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はてなキーワード: 文学部とは

2021-03-15

anond:20210315115010

資格関係ないなら別に薬学部である必要ないし、文学部でも良いんじゃないですかね

理系がほしいならすでに加計学園には理学部あるし・・ってなってしま

まずそこから構造自体をどうにかしないと難しそう

anond:20210315113253

薬学部も十分多いぞ

地味に高レベルではない大学の「文学部」もあまり多くないからあったほうが良いと思う

2021-03-11

地頭信仰ルーツに関する私的考察

増田話題になってたので、いわゆる氷河期世代のおじさんとして個人的体験から思うこと、つらつらと。

つのころから蔓延るようになった言葉を初めて聞いたのは、2001年位のころ、外資系コンサルの人と仕事をしたときのように記憶している。

その少し後の頃から書店ビジネス書コーナーの棚に「外資系コンサルの書いた、地頭を良くする本!」みたいな胡散くさげな本が並びだしたように思う。「フェルミ推定」なんて言葉が出回るようになったのも、多分その頃。

あの頃の日本は、山一證券とか北海道拓殖銀行とか、まさか潰れるとは思わない「一流企業」が相次いで潰れるという経験を経て、バブル崩壊が単なる景気循環ではなく、とんでもないことが起こっているということをようやく自覚しつつも、その後「失われた30年」が訪れるとは露一つも思わず希望を持っていた。

バブル崩壊前の多くの日本人は「学校勉強ちゃんとやって、一流の大学にいけば、その後はいいとこに就職できて一生安泰だ」と素朴に信じていた。

その頂点には、東大法学部をでて大蔵省(現・財務省)に入るという“エリートコース”があった。かつて、東大法学部学生就職の話をするとき司法試験公務員試験も目指さないでいると「え?君、民間志望なんだ!」などと言われたらしい(という話を東大文学部出身の人に聞いたことがある。「だから法学部の奴らはいけ好かないんだ」と)。

まあ、普通大学生には、そんな雲上人気持ちはわからなくても、文系なら都市銀行総合商社大手損害保険会社あたりを頂点とした就職ヒエラルキーが、かつての日本には厳然として存在したのである

そんなものは、山一證券社長が涙ながらに「社員は悪くないんです!私らがみんな悪いんです!」と謝罪しながら同社の廃業を決めたあたりからガラガラと音を建てて崩れていった。と、同時に日本という国は低迷して現在に至るわけである

そんな中で、人気の就職先としても少しずつ存在感を出してきたのが「外資系コンサル」というやつで、そんな奴らがやたら振り回してた言葉が「地頭」という印象がやたら強いのであるあくまでも個人観測範囲の話だが。

日本学校で身につけるような、与えられた定型的な問題に解答するだけの「頭の良さ」だけでは、この大変革を乗り切れない! これから時代を乗り切るには地頭の良さが必要だ!みたいなアオリも一頃はやたらとみかけた。地頭力などという不思議日本語も生まれた。

で、地頭という言葉俗語としては定着したようだが、結局、地頭ってなんなのかよく分からないままひろまって、「まともな言論」ではあまり見かけないように思う。そして、日本の低迷はずっと続いている。

anond:20210310120801

2021-03-10

心理学部を出ても読心術は使えない

薬剤師試験を受けられない薬学部だってあるじゃん

文学部卒業しても作家にはならないでしょ?

2021-03-07

町山智浩高橋ヨシキ早稲田

自分たち男性コミュニティ内部でのホモソーシャル関係を優先して、平気で女性尊厳を踏みにじるのも、二人が「早稲田大学出身者」と聞くと納得がいく。

早稲田大学文学部渡部直己セクハラ事件が発覚した時も、被害者である大学院生女性とその支持者に対して、大学側と渡部直己の子分の教員が「口を噤むように」と圧力を掛けていた。結果的渡部早稲田大学を止めたものの、結局は早稲田派閥文学ムラのコネ仕事を恵んでもらって生き延びている。

まともに実験ノートも書いていない生物学者学術上の新発見をしたと大々的に取り上げたのも、彼女早稲田人間だったから。

高校生野球部員が練習試合ホームランを打ったとわざわざニュースにしたのも、彼が早稲田人間だったから。

早稲田派閥は、悪い意味で「仲間意識」が強い。業績が怪しい人間でも「早稲田人間」であれば、マスメディア内部にいる早稲田OBスター祭りあげようとする。

たとえ不祥事を起こして職を追われても、生き延びられるようにと早稲田派閥が便宜を図る。そのため、現在早稲田内部に存在する不祥事予備軍の人間たちにも歯止めが掛からない。

anond:20210307085936

東大文学部じゃない子が想像でそれ言ってたら憫笑だしね

2021-03-06

ナス大学ナス学部ナス専攻

ナスがよくとれるので那須市だが、本当は茄子市がよかった、と臆面もなく語る人々がくらすその街にある大学名前はもちろんナス大学

可能性の広がりを名前からも示すため、あえて漢字は使わずナス大学」と表記する、と決めた初代学長苗字は当然「那須」で、そんな調子なので日本初にして世界初ナス学部なんてもの存在する

ナス学部はその名の通りナスについて学ぶ学部で、専攻は三つに分かれる

なかでも極めつけのナスエリートとされるのが、ナス専攻

ナス学部ナス専攻とはなんなのか、医学部医学専攻、文学部文学専攻みたいなもので、漠然としすぎているではないか、というのはごもっともで、ナス専攻の学習内容は多岐にわたる

ときには生物学的にナスをひもときときには歴史上に現れるナスを探し、ときにはナスの持つ記号学意味を論じ、ときにはナスの絵まで描く

とにかく、ナスナスナス

学部のたった4年間ナス専攻に在籍しているだけで、その人間人生ほとんどナスになってしま

ナスを見れば飛びつき、ベランダナスを育て、食事ナスばかり、那須という苗字を得ることを目的結婚をし、子供ができればナスという名をつけ、ナスだけを与えて育てる

そういう存在になってしま

2021-03-02

何も考えたくない

ちゃん推敲してないから読みづらいかもしれない

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覚えている限りでは幼稚園の時から人間関係でつまずくことが多かった。

