい……
ぐえー死んだンゴ
普通の人は君みたいに日常生活が怒りに溢れてないんで
消えろ
おしあわせに!
こう言う話が聞きたいんだよ
幼馴染がーとかより、こっちの方が希望が持てるね
そうだねー。
冒頭のぼけたおばあさんをバカにするところで胸糞になってそのあともいい話には見えなかった 性格悪いからどうせ離婚するよ
性格悪いな君は
いいねぇ
これが女の人生はイージーモードってやつか
口調ややり取りの経過からして、 相手の元コンビニ店員が女で増田が男だと思うよ
スカットジャパン2chネタ投稿師の提供でお送りしました。
創作を疑うが良かったな 相手の年齢を書くと恐らく若いのでフェミニストに罵倒されるからその配慮があるのも技だね
つまり結婚できない奴は偏屈といいたいのか? なんでこじらせたオタクはちょっと結婚とかできちゃうとすーぐ今まで自分がいた場所をdisって「私はそいつらとは違う存在になりました...
>> つまり結婚できない奴は偏屈といいたいのか? << はてなを見てると、割と賛同できてしまうメンツが多いから困る
どうやって既婚か未婚かわかるの?
ちょくちょく独身アピールをしてたり、結婚は時代遅れだとか毛嫌いしてる奴を見かけるぞ
わざと性別わからないように書くのなんで?
こういう初っ端から属性で判断しなきゃいけないのはなんで 漫画の内容自体が面白いかどうかじゃなく 描きてが男か女で読む価値があるか判断するみたいなやつ
よっ!幸せ者!二人で末永くお幸せに!!!最高だ!!!
どうせ嘘だろ。知ってるよ
へんくつにならない増田に末永く幸運がありますように
おめでとうおめでとうおめでとう
ドルオタのおじさんと同世代から相手にされない田舎住まいのコミュ障距離無し女子大生と考えると 嫌なリアリティがあって気持ち悪い。
これの女さん側だから痛いほどわかるわ 同年代と交流ができなくて浮いてる中オッサンは優しくしてくれるからキモやなんや言われる世の中で自分は割とそれに救われるんだけど、変に...
約20歳の年齢差なのに娘じゃなくて「きょうだい」なのか…
人には優しくしておくべきだね