確か習い事でも同い年くらいの子に失礼なことをして泣かせたことがある。

勿論母には怒鳴られたが、

当時は何故それがいけないことなのかわからなかった。

たぶん今もはっきりした理由はわからないけど、

同じことが起きたらとりあえず取り繕うことはできる、と思う。


この辺が自閉っぽいとは思うが特に診断は下りていない。


母に勧められて絵や工作を習い始めたが、

上手く喋れないぶん作品で何かを表現するのは楽しかった。

心の中の燻りが消えていく気がした。


将来は芸術関係仕事がしたいと思っていたが、

それは難しいと母に言われた。


小学校でも中学でも対人関係が上手くいか勉強に集中しきれなかったので、

それなりに勉強して行ける高校ならどこでもいいと思っていた。

この時はまだ漠然漫画家になりたいと思っていたが

どこかに原稿投稿するとかは全然やっていなかった。


高校に入ってから母に言われるまま目標もなく予備校に通い始めた。


地元高校に進学したこと関係あるかどうかわからないが

高校でも対人関係は上手くいかなかった。

今考えると、もしかしたら地元高校じゃなくても対人関係は上手くいかなかったかもしれない。


高校卒業後の進路。

当時の学区内で上位3位くらいに入る高校に在籍していたので

大学に進学するか専門学校に行く人が多かったと思う。


予備校での3者面談で具体的に志望校を決めないといけなくなった。

スクールカウンセラーになりたいとうっすら考えていたので、心理学科のある大学希望した。


1年浪人したが、希望学科に入ることができた。

摂食障害になったりもしたが、留年することなく4年生まで進級できた。


浪人中にファーストフード店バイトをしてみた。

飲食店には向いていなかったようで受験勉強理由に3ヶ月で辞めた。

ここで働くまで、自分飲食店で働けない人間だとは知らなかった。


大学入学直後に事務というか雑用アルバイトをしたが、

電話対応と来客対応が恐怖でしかなかった。

書類確認などの軽作業も他の先輩と比べて遅かった気がする。


他にもデパート接客をやってみたが、覚えが悪く、しょっちゅう社員さんにフォローしてもらっていた。

2か月くらいで辞めたと思う。


大学卒業後の進路を考える時期になって、

大学院に進学するお金が家に無いと親に言われた。


色々な職種を受けてみたが、母には全てケチを付けられた。

母は公務員を強く薦めてきた。

母のビジョンでは、私は大学在学中に資格を取るはずだったらしい。

文学部だったのだが、司書学芸員正規採用の倍率を知らなかったのだろう。


この学科卒業生の進路はカウンセラーだけではないというのは

1年生の時に先輩から聞いて知っていたし

一度社会人になってから大学院に行ってまでスクールカウンセラーになりたいとは思わなかったので、

とりあえず就活を片付けることにした。

就活は難航した。

やりたいことがわからなくなった。

首都圏にいたのだが、東日本大震災関係あるのだろうか。


最初印刷の軽作業をする会社就職した。

電話応対や来客対応も無く(そこに居続けたらいずれ任されたのかもしれないが)

単純作業のみで敵羽も悪くないと直属の上司に褒められたのが嬉しかった。


半年の試用期間が終わる頃、

社長から勤務態度の悪さを指摘され、正社員として採用されなくなってしまった。

なのでアルバイトとして約2年働き続けた。

親には、なんで正社員になれないの?と詰められた。



勤務態度の悪さというのは、気が利かないということだったと思う。

うろ覚えだが、社会人としてのマナーが身についていないということだろう。

あと乗せられて言った私の軽口を社長が真に受けていた。


そこではパワハラを受ける社員がいる一方、

ミスの尻拭いを従業員全員にやらせ社員いつまでもい座らせていた。


そこで週3日程アルバイトをしつつ正規仕事を探すと親には言ったが、

就活が怖くなった私にそんなことはできなかった。


親は私に「何かやりたいことはないのか?資格を取れ」と強く薦めた。

何を今更と思ったが、

私は職業訓練HTMLillustratorPhotoshop勉強をして、デザイン仕事を探した。

半年間の職業訓練が終わりに差し掛かった頃、正社員として希望仕事内定を頂いた。


職業訓練ではデザインについてそれほど詳しく勉強したわけではないので、

就職してからデザイン勉強をしなければならなかった。

それよりも私がこの仕事をする上で致命的だったのは、

仕事の進め方がわからない、

なにがわからないのかわからない。

それで、納品物が納期ギリギリになっても完成せず、先輩にほとんど作成してもらった。

上司に「貴方は頼まれたことはきちんとやってくれますよね」と言われたのは何だったのか。

これは裏を返せば言われたこしか出来ないということになるんだが……。

この仕事は5か月で辞めた。


そして以前通っていたメンクリで知能検査を受けたが、正常の範囲内とのことだった。

私はただの出来の悪い人だということがわかった。


色々なところに応募しては落ちてを繰り返し、1年程間を空けて受付事務パートをすることになった。

ワンオペだったので、来客対応以外にもとにかく色々やった。

しかし2週間たつ頃には違和感を覚え、4ヶ月で退職した。

私を採用した人は、なんでこんなこともできないの?と不思議に思っているようだった。

なんでって……こっちが聞きたいが。


貯金が少なく焦っていたが、半年後に、派遣社員としてOA事務仕事をすることになった。

ここが一番働きやすかった。

主な仕事エクセルへのデータ入力

手順書があって、成果物クロスチェックされ、電話は決まったところからのみ。

従業員人間関係も穏やかだった。

派遣から正社員になった人が何人かいるらしかった。


そこで働いて2年程経った頃、親に「今の職場正社員になれないのか?」と訊かれたので

それをそのまま上司に伝えた。

「誰でも勧誘しているわけではない」と回答された。


正社員になれないと親がまた詰めてくることは予測できたが、

居心地の良い職場ギリギリまでいたかったので、次の仕事は全く探していなかった。


この会社派遣期間が満了する頃になると、国内新型コロナウイルス流行り出した。

失業給付が終わっても仕事はまだ見つからない。


せめてコンビニ飲食店で働ける能力があれば良かった。


から見たらぜんぜん頑張ってるように見えないと思うけど、もう親含めて他人の機嫌うかがうの疲れた

まりにも面接に落ち続けるとちょっと無敵の人気持ちがわかってくる。

もし兄弟がいなかったら思い切ってたかもしれない。

まだ死ぬ勇気は無いけど、このまま生きててもいいことないから死んだ方が早いなと思うことはある。

2021-03-01

2.5流の大学を出て大手企業に入った自分を許せないでいる

数年前に四年制大学卒業した。名を佛教大学という。

いわゆる中堅大といわれるところだ。平均偏差値は45くらい。滑り止めで入った学生が大半を占める。私もその一人だ。

大学4年間のことはあまり覚えていない。アルバイトサークル活動であっという間に過ぎていった。

記憶がない。本当に記憶がない…自分は何をしていたっけ? そこまで無為には過ごしてはいないはずなんだけど、私の記憶水槽の中には、講義中にボーっと過ごしていたこと、学食でいつも一人ご飯を食べていたこと、飲み会のノリについていけずにちびちびと酎ハイを啜っていたこと――大した思い出は詰まっていない。

こんな自分だけど、景気がよかったおかげか、いわゆる大手企業入社できた。この業界では一流とされている。

会社名を出したとすると、「いい大学を出ていない人でも社風がマッチすれば内定が取れそう」といったイメージを持たれることだろう。

私自身を殺したい。

子どもの頃は、絶望とか、虚無とか、疎外感とか、そういったものを感じたことはなかった。アニメドラマに出てくる人達がそういう状態になっていても、自分には関係がないと確信していた。

大学回生の秋になって始めた就職活動で思い知ることになった。通っていた大学レベルの低さを。

志望していた企業説明会すら受けられない。どれだけ気合いを入れてエントリーシートを書いても、通過率は2割に満たない。大手企業に至っては、今の会社以外すべて門前払いだった。

うすうす分かっていた。

学際サークル所属していたが、大学名で見事に序列ができる。特に、異性なんかは、私が大学名を出した途端に空気が変わる。嘗められている感じ――こいつはイケそうと思われている感じ――頭が弱そうと思われている感じ――とにかく、私が大学名を名乗ると、話相手だった人間の態度が変わる。心が変わる。私に対して変わる。

どうして私はあの時、浪人選択しなかったんだろう。どうしても行きたい大学があったのに。

あと少し頭の回転が速くて、あと少し努力ができて、あと少しだけ運がよければ合格できた。だったら浪人した方がよかったのに。

もうこんな年になるのに、あの当時の夢を見る。夢の中の私は、浪人を選んでいる。それで、もっともっと勉強して、第一志望の大学どころか、さらに上の国立大学合格して、それでも第一志望の私立大学を選ぶのだ。

朝になって目が覚めて、これが夢だとわかって、通勤中に夢じゃなければよかったのにと思い、勤務中に昔の自分を思い出しては嫌悪を感じ、過去自分に鞭を打つ。

こんな苦しい思いはしたくない。どうすればいいのだろう。



もう少しだけ聞いてほしい。もっと話せば、気持ちの整理がつく気がする。

まらなくないように配慮する。増田に書いてはいけないことを書くかもしれない。でも、それはフェイクなのでセーフということにしてほしいんだ。そういうことにしておいてほしい。頼む……

エピソードひとつ挙げる。私がまだ入社1年目で、転職エージェント見習いだった頃、先輩から課題が振られた。私ともう一人の同期の男子に。

その先輩は、事業所内でも実力のある若手だった。今では私の直属の上司だ。当時は、新人だった私のサポーターとして色々教えてくれていた。

課題というのは、転職希望リスト履歴書職務経歴書+参考資料)の並び替えだった。何十枚ものクリアファイルの一つ一つに、転職したい人の情報が挟んである

「お前ら2人で勝負な。これを並び替えといて。ルールは任せる。変な並びになってても、そのとおりに使うから。元に戻したりしない。その代わり、変なの作ってきたら今後のことは考える」

先輩が椅子腰かけていた。その目の前で、私と、同期の子が一緒に並んで話を聞いていた。先輩の指示を聞いていくうちに、どんどん不安になっていった。

昼ごはんの時のコーヒーが喉に絡んだ。いま話をしたら、変な声になるんだろうなと思うと、先輩の顔を見ることができなかった。スカートの上の方を握りしめて、離して、握って離してを繰り返していた。

納期は設定しない。ゆっくりやれ。でも、勝負からな」

勝負なんてしたくなかった。負けるに決まっていると思っていた。

「彼」は、私の同期だったけど、私とはレベルが違った。関西にある一流の私立大学を出ていた。浪人留年もしていない。そのうえもちろん、新卒入社だ。

私が行きたかった大学だった。それも法学部。私は1日に10時間以上もの勉強半年以上も続けて、模試で一番判定がよかった政策学部を受けたものの、合格点まであと30点も足りなかった。

でも、その彼は、高校3年生の夏頃まで、週に何度も同級生麻雀をしていたという。子どもの頃からサッカーをしていて、イケメンで、背が高くて、空気が読めて、……私よりも頭がいい。

4日後、私たちは小会議室に呼ばれた。

部屋の中央に長細い机がふたつ重なっていた。その上に、個人情報の詰まったクリアファイルの山が置いてある。私がまとめたのと、彼のだ。

彼は緊張している様子だった。いつもはニコニコしているのに。

「こいつの見てみ」

こいつ、とは私のことだ。彼は私が整頓したグループを手に持つと、指先で丁寧に捲っていった。

「お前も」

先輩から、「彼」が並び替えをしたクリアファイルの山をもらった。

……整然としていた。業界職種、特技、資格学歴――様々なカテゴリがきめ細かく揃っていて、一周する頃には、誰がどの辺りにいたのか大体思い出せた。

私は「彼」の方を見た。彼も、視線と体をこちらに向けた。

「参りました!」

芸人みたいなリアクションを取りながら、彼は私に頭を下げた。おどけた様子だった。

「俺のより〇〇ちゃんの方が絶対いい」「俺にはこの視点はなかった」「営業所全体で共有しよう」

そう言って私のことを誉めそやすけど、上っ面だった。こいつは私のことを馬鹿にしている。

「頑張ったな。こんなの作れるなんて、感動してしまった。お前はすごい」

声の方に体を向けると、先輩が、笑顔とも苦笑とも取れない顔つきで長机に肘を置いていた。

「そうでしょ!〇〇ちゃんスゴイって思いました」

彼の言葉は嘘だ。この場をごまかすためだけにしゃべっている。その証拠に、ネクタイの首元を撫でるように触れている。

「でもな。今回は、〇〇の勝ちとは言い難い。というのも……」

ほら、やっぱり。

もうロクに覚えてないけど、仕事の速度、コストパフォーマンスという言葉が出てきたのは覚えている。彼は、これを1日で仕上げてきたらしい。私は3日かかっている。だから、私の方が質がいいのは認めるけど、私の勝ちとは言い切れないって。

先輩は、彼と同じ大学だった。同じ部活か、同じゼミか忘れたけど、とにかく繋がりがあった。だからだと思った。彼のメンツを潰さないように配慮した。

先輩は、「彼」の顔を立てた。私がどれだけいい物を作ろうと、彼と同じ日数で完成させようと、彼がどれだけよくない物を作ろうと、『私が勝てない』という結果は決まっていた。

先輩は、私よりも彼の方が大事で、だから私をダシに使ったのだ。

しかった。涙が出そうになった。手と指でごまかした。

彼は、小会議室から出てすぐ、ディナーに誘ってきた。「ご飯行こうよ」と言われた。「泣かんでもいいじゃん。俺が負けたんやし」とも。

行きたくなかった。彼は私を馬鹿にしている。そんな相手食事はできない。

彼だけじゃない。私だって私を馬鹿にしている。私は頭がよくないし、子どもの頃から自分意思を実行する力に欠けている。

甘えたい私に負けて、自分自分に誤った道を導き続けてきた。だから、こんなに情けない今がある。周りにイジメられて弱くなったんじゃなくて、私が私と一緒に弱くなっていった。

これから自由にはなれないだろう。私が、私自身と気が合わないからだ。私が、私自身を恥じて顔を赤くするからだ。

私が先輩に提出したリストは、ある一つだけのルールに従っていた。

転職できる可能性順だ。社内にある過去転職データを基に全員をランク付けして、数か月以内に転職できそうな人はAランクほとんど可能性がなくて放置が望ましい人はCランク、それ以外はBランクにした。

クリアファイルの中の転職希望者は、その全員が20代後半までだった。

なのでこの場合優先順位は、①学歴、②社会人経験特に新卒で入った会社)、③希望する業界職種企業名になる。

学歴というのは、社会人として死ぬまで一生ついて回るものだ。転職エージェントとして一人前になって何年も経つけど、いまだに実感する。

②も大事だ。どんなレベル会社に籍を置いていたのか気にする企業は多い。その人が第二新卒だったらなおさらだ。有名な会社だと、欲しいスキルを身に付けているか予測やすいこともある。

③は、そこまで重視しなかった。本人が望んだ会社でも成功しないことはあるし、逆に志望していない会社でも、受けてみたら案外よかったということもある。

この時、私が見た転職希望者の中に、佛教大学卒業生がいた。

詳しく書くわけにはいかないけど、いわゆる高望みだった。小売業界で働いていて、とある電子機器メーカーを志望していた。それも一流の。

結果は目に見えていた。その電子機器メーカーの干飯スキルと本人のそれがぜんぜんマッチしていない。いわゆる論外だった。

その人の書類を2、3分ほど読んで、Cランクの一番下のあたりに入れた。そうせざるを得なかった。切ない気持ちになった。



今こうして自分の想いを整理してみると、母校への恨み辛みの感情は確かにある。

『嘘』を吐かれたからだ。

講義とか、就職関係行事などで、大学先生事務職から、「うちの卒業生はすごい!」という話を聞かされたり、アピールされたりすることがあった。

とある文学部先生が言うには、数十年前に国家公務員一種試験合格して法務省採用された人がいたらしい。後にも先にも、佛教大学卒業してキャリア官僚になったのはその人だけということだ。根が真面目で、卒業必要単位をすべて取っても、まだ大学に通っていたらしい。

とある社会学部の先輩が言っていた。(当時から数えて)数年前に、伊藤忠商事内定した人がいると。その人は、とにかく忙しい人で、講義にはあまり出席せずに水商売仕事に明け暮れていたらしい。それでも単位を順調に取得して、教職課程最難関の講義ではチーム全員で百点満点を取って、大学学園祭ではパヒュームダンスを踊ってウケを取って、とにかく活動的な人だったらしい。

私が在学中、社会人の先輩を囲んで話を聞く懇談会があった。就職活動中だった私は当然参加した。その会場には、いろんな会社の人や大学院生やNPOの人が来てくれていた。基本的に先輩方をちやほやして、実りのある話を聞く会だったのだけど、中でも別格だったのが、とある学校先生だった。

見た目は40代前半くらいだったけど、教育学部先生から熱烈な歓迎を受けていた。熱烈とかを超えて、もはや神扱いだった。懇談会が進む中で、その人が教師として実績を上げたことで、地元教育委員会に赴任して、〇〇教育(※よく覚えていない。社会教育とか生涯教育だった気がする)の分野で課長職にあるとのことだった。

相応に高齢で、そのうえ高い地位にある大学先生が、どうしてはるか下の人を神扱いするのだろう。当時の私には不思議光景だった。でも、とにかく、この会場にいる卒業生の人達がすごいことが伝わってきた。

すべて『嘘』であるとわかったのが就職活動の結果だった。学生が六千人もいれば、凄い人は必ずいる。ただそれだけのことだった。私は、私が才の足りない人間であることを理解できないだけだった。

大学について思うことがある。社会人になってそれなりの年月が経つけど、今いる会社の人に比べると、常識のない人、精神的に幼い人、人格おかしい人が多かった。

常識のない人

健康のために週3で通っていたトレーニングルームは、体育会部活支配していた。彼らは、50キロ以上ものバーベルを両手で上下させて1セットを終えると、上空からマットに投げ捨てていた。凄まじい音がするうえに、危険まりない。その横では、ベンチプレスをしている後輩の体をイタズラで小突く先輩がいた。一応、社会人利用者も同じ室内にいるのだが、誰も注意することはない。ほかに危険行為をしていた。

精神的に幼い人

講義中によくある光景だった。隣にいる人が先生に当てられるのだけど、その人は答えない。ノートを見ると、ちゃんと取っているように思える。答えだって書いてある。でも、こういう人は答えない。わかっていても、わかっていなくても、だんまりを貫くのだ。いわゆる、「大学生になってはいけない人」だった。行動が大人レベルに達していない。大学生は大人でないにしても、ひどすぎる。

人格おかしい人

私が在学中に、野球部の人が後輩に当たり屋強要して逮捕された。その人は、上に書いたトレーニングルーム危険なことをしていたうちの一人だ。柔道部の部室からは、たまに悲鳴や怒号が響いていた。ある土曜日の昼に中を覗いたところ、中で女子部員がされていた。すぐそばには、先輩に殴られたと思しき男子部員が長椅子そばで震えていた。

すぐに1階に走って行って、警備員の人に事情説明した。彼らが2階に上がっていったところで、心臓が痛くなって、気分が悪くなって、吐き気がしてトイレに行った。事の顛末も知りたくなかった。トイレから出ると、まっすぐに家に帰った。

大学卒業するまでの私は、一流とか、一流に準ずるとか、そういう組織所属したことはなかった。

大学だけでなく、中学高校もそうだ。当時、私が住んでいた地方都市では名門と呼ばれる高校に入ったものの、大人になってから、その名声がまやかしであると知った。

数年前のことだ。中高一貫校であったその学校が――中学卒業とともに別の高校に行く生徒を卒業式に参加させない慣行があったことがわかり、教育委員会から是正指導を受けていたことを知った。最近では、英語教師が、校内での英検試験実施後に、問題をすべてコピーして持ち帰っていたことが新聞沙汰になった。

高校だけじゃない。中学もそうだ。都市部の端っこにある、いわゆる貧困地区で育った私が、校内暴力その他の犯罪行為に塗れた母校に誇りを持てないのは当然だった。年に一度は田舎に帰るけど、あの学校が今はどうなっているのか、見に行ったことは一度もない。



このあたりで最後にする。自分の想いばかり書いてしまって申し訳ない。

学歴コンプレックスに打ち勝ちたいと思っていた。自分が何者でもない感じを拭いたかった。

私は運がよかった。中堅大学から大手企業に入ることができた。誰もが一流である認識するであろう組織の一員になれた。でも、拭えないんだ。ぜんぜん。

飲み会などで「大学どこ?」って聞かれる度に、嘘を答えたい気持ち抗うことになる。実際に、嘘をついたこともある。

嘘をついたら、その時は楽になったけど、後で罪悪感が浮かんでくる。自分自分を許せない気持ちになる。

どうして、あの時の私はもっと努力をしなかったのか? どうして、あの時の私は浪人を選ばなかったのか? どうして、あの時の私は第一志望の大学に行けなかったのか?

何が正しいのか。頭ではわかっているし、心でもわかっている。

シロクマ先生ほか、有名なブロガー記事を読んでいて感じることがある。今の社会を生き抜くにあたって大切なのは自分自身を愛せることだ。そのためには、ありとあらゆる活動に手を出して、得意な分野、自分にとっての「たましいの仕事」を見つけて、自分を作り続けていく。それを繰り返すうちに、自分を愛することができる自我生まれる。

私にはできない。社会からどんなに認められても、自分を愛することができない。

今の私の転職エージェントとしての実績は、先ほど述べた「先輩」よりも上だ。数字でいえば、先輩の現役時代と比べて1.3倍以上の開きがある。営業所の若手の中では、私が一番多く給料をもらっている。部下も4人いる。みんな可愛い。私を慕ってくれる。最近、「彼」もできた。

満たされない。いつ、どんな時でも、高校時代努力が足りなかった自分を許せない。おそらく、死ぬまで過去自分を許せないんだと思う。

最近は、それでもいいかと思っている。思えば、この気持ちに向き合うことで私は成長してきたのかもしれない。

だったら、この、昔の自分が許せない気持ち感謝すべきなのかもしれない。むしろ、持ち続けるべきなのかもしれない。

ここまで聞いてくれた人、ありがとう

公共の場愚痴をこぼしてごめん。

涙が止まらないんだ。

昔の私に、いつか伝えてみたいことがある。

「諦めないでくれてありがとう」って。

2021-02-06

anond:20210206230801

だったら工学部とかも制限すべきでは?医学部学生に1人1億とかかかってない、むしろ工学部のほうがかかってると東大工学部医学部文学部卒業した平岩正樹は言ってる。

2021-02-05

anond:20210205150014

伝統の側が新しい側に迷惑かけるなんて!って怒るという文脈場合、そういうのは無視してそう

まあ別に社会学者って文学部しか居ないわけではないが

2021-02-03

社会学に自浄作用とか言われても困るんすよ、聞いてくださいよ

社会学って要は社会科学における「その他」全部をとりあえず置いておく箱みたいなところなんです。

大きくなって自立したらほぼほぼ別体系であるはずの小さな学問たちが普通に肩を寄せ合って生きてるんです。

それは社会学のとてもいいところだと思っています

当然ですが個々の分野単位ではどこもちゃん学問としての健全さを保つ努力をしています

しかしながら、たくさんある分野のどっかではやらかすとこが出てくるのです。

個々の界隈が狭すぎて、プレイヤー全員が顔見知りみたいな状態になるのが不可避なのもその原因のひとつでしょう。

それをじゃあお前社会学やってるんだから批判しろよ、と言われてもつらいものがあります

哲学の人に同じ文学部なんだから言語学の人を批判しろ、みたいな話になっちゃうんです。

撮り鉄やらかしアイドルオタクに「批判しろ、同じオタクだろ」って言われても困るでしょう。

から、叩くなとは言わないけど、もうちょい目的語を狭めてほしいのです。

主語がでかいならぬ目的語がでかい案件です。

撮り鉄批判するなら、せめて鉄道オタクぐらいには絞ってほしいんですよ。

2021-02-02

そもそも個人売春を気軽にやらせるために

ヤクザ援助交際という言葉発明

半グレパパ活発明したんだ

文学部ではこれを学ぶんだよ

私達は信じている

言葉の力を

2021-02-01

anond:20210201000048

そういう考えに基づくと、社会学って「人文科学」なのか「社会科学」なのかどっちなんだろ

文学部(=人文学をやる学部)にあったり社会科学部にあったり、

工学系の人が近い研究してたりで正直全部を1つのカテゴリにして良いものなのか怪しいって印象。

2021-01-18

anond:20210117132830

http://maeda-daisuke.com/

プロフィール/経歴

神戸生まれる。甲南大学文学部社会学科卒。専攻は哲学社会心理学

ミュージシャンマクドナルドMGR、学習塾講師PCスクール経営

飲食店経営経験1996年心理カウンセラーとして独立開業する。

10年間2000件の臨床経験から

古典催眠現代催眠を駆使して通わずに1日1回で完了する独自の心療プログラム

「かけずに解く催眠療法」(特許庁登録 第5037564号)を開発する。

どことっても完全にアウトなのに、治った人がいるならいい!とか言ってる人多くて本当絶望するわ

2021-01-16

俺の高校可愛い子多かった

 俺の高校普通に可愛い子多かった。ド田舎だが、地元では一番偏差値の高いいわゆる自称進学校。俺はそこにギリギリの成績で入り込んだわけだ。そこで思ったのが可愛い子多いなって話。俺は陰キャ高校彼女で来たことはなかった。成績も下っ端でずっとぼっちからクラスメート担任からバカにされまくり、家庭関係悪化し、普通に地獄の3年間だった。それでも何となく高校が楽しかった。それは可愛い子が多かったからだと思う。やっぱり美人って言うのはそこに居るだけで癒やしになるんだなって思う。無論、嫌なことが圧倒的に多く、もう一度やり直したいかと言われれば答えはノーだが、それでもjkたちのことは今でも覚えてるし、優しくしてくれたわけではないが、居るだけでつらさを和らげてくれてありがとうと思う。

 こんなことして自分でも気持ち悪いとは思うが、高校美人達を振り返っていきたい。

K田R

 ダントツ美人。成績優秀で陸上部所属運動神経抜群という学園ドラマに出てきそうな少女。声も可愛かった。控え目な性格ほとんど男子と話すことのない正に高嶺の花。努力家で勉強部活と頑張ってたから本当に凄い人だと思う。オーラ大人びててとても近寄りがたい。学園祭の時に和服着て、髪をカールにしたとき美人過ぎてビビった。

Y本K

 上記のRの友人。身長170cm以上。スタイル抜群のモデル体型。前見たときに脚の細さに驚いた。Rと一緒に登校してたが、二人並ぶ姿はとても美しかった。学園祭の時にアリスコスプレをしてたが、Rとハグしたとき光景はこの世の物とは思えないほど美しかった。明るい性格陽キャ

T.Y

 K程ではないが高身長。色白で目が大きくて鼻が高い西洋顔の美人上品で清楚な雰囲気。親が金持ちらしく、夏休みにはオーストラリアにいったらしい。

H尾.N

 色黒。やや吊り目、歯並びが少し悪かったがトータルで見れば美人

K折.Y

 色白、スタイル抜群。目が大きく、唇が厚く、鼻が高いハーフ顔。スクールカースト的には陽キャ

T.Y

 目が細いのが玉に瑕。他の人が細身なのに対し、普通の体型。性格大人しい。

K陽.R

 阪大文学部に現役で行ったエリート。色白の上品美人

N川K

 主席高校に入ったエリート。自宅浪一年東大理系に進学した。高身長で恵体。

目が細い

N尾M

 色白・小柄。明るい性格

Y女H

 名古屋大学に現役で受かったエリート。色黒細身。テニス部所属する文武両道才色兼備性格も明るい。

I葉E

 小柄の清楚美人中学からの友人の彼女

K井H

 小柄色白。人形みたいな可愛い見た目だが、性格は冷めてた。成績優秀なのに医学部看護学科に推薦で進学した。

2020-12-30

ツイフェミ論理的っぽい文章分析してみた(お母さん食堂について

Twitterでお母さん食堂について議論されている中、比較的バズっていて目に留まったツイート分析した。

切れ切れになっていると分かりづらいので、まとめてから改行は勝手に入れた。

https://twitter.com/Kumiko_meru/status/1343794177570566144


「お母さん食堂」の何がいけないかっていうのは、実は難しいんだよなあ。

まず日本では、和食料理人は男ばかりであるのに、家庭で料理するのは女ばかりという現状がある。

いろいろ理屈をつけても、料理がどっちに向いてるかではなく要は「同じことでも女がしたら金を渡さない」ということだ。

差別は何でもそうだが、要するに「精神論にかこつけて金を払わず労働力を奪う」ということだ。

和食料理人男性が多いイメージはあるが、調理士の人数比を見ると100:75であり、給与男性平均384万円に対し女性平均284万円で*、

実は調理士は比較的男女賃金差の少ない職種である男性給与に対する女性給与比は、全職種0.69に対し調理士0.74)。

「同じことでも女がしたら金を渡さない」というのは明確な嘘。家事無償なのは男も女も関係ない。

女の人も外で働けばお金を貰えます。男が自宅の畑で野良仕事しても給料は出ません。

家事負担が妻に偏っている問題は、各家庭で話し合って解決してください。


で、「お母さん食堂」だが、これは家庭料理「のような」ものを出す「食堂」をイメージしているのだろう。

無償である家庭料理」のイメージを「お母さん」=女だけで代表させていることで上記搾取構造肯定している、というのがまず1つ。

ここで言う「上記搾取構造」とは、「女性料理をしてもお金を渡さない」ということを指しているのだとしたら、それは上述の通り明確に嘘であるため議論に値しない。

家事負担女性に偏っていることを問題視するのであれば、まあ分かる。お母さん食堂という名称は、家庭料理女性仕事というイメージ再生産するってことね。


そして、「食堂」の部分は「金銭が支払われる」という意味内包している。

実際、コンビニ商品は有料であるし、その利益を得ている会社経営陣はおそらくほとんど男性であろう。

実際にはほぼ女性労働で作られている家庭料理から利益を上げるのは男性という構造があり、二重の搾取になっている。

おまけに、これを宣伝しているのが「女装男性であるということでこのグロテスク構造ダメ押しになっている。

「実際にはほぼ女性労働で作られている家庭料理」というのがよくわからない。

ファミマ商品工場で作っている作業者ほとんど女性ってこと?そしてその人たちをファミマ搾取してるってこと?

労働者は総じて資本家から搾取されてるってマルクス的な考え方はできるけど、それなら男女関係ないよね。

あるいは、「お母さん」って名称を、利益を上げるために男主体会社が都合よく使うのが搾取…というか文化の盗用にあたるってことかな?

「お母さん」は女性の築いてきた文化なのだから、男が利用するんじゃない、的な。

黒人ドレッドヘアを白人美容院採用して利益を出して、そのモデル白人を使うような感じね。

それなら分かるけど、元の文章だと誤読リスクがかなりあるな。


難しいと思うのは、「お母さん食堂」という名称は、差別の原因でも差別本体ではなく、もっと大きな差別構造の1つの表れに過ぎないんだよね。

から、「これを批判して改名させても何も変わらないじゃん」という冷笑派の意見ある意味正しい。

一方で大きな差別構造の、一つの典型的な表れであるからこそ、これを批判することは、差別構造問題提起として分かりやすいんだよね。

から、そういう面では、意味がある。それを高校生問題提起したのは、非常に心強いことだと思う。


全体をかみ砕いて再構成すると、


家事労働女性に偏っている現状が「家庭料理はお母さんのもの」というイメージを定着させている。これは解決すべき課題である男性家事負担しろ)。

「お母さん食堂」はこのイメージ再生産することになるので、認め難い。

また、男性主体会社利益を上げるためにお母さんという名称を使うことも、文化の盗用、一種搾取であり、批判対象となる。


てところだろうか。で、これが論旨と仮定して、ツイ主が何を「大きな差別構造」と捉えているかというと、

男が外で稼いで女が家庭で無賃労働をするという性役割と、その構造固定化する男女賃金格差などを指しているんだろう。

ではどういう社会になって欲しいかというと、男女賃金格差のない、男も等分に家事をする社会ってことだよね。

これだけ言えば、まあそうだよねってまともな人は思うよ。なんでこんな簡単なこと、こんな分かりにくく言うのかね。


あと、個人的には男女賃金格差をなくすためには、女性高校大学を選ぶ段階から文学部とか芸術系とか金になりにくい専攻を選ぶのをやめて、

専門職に就きやす法学工学医療系を選ぶのが良いと思う(弁護士薬剤師プログラマー等の男女給与比は0.82~0.99で格差が少ない)。

あと、夫に家事させたいなら、女に困ってない高収入イケメンを狙うんじゃなくて、家庭的で収入そこそこの地味系を選ぶことでだいぶ期待値上がると思う。

*令和元年 賃金構造基本統計調査

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450091&tstat=000001011429&cycle=0&tclass1=000001138086&tclass2=000001138089&tclass3=000001138093&tclass4val=0

2020-12-12

男がバカから東大入試(理系)が難しすぎる

東大の非医学部理系と、地方国立大学医学部医学科が入試難度で同じレベル

東大理系駅弁医学部どっちが難しいか?というのは永遠神学論争だが、

東大合格者で医学部合格可能レベルの人が大勢いるのはもちろん、

地方国立医学部でも東大合格可能レベルの人も大勢いる。

東大ムリ勢は医学部もムリ)

しかし、冷静に考えるとこれは変な話だ。東大医学部卒で、医者ほど稼げる人はごく少数。

大手企業就職した東大卒でも、30代年収1000万の人なんて、マイノリティだ。

でも、医者なら余裕で1000万円稼げる。

から本来は、東大医学部理系が、地方国立大学医学部よりワンランク入学偏差値が低くないといけない。

そうなっていないのは、高校生(主に男子)はバカから、将来のことを考えずに東大に進学するから

女子は頭がいいので、成績が良かったら、東大受験せずに普通に地方国立医学部受験する。

国立大学医学部工学部文学部も全学部ほぼ同じ学費です。念のため)

2020-12-05

学閥真実

■ 慶應

 いわゆる就職偏差値が高い会社には必ず存在する。

 三田会という組織を中心に、秘密警察のように梅雨時のカビのように広がる。

 結束力がむやみに高く、同大出身者への依怙贔屓が強い。

 大学特性として、平均的には能力が高いものの、本物のポンコツ結構まれている。

 にもかかわらず依怙贔屓で上からの引っ張りがあるので、バカ上司死ねと思ったら慶應だったりする。

 慶應閥が強くない会社でも、トップ慶應になったとたんに慶應閥がはびこりがち。

 慶應閥がはびこった会社は、必ず滅亡への道を歩む。カネボウ三越東芝

 地方ベンチャーとかで元気よかったのに、二代目が慶應で没落というのもよく聞く話。

 要は、大変たちが悪い。

 

■ 一橋

 いわゆる就職偏差値が非常に高い会社には必ず存在する。

 如水会という組織根城に、ハイフライヤーって感じで勢力を伸長する。

 慶應との違いは、2つほどある。

 一つは、単に就職偏差値が高い程度の会社だと、一橋出身者は閥をなすほど入らない。非常に高い会社にの存在する。

 もう一つは、平均的能力も高いのは言うまでもなく、明らかなポンコツはごくまれ

 それにしても上からの引っ張りは強力。

 要は、相当たちが悪い。でも慶應ほどではない。なぜか。

 一橋閥は能力が高いし、彼らは一橋卒といえども無能を嫌うので、慶應閥のように会社を潰すことは稀だからだ。

 鞏固な結束を誇る一橋閥にしても、慶應閥にしても、結束力がむやみに強い理由は、本質的には一つしかない。

 それは次で述べる。




■ 東大

 一橋閥と慶應閥が結束力強い理由、それは東大卒の存在である

 個々の戦闘力では、ほとんどの場合慶應一橋東大には及ばない。

 むろん、慶應一橋トップ東大ボトムを比べれば、前者が圧勝するのは言うまでもない。

 しかし、慶應一橋トップが入るとこには、東大トップが入り、やはり残念ながら、個々の戦闘力では勝てない。

 そこで、慶應一橋がそれぞれ結束するのである

 東大卒は群れない。自らが最強だと理解しているからだ。

 東大卒は無能を嫌う。東大卒の無能を最も嫌う。一緒にするなと思うからだ。

 東大閥が存在すると言われる組織はあまたあるが、実際には東大閥は存在せず、たまたま東大卒がたくさん入るというだけだ。

 東大法学部経済学部教養学部をさげすみ、経済学部教養学部文学部をさげすみ、群れることは一切ない。

 一人ぼっちオオカミが群れているように見えるのが東大閥の正体だ。

 ただし、彼らは無能をことのほか嫌い、有能を評価するが、その場合の有能の評価基準は、知的情報処理能力の高さだ。

 そして、その能力が高い人間は、結果として東大である場合が多い。

 結果として、東大卒は、東大卒を引っ張り上げる。

 東大卒が閥をなすとき。これは、慶應一橋京大のいずれか2つが閥をなし跋扈している場合だ。

 その場合東大閥の腹黒さ、他を蹴落とす策略の陰湿さは他に例を見ない。

 結果として、東大閥と慶應閥と一橋閥と京大閥が争った場合ハルマゲドンが発生する。

 このハルマゲドン、私は唯一例しか知らないが、メガバンクが一個、本当に10年足らずで吹き飛んだ。三和銀行である


■ 京大

 京大は、地理的な遠隔もあり、上の三者中間的な立ち位置になる。

 すなわち、関西にあっては東大のように振る舞い、東京にあっては一橋慶應のように振る舞う

 しかし、東京にあっては数が少ないので、慶應一橋のようなパワーは多くの会社で持っていない。

 京大閥が跋扈する会社は、関西発祥だが東京で生き延びている、住友系の会社が主である

 SMBCなどは典型例であろう。

 なお、東大官僚志向が強いように、京大も、官僚志向存在する。

 しかし、国家公務員東大濃度が高すぎるので、大阪市役所あたりに隠然と力を蓄えたりしている。

 が、ここ30年の大阪市の長期低落で、有能な才能がすべて無駄遣いされている。

 京大の人は、閥を組むような人は戦闘力が高くない。

 一番面倒なのは、一匹狼の京大卒で、これは戦闘力が高い。

 東大卒や一橋慶應閥の荒野の中で勝ち抜いた京大卒というのが時折トップになるのを見る。

 ただ、そういうトップは、意味なく東大排除したりするので、コンプレックスというのは度し難いと感じさせられる。

 なぜかそういうトップは、慶應一橋には甘いんだな。

 結果、京大卒のトップが、東大排除した結果、一橋又は慶應跋扈するという事態が発生するのは時折観察される。

 某赤いメガバンクなんかそうなってるって聞くよね。




他にリクエストがあれば書くよ!

2020-11-28

anond:20201128210114

知ってるけどじゃあ学校辞めて文学部社会学女性学研究室にでも転学すればいいんか???どうしろ???私が???社会を変えないといけないの???無理ですけど??????

適応して生きていくしかない。

おかし環境からいったん離れなよ。ジェンダー屋においで

先生学生女性が多いか安心できる

社会を変えようとするのは工学だって同じだし

ブスだから人権がない

ブスだから人権がない。

18歳の頃どんなブスでも女がいない環境に行けばちやほやされるだろうと思って男が95%の学部への進学を決めた。

かに彼氏はできたし一部のコミュニティではちやほやもされた。でも人権は得られなかった。

男が9割だということは確かにブスでもちやほやされるということだが、ブスを謗ったって女性コミュニティに嫌われて立場が悪くなるなんてことは起こりえないということだ。だって女がいないから。

男女比が半々だったとき人権はなかったが最低限の配慮はあった。直接ブスにつらく当たれば他の女から軽蔑されるって抑止力があったから、いくらブスでも表立って謗られることはなかった。

でも男が9割のコミュニティにきて本当に人権消滅した。


試験中に試験監補佐の院生から胸のサイズ目視でチェックされ、その情報が当然のように彼らのコミュニティで共有されていたこともある。

学生証をチェックするときに襟元からチェックするのだそうだ。

まあ別にそういうことをしてもいいが、こっそりやってくれ。私に悟られないように配慮してくれ。

「○○ちゃん貧乳って言ってるけど嘘でしょ?××先輩が試験とき見たら結構あったって言ってたよ!」って直接バストチェックの話を教えてくれるやつほんと何なの。

そういうことをして許されるって当然みたいな空気ガチ人権がない。でも私に人権は無いのかと怒ったりすればこっちがキチガイだと思われる。順応するしかない。

女学生が隣なのに研究室PCの待ち受けを水着姿のAV女優にするやつとか、学科必修の研修宿泊先を毎年恒例と言わんばかりに風俗街のど真ん中で抑える事務員とか、少数とはいえ女がいるのに平気でAVが流される宅飲みとか、猥談じゃなければ良いでしょと言わんばかりに話題に当然のように出てくるAVネタとかもうなんか一切の配慮がない。

歩いてるお姉さん女教師モノのAVに出てそうじゃねえわじゃあ先輩はアナル調教されてメスイキしてそうな顔してますね?

学科の数少ない女と女子会を開催すると、「セクハラ?まあ当然あるけどそんなの分かって入学してるわけだし。」って言われる。まあ過激派フェミもいるので過激派フェミはキレてるけど。男女比が狂った空間ヤバすぎる。

マジで人権がない。

まあ人権がないならないで明治時代の人とかも人権なしで生きてたわけだし別にいいっちゃ良いけど、たまに人権がある環境で生きてる女と喋るとドン引きされる。

お前はおかしいとかあなたのいる環境普通じゃないとか言われる。

知ってるけどじゃあ学校辞めて文学部社会学女性研究室にでも転学すればいいんか???どうしろ???私が???社会を変えないといけないの???無理ですけど??????

適応して生きていくしかない。

下ネタ無理ですなんて言えないから全部脳内二次元BLに変換して「セーラー服ってエロいよね」って言われたら「(私の推しの○○司令官が似合いもしないのにセーラー服を着用してるときの)プリーから覗く(筋肉隆々の)太ももと(ぱっつぱつの)紺ソの組み合わせは(戦闘力的な意味で)最強ですよね」って返してる。

成人男性女子高生性的な目で見てるのとか生理的に無理だけどそんなこと絶対言わねえ。何が悪いのって空気を変える気概なんかない。

いやもうブス関係ないわ。男が9割の環境に来たらブスでも人権あるかなって思ったらブスとか以前に女に人権のないやべえ環境に来ちゃってもうやべえよわたし過激派フェミなのにつらたんって感じ。マジで美人にも人権ない。

成績トップ女子生意気だとかプライド高そうとか傲慢だとか陰口を叩く男マジでだせえから。言っとくけど成績が底辺なだけで私の方がトップの○○ちゃんより2000倍傲慢プライドいから。適当に媚び売ってるクソ女の私に騙されて評価を見誤ってんじゃねえよ。自分より馬鹿な女は傲慢でも可愛いで済んで成績がトップだと生意気なんか?マジで女に人権がない。ヤバい

もちろん唯一の女性教授にも人権はない。平気で講義中に撮影した彼女写真が出回っている。結婚だの恋愛だのプライベートの話を噂にして面白おかしく流されてるのだって彼女だけだ。人権がない。面白すぎる。

人権がない。

別にいいけど。こんな狂った環境にいたら頭がおかしくなる。でも就職先まで見据えて進学しちゃったからこのまま就職すれば社会に出ても男が9割だ。

今は若い女の子なので人権がなくてもちやほやされて生きてるけどこれ若さって付加価値を失ったらただただ人権がない人になるのかな。大丈夫なのかな。

まあ中世の人とかも人権なかったし人が生きていくのに必ずしも必要じゃないよね、人権

人権のありそうな環境に逃げるなら今だけどどうしようかな。

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